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2020/09/17

Avid Webinar情報〜ニューノーマルの時代を生き抜くための映像業界向けクラウドソリューションのご紹介

9月24日(木)15:00より、Avidと日本マイクロソフトが共同で実施するオンラインセミナーが開催されます。「ニューノーマルの時代を生き抜くための映像業界向けクラウドソリューションのご紹介」と題されたこのウェビナーでは、Avidクラウドソリューションとその導入事例や、映像業界向けのインフラ選定のポイントなどが紹介される予定とのことです。 映像制作に携わるみなさまは、事前お申し込みの上ご参加されてはいかがでしょうか。 詳細は下記をご参照ください。 ニューノーマルの時代を生き抜くための映像業界向けクラウドソリューションのご紹介 日時:9月24日(木) 15:00~16:00 対象:映像業界に従事するご担当者様、動画作成・動画制作・映像編集に携わるご担当者様 開催要領:Webセミナー 参加費:無料(事前登録制) 主催:アビッドテクノロジー株式会社、日本マイクロソフト株式会社 ★Avidクラウドソリューションとユーザー事例 講演者:西岡 崇行 氏(アビッドテクノロジー株式会社 ソリューションズ・スペシャリスト ー ビデオ) ★ニューノーマルの時代を生き抜くための映像業界向けITインフラ選定のポイント 講演者:大川 高志 氏(日本マイクロソフト株式会社 クラウドソリューションアーキテクト) 参加申込WEBサイト https://www.digital-transformation-real.com/cloud-solution-video-industry-new-normal-era-2020-09-24 関連記事:MA必須のオーディオプラグイン!映像編集でどう使いこなす? 関連記事:失敗しないオーディオ編集!映像編集でのノイズリダクション 関連記事:Pro Tools Cloud Collaborationを使ってみよう!
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2020/09/14

スタジオ/放送用途に最適!宝電機工業製マイクスタンド

高い堅牢性と柔軟性が求められる業務用マイクスタンド。放送局をはじめとしてポストプロダクションや音楽収録などのプロフェッショナルな現場での使用に耐えうる、重厚な設計とフレキシブルな調整機能を備える宝電機工業製のマイクスタンドを紹介します。 高所への設置も安心!重厚なつくりのブームスタンド マイクロホンブーム・シリーズは高さ最大2m超、ブーム部の長さ最大6m超の大型マイクスタンド。カメラの画角の外から音声を収録したい、テレビ番組制作には最適です。また、オーケストラのように高所から全体を収録したい時などにもうってつけです。もっとも重たいモデルでは自重が約125kgあるため、転倒による怪我や機器破損の心配もなく安心してご使用いただけるのではないでしょうか。 集合録りや講演収録に!簡単・堅実な調整機能のフロアスタンド マイクロホンフロアスタンドFM-31シリーズはストレートタイプがメインのフロアスタンド。固定用のネジを排し、内パイプのどこでも力を加えれば可動し手を離したところで固定されるというシンプルな調整機能は、演者ごとに適切な高さ調整が必要な集合録りのアフレコ業務や、講演や漫才などでも便利にお使いいただけそうです。もちろん、1kgまでのマイクを設置可能な堅牢性も兼ね備えるほか、調整部にはラバーマウントを装備し不要なノイズ源となることを防止するなど、細部への配慮もなされています。 自由な角度調整とすっきりした見た目を実現!フレキシブルフロアスタンド マイクロホンフロアスタンドFM-32シリーズはケーブルを内蔵し、フレキシブルアームの先端にマイクを取り付けられるモデルです。背の低いモデルはオーケストラやコーラスのスポットマイクでの使用、背の高いモデルは軽量なマイクを高所へ設置する用途などに活用できるるでしょう。ドラムのオーバーヘッドやピアノへの設置など、レコーディングスタジオでも活躍しそうです。 伝統的で品格ある卓上マイクスタンド これぞプロ機!と言いたくなるようなオーセンティックで重厚なデザインにより、悪目立ちすることなくしっかりと声を捉えることを可能にするマイクロホン卓上スタンド・シリーズ。ナレーション録りはもとより、講演会や記者会見のPA/収録などでも活用していただけるでしょう。 ROCK ON PRO ではPro ToolsをはじめとしたDAW関連システムの設計/販売だけでなく、マイク/スピーカー及びその関連製品など、プロフェッショナル・オーディオに関わるご相談を幅広く承っております。ご不明点・ご質問などがございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
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2020/09/11

【いよいよ本日開催!】サウンドデザイナー必見!! 音響効果のNewノーマル~Pro Sound Effects + Le soundで作る新しいワークフロー!!

https://www.youtube.com/watch?v=0uIfwMCfJ8A&feature=youtu.be サウンドデザインの新たなスタンダードとなりうる、ふたつのブランドをテーマにしたオンラインセミナーを9月11日(金)18:00より開催!! 高品質なサウンドと巨大なライブラリを提供するだけにとどまらず、高度な検索機能や音源を安心して使用するためのライセンス管理など、ユーザーに寄り添ったプロダクトデザインが特徴のPro Sound Effects。そして、効果音をシンセサイズするという新しい発想でSEサウンドの精密なコントロールを実現するLe Sound。それぞれの概要を解説しつつ、これらの組み合わせで従来のライブラリでは実現できなかった無限のバリエーションを手軽に作成するノウハウを伝授します! サウンドデザインにおけるワークフローのニュー・ノーマル/新たなスタンダードとなり得るプロダクトを、ぜひチェックしてください! セミナー概要 タイトル:音響効果のNewノーマル!Pro Sound Effects + Le soundで作る新しいワークフロー!! 日程:2020年9月11日(金) 時間:18:00〜18:50 参加費:無料 場所:YouTube Liveによるインターネット配信 講師:牛島 正人 氏(Sonologic-Design、Audiokinetic株式会社、HAL東京専門学校)、前田 洋介(ROCK ON PRO) こんな方におすすめ! 新しいサウンドライブラリを探している 作業の効率化を模索している 手持ちのサウンドからもっと手軽にバリエーションを作りたい 最新のプロダクト情報に触れたい 視聴はこちらから! https://www.youtube.com/watch?v=0uIfwMCfJ8A&feature=youtu.be 前編:SEライブラリに新たな風を吹き込む!Pro Sound Effects プロダクト紹介 2004年からブルックリンに拠点を置き、サウンドアーティスト、エディター、デザイナー、オーディオエンジニア、メディア企業、学校、非営利団体向けに、高度にキュレーションされたサウンドエフェクトライブラリを開発しているPro Sound Effects®。スカイウォーカー、ディズニー、BBC、Google、EA、VICEなどの映画やテレビ、ビデオゲーム、バーチャルリアリティ、広告などの分野で数々の賞を受賞しているクリエイターや企業が日々そのライブラリを利用しているほどの高いクオリティはもとより、高度な検索エンジン、安全なライセンス管理、そして、最高の品質を低価格で手に入れるための整理されたバンドルラインナップなど、ユーザー目線に立ったプロダクトデザインが特徴です。 国内での販売が本格的に始まったPro Sound Effectsは、サウンドデザイン/SE業務の世界に新たな息吹を吹き込む存在となるでしょう。 本セミナーでは、このPro Sound Effectsライブラリの作成にも携わった牛島 正人 氏を講師に迎え、プロダクトの概要とともに、このライブラリが既存の音源とどのように違うのか、導入によってどのようなメリットが得られるのか、具体的に解説いたします。 Pro Sound Effectsについて>>詳細はこちら! 【講師紹介】 牛島正人 氏(ウシジマ マサト) Sonologic-Design 代表/サウンドデザイナー Audiokinetic株式会社 プロダクトエキスパート HAL東京専門学校 非常勤講師 Berklee College of Music Music Synthesis 学科にて音響/音楽理論習得。帰国後キャリアをスタート、WWEシリーズでは約3年間サウンドデザイン/ディレクション/仕様作成/通訳を担当。 2015年ソノロジックデザイン(www.sonologic-design.com)を立上げ、ゲーム業界を中心にサウンドデザイン/ディレクション/仕様作成も含めトータルで音のサポート業務を行う。 ゲーム業界のみならず、遊技機/アニメーション/CM/PV等のMA/楽曲制作/ボイスディレクション等、幅広く業務を行う。 2017年3月よりAudiokinetic株式会社プロダクトエキスパートに就任。クリエイター視点からのサポート業務を担当。 ProSoundEffectsライブラリー『Tokyo Ambisonics』『Shanghai Ambisonics』のフィールドレコーディングを担当。 ProSoundEffects、Pole Position Production、Baseheadといった世界各国のサウンドライブラリ関連製品販売も取り扱う。 視聴はこちらから! https://www.youtube.com/watch?v=0uIfwMCfJ8A&feature=youtu.be 後編:ひとつの音源から無限のバリエーションを生み出す!Le Sound AudioTexture & Reshapeを使用したワークフローを紹介 効果音をシンセサイズするという斬新な発想で、雨・風の強さやモーター音の速度など、従来コントロールすることが困難だったSEサウンドをDAW上で作成することが出来るLe Soundプロダクト。その中から、正確なトランジェント検知により自然なランダムループを簡単に作成できるAudioTextureと、直感的な操作でサウンドをモジュレーションできるReshapeを取り上げ、手持ちのサウンドライブラリから多彩なサウンドを作り上げるノウハウを解説致します。 Le sound について>>詳しくはこちら! 【講師紹介】 前田洋介 ROCK ON PRO Product Specialist ROCK ON PRO Product Specialist。レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かし、プロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行っている。 視聴はこちらから! https://www.youtube.com/watch?v=0uIfwMCfJ8A&feature=youtu.be ぜひ、上記バナーからYouTube Liveによるセミナーをご覧ください!本セミナーに関するご質問等はお気軽にROCK ON PRO までお問い合わせください。
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2020/09/11

Pro Tools 2020.9.1リリース〜Native版に重要な修正

Pro Tools 2020.9.1がリリースされました。このバージョンはPro Tools 2020.9で発見された、ボイス数が減少し既存のセッションファイルが開けないことがあるというバグを修正したものとなります。Pro Tools スタンダード版(Native版/non-Ultimate版)をご使用のユーザー様は、Avidアカウントより最新のPro Tools 2020.9.1をダウンロードの上でご使用ください。 *Pro Tools | Ultimateユーザー様には影響はございません。 詳細はAvid Knowledgebase -Pro Tools 2020.9 & 2020.9.1 Release Notesに記載がありますが、下記に抄訳を転載いたします。 Avid ナレッジベース Pro Tools 2020.9 & 2020.9.1 リリースノート Pro Tools 2020.9において、ボイス数に制限がかかってしまうバグが修正されました Pro Tools 2020.9.1では、Pro Tools 2020.9のリリース時に発生した、ボイス数が本来の半分に制限されてしまうという重大な問題が修正されています。この問題はPro Tools(non Ultimate)ユーザー様にのみ起こったもので、Pro Tools | Ultimateユーザー様には影響はございません。 これにより、以前のバージョンと同じボイス数が保たれることになりました。 詳細: 44.1/48kHz - 128個のアクティブなモノまたはステレオ・オーディオトラック 88.2/96kHz - 64個のアクティブなモノまたはステレオ・オーディオトラック 176.4/192kHz - 32個のアクティブなモノまたはステレオ・オーディオトラック ***どのサンプリング周波数でも128トラックまで作成することができますが、上記の通り、そのすべてを同時にアクティブにできるわけではありません。 Pro Toolsをはじめ、プロフェッショナルな音響/映像機器やシステムについてのお問い合わせはROCK ON PROまでお気軽にご連絡ください。
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2020/09/10

約20% OFF!Pro Tools アド・オン プロモーション開始!!

Pro Tools 2020.9の発売を記念して、期間限定「Pro Tools "アド・オン"プロモ」を実施します。現在、既に他社製DAWソフトをお使いのユーザー様を対象に、ご使用中のDAWを手放すことなくPro Toolsを制作環境にお得に追加することを可能とします。最新の2020.9でAbleton Linkにも対応し、一段とシームレスな作曲/アレンジ環境を提供可能となったPro Tools。業界標準のプロフェッショナルDAWを手に入れる絶好の機会です! プロモーション概要 期間限定:Pro Toolsコンポーザー/アレンジャー向け”アド・オン”特別価格プロモーション 期間:2020/9/10〜2020/9/30 対象ユーザー: 他社DTMソフトを既にお使いのお客様 対象DAW:Garageband / Cubase / Logic / Live / FL STUDIO /Audition / Reason / Digital Performer / ABILITY /Singer Song Writer / Studio One / Sonar / SONY ACID/KORG Gadget /その他音楽制作用DAWに類するソフトウエア ここがポイント! 現在お使いのDAWはそのまま継続使用可能 永続版24%OFF、サブスクリプション版18%OFFで導入が可能 Avid Storeでの購入は不可 非常に幅広いDAWが対象 *本キャンペーン対象のPro Toolsライセンスにつきましては、Eメール納品のみの対応とさせていただきます。 対象製品 24%OFF!! Pro Tools Perpetual License NEW (Pro Tools 永続版 新規) 通常価格:¥77,880 → キャンペーン価格:¥59,400(本体価格:¥54,000) Rock oN Line eStoreでのご購入はこちら!>> 18%OFF!! Pro Tools 1-Year Subscription NEW (Pro Tools 年間サブスクリプション版 新規) 通常価格:¥38,830 → キャンペーン価格:¥31,900(本体価格:¥29,000) Rock oN Line eStoreでのご購入はこちら!>> 本キャンペーンについてのご質問、そのほか、Pro Toolsやシステムについてのご相談はROCK ON PRO までお気軽にお問い合わせください。
NEWS
2020/09/07

ワールドクラスの最強音源ライブラリProSoundEffects、 Rock oNにて販売中!【9/11ウェビナー開催】

【9/11(金)18:00〜】ProSoundEffects 国内初のウェビナー開催! 来たる今週金曜(11日)18時より、Pro Sound Effects 国内初となるオンラインセミナー、「音響効果のNewノーマル!Pro Sound Effects + Le soundで作る新しいワークフロー!!」が開催されます。セミナー内容詳細は下記ページから! https://pro.miroc.co.jp/headline/new-normal-sound-design-pro-sound-effect-le-sound-webinar/ ProSoundEffects(プロサウンドエフェクツ)とは Pro Sound Effects® (PSE) は2004年からNYブルックリンに拠点を置き、サウンドアーティスト、エディター、デザイナー、オーディオエンジニア、メディア企業、学校、非営利団体向けに、高度にキュレーションされたサウンドエフェクトライブラリを開発している会社です。 包括的なジェネラル・ライブラリ、名だたる映画でも使われているスペシャリティ・ライブラリ、革新的なフリーランサープログラム、柔軟なマルチユーザーライセンス、そして顧客主導のライブラリ開発を武器に、業界を前進させ続けています。 ワールドクラスの導入実績 Pro Sound Effects (PSE) のサウンドライブラリは、業界をリードするオーディオ専門家のグローバルネットワークから選出されています。スカイウォーカーサウンド、ディズニー、BBC、Google、EA、VICEなどの映画やテレビ、ビデオゲーム、バーチャルリアリティ、広告などの分野で数々の賞を受賞しているクリエイターや企業が、PSEライブラリを日々利用して、常に最高のサウンドを提供しています。 膨大なデータの中で欲しいサウンドに瞬時にアクセス:Search by PSE PSEは何万時間もかけて、全てのサウンドファイルを丁寧にカタログ化してきました。詳細で豊富な説明と検索ソフト「Search」を組み合わせることで、ワークフローに的確で迅速な検索結果、新鮮でクリエイティブなアイデアを与えることができます。COREバンドルにはSearchのライセンスが付属するので、膨大なライブラリからでも迅速に目的のサウンドを探し出す事が可能です。 ニーズに合わせて選べるCOREバンドル COREバンドルは多様なジャンルに対応できるジェネラル・ライブラリ と ユニークなテーマを元に集められたスペシャリティ・ライブラリ がバンドルされたパッケージです。各COREバンドルによって含まれるライブラリが異なりますので、詳細は「COREバンドルラインナップと概要一覧」にてご確認ください。 SoundCloudのProSoundEffects公式アカウントでは各ライブラリのサンプル音源を試聴することができます。 Pro Sound Effects · CORE: Standard 公式日本語ブログも続々公開中 ProSounfEffectsの日本語公式ブログでは国内ユーザーが語るPro Sound Effectsの魅力やその活用方法、そしてそれらが実際にどのような映画の中で使われているか、といった記事が公開されています。 #1 「Pro Sound Effects ライブラリの魅力と、ライブラリのこれから」 - 牛島正人(サウンドデザイナー) #2 「モバイルゲームのサウンド制作とPSEライブラリの活用について」 - 田中慎哉(株式会社gumiサウンドディレクター) #3 フリーランスとして携わる効果音の世界」- 安江史男(サウンドデザイナー) ProSoundEffects 本国サイト https://www.prosoundeffects.com/ ProSoundEffectsブログ(日本語) https://blog.prosoundeffects.com/ja Rock oN 紹介ページ https://www.miroc.co.jp/rock-on/pro-sound-effects/ ProSoundEffectsご購入に関するご相談は、お気軽にROCK ON PRO までお問い合わせください。
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2020/09/04

Pro Tools 2020.9 リリース!~Ableton Link対応、BW64対応など、創造性を妨げないフローを実現!

日本時間9/4(金)未明、Pro Tools 2020.9がリリースされました。Pro Tools 2020.9では、Ableton Linkの統合サポート、SDIIおよびBW64 ファイル形式のサポート、録音有効化トラックの状態をラッチまたはキャンセルするための初期設定項目の追加といった向上のほか、Avid Cloudプラットフォームのパフォーマンス改善を実現しています。 年間サポートプランまたはサブスクリプションが有効期間中のユーザー様は、すでにMy Avidよりダウンロードが可能です。 Ableton Linkに対応! Ableton Linkはローカルネットワークを介して複数のデバイスを同期します。従来の楽器と同じように、エレクトロニック・インストゥルメントやソフトウェアを使用して他のミュージシャンと一緒に演奏することができます。 Pro Toolsに統合されているため、設定に煩わされることなく、演奏に集中できます。 https://www.youtube.com/watch?v=8hjM1rhWWyc&feature=youtu.be Ableton Linkに関しての詳細はこちらからもご確認いただけます! https://www.ableton.com/ja/link/ 録音有効化されているトラックを自動でキャンセル クリエイティブなフローの中では、つい、保持したいテイクを持つトラックの録音有効ボタンを解除し、上書きしないようにすることを忘れてしまう場合があるかもしれませんが、新しい初期設定項目が事故を防ぎます。オーディオ、MIDI、インストゥルメント・トラックの録音を準備する際のPro Toolsの挙動を設定することができるので、新たに録音するトラック上の[録音有効ボタン]を押すと、以前に録音有効化されていたすべてのトラックは自動的に解除され、この種のアクシデントで上書きしてしまうことを避けることができます。 https://www.youtube.com/watch?v=LuB3LdMI_Os&feature=youtu.be Avid Cloudプラットフォームのパフォーマンス改善 2020.5で導入されたリモートワーク対応のための改善により、このリリースでは安定性がさらに強化されています。これらの調整により、多くの新しいAvidクラウドおよびPro Toolsクラウド・コラボレーション・ユーザーがプラットフォームをスムーズに利用できます。 新機能の追加はありませんが、2020.5で追加された機能などを使用する上での動作が大幅に改善しているようです。Pro Tools 2020.5でのクラウド機能強化については>>こちらをご覧ください。 https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-2020-5/ https://www.youtube.com/watch?v=e-YYPu2maiM Avid Cloud Collaborationを使用したアーティストによる制作の例(2017年のムービーです) SDIIとBW64ファイル形式のサポートに加え、多くの改善と修正 Pro Tools 2020.8には、SDIIとBW64ファイル形式のサポートに加え、多くの改善と修正が含まれます。BW64への対応は、プロフェッショナルな現場にとっては大きなトピックかも知れません。その他の追加機能/改善点については>>こちらをご覧ください。(日本語版は随時アップロード予定とのこと!) https://avid.secure.force.com/pkb/articles/readme/Pro-Tools-2020-9-Release-Notes Pro Tools 2020.9は、年間サポートプランまたはサブスクリプションが有効期間中のユーザー様は、すでにご自身のMy Avid(Avidアカウント)からダウンロードが可能です。年間サポートプランが失効してしまっている、サブスクリプションへの乗り換えを検討している、といったご相談もお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください。
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2020/09/01

株式会社松竹映像センター 様 / AVID S6 Dual Head + 4 MTRXシステムで進化した 変幻自在のDubbing Stage

株式会社松竹映像センターは、2015年にお台場へ移転をしてから早くも5年。移転前の大船時代より使い続けてきたEuphonix System 5から、映画の本場ハリウッドでも採用が進むAVID S6を中核としたシステムへと更新を行った。今回更新のテーマを大きくまとめると、「音質」と「作業効率」両者を最大限に両立しつつ様々なワークアラウンドに対応できるようにする、ということ。その実現に向けた機器の選定からシステムアップまでお手伝いをさせていただいた。 音質、効率、柔軟性、三拍子揃ったシステムを目指して システムの中心となるのは、AVID S6とAVID MTRX。Playout4台(*1)、Mixer2台、Dubber1台のPro Toolsと、従来のシステムから引き継がれたMixer3台とDubber1台のNuendo、これらが4台のMTRXに接続され、それぞれの繋ぎ変えにより様々なシステムを構成可能なようにシステムアップが行われている。従来のSystem5が担っていたConsoleのCenter Sectionは、MTRXのMonitor Profileがその機能を引き継いでいる。 以前の記事で松竹映像センターのご紹介を行っているが、大船からお台場へ移転の際に設計されたAnalog SRCとNuendoをMixing Engineとしたシステムは、ワークアラウンドの選択肢の一つとして今回の更新でもそのまま残されている。Analog SRCとは、Digital接続で問題となるサンプルレート、フレームレートの相違による問題の解決と、音質向上を狙ったMixing Engineの96kHz動作を行わせるために、Playout DAWとMixing Engineの間をあえてAnalogで接続するシステムをそのように呼んでいる。Playoutの素材として持ち込まれたデータの大半は48kHz。DAW内でサンプルレート変換を行っても良いのだが、一旦アナログにDAしてから96kHz動作のMixing Engineへと信号を導いたほうがサウンドとして良い結果が得られた。実際に音を聴きながら機器選定を行った結果として、2015年の移設の際に導入させていただいたシステムがこのAnalog SRCとなる。 このAnalog SRCは、サンプルレートの違いを吸収するとともにフレームレートの0.01%の吸収にも役立っている。できる限りデジタル上でのデータの改変は行わない、というのがこのシステムの根底に流れるポリシーとなっている。「デジタルの利便性と音質をいかに両立させるか」というのが、前回の更新の大きなテーマだった。今回の更新ではそこに「作業効率」という新たなテーマが加わった格好だ。 2020年 2015年 (*1)ダビングステージということでPlayout用に、D=Dialog(セリフ)、M=Music(音楽)、E=Effect(効果音)、F=Foley(効果音)のそれぞれに計4台のPro Tools HDXシステムが用意され、Eは128ch、D,M,Fは64chの出力が用意されている。これらはMADIによりMixer用のPro Toolsへと送られる 「現場の音」を届けたい 全てのシステムをシンプルにデジタルで直結することによりピュアなサウンドが保たれるのではないか?信号の経路を最短にすることでシンプルで効率の良いシステムが構築できるのではないか?そういったことが各方面より検討され、ハリウッドなどで活用されるシステムなども、松竹映像センターの吉田様に実際にハリウッド現地の視察を行っていただき、もたらされた情報とともに進められた。同時に、ハリウッドのスタイルでは、PlayoutのPro Toolsの内部である程度のSTEM MIXが行われ、Dubberの内部でFinal Mixが行われる。まさにIn The Boxのスタイルが良くみられる。しかし国内のダビングステージではMixing Consoleが健在であり、In The BoxでのMixingではなく、ConsoleでのMixingを求める声も大きい。 そこで、今回の更新では、AVID S6をSurfaceにMixng Engineとして機能するPro Toolsを2式増設することとなった。なぜ2式のPro ToolsにしたかというとInputのチャンネル数に余裕をもたせるためである。Pro ToolsはHDX card1枚に付き64chのIN/OUTという物理的な制約が存在する。現状最大構成となるHDX3で192chが上限ということになる。ステレオミックスであれば192chのInputは十分に思えるかもしれないが、5.1chを基本とする映画ダビングでは192chというのは、32 stemに当たる。これを4台のPlayoutに分配するとたったの8 stemとなる。設計段階でギリギリのスペックとするのではなく、余裕をもたせたい。その考え方から2台のPro ToolsをMixing Engineとして準備した。AVID S6が同時に8台のDAWをコントロールできるという機能性の高さにも助けられている。 最終段のレコーダーに当たるDubberは、従来のNuendoに加え、Pro Toolsが整備された。Dubberへの回線はAnaSRCを介しての接続と、デジタルダイレクトでの接続が両方選べるように設計されている。Analog SRCの場合には、FInal Mixは一旦DAされ他Analog信号がADされてDubberへと接続される。この接続には松竹映像センター様がお台場移転時に実現した一つの理想形。モニタリングを行っているスピーカーから出力されている信号を聞いて、エンジニアはその良し悪しを判断している。そのサウンドを残すことが、スタジオとしての命題である、という考え方だ。通常のシステムでは、レコーダーに収録された音を最終的に聞くことにより判断を行っている。しかし、レコーディングを行うということは、デジタルにおいても何かしらの変質をはらむ行為となるため、あえてシグナルパスは増えることになるが、ミキシング中に聞いている音との差異を最低限にするための一つの手法としてこの様な選択肢を持っている。 もう一方のデジタルダイレクトでの接続は、出来る限りそのままの信号を残すというデジタル・ドメインの理想形を形にしている。デジタルレコーダーから出力された音声は、デジタルのままピュアにレコーダーまで接続される。現代のデジタル・オーディオのシステムに於いて最後までアナログに戻さずに、劣化の少ないデジタルのまま、シグナルを処理するという理想形の一つだ。 このダビングステージは、サウンドのクオリティーを追い求める飽くなき探究を、実際にシグナルパスの変更により適材適所に選択できる国内有数のシステムとなっている。作品に合わせ、その作業の内容に合わせ、柔軟に変化できるシステムであり、現場の音をどうしたら理想に近いクオリティーで届けられるか、という飽くなき探究の結果が、理想のサウンドに合わせて選べるシグナルパスとして結実している。 アシスタント・デスクは1面増え、全5面のPC DISPLAYが設置されミキサー&レコーダーのコントロールを一括して操作することができる。 Play Out機を操作するカートは、Dual Displayへと改造され操作性が向上している。ユーザーからのリクエストの多かったポイントだ。 Column:AD/DAどちらが音質に効果的? ADコンバーターと、DAコンバーター。どちらが音質に対して与える影響が大きいのだろうか?もちろん、どちらも”コンバート”=”変換”を行う以上、何かしらのロスをはらむ行為となる。各機種を徹底して聴き比べた結果、Master Clockによる影響が同一だとすれば、ADコンバーターの音色差は、それぞれが持つプライスほどの差を感じなかった。一方のDAコンバーターは、同一のMaster Clockを供給したとしてもその音質差は大きく、メーカーごとの個性が確実に出るということがわかった。ちなみに、Master Clockを供給せずにインターナルで動作させた場合にはADコンバーターも差が大きく出ることを付記しておく。   ADコンバーターの動作原理は、線形波形を時間軸でスライスし(標本化)、その波形の大小を量子化することでPCMのデータを取り出している。標本化する時間間隔が標本化周波数=サンプリングレートであり、48kHzであれば、1秒を48,000等分するということである。そこでスライスされたデータは大小を基に量子化され、デジタルデータとして出力される。その際、WAVデータでは最大値をフルビットとし、無信号との間を24bitであれば16,777,216段階に分割。どの段階が一番近いかということで近似値をデータとして出力している。かなり細かく説明を書いてしまったが、線から点へ間引く作業を行っているとも言える。この間引く間隔がMaster Clockであり、その正確性がデータにダイレクトに反映する部分でもある、この部分が同一であれば、量子化する仕組みはどの機器もほぼ同一のデルタ・シグマ・モジュレーターを採用しているため、差が生まれにくいのだと考えられる。   もう一方のDAコンバーターは、間引かれて点になっているデータを、線形に変換するという作業を行っている。ここではオーバーサンプリングと呼ばれる技術が使われ、点と点の間を補完することで線形に変換している。この”補完”の部分は、ADコンバーターでも使われているデルタ・シグマ・モジュレーターが一般的には使われているが、DAコンバーターの場合には、複数の方式(何倍のオーバーサンプリングなのか、1Bit or マルチBit回路)があり、さらに線形の情報として取り出したあとにラインレベルまで増幅するアナログアンプが存在する。これらの違いにより、機器間の差が大きく出る傾向のようだ。   外的要因=Master Clockにより、その精度が画一化されるADコンバーターと、メーカーの設計による部分の大きいDAコンバーター。感覚的にはADの方が、とも思いがちだが、実際に色々と試してみるとDAの方が顕著な差があるということとなる。この結果は、あくまでもMaster Clockが存在するという前提のもとでの結果だということになる。Internal Clockであれば、その機器の持つClockの精度という、また別の音質に影響を与える要因が生じるということは忘れないでほしい。 “これまでの利便性を活かす”ソリューション 実際のシグナルフローのお話は、後ほどしっかりとさせていただくとして、AVID S6をみてみたい。これまでEuphonix System 5が導入されていたダビングステージ。写真を見ていただきたいのだが、特注で作ったSystem5用のデスクをそのまま流用している。8フェーダーごとにモジュール構成になっていたSystem 5を作業に合わせて、左右を入れ替えて使用していた。今回の改修では、デスクはそのまま、System 5で行っていたようなモジュールの入れ替えにより、サーフェースの変更にも対応する仕組みをこれまで通りに実現している。 これを実現したのが、イギリスのFrozen Fish Designというメーカーがリリースする「Euphonix Hybrid Backet」という製品。AVID S6のモジュールを、Euphonix System 5のモジュールとそっくりそのままのサイズのシャーシに収めてしまうというアイデア製品だ。もともとは、System 5とAVID S6が同居したHybrid Consoleを、というアイデアからの製品である。余談だが、AMS NEVE DFCのモジュールと同じサイズにAVID S6のモジュールを収める製品も同社はリリースしている。このFrozen Fish Design社製品の導入により、従来通りフェーダーを必要な箇所に自由自在に配置できるコンソールを実現している。 もう一つAVID S6としてのトピックは、Dual Head構成となっているということ。通常は1台のMaster Touch Module=MTMがコンソール全体の制御を受け持つのだが、松竹映像センターのAVID S6はサイズも大きく2台のMTMが必要となった(1台のMTMでの上限は64フェーダー)。物理的な問題もそうだが、数多くのDAWを並行して操作するというダビングのシステムにおいて、MTMが2つあることのメリットは大きい。複数のエンジニアがコンソールに向かい作業を行うため、左右で別々の操作・作業を並走することができるDual Head Systemは作業効率に対して大きなメリットをもたらす。基本的には、左手側がD/M、右手側がE/Fのエンジニアが担当することが多いとのことだが、場合によってフェーダー数を増減したり、操作するDAWを入れ替えたりということが、すべてのDAWを同一のネットワーク上に存在させているため簡単に行える。AVID S6の持つ強力なレイアウト機能、スピルゾーン機能などと組み合わせることで、柔軟な運用を実現できるシステムとなっている。 様々なニーズに対応できるS6×MTRXシステムの柔軟性 様々なワークアラウンドが組めるように設計されている、松竹映像センターのダビングステージ。そのワークアラウンドのいくつかをご紹介したい。 ●Direct Dubber 一番シンプルなシステムパターンとしては、MixerとなるDAWを介さずにMTRXの内部でSTEM MIXを行うというパターン。PlayoutのPro Tools HDXから出力された信号はHD MADIを通じでMADIとして出力される。この信号はMTRX #1号機もしくはMTRX #2号機を通じてMTRX #3号機へ送られる。4台のPlayout Pro Toolsでは、内部で数本のSTEMにミックスされたチャンネルが出力される。これらのSTEMは、最終的にMTRX #3号機でミックスされ、Dubberへと送られる。この際のサンプルレートは基本的に48kHz。シンプルなワークアラウンドで完結させるフローとなる。MTRX #3号機のミックスのフェーダーはDADmanアプリケーションを通じAVID S6のフェーダーで微調整が行えるというのは、特筆すべき事項である。これにより、これまでEuphonix System 5に委ねていたFinalミックスの作成作業をMTRXの内部で行うことができる。このシグナルフローはハリウッドでよく見られるものとほぼ同等である。 ●PT mixer w/Analog SRC 次に、MTRX #1 / #2号機に接続されている、Pro Tools Mixerを使用するパターン。この場合はPlayout内部でミックスを行わず、それぞれの素材がある程度の種類に分けられた複数のSTEMとして出力される。そしてMixer Pro Tools内部でミキシングが行われる。再生機としてのPro Toolsと、MixerとしてのPro Toolsが別々に存在しているというパターン。Pro Tools MixerはまさにSystem5などのハードウェア・コンソールで行っていた機能を代行するものであり、プラグインプロセスなどにより、その機能を拡張するものとして導入が行われている。このパターンでの内部プロセスは48kHzであり、Analog SRCの回路を経由してDubberの直前まですべてがdigitalでダイレクトに接続されている。 ●PT mixer w/Analog SRC@96k Playout Pro ToolsからMTRX #1/#2号機との接続の間にAnalog SRCを挟んだパターン。これにより、Mixer部分はPlayoutの素材のサンプルレートに関わらず96kHzでの動作が可能となる。ミックスを行うプロセスのサンプルレートはやはり音質に対して影響のある部分。ワークアラウンドとしては複雑にはなるが、それでもクオリティーにおいてはプラスに働く要素となりえる。これまでの松竹映像センターのダビングステージで行われていた作業のスタイルをMTRXとPro Toolsを用いてブラッシュアップしたパターンとも言える。48kHzでのマスター素材を収録するDubberの前には、やはりAnalog SRCが存在しているため、サンプルレート変換をPC内部で行うなどの作業は必要ない。まさに、音質と効率の両者を追い求めたシステムアップとなっている。 ●Nuendo mixer w/Analog SRC@96k もちろん、これまで使用されてきたNuendo Mixerも残されている。これによりMixer Engine部分をPro Toolsにするのか、Nuendoにするのかという贅沢な選択も可能となっている。Nuendoの場合には、これまでのシステムと同様に基本的に96kHzの動作でのシステムアップとなっているが、バックボーンとなるシグナルはすべてCoax-MADIに統一されており、パッチ盤での差し替えでいかようにでもシステムを組み変えることができるようになっている。柔軟性と、ダビングステージを使用するお客様のニーズに合わせて変幻自在にその形を変えることができるシステムだ。 マスターセクションとしてのMTRX MTRXのコントロールアプリ"DADmam"は4台を一括で操作できる。手元には、ハードウェアコントローラーMOMが置かれ、アシスタントは手を伸ばすことなくボリュームコントロールが行える。 今回のシステムアップにおいてMTRX #3号機は、まさにハードウェア・コンソールのマスターセクションを代替するものとしてDADman上での設計が行われている。モニターセクションとして、スピーカーボリュームの調整、視聴ソースの切り替えはもちろん、強力なCue Mixの機能を活用し、Assistant DeskへのHead phone送りのソースの切り替え、MTRX #1/#2号機から送られてくる信号のサミングなど、様々な機能を使いシステムアップが行われている。Avid S6のセンターセクションであるMTMからのコントロールと同時に、Assistant DeskにはDAD MOMが用意され、スタジオスタッフが手元でのボリューム調整が行えるように設計されている。 また、Playout用Pro Toolsのコントロールに使われるカートは、Dual Displayにブラッシュアップされた。やはりスタジオを利用するお客様からの要望が多いポイントであったということで、今回の更新に併せて変更された部分となる。このカートへのDisplay出力の仕組みは、これまで通りSDIへ信号を変換しVideo Patchで自由に組み替えができるシステムとしている。もちろんKVM Matrixシステムが導入できればよいのだが、PCの台数、Displayの台数を考えるとかなり大規模なシステムとなってしまうため、コストを抑えつつ、必要十分な機能を果たすということで、こちらのSDI延長システムを継続してご利用いただいている。 ぎっしりAVID MTRXのオプションスロットに設置されたMADI / Digi Link Module。96kHz稼働時にも十分なチャンネル数を確保できるようになっている。 今回の更新では、Dubbing Stageという環境での様々なニーズに応えるべく、かなり大規模なブラッシュアップが図られた。Dual HeadのAvid S6による操作性、機能性の向上。そして、MTRXの導入によるワークアラウンドの多様化など、そのポイントは実に多岐に渡っている。実際に作業を行った後にお話を伺うことができたのだが、習熟を進めている中であるという部分を差し引いたとしても、システムの柔軟性、利便性の向上はしっかりと感じられているとのこと。 デジタルの利便性へすべての信頼を置いてしまうことに疑問を持ち、制作過程における音質というポイントを思い起こしながら、音質と作業効率という反比例をもしてしまうような2つの要素を高度な次元で両立させたこのDubbing Stage。これから行う様々な作業の中で、今後どのようなワークアラウンドが行われていくのか?どのような選択基準でそれが選ばれたのか?実作業におけるシステム活用の様子にも大きな興味が持たれるところだ。 写真左より、株式会社松竹映像センター ポストプロダクション部 ダビング・MA所属の田中俊 氏、深井康之 氏、吉田優貴 氏、清野守 氏、久保田貫幹 氏、石原美里 氏、ROCK ON PRO 嶋田直登、前田洋介 *ProceedMagazine2020号より転載
Music
2020/08/25

AVID BLOGにてDolby Atmos Music ミキシング体験記が公開中!

AVID BLOGにてDolby Atmos Musicのミキシング体験記が公開されています。記事を執筆したのは、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊に音楽スタジオ"The Record House"を構えるミキシングエンジニア、Mert Ozcan氏。公式プロフィールによると、彼はバークリー音楽大学を卒業後、Abbey Road、British Grove、Capitol and Interscope Studiosといった世界的にも権威ある数々の音楽スタジオでエンジニアとしての腕を磨き、同じくエンジニア兼ミュージシャンであるBeto Vargas氏と共にThe Record Houseを立ち上げたそうです。 記事ではMert氏によるDolby Atmos Musicミキシングに関する考察がアツく語られているので、ご興味がある方は是非ともご一読してみてはいかがでしょうか? ◎こちらからチェック! Dolby Atmos® Music のミキシング体験とAvidPlayでの配信 - AVID BLOG http://www.avidblogs.com/ja/dolby-atmos-music-avidplay/ 「まるでモノクロがカラーになったみたいだ」 「スタジオを変えたくなった」 「普通に音楽を聴くなんてもう無理です」   これらはアーティストやミュージシャンが、The Record House の新しくできたAtmosミックスルームで Dolby Atmos Music を聴いた時のいくつかのコメントです。この体験が特別なものであった事を物語っています。                                            上記ページより一部抜粋 ◎公式サイトからはMert氏らが手がけた音楽作品も実際に試聴可能です! The Record House 公式サイト https://the-record-house.com/ ◎また、最新号のProceed Magazine 2020ではDolby Atmosに関する基本的な知識から、Pro ToolsでDolby Atmosミキシングを始めるための最初の足掛かりまでを完全解説中!併せてチェック! https://pro.miroc.co.jp/solution/dolby-atmos-proceed2020/ ◎日本語字幕付きPro Tools 解説動画はこちら (Pro ToolsでDolby Atmos Renderを使うワークフローについても紹介されています) https://pro.miroc.co.jp/headline/avidjapan-youtube-playlists-update-202007/ Dolby Atmosに関するお問い合わせは、下記"Contact"より、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 ◎Proceed Magazine 最新号発売中! サンプルの試し読みはこちらのページから! https://pro.miroc.co.jp/headline/proceed-magazine-2020/
Event
2020/08/20

AvidがMedia Composer / Sibelius オンラインセミナー開催情報

来る8/28(金)、Avidクリエイティブツールを使用するユーザー様に向けたふたつのオンラインセミナーが開催されます。Media Composerの基本的な操作に関するレクチャーを中心としたものと、作編曲家 侘美 秀俊 氏によるSibeliusを使った実践的なオーケストレーションを紹介する内容となっております。 これらのクリエイティブツールをご使用のユーザー様は、この機会に受講されてはいかがでしょうか。セミナー詳細、事前登録の方法などは下記をご参照ください。 Avid Media Composerオンラインセミナー ~ビギナー編~ 開催情報 作業の効率を上げ、制作のスピードアップをサポートするMedia Composerの代表的な機能をデモンストレーションを交えて紹介する内容です。 まずは基本的な使い方を知りたいという方 ビデオ編集の経験はあるけれどMedia Composerは初めてという方 Media Composerの操作性にご興味をお持ちの方 上記のようなユーザー様を対象に、Media Composerの基本操作を紹介するセミナーです。 日時:2020年8月28日(金)14:00~15:00 場所:Avid特設ページ(オンライン) 参加費:無料 参加方法:こちらのリンクより事前登録の上、ご参加ください。 Sibeliusでオーケストレーション〜実践編~Presented by Avid x Rygasound~ Sibelius製品 日本総代理店 リガサウンドとAvidが共催で、作編曲家としてご活躍の侘美秀俊先生を迎えて送る「Sibeliusでオーケストレーション〜実践編」 ウェビナーシリーズの第2回目。今回のテーマは「弦楽器セクションを組み立ててみよう まずは基本となる4つのパートで! 」 です。 基本的な操作を学びたいというビギナーやこれからの使用を検討中の方から、アレンジやオーケストレーションなど一歩先のテクニックにご興味をお持ちのSibeliusユーザーの皆さままでご満足いただける内容になっています。 講師紹介: 侘美 秀俊(タクミ ヒデトシ)氏 武蔵野音楽大学卒業。作曲楽曲の提供は、劇場上映映画やTVドラマのオリジナルサウンドトラックから、演劇舞台のための音楽、シンフォニックコンサートのオーケストラアレンジなど多岐にわたる。 株式会社 H-t studio代表、北海道作曲家協会理事であり、現在、ローランドミュージックスクール コンピュータミュージック指導者養成コース講師、トート音楽院渋谷校講師、JBG音楽院講師(東京/表参道) オンラインDTMスクールSleepfreaks講師、オンラインミュージックスクール『オトマナビ』講師も務める 日時:2020年8月28日(金)18:00~19:00 場所:Avid特設ページ(オンライン) 参加費:無料 参加方法:こちらのリンクより事前登録の上、ご参加ください。 関連記事 Avidクリエイティブツールに関するノウハウやTipsについては、ROCK ON PRO でも多くの記事で取り上げております。Media Composerだけでなく、Pro Tools関連の情報もございますので、ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。 MA必須のオーディオプラグイン!映像編集でどう使いこなす?〜Media Composerでオーディオプラグインを使ってみよう〜 失敗しないオーディオ編集!映像編集でのノイズリダクション “Pro Tools Tech Tips” 日本語翻訳版がYouTubeにて公開中! AVID MTRX Studio ウェビナー アーカイブ映像公開中! Soundwhaleでリモートレコーディングを行う方法 〜How to use Soundwhale Vol.3 スタンドアローン接続編 〜 Soundwhale V1.6 ウェビナーのアーカイブ映像をチェック!!【期間限定】
Media
2020/08/19

株式会社ミクシィ 様 / 新たな価値は「コミュニケーションが生まれる」空間のなかに

都内5拠点に分かれていたグループ内の各オフィスを集約させ、2020年3月より渋谷スクランブルスクエアでの稼働を開始した株式会社ミクシィ。渋谷の新たなランドマークともなるこの最先端のオフィスビル内にサウンドグループのコンテンツ収録や、制作プロジェクトにおける外部連携のコミニュティの場を設けるべく、この機に合わせて新たなスタジオが完成した。オフィス移転によるサウンドグループの移転だけでもプランニングは膨大な労力を伴うものとなるが、加えて高層オフィスビルへのスタジオ新設という側面や、何より同社らしいコミュニケーションというキーワードがどのようにスタジオプランに反映されたのか見ていきたい。 スタジオの特色を産み出した決断 これまで、青山学院にもほど近い渋谷ファーストタワーに拠点を置いていたサウンドグループ。そこにも自社スタジオはあり、主にナレーション録りを中心とした作業を行うスペースとなっていた。もちろん、コンテンツ制作を念頭に置いた自社で備えるスタジオとしては十分に考えられた設備が整っていたが、あくまでオフィス内のスペースでありミックスを形にするという設計ではなかった。また、コンテンツ制作には演者、クリエイターからディレクター、企画担当者など社内だけでも多数の関係者が存在するため、スタジオでいかにコミュニケーションを円滑に進められるか、ということは制作進行にとって重要な課題となっていた。そこへ、各所に分散していたオフィスの集約プランが浮上する。 新しいオフィスは当時建設中であった渋谷スクランブルスクエア、その高層階にサウンドグループのスペースが割り当てられる。そもそも全社のオフィス機能集約となるため、移転計画の最初からフロアにおけるスペース位置、間取り、ドアや壁面といった要素はあらかじめ決められていたものであり、高層ビルにおける消防法の制約もあったそうだ。例えば、スタジオ壁に木材が貼られているように見えるが、実はこちらは木目のシートとなっている。壁面に固定された可燃物は使用できないための対応だが、質感や部屋の暖かさもしっかり演出されている。取材の最後に明かされるまで我々も気がつかなかったほどだ。 そして、今回スタジオ向けに用意されたのは大小の2スペース。そもそもにどちらの部屋をコントロールルームとするのか、またその向きは縦長なのか横長なのか、制約ある条件のもと安井氏と岡田氏が試行錯誤を繰り返す中で着眼したのは"コミニュケーション”という課題。 ミクシィ社としてこのスタジオがどうあるべきか、どういう価値を出すのが正しいのか。専属エンジニアがいる商業スタジオではない、コミュニケーションが生まれる環境とはどのようなものなのか。これにマッチすることを突き詰めて考えた結果、レコーディングブースの方を広くとる設計になり、また当初縦長で進めていたコントロールルームの設計も思い切って横長レイアウトに変えたそうだ。もちろん、音響的な解決を機材面や吸音で行う必要もあれば、ブース窓の位置やテレビの高さ、モニタースピーカーの配置など課題は数多くなったが、これをクリアしていくのも楽しみの一つだったという。そしてこれらのポイントの解決に芯を通したのが"コミニュケーション”が如何にいい形で取れるか、ということ。このレイアウト段階での決断がスタジオを特色あるものにしたのではないだろうか。 音でのコミュニケーションを促進させる最初のツール 前述の通り、こちらは商業スタジオではなくミクシィ社でのプロジェクトにおける制作拠点、またその外部との連携に利用できるスペースとして機能している。自社コンテンツでのボイス・ボーカル収録はもちろんのこと、同フロアにある撮影スタジオとも協業で、自社タレントとユーチューバーの楽曲カバーコラボレーション企画のPV制作や、渋谷公園通りにあるXFLAGストアでのインストアライブの配信コンテンツミックスなどがすでに行われており、多種多様なコンテンツの制作がすでにこちらで実現され始めている状況だ。企画案件の規模によってはクリエイターのワークスペースで完結できるものもあるが、このようなプロジェクトで多くの関係者との共同作業を可能にする拠点、というのが今回のスタジオに求められている要件でもある。社外のクリエイターが来てもすぐに使えるような機材・システム選定を念頭に置き、またそこから「コミュニケーションが生まれる」ような環境をどのように整えたのだろうか。それを一番現しているのがアナログミキサーであるSSL X-DESKの導入だ。 コントロールルームの特注デスクにはPro ToolsのIn the boxミキシング用にAvid Artist MixとアナログミキサーのX-DESKが綺麗に収められている。X-DESKにはAvid MTRXから出力された信号、また入力に対しての信号、さらにレコーディングルームからの信号と、コントロールルームに設置されているマイクプリなど様々なソースに対して臨機応変に対応でき、使用するスタッフによって自由に組み替えが可能になっている。ただしデフォルトの設定はシンプルで、基本的にはマイクプリから来ているマイクの信号と、外部入力(iPhoneやPC上の再生)がミキサーに立ち上がっており、内外問わずどんなスタッフでも簡単に作業を始めることができる仕様だ。 これは現場での作業を想定した際に、ギターでボーカルのニュアンスを伝えたいクリエイターもいれば、ブースでボーカリストの横に入ってディレクションするケースであったり、Co-Write(共作)で作業を行う場合など、共同作業がすぐに始めて立ち上げられて、バランスまで取れる環境を考えるとアナログの方が有利という判断。「音でのコミュニケーションを促進させる最初のツール」がアナログミキサーだということだ。 また、デスク左側にはMac miniを中心としたサブシステムが用意されている。こちらのMac miniにはNuendo/Cubaseもインストール、そのインターフェイスとなるRME Fireface UFX II も左側を向けてラッキング。これも来訪者がすぐさま使用開始できるように配慮されている部分だ。 セレクトされたコミュニケーションでの実用性 それでは、デスク右側のラックに目を向けたい。ラックの中でも特に存在感を放っているのが新型のMacProだ。2019年の夏頃から本格的にスタジオの設計を固め、機材選定も大方定まったところで中々導入時期を読めなかったのがこちらのMacPro。周知の通りで2019年末に突如として姿を現すことになったわけだが、このスタジオに導入されたのは、必須となるレコーディング作業だけに限らず、映像の編集も難なくこなせるであろう3.3GHz 12Core、96GBメモリ、SSD 2TBというスペック構成のもの。レンダリングが数多く走るなど負荷がかかる場面はまだあまりないようだが、意外にもその動作はかなり静粛とのことだ。 このラックではMac Proを筆頭に、ビデオ入力、出力の分配を担うBlack Magic Design SmartVideoHub。そしてAvid HDXからMTRXにつながり、MTRXからX-Deskや、各々ルーティングを細く設定できるバンタムパッチベイがある。Ferrofish PULSE16はMTRXからのDANTE Optionを有効活用し、ADATへ変換されBEHRINGER POWERPLAY16(CUE BOX)に繋がれている。その上にはAvid Sync HDがあり、マスタークロックとしてAntelope Audio Trinityがトップ段に設置されている。 また、モニタースピーカーについてはRock oN渋谷店舗にて十数のモニタースピーカーが比較試聴され、KS digital C8 Reference Rosewood(後に同社製のサブウーファーも導入)とAmphion One18が選ばれた。こちらは横長にしたコントロールルームのレイアウトを考慮してニアフィールドにスイートスポットがくる同軸のKS digitalと、バランスを重視してのAmphionというセレクトとなった。使用するスタッフによってナレーションでのボイスの部分にフォーカスしたり、あるいは楽曲全体を聴く必要があるなど、用途は制作内容によってそれぞれとなるためバランスの良さという共通項はありつつも、キャラクターが異なる2種類が用意された。 後席ソファー横にはデシケーターがあり、U87Ai、TLM67、C414 XLSなどが収められている。演者にもよるが特に女性の声優とTLM67がよくマッチするようで好まれて使用されることが多いそうだ。また、マイクモデリングを行えるSlate Digital VMSの姿も見える。こちらは試している段階とのことだが、ボイス収録の幅広さにも適用できるよう積極的に新たな技術も視野に入れているようだ。確実性あるベーシックな機材を押さえつつ、 新MacProやMTRXといった新しいプロダクトを導入し、かつコミュニケーションの実用性を図っているところが、こちらの機材セレクトの特色でありユニークなところと言えるだろう。 レコーディングブースを超えた多目的さ 大小のスペースのうち、広い方を割り当てたブースは主にナレーション録音が行われる。天井のバトンにはYAMAHA HS5Wが5ch分吊るされているのだが、用途としては5.1chサラウンドへの対応だけではなく、イベント向けの制作に効果を発揮するという。イベント会場では吊られたスピーカーから音が出るケースが多く、その環境を想定しての音作りを求められることが多いためだ。多様な企画を行うミクシィ社ならではのスピーカー環境の利用の仕方と言える。なお、センターにあるHS5Wの横にもパッシブモニター YAMAHA VXS5W(パワー・アンプはコントロールルームにYAMAHA MA2030aを設置)がTalkBack用の返しモニターとして設置されている。このようにヘッドフォンに返すのではなく、あえてモニターでTalkBackを送るというのは、コントロールルームとのコミニュケーションをよりよくするために考えられた発想だ。 また、コントロールルームのラックにあったBlackMagic Smart Videohub 12x12にて、ディスプレイモニターには映像の出力やPro Toolsメイン画面を切り替えにて映し出し可能、レコーディングブースでもミキシングも行えるようになっている。急ぎの案件ではブースとコントロールルームでパラレル作業を行い、作業部屋二つのようなスタイルでも使われるとのことだ。そして、壁面のパネルは演者の立ち位置を考慮して4面それぞれに配置されている。4人でのナレーションを録る場合や、さらに声優たちの個別映像出しにモニター出力用のSDI端子、CUE送り用のLAN端子。また、スタッフがブース内でPC/Macを持ち込み映像を見ながら打ち合わせをする場合に備えての社内LAN回線までもが備えられている。ミクシィという企業ではこの先にどんな制作物が発想されてもおかしくない、とのことで考えうる最大限の仕様が織り込まれた格好だ。スピーカーが吊るされたことにより、無駄なくスペースを広く保ち、録音はもちろんコントロールルームと並走したミキシングの機能まで兼ね備えている。単にレコーディングブースと呼ぶには留まらない特徴的な”多目的"スペースを実現している。 コミュニケーションを生み出す仕掛け コミュニケーションを生み出すというコンセプトによって生み出された工夫はほかにもある。コントロールルームの後方にあるソファは通常はクライアント用と考えられそうだが、こちらは商業スタジオではないためこのスペースも立派に作業スペースとして成り立つ必要がある。そのためこのソファの内部2箇所に可動式のパネルが隠されている。クリエイターやプロデューサーがPC/Macを持ち寄り、その場で持ち込んだ素材(オーディオファイル)の確認や、映像の出力、もちろんディレクションも行えるようにモニターコントローラーとして採用されたGrace Design m905のTalkBackマイクのスイッチがアクセスできるようになっている。当初このアイデアは壁面や床面など設置位置に試行錯誤があったようだが、その結論はなんとソファの中。これによってスタジオのデザイン的な要素や機能面も損なうことなく、コミュニケーションを生み出す仕掛けが実現できている。 また、コントロールルーム正面からそのまま窓越しに演者とコミュニケーションが取れるようにというのが、レイアウトを横長に変更した大きな理由であったが、ブースへの窓はエンジニア席だけではなく、このソファからの視線も考慮されて位置が決定されている。窓位置はモニタースピーカーの位置決定にも関わるし、テレビの配置にも関わる。施行前から座席部分にテープでマーキングして両氏が念入りに試行錯誤を重ねたそうだ。 そして、このフロアにはサウンドスタジオのみではなく、連携して協業する撮影スタジオのほか、会議室、社員の休憩スペースからコンビニエンスストアまで整っている。インタビューを行った会議室や休憩スペースは遠く水平線まで見渡せる開放的なスペースで、集中した作業を行うスタジオ内と実に対照的。作業のON/OFFがはっきりとした環境で生まれるコミュニケーションも良好なものになりそうだ。 最後に話題となったのは、スマートフォンにおける5Gへの対応だ。 「まさに実用が始まったばかりとなる5Gの高速な通信は、端末に頼らなくとも大容量のコンテンツを成立させることができるかもしれない。もちろん、アプリやゲームも5Gの恩恵を受けてより高度な表現を提案することが可能になってくる。サウンドで言えばバイノーラルへの対応でキャラクターへの没入感をより深いものにできるかもしれない。5Gで何ができるのだろうか、提供されるインフラとはどのようなものだろうか、そして顧客へ提供できるサービスとはなんだろうか、このような着想から生み出されるのは各社の特色。そして何に強みを持ってコンテンツを作っていくのか、これによって整えるスタジオの環境も変わってくる。」 インタビュー時の両氏のコメントをまとめたものだが、やはり見据えているのはインフラやプラットフォームまで含めたエンタテインメントコンテンツそのものであるという点で、クリエイティブワークだけではない視野の広さが求められているということが感じられた。このスタジオが生み出すコミュニケーションの積み重ねが、5Gの可能性を引き出し、エンタテインメントの可能性を拡げていく。今後このスペースは従来のスタジオ以上の価値を生み出していくことになる、とも言えるのではないだろうか。 株式会社ミクシィ モンスト事業本部 デザイン室 サウンドグループ マネージャー 安井 聡史 氏     株式会社ミクシィ コーポレートサポート本部 ビジネスサポート室 サウンドライツグループ 岡田 健太郎 氏 *ProceedMagazine2020号より転載
Media
2020/08/11

ゼロからはじめるDOLBY ATMOS / 3Dオーディオの世界へDIVE IN !!

2020年1月、CES2020にてお披露目された"Dolby Atmos Music”。映画向けの音響規格の一つであるDolby Atmosを、新たなる”3D”音楽体験として取り入れよう、という試みだ。実は、前年5月頃より"Dolby Atmosで音楽を制作しよう”という動きがあり、ドルビーは世界的大手の音楽レーベル、ユニバーサルミュージックとの協業を進めてきた。”Dolby Atmos”は元々映画音響用のフォーマットとして2012年に誕生している。その後、ヨーロッパを中心に対応劇場が急速に増え、海外では既に5000スクリーン以上、国内でもここ数年で30スクリーン以上に渡りDolby Atmosのシステムが導入されてきた。 また、映画の他にもVRやゲーム市場でもすでにその名を轟かせており、今回、満を持しての音楽分野への参入となる。Dolby Atmos Music自体は、既にプロオーディオ系の様々なメディアにて取り上げられているが、「Dolby Atmosという名称は聞いたことがある程度」「Dolby Atmosでの制作に興味があるが、日本語の情報が少ない」という声もまだまだ多い。そこでこの記事では、今のうちに知っておきたいDolby Atmosの基礎知識から、Dolby Atmosミックスの始めの一歩までを出来るだけ分かりやすい表現で紹介していきたい。 目次 コンテンツは消費の時代から”体験”の時代に 〜イマーシブなオーディオ体験とは?〜 まずは Dolby Atmosを体験しよう! / 映画、音楽、ゲームでの採用例 ベッドとオブジェクトって何!? / Dolby Atmos基礎知識 Dolby Atmos制作を始めよう / 必要なものは何? 自宅で始めるDolby Atmosミックス / Dolby Atmos Renderer × Pro Tools 2020.3【Send/Return編】 自宅で始めるDolby Atmosミックス / Dolby Atmos Renderer × Pro Tools 2020.3【CoreAudio編】 コンテンツは消費の時代から”体験”の時代に 〜イマーシブなオーディオ体験とは?〜 近年、”3Dオーディオ”という言葉をよく見かけるようになった。今のところ、その厳密な定義は存在していないが、古くからは”立体音響”や”三次元音響”といった言葉でも知られており、文字通り音の位置方向を360度、立体的に感じられる音響方式のことを指す。その歴史は非常に古く、諸説あるがおよそ1世紀に渡るとも言われている。 点音源のモノラルに始まり、左右を表現できるようになったステレオ。そして、5.1、7.1、9.1…とその数を増やすことによって、さらなる音の広がりや奥行きを表現できるようになったサラウンド。と、ここまででもイマーシブな(*1)オーディオ体験ができていたのだが、そこにいよいよ、天井や足元といった高さ方向にもスピーカーが加わり、三次元空間を飛び回るような音の再生が可能になった。それぞれの方式は厳密には異なるが、3DオーディオフォーマットにはDolby Atmos、Auro-3D、DTS:X、NHK22.2ch、Sony360RealityAudioなどといったものがある。 基本的に、これまでこうした3Dフォーマットのオーディオを再生するにはチャンネル数に応じた複数のスピーカーが必要だった。そのため、立体的な音像定位の再現性と、そうした再生環境の手軽さはどうしてもトレードオフになっており、なかなか世間一般に浸透しづらいという状況が続いていた。そこで、いま再注目を浴びているのが”バイノーラル(*2)録音・再生方式”だ。個人差はあるものの原理は単純明快で、「人間の頭部を模したダミーヘッドマイクで録音すれば、再生時にも人間が普段自分の耳で聞いているような立体的な音像が得られる」という仕組み。当然ながらデジタル化が進んだ現代においては、もはやダミーヘッドすら必要なく、HRTF関数(*3)を用いれば、デジタルデータ上で人間の頭側部の物理的音響特性を計算・再現してしまうことができる。 バイノーラル再生自体は全くもって新しい技術というわけではないのだが、「音楽をスマホでストリーミング再生しつつ、ヘッドホンorイヤホンで聴く」というスタイルが完全に定着した今、既存の環境で気軽にイマーシブオーディオを楽しめるようになったというのが注目すべきポイントだ。モバイルでのDolby Atmos再生をはじめ、Sonyの360 Rearity Audio、ストリーミングサービスのバイノーラル音声広告といった場面でも活用されている。 *1 イマーシブ=Immersive : 没入型の *2 バイノーラル= Binaural : 両耳(用)の *3 HRTF=Head Related Transfer Function : 頭部伝達関数 まずは Dolby Atmosを体験しよう! / 映画、音楽、ゲームでの採用例 では、Dolby Atmosは一体どのようなシーンで採用されているのだろうか。百聞は一見に如かず、これまでDolby Atmos作品に触れたことがないという方は、まずは是非とも体験していただきたい。 映画 映画館でDolby Atmosを体験するためには、専用設計のスクリーンで鑑賞する必要がある。これには2種類あり、一つがオーディオの規格であるDolby Atmosのみに対応したもの、もう一つがDolby Atmosに加え、映像の規格であるDolby Visionにも対応したものだ。後者は"Dolby Cinema"と呼ばれ、現時点では国内7スクリーン(開業予定含む)に導入されている。   Dolby Atmosでの上映に対応している劇場は年々増加していて、2020年4月現在で導入予定含む数値にはなるが、既に国内では 36スクリーン、海外では5000スクリーン以上にも及んでいる。 (いずれもDolby Atmos + Dolby Cinema計)当然ながら対応作品も年々増えており、ライブストリーミング等、映画作品以外のデジタルコンテンツも含めると、国内では130作品、海外ではその10倍の1300を超える作品がDolby Atmosで制作されている。いくつか例を挙げると、国内興行収入130億円を超える大ヒットとなった2018年の「ボヘミアン・ラプソディ」をはじめ、2020年のアカデミーでは作品賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」、同じく録音賞を受賞した「1917 命をかけた伝令」などといった作品がDolby Atmosで制作されている。   ●Dolby Atmos採用映画の例 アイアンマン3 / アナと雪の女王 / ラ・ラ・ランド/ パラサイト / フォードvsフェラーリ / ジョーカー / 1917 命をかけた伝令 / ボヘミアンラプソディetc... *Dolby 公式サイトよりDolby Atmos採用映画一覧を確認できる  ゲーム Dolby AtmosはPCやXbox Oneといった家庭用ゲームの人気タイトルでも数多く採用されている。特に、近年流行りのFPS(First Person Shooter = 一人称視点シューティング)と呼ばれるジャンルのゲームでは、射撃音を頼りに敵の位置を把握しなければならない。そのため、Dolby Atmosを使った3Dサウンドの再生環境の需要がより高まってきているのだ。   ※Windows PCやXbox OneにおいてヘッドホンでDolby Atmosを楽しみたい場合は、Dolby Access(無料)というアプリをインストールし、Dolby Atmos for Headphones をアプリ内購入する必要あり。   ●Dolby Atmos採用ゲームの例 Assassin's Creed Origins(Windows PC, Xbox One) / Final Fantasy XV(Windows PC ,Xbox One)Star / Wars Battlefront(Windows PC ,Xbox One) / ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN(Windows PC, Xbox One) 音楽 Amazon Echo Studio そして2020年1月にCES2020で正式発表されたのが、このDolby Atmosの名を冠した新たな3Dオーディオ再生フォーマット、Dolby Atmos Musicだ。現時点で、国内ではAmazonが提供するAmazon Music HD内のみでサービスを提供しており、同社のスマートスピーカー”Amazon Echo Studio”を用いて再生することができる。アメリカでは音楽ストリーミングサービス”TIDAL”でもDolby Atmos Musicを再生することができ、こちらは対応するPCやスマホなどでも楽しめるようになっている。 ここまで、Dolby Atmosを体験してみて、皆さんはどのような感想を持たれただろうか? 当然ながら多少の個人差はあるにしても、映画であればその空間に入り込んだかのような没入感・豊かな臨場感を体験できたのではないだろうか。あるいは、人によっては「期待したほど音像が動き回っている感じが得られなかった」という方もいるだろう。しかし、それでDolby Atmosの魅力を見限るのはやや早計だ。なぜなら、この技術は、"作品の意図として、音を無意識に落とし込む”くらい自然にミックスすることを可能にしているからだ。それを念頭におき、もう一度、繊細な音の表現に耳を澄ましてみてほしい。 ベッドとオブジェクトって何!? / Dolby Atmos基礎知識 体験を終えたところで、ここからは技術的な側面と基礎知識を押さえていこう。ポイントとなるのは以下の3点だ。 ● ベッド信号とオブジェクト信号 ● 3次元情報を記録するメタデータ ● 再生環境に合わせてレンダリング Dolby Atmosの立体的な音像定位は、2種類の方式を組み合わせて再現されている。 一つはチャンネルベースの信号 ー 5.1.2や7.1.2などあらかじめ定められたスピーカー配置を想定し、そのスピーカーから出力される信号のことを”Bed"と呼んでいる。例えば、BGMやベースノイズといった、あまり指向性が求められない音の再生に向いている。基本は音源とスピーカーが1対1の関係。従来のステレオやサラウンドのミックスと同じなので比較的イメージがつきやすいだろう。 劇場のように、一つのチャンネルが複数のスピーカーで構成されていた場合、そのチャンネルに送った音は複数のスピーカーから再生されることになる。 そしてもう一つはオブジェクトベースの信号 ー 3次元空間内を縦横無尽に動き回る、点音源(ポイントソース)の再生に適した方式だ。例えば、空を飛ぶ鳥の鳴き声や、アクション映画での動きのある効果音の再生に向いている。原理としては、3次元情報を記録するメタデータをオーディオとともに記録・伝送し、再生機器側でそれらを再生環境に合わせてレンダリング(≒変換)することで、再生環境ごとのスピーカー配列の違いをエンコーダー側で吸収できるという仕組みだ。 ある1点に音源を置いた時に、そこから音が聴こえるように、スピーカー送りを最適化するのがレンダラーの役割 Dolby AtmosのチャンネルフォーマットはBed 7.1.2ch(計10ch) + Object118ch(最大)での制作が基本となっている。この"空間を包み込むような音"の演出が得意なベッドと、”任意の1点から聞こえる音”の演出が得意なオブジェクトの両方を組み合わせることによって、Dolby Atmosは劇場での高い臨場感を生み出しているのだ。 Dolby Atmos制作を始めよう / 必要なものは何? Dolby Atmosはその利用目的によって、大きく2種類のフォーマットに分けられる。 まずは、一番最初に登場した映画館向けのフォーマット、Dolby Atmos Cinemaだ。これはまさにフルスペックのDolby Atmosで、先述した7.1.2chのBEDと118chのObjectにより成り立っている。このフォーマットの制作を行うためにはDolbyの基準を満たした音響空間を持つダビングステージでの作業が必要となる。しかも、劇場向けのマスターファイルを作ることができるCinema Rendering and Mastering Unit (Cinema RMU)はDolbyからの貸し出しでしか入手することができない。 もう一つは、Blu-ray やストリーミング配信向けのフォーマット、 Dolby Atmos Home だ。実は、こちらの大元となるマスターファイル自体は Cinema 向けのものと全く同じものだ。しかし、このマスターファイルから Home 向けのエンコードを行うことで、128chのオーディオを独自の技術を活用して、できる限りクオリティーを担保したまま少ないチャンネル数に畳み込むができる。この技術によって、Blu-rayやNetflixといった家庭向けの環境でも、Dolby Atmos の迫力のサウンドを楽しめるようになった。こちらも、マスターファイルを作成するためには、HT-RMUと呼ばれるハードウェアレンダラーが必要となるが、HT-RMUは購入してスタジオに常設できるというのがCinemaとは異なる点だ。 ●Dolby Atmos制作環境 比較表 ※Dolby Atmos Production SuiteはWeb上、AVID Storeからご購入できるほか、Mastering Suiteにも付属している。 ※Dolby Atmos Dub with RMUについてはDolby Japan(TEL: 03-3524-7300)へお問い合わせください。 ●Cinema 映画館上映を目的としたマスター。ダビングステージでファイナルミックスとマスタリングを行う。Dolby Atmos Print Masterと呼ばれるファイル群をCinema Rendering and Mastering Unit (Cinema RMU)で作成。 ●Home 一般家庭での視聴を目的としたマスター。ニアフィールドモニターによるDolby Atmosスピーカー・レイアウトにてミックスとマスタリングを行う。Dolby Atmos Master File(.atmos)と呼ばれるファイル群をHome-Theater-Rendering and Mastering Unit(HT-RMU)で作成。   Cinema用とHome用のRMUでは作成できるファイルが異なり、スピーカーレイアウト/部屋の容積に関する要件もCinema向けとHome向けで異なる。それぞれ、目的に合わせたRMUを使用する必要がある。ミキシング用のツール、DAW、プラグイン等は共通。 ここまで作品や概要を説明してきたが、そろそろDolby Atmosでの制作を皆さんも始めてみたくなってきただろうか?「でも、自宅に7.1.2chをモニターできる環境が無い!「やってみたいけど、すぐには予算が捻出できない!」という声も聞こえてきそうだが、そんな方にとっての朗報がある。Dolby Atmos Production Suite を使えば、なんと ¥33,000 (Avid Storeで購入の場合)というローコストから、Dolby Atmos ミックスの最低限の環境が導入できてしまうのだ。このソフトウェア以外に別途必要なものはない。必要なものはスペックが少し高めのマシンと、対応DAW(Pro Tools、Nuendo、DaVinchi etc)、そしてモニター用のヘッドホンのみだ。 多少の制約はあるものの、ヘッドホンを使ったバイノーラル再生である程度のミックスができてしまうので、スタジオに持ち込んでのマスタリング前に自宅やオフィスの空き部屋といったパーソナルな環境でDolby Atmosの仕込みを行うことができる。次の項ではそのワークフローを具体的に紹介していく。 自宅で始めるDolby Atmosミックス / Dolby Atmos Renderer × Pro Tools 2020.3 ここからは最新のPro Tools 2020.3 とProduction Suiteを使って実際のDolby Atmosミックスのワークフローをチェックしていきたい。まず、大まかな流れとしては下記のようになる。PTとレンダラーの接続方法は、Send/Returnプラグインを使う方法とCore Audio経由でやり取りする方法の2種類がある。それでは順番に見ていこう。 1.Dolby Atmos Production SuiteをAvid Storeもしくは販売代理店にて購入しインストール。 2.Dolby Atmos Renderer(以後レンダラー)を起動各種設定を行う。 3.Pro Tools(以後PT) を起動各種設定を行う。※正しいルーティングの確立のため、必ずレンダラー →Pro Toolsの順で起動を行うこと。 4.PTの標準パンナーで3Dパンニングのオートメーションを書き込む。 5.Dolby Atmos RMU導入スタジオに持ち込む。 Send/Returnプラグインを使う方法 ■Dolby Atmos Renderer の設定 ● 左上Dolby Atmos Renderer → Preferences( ⌘+ , )で設定画面を表示 ● Audio driver、External Sync sourceをSend/Return Plug-insに設定 ● Flame rate、Sample rateを設定 ※PTの設定と合わせる HeadphoneのRender modeをBinauralにすることで、標準HRTFでバイノーラル化された3Dパンニングを確認することができる。(※聴こえ方には個人差があります。)   ■Pro Tools の設定 ● 新規作成→プロジェクト名を入力→テンプレートから作成にチェック ● テンプレートグループ:Dolby Atmos Production Suite内”Dolby Atmos Renderer Send Return Mono(またはStereo)”を選択→ファイルタイプ:BWF ● 任意のサンプルレート、ビットデプス、I/O設定を入力→作成 ● 設定 → ペリフェラル → Atmosタブ ● チェックボックスに2箇所ともチェックを入れる。 ● RMUホストの欄には”MAC名.local”または”LOCALHOST”と入力。   接続状況を示すランプが緑色に点灯すればOK。一度接続した場合、次回からプルダウンメニューで選択できる。 編集ウィンドウを見てみると、英語でコメントが入力されたいくつかのトラックが並んでいる。   ● まず、一番上の7.1.2Bedという名称のトラック ーここにBedから出力したい7.1.2の音素材をペーストまたはRECする。 ● 次に、その下のObject 11という名称のトラック ーここにObjectから出力したいMonoまたはStereoの音素材をペーストまたはRECする。 ● 上の画像の例では、任意の範囲をドラッグして選択、AudioSuite→Other→Signal Genetatorよりピンクノイズを生成している。 ● このトラックは、画面左側、非表示になっている”SEND_〇〇_IN_ch数”という表記になっているAUXトラックに送られている。 ● このAUXトラックにSendプラグインがインサートされており、パンなどのメタデータとともにレンダラーへと出力される。 試しに再生してみると、レンダラー側が上の画像のような状態になり、信号を受けているチャンネルが点灯している様子が確認できる。 赤丸で囲った部分をクリックしてアウトプットウィンドウを表示し、パンナーのポジションのつまみをぐりぐりと動かしてみよう。 すると、レンダラー内のオブジェクトが連動してぐりぐりと動くのが確認できる。   オートメーションをWriteモードにしてチェックすると、きちんと書き込んだ通りに3Dパンニングされているのが分かる。ここで、トラックの右端”オブジェクト”と書かれているボタンをクリックすると、”バス”という表示に切り替わり、その音はベッドから出力される。つまり、ベッドとオブジェクトをシームレスに切り替えることができるのだ。これは、例えば、映画などで正面のベッドから出力していたダイアローグを、”ワンシーンだけオブジェクトにして、耳元に持ってくる”といった表現に活用できそうだ。   さらにその右隣の三角形のボタンを押すごとに、” このトラックに書き込まれたメタデータをマスターとする ”( 緑点灯 ) か、” 外部のオブジェクトパンニング情報源からREC する ”( 赤丸点灯 ) か、” 何も送受信しない ”( 無点灯 ) か を選択できるようになっている。レンダラー内でレンダリングされた音は、ReturnプラグインからPTへと戻ってくる。あとは、各々のモニター環境に合わせてアウトプットしたり、RECをかけたりすることができる。   以上が、Send/Returnプラグインを利用した一連のルーティングのワークフローになる。今回はテンプレートから作成したが、もちろんはじめから好きなようにルーティングを組むことも可能だ。しかし、チャンネル数が多い場合はやや複雑になってくるので、初めての場合はまずはテンプレートからの作成をおすすめする。 CoreAudioを使う方法 はじめに、Core Audioを使う場合、Sync sourceをMTCかLTC over Audioから選択する必要がある。LTCを使う場合は、PTの130chまでの空きトラックにLTCトラックまたは、Production Suite 付属のLTC Generator プラグインを挿入→レンダラーからそのch番号を指定する。MTCを使う場合はIACバスをというものを作成する必要がある。(※IAC = Inter-application communication)   ■IACバスの設定 ● Mac →アプリケーション→ユーティリティ→Audio MIDI設定を開く ● タブメニューのウインドウ→IAC Driverをダブルクリック ※装置名がIACドライバなど日本語になっていた場合レンダラーでの文字化けを防ぐため”IAC Driver”など英語に変更しておくとよい ● +ボタンでポートを追加→名称を”MTC”(任意)に変更→適用をクリック   ■Dolby Atmos Renderer 側の設定 ● 左上Dolby Atmos Rendere → Preferences( ⌘+ , )で設定画面を表示 ● Audio driverをCore Audioに設定 ● Audio input deviceを”Dolby Audio Bridge”に設定 ※ここに”Dolby Audio Bridge”が表示されていない場合、Macのシステム環境設定→セキュリティとプライバシー内に関連するアラートが出ていないか確認。 ● External Sync sourceをMTCに設定し、MTC MIDI deviceで先ほど作成したIAC Driver MTCを選択(またはLTC over Audioに設定しCh数を指定) ● Flame rate、Sample rateを設定 ※PTの設定と合わせる ● ヘッドホンでバイノーラルで作業する場合はHeadphone only modeを有効にすると、リレンダリングのプロセスなどを省くため、マシンに余分な負荷をかけることなく作業できる   ■Pro Tools 側の設定 ● 設定→プレイバックエンジンを”Dolby Audio Bridge”に。 ● キャッシュサイズはできる限り大きめに設定しておくと、プレイバック時にエラーが発生しにくくなる。 ● 設定→ペリフェラル→同期→MTC送信ポートを先ほど作成した”IAC Driver,MTC”に設定 ● 設定 → ペリフェラル → Atmosタブ(Send/Returnの項目と同様だ) ● チェックボックスに2箇所ともチェックを入れる。 ● RMUホストの欄には”MAC名.local”または”LOCALHOST”と入力。接続状況を示すランプが緑色に点灯すればOK。一度接続した場合、次回からプルダウンメニューで選択できる。 以上で、CoreAudio経由でのルーティングは完了だ。Send/Returnプラグインを利用する時のように大量のAUXトラックが必要ないため、非常にシンプルにセッティングを完了できる。また、ソフトウェアレンダラーでの仕込みから最終のマスタリングでRMUのある環境に持ち込む際にも、I/O設定をやり直さなくてよいという点もメリットの1つだろう。こちらも試しにオーディオ素材を置いて動作を確認していただきたい。   マルチチャンネルサラウンドやバイノーラルコンテンツへの需要は、日々着実に高まりつつあることが実感される。今回はゼロからはじめるDolby Atmosということで、Dolby Atmosとはどのようなものなのか、そしてDolby Atmosミックスを始めるためにはどこからスタートすればいいのか、という足がかりまでを紹介してきた。「思ったより気軽に始められそう」と、感じていただいた方も多いのではないのだろうか。 「一度体験すれば、その素晴らしさは分かる。ただ、一度体験させるまでが難しい。」というのが3Dオーディオの抱える最大の命題の命題かもしれない。これを解決するのは何よりも感動のユーザー体験を生み出すことに尽きる。そのために今後どのような3Dオーディオ制作ノウハウを蓄積していけるのか、全てのクリエイターが手を取り合って研鑽することが、未来のコンテンツを創り上げる第一歩と言えるのかもしれない。 *ProceedMagazine2020号より転載
Sales
2020/08/10

最終在庫確保!! Avid HDXカードほか、一部製品がプライスアップ!

2020年8月10日付けで価格が改定され、その価格が約8%上昇したPro Tools HDX Core Card。ROCK ON PROでは、数量限定で旧価格在庫を確保しております! 完全数量限定!HDXシステムの心臓部を旧価格で入手できる最後のチャンス!! Pro Tools HDX Core 販売価格¥520,300→数量限定!旧価格在庫¥480,700(本体価格¥437,000) Dolby Atmosをはじめとして、多チャンネル/多トラックが主流となりつつある現在、新規導入ご検討の方だけでなくHDXカードの増設を考えていた方々にも非常にショッキングなニュースだった今回のプライスアップ。 価格改定までに間に合わなかった、というお客様、この機会をお見逃しなくご利用ください!! ご質問、在庫の確認などは下記contactバナーをクリックし、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
Review
2020/08/10

YAMAHA SYNCROOM 取材レポート 〜音楽の楽しみ方の”新しい選択肢”を目指して〜

2020年6月29日より正式にサービスを開始したYAMAHAの公式オンライン遠隔合奏サービス”SYNCROOM”。すでにニュースなどでも取り上げられているのでご存知の方も多いだろう。今回はSYNCROOMの開発の背景や実際の仕様などについて、YAMAHAの開発・広報担当者にオンラインでお話を伺うことが出来たので、その内容をレポートしたいと思う。 前身はNETDUETTOと呼ばれるサービスだった ベータ版までは"NETDUETTO(ネットデュエット)"という名称でサービスを展開していたが、正式リリースのタイミングでSYNCROOMと名称を変更したこのサービス。遠隔地にいる演奏者同士が、オンラインで楽器のセッションを行うことが出来るという画期的なもの。普段、仕事や"オン飲み"などで使われているMocrosoft Teams、Zoomなどの一般的なビデオチャットサービスでは、遅延が大きいため音楽セッションを行うとストレスを感じる環境となってしまう。この一般のインターネット回線を利用する上では避けられないネットワーク上の遅延問題を、SYNCROOMでは一体どのようにして回避しているのだろうか。 オンラインでのセッションを実現するための工夫とは? お話を伺ってみるとその解決策はシンプルそのもの。どのような環境下であれ、絶対的に生じてしまうネットワーク遅延をいかに短くするか。その一点に注目し、開発が進められてきたということだ。遅延を短くするためにソフトウェアとして行うことの出来る工夫はすべて行い、必ず生じてしまうネットワーク遅延に備える、そのような考え方である。そのため、手元コンピューターでのバッファなど、遅延につながる動作は、常に自動で最低限となるよう設計されている。そして、そこにはネットワーク遅延を最短化するための工夫ももちろん含まれる。 遅延を最短化するためには、演奏者同士(SYNCROOM同士)を1対1、PtoP(Peer to Peer)で接続することが重要である。一旦サーバーを介して接続をするようなシステムにしてしまうと、手元のPCから、サーバー、そして相手のPCとネットワーク遅延が増えてしまうのは、容易にイメージいただけるだろう。それを回避するためにSYNCROOM同士は、インターネットを介して1対1で接続される。 SYNCROOMは最大5名までが同時にセッションを行うことが出来るサービス(ルーム連結機能を使えば最大10名まで拡張可能)なので、自分の演奏している音は、相手のPCそれぞれに向けて、1対1で送信されているということになる。汎用のコミュニケーションツールが大抵、サーバーを介していることを考えると、1体多数で1対1(PtoP)の接続を実現しているというところがSYNCROOMの凄さだと感じる。また、これこそが、SYNCROOMの低遅延伝送のキーテクノロジーとも言える。 実はリアルでのセッション環境にも遅延は存在する SYNCROOMで相手との間に生じる遅延がどれくらいか、ということは公式には明記されていないが、それはある意味当たり前の話だ。何故なら、ネットワーク遅延がどれくらい生じるかは、接続されている環境によって全く別の物となってしまうからである。あくまでも、それぞれの1対1の接続における遅延を最低限にするということに注力しているため、それぞれの遅延を合わせるということは行っていない。実際に集まって演奏したと考えても、それぞれのミュージシャンの立ち位置により距離はそれぞれ異なる。距離が異なるということは、音波伝達に伴う遅延も異なるということ。立ち位置の違いとそれぞれの場所を結ぶネットワーク遅延の差異は似ている。公式WEBにも記載があるが、5m離れれば、そこでは約15msの遅延が生じている。1mに付き3msだ。このレベルの遅延量であれば大きなステージでの立ち位置による音声伝搬の遅延と同等であるというのが、開発側の考え方である。セッションが行えるという観点から見ればこの考え方は全く正しいものであると言えるだろう。 YAMAHAクオリティの高音質を実現 ここまでは、遅延のことばかりを書いてしまったが、肝心のサウンドのクオリティーはどうだろう。そこはさすがYAMAHAである。48kHz/16bitの非圧縮での伝送を実現しているということだ。単純に非圧縮の伝送ということではなく、最大で1対5箇所への低遅延同時伝送である。そう考えると、他の技術では真似の出来ないことを実現しているということがわかるのではないだろうか。今後の回線状況の高速化、PCスペックの向上などにより、将来的には24bit対応、96kHz対応なども実現可能な余地がある。現時点では、安定した低遅延の伝送を行うということを主眼に置き現在のスペックを実装しているということだ。インターネット回線は、今後まだまだ高速化することがわかっている。そうすれば、SYNCROOM自体も高音質、低遅延になりさらなる向上を果たすことになるだろう。 マルチトラック録音を可能にするVSTプラグイン SYNCROOMには、セッションを録音する機能が実装されている。更には、それぞれのプレイヤーのサウンドをバラで収録するためのVSTプラグインもリリースされている。このプラグインを使うことで、SYNCROOMで演奏中のマルチトラックデータをDAWで収録することが可能となる。これは、かなり画期的なソリューションである。ソーシャル・コミュニケーションツールでは御存知の通り、下手をすれば大抵のサービスがモノラルの音声、ステレオですらないということを考えると、音質の良さに加え、マルチトラックでの収録を実現しているというのは、その後の楽曲制作などにも役に立つ機能である。 高音質低遅延を再優先しているからこそのジレンマ 正式リリースから1ヶ月強の時点ということではあるが、今後に期待したい点もいくつかある。そのひとつは、音声に特化したサービスであるため、相手の顔が見えないという点だ。やはり、よりリアルに近いセッションを考えるとアイコンタクトができないというのはストレスに感じることもあるだろう。現状、ユーザーの間では、Zoomなどの既存のビデオチャットサービスと併用してSYNCROOMを楽しんでいる方が多いようだ。それならばせめて、何かしら既存のサービスとのアカウント連携などといった機能があると、より便利になるのではないかと個人的には感じている。 将来的には海外進出も視野に NETDUETTO自体は、8年ほどベータを重ねてきたテクノロジーである。たまたま、このコロナ禍の真っ只中のリリースとなったが、こういった事態を想定して開発されてきたものではなく、ネットワーク環境などのインフラがこのサービスを満足に動かせるようになり、ソフトウェアとしての完成度が高まったのが、このタイミングだったとのこと。まさに時代を感じさせるタイムリーなリリースではあったが、YAMAHAの開発に先見の明があったということである。現在は、国内のみのサービスとのことだが、将来的に、海外とのSYNCROOM接続ができるようになると、海外の見知らぬアーティストとのセッションや、ネット越しでのライブへのゲスト参加など、ますます夢は広がる一方だ。 「ユーザーと共に研究開発を進めて行きたい」と今後の展望を熱く語るSYNCROOM担当チーム。現在は有線LANでの安定した接続が必須ではあるが、5Gが本格的に稼働した際に無線LAN下でどこまで出来るかなど興味は付きない。今後の動向に注目したい。 弊社取り扱い製品に関するお問い合わせは、下記"Contact"より、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 関連リンク SYNCROOM PORTAL SITE https://syncroom.yamaha.com/ 『SYNCROOM』公式プレーヤーズサイト https://syncroom.yamaha.com/play/ イメージ動画(PCアプリ) イメージ動画(Androidアプリ) ヤマハ ニュースリリース「離れていても音でつながる」ヤマハのリモート合奏サービス、ついにスタート https://www.yamaha.com/ja/news_release/2020/20062901/ その他ヤマハ関連記事 https://pro.miroc.co.jp/headline/yamaha-vireal/ https://pro.miroc.co.jp/works/galileoclub/ https://pro.miroc.co.jp/2011/01/31/%e3%83%a4%e3%83%9e%e3%83%8f-%e8%aa%bf%e9%9f%b3%e3%83%91%e3%83%8d%e3%83%ab%e3%81%ae%e6%8a%80%e8%a1%93%e3%81%a8%e9%9f%b3%e9%9f%bf%e5%8a%b9%e6%9e%9c/ 他にも、オーディオ・ビデオ関連のリモートワークフローに関する情報は下記ページにまとめられています。是非とも併せてチェックしてみてください! https://pro.miroc.co.jp/headline/remote-workflow-online-production-cloud-solution/ ◎Proceed Magazine 最新号発売中! サンプルの試し読みはこちらのページから! https://pro.miroc.co.jp/headline/proceed-magazine-2020/
Support
2020/08/07

HD I/O 16×16 Digitalほか、Avid一部製品が販売終了!

Avidより、Pro Tools | HD I/O 16x16 DigitalとPro Tools | HD OMNIのHD I/O 2製品及びその関連製品、また、Pro Tools Mac Keyboard(Mac/Winとも)が販売完了となることが発表されました。期日前でも、在庫がなくなった場合はその時点で販売終了となりますので、導入をご検討のユーザー様はお早めのご連絡をお願い致します。なお、Pro Tools | HD I/O 16x16 Analog, HD I/O 8x8x8、及び、HD I/O Digital Optionの販売は継続されます。 販売が終了する製品の一覧と、各製品の販売終了日は下記をご参照ください。 販売が終了する製品 Pro Tools | HD I/O 16x16 Digital 販売終了日:2020/8/31 保守サービス終了日:2025/8/31 今後、同様の機能をご要望のユーザー様は、Pro Tools | MTRXをご検討ください。 Pro Tools | HD OMNI 販売終了日:2020/8/31 保守サービス終了日:2025/8/31 今後、同様の機能をご要望のユーザー様は、Pro Tools | MTRX Stuioをご検討ください。 Pro Tools | HDX Thunderbolt 3 HD OMNI Desktop System 販売終了日:2020/8/31 保守サービス終了日:2025/8/31 今後、同様の機能をご要望のユーザー様は、PRO TOOLS HDX TB 3 MTRX STUDIO SYS DESKをご検討ください。 Pro Tools | HDX Thunderbolt 3 HD OMNI Rackmount System 販売終了日:2020/8/31 保守サービス終了日:2025/8/31 今後、同様の機能をご要望のユーザー様は、PRO TOOLS HDX TB 3 MTRX STUDIO SYS RACKをご検討ください。 Pro Tools Mac Keyboard 販売終了日:2020/9/30 Avidからの販売は終了しますが、製品自体は引き続き存続します。ご希望のユーザー様はROCK ON PROまでお問い合わせください。 Pro Tools Windows Keyboard 販売終了日:2020/9/30 Avidからの販売は終了しますが、製品自体は引き続き存続します。ご希望のユーザー様はROCK ON PROまでお問い合わせください。 長きにわたってPro Tools HD/HDXシステムのI/Oとして活躍してきたプロダクトの終焉には、時代の転換を感じます。今後はPro Tools | MTRX、Pro Tools | MTRX StudioがHDXシステムを支えていくことになるのでしょう。 Avidの最新プロダクト、最新情報などについては、下記contactバーナーよりお気軽にお問い合わせください。
NEWS
2020/08/07

“Pro Tools Tech Tips” 日本語翻訳版がYouTubeにて公開中!

"Stay Home"期間以降、AVIDのプリセールス・チームが継続して制作しているPro Toolsノウハウ・ビデオ・シリーズ、"Pro Tools Tech Tips"。その日本語翻訳版、計52本の動画がYouTubeにて公開されています。 Pro Tools Tech Tips(日本語版) Pro Tools Tech Tips(日本語版):ここには全てのTech Tipsビデオが収められています。 カテゴリー別プレイリスト Avid Control/EUCON Tech Tips(日本語版) Avid S4/S6 Tech Tips(日本語版) Pro Tools |MTRX Tech Tips(日本語版) Avid Link Tips(日本語版) その他関連製品プレイリスト: Pro Tools | Ultimate - Dolby Atmosミキシング設定と準備 弊社Dolby Atmos関連記事はこちらから https://pro.miroc.co.jp/?s=dolby+atmos   Avid S1関連ビデオ Pro Toolsご購入に関するお問い合わせは、下記"Contact"より、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 ◎Proceed Magazine 最新号発売中! サンプルの試し読みはこちらのページから! https://pro.miroc.co.jp/headline/proceed-magazine-2020/ ◎その他Pro Tools関連記事リンク https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-support-knowledgebase-localized-japanese/ https://pro.miroc.co.jp/solution/mac-mini-pro-tools/ https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-cloud-collaboration/ https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-expiration/
Event
2020/08/06

DaVinci Resolve Monthly SAMPLER 開催情報

動画のエディットからカラーコレクション、VFX、さらにはFairlightのテクノロジーを用いたオーディオワークフローまでをひとつのアプリケーションで網羅するだけでなく、複数のユーザーがひとつのプロジェクトに同時にアクセスできるコラボレーション機能を備えるコンテンツ制作の革命児DaVinci Resolve。このソフトウェアのアドバンテージや実際の現場で役立つテクニックをよりみなさまにお伝えするために、開発元であるBlackmagic Design主催による「DaVinci Resolve Monthly SAMPLER」と題したマンスリーセミナーが開始されます。ROCK ON PROではこの一連のセミナーシリーズを随時ご案内いたします、最新のセミナー情報及びセミナーへのお申し込みは、こちらのページでご確認ください。 概要 「DaVinci Resolve Monthly SAMPLER」はプロフェッショナルフィールドにおいてDaVinci Resolveをご使用頂いている方や、ご導入検討を頂いている皆様とディスカッションさせていただくイベントです。毎回異なるテーマを設定し、ゲストの招聘や新機能の使い方レクチャーなどを行う有意義な内容となっております。また、セッション終了後には意見交換ができる場もご用意しております。DaVinci Resolveの知識共有の場として、製品に関して直接質問をする場として是非ともご参加いただけますと幸いです。   主催:ブラックマジックデザイン株式会社 共催:株式会社メディア・インテグレーション 各セミナー概要・お申し込み DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.14 Return of the Super FUSION Ape! 
~ FUSION Users Meetup! ~ 今回は皆様の強い要望にお答えして、改めてFUSIONをテーマに実施します!
前回のFUSION Users Meetupにもご登壇頂いた、吉村 寛興 氏(スタジオ吉庵)、塚元 陽大 氏(株式会社IMAGICA Lab.)、イザギレ・ファビアン 氏(株式会社D・A・G)をゲストにお呼びしております。
 前半は、吉村氏には今回のセションに向けてご用意頂くFUSIONのTips紹介を! & 塚本氏にはコンポジットとグレーディングを担当されたミュージックビデオ BEYOOOOONDS 『アツイ!』についてお話頂きます! 
 後半は恒例のQ&A Freetimeとなります!!
既にFUSIONを使っている方、これから導入を予定している方、FUSION初心者の方などなどご興味ある方は本イベントに参加すれば直接質問することが可能です。
もちろんDaVinci Resolveに関する質問もOKです。
皆様是非ご参加下さい! ドリンク片手に行うアットホームな無償オンラインイベントですので、学生からプロフェッショナルユーザーまで皆様のご参加お待ちしております!
 イザギレ・ファビアン様(inaho) 塚元 陽大様(株式会社IMAGICA Lab.) 吉村 寛興様(スタジオ吉庵) 日時:2020年8月25日(火)18:00~20:00 場所:ZOOM Meetingを使用したオンラインセミナー形式で開催 ※DaVinci Resolve(FUSION含む)に関する質問や疑問点は、イベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂きますと、当日Blackmagic Design社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます)
 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.13 Expands creator's world of work and always provides new stimulation!
 ~ Free Bundle with Sapphire ~ 今月より【DaVinci Resolve & Sapphire for OFX 無償バンドルキャンペーン】がスタートしたことを受けて、13回目のMonthly SAMPLERは株式会社フラッシュバックジャパンから岡本 智 氏 (同社 統括マネージャー)、関根 夏彦 氏 (同社 テクニカルサポート・プロダクトスペシャリスト)をゲストにお迎えして、Sapphireの機能やエフェクトを紹介して頂きます。
Boris FX社Sapphireは、視覚効果・VFXの歴史を刻み続けてきたビジュアルエフェクト集で、250種に及ぶ様々なエフェクトを収録しています。映画やテレビ、CMなど、様々な映像作品に使われています。 既に業務でSapphireを使っている方、名前を知っていて興味のある方、名前も何も知らないがプラグインで映像の世界を広げたい方!などなど、皆様是非ご参加下さい。 デモ終了後はQ&Aのお時間も設けておりますので、全てのDaVinci Resolveユーザーにとって有意義なイベントとなってます。 ドリンク片手に行うアットホームな無償オンラインイベントですので、学生からプロフェッショナルユーザーまで皆様のご参加お待ちしております!

なお、キャンペーン期間中に対象販売店でDaVinci Resolve Studioまたは関連製品を購入すると、バンドリングカードが付属します! ※SapphireやDaVinci Resolveに関する疑問点をイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂きますと、当日Blackmagic Design社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます。) 講師 岡本 智 氏(株式会社フラッシュバックジャパン 統括マネージャー) 関根 夏彦 氏(株式会社フラッシュバックジャパン テクニカルサポート・プロダクトスペシャリスト) 日時:2020年7月14日(火)17:00~19:00 場所:ZOOM Meetingを使用したオンラインセミナー形式で開催 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.12 What’s HDR ! Dolby Vision & DaVinci Resolve for everyone! ~The times they are a-changing! ~      HDR??DaVinci Resolveで対応してるんでしょ?なんか小難しいあれでしょ? Dolby??映画館で見たことある?あのロゴうちの家電にも?以外に身近な存在? 皆さん知っているようで知らない?知らないようで知っている? 今回はDolby Visonをテーマに実施します! Dolby Japan株式会社から中山 尚幸様 (コンテンツ技術担当 シニア・テクニカル・マネージャー)と林 正樹様 (シネマ&コンテンツソリューション部 シニア・コンテンツ・リレーションズ・マネージャー) をゲストにお迎えします。 Dolbyの名前やロゴしか知らないあなたに向けた説明から、実際にDolby Vision作品に携わっている方やこれから携わる方が直接質問するこの出来るQ&Aのお時間も設けておりますので、全てのDaVinci Resolveユーザーにとって有意義なイベントとなってます。 高級なシステムや設備が必須??小さなプロダクションや個人では採用が難しい??などのイメージがあると思いますが、DaVinci Resolve StudioがあればDolby Visionの最初の一歩をスタートすることが可能です! どなたでも参加可能な無償オンラインイベントですので、学生からプロフェッショナルユーザーまで皆様ご参加を!また周りの方へも是非ご案内下さい! ドリンク片手に行うアットホームなイベントですので、お気軽にご質問など頂けますと幸いです! DaVinci Resolve & Dolby Vision for every one! 中山 尚幸様 (コンテンツ技術担当 シニア・テクニカル・マネージャー) 林 正樹様 (シネマ&コンテンツソリューション部 シニア・コンテンツ・リレーションズ・マネージャー) ※Dolby VisionやDaVinci Resolveに関する疑問点をイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂きますと、当日弊社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます) 日時:2020年6月18日(木)17:00~19:00 場所: ZOOMを使用したオンラインセミナー形式で開催 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.11 Let's talk to gadget-oriented V-loger! ~Close Encounters of the Third Kind~ オンラインに移行して実施しているMonthly SAMPLER、毛色を少々変えた11回目はLet's talk to gadget-oriented V-loger! ~Close Encounters of the Third Kind~と題して、Forbes JAPANでトップインフルエンサー50人にも選ばれた、サンフランシスコ在住ソフトウェアエンジニアdrikinさんをゲストにお迎えします! 独自の視点でガジェットやIT情報などをレビューするV-logerの視点からDaVinci Resolveについて話をして頂きます。
ヴィデオグラファー、、V-loger、エディター、YouTuber、カラリスト、ディレクター、etc…による未知との遭遇!V-logerってだれが編集しているの??TVCMの編集ってどんな感じ??などなど、みなさんお持ちの質問などを直接できる貴重な機会となっております。 
もちろんDaVinci Resolveに関するQ&Aも今まで通り実施します。どなたでも参加可能な無償のオンラインイベントですので、周りの方へも是非ご案内下さい! drikin氏 ※DaVinci Resolveに関する疑問点などはイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと幸いです。当日弊社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます) 日時:2020年5月15日(金)16:00~18:00 場所: ZOOMを使用したオンラインセミナー形式で開催 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.10 Let's start FUSION, better understanding of FUSION ! ~In order to reduce recurring spending~ 前回の参加者から熱い要望を頂き、10回目はFUSIONをテーマにオンラインにて実施します。
FUSIONマスターとして、イザギレ・ファビアン様(inaho) & 吉村 寛興様(スタジオ吉庵)、また初心者とマスターを繋ぐ生徒代表として照山 明様(GAIPROMOTION)をゲストにお迎えします。各ゲストからFUSIONに関するお話&簡単なデモをして頂いた後に、Q&Aを実施します。 作品制作のレベルアップはもちろん、今までのお使いのモーショングラフィックスや3Dコンポジットソフトから乗り換えを検討されている方、新たにスタートする方など是非ご参加下さい。既に使われている方は、これから期待している機能要望を共有しブラックマジックデザインスタッフに伝えることも出来ます。 ZOOMを使って行いますので、どこからでもどこからでも参加が可能です。 どなたでも参加可能な無償のセミナーです。周りの方へも是非ご案内下さい! DaVinci Resolve/FUSIONをスタートして毎月の支払いから解放されましょう! 
 イザギレ・ファビアン氏(inaho Film) 吉村 寛興様(スタジオ吉庵)   照山 明様(GAIPROMOTION) ※DaVinci Resolveに関する疑問点などはイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと幸いです。当日弊社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます)
 日時:2020年4月23日(木)18:15~20:00 場所: ZOOMを使用したオンラインセミナー形式で開催 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.9.5 EDIT, CUT, Editor Keyboard, and you! ~The revolution in editing re-start at online~ 今回は9.5回目と称して、延期となってしまったDaVinci Resolveの編集ページをテーマにした回をオンラインにて実施します。 
EDITページは渡辺 聡 氏(株式会社IMAGICA Lab.)をお迎えして、エディターである渡辺氏からみたDaVinci ResolveのEDITページのグッドポイントやtipsなどをお話頂きます。CUT & Editor Keyboardは昨年のInterBeeでもトレーニング講師をされた山本 久之 氏(マウントキュー株式会社)をゲストにCUTページのスピーディーな編集機能やハードウェアの魅力を語って頂きます。 パソコンやスマートフォンを使ってセミナーやミーティングをオンラインで開催するために開発されたアプリZOOMを使いますので、今まで通りQ&Aも実施致します。疑問点やこれから期待している機能要望など共有し、謂れなき誤解の解消も出来ればと思います! 多機能で導入コストも非常に低いので、エディターの方はもちろん、ディレクターや学生、これから映像編集をスタートする方など、映像制作にご興味ある方々は是非ご参加下さい。
 渡辺 聡 氏(株式会社IMAGICA Lab.) 山本 久之 氏(マウントキュー株式会社) ※DaVinci Resolveに関する疑問点などはイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと幸いです。当日弊社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます)
 日時:2020年4月9日(木)16:00~18:00 場所: ZOOMを使用したオンラインセミナー形式で開催 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.9 EDIT, CUT, Editor Keyboard, and you! ~The revolution in editing re-start~ 第9回目は最近非常なスピードでユーザー層を拡大しているDaVinci Resolveの編集ページをテーマに実施します。
EDITページは渡辺 聡様(株式会社IMAGICA Lab.)をお迎えして、エディターである渡辺様からみたDaVinci ResolveのEDITページのグッドポイントやtipsなどをお話頂きます。CUT & Editor Keyboardは昨年のInterBeeでもトレーニング講師をされた山本 久之様(マウントキュー株式会社)をゲストにCUTページのスピーディーな編集機能やハードウェアの魅力を語って頂きます。 Q&Aのお時間も用意しておりますので、疑問点やこれから期待している機能要望などもお話頂き、謂れなき誤解の解消も出来ればと思います! 多機能で導入コストも非常に低いので、エディターはもちろん、ディレクターやDaVinci Resolveでの映像編集に興味のある方など、是非ご参加下さい。
 渡辺 聡 氏(株式会社IMAGICA Lab.) 山本 久之 氏(マウントキュー株式会社) ※DaVinci Resolveに関する疑問点などはイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと幸いです。当日弊社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます)
 日時:2020年2月27日(木)18:10~19:40 (18:00 OPEN)
 場所:Blackmagic Design Tokyo Office 3F DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.8 Power to change everything! ~DaVinci Resolve & New Mac Pro / Pro Display XDR~ 2020年1回目のDaVinci Resolve Monthly SAMPLERはMetalに最適化されているDaVinci Resolveの良きパートナー!話題のNew Mac Pro & Pro Display XDRをテーマに実施致します。

Appleにご協力頂き、当日は両製品の実機もご用意しておりますので、お客様の持参したデータにてパフォーマンステストやモニターチェックなどもお時間の許す限り可能となっております。DaVinci Resolve & Mac Proご導入検討の方、4K/8Kを見据えたシステム買い替えをご検討されている方など是非ご参加下さい。
 いつもどおり、Q&Aやディスカッションのお時間もご用意しております。
DaVinci Resolveに関する不明点、DaVinci Resolveを使用するうえでのMac Proのスペックや周辺機器などについて直接質問したり、参加者でディスカッションすることの出来る貴重な機会となっております! 日時:2020年1月30日(木)18:15~20:00
*18:00受付開始 場所:Blackmagic Design Tokyo Office 3F ※DaVinci Resolveに関するご質問は、イベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと、当日弊社スタッフから質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます) DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.7 Exchange meeting @InterBEE2019! 第7回目は特別企画、本年も盛大な盛り上がりを見せること確実のInterBEE2019会場にて実施します。DaVinci ResolveのプロダクトマネージャーPeter Chamberlain氏をはじめ、シアターコーナーで登壇するゲストスピーカーやトレーニングコーナーで講師をする認定トレーナーの方などもお誘いしております! DaVinci Resolveユーザーの皆さんには、展示会期中では聞けない!話せない!伝えられないトピックがたくさんあると思います。
普段なかなか話すことの出来ないゲストとの交流や、DaVinci Resolveチームに日頃の感謝やご要望等を直接伝えられる貴重な機会となっております! 素晴らしい時間になること間違いなし!席に限りがあるので申し込みはお急ぎください!
 クリックで拡大 クリックで拡大   日時:2019年11月14日(木)17:30~20:00
 場所:InterBee2019 Blackmagic Designブース(HALL8 No.8216) 
※InterBEE2019ブラックマジックデザインDaVinci Resolveシアターコーナーは豪華ゲストを集めた盛大な3日間となっております!ハリウッド作品から最新のHDR映像、映画、CM、Music Video、V-logなど多彩な作品が登場します。DaVinci Resolveの最新情報や明日から使えるtipsセミナーもあり! 他では決して見ることの出来ない必見の内容となっております!くれぐれもお見逃しなく! DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.6 Current Status of Collaboration Workflow + α ~Change the future of work style!~ 斎藤 勇貴 様(株式会社日本デザインセンター) 毎月開催を目標に実施している”DaVinci Resolve Monthly SAMPLER” 第6回目は世界のポストプロダクションが新たな可能性を感じているDaVinci Resolve StudioによるCollaboration Workflowがテーマとなります。 今回は斎藤 勇貴 様(株式会社日本デザインセンター)をゲストにお迎え致します。同社では東京と名古屋といった多拠点によるCollaboration Workflowを実現し、EditやFusion、Colorを使用し制作をされております。今回はTOYOTA RHOMBUSのイメージムービーや、Webサイト「低空飛行」での事例をもとに導入経緯や実際のWorkflow、メリットなどをお話頂きます。ご登壇後はQ&Aとフリータイム、交流会のお時間も用意しております。 +αとして、AUSUより新たにリリースされたモニター Pro Artシリーズ「PA32UCX」「PQ22UC」の実機をご用意しております。両モデルともにDolby Vison、HDR10、HLGをサポートした最新機種となります。Workstationはテックウインド株式会社より4K/8K動画編集向けハイパフォーマンスサーバーを今回もお借りしております。フリータイムでは、DaVinci Resolve Collaborationの機能とあわせて、最新のWorkstationとモニターを体感して頂くことも可能となっております。 距離や時間を超えた新たな制作環境「Collaboration Workflow」を知ることの出来る貴重な機会となっております。次に新たな環境を作るのはあなたかもしれない! 日時:2019年10月30日(水)17:00~19:30
 場所:Blackmagic Design Tokyo Office 3F ゲスト:斎藤 勇貴 様(株式会社日本デザインセンター) ※Webサイト低空飛行は株式会社日本デザインセンター社長の原研哉様個人の目で日本の選りすぐりの場所を紹介するサイトです。このプロジェクトは「日本がグローバルな文脈で、世界の豊かさに貢献できる価値に焦点を当てつつ、新たなツーリズムに備えていく試み」を持った、非営利により立ち上げられたものです。  ※DaVinci Resolve16(FUSION含む)に関する質問などは、イベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと幸いです。当日弊社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます)
 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.5 FUSION Users Meetup! ~The model or paragon that remains from a predecessor~ 待望の第5回目は、DaVinci Resolveによるワンストップ・ポストプロダクション・ワークフローを検討されているお客様から最も要望の多いFUSIONにフォーカスします。 前半はFUSIONユーザーのイザギレ・ファビアン様(inaho)、塚元 陽大様(株式会社IMAGICA Lab.)、吉村 寛興様(スタジオ吉庵 from Osaka*ストリーミング参戦)をゲストに迎え、実際のデモやTips、FUSIONとの出会いなどをお話頂きます。後半は恒例のQ&Aと交流会のお時間を用意しておりますので、ゲスト&参加者のお力も借りてFUSIONに関する疑問や思いなどをディスカッション致します。前回同様にテックウインド株式会社よりワークステーションもお借りしております。一部仕様は異なりますが導入実績もある8KワークステーションにてFUSION体験をすることも可能です。 秋の夜長はFUSIONを触って完全なるワンストップ・ワークフロー構築にまた一歩近づくのはいかがでしょうか? イザギレ・ファビアン様(inaho) 塚元 陽大様(株式会社IMAGICA Lab.) 吉村 寛興様(スタジオ吉庵) 日時:2019年9月20日(金) 16:30~19:30
 場所:Blackmagic Design Tokyo Office 3F ゲスト:イザギレ・ファビアン様(inaho)、塚元 陽大様(株式会社IMAGICA Lab.)、吉村 寛興様(スタジオ吉庵 from Osaka*ストリーミング参戦) ※DaVinci Resolve16に関する疑問点などはイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと幸いです。当日弊社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます)
 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.4 ~ DaVinci Resolve 16 release! “Innovative new features of 16.1 public beta” +α ~ 第4回目はPocket Cinema Camera6K、UltraStudio 4K Miniと同時にアナウンスされた DaVinci Resolve 16ファイナルリリースを記念して、Public β16.1の新機能ご案内速報とVer.16各種機能や設定項目の疑問についてのディスカッションを致します。 前半はPublic β16.1リリース速報として、ブラックマジックデザイン株式会社 岡野氏による新機能紹介デモを実施致します。後半はBMD社スタッフ各位を含めて、DaVinci Resolve16で今まで気になっていた機能や理解できない設定項目や疑問点などを、ご参加者様の力も借りて洗いざらいディスカッション致します。 当日は新製品のPocket Cinema Camera6K、UltraStudio 4K Miniもご用意しております。 また、テックウィンド株式会社の協力により、仕様は異なりますが導入実績もある8Kワークステーションを用意。各種製品体験をすることも可能となっております。 新機能を体験し、DaVinci Resolveの理解を深め、8Kワークステーションにも触れることの出来る貴重な機会となっております。 Pocket Cinema Camera6K UltraStudio 4K Mini 日時:2019年8月29日(木) 18:00~20:00
 場所:Blackmagic Design Tokyo Office 3F ※DaVinci Resolve16に関する疑問点などはイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと幸いです。当日弊社スタッフより質問として共有させて頂きます。(質問者様のお名前は伏せさせて頂きます)
 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.3 ~ Color Managed Workflow & HDR Session with Netflix ~ 第3回目となるDaVinci Resolve Monthly SAMPLERは、素晴らしいオリジナル作品を多数リリースしているNetflixより、Haruka Miyagawa(宮川 遥)様、Kevin Kang(ケビン・カン)様を招聘します。 宮川様からはNetflixが推奨するカラーマネージされたワークフローとは何か?具体的にどうすれば良いのか?をご説明いただきます。カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した「パラサイト」をはじめ、カラリストとして長いキャリアをもつケビン様からはACESとHDRについてお話いただきます。 NetflixやBlackmagic Designのスタッフと意見交換、交流出来る貴重な機会となっております。 Kevin Kang(ケビン・カン)様 Haruka Miyagawa(宮川 遥)様 日時:2019年7月19日(金) 17:00~19:00
 場所:Blackmagic Design Tokyo Office 3F ゲスト:Haruka Miyagawa様 & Kevin Kang様(Netflix) 講演内容:Color Managed Pipelineとは? / ResolveにおけるACESカラースペースでのグレーディングから納品まで / Dolby Vision グレーディング / Q&A Netflixについて Netflixは、190ヵ国以上で1億4800万人を超える有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級のオンラインストリーミングサービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画などを多言語で配信しています。メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけエンターテインメントを楽しむことができます。当社サービスには、広告や契約期間の拘束は一切ないうえ、Netflix独自のレコメンデーション機能が一人ひとりのメンバーの好みに合わせて作品をオススメするので、お気に入りの作品が簡単に見つかります。 ※参加申し込みの際には、備考欄にて下記質問に必ずお答えください。 1. Netflixの推奨するColor Managed Pipeline(色管理されたパイプライン)とはなにか ご存知ですか?(Yes or No) 2. グレーディング時、作業スペースはカメラのカラースペースにし、最後に変換LUTで最 終出力(例:Rec709)に変換する方法でグレーディングを行ったことはありますか? (Yes or No) 3. ACESをご存知ですか?(Yes or No) 4. ACESカラースペースでグレーディングを行ったことはありますか?(Yes or No) 5. NetflixやNetflixの掲げる制作ガイドラインに対して質問はありますか? ※DaVinci Resolveに関するご質問、ご要望などがございましたらイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと幸いです。
 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.2 ~ What are DaVinci Resolve Editor Keyboard & Cut Page? ~ 第2回目は共信コミュニケーションズ様との協力で、NAB2019に突如発表されデイズド・アンド・コンフューズドを巻き起こしたDaVinci Resolve Editor KeyboardとDaVinci Resolve16の新たなページ”CUT”にフォーカスします。 製品紹介や新機能紹介はもちろん、リニアエディターの方にもわかりやすい!移行しやすい!をテーマに、ブラックマジックデザイン株式会社 新井によるEditor Keyboard実機デモも実施致します。Editor KeyboardやDaVinci Resolveの気になる機能やご要望等を直接伝えられる貴重な機会となっております。 >>DaVinci Resolve Editor Keyboard製品ページ ※Editor KeyboardやDaVinci Resolveに関するご質問、ご要望などをイベント参加希望フォームの備考欄に事前にご記入頂けますと幸いです。
 日時:2019年6月21日(金) 16:00~18:00
 場所:Blackmagic Design Tokyo Office 3F 共催:共信コミュニケーションズ株式会社 DaVinci Resolve Monthly SAMPLER Vol.1 ~Exchange meeting with Peter Chamberlain~ 第1回目はDaVinci ResolveプロダクトマネージャーのPeter Chamberlain氏を招聘します。 DaVinci Resolve全般に関して気になる新機能やご要望等を直接伝えられる貴重な機会となっております。
   日時:2019年5月22日(水) 19:00~21:00
 場所:Blackmagic Design Tokyo Office 3F ゲスト:Peter Chamberlain氏(DaVinci Resolveプロダクトマネージャー) 今後のセミナー情報は、各セミナーの開催が決定した時点でこちらのページに掲載予定です。
Tech
2020/08/05

失敗しないオーディオ編集!映像編集でのノイズリダクション

MAワークで必須のオーディオプラグインたちを、映像編集でどうやって使いこなすかを解説する本シリーズ。第二弾はノイズリダクション・ツールとして、音声編集では欠かせない存在となったiZotope RX7を中心にお届けします! 前回の記事では、3つのオーディオプラグインの話をしました。 音のバランスをとったり、ノイズを消したりと、聞きやすい音にするためには、いずれもかかせないプラグインではありますが、ビデオの編集ソフトに付属しているわりに、簡単に適応できるプリセットがあるわけでもなく、日本語解説もない得体の知れないボタンばかりで、ぶっちゃけていうと、かなりむずい。。。 そこで!ビデオ編集者にも簡単に扱えるプラグインを弊社のRed先生に紹介してもらい、その使い方を教えてもらおうと思います。 ROCK ON PRO Product Specialist 丹治 "RED先生" こと、ROCK ON PRO Product Specialist 赤尾 見えない敵を可視化する!必殺のツール 〜izotope RX7〜 丹治(以後"丹"):Red先生、お願いします! まず、根本的な質問ですが、音を調整する上で大事なことはなんですか? Red先生(以後"赤"):聞きやすい音質にすることと、適切なボリュームに整えることです。 それには、まず音声と一緒に収録された環境音などを減らすことが大事ですね。 丹:そういった環境音を減らすのが得意なプラグインといえば、iZotopeのRX7でしょうか? オーディオのリペアツールとしては有名ですね。De-BreathやDe-Humなど、その名前の通り分かりやすいノイズを消去するには、確かに簡単だとは思います。 しかし、今回収録された音声ファイルには、電車音や目覚まし時計の音などがあって、どの帯域にアプローチすればいいのかもわからないような場合は、見えない敵を探すようなものです。 赤:RX7には、見えない敵が見える、万能のツールがあります。 Spectral De-noise というプラグインで、AI機能を使って、不快な環境音、すなわちノイズを分析して除去してくれます。では、実際にこのプラグインを使って、ノイズを除去してみます。 RX7はスタンドアロンソフトのRX7 Audio Editorを使うことで、「見えない敵が見える」ようになります。もちろんMedia Composerと連動させることができます。 詳しくは下記を参照ください。 How to use RX Connect in Avid Media Composer(iZotope 英語サポートページ) Media Composerで取り込んだクリップのオーディオ部分をRX Audio Editorで可視化すると、こんなかたちで表示されます。 オレンジ色のより明るい部分は音量が大きいことを示します。そして、画面中央に特にくねくねとしたより明るいオレンジ色の縞々が見えると思いますが、これが人の声です。一方、その両脇のうっすらとオレンジ色がかっている部分は、環境音、いわゆるノイズですね。この、声が入っていないノイズ部分を選択して、Spectral De-noiseにノイズ成分を学習させます。 学習させたノイズのプロファイルを、今度は全体に反映させてRenderすると、人の声の部分が残り、背景はぐっと暗くなりましたね。暗ければ暗いほど無音状態に近づきます。 [audio wav="https://pro.miroc.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/Noise.wav"][/audio]   [audio wav="https://pro.miroc.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/No-Noise.wav"][/audio] たった1回の作業でここまで簡単にノイズを消すことができました。 他にも、目覚まし時計の音はこのように見えます。 画面の上の方に、何本か横に伸びる線があるのがお分かりいただけますでしょうか?この横線が、目覚まし時計の音なんです。このように、まさに「見えない敵が見える」状態になります。 見えてしまえば、こちらのもんです。あとはカーソルでこの残念な線を囲んで、Spectral Repairを使用して徐々に消していきます。これは、先ほどのDe-noiseとは異なり、周囲の音を参照して修復するツールなんですが、簡単に言うと、消しゴムで消して、周りと馴染むようにぼかす・・・と言った感じでしょうか? 実際に目覚まし時計の音を頑張って消してみました。が、これは限界ありましたね。。。これ以上消そうとすると、声の音質が変わってしまいます・・・。このように、時には完全に消せない音もあります(笑)。少なくとも、目覚まし時計の音が入ってしまったら、撮り直したほうが、早いので、撮り直して欲しいですね。 定番Wavesプラグインもオススメ! 〜Waves Restoration Bundle〜 丹:なるほど、目覚まし時計とセミは強敵ということですね。その他、Red先生オススメのノイズ除去もプラグインがあったら、教えて下さい。 赤:iZotopeのユーザーが圧倒的に多いですが、Waves のWNSやX-Noise、Z-NoiseなどがバンドルされたRestoration Bundleのユーザーも多いですよね。そもそもRXが発売されたのは2007年で、それ以前はRestoration Bundleの1択といっても過言ではなかったくらいです。 もちろん、このプラグインも使いやすく、「Suggest」のボタンを押すと最適なEQカーブを解析してくれます。 Wavesのプラグインは直感的に操作できたり、作業が少なくていいので、「とりあえず全体像を掴みたい」といった場合にはとても重宝します。 丹:映像のプラグインの場合、視覚的な変化は画面を見ればその効果がすぐに分かりますが、音の場合何か変化しているのかよく分からない。そこがオーディオプラグインを使いにくいものにしていたと思います。しかし、RX7のように視覚的に捉えることができるようになると、音の知識がなくても、ある程度自動でなんとかしてくれるということがわかりました。 いかがでしたでしょうか?RX7などを使用してオーディオを視覚的に把握することで、ノイズリダクションという「見えない敵」との闘いによる負担を減らし、映像の編集に集中できそうでしょうか!? 音声制作に関する些細なことから、製品購入、システム構築まで、オーディオに関する疑問・ご相談はROCK ON PROまでお気軽にお問い合わせください!
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2020/08/05

株式会社IMAGICA SDI Studio 様 / 国内外のニーズを両立させる、グローバルスタジオの最先端

長い歴史と高いクオリティを背景に、映像コンテンツのポストプロダクション事業におけるリーディング・カンパニーである株式会社IMAGICA Lab.と、欧米・アジアに数多くの拠点を持ち、メディア・ローカライズ事業をグローバルに展開するSDI Media Group, Inc.。ともにIMAGICA GROUPの一員であるふたつの企業による共同設立という形で株式会社IMAGICA SDI Studioが誕生した。映像コンテンツの日本語へのローカライズと、アニメーション作品の音響制作を主に手掛ける同社の拠点として、2020年2月に旧築地市場付近にオープンした同名のスタジオは、国内外からの様々な要求に応えるために、高品位な機器設備の導入だけでなく、欧米と日本のスタンダードを両立したスタジオ設計を目指したという。本記事では今後ますます起こり得るだろうグローバルな規模でのコンテンツ制作を可能にしたこのスタジオの魅力を紹介していきたい。 国内外双方の要望に応えるポストプロダクション 株式会社IMAGICA Lab.(以下、IMAGICA Lab.)と言えば、名実ともにポストプロダクション業界を代表する企業だ。国内最大規模のポストプロダクション事業を展開する企業であり、その歴史は戦前にまで遡ることができる。国内開催の五輪や万博といった歴史的な事業との関わり、独自技術の開発など、ポストプロダクション業界への貢献は計り知れない。一方、2015年にIMAGICA GROUPに参画したSDI Media Group, Inc.(以下、SDI)は、ロサンゼルスに本拠を置き、欧米とアジアに150を超えるレコーディングルームを持った世界的なローカライズ事業者。グローバルなコンテンツのダビングとサブタイトリングをサービスとして提供している。 そして、業界のリーディングカンパニーであるこの2社が2019年に共同設立したのが株式会社IMAGICA SDI Studioとなるのだが、この2社のコラボレーションの開始は同じグループ企業となった2015年に遡る。当初はIMAGICA Lab.が国内のクライアントから請け負った日本語コンテンツの多言語字幕吹替版の制作事業を中心に行っており、日本語吹替版の制作はIMAGICA Lab.内のMA室を改修したスタジオで2017年から実施されていたという。日本語吹替版制作事業が順調に拡大する中で、海外コンテンツの日本語ローカライズに対する需要の高まりを受け、国内外双方の要望に応えるために両者の共同出資によるグループ内企業を設立。そして、同企業の所有するスタジオとしてのIMAGICA SDI Studioのオープンが決まったということである。 101 102 103 IMAGICA SDI Studioの主な事業は、映像コンテンツの日本語吹き替え版の制作と、アニメーション作品の音響制作ということになるのだが、こちらのスタジオを拠点とした業務にとどまらず、翻訳者や声優のキャスティングから納品物の制作に至るまでを一手に引き受けることができる総合的なプロダクションとなっている。クライアントからすれば、IMAGICA Lab.とSDIの実績を背景とした豊富なノウハウと厳密なクオリティ管理の下に、プロジェクト全体をワンストップで依頼できるというわけだ。まさに時代に即応した現代ポストプロダクションの申し子とも言うべき企業が誕生したと言えるだろう。 海外仕様と日本のメソッドを融合 国内では類例のない広さを持つ102レコーディングブース。台本が見やすいようになるべく明るい部屋を目指したという。マイクはNeumann U 87 Ai。 「IMAGICA Lab.とSDIの両社で作ったスタジオということで、国内のお客様から求められる仕様と海外のお客様から求められる仕様を両方組み合わせて、両方のお客様に応えられるような設備の組み合わせを作ったというところが、一番特徴的かと考えています」と、株式会社IMAGICA SDI Studio 代表取締役社長 野津 仁 氏より伺えた。この国内外両方の顧客ニーズへ応えるために、仕様決定についてはSDI側からのリクエストも仔細に反映されている。当然、それぞれの国ごとに建築事情も違えばワークフローのスタンダードも異なっており、両立するための工夫がスタジオ全体の微に入り細に入り凝らされているが、その中でもこの両者の融合がもっとも顕著に現れているのが集合録り向けの部屋となる102ではないだろうか。 101を除く4部屋にはレコーディングブースが併設されているのだが、この102では国内でよく用いられている"集合録り"を行うための設備が整えられた。天井高:約3m/床面積:約40㎡という広々としたブースは最大25人程度を収容できるキャパシティを備えており、集合録り向けとはいえこれほど広いブースは国内でも珍しい。そこには、演者への快適な居住性の確保という観点はもちろん、海外に数多くの拠点を持つSDIの意向も強く反映されているという。ADRが主流となっている海外の制作現場では、ミキシング時に加工がしやすいクリーンな録り音を求める傾向が強い。リバーブ感も含めた各セリフの味付けは、レコーディング後の処理で追加するものという発想のようだ。そのため、天井高を確保することでブース内での反響を抑制し、可能な限り響きの少ない声を収録することを目指している。今回の音響設計は株式会社SONAの手によるものだが、狙い通り反響の少ない一つ一つの音が聴きやすく、かつS/Nもよい環境に仕上がったようだ。 同じようにブース内での反響を抑制するためにすべてのブースをプロジェクター+スクリーンにしたいとSDIからの要望もあったという。台本を持って収録にのぞむことになる日本のアフレコワークではスクリーンを使用すると部屋が暗くなり過ぎるため、残念ながらこちらは見送りとしたようだが、より反響を抑えるためにブースとコントロールルーム間のガラスを塞ぐことが出来るようにするなど、サウンドへの要望を実現するための工夫は随所に凝らされている。この102のブースは海外のクライアントが求めるサウンドと、日本で行われてきたワークフローとの両立が垣間見える、非常に興味深いスペースとなっている。 101 / 3mの天井高による理想的なDolby Atmos環境 それではスタジオの仕様を見ていきたい。全5部屋あるダビングスタジオのうち、101スタジオだけはレコーディング・ブースを持たないミキシング専用の部屋となっている。そして、この部屋がIMAGICA GROUP初のDolby Atmos対応ミキシング・ルームとなった。これまでもIMAGICA GROUPにはDolby Atmosに対応したプレビュールームなどはあったが、Dolby Atmos Home環境で制作が行えるスタジオはこちらが初めてとなる。 レイアウトはミッドレイヤーに7本、トップには4本のGenelec S360、サブウーファーは7380A 2本を使用した7.1.4ch構成。約3mに及ぶ天井高は、Dolby Atmosなどのイマーシブモニター環境としては理想的だ。この部屋は前述のように7.1.4 Dolby Atmosの構成をとるが、4本のトップレイヤーと、7本のミッドレイヤーとの間に十分な距離を取れないとミキシング作業に支障を来すということで、計画当初から3mの天井高を確保することが視野に入れられていたという。そこにモニタースピーカーとして採用された11本のGenelec S360が、最大出力118dB SPLというパワーで広い部屋の隅々まで音を届けている。 トップレイヤーを取り付けている位置は部屋全体からさらに浮いた構造になっており、音響的な「縁切り」がしっかりと行われている。 DAWは、メイン用と音響効果用に2式のPro Tools HDXシステムが導入された。メイン側のI/OはPro Tools | MTRX、効果用のI/Oは従来モデルのHD I/Oが採用されている。Pro Tools | MTRXはAD/DAに加え、Dolby Atmos RMUと信号をやり取りするためのDanteオプションカードと、ルームチューニング機能を提供するSPQオプションカードが追加された仕様だ。Dolby Atmos Home Mastering制作に必須となるDolby RMUは、昨年DolbyよりアナウンスされたばかりのMac mini構成。Mac miniはDante I/O カードとともにSonnet xMac mini Serverにビルトインされ、1UのコンパクトなサイズでDolby Atmosに必要な128chを処理する。限られたスペースに多数の機材をラッキングしなければならないMAスタジオにとっては、そのコンパクトさは価格も含めて魅力的な構成と言えるだろう。 コントロールサーフェスは、メインに16フェーダー構成のAvid S4、効果用にAvid S3を採用。S4はフラッグシップであるS6 M40に搭載された機能のほとんどを使用することが可能だが、今回はディスプレイモジュールなしとし、3Dパンニング対応のパンナーモジュールが追加されている。S4とS6 M10とのもっとも大きな違いのひとつがディスプレイモジュールへの対応だが、そのディスプレイモジュールを省いたのはこの部屋の映像モニターがスクリーン+プロジェクターであることと関係している。せっかく大型スクリーンで視聴できる環境を整えたのだから、その手前にカラフルなディスプレイモジュールを設置することは望ましくない、という判断だ。 パワフルな機能だけでなくコンパクトさも魅力Avid S4。様々な位置でミックスを確認できるよう、パンナーモジュールは特注ボックスに収納され本体の外に設置されている。 パンナーモジュールは特注専用ボックスと延長ケーブルを使用して、サーフェス本体から離れた位置でもパンニングを行うことができるようになっている。モニターコントローラーは、発売直後の導入となったGRACE DESIGN m908。名機m906の後継機として、Atmos対応を果たした同社の新たなフラッグシップ・モデルだ。IMAGICA Lab.では2部屋ある5.1ch対応MAスタジオの片方にm906が採用されていたのだが、その使い勝手が非常によいということで、こちらでは後継となるm908が全部屋に導入されている。 プラグイン関連に目を向けると、基本的に全部屋共通でWAVES Diamond、NUGEN AUDIO Loudness Tool Kit、iZotope RX7、AUDIO EASE各種、Video Slave 4 Proなど、ポストプロダクション業務でのデファクト・スタンダードが余すところなく導入されている。個人的には、その中にSound Toys Bundleが含まれているところが興味深いと感じた。MAというと、不要なノイズを除去するなど、ついついサウンドを"きれいに"する方向にばかり注目してしまうが、Sound Toysのように積極的に歪ませることが得意なプロダクトも導入されている点は、サウンドに対するこだわりを感じさせる部分ではないだろうか。 102~105 / 国内屈指の規模となる収録ブース群 102コントロールルーム そして、102~105は収録ブースを備えた部屋となっている。前述の通り102はいわゆる"集合録り"向けの部屋で、天井高:約3m/床面積:約40㎡という広々としたブースは最大25人程度を収容できるキャパシティを備えている。103~105は個別録り向けの部屋となっているが、それでも面積:約17~19㎡ x 高さ:約3mとなっており、一般的なスタジオと比べると大きなスペースを確保している。こちらでも微に入り細に入り不要な反響が発生しない工夫が凝らされており、クリーンな録り音を狙った仕様は102と同様だ。 102レコーディングブース 103レコーディングブース 機材面については、集合録り向けの102のみ収録機材が多いことを除いて、これら4部屋は基本的に同様の構成となっている。IMAGICA Lab.での実績を踏まえたオーセンティックな構成でありながら、課題となっていた部分を解決するためのモデル変更や最新モデルへのアップグレードなどが実施され、よりブラッシュアップされた仕様となっている。モニター環境は、配信系の映像コンテンツでは主流となっている5.1サラウンド構成を採用。モニタースピーカーには、国内出荷直後のGenelec 8351B(サブウーファーは7370A x2)が選ばれている。 そして、DAWは101と同様にPro Tools HDXシステム+Pro Tools | MTRXだが、102~105はHDXカードが1枚、MTRXのオプションカード構成も収録のない101とは異なったものとしている。コントロールサーフェイスにはAvid S3を採用。IMAGICA Lab.ではArtist | Mixを使用していたそうだが、フェーダーのクオリティ向上などを目的にS3が選ばれた格好だ。S3にはパンニング機能を追加できないため、パンナーとしてJL Cooper Eclipse PXが導入されている。102~105は5.1サラウンド仕様ではあるが、将来的な拡張性を考慮し、Dolby Atmos対応の本モデルが採用された。 Pro ToolsのホストマシンとなるMac Proは、101・102が旧モデル(いわゆる"黒Mac Pro")、103~105は発売されたばかりの新型Mac Proとなっている。最新のCPUに加え動画再生にも対応できるようメモリを増設、ホストマシンがワークフローのボトルネックとなることはほぼないのではないだろうか。モニターコントローラーも101と同じ、GRACE DESIGN m908が採用されている。ここにはPro Toolsからのアウトだけでなく、Mac Pro本体のオーディオアウトと、収録のバックアップ機として導入されているZoom F6が繋がっている。Pro Tools起動前に音声を確認したり、収録中に万一Pro Toolsが落ちた場合のブースとの音声のやり取りに使用するためだ。 ミキシング専用の部屋である101とは異なり、レコーディング作業もある102~105にはアナログコンソールが導入されているが、Avid S3と同じデスクの上にならべる必要があるため、そのサウンドクオリティとコンパクトさからSSL X-Deskが採用されている。HAはRupert Neve Design Portico 511とAD Gear KZ-912、Portico 511と同じシャーシにはダイナミクスとしてSSL E Dynamics Moduleもマウントされている。 全会一致で可決!?全部屋に導入されたGenelecスピーカー IMAGICA SDI Studioのスピーカー構成は101がGenelec S360+7380Aの7.1.4 Dolby Atmos、その他の部屋(102~105)は8351B+7370Aによる5.1 サラウンド仕様となっており、全部屋がGenelec製品で統一されている(101はステレオ用モニターとしてADAM AUDIO S2Vも設置)。前述の通り、設立当時はIMAGICA GROUP内でDolby Atmos対応のMAルームが存在していなかったため、それに応じるように吹き替え事業で需要のあるDolby Atmos対応ミキシングルームが作られた格好だ。その他の部屋も、近年の吹き替え作業での高い需要を鑑みて5.1サラウンド仕様となっている。特に配信系の映像コンテンツでは、現在はステレオよりも5.1サラウンドの方が主流と言ってよいようだ。 導入されたモデルについては、機材選定の段階で検討会を実施した際、ミキサーからの評価が非常に高かった2機種が選ばれている。ちなみに、この時の検討会では国内で試聴できるほとんどすべてのモニタースピーカーを一挙に聴き比べたという。S360については、「音が飛んでくる」「部屋のどこで聴いても音像が変わらない」「帯域のバランスがいい」など、参加したミキサーからの評判が非常に高く、ほぼ全会一致で導入が決定された。およそ3m x 35㎡という広い部屋をカバーするだけの、高い最大出力も魅力だったとのこと。当初は全部屋S360でもいいのではないか!?という程に評判がよかったようだが、101以外の部屋に設置するにはさすがにサイズが大きすぎるということもあり、8351Aが検討されたという経緯だ。その後8351Aについては、ちょうど導入時期にモデルチェンジがあり、8351Aから8351Bへとブラッシュアップされることが発表され、101を除く全部屋は8351Bで統一されることとなった。 S360 7380A 8351B 8351BはGenelecの中でも比較的新しい"One シリーズ"という同軸スピーカーのラインナップに属しているモデルだ。スピーカーを同軸モデルにすることに関してはSDIの担当者も非常に強く推していたそうで、「実際に音を出してみて、彼があれだけこだわった理由もわかるな、と思いました」(丸橋氏)というほど、位相感やサウンドのまとまりにはアドバンテージがあるという。同軸ではないS360との差異も違和感にはならず、却って差別化に繋がっているようで、それぞれのスタジオ環境に応じた的確なセレクトとなったようだ。 GLM+MTRX SPQカードによる音場補正 全部屋のモニタースピーカーにGenelec製品が導入されているため、音場補正はGLM(Genelec Loudspeaker Management)をメインとして行われている。同じく全部屋のPro Tools | MTRXにSPQオプションカードが換装されており、追加の補正を同時に施している。「基本的にはGLMで音作りをするという考え方で、SPQについてはそれプラスアルファ、必要な匙加減の部分を任せる、というような形です。」(池田氏)SPQカードは128のEQチャンネルと最大1,024のフィルターを使用した、非常に精密なチューニングを可能にしてくれる。IMAGICA SDI Studioの場合は、101が唯一スクリーン+プロジェクターという構成で、センタースピーカーがスクリーンの裏側に設置されている。そのため、スクリーン使用時はこのスピーカーだけ高域が僅かに減衰する。こうした部分の微調整を行うために、Pro Tools | MTRX のSPQカードによる追加の処理が施されているということだ。GLMとSPQのそれぞれの強みを活かし、クオリティと運用性の高さを両立していることが窺える。 高い操作性でイマーシブモニタリングにも対応するm908 今回、文字通り発売直後のタイミングで全部屋に導入されたモニターコントローラー GRACE DESIGN m908。そもそも、Dolby Atmosのスピーカー構成に対応できるモニターコントローラーの選択肢が、現状ではほとんど存在しないということも一因だが、現場のエンジニア諸氏が前モデルとなるm906の利便性を高く評価していたことが今回の採用に非常に大きく影響したようだ。 m908の必要十分な大きさのリモートコントローラーは、7.1.4構成時にもトップのスピーカーまで個別にソロ/ミュート用のボタンが存在するなど、作業に必要な操作がワンタッチで行えるように考えられたデザインとなっている。加えて、イン/アウトもコントローラー単体で自由に組めるためカスタマイズ性も高く、説明書を読まずに触ったとしてもセットアップができてしまうと評されるほどのユーザーインターフェイスを併せ持つ。また、m908はオプションカードの追加によって入力の構成を変更することが可能な柔軟性も魅力だ。アナログ信号を入力するためのADカードのほか、DigiLinkカード、Danteカードがあり、スタジオの機器構成に応じて最適な仕様を取ることができる。実際にこちらでもDolby Atmos対応の101とその他の部屋とでは異なるカード構成となっており、多様なスタジオのスタイルに合わせることができている。 これだけの規模のスタジオ新設、それも音関係の部屋のみで作るというのはIMAGICA GROUPの中でも過去にほぼ例がないことだったという。しかも、グローバルなコンテンツ制作への対応に先鞭をつけることが求められる一方で、足元となる国内からのニーズとも両立を計るというミッションがあったわけだから、その完成までの道程にあったクリアすべき課題は推し量るにも余りある。そうしてこれを実現するために2年、3年と行ってきた数々の試行錯誤は、いままさに実を結んだと言えるだろう。国内外のクライアントに最上のクオリティで応えることができる、IMAGICA SDI Studioという新たな拠点がいまスタートを切った。 当日取材に応じてくれた皆様。画像前列向かって右より、株式会社IMAGICA SDI Studio 代表取締役 野津 仁 氏、同社 オペレーション・マネージャー 遠山 正 氏、同社 ミキシング・エンジニア 丸橋 亮介 氏、同社 チーフ・プロデューサー 浦郷 洋 氏、後列向かって右より、株式会社フォトロン 鎌倉氏、ROCK ON PRO 岡田、株式会社ソナ 池田氏、同社 佐藤氏、ROCK ON PRO 沢口、株式会社アンブレラカンパニー 奥野氏 *ProceedMagazine2020号より転載
Tech
2020/08/03

Soundwhaleでリモートレコーディングを行う方法 〜How to use Soundwhale Vol.3 スタンドアローン接続編 〜

非圧縮ステレオ録音可能な遠隔収録ソフト、Soundwhaleの使い方をご紹介していきます。前記事 オーディオプレビュー編に引き続き、今回のテーマは「リモートレコーディング」の方法についてです。 想定されるのは、例えば次のような状況。 ・ミュージシャンの自宅スタジオでの演奏を、エンジニアのDTM環境にリモートで録音したいとき ・離れた地点に住んでいる人とコライト(Co-write、共同制作)を行っていて、スピーディに楽曲を制作したいとき ・MA業務で、「ワンショットのセリフだけ」「差し替え用のワンワードだけ」など、ちょっとした追加の音声収録が必要になったとき ※もし録音機能が必須ではなく、とりあえず非圧縮2chの音源を相手にストリーミングできればOK、という人は、前回記事:Soundwhaleでオーディオプレビューを行う方法〜How to use Soundwhale Vol.2〜をご覧ください。 録音を行うためにはLevel.2以上のサブスクリプションが必要 セッションを始める際の設定は基本的には前回記事の2.セッションの準備とほぼ同じです。ただし、今回は録音を行うので、最低限録音したい側のアカウントがLevel.2以上である必要があります。 ※バックアップ録音が可能になるという意味で、両者Level.2以上での接続を強くオススメします。特に、回線状況によってはインターネット越しの音質が部分的に劣化してしまうことも考えられます。そのため、常時ローカルに録音しておくことはマストと言えるでしょう。 ◎パターン1.AB両方ともSoundwhale単体で接続 ◎パターン2.AがSoundwhale+DAW 、BはSoundwhaleのみ パターン1、パターン2 →最低限、録音する側がLevel.2以上(両者Level.2推奨)   ◎パターン3.両方ともSW+DAW →AB共にLv2以上必須 図1:Soundwhale単体同士の接続 図2:どちらか片方がDAWと併用 図3:両者ともDAWと併用 ※画像クリックで拡大 一番シンプルな収録パターン ー 録りたい音だけを相手に送る SWからSWへの録音 まずは最も簡易な接続パターン、録音したい音源→A地点のSoundwhale→インターネット→B地点のSoundwhaleという経路での録音です。 バッキングトラック(オケ)もなく、シンプルに一つの音源のみを相手に伝送しつつ、録音したいという場合はこの方法になります。ここでは仮に、自分が演奏者としてA地点にいて、B地点にいる相手に楽器の音をストリーミングするという状況を想定します。 1.送りたいチャンネルを選ぶ            最初に、Sendパネル下、"Audio to Send"のプルダウンメニューから、相手に送出したいチャンネルをすべて選択します。この時、"System:Capture○○"として見えているのは、タブメニューSoundwhle>>Preferences>>Input Deviceで選択しているオーディオインターフェースの入力チャンネルです。この入力ポートの表示名は"Edit I/O Viewing Options"から、好きな名称を設定することができます。名称変更後はApplyとCmmand+Sで保存をお忘れなく。 2.楽器から実際に音を出してSendのメーターが振れることを確認                    楽器から音を出して、Sendのメーターが振れることを確認します。スピーカーのマークを押すと、モニターする出力を選択できます。 3.オーディオストリームで相手を呼び出し接続開始  接続が開始されると、上部のパネルにお互いの回線状況が表示されるようになります。まずは相手側に音声が送られているかチェックしましょう。この時、どちらかの回線状況、もしくはCPUの使用状況が接続を行うのに適した状態でないと赤く警告表示されるので、必要に応じてバッファーサイズを大きくするなどの対処を行います。 4.※重要 RECアームを立てる         Soundwhale内に録音を行う方法は至って簡単で、まず音を録りたいパネルの"R"ボタンを押して録音可能にし、次にトランスポートパネル上のRECボタンを押して録音待機状態にします。この状態で再生すると録音がスタートします。ちなみにLevel.1のライセンスだと、このRECボタンがグレーアウトしていて押せないようになっています。 A地点、オーディオ送出側は"Send"パネルのRボタンを、B地点、受信側は"Recieve"パネルのRボタンを押しましょう。 ちなみに"R"の右となりのボタンはそれぞれ、M=ミュート、S=ソロ、○=モノラル、○○=ステレオを意味しています。モノラルとステレオはクリックするたびに切り替わるので、必要に応じて選んでください。 ※もし、Level.2以上のライセンスを購入しているのに、RECボタンがグレーアウトしているという場合は、Soundwhale本国サイトにサインインした後、Subscriptionsのページから、ライセンスが正しくアクティベートされているか、プランの状態をご確認ください。 5.Playボタンを押して録音開始〜テイク管理         あとはPlayボタンを押してREC開始するだけです。録音されたテイクはタイムラインに表示され、画面右側のテイクリストに時系列順に並びます。これをクリックすると、Soundwhaleのタイムライン上にテイクが読み込まれます。右クリックで相手にファイルを共有したり、任意の場所にエクスポートしたりすることができます。この後DAWなどの別ソフトで編集する場合は、そのプロジェクトフォルダに直接書き出してしまうと便利です。 録音されたオーディオファイルはSoundwhaleのセッションフォルダを右クリックして"パッケージの内容を表示"をクリックすると… "Takes"フォルダの中に保存されています。 相手側とタイムラインを同期させる 〜ネットワークシンク(Network Sync)の設定〜 さて、無事にコネクションが確立されたら、是非ともネットワークシンク機能を使ってみましょう。これは、Soundwhale画面上のタイムラインの再生位置を、接続相手とネットワーク越しに同期できるという画期的な機能です。録音したテイクを確認する際、いちいち「○分○秒のところが〜」と指示して再生位置を指定しなくても、自分側のシークバーを動かすだけで、相手側のシークバーも同じ位置に追随してくれるという非常に便利な機能。当然ながら、相手側のRECボタンの操作や、Play/Stopもできるので、エンジニア側が操作してあげれば、プレイヤーを演奏に集中させることができますね。 1.Syncボタンを右クリック→Networkを選択    まず両者とも、トランスポートパネル上の"Sync"ボタンを右クリックし、"Network"にチェックを入れてください。これは接続相手とタイムラインを同期させるための機能です。もう一つの"Local"はDAWとタイムラインをシンクさせる時の機能です。ネットワークシンクはローカルシンクの機能も自動的に含みます。 2.シンクファイルをダウンロードしてタイムラインに読み込む                    次に、タイムラインを操作する側のタイムラインにシンクファイル(Sync File)を置いてください。これは、相手と正確なタイムラインの同期を可能にするために必要なもので、Soundwhale本国サイトから、適宜必要なサンプルレート、長さのものをダウンロードして使ってください。 3.シンクファイルを相手にSENDする       シンクファイルを置いたら、それを相手側に送出するために、"Audio to send"のプルダウンメニューより、Snd1→"Soundwhale:player1"とSnd2→"Soundwhale:player2"にそれぞれチェックを入れてください。操作する側のシークバーの動きに連動し、相手側のシークバーが連動して動きます。 4.リモートRECを設定            RECを右クリックするとRECボタンの"latch"、"remote"の設定ができます。 "latch"にチェックを入れると、RECが常に有効になるので、録音の度に再びRECボタンをオンにする必要がありません。"remote"にチェックを入れると、相手側のRECボタンをon/offできるようになります。録音ミス防止のためにも、お互いともremoteにチェックを入れておきましょう と、ここまでで思ったより長めになってしまったので、DAWを使ったワークフローについては次の記事でご紹介したいと思います! お問い合わせは、下記"Contact"より、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 How to use soundwhale 関連記事はこちらから! SoundwhaleとDAWとの同期&別PCで立ち上げる際のセットアップ 〜How to use Soundwhale Vol.1〜 https://pro.miroc.co.jp/headline/how-to-use-soundwhale-0/ Soundwhaleでオーディオプレビューを行う方法〜How to use Soundwhale Vol.2〜 https://pro.miroc.co.jp/headline/how-to-use-soundwhale2/ V1.6からの新機能は下記ページでもご紹介しています。 https://pro.miroc.co.jp/headline/soundwhale-v1-6-update/ ライセンス登録方法など、Soundwhale国内取り扱い情報の詳細は弊社輸入事業部のページでご確認ください。 https://www.minet.jp/brand/soundwhale/soundwhale/ その他、オーディオ・ビデオ関連のリモートワークフローに関する情報は下記ページにまとめられています。是非とも併せてチェックしてみてください! https://pro.miroc.co.jp/headline/remote-workflow-online-production-cloud-solution/
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2020/08/03

AVID MTRX Studio ウェビナー アーカイブ映像公開中!

MTRX Studio 紹介動画公開中です! 現在、絶賛発売中のAVID MTRX Studio!!興味はあるんだけど、もう少し詳しく知りたい、という皆さまに、弊社がこれまで開催したセミナーの様子をご紹介します! 動画内では「サイズ感が知りたい!」「SPQについて詳しく知りたい!」「Dolby Atmosの制作には使えるの?」…などなど、皆様の疑問にお答えしています。 ルーティングの自由度が高いが故に最初は少しとっつきにくいかも知れませんが、慣れるとそれぞれの環境にあわせて非常に便利に使えるということが分かると思います。 その1 話題のMTRX Studio!買ったらどうする? 初期設定ガイド ROCK ON PRO清水とRockoN Company松本によるトーク形式での初期設定ガイド。MTRX Studioを購入して最初のステップをご案内します。 入出力の数、コネクタの形状は? 2:10〜https://youtu.be/fhPIoSe3e3g?t=130 コントロールソフト、DADmanの使い方、初期設定は? 9:03〜 https://youtu.be/fhPIoSe3e3g?t=543 その2 教えてRED先生!!MTRX Studio 使いこなしガイド ROCK ON PRO清水と赤尾によるMTRX Studio使いこなしガイド!途中視聴者の疑問に答えながら、MTRX Studioの様々な機能についてじっくり解説していきます。 RED先生によるDADman丁寧解説! 4:37〜https://youtu.be/loMRdctuw_A?t=277 ProToolsからはこう見える! 24:20〜https://youtu.be/loMRdctuw_A?t=1460 SPQについて知りたい方はここから! 1:01:45〜https://youtu.be/loMRdctuw_A?t=3703 その3 ミュージックエンジニアリングのためのAVID MTRX Studio 徹底講習 ROCK ON PRO プロダクトスペシャリスト 洋介とAVID オーディオプリセールスマネジャーのダニエル氏による徹底解説!基本機能から他ハードウェアとの接続性、そしてDolby Atmos制作まで、音楽エンジニアリングに特化したMTRX Studioの使い方をご紹介します! マイクプリを増やすならDanteがおすすめ! 12:24〜 https://youtu.be/fNlLrs5bmrI?t=864 ミキシングに活用するには? 21:44〜 https://youtu.be/fNlLrs5bmrI?t=1304 Dolby Atmos制作にもぴったり! 26:53〜 https://youtu.be/fNlLrs5bmrI?t=2213 1Uというコンパクトサイズながら沢山の機能が搭載されているMTRX Studio。肝心の出音の良さに関しては、是非RockoNリファレンススタジオにてご自分の耳でご確認くださいませ! ※ご試聴を目的にご来店される際は事前に下記問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡ください。 RockoN店頭デモのご予約、購入に関するご相談はこちらから!!
NEWS
2020/07/21

Avid HDX プライスアップ!ほか一部製品が価格改定~導入ご検討の方はお急ぎください!

Pro Tools HDXシステムの核となるHDXカードの値上げを含む、一部製品の価格改定を8/10付けで実施する予定であることがAvidより発表されました。HDXカードは現行の価格よりも約8%の値上げとなります。導入をご検討中のユーザー様は、ぜひお早めのご発注をご検討ください。 発効日:2020年8月10日 対象:下記に掲載 HDXが値上げ対象 ご検討中の方はお急ぎください! 価格改定が予定されているのは下記の製品となります。重要なのは、HDXカードが対象に含まれていること。現行の価格と比べて約8%のプライスアップが予定されています。オーディオ主要製品では、そのほかに、DigiSnake全ランイナップがプライスアップ対象となっていいます。モデルによっては値上がり幅が大きいので、こちらもご検討中の方は要チェックです! 逆にプライスダウンとなるのが、Pro Tools | Ultimate サブスクリプションライセンスの年次更新(パッケージ版)。こちらはサブスクリプション新規及び更新(ダウンロード版)と同価格に改定される予定です。 対象製品一覧 Pro Tools HDX Core 約8%プライスUP!! 現行価格¥480,700(本体価格¥437,000) 新価格¥520,300(本体価格¥473,000) Pro Tools | Ultimate - 1-Year Subscription RENEWAL 約20%プライスDOWN!! 現行価格¥129,800(本体価格¥118,000) 新価格¥103,950(本体価格¥94,500) DB25-DB25 DIGISNAKE 4' 約52%プライスUP!! 現行価格¥8,470(本体価格¥7,700) 新価格¥12,870(本体価格¥11,700) DB25-DB25 DIGISNAKE 12' 約41%プライスUP!! 現行価格¥9,130(本体価格¥8,300) 新価格¥12,870(本体価格¥11,700) DB25-DB25 DIGISNAKE 25' 約57%プライスUP!! 現行価格¥12,320(本体価格¥11,200) 新価格¥19,360(本体価格¥17,600) DB25-TRS DIGISNAKE 4' 約10%プライスUP!! 現行価格¥11,660(本体価格¥10,600) 新価格¥12,870(本体価格¥11,700) DB25-TRS DIGISNAKE 12' 約10%プライスUP!! 現行価格¥12,320(本体価格¥11,200) 新価格¥16,720(本体価格¥15,200) DB25-XLRF DIGISNAKE 4' 約10%プライスUP!! 現行価格¥11,660(本体価格¥10,600) 新価格¥12,870(本体価格¥11,700) DB25-XLRF DIGISNAKE 12' 約36%プライスUP!! 現行価格¥12,320(本体価格¥11,200) 新価格¥16,720(本体価格¥15,200) DB25-XLRM DIGISNAKE 4' 約10%プライスUP!! 現行価格¥11,660(本体価格¥10,600) 新価格¥12,870(本体価格¥11,700) DB25-XLRM DIGISNAKE 12' 約36%プライスUP!! 現行価格¥12,320(本体価格¥11,200) 新価格¥16,720(本体価格¥15,200) 現在、Pro Tools HDXシステム導入をご検討のユーザー様は価格改定前の導入が断然お得です!システムのご相談、ご質問などは下記contactバナーをクリックし、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください!!
NEWS
2020/07/17

Syncro Arts 製品をお得に追加!!クロスグレードライセンス版が新登場!

最速かつ最も簡単で最高の音質を実現するサウンドコントロール/アライメント・ソフトウェアである「Revoice Pro」、オーディオ信号間のタイトなアライメントを自動で瞬時に実現する「VOCALIGN PRO」、そして、VOCALIGNの基本的な機能を低価格で手に入れることができる「VocALign Project」といった、オーディオプロフェッショナルに愛用され続けてきたSyncro Arts社のプロダクト。 この度、同社の最新バージョンである「Revoice Pro 4」「VocALign PRO 4」「VocALign Project 3」のライセンスをお持ちのユーザー様を対象としたクロスグレードライセンス版が新登場いたしました。 新登場!クロスグレードライセンス版一覧 Revoice Pro 4 - License for VocALign Pro 4 Owners 販売価格 ¥39,600(本体価格 ¥36,000) Revoice Pro 4 - License for VocALign Project 3 Owners 販売価格 ¥52,800(本体価格 ¥48,000) VocALign PRO 4 - License for Revoice Pro 4 Owners 販売価格 ¥19,800(本体価格 ¥18,000) VocALign Project 3 - License for Revoice Pro 4 Owners 販売価格 ¥8,580(本体価格 ¥7,800) *「Revoice Pro 4」「VocALign PRO 4」「VocALign Project 3」のいずれかのライセンスをお持ちのユーザー様が対象です。 Synchro Arts製品の実力をムービーでチェック! Revoice Pro 製品概要 VocALign 製品概要 VocALignをサイドチェインで使用する 製品のお問い合わせ、お見積もりのご依頼は下記contactバナーよりお気軽にご連絡ください。
NEWS
2020/07/15

Proceed Magazine 2020 販売開始!  特集:進化 ~Double Decade~

ProceedMagazine最新号となる2020号が登場です!今回のテーマは「進化〜Double Decade」と銘打ち、新たな10年の区切りを迎えたいま、2020年代に起こり得るだろう制作スタイルのブレークスルーをオンラインでの制作、イマーシブオーディオ、そしてそれを支えていくプロダクトたちといった側面から捉えます。また、Official髭男dism 藤原 聡 氏の新たな制作拠点について、iZotope Stutter Editの開発でも知られるBTのインタビュー、ROCK ON PROでの導入事例など、クリエイティブワークにつながるリアルな情報を満載してお届けします! ◎Proceed Magazine最新号 販売開始!! ◎特集:進化〜Double Decade〜 2020年初夏、私達は予期せぬ驚きの時代を迎えている。 新たなる時代の潮流に乗り加速度的に変化が進んでいる。 これは「進化」の過程を体験しているのではないだろうか?! リアルとオンラインの境目が曖昧になり、新しいつながり方が新しい音とサウンドの世界を生み出す。 テクノロジーと新たなワークフローの進化も加速度的に進み始める。 今回のProceedMagazineでは革新、最先端テクノロジーの大きな力が起こすブレイクスルーをとらえる。いままでの常識を疑う、その先に待つ未来が作品にもたらすものとは何か。不安な未来を描く必要は無い。素晴らしい未来を創るまでだ。きっと私達は、この進化でそこへ到達するに違いない Proceed Magazine 2020 全140ページ 定価:500円(本体価格463円) 発行:株式会社メディア・インテグレーション   ◎SAMPLE ◎Contents ★People of Sound Official髭男dism 藤原 聡 氏インタビュー ★進化〜Double Decade〜 DOLBY ATMOS / MPEG-H AUDIO / Soundwhale ATEM Mini Pro / On Premise Server / AVID MTRX Studio ★ROCK ON PRO 導入事例  株式会社松竹映像センター / 株式会社ミクシィ / 株式会社 IMAGICA SDI Studio ★ROCK ON PRO Technology 森博士的機械偏愛考察記 Apple MacPro Late2019 ★Build Up Your Studio パーソナル・スタジオ設計の音響学 その21 特別編「音響設計実践劇場」〜第三回 音響タブレット〜 ★Power of Music Audionamix / 三船雅也 クラウドファウンディング ★Product Inside iZotope Stutter Edit 2 / Brian Wayne Transeau (BT) ★BrandNew Universal Audio / TANNOY / Apogee / YAMAHA / Antelope RME / AKAI / Voyage Audio / Wes Audio / SSL / AMS Roland / SEQUENTIAL / ELEKTRON / Blackmagic Design ★FUN FUN FUN コルグ・ショールーム / アメリカンミュージックの神髄 ↓Proceed Magazineバックナンバーも販売中↓ Proceed Magazine 2019-2020 Proceed Magazine 2019 Proceed Magazine 2018-2019
Tech
2020/07/10

Soundwhaleでオーディオプレビューを行う方法〜How to use Soundwhale Vol.2〜

前記事に引き続き、Soundwhaleの実際の使い方をご紹介していきます。今回のテーマは「オーディオプレビュー」の方法についてです。 ここでいうオーディオプレビューとは、例えば次のような状況を想定しています。 ・音楽のミキシングエンジニアが、作業後もしくは作業中に、プロデューサーやその他クライアントに試聴してもらいたいとき ・離れた地点に住んでいる人とコライト(Co-write、共同制作)を行っていて、リアルタイムにアイディアの共有を図りたいとき ・作編曲家やサウンドデザイナーが、クライアントの意見をリアルタイムに反映させつつ音作りを行いたいとき もちろんクラウドベースでも作業はできますが、ここでSoundwhaleを使う利点はオンラインかつリアルタイムで、しかも非圧縮の音の試聴が可能という点。細かい変更点が生じた場合に、クラウドでの作業時のように、「その都度2MIXを書き出し、クラウドにアップロードし直して…」という手間が必要なくなるので、大幅な作業時間短縮に繋がります。また他社の似たような製品と比較して、ある程度コンピュータの知識を必要とする、ポート解放の手間が要らない、プラグインではなくスタンドアローンで使用できる、といったメリットもあります。Soundwhale単体では細かな波形編集などはできませんが、とりあえず手元の音声を良い音でリアルタイムに相手に届けたいという方には最適なソリューションだと言えます。 必要なLevelは? Soundwhaleは使える機能数に応じて3段階のレベルが用意されていて、Level.1は無料、Level.2、Level.3は有料となっています。 ※価格詳細につきましては弊社輸入事業部のサイトをご参照ください。 仮に、自分側をA、接続する相手側をBと置いた場合、考えられるLevelの組み合わせは次の3パターン。今回紹介するオーディオプレビューは全てのLevelに共通する機能なので、どのLevelでもOKです。 ◎パターン1.AB両方ともSoundwhale単体で接続 →AB共にLv1以上 ◎パターン2.AがSoundwhale+DAW →Level2以上、BはSoundwhaleのみ→Lv1以上 ◎パターン3.両方ともSW+DAW →AB共にLv2以上 図1:AもBも自宅にいる 図2:Aはスタジオ、Bは自宅にいる 図3:AもBもスタジオ環境にいる ※画像クリックで拡大 オーディオプレビューを行う手順 それでは接続までの流れを見ていきましょう。アカウント作成とインストールについてはこちらのページをご確認ください。 1.Mac OSのシステム環境設定-サウンドの入出力装置を確認 まず、Mac OSのシステム環境設定を開き、サウンドの入出力装置をハードウェア内臓の入出力デバイスに設定します。ここで選択されたデバイスでビデオチャット時の音声のやりとりを行います。もし、ビデオチャット時の相手の音声やSoundehale以外のソフトからの出力をオーディオインターフェースから出力したい場合、Mac本体のステレオミニジャックからオーディオインターフェースの空きチャンネルに直接ケーブルで接続を行ってください。 ・システム環境設定内の"サウンド"をクリック ・オーディオ入力を"内臓マイク"に設定 ・オーディオ出力を"内臓スピーカー"に設定 ※画像クリックで拡大 ◎RockoNおすすめステレオミニケーブル!! (RockoN Line eStoreへリンクします。) ・オーディオインターフェースの入力がRCAピンプラグの場合はこちら!    https://store.miroc.co.jp/product/56530 ・1/4″TSジャックの場合はこちら!  https://store.miroc.co.jp/product/56530 2.セッションの準備 〜Soundwhaleを起動&サインインし、セッションの新規作成、タブメニュー"Preferences"から初期設定を行う〜 今回は例として以下のセッティングで接続を行います。     サンプルレート:44.1kHz バッファーサイズ:256   入出力デバイス:任意のオーディオインターフェース、今回はSteinberg UR242を使用。   入出力デバイスチャンネル数:4、インターフェースの物理入出力数に依存し、使用するch最大数を設定できます。   仮想入出力:それぞれ2   フレームレート:24FPS   ※入出力デバイス以外全てデフォルト設定のままです。 図4 今回のセッティング例 ここで、オーディオファイルを再生する側の人はSoundwhale内に再生したいファイルを読み込んでおきましょう。 図5 Out1はオーディオのLチャンネル、Out2はRチャンネルを表しています。 図6 Sendパネルのメーターが上がっていることを確認! 3.お互いに相手の連絡先を追加する(初回接続時のみ) 画面中央左、コンタクトの検索画面で相手の登録名を検索し、"Invite"(招待)をクリック。招待を送られた側が"Accept"(承認)をクリックすると、お互いの連絡先がアカウントに登録されます。初回のみ登録すれば、あとはいつでも画面左のコンタクト一覧からアクセスできます。 図7 招待する側:相手の名前を検索して"Invite"をクリック ※画像クリックで拡大 図8 招待される側:相手の名前を検索して"Accept"をクリック ※画像クリックで拡大 4.オーディオストリームを開始する 図9 ↑のようにチェックを入れて"Connect"で接続開始 相手がオンライン状態であればアイコンの右下に小さい丸が表示されています。この時、鎖のマークをクリックするとパネルが開くので、"Audio Stream"、"Video Chat"にチェックをいれて"Connect"をクリック。相手が呼び出しに応じればオーディオストリームでの接続が開始します。  もし、接続相手とのコミュニケーションに別のソフトやアプリを使う場合、ビデオチャットはオフのままでも大丈夫です。  接続を終了する際は開始時同様に鎖のマークをクリックすると"Disconnect"ボタンが現れるので、それをクリックするか、画面上部の鎖マークでをクリックで終了します。 その他 接続中に気をつけること ◎CPU、メモリ、インターネットの接続状況に注意! ・画面上部にCPUとRAM(メモリ)の使用状況が常に表示されています。これらがSoundwhaleで接続を行うのに適した状態でないと、赤く点灯します。同様にネットワークの接続状況が悪い場合はその右側の回線状況のインジケーターが赤く点灯します。 図10 Soundwhaleでの接続に適した状態 図11 CPUやメモリの使用状況が圧迫してくると赤色で警告表示 上記のような表示になっていると、音が途切れたり接続が不安定になったりする場合があります。そのときは、タブメニューの"Preferences"で"Compression"をオンにしたり、バッファーサイズを大きくしたりするなど、安定するセッティングを探ってみてください。 ◎内臓の入出力が無い機種に注意! ・Mac Pro (late 2013)のように内臓マイクがない機種をお使いの場合、Soundwhale自体がうまく起動しないことがあります。その際は、ヘッドホンジャックにマイク付きのイヤホンやヘッドセットなどを接続した状態でシステムのサウンド設定を行い、Soundwhaleを立ち上げてください。 次の記事ではSoundwhaleを使ったリモートレコーディングワークフロー、Soundwhaleスタンドアローン同士での録音の方法をご紹介したいと思います! お問い合わせは、下記"Contact"より、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 ◎Proceed Magazine 最新号発売中! サンプルの試し読みはこちらのページから! https://pro.miroc.co.jp/headline/proceed-magazine-2020/ How to use soundwhale 関連記事はこちらから! SoundwhaleとDAWとの同期&別PCで立ち上げる際のセットアップ 〜How to use Soundwhale Vol.1〜 https://pro.miroc.co.jp/headline/how-to-use-soundwhale-0/ Soundwhaleでリモートレコーディングを行う方法 〜How to use Soundwhale Vol.3 スタンドアローン接続編 〜 https://pro.miroc.co.jp/headline/how-to-use-soundwhale3-1/ V1.6からの新機能は下記ページでもご紹介しています。 https://pro.miroc.co.jp/headline/soundwhale-v1-6-update/ Soundwhale国内取り扱い情報はこちらをご覧ください。 https://www.minet.jp/brand/soundwhale/soundwhale/ その他、オーディオ・ビデオ関連のリモートワークフローに関する情報は下記ページにまとめられています。是非とも併せてチェックしてみてください! https://pro.miroc.co.jp/headline/remote-workflow-online-production-cloud-solution/
Support
2020/07/07

【注意】Pro Tools | First 無償クラウドスペース提供が近日停止されます

レコーディング、ポスプロ業界において、もはやデファクトスタンダードとなっている定番DAW、AVID Pro Tools。その入門向けとして無償で入手可能できるPro Tools First上で、この度クラウドスペースの無償利用を停止するとのお知らせがありました。 現在、Pro Tools Firstではユーザー1名につき1GBの無償クラウドスペースが提供され、そこに最大3つまでのプロジェクトを保存可能となっておりますが、クラウド・コラボレーション機能のユーザー急増によるサーバー負荷増加への懸念から、 Pro Tools Firstユーザーの無償スペース提供が廃止されます。それに伴い、現在クラウドスペース上に保存されているプロジェクトファイルが近日中に削除される予定です。 -概要- ・内容: 無償スペース提供終了に伴う、既存プロジェクトファイルの削除 ・対象:  現在Pro Tools Firstでクラウドスペース上にプロジェクトファイルを保存されている方 ・実施時期: 未定 上記に該当する方は、有償にてクラウドスペースをご購入いただくか、ローカルプロジェクトへの保存する必要があります。 その詳しい方法については下記動画をご覧ください。 Pro Tools | First バージョン2019.6以降をお使いであれば、数に制限なくプロジェクトをローカルドライブに保存可能です。お使いのPro Tools | Firstが最新バージョンではない場合、 AvidマスターアカウントまたはAvidリンクからダウンロードしてインストールしていただけます。もしも引き続きクラウド上に保存をご希望の場合は、 Avid プレミアム・クラウドプランをご購入いただくことで、制限なくクラウドストレージに保存できます。 Pro Toolsご購入に関するお問い合わせは、下記"Contact"より、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 関連記事 https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-cloud-collaboration/ https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-expiration/ https://pro.miroc.co.jp/solution/mac-mini-pro-tools/
Support
2020/06/29

Avidサポート情報~重要なナレッジベースが日本語に翻訳されました

Avidナレッジベース(KB)の中でも重要度の高い情報が、いくつか日本語に翻訳されましたのでご案内致します。Mac OS 10.15.5への対応状況、新製品であるPro Tools | MTRX StduioやHDX THUNDERBOLT 3 CHASSISなどについての重要な情報が含まれております。これらの機器をご使用のユーザー様は特に、ご一読されることをおすすめ致します。 Pro Tools 2020.5 : Mac OS10.15.5対応 詳細はこちら>>Pro Tools システム要件 ~ Pro Tools 2018, 2019, 2020 のシステム要件 Mac OS Catalina 10.15.14で発見された重大な問題がOS 10.15.5で解消されたことが報告されています。Mac OS をアップデートする際はOS 10.15.4の使用をお控えいただき、0S 10.15.5へアップデートしてください。 その際、Pro Tools 2020.5へのアップデートが必要になりますが、まだ対応していないファイルフォーマットやPro Tools Plug-inがあるため、あらかじめご注意ください。 ファイルフォーマットやプラグインごとのPro Tools 2020.5への対応状況は、ナレッジベース冒頭のコラム内にあるリンクからご参照いただけます。 関連記事>>Pro Tools 2020.5 リリース!クラウド・ストレージ・ワークフローを改善 Avid Pro Tools MTRX 及び MTRX Studio ファームウェア・アップデート手順 詳細はこちら>>Avid Pro Tools MTRX 及び MTRX Studio ファームウェア・アップデート手順 Avidの最新フラッグシップI/OであるPro Tools | MTRXとPro Tools | MTRX Studioのアップデート手順に関する情報が掲載されています。 この2機種のファームウェアアップデートには、Dadmanアプリケーション内からの操作が必要なため、初めての方は戸惑うかも知れません。事前に手順をご一読いただければ、難しいことはありませので、下記リンク先の情報をご活用ください。 関連記事>>AVID MTRX Studio 〜 スタジオの中枢を担う1UスーパーI/O〜 Pro Tools | HDX Thunderbolt 3 System Bundle アクティベーション方法 詳細はこちら>>Pro Tools | HDX Thunderbolt 3 System Bundle アクティベーション方法 HDXカード、MTRX Studio、HDX Thunderbolt 3 シャーシ、Pro Tools|Ultimateソフトウェアのバンドル製品である、Pro Tools | HDX Thunderbolt 3 System Bundle。ナレッジベースにリンクが設置されている専用のWEBページで製品をアクティベーションしないと、Pro Tools | Ultimateをダウンロードすることができません。 従来の製品とはアクティベーションの方法が多少異なりますので、ぜひご参照ください。 関連記事>>待望の入荷!! Avid MTRX Studio & HDX システムバンドル 店頭展示開始です! HDX THUNDERBOLT 3 CHASSIS の登録について 詳細はこちら>>HDX THUNDERBOLT 3 CHASSIS の登録について HDXカードをThunderbolt 3 搭載のMac/PCに接続するための専用シャーシであるHDX THUNDERBOLT 3 CHASSIS,DESK、HDX THUNDERBOLT 3 CHASSIS,RACK。これら両製品は製品の性質上、保証書・登録カードが含まれていません。 そのため。初期不良があった際に本体シリアルナンバー以外にいくつかの書類をご用意いただくことになります。 具体的にはAvidナレッジベースをご覧いただくとして、ROCK ON PRO / Rock oN Companyでご購入いただいた製品の場合は、まずはご遠慮なく私たちにお問い合わせくださいませ。 関連記事>>Avid2020新製品!! MTRX Studio / HDX CHASSIS 価格公開&予約受付開始です!! (中段でHDX Thunderbolt 3 シャーシについて解説しています。) Mac OS Catalinaへの対応や新製品の登場で、以前とは手順が異なる部分のあるPro Tools関連製品。しかし、それに呼応するようにAvidはナレッジベースやサポート情報の日本語化のスピードを早めています。今後も、新しい情報があればROCK ON PRO WEBサイトで公開していきたいと思います。 その他、ご不明点やご相談は下記contactボタンをクリックし、専用フォームからお気軽にお問い合わせくださいませ。
Tech
2020/06/29

SoundwhaleとDAWとの同期&別PCで立ち上げる際のセットアップ 〜How to use Soundwhale Vol.1〜

いよいよ国内正式リリースがスタートしたリモートレコーディングツール、Soundwhale(サウンドホエール)。その用途の多彩さ故に、自分がどのLevelを使うべきなのか、迷ってしまうという方も多いかと思います。そこで、今回よりSoundwhaleの利用が想定される次のようなシチュエーションに沿って、その使い方・セッティング方法をご紹介していきたいと思います。 Vol1. Hardwire(ハードウェア接続)でのセットアップ Vol2. オーディオプレビュー(近日公開予定) Vol3. 楽曲制作(公開予定) Vol4. ナレーション収録(公開予定) Vol5. ビデオプレビュー(公開予定) Pro ToolsとSoundwhaleのタイムライン同期方法(ローカルシンク) これまでSoundewhaleとDAWとのタイムラインの同期は、Soundwhaleマスターのみ可能でしたが V1.6よりMTC/MMCの送受信が可能なDAWであれば相互にコントロールできるようになりました。 ※サブスクリプション Level 2以上が必要 1.Soundewhaleを起動し、"Preference"よりサンプルレートやバッファサイズなどを設定>Applyをクリック。画面上部のSyncボタンをクリックして有効にする。 その後、Pro Toolsを起動し、Soundwhaleで設定したものと同じサンプルレートやフレームレートを設定する。 2.Pro ToolsのプレイバックエンジンをSoundehaleに設定。 3.Pro Tools 設定>MIDI>MIDI入力デバイス>"Soundwhale Sync Output"と"Soundwhale Receive"を有効にする。 4.ペリフェラル>同期>MTC受信ポートを"Soundwhale Sync Output"または"すべて"に、MTC送信ポートを"Soundwhale Sync Input"に設定。 5.ペリフェラル>マシンコントロール>マスター>有効化にチェックを入れ、"Soundwhale Sync Input"を選択、IDを"126"に、プリロールはデフォルトの90フレームに設定。 6.設定>初期設定>同期>マシンコントロール>下記2項目を有効にする。 7.トランスポートパネルのMTC生成ボタンを有効にする。 ここまで終わったら、両方のタイムライン上でドラッグしたり、再生/停止をしたりして動作を確認してみてください。もし、動かない場合、もう一度見落としている手順がないかご確認ください。 1.Hardwire(ハードウェア接続)でのセットアップについて SoundwhaleはPC内部にバーチャルのバスを作り、同一PC内のDAWなど他のアプリケーションとオーディオの受け渡しを行うことができます。しかし、その際必ずDAWのプレイバックエンジンはSoundwhaleが選択されている必要があり、それはDAWの既存のI/O設定をそっくりそのまま使うことができなくなる、ということを意味しています。確かに、1台のPC内で完結するという点ではシンプルですが、かえってルーティングが分かりづらくなったり、当然ながらマシンへの処理負荷も上がったりしてしまいます。 これを回避するため弊社では、別PCでSoundwhaleを立ち上げ、信号の送受信・リモート先とのコミュケーション専用機にするという方法をお勧めしています。 これにより、スタジオ内のコミュニケーションシステムを含めた既存のルーティングをそのまま活かすことができます。 ハードウェア接続を行なった場合、”リモート地点と接続するための入出力チャンネル"が物理的に追加されたと考えることができ、実運用のイメージも湧きやすくなるのではないでしょうか?また、PCの処理負荷も分散され、システム自体の安定運用にも繋がります。 ※このハードウェア接続を行う際は、先述したローカルシンクの設定に加え、ネットワークMIDIの設定が必要になります。詳細は後日別記事にてご紹介いたします。 参考:MacのAudio MIDI設定を使ってネットワーク上でMIDI情報を共有する https://support.apple.com/ja-jp/guide/audio-midi-setup/ams1012/3.5/mac/10.15                                         お問い合わせは、下記"Contact"より、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 ◎Proceed Magazine 最新号発売中! サンプルの試し読みはこちらのページから! https://pro.miroc.co.jp/headline/proceed-magazine-2020/ V1.6からの新機能は下記ページでもご紹介しています。 https://pro.miroc.co.jp/headline/soundwhale-v1-6-update/ Soundwhale国内取り扱い情報はこちらをご覧ください。 https://www.minet.jp/brand/soundwhale/soundwhale/ その他、オーディオ・ビデオ関連のリモートワークフローに関する情報は下記ページにまとめられています。是非とも併せてチェックしてみてください! https://pro.miroc.co.jp/headline/remote-workflow-online-production-cloud-solution/
NEWS
2020/06/29

仏Flux::社のウェブサイトにて西早稲田Artware hub様でのSpat Revolution導入事例が紹介されました!

Flux社のウェブサイトをチェック!! 現在、仏Flux::社のウェブサイトにて、弊社がシステム設計・導入を手がけた新宿区西早稲田のArtware hub KAKEHASHI MEMORIAL様でのSpat Revolution導入事例が紹介されています。 Waseda’s Artware hub Brings Immersive to Life with SPAT Revolution https://www.flux.audio/2020/04/09/wasedas-artware-hub-brings-immersive-to-life-with-spat-revolution/ Flux::について Flux::社は、フランス中部のサントル=ヴァル ド ロワール地域の首府、オルレアンに拠点を構える音響ソフトウェアメーカーです。会社自体は中小規模ですが、フランス国立音響音楽研究所、通称IRCAM(イルカム)で得られた研究成果をベースに、SPAT Revolutionをはじめ、Pure Analyzer System、BitterSweet Proなど、革新的かつデザイン性に優れたオーディオソフトウェアツールを数多く開発しています。 ◎FLUX:: 関連記事 FLUX:: / ユーザーから受けた刺激が、 開発意欲をエクスパンドする Immersive Audioのキー・プロダクト Flux:: / Spat Revolution 〜ROCK ON PRO REVIEW Artware hubでは36.8chものスピーカーを一体どのようにプロセスしているのか?詳しい導入事例をチェック!! 弊社による導入事例はこちらにてご紹介しています。 ・Artware hub KAKEHASHI MEMORIAL 様 / レジェンドの描いた夢が実現する、全方位型36.8chイマーシブステージ SPAT Revolutionの国内取り扱い情報についてはこちらのページをご覧ください。 https://www.minet.jp/brand/flux/ircam-spat-revolution/ お問い合わせは、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 ◎Proceed Magazine 最新号発売中! サンプルの試し読みはこちらのページから! https://pro.miroc.co.jp/headline/proceed-magazine-2020/ 関連記事リンク https://pro.miroc.co.jp/works/artware-hub/ https://pro.miroc.co.jp/2018/02/23/spatrevolution/ https://pro.miroc.co.jp/headline/flux/ https://www.minet.jp/brand/flux/ircam-spat-revolution/ https://www.minet.jp/brand/flux/pure-analyzer-system/ https://www.minet.jp/brand/flux/bittersweet-pro/
Event
2020/06/26

iZotope Webinar アーカイブ映像公開中!【期間限定】

先日開催されたリモートワークフローWebinarのアーカイブ動画をご紹介します。 SONA所属の染谷氏によるRX7と昨年末に発売されたDialogue Matchを中心とした解説で、基本的な製品の概要を取り上げつつ、実践を中心とした解説ムービーとなっています。 You Tubeでアーカイブ映像をチェック!! 本ムービーで解説されているDialogue Matchとは、iZotopeが2019年秋にリリースしたポストプロダクション向けの音質補正ソフトです。ガイドにしたい音声Aと、音質を修正したい音声Bとの差異を解析し、EQ、Reverb、Ambienceの3種類のパラメーターから微調整が可能となります。例えばアフレコなど、レコーディング環境が異なる複数の音源を使う際に発生する、音源ごとの音質の差を整える作業は、通常ですと相当な時間と手間を要します。しかし、Dialogue Matchを使用することで、iZotope社が持つマシンラーニングを駆使した高い開発技術と、Exponential Audioが長年培ってきた伝統的なリバーブ技術により、圧倒的に作業効率をあげることができます。 実際の威力や使い方、ノウハウなどがこちらの映像にぎっしりと詰め込まれていますので、ぜひご覧ください! iZotope RX7とDialogue Matchの合わせ技は必見!! 特に、41:53頃から解説される、空調ノイズの多い環境下で収録した音声を、スタジオで収録された音声に合わせるという、よくありがちな音声をRX+Dialogue Matchでいとも簡単に修正されていく技は必見です! また、動画後半では、新たにiZotopeファミリーに追加されたブランドであるExponential Audioの紹介もございます。Exponential AudioブランドからはReverbがいくつかリリースされており、特にDolby Atmosなどの3D Audioフォーマットに対応している数少ないプラグインでもあります。 ぜひ、全編みていただきたいのですが、70分オーバーの長編映像となりますので、ガイドの時間も載せておきます。 11:57〜基本的な使用方法と概要 https://youtu.be/zCJRV9pPd-I?t=717 15:10〜実際の使用法 https://youtu.be/zCJRV9pPd-I?t=910 1:08:27〜Exponential Audioの概要 https://youtu.be/zCJRV9pPd-I?t=4107 お問い合わせは、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 関連記事:リモートワークフローでの問題点をROCK ON PRO 洋介が解説! https://pro.miroc.co.jp/headline/soundwhale-webinar-archive/
Support
2020/06/26

Avid MTRX Studio ファームウェアV1.0.1.1 リリース情報

Pro Tools| MTRX Studioの最新ファームウェアバージョン1.0.1.1がリリースされました。 このマイナーバージョンアップでは、工場出荷時のバージョンにおける、フラッシュメモリへの書き込みシステム管理コマンド上の問題に対処しています。 インターフェイスを保護し、最高のパフォーマンスを保持するためにも、このバージョンアップの実行をお願いします。 MTRX Studioファームウェアバージョン1.0.1.1 ダウンロード方法 ファームウェアバージョン1.0.1.1アップデートをダウンロードするには、Avidマスターアカウントにログイン後、My ProductsセクションのMTRX Studio下のインストーラーリンクから入手可能です。 具体的なアップデートの手順は、下記ページよりご確認ください。 Avid Pro Tools MTRX 及び MTRX Studio ファームウェア・アップデート手順 https://avid.secure.force.com/pkb/KB_Render_HowTo?id=kA45A000000cILE&lang=ja お問い合わせは、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 関連記事:ROCK ON PRO 赤尾によるMTRX Studioレビュー! https://pro.miroc.co.jp/headline/mtrx-studio-review/
Tech
2020/06/22

MA必須のオーディオプラグイン!映像編集でどう使いこなす?〜Media Composerでオーディオプラグインを使ってみよう〜

緊急事態宣言解除後もリモートワーク化の流れが進みつつありますが、みなさんはどうお過ごしでしょうか? 運動不足解消のため、YouTubeでの動画を見ながら体を動かしたり、料理の腕を磨くためミシュランシェフのレシピを試したり、以前よりもネット配信を活用している人は増えているのではないでしょうか。また、リモートワークによる1日1回は必ずあるビデオ会議、学校の配信授業など、今やスマホやノートPCからの音を聞かない日はありません。 そしてそんなwebで公開されている動画コンテンツから流れてくる音声や環境音など、雑音とも取れる音が気になったことはありませんか? 興行用の映画やドラマなどのコンテンツとは違い、webで公開されている動画コンテンツの中には、MA作業を行っておらず、音声の調節をしていないものも多くあります。今年はコロナ禍の中でNAB2020が中止となり、各メーカーから配信されている動画などを見ても、息継ぎの音やリップノイズが気になるものもあります。Live配信の録画をそのままYouTubeなどにアップしているのかもしれませんが、Live配信では気にならないノイズも、収録されたものだと気になってしまうことはよくあります。 Live配信時の音声については、弊社ホームページにある「学校・塾・Webinar向け!マイクロフォン徹底解説」を参考にしていただけると、配信時の音声をより明瞭にすることができるようになりますので、あわせてご覧ください。 https://pro.miroc.co.jp/headline/microphone-for-web-seminar-lecture/ では、Live配信ではない、収録した音声に関してはどうしたらいでしょうか?もちろん、収録時の音声にノイズをのせないこと、というのは言うまでもありませんし、MA作業ができて、音声を整えることができれば何の問題もありません。 しかし、そこまでの予算がなかったり、即時性を求めるためだったりと、映像編集時にほどほどに音声のノイズカットが施されていればOK、ということも多いのではないかと思います。 そこで、映像編集システムでのノイズカットや音声の調整は、どうやったら簡単にできるのか?これから数回に分けて、ご紹介していきたいと思います。 今回のテーマは、どんな映像編集ソフトにも標準的に装備されている三大プラグイン、「コンプレッサー、EQ、リバーブ」についてです。 Pro ToolsのようなDAWにも同様に標準で装備されているということからも、これらのプラグインを使えば、MA作業をしなくても簡単な音声の調整を行うことができそうな気がします。しかし、映像編集をする人にとっては、「音声のプラグインはハードルが高すぎて、使ったことがない!」という人も、実際多いのではないでしょうか。 それでは、三大プラグインとその使用方法を簡単に説明していきたいと思います。 大きな音を"圧縮"する コンプレッサー(Compresser) コンプレッサーは、名前の通り、音を"Compress"=圧縮させる機能を持っています。 人の話す声の大きさやトーンは千差万別ですし、人はいつも同じ声の大きさで話をすることができるわけでもありません。テレビや動画を見ているときに、聞きやすいと感じる音はボリュームを変えなくても、一定の音量で耳に入ることではないでしょうか。一定のしきい値を超えた音量を潰してあげることで、そのような音量のばらつきを整えられるというのが、コンプレッサーを使う利点です。 デジタルでの制作では、0dBを超えることはできませんので、一瞬だけでもレベルが最大になるところに合わせる以外にないため、その他の音がとても小さくなってしまうことがあります。 そういった音声を聞くために、小さい音にボリュームを合わせてしまうと、最大レベルのところで音がうるさくなってしまい、反対に、大きな音のところにボリュームを合わせてしまうと、今度は小さな音が聞こえにくくなってしまいます。 これを解決するには、最大音が0dBを超えないように大きい音の箇所を圧縮しつつ、ゲインを調整して全体のレベルを底上げしてみましょう。 ↑ Media Composerに標準でインストールされるもので、Pro Toolsのものと同じインターフェース。コンプレッサーは波形の大きなところを圧縮し、小さい波形はそのままにするというのが基本。 今回の調整は、ATTACKは変更せず、極端には編集していませんが、THRESH(Threshold/閾値)を設定し、その音量を超える信号を、RATIOの圧縮率をつかって圧縮し、Gainで全体を底上げし、音圧をあげている。 タイムライン:上がオリジナルの音源、下がComp後の波形。 ピークの音が抑えられ、全体的に波形の黒い部分が多くなり、音の密度が増したことが分かる。   < しまもんのナレーションでコンプレッサーによる効果を聞き比べ > ・オリジナルの音声 [audio wav="https://pro.miroc.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/Original-for-Comp.wav"][/audio] ・コンプレッサーをかけた音声 [audio wav="https://pro.miroc.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/MC_Comp.wav"][/audio] 特定の周波数をカットorブーストする イコライザー(EQ) これは特定の周波数をカットしたり、ブーストしたりすることができるエフェクトです。プラグインがなかった時代のノンリニア編集機においても、EQツールを使用して、特定の周波数をカットして耳障りな音を目立たなくしています。プラグインが苦手という人もこのエフェクターだけは、すぐに馴染めそうです。 ↑ 冒頭から聞こえる電車音を目立たせなくするため、異なる周波数帯域のフィルターを重ねてカット。 Media Composer 2020.4で搭載されたStrip Silenceで、無音部分も取り除いた。   < しまもんのナレーションでEQ調整時の音声を聞き比べ > ・オリジナルの音声 [audio wav="https://pro.miroc.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/Original-for-EQ.wav"][/audio] ・EQをかけた音声 [audio wav="https://pro.miroc.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/MC_EQ.wav"][/audio] 空間的な響きを追加する リバーブ(Reverb) リバーブは残響のエフェクトで、音に奥行き感などを出す時に使用します。普段、自然に耳にする音には必ず反響、残響があります。無機質な音は帰って不自然になってしまうので、あえて薄く残響があったほうが自然になります。また、今日のようなリモートワークで、収録された環境などが違う音などをインサートする時に、使ってみてはどうでしょうか。 メニューに、ホールや教会といった空間の大きさをシミュレートするプリセットがあるので、そのプリセットとサイズを選択し、インプットとミックスを調整。   < しまもんのナレーションでリバーブの違いを聞き比べ > ・Room Reverbをかけた音声 [audio wav="https://pro.miroc.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/Rev_Room_MC.wav"][/audio] ・Short Reverbをかけた音声 [audio wav="https://pro.miroc.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/Rev_Short_MC.wav"][/audio] いかだったでしょうか?映像は目に見えますが、音は見えないという点で、また違った編集の難しさがあると思います。次回はそういった難点をテクノロジーの力でアシスト!?話題沸騰中のあのメーカーのプラグインをご紹介したいと思います。 お問い合わせは、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。
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2020/06/22

Soundwhale V1.6 ウェビナーのアーカイブ映像をチェック!!【期間限定】

You Tubeでアーカイブ映像をチェック!! 先日、You Tube Live上で行われたオンラインセミナー 「コミュニケーション統合型リモート・プロダクション・ツール “sound whale”日本上陸」のアーカイブ映像が公開されています。 前半は弊社Product Specialist 前田洋介によるリモートワークフローについての考察、後半は実際の操作を交えてのSoundwhaleのご紹介、質疑応答が行われました。 内容をダイジェストでご紹介 Time 1:04~ リモートワークフロー考察 Needs - 可能性を探る ※画像クリックでYouTubeへ移動します。 1:04~ https://youtu.be/yiTVYX_zxdU?t=104 Time 23:32~ Soundwhaleのご紹介 概要/開発者の紹介 ※画像クリックでYouTubeへ移動します。 23:32~ https://youtu.be/yiTVYX_zxdU?t=1412 Time 32:17~ Soundwhaleのご紹介 ハンズオンデモ サインイン〜接続〜タイムライン同期 ※画像クリックでYouTubeへ移動します。 32:17~ https://youtu.be/yiTVYX_zxdU?t=1937 Time 58:24~ Soundwhaleのご紹介 V1.6からの新機能紹介〜入手方法〜質疑応答 ※画像クリックでYouTubeへ移動します。 58:24~ https://youtu.be/yiTVYX_zxdU?t=3504 ※なお、アーカイブの公開期間は約1ヶ月程度を予定していますが、予告なしに公開が停止される場合もございます。あらかじめご了承ください。 V1.6からの新機能は下記ページでもご紹介しています。 https://pro.miroc.co.jp/headline/soundwhale-v1-6-update/ Soundwhale国内取り扱い情報はこちらをご覧ください。 https://www.minet.jp/brand/soundwhale/soundwhale/ その他、オーディオ・ビデオ関連のリモートワークフローに関する情報は下記ページにまとめられています。是非とも併せてチェックしてみてください! https://pro.miroc.co.jp/headline/remote-workflow-online-production-cloud-solution/ お問い合わせは、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。
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2020/06/19

Soundwhale v1.6 リリース!ワークフローを加速する新機能を多数追加!!

待望の国内リリースが開始されたSoundwhale。リモートオンラインプロダクションを可能にするアプリケーションの最新バージョンがリリースされました。従来はGUIの上半分を占めていたビデオチャットとビデオストリーミングウィンドウがフローティングとなり、ビデオを使用していないときにはミキサー画面を大きく使えるようになりました。 そのほか、ポストプロダクションやレコーディングのワークフローをよりスムーズにするための、数多くの改善が加えられています。アカウントをお持ちのユーザー様は、メーカーWEBサイトから無償でダウンロードが可能です。 概要 このバージョンのSoundwhaleは、より一層、ポストプロダクションとレコーディングの詳細な部分にフォーカスしています。DAWとの同期、遅延補正、ストリーミングの最適化などが大きく改善されています。さらに、デモバージョンの試用期間を4週間に延長しました。 主な追加機能 同期機能使用中の遅延補正が可能に DAWからの同期コントロールが可能に(Pro Tools, Logic, Cubase, Nuendo) タイムライン上でのビデオファイルの移動が可能に 23.976 フレームレートに対応 フラッシュによるキュー出し機能を追加 マルチ・モニタリング対応 ドキュメントにI/Oデバイスを保存可能に ビデオにタイムコードをオーバーレイ表示する機能を追加 フローティングウィンドウなど、よりフレキシブルなUIへと更新 メッセージ通知機能 トークバックをホールドすることが可能に モニターからトークバックを排除可能に レコーディング中は自動でトークバックを排除 デバイスステータス表示機能を追加 ネットワークコネクションのステータス表示機能 インプットを持たないコンピューター(mac pro / mini)での問題を修正 サンプルレートの問題を修正 デモバージョンのダウンロードはこちらから>>
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2020/06/18

期間限定:Avid Virtual NAB 2020 オンデマンドビデオ公開

例年4月に開催されているNAB ShowとAvid Connect の中止により、Avidではこの春に公開予定だった新製品情報を、過日「Avid Virtual NABウェビナー2020 JAPAN 」で紹介しました。 当日ご参加いただけなかった方のために、Avidが当日の収録ビデオを期間限定で公開しています。このウェビナーではMedia Composer 2020.4をはじめとする新製品情報および、目下お問合せを多くいただいているリモートワークフローなどについて製品デモンストレーションを交え紹介しています。 新しいMedia Engineを採用したMedia Composer 2020の紹介&デモ 現状に活かせる最新クラウド・ソリューションとリモートワークフロー紹介 その他製品最新情報、業界アップデート 概要・視聴方法 公開期間:2020年6月30日まで 視聴方法:こちらから専用ページにアクセスの上、専用フォームへ登録することで視聴可能(無償) 最新のMedia Composer 2020.4では、WindowsでもProRes のメディアの作成やエクスポートをmacOSと同様にネイティブサポート、macOS v10.15.4(Catalina)への対応、QuickTimeへの依存を解消しH.264のパフォーマンスを向上させるAvid Universal Media Engine(UME)の実装、Avid S1 コントロール・サーフェスのサポート、新しくなったProject 選択ウィンドウなどをはじめとする多くの新機能が追加されました。これら注目の新機能をデモンストレーションを交えて紹介しています。 また、オフィスやスタジオにアクセスできない状況に対応するリモート作業へのヒントや、Media Composerのクラウドオプション製品、Avid | Edit On Demand などの仮想プロダクション環境についても解説されています。
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2020/06/10

【レビュー】AVID MTRX Studio 〜 スタジオの中枢を担う1UスーパーI/O〜

発表されてから約5ヶ月。待望のAvid MTRX Studioが出荷開始となりました。1Uという小さな筐体でありながら、Danteをはじめとする多彩なインターフェイスを搭載しつつ、ルーター機能、EuCon対応、さらにモニターコントロール機能を搭載など、実にパワフルな機能を持ち合わせており、まさにオールインワンのスーパーI/O! 皆様だけでなく、我々も待ちに待った待望の新製品ということで、早速、機能を徹底解説していきたいと思います。 まずは外観をチェック! 〜多彩な機能が1Uサイズに集約〜 サイズは1U。奥行きは21cm弱と、思ったよりも小ぶりなサイズ。そして重量が驚きの約2.5kg。箱に入った状態を持った時、「まさかの詰め忘れ?」と思うくらいの軽さでした。 フロントにはPREとINPUTのボタンでMic LevelとInputの切り替えボタン。そして、その横にはInst In2系統が用意されています。ADはLine Level 16chに加えて、フロントのInstもしくはリアのMicで切り替え可能な2chが用意されました。なお、こちらの2chに関してはGainレベルのリンクも可能です。 中央には16ch分のレベルメーターが搭載されており、IN/OUTの切り替えはもちろんのこと、Mic/Inst・アナログ(Line)・ADAT・Danteの各入力フォーマットごとの表示切替も可能です。(Danteは16ch x 4ページの切替)また、モニター出力は独立して用意されているので、表示切替の必要はありません。 本体右側にはモニターやCueで使用可能な領域が用意されており、モニターレベル調整やMuteはもちろん、ソースセレクトやスピーカーセレクト、TBレベル調整と言った項目まで自由にアサインができます。 専用コントロールアプリ DADMan 〜5.4.1以降のバージョンに対応〜 MTRX Studioを認識できるDADmanは5.4.1以降のバージョン。対応Mac OSはYosemite(10.10)、 El Capitain(10.11)、Sierra(10.12)、High Sierra(10.13)、Mojave(10.14)、Catarina(10.15)。このバージョンはMTRX Studioを使用するシステムはもちろんのこと、初めてCatarinaに対応したバージョンとしても注目です。 ADセクション ~フロント2入力はリンク可能~ MTRX Studioでは、18ch分の表示となります。リアのMic Inには17,18とナンバリングされていますが、DADman上ではMic/Instの2chが先に表示。そして、MTRXにはなかった機能のGainレベルリンクはこの画面上で行います。「L」のボタンをクリックすると、2本のモノラルフェーダーが1本のステレオフェーダーへ変化します。この時、レベルに関してはリンク状態にした瞬間にCh1のレベルに揃います。(ちなみに、S6やS4上ではGainリンクにしても、Faderは2本のまま。1本でステレオフェーダーに変更はされないものの、1/2chのフェーダーはリンクして動きます。)なお、TB回線もこちらの2chを含むAD全18chのうちから設定することも可能。 ちなみにLine 16chに関しては、MTRXよりもヘッドルームが若干狭いようです。おそらくMTRXとMTRX Studioでは使用しているパーツが異なるんでしょうね。 DADman ADセクション Gainリンク時には1つのステレオチャンネルとして使用できる。 ※クリックで拡大 DADman ADセクション Gain非リンク時にはそれぞれが独立したチャンネルとして使用できる。 ※クリックで拡大 DAセクション ~6dbの固定Gainアップが可能~ DAセクションでは、Monitor 2ch、Line 16chに加え、Headphone2系統も表示されます。 MTRX StudioではLine 16chにおいて、6dB Gainの機能が用意されており、レベルを稼ぐことができます。 DADman DAセクション ※クリックで拡大 Monitor Controlセクション ~スピーカー・プロセッシング機能を標準搭載~ MTRXでモニターコントロールをしている方にはおなじみの機能ですね。もちろんMTRX Studioでもモニターコントロール可能ですが、なんとSPQの機能が標準搭載となります。 MTRXのSPQカードと比較して、処理できるチャンネル数(16ch)とEQポイント(256Point)だけが異なる点ですが、MTRX StudioのAnalog Outは16chなので、筐体に見合ったパワーを搭載していると言えるでしょう。(ちなみにMTRX SPQでは、SPQ Ch:128ch、SPQ EQ:1024となっています。) DADman Monitorセクション ※クリックで拡大 MTRX Studio本体に搭載されているヘッドホン2系統もこちらのMonitor Profileから設定を行います。別系統にすることで、Master Monitorとは異なるソースをアサインしたり、TBをアサインすることもできるので、使い勝手が良さそうです。 ヘッドホンに出力しているモニターをEuCon A~Eにアサインすることで、S6 MTMのモニターページからもソース切り替え等コントロール可能になる他、MTRX Studio本体のモニターセクションでもコントロール可能になります。両者は相互コントロールが可能なので、MTRX Studio本体をボーカルやナレーターの手元に置く選択肢もでてきますね。(ちなみにファンはそんなにうるさくなかったです。) MTRX Studioの各ボタンへのアサインはMonitor Profileの「MTRX Studio」とズバリ表示されたタブから行います。設定可能な項目は、1レイヤーにつき、エンコーダー横のA,B,Cの3つのボタンとエンコーダー、エンコーダープレス、リアのExternalの6項目。上記のレイヤー構成がMain Monitor 4ページ、Cue 4ページのレイヤーごとに設定可能です。Cueに関しては、EuCon A~EがCue 1~4に対応しているので、アサインできるボタン数が少ないと思われるかもしれませんが、よく使うものを精査してボタンへアサインすることで、シンプルな使い勝手になるでしょう。 Main MonitorとHeadphone(Cue)の切り替えはロータリーエンコーダー右横のボタンで切り替える他、一番上のセレクトボタンでレイヤー切り替えができる仕組みです。 Connectionセクション 〜512×512のマトリクスでルーティングが一目瞭然〜 512x512のクロスポイントを持つマトリクス機能が内蔵されています。MTRX同様、MTRX Studioでもマトリクス機能を使うことで、Pro Toolsのインターフェイスだけでなく、スタジオシステムの核となる要素を併せ持っています。特に、Danteが標準装備なのは非常に大きなポイントで、Mac 版のDolby RMUと接続する、と言った用途や、ライブ収録システムのI/OとしてSRシステムのDante接続するのもいいでしょう。 Configurationセクション 〜Loop Syncが使えるように〜 設定はほぼMTRXと一緒なので、MTRX Studioならではの点をご紹介します。 Sync Souseの選択肢にあるLoop Sync。そう、HD I/OやSync HDに搭載されている、あのLoop Sync がMTRX Studioには搭載されているのです。今までMTRXとSYNC HDといった組み合わせの際はLoop Syncが使えず、それぞれにWord ClockやVideo Refを分配しておりましたが、その悩みが解消されています。すばらしいです。 そして、DigiLinkのページ。MTRXでは、古いPro Toolsでも対応できるように、HD MADIのイミュレートモードが用意されていましたが、MTRX Studioでは用意されていません。 Pro Toolsとの接続 今回、Digi Linkポートの設定をPri/Priにし、HDXへ64ch接続してみました。I/O設定からはしっかりと「MTRX Studio」と表示されていました。 ※Pro Tools 2020.3で起動させております。 ※対応Pro Toolsバージョン Pro Tools | Ultimate 2019.12 以降、及び DADman 5.4.1 以降を稼働する Pro Tools | HDX 、または HD Native システム https://www.avid.com/products/pro-tools-mtrx-studio/learn-and-support#Resources と、ざっくりした部分も多々ありましたが、いかがでしたでしょうか?MTRX Studioの魅力は伝わりましたでしょうか。小さいながらもパワフルな機能がぎっしり詰まったMTRX Studioが気になる方、ご質問のある方は下記"contact"バナーより、お気軽にお問い合わせください!
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2020/06/04

【情報更新!】待望の入荷!! Avid MTRX Studio & HDX システムバンドル 店頭展示開始です!

NAMM2020で発表され、その発売を待望されていたAvid新製品の初回ロットがついに入荷!同時に、ROCK ON PRO ショウルームでの展示も開始いたしました!!業務向けシステムはもちろんのこと、パーソナルなシステムアップでも中核を担うことになるAvid最新ソリューションをその目で、その手で、お確かめいただけます! 2020年6月4日追記 MTRX Studio System Bundleに続き、ついにMTRX Studio単体も入荷致しました!ROCK ON PRO ショウルームでその実力をご確認いただき、そのままご購入・お持ち帰りいただくことも可能です! MTRX Studio単体、在庫潤沢です! 待ちに待った国内流通開始にROCK ON PRO 清水もテンション爆上がり! こんなに軽くて小さな筐体にとんでもない機能が満載されています! Avid最新ソリューションである、MTRX Stuio、HDX シャーシ、そしてAll in Oneのシステムバンドルについての詳細はこちらの記事をご覧ください! なんと、この一箱の中にMTRX StudioとHDX シャーシが収まっています。実際に目にするとそのコンパクトさに驚きます! 向かって左がMTRX Studio。コンパクトなサイズからは想像できないスーパーI/Oです!右側はHDXカードとThunderboltシャーシ。このシャーシの中にはMac miniも格納可能! ついに製品本体をお披露目!うーん、本当にコンパクトですね…。わずか2UのスペースにHDXシステムが収まってしまいます。 MTRX Studio 近影 奥行きもコンパクトですね!本当にこの中に18in/22 outのAnalog入出力や64in/64out Dante I/O、512×512 DADmanルーティング機能、さらにはSPQ機能まで搭載されているとはなんて、まるで夢のようなI/Oです。 HDXシャーシ近影 これまで3rdパーティ製品を使用していたThunderboltシャーシに、Avid純正品がラインナップされたのは大きな安心です! マイク入力からスピーカー出力、さらにスピーカー調整までカバーできるMTRX Stuido はあらゆるシーンにフィットします。これを使ってどのようにシステムを組むかを思い浮かべるとワクワクしますね!みなさんと一緒に考えられるのが楽しみです!ROCK ON PRO ショウルーム、Rock oN渋谷店でお待ちしております! デモのお問い合わせは下記"contact"バナーより、お気軽にお問い合わせください!
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2020/06/04

リモートワークフローWebinar開催情報

株式会社メディア・インテグレーションは6月17、18、19日の3日間連続でRemote Workflowをテーマにした業務向セミナーを配信いたします。 にわかに注目を集めている遠隔地とのオーディオワークフロー。リスク回避や運用の柔軟性の観点から、自宅での制作 / リモート環境でのレコーディングセッション / オンライン講義などを実施するためのソリューションに対する要望が高まっています。 本セミナーシリーズでは、2020年のリモート環境下において解決すべき音声編集業務課題への、3つの提案を皆様にお届けします。 セミナー概要 日程:2020年6月17、18、19日の3日間 時間:下記、各セミナー詳細をご確認ください 参加費:無料 場所:YouTube Liveによるインターネット配信 第1弾:『錯覚』~遠隔収録音声を同録音声に錯覚させる最新技法~ 日時:6/17(水) 13:00~ 講師:染谷和孝 氏 遠隔地で収録された様々な環境下の音声を、あたかも同一スタジオで収録した音声かのように視聴者に聴かせる技術はかつて膨大な編集時間を要しました。演者の収録環境もままならない2020年のリモートワーク環境下において、これを素早く実現することは音声編集における必須解決課題と言えるでしょう。 iZotopeが誇る先進プラグイン『RX 7』と『Dialogue Match』を組み合わせることで、異なる収録場所や日時に記録された音声のトリートメント、そしてマイク特性を含めた収録環境を再現することが可能となります。 環境再現だけでなく、当日演者の体調による変化補正にも対応できる2製品の音声編集技術は必ずやあなたのワークフローに欠かせないものとなるでしょう。 ※最後にExponential Audio 3D製品の簡単なご紹介 【講師プロフィール】Sound Designer / Re-Recording Mixer 染谷 和孝 Kazutaka Someya (Sona Corporation) 1963年東京生まれ。東京工学院専門学校卒業後、(株)ビクター青山スタジオ、(株)IMAGICA、(株)イメージスタジオ109、ソニーPCL株式会社を経て2007年(株)ダイマジック、2014年には(株)ビー・ブルーのDolby Atmos対応スタジオの設立に参加。2020年に株式会社ソナ制作技術部に所属を移し、サウンドデザイナー/リレコーディングミキサーとして活動中。2006年よりAES(オーディオ・エンジニアリング・ソサエティー)「Audio for Games部門」のバイスチェアーを務める。また、2019年9月よりAES日本支部 広報理事を担当。   第2弾:コミュニケーション統合型リモート・プロダクション・ツール "sound whale"日本上陸 日時:6/18(木) 16:00~ 講師:前田 洋介 DAW向けリモート・プロダクション・ソリューションとして登場したSoundwhale。 Post Productionに精通した開発者が従来のツールのフラストレーションポイントを払拭すべく立ち上げたアプリケーションベースの、ワークフローです。スタンド・アローンのアプリケーションであり、DAWとオーディオ・インターフェースの中間に挟まり、遠隔地とのオーディオをやり取りを実現するこのソリューション。 遠隔地からのディレクション、遠隔地でのレコーディング、様々なケースで活用できます。リモート・ワークが、一気に現実化した、今だからこそ注目されるものでしょう。 本セミナーでは、Avid ProTools CloudとSoundwhaleを題材に、実際に何が出来るのか、そして、設定などの簡便さは?気になるサウンドのクオリティー、レイテンシーなど、具体的な部分にまで踏み込んだ形で皆様の一番の関心事にダイレクトタッチします。 ポストプロダクション業務のリモート化をお考えの方、ぜひとも御覧ください。 【講師プロフィール】ROCK ON PRO Product Specialist 前田 洋介 レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かしプロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行っている。   第3弾:Waves for Post Production~最新プラグイン × 2ndライセンスで実現するリモート編集システム~ 日時:6/19(金) 16:00~ 講師:榎本 涼 氏 業界を問わずリモートワーク対応が求められる昨今、これまでスタジオで行ってきた作業を、リモートで勤務するスタッフとシェアすることが求められています。 2020年5月末、Waves Audio社は数々の機能が強化されたスタジオ用アプリケーションの最新版SoundGrid Studio v11を発表しました。リモート環境でハイスペックなMac/PCを用意することが難しい場合、このアプリケーションとPro ToolsをSoundGridサーバーと合わせて使用することで、CPUパワーが非力なラップトップでも、Wavesプラグインを存分に使うことが可能になります。このSoundGridシステムの概要と、ネットワークによる発展の可能性を解説します。 また、同じく2020年5月より、編集スタジオで所有しているWavesプラグインのライセンスがWUP期間内であれば、2つめのライセンスを無償で追加することができ、リモート編集環境をより低コストで構築することが可能になりました。 もう一つ課題になるのが、個人宅でのモニター環境です。スタジオに設置されているようなモニタースピーカーを適切に設置して十分な音量で鳴らせるケースはあまりなく、多くの方がヘッドフォンで作業をされていることでしょう。お持ちのヘッドフォンの種類もスタッフによって様々かもしれません。Waves NXプラグインとSonarworks Reference 4 Headphoneを組み合わせることで、リモートでのヘッドフォン・モニター環境の改善を提案します。 さらに、最新のWavesプラグインから、ポストプロダクションの作業で効果的に使えそうなプラグインをいくつかご紹介、実際に効果を体験していただきます。 【講師プロフィール】榎本 涼 氏 Waves唯一の日本人スタッフ、また、4gamer.netのオーディオ製品レビュワーとして活躍。1994年よりWaves製品を利用していた日本人で最初期ユーザーの一人。本名『中村和宏』名義ではナムコ〜バンダイナムコゲームスに2005年まで在籍し、その後も数多くのゲーム音楽制作に従事。代表作は鉄拳シリーズ6までのの殴打効果音、タイムクライシスシリーズ、テイルズオブイノセンス、リディアントマイソロジー2(一部楽曲)など多数、アニメは遊戯王ゼアルII(一部楽曲)など。著書に「本当に好きな音を手に入れるためのオーディオの科学と実践 失敗しない再生機器の選び方 (サイエンス・アイ新書)」がある。   ひとくちに「リモート」と言っても、ユーザー様ごとに求めるソリューションは様々。なるべく幅広く紹介しておりますので、きっとみなさまのお役に立てるセミナーがあることと考えています。 ぜひ、各セミナー詳細のバナーをクリックして、YouTube Liveによるセミナーをご覧ください! リモートワークフローに関連した記事をまとめたこちらのページも、合わせてご覧ください。 https://pro.miroc.co.jp/headline/remote-workflow-online-production-cloud-solution/
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2020/06/03

期間延長!Avidプロモーション関連まとめ

外出自粛要請に伴い、普段のスタジオを離れての作業を余儀なくされているみなさまの助けとなることを目的として実施されている、Avidクリエイティブ・ツール 25% OFFプロモーション。5月末の締め切りを間近に控えたこのプロモーションをまとめました。詳細はそれぞれのリンクより、該当記事をご覧ください。 自宅で作業するスタッフのために追加でライセンスが必要になった この機会に自宅でも作業できる環境を整えておきたい 再びこのような事態になった場合に備えてバックアップの環境を持っておきたい 上記のようなお客様は、ぜひこの機会をご利用ください。 もちろん、それ以外のみなさまにもご利用いただけるプロモーションです。Pro Tools / Media Composerをお得に手に入れるチャンスとしても、ぜひご活用ください! ご質問・お問い合わせは下記"contact"バナーからお気軽にROCK ON PRO まで!
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2020/06/03

【期間延長!】年間サポートプラン失効中のユーザー様に朗報!!Pro Tools | Ultimate最新バージョンへお得にアップグレードのチャンス!

2020年6月3日更新 Pro Tools | Ultimate 永続版からPro Tools | Ultimate 3年間サブスクリプション版へのクロスグレード・ライセンスの販売期間が延長されました!詳細は本記事後半をご覧ください。 年間サポートプランへの再加入ライセンスが昨年末で生産終了となったことで、一度年間サポートプランが切れてしまったPro Tools及びPro Tools | Ultimateは、そのバージョンのまま使用するほかなくなってしまいました。新たにリリースされた最新バージョンのPro Tools / Pro Tools | Ultimateを使用していただくには、永続ライセンスか年間サブスクリプション・ライセンスを新規で購入する以外に方法はありません。 とは言え、話がPro Tools | Ultimateとなると、そう易々と新規ライセンスを購入するわけにもいかないのではないかと思います。 「このバージョンのまま使おうと思っていたけど、やっぱり最新バージョンが気になる」 「業務でどうしても最新バージョンが必要になった」 「Macが壊れた…持っているライセンスが新しいOSに対応してない」 「そんな話、知らなかった!どうしよう!!」 こんなお悩みをお持ちのユーザー様に朗報です!! ROCK ON PROが確保した「年間サポートプラン再加入」最終デッドストックは、僅少ながらまだ在庫あり!さらに、Avidが期間限定で「永続ライセンスから3年間サブスクリプション・ライセンスへのクロスグレード」プロモーションを開始致しました!!(こちらは年間サポートプランが有効期間中の方も対象です。) まだ間に合う!?Pro Tools | Ultimate 年間サポートプラン再加入 最終在庫、残り1桁になりました!! こちらの記事でご案内させていただいた"最終デッドストック"、いよいよ在庫が1桁になりました!これを逃すと、年間サポートプランが切れたPro Tools | Ultimateを最新バージョンにアップデートするには、新規ライセンスを購入する以外に方法がなくなります!!年間サポートプランが既に切れてしまっている永続ライセンスを最新バージョンにアップデートすることが出来る、本当に本当のラストチャンスです! Pro Tools 1-Year Software Updates + Support Plan NEW (Pro Tools 年間プラン再加入 パッケージ版) 販売価格:¥36,520(本体価格:¥33,200) Pro Tools | Ultimate 1-Year Software Updates + Support Plan NEW (Pro Tools | Ultimate 年間プラン再加入) 販売価格:¥122,100(本体価格:¥111,000) Pro Tools | HD またはPro Tools | Ultimate永続版からPro Tools | Ultimate3年間サブスクリプションへのコンバート・プロモ こちらは、永続ライセンスから年間サブスクリプション・ライセンスへと乗り換える方向けの期間限定プロモーション!既に永続ライセンスをお持ちのユーザー様であれば、新規で1年間サブスクリプションを購入するよりもなんと約¥170,000もお得にPro Tools 最新バージョンをご使用いただけます!!現在並走している25% OFFプロモの価格と比べても¥90,000以上のバリュー!しかも、3年もの間、リリースされる最新バージョンを使用することが可能になります。 3年間のスブスクリプション期間が満了した後は、1年間ごとのサブスクリプション更新が可能。まずはこのプロモで最新バージョンをお得に手に入れ、その後の更新は1年間ずつ行うことでランニングコストを抑える、という使い方もありですね! Pro Tools | Ultimate Perpetual Crossgrade to Annual Subscription Paid Up Front - 3 years (Pro Tools | Ultimate 永続ライセンスから3年間サブスクリプションへのクロスグレード) 販売価格:¥143,000(本体価格:¥130,000) 期間:2020年5月31日まで2020年6月30日まで! 対象:Pro Tools HD (バージョン9以上) またはPro Tools | Ultimateをお持ちのユーザー様 注意事項:現在お使いの永続ライセンスは、サレンダー(無効化)されますのでご注意ください。 最新版Pro Tools 2020の機能をご利用可能 ・フォルダートラック機能 ・MacOS Catalina対応* ・今後三年間に追加される新機能の利用も可能 Avid Complete Plug-in Bundle 及びHEAT オプションを使用可能 143,000円で3年間のサブスクリプション利用が可能 3年間が経過した後は、1年ごとにサブスクリプションを更新可能 *本記事公開時点ではMac OS 10.15.3まで。OS 10.15.4には未対応ですのでご注意ください。 新規サブスクリプションプロモーションも継続中! Pro Tools、Media Composerの新規サブスクリプションプロモーションも継続中です。詳細はそれぞれの画像をクリックして、各記事にてご確認ください! 25% OFF!! Pro Tools, Pro Tools | Ultimate 年間サブスクリプション スペシャルオファー!! Media Composer も25% OFF!Avid サブスクリプション・プロモーション!! このまま永続ライセンスを使用し続けたい方も、これを機にサブスクリプションへの移行を検討している方も、もう二度とアップデート出来かったはずのライセンスを最新バージョンにアップデートするチャンス! ご不明点、お問合せは下記"contact"バナーより、ROCK ON PROまでお気軽にお問い合わせください。 クラウド・ストレージ・ワークフローを改善〜Pro Tools 2020.5 リリース!
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2020/06/01

【期間延長!】25% OFF!! Pro Tools, Pro Tools | Ultimate 年間サブスクリプション スペシャルオファー!!

2020年6月1日追記 本プロモーションの終了時期が2020年6月30日まで延長されました。Pro Tools サブスクリプション版を高いバリューで始められるこのチャンスを、ぜひご活用ください! 2020年5月12日〜同年5月30日までの期間限定で、Pro Tools、及び、Pro Tools | Ultimateサブスクリプション版が25% OFFで手に入るスペシャルプロモーションが実施されます! 柔軟な運用で難局を乗り切る力を! サブスクリプションの魅力は、先の見通せない昨今のような状況下が、長引けば継続や追加が容易、収束時には規模縮小も可能であるという"スケーラビリティー"にあります。 もともと、Pro Toolsの場合はサブスクリプション版の初年度価格は永続版の約半額。さらに25%OFFとなる本プロモーション期間内に導入いただければ、永続版の約37%の価格でPro Toolsが導入できる計算です。 今回のコロナ禍のように、「急に追加のライセンスが必要になったが、いつまで使用するか分からない」という状況でも、2年間は永続版よりもお得にPro Toolsを使用することができるのです。永続版の場合、2年目以降は年間サポートプランを更新しないと最新バージョンにUPDできないことも合わせて考えると、サブスクリプション版の方がお得な期間はより長くなります。 Pro Tools | Ultimateに教育向けライセンスが登場 お気付きの方も多いことと思いますが、このプロモーションとほぼ同時にPro Tools | Ultimate サブスクリプション版にEDUライセンスが登場しています。Pro Tools | Ultimateでは永続版EDUライセンスが存在しないため、Ultimateが必要な学生様・教職員様にとっては大変嬉しいニュースなのではないでしょうか。 EDUライセンスではサブスクリプションのメリットはより大きくなり、Pro Tools | Ultimateはいわずもがな、Pro Toolsであっても、仮に毎年バージョンアップを行う場合はサブスクリプション版で運用した方が30年以上もの間、積算費用を低く抑えられます。バージョンアップは数年に一度、という場合でも今回のプロモを利用すれば、4年間は永続版よりも低い費用で運用することが可能です。 期間限定!Pro Tools年間サブスクリプション「25%オフ」プロモーション 概要:対象のPro Tools、及び、Pro Tools Ultimate年間サブスクリプション版が25%オフ! 期間:2020年5月12日〜同年5月30日 受注分同年6月30日まで延長! こんな方におすすめ! スケーラブルなリモート環境の構築を検討中のポストプロダクション オンライン授業を検討中の教育機関 エンジニアとの相互運用性を重視する在宅で制作中のアーティスト テレワークで作業中のフリーランス・エンジニア コラボしているアーティストにPro Tools環境を提供したい、コンポーザー/エンジニア/ディレクター/プロデューサー その他、Pro Tools導入をご検討中のみなさま 対象製品、価格情報 Pro Tools 1-Year Subscription NEW (Pro Tools 年間サブスクリプション 新規) 通常販売価格¥38,830 プロモ特価¥29,040(本体価格:¥26,400) Pro Tools 1-Year Subscription RENEWAL (Pro Tools 年間サブスクリプション 更新) 通常販売価格¥38,830 プロモ特価¥29,040(本体価格:¥26,400) Pro Tools 1-Year Subscription NEW - Education Pricing (Pro Tools 年間サブスクリプション 学生・教職員向け 新規) 通常販売価格¥12,870 プロモ特価¥9,570(本体価格:¥8,700) Pro Tools 1-Year Subscription RENEWAL - Education Pricing (Pro Tools 年間サブスクリプション 学生・教職員向け 更新) 通常販売価格¥12,870 プロモ特価¥9,570(本体価格:¥8,700) Pro Tools 1-Year Subscription NEW - Edu Institution Pricing (Pro Tools 年間サブスクリプション 教育機関向け 新規) 通常販売価格¥12,870 プロモ特価¥9,570(本体価格:¥8,700) Pro Tools 1-Year Subscription RENEWAL - Edu Institution Pricing (Pro Tools 年間サブスクリプション 教育機関向け 更新) 通常販売価格¥12,870 プロモ特価¥9,570(本体価格:¥8,700) Pro Tools | Ultimate 1-Year Subscription NEW (Pro Tools | Ultimate 年間サブスクリプション 新規) 通常販売価格¥103,950 プロモ特価¥77,880(本体価格:¥70,800) Pro Tools | Ultimate 1-Year Subscription RENEWAL (Pro Tools | Ultimate 年間サブスクリプション 更新) 通常販売価格¥103,950 プロモ特価¥77,880(本体価格:¥70,800) Pro Tools | Ultimate 1-Year Subscription NEW - Education Pricing (Pro Tools | Ultimate 年間サブスクリプション 学生・教職員向け 新規) 通常販売価格¥38,830 プロモ特価¥29,040(本体価格:¥26,400) Pro Tools | Ultimate 1-Year Subscription RENEWAL - Education Pricing (Pro Tools | Ultimate 年間サブスクリプション 学生・教職員向け 更新) 通常販売価格¥38,830 プロモ特価¥29,040(本体価格:¥26,400) このコロナ禍は私たちに様々な変革を要求しているかのようでもあります。しかし、メーカーもまた、そうした変化に対応するために様々な対応を実施しているようです。この難局を乗り越えるためのワークフローの確立に、ぜひ本プロモーションをご活用ください。 システムや試算に関するお問い合わせは、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 関連記事: 年間サポートプラン失効中のユーザー様に朗報!!Pro Tools | Ultimate最新バージョンへお得にアップグレードのチャンス! 関連記事: Media Composer も25% OFF!Avid サブスクリプション・プロモーション!!
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2020/06/01

【期間延長!】Media Composer も25% OFF!Avid サブスクリプション・プロモーション!!

2020年6月1日追記 本プロモーションの終了時期が2020年6月30日まで延長されました。普段の3/4のプライスでMedia Composer サブスクリプション版が手に入るこのチャンスを、ぜひご活用ください! 2020年5月31日までの期間限定で、対象のMedi Composerライセンスが25% OFFで手に入るスペシャルプロモーションが実施されています!導入コストの低さが魅力のサブスクリプション・ライセンスがさらにお得な25% OFFで導入できるまたとないチャンスです!! サブスクリプションの魅力はそれだけでなく、柔軟なスケーラビリティや常に最新バージョンを使用することができる安心感も大きな魅力でしょう。「急に追加のライセンスが必要になったが、いつまで使用するか分からない」という状況でも、サブスクリプション版であれば数年間は永続版よりもコストが低く、ライセンスの数を減らしてもよい状況になれば規模を縮小することが用意です。また、永続版の場合、2年目以降は年間サポートプランを更新しないと最新バージョンにUPDできないことも合わせて考えると、サブスクリプション版の運用性の高さが明確になるのではないでしょうか!? 期間限定!Media Composer サブスクリプション「25%オフ」プロモーション 概要:対象のMedia Composerサブスクリプション版が25%オフ! 期間:2020年5月12日〜同年5月30日 受注分同年6月30日まで延長! 対象製品、価格情報 Media Composer 1-Year Subscription NEW 通常販売価格¥31,130 プロモ特価¥23,348(本体価格:¥21,225) Media Composer 1-Year Subscription RENEWAL 通常販売価格¥31,130 プロモ特価¥23,348(本体価格:¥21,225) Media Composer 1-Year Subscription RENEWAL (2019年1月以前から契約中のユーザー様向け) 通常販売価格¥25,850 プロモ特価¥19,388(本体価格:¥17,625) Media Composer | Ultimate 1-Year Subscription NEW 通常販売価格¥65,010 プロモ特価¥48,758(本体価格:¥44,325) Media Composer | Ultimate 1-Year Subscription RENEWAL 通常販売価格¥65,010 プロモ特価¥48,758(本体価格:¥44,325) Media Composer | Ultimate 2-Year Subscription NEW 通常販売価格¥123,200 プロモ特価¥92,400(本体価格:¥84,000) Media Composer | Ultimate 2-Year Subscription RENEWAL 通常販売価格¥123,200 プロモ特価¥92,400(本体価格:¥84,000) Media Composer | Ultimate 3-Year Subscription NEW 通常販売価格¥176,000 プロモ特価¥132,000(本体価格:¥120,000) Media Composer | Ultimate 3-Year Subscription RENEWAL 通常販売価格¥176,000 プロモ特価¥132,000(本体価格:¥120,000) Media Composer | Ultimate 1-Year Subscription NEW -- Education Pricing 通常販売価格¥12,870 プロモ特価¥9,653(本体価格:¥8,775) Media Composer | Ultimate 1-Year Subscription RENEWAL -- Education Pricing 通常販売価格¥12,870 プロモ特価¥9,653(本体価格:¥8,775) Media Composer Perpetual CROSSGRADE to Media Composer | Ultimate 2-Year Subscription 通常販売価格¥38,830(1年分) プロモ特価¥51,920(本体価格:¥47,200)2年分!! システムや試算に関するお問い合わせ、その他ご不明点は、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。 関連記事 25% OFF!! Pro Tools, Pro Tools | Ultimate 年間サブスクリプション スペシャルオファー!! 関連記事: 年間サポートプラン失効中のユーザー様に朗報!!Pro Tools | Ultimate最新バージョンへお得にアップグレードのチャンス!
Review
2020/06/01

実はこんなに進んでた!ホームサーバーのイメージを変えるSynology!

「Stay Home」がすすむ中、家の中を快適にするためにお部屋の整理整頓をされた方も多いと聞きます。こんな機会だから、いっそ携帯やパソコンの中にたまったデジタルデータも整理してみてはどうでしょうか。 何年も放置したパソコン内のデータをあらためて見返してひとつひとつ整理するのもいいかもしれません。しかし、そう大きくもないテキストデータはそのまま、まるっと保管をしてしまいたいですね。一方で、日々高解像度化が進むスマートフォンで撮影した写真や動画は、気軽に撮影できるが故にどんどん容量が増えていきます。そうなると、これにはそれなりに大きな容量が必要になるだろうということは想像に難くありません。 自分にあったストレージソリューションは? では、どうやって?何に?保管をしたらいいのでしょうか。 データの保管方法については、大きく分けて2つあると考えます。 1.HDDやSSD、USBフラッシュ、NASなどのハードウェアストレージへの保管 2.クラウドストレージへの保管   さらに、1の場合、ネットワークに接続し、他人との共有が必要かどうかも考えると、計3パターンになります。 自分に合ったものはどの方法でしょうか。分析チャートでチェックしてみましょう。 まず、基本的に誰かとデータの共有を必要としない人は、HDDやUSBフラッシュなど、1対1での接続をする個人用メディアを使用するのがいいでしょう。例えば、USB3.0、3TBのHDDは1万円前後程度で購入できるため、初期導入コストとしてもランニングコストとしても、最も手軽な選択肢と言えます。 次に、クラウドストレージ向きだった人は、インターネットさえ繋げればどこからでも利用できるという最大のメリットを得られるこのクラウドサービスを使用することをお勧めします。ほとんどのクラウドサービスは、ある程度のストレージ容量を無料で使用することができるため、保存したいデータ量が少ない人には最適な方法と言えるでしょう。 しかし、データ容量が無料の域を超えてしまうと、ストレージ容量を確保するために課金が発生します。そして、ほとんどのクラウドサービスの最大容量は2TBを超える容量をサポートしていないため、2TBを超えた途端に経済的ではなくなります。例えばクラウドストレージの老舗Drop Boxは2TBで月額1,200円必要になります。そのため、短期的には割安になるかもしれませんが、長期的になると外付けのHDDやNASよりもコストがかかることになるかもしれません。 最後に、サーバー向きだった人は、NASなどのサーバーを使用することをお勧めします。しかし、サーバーの場合は、構築するまでに初期導入コストがそこそこかかり、セットアップ作業が必要になります。ただ長期的に考えると、容量と安全性の面で、他2つの選択肢よりもランニングコストは抑えられるのではないでしょうか。 NASと言うと、ネットワーク上でただデータをごっそり保存するだけのイメージがあるかもしれませんが、昨今では外部からもアクセスして、データを保存したり、取り出したりすることができるものがあります。今回は、「クラウドのようにどこからでもアクセスできる」ことも含めて比較をしたいので、SynologyのDiskStation DS218+をお借りして、NASのセットアップ作業とバックアップの使い勝手を体験してみました。 Synology DS218+を構築 DS218+は、高級ティッシュを一回り大きくした感じの大きさで、大げさにスペースを確保する必要はありませんでした。 開封して説明書にある図のように接続します。ネットワーク越しにNASへアクセスして、パッケージをインストールしていきます。難しそうに聞こえるかもしれませんが、webブラウザで指定のURLにアクセスすると、操作方法を順次案内してくれ、ぽちぽちと、その指示通りに進めると、拍子抜けするほど簡単に初期設定が終わりました。この段階でNASをネットワークドライブとしてマウントし、使用することができます。データをそのままコピーするだけの用途であれば、ここまでで何の問題もなく使用できます。 NASの利点をフルに活かせるアプリケーションが充実!Synology DSM さらに、Synology DSM (Disk Station Manager)というSynology独自のOSにアクセスし、その中にあるパッケージセンターを開いてみました。このパッケージセンターはNASの拡張機能になります。 ざっと見ても100以上のアプリがあり、Synology製のアプリやサードパーティ製のもの、詳しい人ならば自分でアプリを開発することもできるようです。 (今回、NASへのバックアップの紹介がテーマですが、クラウドとの同期もできそうで、NASでのミラーリングに加え、さらに多重化されたバックアップ設定もできそうです。正直、そんなにたくさんのアプリがあるとは思わず、まだまだ勉強不足です。) 必要な機能をインストールして使用する仕組みのようで、今回の目的である「データの整理」、中でも写真や動画を整理し、仕事関連のメディアをテレワーク中の同僚と共有してみようと思います。 写真の管理と外部からのアクセス〜PC側の操作〜 まず、「Photo Station」をインストールし、DSM上で起動させます。同時にQuickconnect IDを設定します。このQuickconnect IDは、自宅にあるSynologyのNASサーバが常時Synologyのサイトと接続されている環境を作って、インターネットからアクセスする方法のようです。コントロールパネルのユーザー設定でユーザーを追加して、そのIDを同僚に送信すれば、同僚がwebブラウザから自宅にあるNASサーバーにアクセスできるようになります。 Quickconnect IDを一箇所入力するたけで、設定が終わりです。 次に「Photo Station」では、手動で作成したアルバム(フォルダ)にバックアップしたい写真をアップロードします。それ以外にも、写真が持っているメタデータを使って、特定条件での写真を振り分けできる「スマートアルバム」があります。撮影日やカメラの種類など、条件さえ入力しておけば、整理が苦手な人でも綺麗に仕分けされたアルバムが作成されます。 写真の管理と外部からのアクセス〜スマートフォン側の操作〜 スマートフォンと連携する「DS Photo」アプリはiOSやAndroidにも対応しており、ダウンロードして使用します。同じようにスマホで外からNASにアクセスでき、写真をアップロード、閲覧、ダウンロードすることができるようになります。 このアプリでは、スマホで写真を取るたびに、NASに写真がアップロードできるように設定することもできるので、撮影したそばからNASにバックアップを取っていくことができます。このような連携は一般的なクラウドストレージでは当たり前の機能ですが、NASであれば容量をほとんど気にしなくてもいいため使い勝手もいいようです。 Quickconnect IDを入力してログイン。 メニューの中にある「画像バックアップ」をクリックし、画像バックアップを有効にします。 「写真のみのアップロード」のチェックを外すと動画もアップロードしてくれます。 「Wifiのみでアップロード」にチェックをいれておくと、wifiにつながるまでは保留の状態になり、無駄な通信料金を使わずにすみます。   設定の中の「Geofence」を設定することで、自宅から半径150mから250mに範囲に入った時だけアップロードを行わせることも可能です。 終わりに 先に述べたとおり、NASは初期導入にそこそこの費用がかかるとは言いましたが、ややめんどくささを感じるファイル共有や、義務感でしかないファイルのバックアップも、synologyが提供する機能拡張アプリで簡単便利をすぐに手に入れられることで、むしろ割安感を感じます。 アンケートによると、スマホの写真はそのまま入れっぱなしと言う人の割合は案外多く、機種が変わるたびに容量を多くして急場をしのいでいるのが現状のようです。長らくデータの整理をしていない方は、この機会にバックアップについて参考にしていただけたら幸いです。 今回は「写真の管理」について見ていきましたが、次回は違う角度から、このNASを紹介できればと思います。 お問い合わせは、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。
Tech
2020/05/28

リモートプロダクション・おすすめ機材! 〜自宅でナレ録り:周辺機材編〜

前回の記事では、自宅でナレーション録音をするのに最適なマイクとリフレクションフィルターを紹介しました。今回は、オーディオ・インターフェースとマイクプリについて考えてみたいと思います。両方ともサウンド・クオリティーに直結する非常に重要な製品です。また、様々な製品がある中からどれを選べば良いのか、非常に迷う部分でもあります。まずはそれぞれ、どのようなことを行っている製品なのか、クオリティーの差はどの様な部分から生じるのかについて考えてみたいと思います。 何が音質を決定づける? 〜オーディオインターフェースが担う役割〜 オーディオ・インターフェースは、アナログ信号をデジタルに変換する、まさに音質にとって肝となる製品。そのクオリティーは価格に比例する部分も大きくあります。一部では、「結局、使用しているAD/DAのチップなんて殆どの製品が一緒だから、音質に差は出ない」などという意見も見受けられますが、バランス接続されるマイクの信号を受けるとなると話は違うと思います。AD/DAのチップは、バランス伝送されてきたアナログ信号をそのまま受け取ることは出来ません。そこには、アンバランスに信号を変換するという回路が必ず存在します。このバランス受けの回路に関しては長くなるので今回は割愛しますが、信号を変換する回路=クオリティーに関係するということは、直感的にご理解いただけるのではないでしょうか。 そしてアナログ回路として、オーディオ・クオリティーに直結するアンプ回路=増幅回路。アンプというのは信号を増幅します。マイクプリ部分の目盛りを見ていただければ+20dBなどという表記があると思います。普通にナレーションを録る場合には、+40dB付近に設定されることが多いかと思います。+40dBがどれくらい信号を増幅しているかというと、元の信号に対して1000倍にしているということになります。この部分を詳しく知りたい方は、dBの計算方法を調べてみてください。もとの信号の波形を正しく保ったまま、1000倍にするということは非常に難しいことです。デジタルなら計算により、答えが正確に導かれますが、アナログの場合には時間軸に沿って、リニアに変化する信号を正確に増幅する必要があるからです。入力信号に対してレスポンス良く反応し、正確に倍数をかけて増幅を行う。その様な回路設計が必要となります。 オーディオインターフェース+マイクプリでワンランク上の音質を実現 「オーディオ・インターフェースにもマイクプリがついているから、別に用意する必要はない」と、考える方も多いかと思いますが、アウトボードのマイクプリのクオリティーは、オーディオ・インターフェースに搭載されているものとは、違う次元のクオリティーを持ちます。もちろん、数十万円クラスのオーディオ・インターフェースの中には、マイクプリ部分にこだわった製品もありますが、本記事で取り上げたいと考えている10万円までのクラスの製品においては、残念ながら単体のマイクプリのクオリティーを超えていると言える製品はありません。 マイクプリの動力源となる電源。当然ながら、安定して一定の電圧を供給出来ていないと正確な増幅は行なえません。しかも直流電源を必要とします。家庭のコンセントから供給されている交流電源を直流に変換する必要があるのですが、この電源回路のクオリティーから違うと言えます。安価なバスパワーで動作するような製品は、膨大電子部品で構成されているPCからの電源供給。これがクリーンな低電圧の電源とは考えられませんよね。ACアダプターからの電源も中身は、ノイズが多いと言われるスイッチング電源であることがほとんど。アンプの動力源が悪ければ、増幅後の結果も同様であると言えます。そう考えると、本記事のターゲットとしてのオーディオ・インターフェースとマイクプリの選択基準が見えてくると思います。 ポイントは“チャンネル単価”で選ぶこと ~おすすめオーディオインターフェース~ オーディオインターフェースは、AD/DAの前後に存在するアナログ回路のクオリティーが重要。そう考えると、チャンネル単価の高い製品の方がこだわった回路を採用していると考えられます。マイクプリはオーディオ・インターフェースに搭載されていたとしても、単体の製品を加えたほうがクオリティーが上がる、ということになります。 そういったことを念頭にピックアップした製品がこちら。 Apogee Duet RME Babyface Pro FS Audient iD22   Apogee Duet RME Babyface Pro FS Audient id22   ここでピックアップした3製品はオーディオの入出力だけに特化し、プラスアルファの機能をあまり持っていません。 つまり、製造コストは主にオーディオ入出力部分にかけられている=1チャンネルあたりの単価が高い、という基準でセレクトしています。 ちょっとした考え方のフィルターでピックアップした製品ですが、どれも自信を持っておすすめ出来る製品です。ナレーション収録というターゲットを考えれば、入力は最低限でOKだと思います。ここでピックアップした製品はすべて2chの入力を持ちますので必要機能は十分。それぞれ音質に定評のあるメーカーの製品ですので、安心感もあると思います。 特筆すべき点として、RMEのBabyfaceシリーズはSteadyClockと呼ばれる、クロックを超高精度で安定させる独自の技術を搭載しています。これは、AD/DA変換のクオリティーに直結するポイントです。時間軸をスライスすることでアナログ信号をデジタルデータに変換します。このときの正確性を保っているのがクロックの役割。ここにRME Babyfaceはアドバンテージがあるといえるでしょう。 >>RockoN eStoreでCheck! ・Apogee Duet https://store.miroc.co.jp/product/34253 ・RME Babyface Pro FS https://store.miroc.co.jp/product/63146 ・Audient iD22 https://store.miroc.co.jp/product/32700 シンプルに質が良いものを ~おすすめマイクプリ~ 技術者がいないという前提で、マイクプリを選択するとなるとチャンネルストリップタイプ(EQやコンプが一緒になったもの)ではなく、シンプルにマイクプリのみの製品がおすすめです。コストのすべてが、マイクプリ部分に投入されているため、同じ価格であればクオリティーが高いということが期待できます。 Focusrite ISA ONE GRACE DESIGN m101 Rupert Neve Design Portico 5017 Focusrite ISA ONE GRACE design m101 Rupert Neve Designs Portico 5017 今回は、マイクプリだけを搭載した製品群の中から、低価格ながらスタジオクオリティーを持っていると考えられる製品をピックアップしました。どれも、商用スタジオで運用実績のある製品ラインナップの末っ子で、十分なクオリティーを持ちます。 >>RockoN eStoreでCheck! ・Focusrite ISA ONE https://store.miroc.co.jp/product/55621 ・GRACE design m101 https://store.miroc.co.jp/product/22588 ・Rupert Neve Designs Portico 5017https://store.miroc.co.jp/product/15166 まとめ 自宅でのナレーション収録に特化して検討をすると、基本的に入力はマイク1本。つまり、その1chをどれだけハイクオリティーで収録できるか、という話になります。音声信号の入出力はオーディオインターフェースに、信号の増幅はマイクプリに、と役割分担させることでそのクオリティーは格段に高まります。コストのバランスを考えると、上記の製品の組み合わせが、オススメとなります。スタジオ同等とはいきませんが、かなりのクオリティーを持ったサウンドを収録することが出来ます。前回の記事でオススメしたマイクやリフレクションフィルターとあわせて、自宅収録の機材の参考にしていただければ幸いです。 ご購入前のご相談は、下記コンタクトフォームよりお気軽にお問合せください!
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2020/05/27

【5/31まで】Cinedeck CineX Everything 3ヵ月のデモライセンスを配付中!

ファイルベースでのインサート編集を可能にするソフトウェアCineXtoolsを提供しているCinedeckがほぼ全てのライセンスを3ヶ月間利用できるEverything Trialライセンスを配布しています。 3ヶ月間の cineX Everything ライセンスが100%無料 5月31日までにサインアップすることで以下が利用可能 cineXtoolsとcineXpluginsのすべてのオプション 新しいcineXmeta、そしてリモートインサートとH.264インサート編集サポートを含むすべての新機能 急な直し作業時やXDCAM PFDでのMAワークフローに最適 cineXtoolsはノンリニア編集後に一度書き出したファイルへのインサート編集を可能とする、納品用マスタリング・ツールセットです。インサート編集が役に立つ場面は、主に完パケ後に直しの作業が必要になった時。これを通常のノンリニアエディターで行った場合、ファイル全体を再びレンダリングすることになり、大幅な時間ロスが発生してしまいます。しかし、cineXtoolsのメインモジュールであるcineXinsertを活用すれば、直す必要がある部分のみをピンポイントで書き換えることができるので、作業時間短縮に大いに役立ちます。もちろん、ファイル全体のオーディオインサートも行えるので、例えば、XDCAMのPFDで映像素材をディスク搬入→MA後のオーディオデータをインサート→ディスク搬出といった、非常にシンプルなワークフローも実現可能です。 cineXtools国内導入事例:名古屋テレビ放送株式会社様 名古屋テレビ放送株式会社様でのCineXtoolsを活用したオーディオインサートの実例はこちらをご覧ください。 https://pro.miroc.co.jp/works/nagoyatv-proceed2019-20/ https://pro.miroc.co.jp/works/nagoyatv-proceed2019-20/ ライセンスの入手方法 1.まずは下記ページからサインアップを行ってください。 https://cinedeck.com/2020-express/ 2.登録が完了したら、Thank Youの文字と共に表示される、"Redeem Your cineX Everything here"をクリック。 3.画面の指示に従って、メールアドレスとiLok IDなどを入力。お好きな製品をダウンロードします。 4.iLok Lisence Managerにログインし、Everything Trialライセンスが追加されていることを確認してください。 ※このライセンスが入手できるのは現地時間5月31日迄となっております。 ご質問・お問い合わせは下記"contact"バナーからお気軽にROCK ON PRO まで!
Tech
2020/05/25

リモート・ワークフロー関連記事まとめページ

2020年春に全世界を襲ったCOVID-19は、様々な形でその後の世界に大きな影響を与えそうです。我が国でも、緊急事態宣言と外出自粛要請により実質的に多くの行動制限が課され、普段とは異なった環境での制作を余儀なくされた方も多いのではないかと思われます。 また、この騒動がひと段落してから後も、リスク回避や運用の柔軟性の観点から、自宅での制作 / リモート環境でのレコーディングセッション / オンライン講義などを実施するためのソリューションに対する要望が高まっています。 このページでは、ROCK ON PRO が制作した、このようなソリューションに関する記事をまとめて紹介いたします。ひとくちに「リモート」と言っても、ユーザー様ごとに求めるソリューションは様々。なるべく幅広く紹介しておりますので、きっとみなさまのお役に立てる記事があることと考えています。 ご不明点・ご要望などは、下記"contact"バナーよりROCK ON PROまでお気軽にお問い合わせください。 リモート・プロダクション、オンライン・ワークフロー向けソリューション紹介 https://pro.miroc.co.jp/headline/remote-workflow-webinar/ https://pro.miroc.co.jp/headline/remote-production-solution-soundwhale/ https://pro.miroc.co.jp/headline/remote-session-production-solution-2/ https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-cloud-collaboration/ https://pro.miroc.co.jp/headline/video-slave-4-pro-tips-for-pro-tools/ https://pro.miroc.co.jp/headline/rp-equipment-1/ https://pro.miroc.co.jp/headline/rp-equipments-2/ 配信、オンライン講義向けソリューション https://pro.miroc.co.jp/headline/grade-up-your-online-broadcasting-1/ https://pro.miroc.co.jp/headline/microphone-for-web-seminar-lecture/
NEWS
2020/05/22

Pro Tools 2020.5 リリース!クラウド・ストレージ・ワークフローを改善

日本時間の昨夜遅く、 Pro Tools 2020.5 & EUCON 20.5 がリリースされました。有効なサポートプランをお持ちのお客様のMyAvidアカウント上からダウンロード可能です。 Pro Tools 2020.5は、基本的にはPro Tools 2020.3の課題修正バージョンとなっていますが、リモートプロダクションに関するソリューションを求める声の高まりに応える改善が施されています。 Pro Tools 2020.5 概要 Avid Video Engine (AVE) 改善 クラウド・ストレージ・ワークフロー初期設定追加 バグ修正による堅牢性の向上   その一つが、ファイル同期システムを伴ったクラウド・ストレージ・ワークフローの改善です。今回、初期設定の「コラボレーション」タブ内にある「クラウドストレージサービス」欄には、以下のように、Dropbox, Google Drive,Microsoft OneDriveといったクラウド・ストレージでセッションを共有する際の利便性を向上させる為の項目が追加されています。 参考情報: Pro Tools リモート・ワークフロー概要 Pro Tools Cloud Collaborationを使ってみよう! 開いているセッションの他ユーザーによる上書きを防止 この機能により、共有ロケーション上にある1つのセッションを複数のユーザーで利用する際、複数人が同時にそのセッションを開いて作業した際に生じる、他者による「上書き」を防止することができます。ここをオンにすると、先行するユーザーが、そのセッションを開いている間、作成されたテンポラリー・ファイルが有効となり、別のユーザーが、そのセッションで作業し保存しようとすると「警告」が発せられます(「警告」されたユーザーがその作業を保存したい場合は、「Save As(別名で保存)」を用いて、元のセッションとは別のファイルとして保存する必要があります)。 セッションが開かれているテンポラリー・ファイルは、該当者がセッションを閉じると削除されますので、他のユーザーは、そのセッションを開き作業を開始することが可能となります。 テンポラリー・ファイルのエクステンションには、.tmp と.ptmpの2種類があります。通常はどちらのエクステンションでも機能は有効になると考えられますが、以下のケースにご注意ください。 Microsoft OneDriveを用いる場合は、.tmpを認識しない為、.ptmpを使用する必要があります。 専用NAS (Network Attached Storage)サーバーで、従来までのPro Toolsシステム(Pro Tools 10から2020.3まで)も共存しながら共有を行う場合は、.tmpをお使いください。 専用NAS (Network Attached Storage)サーバーに全てのユーザーが共有状態である場合を除き、Pro Tools 2020.5未満のユーザーが、この機能を生かしてセッションを共有することはできません。クラウド共有サービスを用いて、「上書き防止処置」を取りながらセッション共有を行う場合は、全てのユーザーがPro Tools 2020.5以上をご利用いただく必要があります。 .tmpまたは.ptmpファイルが一時的に作成されるのは、「開いているセッションの他ユーザーによる上書きを防止」を有効にしている方のみですが、万一、ここを有効にしていない他の方が、有効にしている方のSessionファイルを上書きしようとしても、それはできないようになっています。 お使いのクラウド共有サービスがAvidで確認したDropbox, Google DriveまたはMicrosoft OneDrive(.ptmpのみ対応)以外のものである場合は、本格運用の前に両方の設定をお試しいただき、正しく機能する方をご選択ください。   セッションを閉じる際に未使用フォルダーを保持 Pro Toolsは初期状態では、セッション・フォルダー内で使用していないフォルダーを削除します(例えば、Clip GropsやVideo)。この項目を有効にすることで、セッションを閉じる際も、これらの未使用フォルダーを維持することが可能となり、ファイル同期サービスを提供するクラウド・ストレージを使用した際の不要なファイル同期オペレーションを軽減することができます。 ローカル波形のキャッシュ・バージョン 初期設定ウインドウの操作タブ内「その他」の項目にある「ローカル波形のキャッシュ・バージョン」ですが、「開いているセッションの他ユーザーによる上書きを防止」を有効にしておくと、共有ドライブ上のセッションに対しても機能するようになりました。 これにより波形情報再計算で生じる同期オペレーションを軽減化可能です。この値を「0」以上にすると、波形キャッシュが作成され、作業終了時、セッション・フォルダー内にその波形キャッシュがコピーされます。 その他の課題修正等については以下のリリースノートをご参照ください。 https://avid.secure.force.com/pkb/articles/readme/Pro-Tools-2020-5-Release-Notes(英文) ご不明点、システムのご相談等は下記"contact"バナーよりROCK ON PRO までお気軽にお問い合わせください。 最終デッドストック入荷!! Pro Tools 年間プラン再加入ラストチャンス! 年間サポートプラン失効中のユーザー様に朗報!!Pro Tools | Ultimate最新バージョンへお得にアップグレードのチャンス! Pro Tools Cloud Collaborationを使ってみよう!
Tech
2020/05/19

Pro Tools Cloud Collaborationを使ってみよう!

リモートワークが増えてきた中で、在宅でもできることを探そう!ということで、Pro Tools Cloud Collaborationをご紹介します。 クラウドコラボレーション機能とは、Avidアカウントに紐づけられたクラウドスペース上でプロジェクトを共有し、互いに編集できる機能です。 Pro Tools 12.5より登場したシステムで、ローカルHDDに保存したセッションからも簡単にアップロードができるので、編集途中でも他のユーザーにレコーディングを追加してもらったり、ミックスを引き継ぐことができます。(多少の制限はありますが、Pro Toolsの全シリーズで使用できます。)   今まで日本では登場シーンが少なかった機能ですが、「Stay Home」が呼びかけられる今だからこそ使ってみるチャンスです! コラボレーションの開始:共有する側のユーザーの操作 任意のセッションを開き、共有したいトラックを選択した状態で、「ファイルメニュー」 >> 「コラボレーションを開始...」を選択します。 ※この時、コンピューターがインターネットへ接続されている必要があります。 画面に沿って、Avidアカウントへログインします。 すると、セッションが保存され、アップロード後に改めてプロジェクトとして開かれます。 この時展開されているファイルはアイコンがクラウドコラボレーションされたアイコンへ変化します。 そして、セッション共有の画面が表示されますので、右上のプラスボタンをクリックし、マイ連絡先のなかから共有したいユーザを選択します。 ※お互いに初めてクラウドコラボレーションを使用する場合は、連絡先からユーザーのAvidアカウントのメールアドレスを入力し、招待する必要があります。招待を送られた側は、Pro Toolsを起動し、「Avid Linkメニュー」>「メッセージ」で招待を承認します。 コラボレーションの開始:共有された側のユーザーの操作 共有された側のユーザーは、Pro Toolsを開き、ダッシュボードウィンドウ右上よりAvidアカウントへサインインするか、「ファイルメニュー」>「サインイン」でAvidアカウントへログインし、「プロジェクトを開く」より共有をかけられたプロジェクトを展開します。 任意の編集を加えたところで、編集画面より「新たな変更点を全てアップロード」(上矢印)すると、クラウドへアップロードが開始されます。 元のユーザーが変更点を更新する場合は、「新たな変更点を全てダウンロード」(下矢印)してセッションを更新することが可能です。 なお、これらの作業はお互いにプロジェクトを開いたままでも編集が加えられます。コラボレーション機能のなかにもチャットツールはありますが、Zoomやビデオ通話できるアプリなどを使用しながら作業してもいいかもしれませんね。 この機会にぜひ、クラウドコラボレーションしてみませんか? より詳しい機能・有料オプションはこちらから >>Pro Tools向けAvid Cloud Collaboration お問い合わせは、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。
Tech
2020/05/18

リモート・プロダクション向けおすすめ機材! 〜自宅でナレ録り:マイク編〜

リモートでナレーションを録る。そのためには どのような機材があるといいのでしょうか?ブースが自宅にあるわけでもなく、収録用の機材もない。ゼロから揃えるとしたら?これまでにもリモート・プロダクション向けのソフトウェアをいくつか紹介してきていますが、リアルタイムにディレクションを受けながらの収録も現実感のあるソリューションが登場しています。本格的にDAWを使って録音をするのか?レコーダーでバラ取りをしてWAVファイルを共有するのか、ケースによって様々なワークフローがあるかと思いますが、どのようなパターンにせよ収録する音声のクオリティーは大切です。ROCK ON PROおすすめのソリューションをご紹介したいと思います。 ダイナミックマイクという選択肢 SENNHEISER MD421 II / NEUMANN BCM705  SENNHEISER MD421 II もともとMD421はナレーションの収録も製品のターゲットとして設計されています。コネクターの根本にS・・・Mと5段階の切り替えがついています。”S”=Speachとなっていて、High-Passのフィルターがかかります。マイクプリにもついているHigh-Passフィルターは、不要な低周波を取り除くことでスッキリとしたサウンドを実現し、外部からのノイズの除去に有効です。ダイナミックマイクということで、高い音圧にも十分に耐えますので、例えば、自宅環境で外部からのノイズの影響を減らすためマイクに近づいて収録したり、大声を出したりしても歪む心配はありません。 NEUMANN BCM705 ダイナミックマイクは、コンデンサーマイクに対してダイナミックレンジが狭いという傾向があります。これも、エンジニアのいない環境ということを考えると自然にコンプレッションのかかったサウンドと捉えることも出来ます。あえて、コンデンサーマイクでなくダイナミックマイクを使うというのは、プロの現場でも実際に選択肢の一つとして行われていることです。ラジオ局の収録スタジオや、テレビ局のナレーションブースなどでNeumann BCM705などのダイナミックマイクを見ることが出来ます。すべての環境をスタジオ同等にすることは難しいですが、様々なベクトルからフォローすることは可能です。一つのアイディアとしてMD421をご検討してみるのはいかがでしょうか? SENNHEISER MD421 IIのご購入はこちらから>> NEUMANN BCM705のご購入はこちらから>> 不要な響きを抑制し音声を明瞭に収録する sE Electronics SPACE sE Electronics SPACE   更に、クオリティーアップのために、是非ともご用意いただきたいのが、こちらのリフレクションフィルタ。アコースティックの改善の難しい自宅環境で、部屋の不必要な響きや反響をカットしてクリアな音声の収録を実現します。ちょっとかさばるし、無骨なデザインですが、効果は確実にあります。マイクの周りを反響の少ない吸音材で取り囲むことで、かなりのクオリティーアップを実現します。 弊社のオンラインストア、 "Rock oN Line eStore"でも各種取り扱っていますので、是非ともご参照ください。 sE Electronics SPACEのご購入はこちらから>> スタジオのブースと、自宅の環境の大きな違いは、外部からのノイズ(空調音、外の車など環境音)の混入、不要な響きの有無。これらを改善するためにダイナミックマイクを使い、マイクの近傍で収録を行う。リフレクションフィルターを使用し、部屋の響き、ノイズを低減させる。まずはここからクオリティー改善にトライしてみてはいかがでしょうか? お問い合わせは、ページ下部「Contact」バナーより、お気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。
NEWS
2020/05/15

ライブサウンドの定番、Avid VENUEソフトウエアの新バージョン v6.3リリース

厳しい状況の続くライブサウンド・ビジネスですが、Avidのライブサウンド・チームは活発にユーザーとのコネクションを深め、課題を共有しつつCovid-19後の「ニュー・ノーマル」に備えた活動や提言をしているようです。そうした動きの中、VENUEソフトウエアの新バージョン v6.3も、ほぼ予定通りのスケジュールでリリースされました。 これ自体は、この新型コロナ感染症の影響を踏まえて開発したものではありませんので、この状況を根本から変えるマジックはありませんが、この状況が改善され、新しいビジネス・モデルが生まれる際にも適応できるような最先端テクノロジーへの対応と、多様なスタイル下でもより安定した環境でお使いいただくための多くの課題修正が成されています。 新たな機能などについて、詳しい内容は下記リンク先、Avidブログ日本語版をご参照ください。 VENUE 6.3ソフトウェアリリース! また、記事の最後にはVENUE | S6LとFlux:: Spat Revolutionが統合され話題となった、Artware hubが紹介されています。 Artware hubについての詳細は下記ROCK ON PRO WEBサイトの記事を、ぜひご覧ください。 Artware hub KAKEHASHI MEMORIAL 様 / レジェンドの描いた夢が実現する、全方位型36.8chイマーシブステージ
NEWS
2020/05/14

【速報!!】MTRX Studio システムバンドル発売時期決定!!

Avid フラッグシップ I/OであるPro Tools | MTRXの主要な機能を、1Uラックサイズにギュギュっと濃縮したようなコンパクトでパワフルなPro Tools | MTRX Studio。この最新I/OとHDXカード、PCIe拡張シャーシ、Pro Tools|Ultimateソフトウェアが同時に手に入るバンドル製品の発売時期&展示機入荷の時期がついに決定致しました!! 気になる発売時期は、ラックマウントタイプのシャーシが付属する「PRO TOOLS HDX TB 3 MTRX STUDIO SYS RACK」がなんと来週前半!!デスクトップタイプのシャーシが付属する「PRO TOOLS HDX TB 3 MTRX STUDIO SYS DESK」は6月初旬となっております! それぞれ、同時に展示機も導入される予定ですので、実際にどこまでのことが出来るのか!?実機を触って確かめていただけるように準備を進めております!! すぐにでもPro Tools | Ultimateシステムが使用出来てしまう上に、2Uラックサイズに収まるほどコンパクト、価格的にも圧倒的なメリットと、新規システム導入であればこれ一択でしょ!!と言えるほどバリューの高い製品となっております。 そのパワフルな仕様と圧倒的なバリューについては、ぜひこちらの記事>>をご覧ください!! Pro Tools | MTRX Studio 関連製品情報 PRO TOOLS HDX TB 3 MTRX STUDIO SYS RACK ・すべて単体での購入総額:税込¥1,559,360 →バンドル価格:¥1,298,000(本体価格:¥1,180,000)【¥261,360 Value!!】 5/18~5/20頃 発売開始!! *HDXカード、MTRX Studio、シャーシ、Pro Tools|Ultimateソフトウェアのバンドルとなります。 こちらの製品に関する詳細な情報はこちら:Avid2020新製品!! MTRX Studio / HDX CHASSIS 価格公開&予約受付開始です!! Avid関連記事:Pro Tools | HDX Thunderbolt 3システム登場! PRO TOOLS HDX TB 3 MTRX STUDIO SYS DESK ・すべて単体での購入総額:税込¥1,559,360 →バンドル価格:¥1,298,000(本体価格:¥1,180,000)【¥261,360 Value!!】 6月初旬 発売開始!! *HDXカード、MTRX Studio、シャーシ、Pro Tools|Ultimateソフトウェアのバンドルとなります。 こちらの製品に関する詳細な情報はこちら:Avid2020新製品!! MTRX Studio / HDX CHASSIS 価格公開&予約受付開始です!! Avid関連記事:Pro Tools | HDX Thunderbolt 3システム登場! Pro Tools | MTRX Studio 販売価格:¥650,100(本体価格:¥591,000) 6月初旬 発売開始!! こちらの製品に関する詳細な情報はこちら:Avid2020新製品!! MTRX Studio / HDX CHASSIS 価格公開&予約受付開始です!! Avid製品ページ:Pro Tools | MTRX Studio この新製品の登場により、さらにコンパクトで大規模なシステムを組むことができるようになります。最近ではMac miniやMacBook Proのスペックが上がり、それをメイン機とする方が多くなってきている印象です。今回のThunderboltシャーシの登場はそれを加速させるプロダクトとなるでしょう。 ご不明点、デモのご要望などは、下記「contact」バナーよりお気軽にROCK ON PRO までお問い合わせください!
Review
2020/05/08

Pro Toolsユーザー必見!! Video Slave 4 Pro のTIPS !!

Ver 2019.12でのMac OS 10.15 Catalina対応と同時に、Pro Toolsユーザーに激震が走ったのは記憶に新しいところです。なんと行ってもMOV,MP4,M4V,DVビデオファイルの非サポートは、映像音声を取り扱うユーザーにとってはクリティカルな問題。 そこで、Avidからは3rd Partyの製品と組み合わせたワーク・アラウンドが推奨情報として出されました。その中の一つが、Pro Toolsのバックグラウンドで動作するNon-Leathal Application社のVideo Slave 4 Pro。これまでも、Pro Toolsで取り扱えないVideo Fileの取り扱いや、MXFファイルでの作業時のワーク・アラウンドなどをご紹介させていただき、多くのお客様に導入いただいている製品です。 Video Slave 4 Pro導入のメリット Pro Toolsで取り扱えないVideo Fileの同期再生 GPU処理を活用した低負荷な再生環境 Time Codeのオーバーレイ機能   他にもいろいろな機能がありますが、代表的な機能は上記の3つ。Video Slaveには、Pro Toolsで問題となったVideo EngineのOS互換性問題はなく、OS 10.15 Catalina上でもこれまで通り問題なく動作します。Pro Tools 2020.3ではDNxHD(MOV),ProRes(MOV)などに対応してきていますが、まだ完全に以前と同等となってはいません。 また、File Base Workflowを考えた際に生じるTCキャラの問題などを解消するVideo Slaveは、未だにワークアラウンドとしてアドバンテージを持ちます。 今回は、Video Slave 4 Proを使用するにあたり、便利ないくつかのTIPSをご紹介いたします。 オリジナルタイムスタンプ位置への貼り付け Video Slave 4 Proのタイムラインに対してVideo Fileを張り込む際に、"Option"を押しながらドラッグ&ドロップすることで、Video Fileの持つオリジナルタイムスタンプ情報の位置へと張り込むことが可能です。 一つボタンを押すだけでその後の手間を大幅にへらすことが可能です。 タイムラインのデフォルト値の設定 普段利用するVideo Fileのスタートタイムが決まっているというケースは多いと思います。事前にタイムラインのスタートタイムの既定値を設定しておくことで、Video Fileに合わせて毎回設定をやり直す手間を省くことが可能です。 ここでは、同時にタイムラインの尺の既定値を設定することが可能です。 オーバーレイするタイムコードの表示設定 Video Slave 4 Proでは、オーバーレイするタイムコードのフォント、サイズ、カラー、表示位置、バックグラウンド(枕)のカラーの設定が可能です。 ここの設定でおすすめなのが、バックグラウンド・カラーの半透明化。こうすることで、裏に表示されているものを確認しつつ、視認性の良いタイムコードをオーバーレイすることが可能です。 キュー出しにも便利なオーバーレイ Time Code、マーカー(キャプション)、ストリーマーを使用した例。ストリーマーの柱は横方向と縦方向から選択出来る。 Video SlaveはTCだけでなく、マーカー、パンチ、ストリーマーなど、様々なオーバーレイを表示させることが可能です。マーカーをキャプション用に使用してセリフを画面上に表示する、効果音のタイミングを取るためにストリーマーを表示させる、といった収録向けの使い方も便利です。 上部メニューバー"Event"から好みのものを選択するか、"M" "P" "S"のキーを押すと、プレイヘッド位置にオーバーレイを作成できます。 便利なショートカット Command + L:SyncのON/OFF Command + T:TimeCodeオーバーレイの表示/非表示 T:タイムラインのズームイン R:タイムラインのズームアウト Command + Shift + F:フルスクリーンモードのON/OFF Command + Shift + M:ミニプレイヤーモードのON/OFF Command + E:Exportウィンドウの表示 タイムライン上のVideo Clipをダブルクリック:メディア・プロパティーの表示 ◀︎または▶︎:プレイヘッドのナッジ < または >:編集点(カット点)のナッジ これらのTIPSを使いこなし、便利にVideo Slaveを使いこなしてください!Video Fileを取り扱うすべてのユーザーにおすすめのソリューションです。 本国メーカーwebから14日間のデモが可能(こちらから>>)です。 ぜひともお試しください!!
Tech
2020/05/08

学校・塾・Webinar向け!マイクロフォン徹底解説

教育関係の現場では、非常事態宣言により完全にストップしている授業の再開にWebサービスの活用をスタートしています。Zoom、Web Classなど様々なサービスがスタートしていますが、PCやタブレットの内蔵マイクを使っているために講師の声が聞こえにくい、という声を多く聞きます。 企業のWeb会議などもパーソナル・デバイスから行うことが多く、やはり音声が明瞭でないということでストレスを感じている方は多いと思います。そんな音声に関して、クオリティーをブラッシュアップするノウハウを製品のご紹介とともにご案内いたします。 Case 1 : PC / Tabletでの講師の声を明瞭度よく配信する 学校、塾、様々なWebinar等で問題となるのが講師の音声の明瞭度。PC/タブレット内臓のマイクでももちろん音声は拾えますが、講師から距離がある為、どうしても外部のノイズや空調音などを拾ってしまいます。こうなると、「音が遠い」「はっきりと聞こえない」など、様々な問題が生じます。 一般的に言われている双方向授業にとって、音声は非常に重要であることは言うまでもありません。板書を画面共有するとともに、言葉で解説を加えるのが授業の一般的な形態。受講者の理解を深めるための解説がはっきり聞こえるかどうかというのは、その学習効果に大きな影響を与えるポイントだと思います。 このようなケースで、使い勝手良くクオリティーを上げることが出来るのが「ピンマイク」。プロの現場でもNEWSなどで胸元にマイクを付けているのを目にするあれです。単純に声の発生源である口元に距離が近いということは、物理的に大きなアドバンテージを持ちます。本当は、ボーカルレコーディングのように顔の前に大型のマイクを持って来るのが一番ですが、それでは授業になりません。できるだけ講師の動きを妨げず、口元に近いところで集音を行うということで、「ピンマイク」は非常におすすめです。 他にも、ヘッドセットマイクという耳掛けタイプのマイクもありますが、使い慣れた方でないと顔の動きで位置がずれてしまったりしてうまく音が拾えないというケースもありますので、やはり「ピンマイク」が一般的には良いと思います。 では、ピンマイクはどこにつければよいの?ということになると思います。男性であれば、基本はワイシャツの第2ボタンの上辺り。女性であれば、洋服の胸元ということになります。あまり高い位置につけると顎に邪魔をされ少しこもった音になってしますます。そのため、鎖骨の付け根?とも言えるあたりにマイクを付けると良い結果が得られます。それでは、具体的な製品をご紹介してみましょう。 audio-technica AT9903 昨今のMic端子を備えたPC/タブレットであれば、プラグインパワー対応だと思いますが、そうでない製品でも幅広く使えるのがこちらのモデル。パワーパックを同梱し、マイク入力端子を持っている製品であればどのような製品でも活用できる手軽な製品となります。 高価な製品は、別途マイクプリアンプが必要なため、手軽さ・簡便さという観点から考えると、まずおすすめするのはこちらの製品となります。このクラスの製品であったとしても、PC/タブレット本体内蔵のものよりは単純に音源からの距離が近いという物理的なアドバンテージと、常に胸元にあるため、顔の向きに関わらずクリアな音声を捉えることが可能となります。 audio-technica AT9903の詳細はこちら>> IK Multimadia iRig Mic Lav タブレットなどで見られる、イヤホンとマイクが同軸になっているコネクターの場合にはこのような製品となります。 IK Multimadia iRig Mic Lavのご購入はこちら>> 話し声をクリアに捉えるとなると「ピンマイク」であることを重視して製品探しを行っていただければと思います。「ピンマイク」はラベリア・マイクロフォンとも呼ばれます。 Case 2 : もう一歩上のクオリティーと使い勝手を求める方へ 更にクオリティーと使い勝手を求めるとワイヤレスシステムとなります。ワイヤレスになることで、講師は自由に動き回ることが可能となり、マイク本体もワイヤレス送信機から電源供給を受けることが出来るので、更にクオリティーの高い製品が使えるようになります。 Line6 XD-V35L Shure BLX14R/W85 このような製品があれば、ワイヤレスで高いクオリティーのマイクを使用しての集音が可能となります。講義、授業のクオリティーを上げるためには重要なポイント。講師は自由に動き回りながら話すことが出来るので、板書をしているときでも椅子に座っているときでも一定のクオリティーの音声を届けることが出来ます、それにより受講者もクリアではっきりとした講師の声を聞くことになります。講師、受講者双方にとってクオリティーが上がることになります。 Line6 XD-V35Lのご購入はこちら>> Shure BLX14R/W85の詳細はこちら>> 突然の準備に追われ、まずは通信が確立すればよいということでスタートしているサービスが多いように感じます。少しの工夫で全てにおいてクオリティーの高い環境が構築できるピンマイク。ぜひとも活用いただければと思います。
Tech
2020/04/30

第2回:リモートプロダクションを実現するソリューションを紹介

外出自粛など様々な行動に制約が課される中、リモートでの制作作業の出来るソリューションに注目が集まっています。ワークスタイルに合わせて、いろいろなやり方があるとは思いますが、そんな中からいくつかのソリューションを2回に分けて紹介しています。第1回ではsoundwhaleというアプリケーションを紹介しましたが、2回目となる今回はその他のソリューションをまとめて紹介。リモートセッションに関するソリューションはにわかに注目を集めている様子で、WEB等でも数多くのアプリケーションが紹介されていますが、その中からもっとも注目度が高いものを選りすぐってご紹介致します。 第1回の記事はこちら>> Source-Connect ~ リモートセッションの老舗的ソリューション リモートセッションを実現するソリューションとして、もはや老舗とも言えるのがSOURCE ELEMENTS社が提供するSource-Connect。インターネットを介して、遠隔地にあるアプリケーション同士を同期し、DAWのタイムラインにダイレクトにレコーディングをすることが可能です。 映像との同期も可能なため、音楽レコーディングだけでなくMA作業にも活用することが可能となっています。オーディオの圧縮率も変更できるため、ネットワーク環境によって最適なストリーミングを行うことが出来ます。トークバック機能とテキストチャットを搭載しており、遠隔地の相手とも密にコミュニケーションを取りながら制作を行うことが可能です。 VPN対応で、アプリケーションからストリーミング先を設定することも可能など、登場初期からセキュアな通信に対する意識が高いのも魅力です。 詳細な製品情報はこちら>> 独自のAACコーデックによる低遅延/ハイクオリティな伝送 テキストによるチャット機能を搭載 遠隔地にあるDAWのトランスポートを操作可能 7.1chまでのマルチチャンネルに対応(Pro Xのみ) 匿名VPNでの接続によるセキュリティ保護 ( ※ Pro / Pro Xのみ) スタンドアローン または プラグイン として動作 Sessionwire ~ ビデオチャット機能により円滑なコミュニケーションを可能に こちらは逆に、2019年頃から話題になり始めた新しいプロダクト。見た目は単なるビデオチャットですが、DAWトラックの出力をストリーミングし遠隔地と双方向のやり取りが可能。アプリケーションのウィンドウにドラッグ&ドロップすることで、簡単にファイルの送受信を行うこともできます。 コミュニケーション機能はトークバックとビデオチャットのみで、テキストチャットはビルドインされていません。非圧縮のオーディオを伝送できるがビデオストリーミングやTC同期には非対応のため、どちらかというと音楽制作向けのソリューションと言えるでしょう。 詳細な製品情報はこちら(英語)>> 非圧縮のハイクオリティオーディオを伝送 ビデオチャット機能を搭載 アプリケーションウィンドウを使用してファイルを簡単に送受信 YouTubeやFacebookでの豊富なナレッジの提供、コミュニティーの形成 Audiomovers LISTENTO ~ 手軽にDAWからのオーディオ出力を共有 とにかく手軽で使いやすいもの、という方にオススメするのがこちらのLISTENTOというプラグイン!DAWのマスタートラックにインサートすることで、オーディオをインターネットに出力します。センド用のプラグインとレシーブ用のプラグインがあり、双方がDAWを持っていればDAWを通してオーディオの送受信が可能。プラグインが発行するURLにアクセスしてブラウザ経由で聴くことも可能です。 非圧縮音声の送受信が可能だが、AACを選択することも出来ます。オーディオクオリティー、レイテンシーを選択することが可能なため、インターネット環境に合わせて最適なストリーミングを実施できます。 シンプル設計ゆえに、トークバックやチャット機能などのコミュニケーションに関わる機能は備えていないため、別途チャットツールなどを併用する必要があります。また、ビデオストリーミング機能もないので、Sessionwire同様、音楽制作に特化したツールと言えるでしょう。 詳細な製品情報はこちら(英語)>> DAWにプラグインとして挿すだけで出力をストリーミング オーディオクオリティ、レイテンシーを調整可能 とにかくシンプルで煩雑な設定が不要 LUCI ~ 放送向けIPコーデックソリューション こちらは上記3製品とは少し趣が変わって、どちらかというと中継・ライブなどに活躍しそうな放送向けのソリューション。Mac / PCだけでなくiOSやAndroidといったモバイル端末上でも動作し、それらをIPコーデック端末として使用できるというものです。送信用と受信用のアプリケーションがあり、送信側が収録した音声はインターネット経由でただちに受信側へと送られます。ライブ送信だけではなく、音声を端末で録音したり録音したものを編集して受信側へ送ることも可能。受信側はWIN PCのみの対応ですが、複数の端末からの信号を受信することが可能で、いわばサーバーの役割を担います。 詳細な製品情報はこちら>> 高品質・低遅延での音声送受信 端末側で送信中の音声を録音可能 あらかじめ録音された音声も送信可能 双方向コミュニケーション可能 サーバー側は1台で複数の端末とのやり取りが可能 スタジオとミュージシャンの居住地が遠く離れていることも多い欧米では、リモートセッションは以前から盛んな分野。しかし、世界的にLock down体制が敷かれる中で新たな盛り上がりを見せているようです。こうしている間にも、各社随時アップデート/ブラッシュアップには余念がないようです。気になるソリューションは、ぜひチェックしてみてください!
Tech
2020/04/27

配信環境GRADE UP大作戦!~ 初級編 ~

新型コロナウイルス蔓延に伴う政府からの外出自粛要請により、自宅待機やテレワークを余儀なくされている方も多いかと思います。 こうした終わりの見えない状況の中、 オンラインでのプレゼンの仕事が急に入ってきた 外でライブができないので自宅から生配信を行いたい というような需要が急激に高まりを見せています。 インターネットやスマホ普及以前の時代には考えもしなかった解決策ですが、今やスマホやPCが1台あればこうした状況に対応できてしまう世の中です。 しかし・・・ いざ、手持ちの環境で始めてみたのは良いものの、録画したものを見返してみると、 自分の声が背景の雑音にかき消されて聞き取りづらい どこからともなく謎のノイズ聞こえてくる 折角だからもっといい音で配信したい プレゼンの画面をスムーズに切り替えたい などと、お困りの方も多いのではないでしょうか。 そんなあなたにぴったりの機材を、用途や予算に応じてご紹介して生きたいと思います。 題して、「配信環境GRADE UP大作戦!!」 今回はその初級編ということで、こうした機材の扱いに自信が無い方でも気軽に導入できる、コスパ抜群の機材をご提案させていただきたいと思います。 iPhoneのマイクをワンタッチでプロ仕様に!SHURE MV88A-A / MV88+ iPhoneで動画を撮影した時に「画質は良いけど、音質が今ひとつ」と感じているあなたにオススメしたいのがこちらのiPhone専用マイク、SHURE MV88A-Aです。 使い方はシンプルで、Lightningのプラグと一体化した高性能マイクをiPhoneに差し込むだけ。複雑な配線は全く必要ありません。 さらに、App Storeで公開されている無料アプリ "ShurePlus™ MOTIV™ Audio / Video" を使えば、歌声やスピーチなど、用途に合わせて音質の調整を行ってくれる優れもの。 ステレオ幅を調整できるので、アコースティックギターを録音する時の音の広がりを調整することもできます。 LightningでiOS端末と直接接続 無料のiOSレコーディングアプリShurePlus™ MOTIV™ 5つの録音目的に合わせたDSPプリセットモード(スピーチ、歌声、フラット、アコースティック楽器、バンド) マイクゲイン、ステレオ幅の調整、そして高品質の24-bit /48 kHzレコーディングが可能。 Rock oN Company WEBサイトでは、実際の使用例・レポートも紹介されています! https://www.miroc.co.jp/antenna/shure-mv88-interview/ また、Android端末にも対応したMV88+ Video Kitも登場しています! 上記MV88A-Aとマイク自体は同じですが、こちらはLigtningではなく、付属のケーブルでiOSまたはAndroid端末に接続する方式となっています。 iOS端末の場合は、Apple USB3 カメラアダプタを使うことで、マイク使用中の充電が可能になりました。 同時に、録音中の音声をヘッドホンでモニタリングでき、実際にどのような音が録音されているのか、チェックすることができます。 さらに、撮影業界ではお馴染み、Manfrotto製のミニ三脚も付属し、スマホを置く場所にも困りません。 業界最先端のManfrotto PIXIミニ三脚 、クランプ& シューマウント、USB Type-C & Lightningコネクタ用ケーブル付属 すべてのアクセサリーをスマートに収納できるネオプレン素材のロールアップ式ツールバッグ付属 リアルタイムでモニタリングが可能なヘッドホン出力ポート 繊細なステレオ音声&5種類のDSPプリセットモード ちょっとした演出で配信を盛り上げる! TASCAM MiNiSTUDIO CREATOR US-42W こちらはインターネット配信専用のオーディオインターフェース です。 PCとUSBケーブルで接続し、音の録音/出力はもちろん、自分がしゃべっている声にエフェクトを掛けたり、BGMや効果音をワンタッチで鳴らしたりすることができます。 ダイナミックマイクまたはコンデンサーマイクが2本入力できるようになっていますが、もし、そのような本格的なマイクを持っていなくてもマイク入力付きのイヤホンがあればOK。 外部入力用のステレオミニジャックを搭載しているので、iPodやWALKMANなどの携帯音楽プレーヤーからBGMを再生することも可能です。 最大24bit/96kHzフォーマットのハイレゾ録音に対応 パソコン接続時はバスパワー駆動に対応 4極イヤホンマイクの接続に対応 DSPによるエフェクトを搭載(イコライザー、コンプレッサー、リバーブ) パソコンへの送出を開始するON AIRキー 公式サイトでは、その使い方が非常に丁寧に解説されているので「音響機材のことが全然分からない!」という初心者の方でも安心です。 https://teachme.jp/33789/f/roomGqf4n9mo/?page=1&sortKey=title&sortOrder=asc     映像を切り替えながらの配信に!Blackmagic Design ATEM mini 最後にご紹介するのはコンパクトな環境で映像を切り替えながら配信したい、というあなたにぴったりのHDMIスイッチャーBlackmagic Design ATEM mini です。 4系統のHDMI入力をワンタッチで簡単に切り替え、1系統のHDMIもしくはUSBから出力することができます。このUSBから出力された信号は、PCからは"Webカメラからの映像"として認識されます。 つまり、使用するサービス毎の設定の「どのカメラを使うか」という項目からこの入力を選択できるので、シンプルで分かりやすい設計となっています。 そのため、YouTube、Facebook、TwitchやZoomなどのあらゆるプラットフォームに対応しており、ゲーム実況からオンライン授業・ミーティングなど幅広い用途に対応できます。 これほどの高機能ながら4万を切ってくる価格帯には驚きです。 入力:HDMI 4 系統、アナログオーディオ入力2系統 出力:HDMI 1系統、USB(Webcam出力対応)1系統 対応フォーマット:1080p60まで 全入力にスケーラーを内蔵 アップストリームキーヤー1系統、ダウンストリームキーヤー1系統、DVE 1系統 ROCK ON PRO 森によるハンズオンレビューでは、従来のシステムとの機能面・価格面でのメリットもレポートされております。こちらも是非、併せてご覧ください! https://www.miroc.co.jp/rock-on/cutting-edge-2020_atem-mini/ 対人でのコミュニケーションで外見に気を使うのと同じように、配信環境も高品質にするのがマナー!…とまでは流石に言えませんが、やはり、高品質な音・映像での配信は、話す側にも、視聴者側にも数多くのメリットがあると思います。 ROCK ON PROでは、個人向けからビジネス用途での配信機材に関する相談もお待ちしております。 是非、お気軽にお問い合わせください 。
Tech
2020/04/24

第1回:リモートプロダクションを実現するソリューションを紹介 ~Soundwhale~

外出自粛など様々な行動に制約が課される中、リモートでの制作作業の出来るソリューションに注目が集まっています。ワークスタイルに合わせて、いろいろなやり方があるとは思いますが、そんな中からいくつかのソリューションを2回に分けて紹介したいと思います。まず、今回紹介するのはsoundwhale(サウンド・ホエール)、チャット機能なども組み込んだAll-in-oneな製品です。
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2020/04/17

Mac mini RMU〜コンパクトな構成でDolby Atmos ミキシングを実現

ホームシアター向けDolby Atmos(Dolby Atmos Home)マスターファイルを作成することが出来るHT-RMUシステムをMac miniで構成。劇場映画のBlu-RayリリースやVOD向けのDolby Atmos制作には必須のDolby Atmos HT-RMUシステムは、Dolby社の認証が下りている特定の機器構成でなければ構築することが出来ない。従来、認証が下りていたのは専用にカスタマイズされたWindows機やMac Proといった大型のマシンのみであったが、ついにMac miniを使用した構成の検証が完了し、正式に認可が下りた。 Pro Toolsシステムとの音声信号のやりとりにDanteを使用する構成と、MADIを使用する構成から選択することが可能で、どちらも非常にコンパクトなシステムで、フルチャンネルのDolby Atmos レンダリング/マスタリングを実現可能となっており、サイズ的にも費用的にも従来よりかなりコンパクトになった。 HT-RMUの概要についてはこちらをご覧ください>> ◎主な特徴 Dolby Atmosのマスター・ファイルである「.atmos」ファイルの作成 .atmosファイルから、家庭向けコンテンツ用の各フォーマットに合わせた納品マスターの作成 「.atmos」「Dolby Atmos Print Master」「BWAV」を相互に変換 Dolby Atmos環境でのモニタリング Dolby Atmosに対応するDAWとの連携 DAWとの接続はDanteまたはMADIから選択可能 ◎対応する主なソリューション Dolby Atmos に対応したBlu-ray作品のミキシング〜マスタリング Dolby Atmos に対応したデジタル配信コンテンツのミキシング〜マスタリング Dolby Atmos 映画作品のBlu-ray版制作のためのリミキシング〜リマスタリング Dolby Atmos 映画作品のデジタル配信版制作のためのリミキシング〜リマスタリング Dolby Atmos 映画作品のためのプリミキシング 構成例1:Dante ※図はクリックで拡大 RMUとPro Toolsシステムとの接続にDanteを使用する構成。拡張カードを換装したPro Tools | MTRXやFocusrite製品などの、Dante I/Fを持ったI/Oと組み合わせて使用することになる。この構成ではLTCの伝送にDanteを1回線使用してしまうため、扱えるオーディオが実質127chに制限されてしまうのが難点だが、シンプルなワイヤリング、ソフトウェア上でのシグナル制御など、Danteならではの利点も備えている。しかし、最大の魅力はなんと言ってもRMU自体が1U ラックサイズに納ってしまう点ではないだろうか。 構成例2:MADI ※図はクリックで拡大 こちらはMADI接続を使用する構成。歴史があり、安定した動作が期待できるMADIは多チャンネル伝送の分野では今でも高い信頼を得ている。この構成の場合、MADIまたはアナログの端子を使用してLTCを伝送するため、128chをフルにオーディオに割り当てることが出来るのも魅力だ。また、この構成の場合はMADI I/FをボックスタイプとPCIeカードから選択することが出来る。
NEWS
2020/04/17

よりお求めやすく!Avid S4 が価格改定

Avidは日本時間 4/17付で、中小規模のポストプロダクション業務に最適なコントロール・サーフェイスであるAvid S4 システムの価格を改訂することを発表しました。フラッフシップであるAvid S6と同等の機能をコンパクトに実現するパワフルなサーフェイスを、よりお求めやすいものとするため、すべてのコンフィギュレーションで約8%もの値下げが実施されます。 パワフルで多機能、かつ、コンパクトなサーフェイスをお探しのユーザー様は、この機会にぜひ導入をご検討ください。 Avid S4 について、詳細はこちら>> 価格改定概要 旧価格:下記参照 新価格:下記参照 発効日:2020年4月17日 実施内容:Avid S4 システムの各コンフィギュレーションが約8%プライスダウン ※モジュール単体、オプションモジュールの価格は従来通りとなります。 製品情報 S4—8フェーダー、3フット・ベースシステム 旧価格:¥3,124,000 → 新価格:¥2,860,000(本体価格:¥2,600,000) 約8% プライスダウン! S4—16フェーダー、4フット・ベースシステム 旧価格:¥4,939,000 → 新価格:¥4,554,000(本体価格:¥4,140,000) 約8% プライスダウン! S4—16フェーダー、5フット・ベースシステム 旧価格:¥5,203,000 → 新価格:¥4,807,000(本体価格:¥4,370,000) 約8% プライスダウン! S4—24フェーダー、5フット・ベースシステム 旧価格:¥6,886,000 → 新価格:¥6,369,000(本体価格:¥5,790,000) 約8% プライスダウン! フラッグシップ・モデル S6で培ったビジュアル・フィードバック、複雑なワークフローにも対応可能な柔軟なカスタマイズ性などの基本的な機能を引継ぎながら、コンパクトなソリューションを提供するAvid S4。今回の価格改定でさらにお求めややすくなったこちらの製品について、不明点・気になる点などは下の"Contact"ボタンから、お気軽にお問い合わせください。
Tech
2020/04/17

Media ComposerはCPUをどう使うのか?

コロナ禍によって自由に外を動き回れない状況が続きますが、そんな中でもインターネットの世界は自由に歩き回れます。これまで関心がありながら、ついつい後回しにしてた調査や研究に時間を使っている方も多いことでしょう。私もそうしたひとりですが、Avidブログに多くの新しい情報が掲載されているのを発見しました。 特にこの記事はこれまであまり具体的に語られてこなかった、アプリケーションソフトとコンピューターハードの関係性について深く掘り下げた内容となっており、技術的な関心をお持ちの方には参考になるのではないかと思い、紹介させていただきます。みなさまのシステム導入にお役立ていただければ幸いです。 >>Avid Blog 日本語版「Media ComposerはCPUをどう使うのか?」
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2020/04/17

新型コロナウイルス感染者の発生と対応について

2020年4月17日(金) 株式会社メディア・インテグレーション ROCK ON PRO事業部 2020年4月15日(水)、弊社東京本社(東京都渋谷区神南1-4-8 神南渡辺ビル2F)に勤務する弊社従業員(施工技術スタッフ)が新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。 <経緯> ・4月9日(木)に発熱の症状が発生、医療機関受診後自宅療養を開始 ・4月13日(月)に発熱症状に変化がなく指定病院に入院、新型コロナウイルス(PCR)検査を受検 ・4月15日(水)に「陽性」と判明 ( 該当社員は無事退院し、外出自粛のうえ自宅で療養中でございます。) 弊社では新型コロナウイルス感染症対策部門を設置の上、管轄保健所の指導のもと、感染拡大を防ぐために以下の対応を行っております。 •当該従業員及びその関係従業員からのヒアリングに基づく行動履歴の確認と濃厚接触者の特定 (4/16に所轄保健所からの指示により濃厚接触者の特定は完了しております。) • 濃厚接触者への在宅勤務指示及びその健康管理と経過確認 (こちらも4/16に所轄保健所からの指示を頂き実施中です。) • 当該従業員が勤務していたオフィス及びRock oN Company Shibuyaの一時閉鎖、消毒 (弊社では4/9以前からテレワークの実施を行っておりましたが、上記消毒が完了するまでは原則全員テレワーク対応となります。また電話は通常通り対応可能となっております。) • 現在商品の出荷は栃木県の倉庫から行っております。 今後、社内外への感染拡大の抑止と安全確保を最優先に対応してまいります。 関係者の皆様にはご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
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2020/04/03

GRACE designが特別なオファーをアナウンス 「We’re All In This Together」!

GRACE design社は、このような困難な時期にクリエイティブ・ワークを続けていただくために、一部製品に対する特別プログラムをアナウンスしたというニュースが、輸入代理店業務を行う株式会社アンブレラカンパニーより発表されました。 この限定の特別オファーは2020年4月3日から5月29日の期間中に「新規発注」された対象製品に適用されます。 詳細につきましては以下をご確認ください。 https://umbrella-company.jp/contents/we-are-all-in-this-together/ *無償提供のオプションについては在庫状況によって、後日のご提供となる場合がございます。予めご理解のほどよろしくお願いいたします。 *本プログラムの詳細について、またご相談は輸入代理店である株式会社アンブレラカンパニー様>>までお問い合わせください。
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2020/04/03

更新:最終デッドストック入荷!! Pro Tools 年間プラン再加入ラストチャンス!

2019年12月31日をもってAvidからの出荷が終了となったPro Toolsおよび、Pro Tools|UltimateのReinstatement(再加入)版ですが、RockoNでは最終在庫を確保しております!この在庫が完売次第でユーザーの皆様へのご手配は叶わなくなりますので、Pro Tools 年間プランの有効期限が切れてしまっている方はお早めにご準備ください! 2020年4月3日:追記 おかげさまでご好評をいただき、 Pro Tools 年間プラン再加入、Pro Tools | Ultimate 年間プラン再加入ともに完売致しました。しかし、この度、本当に本当の最終在庫としてパッケージ版デッドストックが数量限定で追加入荷致しました!!最新のPro Toolsへのアップデートをご検討のお客様だけでなく、継続的にPro Toolsのご使用をお考えのユーザー様は、この機会をぜひご利用ください! こんなユーザー様は要チェック!! Pro Tools 年間プランが切れている 必要になったら Pro Tools をバージョンアップしようと考えていた 特典プラグインをよく使う 年間プランってなんだっけ?! 製品情報 Pro Tools 1-Year Software Updates + Support Plan NEW (Pro Tools 年間プラン再加入 パッケージ版) 販売価格:¥36,520 Pro Tools | Ultimate 1-Year Software Updates + Support Plan NEW (Pro Tools | Ultimate 年間プラン再加入) 販売価格:¥122,100 ※弊社在庫完売次第で販売終了となります。 年間プランってなんだっけ?! 過去記事で概要をチェック! Pro Tools および Pro Tools | Ultimate 年間UPG/サポートプラン(以下、「Pro Tools 年間プラン」)再加入版について、Avidからの出荷が2019年12月31日にて終了となりました。 2015年に導入された Pro Tools年間プランは、有効期間内であれば「更新プランの購入」、有効期間が切れてしまった場合は「再加入プランの購入」という形でUPG/サポート有効期間の延長が可能でした。「更新プラン」は販売継続されますが、今回販売終了がアナウンスされたのは「再加入プラン」のライセンスです。この「再加入プラン」を購入しなかった場合で、Pro Toolsの最新バージョンを使用したいとなった時には、永続ライセンスもしくはサブスクリプション版を新たに購入する必要が出てきます。 Pro Tools年間プランについて詳しくは、下記バナーよりROCK ON PRO WEBサイトの解説記事をご参照ください。一部表記等が現状と異なりますが、年間プランの概要とメリット、「更新」と「再加入」の違いなどは参考になるのではないでしょうか。 ↓下記バナーよりPro Tools 年間プラン概要をご覧ください 一度でも有効期限が切れたら、そのライセンスでのアップデートはできません! これまでは、一度年間プランの有効期限が切れてしまっても再加入ライセンスを購入すれば再び年間プランに加入することが可能でした。しかし、再加入ライセンスの入手ができないとなると、年間プランの有効期限が切れてしまったPro Toolsで年間プランを再開することはできなくなります。これが意味するもっとも重大な事態は、一度でも年間プランが切れてしまったPro Toolsはそのライセンスでは二度とアップデートできなくなってしまう、最新バージョンが使用できなくなるということです。 もちろん、そのままのバージョンで使用しつづけることは可能ですが、アップデートだけでなく、特典プラグインも使用できなくなります。今後新たに特典が追加された場合でもそれを使用することはできません。特典プラグインを使用する機会のあるユーザー様にっとては、要注意点といえます。 それでは、年間プランの有効期限は切れてしまったが最新バージョンのPro Toolsを使用したい場合、2020年からはどうすればよいのでしょうか?答えは新たにPro Tools(永続ライセンスまたはサブスクリプション)を改めて購入する、ということ以外にありません。 ※年間プラン有効中のユーザー様への特典については、こちら(Avid Web サイト)をご覧ください。 最終在庫確保!! 年間プラン再加入のラストチャンス!! 2019年末のアナウンス以来、数多くのお問い合わせとご注文をいただいた本件ですが、まだまだ期限切れのライセンスをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。今回確保した在庫が最終となり、今後Avidからの出荷は残念ながら行われません。この機会にぜひ年間プラン再加入で最新バージョンのPro Toolsへご準備ください! その他、ご不明点等は下記"contact"よりお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください。
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2020/04/01

【情報更新】Pro Tools 2020.3 リリース!〜新型Mac Pro正式サポート、ビデオインポート一部対応、フォルダートラック機能追加など

日本時間の4/1未明、2020年最初のアップデートとなるPro Tools 2020.3がリリースされました。このバージョンではついに新型Mac Proへの正式サポートが発表されたほか、一部コーデックのビデオ・インポートに対応(ビデオのみ、オーディオは不可)、待望の新機能「フォルダー・トラック機能」の追加などが発表されています。年間サポートプランが有効期間中のお客様は、すでにMyAvidアカウントから最新バージョンをダウンロード可能です。 4月1日追記: 本記事中で引用している、Avidの各種ナレッジベースの日本語ページが最新情報に更新されました。リンク先を修正・追加しておりますので、ぜひご参照ください。 追加!Pro Tools 2020.3 リリース情報(日本語)>> Pro Tools 年間サポートプランが切れてしまっている方は、ぜひこちらの記事>>をご覧ください! Pro Tools 年間サポートプラン延長/再加入についての全般的な詳細、購入後の手続きについてはこちらの記事>>をご覧ください! ワークフローを劇的に改善する「フォルダートラック」機能が追加! 複数のトラックを折り畳み可能なフォルダートラックにまとめることで視覚的に整理された作業環境を整えるだけでなく、ルーティングや編集などの操作を一括で複数トラックに適用することを可能とする「フォルダートラック」が追加されました。各トラックのパートが明確に分かれている音楽制作の現場ではもちろん、セッションが大規模になることの多いMAでも、関連性の高いトラックをフォルダーにまとめることでワークフローの劇的な改善が見込まれます。 詳細はこちら(Avid Blog日本語版)>> 新型Mac Proを正式サポート! そして、こちらも"待望の"新型Mac Pro正式サポートも発表されました。詳細情報はまだ英語版のみですが、順次日本語化される予定とのこと。これによって、現状3枚までのHDXカードを搭載することができる最新のMac環境で、最新のPro Toolsをご使用いただけます! 更新!詳細はこちら(Pro Tools システム要件)>> 追加!詳細はこちら(Apple Mac Pro 7,1 スロット・オーダー & システム構成)>> macOS10.15(Catalina)上でのQuick Timeビデオ(のみ)・インポートを限定的にサポート! こちらもまた"待望の!"QuickTimeビデオ・インポート機能の一部が追加(復活?)されました。2019.12ではMXFラッピングされたムービーのみへの対応でしたが、2020.3で.movファイルのインポートとプレイバックに対応しました。ただし、インポートできるのはビデオのみであり、MOVファイルのオーディオは未だインポート不可能ですのでご注意ください。 MXF (OP-Atom) ビデオ、オーディオともインポート可能。エクスポートはオーディオのみ。 更新!対応コーデックはこちら>> MXF (OP-1A) ビデオのインポートのみ可能。オーディオはインポート/エクスポートともに不可。 更新!対応コーデックはこちら>> AAF, OMF 上記コーデックに対応しているものはインポート可能。エクスポートはオーディオのみ。ただし、ビデオを含んだOMFファイルはサポート対象外(以前から)。 更新!対応コーデックはこちら>> MOV コーデックがDNxHR、DNxHD、Apple ProRes、H.264(CFR:固定フレームレート)に限り、ビデオのインポートのみ可能。オーディオはインポート/エクスポートともに不可。H.264はVFR:可変フレームレートは非対応。 MP4, M4V コーデックがH.264(CFR:固定フレームレート)に限り、ビデオのインポートのみ可能。オーディオはインポート/エクスポートともに不可。VFR:可変フレームレートは非対応。 更新!詳細はこちら(macOS Catalina上のPro Toolsでサポートされるファイル・タイプ)>> 年間サポートプラン再加入、本当のラストチャンス! 今回も重要なアップデートとなったPro Tools。年間サポートプランが有効期間中のユーザー様は、すでにAvidアカウントからダウンロードが可能となっております。 年間サポートプランが切れてしまっているユーザー様は…昨年末でサポートプランへの「再加入」が終了してしまっているため、最新のPro Toolsをご使用なさるためには残念ながら新規でPro Toolsをご購入いただくしかありません…というのがルールなのですが、ご安心ください!ROCK ON PROでは「Pro Tools 年間サポート再加入」本当に本当の最終在庫を確保しております!完全数量限定のため、お問い合わせはお早めにお願い致します。 Pro Tools/Pro Tools|Ultimate 年間サポート再加入 本当に本当の最終在庫についての詳細はこちら>> 今後も、新機能追加に止まらず、ますます目まぐるしく変化するであろうOSや規格といった外部の環境への対応など、都度のアップデートの重要性は増すものと考えられます。年間サポートプランが有効期間中であれば、何度でもPro Toolsをアップデートすることが出来ますので、すでに年間サポートプランが切れてしまっているユーザー様はぜひこの機会に「再加入」をご検討の上、今後の継続的なプランの更新をお忘れなきようお願い致します。 年間サポートプランってなんだっけ!?という方は過去記事をチェック! そもそも、年間サポートプランってなんだっけ?自分はいま有効期間中なの、切れているの?といった疑問をお持ちのユーザー様はROCK ON PRO が過去に情報をまとめた記事がございますので、そちらをご参照ください。年間サポートプランに再加入したい方だけでなく、プランの更新/延長についても、ライセンス購入後の手続きまで丁寧に解説させていただいております! Pro Tools 年間サポート 購入ライセンスとその後の手続きについての詳細はこちら>>
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2020/03/19

Avid、新型コロナウィルス感染予防措置に対応 90日ライセンスを無償提供

Avidは新型コロナウイルスの感染予防として在宅勤務やテレワークを余儀なくされ、オフィスやスタジオにアクセスできないお客様を支援するため、3月16日から4月17日までの期間、Media Composer | Ultimate, Pro Tools、Pro Tools | Ultimateおよび Sibelius | Ultimate の90日間のテンポラリーライセンスを無償で提供することを発表しました。 内容、及び、詳細は下記リンク先(Avidブログ日本語版)をご覧ください。 https://connect.avid.com/COVID19_TemporaryLicenses_JP_q120.html
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2020/03/16

iZotope, Inc.の正規代理店が交代〜2020年4月1日より Media Integrationが国内代理店業務を開始いたします。

2020年4月1日付でiZotope製品の輸入代理店業務が、現在のタックシステム株式会社から株式会社メディア・インテグレーションへと移管されます。より一層、日本市場に最適化された積極的なマーケティング活動と販売プランがの展開が期待されます。 iZotope日本語公式サイトがオープン 「2020年、すべてのクリエイターをiZotopianに!」というスローガンのもと、iZotope日本語公式サイトが4月1日にオープンする予定です。ユーザー向けのコンテンツや、購入ガイド等の情報が展開されるほか、以下のような内容がアナウンスされています。 各種メディアとの相互リンクと発信 様々な制作活動を支援するコンテンツを掲載 多様なワークフローにあった購入ガイドWEB スムースで明確なサポートを実現するFAQおよびお問合せシステム クライアントとメディアと販売店を結ぶコミュニティー情報を掲載 iZotope本社公式ページで公開されている学習コンテンツの日本語化や、iZotope公認アーティスト青木征洋氏による日本オリジナルの解説動画、ユーザーフォーラムの追加予定など様々なアップデートを順次行なっていく予定とのこと。これまで関心を寄せながらも、英語が障壁になっていた方もiZotopeが提供する豊富なコンテンツをご覧いただけるようになります。 60を超えるD2Rシステム導入店舗で即日購入が可能に すべてのiZotopeソフトウェア製品を店舗でもオンラインストアでも、いつでも最新の状態と最新価格での即納を可能にするD2Rシステム。日本全国60以上のディーラーにて即日購入が可能になります。 >>D2Rについての詳細はこちら 充実した国内サポートプログラム 国内正規輸入製品のサポートは、4/1より株式会社メディア・インテグレーションに引き継がれます。タックシステム株式会社より販売されたiZotope正規輸入品は、保証書に記載の保証規定に基づき株式会社メディア・インテグレーションがアフター・サービスやサポートを提供します。 公式WEBサイト iZotope (日本):www.izotope.jp iZotope (本社):www.izotope.com メディア・インテグレーション:www.minet.jp
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2020/03/13

Avid MTRX Studio トレードプロモーション開始!!

NAMM2020で発表され、あとは発売日のアナウンスを待つばかりのMTRX Studio。豊富なAnalog入出力とDanteまでカバーするDigital I/O、512×512用意されたDADmanルーティング、AD/DAもDigital Audio Denmark印、と待望されていた機能とクオリティを携えたオールインワン I/Oです。用意されたプライスタグも税込¥650,100と、その内容からすればコストパフォーマンスも優れたところになっていますが、ROCK ON PROでは従来機種からの乗り換えトレードプロモーションを開始、今かいまかと発売を心待ちにされている方に耳寄りなさらに導入しやすいプランをご提案します! ◎Avid MTRX Studio ステップアップトレード ・Avid S1の通常販売価格は¥650,100(税込)となります。今回対象となる下記表の各機種を特別価格で買取させていただき、MTRX Studioのご購入にあたっては通常販売価格との差額となる金額をお支払いただきます。お手元の機材を有効に活用できる「トレード」プロモーションです。 ●MTRX Studio 通常価格:¥650,100→トレード価格:¥500,600(税込) / ¥149,500value!! 【ROCK ON PRO 清水チェック!!】 Pro Tools HDのシステムでは一番ユーザーが多いと思われるHD I/O。実は発売から約10年経っているI/Oで、日進月歩なデジタル機器ではだいぶおじいちゃん的な立ち位置となる存在です。こちらからMTRX Studioへの乗り換えで向上が期待できる点はまず音質面。MTRXシリーズに搭載されたDigital Audio DenmarkのAD/DAと比べるとやはり10年の月日は明らかです。また、HD I/OはいわばAD/DAのみのボックス。マイクプリやモニターコントロールは備わっていません。それがまたプロ機器として潔いところではありますが、周辺機器との組み合わせで起きてしまう音質の変化を考えると、周辺機器を揃えるにもある程度のレベルが必要、、、と頭を悩ませていたかもしれません。MTRX StudioはオールインワンI/Oのため、そんな悩みはどこかへ吹っ飛ばせます!モニターコントローラーごと中古買取に出してしまってMTRX Studioへの乗り換え資金に、というのも選択肢なのではないでしょうか!? ●MTRX Studio 通常価格:¥650,100→トレード価格:¥569,600(税込) / ¥80,500value!! 【ROCK ON PRO 清水チェック!!】 これまでのラインナップでAvid純正のオールインワンI/Oという立ち位置を担ってきたのはこちらのHD OMNI。こちらも発売から約10年、だいぶお年を召したI/Oとなっております。。。こちらもHD I/Oと同じように、MTRX Studioへの乗り換えにより、Digital Audio Denmarkクオリティの音質的なクリアさを手に入れることが期待できます。そして、HD OMNIご使用の方はマイクプリを使用されている方も多いと思いますが、MTRX StudioのマイクプリもAD/DAと同じくDADデザインなんです!また、HD OMNIのモニター機能は、5.1chのモニターコントロールもできたりと何かと便利ではあるのですが、Immersive Audioが盛り上がりを見せている今の現状を考えると少々役不足。そこをカバーするのがMTRX Studio、512x512のDADmanルーティングはいままさに必要とされている機能要件ではないでしょうか。さらにMTRX Studioではスピーカー・キャリブレーション機能も搭載されており、自宅ほかコンパクトなスペースで理想のモニター環境を構築したい方へはうってつけのI/Oとなっています。 ●MTRX Studio 通常価格:¥650,100→トレード価格:¥523,600(税込) / ¥126,500value!! 【ROCK ON PRO 清水チェック!!】 HDXとDanteを繋ぐ架け橋としてFocusriteのREDシリーズはうってつけのI/Oです。そして、MTRX Studioも負けじとDanteを搭載しています。Red 16Line とMTRX Studio の背面を見るとI/O数はほぼ同等です。Red 16Line にはS/PDIFのIn/Outが多いこと以外は一緒なんですね。では、MTRX Studioに乗り換えたら何がプラスされるでしょうか?HD OMNIの際でもお話ししたスピーカー・キャリブレーション機能は大きなポイントでしょう。またDADManアプリケーションによりコントロールされるMTRX Studioは、カスタムできる幅が広い!というのもポイントとしてあげられます。また、MTRX StudioはFootSwitchも搭載されていて、TalkBack等のスタジオ構築する上での機能にも気遣いがなされていてナイスですね。 お手元の機材を有効に活用できるトレードプロモーション。今後のスタンダードともなり得る最新I/Oで、新たな制作フィールドへの扉を開いてください!詳細はROCK ON PRO 渋谷(03-3477-1776):佐々木・清水・森、ROCK ON PRO梅田(06-6131-3078):中川まで、お問い合わせお待ちしております!
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2020/03/06

Appsys ProAudio 〜MVR-64とSRC-64が実現する理想的なフォーマットコンバート〜

Appsys ProAudio(アプシス・プロオーディオ)は、2007年にスイス・チューリッヒで創立したプロオーディオ機器メーカー。ADAT関連機器を中心に、マルチチャンネルのDIgital機器をリリースしています。その同社からフラッグシップとして登場したのがこちらのMVR-64 multiverterです。 MVR-64 multiverter / SRC-64 ●MVR-64 multiverter 448 × 448 チャンネル・ユニバーサル・フォーマット・コンバーター / デジタル・パッチベイ ・価格:オープン・プライス ( 市場予想価格税込430,000 円 ) ・発売日:3 月18 日(水) ・MVR-64 製品ページ MVR-64は、ADAT、MADI オプティカル、MADIコアキシャル、MADI TP(AES-X213 MADI-TP モード)、AES50、Dante/AES67それぞれ64chのIn/Out(AES50のみ48ch)の入出力を持ち、たった1Uの筐体ながら448 × 448チャンネルのマトリックス・ルーターという強力な機能を持ちます。もちろん各フォーマットをまたいで1chごとのマトリクス・ルーティングが可能です。単純なMADI/DANTEのコンバーターとしても魅力的な機器ですが、そこにADAT等の他の機器の信号をマトリクスすることが可能です。 そして、オプションで提供されるSRC-64と呼ばれるサンプル・レート・コンバーターを搭載することで、理想的なMADI/Danteコンバーターとなるというのがこの製品の大きな魅力。すでに普及が進んでいるDante、そして実績も伝統もあるMADI。この2つのフォーマットを同時に使おうとした際に必ず問題となるのがワード・クロックです。外部から供給されるクロックをベースに大規模システムを安定同期させることが多いMADIと、自己のネットワーク内のクロックをベースとして同期を行うDante。それぞれ別のクロックで動作をするため、両者を利用する際にどちらかをマスターにする必要が必ず生じます。AoIPは、従来のワードクロックで動いているわけではないということです。この問題を解決するためにGrand Master Clockなどの利用が始まってはいますが、それを使用することなしにMADI/Danteの変換を行う場合には、どちらかをマスターとして設定を行う必要があります。 ●SRC-64 MVR-64 用 64 × 64 チャンネル・サンプルレート・コンバーター・プラグイン・モジュール ・価格:オープン・プライス ( 市場予想価格税込130,000 円 ) ・発売日:3 月18 日(水) ・SRC-64 製品ページ 例えば、Danteのネットワークで構築されたPAシステムから収録のためにMADIで信号を受けたい。この場合には、否応なしにシグナルの上流であるDanteからのクロックでMADI収録機器の動作をさせる必要があります。このような際に、MVR-64 + SRC-64を使用することでMADI/Dante間でのクロックの縁がSRCにより切られるので、MADI収録機側を任意のMasterClackに同期させたシステムで稼働することが可能となります。これは一例ですが、様々なケースでこれまで、諦めていた部分がクリアできるはずです! MVR-64には今後、AES/SoundGrid/AVBに対応するためのオプションのリリースが予定されています。AoIPとMADI/ADATの架け橋となるSRC搭載のコンバーターの登場です。ライブ収録をはじめ、今後導入が進むであろうDante/AES67を活用したスタジオシステム構築の際に救世主となる製品となることでしょう。 製品情報 ●MVR-64 multiverter 448 × 448 チャンネル・ユニバーサル・フォーマット・コンバーター / デジタル・パッチベイ MVR-64 multiverter(マ ル チ バ ー タ ー)は、ADAT、MADI オプティカル、MADIコアキシャル、MADI TP(AES-X213 MADI-TP モード)、AES50、Dante/AES67に対応するフォーマット・コンバーターです。各フォーマットにつき 64 × 64チャンネル(AES50は48 × 48チャンネル)のコンバージョンに対応し、且つ全てのフォーマットに同時にチャンネル単位で自由にルーティング、スプリットが可能な448 × 448チャンネルのマトリックス・ルーターとしても機能します。   multiverterには拡張可能なオプション・スロットを搭載しており、AVB、Soundgrid、AES/EBUに対応するオプションモジュールの発売予定がされています。これにより様々な現場でのフォーマットに柔軟で安全な接続を確立することが可能になります。   また、「SRC-64」サンプルレート・コンバーター・プラグイン・モジュールを追加することにより、64 × 64チャンネル双方向の非同期オペレーションが可能になります。これにより、例えば Danteネットワークで組まれるライブPAシステムから信号を分岐する際に、システム全体への干渉を回避できるだけでなく、中継車等の別のマスタークロックを有するシステムとのブリッジとしても最適なソリューションとなります。   搭載されるClockShieldテクノロジーは、デジタル回線のドロップアウトなどが生じた際に、最大1秒間マスタークロック信号を受けずに動作し、再度回線に同期します。このプロセスにノイズや音飛びは生じません。全ての設定は、ウェブブラウザ、telnet、USB経由でリモートコントロールが可能です。 ・価格:オープン・プライス ( 市場予想価格税込430,000 円 ) ・発売日:3 月18 日(水) ・MVR-64 製品ページ ●SRC-64 MVR-64 用 64 × 64 チャンネル・サンプルレート・コンバーター・プラグイン・モジュール SRC-64 は、MVR-64 multiverterに追加可能な64 × 64 チャンネルの双方向サンプルレート・コンバーター・モジュールです。これによりマスタークロックと異なるサンプルレートでもデジタル接続が可能になります。 ・価格:オープン・プライス ( 市場予想価格税込130,000 円 ) ・発売日:3 月18 日(水) ・SRC-64 製品ページ ●MTA-64 MVR-64 用 MAD-TP・プラグイン・モジュール MTA-64は、MVR-64にDiGiCo、Soundcraft/Studer/Hermanのコンソールやステージボックスを接続するためのMADI-TP(MADI over Twisted Pair)ポートを追加するモジュールです。内部の MDIX logicによってスタンダードなストレートのCat5ケーブルでも信号レベル、ピンアウトを設定してコンソール及びステージボックスの信号を送受信することができます。 ・価格:オープン・プライス ( 市場予想価格税込50,000 円) ・発売日:3 月18 日(水) ・ MTA-64 製品ページ
Review
2020/03/03

Avid / S1の真価をムービーで解説!! ROCK ON PRO清水の実際どうなんでSHOW !!

先日のリリースから数多くの反響と導入が進んでいるAvid S1。ArtistMixの後継機種として登場したとも言える位置付けですが、実際のところArtistMixと比べて何が良くなったの?とお問い合わせをいただくことが多いのも事実。そこで!! そんな疑問を解消するべく、ROCK ON PRO清水が立ち上がりました!ムービーでの解説はもとより、実際の動作の様子も要チェックです、是非ご覧ください!! Avid S1 ¥168,300(本体価格:¥153,000) 1.洗練されたレイアウトに進化! 実は気になる同梱物もチェック!! まずは全体像ですが、各操作子のレイアウトをチェックです。Solo、Mute、ノブの配置がS3と同様になりボタン自体も大きく操作しやすく改善、ArtistMixでは左側にあったメニューキーが上段に移動したほか、フェーダー下にはカスタム可能な8つのソフトキーがあり、EuConアプリケーションで任意の機能をアサインすることも。ArtstiMixと比べると格段にレベルアップした操作系はもちろん、気になる同梱物もチェックしてます!! 連結には、、、なるほどアレを使うんですね!! 2.Avid Controlとの連携とDaDManモニターコントロール機能をチェック!! iPad(Avid Control)との連携があってこそのS1です。こちらではAvid Controlでの操作画面やビジュアルの様子と、もう一つ大きなトピックとなるモニターコントロール機能を見ていきます。ProTools MTRXとの組み合わせであれば、I/OのOutを直接スピーカーにつなぎ DaDManアプリケーションにてボリュームコントロール、スピーカーセレクト等が行えるんです!! 3.タブレッドはなくても大丈夫! 単体でも動きます!! もちろんiPad等のタブレットがあれば越したことはないですが、S1は単体でも仕様することが可能なんです。さらに、タブレット側(Avid Control)も単体で動作しますから、離れた場所からフェーダーをコントロールしたり、ブースに持って行ってトランスポートをコントロールしたりと、タイミングによってS1と切り離して使えば制作時の利便性を向上させてくれます!! 機材にに限らずですが実際の筐体や動きを見ると、良くも悪くも印象は大きく変わりますよね。もちろん実機に触れればイメージであったものを確かなインフォメーションにすることができますので、ムービーだけではなく是非店頭のデモ機もご覧ください!!また、ROCK ON PROではArtistmix/Artist Control/Mackie Controlとのトレードプロモーションも行なっています、詳細は下記バナーのリンクよりご確認ください。お問い合わせお待ちしております!!
NEWS
2020/02/04

Avid2020新製品!! MTRX Studio / HDX CHASSIS 価格公開&予約受付開始です!!

NAMM2020で発表されたAvid新製品がいよいよ価格公開&予約受付開始です!発売時期は依然として今春中との情報ではありますが、業務向けシステムはもちろんのこと、パーソナルなシステムアップでも中核を担うことになるAvidソリューションの登場は大きなニュースではないでしょうか。また今回は、HDXカード、I/O、シャーシ、Pro Tools|Ultimateソフトウェアをバンドルした設定もあり!4点すべてを単体で導入するケースよりも、最大で16~17%ほどのコストバリューがありますので、制作システムの刷新にはうってつけと言えるバンドルプランになります。ご予約お申し込みお待ちしております! ◎ご予約のお問い合わせはこちら Pro Tools | MTRX Studio Pro Tools | MTRX Studio 価格:¥650,100(本体価格:¥591,000) Avid製品ページ:Pro Tools | MTRX Studio ◎ご予約のお問い合わせはこちら ◎ROCK ON PRO清水チェック!!   MTRX Studioは1Uというコンパクトなサイズからは想像できないほどの機能を盛り込んだ1台完結型のスーパーI/Oです!まずは、512x512用意されたDADmanルーティング。この柔軟なルーティングマトリクスを使えば、もうHDXシステムにモニターコントローラーを別途設ける必要はない!と言えるでしょう。もちろん、Dolby Atmosなどのマルチチャンネルフォーマットでのモニターコントロールも可能となっています。フロントパネルにはヘッドフォンアウトも2系統付いていますのでモニター機能については完璧なのではないでしょうか!?   Analog 入出力は合計18in/22 out。インプットについてもMic In /Inst Inが備わっているので、このch数で制作が事足りるのであれば、ほかに買い揃えておくものはなさそうですね!そして、MTRX Studioのさらに素敵なポイントはDigital I/Oがとても充実しているということです。まず、ADATが16in/16out搭載。ADAT 入力があるCUEシステムであるHear TechnologiesのHear Backなどと組み合わせればこの部分でCUEシステム構築も完了です。MTRX Studio 1台でスタジオ構築も夢ではなさそうですね。そして、なんと64in/64out Dante I/Oも標準搭載!制作サイドにも浸透してきたDanteですが、こちらも標準で備えられているとなれば将来的にシステムをブラッシュアップする場合でも柔軟なシステム拡張を期待できます。また、上位のMTRXではオプションとなっていたSPQスピーカープロセッシング機能が標準搭載されています!   と、、、もうこれはもう至れり尽くせりな状態です。ここまで盛り込んで、税込¥650,100となればコストパフォーマンスも抜群です!もう、、話だけでよだれが出ますね。。(汁)   ◎Avid HP システム要件、主な仕様(MTRXとの比較)はこちらから ◎主な仕様 ・マイク / インストゥルメント入力:2 x 1/4" ・アナログ・ライン I/O:16 x 16 (DB25) ・ADAT I/O:16 x 16 ・Dante I/O:64 x 64 ・DigiLink I/O:32チャンネルDigiLink Mini端子×2(合計64チャンネル) ・専用モニター出力:2 x 1/4" ・ヘッドフォン出力:2 x 1/4" ・Cross-pointデジタル・マトリックス:512 x 512 ・モニタープロファイルによるサミング・マトリックス: 256 x 16 モニターグループ、フォールドダウン、グループフォーマット ・統合スピーカー・キャリブレーション ビルトインSPQスピーカープロセッシングにより、16チャンネル 256フィルター、チャンネルごとディレイを最大150 msまで調整可能 ・EUCON対応:対応 ・システム同期:BNCコネクター経由のワードクロック及びループ・シンク;Danteシンク ・サンプルレート:44.1 kHz–192 kHz ・電源:単一電源 ・筐体:1U 19インチラックユニット HDX THUNDERBOLT 3 CHASSIS HDX THUNDERBOLT 3 CHASSIS,RACK(左) 価格:¥90,860(本体価格:¥82,600) HDX THUNDERBOLT 3 CHASSIS,DESK(右) 価格:¥64,900(本体価格:¥59,000) Avid製品ページ:Pro Tools | HDX Thunderbolt 3 Chassis ◎ご予約のお問い合わせはこちら ◎ROCK ON PRO清水チェック!!   ついにAvid純正のThunderboltシャーシが登場です!逆に、なぜ今までなかったのかとも思ってしまうくらいですよね。デスクトップタイプとラックタイプの2タイプで、ラックタイプにはMac miniとHDXカードが一緒に収められるようになっています。こちらとMTRX Studioを組み合わせたら、なんと2Uでシステムが完結です。持ち運べるスタジオといっても過言ではないほどのコンパクトさ。MacBook ProやiMacなどの組み合わせの場合は、もう一方のデスクトップタイプをセレクト。HDXカードが一枚搭載可能なコンパクトなシャーシとなりますが、Avid純正シャーシということで相性等を気にする必要はなし!言ってみれば「HDX Thunderbolt」とも呼べるようなシステムが組み上がるイメージでしょうか。こうなると、HD Native TBからの乗り換え対象としても魅力的な構成になってきます! ◎主な仕様 ・PCIe接続:Pro Tools | HDX 用の拡張スロット×1 PCIeカード(別売) ・Thunderbolt接続:Thunderbolt 3ポート×2 1つはコンピューター接続用、もう1つはデイジー用 最大5つまで追加可能なThunderbolt / USBデバイスへ連携 ・USB接続:ラックマウント・シャーシーのフロントパネルにUSB 3.0ポート×1 ・Mac miniエンクロージャー:Thunderbolt 3ポートを備えたオプションのMac miniを保護する内部エンクロージャー(ラックマウント・シャーシーのみ) ・処理能力:Thunderbolt インターフェース: 40 Gbit/s、PCIe インターフェース: 2,750 MB/s ・電力:96W ・動作温度:0º–35º C (32º–95º F) ・サイズ (高さ x 幅 x 奥行): デスクトップ・シャーシー (脚付き): 238 x 57 x 368 mm (9.4 x 2.2 x 14.5 インチ) ラックマウント・シャーシー(ラックイヤーおよびレール付き): 44 x 482 x 439 mm(1.7 x 19 x 17.3インチ) システムバンドル PRO TOOLS HDX TB 3 MTRX STUDIO SYS RACK(左) PRO TOOLS HDX TB 3 MTRX STUDIO SYS DESK(右) ・すべて単体での購入総額:税込¥1,559,360 →バンドル価格:¥1,298,000(本体価格:¥1,180,000)【¥261,360 Value!!】 *HDXカード、MTRX Studio、シャーシ、Pro Tools|Ultimateソフトウェアのバンドルとなります。 *ラックマウント、デスクトップのどちらのシャーシを選択しても価格は同一です。 PRO TOOLS HDX TB 3 OMNI SYSTEM RACK(左) PRO TOOLS HDX TB 3 OMNI SYSTEM DESKTOP(右) ・すべて単体での購入総額:税込¥1,233,760 →バンドル価格:¥1,040,600(本体価格:¥946,000)【¥193,160 Value!!】 *HDXカード、HD OMNI、シャーシ、Pro Tools|Ultimateソフトウェアのバンドルとなります。 *ラックマウント、デスクトップのどちらのシャーシを選択しても価格は同一です。 ◎ご予約のお問い合わせはこちら ◎ROCK ON PRO清水チェック!!   システム新規導入の場合、こちらのバンドルはご検討必須です!私のオススメは『PRO TOOLS HDX TB 3 MTRX STUDIO SYS RACK』なのですが、こちら単体で買い揃えた場合との差額はなんと税込¥261,360にもなります。実用を考えた仕様のMac mini(3.2GHz 6コア、64GBメモリ、1TB SSD)が税込¥328,680ですので、バンドルの割引分だけでMac miniにかかる費用のかなりの部分をカバーできてしまいます。前述したようにMTRX Studioの仕様を考えれば、マイクプリもモニターコントローラも追加する必要はなし。しかも2Uというコンパクトさ。必要なシステムの規模にマッチするならば、もうこれ一択でしょ!と思わされる超強力バンドルです。また、バンドルにはHD OMNIとの組み合わせも用意されていますので、導入コストを抑えてHDXシステムを構築したいというケースにも選択肢があります、ご相談ください! この新製品の登場により、さらにコンパクトで大規模なシステムを組むことができるようになります。最近ではMac miniやMacBook Proのスペックが上がり、それをメイン機とする方が多くなってきている印象です。今回のThunderboltシャーシの登場はそれを加速させるプロダクトとなるでしょう。さらにMTRX Studioと組み合わせれば、、んー。最高ですね!!マイク入力からスピーカー出力、さらにスピーカー調整までカバーできるMTRX Stuido はあらゆるシーンにフィットします。これを使ってどのようにシステムを組むかを思い浮かべるとワクワクしますね!みなさんと一緒に考えられるのが楽しみです!Rock oN渋谷店でお待ちしております!(笑)
Tech
2020/01/31

4K/HDR対応の カラーグレーディングルーム!! 〜株式会社イクシード〜

映像作品の企画制作からポストプロダクションまでワンストップのワークフローを持つ株式会社イクシードが、新たに4K/HDR対応のカラーグレーディングルームをオープンさせた。新設されたカラーグレーディングルームには、RAW、LOGなどの幅広いフォーマット、4K60Pに対応可能なBlackmagic Design社のDaVinci Resolveを採用、同社のCintel Scannerも導入され、16mm/35mmフィルムからのスキャンニング、ノイズ除去やカラーグレーディング作業など、1つの部屋で一貫した作業を行うことができるソリューションを導入した。これまでの映像編集〜MAに加え、需要が高まってきているグレーディングの導入をご紹介したい。 ◎株式会社イクシード ホームページ そのニーズに応えるイクイップメント 左の写真 がOM FactoryのカスタムPCとMaxxserveのSAS RAID。一番右は4K素材からHDへ変換するTeranex Standards conversionが見える。 4K/8K BS放送開始、オンデマンド配信など4K UHD等のハイレゾリューション、さらにはHDR需要が高まりつつあるが、同社もその流れに沿うようにHDR映像制作へ関わることが増えてきた。これをきっかけに、2018年にカラーグレーディングルーム設置を視野に機材の選定を開始。まずは、HD/1080を主眼に4K30Pまでを視野に入れ、RAWファイルをリアルタイムで再生するようなシステムを想定していた。そのような中でDaVinci Resolveが、PCスペックやビデオカードのスペックを上げることでソフトウェアのパフォーマンスを引き出せる、という点に着目。急速に需要が増している4K60Pを再生できるマシンにカスタマイズし、今回のオープンに至っている。 そのDaVinci ResolveがインストールされるPCは、Core i9 - 9980XE Extream Edition 3.0GHz 18core (Turbo Boost MAX 4.5GHz / 18-core 36-thread) 、ビデオカードはnVidia Quadro RTX 6000、さらに64GBのメモリを搭載したカスタムPC。このCore i9の最上位のプロセッサーの登場により、同クラスのサーバー向けXEONプロセッサーと比較しても低コストでパフォーマンスを引き出すことに成功、性能的にも申し分のないシステムとなった。 最上位クラスのワークステーションを用意しなければ難しい4K 60PのRAWをCore i9でこなすことができるというのは、システム構築上でエポックメイキングな出来事ではないだろうか。DaVinci Resolveコントロールパネルには、DaVinci Resolve Mini Panelを採用。3-Ballと専用設計ならではの使いやすくレイアウトされたスイッチ類によりカラーグレーディング作業用のシステムを構築している。映像の出力用には同社のDeckLink 4K Extream 12Gが採用されている。ストレージは巨大化つ広帯域を要求するRAWデータのハンドリングを安定して行うために、SAS(Serial Attached SCSI)ベースのRAID HDDとなった。Areca ARC-1883xをSAS RAIDコントローラーにMaxxserve NS-760S 8Bay HDD Caseを採用した16TBのシステムとなっており、エンタープライズ向けのサーバーで採用実績の高い、速度に定評のあるArecaのRAIDカードによって安定した高速性を確保している。 DaVinci ResolveのコントロールパネルとなるMini Panel。 そのほかの周辺機器を見てみると、波形モニターとしてSmartView、4K素材のHD解像度プレビュー用の変換器としてTeranex Standards Conversion、オーディオモニターコントローラーとしてPreSonus Monitor Station V2、さらにHDRやBT2020など、幅広い規格を正確に表示するためのモニターにはSony社のBVM-HX310を導入している。また、民生のTVはSONY Bravia 55inchと4K HDRに対応した再生環境が整っている。 Cintel Scanner 2とDaVinciで蘇る フィルムで保存されていたアニメーション作品などの資産をデジタルデータにしたいという要望も多く、BlackMagic Design Cintel Scanner 2も同時に導入された。フィルムならではのダイナミックレンジを活かしCintel Scanner 2でHDRスキャン。DaVinci ResolveでCintel RAWファイルからアーカイブ用やワーク用ファイルへのフォーマット変換や、デジタルシネマパッケージ制作等、あらゆるファイルフォーマットに変換することができる。 もちろん、グレーディング、ノイズの除去などDaVinci Resolveの機能をフルに活用した作業も可能である。経年劣化により色ノリが悪くなったフィルム、こういった問題への対応も、以前より定番のワークフローであったCintelとDaVinciの組み合わせで修正が行える環境となっている。Cintel Scanner 2は最大4K(35mm時)でのスキャンが可能、ここからUHD / HDRへの変換が可能なシステムになっている。HDR時には2-Passでのスキャンが行われ、明・暗2つのスキャン画像から1つのRAWを作ることで、ダイナミックレンジの広いスキャニングを実現する機能も備わっている。DaVinciのCPUパワーを発揮してUHD/HDRのリアルタイムプレビューをしながらの作業が可能なため、効率の良い作業環境であるといえるだろう。これらのワークフローの最終段としてProResへの変換用途も多いとのことで、部屋にはiMacも導入され、QTファイルへの変換にも対応できるようにしている。 カラーリストの株式会社イクシード 田嶋 雅之 氏、中村 里子 氏。 また、「クリエイティブなカラーグレーディングは、正確なカラーマネジメントの上でしかできない」との信念から、カラーリスト2名もカラーグレーディングルームの開設に合わせて外部より招聘された。新しくイクシードの一員となられた田嶋氏、中村氏はこれまでにテレシネの経験もあり、Blackmagic Desiginブランドになる前から長年のDaVinciユーザー。さらにはCintelのFilm Scannerの実務も豊富であり、まさに今回の新システムにはうってつけのノウハウを持っている。これまで同様の使い慣れたインターフェースを駆使してより早く、より正確に鮮明な色のクリエイティブワークを提供できるわけだ。 10GbEで生み出すワンストップフロー イクシードでは、撮影、オフライン編集、オンライン編集、コンポジット・VFX、MAまで、ポストプロダクションの全行程をワンストップで完結できるように、各部屋を10GbEのネットワークで接続してデータの流れをスムーズにしている。すべての工程を自社で完結できるとうことは、同社ならではの優位性である。HDから4K、HDRと最新のフォーマットになるにしたがってデータ量は肥大化していく。これに対応するためにもいち早い10GbEの採用は、今後のワークフローの加速につながるであろう。編集室はAdobe PremiereやAvid Media Composer、DaVinci Resolve、Autodesk Flameなど、マルチなソフトウェアが用意されており、作品内容によってソフトウェアを使い分けしたりと各工程の並行作業を行うことができる環境だ。 このように、4K HDRに関してもこれまで通りのワンストップ作業が行えるようになった。カラーグレーディングが必須の工程となるHDR制作が今後も増加していくことは想像に難くない。その中で4K60P HDR制作を実践できるグレーディングルームの需要は今後も高まっていくだろう。そして、Film Scanに関しても4Kでのスキャニングはこれからも必要とされる分野であり、もちろん新撮のフィルムに対してのワークフローも提供できる。新たな分野へのチャレンジを感じられたこの更新、そのクリエイティブの幅は着実に拡がっているといえるだろう。 写真右より株式会社イクシード 田嶋氏、中村氏、代表取締役の中野真佳氏、ROCK ON PRO清水、丹治、前田洋介。 *ProceedMagazine2019-2020号より転載
Sales
2020/01/22

Avid S1へステップアップ!! トレードプロモーション開始!!

昨年末のリリース以来、数多くの反響をいただいているAvid S1。最大4台まで連結することで上位となるS3/S4をも凌ぐ(ような)システムの発展性も魅力ですが、従来機種からの単体乗り換えでS6ライクなセンターシステムを構築して、ビジュアルフィードバックなど最新のPro Toolsとの連携を実現するだけでも、制作における大きなメリットを生み出すのではないでしょうか。下に掲載したAvidの製品PVをご覧いただくと実感いただけるのですが、、、正直なところ見た目だけでもアガりますよね!モチベーションが!これは欲しい! そこで!ROCK ON PROでは皆様がお持ちの「Avid Artist Mix」「Avid Artist Control」「MACKIE MACKIE CONTROL UNIVERSAL PRO」の3機種を対象にトレードプロモーション開始です!Avid S1の同時購入でお手持ちの3機種を通常より20%アップの金額で買取させていただきます。 ◎Avid S1 ステップアップトレード ・Avid S1の通常販売価格は¥168,300(税込)となります。お手元の各機種を通常より20%アップで買取させていただき、S1のご購入にあたっては通常販売価格との差額となる金額をお支払いただきます。お手元の機材を有効活用できる「トレード」プロモーションです。   1)Avid Artist Mix:買取価格¥52,800(通常より20%UPで買取!!) →Avid S1 購入お支払金額:¥115,500(税込) 2)Avid Artist Control:買取価格¥52,800(通常より20%UPで買取!!) →Avid S1 購入お支払金額:¥115,500(税込) 3)MACKIE MACKIE CONTROL UNIVERSAL PRO:買取価格¥30,000(通常より20%UPで買取!!) →Avid S1 購入お支払金額:¥138,300(税込) お手元の機材を有効に活用して、新世代のコントロールサーフェスへステップアップできるトレードプランをぜひご活用ください!詳細はROCK ON PRO 渋谷(03-3477-1776):佐々木・清水・森、ROCK ON PRO梅田(06-6131-3078):中川まで、お問い合わせお待ちしております! ◎Avid S1 / ROCK ON PROレビューはこちらから! (↓)
Event
2020/01/21

Avid Creative Summit Osaka 2020 詳細公開&参加募集開始!!

制作現場からのリアルが、そのクリエイティブを加速させる 常に一歩先の感覚と確かな情報が求められるプロフェッショナルの制作現場。関西圏の皆様にAvidの「いま」、そしてクリエイターの「未来」を明らかにするAvid Creative Summit Osakaでは、その現場で起こっているリアルを解き明かすセミナーでクリエイターの持つクリエイティブを加速させます。Avidソリューションが実際にどのような形でコンテンツを生み出しているのか、またそこで起こる3rd Partyプロダクトとの化学反応はどのようなものか。日々現場で生まれていく、いま向かい合うべき最新のノウハウとTIPSをお伝えします。また、NAMM2020でのプロダクト情報も最新最速でお届け、2020年の制作をリードするインフォメーションを満載したAvid Creative Summit Osakaへ、ぜひお越しください!! ◎セミナーのご案内 【1st session】 14:00~14:45 Pro Tools Mixing Seminar 【Pro Tools Mixing Seminar】 Pro Toolsとともに進化するSonnoxプラグインの今までとこれから。 〜最新3rd Partyプラグインが拡げるミックスの可能性〜   長年にわたり数々の名盤を生み出してきた、レコーディングエンジニアの吉田保氏をゲスト講師に迎え、Pro Toolsのミキシングにおける3rd Partyプラグインの拡がりを実感するセミナー。今回は吉田氏が愛用してきたSonnoxプラグインから特に使用頻度が高いものをピックアップして紹介するほか、Sonnoxプラグインで初めてマシーンラーニングを応用、音楽的なゲート処理を可能にする最新のSonnox Drum Gateの実力を検証します。新旧のプラグインでミックスをどう整理していくのか、これまでの豊富なノウハウや経験に裏付けられたミキシングの秘訣をお話しいただきます。   講師: 株式会社ミキサーズラボ エンジニア 日本レコーディングエンジニア協会(JAREC)理事長 吉田 保 氏   1968年東芝EMI入社。以降RVC、CBS/SONY 六本木スタジオを経て、1989年 (株)サウンド・マジック・コーポレーション設立。 1999年日本ミキサー協会設立当初より副理事長就任。 現在、特定非営利活動法人日本レコーディングエンジニア協会理事長。   <主な作品> 山下 達郎、竹内 まりや、稲垣 潤一、大瀧 詠一、吉田 美奈子、浜田 省吾、ティナ、スクエアー、松田 聖子、Kinki Kids、アトランティックスター、RAG FAIR、キンモクセイ等多数。近年では、ソニー・ミュージックダイレクトより「吉田保リマスタリングシリーズ」がリリースされ話題となった。 時間:14:00~14:45 定員:50名 【2nd session】 15:00~15:45 Avid Information 【Avid Information】 Pro Tools のいまを知る、NAMM2020から最新情報ハンズオン!! 〜最新最速!! NAMM2020リリース情報を大阪で体感!!〜   NAMM2020にて発表された新情報や新機能を大阪で体感!! 最新最速の情報をお届けいたします。2019年はS4/S1のラインナップがリリースされ、今回のNAMMショーではフラッグシップI/Oの2ndシリーズとなるMTRX Studioを発表、さらにTB3対応のシャーシやPro Tools次期バージョンのテクニカルプレビューなど、数多くのニュースが提供されました。音楽制作やポストプロダクションでの様々なニーズを網羅し進化し続けるPro Toolsソリューション最新情報の全貌をAvid Technology ダニエル ラヴェル 氏より解説いただきます、ぜひ会場にてご確認ください!   講師: Avid Technology ダニエル ラヴェル 氏       1979年6月16日 ニュージーランド、オークランド生まれ 1998年 Music and Audio Institute of New Zealand、Music Production and Audio Technology課程をMerit Passにて卒業 1999-2008年 Auckland AudioにAssistant-Engineerとして入社、その後Head Engineer and Technical Managerとなる。 2008年~ Freelance活動を開始、EngineeringとStudio Integrationを行う。 2009年~ Fairlight Japanに入社、Fairlight Japan Technical Support, Application Development and Testingとして活躍。 2012年~ Avid Technologyに入社、Avid Japan Application Specialistとして活躍の傍らFreelance Engineer and Sound Designerとしても活動を続けている。 時間:15:00~15:45 定員:50名 【3rd session】 16:00~16:45 Pro Tools Technical Seminar 【Pro Tools Technical Seminar】 Fraunhofer MPEG-H Audioとは 〜すでに活用されている事例からオーディオの未来を読み解く〜   すでに様々な形で活用が始まっている次世代オーディオフォーマット、Fraunhofer MPEG-H Audio。高音質、高圧縮であるというベーシックなスペックの向上とともに、イマーシブ・オーディオを含む様々なフォーマットへの対応、放送のインタラクティブ化など、今後のオーディオを考える上で知っておかなければならない必修項目となっています。実際に運用が始まっている放送の事例、音楽配信サービスなども含め、徹底解説いただきます。 講師: Fraunhofer IIS 日本代表 ナワビ ファヒム (Fahim Nawabi)氏           ドイツ・カールスルーエ大学で電子通信工学を専攻。1988年に卒業後、シーメンス株式会社に入社、ロボット制御や医療機器の開発に携る。1998年にドイツ国立情報処理研究所GMD日本代表、後にフラウンホーファー研究機構の日本代表を経て、現在フラウンホーファー集積回路研究所(IIS)及び通信技術研究所(HHI)日本代表・特別顧問を務める。主にオーディオ、マルチメディア、通信、センサー、フォトニックス、情報セキュリティ、非破壊検査等の分野で、日独産学官の間に多くの受託研究・共同研究・技術移転プロジェクトをサポート遂行する。現在日本国籍。 時間:16:00~16:45 定員:50名 【4th session】 17:00~17:45 Pro Tools Mixing Seminar 【Pro Tools Mixing seminar】 Awesome City Club新楽曲制作の舞台裏 〜最新メジャーアーティストの最新制作スタイル&ノウハウ〜   ゲストとしてAwesome City Clubのギタリスト・モリシー氏と、最新作のエンジニアを担当されたprime sound studio form 大西氏を迎え、新楽曲制作の舞台裏を特別公開。どのようにして楽曲に磨きをかけ、完成させていったのか?録音やデータのやり取り、そして仕上げのミキシングのテクニックまで制作のフローをご紹介します。avex/cutting edge移籍第一弾となる注目の作品がどのように作られたのかをアーティストの目線、エンジニアの目線、それぞれの立場からお話いただきます。貴重なメジャー作品制作の裏側を垣間見ることができる、Music Creator必見のスペシャル・セッション! 講師: Awesome City Club / モリシー 氏           Awesome City Clubの活動とともにアレンジャー、エンジニアとしても活躍中。2014年にはNACANOのアルバム『GASTRONOMY』のプロデュースとミックス、長棟航平監督の短編映画『みなと、かこ、げんざい』の劇中音楽を担当。2016年には東京女子流、LOVERSSOUL、西恵利香などのレコーディングに参加。近年は、DAOKO、須田景凪、Mega Shinnosukeなどのサポートミュージシャンとしても活躍中。 Awesome City Club         2013年東京にて結成。POPS/ロック/ソウル/R&B/ダンスミュージック等、メンバー自身の幅広いルーツをMIXした音楽性を持つ、男女ツインヴォーカルの混成男女4人組。2015年4月8日にファーストアルバム「Awesome City Tracks」をリリースし、iTunesロックチャートで1位を獲得するなど話題を呼び、デビューから“Awesome City Tracks”シリーズと題して、2年間で4枚のアルバムをリリース後、ベストアルバム〜EP〜フルアルバムをリリース。毎年コンスタントに全国ツアーも行いながら、国内外の大型フェスティバルにも多数出演。   Awesome City Club以外でのメンバー個々の活動も盛んで、数々の楽曲提供やLIVEツアーへの参加、またクリエイターやファッションブランドとの親和性も高くコラボレーション等も積極的に行っており、メンバー4人が様々なフィールドでバンド・個人共としてカルチャー的にもメインストリームでも注目を集める存在となっている。メジャーデビュー5周年となる2020年には更なる飛躍を目指し、レーベルを「avex/cutting edge」に移籍。年明けから3ヵ月連続配信シングル&アルバムをリリース予定。更に2020年は「Welcome to Awesome City」と銘打った一大カルチャーフェス開催を目標に掲げている。 講師: prime sound studio form / Recording Engineer 大西 慶明 氏         SONATA CLUB、equalize co., ltd. 、Tiny Voice, Productionを経て2013年 prime sound studio formへ。90年代後半から、Yukihiro Fukutomi、FPM、jazztronik、RIP SLYME等、ハウス、ヒップホップを中心に様々なプロジェクトに参加。近年はAwesome City Club、大塚愛、中島美嘉、Uru、たこやきレインボーなどを手掛ける。 進行: ROCK ON PRO Product Specialist 前田 洋介         レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かしプロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行っている。 時間:17:00~17:45 定員:50名 【Meet the Future!! 懇親会】 18:00~19:00 充実のセミナーのあとは、その熱気のままにご来場のみなさまと懇親会で大いに語り合えればと考えております。関西地区の皆様のつながりを深める場として是非ともご参加ください!!事前登録不要でご自由にご参加いただけます!! ◎募集要項 日時 2020年2月5日(水) 13:30開場・14:00スタート 会場 クロス・ウェーブ梅田 大研修室 〒530-0026 大阪府大阪市北区神山町1-12 クロス・ウェーブ梅田HPはこちらから>> 定員: 各回50名様(先着お申し込み順、事前登録が必要です。) ◎1st Session 14:00~ 50名 ◎2nd Session 15:00~ 50名 ◎3nd Session 16:00~ 50名 ◎4th Session 17:00~ 50名 参加費用:無料 ◎ご注意事項 ※複数セッションへのお申し込みも可能です、お申し込みフォームにて参加ご希望のセッションをご選択下さい。 ※定員を超えた時点でのご応募の場合は立ち見でのご案内となる場合がございます。 ※当日ご参加者様向けの駐車場のご用意はございません、公共交通機関でのご来場もしくは周辺のコインパーキングをご利用下さい。 主催:(株)メディア・インテグレーション ROCK ON PRO事業部 お問い合わせ先:ROCK ON PRO Umeda 06-6131-3078
NEWS
2020/01/17

The 2020 NAMM SHOW 現地より最速ショウ・レポート!

アメリカのアナハイムコンベンションセンターにて開催中のNAMMショー2020。今年は1月16日から19日まで、130の国と地域から様々なメーカーが集まり、音楽、サウンド、エンターテインメントテクノロジーを紹介する世界最大規模の楽器展示会イベントです。 各楽器メーカーが新作を発表することが多く展示会イベントで試奏することもできます。また、多くのミュージシャンが来場することでも知られています。 The 2020 NAMM SHOW 現地最速レポートは、下記リンク先Rock oN Company WEBサイトにて続々と公開されています。音楽業界の一年を占う最新情報を、ぜひチェックしてください! NAMM 2020 Rock oNショーレポート
Event
2020/01/17

Avid Creative Summit Osaka 2020開催決定!! 近日参加申込開始です!!

制作現場からのリアルが、そのクリエイティブを加速させる 常に一歩先の感覚と確かな情報が求められるプロフェッショナルの制作現場。関西圏の皆様にAvidの「いま」、そしてクリエイターの「未来」を明らかにするAvid Creative Summit Osakaでは、その現場で起こっているリアルを解き明かすセミナーでクリエイターの持つクリエイティブを加速させます。Avidソリューションが実際にどのような形でコンテンツを生み出しているのか、またそこで起こる3rd Partyプロダクトとの化学反応はどのようなものか。日々現場で生まれていく、いま向かい合うべき最新のノウハウとTIPSをお伝えします。また、NAMM2020でのプロダクト情報も最新最速でお届け、2020年の制作をリードするインフォメーションを満載したAvid Creative Summit Osakaへ、ぜひお越しください!! *近日詳細情報公開&参加申込開始です!! →お申し込み開始しました!詳細こちらから 【日程、会場】 ・日程:2020年2月5日(水) ・会場:クロス・ウェーブ梅田 大研修室 〒530-0026 大阪府大阪市北区神山町1-12 ・開催時間:13:30開場、14:00〜18:00 *セミナー終了後、懇親会開催 ・参加費:無料 【ゲスト講師】 ・吉田 保 氏(株式会社ミキサーズラボ) ・モリシー 氏(Awesome City Club)、大西 慶明 氏(prime sound studio form) ・Fahim Nawabi 氏(Fraunhofer) ・Daniel Lovell 氏(Avid Technology)
Broadcast
2020/01/09

株式会社WOWOW様 / 現用の各3Dオーディオフォーマットに準拠した空間

2018年冬に完成したWOWOW様の試写室「オムニクロス」。当初よりDolby AtmosとAuro-3D®そして、DTS:Xの各フォーマットに完全対応した環境が構築されていたが、さらなる追加工事を行い22.2chサラウンド完全準拠のモニター環境を完成させた。当初からの構想にあった現在運用が行われている各3Dオーディオフォーマットに準拠したモニターシステムがついに完全な形として姿を現した。 最新のソリューションを携えた新たな空間 「新 4K8K 衛星放送」における4K放送開局に向け、同社辰巳放送センターのC館の建て替えが行われた。旧C館にあった試写室は、冒頭にも述べたように各種3D オーディオフォーマットへの対応、そして比較試聴が行える空間となり、4K完全対応の最新のソリューションを携えたまったく新しいものへと変革を遂げている。映画向けのフォーマットとして成長しているDolby AtmosとAuro-3D®の両方に対応した設備は、ハリウッドなどの映画制作向けダビングステージで見ることはできるが、ここではさらにDTS:Xそして22.2chの対応をしている設備へとリニューアルされている。 水平角度、仰角それぞれのスピーカ推奨位置に完全に準拠したモニター環境を備えたこの部屋は、世界でも非常に貴重な存在である。写真を見ていただければ分かる通り、天井のスピーカーに関しては移動させることが困難なため、それぞれのスピーカー推奨位置に合わせて固定されている。たとえば、Auro-3D® / 22.2chサラウンド用は、スイートスポットからの仰角30°、Dolby Atmos用は仰角45°に設置といった具合。水平方向に関してもしっかりと角度を測定し、理想的な位置へ設置が行われている。正三角形を理想とするステレオから、ITU-R BS.775-1準拠の5.1chサラウンド、それを拡張したDolby Atmos / Auro-3D®それぞれのスピーカー推奨位置にしっかりと準拠するように考えられたスピーカーの配置だ。最終的に設置されたスピーカは、サブウーファーも合わせるとなんと33本にもなる。水平位置には11本、天井に17本、ボトムにあたる床レベルに3本、サブウーファーは2本という配置となる。 そして、この部屋で制作作業も行えるようにAvid S6を中心とした音声のプロダクションシステムが導入されている。Dolby Atmos Renderer、Auro-3D® Authoring Tools、AURO-MATIC PRO、DTS:X Creater Suite、Flux Spat Revolutionをはじめとする現時点で最新のツールがインストールされているのもその特徴のひとつである。それらを駆使しての研究・制作の場として、また最高の環境での試写・視聴の場としても、様々な用途に対応できるように工夫が凝らされた。プロダクションレベルでの仕上がりの差異を確認できるというのは、作り手として制作ノウハウを獲得する上での重要なポイントだ。仕上がりの確認はもちろんではあるが、制作過程においてのワークフローも併せて学ぶことができる環境でもある。 ベストを見つける最高の比較環境 試写室「オムニクロス」・正面に設置されたスピーカー それでは、なぜこのような環境を構築する必要があったのだろうか。現在メジャーなフォーマットであるDolby AtmosとAuro-3D®。それぞれに特徴があり、それぞれを相互に変換したらどのように聞こえるのか?コンテンツの種類によってベストな3Dオーディオフォーマットは?単純に比較をするといっても、できるだけイコールな環境で比較をしなければならない。それらを総合的に実現するのが、この試写室ということになる。ハリウッドのダビングステージはあくまでも映画向けの制作環境であり、ホーム・オーディオ向けの環境とはやはり差異がある。サラウンドが、ウォール・サラウンドなのか、ディスクリート・サラウンドなのかという根本的な違いも大きい。ホーム・オーディオ向けの環境として、フルディスクリートのスピーカーシステムで、ここまでの設備を備えた環境は、世界的に見ても貴重な存在である。 また、有料放送事業者にとってベストクオリティのエンターテインメント・メディアを作るということは非常に重要視されている。WOWOWでは「新鮮な驚きと感動を提供し続ける」ことを命題に掲げており、これを技術という側面から見れば「最新のソリューションに挑戦し、その中からベストを見つける」ということが必須になるわけだ。Audioの技術として何がベストなのか?ひとつのものを見るだけではなく、複数の視点からベストなものを探る、そのためには最高の環境で比較ができなければならない。さらには互換性の担保が重要で、Atmosのスピーカ推奨位置で作ったコンテンツが、Auro-3D®のスピーカ推奨位置で聴いたときに印象が大きく異なることは避けなければならない。同一の空間で比較を行える、さらには切り替えながら制作するということは、比較試聴してベストな方法を検討したり、どのフォーマットで聴いても制作意図が伝わる互換性を検討したりとするために重要なポイントである。つまり、この考えを実現するために、この試写室「オムニクロス」は非常に重要な設備となる。 試写室「オムニクロス」 左上方に設置されたスピーカー その繊細な違いを、しっかりと確認するためにMaster ClockにはAntelope Audio Trinity、DAコンバーターにはAVID MTRX、SpeakerはMusik Electronic Gaithin(LCRはRL901K、それ以外はRL940、BotomとBCはRL906)と、高いクオリティーを持った製品がチョイスされている。192kHz、96kHzといったハイサンプリングレートにも対応し、各種3Dオーディオフォーマットを再生するためにMacProは12-Coreの最高スペックのモデルが導入された。Dolby Atmos Rendererや、Auro-3D® Encorder/Decorder、DTS:X Encorderなどを動作させても余裕をあるスペックとなっている。さらにインスタントに各種3Dオーディオフォーマットの変換を行うためにFlux Spat Revolutionも導入されている。フル・オブジェクトでのミキシングを実現するこのアプリケーション。Dolby Atmos 7.1.4chの出力をインスタントにAuro-3D® 13.1のスピーカー推奨位置で鳴らすということも実現可能である。もちろんその逆や、他の様々なオーディオフォーマットに対しての出力もできる。さらには、オーディオフォーマットの簡易的な変換ということだけではなく、このソフトウェアを使ってのミキシングを行うことで、各オーディオフォーマットでの視聴も行えるように設計されている。 今回のシステム構築にあたり、一番頭を悩ませたのが各オーディオフォーマットに対してのモニターコントローラーセクションの切り替えだ。この部分に関しては、AVID MTRXのモニターコントロール機能を活用してシステム構築を行っている。オープン当初に作成したモニターセクションは、ソース、スピーカーセット、FoldDown3個のボタンの組み合わせでそれらの切り替えを実現していた。今回の更新にあたっては、さらに操作をシンプルにできないか?というリクエストをいただき、Pro Toolsからの出力を整えるという前提に合わせて、いちから再設計を行った。やはり試写室という環境から、技術者が立ち会わずに作品を視聴するというケースもあるとのこと。この複雑なシステムをいかにシンプルにして営業系のスタッフが試写を行えるか?電源のON/OFFやシステムの自動的な切り替えはヒビノアークス様が担当し、AMXを活用してタブレットから用途に合わせたセッティングをGUIを使ったボタンより呼び出せるカスタマイズがなされた。その結果、できるだけ音声の切り替えも手数を減らしたシンプルな操作で間違いのないオペレーションが行えるようになっている。 導入された24FaderのAVID S6 株式会社WOWOW 技術ICT局技術企画部 シニアエキスパート 入交 英雄 氏 4K60Pを稼働させるプロダクトを AVID ProTools / Media Composer / NEXIS などが納まる映写室のラック 4K対応の試写室ということで、プロジェクターをはじめとする各機器は4K60P対応の製品がセレクトされている。Videoの再生装置としては、AVID Media Composerが導入されPro ToolsのシステムとはVideo Satelliteで接続が行われている。4K60Pの映像出力のため、AVID DNxIQが設置されプロジェクターとはHDMIにより接続が行われている。4K60Pの広帯域なデータ転送速度を必要とするデータストレージにはAVID NEXIS PROが選ばれている。帯域を確保するために、Pro Tools、Media Composerともに10GbEで接続され、400MB/sの速度が担保されている。これにより、非圧縮以外のほとんどの4K60Pのファイルコーデックへの対応を可能としている。 すべてAVIDのシステムを選択することで、安定した運用を目指しているのはもちろんだが、AVID NEXISの持つ帯域保証の機能もこのようなハイエンドの環境を支える助けとなっている。この帯域保証とは、クライアントに対して設定した帯域を保証するという機能。一般的なサーバーであれば、負荷が大きくなった際にはイーサネットのルールに従いベストエフォートでの帯域となるのが普通であるが、AVID NEXISは専用のクライアント・アプリケーションと通信を行わせることでその広帯域を保証するソリューションとなっている。 このMedia ComposerのインストールされたPCはFlux Spat Revolutionを使った作業時には、Flux Spat Revolutionの専用PCとしても動作できるようにシステムアップが行われている。Pro Toolsの接続されたMTRXから出力された2系統のMADI信号をRME MADIFace XTが受け取り、Flux Spat Revolutionが処理をして、再度MADIを経由してMTRXへと信号が戻り、そのモニターコントロールセクションによりコントロールが行われる。スピーカー数も多く、処理負荷も高くなることが予測されるFlux Spat Revolutionは、別PCでの信号処理を前提とした運用が可能なシステムとなる。もうひとつ、こちらのPCへはMAGIX SEQUOIAもインストールされている。ドイツ生まれのクラシック制作・録音ツールとして評価を受けるこちらのソフトウェア、ハイサンプルレート、各種3Dオーディオフォーマットにも対応しておりこちらもこだわりのひとつと言えるだろう。 各3Dオーディオフォーマット対応の核心、モニターセクション設計 それでは、このシステムを設計する上で核心となる、モニターセクションの設計に関して少し解説を行いたい。文字だけではどうしても伝え切れないので、各図版を御覧いただきながら読み進めていただきたいところだ。まずは、Pro Toolsからの出力を整理するところから話を始めよう。これは今回の更新までに入交氏がトライしてきた様々な制作のノウハウの結晶とも言えるものである。各3Dオーディオフォーマットの共通部分を抽出し、統一されたアウトプットフォーマットとして並べる。言葉ではたったの一言であるが、実際に制作を行ってきたからこその、実に理論整然としたチャンネルの並びである。 入力と対になるのが33本のスピーカーへの出力。さきほどのPro ToolsからMTRXへInputされたシグナルは、各オーディオフォーマットに合わせてルーティングが組まれ、MTRX出力から物理スピーカーへと接続される。こちらを行うためには、AVID MTRXにプリセットされているスピーカーセットでは対応することができず、Custom Groupと呼ばれるユーザー任意のスピーカーセットを使ってそのアサインを行った。 こちらの表でRoleとなっている列がCustom Groupである。Custom GroupはAVID MTRXの内部バスとして捉えていただければ理解が早いのではないだろうか。今回のセットアップでは、物理スピーカーアウトプットとCustom Groupのバスを1対1の関係として、固定をすることで設定をシンプルにすることに成功した。アウトプットを固定するのか?インプットを固定するのか?ここはどちらが良いのか両方のセットアップを作成してみたのだが、このあとの話に出るFoldDownの活用を考えると、アウトプットを固定するという方法を取らなければ設計が行えないということが分かり、このような設計となっている。 MTRXのモニターセクションは、インプットソースを選択する際に物理入力とCustom GroupのRoleの組み合わせを設定することができる。これにより、Custom Groupへ流れ込むチャンネルを同時に切り替えるが可能となる。この機能を利用して入力された信号を任意の出力へとルーティングの変更を行っているわけだ。 一般的にはダウンミックスを視聴するために活用されるFoldDownだが、AVID MTRXのこの機能はアップミックスを行うことも可能だ。それをフルに活用し、スイートスポットを広げるためにデフューズ接続を多用したPreviewモードを構築している。特にDolby Atmos時にスクリーン上下のスピーカーを均等に鳴らすことで、スクリーンバックのような効果を出すことに成功している。それ以外にも、Auro-3D®のプレビューモードでは頭上のVOGチャンネルをDolby Atmos配置の上空4本で均等に鳴らすことで、頭上からのサウンドのフォローエリアを広げている。このような自由なシグナルマトリクスを構成できるということは、AVID MTRXのモニターセクションの持つ美点。ほかにプロセッサーを用意せずにここまでのことが行えるのはやはり驚異的と言えるだろう。 このように、スピーカーを増やすことでさらに多様なオーディオフォーマットの確認ができるようにするとともに、操作性に関してはさらにシンプルにするという一見して相反する目的が達成された。追加更新前の状況でも世界的に見て稀有な視聴環境を有していたこの試写室が、さらに機能を向上させて当初の構想を完全な形として完成を見ている。ここでの成果は、WOWOWのコンテンツに間違いなくフィードバックされていくことであろう。さらに、昨今ICTへの取り組みも積極的な同社。様々な形、コンテンツで我々に「新鮮な驚きと感動」を届けてくれることであろう。 (中左)株式会社WOWOW 技術ICT局技術企画部 シニアエキスパート 入交 英雄 氏 / (中右)株式会社WOWOW 技術ICT局制作技術部 エンジニア 栗原 里実 氏 (右端)ROCK ON PRO 岡田 詞朗 / (左端)ROCK ON PRO 前田 洋介 *ProceedMagazine2019-2020号より転載
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2019/12/26

株式会社角川大映スタジオ様 / Dolby Atmos導入、いままでのジャンルを越えた制作へ

1933年に開所した日本映画多摩川撮影所から始まり、80年以上の歴史をもつ角川大映スタジオ。そのサウンドを担っているポスプロ棟の中にはDubbing Stage、MA/ADR、Foley、サウンド編集室というスペースが存在している。今回の改修ではMA/ADRのDolby Atmos化、サウンド編集室のサウンドクオリティの向上を図る改修工事のお手伝いをさせていただいた。製品版の導入としては国内初であるDolby Atmos Processer HT-RMU/J(MAC)や、Pro Tools | MTRXの機能を最大限に活かしたシステムアップなど機材面でも注目すべき改修工事となった。 映画、ドラマ、DVD、OTT作品など幅広い作業に対応したスタジオ 今回の改修のスタートだが、実はサウンド編集室の増設とサウンドクオリティ向上のための内装工事というものだった。当初はサウンド編集室をDolby Atmos対応の仕込みができるよう7.1.4chにスピーカーを増設しようというプランがあった。しかし、それだけではその後のマスタリングの工程が社内で行うことができずに、他のスタジオでの作業となってしまう。そして、サウンド編集室の天井高が十分ではないこともあり、理想に近い音環境の構築が困難であるということもあった。それならば、マスタリングまでできる環境としてMA/ADRを改修してしまうのはどうだろうか、と一気に話が進んだということだ。逆にサウンド編集室のDolby Atmos対応に関しては見送られ、MA/ADRで仕込みからマスタリングまでを行うというワークフローとなった。このような経緯でスタートした今回の導入計画その全貌をご紹介していきたい。 メインコンソールとなるAvid S6とその下部に納められたアウトボード類 今回の導入の話の前に、こちらのMA/ADRのスタジオがどのようなスタジオなのかというところを少しご説明させていただきたい。こちらのスタジオは映画、ドラマ、DVDミックス等やアフレコ、ナレーション収録からCMの歌録りなど幅広い作業に対応したスタジオとなっている。昨年メインコンソールをAvid D-ControlからAVID S6+MTRXの構成にアップデートした。Pro ToolsはMain、SE、EXと呼ばれる3台が用意され、映像出力用にWindows仕様のMediaComposerが1台用意されている。サラウンドスピーカーはGENELECで構築、LCRは8250A、サラウンドは8240Aとなっている。DME24とGLMネットワークによりキャリブレーションされ、AVID S6の導入と同じタイミングで5.1chから7.1chへと更新が行われた。今回の改修ではさらにスピーカーをDolby Atmos準拠の7.1.4chへ増設し、Dolby Atmos Processer HT-RMU/J(MAC)を導入。さらにはMTRXオプションカードを増設することによって、シンプルかつ円滑にAtmos制作ができる環境へとアップデートされた。 国内初導入となるDolby Atmos Processer HT-RMU/J(MAC) 今回行われた改修の大きなトピックとなるのが、国内としては初めての導入となるDolby Atmos Processer HT-RMU/J(MAC)の存在だろう。Dolby Atmos Processer HT-RMU/J(MAC)とは「Dolby Atmos Home」制作、マスタリングのためのターンキー・システムである。HT-RMUとは"HomeTheater-Rendering and Mastering Unit"の略で、Dolby Atmos Homeのマスタリングを行うマシンということである。2017年に取り扱いを始めた当初はWindows版しかなかったが、現在ではMac OSでのシステムアップも可能となっている。さらにSoftware Version 3.2からMac miniでの構築が可能となり、導入のしやすさは格段に上がった。コストはMac miniにすることにより抑えられ、Mac mini版のHT-RMUは税別100万円という価格になっている。Windows版、MacPro版は税別200万円であったので、半分のコストで導入することができるようになったわけだ。 HT-RMU/J(MAC)の場合はDanteでDAWと音のやり取りを行う。今回のケースではMTRXの”128Channel IP Audio Dante Card”と接続するだけでProToolsとの信号のやりとりはOKというシンプルな接続となっている。HT-RMU/J(MAC)のハードウェア構成としては、Mac Pro or Mac mini、 Sonnet /xMac Pro Server(III-D、III-Rでも可、Mac miniの場合はxMac mini Server)、Focusrite / RedNet PCIeR、Audinate / ADP-DAI-AU-2X0(タイムコード信号をDanteに変換しRMUに送る役割)、外部ストレージとなる。今回導入となった構成としてはMacPro、Echo Express III-Rという組み合わせとなった。3式のProTools のそれぞれがMac Proとなっており横並びで3台ラッキングされているのだが、その横に1台分の空きがあり、今回導入のHT-RMUのMacをそこへラッキングするためxMac Pro ServerではなくIII-Rの方が都合がよかったというわけだ。 HT-RMUのMacにインストールされたDolby Atmos Rendererアプリケーションにてレンダリング、マスタリングを行うのだが、同一ネットワーク内の別のMacからもそのRendererをコントロールできるRenderer Remoteというアプリケーションが用意されている。今回はHT-RMU含む4台のMacを新しくネットワーク構築している。3台あるProTools のMacすべてにRenderer Remoteがインストールされ、どのMacからもRendererをコントロールできる。また、オブジェクトのメタデータについても3台すべてのPro Toolsから送ることができるようになっている。 DigiLink I/Oカード、Danteカードの増設によりシンプルなシステムを可能にしたMTRX もう一点今回の改修で大きな鍵をにぎっているのはPro Tools | MTRXだ。新規に導入いただいたオプションカードは”128 Channel IP Audio Dante Card”1枚、 "DigiLink I/O Card"3枚の合計4枚となっている。”128 Channel IP Audio Dante Card”は今回のRMU導入の大きな手助けをしてくれた。128chの送受信を要求するHT-RMUとのやりとりがこのカードを入れるだけで済んでしまう。多チャンネルを扱う際にシンプルに多くのチャンネル数をハンドリングできるAoIP / Danteはかなり利便性に富む。 中央に見える4台並んだMacProの左3台がPro Toolsシステム、一番右のマシンとその上のシャーシの組み合わせにDolby Atmos Rendererをインストール。右ラックの最上段にはAvid MTRXの姿が確認できる。 また"DigiLink I/O Card"を3枚導入することにより、3つあるProTools間での音のやりとりがとてもシンプルでなおかつ多chとなった。導入前はHD I/O とMTRXがAESで信号のやりとりをしていたが、DigiLink I/O Cardの導入により各ProToolsが直接MTRXと接続される形となる。これまで、16chのやりとりであったものが、Main 160ch、SE 64ch、EX 32chと多チャンネルのやりとりができるようになった。SE、EXからMainにダビングするのはもちろんだが、HT-RMUからのRerenderer OUTを3つのProToolsどれでも録音できるようになっている。シグナルルーティングの組み替えはDADmanから操作でき、作業に合わせたプリセットを読み込むことで瞬時の切り替えも可能。このあたりのシグナルルーティングの柔軟性はMTRXならではといったところだろう。 今回の改修によりDanteカード1枚、DigiLinkカード3枚が追加され、ADカード1枚、DAカード2枚、AESカード1枚、と8スロットすべてを使用する形になっている。MTRXを核としたスタジオセットアップは、最近ではデフォルトになりつつあるが今回の構成はとても参考になる部分があるのではないだろうか。 サウンドクオリティ向上を図ったサウンド編集室 今回3部屋に増設となったサウンド編集室、ラックにはYAMAHA MMP1が格納される。後方に備えられたスピーカーの写真は7.1ch対応となっているサウンド編集室1だ。 サウンド編集室の更新も併せてご紹介したい。まず一番大きなポイントは2部屋だったものを3部屋に増設したということだ。もともとの2部屋は防音パネルを貼っていただけの部屋だったため外からの騒音が気になったとのこと。今回の工事では空調を天井隠蔽型に変更し、マシンスペースを分け二重扉を設置した。これにより気になっていた外部からの騒音もシャットアウトされた。また機材についても見直され、もともとはYAMAHA / DM1000が使用されていたが代わりにYAMAHA / MMP1が導入された。3部屋とも機材が統一され使用感に変化がないよう配慮されている。Pro Tools HDXのシステム(I/O はHD I/O 8x8x8)にモニターコントローラ兼モニタープロセッサーとしてYAMAHA / MMP1、スピーカーはGENELECという構成だ。ちなみに、YAMAHA / MMP1はiPadの専用アプリケーションにてコントロールを行なっている。サウンド編集室1は7.1chに対応し、2と3は5.1chなのだが7.1chに後から増設できるよう通線等はされ、将来における拡張性を確保している。 HT-RMUの導入から取材時点ではまだ1ヶ月も経っていないのだが、Atmos制作環境があることによっていままでになかったジャンルの仕事が増えたとのお話を伺えた。これから導入が進むことが予測されるDolby Atmosの制作環境だが、それをいち早く導入したことによるメリットはとても大きいようだ。今後は幅をさらに広げて、Atmos環境を活かしたさまざまな作品を手がけていきたいという。また、今回の導入で感じたことはHT-RMUの導入が身近になってきたということだ。実際、今回の改修では当初サウンド編集室の増設というお話だったが、最終的にはMA/ADRのAtmos化を実現、追加機材の少なさが鍵となったと言える。Dolby Atmos制作環境のご相談をいただく機会は格段に多くなっているが、リニューアルした角川大映スタジオのMA/ADRは、今後のDolby Atmos制作スタジオのケーススタディとして参考にすべき好例となるのではないだろうか。 (左)株式会社 角川大映スタジオ 営業部 ポストプロダクション技術課 課長 竹田 直樹 氏、(右)株式会社 角川大映スタジオ 営業部 ポストプロダクション技術課 サウンドエンジニア 小西 真之 氏 *ProceedMagazine2019-2020号より転載
Review
2019/12/25

Avid S1ついに発売開始!! 待望のコンパクトサーフェスが登場!!

Avidのブランニュープロダクト、Avid S1がついに発売となりました!ArtistMixが生産完了となり、その後継機種という位置付けの製品ではあるのですが、iPadとの組み合わせによりさらなる操作感の向上と、まるでS6のようなビジュアルフィードバックを得ることができます。残念ながらS1とArtist Mixを連携させて使用することはできないためArtistMixユーザーは『乗り換え』という形になりますが、最大4台まで可能なS1自体の連結やPro Tools|Dockとの連結で、上位機種となるS3/S4を凌ぐ(ような)システムを組み上げることも可能。大きな発展性を携えたAvid S1の魅力を見ていきます! コンパクトに詰められた機能性とさらに拡がる発展性 Avid S1 ¥168,300(本体価格:¥153,000) まず、Avid S1の概要をおさらいしておきます。8chフェーダーのコンパクトなコントロールサーフェスとなるS1は、Pro tools|Control改め「Avid Control」となったアプリをiPad等のタブレットにインストールしてワイヤレス接続。メーターからEQ、プラグインのパラメーターなどS6ライクなビジュアルで各種情報をコントロールし、8ch用意された100mmフェーダーで、コンパクトながらもプロユースにも耐えうるフィジカルなミックス環境を構築できます。ArtistMix後継機とも言えますが、それ以上にAvid ControlおよびDock等との連携による大きな発展性が魅力です。 それでは、基本的な仕様を見ていきましょう。サイズは幅312mm / 奥行377mm / 高さ97mm(iPad非装着時)と、Dockとの連結した使用を前提にしたデザイン・サイズ感です。Dockと連結することでトランスポート、ジョグホイール、フォーカスフェーダーといったDock側のマスターセクションとしての役割と連携しますので、統合コントロールサーフェスとしてシステムアップすることができます。S1自体も最大4台まで連結可能と、32chをカバーするS3/S4を上回る(ような)システムへの将来性も確保されています。なお、Dockとの連結についてはS1にパーツが同梱、S1同士の連結については筐体側面にマグネットが5ヶ所内蔵されており、S1同士を近づけると吸い付くようにフィットします。 従来モデルとなるArtistMixとのサイズ感はご覧の通りです。横幅はArtist Mixが427mmでしたので横方向は10cm以上もコンパクトになっています。ArtistMixの場合は、デザイン上連結して設置すると1台ごとのフェーダー部が離れてしまいミックスしづらい局面もありましたが、S1はもともと複数台の連結が想定された設計で、連結時にもフェーダー間隔に違和感のないミックスが可能になりそうです。 また、操作子のレイアウトもブラッシュアップされています。両者を見比べてみると、Solo/Muteボタンサイズが拡大され、これまでArtistMixではフェーダー横にあったAuto, ASSIGNボタンがフェーダー上部の位置に移動。フェーダー操作を邪魔せず、誤操作も防げるようになりました。フェーダーについてはS3、S4と同等のALPSフェーダー。タッチセンスの100mmモーターフェーダーで、キャップは違えどArtistMixと感触も変わらず、違和感なく移行できそうです。 ArtistMixではSoftKeyのアサインができませんでしたが、S1ではフェーダー下に並ぶ8個のボタンがSoftKeyに対応しているため、ユーザー任意の機能をアサインできるようになっています。こちらにトランスポート系をアサインしておけば、S1からのPro Toolsコントロール性もグッと幅が拡がります! Avid ControlでS6/S4ライクな制作環境へ iPad側には、先日リリースされたばかりの「Avid Control」をインストールして使用することになります。こちらは引き続き無償のアプリケーションで、Apple app Store、Google Playからダウンロード可能。Pro Toolsのホストマシンに別途Eucontrolをインストールが必要ですが、ワイヤレスで各ファンクションをコントロールできるのは大きな魅力です。また、Android OSにも対応を果たしましたのでタブレットの選択肢も柔軟になっています。いずれにせよ、ミキシングにS6/S4ライクなビジュアルフィードバックを追加できることは機能的にも制作環境を一段ステップアップさせてくれます! また、タブレットを2台用意すれば、写真のように1台のタブレットはS1のメーター表示として、もう1台はAvid Contorlアプリケーション、というような組み合わせでの使用も可能です。なお、写真でのiPadは12.9インチのiPad Pro。こちらを使用した場合はフェーダーとメーターの位置までピッタリ合っています!このとおりS1はiPad Proを使用する前提で設計されてはいますが、通常のiPadを使用しても機能は変わりませんのでご安心ください。 さらに言えばS1はタブレットがなくても動作します!タブレットを設置する受け台の取り外しができないのは少々残念ですが、例えば本体の上にPCディスプレイをアームで設置するなどすれば操作性にも連携した格好で制作が進められそうです。なお、タブレットがない状態でのS1はArtistMixと機能は同等です。 待望の登場となったAvid S1。マウスではできない複数チャンネルのフェーダーコントロール、100mmのフェーダーで繊細なオートメーションを記録する、大規模で複雑なセッションでの微細な各chコントロールなど、フィジカルにミックスできることには、まだまだ覆し難い優位性があります。このコンパクトで身近なプロダクトが登場することによって、そのメリットを新たにすることができるのではないでしょうか。RockoNでは渋谷店・梅田店にその実際をお試しいただける実機をご用意しています、いち早くPro Toolsとのシームレスな制作環境をご体験ください! ◎仕様詳細はこちらから / Avid S1 ホームページ
Support
2019/12/19

macOS Catalinaに暫定対応!! Pro Tools 2019.12 リリース!

一部のビデオコーデックに未対応の「暫定対応」という形ながら、Pro Toolsがついに待望のmacOS 10.15 Catalina対応を果たしました!年間サポートプランが有効のお客様は、すでにMyAvidアカウントから最新のPro Tools 2019.12をダウンロード可能です。 *Pro Tools 2019.12から、macOS Sierraがサポート対象外となりました。最新版をご使用の際は、必ず事前にご自分の環境をご確認ください。 Avid Knowledge Base Pro Tools 2019.12 リリース情報 Quick Timeファイルには未対応 Avidは今回のアップデートでのCatalina対応を「暫定対応」と呼称していますが、その理由をAvidは「Quick Timeファイルを直接取り扱うことができない為」と説明しています。これは、Apple社はmacOS Catalinaで64-bitテクノロジーへの移行を完了しましたが、Pro Toolsは現状、QuickTime MOVファイルのような特定のファイル・タイプのインポート・エクスポート・再生において外部の32-bitコンポーネントに依存していることに起因しています。 この問題については、今後のアップデートで対応を予定していることも同時に説明されています。 この件に関する詳細と、現状での代替ワークフローについては下記Avid Knowlidge Baseで詳細をご覧いただけます。 Avid Knowledge Base - macOS Catalina上のPro Toolsでサポートされるファイル・タイプ 逆に言えば、制限はQuick Timeに起因するものだけとなりますので、それらを使用しないユーザー様(音楽制作など)は、これまで通りにPro Toolsをご利用いただけます。 Video Slave 4 Pro を使用して、Quick Time ファイルを同期再生! 上述の通り、Pro Tools 2019.12ではmacOS Catalina上でPro Toolsのビデオトラックを使用したQuick Timeファイルの再生を行うことができません。しかし、Video Slave 4 Proを使用することで、macOS Catalina + Pro Tools 2019.12という環境でもQuick Timeファイルを扱うことが可能となります。 最新のmacOS + 最新のPro Toolsという環境でQuick Timeファイルを使用したい、というユーザー様はぜひVideo Slave 4 Proをお試しください。 Video Slave 4 Proの詳細はこちらから *体験版ダウンロードはこちらから(メーカーサイト) ナレッジベースも順次日本語に対応 Pro Tools 2019.12にアップデートをご検討のお客様は、ぜひ下記Avid Knowledge Baseもご一読ください。macOS Catalinaリリースは各方面で波乱を呼んだだけに、今回はすでに多くの情報が日本語化されています。 Pro Tools | UltimateをMAで使用する際に必要な各種互換情報 サテライト機能やAvidビデオ製品とともに使用する際の互換性に関する情報へのリンクがまとめられています。MAでの導入をご検討のユーザー様はぜひご一読ください。 http://www.avidblogs.com/ja/pro-tools-ultimate-ma/ Pro Tools 2019.12 リリース情報 対応OS、各種ドキュメントへのリンクなどの情報がまとまっています。 http://avid.force.com/pkb/KB_Render_Download?id=kA25A00000035A8&lang=ja Pro Tools 2019.12 リリース・ノート Catalinaの注意点のみ日本語化されています。バグ修正リストは英語のままとなります。 https://avid.secure.force.com/pkb/KB_Render_ReadMe?id=kA55A000000LlNy&lang=ja Pro Tools 2018 / 2019 システム要件 Pro Toolsシステム構築に必要なハードウェアの最小要件、互換性の確認されたハードウェアなどを確認できます。リリースされたばかりの最新Mac Proは未掲載です(メーカー検証中)。 http://avid.force.com/pkb/KB_Render_Compatibility?id=kA15A0000003UsL&lang=ja macOS Catalina上のPro Toolsでサポートされるファイル・タイプ ページ中段で、サポートされるファイル・タイプが表の形で一覧できます。下段には現状で考えられる代替ワークフローが紹介されています。 http://avid.force.com/pkb/KB_Render_Compatibility?id=kA15A000000cRv1&lang=ja Mac ガイド - macOS 10.15 Catalina 最適化とトラブルシュート macOS 10.15 CatalinaでPro Toolsを使用する際に推奨されるOS側の設定を確認できます。 http://avid.force.com/pkb/KB_Render_Compatibility?id=kA15A000000cRwJ&lang=ja
Broadcast
2019/12/18

名古屋テレビ放送株式会社様 / ファイルベース、その波のすべてを受け入れられる懐の深いシステムを

局内のファイルベース化へ積極的な更新を行う名古屋テレビ。今年はMAシステムの更新にともない、これまで運用していたシステムの大幅な刷新が行われた。7年前の更新時にいち早く各部屋のシステム統一と作業の共有を実現するためにファイルサーバーを導入。それを活用してきた名古屋テレビの次のステップとなる今回の更新をご紹介したい。 7年間の変化の中にあっても陳腐化しなかった まずは、これまでどのようなワークフローでの作業を行っていたかをご紹介したい。システムの中心となるファイルサーバーにはGBLabsのSPACE 32TBを採用し、6室あるMA室と、3つの仕込み室の端末それぞれからダイレクトにアクセスを行い、ローカルにファイルコピーを行うことなく作業を行っていた。VTRで持ち込まれたMA素材は、Telestream Pipelineによりインジェストし、ファイルとしてサーバへ取り込みワークビデオとするシステム。編集からファイルで投げ込まれた素材は、こちらもTelestream Episodeで自動的にワーク用のVideoFileへとTranscodeされるシステムを活用し運用を行っていた。 今回の更新までの間でも、HDCAMでの運用からXDCAMとの並行運用となったほか、編集システムの更新にともなうファイルベースでのワークフローの加速と、様々な変化はあった。MAのシステムとしては、当初よりファイルの受け渡しを前提としてNASベースのシステムであるGBlabs SPACEを採用していた。NASベースであるため、編集のシステムから簡単にアクセスでき、ファイルのコピーなどもOSの機能で実現できるという柔軟性が、この7年間の変化の中にあってもシステムが陳腐化しなかったポイントだと言える。 各部屋のMAシステムは、Pro ToolsにYAMAHA DM1000を組み合わせたシステムを運用してきたが、今回の更新ではシステムのさらなるブラッシュアップを目指し、AVID MTRXをシステムの中心としたシステムを構築している。これにより長らく使用してきたDM1000はMAのシステムから外れて非常にシンプルなシステムとなった。モニターコントロールもDADmanを使い、MTRXの機能を活かしている。音質に関しても、定評のあるAVID MTRXのDAを用いて、引き続きの使用となるmusikelectoric Geithain のスピーカーへと接続される。ファイルベースでの作業がメインとなるということでPro ToolsとMTRXが中心となったこのようなシンプルなシステムが成立している。もちろん、すべてのMA室(サラウンド対応の1MAは除く)は、同一のシステムとなっている。 このようなシンプルなシステムとすることで最小限の機材量となり、ワイヤリング量も減らすことができイニシャルコストの削減にもつながった。 各メディアを用いた作業はファイルベース化移行に伴い減っているがいまだに残るHDCAMの作業、現状のメインであるXDCAMの作業となる。こちらに関しては、Vikinxのルーターを活用し、最低限の台数のVTRを各部屋で共有するシステムがこれまで通り活躍している。MA作業に回ってきたVTRはVikinxのルーターでTelestream Pipelineへと接続、インジェストされてファイルベースでの作業を実現する。戻しの際には、Pro Toolsから任意のVTRへとパッチが行えるように設計されている。この部分はメンテナンスを行ったものの、従来通りのシステムが残された。 完全ファイルベースでのXDCAMワークフロー 今回の更新では、サーバー経由でのファイルベースのやり取りに加え、XDCAM Discを前提としたファイルベース化の追加更新が行われた。2台のMac miniがXDCAM Discに対してのファイルベースワーク用に新規導入されている。このMac miniにはSONY PDW-U2が接続され、直接XDCAM Discの中のファイルをサーバーへとコピーできるようになっている。これまでは、Pipelineで実時間を使ってファイルへの起こしを行っていたが、このシステムでファイルコピーを行うことで1/3程度まで高速化が期待できる。このサーバーへのコピーには、SONY Catalyst Browseが活用されている。 このワークフローで問題となるのが、Timecode Characterがないということ。VTRからの出力であれば、TCキャラがついたOUTを選ぶことでTCキャラ付きのファイルを起こすことができた。今回のXDCAM Discからの直接の読み込みでは、TCキャラ付きの素材を得ることはできない。これを解決するために今回の更新ではVideo Slave 4 ProをすべてのPro Tools端末へインストールすることになった。 これまでにも本誌等で紹介しているVideo Slaveは、XDCAM MXFファイルのTImecode情報を読み、TC Overlayとして画面へ表示を行うことができる。さらに、Pro Toolsで読み込むことができないXDCAM MXFファイルのAudio Tracksをエクスポートすることもできる。具体的には、Video SlaveでXDCAM MXFファイルを読み込み、そこからAudio TracksをWAVファイルとして書き出し、それをPro Toolsへ読み込ませる。このようなワークフローとなる。XDCAM MXFを前提としたPro Toolsのワークフローで問題となる部分がこれにより解消されている。 そして、MA作業後のAudio Insertもファイルベースで行うべく、CineDeck社のCineXtoolsが導入された。このソフトウェアは、Video FileをあたかもVTRのように取り扱うことができるソフトウェア。ソフトウェアベースながら、あえて破壊編集を行うことでVTRライクな挙動をする。ファイル全体のAudio Insertも、IN/OUT点を設定しての部分差し替えも設定次第で自由に行うことができる高機能な製品だ。インサートする素材はWAVファイルとなるが、それ以外に任意のトラックを無音にしたり、1Kを挿入したりといったことも可能だ。 XDCAM Discから読み込んだファイルに対し、MA上がりのWAVファイルをInsert編集し、XDCAM DISCへとコピーする。名古屋テレビのシステムは基本的にすべてのデータをサーバー上に置いたままで、というのが前提である。サーバーに接続されたこちらの2台のMac miniはXDCAM Discからコピーしたファイルへも、MA終わりのWAVファイルへも、ダイレクトにアクセスができる状況にある。ファイルコピーを一切行わず、マウントされたサーバー内のデータを参照することですべての作業が行えるということだ。これが、今回の更新で追加された完全ファイルベースでのXDCAMワークフローとなる。ついに、一切ベースバンドを介さないXDCAM Discを使ったMAワークフローの登場である。 ファイルベース・インジェストとcineXtoolsがインストールされた2セットのMacminiシステム。 3段構えのサーバーシステムを構築 もう一つの更新点であるサーバー関連はどうだろう。これまでメリットの大きかったGBLabsのシステムはそのままに、その周りを固めるシステムが大幅に更新されている。今回はさらに一歩踏み込み、アーカイブまで考えたシステムの更新を実施している。中心となるGBLabs SPACE 32TBは、その後継に同社 FastNAS F16 Nitro 96TBへと容量をアップさせての更新となった。そして、長期保存を前提としたニアライン・サーバーとしてSynology社の12Bay + 12Bay拡張シャーシのシステムが導入された。こちらの各ベイには、14TB HDDが収まりトータルで336TBという容量を実現している。これにより、長期間に渡りMAデータをオンラインの状態のまま保管することができるようになる。毎日増分のバックアップがFastNASからSynologyへと行われ、FastNASでデータを消してもSynologyには残っているという状況が構築されている。 今回導入となったSynology、XenData、FastNASが収められたマシンルームのラック。 さらに、長期間のアーカイブ用途にSONY ODA(Optical Disc Archive)が導入されている。そしてこのデータ管理用にXenDataが新たに導入された。XenDataはODAに書き込んだデータのメタを保持し、検索をするということを可能にする。何も準備をせずにODAに書き込むと、どこに何が入っているのかすぐにわからなくなってしまう。このようなメタ管理を実現する製品を導入することでアーカイブを行ったが、いざ使おうと思った際に見つけるのに非常に苦労をするので、結局保存だけして使わなくなってしまった、などということはなくなるのではないだろうか。 さらに、ODAは書き込めるファイル数の上限がある。Pro Toolsのセッションデータのように膨大なファイル数を持つデータをアーカイブしようとすると、Disc自体の容量は空いているのに書き込めなくなるということが起こってしまう。XenDataはセッションデータをフォルダごとにZip圧縮してから書き込むことができるため、ODAの容量いっぱいまで使うことができるシステムとなっている。 また、以前はGBLabs SPACE 32TBから直接ODAにファイルの移動を行っていたため、サーバーの負荷が増しMA作業に影響を与えていた。ニアライン・サーバー構築したことでアーカイブがMA作業に影響を及ぼすこともなくなった。 このように、サーバーシステムは、実運用のための高速な製品=GBLabs FastNAS、速度はほどほどで大容量のニアライン=Synology、長期保存用のアーカイブ=XenData & SONY ODAと3段構えのシステムが構築できた。こちらのワークフローはまさにいま始まったばかり。どれくらい番組の過去素材が必要となるのか?まさに変革のときである放送のあり方、そして各種メディア戦略、そういった部分に密接に関わる部分である。大前提として、消してしまうより保管できるのであればそのほうが良いのは間違いのないことである。今後このシステムがどう運用され、どれくらい活用されていくのかは非常に興味深い部分である。さらにアーカイブのワークフローを自動化することにより作業時間の短縮にもつなげている。 今回の更新では、MTRXの導入というサウンドクオリティーにも直結するブラッシュアップで順当なシステム自体の年次更新を行い、システムの中核となるサーバーに関しても後継のモデルへ更新された。そして、ファイルベース・ワークフローを加速するPDW-U2 & CineXtoolsの端末の導入で、あらゆるパターンのファイルベース運用に対応できるシステムの構築。さらにはニアライン、アーカイブという次の時代を見据えた、制作された後のデータ管理にまで踏み込んだ更新となっている。 VTR運用からファイルべースへ、その過渡期としてのXDCAM Discを介したワークフロー。未来に見える完全ファイルベースでのシステムへと将来性を担保しつつ、いま考えられる最大限の準備が行われ、まさにこれからのMAシステムのあり方を提示するかのようなシステムが完成した。間違いなくファイルベースの流れはとどまること無く様々なシステムを飲み込み、変化を続けるであろう。今回更新のシステムは、その波のすべてを受け入れられる懐の深いシステムといえる。だからこそ、このシステムが周りの状況に合わせてどのように変化するのか、どのような運用がこのシステムから生まれるのか。これからファイルベースワークフローの最新形をここで見ることができるはずだ。 名古屋テレビ放送、東海サウンドスタッフの皆さん *ProceedMagazine2019-2020号より転載
NEWS
2019/12/18

ROCK ON PRO 年末年始休業期間のご案内

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。 大変恐縮ではございますが、下記期間を年末年始の休業期間とさせていただきます。 お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご了解のほどお願い申し上げます。 ◎ROCK ON PRO 渋谷・梅田事業所 年末年始休業期間 2019年12月28(土)〜2020年1月5日(日) なお、新年は1月6日(月)からの営業となります。 新年もより一層のお引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。
NEWS
2019/12/13

Avid Controlリリース!ついにAndroidにも対応、ワークに豊富なビジュアルフィードバックを追加!!

タッチモニターを使用してPro Toolsをより直感的にコントロールすることを可能にするPro Tools | Controlがアップデートされ、Avid Controlとしてリリースされました。このアップデートにより、待望のAndroid端末に対応も果たしています。単独での使用だけでなく、Pro Tools | S3、Pro Tools | Dock、および、リリース目前のPro Tools | S1とともに使用することで、ミキシングにS6/S4ライクなビジュアルフィードバックを追加することが可能となります。ミックスをよりすばやく直感的に。Apple app Store、Google Playから無償でダウンロード可能です!(Pro Toolsのホストマシンに別途 Eucontrolをインストールしてください。) コントロールサーフェスにビジュアルフィードバックを追加 Avidのフラッグシップコンソールである Pro Tools | S6 (およびS4)は、セッション内の情報を視覚的に表示するためのディスプレイモジュールを使用することができます。Avid Controlを使用すれば、Pro Tools | S3、Pro Tools | Dock、そして発売直前のPro Tools | S1に、S6/S4と同等のビジュアルフィードバックを追加することが可能となります。 IBC 2019 で展示されていた、S1 + Pro Tools|Dock + Avid Control 待望のAndroid OSに対応 従来のPro Tools | ControlはiOSのみの対応だったため、導入にはiPadが必須で、導入コストが障壁となる場合がありました。Android端末が使用可能となったことで、これまでよりも手軽にビジュアルフィードバックを導入する選択肢が増えたことになります。 InterBEE 2019 弊社ブースでS1とともに展示されたAvid Controlは、Android端末で動いていた。 よりS6ライクなビジュアルに GUIも刷新され、よりS6/S4に近いものになりました。セッション全体から目的のトラックに素早くアクセスできるグローバルコントロールの追加や、メーター、プラグイン表示/コントロールが刷新されています。 その他、機能概要・新機能はAvid WEBサイトをご覧ください フィジカルサーフェスとの使用だけではなく、単体でPro Toolsとともに使用するだけでもワークの効率を大きく改善することができるAvid Control。その他詳細、機能概要・新機能はこちらからAvid WEBサイトをご覧ください!
Tech
2019/12/12

RIEDEL / ARTIST and MediorNet 〜Fomula 1を支える、AoIP/VoIPがもたらす革新〜

インカムの世界的なトップメーカーであるRIEDEL。ユーザーの要望に応える形で多機能、そして高い信頼性を備えた製品を多数リリースしている。その成り立ちをひも解くと、最初は無線機のレンタルから事業をスタートしているという。ここでいう無線機とはトランシーバーを想像してもらえればいいだろう。トランシーバーは近距離であれば免許が必要なく利用できるが、距離が長くなると公共の電波を利用するための免許や許可が必要となる。これらを代行しつつ機器を貸し出すというサービスはひとつの事業として各国に存在している。 RIEDELがそのユーザーのニーズに応えながら様々なサービスを展開していく中で生まれたのが、ユーザーの要望する機能を実現するために作った様々な機器。この経緯を踏まえると、機能的には明確な現場目線のビジョンにより設計され、レンタルを前提とした高頻度の使用に耐えうる高い信頼性を持った製品を開発しているといえるだろう。今回は鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリへ足を運び、シビアな現場でのRIEDELの信頼性はもとより中継制作スタイルをも一新させたその革新性に迫る。 世界のビッグイベントを支える 前述のようにRIEDELはトランシーバーのレンタル業として1987年にドイツ東部ケルンの近郊、ウッパータールという街で創業している。トランシーバーに関しては1981年よりMotorolaの代理店であり、これは現在でも続いている事業のひとつである。それと同じ年にRIEDELにとって初のオリジナルプロダクトである無線機とインカムを接続するインターフェースユニット、RiFaceが登場している。当初より放送業界向けにレンタル事業を展開していたということもあり、その流れからオーストリアの放送局のリクエストを受けてオリジナルの製品の製造をスタートしたそうだ。いま存在しない機械は自分たちで作ってしまおうという積極的な姿勢は今でも変わらず、展示会などでも常にフレッシュな展開を行なっている。 その中で大きな転機となったのが、1993年のFomula 1への機材供給だ。現在どのように進化を遂げているかはこの後に詳しくご紹介するので割愛するが、20年以上前からコミュニケーションシステムの提供を行っている実績は世界的にも認められ、WRC=World Rally ChampionshipやDTM=ドイツ・ツーリングカー選手権など大きな大会へのコミュニケーションシステムのレンタルを展開している。 さらには1994年の国際スポーツ大会での採用である。ノルディック複合団体で阿部雅司・河野孝典・荻原健司選手が金メダルを獲得、スキージャンプ団体では原田雅彦選手が失速し惜しくも銀メダルになったシーンが印象的なあの大会だ。この大会をきっかけに、様々な国際的スポーツ大会においてもインカムシステムの構築を担うようになった。大規模な世界大会を成功させるためには、スタッフのコミュニケーションツールとしてインカムが重要なのは説明するまでもないだろう。 それまでのレンタルで蓄積された無線技術、そしてインカムのノウハウが活かされた結果、現在ではFIFA World Cup、UEFA Euro、Eurovision Song Contest、残念ながら今年限りで終了してしまったRed Bull Air Raceなどビッグイベントでの採用につながっている。また、EXPO 2000ハノーバーでは、会場全体の無線のシステム設計を行うまでになっている。この時にはなんと3000ch以上の無線をハンドリングし、各パビリオンのインカムから、セキュリティー、ステージイベントまですべての管理運営を行なっている。そして映像と音声の伝送には光ファイバーが用いられているが、ここが現在のRIEDELの製品の強みであり、他社の追従を許さない部分だ。 その信号すべてがMediorNetの1本の光ファイバーで そして、2009年にRIEDELのフラッグシッププロダクトであるMediorNetが誕生する。このMediorNetへ通じるストーリーは非常に明確だ。トランシーバーのレンタルから始まり、トランシーバーとインカムの相互接続を行う機器をリリース。その後、数多くの大規模なスポーツや各種イベントへの機材の提供から、理想のインカム、パーティーラインの構築ノウハウを獲得。そして、映像と音声の伝送。これらの集大成がこのMediorNetとなる。 インカム由来の製品とは思えない非常に多機能な製品である。例えばMN-Compact PROという製品では3G-SDI、Analog Audio、AES3、MADI、RS232/422、GPI、SyncRefarence、音声ネットワークのRockNet、MediorNet接続用の光ファイバーと、これだけの端子が搭載されている。そして、これらの信号すべてがMediorNetの1本の光ファイバーで伝送できるシステムである。 MN-Compact PRO 機能を挙げ出したらきりがないが、10年前から現在技術的な話題の中心となるAoIP / VoIPを束ね、さらには制御系の信号までも含んだネットワークを独自に作り上げていたのが、このRIEDELというメーカーなのである。現在は80Gbpsの帯域伝送ができ、この帯域幅であれば48本のHD-SDI信号の伝送が可能である。それ以外に1GbEの回線では、100以上の回線数を持つインカムネットワークの構築が可能、これらが一つのシステムで成立してしまうというのがMediorNetの持つ大きな魅力である。 会場すべての映像と音声を集約して伝送 ピットウォール、こちらでドライバーはもとより各スタッフとの通信も行なっている。 ここからは、今回取材したFomula 1 Suzuka Grand Prixの話題に移りたい。現在RIEDELはFomula 1のほぼすべてのチームのインカム回線と、オフィシャルの車載カメラ映像回線、そして会場内のレース・オフィサー(審判)向けのインカム、中継用カメラ回線、この大会運営に必要なすべてのコミュニケーション回線をハンドリングしている。これらのシステムは鈴鹿サーキットに常設されている設備ではなく、すべて仮設で設営し解体して次のサーキットへ持ち込むということを行っているそうだ。その実際を見る限りではそれが仮設であるとはとても思えないクオリティ、さすがは世界トップレベルのモータースポーツである。これらのシステムはすべてレンタルであり、広い会場中に光ファイバーの回線を引き回すところからRIEDELの仕事は始まっているという。F1サーカスという言葉があるが、RIEDELもそのサーカスの一員であるということだ。 ピットウォールを這うように続くケーブル、これを毎レースごとに敷設するそうだ ピットウォールに敷設された光ファイバー それではF1でRIEDELの機器がどのように使われているか見ていこう。まずはF1マシンからだが、ピットとドライバーを無線で結ぶインカム、その無線にはなんと車載カメラの映像が一緒に伝送されているそうだ。車載カメラとその送信機はRIEDELのカスタムの製品で、エンジンの回転数や燃料残量、アクセルペダル、ブレーキペダルの操作といった車体の各種データも同じ回線で行なっているということだ。MediorNetの技術を持つRIEDELならではのノウハウで、映像も音声もシリアルデータも伝送したいものはすべてひとつの機器で送れるシステムとなっている。 Bolero用のアンテナは全チームで共有して使用するが、マトリクスインカムのため混線はしない このアンテナで2000chをハンドリングしている このようにして無線で送られた信号は、広いコースの中の1箇所に設置されたアンテナで送受信を行っている。クレーンのブームの先に設置されたアンテナは全部で5本。デジタル送信が送受信各2本と、バックアップのためのアナログ送受信が1本という内訳。1.8GHzの帯域を利用し、キャパシティーとしては2000chのハンドリングが可能なシステムが構築されている。レースごとに利用チャンネル数は増減するということだが、今回の大会では約1400chが使われているということ。受信された信号は、クレーンの下のテントに送られ、そこからピットに設置されたセンターへと光ファイバーで送られてくる。センターへはコース各所の中継カメラ、固定カメラ映像、アナウンサーブースからの音声なども送られてくる。要するに、会場すべての映像と音声がここに集約されているということだ。ここから、審判席や各チームのピット、さらには国際中継回線、変わったところではチームの開発拠点へと必要な回線が配られている。文字にしてしまうとシンプルだが、実際にそのシステムを目の当たりにするとそのスケールの巨大さに衝撃を受ける。 インカムシステムのマネジメント ボタンごとにインカムの呼び出し先が割り振られている インカムのシステムは、各チーム6ch程度のパーティーライン回線を使用しているということだ。ドライバーごとに担当スタッフが分かれているので、各チームに大きく2つのグループラインが組まれており、受信機はスタッフ一人ごとに専用設定された端末を利用している。各ピットの入口付近には、大量の無線機がヘッドセットとともに整然と置かれている。無線機はまさにいま世代交代が行われているところということで、これまでメインで使われていたMotorola製のTetraがまだまだ多いが、徐々にRIEDELのオリジナル製品であるBoleroに入れ替えが進んでいるというとこだ。 Tetraは基本的に1台でひとつのチャンネルだが、Boleroであれば1台で6chのハンドリングが可能。チームリーダーなど2回線以上を必要とするスタッフは、Tetraの場合2台も3台も腰にぶら下げている姿を確認することができる。これがBoleroであれば1台で済むというのは、やはり世界中を飛び回るスタッフにとっては少しでも負担が減る嬉しいテクノロジーの更新といえるだろう。なお、2台のTetraを持つスタッフのヘッドセットには2つの送信ボタンがあり、どちらのチャンネルに送信をするのかをそのボタンで選択することができる。また、それぞれ個別のスタッフに携帯電話のように連絡を取りたい際には、Tetraで個別のレシーバーに振り分けられた番号をプッシュすることで通信が行える。通常は、パーティーラインで運用をしているが、一歩踏み込んだ使い方ももちろん可能となっている。 Bolero インカムのパーティーラインの設計はチームごとに異ったパターンがあるということだ。ドライバーの回線、ピットクルーの回線、監督などマネジメントスタッフの回線、それらをドライバーごとに別々の回線を用意しているチームもあれば、ある程度のスタッフ間で2名のドライバーの回線が共有されているチームなど様々だということ。もちろん、これらの回線にはレース・オフィシャルの回線が加えられている。このような回線のマネージメントを、すべてRIEDELが担当をしているということになる。 アンテナの紹介部分で触れたアナログ波は、セーフティーカーとレスキュー、レース・オフィシャルのみのバックアップとして設計されているということだ。やはりこれだけの膨大なチャンネル数をアナログ波でバックアップを組むことは難しく、必要最低限な部分だけをフォローする設計になっている。もちろん、特定のチームだけバックアップをつくるということは、不公平を生じる原因になるというのも要因ではないかと考えられる。 BBCのアナウンサー、腰下にはBoleroのベルトパックが見える これらのインカム回線でのやり取りは、TV中継などでもTEAM RADIOとして我々も耳にすることができる。その中継回線への信号の受け渡しも、やはりRIEDELのArtist Networkを介してということになる。もちろん、各チームの回線はすべてレース・オフィサーが聞くことができるようになっているのは言うまでもない。そして、すべての回線は録音・記録が行われ不正行為が行われていないかの証拠として保存される。 TV中継のワイヤレス・システムも音声・映像ともにRIEDELのサポートでフォローされている。会場で紹介をしてもらったBBC RadioのアナウンサーもBoleroを使っている。実際のスタジオスタッフはロンドンに待機しており、完全にリモートプロダクションでの制作がおこなわれているということ。会場には我々が見る限りでは3名(アナウンサー、カメラマン、ディレクター)のみ。Boleroに接続されたマイクでインタビューを行い、その音声はそのままロンドンのスタジオへと届けられることとなる。ラジオ放送であれば、それこそアナウンサー1人とBolero1台があれば完結する。なお、テレビ制作はFOMの下でドイツのRTL Televisionが行っており、ケルンのスタジオでリモートプロダクションでの制作が行われているとのことだ。Boleroはインカムの双方向回線の一部をオンエア用の回線とすることが可能なシステム。音質に自身のあるRIEDELのシステムならではの美点である。 レース会場を中心に世界中がひとつのシステムに ラックに組み込まれたMediorNetとArtist、F1サーカスの中枢だ 取材の最後に実際のArtist Network、Mediornet Networkが収納されるラックを見せてもらうことができた。通常は立ち入ることのできないセキュリティーゾーンにあり、専用の発電機から供給される電源によって稼働するレース運営のセンターコアにあたるシステムだ。多数のArtistが各チームのパーティーラインを確立し、MediorNetがリモートプロダクションを行う本国スタジオへと接続、とまさにシステムの中核部分。映像回線に関してはすべてをそのまま送るのは帯域の問題なども発生するため、一旦中継ブースを経由したものが送られてきているということ。そして、それらすべてを記録するサーバーが二重化され24時間体制で稼働をしている。このサーバーは審判記録にもなるということで、各ブースに設置されたカメラ画像も記録されている。F1はレギュレーションで車の整備を行うことができる時間が厳しく制限されている。こういった不正行為の監視にもRIEDELが一役買っているということになる。 このラックシステムから各回線は、RIEDELの子会社であるRIEDEL Networkが管理するInternet回線を通じてRIEDEL本社、中継を行っている放送局(ドイツ)、各チームの開発拠点などへ送られている。RIEDEL本社では、全チームのテレメトリーなどのデータのバックアップ記録がリアルタイムで行われている。まさに、レース会場を中心に世界中がひとつのシステムとして動いている。 このように、レース運営のバックボーンとなるシステムをほぼすべてに渡りフォローするRIEDEL。これは毎年すべてレンタルでシステムが構築されているということだ。RIEDELのF1担当スタッフは、シーズン中はほとんど家に帰ることもできずにF1チームとともにサーキットを移動する生活をしているということ。レースのある1週間前には、まず光ファイバーなどの回線の先行敷設を行い、チームトラックなどと一緒に届く機材を接続する。週を連続して開催されるレースでは、一旦次のレース会場に乗込みケーブルを敷設、週末は前レースの現場に戻りバラシから搬出までを行い、次のレース会場に機材とともに移動をする、というハードなスケジュールになる。ほとんどのスタッフはRIEDELの社員であり、みんなMotorSportsが好きなスタッフが集まっているという。全体を統括するスタッフ、各チームの専属としてフォローをするスタッフ、30名程度のチームが動いているということだ。2月の公式テストから11月末までの長いシーズンを乗切り、2ヶ月間のバケーションを取るという生活をしているそうだが、本当に好きでなければできない仕事ではないだろうか。 ●MediorNet RIEDELのフラッグシップ・ソリューションであるMediorNet。ユーザーの利用規模に応じて、筐体の選択が可能なNetworkベースのソリューション。そのNetworkの魅力はなんといっても様々な種類のデータの伝送が可能だということに尽きる。最新のソリューションでは80Gbpsの帯域伝送で、双方向に48本のHD-SDI、MADI、数え切れないインカム用のオーディオ、GigaBitEthernetなどの伝送が可能となる。Audio/Video/Dataの区別はなく、機器間での双方向通信を実現する。同社のインカムシステムArtist、Boleroの上位のシステムとして、それらの回線を含んでさらに様々な種類のデータの伝送を実現するソリューションである。Opticalベースのテクノロジーであり、遠距離の通信も得意とするところである。 ●Bolero 次世代を担う、RIEDELのワイヤレス・コミュニケーション・ソリューション。アンテナ自体がマネージメント機能を持ち、各種の設定が可能となっている。Boleroのベルトパックは6チャンネルのハンドリングができ、ヘッドセットなしでも利用できるようにマイクとスピーカーもビルトインされている。ベルトパックとアンテナのみで構築可能なStandaloneモードと、Artistシリーズのインカムシステムに組み込んでのIntegratedモードの2種類の利用方法により、ユーザーの規模に合わせた柔軟なインカムシステムとなる。最大ベルトパック50台、アンテナ100台までの拡張が可能。アンテナへの回線の接続は、AES67が使われておりPoEによる電源供給での動作もできる。 現場のニーズに合わせた製品の展開をバックボーンに、最先端のソリューションを提供し続けるRIEDEL。ビッグイベントを支えるその仕事は、インカムからスタートしたとは思えないほど会場の隅々まであらゆる形で存在している。ちなみに、F1の入場ゲートなどのセキュリティーシステムも数年前まではRIEDELの提供であったということだ。このような大規模なスポーツ大会をはじめ、昨今ではeSportやコンサートなど多岐にわたるサポートを行い、世界最高峰の現場から生まれるニーズにより製品が開発される。いま、最新技術として注目を集めるVoIP/AoIP規格SMPTE ST-2110だが"One of Them"と言えるのはこのメーカーくらいではないだろうか。ありとあらゆる種類の回線と信号を扱うことができるRIEDEL、彼らにとってはST-2110も"One of Them”なのである。 *ProceedMagazine2019-2020号より転載
Music
2019/12/06

Mac mini + Pro Tools / そうだ!Mac miniで行こう!

制作現場の業界標準として導入されているMac Pro。新Mac Proの登場も迫っていますが、もう一つ改めてその存在を取り上げたいのがMac miniです。旧Mac Pro(黒)が衝撃的なフォルムで登場したのは2013年のこと、すでに6年の時間が経過し、ブラッシュアップを重ねて新モデルに移行しようとしています。その一方でMac miniも着実な進化を遂げており、現行モデルでは旧Mac Pro(黒)のスペックを勝るとも劣らない構成が可能に。Pro ToolsほかアプリケーションのMac OSへの対応も考慮すると、安定した旧OSとの組み合わせでの稼働も可能となるMac miniという選択肢は一気に現実味を帯びてきます。安定した制作環境が求められる業務の現場に新たなセレクトを、Mac miniでのシステム構築を見ていきます。 ◎チェックすべき4つのポイント 1:安定した旧OSでの対応も可能な制作環境 Pro Toolsのシステム要件とされているのは、macOS 10.12.6, 10.13.6, あるいは 10.14.6 のOSを搭載したIntel® Mac。Mac miniでPro Toolsとも緊密な安定したOS環境を整えることにより万全の制作体制を構築することも可能です。 2:Avid Pro Tools 動作推奨モデル Avidの推奨動作環境として挙げられていることもMac miniでのシステムアップにとって安心材料です。Pro Toolsシステム要件ではサポートする拡張シャーシなど環境構築に必要な情報も記載していますので、詳細は下記よりご確認ください。 <参照>Avid Knowledge Base:Pro Tools 2018 / 2019 システム要件 3:旧MacProとも劣らない充実のスペック 多彩なオプション選択で、旧Mac Proに勝るとも劣らないほどのスペックを構築。特にCPU・メモリの世代交代はパフォーマンスに大きな影響をもたらしているほか、メモリのオプション設定も旧Mac Proで最大32GBであったのに対し、64GBまで増設可と大きな魅力に。充実のスペックで制作システムのコアとして機能します。 4:導入しやすいコストとサイズ、そして拡張デバイスでの可能性 最大スペックのオプション選択でも¥389,180税込と、導入コストの優位性は見逃せません。約20cm四方・厚さ3.6cmのスクエアな筐体は省スペース性にも優れ、TB3の広帯域に対応した拡張デバイスがシステムをスマートに、そして制作の可能性を広げます。 ベンチマークで見る、いまのMac miniのポジション ◎PassMark・ベンチマークスコア比較 Mac miniのCPUは第8世代Core Processer - Coffee Lakeです。業務導入での比較対象となる旧Mac Pro(黒)は第3世代Core Processer - Ivy Bridgeを採用しています。なんと世代で言えば5世代もの進化の過程があり、単純にクロックスピードだけで比較することはできなさそうです。そこで、ベンチマークテストの結果をまとめてみました。 まず、第3世代のCore i7との比較ですが、当時のフラッグシップとなるクアッドコアのCore i7-3770K(3.5-3.9GHz)のスコアは9487、対してMac miniでオプション選択できるは第8世代 6コア Core i7-8700(3.2-4.6GHz)は15156の数値。実に1.6倍ものスコアの開きがあり、同一クロックであれば約2倍のスペックを持つと考えても良いのではないでしょうか。また、旧Mac Pro(黒)のCPUとなるXeon E5-1650v2(3.5GHz)とも比較すると、第8世代を携えたMac miniのスコアが上回るという逆転現象に行き着きます。世代間でのスペック向上は非常に大きく見逃せない結果です。 メモリに関しても、旧Mac Pro(黒)はDDR3 1866MHz ECC、Mac miniはDDR4 2666MHzとメモリ自体の世代も異なってきます。DDR3とDDR4では理論値として同一クロックでのデータの転送速度は2倍に、さらに動作クロック自体も1.5倍となっていることを考えると、実際の制作作業におけるパフォーマンスは大きく変わってきそうです。 ◎Mac miniのプライスレンジを確認 Mac miniのラインナップは主に2つ、クアッドコアと6コアのCPUとなります。そのうちPro Toolsの推奨モデルとしてAvidホームページに掲載されているMac miniは「Late 2018 Mac mini 8,1 6-Core i7 'Coffee Lake' 3.2 GHz」および、「Late 2018 Mac mini 8,1 6-Core i5 'Coffee Lake' 3.0 GHz」の2機種ですが、Pro Tools|UltimateではIntel® Core i7 プロセッサーを推奨していますので、6コア 3.2GHz Core i7のCPUを選択することになります。 ここにメモリの要件「16GB RAM (32GB以上を推奨)」を考慮すると、メモリ容量違いの上記3パターンが基準となって、ストレージ、ネットワークのオプションを選択する流れです。単純比較はできませんが、旧Mac Pro(黒)の6コアベースモデルが3.5GHz、16GBメモリ、256SSDの仕様で¥328,680税込であったことを考えると、Mac miniが3.2GHz 6コア、64GBメモリ、1TB SSDでまったくの同価格という事実は見逃せないポイントです。 <参照>Avid Knowledge Base:Pro Tools 2018 / 2019 システム要件 ◎Mac mini + Pro Tools|Ultimate System ・PLAN A:旧MacProに勝るとも劣らないパワフルなフルスペックバージョンで安定の制作環境を。 Mac miniの持つポテンシャルをいかんなく発揮させるのが、このフルスペックバージョン。メモリは64GB、2TBのSSDを選択したうえにビデオ関連デバイスやサーバーストレージとのネットワークも考慮して10GbEのオプションもセレクト。可能な限りのすべてを詰め込んでもこの価格帯に収まります。拡張シャーシとしては3つのSonnet Technoplogy社製品をセレクト。eGFXはTB3対応を果たしながらも低コストで導入できる1 Slotのモデル。Sonnet/Echo Express III-DとラックマウントのIII-Rは3枚のシングル幅、フルサイズのPCIeカードをサポートし、すでに導入実績も多数でHDXカードを複数枚導入するには必須です。 ・PLAN B:Pro Tools | Ultimateシステム要件をクリアした、コストパフォーマンスに優れた仕様。 もう一つの選択肢は、Mac miniのコストパフォーマンスを最大限に享受してPro Tools | Ultimateシステム要件をクリアした16GBメモリの仕様。もちろんシャーシを加えたHDXシステムもあれば、HD Native TBを選択してコスト的にPro Tools | Ultimateへの最短距離を取ることもできます。また、業務用途のサブシステムとしても魅力的な価格ゾーンにあり、マシンの将来的な転用も念頭に置けば有効的なセレクトと言えそうです。ちなみに、32GBへの増設は+¥44,000(税別)、64GBへは¥88,000(税別)となっており、実際の制作内容と照らし合わせて選択の落としどころを見つけたいところ。 ・ADD ON:HDXシステムはもちろん、RAID構築から4Kを見据えた導入まで拡がる可能性。 Avid HDX/HD NativeでPro Tools | Ultimateシステムを導入することもさることながら、元々のMac miniの拡張性を活かしたRAIDの構築や、外付けのグラフィックアクセラレーターも視野に入ります。Thunderbolt3の一方をシャーシ経由でHDXに、もう一方をeGPU PROに、さらに10GbE経由でNEXISなどサーバーストレージになど、制作システムのコアとしての活用も見えてきます。 ◎その実力は、いままさに最適な選択に! コストやそのサイズ感だけではもうありません。Mac miniは長らくエントリーモデルとしての位置付けであったかもしれませんが、実は必要な機能だけを絞り込んで余計なものは排除した、業務的で実務を見据えたマシンというイメージに変容してきています。さらに最近のニュースでは、Mac OSに対応したDolby AtmosのHT-RMU(HomeTheateer-Rendering and Mastering Unit)もソフトウェアVer.3.2からMac miniでの構築が従来の半分のコストで可能となっており、その活用の幅も広がっています。また、拡張デバイスはさまざまな3rd Partyから提案されていて、その組み合わせも実に多彩。ブレーンにあたる部分をMac miniに請け負わせるシステム構築はスペックも見返すと理にかなっている内容といえそうです。Mac miniを用いた最適な選択で安定の制作環境を。ぜひともご準備ください!
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2019/12/02

Proceed Magazine 2019-2020 販売開始 ~特集:Tech Revolution!!

ProceedMagazine2019-20号がいよいよ発刊です!今回のテーマは「Tech Revolution」。Fomula1 日本グランプリの現場でどのようにAoIP/VoIPが使われているのか、またAIを駆使したiZotopeプロダクトの現在地を開発者にインタビューするなど、これまでの私たちの常識を覆し新しい概念へと入れ替えるような可能性を持ったプロダクトたちを特集します。そのほかにも導入の進む3D Audio対応のスタジオ導入事例や、音楽配信の今と未来、RockoNスタッフによる海外訪問記「SoundTrip」など、今回も充実の最新情報をお届けします! ◎Proceed Magazine最新号 販売開始!! ◎特集:Tech Revolution "Tech Revolution" この言葉は、現代を象徴する言葉だと感じてます。気付けば、この概念がもたらす様々な結果が私たちの日常生活を支え、未来へと動かし続ける力になっています。ユーザーが盲目的に疑いも無く使っていた従来の技術が、一瞬にして新しい概念へと入れ替わる。そんな瞬間を、何気ない日常の中で目にすることが増えました。 「この革命は私達の作品を幸せにするのか?」 これが最大のテーマです。その開発の現場を深く探索してみませんか? さらにあなたの好奇心を奮い立たせ、体現してみませんか? それはあなたの変化への不安や恐怖をあおるものでなく、その先には楽しい未来が待っている信じます。その未来は、人の感性をポジティブな方向に導いていくでしょう! Proceed Magazine 2019-2020 全160ページ 定価:500円(本体価格463円) 発行:株式会社メディア・インテグレーション   ◎SAMPLE ◎Contents ★People of Sound Pharien ★Sound oN Tech Revolution Fomula1 RIEDEL MediorNet and Artist / iZotope Alexey Lukin Audinate Dante / Dolby Atmos / Blackmagic Design Fairlight / ROLI LUMI ★Rock oN Sound Trip Focusrite / DOEPFER / U-he / Focal / FATAR Studiologic ★ROCK ON PRO 導入事例  株式会社WOWOW / 株式会社角川大映スタジオ / 名古屋テレビ放送株式会社 ★音楽配信の今と未来  Merlin Japan 野本晶 / Groovy groove / aione 山本 雅美 ★ROCK ON PRO Technology IBC2019 Report !! 株式会社イクシード 4KHDR カラーグレーディング ★Build Up Your Studio パーソナル・スタジオ設計の音響学 その20 特別編「音響設計実践劇場」〜第二回 続 吹き抜けのある空間〜 ★Power of Music Sonible / 三船雅也 音楽レコーディング冒険記 ★Product Inside YAMAHA CP88/73 ★BrandNew AUSTRIAN AUDIO / Artiphon / Roland / Universal Audio SONY / McDSP / Reason / TELEFUNKEN / Metric Halo DJI / ASM HYDRASYNTH / Steinberg / Hooke Audio / KEMPER ★FUN FUN FUN YAMAHA イノベーションロード / アメリカンミュージックの神髄 ↓Proceed Magazineバックナンバーも販売中↓ Proceed Magazine 2019 Proceed Magazine 2018-2019 Proceed Magazine 2018 Spring Proceed Magazine 2016-2017 Proceed Magazine 2016 Summer
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2019/11/30

ラストチャンス!! Pro Tools 年間プラン再加入が年内で販売終了 ~ 最終プロモーション開始!

Pro Tools および Pro Tools | Ultimate 年間UPG/サポートプラン(以下、「Pro Tools 年間プラン」)再加入版の販売が、年内いっぱいで終了することがAvidよりアナウンスされました。2020年1月1日より、年間プランの有効期限が切れてしまったPro Tools および Pro Tools | Ultimateライセンスをお持ちの場合、改めて年間プランへの再加入ライセンスを購入することができなくなり、Pro Toolsの最新バージョンを使用したい場合は、永続ライセンスもしくはサブスクリプション版を新たに購入する必要が出てきます。 そこで!!最後にして絶好の機会となる期間限定12/31までの特別価格プロモーションもアナウンスされました!1/1以降は在庫完売次第で販売終了、入手も叶わなくなります。有効期限切れのライセンスをお持ちの方は、今後も最新のPro Toolsを使い続けるために、この特別価格プロモーションでお早めにご準備ください! こんなユーザー様は要チェック!! Pro Tools 年間プランが切れている 必要になったら Pro Tools をバージョンアップしようと考えていた 特典プラグインをよく使う 年間プランってなんだっけ?! プロモーション概要 期間:2019年11月30日〜12月31日 対象製品: Pro Tools 1-Year Software Updates + Support Plan NEW (Pro Tools 年間プラン再加入) 通常価格:¥36,520 33%OFF!! 期間限定特価:¥24,310(本体価格:¥22,100) Pro Tools | Ultimate 1-Year Software Updates + Support Plan NEW (Pro Tools | Ultimate 年間プラン再加入) 通常価格:¥122,100 40%OFF!! 期間限定特価:¥73,150(本体価格:¥66,500) 販売終了日:2019年12月31日 ※上記日程をもって、上記2製品のAvidからの出荷は終了します。 ※Avidからの出荷終了後となる1/1以降は弊社在庫完売次第で販売終了となります。 年間プランってなんだっけ?! 過去記事で概要をチェック! 2015年に導入された Pro Tools年間プランは、有効期間内であれば「更新プランの購入」、有効期間が切れてしまった場合は「再加入プランの購入」という形でUPG/サポート有効期間の延長が可能でした。「更新プラン」は販売継続されますが、今回販売終了がアナウンスされたのは「再加入プラン」のライセンスです。 Pro Tools年間プランについて詳しくは、下記バナーよりROCK ON PRO WEBサイトの解説記事をご参照ください。一部表記等が現状と異なりますが、年間プランの概要とメリット、「更新」と「再加入」の違いなどは参考になるのではないでしょうか。 ↓下記バナーよりPro Tools 年間プラン概要をご覧ください 一度でも有効期限が切れたら、そのライセンスでのアップデートはできません! これまでは、一度年間プランの有効期限が切れてしまっても再加入ライセンスを購入すれば再び年間プランに加入することが可能でした。しかし、再加入ライセンスの販売が終了してしまうと、年間プランの有効期限が切れてしまったPro Toolsで年間プランを再開することはできなくなります。これが意味するもっとも重大な事態は、一度でも年間プランが切れてしまったPro Toolsはそのライセンスでは二度とアップデートできなくなってしまう、最新バージョンが使用できなくなるということです。 もちろん、そのままのバージョンで使用しつづけることは可能ですが、アップデートだけでなく、特典プラグインも使用できなくなります。今後新たに特典が追加された場合でもそれを使用することはできません。特典プラグインを使用する機会のあるユーザー様にっとては、要注意点といえます。 それでは、年間プランの有効期限は切れてしまったが最新バージョンのPro Toolsを使用したい場合、2020年からはどうすればよいのでしょうか?答えは新たにPro Tools(永続ライセンスまたはサブスクリプション)を改めて購入する、ということ以外にありません。 ※年間プラン有効中のユーザー様への特典については、こちら(Avid Web サイト)をご覧ください。 最終セール開始!年間プラン再加入のラストチャンス!! 冒頭でお伝えした通り、年間プラン再加入販売終了と同時に期間限定プロモーションもアナウンスされました。ふとした機会に年間プランが切れてしまいそのままにしていたユーザー様、重要なアップデートがあった時に再加入しようとしていたユーザー様などにとっては、Pro Tools 年間プランに再び加入しアップデートする権利を継続する最後にして最大のチャンスです!!この機会にぜひ年間プラン再加入で最新バージョンのPro Toolsへご準備ください! その他、ご不明点等は下記"contact"よりお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください。
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2019/11/08

【延長!】期間限定20% OFF!Pro Tools | Ultimate Annual Subscription プロモーション、終了時期未定で延長が決定!!

2019.11.8追記:Avidより、本プロモーションが終了時期未定で延長される旨のアナウンスがございました。 Avidより、7/1〜8/31までの期間限定でPro Tools | Ultimate 年間サブスクリプションを20% OFFで手に入れられるプロモーションがアナウンスされました。1年間、新たにリリースされるすべてのアップデートと特典プラグインなどの権利を得ることが可能なサブスクリプションライセンスを導入する絶好の機会です。 プロモーション概要 対象製品:Pro Tools | Ultimate 1-Year Subscription, Paid Up Front 販売価格:¥127,440 → ¥103,950(本体価格:¥94,500) 期間:2019年7月1日〜8月31日→終了時期未定 対象製品はPro Tools | Ultimate 年間サブスクリション “新規ご加入分”のみとなります。 年間サブスクリプションの“更新”はプロモーション対象外です。 従いまして、プロモーション価格が適用となるのはサブスクリプションの最初の1年間のみとなります。   全世界のプロフェッショナルスタジオのスタンダード、“Ultimate”で得られる機能 Pro Toolsハードウェア及びコントロールサーフェスが使用可能となり、ワークフローの幅が広がります。 最大384ボイス/オーディオトラック数でプロフェッショナル同様の大きなセッションが可能となります。 Clipエフェクトやアドバンスオートメーション等のミキシング機能を使用することができます。 最大64のビデオトラックによりDolby AtmosやVR等の最先端のオーディオミキシングを可能としています。   関連情報 Pro Tools 2019.10 リリース! Avid Pro Limiter – Netflix対応プリセットの入手方法
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2019/11/08

【情報更新】Pro Tools 2019.10 リリース!←解説動画に日本語字幕が付きました

本日(アメリカ時間2019/10/31)、Pro Tools の最新バージョンとなるPro Tools 2019.10 がリリースされました。Pro Tools アプリケーションの4K対応、NetflixをはじめとしたOTTデリバリーのワークを大幅に改善する機能など、ポストプロダクション・ユーザーには注目度の高い内容となっております。 主な新機能のほか、各種ナレッジベースへのリンクを下記にご案内致します。 ※Pro Tools 2019.10はMacOS 10.15(Catalina)には未対応です。Avidから正式サポートのお知らせが出るまで、Mac OSのアップデートはお控えください。 ※年間プランが有効期間中のお客様はすでにAvid Master Accoutの製品ダウンロードページから Pro Tools 2019.10 をダウンロードしてご使用いただくことが可能です。 年間プラン詳細については、本ページ最下部のバナーをクリックして ROCK ON PRO WEB サイトの記事をご参照ください。ご不明点等は下記Contactバナーよりお気軽にお問い合わせください。 Avid ビデオ・エンジンの強化 今回のアップグレードでは、Pro Tools 並びにPro Tools | Ultimate のビデオ・エンジンの強化が図られ4K/UHDビデオ並びにハイ・フレームレートに対応、映像に対するより精緻なオーディオ編集作業が可能となりました。また、解像度とフレームレートを、個別に設定できるようになったことにより、業界で使用される様々なビデオ・ファイル・タイプに適切に対応可能となります。これにより、既に高解像度対応となっているMedia Composerからのビデオ・ファイルのほとんどを、トランスコード等のステップを経ずに、そのまま読み込める事も大きな進歩です。加えて、H.264ビデオの再生パフォーマンスも大きく向上しています。 https://www.youtube.com/watch?v=HuyeNexVkwc Pro Tools自体は4K/UHDビデオ並びにハイ・フレームレートに対応しましたが、これらのファイルをスムーズに再生するためのハードウェア要件はまだ公表されていません。安定した再生が必要なユーザー様は、今しばらく続報をお待ちください。 Dolby Atmos Production Suite向けCoreAudio対応強化(Pro Tools | Ultimateのみ) このリリースでは、Pro Tools | Ultimate内でDolby Atmosミックスを完結させるプロセスを簡素化する為、Core Audio経由でのDolby Audio Bridge完全対応を実現しています。これにより、最大130チャンネル(これまでは最大32ch)のデータをPro Tools | UltimateからDolby Atmos Rendererへ送信することが可能となり、これまでのDolby Send / Returnプラグインを使用していた際と比較し、複雑なセッション構成やルーティング設定、さらには遅延補正の煩わしさから解放され、トラック管理が大幅に簡便化されます。つまり、Mastering SuiteやCinema Rendererを使う際と同様のセットアップでDolby Atmos内部ミックスがスムースに実行可能となるのです。 HDXユーザーにとっての朗報は、このアップグレードにより、HDXもDolby Audio Bridge対応となり、プレイバック・エンジンで選択するだけで、その環境下でのミックスが可能となります。 https://www.youtube.com/watch?v=YfwXQ3-sBbI マルチ・ミックス WAV バウンス機能(Pro Tools | Ultimateのみ) Pro Tools | Ultimate のみに加えられた、もう一つの新しい機能が、複数ステムを1つのWAVファイルにインターリーブ出力可能となったことです。これはオーディオ・ポスト・エンジニアにとって、今まで苦労していた納品時のファイル統合作業から解放され時間を大幅に節約することができる重要な新機能となるでしょう。 例えば、5.1チャンネルとステレオ・ミックスの2つを、インターリーブされた1つのファイルとして書き出し可能となるのです。これにより、異なったフォーマットの複数ミックスや複数言語でローカライズしたミックスを1つのファイルにまとめてデリバリーし、アセットとして管理するファイル数を大幅に削減することができるようになります。 また、この機能はNetflixを始めとするOTTベンダーへの納品を簡便化するだけでなく、別のPro Tools | Ultimateユーザーに、より確実にミックスを受け渡したい場合等にも有効です。 https://www.youtube.com/watch?v=p7cDFCzV_bk Netflix Post Technology Alliance ニューヨークで開催されたAES 2019で発表され、US時間の10月31日にリリースされたPro Tools | Ultimate 2019.10が、Netflix Post Technology Allianceへ参加することなりました。これにより、Pro Tools | Ultimateは、Netflixが要求する高いレベルの品質基準に確実に対応することが可能となります。 Netflix Post Technology Allianceは、Netflix向けコンテンツの制作過程全般に向けたソリューション基準を、ポスト・プロダクション各社に提示する為にデザインされました。 Netflix Post Technology Allianceに参加することで、AvidはNetflixの掲げる技術並びにワークフロー要件を継続的にサポートすることをコミットすることとなり、プロダクションやポスト・プロダクションは、現在そして将来に渡って使用可能な制作環境を安心して構築することが可能となります。 Netflixの技術/ワークフロー要件に対応する為、幾つかのキーとなる機能が追加/改良されています。上記新機能のうち「Dolby Atmos Production Suite向けCoreAudio対応強化」と「マルチ・ミックス WAV バウンス機能」、そして、Avid Pro Limiterプラグインへの特別なプリセットの追加が、そのキー・フィーチュアとなります。 Netflix向け新プリセットが含まれたPro Limiter最新バージョンの入手方法は>>こちらから!! ナレッジベース Pro Tools 2019.10 新機能紹介(Avidブログ日本語版) Pro Tools | Ultimate 2019、Netflix Post Technology Allianceに参入!(Avidブログ日本語版) 今回のアップデートで修正されたバグ(Pro Tools Expert WEBサイト / 英語) Pro Tools 2019.10 Read Me (既知のバグ / 英語) 下記は英語による情報ですが、順次日本語での情報も公開される予定です。 Pro Tools 2019.10 リリースノート (new) Pro Tools 2019.10 リリース情報 (new) Pro Tools 2019.10 以降でサポートされる ビデオ・レート、ラスター および コーデック (new) Pro Tools ドキュメント(英語版) Pro Tools システム要件 Pro Tools 2019.10 ショートカット.pdf What's New in Pro Tools 2019.10.pdf ↓Pro Tools 年間プラン更新についての詳細はこちらをご覧ください(表記が最新でない部分がございますが、概要は現在も同様です)。↓
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2019/11/07

Avid Pro Limiter – Netflix対応プリセットの入手方法

先日、ROCK ON PRO でもこちらのページで紹介したPro Tools 2019.10。そのキーフィーチュアのひとつである「Nerflix向けプリセット」が追加されたAvid Pro Limiterプラグイン最新バージョンの入手方法を解説致します。 >>Pro Tools 2019.10 リリース!(ROCK ON PRO WEB サイト) >>Pro Tools | Ultimate 2019、Netflix Post Technology Allianceに参入!(Avid Blog 日本語版) Pro Limiter 最新バージョンはAvid製品ページからダウンロード可能! Netflix向けプリセットが追加されたPro Limiterプラグイン最新バージョンは、Pro Tools 2019.10のインストーラーには含まれておりません。また、本記事執筆中にはAvid Linkからのダウンロードもできない状況です。 そのため、新たに追加されたNerflix向けのプリセットを使用されたいユーザー様は、下記の手順にてPro Limiterの最新インストーラーをダウンロードしてください。 Pro Limiter 最新バージョン ダウンロード方法   こちらのリンクよりAvid WEB サイトの製品ページを訪問 ページ最下部「DOWNLOADS」のプルダウンで「Pro Limiter 19.9 Mac」または「Pro Limiter 19.9 Win」を選択(画像参照) プルダウン下の「Download」をクリックしてインストーラーをダウンロード クリックで拡大   Pro Tools 年間プランが有効期間中のお客様はすでにPro Tools 2019.10 をご使用いただくことが可能です。 ↓Pro Tools 年間プラン更新についての詳細はこちらをご覧ください(表記が最新でない部分がございますが、概要は現在も同様です)。↓
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2019/11/06

Inter BEE 2019 出展情報!特設イマーシブステージで怒涛の23セミナー!!過去最大級の体験型展示!!今年も幕張でみなさまをお待ちしております!

歴史と実績に裏付けされた日本随一の音と映像と通信のプロフェッショナル展として、最新のイノベーションが一堂に会し、ビジネストレードおよび情報交流の場として活用されているInter BEE。ROCK ON PRO は今年もこのInter BEEに参加致します。Inter BEE 2019にお越しの際は、ぜひROCK ON PROをお訪ねください。みなさまと会場でお会いできることを楽しみにしております。 Hall2 2211 Media Integration ブース 過去最大級の体験型展示+23本の豪華セミナーで最新ワーク / ソリューションを体験 創・活・編・響・伝!5大テーマに基づいた体験型ソリューション展示により、過去最大級のMI Exprienceをお約束するInterBEE 2019。総勢20社オーバーに及ぶブランド展示に加え、RockoNPartnerブースではiZotope、Avid、Antelopeといった業界をリードするパートナーブランドブースも展開いたします! さらに、18.2ch三層スピーカーシステム+Spat Revolutionによりイマーシブ再生に完全対応した特設ステージでは、3日間でのべ23本に及ぶ豪華ゲストセミナーイベントがあなたの感性を連日刺激!! 来場特典をご用意してみなさまのお越しをお待ちしております! >>展示・セミナーの詳細はこちらよりご覧ください セミナー・タイムテーブル     過去最大規模で連日行われるセミナーは、ご予約なしでもご覧いただけます。しかし!イマーシブ環境を100%体験するためにはスピーカーアレイの内側で聴くことが必須!そこで、今回のInterBEE 2019セミナーでは事前にお席のリザーブを承ります!!   お席のご予約をご希望の方は、下記「セミナーを予約する」ボタンよりご予約専用フォームに必要事項をご記入の上、フォーム最下部「送信」ボタンをクリックしてください!  
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2019/10/11

ヨーロッパ最大の放送機器展 IBC2019 ダイジェストレポート

去る9/13〜17の会期でオランダ・アムステルダムで開催されたヨーロッパ最大の放送機器展 IBC2019。公式サイトによると1700社の出展があり、期間中の来場者も57000人オーバー、世界170カ国からの参加とまさしくワールドワイドな規模で執り行われています。今年はROCK ON PRO 沢口が現地へ向かい、最新情報をレポート、随時アップデートしていました。そのレポートがRock oN Company WEBサイトにまとめられておりますので、ぜひチェックしてみてください。 Rock oN Company WEBサイト IBC2019 レポート特設ページ https://www.miroc.co.jp/category/report/ibc2019/
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2019/10/11

Avid最新コンソール Pro Tools | S4 がRock oN店頭に登場!!

AvidコンソールソリューションのフラッグシップであるPro Tools | S6の機能を、よりコンパクトかつ低予算で実現するミドルサイズサーフェスであるPro Tools | S4。Avidからの最新機種となるこのS4がRock oN店頭リファレンスルーム(ROCK ON PRO ショウルーム)に登場。 ギャラリー 今回導入されたS4は、16フェーダー仕様にパンナーとノブモジュールをオプションで追加した4セクション構成。気になる仕様やフェーダータッチなどを、実機にてチェックしていただくことが可能です。 S6と比べると若干コンパクトになっているのがお分かりいただけますでしょうか。 S4のモジュールはフェーダー+ノブが一体となっており、モジュールの奥が立ち上がっています。 マスターモジュール、オートメーションモジュール、ディスプレイモジュールはS6と同一です。 パンナーモジュールは筐体の外へ出しての運用も可能です。 特徴 Pro Tools | S6のワークフローとDAWコントロール機能を、汎用的でコンパクトな規模で実現 Pro Toolsだけでなく、EUCON対応の3rdパーティー製DAWとの深い統合 Pro Tools | Ultimateと使用することにより、Dolby Atmosミキシングをかつてないほど効率的に 新開発となる統合型のチャンネルストリップ・モジュールとアッセンブル済の専用フレームによる、合理的な構成とセットアップを実現 ハイエンド機であるS6 M40のディスプレイモジュールに対応し、かつてないビジュアルフィードバックを提供 ジョイスティック/ポスト/アテンションノブ・モジュールを追加することで、どんなワークにも対応できるカスタマイズが可能
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2019/09/13

これは必見!! Rock oN渋谷店頭にFairlight Console 登場!!

カラーコレクション用アプリケーションとして長い歴史を持つDavinci Resoleve。その後さまざまな機能を追加し、バージョン15の時点で待望のオーディオ編集機能であるFairlight 機能が追加されました。そのパワフルな機能を120%引き出すことを可能とするBlackmagic Fairlight Console が Rock oN渋谷店頭に登場!いまや伝説的DAWとも言えるFairlightのコンセプトを受け継ぐ、オーディオポストプロダクションに最適化されたそのワークフローをぜひ体験してください!! Davinci Resolve と Fairlight 機能 もともとはカラーコレクションのためのアプリケーションであったDavinci Resolveですが、その後、多くの機能を追加することで映像に関わるワークをひとつのアプリケーションに統合してきました。そして、前バージョンとなるDavinci Resolve 15でついにオーディオ編集機能が追加。この機能は伝説的なDAWであるFairlightの技術を継承したものであることから、Davinci Resolve Fairlight 機能と名付けられました。 Fairlight 機能の統合により、Davinci Resolveはリニア編集(Cut)、ノンリニア編集(Edit)、合成/VFX(Fusion)、カラーコレクション(Color)、オーディオ編集(Fairlight)という、映像制作のポストプロダクションに関わるあらゆる業務をひとつのアプリケーションで完結させるということを実現しています。 ◎コラボレーション機能 Davinci Resolveの持つ強みを最大化するのが、有償版のDavinci Resolve Studioで使用することができるコラボレーション機能です。シェアストレージに保管されたひとつのプロジェクトをに複数のクライアントから同時にアクセスすることができる機能で、MAの立場から見れば、エディターが他のシーンを編集している間に、編集を終えたシーンのミキシングを開始することができるということになります。 Davinci Resolve Fairlight 機能の利点 ◎ストレスフリーなビデオ再生 Davinci Resolve でMAワークが行えるということは、端的に言えば映像編集ソフトでオーディオ編集をすることが可能になったということです。このことがもたらす大きな利点として、編集が1本化したタイムラインの映像をそのまま再生できることが挙げられます。つまり、ほかの多くのDAWを使用する場合と異なり、ビデオコーデックの問題を気にする必要がないということです。トランスコードのために、作業の開始が遅れたりクライアントを待たせるといったストレスから(その可能性に対する不安も含めて)解放されるということは、クリエイティブな業務を遂行する上で非常に大きな利点と言えるでしょう。 ◎ポストプロダクションに最適な機能を多数搭載 ソフトウェアの基本的な設計思想をFairlight から完全に受け継いでいるDavinci Resolve Fairlight ページは、オーディオポストに求められる多くの機能をあらかじめ備えています。波形編集機能はもちろん、ADR、純正/VST/AUの各種プラグインへの対応だけなく、iZotope RXとの統合、内部に備えたラウドネスメーター、クリップゲイン/クリップエフェクト、サウンドデザイン向けの豊富な機能など、放送/シネマを問わず現代のMA業務に必要とされる多くの機能を網羅しています。 ◎イマーシブオーディオに完全対応 最新となるDavinci Resolve 16 では、Fairlight ページがイマーシブオーディオに完全対応しました。それも、Dolby Atmos、Auro 3D、MPEG-H、22.2chのすべてに対応するという徹底ぶり。Dolby社未公認ではあるものの、Dolby Atmos Mastering Suite、Dolby RMU の動作も確認されています。3Dパンナーも内部に備え、来るべきオーディオポストプロダクションへの準備も完全に整っていると言えるでしょう。 Blackmagic Fairlight Console そして、Rock oN 渋谷店頭に登場したFairlight Consoleは、Davinci Resolveに備わったオーディオ編集機能を120%活用することを可能にする専用ハードウェアです。Davinci Resolve Fairlightのほとんどの機能にマウスレスでアクセスすることが可能。コンソールの心臓部であり単体で導入することもできるFairlight Console Editorの各ボタンにはショートカットがアサインされ、波形編集のスピードを格段にアップしてくれます。 コンフィギュレーションはセンターセクション+12フェーダーとなる2ベイ構成から、さらに12フェーダー追加の3ベイ、48フェーダー構成の5ベイの3種類から選択が可能。今回 Rock oN で展示を開始するのは2ベイ構成のものとなります。 ポストプロダクション・ワークフローを大きく変革する可能性を秘めたDavinci Resolve、そのオーディオ部分を担うFairlight 機能のパワフルなワークフローを、ぜひ体験してください!!
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2019/09/06

【期間限定20%オフ】Pro Tools Ultimate再加入プラン特別プロモがスタート

Pro Tools | Ultimate の年間プラン有効期限が切れてしまっているユーザー様を対象に、9月30日までの期間限定で年間プラン再加入費用が20%OFFとなるプロモーションが開始されました。Avid Complete Plug-in Bundle、最新バージョンのダウンロードなど、特典・メリットの多い年間プラン。うっかり期限が切れてしまった方、そろそろアップデートを検討している方などはこの機会にぜひ年間プラン再加入をご検討ください。 *10月からの消費増税に鑑み、本記事に掲載される価格はすべて税別表記とさせていただいております。 プロモーション概要 対象者:現在、Pro Tools | Ultimate永続ライセンス版の年間サポート/アップグレードプランにご加入いただいていないPro Tools |HD v9以上及びPro Tools |Ultimateユーザー様 対象期間:2019/9/30受注分まで 価格:通常価格¥111,000円(税別) → プロモ価格¥88,700(税別) Pro Tools 年間プランについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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2019/09/06

Avid Complete Plugin Bundle とHEAT が、Pro Toolsサブスクリプション版に無償バンドル!

Avidは、全Pro Toolsサブスクリプション版にAvid Complete Plugin Bundle と HEAT を無償でバンドルすることを発表、Pro Toolsサブスクリプション版全種に追加費用無しでAvid Complete Plugin BundleとHEATが含まれることになりました。これまで、Pro Tools | Ultimateには付属していた権利ですが、サブスクリプションユーザーではスタンダード版のPro Toolsでもこの権利を得られることになります。 全てのAvidオーディオ・プラグインにアクセス Pro Toolsサブスクリプション版でのクリエイティビティーが最大化されます。全てのPro Tools年間サブスクリプション版に、Avid Complete Plugin Bundle とHEAT が無償でバンドルされ、追加投資無しに、サウンドに様々なエフェクトが追加可能となりました。 入手方法 有効なPro Toolsサブスクリプションをお持ちのユーザーは、は、MyAvidアカウント内にあるAvid Complete Plugin Bundleをインストールすることが可能です。インストーラーは、「製品詳細とダウンロード・リンク」内で入手いただけます。 有効なPro Toolsサブスクリプションをお持ちの場合、HEATは、Pro Tools上でアクセス可能となり自動でアクティベイトされます。 Pro Tools 永続ライセンス及びその年間アップデイト/サポート・プランは対象外ですので、ご注意ください。
Sales
2019/09/06

AVID DNxID + Media Composer + BMD MicroConverter HDMI to SDI バンドルプロモーション

幅広いラインナップでプロフェッショナルな現場の要求に応えるAvid Artistシリーズ ビデオI/O。入出力をHDMIに特化することでシリーズ中もっともコンパクトでお求め安い価格を実現するDNxIDに、Blackmagic Dsign社 MicroConverter HDMI to SDIが付属するプロモーションが開始されました。これにより、コンパクトで導入しやすいDNxIDを追加費用なしでSDI環境でも使用することが可能となります。この2製品に加え、Media Composerサブスクリプション2年分の権利もセットにしたバンドルもラインナップ。2019年12月13日までの期間限定プロモーションをお見逃しなく。 *10月からの消費税増税に鑑み、本記事内に記載の価格はすべて税別価格表記とさせていただいております。 プロモーション概要 Media Composerのオプションハードウェア「Artist IOシリーズ」のエントリーモデルであるArtist DNxIDに、Blackmagic Design社製の HDMI to SDIマイクロコンバーターを無償バンドルする12月までの期間限定キャンペーンです。Artist DNxIDは入出力をHDMIのIN/OUTに特化した低価格のポータブルIOデバイスとして個人ユーザーまで幅広くご利用いただける製品ですが、さらにSDI環境にもご利用範囲を広げていただくことが可能になります。 Artist DNxIDにコンバーターをバンドルする製品以外に、Media Composerソフトウェアもセットでバンドルする製品もラインナップしました。さらにアカデミック版も用意しています。また、このキャンペーンは12月13日までのロングスパンで展開されます。 期間:2019年12月13日受注分まで ラインナップ Artist | DNxID with Blackmagic Design HDMI to SDI Micro-Converter 本体価格:¥118,000(税別) Artist | DNxID with Media Composer 2-Year Subscription NEW & Blackmagic Design HDMI to SDI Micro-Converter 本体価格:¥148,000(税別) Artist | DNxID with Media Composer | Ultimate 2-Year Subscription NEW & Blackmagic Design HDMI to SDI Micro-Converter 本体価格:¥201,000(税別) Artist | DNxID with Blackmagic Design HDMI to SDI Micro-Converter (Education Pricing) アカデミック版 本体価格:¥94,400(税別)
NEWS
2019/08/30

期間限定!保守期限切れのMedia Composerを最新版へUPGするチャンス!!

保守期限が切れてから30日間を経過してしまうと、新規購入する以外には最新版へアップグレードすることが不可能となってしまうAVID Media Composer。この保守期限切れのMedia Composerをお得に最新版へアップグレードすることが可能となる再加入プランが、期間限定で販売されることになりました。詳細は下記をご覧ください。 【期間限定】Media Composer アップグレード&サポートプランの再加入ができます! Media Composer永続ライセンスのアップグレード&サポートプラン(保守契約)の更新を忘れた、または古いバージョンのままで使用されているユーザー様のために、最新バージョンへ復活させるチャンスとして下記のとおり期間限定で再加入できるプランが発表されました。最新のMedia Composer 2019へバージョンアップをご希望のお客様は、この機会に是非この再加入プランをご検討ください。 (永続ライセンスは、本来アップグレード&サポートプランの期限がきたら30日以内にその更新手続きが必要です。30日を越えた場合はそのままご使用いただけますが、アップグレード&サポートプランへの加入ができなくなり、バージョンアップができなくなります。) Media Composer Perpetual 1-Year Update + Support plan REINSTATEMENT 販売価格:¥71,820(本体価格:¥66,500) 期限:2019年9月27日受注分まで Ver 5以降のユーザーが対象 ドングル版も対象 保守再開期日は受注日が基準 翌年以降は通常価格で更新可 Media Composer最新版のメリット 最新のMedia Composer 2019では、直観的な新しいGUIデザイン、編集、オーディオ、VFX、および使いやすいワークスペース、新しい32ビットのタイムラインおよびカラーパイプライン、高度な仕上げおよびOTT向け配信ツール、そして次世代の強力なAvid Media Engine などなど、 Media Composerのすべてが再考されました。 詳細な追加機能や新しいGUIについては、下記AVID WEBサイトをご覧ください。 https://www.avid.com/media-composer/whats-new ご不明点等はROCK ON PROまでお気軽にお問い合わせください。
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2019/08/22

ISIS シリーズ・他社製ストレージサーバーからAVID NEXISへのトレードアップ プロモーションが開始

ISISからNEXIS へのお得なトレードアッププロモーションがAVIDより発表されました。9月13日までの非常に短期間のプロモーションとなっておりますが、すでにサポート期間が終了しているISIS 5000や他社製のストレージサーバーがトレードアップ対象に含まれており、金額的にも非常にメリットの大きい内容となっております。ストレージサーバーの更新をご検討のユーザー様は、ぜひこの機会をご利用ください。 プロモーション概要 NEXIS トレードアップ 2019Q3プロモーション Avid ISIS | 5500(64TB / 32TB / 16TB)→ Avid NEXIS | E2, E4, E5(60TB以上) または NEXIS E2 SSD(全サイズ):¥650,180(税抜)お値引き!! Avid ISIS | 5000(32TB / 16TB)→ Avid NEXIS | E2, E4, E5(60TB以上) または NEXIS E2 SSD(全サイズ):¥591,080(税抜)お値引き!! 他社製ストレージソリューション(20TBかつ16ドライブ以上)→ Avid NEXIS | E2, E4, E5(60TB以上) または NEXIS E2 SSD(全サイズ):¥591,080(税抜)お値引き!!   期限:2019年9月13日受注分まで プロモ適用条件 ISISからNEXISへのトレードアップ後はISISのSystem ID登録を抹消して保守対象外とします。 ISISストレージ本体のご返却は不要です。 対象他社製品は、EditShare, Facilis, ProMAX, Quantum, GB Labなどの各社製品 他社製品は16ドライブ/20TB以上の製品が対象 他社製品からのトレードアップは発注時に製品のSNの申告と、1ヶ月以内に廃棄証明の提出が必要です。 9月30日までにAvidからの出荷が条件となります。 NEXIS PRO、NEXIS E2-20TBはプロモ対象外です。 ご不明点等はROCK ON PROまでお気軽にお問い合わせください。
Review
2019/08/09

Technics / DJカルチャーの起点をダイレクト・ドライブ誕生に見る考察

今年2019年はターンテーブルSL-1200MK6が発売されてから11年。遂に新たなモデルSL-1200MK7が登場します。これはDJにとってだけでなく、クラブミュージックが大きな影響力を持つ現在のミュージックシーンにとっても大きな意味を持つニュース。Technicsブランドの小休止を経ながらもSL-1200シリーズは初代以降、MK2、MK3、MK5、MK6、そしてMK7へと進化して来ました。今回のインタビューでは、Technicsブランドが重ねてきた歴史がいかにSL-1200MK7への誕生へと集約されているのかを軸に、技術、カルチャーの両側面からTechnicsブランドという存在の重要性に迫ります。 (左)パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 スマートライフネットワーク商品部 テクニクス推進係 主幹 上松 泰直 氏、(右)パナソニック株式会社 アプライアンス社 テクニクス事業推進室 CTO/チーフエンジニア 井谷 哲也 氏 1. Technicsブランドにおけるターンテーブル製品の歴史 世界初のダイレクト・ドライブ方式誕生 Rock oN : 現在では、Technics=DJというイメージが大きい訳ですが、もともとはハイファイオーディオとしてのブランドで、当然ですがクラブカルチャーが生まれる前からの存在ですよね? Technics上松:はい、そうです。1965年にホーンツイーター5HH17を組み込んだTechnics1というブックシェルフスピーカーを発売し、Technicsシリーズという形でスタートしたのが最初です。1966年にはパワーアンプのTechnics 20Aを発売。以降、製品を継続して発売していきます。そして1970年にハイファイオーディオ用のプレイヤーSP-10を発売しましたが、やはり、ダイレクト・ドライブを世界初で採用した製品を登場させたことは大きな誇りです。SP-10はトーンアームを別売りとしており、キャビネット、アーム等の各パーツを組み合わせて「D.Dプレーヤーシステム」として発売しました。以降続くSPシリーズは高級タイプの製品で、ターンテーブルのラインナップにおいて技術の試金石的な存在でした。1971年には、SPシリーズのモーターをそのまま使い価格を安くしたSL-1100を、1972年にはダイレクト・ドライブ方式のターンテーブルをより普及させるためのモデルとしてSL-1200を発売しました。Technicsのレコードプレイヤーの型番は1000番から始まり、番号が大きくなるにつれて少しずつ安くなって行った経緯があります。SL-1200は3世代目になりますが、この後に1300、1400、1500と続きます。 Rock oN : ダイレクト・ドライブ方式を開発するにあたって、きっかけはあったんでしょうか? Technics上松:誕生の背景として、ベルト・ドライブの短所を補う技術であると言えます。かつて弊社の中に無線研究所という組織があり、低速かつ高精度で回るモーターを開発していました。モーターは普通、毎秒60回転程度ですが大きな振動が発生します。ピックアップがその振動を拾うのでS/Nの問題に直結し、それが問題点でした。また、モーターの減速にはいくつか方法がありますが、一番簡単なのはベルト・ドライブ方式による減速でした。でもベルトの場合だと伸縮の問題があり回転精度に影響するという問題がありますし、また、接触構造による減速では磨耗が生じますのでメンテナンスが必要になります。放送局ではそういったメンテナンス作業の手間を避けるために、ダイレクト・ドライブ方式の方が重宝されたんです。また、ダイレクト・ドライブ方式が生まれたからこそDJが出来た訳で、もしベルト・ドライブ方式だけだったら今のようなDJ文化は生まれてなかったかもしれません。ベルトが切れてしまいますからね。 Rock oN : その後、ベルト・ドライブの製品はなくなったんですか? Technics井谷:いいえ。製造コストとの兼ね合いになりますが、下の価格帯にベルト・ドライブ方式のモデルが残ってました。確か70年代後半くらいでしたが、ベルト・ドライブだけれどサーボをかけるといった「FGサーボ」というシリーズもありました。わかりやすく分類すると、高級機はダイレクト・ドライブ、普及機はベルト・ドライブ、という時期が長く続きました。 Rock oN : クオーツロックの搭載はいつからになりますか? Technics上松:クオーツロックを世界初で採用したのはSP-10MK2です。水晶発振により回転精度を高める技術なのですが、SP-10MK2はBBCをはじめとする放送局に多く採用されました。当時、クオーツロックを採用した主要メーカーはTechnicsとDenonがありましたが、それぞれモーターの形式が違い、TechnicsがDCモーター、DenonがACモーターでした。それぞれ一長一短があって、TechnicsのDCモーターはトルクが大きく立ち上がりが早いという長所がありました。DenonのACモーターは原理的に鉄心がないため、コギング(軸がガタガタ回る状況)がない代わりにトルクが弱いんです。DCモーターのハイトルク技術を応用し、1981年に発売したのがSP-10MK3です。それと同じ頃にSL-10を発売しますが、これは31.5cm x 31.5cmのLPジャケットサイズで、蓋を閉めると再生出来る構造です。蓋の裏にリニアトラッキングのアームが付いていて、そこにカートリッジが付いているんですよ。普通ですとレコードの円弧に対する接線とアームの方向が違うので角度エラーが出るんですが、リニア・トラッキングトーンアームを採用することで縦置きにしても演奏できる製品でした。 Rock oN : はい、覚えています。ファッション性も兼ね備えて人気が出ましたよね? Technics上松:トーンアームの根元に光学センサーが付いていてモーターを駆動するんです。根元のシャフトに溝が切ってあり、それをモーターで回すという構造なんですが、トーンアームの針圧はスプリングで引っ張られているので、ひっくり返しても引っ張り上げられ再生出来るんです。当時、他社も同じような製品を出していましたがこのサイズに出来なかったんですよ。普通に設計すると大体34cmくらいが限界なんですが、弊社では、上から「レコードジャケットと同じ大きさにしろ!」という厳命が下り、なんとか製品化したんです。 Rock oN : それはどんな方法で乗り切ったんですか? Technics上松:問題はカートリッジのサイズでした。それで専用にカートリッジ規格を作ったんです。普通のRCA型カートリッジよりも幅を狭めて、T4P(テクニクス4Pカートリッジ)という規格を作りました。これにより、31.5cmを実現することができました。このSL-10以降、SL-7、SL-5、SL-3と値段を下げながら継続して発売していきますが、T4Pに関しては特許を公開したので、ortofonやAudio Technicaといったカートリッジメーカーも参入し製品を作っていました。今でも、T4Pのカートリッジを探している人がいらっしゃいます。 Rock oN : 1982年にCDが登場しますが、それ以降のレコードプレイヤーの開発状況に変化はありましたか? Technics井谷:1982年の時点ではまだ状況に変化はなく、多くのレコードプレイヤーを発売していましたよ。薄型でスタイリッシュなこともあり、通常のコンポサイズに合わせて43cm幅の製品もありました。レコードとCDのシフトが逆転し出すのは1986年頃ですね。 THE HISTORY OF TURNTABLE ダイレクトドライブ方式ターンテーブルの技術の進化とその歩み 歴史を大転換させたDJとの接点 Rock oN : その頃からSL-1200がハイファイオーディオファンとは違った、DJの人たちに使われて行く訳ですね。 Technics上松:そうですね。8割以上がDJからの需要で、残り2割くらいがハイファイオーディオファン、みたいな逆転現象が起こりました。 Technics井谷:DJという人たちが登場したのは70年代中頃に遡ります。SL-1100やSL-1200を使い始めたんです。以降、Technicsの製品がDJ文化の形成に大きな役割を担ってきたのはご存知の通りです。ある時、北米の営業メンバーから連絡があり「変わった使い方をしている奴がいるから見に来てくれ!」といわれ、その当時の技術責任者が見に行ってビックリ。レコードを手で触るなんて当時はご法度な時代でしたからね。「なんちゅう連中やねん!」という感じだったそうです。彼らに色々要望をヒアリングをして、「じゃあ俺が作ったるわ!」と作ったのがSL-1200MK2なんです。スライダー式のピッチコントローラーは瞬く間に受け入れられました。その後も北米のメンバーが改良のためのヒアリングに彼らの元を訪れたのですが、「もうこのまま何も変えなくていいから!」と言われて帰って来たそうです(笑)。 Rock oN : 当時、SL-1100やSL-1300といったモデルもありましたが、なぜ、DJはその後、SL-1200を選び続けたのでしょうか? Technics上松:多分、レイアウトの使いやすさが大きな要素としてあったのかも知れません。SL-1200はその後、MK2、MK3、MK5、MK6、そして今回のMK7と世代を経て来ましたが、基本的なレイアウトはMK2以降、ほとんど変わっていません。DJにとっては楽器なので、レイアウトを変えてしまうと使いにくくなるとうことがあります。 Rock oN : モーターの部分も変わってないんですか? Technics井谷:はい。操作感に影響するので、MK2以降、モーターも電気回路も変えていません。   Technics上松:ターンテーブルを進化させるためにやることは完全にアナログ領域の話なんです。やはり「楽器である」という側面があるからです。ただ、回転数を検出して一定のスピードを保つ制御系は、現在の製品においてはデジタル領域に移行しています。速度検出用のコイルで回転スピードを検出し、それを制御量としてサーボをかけモーター制御を行い最適な回転状態を実現します。でも速度検出コイル間の距離に個体差が生じ1台1台バラつくんです。また、3層からなるローター磁石、コアレスステーター(固定子)、ローター磁石のコイル特性もバラつきが生じます。そうなると、例えば3層あるうちの1層だけ磁力が強く出たりする現象が起こり、それが回転数の誤差につながります。昔はその誤差の補正ができなかったんですが、現在は誤差を予めマイコンに覚えさせるんです。 Rock oN : 工場の製造ライン、たとえばロット毎に検査して行うんですか? Technics上松:いや、1台1台やるんですよ。工場で1台ずつ高速で回転させ測定装置にかけ、どういう風にバラついているかをチェックするんです。そしてその個体差の挙動を内部のマイコンに覚えさせるんです。 Rock oN : 自分の特性を製品自体が記憶してるんですね。すごい技術ですね! Technics上松:現在はデジタルで誤差を全部解消できるので非常に高い精度を実現しています。以前のモデルでは、ワウフラッター値を目標値に近づけるため、本当に大変な調整作業を行なっていましたが、最近はデジタルで行えるので余裕です(笑)。 Rock oN : 昔はストロボスコープで回転速度を合わせていましたよね? プラッター側部にストロボライトを当てて、縞模様が止まって見えればOKという。 Technics上松:クオーツ技術がまだ無かった頃のものですね。ドリフトと言うんですが、長い間回転していると、ジワーっと回転数が変わってくるんです。そのドリフトを修正するためにプラッター側部の柄とストロボスコープが付いていました。今では回転差を合わせるというよりは、ピッチコントロールの一環として直接プラッター側部に触れてブレーキをかけたりとDJプレイで使いますね。  Rock oN : 本来ピッチコントローラーは曲と曲のピッチを合わせるためじゃなくて、製品自体の微調整のためについていた機能ということなんですね? Technics上松:そうですね。まだ、DJ文化が生まれる前のものですし。ストロボスコープの機構は元々カッティングマシンに付いていたものなんですよ。それをある意味、別の用途として使い始めたのが70年代中頃のディスコDJ達。最初の頃は、ターンテーブルを2台置いて単にピッチ合わせをし、切り替えてやってたみたいです。 Rock oN : 最近のフェスだと、DJが夜通しノンストップで回しっぱなしにすることもあります。ダイレクト・ドライブ方式が開発された当初、構造の耐久性については考慮されていたんでしょうか? Technics上松:していなかったと思います。でも、当時のモーターの作りを見ると相当立派に作ってあるんですよ。SP-10のモーターの極数は60あり、すごく大きな数です。60極だと1周を60に分解する訳ですから、それだけ精度を高く出来ます。当時にしてはかなりオーバースペックだったと思うんですけどね。今はSL-1200MK2が12極でSL-1200MK7が9極ですね。技術の進歩で、少ない極数でも問題ないんです。 2.Technicsブランド休止〜復活 ブランド復活の軸はやはりSL-1200 Rock oN : 2010年に世界中のDJに惜しまれながらTechnicsブランドが休止しますが、その経緯をお伺いできますか? Technics上松:時代の流れとして、ハイファイオーディオマーケットが小さくなっていったということが大きかったです。70年代、80年代には、給料を何ヶ月分も貯めてステレオを買うみたいなことがステータスだった時代がありましたが、現在はオーディオを持ち歩いて聞くスタイルに変わっていますよね。 Rock oN : 現在のパナソニックの事業のなかで、Technicsブランドが占める割合はどれくらいなんですか? Technics上松:小さいですよ。でも、我々Technicsのミッションは、新しい技術の展開やカルチャーの発信といった販売以外の部分もあります。 Technics井谷:”Tuned by Technics”といった形で、テレビやレコーダーへのブランド展開の動きもあります。単にオーディオだけではなく「音」という大きなくくりの中で、例えば車や住宅など、社内に貢献出来るような事がまだあると思っています。 Rock oN : 現在のTechnicsのスタッフの構成はどんな感じですか? 若い年代の方々もいらっしゃるんですか? Technics上松:構成的にはベテランが多いんですが、2014年にTechnicsが復活した時くらいから「Technicsをやりたい」という新人が多くなりました。我々としては非常に嬉しい話で、後継者を育てることが大きなミッションです。今困っているのは、真ん中の世代が居ないという事なんですよね(笑)。 Rock oN : 休止以降、世界中のDJからもTechnics復活を願う声が多くあったと思いますが、、、 Technics上松:はい、クラブシーンからはもちろんのこと、ハイファイオーディオリスナーからも復活を願う声をたくさん頂いてたんです。特にドイツではTechnicsブランドが強く、パナソニックのテレビを始めとする映像機器が強くなればなるほど、「パナソニックのオーディオはどうなっている?」、「お前たちTechnicsがあるじゃないか!」みたいな声が届いてたんです。 Technics井谷:ですので、Technicsの復活宣言を2014年の秋にベルリンでやったんですけど、ドイツのマスコミやライターが「よくぞドイツでやってくれた!」と書いてくれました。彼らと話をしていると「俺たちがTechnicsを育てた」という自負があるんですよ。面白いですね(笑)。 SL-1200GAE Rock oN : 2016年にSL-1200Gを発売されましたが、Technicsブランドとしてターンテーブルを復刻するにあたっては、やはりSL-1200シリーズだったんですね? Technics上松:はい、2016年にまず世界で1200台限定モデルのSL-1200GAEを、次いでレギュラーモデルのSL-1200Gを、その翌年2017年にSL-1200GをコストダウンしたSL-1200GRを発売しました。SL-1200というTechnicsのDNAを受け継ぐために、単なるSL-1200のレプリカを作るのではなく、現代の技術・価値観を持って蘇えらせようとした製品です。SL-1200GAEを開発するにあたって、SL-1200を手がけたOBから随分と手ほどきを受けたんですが、やはり、人があまり残っていないんですよ。基本設計に関してはSL-1200MK3くらいの段階で製品が完成しており、その後担当したスタッフはデジタル領域のエンジニアばかりなんです。特に難しいのはトーンアームですが、なぜかというとメカニカルな部分の問題になるからなんです。そのあたりの設計がノウハウとしてあまり残っていないんです。CADが無かった時代ですからね。私の大先輩なんですが、当時の工場長がまだご健在で、ご自身の会社をやられてまして、そこにかつてのOBが集っていらっしゃったんですよ。 Technics井谷:随分と手ほどきを受けまして、一時期ですがトーンアームの製造までやって頂きました。そこに最先端のデジタル制御技術などを融合させ、製品化へとまとめ上げる事が出来たんです。  Rock oN : そのデジタル制御技術は、社内で蓄積されていたものをターンテーブルに応用したんですか? Technics井谷:はい、ダイレクト・ドライブの技術はまずターンテーブルに用いられた訳ですが、その後、CDの時代になり回転数が変化し、求められる精度が上がります。そしてDVD、Blu-rayと時代が進み、回転制御の精度はターンテーブルの時代に比べると物凄く上がっています。我々がそこで培ったデジタル制御技術を、新しいレコードプレイヤーに応用するというのは自然な流れなんです。 Rock oN : 新旧の技術資産がSL-1200の復活に組み込まれているんですね!  ところで2018年にSL-1000Rを発売されましたが、なんと160万円! こちらの売れ行きはいかがですか? Technics上松 :結構売れてるんです。日本が一番売れていてトータルマーケットの3分の1以上を占めています。購入者は50代以上の方が多いですね。レコードのフォーマット自体は今後変化がない世界なので、これを買っておけば一生物ですしね。 Rock oN : DJもSL-1200をなかなか買い換えないんですよ。なぜなら壊れないから(笑)。クラブの現場では結構タフな使い方をしてるんですがそれでも壊れない(笑)。そこもSL-1200の優れた点でしょうね。ところで、ここ数年、アナログレコードブームが若い年代にも起こってますが、どうみてらっしゃいますか? Technics上松 :嬉しいですね。SL-1200MK7はDJ用という形で初めて世に出して行くので、アナログでプレイしてくれるDJが増えてくれたら、レコード文化が一過性でなく、ちゃんと広がって行くと思います。また、SL-1200シリーズは累計で350万台という数を出荷していますので、過去に愛用して頂いているお客様がたくさん居るはずですから、そういう方々に新しいモデルを試して頂きたいと思っています。TシャツをはじめファッションにおいてもSL-1200が使われたりと、カルチャーの世界での展開も新しい動きが出て来たら面白いなと思います。そういえば、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の中にSL-1200MK2以降のデザインの商品が出て来たのを知っています? Rock oN : 見ましたが、わからないです。どのシーンだろう? Technics上松 : 「ボヘミアン・ラプソディ」を最初にラジオ局でかけるシーンで2台出てくるんですよ。時系列的に見ると少しおかしいんですけどね(笑)。 SL-1200G SL-1200GR 3. 新製品SL-1200MK7について 初めてDJターンテーブルと謳われたSL-1200MK7 Rock oN : では新登場のSL-1200MK7についてお伺いしていきます。意外ですが、これまでのSL-1200シリーズで初めて「DJターンテーブル」と謳っていますが、やはり、DJのニーズに答えるといった方向性が大きいんですか? Technics上松 : DJプレイヤーというくくりは初めてなんです。DJユーザーがほとんどなので、おのずとそういう風になったというのはありますね。従来の品番を見てお分りの通り、MK2、MK3、MK5と少しずつですが改善を加えてきました。イベントをやってると「こういう所を改善して欲しい」といったことが会話の中によく出てくるんです。その声を技術担当者に伝え、少しずつ改善を加えてきた訳です。開発にあたり、これだけDJにヒアリングしたという事は無かったんですよ。 Rock oN : まず、ルックスですがオールブラックのカラーリングで渋いですね!! Technics上松:ボタンやトーンアームのパーツにブラック色を採用しています。ボディ部分はマット質感のブラックですね。あちこちのDJに意見を聞いて、「ブラックアウトするから見えにくいかも」といった意見もありましたが、、、 Technics井谷:でも、DJの皆さんは、ターンテーブルを自分の手足のような感覚で操作するので関係ありませんでした。心配して損した、みたいな感じです(笑)。 Rock oN : 先ほどお伺いしましたが回転制御はデジタルですが、トーンアーム部分の制御は完全にアナログ領域の話なんですよね? Technics井谷:はい、トーンアームは本当にプリミティブなメカニカル構造なので、ここに何かを加えてしまったら、多分、DJの繊細なプレイの精度について行けないでしょうね。トーンアーム軸受け部の中にボールベアリングの玉が5つ入ってるんですよ。このことで、5mg以下という高い初動感度を実現しています。材質はマグネシウムです。 Technics上松:モーターはシングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーターで、SL-1200GRのものをベースにチューニングしました。ダイレクトドライブ方式の音質的な弱点であったコギングを解消し、モーターの安定した回転で、より高音質にレコードを再生します。また、78回転も出来ます。78回転といえばSP盤ですが、DJプレイの幅を広げることも可能かもしれませんね。 Technics井谷 :SL-1200MK7は一言で言うと楽器です。我々もDJプレイヤーとあえて呼んでいますので、音作りに関しても、試聴室で音を決めるというよりはクラブに持って行き、しっかり低音が出るのか、グルーヴが出るのか、といった観点から作りましたので、通常のプレーヤーとアプローチが全然違うんです。 Rock oN : ここから新たなTechnicsの時代が幕を開けるわけですね、本日はありがとうございました! 音楽が歩んできた歴史の中、「機材が生んだ音楽スタイル」がいくつかあります。その代表格が、ターンテーブルから生まれたDJというスタイル。そこからハウス、テクノ、ヒップホップといったジャンルが発展を遂げ、現在ではクラブシーンという枠を飛び越えて一般的なポップソングの領域へと浸透しているのは周知の事実。   その稀有な歴史をさかのぼっていくと、とあるジャパニーズブランドのターンテーブルの存在に出会います。それがTechnics「SL-1200シリーズ」でした。世界初 「ダイレクト・ドライブ」を搭載したTechnicsプロダクトとDJの偶然な出会い。それを必然的な出会いに変えたのはTechnicsの技術力と歴史の厚さ、そして開発者の情熱でしょう。   この 「ダイレクト・ドライブ」の誕生を、現在のポップミュージックの発火点の1つとして数えるのはいささか大胆でしょうか?Technicsターンテーブルの集大成であるSL-1200MK7が、これからの音楽の歴史においても重要な存在であり続けるのは間違い無いでしょう。 写真左から、Rock oN 恒吉隆治、パナソニック株式会社 井谷氏、上松氏、Rock oN 渋谷隆了 SL-1200MK7 Technicsの高音質技術を惜しみなく投入したDJターンテーブルの新たな世界標準 メーカー希望小売価格 97,200円(税込) ダイレクトドライブモーターやプラッター、シャーシなど、すべてを新開発しながら、トーンアームや各種操作スイッチなどの配置はSL-1200MKシリーズのレイアウトと操作感を踏襲し、これまでと変わらない使い勝手を実現。一新されたコアレス・ダイレクトドライブ・モーターも、専用に開発したアルミダイカストとラバーを貼り合わせた2層構造のプラッターと合わせてチューニングを行い、SL-1200MK6と同じ慣性質量としています。モーターのトルク制御もすべて見直し、起動トルクやブレーキスピードまで、歴代の1200MKシリーズと同じ操作感を追求しました。最新の技術を盛り込みながらも操作性やフィーリングは従来のまま。操るほどに、SL-1200MK7の進化を実感できます。 *ProceedMagazine2019号より転載
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2019/08/09

株式会社NHKテクノロジーズ 様 / Avid S6 x API 1608-II、次世代を見据えたハイブリッドシステム

1984年の設立以来、放送技術および情報システム・IT分野の専門家として、公共放送NHKの一翼を担ってきたNHKテクノロジーズ。その多様な業務の中で、音声ポストプロダクションの中核を担うスタジオであるMA-601が3世代目となる更新を行なった。長年使用されたSSL Avantのサポート終了にともなうスタジオ更新で、MAとトラックダウンを両立させるためにAvid S6とAPI 1608-IIの次世代を見据えたハイブリッドシステムへと進化を遂げている。その導入された機器の多くが日本初導入のもの。今回採用されたシステムの全容をご紹介していきたい。 1:フィジカルコンソール部とレイアウト 今回の更新で最大の特徴となるのはAvid S6と両側に配置された国内初導入となるAPI 1608-II、デジタルとアナログのハイブリットシステムである。中央のS6はPCディスプレイを正面に置けるようにProducer Deskが配置されたが、手前部分はブランクではなく16ch Faderが据えられた。3式あるPro ToolsのうちMain、Subの両システムはS6から制御されトータルリコールシステムを形成しており、情報系番組ではS6を中心としてMA作業を行う。従来よりPro Toolsを使用されていることもあり、24ch Faderのうち右サイド8ch分のみ5Knob構成のチャンネルストリップが用意された。ディスプレイモジュールには、Pro Toolsのトラックを表示するほか、DEMUX回線を表示させる用途にも使用している。一方、音楽のような、アナログコンソールならではの音質を求められる番組の際には1608-IIを中心としてトラックダウンが行える設計となっている。API 1608-IIへはほぼ全てのIN・OUTがこのスタジオの核であるMTRXシステムへと立ち上げられ、Pro Toolsと信号のやりとりが行われるため、APIが持つ音色を損なうことなく、収録・トラックダウン作業を可能とした。 また、スタジオ内の各コンピューター端末はIHSE Draco Tera Compact 480でKVMマトリクスシステムを構成しており、ミキサー席やどの席でも離席せずに各PC端末を操作できる仕組み。このDracoシリーズのKVMシステムは更新前のスタジオでも使用しておりS6が対応している製品でもある。今回のスタジオ更新に併せてKVMシステムがS6に連動するよう設計しなおされた格好だ。例えばワークステーションの切り替えでミキサー席のモニターディスプレイが連動、といったように作業効率はより向上するだろう。このKVM連動は、ミキサー席のモニターディスプレイだけではなくメインTVも連動させている。通常MAやトラックダウンのほか、スタジオを利用した講習会なども視野に入れているそうだ。 2:MTRX4台を駆使したシグナルルーター 今回のシステムの最大の要でコアとなるのがMTRX4台で構築されたシグナルルーティングである。それぞれがAD、DA、モニターコントロール、MADIルーター、と役割を担っており、すべてのソースが各々のMTRXで内部ルーティングされている。その総チャンネル数はIN/OUT合わせて1500を優に超える。そのスタジオのコアとなる4台のMTRXを制御しているDADmanアプリケーションは、システム管理用として用意されたWindows PCへインストールされており、Pro Toolsシステムと切り離されているのも特徴である。 Pro Toolsシステムへの負荷を減らすことも理由として上げられるが、一番のポイントはS6がMTRXをインターフェイスとした「デジタルコンソール」として扱われることであるという。そのため、管理用Windows PCは、BIOS設定で電源通電時に自動で起動できるHPのELITEDESKシリーズを採用した。S6単体ではコントローラーとして扱われがちだが、MTRXに加えてそれ専用のPCを一緒にシステムアップすることでSystem 5のような「デジタルコンソール」と同等のシステムとして扱うことが可能となった。 チャンネル数は1500を超える規模だが、大まかな信号の流れは極力シンプルになるよう設計されている。AD/DAカードを増設した2台のMTRXがルーターMTRXへMADIで128chをルーティング、ルーターMTRXからモニターMTRXへルーティング、といった形だ。もちろん、メーター類やSDIのMUX/DEMUXなどもあるが、回線の半数はMADIが占めている。そのMADI回線の半数が既存流用されている128ch IN/OUTのPro Tools 2式である。なお、96kHz/24bitのハイレゾにも対応できるようにMADIは32chでのルーティングとした。MTRXの特徴でもあるDigiLinkポートに関しては今回のシステムではMTRX4台のうち、新設されたプリプロ用のPro Tools1台のみの使用にとどめている。 NHKテクノロジーズでは現在、MA-601のほかに2部屋のMA室が稼働しており、どちらも1部屋につきHD MADI をインターフェイスとしたPro Toolsシステムがで2システム稼働している。そのため、MA-601では既存のI/Fの活用とともに、ほかのスタジオのIOとの互換性も考えられ、Main Pro ToolsとSub Pro ToolsはHD MADIでの運用となっている、なお、今回のシステム更新にともない両システムともHD MADI 2台の128ch入出力システムへ整備された。そして、今回プリプロとして新設されたPro Toolsは、文字通り整音作業や編集作業ができるように整備され、従来から使用しているKVMマトリクスで、どの席からでも操作ができるように設計されている。 MAスタジオと隣接するオンライン編集室と共用となるマシンルーム。奥手黒いラック部分がオンライン編集分となり、手前のベージュのラックがオーディオ側となる。一番右手にMainDAW/SubDAWのPro Tooolsが収まっている。その隣にはMA室用の映像機器を集約、HDコンテンツはもちろん4Kにも対応した機器が収められている。 「立ち」でのアニメ台詞収録にも対応できる録音ブースでは、その広さを活かしてコントロールルームとは別の作業が可能なスペースを配置した。KVMシステムによりPC端末の操作系統、そしてスピーカーおよびヘッドホンでモニターできる環境が整備された。整音などのプリプロ作業はコントロールルーム内でヘッドホンをしながら編集をするスタイルがよく見られるが、その際にもう一方のDAWで別ソースをスピーカーから試聴しているケースが大半。ヘッドホンをしての作業とはいえ、細かなリップノイズなどの編集作業時にストレスがかかっていた。これを、部屋を分離して、スピーカーで音を鳴らせる設計に変えることで、編集時のストレスを大幅に軽減できるシステムとした。もちろん音声はMTRXからアサインされており、プリプロシステムだけではなく、Main、SubそれぞれのPro Toolsシステムのステレオ音声が、手元でソース選択できるように設計できたのも、MTRXでシステムを構築しているからこその利点である。 3:音質を最大限に生かしたモニターシステム モニター系統を集約させたMTRXでは、その音質を最大限に活かすため常に96kHzで稼働させている。ハイレゾ対応のために48kHzと96kHzのプロジェクトをどちらも扱えるように、ルーターMTRXとモニターMTRXの間にRME MADI Bridgeを経由したDirectout Technologies MADI.9648が用意されており、プロジェクト次第でMADI.9648を使用するか否かをRME MADI Bridgeで切り替える仕組みとしているのだが、DADmanの設定自体はプリセットファイルが1つのみで管理されている。これは48kHzと96kHzの切り替え作業を最小限にするため、MTRX本体の48kHz/96kHzの周波数設定のみですぐに使用できるようにするためだ。 そのため、前述にもあるようMADIルーティングは全て32chごとにスプリットされたパッチとなっており、96kHzに対応できるように設計されている。通常、Pro ToolsとHD MADIを使用したシステムで、96kHzと48kHzを切り替えるケースではMADI スプリットの設定を戻し忘れるなどのオペレーションミスを起こしやすい。また、DADmanのプリセットを96kHzと48kHzでそれぞれ用意するとなると、ルーティングの変更点やチャンネル数の違いなどそれぞれの相違点を覚える必要も出てくる。チャンネル数は犠牲になるが、MTRXでデジタルルーティングしているチャンネル数は膨大であり目に見えない分だけ煩雑になりやすいため、よりシンプルなワークフローにすることで、ミキサーはMA作業に集中できる環境が得られたわけだ。 写真左がDADmanのコントロール画面、4台のMTRXは赤・緑・青・黄にマトリクスを塗り分けられて管理され、こちらの画面から一括した制御が行えるようになっている。 写真右の中央に見える数字が並んだ機材がDirectoutのMADI Bridge。これを切り替えることでその下に収められたMADI 9648を使用するか否かを選択するようになっている。 4:こだわったスピーカーと96KHz駆動のモニターMTRX GENELEC 8351Aは昇降式のスタンドに設置され、OceanWayとの重なりを回避することができる仕様。その調整もリモコン式となっているほか、リスニングポイントよりも上がらないよう高さもプリセットが組まれている。 API 1608-IIと同じく国内初導入となったOceanWay Audio HR 3.5。 スタジオのこだわりはモニター部分の随所にも見られる。メインスピーカーとして選択されたのはOceanWay Audio HR3.5。各チャンネルごとにそれぞれチューニングされた専用アンプへデジタルで96kHz接続されている。こちらは国内初導入となるスピーカーで、特許出願中という独自のTri-Amped デュアルハイブリッドウェーブガイドシステムを搭載しており、水平方向へ100度、垂直方向に40度という非常に広い指向性を持っているため、スタジオ内のスイートスポットを広く設けることができる。「レコーディング時のプレイバックでバンドメンバー全員がいい音でリスニングをしたい」という思想のもと設計されたこのスピーカーは、自社で音楽スタジオを持つOceanWay Studioならではの設計である。この広範囲に及ぶスイートスポットは左右方向だけではなく、スタジオ前後方向にかけても有効で、クライアントスペースの音質はミキサー席での音質と驚くほど遜色がない。また、HR3.5用にTrinnov MCプロセッサも用意されており、使用の有無が選択できる。 ステレオスピーカーのレイアウトも更新前のポジションから変更された。2世代目のスタジオを設計した当時はシアター向けのコンテンツ制作が多かったため、リスニングポイントからL/Rの開き角が45°のスピーカー配置だったが、現在は情報系番組や音楽番組などの幅広いコンテンツへの対応のため、この度の更新工事でリニングポイントからL/Rの開き角が60°のITU-R のレイアウトへ変更されている。また、メインモニターもプロジェクターから65型4K有機ELへ更新されたため、いままでスタジオ後方の天井に配置されていたプロジェクターのスペースが撤去された。その分だけ天井高を上げられ、結果として高音の伸びにつながり、ルームアコースティックが向上されている。壁面内部の吸音材とコンソール両脇の壁に設置された拡散壁とが絶妙なバランスで調整されたことと、明るい色が採用されたガラスクロスとともにコントロールルームの居住性も格段と上げられている。 旧来設置されていたプロジェクターを撤去して、音響的にも有利にスペースが広げられた。 サラウンドスピーカーにはGenelec 8351と7360が採用され、こちらもデジタル接続されている。こちらのシリーズは音場補正機能に優れたGLMに対応しておりトータルコントロールがされている。その5.1chスピーカーの配置にも検討が重ねられており、フロント3ch分はラージスピーカーやテレビモニタに被らないように、スタンドを電動昇降式にする工夫がなされている。そのほか、2系統のスモールスピーカーはYamaha NS-10M StudioとGenelec 1031のパッシブとパワードが用意されている。これらのスピーカーは既存のものだが、スピーカーの持ち込みにも対応するためにパッシブとパワードが用意されているとのこと。些細なことだが細やかな配慮がされているのもポイントだ。 前述の通り、モニター回線すべてを司るMTRXユニットが96kHzで駆動しているのも特長であるが、モニターMTRXにはSPQカードがインストールされ、Genelec以外の各モニターアウトは音響調整で測定した各スピーカーの特性に合わせたEQ処理と、全モニターアウトに対してのディレイ調整も行われている。これらのモニター制御は全てMTRXで行なっており、かつS6上で行えるようにS6ソフトキーへアサインされているのも特徴である。ソースセレクトは3台のPro Toolsをはじめとするソース26パターン、スピーカーセレクトはメインスピーカーをはじめとするが6パターンが設定されている。それらのセレクトは全てS6のソフトキーへアサインされ、ホームポジションを移動することなく選択可能だ。 スピーカーおよびソースのセレクトはS6のソフトキーにアサインされ手元で切替が可能となっている。 また、MTRXシステムにはDADのMOMもPoEで接続されており、ディレクター席など、ミキサー席以外のポジションでもボリュームコントロールとスピーカーセレクトを可能にしている。MOMはあくまでも予備的な発想であるが、どのデスクでも音質の変化が極めて少ない設計だからこそ、どのポジションでも活用が見込まれる。 5:Video Hubでコントロールされた映像システムと4Kシステム スタジオの全景、後方のクライアント席には吸音にも配慮された特注のソファが用意されるほか、詳細が確認しやすいよう大型の液晶モニターも備えられた。 特筆すべき点は、音声だけではない。今回の更新で、映像機器も4Kに対応したシステムに統一された。同フロアにあるオンライン編集室のストレージに接続することで、別フロアのPD編集室から編集・MAまでのワンストップサービスに対応すべく、65型メインモニターディスプレイはもちろんのこと、ディレクター席やブースに設けられたモニターディスプレイすべてが4Kに対応したディスプレイに更新された。65型メインモニターは有機ELのディスプレイとなっているが、クライアント席横の49型モニターは液晶ディスプレイのものを採用しており、液晶と有機ELの違いも同じスタジオ内で見比べることができるのも注目すべき点だ。 また、個々のモニターにはそれぞれ外部タイムコードカウンターが用意されている。通常、テロップが画面下部に入れられたコンテンツの場合、タイムコード表示は画面上部に配置されることになるが、これはナレーション録音の際にナレーターの視線が、原稿とタイムコード表示の間で視線移動が大きくなりストレスとなってしまう。このため、ブースではディスプレイとは別にタイムコードカウンターを画面下部に設け、視線移動のストレスを解消している。また、メインディスプレイ上部に設置されたタイムコードカウンターは、試写時には消灯できるようにスイッチが設けられているのもポイントである。 ディレクター席には手元で映像が確認できるよう、モニターが埋め込まれている。特徴的なのはその上部に赤く光るタイムコード表示。こちらがスタジオ正面のモニター、ナレブースのモニター下部にも設けられた。 ディレクター席のテーブルに埋め込まれた4Kディスプレイにも理由がある。ディレクター席にディスプレイを配置する際はデスク上にスタンドに立てて配置されることが多いが、こちらのスタジオではタイムコードカウンターとともにテーブルに埋め込まれている。これは、モニターディスプレイを不用意に動かされてしまうことを回避するためである。不用意にディスプレイを動かすと、場合によってはミキサー席へ不要な音の反射が発生してしまう。それを避けるために、モニターディスプレイをテーブルに埋め込む方法が採用された。既存のVideo Satellite用AVID Media Composer は2018.11へバージョンアップ、ローカルストレージのSSD化、ビデオインターフェイスの4K対応がなされ、こちらも4K対応されている。同フロアのオンライン編集室とは、10G接続されたDELL EMC Isilonを介して4Kデータの受け渡しが行われる。 いたる箇所で語りつくせないほどの工夫が凝らされたハイブリッドシステム。数あるデジタルコンソールのなかで、S6が選ばれた理由の一つにコスト面もあったという。限られた予算枠のなか、コンソールにかかるコストを下げることで国内初導入となるAPI 1608-IIやOceanWay Audio HR3.5など音に関わる機材により予算を配分することができている。この隅々まで考え抜かれたスタジオで今後どのようなコンテンツが制作されるのか、次世代ハイブリッドシステムが生み出していく作品の登場を楽しみに待ちたい。 写真左よりROCK ON PRO君塚、株式会社NHKテクノロジーズ 番組技術センター 音声部 副部長 青山真之 氏、音声部 専任エンジニア 山口 朗史 氏、ビジネス開発部 副部長 黒沼 和正 氏、ROCK ON PRO赤尾 *ProceedMagazine2019号より転載
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2019/08/01

株式会社テクノマックス様 / 統合された環境が生み出すMAワークフロー

テレビ東京グループの株式会社テクノマックスは、ポストプロダクション部門を担当するビデオセンターのすべての施設を旧テレビ東京近く(東京・神谷町)に移転した。その新たなMA施設にはAvid S6、MTRX、NEXISといった最先端のソリューションが導入され、システムは大きく刷新された。ワークフローに大きく変化を与えたこの導入事例を紹介させていただきたい。 今回更新されたMA3室。黄色のラインが壁面にあるMA-Cは5.1ch対応、赤色ラインのMA-Aおよび青色ラインのMA-Bとも共通した機材仕様となり、各部屋で同じクオリティのワークを可能とする意図が伺える。 1:柔軟なルーティングを受け止めるAvid MTRX オーディオ関連機器のマシンルーム、3室共通の機材が整然とラックマウントされている。 今回の移転工事ではMA-A、B、Cの全3室と2式のProToolsシステムを設備したAudio Work室、そしてMA専用サーバーの導入工事をROCK ON PROで担当した。旧ビデオセンターで課題となっていた設置機材の違いによるMA室間の音響差をすべて解消できるよう、基本設計は3室とも統一されたものとなっている。部屋の基本レイアウト、設置機材を統一することでドラマ、バラエティ、番宣、スポーツと番組ジャンルに縛られず、各部屋で同じクオリティのワークを可能にする、というかねてからの目的を実現し、また効率的な制作リソース確保も可能とした。 MA室にはProTools HDXシステムが、Main DAWと音効用のSub DAWとして2台設けられており、今回のシステムの心臓部であるAvid MTRX1台に対してDigiLinkケーブルでそれぞれが接続されている。MTRXがMain/Sub両方のメインのI/Oを兼ねており、Main DAW側からもSub DAWの入出力ルーティングの設定が可能であるため、音効やアシスタントエンジニアをつけた2人体制のMA作業にも難なく対応することができる。MTRXのコンフィギュレーションは、AD/DAが各8ch、ベースユニットにオプションでAESカードを増設し合計32chのAES/EBU、そして映像の入出力が可能なSDIカードを拡張し、SDI 2IN/2OUT (各Audio 16ch)の構成となっている。 アナブースマイクやスピーカーなどのアナログ系統、メーター機器などデジタル入出力への対応をこのMTRX1台でまかなっている。また従来システムからの大きなアップデート項目としてVTRデッキとはSDI回線での入出力に対応した。更に MTRX ルーティングに内蔵された音声エンベデット / デエンベデットを使用することで、VTRデッキへの入出力数の制限から解放され、機器構成がシンプルになった。更新後は最大16chのオーディオ伝送が可能となりSDI規格の最大値を利用できるようになった。あらゆる入力ソースはMTRXに集約され、Main DAW上のDADmanアプリケーションによって柔軟なルーティング設定が可能となっている。コントロールルーム内のSPだけでなく、バックアップレコーダー、メーター類、さらにブース内に設けられたカフボックスに対しても後述するAvid S6との連携により、イージーな操作でルーティング設定やモニターセレクトなどが可能となっている。 2:3室すべてにAvid S6 M40を導入し環境を統一 今回の更新ではMA室3室すべてにAvid S6を導入し環境を統一した。モジュール構成は24フェーダー5ノブとした。旧ビデオセンターではYAMAHA DM2000をProToolsコントロ ーラーとして使用していたが、移転に際し新たなコントローラーとして、ProToolsと完全互換の取れるS6を選定、コントロール解像度、転送速度が向上した。また、実機を前にして使用感や利便性などの実フローを想定した検討を行い、S6をはじめメーター類、キューランプなどの設置場所にこだわった日本音響エンジニアリングの特注卓が導入された。エンジニアがコンソール前の席に着いた際のフェーダーやノブへのアクセスのしやすさ、ディスプレイやメーター類の視認性など、MA室にS6を設置したあとも細部に至るまで調整を繰り返し、非常に作業性の高いシステムが出来上がった。 Mac上ではDADmanアプリケーションとの連携によりモニターソースやアウトプット先の設定はS6のマスターモジュール上のスイッチやタッチパネルからワンタッチで操作可能になっているほか、ディスプレイモジュールにはレベルメーターとProToolsのオーディオトラックの波形を同時に表示することが可能。Protoolsの音声のみならず、VTRデッキなどMTRXの各インプットソースも表示可能となる。S6とMTRXを組み合わせて導入したことで信号の一括管理だけでなく操作性の向上が実現できた。また、短期間での移転工期でスムーズにDM2000からS6へ移行できたのはProToolsと完全互換が成せるS6だからこそであった。 今回の更新コンセプトを意識しラージスピーカーはPSI Audio A-25M、そしてスモールには同社のA-14Mが3室に共通して導入された。数日間に渡る音響調整により、各部屋の鳴りも同一となるように調整している。そして3室のうち「MA-C」は5.1ch対応となった。このMA-CにはGenelec 8340を5台、サブウーハーに7360APMを導入し5.1chサラウンド環境を構築している。Genelec GLMシステムによるアライメントにも対応しているため、音響設定も柔軟に調整が可能。またLCRのスピーカーはバッフル面に埋め込みジャージクロスで覆っているため、他の部屋と見た目の違いが少なく圧迫感のないスマートなデザインとなっている。もちろん、この5.1ch環境も通常の使用と同様にAvid MTRXやS6システム内にルーティングが組み込まれており、自由なモニタリング設定が行える。ラージSP、スモールSP、5.1chSPのモニターセレクトさらにはダウンミックス、モノラル化が容易に可能となっている。サラウンドパンナーはあえてS6のシャーシ内には組み込まず利便性を向上させた。 ラージ・PSI Audio A-25Mおよびスモール・A-14M。写真からは見てとれないのだが、ラージ上のジャージクロス裏にはサラウンド用途にGenelec 8340が埋め込まれている。 また、MA-CではアナブースもMA-A / Bの2室と比べて大きく設計されており、同時に4名の収録が可能。実況・解説・ゲストといった多人数での収録が必要なスポーツ番組などにも対応している。MTRXによる自由度の高いルーテイング機能とS6による容易な操作性があったからこそ実現した柔軟なシステムといえるだろう。 3:Avid NEXIS E4サーバーによる映像と音声のリアルタイム共有 映像編集およびオーディオ編集用のNEXIS E4がラックされている。 今回の移転工事においてもう一つの核となったのがAvid NEXIS E4サーバーの導入である。ワークスペースの全体容量は40TB(2TバイトHDDx20台+2台の予備HDD)となっており日々大容量のデータを扱う環境にも十分対応している(OSシステムはSSD200Gバイトx2台のリダンダント環境)。各MA室のMain DAW、Sub DAWからAvid NEXIS E4サーバーへは10Gbit Ethernetの高速回線によってアクセスが可能となっている。そのため単純なデータコピーだけではなく、VTRデッキからの映像起こし作業やMA作業についてもサーバーへのダイレクトリード/ライトが可能となったため、サーバー上のデータをローカルストレージへ移すことなくそのまま作業が行える環境となった。 従来の設備ではローカルドライブで作業を行い共有サーバーでデータを保管していたため、作業の前と後で数ギガバイトあるプロジェクトデータの「読み出し」「書き戻し」作業に機材とスタッフが拘束されていた。スピードが求められる現場での容量の大きいデータコピー作業はそれだけで時間のロスになってしまいスムーズなワークフローの妨げとなってしまう。今回のAvid NEXIS E4導入によりその手間は緩和されワークフローも大きく変化することになった。サーバー上ではミキサー別、番組別といったワークスペースを組むことができ、各PCのマネージャーソフトからダブルクリックでマウント、アンマウントが可能。更新コンセプトである3室の仕様統一もそうだが、この点も部屋を選ばずにワークを進められることに大きく貢献している。 また、サーバールームとは離れたAudio Work室に設置した管理用PCからは、SafariやChromeなどのインターネットブラウザによってNEXISマネージメントコンソールにアクセスしてシステム全体の設定を行うことができる。管理画面のGUIは非常にシンプルで視認性が良いため、専門性の高いネットワークの知識がなくともアクセス帯域やワークグループの容量、そのほか必要な管理項目が設定可能、またシステムエラーが発生した際にも一目でわかるようになっている。そのため、日々膨大なデータを扱う中で専門のスタッフがいなくてもフレキシブルな設定変更に対応できることとなった。サーバーの運用にはネットワークの専門性を求められるというイメージを持つかもしれないが、このNEXISサーバーにおいてはその様な印象は完全に払拭されたといえる。 4:クオリティを高めるための要素 そのほかにも今回の移転工事では様々なこだわりを持って機材の導入が行われた。MA室へ入って真っ先に目に入るのはモニターディスプレイの多さではないだろうか。ミキサー用のPro Tools画面からアシスタント、音効、ディレクター、クライアント、ブース内、正面のメインモニターTVまで1室に最大15台が導入されているのだが、エンジニア、クライアント席からの視認性が得られるよう配慮して設置されている。ディスプレイの多さは音響的に気になるところだが、各部屋の音響調整の時に考慮して調整が施されている。 すべてのモニターの映像入力はBlackmagicDesign社のSmartVideoHub20x20で自由に切り替えが可能。入力ソースは編集設備のSDI RouterでアサインされるVTRデッキやMAマシンルームの各機器の映像を作業に合わせて選択する。また、同社のリモートコントローラーVideohub Smart Controlのマクロ機能で、すべてのモニターを用途に合わせて一斉に切り替えることも可能なため設定に手間取ることが無い。SDIでの信号切り替え、モニター直前でのHDMI変換、モニターの機種選択で映像の遅延量にも気を遣った。 メインのビデオI/OはBlackmagicDesign UltraStudio 4K Extremeをセレクト。Non lethal application社のVideoSlaveを導入することでProTools単体では不可能だったタイムコードオーバーレイが可能となった。各種メーター機器も豊富でVUメーターにはYAMAKI製のAES / EBU 8ch仕様を導入。ラウドネスメーターにはASTRODESIGN AM-3805/3807-Aを導入し、別途用意したMac Mini上のリモートソフトと連動することでPCモニター上にもメーターが表示できる設計となっている。さらにMA設備の主幹電源部には電研精機研究所のノイズカットトランスNCT-F5を導入し安定化を実現、スピーカーの機器ノイズをカットしている。実際のフローでは見えにくい部分にもこだわりクオリティの高いワークを目指していることが伺いとれる部分だ。 写真左からYAMAKIのVUメーターとASTRODESIGN AM-3805。中央が同じくASTRODESIGNの AM-3807-A。そして右の写真が主幹電源部に導入された電研精機研究所のノイズカットトランスとなる。 5:MAワークに近い環境を実現したAudioWork 今回、映像の起こし、整音、データ整理などを行うAudio Work室のAudioWork-Aはシステム構成を一新。MTRXを導入することでシステムの中枢を各MA室と統一している。あくまでMAの本ワーク前の準備を担う設備であるため、S6こそないもののメーター類やプラグインもほぼ同等のものを設置し、MA室と近いワークフローで作業することができる。モニターコントローラーにはMA室のDADmanアプリケーションと完全互換のとれるDigitalAudioDenmark MOMを導入して手元でのモニターセレクトを実現した。VTRデッキとの回線も通っているため、MTRXやBlackmagic Design UltraStudio4Kを駆使して、起こし・戻しの作業までできる環境となった。もちろんこのAudioWork-AおよびBもNEXISサーバーへアクセスができ、MA室と互換の取れるプラグインが設備されており、本MAへスムーズな移行が可能となっている。 今回の移転では、通常の業務を極力止めずに新ビデオセンターへ業務移行できるよう、スケジュールについても綿密に打ち合わせをした。限られた時間の中で滞りなく業務移行ができたのは、Avid S6やNEXISがシームレスな連携を前提に設計されたプロダクトであり、かつユーザーにとって扱いやすい製品である証だと言えるだろう。効率的なワークフローと新たなクオリティを実現したスタジオは、統合されたMAワーク環境の最先端を示していると言えるのではないだろうか。 株式会社テクノマックス ビデオセンター 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3−9 住友新虎ノ門ビル 4階 TEL 03-3432-1200(代表)FAX 03-3432-1275 (写真前列左手より)株式会社テクノマックス 営業本部 副本部長 小島 壯介氏、放送技術本部 編集技術部 主事 大矢 研二 氏、放送技術本部 編集技術部 専任部長 伊東 謙二 氏、放送技術本部 編集技術部 主事 武田 明賢 氏、放送技術本部 編集技術部 高橋 知世 氏、放送技術本部 編集技術部 主事 大前 智浩 氏 (写真後列右手より)ROCK ON PRO 君塚隆志、丹治信子、赤尾真由美、草野博行 *ProceedMagazine2019号より転載