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2008/01/18
事例:株式会社バーディハウス ABS Recording様
株式会社バーディハウス様は、レコーディング・スタジオであるABS RECORDING、Bunkamura Studio、マスタリング・スタジオであるABS MASTERINGの他、ABSOLUTE RECORDSの運営を含めた幅広い展開を行っています。
恵比寿の喧噪を少し離れた穏やかな場所に位置する、株式会社バーディハウス様が運営するABS Recordingは、アコースティックに重点を置いたナチュラルなサウンドを実現する1stと、ダビング・スタジオとして機能するヴィンテージNEVEを常設した2st、Masterring Roomを保有しています。
スタンウェイのナチュラルな音色が特徴的なライヴルームのサウンドを生かす、色づけを極力排したサウンドを目的とするその思想は、徹底的なこだわりをもってMonster Cableを直引きしたワイヤリングにも現れています。
ROCK ON PROでは、digidesign Pro Tools HDシステムを中心に導入させていただき、従来のSSLやNEVEを中心としたアナログデバイスとデジタルデバイスを融合、あらゆるサウンド制作のアイディアにつながる柔軟な接続が可能となっています。Power Hill MTM-1を使用し、SSLからのPro Toolsコントロールも実現し、ステムミックスだけではない統合的なシステムとして、スタジオ全体をコントロールするその思想は、サウンドを最優先する姿勢が感じられます。
ABS RECORDING 1st Pro Tools System
Pro Tools HD3 Accel
192 I/O x 3(24in/48out)
Sync I/O
Apple Power Mac G4 Dual 1.42GHz
Pro Tools 7.3 & 6.9
AutoTune 4
Altiverb 6 XL
Bomb Factory Plug-Ins
DUY Global TDM Bundle
Echo Farm
McDSP Classic Pack
Sound Toys TDM Effects Bundle
Master X
TL|Space TDM Edition
VocAlign Project
Waves Platinum TDM Bundle
etc.
ABS RECORDING 2st Pro Tools System
Pro Tools HD3 Accel + 2 x HD Process Card
Expansion Chassis
192 I/O x 2(24in/24out)
Sync I/O
Apple Mac Pro Dual 2.66GHz
Pro Tools 7.3
AutoTune5
Altiverb 6 XL
Bomb Factory Plug-Ins
DUY Global TDM Bundle
Echo Farm
McDSP Classic Pack
Sound Toys TDM Effects Bundle
Master X
TL|Space TDM Edition
VocAlign Project
Waves Platinum TDM Bundle
etc.
ABS RECORDING 1st Equipment
SSL SL 4064G BG-TR
Dynaudio M4M
YAMAHA NS-10M
Sony PCM-3348
STUDER A820MCH(Dolby A)
STUDER A820 1/2
NEVE 1072 x 2
FOCUSRITE ISA110 x 8
API 550B x 4
API 560B x 4
GML 8200
TUBE-TECH PE1C x 2
TUBE-TECH CL1B x 2
NEVE 33609/C
UREI 1176LN x 2
EMT 140ST
LEXICON 480L
etc.
ABS RECORDING 2st Equipment
NEVE 1073 Custom(4in/2out)
Dynaudio M3
YAMAHA NS-10M
FOCUSRITE ISA215
TUBE-TECH CL1B
NEVE 33609/J
UREI 1176LN
LEXICON 480L
etc.
birdie house inc. ABS RECORDING
担当:横井様
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-20-7
2-20-7 Ebisu-minami,Shibuya-ku,Tokyo,Japan
150-0022
Phone:03-3792-5130(81-3-3792-5130)
Fax:03-3792-5137(81-3-3792-5137)
HP:http://www.birdiehouse.co.jp/studios/index.html
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2008/01/17
最新のホスト環境との融合!Pro Tools HD PCI to PCI Expressクロスグレード再開!
3/20迄の期間限定、Pro Tools HD PCI to PCIeクロスグレード・プロモーションで大幅なセーブ額を実現!
驚異のパフォーマンスを誇る、最新のIntelベースApple Mac Proをはじめとしたコンピューターに搭載されるシリアル・バス・アーキテクチャーPCI Express。パラレル伝送の限界を超えた、この新たなPCI規格に対応したのが、Pro Tools HD Accel PCIeシステムです。
この最新のテクノロジーに利用するにあたり、従来のPCI版Pro Tools HDシステム・ユーザーに向けて実施されるのが、Pro Tools HD PCI to PCIeクロスグレード・プロモーションです。
IgnitionPack 2、HDpack等は付属しませんが、(皆さん、既にお持ちですよね?)その分、通常のクロスグレード価格よりも最大¥120,000のセーブが実現します!
Pro Tools HDシステムの詳細については、digidesignサイトにて>>
Pro Tools HD Accelシステムの新規導入/旧TDMシステムからのアップグレードをご検討の方もお気軽にご相談ください!
Pro Tools HD Accel新規導入ROCK ON Specialについて詳しくはこちら>>
Pro Tools|24 Mixシステム等からのレガシー・アップグレードについて詳しくはこちら>>
クロスグレード価格例
Pro Tools HD3 Accel PCIeへのアップグレード
from Pro Tools HD3 Accel PCI:¥602,700
from Pro Tools HD3 PCI:¥685,650
Pro Tools HD2 Accel PCIeへのアップグレード
from Pro Tools HD2 Accel PCI:¥449,400
from Pro Tools HD2 PCI:¥519,750
Pro Tools HD1 PCIeへのアップグレード
from Pro Tools HD1:¥283,500
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
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2008/01/14
Euphonixが新作コントローラーを発表
Euphonix が、NAMMにて新作コントローラーArtisit Seriesを発表予定!!写真からも分かるようにスタイリッシュなデザインのコントローラー。Euphonixの誇るEuConの技術がどこまで搭載されるのか、今から詳細の発表が楽しみな1台です。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
詳細は、16日にweb siteがOPEN!!、NAMMでの発表が17日となっています。ROCK ON STAFFのNAMMレポートもお楽しみに!!
早速、Euphonixの本国サイトに情報が公開されました!!!注目の値段は、写真左側のタッチパネル搭載のコントローラーが「MC Control」が$1,499.99。右側の8本のフェーダーを搭載した「MC Mix」が$999.99。注目のEuConの搭載も決まり、EtherNetでの接続となり、自由に組み合わせて増やしていく事が出来ます。また、MC Controlが無くても、MC Mixだけでも動作する事が可能です。
MC Controlは、MC譲りのタッチパネルと12個のソフトキー、4本のタッチセンス付フェーダーと8個のタッチセンス付ノブを持ち、ジョグホイールとトランスポートを備えています。 通信プロトコルはEuphonixの誇るEuConをサポートし、その他にもHUI,MackieControlをサポートしています。また、StudioMonitorExpressSoftwearがついてきますので、どのSoftからでもMC Controlを使ってMonitor Controlが可能となります。(StudioMonitorControlはSoftとASIO等のオーディオドライバーの間に挟まりOutのVolumeControlをするソフトです)
MC Mixは、 単独でも動作する8本のタッチセンス付フェーダーと8個のタッチセンス付ノブを備えたコントローラーです。こちらもHUI,MackieControl互換で動作し、ほぼ全てのSoftに対応します。
日本での発売金額はまだ発表となっていませんが 、順次、情報アップします!!!ご期待下さい。
>>>Rock oN / NAMMショーレポートへはこちら
>>>Euphonix社本国のサイトはこちら
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2008/01/01
MicReview Vol.1/Neumann U87Ai
これから、マイクロフォンのレビューを連載形式で1本ずつ紹介していきます。記念すべき第1回目はやはり定番中の定番,ワールドスタンダードのこの1本、U-87Aiを紹介したいと思います。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
録音スタジオでは、無いところを探す方が難しい・・・それほどの定番マイクです。何はともあれ87を、といったマイクになります。もちろん、歴史の長いマイクですので初代のU-87,に始まりU-87i,U-87Aiと進化を続けているマイクです。最近では40周年のアニバーサリーモデル、U87 Anniversary Setも発売されたりと、息の長い人気を誇っています。
歴史
世界を代表するNEUMANNの歴史は第2次世界大戦の前にまでさかのぼります。最初に有名になった物は、戦時中に軍用として開発されたマイク、CMV-3で、ヒトラーも演説で使用し今も写真等で確認することが出来ます。特徴的な中域を持つ真空管のマイクでした 。現在BLUEのBottleがこのマイクのスタイルをまねて(見た目だけですが)デザインされています。その後、現在でもビンテージの頂点に君臨するU-47が作られ、次世代のモデルとしてコンパクトで指向性の切り替え機能を持たせたM-49がデビューします。M-49は派生モデルを多く生み出しKM-56,SM69など真空管にAC701を使用したマイクが数多く作られました。そしてマイクの本体の音響特性をも考え抜かれグリルの音の透過特性、マイクボディーの音の解析などをふまえてデザインされたのがU-67でした。そして、真空管からトランジスタへ時代が変わりついにU-87が誕生します。U-67で培った技術をその当時最先端のトランジスタ技術に置き換え誕生しました。
1967年デヴュー当時のU87は、バッテリーを内蔵することが可能な7Pinコネクター仕様となっており、実際にはXLRコネクタと同様、3Pinをホット/コールド/グラウンドで使用、残り4Pinの内2PinをバッテリーON/OFFのジャンパーとして使用するという物でした。
さらに、この7PinコネクターをXLRタイプとし、バッテリーのON/OFFスイッチをXLR端子接合部に取り付け、取り回しを容易にしたタイプがU87iです。
細かい違いはありますが、U87/U87iのタイプに使用されているカプセルは、いずれもK87になっており、ショートからカプセルを守るため、表裏2枚の間に絶縁フィルムが必要になっていました。
そんな中、録音機材の進化が進むと、NEUMANNではU87シリーズのカプセル感度を上げる必要に迫られてきました。
前述した通り、K87カプセルでは感度を上げるために電圧を上げることが困難な仕様になっていましたが、DC/DCコンバーター技術の発達により、+60V/-60Vのそれぞれの電圧を作ることが可能となり、K870カプセルという一体化されたカプセルを採用したU87Aiが1986年に登場しました。
K870は、K87と同等の材質と形状を持ち、従来の音質を犠牲にすることなく、10dBの感度アップとS/Nの向上を実現しています。
時代にあわせた進化を続けたU87シリーズは、現在もU87Aiが世界中のスタジオで使用されており、40周年を迎えた昨年には、ゴージャスな特別仕様U87Ai 40th Annversary Setも登場しています。
サウンドの特徴
Neumannらしい、ふくよかな中域と暖かみの有る低域を持ち、現代のデジタルレコーディングにあわせたハイファイな伸びの良い高域を併せ持っています。兎に角、どんなソースに対しても優等生であり、他のメーカーのマイクではどれだけ追い込んでもたどり着けない深みのあるサウンドを 持っています。
U87の変遷でもご説明しましたが、歴史のあるマイクだけに時期による好みや、伝説もあるようですが、U87/87iのカプセルを洗浄したところ、「音が軽くなった」「ハイ上がりになった」などの報告もあり、オールドといわれる音質の伝説は、カプセルの汚れなどによるハイ落ちで、実は本来の音質ではなかったということも考えられます。
現在まで、連綿と受け継がれているNeumannサウンドは、U87Aiでもしっかり受け継がれており、中でも専用ケース/専用サスペンションも付属したAnniversary Setは、近々噂されるNeumann製品の値上げがあった場合、さらなる価値をもつようになるでしょう!
Neumannらしさ
個人的な意見を書かせていただくとすれば、Neumannのマイクは「あばたもえくぼ」と形容しています。 他のメーカーには決してまねの出来ない、音楽的なサウンドを録音することが可能です。スペックでも、周波数特性でも無く、音楽として気持ちのいい音を録音することが出来ます。高解像度のマイクではちょっとしたミスまでありありとリアルに描き出すことがありますが、なぜかNeumannのマイクを使用するとそのミスが意図的なもの、音楽の一部分として聞こえることがあります。これが、エンジニアがNeumannを好んで使用する一番の要因だと思っています。
まとめ
やはり、マイクを使って録音するのであれば、1本は持っていてほしいマイクです。持っていてよかった、と思う瞬間が必ずある。これが定番となった最大の要因だと思います。また、セッテイングもラフでいいのもこのマイクの美点です。マイクをたてたら、後は音楽に集中出来る環境を作れるのもU-87ならではのポイントです。
次回のレビューにご期待下さい。
Neumann U-87Ai ¥315,000
Neumann EA87 Suspension ¥39,900
Neumann U-87Ai 40th Anniversary Model ¥388,000
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2007/12/27
Mac OS X Tiger & Win XP対応のPro Tools 7.4cs2リリース!
重 要な改善点を含むPro Tools Softwareの最新カスタマー・サービス・バージョン、Pro Tools HD/LE/M-Powered 7.4cs2アップデートがリリースされました。Mac OS X Tiger及びWindows XPに対応した同アップデータには、下記にリストされた重要な改善が含まれますので、Pro Tools 7.4以上をお持ちの全てのお客様にこのアップデートが推奨されます。
※ご注意:Pro Tools 7.4cs2アップデータは、Mac OS X 10.5 Leopardに対応しておりません。
Pro Tools HD/LE/M-Powered 7.4cs2に関する詳細はこちら>>
Pro Tools 7.4cs2による改善点
(◎=Mac/Win、○=Macのみ、●=Winのみ)
◎ Item #94474: トラックの色彩調整機能の不在
◎ Item #99562: RTAS版Dynamics IIIが使用されたセッションを開くと発生
するバーストノイズ
◎ Item #100028: Soundminerで特定のファイルをインポートする際に発生
し得るエラー
◎ Item #100299: ファイルをインポートした後に、Avidビデオ・ペリフェラルか
らのQuickTimeムービーの出力が止んでしまう問題点
◎ Item #99605: セッション開始時間が01時から11時台のセッションで、タ
イムコードが11時25分に達するとタイムコードに対する追従ができなる問題点
(HDのみ)
◎ Item #100013: グループ化されたエラスティック・オーディオ・トラックをク
オンタイズする際のトランジエント位置の不正確性
◎ Item #100378: イベント・マーカーを動かさないと、そのイベントに対する
コンフィデンスが確立されない問題点
◎ Item #100420: Rhythmicアルゴリズムでレンダーもしくはコミットを実行
すると、ファイルの末尾にアーティファクトが発生する問題点
◎ Item #100423: クオンタイズ後、エラスティック・タイム・ワープのマーカー
が移動する問題点
● Item #99545: マルチ・プロセッサAMDベースのコンピュータでは、プレイ
バックエンジンのRTASプロセッサ設定欄が選択不可能になる問題点
● Item #100142: アドミニストレータ・アカウント名に非半角英数もしくは非
ASCII文字が含まれているとPro Toolsが起動中に「MIDIをセットアップ中」で
クラッシュしてしまう問題点
Pro Tools HD 7.4cs2のダウンロードはこちらから行ってください。
Pro Tools HD 7.4cs2 for Mac OS X Tiger
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=28947
Pro Tools HD 7.4cs2 for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=28948
Pro Tools LE 7.4cs2 for Mac OS X Tiger
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=28949
Pro Tools LE 7.4cs2 for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=28950
Pro Tools M-Powered 7.4cs2 for Mac OS X Tiger
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=28951
Pro Tools M-Powered 7.4cs2 for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=28952
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2007/12/26
MicReview Vol.2/DPA 4006
マイクロフォンレビューの2回目は、一度使って欲しいマイクの代表であるDPAの4006をご紹介いたします。無指向ということで、敬遠される方も多いと思いますが、無指向のマイクを使いこなし狙ったサウンドが残せた時の達成感は格別です。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
無指向マイク!?
マイクの中でも、取っ付きにくい印象の有る無指向マイクですが、その最高峰に君臨するのがこのDPA 4006です。元々が測定用のマイクからスタートしたこのマイクはどこまでもフラットなバランスと、ゆがみの無い綺麗なポーラーパターンを持ちます。無指 向といっても高域(10k付近より)は若干のカーディオイドパターンを示します。それによってマイクの方向により楽器音と残響音との距離間を作り出すとこ が出来ます。このマイクは、距離をはなしても音質が変わること無く、非常に自然な残響が付加されてゆきます、この点も定番として君臨している大きな要因の 一つです。
実際の使用
クラシックホールでの3点吊りのマイクとしてA-Bステレオで使用した際に、この特性の良さが際立ちます、この使用方法がDPA 4006を定番として世界の録音現場に受け入れられました。また、サラウンドマイキングのメインマイクとして音場をとらえるためのマイクとしても非常にク オリティーの高いサウンドをとらえることが可能です。無指向といっても、オフマイクだけでなくJazzのピアノトリオにオンマイクで使用したり、クラシッ クギターにオンで使用したりと幅の広い使用で素晴らしい結果を得ることが出来ます。無指向のマイクロフォンの特徴でもある近接効果の少なさも、マイキング に新しいアプローチを与えてくれます。また、ドラムのオーバーヘッドに使用しても4006ならではの空気感を持った深みの有るサウンドをとらえます。
機械的特徴
DPA(旧B&K)の最大の特徴は130V仕様のモデルが存在することでしょう。通常のファンタム48Vと違い高電圧でアンプをドライブす ることにより高いS/Nとリニアなサウンドが得られます 。DPAのオリジナルアンプ、もしくは130V供給用のパワーサプライでの仕様となりますが、サードパーティーでも人気のMilleniaが130V供給 オプションを発売しております。
定番のA-Bステレオでの仕様は、是非一度体験していただきたい定番ならではの素晴らしいサウンドが、 また、A-Bステレオでの使用時には角度、あおり少し動かすだけで劇的に音場が変わります。狙ったサウンドになるまでの追い込みが非常に楽しいのも 4006の特徴です。困った時のオフマイクはこれできまりです。是非、マイクコレクションに加えて欲しい2本です(ステレオペアでどうぞ!!)
ご購入はこちらから
※オプションでステレオマッチングペアの設定もございます。ご購入の際にお申し付けください。
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2007/12/18
MD4/これぞマスタリング
マスタリング用アルゴリズムのマスターピース、System6000に搭載のアルゴリズムMD4をご紹介いたします。圧倒的な音質と、緻密なコントロールが可能なマスタリング用ダイナミクスプロセッサーです。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
t.c.electronicマスタリング・アルゴリズムの歴史
コンピューターを使ってのミックス、マスタリングが進化する過程で、いくつものマスタリング用と銘打たれたアルゴリズム(プラグイン)が出来てきました。デジタルならではのフェイズキャンセルされたマルチバンドダイナミクス、ブリックウォールリミッター、先読みすることで最適なスレッショルドを保つマキシマイザーなどが開発され、世に送り出されてゆきました。単体のアウトボードでもこれらの技術を搭載した商品の発売、また、アウトボードからアルゴリズムをプラグインに移植した商品と進化を続ける中、定番と呼ばれる物が出てきました。
M5000という t.c.electronicのフラッグシプ機にオプションで搭載されていたマルチバンドダイナミクス、MDシリーズがFinalizerとしてアウトボードとして発売され、位相の崩れないマルチバンドダイナミクスと、先読みによるオートゲインの付いたリミッティング、リミッティングにアナログ的なニーを付けるソフトクリップなどそれまでのアナログのアウトボードでは全く出来なかったことを全て現実の物とし一時代を築きました。過去形になってしまいましたが、もちろんFinalizerシリーズもハイサンプリングに対応しFinalizer 96kとして現行機種で頑張っています。そしてプラグイン版としてはTDM用とPowerCore用のMasterXシリーズとなっています。
system 6000の誕生
この後、t.c.electronicから、マルチチャンネル(サラウンド)対応のフラッグシッププロセッサーsystem 6000が発売され、その中に最新のマルチバンドダイナミックスプロセッサーとしてMDシリーズの最新版MD3が搭載されました。それまでのMD2(M5000オプション)との違いとしては、48ビット、5倍オーバーサンプリングという解像度と、常時ダブルプレシジョン処理によるブリックウォールリミッターの搭載。これは、デジタルデータ上ではピークとして表示されないが、圧縮をしたり、D/Aコンバートをすることにより可聴となる歪みを取り除くことの出来るリミッターです。これにより、自信と信頼を持って、0dbピークのプレスマスターの制作が可能となります。あとは、地味ですが4band-EQの追加、非常に効きの良いマスタリンググレードのEQで、この後紹介する、M/S分離による処理のときに非常に高い効果を発揮します。その後、マルチチャンネル対応を果たし、マルチバンドダイナミクスも3-bandから5-bandに進化をしてMD4(MD5.1)としてsystem 6000のマスタリング向けメインアルゴリズムとして進化を続けています。また、MD3はTDM Plug-in、Power Coreのオプションとして移植されています。
M/S分離により新たな領域へ
特筆すべきは、M/S分離によるマスタリングです。M/S分離というと位相の崩れや、ステレオ感、定位感の崩れなど、ネガティブなイメージをお持ちの方が多いと思いますが、そこはt.c.electronicの誇るフラッグシップ機system 6000のもつ「位相が崩れない」という特徴が非常に良く出ており、L/Rに対し処理をおこなっているのと全く同じ感覚での作業が可能です。なぜM/S分離なのか?使ってみればその素晴らしさがすぐに分かると思います。M成分には、ヴォーカルやベース、各楽器の音の芯の部分が含まれています。これがコントロール出来るということは、歌のレベルの微調整や、音の芯に対する倍音のコントロールがマスタリングで可能になります。また、S成分をコントロールすることで、リバーブ量の微調整やステレオ感の広がりの調整までも可能となります。L/Rでの頃は、倍音成分をEQでいじることによってこれらの調整をしていましたが、M/S分離することにより直感的に,さらに効果的に調整をすることが可能になっております。なぜいままでこの機能がなかったのか不思議になるくらい、効果的で素晴らしい働きをいたします。もちろん、位相感の崩れは一切無くこの効果が得られます。是非一度体験していただきたいアルゴリズムです。
まとめ
この素晴らしいアルゴリズムは、前述の通りsystem6000,PowerCore,TDM plug-inとして使用出来ます。ネイティブでの対応はしておりませんが、最高のクオリティーを確保するため音声信号専用のDSPでのみ動作するようになっております。やはり、汎用のプロセッサであるCPUでの処理と比較しますと明らかな違いが有ることをメーカーも理解しての選択と思います。さらには、本来のMDシリーズの音質を得るためには、専用プラットフォームとして開発されているsystem6000の優位性が明らかです。やはり、専用設計のアウトボードには明確な存在意義とフラッグシップとしてメーカーのプライドが詰め込まれています。
「これがあれば、他に何もいらない」と現役マスタリングエンジニアをうなずかせるこのsystem6000。現在、店頭展示中です。ご来店してその実力をお確かめ下さい。
また、貸し出しも行っておりますので、実際の現場でじっくりとお使いいただくことも可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。
<system6000その他のアルゴリズム>
DVR2/音楽に優しいリバーブとは>>>
VSS4 HD/デジタルリバーブのたどり着いたサウンド とは>>>
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2007/12/18
DVR2/音楽に優しいリバーブとは
t.c.electronicのsystem 6000に搭載されているリバーブアルゴリズム、DVR2をご紹介いたします。最初期のデジタルリバーブの銘記EMT 250をサンプルに開発されたこのリバーブアルゴリズムですが、ただのビンテージの模倣ではありません。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
EMT250とは?
EMT 社は鉄板リバーブ(Plate Reverb)のマスターピースとも呼べるEMT 140が日本では各スタジオのなくてはならない外部エフェクトとしてありました。このEMT 140はSSLの4000シリーズにオプションでリモートコントローラーが設定されることからも解る様に世界的にメジャーな機器でした。その後発売された EMT 250というデジタルリバーブも高い評価を得て 欧米を中心に導入され(なぜか日本ではほとんど見かけませんが・・・)Lexiconと同様にデジタルリバーブの黎明期をささえるリバーブでした。
EMTの特徴
何 はともあれ、暖かみのある音が最大の特徴だと思います。他の機器では決してまねのできないたっぷりとした豊かな低域と、あくまでも自然な響きを失わない高 域。やはり、世界が認めたサウンドは、しっかりとした理由があります。これは、鉄板でもデジタルでも同じポリシーが貫かれ素晴らしいリバーブを聞くことが できます。NeumanやTelefunkenを生み出した、ドイツの放送業界が育んだEMTも数字では推し量れない音楽的なサウンドをしっかりと受け継 いでいます。
ところでDVR2は
DVR2はこの定評あるEMT250のサウンドと、ニュアンスがt.c.electronicの透き通ったサウンドとうまく融合し 、ふくよかで、暖かく、存在感があり、言葉ではうまく表現できませんが、いままでのリバーブに抱いていた不満を一掃できるサウンドを奏でます。デジタルの ギラついた感じ、低域のこもり、原音の芯がくすむ、そういった不満からはこれを使用することにより解決の糸口が見つかると思います。DVR= Digital Vintage Reverbの名に恥じないサウンドを是非体験ください。
使用 プラットフォーム
t.c.electronic system 6000とt.c.powercore。プラグインとしてはTDMが発売されています。やはり、クオリティーをキープするため汎用プロセッサーのCPUを 使用しないプラットフォームを選び、搭載されています。これにより圧倒的なクオリティーをキープできていると感じています。
「これがあれば、他に何もいらない」と現役マスタリングエンジニアをうなずかせるこのsystem6000。現在、店頭展示中です。ご来店してその実力をお確かめ下さい。
また、貸し出しも行っておりますので、実際の現場でじっくりとお使いいただくことも可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。
<system6000その他のアルゴリズム>
MD4/これぞマスタリング>>>
VSS4 HD/デジタルリバーブのたどり着いたサウンド とは>>>
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2007/12/18
VSS4 HD/デジタルリバーブのたどり着いたサウンド
t.c.electronicのsystem6000に搭載されているVSS4 HD。デジタルリバーブの概念を覆し、コンボリューションリバーブを超えた、新しいサウンドがここにあります。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
t.c.electoricのリバーブ
以前よりLexiconと人気を二分する高品位なリバーブを作っているt.c.electronic。Lecxiconは音楽的な響き、主張の有 る、存在感の有るリバーブとして人気が高いですが、t.c.electoricは自然な空間と、主張しない、なじみのよいリバーブを特徴とし、人気を集め ています。 短いタイムのアンビエントでは、自然に空間の広がる、録音をした部屋が一回り大きくなるような効果を得られます。また、Hall系のアルゴリズムでは長い リバーブタイムでも破綻すること無く美しいリバーブテイルを得ることが出来ます。やはりこのようなメーカーによる差は、エンターテイメントとしての音楽を主として成長を続けたアメリカの求める音と、歴史と伝統のクラシックが根付いているヨーロッパの求める音の違いでもあります。
t.c.electronicのリバーブアルゴリズムがVSSシリーズになる迄の過程は、M5000やM3000,M2000といったハードウェアや、PowerCoreやPlug-inのMegaReverbでそのサウンドを体験することが出来ます。
VSS3の誕生
VSSシリーズはsystem6000より搭載が始まり、それ迄のリバーブとは異なる設計思想のアルゴリズムを搭載しました。VSSとはVirtual Space Sumiletionの略であり、この後ご紹介するようにその名に恥じない設計思想と機能を備えています。これまでのデジタルリ バーブは、反射音をシュミレートするといった考え方でしたが、このVSSシリーズでは部屋をシュミレートし、その中で音を鳴らしたらこう響くという空間 シュミレートを行っています。コンボリューションリバーブが空間を再現する物だとすれば、このVSSは広さ、天井の高さ、壁の反射成分などから純粋に空間 をシュミレートする物といえます。コンボリューションではどうしてもサンプル元となった空間の響きからはなれることが出来ないのですが、シュミレートをす るこのVSSではどのような空間も作り出すことが出来ます。従来のデジタルリバーブと同じ感覚の操作体系で更に、t.c.electricらしい深みの有 る、透明なリバーブを響かせます。
VSS4 HDの特徴
VSSシリーズの現在の最新バージョンがこのVSS4 HDとなります。 VSS4の特徴的なパラメーターとして、音源のポジションを指定するパラメーターがあります。シュミレートする空間のどの位置で音源がなっているのかを指 定することによりパンニングとはまた違った感覚で定位が動きます。これがサラウンドになると、さらに効果的になり5.1chの空間の中で綺麗に定位を持っ て響きます。今迄のリバーブでは決して出来なかった空間を創造することが出来ます。
この方法をとる際にはモノラルでソースを入れて、5.1chでアウトされるのですが、もちろん5.1chでソースを入れて、定位感を保ったまま5.1chで響かせることも可能です。
やはりここでも、t.c.electronicのサウンドは健在で、クリスタルサウンドとも形容されるきめの細かい透明感にあふれたリバーブ、深く かけても源音を邪魔しないスッと音の中に解けてゆくリバーブは健在です。健在というよりも、持ち味に磨きをかけ進化しているといった方が良いでしょう。
もう一点、特徴的なパラメーターがあります。それは、Early Refrectionの制御でt.c.erectronicが一番のこだわりを持って設計しているポイントです。 Early RefrectionのサウンドキャラクターをHiとLo個別に設定したり、Early Refrectionの立ち上がり、Early Refrectionのテイルを調整することにより物理的な部屋の材質までもをコントロールしシュミレートすることが可能となっています。また、Early RefrectionとReverb個別にレベル設定をすることにより部屋のサイズや、壁面までの距離感等をコントロールすることが可能です。徹底的に空間をシュミレートすることにこだわったVSS4 HDは、まさにデジタルリバーブの究極とも呼べる仕上がりとなっています。
現在販売されているサラウンドリバーブの中では屈指の性能と音質を誇るこのVSS4 HD、system6000として現在、店頭展示中です。ご来店してその実力をお確かめ下さい。
また、貸し出しも行っておりますので、実際の現場でじっくりとお使いいただくことも可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。
<system6000その他のアルゴリズム>
MD4/これぞマスタリング>>>
DVR2/音楽に優しいリバーブとは>>>
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2007/12/11
Media Station|PT 2.7 & Video Satellite Option登場!ワークフローを軽快に!
Pro Tools HD Accelシステムに新たなビデオ・オプションの選択肢が追加されました!Media Station|PT 2.7 & Video Satellite Optionは、DNxHD、HDV、DVCPro HDをはじめとしたAvid HDレゾリューション・ビデオをサポートし、Ethernet接続による素早いロックアップ/スクラビングを実現する他、Pro Toolsをトラック制限無しのフル・プロセッシングパワーで使用可能です。現時点ではビデオ・モニターへの再生は、リアルタイム・ダウン・コンバージョンによるSD再生のみのサポートですが、将来的にはフルHDでのモニタリングが可能になるアップグレードが用意される模様です。
Media Station|PT 2.7 with Video Satellite Option ¥283,500
Media Station|PT 2.7 Upgrade ¥70,350
Media Station|PT 2.7 Upgrade with Video Satellite Option ¥141,750
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
Media Station|PT 2.7 Software
Media Station|PT 2.7は、Avid XPress等と同じエンジンを持ち、DNxHDやHDV、DVCPro HDをはじめとしたAvid Media Composerで作成されたAvid HDシーケンスを、ダイレクトにキャプチャー、レンダリング、トランスコード、エクスポートする事が可能になっています。
また、スタンドアローンのビデオ・キャプチャー/エクスポート、レイバック機能をもっており、Avid Mojo/Mojo SDI/AVOption|V10等と組み合わせて、SDビデオのキャプチャー/再生が可能になっており、Avid HD 1080iプロジェクト/シーケンスをリアルタイム・SDダウンコンバートしながらのモニタリングも実現します。
さらに、Avid Unity ISISおよび、MediaNetwork共有ストレージからのリアルタイム・ストリーミングにも対応し、SDIインプットからの8chエンベデット・オーディオ・キャプチャーとあわせ、ポスト・プロダクションのワークフローに高度に対応します。
将来的なHD完全対応が待たれるところですが、現時点でも充分なパワーを持っており、Media Station|PTユーザーはもちろん、ポスト・プロダクションにおいては、必須のオプションとなるでしょう。
Media Station|PT 2.7 with Video Satellite Option
Video Satellite Optionを追加したMedia Station|PT 2.7 Softwareは、上記のすべての機能に加え、Pro Tools HDシステムとは独立したコンピューターにインストールすることで、従来の基準を大幅に上回るロックアップ速度を実現します。
Pro Tools HDシステムとはEthernet接続で、スクラビングを含めた同期環境を構築し、Pro Toolsマシンには負荷をかけないため、フル・トラック/フル・プロセッシングのパワーを発揮できます。膨大なトラック数を使うHollywoodスタイルの作業には最適です。
また、AvidシーケンスをMedia Stationで直接オープンできるため、Pro Toolsにインポートするためにビデオのレンダリング/エクスポートを行う必要もありません。
現時点ではMojo/Mojo SDI/AVOption V10を使用したSDモニタリングのみのサポートですが、高速なストレージ環境と処理能力の高いPCが要求されるHD環境での作業が当たり前になったときにこそ、その真価をフルに発揮することになるでしょう。
Media Station|PT 2.7 with Video Satellite Optionについて詳しくはこちら>>
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2007/12/10
Multichannel Audio Digital Interface / MADIの逆襲!? 〜MADI特集その1〜
1991年に規格されたMADIはラージコンソールメーカー(AMS/NEVE,SSL,Euphonix,STUDER)を中心に採用が進み、一般にはなじみの無い規格となっておりました。しかし、最近はDAW中心の時代になり多チャンネルのデジタル信号を取り扱うことが増えてきたこともあり各社の採用が爆発的に増えています。
SSL Alpha Link&Delta Linkの紹介へ>>
SSL Alpha Link取り扱い代理店MI7のHP>>
各種MADIコンバーター発売中のEuphonixへ(英語)>>
RMEの取り扱い代理店SynthaxのHPへ>>
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営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
歴史
AMS/Neve、SSL、SONY、MITSUBISHIとAES(Audio Engineering Society)によってStandard AES 10-1991として定義されたMADIはAES/EBU信号をシリアルに28個並列させ、最大56チャンネル、+ /-12.5 % のバリピッチをサポートし、誕生しました。
2001 年、64チャンネルモードMADI-X(MADI-Extended)が規格され、48kHz/64ch、96 kHz/32chの伝送に拡張。
特徴
75Ωの同軸もしくはファイバーによる光通信により伝送され、同軸で100m、光で2000mと長距離伝送も得意とした規格となっています。光通信を利用した場合、外来ノイズの影響を皆無に出来るという特徴も併せ持ちます。さらには1本のケーブルで64chの送信を可能にしていることからワイヤリングコストの削減にも抜群の効果を発揮します。
なかでもRMEのMADI機器は回線の二重化によるリタンダント機能を備え、失敗の許されない現場での採用が進んでいます。また、RMEではMADIの高速通信という利点を生かし、使用されていないUserBitにMIDIをマージしMADIネットワーク内各機器のリモートコントロールを可能としています。
MADIを採用する代表的メーカー
AMS/NEVE デジタルコンソールのバックボーンとして早くより採用。
Solid State Logic 各DAWのフロントエンドとしてMADI対応のAlpha Link MADI SXを発売開始したのをはじめ、自社のデジタルコンソール に採用。
Euphonix デジタルコンソールの中核技術として早くより採用、A/D,D/A,AES/EBU,Routerと各種機器とミキシングコアDSPとの接続に使用。
STUDER デジタルコンソールに採用。
RME プロシューマー向けのPREMIUM LINEとして各種MADI機器を発売、MADIの優位性を際たたせる独自のソリューションも。
MADIのメリット
何よりも、その多チャンネル性が一番の特徴です。64chを1本のケーブルで伝送出来るMADIは、ワイヤリングのコスト、ラックの裏の配線、ピットの中いろいろな部分に革命を起こします。この他チャンネルのハンドリングもルーターを使用することにより、自由自在にマトリクスを組み、シーンメモリーを作成することにより利便性の高いシステム構築が可能です、なによりアナログパッチベイから解放されることが出来ます。もう、バンタムを磨かなくても良いのです。
サラウンドなどの多チャンネルフォーマットの扱いもMADIであれば難なくこなすことが可能です。NHKの開発したスーパーサラウンド22.2chもMADIであれば2系統のステムを送ることが可能です。
兎に角、その多チャンネル・デジタルフォーマット、しかも信頼の有るAES/EBUの信号を束ねた物であるという点が最大のポイントとなります。
次回は、実際の接続を含めたご提案を予定しております。乞うご期待!!
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2007/11/30
新しいSystem5がInterBEEで発表/system5 FUSION
Euphonixのsystem5ファミリーに末っ子が誕生!!System5 FUSIONと名付けられたこのコンソールは拡張性以外はsystem5 hybridと同じ機能を持ち、24feder(5フレーム)もしくは40feder(7フレーム)で提供されます。黒い精悍なデザインのボディーにカラーのついたライトが機能別に光るノブで視認性の良い、また使い勝手も良いコンソールに仕上がっています。
Euphonix社のHP>>
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この、Euphonixの誇るフラグシップラインナップsystem5の特徴は、ハリウッドで「空気感を再現する唯一のコンソール」と評価される、妥協なき音質を誇る40bitフローティングのミキシングエンジンとEuConプロトコルによる各社DAWとのシームレスな融合を可能とし、映画業界、放送業界での最終ダビングのステージで大きなシェアを持ちます。
世界に認められている、System5の音質と機能をコンパクトにパッケージングした物がこのS5 FUSIONとなります。シルバーボディーの高級感あふれるSystem5に対してスタジオにしっくりとなじむブラックのボディーを持ち、スタイリッシュな仕上がりとなっています。
機能的にはスタンダードのパッケージで最低限のスタンドアローン・デジタルミキサー部分(34ch)と最大の特徴であるHybridシステムを持っています。スタンドアローンミキサーは各チャンネルにEQ,DYNを持ちデジタルならではの柔軟なバス構成を取ることが可能です。
HybridシステムはEuConプロトコルを使用し、最大256台のDAWをコントロール可能なシステムで、コンソール上に自由に各DAWの トラックを配置することが可能です。もちろんオートメーションコントロール、プラグインのコントロールも可能で各チャンネルストリップにある8ヶのノブにより直感的な作業が可能となります、さらにそれをサポートするのがノブのライトで8色のバリエーションを持ち、SEND,EQ,GATE,COMP,といった機能別に光ります。この色を覚えることにより各DAWにの垣根を取り払った作業が可能となります。もちろんスタンドアローンのミキサーも同時に使用出来ますので、ステムをミックスするといった使用方法や、サミングミキサーの代わりに使用して、といった自由な発想での使用が可能となります。
音質は、ハリウッドのお墨付き!!機能は最先端の各種機器との接続をシームレスに垣根を取り払い、使用法に応じて自由自在な運用が可能なこのS5 FUSION。使用するDAWは一種類だけでなくともいいのです。これらの機器をつなぐEuConプロトコルも進化を続け、参加メーカーも続々と増え続けています。真のグローバルコントローラーとしてサウンドクリエイトの中核となるコンソールがここにあります。
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2007/11/30
VPRアライアンス/夢の響宴!
一つのラックに様々なメーカーのモジュールが???
API AudioがスタートさせたVPRアライアンス・プログラムはAPI 500シリーズのモジュールフレームをオープンな規格として、各社が参加しているプログラムです。
参加メーカーは続々と増え続けており、好みに合わせてラックを作り上げることが可能になっています。
VPRアライアンスの中心、APIの代理店MIXWAVEはこちら>>
2nd staffのVPRアライアンスの紹介HPへ>>
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参加メーカーはAPI 500シリーズモジュール(現行も、オリジナルも!)に加え、DAKING PLUS、A Design、Buzz Audio、Chandler Limited、Purple Audio、BrentAverill、Great Riverなどのこだわりのカスタムビルダーが続々と参加をしております。ChandlerのGerumanum Mic PreにA-DesignのPultec type EQ/EM-PEQを組み合わせたり、好みのマイクプリをカラフルにラックにそろえたりといったことが可能になります。また、モジュールタイプですので ラックのスペースの節約にもなります。
是非、あなたならではのカスタムラックをお作り下さい。
※構成例(左から順に)
api / 500VPR rack (シャーシ)
api / 512 (mic pre)2台
A-Design / EM-GOLD (mic pre)
A-Design / EM-PEQ (pultec type EQ)
api / 550A (3band EQ)
api / 560 (glaphic EQ)
Speak Electronic / ASC-V (4band EQ)
Buzz Audio / Tonic (3band EQ)
Buzz Audio / Potion (FET comp)
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2007/11/29
事例:株式会社Avaco Creative Studio様
株式会社アバコクリエイティブスタジオ様は、フルオーケストラ録音に対応した広大なライヴ・ルームと、5.1chサラウンド・ミックスに対応するミキシング・ルームを完備し、幅広いニーズに高次元で対応する、伝統あるスタジオです。
アバコクリエイティブスタジオ様の最大の特徴は、大人数のフルオーケストラが一同に会する事の可能な、日本最大規模を誇るライヴ・ルームとも言えますが、MA業務をはじめ、映像制作業務を含めた幅広い展開を行っています。
304st MM Roomでは、100インチのスクリーンとプロジェクター、常設のSONYオリジナル・ラージ・モニターによる、5.1chサラウンド・ミックスに対応しています。
Pro Tools HD3 AccelにSSL SL4080Gをメインにしたシステムは、PowerHill MTM-1を使う事により、Pro ToolsをSSLコンソールに立ち上げて、SSLコンピューター上でのミックスが可能になっています。
304st MM Room主要機材
Pro Tools HD3 Accel
192 I/O(24IN/48OUT)
SSL SL4080G+ 72-VU-TRG
Sony PCM-3348
STUDER A80(1/2 Inch)
OTARI BTR10J(1/4 Inch)
Apogee PSX100
Sony PCM-R700
Eventide H300D/SE
Sony DSP-V55
Sony Original 5.1ch Large Surround Monitor
Stewart 100Inch Film Screen
Avaco Creative Studio Inc.
担当:古川 健司様
〒169-0051 東京都新宿区早稲田2-3-18
2-3-11 Waseda,Shinjyuku-ku,Tokyo,Japan
169-0051
Phone:03-3203-4181(81-3-3203-4181)
Fax:03-3207-1398(81-3-3207-1398)
HP:http://www.avacostudio.com/
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2007/11/24
EuConファミリーにAPOGEEが参加!!!
EuphonixのEuConプロトコルへ、デジタルコンバーターで有名なAPOGEEが対応を表明しました。先日のMOTU Digital Perfomer,SONY Vegasに続き参加のニュースが届いています。続々と続くEuConの対応ニュース、グローバルコントローラーの中核としてEuphonixが着実に進化をしています。
Euphonix MCの詳細はこちら>>
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Euphonix社のHP(英語)>>
APOGEE Synphony systemのHPへ>>
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2007/11/16
Black or Silver ? Euphonix system-5 MC
Euphonix system-5 MCのBlackバージョンがASE New Yorkで展示されていました。Silverでも整ったプロポーションのsystem-5 MCがBlackになるとさらに引き締まったデザインになりスタジオに設置した際、より存在感をアピールするコンソールとなりました。
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system-5 MCは、MCをコアにフェーダーを追加したコントローラーです。コントローラーといってもEuphonixの誇るフラッグシップコンソールsystem-5と同じ操作性を確保した、ハイエンドの商品となります。system-5ではEuConプロトコルで専用のDSPプラットフォームで各チャンネルストリップの音声を処理しますが、system-5 MCではsystem-5と同じEuConプロトコルにより制御されるDAWが その音声信号を処理します。EuConプロトコルネイティブ対応のNuendo,Pylamix,Logicではsystem-5と同じ操作体系の中system-5 MCを使いミキシンングをすることが可能です。少々乱暴ではありますが、system-5とsystem-5 MCの違いはミキシングエンジンが専用DSPかDAWかの違いといってしまっても良いということです。操作性は世界中のエンジニアが絶賛するsystem-5の物、ミキシングエンジンはDAWの中でもミキサー部分の音質に定評の有るNuendo、レコーダーは音質にかけては最高との評価を得ているPylamix、編集は使い慣れたPro Tools。このような夢の組み合わせを実現するのがこのsystem-5 MCです。
色も選べるようになり、更なる魅力を追加しております。また、EuConプロトコルも進化を続けています。この進化し続けるシステムを是非ご検討下さい。
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2007/11/13
Euphonix MCがMOTU Digital Perfomerに対応!!
Euphonix MCがさらに対応アプリケーションを増やし、MOTU Digital Perfomerに対応!!さらにSONY Vegasにも対応を果たしました。Mackie Controlプロトコルでの対応となりますが、さらなる対応アプリケーションの幅を広げ、真のMedia Controlerへと着実な進化をとげています。
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現在の対応アプリケーション
EuConプロトコル
・Steinberg NUENDO
・Apple Logic Studio
・Merging Pylamix
Mackie Controlプロトコル
・Digidesign Pro Tools
・Apple Final Cut Studio
・MOTU Digital Perfomer
・SONY Sound Forge
・SONY Vegas
その他の対応アプリケーション
・TASCAM Giga Sampler
・Adobe After Effect
・BIAS Peak 4
・Celemony Melodyne
MCにはキーボード、マウスが搭載されていますので上記対応アプリケーション以外の物も全て操作可能です。
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2007/11/12
事例:音響技術専門学校様 常に最先端の環境を次世代の人材に提供
東京港区に位置する音響技術専門学校様は、Pro Toolsシステムが次世代の人材育成に役立つことを見越し、Pro Tools|24 Mixの頃から常に最先端の環境を学生に提供することを心がけており、今回の、16Fader仕様D-Controlシステム導入にいたっています。
基 本システムは、サラウンド対応のPro Tools HD Accelになりますが、Pro Tools|24 > HD > HD Accelと常にそのときの最新の環境にアップデートされており、以前使用していたProControlをD-ControlにリプレスされたICONシ ステムとなっています。
また、MacベースのAVOption XLで行われていたビデオのデジタイズも、これを機にWindows XPベースのHP xw8200 Work Station + AVOption|V10へとリプレイスされ、より安定した環境を構築されています。
もちろん、学生個々で操作可能なシステムとしてMBoxシステムも導入されており、DATから素材の取り込みをデジタルで行い、実際レコーディング/編集/ミックスを含めた作業を、身をもって学べる環境になっています。
主要機材
Pro Tools HD3 Accel
192 I/O
SYNC HD
HP xw8200WorkStation
D-Control
D-Control Surround Panner
AVOption|V10
音響技術専門学校
担当:橋爪様
〒105-0003 東京都港区西新橋3-24-10
3-24-10 Nishi-Shinbashi,Minato-Ku,Tokyo,Japan
105-0003
Phone:03-3434-3866(81-3-3434-3866)
Fax:03-3433-4448(81-3-3433-4448)
HP:http://www.onkyo.ac.jp/onkyo/index.html
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2007/11/12
倍音の効能。Sonnox Oxford Plugins / Inflater
倍音をコントロールすることで、音楽をマキシマイズするプラグインSonnox Oxford Plugins / Inflaterをご紹介します。
さらに、12/15までは大特価セール中!!!この機会に是非お試し下さい。
Sonnox Oxford Plugins / Inflaterについて詳しくはこちら>>
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概要
EQ,Reverb,Limiterと最高の評価を得ているSonnox Oxfordの代表作と呼んでも過言ではないプラグインがこのInflaterです。通常のダイナミックスコントロールとは、ひと味違うこのプラグイン。音圧をどうするのではなく、音楽をマキシマイズするという表現がぴったりのプラグインです。
使用しての感想
リミッターとして音圧を稼ぐことももちろん出来ますが、このプラグインの真骨頂はアコースティックのサウンドにつやを与えることが出来るという点でしょう。アナログ的と最近表現されることが多いサウンドについてですが、倍音成分が増加することによる音のつやがその大きな要因となります。その、倍音をコントロール出来るのがこのInflaterです。また、倍音をコントロールすることにより、音像を前に持ってくることも可能です。実際にもマイクロフォンの近接効果で持ち上がるのは低域だけではなく微弱な倍音も含まれています。実際にヴァイオリンに使用してみましたがホールで収録した、良くも悪くもクラッシク的なサウンドが、ぐっと前に張り出し音楽的に躍動し始めました。こんなことが出来るプラグインはInflaterだけと思います。このプラグインをマキシマイズするためのLimiterと考えている方は、他のトラックに試して下さい。全く違った発見が有るはずです。
Sonnox Oxford Plugins Inflator TDM ¥47,799
Sonnox Oxford Plugins Inflator Native ¥21,800
Sonnox Oxford Plugins Inflator TC PowerCore ¥37,800
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2007/11/08
Media Controllerの威力をお試し下さい。モニター貸出開始!!
Euphonix MCのモニターを募集いたします。無償にて一週間お貸し出しいたします。ご使用後は、簡単なご感想をいただきます。東京周辺でしたら設置,簡単なご説明もさせていただきます。お気軽に下記メールフォームよりお申し付け下さい。
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2007/11/07
事例:京都造形芸術大学様 サラウンド対応MAルームをICONシステムで構築
京都銀閣寺そばに位置する京都造形芸術大学。CGアニメーションを推進するキャラクターデザイン学科様では、新たにICONを中心に据えたサラウンド対応のMAルームを新設。CGアニメーションのナレーション録りからサラウンドミックスまで、広範囲な活動の中枢として活用されています。
メインのICONシステムは16 Fader仕様のD-ControlにAppleベースのPro Tools|HD3で、映像はAvid Mojo SDIでサポートされる。また、サラウンド系からレストレーション系まで、充実したプラグイン環境を準備している。
レッドを基調とするモダンな内装は芸術系大学ならではのデザインで、スタジオ右手にアナウンス・コントローラー装備のアナウンス・ブース、天井にはサラウンド・モニタ用として円形のバトンを設置し、5.1以上のチャンネルにも対応できるようにアレンジしている。
また、MIDI/Audioの編集用としてApple Mac ProのCPUネイティブ・システムも別室に用意している。
MAルーム主要機材
D-Control 16 Fader
Pro Tools|HD3 Accel PCIe
192 I/O x2 (D/A Expansion) 16in/32out
Surround Panner
Sync I/O
PRE
AVID Mojo SDI
WAVES Diamond TDM Bundle
WAVES Surround Bundle
Sonnox Oxford 6 Pack
Audioease Altiverb XL
T.C. Unwrap TDM
KRK V8-II
Genelec 8020A x5
Genelec 7050B
目的感と指向性を明確したこのスタジオでは、明日を目指すクリエイター達への先進の講座が展開される。
京都造形芸術大学
〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山2-116
2-116 Uryuzan,Kitasirakawa,Sakyo-ku,Kyoto-Shi,Kyoto-Fu,Japan
606-8271
Phone:075-791-9122(81-75-791-9122)
HP:http://www.kyoto-art.ac.jp/art/character/
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2007/11/06
リモートMicPreの真打ち登場、RME MICSTASY
8ch ハイエンド・リモート・マイクプリ。MIDIでのリモートに対応し、24bit/192khzのA/Dコンバーター(AES/EBU,ADAT,MADI)も搭載!!。使い勝手の良いマイクプリをご紹介いたします。
RME MICSTASYについて詳しくはこちら>>
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概要
オーディオインターフェースで全世界より高い評価を得ているRMEよりリモートマイクプリが発売されております。その名もMICSTASY(ミクスタシー)8chもの高品位マイクプリアンプとA/Dコンバーターを搭載しオプションでMADIにも対応!!RMEのマイクプリアンプというとあまりなじみが有りませんが、マイクロフォンで有名なNuemannがデジタルマイクを発表しています、そのときにリファレンスとして使用していたのがRMEのMicPreでした。そもそも高品位のデジタルコンバーターを設計するのには、A/Dコンバートする前のアナログ処理が非常に重要です。機器に入ったアナログ信号が劣化すること無くデジタル化されるノウハウを持っているということは、非常に高いアナログ回路設計技術を持っているということでもあります。A/Dコンバーター部分は定評の有るRMEのハイエンドの技術ノウハウを惜しみなくつぎ込み、192khz対応、ダイナミックレンジ120dBAを誇る物となっております。
機能と使用感
レコーディングでは、マイクプリ直後にA/Dコンバートすることによりアナログパスでの劣化の少ない音声信号を得ることが出来ます。また、アナログアウトとデジタルアウト両方が同時使用可能ですので、スプリッターボックスとしてゼロレイテンシーでのモニター送りに使用することも可能です。
リモート機能に関しては、Pro Tools Mic Pre互換のリモートマイクプリとしてMIDIでのリモート操作が可能です。また、MADIを使うことによりMIDIの信号をマージしてコントロールすることも可能です。MADIを使用してのリモートコントロールはPAの現場を中心に現場での採用が始まっております。MICSTASYを使用すれば、ステージサイドでMADIに変換しMainPAへ、スプリットされたアナログアウトをステージPAへといった使用方法も可能です。MainPAへはもちろんMADIですので1本のファイバーで最大64ch/最長2kmの伝送が可能です。録音の現場でも、ホールレコーディングでは非常に便利に使用出来る機能を持っていますし、スタジオでもブース側にMicPreを設置することによりノイズを拾いやすいマイクレベルの微弱信号の引き回しを最小限に抑えることが可能となります。
そして、MADIで引き込めばファイバーなので外来ノイズの影響をゼロにすることが可能です。また、アナログアウトをCUEBOXへ直接つなぐことによりレイテンシーの無いモニタリングも可能となります。これらの機能はリモートコントロールすることが出来て初めて現実感の有る使い勝手となり次世代のスタジオのスタンダードとなるべきシステムが構築出来ます。
特徴
MICSTASYの特徴有る機能はこれだけではなく、MSマイキングでのデコードの機能をもっています。これだけでは普通なのですが、ステレオマイキングしたペアのMSエンコードの機能を持っています。これは、非常に面白い機能でA-Bステレオ、XYステレオ等のステレオマイキングで収録したサウンドのM(mono)成分とS(stereo)成分を分離して出力する機能となります。t.c.electronicのsystem6000でもMS分離でのマスタリングコンプレッションを次世代のサウンドを想像する機能として搭載していることからも分かるように、今までの発送とは全く違った位相、定位へのアプローチが可能となります。新しいステレオイメージが想像出来るといっても過言ではないでしょう。MSマイクでは非常に位相管理、マイキングの位置が難しく職人的エンジニアしか使いこなせないといったイメージが有りますがMSエンコードではいつものステレオマイキングのサウンドをMS分離し加工、調整後でコードすることが可能です。是非一度お試しいただきたい機能です。
実際に使用して
実際に弊社のデモルームでじっくりとテストいたしましたがRMEの持ち味でもある源音に忠実なサウンドを奏でていました。ラインレベルで物理的にバイパスした物と、MICSTASYを通した音を利き比べたのですが、細部まで繊細に描き出すMusikElectronicsのRL901Kでもその違いが聞き分けられないほどのクオリティーを持っていました。強いていうならばドイツのメーカーらしい中低域の音の厚みが有るということでしょうか。
源音忠実録音という観点からは、MICSTASYは現存のMicPreの中でトップクラスの性能を持っています。アコースティックのみでは無く様々なシーンで源音に忠実ということは意味を持ちます。全ての基本はそこで鳴っている音をありのまま記録することから始まります。当たり前のことを当たり前に出来るということは非常に重要で色づけの無いサウンドをキャプチャーすることが出来るMICSTASYはあなたのラックに無くてはならない一台に違い有りません。
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2007/11/06
モニターコントローラーの必要性。CRANE SONG Avocet
ハイファイ,且つ音楽的なサウンドを奏でるモニターコントローラー CRANE SONG / Avocet。DAWが中心となった現在の音楽制作環境に無くてはならない機器の紹介です。
CRANE SONG Avocetについて詳しくはこちら>>
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皆様には、Pro Tools TDM PluginでなじみのあるCRANE SONG社ですが、実はハイエンドアウトボードを本業とするメーカーです。緑色のノブが印象的なCRANE SONG社のアウトボードですが、まさにネオ・ビンテージと呼ぶにふさわしい機器が揃っております。ビンテージの音楽性の高いサウンドを色濃く残したまま 現代的なハイファイなサウンドを奏でることも出来る、音楽を知り尽くしたメーカーです。実際、本国アメリカでは非常に高い評価を受けMANLEY, GRACEなどと同様の評価を受けております。
このCRANE SONG社が、現代の制作環境に合わせモニターコントローラーを発表しております。Full Class A Discriteでのこだわり抜いた回路構成により、エンジニアがこんな音でミックスしたかった!!! と思わせる正にストレートで濁りのないサウンドを放ちます。このAvocetを挟むだけで、今まで聞こえてこなかったニュアンスやサウンドが浮かび上がっ てきます、もちろん本来のサウンドのニュアンスやバランスを崩すようなことはありません。もともと録音されていたサウンドをそのまま再生しているだけです から。 使い勝手にもこだわっており、1dBノッチのボリューム、色分けされた視認性の良いセレクター、ボタンを長押しするだけで可能な各インプットの キャリブレーション等シンプルな操作の中に現場からのフィードバックをアイディアとして盛り込んだ機能を備えております。インプットもアナログ3系統、デ ジタル3系統と充実しており、アウトプットも2系統と必要十分なI/Oを備えております。
ミックスの精度、ラフな部分をなくすためにこのAvocetが活躍すること間違い有りません。今まで分からなかった細かい音の混ざり具合、前後のバランス、全てをクリアに描き出します。モニター環境に限界を感じている方、音がうまく混ざらないとお悩みの方、Avocetを使用することによって解決の糸口が見つかるはずです。この、リアルな音を体験して下さい。
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2007/10/31
WAVESモデリング・テクノロジーの集大成!GTR3に進化して登場!
Paul Reed Smithとのコラボレーションによる専用DIの開発をはじめ、WAVESの持つモデリング・テクノロジーを結集したとも言えるGuitar Tool Rackが、さらに内容の充実とモデリングアンプの拡充を行い、GTR3に進化して登場しました!
WAVES GTR3について詳しくはこちら>>
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
AMPS
GTR3 はもっとも驚くようなギタートーンで、可能な限り自由に演奏ができます。
6つのハイゲインモデリング専用を含む19のカスタムギターアンプのお陰で、GTR3はバーチャルな最強タッグです。つないでボリュームを上げるだけで、コンピューターは世界最高のアンプに早変わりします。
Clean Amps、Drive Amps、High Geinのアンプと16のカスタム・キャビネット、NEUMANNをはじめとしたピックアップ・マイクのモデリングを組み合わせた多彩な音作りが可能な他、充実したプリセットも利用できます!
STOMPS
Distortion、Doubler、DelayからFlanger、Phaser、Fuzzまで、GTR3はトーンカスタマイズのために必要なすべてを備えています。Sync-to-Host BPMやReal-Time MIDIコントローラーといった機能のお陰で、ダイヤルを回すくらいサウンドを変更するのも簡単です。
Distortion
OverDrive は柔らかいうなりから叫ぶような高域、その間まですべての音が出せます。
Distortion はノッチフィルターが強く、もっとクランチーで噛みつくようなサウンドです。
Fuzz は60年代のクラシックでクランチーなディストーションをフィーチャーしています。
Buzz はレゾナンスバズボックスのレトロなサウンドを再現します。
Metal はデュアルディストーションを搭載し、限界以上の歪みを引き出します。
Modulation
Flanger は羽のような回転から極端なジェットスイープまで回転数を変えられます。
Vibrolo はVibratoとTremoloのコンビネーションです。
Panner はWavesの人気製品MondoModを基にしたパンモジュレーションをフィーチャーしています。
Phaser は70年代のクラシックなフェイズサウンドを再現します。
Octaver は入力信号の最大2オクターブ下を合成します。WahWah はManual Modeと外部MIDIコントローラー両方のAutoWah機能をフィーチャーしています。
Chorus はサウンドに変調をかけ、マイルドなコーラスからマッドなサウンドまで作り出します。
Doubler はデチューンとディレイによるダブルトラッキングエフェクトを作り出します。
Pitcher はリアルタイムにピッチシフトするので、ワーミースタイルのFXに最適です。
Bass Pitcher はベースに適したリアルタイムピッチシフターです。
空間・アンビエンス系
Delay はBPM同期可能で、ポリリズムのピンポンディレイに適しています。
Lay-D はびっくりするようなリバース、ピッチシフト、ディレイ効果が得られます。
Reverb はリアルなルームエミュレーターです。
Spring は永遠不滅なスプリングリバーブサウンドを得られます。
Basic
Gate/Comp はゲートとコンプレッサーを一つにまとめました。
Compressor はダイナミクス変化を抑えます。
Gate はノイズや弱いオーディオ信号を除去します。
Tone は3バンドイコライザーです。
EQ は6バンドグラフィックイコライザーです。
Axx Press はコンプレッサーとリミッターのコンビネーションです。
Volume Pedal は簡単にフェードイン/アウトができます。
更にWaves Tunerのstandard、chromatic、alternate tunings(変則チューニング)を使えば、常にピッチは完璧です。
それぞれのエフェクターは、自在にパッチングが可能です。
Paul Reed Smith Hardware
Waves/PRS Guitar Interfaceはハムノイズを減らし、ダイナミックレンジを維持しながら、アンバランスのハイインピーダンスギター信号をバランスのローインピーダンス信号に変換します。結果はオーディオ信号経路の中でもっとも問題のある場所で非常にハイファイです。
WAVES GTR3 ¥144,900
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2007/10/31
Pro ToolsシステムのMac OS X 10.5 Leopard互換情報
現時点でPro Tools HD/LE/M-Powered Softwareは、リリース予定のVer.7.4を含めて、Appleの新しいMac OS X 10.5 Leopardに対応していません。
Mac OS X 10.5 Leopardに関する最新の互換情報は、逐一このコーナーでお伝えする予定です。
現在、digidesignではPro ToolsシステムのMac OS X 10.5 Leopard対応に向けて作業中ですが、公式な対応アナウンスがあるまで、現在のOSからアップデートをするのはお待ちください。
また、Leopard対応のPro Tools Softwareリリース時も、Avid Mojo/Mojo SDIは即時にはサポートされない予定です。将来的なLeopard対応版リリースにて対応する予定となっていますが、時期は未定となっております。
新規Pro Toolsシステム導入予定、Avid Mojo/Mojo SDI映像ペリフェラル導入予定の方は、Pro Tools動作保証のMac OS X 10.4.10 Tiger搭載Apple Mac Pro在庫がございますので、お気軽にご相談ください。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
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2007/10/29
digidesign Controller徹底比較!ニーズに合わせた選択を!
新しく、ICON D-Control ESとC|24が発売され、ラインナップが充実したDigidesign社のコンソールですが、スペック上の差はどのようになっているのでしょうか。表にしてみたところやはり歴然とした差がある部分、それぞれの特徴がはっきりと浮かび上がってきました。
各項目のコメント入りPDFファイルをご覧頂けます>>
まとめ
兎に角Pro Toolsをエンジンにしたミキシングコンソール、マウスもキーボードも触れずに全ての機能にアクセスし、使いやすいようカスタマイズして自由自在にミックス、オートメーションを使いこなす、フラッグシップコンソールD-Control。ICONファミリーの弟分としてCustom Faderの機能を搭載し、エンコーダーの数は少ないですがしっかりと独立したEQ,DYNAMICSセクションを持ち、最先端のデジタルコンソールとしての機能を十分に発揮するD-Command。発表後、大きな反響を呼んでいるC|24はControl24の後継機でもあり、その機能を引き継ぎスタイリッシュに、コンパクトにその姿を変えています。レベルの調整をフェーダーで出来れば後はマウスで、といった使い方に限定すればコストパフォーマンス抜群の商品となります。以外にも横一列の24個のエンコーダーで操作するEQや、DYNMICSもなれれば使い勝手がいいです。003はLE専用なのでサラウンドの機能は有りませんがヘッドフォンジャックが2系統ついていたりと小規模のシステムの中核として必要な機能を全て備えています。
このPro Toolsに特化して設計されたこれらはどの商品を使っても満足すること間違い有りません。キーボードとマウスを離れて是非コンソールと向かい合って音楽制作を!!!いままでと違ったミックスが自然と生まれるはずです。
D-Control ESの紹介はこちら>>
C|24の紹介はこちら>>
D-Control Trial Useはこちら>>
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2007/10/29
NEWS!BRAUNERがPHANTOM CLASSICコンデンサー・マイクをアナウンス!
BRAUNER.Microphoneは、好評を得ているPHANTOMシリーズに新しいラインナップ、PHANTOM CLASSICを追加する事をアナウンスしました。
ナチュラルな音質と、堅牢な作りで根強い人気を誇るBRAUNER PHANTOM V(Variable)およびC(Cardioid)PHANTOMシリーズに、新たにCLASSICが追加されることがアナウンスされました。
カーディオイド・パターンをベースとしたVM1カプセルを使用したPHANTOM CLASSICは、美しい音色とワイド・レンジを実現するとされ、今からリリースが楽しみな商品と言えるでしょう!
BRAUNER.Microphoneについて詳しくはこちら>>
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2007/10/26
最高の機動力!ポケットサイズのMbox2 Micro登場!
Mboxファミリーにウルトラコンパクトな仲間が誕生。どこでもProToolsでのミックスや編集が可能に!!!
Mbox2シリーズと同じクオリティの高品位ヘッドフォンアウトをもつUSBスティックタイプのインターフェースです。ノートパソコンと一緒に持ち歩けば、公園で、喫茶店で、電車での移動中に・・・と場所を選ばずミックス作業や、編集作業を行うことが可能に。究極のモバイルスタジオが手に入ります。さらにはPro Tools LEがVer7.4でMojoにも対応します。ヘッドフォンを使ってのMA整音作業ならばMbox2 microで必要十分な機能があります。Mbox2 microでは、もちろんですがPro Tools LEが完全互換で動作します、録音することは出来ませんが、強力なオーディオ編集をはじめ、その他は全ての機能が使用出来ます。もちろんMIDIインターフェースを使えば打ち込みも出来ますし、バーチャルインストゥルメントを使用すればこれだけでの音楽制作も十分に可能です(内部トラックへの録音は可能です)。仕込みやプリプロ、場所を問わずに仕事のできるウルトラコンパクトな仲間の誕生です。
Mbox2 Microに関する詳細はこちら>>
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digidesign Mbox2 Micro ¥29,800
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2007/10/26
2007AES詳細!Pro Tools HD 7.4で Accelシステムをさらなるアクセラレート!
先頃行われた123rd AES Convention New York 2007で、まさに会場の目玉として注目を浴びていたPro Tools HD 7.4Softwareは、Pro Tools HD Accelシステムという共通言語を通じて世界中のコンポーザー、ミュージシャン、エンジニア、ビデオ・エディター、プロデューサーの垣根を完全に取り払う強力な機能と、ネットワーキングを含んだワークフローで、強力なアクセラレーションを実現しています。
エラスティック・タイム機能
Pro Tools 7.4Softwareの最大の注目は、エラスティック・タイムと言う、時間軸を自由自在に操るかのごとくリージョンを扱う事の出来る、インテリジェントな機能です。最高の結果が確実に得られるよう、タイムストレッチング・アルゴリズム4種類が用意されており、それをトラック毎に指定可能。つまり、高品位に、ACIDやLiveの様なオーディオ・ループ・シーケンサーのようにループや、リージョンのテンポを任意に変更する事が出来るのです。セッションのグリッドや抽出したグルーヴへオーディオをクオンタイズすることもできます。ダイナミックな機能ですが、コンポーズやアレンジのためと言うよりは、時間軸をより柔軟に扱うという方向性を保ってい点が他と異なったユニークなポイントです。取込まれた時点でPro Toolsによって解析され、DigiBase内に搭載された新しいコンテクスト・プレビュー機能により、オーディオが楽曲内でどのようなサウンドになるかを確認したい場合も、セッションのテンポに同期した状態でループやオーディオ・ファイルのプレビューが可能。決定的に優位性を保っている機能を表しているのが、リージョンを分割しない新たなワープ・トラック表示とトランジェントの位置を、自動または手動で表示可能なワープ・マーカーです。、手動で動かす事によって、タイミングを変更する事が可能で、各ビートの正確なコントロール微調整に最適です。(突っ込んだドラム・トラック等もお手のもの)さらに、余白部分は、ほぼ自動的に削除してくれる機能も搭載されており、MIDI機能やBeat Detictive等と合わせ、ますます自由度の高い環境を実現してきていると言えます。
Avid Mojo & Mojo SDIがMac Proに対応
Avid Mojo & Mojo SDIのIntel Mac対応も、Pro Tools 7.4で実現されましたが、さらに、驚くべき事にPro Tools LEユーザーも7.4からはAvid Mojo & Mojo SDIをシステムに統合する事が可能になり、同期環境は限定されますが、簡易的なMA作業を003やMBoxで行う事が可能になっています。また、新たにREASON等のReWireアプリケーションからのダイレクトMIDI入力 (コントローラー、ノート・データとも) に対応し、Pro ToolsのMIDI及びインストゥルメント・トラックへのレコーディングも可能になりました。また、ユニコードでサポートされている、あらゆる言語 を使って、Pro Tools内でのラベリングやテキスト編集が可能となり、2バイト・コードによるセッション互換がより完全になっています。
ICON上から複数Pro Toolsのコントロール
Pro Tools HD 7.4からは、ICON上から複数のPro Tools HDシステムを切り替える事も可能となっており、効果とのコラボレーションが欠かせないポスト・プロダクションの現場にとってはトピックと言えるでしょう。
Pro Tools 7.4について詳細はこちら>>
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2007/10/26
2007 AES詳細! digidesign C|24登場!トータル・ハンズオン・コントロール!
ダーク・グラファイト・カラーが鮮烈なイメージを与える、digidesignの新しいコントロール・サーフィスC|24は、規模や用途を問わず、あらゆるスタジオにフィットする機能と音質を持っています。
digidesign C|24は、完全に新設計された16chマイクプリアンプ/8 x2ステレオ・ライン・サブミキサーのインプットをはじめ、トークバック/リッスンバック完備の、5.1ch対応の包括的なモニタリング・セクションを持っています。タッチセンスのモーターライズド・フェーダーはもちろん、自照式のミュート/ソロ/セレクト/インプット/レコード/EQ/ダイナミクス/インサート/センド/オートメーション・スイッチを備え、視覚的にも操作がスピ−ディに行えるように設計されています。Control24に比べスマートにアサインされたオペレーション環境は、作業効率を高めるでしょう。中規模のレコーディング・ニーズや、ダビング・ステージはもちろん、ミキシングやポスト・プロダクション・スタジオにもフィットします。また、Control|24や、他社製コンソールからのアップグレード・プログラムを各種ご用意致しました。メリットの大きいPro Tools HD2AccelシステムがバンドルされたStudio Bundleもリリース!現在、ご予約受付を開始しております。
digidesign C|24について詳細はこちら>>
digidesign Controllerの比較表もご覧下さい>>
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HD|C24Pro Tools Studio Bundle(PCI or PCIe)
C|24
Pro Tools HD Accel + 96 I/O
MidiSport 2x2
C|24 TRS DigiSnake Kit
digidesign DINR/Smack! TDM
Bomb Factory Pultec Bundle
Bomb Factory Slightly Rude Compressor
Tllium Lane Labs TL Space TDM
¥2.698.500
C24 ExChange Program
Control|24 to C|24 ¥850.500
他社製コンソール to C|24 ¥997.500
※他社製コンソールの定義は、製品定価35万円以上のコントロール・サーフィス、デジタル/アナログ・ミキサーです。対象機種はお問い合わせ下さい。
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2007/10/26
2007 AES詳細!D-Control ES Comming Soon!スタイリッシュなNEW ICON登場!
業務機としての高い視認性を確保してPowerUp!新たなカラーを纏いD-Control ESが登場しました。
D-Control ESは、Blue D-Control(販売継続)から、機能毎に色分けが見直されたスイッチ類と、より高品位なLEDパーツの変更がなされており、暗い場所でのテキストの視認性が改善されています。今や世界中でもっとも信頼されているコンソールICON D-Controlは、スタンダード・ラージフォーマットコンソールとして導入が急速に進んでいます。
D-Control ESは近日中の出荷開始が予定されていますが、年明けには、D-Control Blueユーザーの為に、D-Control ES仕様にするためのコンバージョン・キットのリリースも予定されています。
D-Control ESの詳細についてはこちら>>
digidesign Controllerの比較表もご覧下さい>>
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2007/10/22
事例:株式会社ミキサーズ・ラボ WESTSIDE STUDIO様
いち早くPro Tools|HDシステムを活用した録音/ミックス 環境の構築を行い、業界にも多大な影響をもたらす株式会社ミキサーズ ・ラボ様は、WEST SIDE/WARNER MUSIC RECORDING STUDIO/WARNER MUSIC MASTERINGと幅広い展開で、様々なニーズに対応可能です。
世田谷環八通り沿いからやや奥まった、閑静な住宅街の入口に位置するWESTSIDE STUDIO様は、株式会社ミキサーズ・ラボ様が運営する総合ミュージック・プロダクション・スタジオです。
広大なメインルームに、用途に応じたブースを備えるStudio A & Bの両スタジオには、Pro Tools HD AccelとSSLコンソールを核に据えたシステムを備え、Pro Tools内部ミックスはもちろん、192 I/Oからの48outをSSLに入力してのステムミックスにも対応した柔軟な運営が行われています。
Studio Aにおいては、GENELEC 1035A、1037B、1038ACで構成されたサラウンド・ミックスにも対応し、音楽制作におけるあらゆるニーズに敏感かつ迅速に対応する姿勢は、まさに業界のリーダーに相応しいと言えるでしょう。
Studio A & B Pro Tools HD System
Pro Tools|HD3 Accel
192 I/O x 3(24in/48out)
SYNC I/O
Apple PowerMac G5 2GHz Dual
Pro Tools 7.2 & 6.9.3
ANTARES AutoTune4 & 5
Bomb Factory Plug-in
CRANESONG Phoenix
digidesign Plug-in
McDSP Plug-in
WAVES Platinum TDM Bundle
etc
Studio A Equipment
SSL SL6072G+ VU-Ultimation
SONY PCM-3348
STUDER A-820(24tr)
STUDER A-820(1/2)
GENELEC 1035A、1037B、1038AC Surround
YAMAHA NS-10M Studio
Studio B Equipment
SSL SL4056Gup VU-TR
SONY PCM-3348
STUDER A-820(1/2)
YAMAHA NS-10M Studio
MIXER'S LABS WESTSIDE STUDIO
担当:手塚 雅夫様
〒156-0055 東京都世田谷区船橋4-36-6
4-36-6 Funabashi,setagaya-ku,Tokyo,Japan
156-0055
Phone:03-3789-3213(81-3-3789-3213)
Fax:03-3789-3212(81-3-3789-3212)
HP:http://www.mixerslab.com
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2007/10/22
事例:ビデオフォーカス様 トータルなポスト・プロダクションを提供
Avid DS Nitris、SONY BVE-9100に、HD CAM、digital Beta CAM、DV-CAM等を備え、リニア/ノンリニアに対応したVideo Editing Room1/2 の他、Pro Tools HD3 AccelおよびNUENDOを備えたMAルームを完備した株式会社VIDEOFOCUS様は、オンライン/オフラインビデオ編集からMAまで一貫したサービスを提供しています。
Pro Tools|HDシステムを中心に効率的な作業が可能な株式会社ビデオ フォーカス様は、テレビドラマ、VP、インターネットムービー、 CMなどをはじめとしたあらゆる映像コンテンツの編集をメインとしたポ ストプロダクション・スタジオです。映像編集、ナレーション、アフレ コからミックス作業まで対応が可能です。
MA Studio機材リスト
ProTools HD 3 Accel
192 I/O x 2
ProTools HD 1 Accel
192 I/O + 888|24 I/O
Nuendo 3
YAMAHA DM2000 x 2
CD; STUDER D730
MD; TASCAM MD801 R mk2
DAT; FOSTEX D25,SONY PCM7050
Hi8; TASCAM DA98 HR ,TASCAM DA88 ver4
Compressor; Neve 33609/C , Vintech 609CA x 2
Mic; NEUMANN U87 x 2,SENNHEISER MD441
長時間/連続ドラマをはじめとして、自社にて番組制作も行うVIDEOFOCUS様は、撮影スタッフ/編集スタッフ/クライアントを含め、様々な方が訪れますが、新宿通りにほど近い、四谷周辺とは思えないほど落ち着いた雰囲気を持つ、旧大使館の趣のある建物をうまく使い、じっくり作業に没頭できる環境を実現しています。
VIDEOFOCUS
担当:河野 弘貴様
〒160-0011 東京都新宿区若葉二丁目七番
2-7 Wakaba,Shinjyuku-ku,Tokyo,Japan
160-0011
Phone:03-3353-3371(81-3-3353-3371)
Fax:03-3353-3630(81-3-3353-3630)
HP:http://www.videofocus.co.jp
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2007/10/21
ROCK ON PROは常設デモ & お貸出しで様々な機材をお試しいただけます!
気になる機材はたくさんあるけど、実際に試してみたい・・・・
ROCK ON PROは、そんな皆様の声にお応えします!充実した常設展示機の店頭デモンストレーションはもちろん、ご自宅やスタジオの環境でチェックしていただけるように、お貸出しでの試聴も承っております。
常設でない機材の手配もお気軽にご相談ください!
お貸出しのご相談/お見積もりは、下記お問い合わせフォーム、または、お電話(03-3477- 1776)FAX(03-3477-1255)、メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
t.c.electronic
t.c.ICONと呼ばれる特徴的なコントローラーが一際目を引く、世界最高峰のサウンド・プロセッサーSystem 6000は、UnWrap、VSS4をはじめとした高品位で多彩なアルゴリズムを、必要に応じて追加可能な拡張性をも備えています。
スペシャリストによる出張デモも承ります。ご相談ください。
t.c.electronic System 6000について詳しくはこちら>>
Euphonix
Euphonix MCは、Pro Tools、NUENDO、Logic Pro、Final Cut Pro等のDAWを自在にコントロール。Ethernet接続のEuConによるダイレクト・コミュニケーションを実現し、様々な場面で思いもつかない使い方が可能です。
Euphonix MCについて詳しくはこちら>>
MANLEY Labs
珠玉のサウンドを誇るMANLEY SLAM!は、その名の通り、Stereo Limiter And MicPreという、ありそうでなかった構成を持つレコーディング・チャンネルです。
MANLEY SLAM! ¥738、000
丁寧に設計された真空管回路と、カスタムの手巻きトランスを採用したMassive Passiveは、柔らかな特性を持つ一方、音痩せや音色変化とは無縁のクオリティを誇ります。
MANLEY Massive Passive Stereo EQ ¥518、000
今では珍しいとも言える、ブリックウォール・リミッティングから穏やかな掛かりのコンプレッションまで、様々な場面で確実な音質を提供してくれるステレオ・コンプレッサー。
MANLEY Stereo Variable-MU ¥458、000
Solid State Logic
XLogic XRackシリーズは、まさにSolid State Logicカスタム・コンソールといえるサウンドを実現します。組み合わせ/詳細はご相談ください。
SSL XLogic XRack Empty Rack ¥174,300
SSL XLogic XRack Micpre Module ¥102,375
SSL XLogic XRack 8Line Summing Module ¥102,375
SSL XLogic XRack Master Bus Module ¥133,350
アナログ・コンソールの最高峰といっても良い、XL9000KのSuper Analogue回路をそのまま受け継いだレコーディング・チャンネル。独自の世界を創造します。
SSL XLogic Channel ¥464,100
話題のミディアム・クラス・コンソールDualityに搭載された、VHDプリアンプを4ch装備。今迄のSSLとは異なる世界観を演出します。
SSL XLogic VHD Mic Pre ¥198,000
Alpha & Delta Linkの組み合わせによって、Solid State Logicクオリティの音質を、Pro Tools HDシステム直結で実現します。MADI伝送を採用し、アナログ回線を長距離引き回すような場面では特に音質面でのアドバンテージを稼げます。
SSL XLogic Alpha Channel
SSL XLogic Delta Channel
AMS NEVE
AMS NEVEの誇るアナログ・コンソール88Rと同等のオペアンプを採用した、サミング・ミキシング・システム8816は、充実したモニタリング/インサート回路と、まさにNEVEといえるサウンドが大きな魅力です。
8816にダイレクト・アウトを追加するフェーダー・モジュール8804も魅力的です。
AMS NEVE 8816 ¥498,000
AMS NEVE 8804 ¥293,000
Rupert NEVE Design
Rupert NEVE氏が新たに立ち上げたアウトボード・メーカーRupert NEVE Designは、NEVE氏の理想とするサウンドの実現を目指しています。
珠玉のアナログ・コンソール・システム5088のリリースも開始!
Rupert NEVE Design 5012H Dual MicPre/DI ¥241,500
Rupert NEVE Design 5032H MicPre/3Band EQ ¥252,000
Rupert NEVE Design 5043V 2ch Compressor/Limiter ¥252,000
Rupert NEVE Design 5285-RM Frame Kit ¥105,000
Millennia Media
真空管/ソリッド・ステートのハイブリッド回路を搭載する、Twin Topologyテクノロジーを採用したレコーディング・チャンネルSTT-1は、決して破綻しないサウンドと雄大なダイナミクスが魅力です。
Millennia STT-1 "Origin" ¥413,000
STT-1から受け継いだTwin Topology回路を搭載したTD-1は、レコーディング・チャンネルとしてだけではなく、DIでの使用に絶大な効果を発揮します。
Millennia TD-1 ¥246,700
GRACE design
透明感のある8chトランスレス・ソリッドステート・マイクプリm802は、高品位なサウンドはもちろん、digidesign PREエミュレートでのMIDIゲイン・コントロールがPro Tools Softwareから行えるのが特徴です。
GRACE design m802 ¥630,000
FOCUSRITE
デジタル・モデリングとは一線を画す、アナログ・モデリング回路を採用したレコーディング・チャンネルThe Liquid Channelは、モデリングだけでない基本性能の高さが魅力です。
FOCUSRITE The Liquid Channel ¥365,000
CHANDLER LIMITED
ゲルマニウム/シリコン・トランジスターの特性を活かしつつ、欠点をうまくつぶしているGermanium Compressorは、他では味わえない個性的なサウンド・メイキングが魅力です。
Germanium Compressorのレヴューはこちら>>
CHANDLER LIMITED Germanium Compressor ¥210,000
Universal Audio
あらゆるスタジオで、定番として使われ続けているのには明確な理由があります。うまくオケになじませる事の出来るそのサウンドは、まさにオリジナルの再現と言えるでしょう。
価格改定前の特価品あります!
Universal Audio 1176 LN ¥209,000
TASCAM
様々なフォーマットが乱立する最終マスターに一石を投じたハイビット/レートPCM、DSDレコーダーDV-RA1000に、さらに便利でスタイリッシュなHD搭載モデルが登場。
TASCAM DV-RA1000HD ¥198,000
AJA Video System
話題のHigh Definitionビデオ・コーデックApple ProRes 422に、世界で初めて対応したFireWire 800接続のビデオ・インターフェイスがIO HDです。MacBook Proを使用した現場でのオフライン編集にも最適。
AJA Video System Solutionについて詳しくはこちら>>
AJA Video System Solutionのテスト・レポートはこちら>>
※IO HDの展示/デモは10月下旬の発売開始以降となります。
AJA Video System IO HD ¥585,900
Crowley & Tripp
Crowley & Trippは、ナノテクノロジー等に関する特許を持ち、医療機器の分野で成功を納めているSoundwave Research Lab社をバックグラウンドに持ち、そのテクノロジーをリボンマイクの製造にうまくフィードバックしています。
通常のアルミ箔のエレメントではなく、カーボンナノチューブ素材のリボントランスデューサーを採用したStudio Vocalistは、その名の通りヴォーカル録音にフォーカスしてチューンされているスタジオ専用モデルです。
優れたアコースティックレスポンスと耐久性、全く新しいカーボンナノチューブ・リボンデザイン
C&Tオリジナルのフルサイズトランスフォーマー採用。ハイアウトプットゲイン、ローノイズ性に貢献
3重構造の完璧シールド構造。頑強で精巧なステインレス・スティールボディ
完全に完璧にシンメトリックな双方の指向性。off-axis時の色付けを極限に排除
1台ごとに完璧な特性マッチングを検証。C&Tならではの医療機器レベルの品質管理
Croeley & Tripp Studio Vocalist ¥273,000
SONTRONICS
シルクのように滑らかな音質で、多くのエンジニアから絶大な支持を得ているリボンマイクSIGMAのユニットを、Blumlein X/Y配置したステレオ仕様としたものがSONTRONICS Apolloです。
ユニークな外観を持つオープン・バスケット構造のApolloは、あらゆるニュアンスを繊細かつ完全に取り込む事が可能になっており、さらに1chのみを使用したモノラル録音にも対応します。
周波数レンジ:20Hz - 20kHz
感度:18mV/Pa -33dB
指向性パターン:Blumlen Stereo/8字対称相指向性
インピーダンス:≤150 Ohms
S/N比:88dB (A-weighted)
電源:Phantom power 48V ±4V (x2)
コネクタ:6ピン→XLR-M x2(ケーブル付属)
SONTRONICS Apollo ¥160,000
Royer Labs
R-122は、48Vファンタム電源を仕様する、アクティブタイプのリボンマイクロフォンです。特注ローノイズFETを使用し。高いS/N比と高出力を実現し、135dBの音圧にも耐えるタフな構造をしています。ボーカル、ブラス、ピアノ、そしてギターアンプやドラムにまで使用できるリボンマイクに仕上がっています。オプションでステレオペア・マッチングも可能です。
指向性:双指向性
エレメント:2.5ミクロン・アルミニウムリボン
磁石:希土類ネオジミウム
周波数特性:30〜15kHz ±3dB
感度:-39dB(1V/pa±1dB)
出力インピーダンス:200Ω バランス
出力コネクター:XLRM(2Hot)
ロードインピーダンス:>1kΩ
最大入力音圧:>135dB SPL
電源:48Vファンタムのみ
付属品:専用木製ケース
Royer Labs R-122 ¥252,000
blue
WOODPECKERは、エキゾティックなウッドフィニッシュと独自のアクティブ回路により、その魅力と美しさを視覚と聴覚の両方へ訴えかける新たなリボン・マイクロフォンです。そのゴージャスな外観の内部では、ロー・ノイズと、アルミニウム・リボン・プレッシャーグレディエント・トランスデューサーの美しいサウンドを実現する、Blueの名高いクラスAディスクリート・ハンドメード・エレクトロニクスの秀逸なディテールが共存しています。
WOODPECKERには、カスタムメイドされたソリッドブラス製ショックマウントと木製ストレージ・ボックスも付属します。
Acoustical Operating Principal: Pressure Gradient
指向性パターン: 双指向性
周波数特性Frequency Response: 20Hz - 20kHz
感度 (1kHz into 2.5k ohm): 26mV/Pa
インピーダンス: 50 ohm
負荷インピーダンス: 1kΩ以上
ノイズ・レベル (IEC 651): 22dB以下
最大出力 (1% THD into 2.5k ohm): 10dBU = 2.5V
最大SPL (0.5% THD into 2.5k ohm): 136dB
ダイナミック・レンジ (2.5k ohm load): 114dB
供給電圧 (IEC 268-15): +48V phantom power (+35V min.)
blue WOODPECKER ¥144,900
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2007/10/12
Final Cut Studioとの連携!AJA Video Systemテスト・レポート1 インストール編
ROCK ON PROでは、近日中の発売が待ち遠しいIO HDをはじめ、Apple Final Cut Studioとの連携において抜群の親和性を実現するAJA Video Solution製品の 展示/デモンストレーションを行っております。
音楽やMAの制作現場からもHD映像/ビデオの重要性が高まる中、Pro Tools HDシステムとHDビデオとの連携も視野に入れたAJAシステムの検証を行い、連載レポート形式で、普段とは違った切り口でご紹介していきます。
第1回は、Final Cut Studio/KONA LHeのインストール/環境設定です。
まずは、インストール/環境設定を行って、ビデオの入出力と編集の環境を整えなければいけません。皆さんが一番気にされているであろう、Apple ProRes422対応のIO HDの発売までには、まだ少し間があるので、Final Cut Studio + KONA LHeによるセットアップを行う事にしました。
もちろんKONA LHeでもProRes422コーデックでの取り込みに対応していますが、ハードウェア・アクセラレーションを行わないので、CPUに高い能力が求められ ます。具体的には、Mac Pro以上のスペックが要求されますので、今回は、DVCPRO HDコーデックでの取り込みを想定して、PCIe G5にインストールしました。
左の写真が、KONA LHeになります。いつも思うのですが、64bit PCIカードを見慣れた目には、4レーンPCI Expressのカードは「これで大丈夫?」という感じがしてしまいます。
ともあれ、早速カードのインストールといきたいところですが、ちょっと待ってください!何事にも手順というものがあります。まずは、Final Cut Studioのインストールから行わなければいけません。先にKONA LHeおよびドライバー/コントロールソフトのインストールを行ってしまうと、Final CutがKONAを認識しなくなってしまうのです。知らずに行うと二度手間になってしまうのでご注意を!
やはり、マニュアルはキチンと読まないといけませんね!
1.Final Cut Studio 2のインストール
最新のFinal Cut Studio 2に同梱されるFinal Cut Pro 6をインストールするには、Mac OS X 10.4.9以上および、QuickTime 7.1.6以上が必須となります。
今回Final Cut Studio 2およびKONA LHeをインストールしたのは、最終型のApple PowerMac G5 2.0GHz/2.5GB RAM PCI Expressモデルになりますが、Colorをはじめとした新しい機能は、CPU環境にも厳しいものがあるようなので、逆にこのマシンでどこまでの作業 が可能になるのかも、検証の対象になるかもしれません。
Mac OS X 10.4.10は何となく他のDAWに影響を与えそうなので、今回はAppleのwebサイトより、10.4.9をダウンロード/インストール後、ソフトウェア・アップデートでQuickTimeのみ最新の7.2にアップデートしました。
大量のインストール・ディスクを使用するFinal Cut Studioのインストールも、約2時間ほどで完了!(約55GBものデータになります)いよいよKONA LHeのインストールです。
2.AJA KONA LHeのインストール
まずはG5のカバーを外してPCI Expressスロットを確認します。唯一、PCI Expressスロットを持つ最終型G5は、PCIレーンが固定になっており、グラフィックス・カードの装着してあるSlot 1が16レーン、Slot 2 & 4が4レーン、Slot 3が8レーンという仕様になっています。
KONA LHeをG5にインストールする場合は、どのスロットに装着してもOKになっていますが、通常Fibre Channelカード等と同時使用する場合はKONAをSlot 2、FibreをSlot 4に装着する事が多いので、今回はSlot 2にインストールしました。
ちなみに、Mac ProにKONAをインストールする際は、G5の場合と違い、多少のTipsが必要です。
Mac Proは、4つあるPCI Expressのレーンを変更する事が可能になっています。UtilitiesフォルダにG5ユーザーには見慣れないソフト、Expansion Slot Utilitiyというコントロール・ソフトがあるので、これでPCI Express Slotのレーン数コンフィギュレーションを変更してインストールを行うのです。
具体的には、右の図にあるようにSlot 1をx 16、Slot 2をx 1、Slot 3/4を x 4になるように設定し、KONA LHeをSlot 3にインストールします。
外部RAIDに接続するような非圧縮HD制作の場合は、FibreやSCSIカード等をSlot 4にインストールして対応する形となります。
3.AJA KL BOX for LHとの接続
インストール完了後、ブレークアウトボックスKL-BOX for LHを接続して、物理的なセッティングは完了です。通常は、KONAにブレークアウト・ケーブルを接続して、HD/SD-SDIやアナログ・ビデオ、オー ディオ、9Pinをそれぞれ接続しますが、オプションながらKL-BOXを追加すると、実にスマートに周辺機器との接続が可能になりますので、同時に導入 される事をお薦めいたします!
次に、KONA LHeをドライブさせるコントロール・ソフトウェア/ドライバーをダウンロード/インストールします。
4.AJA KONA LHe Softwareのインストール
AJA のwebサイトには、最新のドライバーを含むAJA KONA Software v4.0が公開されていますが、4.0はFinal Cut Studio 2が必須になります。Final Cut Pro 5以前の場合はv3.4以前のSoftwareをダウンロード/使用してください!
インストールは非常に簡単に行え、ものの数分で完了です。
再起動をかけて、システム・プロフィールを見てみると、ちゃんと認識していますね!
ちなみに、私はPCI G5でKONA LHのインストールを行ったことがあるのですが、その際の表示は単にビデオカードとして認識していましたが、KONA LHeの場合、RS-422 9Pinシリアルおよび、PCI Bridgeチップまで認識しているところが面白いところです。(Mac Proの場合は後日検証致します)
5.AJA Utility Application各種
AJAコントロールソフトをインストールすると、KONA LHeの設定を始めとした各種ユーティリティがインストールされます。順を追ってご説明すると・・・
AJA KONA LHe Control Panel
KONA LHeの各種設定を行うユーティリティです。HD/SD-SDI、Analog、Reference Inの各インプット及び、2系統のHD/SD-SDI、Analogの各アウトプットがどのような状況になっているか、一目瞭然でわかるフィギュアをメイ ンに、入出力フォーマット/黒み/カラーバー/タイムコードを始めとした設定は、ここで行います。
KONA LHeにはダウンコンバーターが搭載されているので、1080i HD信号をアナログSD信号にコンバートして出力する事が可能となっており、その際は、SDを選択したアウトプットにダウンコンバーターのアイコンが現れるようになっています。
AJA KONA Conflict Checker
KONA LHeをインストールする事によって、コンフリクト(干渉)が生じる可能性のある要因をチェックしてリスト表示してくれます。
幸いな事に、私はまだコレに項目が出て来た事はないのですが、システムをインストールした後、すぐにチェックする事をお薦めします。
AJA Data Rate Calculator
KONAに限らず、DVCPRO HD、非圧縮HD、HDV等の様々なコーデックでの取り込みの際、どの程度のデータレートが必要かを計算してくれるユーティリティです。
次にご紹介するAJA System Testでのストレージ・パフォーマンスを考慮に入れて、フォーマットを選択できます。
AJA System Test
搭載ストレージのパフォーマンスをチェック出来るユーティリティです。上のData Rate Calculatorによると、DVCPRO HDの転送レートはオーディオを含めて約17MB/sec、1時間ビデオを取り込むと60GBの容量を使う事になりますが、System Testでチェックしたシステムディスクはリード/ライトともに50MB/secのパフォーマンスが出ているので、取り込みに十分な速度を持っている事が わかります。(でも内蔵ドライブをデータ・ストレージにするのは危険ですよ!)
6.Final Cut Pro 6のオーディオ/ビデオ設定
最後にFinal Cut Pro 6を起動して、オーディオ/ビデオ設定から目的のフォーマットを選択すれば、インストール/セットアップは完了です!
プルダウンメニューを見て頂ければお分かりかと思いますが、KONA Driver Softwareをインストールする事により、幅広いフォーマットに柔軟に対応できる数のプリセットが用意されているのに気が付かれるでしょう!
アテネ・オリンピックでも採用され、現在最も多く使われていると言っても良いDVCPRO HDフォーマットや、HDV等を取り込む際にハードウェア・アクセラレーションによって、パフォーマンスが向上すると言われているKONA LHeの実力チェックが今から楽しみです!
7.BB/Tri Syncジェネレーター AJA GEN10、ストレージ関連
HDビデオのみならず、SDを扱う際でも気をつけなければいけないのが、シンク・ジェネレーターです。
今回のインストールとは直接関係ありませんが、当社でもデモ機用にシンク・ジェネレーターを用意いたしました。
皆さんもマスターシンクと言うと、非常に高価な物であると言う認識をおもちだと思いますが、AJAからリリースされているGEN10は、ブラックバースト /カラーバーは勿論の事、HD用のシンク信号であるTri Syncにまで対応して、驚きの価格を実現している、コストパフォーマンスの高い製品です!
もったいぶらずに、この際導入しておきましょう!
また、先にも少し触れましたが、当社でご提案しているHDソリューション、Proceed Driveシリーズをデータ・ストレージとして使用し、パフォーマンス・チェックのご報告や、Euphonix MCによるコントロール、NUENDOとの連携などのチェックも行いたいと思っています。
重要な内容もあったため、長くなってしまいましたが、次回はいよいよビデオ取り込みと編集時のパフォーマンスを中心にしたレポートをお届けしたいと思います!お楽しみに!
AJA Video System KONA LHe ¥294,000
AJA Video System KL-BOX for KONA LH ¥50,400
AJA Video System GEN10 ¥73,500
Apple Final Cut Studio 2 ¥148,000
Apple Final Cut Studio 2アップグレード版(Final Cut Pro/Production Suiteユーザー) ¥78,000
Apple Final Cut Studio 2アップグレード版(Final Cut Studio 1/5.1ユーザー) ¥58,000
お見積り/ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または、お電話(03-3477- 1776)FAX(03-3477-1255)、メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
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2007/10/07
事例:日本工学院八王子専門学校様 Pro Tools 110スクールを積極展開
今年で60周年を迎える日本工学院様は、その豊かな環境に恵まれた八王子校で、今後の人材を育成すべく、Pro Tools 110スクールを積極展開しています。
Pro Tools 110スクールを展開するにあたり、日本工学院八王子専門学校様では、多くのPro Tools LEシステム(MacおよびPC)を導入。
また、A Studioでは、リニアレコーダーをPro Tools HD Accelシステムにリプレース。
I/O拡張された3台の192 I/Oは、48チャンネルのデジタル回線でSolid State Logic AXIOM-MTに接続、シームレスな環境を作り出しています。
Pro Toolsシステムは、SYNC HD、MIDI I/Oはもとより、拡張性を考慮したExpansion|HD拡張シャーシも装備され、Avid MojoによるMA実習にも対応しています。
日本工学院八王子専門学校様では、これら業界標準のPro Toolsシステムを前に、各種授業が展開され、この教室、スタジオからは明日を担う音楽人が、次々と巣立ってゆくことを期待されています。
日本工学院八王子専門学校
〒192-0983 東京都八王子市片倉町1404-1
1404-1 Katakura-Cho,Hachioji-Shi,Tokyo,Japan
192-0983
Phone:0120-444-700
HP:http://www.neec.ac.jp/hac/index.html
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2007/10/05
Mac OS X & Win XP対応のPro Tools HD 7.3.1cs5 Softwareリリース!
重 要な改善点を含むPro Tools HD Softwareの最新カスタマー・サービス・バージョン、Pro Tools HD 7.3.1cs5アップデートがリリースされました。Mac OS X及びWindows XPに対応した同アップデータには、下記にリストされた重要な改善が含まれますので、Pro Tools HD 7.3以上をお持ちの全てのお客様にこのアップデートが推奨されます。
Pro Tools HD 7.3.1cs5に関する詳細はこちら>>
Pro Tools HD 7.3.1cs5での改善点(Mac & Windows)
修正済み:特定の状況下で、トリム編集が正常に機能しない問題点(Item #94425)
「隣接するリージョンまで、重複しない限りトリミング」(Controlキーを押しながらトリミング)が、リージョンの重なり合う特定の状況下において機能しない問題が解消しました。
修正済み:セッションを閉じ、再度開いた際にセンドの設定に生じる問題(Item #97716)
この問題は、遅延補正が無効の状態で発生しました。
修正済み:断続的にセンド出力にオーディオがルーティングされなくなる問題点 (Item #88757)
この問題点は、I/O設定でパスをシャッフルする、別のパスを使用する、もしくはセッションを再起動することにより回避できました。
Pro Tools HD 7.3.1cs5での改善点(Macのみ)
修正済み:Neo Assertionエラーが発生するとリージョンが消失する問題点 (Item #97360)
Neo Assertionエラーが発生した際に、強制終了を実行するとそのセッションから全てのリージョンが消失してしまう問題が解消しました。
修正済み:Pro Tools使用時に発生する断続的な画像のフリーズ(Item #82932)
断続的なプラグインのオートメーションやMIDIの再生において、Pro Toolsが再生している最中にGUIがフリーズし、そしてフリーズが戻る問題が解消しました。
Pro Tools HD 7.3.1cs5での改善点(Macのみ)
修正済み:ProControlのキーパッドもしくはチャンネルマトリックスを使用すると文字が二重に入力される問題点 (Item #97236)
この問題は、バージョン7.3.1cs4をインストールすると発生しました。
Pro Tools HD 7.3.1cs5のダウンロード先はこちらから行ってください。
Pro Tools HD 7.3.1cs5 for Mac OS X
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=005&navid=54&itemid=27545
Pro Tools HD 7.3.1cs5 for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=005&navid=54&itemid=27570
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2007/09/17
MassivePack 7 Special Review 連載開始致しました!
9/20までと締め切りの近づいてきた、MassivePack 7、このスーパーバリューパッケージに含まれているPlug-inを連載にてご紹介いたします。
MassivePack 7 Special Review Vol.1/ t.c.electronic MD3
なんといっても今回のMassivePackの目玉、t.c.electronicのMD3をご紹介いたします。単品で¥200,000を超えるTDM屈指の高品質Mastering Suiteこのプラグインがなんと、ROCK ON PRO価格で¥150,000のMassivePackでGet可能。このスーパークオリティーを堪能ください
MassivePack 7 Special Review Vol.2/ t.c.electronic MD3
t.c.electronicの技術の粋を集めたsystem6000からの移植アルゴリズムにより完成されたAll in one Mastering SuiteとなっているMD3の機能と実際の使用のTIPSをご紹介いたします。今回のMassivePack 7はこのプラグインの為だけにご購入いただいても損はない!と言い切れるくらいの魅力を感じて下さい。
MassivePack 7 Special Review Vol.3/ t.c.electronic MD3
Massive Pack 7を購入する際やはり、気になるのがバンドルされているプラグインの質、使い勝手。Masterに挟むのならば、これ以上の物はない!と言い切れるMD3の紹介、遂に最終回です。今回のMassivePack 7、このお値段で、MD3を手に入れる最大のチャンスです
MassivePack 7 Special Review Vol.4/ brainworx bx_digital
2つ目のPlug-inです。Mastering Suiteの最高峰t.c.electronicのMD3に続いて、Mastering EQとして高い評価を受けているbrainworxのbx_digitalをご紹介いたします。M/S分離を最大の特徴とするこのEQ、MD3に続きまたもやM/S。今回のMassivePack 7の特徴ですね。このお値段で、最高のMastering Suiteを手に入れるチャンスです。
MassivePack 7 Special Review Vol.5 / GRM Tools Classic TDM Bundle
DMプラグインのアキレス腱ともいえるモジュレーション系エフェクト。定番化するtoolsがないまま今日まできてしまっていますが、以前より隠れた人気を誇るクリエーターツールがこのGRM Toolsです。今回のMassive Packにはフルパケージでの収録。非常に高いバリューを付加しています。レコーディングエンジニア出身の筆者は、あまりの多機能さとエフェクティブな使用感に二の足を分んでいたツールなのですが、高い潜在能力を以前より感じていたPlug-inの一つです。少しでもその魅力に迫れればと思います。
Massive Pack 7 Special Review Vol.6 / Abbey Road Plug-ins Brilliance Pack
最近では、モデリングにより数多くの往年の名機がプラグインとしてよみがえっています。その中でも、とりわけ異彩を放つのがこのAbbey Road Plug-inのラインナップ。Abbey Roadといえば、Beatlesの作品を数多く手がけたことでも有名なロンドンにある世界的に有名なスタジオです。また、このスタジオは独自に開発したオリジナルの機材を多数使用することでも有名です。そのオリジナルの機器をモデリングしたのがこのPlur-inとなります。種類別にパッケージが別れていて今後のリリースにもおおいに期待の出来るメーカーの最新作が、今回のMassive Packに登場です。
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2007/09/08
Final Cutとの親和性を追求!AJA Video Solutionのデモンストレーション開始!
ROCK ON PROでは、そのコストパフォーマンスでシェアを大きくのばしてきているApple Final Cut Studioに、SD/HDを問わず高品位なビデオ入出力を提供するAJA Video System製品の展示および、デモンストレーションを開始いたします!
話題のHDコーデックApple ProRes 422に対応したIO HDをはじめ、DVCPRO HD/HDVでのアクセラレーションを実現するKONA LHe等、その実力を目の当たりにすることが出来ます!
AJA Video Systemテスト・レポート1 インストール編はこちら>>
お見積り/ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または、お電話(03-3477- 1776)FAX(03-3477-1255)、メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
AJA Video System IO HD
2007 年4月にLas Vegasで行われたNAB 2007にて、Apple Final Cut Studio 2と同時に発表されたAJA IO HDは、FCS2でも最大の話題となったApple ProRes 422 HDコーデックに、世界初で対応したFireWire 800接続のビデオ・インターフェイス/アクセラレーターです。
ProRes 422とは、SDの4倍の解像度を持つHD画像を、非圧縮SDと同等の転送レートで実現するコーデックです。また、ProRes 422の名称通り、その画質は10bit 4:2:2の妥協の無いものとなっており、奇しくも、ビデオ業界でも大きなシェアを誇るAvidのHDコーデックDNxHDの転送レート220Mbpsと 同等の圧縮効率を誇ります。
豊富な入出力と、アクセラレーション機能を併せ持ち、FCS2との同時発表でもわかるAppleとの親密性が魅力のIO HDは、編集スタジオやMAスタジオのあり方を一変させる影響力をもつ製品かもしれません。
AJA IO HDの特徴
Apple ProRes 422およびProRes 422 HQコーデック(SD/HD 720/1080、
フル解像度10bit 4:2:2、リアルタイム処理)にハードウェアで対応
リアルタイム・アップ/ダウン/クロスコンバータを搭載
SD-SDIおよびHD-SDI入出力(各2系統)
アナログコンポーネント入出力(D1〜D4解像度に対応)
コンポジットおよびS入出力
HDMI入出力(オーディオ2ch)
SDIエンベデッドオーディオ入出力(8ch)
AES/EBU 8チャンネルアンバランスオーディオ入出力
XLRアナログバランスオーディオ入出力(4ch)
RCAアナログアンバランスオーディオ出力(2ch)
ゲンロック入力(ループスルー)
9pinデッキコントロール(RS-422)
LTCタイムコード入出力
MacとはFireWire 800一本の簡易な接続
Apple Final Cut Studio 2に対応
3年間の製品保証
IO HDについて詳細はこちら>>
AJA Video System IO HD ¥585,900
AJA Video System KONA LHe
AJA KONA LHeは、SDのみならず10bit 4:2:2非圧縮HDのSD/HD-SDI入出力に対応したPCI Express接続のビデオ・インターフェイス/アクセラレーター・カードです。(PCI-X Apple PowerMac G5に対応するKONA LHもラインナップ)
放送局で使用されることの多い、AJAダウンコンバート・テクノロジーを搭載するだけでなく、HDに対応したアナログ入出力を備えるのが、最大の特徴となっています。
非圧縮HD素材をFinal Cut Proで自在に操るには、ストレージとCPUクロックの問題が常につきまといますが、HD-SDI入力の非圧縮信号をDVCPRO HDにコンバートしながらFCSに取り込み可能なKONA LHeは、資産を活用しながら高品位な編集を行いたい編集スタジオに最適なソリューションと言えます。
付 属のブレイクアウト・ケーブルを使用してSD/HD-SDI、アナログ・コンポジット/コンポーネントのビデオ入出力、アナログ/デジタル・オーディオの 入出力、リファレンス入力が行えるほか、オプションのKL-BOX for KONA LH(KONA LH/KONA LHe共用)を使用すると、ラックマウントのブレイクアウト・ボックスとして、すっきりとまとめることが出来ます。
AJA KONA LHeの特徴
10bit非圧縮SD/HD QuickTimeキャプチャカード
12bit HDアナログコンポーネントI/O
12bit SDアナログコンポーネント、コンポジット、SビデオI/O
10bit HD to SDダウンコンバータ搭載
DVCPRO HDハードウェアアクセラレーション
ダイナミックRTエクストリーム対応ハードウェアアクセラレーション
SD/HD-SDI入力
2つの独立したSD、HD-SDI出力
2chバランスXLR AES、2chバランスXLRアナログオーディオI/O
8ch SDIエンベデッドI/O
HD/SDゲンロック、RS-422マシンコントロール
Final Cut Pro 5、Motion、After Effects、Combustion等に対応
ブレイクアウトケーブル同梱、KL-Boxオプションにも対応
3年間のハードウェア保証
PCI Express対応のKONA LHe
PCI/PCI-X対応のKONA LH
KONA LHeについて詳細はこちら>>
AJA Video System KONA LHe ¥294,000
AJA Video System KL-BOX for KONA LH ¥50,400
AJA Video System GEN10
GEN10は、接続されたすべての機材に対して高品位で安定した映像とオーディオの同期信号を提供する、コストパフォーマンスと順応性に優れたシンクジェネレーターです。
GEN10は、独立した2系統にグルーピング可能な6つのSD/HD出力と1系統のAES-11出力の合計7系統の出力を備え、SD出力はブラックバース トもしくはカラーバー、HD出力は今日利用されているほとんどのフォーマット(19種類)に切り替え可能な3値シンクを出力することができます。
驚くべく価格を実現したGEN10は、これから映像編集環境を整えたい方に最適なソリューションとなるでしょう!
AJA GEN10の特徴
HD:3値シンク出力
SD:ブラックバーストもしくはカラーバー
SD/HD:独立した2系統のグループを切替可能
AES-11:サイレンス、トーンに切替可能
Sync DAなしにシステム全体の同期が可能
5-18 VのDC電源
ディップスイッチによる各種設定
GEN10について詳細はこちら>>
AJA Video System GEN10 ¥73,500
Apple Final Cut Studio 2 ¥148,000
Apple Final Cut Studio 2アップグレード版(Final Cut Pro/Production Suiteユーザー) ¥78,000
Apple Final Cut Studio 2アップグレード版(Final Cut Studio 1/5.1ユーザー) ¥58,000
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2007/09/06
予測日本語変換OK〜iPod touch触ってきました。
2007年9月6日、米国Appleに続き、日本でもApple JapanさんによるiPod新製品の発表会を表参道ヒルズで開催。ROCK ON PROの本業とはちょっと(?)離れますが、"音楽関連"という事で、羨ましがる同僚をよそ目に、実際に足を運んで見に行って来ました。もちろん、触ってきましたよ!iPhoneの動きの知識やiPOD事前情報を入手していましたが、驚きは予測日本語に対応していた点。もう、iPhoneの日本語対応READYと言った予感です。(二つ目の動画でご覧いただけます。)
発表会の内容はというと、日本時間の午前2時頃に米国で開催されたスペシャルイベントでのSteve Jobs氏による基調講演のビデオの上映を1時間。。。 リアルタイムに視ていれば中々楽しいものなのですが、既にAppleのウェブサイトでも、国内ニュースサイトでも大々的に発表されている為、正直眠たいわざわざROCK ON PROのコラムで書くようなニュースはありません(笑)
一新されたiPodファミリーの機能詳細はApple Japanサイトで見て頂ければOKだと思いますが、簡潔にまとめると
iPod shuffelは、カラーバリエーションが一新。
iPod nanoはビデオ対応になり、デザインも一新。
iPodは"iPod classic"と呼ぶようになり、HDD容量が倍増。最大160GB。
そして、iPhoneから電話機能を無くしたiPod touchが登場。お値段¥36,800から。
iPod classicもデザインがちょっと変わったり、さらに小さく多機能になったiPod nanoも気になる存在ですが、やっぱり目玉はiPod touch。iPhoneが日本未上陸な事もあって、「革新的なタッチスクリーン」と豪語するマルチタッチ・インターフェイスは、実際に見るのも触るのも今日が初。発表会(ビデオ上映会)が終わると、いよいよ実機に触れる展示会場へ。
iPod touchはAppleサイト内のビデオなどでも動いている様は見れますが、「やっぱり実際見て触ってみないとね〜」「画面タッチって使い易いかね〜」なんて、少し斜に構えたノリでしたが、まずはインターフェースの反応の良さにビックリ。モデルチェンジの度に反応が鈍っていく日本の携帯とは比較にならないくらい、反応が早い!!
クリック(タッチ)、拡大、スクロールと、マルチタッチ・インターフェイスの使いやすさは、iPhone/iPod touchと第一世代にも関わらず十分完成されており、MacOS X譲りのアニメーションとの相乗効果で、本当に「なめらか」な使い心地。8mmと本体は驚くほど薄いですが、適度な重量(HDDタイプのiPod classicよりも軽い!)で、手にしっかり馴染みます。
右のムービーのようにSafariでのブラウジングには文字をタイプする機会も多くなりますが、これもなかなか違和感なくタイプできます。ただ、片手での操作(親指でのタイピング)は、ちょっと慣れるまでは難しいかも。尚、Wi-Fi接続のネットサーフィンも申し分無し。Flashが表示されないものの、Rock oN Company、ROCK ON PROサイト共に普通に見れ、一安心。Wi-Fi接続版のiTunesも登場し、iPodから楽曲の検索/視聴/購入まで出来てしまうのは便利ですね。
中でも一番驚いたのは日本語対応の充実ぶり。英語/数字/日本語(ローマ字入力)をワンタッチで切り替えられるのはもちろん、携帯電話並みに予測変換までサポート!これなら日本上陸が期待されるiPhoneでも、結構手軽にメールができそうです。
ブラウジングといえば、日本での展開は未定ながら、米国ではWi-Fiサービスのあるスタバに行きiTunes Wi-Fiを起動すると、自動的にスタバ・アイコンが表示され、店内で流れているBGMが10件までの履歴付きで表、そのまま購入/ダウンロードまで可能という機能。
コンセプト自体は以前から日本企業からも出ていましたが、改めて未来的に感じますね。屋外でのWi-Fiサービスは未だ限定的ですが、携帯電話並みにどこからでもネットワークに接続でき、その場で流れているBGMを購入できる...。 そうなると「この曲欲しいけど誰の曲かわからない」といった悩みが無くなってくれそうです。
動画の撮影に夢中になっていた為、iPod touchの写真を撮り忘れました;下はより小さくなったiPod nanoの写真です◎
アップル - iPod + iTunes(www.apple.com/jp/itunes/)
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2007/08/29
t.c.electronic System 6000 TDMプラグインがバンドルになって登場!
濃密で繊細な音質を誇るt.c.electronicのフラッグシップ、SYSTEM 6000のアルゴリズムをTDMプラグインに移植した意欲作、VSS3、DVR2、NonLin2、MD3が驚異のコストパフォーマンスを誇るバンドル・セットとなって登場!
VSS3、DVR2、NonLin2をバンドルしたSYSTEM 6000 Reverb Bundle for TDMと、Reverb BundleにMD3ステレオ・マスタリング・プロセッサーを追加したSYSTEM 6000 Rever/MD3 Bundle for TDMの2バンドルは、それぞれ約10万円/約18万円のセーブを実現します!
今回バンドルされなかったUnWrapを加えたSYSTEM 6000完全版を完成させるも良し。9/3より開始されるTC|Tools、MegaReverb、Master Xよりのアップグレードを利用するも良し。この製品は見逃せません!
お見積もり、ご相談は、上記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
SYSTEM 6000 Reverb Bundle for TDM
SYSTEM 6000アルゴリズムから移植した、リバーブ・プラグインをバンドルしたReverb Bundleは、VSS3/DVR2/NonLin2の3種類のプラグインからなっています。
t.c. electronic SYSTEM 6000 Reverb Bundle for TDM ¥194,250
VSS3
VSS3は、室内における乱反射のように、同一のシグナルに対してランダムに反応するように反射音を設定することが可能で、現実に存在する空間のリアリズムを極限まで再現します。また、多彩なモジュレーション調整機能により、ボーカルやギター、ピアノやホーンといった楽器に対しても、高度に音楽的な残響処理を施すことが可能です。
VSS3についての詳細はこちら>>
DVR2
DVR2 Digital Vintage Reverbは、現在でも様々なジャンルのボーカル・トラックに多く用いられている先駆者リバーブであるEMT250の良さを追求することに徹したプラグインです。
独特なモジュレーション、スペクトラル・バランス、広大な空間と、絶妙な味わいのサチュレーションといった、一聴してすぐにそれと分かるヴィンテージならではのリバーブ・サウンドを実現。さらにセッティングによって一つのパラメーターが違う効果をもたらす相互関係までエミュレートします。
DVR2についての詳細はこちら>>
NonLin2
NonLin2 Stereo Effects Reverbは、エンベロープ/アタック/ホールド、そしてリリースのパラメーターを搭載し、コンパクトなヴォーカル・アンビエンスやドラマチックな80s風ドラム/パーカッション・サウンドを始め、リバース・リバーブや、「ひねり」の効いた効果など、クリエイティブな用途で使用可能なエフェクト・リバーブです。
NonLin2についての詳細はこちら>>
SYSTEM 6000 Reverb/MD3 Byndle for TDM
SYSTEM 6000 Reverb/MD3 Bundle for TDMは、Reverb Bundleに加え、t.c.の神髄とも言えるマスタリング・アルゴリズムを搭載したMD3ステレオ・マスタリング・プラグインを追加した、4種類のプラグインからなっています。
t.c.electronic SYSTEM 6000 Reverb/MD3 Byndle for TDM ¥330,750
MD3
MD3 Stereo Masteringには、MD3 Multiband Dynamicsと、BrickWall Limiterアルゴリズムが含まれ、高精度なプロセッシング、及びリミッティングにより、プロフェッショナル・レベルのプロダクションに対応します。このパッケージは、DAW環境におけるマスタリングの可能性を新たな次元にまで引き上げ、洗練されていく感性にふさわしいハイエンド・ソリューションとなることでしょう。
MD3についての詳細はこちら>>
現在、Intel MacのサポートがされなくなったTC|ToolやMegaReverbのユーザーの方、Master Xのユーザーの方は、SYSTEM 6000 Bundleへの特別優待プログラムが開始されます!
9/3(月)より公開されるお申込用紙に必要事項をご記入の上、ご相談/お申込下さい!
t.c.electronic TC|Tools TDMユーザーの方
SYSTEM 6000 Reverb Bundle TDMへのアップグレード ¥126,000
SYSTEM 6000 Reverb/MD3 Bundle TDMへのアップグレード ¥231,000
t.c.electronic MegaReverb TDMユーザーの方
SYSTEM 6000 Reverb Bundle TDMへのアップグレード ¥147,000
SYSTEM 6000 Reverb/MD3 Bundle TDMへのアップグレード ¥252,000
t.c.electronic Master X TDMユーザーの方
SYSTEM 6000 Reverb/MD3 Bundle TDMへのアップグレード ¥252,000
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2007/08/10
待望のアナログ・コンソールToft Audio Design Trident ATBシリーズ登場!
長らく選択肢に乏しかったミディアムクラスのアナログ・コンソールに、待望の製品が登場しました!
Toft Audio Designの創設者でもある、Malcolm Toftが 1970年代に設計した回路をもとにTrident Audioから発売されていたレコーディング・コンソールTrident Series 80を、現代に蘇らせたとも言える16/24/32 chのコンフィギュレーションを持つTrident Series ATB Consoleです!
他のToft Audio製品とも共通する”コストパフォーマンスを極限まで追求する”思想が貫かれているATBシリーズは、8Bus仕様のフルアナログ・コンソールで(近日中にDigital Cardのリリースがアナウンスされていますが)高品位なサウンドとともに、魅力的な価格設定がされています!
その実力を是非、店頭にてお確かめください!
お見積もり、ご相談は、上記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
Toft Audio Design Trident Series ATBのスペック等、詳しくはこちら>>
Toft Audio Design Trident Series ATB 16は、マイク/ライン入力、Trident 80Bスタイルの4 Band EQ、6系統のAuxセンド、インライン・モニター/パン・セクションに100mmストロークのフェーダーを備えたモジュールを16ch分搭載しています。もちろんグループ・バス・アサインスイッチも備えていますが、特筆すべきはそれぞれのモジュールが独立した基盤構成になっていることです。
これは音質面での有利さをもたらすだけでなく、メンテナンスの面でも非常に有利です。
各ツマミ類はアルミの削り出しになっており、見た目にも眩しいカラフルな塗装がされていますが、デジタル・コンソールやDAWのバーチャル・ミキサーを見慣れた目には、何よりもその単純明快で、見た目通りの操作が可能な所に改めて感心してしまいました!
クリアで滑らかでいながら、コシのあるサウンドを奏でるヘッドアンプはもちろん、リニアで効きの良いEQは、ポイントの設定といいスィープの感覚といい、まさにこれでなければ実現できない音質であるといえるでしょう。
ATB 16は16chミキサーですが、最大56chのミキシング・キャパシティを持っており、プロジェクト・スタジオだけでなく、様々な用途での使用も可能です。ファースト・インプレッションとしては、サミング部分を含めてのシグナル・バスのキャパシティも充分で、アナログ・ミックスならではの”上げる方向”での突っ込んだミキシングが堪能できそうです!
バス/マスター・セクションも必要にして充分な機能を備えており、マスター・アウトの他、メイン/サブのモニター・アウト、そしてもちろんAux/Bus送りの切り替えスイッチ付きトークバックも備え、モニター・システムで悩んでしまうことの多い、DAWシステムの問題を一挙に解決できます。
2Uサイズながら、ズッシリとした重量感のあるパワー・サプライ・ユニットとともに、あらゆる部分がかっちりと仕上がっている感のあるATB 16は、再び、ミディアムクラスのコンソール市場を活気づかせることが出来る実力を充分に持っているといえるでしょう!
Toft Audio Design ATB 16 ¥598,000
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2007/07/30
Daniel Lanois初監督作品<Here Is What Is>公開情報
現在U2のレコーディングをモロッコで行っているDaniel Lanois。Epitaph Records傘下のAnti(Epitaph傘下とありますが、こちらはアメリカン•ルーツ系作品がメインのレーベル。ハードコア系ではありません。)に2003年に移籍以来、精力的にSolo作品を発表。2003年およそ10年ぶりとなるフル•アルバムShine、2004年にはそれまで割と有名なコレクター•アイテム(僕自身は過去eBayで200ドルで購入した経験あり。)として有名だった未発表インスト集Rockets、2005年旧所属レーベルであるWarnerで1989年リリースの初Solo作Acadieをジャケット違い(彼自身のWEBサイトでは直筆サイン入りCDが販売されています。)をリイシュー、そして同年にはインスト集Belladonnaをそろぞれリリース。ここ数年話題が絶える事がなかったDaniel Lanoisですが、先週オフィシャル•ニュースで更なるビッグ•ニュースが発表に。
来る9/6から開催されるToronto International Film Festival(もちろんカナダで開催)でDaniel Lanois初監督作品(共同監督としてAdam VollickとAdam Samuelsがクレジット)となる<Here Is What Is>がプレミア公開されるとのこと。現在彼のオフィシャル•ウェブ•サイトで<Here Is What Is>のトレイラーが公開されていますが、内容はLouisiana州ShreveportにあるZion Baptist Churchへ朋友Brian Enoと昨年末に訪れ際の映像や前述U2がらみかモロッコ訪問の様子がメインとなっているようです。もちろん音楽は全てDaniel Lanoisがてがけ新曲Here Is What Isもほんの少しトレイラーで聞く事が可能(名曲の匂いが...)。ゲスト•クレジットには元The BandのGarth Hudson、一時は恋人説(?)もあったカントリー•シンガーの大御所Emmylou Harris、映画<Sling Blade>繋がりの俳優Billy Bob Thorton(ちなみに俳優業と並行してミュージシャンとしても活動)、名作Yellow Moon以来の関係でしょうNeville BrothersからAaron Nevilleその他U2やSinead O’Connor等の名前が見受けられます。正直トレイラーだけでは全貌が不明なのですが、これまでDaniel Lanois唯一の映像作品<Rocky World>が廃盤状態の今、彼自身の活動状況を知る上で非常に重要な作品であることは間違いないでしょう。と彼のライブを一度も観た事が無い私岡田は思っております。
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2007/07/30
MassivePack 6 & PRO 6オーソライズに関する注意点。
大好評プロモーション展開中のMassivePack 6 & PRO 6ですが、一部のプラグインに関してオーソライズがされているにも関わらず、プラグインがオーソライズ情報を認識しないという問題点が発生しております。現在、digidesign、t.c.electronic、Pace各社様でこの問題の解決を進めておりますが、それ迄は下記の回避方法をお試しいただく事をお勧めいたします。
MassivePack 6 & PRO 6オーソライズ問題点の具体的症状
ご利用いただいているiLokの中に下記二つのライセンスが入っているのにも関わらず、Pro Toolsを起動すると、オーソライズをしてくださいといったウィンドウが表示されてしまいます。 これらのプラグインはMassivePack 6 & PRO 6に付属するインストーラーを使った場合に起こっております。
t.c.electronic Harmony4
t.c.electronic Master X
MassivePack 6 & PRO 6オーソライズ問題点の現時点での回避法
t.c.electronic様のWebにあるインストーラーをダウンロードすることで、この問題を回避することができます。
Master X3 - TDM Software - Version 4.0 (4.0.01 beta)
http://www.tcelectronic.com/Default.asp?Id=8144
Harmony4 - TDM Software - Version 1.0.0 (1.0.00)
http://www.tcelectronic.com/media/Harmony4_OSX_1_0_0.zip
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2007/07/30
Mac & Winに対応したPro Tools HD 7.3.1cs4リリース!
重要な改善点を含むPro Tools HD Softwareの最新カスタマー・サービス・バージョン、Pro Tools HD 7.3.1cs4アップデートがリリースされました。Mac OS X及びWindows XPに対応した同アップデータには、下記にリストされた重要な改善が含まれますので、Pro Tools HD 7.3以上をお持ちの全てのお客様にこのアップデートが推奨されます。
Pro Tools HD 7.3.1cs4に関する詳細はこちら>>
Pro Tools HD 7.3.1cs4での改善点(Mac & Windows)
修正済み:「ディスクにバウンス」時にDitherが正確に動作しない問題点 (Item #94510)
修正済み:744Tフィールド・レコーダーからオーディオファイルをインポートするとスポット・ダイアログに誤ったタイムスタンプが表示される問題点 (Item #90820) *ワークスペース・ブラウザには正しいタイムスタンプが表示されていました。
修正済み:ディストラクティブなパンチ録音を実行するとランダムにクラッシュする問題点 (Item #94441) *この問題が発生すると再起動をする必要がありました。 -9161、-9162、-6034、-6039や「ハードウェアとコミュニケーションができません」との旨のメッセージが出るエラーも発生しておりました。
修正済み:Smokeで作成されたOMFファイルがPro Toolsにインポートできない問題点 (Item #93481 )
Pro Tools HD 7.3.1cs4での改善点(Macのみ)
修正済み:Pro Tools 7.2で変更が行われるとGallery製のADRStudioが不安定になる問題点 (Item #92013) *ADRStudioのタイムコード入力機能に関係した問題でした。
Pro Tools HD 7.3.1cs4のダウンロード先はこちらから行ってください。
Pro Tools HD 7.3.1cs4 for Mac OS X
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=3&langid=5&itemid=26315
Pro Tools HD 7.3.1cs4 for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=3&langid=5&itemid=26316
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2007/07/13
効率と合理性を実現。カスタムDAWオペレーションで発想の転換!
Euphonix MC ~Media Application Controller~
●DAWにとらわれていませんか?
音楽制作の環境を使用するDAWや、そのソフトの持つドライバーなどの制約にしばられて、自由な発想がなくなっていませんか?あのソフトは編集がしやすいけどシーケンスはこっちのソフトの方が作りやすい、ミキサーやオートメーションはこのソフトで、エフェクターはこっちのもの、統合のしようがなく、あきらめていたことがこのEuphonix MCにより実現します。
最大4台のコンピュータを同時にボタン一つで切り替えながら使用することが出来ます。さらにコンピューターにインストールされている各種ソフトを自由自在に使いこなすことが可能です。もちろんWindowsとMacの混在もOK。
たとえば
Windows 1 ○NUENDO 3
Windows 2 ○GigaSmpler
Mac 1 ○Pro Tools HD 7
Mac 2 ○Final Cut Pro & ○Logic Pro
を、同時に一つのコントローラーで操作することが可能です。切り替えはスイッチ一つで、GefenのDVIスイッチャーを組み合わせることにより、ディスプレイ表示も同時に切り替わります。複数のコンピューターにインストールされているこれらのクライアントアプリケーションだけでなく、iTuneやInternetExploreなどのアプリケーションも操作可能です。パネルをエディットコントロール、ソフトキー、ソフトノブ、フェーダーと分割して各アプリケーションに割り当てることも可能。ジョグはFinal Cut Pro、フェーダーとソフトノブはLogic、ソフトキーは iTuneなどといった使い方も使用者の感性により自由に構成することが出来ます。
もう、一つのアプリケーションの枠の中で音楽制作する必要はありません。コンピューターの存在を忘れるくらいコントローラーとコンピューターが統合されたソリューションの構築が可能です。
○なにが便利なの?
Euphonix MCが便利な点は、キーボードとトラックボールがついていることです。コンピューターありきのコントローラーなのだからついていて当たりまえに感じるかもしれませんが、いままでキーボードありきで切開された物はほとんどありませんでした。操作対象のコンピューターを切り替えるとキーボードとトラックボールも自動的につなぎかえられるということです。専用のコントローラーでさえキーボードは組み込まれず、キーボードやマウスの設置場所、設置方法に苦心しています。そして、複数台のコンピューターを使うのであればその分キーボードとマウスが増えてゆくことになったと思います。1台のコンピューター上の物をコントローラーで操作することすらデスク上が煩雑になりがちですが、このMCを使用すれば複数台の複数アプリケーションを簡単に、シームレスに切り替えMCに組み込まれたキーボードを使ってコントロールすることが出来ます。いままでありそうでなかったソリューションがここにあります。一つのキーボードとディスプレイの前でボタン一つで接続されているコンピューター、アプリケーションを切り替えながら、もちろん同時にソフトキーやソフトノブの機能も切り替わり、スピーディーに作業することが出来ます。
ソフトキーには、各種エディットコマンドが、ソフトノブにはSend,AUX,Plug-inなどのアサインやパラメーターが割り振られ直感的にキーボードやマウスを使わずにコントロールすることが可能です。
○自分だけのスイッチを!!/ソフトキー(スマートスイッチ)
Euphonix MC上には56個のカスタマイズ可能なソフトキー(Euphonixではスマートスイッチと呼んでいます)が搭載されています。全てカスタマイズ可能なこのキーがEuphonix MCを使う上で最大の特徴となります。アプリケーションの持つ全てのショートカットに対応し、さらに組み合わせてマクロを組むことも簡単に行えます。中央の24個のスマートスイッチの並んだセクションは6ページのレイヤーを持ち合計で144個のコマンドをスタンバイさせておくことが可能です。スマートスイッチには自分で表示されているアイコンや文字の変更なども出来るので、よく使う物をわかりやすく配置することが可能です。
○EuCon
この革新的なEuphonix MCをつなぐプロトコルがEuConと呼ばれるEuphonix社が独自に開発したEthernetを使用した規格です。EuConプロトコルにて通信をするアプリケーションでは、ほぼ全ての機能へのアクセス、コントロールが可能です。現時点でのEuConサポートアプリケーションはNUENDO,LogicPro,Pyramixなどがあります。またEuConはHUI,MackieControlをサポートしているのでそれらの対応アプリケーション(Pro Tools,DigitalPerformerなど)が使用可能です。
○ワイヤリングはどうするの?
スマートにラックの裏を整理するためにはMADIを使用することが一番の方法です。この強力な規格MADIを簡単にご紹介いたします。1本のFiberもしくは75Ω同軸ケーブルで24bit/48khzのデジタルオーディオを64ch伝送することの出来る規格で、その有効距離はFiberですと2Kmにもなります。ハイサンプルレートにも対応しており24bit/96khzで32chの信号を伝送可能です。
このMADIとMADIルーターを組み合わせることにより自由自在なパッチング、ルーティングが可能です。もちろんMC上からMADIのルーターの設定変更も可能です。そして、64chが一本のケーブルで済みますので、ラックの裏もすっきりとします、もちろん接点不良等のトラブルからも解放されます。MADIが登場したことによりオーディオの世界でもデジタル化の恩恵を十分に受けられるようになったといっても良いでしょう。
○対応アプリケーション
MUSIC
Pro Tools,NUENDO,Logic Pro,Digital Performer,Giga Sampler,etc....
Audio Post
Pro Tools,NUENDO,Pyramix,etc....
Video
FInal Cut Pro,Avid Media Composer,Adobe After Effects,etc....
Design&Photo
Photoshop,Illustrator,InDesign,Aperture,etc....
HOME application
iTune,iPhoto,Internet Explorer,Entourage,MS word,MS Exel,safari,etc....
○拡張性
Euphonix MCはフェーダーを拡張しSystem 5-MCとすることが可能です。Euphonixの誇るSystem 5のフェーダーユニットとほとんど同じチャンネル・ストリップ・モジュールを装備。System 5と同じく8本で1モジュールとなっている。1チャンネルあたり8つのロータリーエンコーダーとフェーダー、オートメーション切り替えのスイッチ、ソロ、ミュートなどコンソールに必要な機能のすべてが搭載されています。拡張は、1モジュールから可能で、用意されているコンソールフレームで最大の物が6モジュール(48ch)装着可能な物となっております。
mediarte エンジニア 柳 様
導入事例
日本を代表するポスプロスタジオ「mediarte」に導入された、Euphonix system5 MC。その先進性、将来性を的確に理解し、従来のDAWの枠にとらわれない発想の転換をして使用されています。
○コンソールとしてのEuphonix system5 MC
SSL 4000G+からのリプレイスとしての導入です。エンジニアの方々は、SSLのコンソールに変りDAWコントローラーということで抵抗はあったそうですが、コントローラーであることを忘れさせる操作感覚の良さで作業効率が数段アップし、今後のシステムアップにより更なる効率化、シームレスなワークフローの可能性に大きな期待を持たれていました。
Euphonix system5 MCとは、Euphonix MCを中心にした多機能DAWコントローラーです。一番の特徴は、複数DAWシステム(最大4システム)を手元のスイッチ一つで切り替えてコントロール出来るということです。Pro Tools,Logic Pro,NUENDO,Pyramix,Final Cut Proなどに対応しています。ワンボタンでMC上のハードキーはもちろん、キーボード、マウス、ディスプレイも全て切り替わります。同じコントロールサフェースの中で別レイヤーとして複数のDAWが共存してる間隔です。
現在mediarte様ではNUENDOがミキシングエンジンとして接続されており、ProToolsがレコーダーとして単独で稼働していますが、今後Pro ToolsもMCに接続しキーボードやマウス、ディスプレイを複数用意しなくてもよいシームレスな環境に移行する予定です。
また、Final Cut Proのコントロールも可能なので、編集機がFinal Cut Proでも、Avidでも(Pro Toolsでの対応)MAでのワークフローに必要なソフトウェアのコントロールが一つのコントローラーで作業出来ます。いろいろなシチュエーションにあわせ、映像の編集をしている側のシステムにあわせて柔軟な対応が可能です。今までワークテープとしてリニアに落としていた物がノンリニアのまま、データのコピーで全ての仕込みが済むシステムを組むことも可能です。
最先端の統合型コンソールとしてMCをとらえることができます。デジタルならではの柔軟性、多様性を非常に使いやすく統合するまさに〜Media Application Controller〜として成立しています。
○柔軟な発想〜優れたコントローラーの存在価値
優れたコントローラーがあれば、DAWと組み合わせることで高性能で大規模なデジタルミキサーが実現するということです。コントローラーをサーフェイスとして、DAWをミキシングエンジンとして考えて使います。ポイントは、優れたコントローラーでなければ使いにくい物でしかないということです。その点、system5 MCではMCにEuphonix system5と同じフェーダーが追加され、視認性のよいディスプレイとレベルメーター、6つのエンコーダーが使用でき、フィジカルコントローラーとしての利便性は、専用設計されたデジタルコンソールに匹敵します。さすがにラージコンソール用として開発されただけあり、触り心地、操作感覚ともにすばらしい物がありました。最初は過敏に感じるのですが、この反応でないと作業効率のアップにつながらないことがすぐにわかると思います。また、フェーダー脇にインプットメーター、正面のディスプレイにアウトプットメーターと両方のメーターを同時に確認することが可能です。自分のお気に入りのPlug-inを組み込んだデジタルコンソールと考えても間違いのないレベルの完成度があります。しかも、カスタマイズはDAWの自由度で。
○音質に対するこだわり〜利便性との共存
なぜ、DAWが2セット同時に稼働しているのでしょう?「mediarte」様では、Pro Toolsのプラグインと、NUENDOのプラグインを比較し、クオリティーの高い物を使用、また両方のDAWのよいところだけを使う(編集はProTools,モニターセクションはNUENDO・・・)といった使い方をしています。NUENDOのモニターセクションとは親和性が高くまた、ソフトウェア上も多機能なのでDAW上でTalkBackやCueの構築が可能です。いままでも、あのDAWのこのプラグインと、別のDAWのあの機能が使いたい!!といったことがあったと思いますが、接続や、マウス、キーボードなどの煩雑さ、利便性の低下によってあきらめていたことが、MCによって実現します。一つのスタジオで、エンジニアにあわせてDAWを使い分ける、ということがいとも簡単に出来てしまいます。DAW同士の接続も「mediarte」様では、AES/EBUを使用していましたが、将来的にはMADIに移行しProTools、NUENDOともミキサーとしてもレコーダーとしても使用出来るようにするそうです。移行に向け、EuphonixのMADI Routerが用意されていました。
文章にすると非常にややこしいようですが、MCとMADIという2つのキーワードにより非常にスマートなシステムとなります。コンピューターとMCはEthernet1本での接続(普通にHubを使っての接続です)、お互いのオーディオ・インターフェースからMADI RouterまではFiberのケーブルだけです。ご存知のようにMADIは1本のFiberで64ch(24Bit/96k)の信号を伝送することが出来ます。そして、MADI Routerの中でELCOやDLを差し替えていたように自由にルーティングが出来ます。一つのDAW内での便利さで内部で自己完結していた音がこれらの技術で、より自由な発想で大きく可能性を膨らませていく予感がします。
○MADIを取り入れることによる、MCの飛躍
MADIのルーターを使い自由に信号をルーティングし(デジタルでのルーティングなのでガリの問題からも解放されます)、複数のDAWを自由にパッチングしてレコーダーとして、ミキサーとして、モニターセクションとして、エフェクターラックとして、と思いつくがままに使用出来ます。もちろんパッチのプリセットを作っておけば瞬時に切り替えることも可能です。MCを、中心にシステムを構築しMADIで各DAW、Input、Monitorを接続。こうすることにより、一つのスタジオが複数のシステムを持ち、作業の対応の幅を無限に広げてゆくことが可能です。もちろんセットアップ切り替えの時間はソフト上での切り替え作業だけです。
また、MADIの柔軟性を示す一つとして、長距離を引き回せるという特徴があります。規格上は最大2000mもの距離をカバーできます。光での通信ですので、外来電波や、電源ケーブルと平行してのノイズには無縁です。スタジオ側にマイクプリとA/Dを仕込むのも、今までのデジタル規格上、最大延長距離の問題や、外来ノイズの問題等ハードルが高かったのですが距離に関しても、ノイズに関しても何の問題もなく使用することが出来ます。SSLや、RME,GRACEなどのリモートマイクプリと組み合わせることによってデジタル化の恩恵を最大限に享受するシステムの構築が可能です。
従来の一つのDAWという既存の殻を破り、自由に発展してゆくシステムがここにはありました。もう使用するシステムは一つでなくてもよい時代がきています、各システムのよい部分だけを使えばいいのです、そのための完成されたコントローラーがもう出来上がっています。
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2007/07/13
digidesign WEBサイトで、PC最適化詳細が掲載開始。MacとWindows共々ぜひ閲覧下さい。
digidesign WEBサイトで、PC最適化詳細が掲載開始。MacとWindows共々ぜひ閲覧下さい。CPUやOSの多様な変化で、迷うことが多い今日非常に助かります。USBやDRIVEのパフォーマンスや仕様に関しても触れられています。
Windows版:
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=3&langid=5&itemid=23664
Mac版:
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=3&langid=5&itemid=25629
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2007/07/05
オーディオ入出力の充実したビデオ・インターフェイスMOTU V3HD発表!
今やHD/SDを問わず、業界標準となった感のあるDVCPROコーデック。その軽快なハンドリングと画像の美しさは、アテネ・オリンピックで採用された実績を誇ります!
今回ご紹介のMOTU V3HDは、オーディオでの実績と経験をふんだんに取込み、幅広く使われているDVCPROコーデックに対応したビデオ/オーディオ・インターフェイスとして発表されています。
最大の特徴は、AJA、Blackmagic designと比較しても、さすがMOTU製品ならではのオーディオの充実振りでしょう!24Bit/192kHz対応はもちろんのこと、32chもの入出力を備え、ステレオミックスはもちろん、サラウンドミックス、マスタリングまで幅広く対応します。また、スタンドアローンでのオーディオIFとしても動作するので、様々な使い方が期待出来ます。
FireWire400/800にてMac/PCとの接続を行い、DVCPRO/DVCPRO 50のSDコーデックはもちろん、Macの内蔵SATAドライブでも編集作業が可能なDVCPRO HDでの作業と合わせ、よりMA作業に特化した戦略的な製品と言う事ができそうです。
Mac OS X/Windows XP/Vistaに対応。現時点ではFinal Cut Pro 5以降、Adobe Premiere Pro 6以降の対応が表明されており、価格等はまだ発表されていませんが、予定されている年内のリリースが今から待ち遠しい製品です!
オーディオ入出力
32チャンネル同時音声入出力
44.1〜192KHzに対応した8チャンネル・アナログ入出力
XLRアナログ入出力 x 4
96KHz対応8チャンネルのAES/EBU入出力
HD/SD-SDI 24-bit 44.1/48KHzのエンベデット・オーディオ入出力
HDMI 24-bit 44.1/48KHzのエンベデット・オーディオ入出力
ADAT入出力(SMAX対応)
CueMix DSP内蔵オーディオ・モニター・ミックス
オーディオ遅延補正・・完全自動または任意設定による制御で映像にシンクした音声を提供
オーディオ・モード搭載・・32チャンネルのオーディオI/Oとして動作
スタンドアローン・オペレーションが可能
ビデオ入出力および特徴
専用HD-SDI BNC入力/BNC出力(4:2:2 10-bit)
専用SDI BNC入力/BNC出力(4:2:2 10-bit)
HD-SDIサブ出力
SDIサブ出力
HDMI出力(4:2:2 10-bit YCbCrまたはRGB)
別売りHDMI-to-DVIアダプターでDVI出力にも対応
専用HDコンポーネント入力/出力(10-bit YPbPrまたはRGB)
専用SDコンポーネント入力/出力(10-bit YPbPrまたはRGB)
専用10-bitコンポジット入出力
専用10-bit Sビデオ入出力
400 Mbit 1394 FireWire A端子 x 1
800 Mbit 1394b FireWire B端子 x 2
ビデオ機能
Firewireを介した入出力でDVCPRO HDの720/1080フォーマットの取り込みと再生が可能
放送品質のリアルタイムSD to HDアップコンバージョン(ハードウェア・ベース)
リアルタイム2:3/2:3:3:2プルダウン挿入/除去機能
アップ/ダウン・コンバージョンにおける包括的なズームモードによりアナモフィック、ピラーボックス、レターボックス、14:9ピラーボックス、14:9レターボックス/フルスクリーンに対応
入力ソースの切り替え、SDからHDへのアップコンバート、HDからSDへのダあうんコンバート、プルダウン除去/挿入をスタンドアローン・オペレーション可能
シンクロナイゼーション/リモート機能
ビデオ・リファレンス・・ブラックバースト、コンポジット信号またはHDシンクに同期、スルー端子付き
タイムコード入出力・・ジェネレート/リゾルブが可能(LTCまたはエンベデット)
RS-422リモート搭載
ワードクロック・IN/OUT/THRU・・44.1〜192KHz対応
USBを介したファームウェア・アップデート
ビデオステータスLED・・取り込み/再生ビデオフォーマットの設定を一目で確認
タイムコード・ディスプレイ・・タイムコードの変換またはジェネレート、またはホスト・アプリケーションからのタイムコードをフレーム精度で表示
MOTU V3HDについてさらに詳しくはこちら>>
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2007/06/30
Blue Microphone初のリボンマイクWOODPECKER登場!
繊細な音質で近年見直されてきているリボンマイクロフォンのNew CommerがBlue Microphoneより登場!
ゴージャスな木製ボディを奢られたその名もWOODPECKERは、ヴィンテージの香りを残しつつ、現代的な扱いやすさも兼ね備えた、待望のマイクロフォンの登場と言ってよいでしょう!
ROCK ON PROでは、発売開始記念として、初回限定特価販売を行います!
WOODPECKERは、エキゾティックなウッドフィニッシュと独自のアクティブ回路により、その魅力と美しさを視覚と聴覚の両方へ訴えかける新たなリボン・マイクロフォンです。そのゴージャスな外観の内部では、ロー・ノイズと、アルミニウム・リボン・プレッシャーグレディエント・トランスデューサーの美しいサウンドを実現する、Blueの名高いクラスAディスクリート・ハンドメード・エレクトロニクスの秀逸なディテールが共存しています。
WOODPECKERには、カスタムメイドされたソリッドブラス製ショックマウントと木製ストレージ・ボックスも付属します。
WOODPECKERの仕様
Acoustical Operating Principal: Pressure Gradient
指向性パターン: 双指向性
周波数特性Frequency Response: 20Hz - 20kHz
感度 (1kHz into 2.5k ohm): 26mV/Pa
インピーダンス: 50 ohm
負荷インピーダンス: 1kΩ以上
ノイズ・レベル (IEC 651): 22dB以下
最大出力 (1% THD into 2.5k ohm): 10dBU = 2.5V
最大SPL (0.5% THD into 2.5k ohm): 136dB
ダイナミック・レンジ (2.5k ohm load): 114dB
供給電圧 (IEC 268-15): +48V phantom power (+35V min.)
Blue WOODPECKERについて詳細はこちら>>
Blue WOODPECKER 初回限定特価
¥144,900
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2007/06/27
ビデオ・ペリフェラルの問題を解消したPro Tools HD 7.3.1cs3リリース!
先 日Apple Mac Pro 3.0GHz 8 Coreに対応したPro Tools HD 7.3.1cs3ですが、Windows XP上でAVoption V10/Mojo/Mojo SDIを使用したビデオのデジタイズの際に問題が発生することが確認されていました。
今回、再度リリースされたPro Tools HD 7.3.1cs3は、この不具合を解消したもので、下記の不具合の修正も含まれたバージョンが使用できます。
こ の最新版のPro Toolsをご使用いただく事により、8 Core Mac Proの他、Mac OS X 10.4.9にも正式対応しています。現時点では、8 Core Mac ProでサポートされるのはPro Tools HDシステムを中心とする限られたコンフィギュレーションになりますが、近日中にLE/M-Poweredも対応予定です。
8 Core Mac Pro + Pro Tools 7.3.1cs3で動作未検証のもの
SCSIストレージ環境
Avid Mojo/Mojo SDI + Media Station
Expansion|HDシャーシ(Magma PE6R4はサポート)
Pro Tools HD 7.3.1cs3でのその他の改善点
対象システム:LE、M-Powered、Mac OS X/Windows XP
修正点:SD744Tフィールドレコーダーからオーディオファイルをインポートした際に、問題が生じる事が有る(Item #90570)
対象システム:HD、Mac OS X(PPC)/Windows XP
修正点:PALベースのブラックバーストをAvid Mojo SDIへ供給した際、”Ref”LEDが点灯しない(Item #90821)
Refが点灯していない状況ではBBGからのVideo Referenceにはリゾルブしていない状況になります)
対象システム:HD、Windows XP
修正点:AV Option|V10使用時に、”フレーム落ちのためデジタイズは中止されました”と表示され、映像のデジタイズが中断されてしまう(Item #91345)
対象システム:HD、Mac OS X/Windows XP
修正点:遅延補正機能を使用すると、Stereo Dithered Mixer Plug-Inを使用してもディザーがかからない(Item #92300)
対象システム:LE、Mac OS X/Windows XP
修正点:低レーテンシーモニタリングをMbox 2 Proもしくはdigi 002/003で使用した際、音声出力を失う事がある(Item #89073)
対象システム:HD、LE、M-Powered、Mac OS X/Windows XP
修正点:パンチ・レコーディングの際、 パンチ作業終了後、パンチポイント(リージョンの状況)が正確に反映されない事がある(Item #85976)
対象システム:HD、Mac OS X/Windows XP
修正点:大きいセッション上、RTASプラグインを使用した際、DAE-6042が表示されることがある(Item #92185)
対象システム:HD、LE、M-Powered、Mac OS X
修正点:IntelベースMac上での再生時に、プレイ・ストップボタンがフラッシュして、正常に再生がスタートしない事がある(Item #93289)
対象システム:LE、M-Powered、Mac OS X/Windows XP
修正点:システムをスタンバイのまま、長時間放置した後、再生時にプレイ・ストップボタンがフラッシュして、正常に再生がスタートしない事がある(Item #93283)
詳細情報/ダウンロードは、以下のリンクでご確認下さい。
Pro Tools HD 7.3.1cs3 Update for Mac OS X
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25128
Pro Tools HD 7.3.1cs3 Update for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25129
Pro Tools LE 7.3.1cs3 Update for Mac OS X
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25469
Pro Tools LE 7.3.1cs3 Update for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25472
Pro Tools M-Powered 7.3.1cs3 Update for Mac OS X
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25476
Pro Tools M-Powered 7.3.1cs3 Update for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25477
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2007/06/15
Roger Nichols Master Class!伝説をレビュー!
2007年6月5日にROCK ON PRO demo Studioにて開催されたRoger Nichols Master Classは 、多数のご参加を頂き、大好評のうちに終了いたしました!
スティーリー・ダンのAja、ドナルド・フェイゲンのThe Nightfly等、歴史的名盤を手がけ、現在ではRoger Nichols Digital名で大好評のプラグインを開発する氏は、大御所でありながらそのフランクな人柄で、参加された方々を大満足させていただきました。
世界中のエンジニアがリファレンスに挙げる歴史的な名盤を多数手がけて来たRoger Nichols氏。今回は、そのRoger Nichols氏によるMaster ClassをROCK ON PRO梓澤がリポート。その生い立ちは、やはり特別。高校時代にはフランク・ザッパと音楽を共に制作し、アセンブラ言語の勉強は、ロジャー・リンとクラスメート!?。そして、精緻かつ緻密な音作りの裏には、何と大学で原子核工学を専攻した学歴があるのです。前職は、原子力発電所・・、そこで得た電子回路やエレクトロニクスの知識は、サウンドエンジニアリングの様々な分析、原因究明、そして開発に大いに役立っているようです。そんな彼から、音楽性とその技術の融合について、こんなエピソードを聴くことが出来ました。「ミュー ジシャンは、音楽を作る経験、能力や知識があるし、エンジニアの僕には技術的知識がある訳だけど、ミュージシャンの音楽的要望に応えるために、新しいやり方を試してみるのに僕の知識が役立った場合がある。1978年にスティーリー・ダンの『Gaucho』の作業をしていた時、ドナルド・フェイゲンは『パーフェクトなリズムが欲しい』という要望を持っていた。だが、当時使っていたドラムマシンRhythm Aceはクリック以外の用途に使えるサウンドではなかった。そこで僕は、実際のドラムの音をコンピュータにとりこんでトリガーすれば、思い通りのタイミングでレコーディングできるというアイデアを思いついた。そこで開発したのが、オリジナルのマシンWendelだ。再生できるのはたった1音でも、サウンド的に最高のものをつくりたかったので、125kHz/12bitの仕様を実現した。MIDI以前の時代なので、まずクリック・トラックを作成して、それでトリガーしながら求めるグルーブ感の得られるタイミング探るなど苦労も多かったけど、Hey Nineteenのスネアから始まって、多くの曲で採用されたよ」いかにも経験と歴史を感じさせるエピソードですね。
イメージから顕微鏡で音を見るような精緻さを想像させますが、あくまでも自身の耳と感覚を信じて作業を行うという、当たり前の事を実践。彼自らの指定のMeyer HD-1モニターに対するこだわりも、自身の感覚を信じるからこその選択と言え、セミナー冒頭でもHD-1のクロスオーバー・ポイントの濁りの無さ、安定した定位感について熱く語っておられたのが印象的でした。
そんな氏からの、ダイナミクスの処理とリバーブに関してこんなアドバイスが登場。「ダイナミクス処理を行う際、どんなプラグインであろうと、3db以上のゲイン・リダクション処理を行わず、3db以上をコンプレス/リミッティングする場合は、2段掛けでダイナミクス処理を行うんだ。」また、通常のコンプ/リミッターを掛ける際はプラグインの種類にこだわらず使用しているようですが、ドラム、ホーン・セクション、バック・ボーカルなどは、バス経由でAUXフェーダーにまとめ、t.c.electronicのMaster Xでマルチバンド・ダイナミクス処理を行うのが通例のようでした。その他、氏が開発したプラグインが大活躍するのはもちろんですが、t.c M5000に独自のアルゴリズムを組んでマスタリング処理を行ったノウハウをもとに開発されたDetailerは、ミックス素材の中に入って各楽器を磨くような処理が可能で、素材の解析、音程情報に基づく音楽的な倍音処理など、Roger Nichols氏のノウハウがすべて内包されているといっても過言ではないでしょう。愛用者の方からは、まさに目からウロコの機能が満載で、なぜ今迄こんなプラグインがなかったのかという声をいただいているほどです。
そのリバーブ遍歴は、EMTの鉄板プレート・リバーブからはじまっています。「私は、多くのプラグインで感じる残響のテールの部分に残るコーラスの様なモジュレーションに不満をもっている。そのためにリバーブにはハードウェアを中心に使用してきた。T.C.electronic System 6000やM3000は、非常にいい感じだ!」
現在では、そのSystem 6000のアルゴリズムを移植したVSS-3を中心、ほぼこれでしかリバーブ処理は行わないほど気に入られている模様。その使用法も皆さんが期待されているような特別な操作法と言うものは無く、プリセットを選択して「いい感じ」であればそのまま使ってしまいます。
ミュージシャン達の要望に応える形で、様々な創意工夫を行ってきた氏ですが、ミックスに関してはオーソドックスとも言える信念をお持ちで「完璧なミックスを行う為に、ドラム、ベース、ギター等のそれぞれのトラックを、1つづつ完璧に仕上げてからミックスさせる人もいるようだけれども、全体像が見えていないとかえって時間が掛かってしまう事になるんだ。例えば、ドラムをキックやスネアとかバラバラに完璧にいくら仕上げてもドラムセットにならない。1つのトラックを調整したら、その都度ミックス全体を再生して、他との整合性を見ながら磨きをかけていくのが良いやり方ではないかな。」文中にも出てきた「いい感じ」という言葉を良く使われていた氏は、感性と理性のバランス感覚が非常に高い次元で融合している様に見えました。
過去に氏が出がけてきた珠玉の名作のマルチ・データを聴きながら(!!)様々な話題やティップスを披露していただいたが、次に、氏の開発したプラグインに関して触れてみたいと思います。
DETAILERは、氏が開発したマスタリング専用機をソフトウェア化したもので、3バンドのマルチバンド・マスタリング・スイート。ミックスの内部に潜り込んでトラックを磨くように倍音をコントロールし、さらにラウドなミックスの作成を行う事も可能で 「レコーディング素材に倍音が含まれていないと効果は出ないよ。豊富に倍音を含んだ生楽器や声の素材に威力を発揮するね。シンセで出したオルガンやピアノなど については、トラックが増えて音が重なってくると効果が出にくく、音が前に出て来なくなるね。倍音が少ないので、それぞれの楽器の輝きが出ないからだね。」
先にも紹介したように、オーソドックスとも言える理論もお持ちの氏は、やはりレコーディングされたトラックの完成度を重視しているようで、「最初に録音された素材で問題があるものは、いくら作業を重ねても良くはならないものだよ。」とのコメントにも表れている通り、プラグインの開発にも反映されているようです。
その他、その名の通りユニークな動作も可能なUniquel-zerについては、「Uniquel-zerは、最大±24dBのブースト/カットが可能だけど、コンソールだったらせいぜい+/-1dB程度しか使わないね。しかし、例えば強力なハムやノイズを取り除きたいとしよう。その場合は、極端なカットを行う場合があ る。EQを2個重ね、-48dBのノッチして使うことも出来る。そういうツールを提供することも必要なんだ。逆にブーストだけど、素材の問題ある帯域を大 きくブーストして、その問題箇所を見つける拡大鏡としても使うことができる。それは使い方次第ということだね。Uniquel-izerは、シェルビング の種類によってアルゴリズムも違っていて、パライコで20dBもブーストすると不自然なサウンドになるけど、ノイズを取りたい場合はノッチを選べば、ノッ チに最適化したアルゴリズムで処理するので、サウンドを乱さないんだ。」
さらにマスター・リミッターであるFINISについては、FINISのクレスト・ファクター・メーターは、ピーク・レベルとRMSレベルの差を表示するので、リダクションを確認でき、ダイナミックレンジの変動を見ることができ る。またFINISのリミッティングはとてもインテリジェントで、一般的なリミッターは0dBを超えないセッティングにすると、入力が0dBを超えた時点 で、超えた信号をリミットするんだけど、FINISは32bitの内部処理のもと、0dBを超えた信号のビットデータの時間的振る舞いを理解した上で、リ ミットを行うんだ。アナログハードウェアを真似て作ったプラグイン製品 も沢山あるけど、僕の発想は違って、何かを真似て作るんじゃなくて、「こういうことは出来るかな?」といった発想に基づいて、トライしているよ。」
様々な現場で、賞賛される仕事をこなしてきた氏だからこそ重みのある言葉を聞くことができたが、「個人的にはトラック毎にコンプレッションする方法が自分の好みでな いとしても、音楽の内容が良ければ、僕はそのCDを買うしね。例えばbabyfaceのビッグヒット“When can I see you?”には、1曲を色んな方法でレコーディングした、テイストの違うバージョンがいくつか入っているんだけど、どのバージョンにしてもヒットする可能 性を秘めている。それは曲がいいからであって、方法に依存していないということなんだ。」というコメントからも、一流の人間が持つ柔軟な考え方もお持ちなのが伝わってきます。
セミナーの進行では、アメリカン・ジョークを連発するほどフランクな氏。ご参加いただいた方の様々な分野におよぶ熱心な質問にも丁寧にお答えいただき、柔らかでかつダイレクト、情報密度の高いすばらしい時間を持つことができました。ご協力いただいた皆様に、こころより感謝いたします。
Roger Nichols Digitalプラグインの詳細はこちら>>
Roger Nichols Digitalプラグインに関するお問合せは、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤までお気軽にどうぞ。
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2007/06/08
8 CoreのMac Proに対応!Pro Tools HD 7.3.1cs3リリース!
最新/最強のApple Mac Pro 3.0GHz 8 Coreモデルに対応した、Pro Tools HD 7.3.1cs3がリリースされました。Ma/Windows版のPro Tools HD/HD AccelシステムをPro Tools HD 7.3以上でご使用の方が対象となります。(LE/M-PoweredもPro Tools 7.3.1cs3の対象となりますが、8 Core Mac Proには未対応です。)
この最新版のPro Toolsをご使用いただく事により、8 Core Mac Proの他、Mac OS X 10.4.9にも正式対応しています。現時点では、8 Core Mac ProでサポートされるのはPro Tools HDシステムを中心とする限られたコンフィギュレーションになりますが、近日中にLE/M-Poweredも対応予定です。
注意:Windows Xp対応のPro Tools HD 7.3.1cs3で、V10/Mojo/Mojo SDIを使用しビデオのデジタイズを行うと問題が発生する事が確認されています。ビデオ・ペリファレルをご使用になるシステムでのアップデートは、この問題が解消されるまでされないようにして下さい。
8 Core Mac Pro + Pro Tools 7.3.1cs3で動作未検証のもの
SCSIストレージ環境
Avid Mojo/Mojo SDI + Media Station
Expansion|HDシャーシ(Magma PE6R4はサポート)
Pro Tools HD 7.3.1cs3でのその他の改善点
対象システム:LE、M-Powered、Mac OS X/Windows XP
修正点:SD744Tフィールドレコーダーからオーディオファイルをインポートした際に、問題が生じる事が有る(Item #90570)
対象システム:HD、Mac OS X(PPC)/Windows XP
修正点:PALベースのブラックバーストをAvid Mojo SDIへ供給した際、"Ref"LEDが点灯しない(Item #90821)
Refが店頭していない状況ではBBGからのVideo Referenceにはリゾルブしていない状況になります)
対象システム:HD、Windows XP
修正点:AV Option|V10使用時に、"フレーム落ちのためデジタイズは中止されました"と表示され、映像のデジタイズが中断されてしまう(Item #91345)
対象システム:HD、Mac OS X/Windows XP
修正点:遅延補正機能を使用すると、Stereo Dithered Mixer Plug-Inを使用してもディザーがかからない(Item #92300)
対象システム:LE、Mac OS X/Windows XP
修正点:低レーテンシーモニタリングをMbox 2 Proもしくはdigi 002/003で使用した際、音声出力を失う事がある(Item #89073)
対象システム:HD、LE、M-Powered、Mac OS X/Windows XP
修正点:パンチ・レコーディングの際、 パンチ作業終了後、パンチポイント(リージョンの状況)が正確に反映されない事がある(Item #85976)
対象システム:HD、Mac OS X/Windows XP
修正点:大きいセッション上、RTASプラグインを使用した際、DAE-6042が表示されることがある(Item #92185)
対象システム:HD、LE、M-Powered、Mac OS X
修正点:IntelベースMac上での再生時に、プレイ・ストップボタンがフラッシュして、正常に再生がスタートしない事がある(Item #93289)
対象システム:LE、M-Powered、Mac OS X/Windows XP
修正点:システムをスタンバイのまま、長時間放置した後、再生時にプレイ・ストップボタンがフラッシュして、正常に再生がスタートしない事がある(Item #93283)
詳細情報/ダウンロードは、以下のリンクでご確認下さい。
Pro Tools HD 7.3.1cs3 Update for Mac OS X
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25128
Pro Tools HD 7.3.1cs3 Update for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25129
Pro Tools LE 7.3.1cs3 Update for Mac OS X
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25469
Pro Tools LE 7.3.1cs3 Update for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25472
Pro Tools M-Powered 7.3.1cs3 Update for Mac OS X
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25476
Pro Tools M-Powered 7.3.1cs3 Update for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=25477
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2007/06/08
濃密な空気感を演出!British Sound Equipment World!!
Pro Tools HDをはじめとしたDAWの高品質化に伴い、マイク/マイクプリを中心に、アウトボードの重要性が注目されています。ROCK ON PROでは、霧の街ロンドンを思わせる濃密な空気感を演出するBritish Soundを奏でるアウトボードを中心に、おすすめのデバイスを各種取り揃え、魅力的な製品を魅力的な価格でご提供いたします!
言わずと知れたイギリスの代表格、AMS NEVE!
意欲的な価格と内容で、世界を驚かせたアウトボード・シリーズが価格改定間近に迫る中、緊急セール中です!
AMS NEVE 8816店等展示中!
AMS NEVE 1073DPA 最終価格
¥470.400
AMS NEVE 8803 最終価格
¥370.000
AMS NEVE 8816 最終価格
¥498.000
イギリス製品ではありませんが、ある意味一番Britishの香りを漂わせているメーカーかも知れません!
専用電源X-PSUが必要です。
Vintech Audio X73 + X-PSU
¥331.800
Vintech Audio model 273 + X-PSU
¥315.000
Vintech Audio 609CA + X-PSU
¥453.300
NEVEと並び称される、伝統のEMIコンソールを現代に蘇らせたChandler Limited!リッチなサウンドと共に重厚なルックスも魅力的です。
専用電源PSU-1が必要です。
Chandler Limited Germanium PRE AMP/DI + PSU-1
¥186.900
Chandler Limited Germanium Tone Control + PSU-1
¥239.400
Chandler Kimited TG12413 Zener Limiter + PSU-1
¥688.800
ラージフォーマット・コンソールの雄、Solid State Logicは、他のイギリス製品とは明らかに違いますが、これもまぎれもないブリティッシュサウンドという事が出来ます!
VHD Pre発売記念特価!店頭展示品にてそのサウンドをご確認下さい!
Solid State Logic XLogic VHD Mic Pre Amp
¥188.000
Solid State Logic XLogic Alpha Channel
¥198.000
Solid State Logic XLogic E-Signature Channel
¥487.200
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤までお気軽にどうぞ。
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2007/06/07
事例:ZeeQ Co.,LTD.|サウンド・クリエーター松本靖雄様
エンジニアとしてだけでなく、総合的なサウンド・クリエーターとしてマルチな才能を発揮する松本靖雄様が本拠とするZeeQ STUDIOは、長時間の作業でも疲れない住環境を重視した設計が行われている。また、測定データだけでないご自身の聴感での各遮音、吸音調整の他、内装デザインも手がけられ、理想的な創造空間を実現している。
NeveコンソールVR72 The Legend + Flying Fadersを包む室内は、デスクとコントラストをなす白を基調とした、清潔感溢れる居心地のいい空間だ。
チャンネルの場所によって音が違うというVR72は、それに合わせて192 I/Oとのパッチングを変更できるように工夫されている。さらに、コネクターの形状も音を考慮してチョイスしている松本氏だが、192 I/Oとコンソールの間にインサートされるオリジナルNEVE1073はパッチすら経由されていない。
松本氏のこだわりは、独自の理論によって様々な場所に反映されている。ZeeQ STUDIOで使用される機材は、全て3番ホットに統一されており、新たに導入する機材についてもこれは守られている。こういった小さな積み上げで得られる位相の安定感は松本氏の生命線とも言えるだろう。
「いいマスタリングをやるとリバーブがL/Rに広がり、ものすごくよく聞こえてくるようになると言われますが、それは、やはり位相の善し悪しの話になってくると思います。」
松本氏と言えば、アナログ・マルチのイメージが強いが、現在メインで使用されているのは、Pro Tools|HD Accelシステムである。アナログ/デジタルを問わず、いいものはどんどん使うと言う、サウンドに対する柔軟さと貪欲さが感じられる。
「持ち込みの素材の状態が良くないと、3348からアナログテープに一回流して、自分なりの音に1個1個作りかえて、そのテープを使って、コンソールでミックスをやっていたんですけど、Pro Toolsだとそれがいっぺんに出来ちゃう。時間的に1日半とか2日かかっていたのが、1日になったり、ミックスに8時間かかっていたのが、6時間になったりとメリットが大きいんです。」
防音もされているZeeQ STUDIOだが、完全に密閉することなく、わざと外の音も入ってくるように考えられている。
「ロンドンのスタジオにいた時に特に感じたことで、街中の感じをスタジオでも感じれるオープンさが気持ちよかったんです。」
天井から吊るされた特注の吸音材。鎖の長さは調整可能で、複数個ある中で長さを揃えず、あえてランダムにしてある。
今後は、マスタリングにおいても納得の行く仕事をしていきたいとおっしゃる松本氏。総合的なサウンド・クリエーターとして、様々な分野で活躍されていくでしょう。
ZeeQ Co.,LTD.
HP:http://www.zeeq.jp/
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2007/06/06
事例:瀬川英史様 自由な発想のICON活用法
年間100本以上のCM音楽制作を手がけ、氏の曲がTVで流れない日はないというくらい最前線でご活躍の瀬川様がホーム・グラウンドとする都内のスタジオは、ICON D-Commandシステムを中心にした、常識の枠にとらわれない自由な制作環境を実現しています。
DAWの優位性や機能については、いまさら語るべきことはありませんが、音楽を制作する上で、何でも出来てしまうDAWは反面、操作の煩わしさや、理詰めで考えなければいけないことも多く、右脳を働かすには慣れが必要な部分が多いのも事実です。レコーディングやミックスの時のみならず、曲作りをしている時さえも直感的に操作が行えて、純粋に制作に没頭出来たらどんなにいいでしょう。
瀬川様は、D-Commandシステムをメインに、音源としてGIGA STUDIO、VIENNAをはじめ、様々なソフトシンセを自由自在に使いこなしている。その際のエディット・センスを強力にサポートしているのは、何を隠そうD-Commandである。
「D-Commandを買う前までは、プリセットを選んでエディットして、みたいな感じで使ってたんですが、今は、つまみをいくらでも好きなように、コントローラーにアサイン出来るので、かなり細かくエディットできるようになりました。作曲中、例えばストリングスのノートを書いてる時と同時に、フェーダーのカーブも書かないと雰囲気が出ないので、MIDIのデータを作る時にもD-Commandをよく使ってます。」ICON最大の特徴であるカスタムフェーダー機能を、ミキシング以外に使う自由な発想がD-Commandの可能性を大きく広げていると言え、コントローラー機能をうまくアサインすれば、DAWをまるで楽器のように扱う事さえ可能になるのです。
フェーダーの動きだけを追いかけるミキサーとしての呪縛から逃れられたとき、初めて我々はICONの真価を問えるのかもしれません。
スタジオ内での録音に関しては、ブースからの信号をManley Dual Mono Mic Pre〜Universal Audio 1176LN経由でPro Tools HDに取込み、ヴォイス・オーバーの際は、Avid Mojoを使用してブースのモニターへの映像送り出しも行っており、瀬川様のエンジニアとしての側面もかいま見る事ができる。
つい先頃導入されたNEUMANN M149 tubeを活用してのFleming Pie再開も待ち遠しいところだ。
瀬川様Blog「雑感な日々」
http://blog.goo.ne.jp/ac-groobs/
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2007/05/29
最高の音楽互換ツールで作るTRACKメイキング!digidesign 003セミナー開催!
曲作りのアイディアとエッセンスさえも提供!digidesign内山氏が、バンドルソフトIgnitionPack 2等と003を駆使して限界に挑戦!
6月15日(金) 15:00〜、18:00〜
ご好評の内に終了いたしました。多数のご参加をいただきまことにありがとうございます。
コンピューターを使った音楽制作自体が初めての方から、簡易的なMA作業のノウハウを得体方まで、digidesignプロダクト・スペシャリスト内山氏 が全てにお応えいたします! これから楽曲作成を始めたい方にもうってつけのオールインワン・システムと言える003に焦点を絞り、Pro Tools LE 7.3とバンドルされるIgnitionPack 2 & Xpand!でどこまで出来るのか?の実際を、プラグインのインサート方法からレコーディング/ミキシングまでdigidesign内山雄介氏が徹底的に解説します! ミュージシャンにはうれしい楽譜作成ソフトSibeliusとの連携も紹介する、音楽制作に前向きなあなたにお薦めの一日になります!
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2007/05/25
Pro Tools HDにSSLクオリティとMADIテクノロジーをプラス!
最先端のAES規格MADIを使用したSolid State Logic XLogic Linkシリーズの中でも、Pro Tools HDのPrimaryPortに直結できることで話題のDelta Link MADI HD!
2系統のSC光ケーブルで最大64チャンネルの送受信が可能なDelta Linkは、大規模スタジオや学校等、ライブルームや教室から離れた場所に設置して、アナログ・ケーブルで引き回したときのようなノイズ問題から解放されます。
24チャンネルのアナログ/AES信号をMADIに双方向変換可能なAlpha Link MADI SXと組み合わせれば、アナログ回線を最短にしたクリーンな信号のやり取りが可能です!
今回、24Bit/96kHzで24チャンネルのAD変換が可能なAlpha Link MADI SXを2台 +Pro Tools HD2 Accelシステムと接続して48チャンネルの同時入出力を可能にするDelta Link MADI HDを1台のセットにした、期間限定特価!48 I/Oキャンペーンが行われています!
Pro Tools HDの機動性に、SSLのサウンド・クオリティとMADIの最先端テクノロジーをプラスした、見逃せない企画です!是非ご相談下さい!
MADI規格に関しての詳細はこちら>>
期間限定特価キャンペーンは終了しました。多数のお申し込みを頂きまして、まことにありがとうございました。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
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Solid State Logic XLogic Delta Link MADI HD
Delta Link MADI HDは、Digidesign Pro Tools|HDカードとダイレクトに接続することで、1ユニットあたり最大64チャンネルのMADI入出力をPro Toolsから直接利用できるインターフェースです。
2系統のHDカード接続用「Primary port」端子を装備、各々に最大32チャンネルのI/Oを供給します。さらにMADI端子を2系統搭載することで96kHz動作時にも64チャンネル、192kHz時でも32チャンネルのMADI I/Oを確保することができます。
Delta Link MADI HDについての詳細はこちら>>
Solid State Logic XLogic Alpha Link MADI SX
Alpha Link MADI SXは、24チャンネルのアナログ入出力および24チャンネルのAES/EBU入出力を、MADI信号と双方向で変換するためのユニバーサル・コンバーターです。
Solid State Logicによって設計された放送用途に耐え得るクラスの高品位なAD/DAコンバーターを搭載しており、44.1kHz・48kHz動作時はMADI 56/64チャンネル、88.2kHz・96kHz時にはSMUXによる28/32チャンネルおよびハイスピード56/64チャンネルの各モードに対応します。
Alpha Link MADI SXについての詳細はこちら>>
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2007/05/17
Bob Dylan / Don't Look Back 予約されました?
こんにちは。ROCK ON PROの岡田です。前回のJeff Buckleyに続き今回もDVDネタをご紹介します。
今回は誰でも知っているであろうBob Dylanの1965年のイギリス・ツアーの模様を収めたドキュメンタリー・フィルムDon't Look Backを紹介しましょう。過去にはビデオ・フォーマットで販売されていたDon't Look Backにアウトテイクや未発表映像更にはブックレットが付属された「65 Tour Deluxe Edition DVD」が5/24に発売となります(通常版ももちろん同時発売)。
ご存知の方には言うまでも無いことですが、「65 Tour Deluxe Edition DVD」は完全限定版で数ヶ月前から各WEBストアでは軒並み予約完売状態となっており、現時点での入手は困難と言われています。(くどいようですが、通常版は多分入手可能。)AppleのCMへの登場や映画出演もしくは ネットオークションでの販売のため等理由はいくつかあると思われますが(そもそも生産数量が少ないのか?)、Bob Dylan熱が今非常に高まっている事だけは確かでしょう。
本作品の見所ですが、普段名前のみで実像をなかなか見る事ができないBob Dylan周辺のスタッフの立ち回り部分かと思われます。例えば敏腕マネージャーAlbert Grossmanのアクの強さや、Bob Dylanの親衛隊(親衛隊って...)と言われていたBob Neuwirthの存在、若かりし頃のJoan Baez等伝記本で触れる生の現場を映像で確認する事が出来ます。個人的には十年以上前にDon't Look Backを見た事があるのですが、演奏シーンは全く覚えておらず、前述のAlbert Grossmanのやり手ぶりの印象のみ強く覚えています。
ちなみに「65 Tour Deluxe Edition DVD」の特典ディスクには、20時間に及ぶ未収録映像を新たに編集し、合計15曲の演奏シーンが含まれるとの事。個人的にはこの部分が一番楽しみ!(僕自身は予約完了しております。)
オフィシャル・サイトでは以下のURLに関連記事が記載されています。
http://www.bobdylan.com/moderntimes/news/main.html
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2007/05/09
伝説のノウハウを余さず伝授!Roger Nichols Master Class開催!
Roger Nichols Master Class
★本セミナーの受付は終了致しました。★
スティーリー・ダンの『Aja』、『Gaucho』、『Two Against Nature』、ドナルド・フェイゲンの『The Nightfly』、『Kamakiriado』、マイケル・フランクスの『Blue Pacific』。みんな、著名なエンジニアがリファレンス盤として挙げることの多い名盤ですが、そのすべてを手がけてきたのが、グラミー賞を7回も受賞 しているエンジニア、ロジャー・ニコルズです。
そのロジャー・ニコルズが、これまでに培ってきたノウハウを直接伝授する「ロジャー・ニコルズ・マスター・クラス」。1日、8時間にわたるこのセミ ナーで は、プロのエンジニアから初心者まで、道具が何であっても通用するレコーディング、ミキシングのポイントを、ロジャー・ニコルズが実際にてがけたセッショ ン素材を使ってお伝えします。
セミナーで使用するのは、Digidesign Pro Toolsですが、その選択に関して、ロジャー・ニコルズはこう語ります。
「私のてがけたアルバム・プロジェクトには、すべてをPro Toolsで行ったものが、たくさんあります。リッキー・マーチンの『Living La Vida Loca』は、トラッキング、オーバーダブからミキシングまで、すべてPro Tools内で完結しましたが、『DAW内ですべてを行った、はじめてのビルボード・ナンバー1ソング』と呼ばれました。」
「ただし、プロジェクトによっては、砂漠の遊牧民のように移動を繰り返すものもあります。24トラックのアナログ・テープでトラッキングして、48 トラッ クのデジタル・テープにトランスファーながら、一部をPro Toolsでエディットした後、48トラック・デジタル・テープに戻して、アナログ・コンソールでミキシングする、といった具合です。結局、大切なのは道 具ではなく、各トラックのサウンドを最高にしながら、ミックスの中で他のトラックと適合させることなのです。」
デジタル・オーディオ・ワークステーションが、レコーディング、ミックスの現場にもたらした変化は、後戻りのできないものでしょう。それでも、レ コーディ ング、ミックスの基礎となる原理は、変わっていません。作品を楽しむ人にとって、それがどこで、何を使ってレコーディング、ミックスされたかは関係ありま せん。最終的にものをいうのは、楽曲とプロダグションの力です。最新のテクノロジーが手助けになるのなら、有効に活用すればよいでしょう。でも、おなじ技 術が失敗の悲惨さを拡大することもあるので、注意が必要です。
レコーディングには様々なプロセスがあり、その手法は各プロセスに携わる人々によって千差万別です。満足できる結果に仕上がる限り、絶対に正しい方法、間違った方法というものはありません。
このマスター・クラスでは、制作過程で陥りがちな落とし穴についてお話します。穴にはまらず、次のヒット・レコードを生み出すコツをつかんでください。
主なトピック
ミックスは、どこから手をつけるべきですか?最初に処理すべき楽器は、何ですか?こっちを直したら、あちらを直し、その結果最初のトラックを再び直し、といった堂々巡りには、もう、うんざりです!
どうすれば究極のドラム・サウンドができますか?ひどいレコーディング素材を、ミックスで生き返らせることは可能?録音は最高なドラムが、ミックスでひどい音になることは、ありますか?
ベースは、DIでライン録音すべきでしょうか? それとも、アンプにマイクを立てるべき?ミックス時に、こう鳴って欲しいというベース・サウンドを得るには、どうすればいい?
ピアノは、ステレオのL/R全体に広げるべきですか?マイクは、4、5本使うべき?スタジオのピアノは2週間前に調律したらしいけれど、それで十分?
ギターを2トラック録音すれば、ダブリング効果で存在感が高まるって、本当ですか?全ギターをダブルで録音すると、ギターだけで12トラックになりますが。
私のレコードではパーカッションを大量に使うのですが、ミックスでは望んだ音が聞こえません。ミックスで埋もれないパーカッションが欲しい時は、どうすれば良い?
ボーカルが他のトラックより際立つよう、クリアな状態に保つには、どうしたら良いですか?マスターにリミッターをかけたらボーカルがミックスに埋もれてしまう、ということがよくあります。
パンの操作方法がわかりません。とりあえず、ステレオ・トラックをL/Rに広げて、ソロをセンターに定位させれば良いのでしょうか?
ボーカルを2回、3回と重ね録りしても、求めているビッグなボーカル・サウンドにならない。
ラブ・バラードにストリングスやホーンを重ねているが、思ったようなゴージャスさが出ない。ライオネル・リッチーのような悩殺サウンドが欲しいのだが...
私がレコーディングしたセッションを、プロデューサーが他のスタジオに送って、ドラム、ギター、ホーンをオーバーダブする予定だ。戻ってきた素材を元のPro Toolsに戻して作業するときの注意点は?
ステレオ・バスにコンプレッサーをインサートして、ミックスがラウドになるようにするべきですか?そもそも、そんなにラウドにする必要があるのでしょうか?
マルチ・バンド・コンプレッサーの方が、普通のコンプレッサーよりも良いのですか?
アウトボード、プラグインと、いろいろなリバーブを使っているが、欲しいリバーブ・サウンドにならない。なぜ?
ボーカルの一部を他のパートに切り貼りしたとき、他のセクションとうまくつながるようにするには、どうしたら良い?
AutoTuneは、ボーカル・トラックの全体にわたって使っても良いですか? チューニング修正をはじめたら、収拾がつかなくなることがよくあります。
リード・ボーカルに最適なマイクは、何ですか?
各トラックをレコーディングする時は、できるだけ大きなレベルで録音すると良いといわれました。ただ、それでミックスを始めると、フェーダー をかなり下げないといけなくなります。フェーダーを絞った位置でバランス調整を行おうと思っても、少しの操作で音量が大きく変わるので、微妙なバランス調 整ができません。はじめから、余裕をもった音量でレコーディングしては、いけないのでしょうか?
ミックス・バスの解像度は、各トラックとは異なるのですか?
16 bit、24 bit、32 bit浮動小数点処理の違いは、どこにあるのですか?
48kHz、96kHz、192kHz、DSD、DVD-A、PDQ-Bachの違いは、どこにあるのですか?
ミックス時は、バウンス・トゥ・ディスクでファイル保存しても良いですか?それとも、DAT、Masterlink、DSDレコーダー、アナログ・テープなどに、直接ミックスすべきですか?
マスタリング業者にマスターを送るとき、どんなフォーマットで送るべきですか?
マスターをできるだけラウドにしたいのですが、マスタリング業者にマスターを送る前に、自分でラウドになるように処理をしても良いですか。立ち会いマスタリングでないので、思い通りラウドになるかどうか不安です。
レコードがヒットしたら、フェラーリかランボルギーニを買ってもいいですか?水平12気筒とV-12は、どちらが良い?
セミナーの進行
ロジャー・ニコルズ・マスター・クラスでは、グラミー賞を受賞したプロジェクトのセッションを使って、ミックスをゼロから仕上げてきます。その過程で、下記のような議論が行われるでしょう。
コンプレッサー、EQ、エフェクトの必要な時。
各トラックのレベルとパンニングの調整。
マスター・フェーダーにおけるマキシマイズの意義。
最終ミックスのマスタリング。
ハイクオリティなマスタリング業者を利用することの意義。
マスタリング・エンジニアと、同じ機材を持った一般人との違い。
以上は、ロジャー・ニコルズ・マスター・クラスでカバーされる内容の、ほんの一部です。マスター・クラスは8時間集中して行われるので、前の晩は たっぷり と睡眠をとり、当日はしっかりとした朝食をとってきてください。休憩時間は用意されますが、午前中に学んだことと質問で頭がいっぱいになり、昼食を忘れる 人がたくさんいますので。
セミナーの概要
開催日:6月5日(火)
会場:ROCK ON PROデモ・スタジオ(150-0041 東京都渋谷区神南1-9-2大畠ビル402/ 03-3477-1776)
時間:午前10時から午後6時頃まで(午後1時より約1時間の休憩あり)
募集人数:1クラスあたり15名(先着順)
受講費用:1名63,000円(税込み)
参加者には、後日ロジャー・ニコルズ本人に質問可能な、専用Emailアドレスが提供されます。
受講完了者には、「修了証明書(Certificate of Completion)」が発行されます。
Roger Nichols Master Classは、定員に達しましたため受付終了させていただきました。多数のお申込を頂きまして、ありがとうございました。
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2007/05/07
Pro Tools 7.x とMac OS X 10.4.9の互換性情報
Mac OS Xの最新版であるMac OS X 10.4.9は、現在のところdigidesign製品での使用がサポートされていません。
もし何らかの理由でMac OS X 10.4.9をインストールしなくてはならなくなった場合、以下の注意書きをお読みになった上でのアップデートを行って頂く必要が有ります。
Mac OS X 10.4.9を使用される場合の注意点
Mac OS X 10.4.9 Deltaアップデートする、Appleのソフトウェア・アップデートを使ってのアップデートは絶対行わないで下さい。アップデータのインストールを行う場合は、必ずMac OS X 10.4.9 Comboアップデーターをご利用下さい。
Mac OS X 10.4.9 Comboアップデート(Intel)
Mac OS X 10.4.9 Comboアップデート(PPC)
もし既に自動的にアップデートされてしまった場合は、再度Comboアップデーターをダウンロードし、上書きでインストールして下さい。
もしお手持ちのMacに既にMac OS X 10.4.9がプリインストールされている場合でも、Mac OS X 10.4.9 Comboアップデーターをダウンロードし、インストールして下さい。このアップデーターをされないと、Pro Toolsを起動する事が出来ません。
Pro Tools 7.xとMac OS X 10.4.9での不具合について。
Pro Toolsのみならず他のアプリケーションでも同様ですが、ソフトウェア・アップデートでOSをアップデートしてしまいますと、正しくアプリケーション情報を認識する事が出来ず、正しいアップデート作業が行われないために、システムが不安定になったり、アプリケーションが予期せず終了するといったことが発生することがあります。
今回のケースでは、このソフトウェア・アップデートにより、Pace社のコピー・プロテクションのソフトウェアが正確にアップデートされないという問題がおこっております。
この問題は、現在Pace社とApple社によって把握されており、改善の為の検証が行われています。
詳細はdigidesign社のWEBサイトでもご覧いただけます。>>
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2007/05/03
WAVES V-Series & MAXX Volume単品販売開始!
WAVESが誇る最高峰プラグイン・バンドルMercury TDM Bundleのみにバンドルされていた、V-SeriesとMAXX Volumeの単体販売が開始されました!
V-Series TDM Bundle:¥216.000
3 つのビンテージ モデルで、世界トップクラスのレコーディング スタジオにあるコンソールのサウンドをキャプチャします。2254 であり、1081 であり、1073 や 1066 です。Steely Dan から Nirvana まで、ヒット作で聴いたことのあるサウンドです。 お買い得のサウンドがすぐに手に入ります。
バンドル内容について詳しくはWAVESサイトにて>>
MAXX Volume TDM:¥162,000
MaxxVolume は、オールインワンのミキシングおよびマスタリング用の理想的なダイナミック プロセッサです。もちろんブロードキャストやポスト プロダクションにも使えます。高レベルおよび低レベルの圧縮、ゲーティング、レベリング (自動ゲイン制御) の機能も備えています。
プラグインの内容について詳しくはWAVESサイトにて>>
Pro Tools HD Accelシステム購入時にも、合わせてご検討下さい。お申込、ご相談は、お電話03-3477-1776またはメールにてもどうぞ。
お問合せは弊社営業担当:岡田・梓澤・洋介までお気軽にご依頼下さい。
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2007/05/02
Euphonixがポスト向けのミキシング・システムS5 FUSIONを発表!
ROCK ON PROでも好評展示中のMCをはじめ、その先進性と自由度でラージフォーマット・コンソールをリードするEuphonixより、HDTVフォーマットに対応したポスト・プロダクション向けDSPミキシング&Multiple DAW Control機能、EuConを統合したS5 FUSIONが発表になりました。
乱立するHDフォーマットとサラウンド・サウンドのコントロールに柔軟に対応し、EQ/フィルター/ダイナミクスと自在なチャンネル・ルーティングを新たなDSP SuperCoreエンジンにより 実現しています。
さらに、MC/System5 MCで培われた、ハイスピードEthernetプロトコルEuConをブラッシュ・アップ。ネイティブで対応するNuendo、Logic、Pyramixをはじめ、Pro Tools、Digital Performer、Final Cut Studioを含む、ほぼ全てのDAWに高解像度/高次元で対応します。
様々なアプリケーション/プラットフォームが使用される事の多い、ポスト・プロダクション/ブロードキャストの現場で、 その全てを統合し、コントロールする一方、伝統的なDSPテクノロジーに裏打ちされたデジタル・ミキシング機能は、まさに完成系といえる仕上がりを誇っています。
今後のEuphonixの動きから、目が離せないでしょう。
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2007/04/21
待望のテープ・エミュレーターdigidesign Reel Tape Suiteリリース!!
需要が大きい割に、選択の余地があまりなかったアナログ・テープ系のプラグインのNew Commerがついにリリースされます!
digidesign Reel Tape Suiteは、アナログテープの暖かみのあるサチュレーション効果をエミュレーションするReel Tape Saturation、アナログテープエコーやディレイをエミュレーションするReel Tape Delay、テープ・フランジングをエミュレーションするReel Tape Flangerの3つを同梱する、Pro Tools HD、LE、Venue用のTDM/RTAS/Audio Suiteプラグイン・トリオです。
digidesign Reel Tape Suite ¥70,350
Reel Tape Saturation
Ampex 456やQuantegy GP9など、ウォームなサウンドを誇るアナログテープのカラーリングやサチュレーションをエミュレートするプラグインです。また、3M M79やStuder A800などのテープマシンの周波数特性や位相特性もエミュレート。テープスピード/ヒス/バイアス/キャリブレーションレベルのコントロールも可能で す。
Reel Tape Delay
アナログ・テープエコーやディレイの周波数特性やノイズ、ワウ、フラッター、歪みのエミュレートを行い、バリスピード効果のコントロールも可能。ディレイでは、93msec〜1,486msecの範囲で自由な調整も可能になっています。
Reel Tape Flanger
テープフランジングのエミュレートを行うReel Tape Flangerは、可変ディレイを調整してユニークな周波数スイープやクロスオーバー・キャンセル効果を生み出し、フランジング効果を演出します。
必要環境
Pro Tools 7.2以降
iLok USB Smart Key
iLok.comアカウント
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2007/04/19
NAB2007 PrismSoundは話題のOrpheusを中心に展示
先に行われたMusikMesseでも話題になっていた、PrismSoundの新しいオーディオ・インターフェイスOrpheusがほぼ完成形で展示されていました。まるでAPOGEE ensembleのライバルを買って出たかのようなI/O構成と1Uラックマウント・サイズのコンパクトボディに、APOGEEにはないWindows WDM/ASIOドライバー対応が期待を大きくさせます。もちろん、Mac AUにも対応し、様々なアプリケーションでドライブさせることが可能な上、アメリカ製コンバーターとはひと味違った音質も期待できます。
会場では、細かい音質の確認はもちろんできませんでしたが、Cubaseに立ち上がったセッションをストレスなく再生していました。また、APOGEEやMOTUのようにコントロール・ソフトウェアも同根されるようで、Orpeusの上に置かれたPCには、その画面が立ち上がっていました。
気になる構成ですが、既報の通り、2chマイク/ライン/インストゥルメント、2chマイク/ライン、4chラインのアナログ8ch入力、8chアナログ・ライン出力の他、S/PDIF、ADAT(同軸は96kHz、ADATは48kHz対応。SMAXは不可)の最大10デジタル入出力を備え、マイクインにはMSデコーダーも装備されています。さらに、MIDI I/O、2chヘッドフォン端子も搭載し、2ポート装備したFireWire400端子でCPUとコミュニケートを行います。アナログI/Oは、24Bit/192kHzに対応し、PrismSoundお得意のピークリミッター、Over Killer機能も搭載されています。
外観は、ダイヤル式のヴォリュームつまみや、バリアブルに変化するピークメーターなど、何となくAPOGEEと関連がありそうですが(?)全くの新設計による商品とのことで、失礼な質問に少しムッとされてしまいました。(申し訳ございません!)高品位で名高いPrismSoundの技術が凝縮された感のあるOrpheusは、さぞかし高額の商品になるのかと思っていましたが、USリテール$5,000と、かなりなコストパフォーマンスを実現していました。日本の代理店様も、できる限りこの辺の価格を維持していただくと、潜在的に気になっているユーザー層に、大きくアピールするのではないでしょうか!(がんばってください!)
USでの発売開始は、6月〜7月を予定しているようで、日本発売も同時期に実現するといいですね!
その他、最近じわじわとユーザー層を増やしている8ch AD/DAコンバーターADA-8 XRをはじめとした、珠玉の商品群ももちろん展示されていました。
http://www.prismsound.com/
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2007/04/19
NAB 2007 画像で会場をご案内!Part2
Dolbyでは、Dolby Eエンコード/デコードを使用した放送局用のワークフローを中心にプレゼンテーションを行っていました。
Soundcraftはブロードキャスト/ポスト・プロダクション用のデジタル・コンソールを展示。同じブースにはSTUDER Vista5/8も展示されていました。
本国日本よりも欧米で絶大な人気と評価を得ているAudio Technicaは、コンパクト・カムコーダー用のワイヤレス・システム、1800 Seriesを中心に、ワークフローを提案。
DPAは超軽量/高音質を誇る4017をアピール。ほんとに驚くほど軽量でコンパクトでした。
Harrisonはブロードキャスト用のデジタル・コンソールで、スピーディーな操作性をアピール。
Calrecは、デジタル・コンソール・システムBluefinの新しいオーディオ・インターフェイスを発表。デュアルEthernet接続によるスピーディな転送と、配線の容易さを実現。
様々なアプリケーションを、ユニバーサルにコントロール可能なMCは、来場者の注目を集めていました。ROCK ON PROデモブースでも実機をご確認いただけます。お気軽にどうぞ。
50周年を祝うSenheiserは、ブロードキャスト用ワイヤレス・システムを中心に展示。
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2007/04/19
NAB2007 JL Cooperは早くもColorに対応のEclipse CX発表!
昨日レポートを行ったApple Final Cut Studio 2の目玉ソフトウェアである、Colorに早くも対応を表明したコントローラーが、JL Cooperより発表になっていました。大理石作りの豪華で堅牢なシャーシを使用し、様々な用途に応じたコントローラーを、数多くラインナップにそろえるJL Cooperの最新作Eclipse CXは、Ethernet、USB、RS-422/RS-232による接続をサポートする、カラー・コレクション・コントローラーです。
見た目からもわかる通り、適度なサイズの球形コントロールを持ち、カラースペースの調整を行うと言うのが主な目的になると思いますが、Mac OS X用のコントロール・ソフトを使用してFinal Cut Proのジョグ/シャトルのアサインも可能になっており、既存のコントローラーではそぐわない場面のあった、Final Cut Proをはじめとしたノンリニア編集ソフトに最適な内容になっています。特に、ノンリニアでの編集作業がまだまだ浸透していない日本では、専用編集機からの移行をより簡単にしてくれるものとして、おおきな話題を呼びそうです。
同時に、Eclipse CXのカラーコレクション用コントローラー部分のみを抜き出したようなMCS-SPECTRUMも展示されており、ブロードキャストなどの映像編集の祭典、NABならではの展示内容に感心してしまいました。
この高級感あふれるコントローラー、Eclipse CXは既にUSでは出荷開始されており、リテール$6,900と、少々値段がはりますが、その作りを含めた丁寧な仕事に好感が持てる商品でした。
http://www.jlcooper.com/
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2007/04/18
NAB2007 Apple Final Cut Studio 2、Final Cut Serverを発表!
Appleは、NAB会場でもひときわ大きなスペースを使用し、Final Cut Studioの最新版、Final Cut Studio 2の発表とデモンストレーションを大々的に行っていました。今回の進化は、Apple CPUの価値を高め、さらなる画像編集における表現の多様性と発展をもたらす大きな一歩かもしれません。
Final Cut Pro 6、DVD Studio 4、SoundTrack 2、Motion 3、Compressor 3、Colorで構成されるFinal Cut Studio 2ですが、今回のアップグレードの目玉は、なんといってもカラーグレーティング・ソフトウェアColorになるでしょう。Shakeのユーザー・インターフェイスや機能の一部が移植されていると思われるColorは、今までFinal Cutで細かくカラー調整をしていたことを考えると、非常に簡単に、柔軟性を持ってユーザーの要求に応えてくれるように仕上がっており、その動作も驚くほど機敏なものでした。(最新のMac Proの性能もあるかもしれませんが)
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/
簡単にそれぞれのソフトウェアをご紹介いたします。
・Final Cut Pro 6
HD制作が当たり前になってきている現在、様々なHDフォーマットと圧縮コーデックが存在するのが、一番現場の頭を悩ませていますが、新しいFCPは、どんなコーデックでも読み込みができるように、Apple ProRes 422コーデックを開発。AJAの協力を得て、ハードウェア圧縮によるスムースな取り込みを行えるようになっています。
//pro.miroc.co.jp/2007/04/17/nab-2007-show-aja/
また、どんなフォーマットでも混在できる、オープン・フォーマット・タイムラインの採用など、独自路線を進むメーカーが多い中、あくまでもユーザーの立場に立った製品開発に感心します。
その他、Shakeのスムースカム機能が搭載されたり、プロアプリケーションとの連携がさらに強化され、まるで単一のアプリケーションで作業しているかのような、スムーズさも健在です。
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/finalcutpro/
・Color
新たにFinal Cut Studio 2 に仲間入りしたColorは、これまでFCPでじっくりとカラーコレクションを行っていた方には、目から鱗のカラー・グレーティング・ソフトウェアです!
驚きは、そのレスポンスにあり、基本的なプレビューに関しては、ほぼリアルタイムでの確認が可能になっています!(もちろんレンダリングに関してはファイル・フォーマットとCPUによりますが・・・)
個人的にも、カラーコレクションには非常に時間と労力を使っていたので、このレスポンスと簡単操作は大きな期待を持ってしまいます!
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/color/
・Motion 3
昨年来、Shakeが驚きの価格改定が行われた時から、ある程度の予測もできましたが、今回のMotion 3は、まさに3Dを中心に、Shakeで培われている技術/インターフェイスが生かされたメジャー・バージョンアップになっています!
特にMotionがという訳でもないのですが、最適化が進んでいるせいか、機能が充実しているにも関わらず、非常にレスポンスもよくなっているのが印象的です。
これなら、急ぎのグラフィック合成の仕事が入っても、慌てることなく、作業ができることでしょう。
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/motion/
・Soundtrack Pro 2
まさに、サウンドトラック制作に特化したと言える、Soundtrack Pro 2はサラウンド・パンニングがより簡単に、直感的に操作できるように設計されており、映画製作はもとより、DVDのマスター制作にも威力を発揮するでしょう!
コンフォーミングに関しても、前回と変更なしの箇所には、その旨を警告する機能などが追加されていおり、より簡単に最終形態に持っていけるような印象です。
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/soundtrackpro/
・Compressor 3
今までどちらかと言うと、ネットワークレンダリングなどの機能面などよりも、エンコードの品質で評価されることの多かった、Compressor 3ですが、後述するFinal Cut Severとの連携を強化するとともに、エンコードの品質も向上しており、より総合的なユーティリティ として活躍してくれそうです。
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/compressor/
さらにAppleは、戦略的な価格設定でのFinal Cut Serverの発表を行い、すべてのFCPユーザーに、この新しいソリューションの導入を願っているようです。
ユーザーの方は十分理解していらっしゃると思いますが、FCPに限らずノンリニア・アプリケーションの煩雑な所は、ファイル管理にあると言えます。テープベースなら意外にちゃんと管理している人も、ファイルベースになるとからきしダメという場合も多いのではないでしょか?
Final Cut Serverは、あらゆるフォマットのビデオファイルを、メタデータとともにカタログ化してくれるだけでなく、様々なワークフローを自動化してくれます!サーバーと名前がつくからと言って、恐れることもありません。7月発売予定のFinal Cut Serverは、簡単操作と10クライアントでUSリテール$699の脅威的価格でストレスから解放してくれます!
http://www.apple.com/jp/finalcutserver/
円安の影響とColorの追加によって、多少価格が高くなりますが、それでも¥148,000という日本での価格は、他メーカーにとって脅威に値する、まさに万能ソフトのFinal Cut Studio 2は、来月発売開始になります。
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2007/04/18
NAB2007 P2 HDシステムを全面に打ち出した展開のPanasonic
余裕のブース展開を行っていたPanasonicブースも、ご多分に漏れず、HD制作関連のワークフローを中心に提案を行っていました。
しかし、他社と幾分様子が違っているように感じたのは、やはり、実績を十分に積み、各社のノンリニア・システムによって運用されている、P2システムに対する 自信の現れなのでしょうか?
メインのコーナーでは、P2カードスロットを使用したノンリニア・システムとの互換性アピールを、Final Cut Pro、Avid Xpress Pro、EDIUS、Premireの各ソフトウェアごとにデモンストレーションしており、サブコーナーに置かれたカメラレコーダーとあわせて、どこか誇らしげに感じられました。
Panasonicへのリンク
http://panasonic.biz/sav/p2/index_j.html
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2007/04/18
NAB2007 CANONは業務用HDVカムコーダーXHシリーズを展開!
P2や、XDCAMをはじめとした、テープレスのハンドヘルド・カムコーダーのシステムが業務用の世界に広がりを見せていますが、意外に予定の立てにくい取材関連の仕事や、ドキュメンタリーなどでは、信頼性の高いテープシステムが好まれることも多いようです。
キャノンは、フォーマットに縛られない丁寧な画面作りが昔から評価されていますが、XL H1は特に海外で絶大な人気を誇っており、外部取材では圧倒的シェアを誇っています。
その技術をフルに生かした上で、HD-SDI端子を搭載し、用途にも広がりを見せている自信作、XH G1を中心に、プレゼンテーションがなされていました。
それにしても、放送用カメラのデモンストレーションは、なぜ、どこも同じやり方なのでしょうか?
CANONへのリンク
http://cweb.canon.jp/prodv/index.html
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2007/04/18
NAB2007 SONY800G/9Xチューブ・マイクロフォン復活!
前々から噂になっていて、(AESのリポートの時も話題になりましたが)何度となく肩すかしにあった、チューブ・コンデンサー・マイクロフォンSONY C800G/9Xの復活が実現しました。
パーツの供給ができなくなっていたため、一時、生産中止状態となっていましたが、代替えパーツの供給が可能になったため、再度、生産が開始されたものです。
パーツ変更の影響が音質に出るかどうかは、今後の検証を待たなければいけませんが、とりあえずの復活はあきらめていた方には朗報です!
受注生産のため、納期には4ヶ月程度かかりますが、それも納得のクオリティと言えるでしょう。
隣の定番C38ともども、SONYの業務用機器の顔とも言える製品がそろうのは、感慨深いものがありますね!
SONYへのリンク
http://www.ecat.sony.co.jp/professional/audio/index.cfm?GroupID=2
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2007/04/17
NAB2007 digidesign RM1/RM2パワード・モニターシステム発表!
digidesign ICONの発表以来、MA市場でもPro Toolsの導入が一気に増加傾向にありますが、NABはそんな関係者にたいして、絶好の機会であると言えるかもしれません。
既に完成されてきているシステムと言えるPro Toolsですが、今回は意外なものがリリースされることとなりました。
digidesign RM1/RM2は、digidesign初のパワード・モニター・システムとなり、発表のあった本日から、本国アメリカでは発売も開始されます。現時点での日本発売は未定の状況ですが、PM1が1Pair約25万円前後、PM2が1Pair約45万円前後になる予定ですが、皆さんの熱い要望がないと、発売が遅れる可能性もあります。PMCのパワード・モニターをベースにして、ヒップホップ・アーティストのPro Toolsユーザーが多いアメリカの状況を考慮して、独自のローブースト・スイッチが追加されています。
これをOFFの状態にすると、オリジナルのPMC同様、フラットな音質になるのですが、専用のサブウーファーは用意されていないので、こちらはPMCのサブウーファーを使用する必要があるようです。
続いて早くもプレビューされていたのが、Pro Tools HD 7.4になります。これは、同じくプレビューされており、この秋にリリースされる予定のPro Tools専用HDビデオ・オプション、Video Satelite HD Optionに対応させるのを主眼に置いたアップグレードになります。このVideo Sateliteは、去年のInterBEEにも展示されていたものですが、Media Station|PTを専用Windowsマシンにインストールして、HD Videoの表示とPro Toolsとの同期を実現するものです。Pro Tools HD 7.4にはこの対応以外にもお楽しみがありそうですが・・・こちらも秋のリリースまで楽しみにとっておきましょう。
digidesignへのリンク
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=48&itemid=24927&langid=5&action=news_details
相変わらず人だかりの絶えないAvidとAPPLEのブース特徴。勢いを感じさせます。
久しぶりAppleに対応した、Avid Media Composer。長い間、Win版しかない状態が続きましたが、Apple版の使い勝手はかなり良さそうでした。
Media Composerの他にも、AvidはXpress ProやLiquid、Adrenalinを含めた、ワークフローの提案を中心に行っていました。
Avidのリンクへ
http://www.avid.com/
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2007/04/17
NAB2007 FW800、Apple ProRes 422に対応したAJA i/o HD発表。
Final Cut Proでの編集作業が一般的になってきた現在、番組制作や映画に使うプロフェッショナルの他にも、CPUパワーの上昇に伴い、もはやDVなどのSD編集では物足りないという方が多くなってきています。
また、様々なフォーマットの混在はもとより、HDの取り込みに対応する、シンプルなキャプチャーシステムを探している方も非常に多いと思われます。
そんな現状の中、放送局用のコンバーターで高い評価を得ているAJAから、KONAシリーズにその座を奪われていた感のあるビデオ・キャプチャー・システムi/oの最新版、i/o HDが発表されました。
i/o HDは一見、デジタル/アナログ変換のブレークアウト・ボックス風に見えますが、れっきとしたキャプチャーシステムとして独立しており、PCとの接続に FireWire800が採用されています。ビデオI/Oは、アナログ・コンポーネント/コンポジット/S-Videoを備え、HD対応のSDI端子2系統のほか、LTC/Video Refの入出力も完備しています。オーディオI/OはSDIによるエンベデット・オーディオのほか、8ch AES/EBU、4ch XLRアナログの計12chを備え、モニター用の2chアンバランス出力、マシンコントロール用RS-422のほか、なんとHDMIでの入出力にも対応しています。
これは、HDMI入力のある汎用モニターでのHDモニタリングが可能なことを意味しており、また、HDMI出力を備えたAVCHDなどのカメラレコーダーからの取り込みにも対応しているということになります。
このように至れり尽くせりのi/o HDの筐体は、ハンドル付きのコンパクトなもので、さらにAppleとの親和性を強調するように、今回のNABで発表になった、Final Cut Studio 2から採用された、Apple ProRes 422およびProRes 422 HQに対応しており、MacBook Proとあわせてどこでもキャプチャー/編集作業ができそうです。
AJAの主力製品であるKONAシリーズは、その性格上デスクトップ・モデルにしか対応できませんでしたが、この魅力的なi/o HDは、より制作の幅を広げてくれそうな柔軟な仕上がりになっています。
価格もUSリテール$3.495と魅力的なものになっており、今から発売を心待ちにしている方も多そうです。
AJA Video Systemへのリンク
http://www.aja.com/html/products_Io.html
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2007/04/17
NAB2007 SONYは、コンパクトさを実現したXDCAM EXを中心に展開。
増加の一途をたどるHD製作のコンテンツ製作に、高いレベルとコスト管理で応えなければならない制作会社の要望に、まさにぴったりと合致するワークフローが登場しそうです。
Blue-RayディスクをベースにしたProfessional Diskを使用し、独自のMPEG2 Long-GOP圧縮にて高画質と低データレートを実現したテープレス・システムXDCAMシリーズを推し薦めるSONYは、より低いデータレートとシステムのコンパクト化を実現する、XDCAM EXシステムを中心に展示を行っていました。
PCI Expressのシリアル・バスを使用し、800Mbpsの転送レートを誇るExpressカードを軸に、カラースペースを4:2:0にしたMPEG HDフォーマットを新たに採用。カラースペース4:2:2のMPEG HD422フォーマットを持つ、上位機種とのデータ互換を持たせながら、より低いデータレートと柔軟なファイル転送を、コンパクトなシステムで実現します。
16GBの容量を持つExpressカードは、カメラレコーダーのスロットに2枚挿すことが可能で、1枚当たり60分、合計120分のビデオ収録が可能です。(展示品には、32GBのカードも置いてあり、驚異的な録画時間が実現できそうです)さらに、HD-SDIデジタル出力および、エンベデット・オーディオ出力、クリップの確認が容易なメタデータ出力にも対応し、様々な用途に対応可能です。
Panasonicが提唱するP2システムとも似たところがありますが、汎用のExpressカードを採用したことにより、カードリーダーを必要とするP2と違い、(まだまだ対応機種は少ないですが)PCと直接データのやり取りができるところが魅力となっています。
既にFinal Cut Proなどで幅広く採用されたフォーマットであるXDCAMですが、機動力が倍増し、駆動系がなくなって安定性の増したXDCAM EXの登場は、ニュース番組の制作を中心に広がりを見せていきそうな製品であり、来場者の注目を集めていました。
余談ですが、ギリシャ・オリンピックで採用されたPanasonic P2システムは、まさに高画質とスポーツ/ニュース配信に置ける機動性の点が評価された経緯があり、XDCAM EXもこの点で期待が持てますが、唯一気になるのは、PCに取り込んだデータの編集レスポンスです。DVCPRO HDと同等のレスポンスが得られるならば、Panasonicにとっても驚異的な存在となることは間違いなしです。
気になる価格ですが、PWカメラレコーダーのリテール$8.000と、リーズナブルな価格も実現しています。
SONYへのリンク
http://www.sony.jp/products/Professional/XDCAM/
信頼のBVMマスターモニターも液晶パネルTRIMASTERでその精度をアピール。再現性の追求は、やみません。
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2007/04/17
NAB2007 Blackmagic、2K対応Multibridge Eclipseを発表。
AJAとライバル関係にありながら、常にコストパフォーマンスの点で優位な立場にたっている感のあるBlackmagic designですが、ユーザー・フレンドリーな開発と製品には定評があり、プロフェッショナルだけでなく、コンシューマーを中心に支持者が多いのが特徴です。目立たないが、技術力の点でAJAに決して劣らないBlackmagicは、すべてのビデオ・エディターに最適の製品を生み出していると言えます。
digidesign 192 I/Oを思わせる派手なレベルメーターが目立つ、一目見て新たな製品とわかるBlackmagic designの最新作は、従来のBlackmagicの技術を結集したともいえる、キャプチャー・システムMultibridge Eclipseです。
2Uサイズのスマートな筐体と、PCI Express接続のホストカードをDVIケーブルで接続する、個性的な製品であるMultibridge Eclipseは、デュアルリンクのSDI入出力端子を2系統装備し、SD/HDはもちろんのこと、デジタルシネマにも対応可能な2Kフォーマットの入出力にも対応します。
特徴的なレベルメーターが示す通り、オーディオのI/Oも豊富に備えており、アナログ4ch、AES/EBU 12chの計16chのほか、エンベデット・オーディオにも対応し、サラウンドが前提の映画製作が視野に入れられていることが容易に想像できます。
もちろん、ビデオ入出力にはコンポーネント/コンポジット/S-Video対応のBNC端子が備えられており(フォーマットは切り替え式)、モニタリング用アンバランス・オーディオ出力、RS-422マシンコントロール/Video-Refのほか、Intensity Proの技術を採用したHDMI端子も搭載されています。
同時のタイミングで奇しくも発表されたAJA i/o HDと、構成や入出力が非常に似ていますが、i/o HDがAppleとの連携を前提とした開発がされているのに対し、Multibridge Eclipseは、より広い間口とデジタルシネマをはじめとした、ハイエンドに対する対応を前提としているように見えます。
これも奇しくもi/o HDと同じUSリテール$3.495は、Blackmagicの集大成ともいえるMultibridge Eclipseにとっては、バーゲンプライスといえるかもしれません。
Blackmagic designへのリンク
http://www.blackmagic-design.com/products/multibridge/
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2007/04/17
NAB 2007 画像で会場をご案内!Part1
Adobe は、Adobe Premiere Pro CS3が登場!もちろんMac OSも対応。すべて出そろったSC3画像ソリューションの展開に期待!http://www.adobe.com/products/premiere/
AMDは、今年スポンサーを務めるFerrariのF1マシーンを展示。中身は何年型?!
http://www.amd.com/us-en/
MERGINからRamses MSR Console Control Systemを大々的に展示。Smart AV同等の操作性をDSD DXDの環境で実現。http://www.merging.com/
人体に付けたセンサーでリアルタイムに、3D画像をコントロール!の実演
30周年を迎える、FairlightではCC-1のソフトウエアがVersion UP。そのオペレーションは、POST向けに合理的に構成されています。
http://www.fairlightau.com/default_content.html
信頼の業界スタンダードHP invent http://welcome.hp.com/country/us/en/solutions.html
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2007/04/17
NAB 2007 SHOWの模様を画像で、ROCK ON PROスタッフがお届け!
世界最大のエレクトリック・メディア・ショーであるNAB 2007が、4/16〜19の日程にて、米国ネバダ州ラスベガス・コンベンション・センターにて開催中です。毎年、ブロードキャスト/TV/ラジオにおける、その年の動向を象徴する重要な祭典の情報を、ROCK ON PROスタッフが現地から簡易レポート。
今年のNABは、日本でもアナログ地上波の終息が間近になった状況もふまえ、数年前からの流れであるHigh Definition(HD)への移行に伴った製品の出展や、ワークフローの提案が一段と強くなっている印象を受けました。まだまだHDフォーマットの定着が不安定な現状から、より柔軟性の強い製品が好評を持って迎えられる傾向にあり、テープを使用した編集/MA作業が多い日本では、コストパフォーマンスの高いエポックメイキングな製品の登場があれば、一気にHDノンリニアの波がきそうな状況が整いつつあり、訪れる人々の熱気で、熱いラスベガスがますます熱くなっていました。
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2007/04/16
ハードディスク、どう選んでますか?
ROCK ON PRO技術スタッフの子安です。皆さんの身の回りには何台のハードディスクが回っているでしょうか?普段使っているPCやハードディスクレコーディングの システムだけでなく、サンプラーやDVDレコーダーはもちろん、iPodなどの携帯型MP3プレーヤーやカーナビ・銀行などのATM、携帯電話など予想よ り多くの台数が回っていると思います。またドライブのラインアップも用途別に多様化され、数年前とは隔世の感があります。
さて、皆さんは普段使用するハードディスク選ぶとき何を基準にして選んでいますでしょうか?インターネットのBBS等では、熱心にどのメーカーのモ デルがよいとかスペックはこっちの方がよいとか場合よっては喧嘩寸前になるくらい熱く議論されている場合も見受けられます。ましてや音楽制作に使うハードディスクとなると情報量はさらに 少なく、多くの方は「メーカー・型番(スペック)・価格・ネットの評判」を元にして、半分くらい勘と運で決めざるを得ない状況だと思われます。
ROCK ON PROでは昨年、業務用ハードディスクテスターを導入し、故障したドライブや使い古したドライブ・高価なサーバ用ストレージのディスクなど、身近にあった様々なハードディスクを実際にテストしてみました。
こ のテスターは、ハードディスクにコマンドを送り応答が返ってくるまでの時間を計測する装置です。OSに依存してコマンドを送っているわけではありませんので、 ファイルシステムのオーバーヘッドやフラグメンテーションなどといった不確定要素に影響されることなく測定することができます。結果はグラフとして出力で きます。
右側のグラフ1番上は新品のハードディスクを測定した状態です。グラフの見方は、低いほど応答が速く、温度が高すぎたりエラーが出てコマンドをリトライすると、グラフがだんだんと上の方にあがっていきます。
2番目のグラフは私が3年くらい使用した同メーカーのドライブです。使用中は、ちょっと遅いかなと思うことはありましたが、動作自体に問題はありませんでした。ただ結果は一目瞭然で、ご覧の通り、横しま模様になっている階層が確認できると思います。これはコマンドを実行できず、リトライを数回繰り返した結果です。
3番目のグラフは別メーカーの故障したドライブです。読み取れない部分(上部の赤い部分)が多く、読み取り可能でも、応答が遅いものです。
上記の例から、横縞模様が意味することは、応答速度にムラが出てきている証拠となります。ずっとハードディスクを使用し続ける とこのように徐々にムラがでますので、ハードディスクは消耗品と割り切って2年くらいで買い換えてみてはいかがでしょうか?。
また、静音パソコンがすっかり市民権を得ていますが、静音に気を配るあまりハードディスクを高温の環境におくことは避けた方が良いと思われます。社内でも、省スペースPCを風通しの悪いところに設置しただけでハードディスクがクラッシュした事がありました。更に温度の上昇によりハードディスクの軸受け部分のオイルが揮発し、ハードディスクの回転に影響を与える事もありますので、注意が必要です。
またハードディスクの用途に合わせた性能がファームウェアによっても変わります。例えば、長時間にわたり一定のパフォーマンスで書き込みを続けなければならないDVDレコーダーや、パフォーマンスは 求められないが高温で振動の多い車の中でも使用できるカーナビなどは特殊なファームウェアを使用しています。これらの多くは型番こそ市販品と同じでも中身はまるで別物であり、結局型番 は型番でしかないと考えさせられました。
こうしたファームウェアやエージングによるチューンは当然価格も高くなるうえに、スペックにあらわれない部分のため、なかなか理解してもらうのが困難な部分です。秋葉原周辺で安価に買えるバルク品でもそれなりに使えますが、「果たしてこれでいいのだろうか」と常々疑問に思う方はケーブルとかクロックみたいにもうちょっとハードディスクにこだわってみて も良いのではないでしょうか。
単にブランドや価格で選ぶのではなく、適切なドライブを適正な環境で定期的に検証し、利用する必要があるはずです。メーカーやスペックで選ぶのもいいですが、素性の明らかなドライブをきちんと冷やして定期的に交換して使うのが一番安全な使 い方では無いでしょうか?ROCK ON PROではDAW用途に耐えられるようあらかじめエージングを施したハードディスク、Proceed Driveを発売していますのでそちらも参照下さい。
//pro.miroc.co.jp/2006/12/27/proceed-drive/
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2007/04/14
Jeff Buckleyの伝記映画Amazing GraceがDVDでリリース
こんにちは。ROCK ON PROの岡田です。もう今年のFUJI ROCKやサマソニ情報はチェックしました?僕自信はここ数FUJI ROCKに参加していたので、今年もと思っていたのですが、どうもお目当てのアーティストが見つからず2007年はフェス不参加と思っていたのですが、サマソニの出演者リストにCyndi Lauperの名前を発見!!今年はサマソニ参加を決めました。何故Cyndi Lauper?かと言いますと洋楽を聞き始めるきっかけとなった作品がCyndi LauperのShe's so unusualだったからです。折しも当時は空前のMTVブームで異常にテンションが高いCyndi LauperのPOPな楽曲に心引かれた事を今でも鮮明に覚えています。そんなCyndi Lauperも今年で54歳。多分昔のヒット曲満載のライブを展開すると思うのですが、今からとても楽しみです。
さて今回紹介する作品は Jeff Buckleyの伝記映画Amazing Grace。前述Cyndi LauperとはNYを拠点にしていたぐらいしか共通項が無いのですが、以下Jeff Buckleyのご紹介を。
Jeff Buckleyは60年代後期にシンガーソングライターとして 活躍したTim Buckleyの唯一の落とし胤で、1997年レコーディング先のメンフィスで若干30歳で不慮の事故死で夭折したアーティストです。(ちなみにその父Tim Buckleyも30代でオーヴァードーズで亡くなっています。)元々がNY周辺のフリージャズ周辺のシーンから登場した事もあり、その作品群はRockサウンドを中心としながらも非常に多くのジャンルの要素が詰め込まれており、死後評価が高まったアーティストでもあります。
僕自身は1995年の初来日を体験してからの熱心なファンで、変幻自在に操るヴォーカルに惹かれ、Jeff Buckleyを一度は聞かないとその日が終わらないほどになってしまいました。残念ながら彼が生存中の正式なアルバムはGrace1枚のみ。その後ライブ盤や編集盤が数枚リリースされ、今回彼の伝記映画Amazing GraceがDVDでリリース(米国にて5/22リリース。日本発売は未定。)されるに至っています。
数々の映画祭で各賞を受賞するも残念ながらここ日本では未公開だったAmazing Graceは、若くして夭折した孤高のシンガーJeff Buckelyのその短い音楽キャリアを追ったドキュメンタリー映画です。米国のみで公開されていた作品のため、当然僕自身内容詳細がわからないのですが、Jeff BuckelyがSONYと契約した後の数年間のキャリアを追う内容のようです。ちなみに発売されるDVDはリージョンフリーですので、日本でも観ることが可能です。
http://www.jeffbuckley.com/newsletter3/article.asp?qid=147&sid=13
また同時に初のベストアルバム(CD?)So Realも同じ5/22にリリースとのこと。こちらはほぼ既発作品の選曲となっているようですが、未発表曲としてThe SmithのカヴァーI Know It's Overのライブテイクが収録される模様です。
http://www.jeffbuckley.com/newsletter3/article.asp?qid=146&sid=13
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2007/04/10
Pro Tools HD 7.3.1cs2リリース。
Mac OS X & Windows XP対象のPro Tools HD 7.3.1cs2がリリースされました。本アップデートは、Pro Tools 7.3または7.3.1がインストールされている、Pro Tools|HD & Pro Tools|HD Accelシステムが対象となります。
Pro Tools HD 7.3.1cs2では、下記に対する不具合が解消されています。
DigiBase Preview
ICON
Pro Tools HD 7.3.1cs1からの不具合も解消されています。
Sends
Logic TDM Support
Pro Tools HD 7.3.1からの重要な不具合の解消も含まれています。
編集
QuickTime Movieへのバウンス
Memory Location
CoreAudio
Pro Tools HD 7.3cs2での改善点(Mac & Windows)
修正済み:WorkSpace内でオーディオ素材をプレビューすると、Assersionエラーがおこる問題点 (Item #87627) *この問題は、オーディオを検索で探した際に表示されるオーディオをプレビューするとおこる問題で、波形をクリックすれば問題は起こりません。
修正済み:Pro Tools内のフェーダーレベルと、実際のICONフェーダーレベルにオフセットがかかる問題点 (Item #87717) *この問題は、D-Controlのフェーダーがタッチを正確に認識せずフェーダーのポジションを動かした際に起こります。
D-Controlをご利用いただいているユーザー様へのご注意
Pro Tools 7.3.1cs2へアップデートした場合は、D-Controlをご利用いただいているユーザーは、設定メニューよりペリフェラルへ行き、 Ethernet Controllerのタブをクリックし、一度D-Control等の認識を外し、再認識させてください。これでFirmwareのアップデートを行う事が出来ます。このファームウェアがインストールされないと、この問題は回避できませんのでご注意ください。
Pro Tools Software csバージョン使用上のご注意
Pro Tools csアップデータは、上記のような、作業に支障のあるPro Toolsユーザーのみ、このアップデートをご利用頂くことを推奨します。これらCS(customer supportの略)リリースは、特定の問題を解消した、暫定的にリリースされたPro Toolsアプリケーションです。これら暫定バージョンをインストールする事により、別の問題が生じる事は確認されておりませんが、全てのCSバージョンはDigidesignにより完全な動作保証が行われている訳ではありません。
詳細情報は、以下のリンクでご確認ください。
Pro Tools HD 7.3.1cs2 Update for Apple Mac OS X
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&itemid=24771&downloadid=34693&eid=0
Pro Tools HD 7.3.1cs2 Update for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&itemid=24772&downloadid=34685&eid=0
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2007/04/02
ご自身の環境でチェック!Surround Monitoring Trial Use Program!
高まる一方のサラウンド・サウンドの需要に対し、制作側の環境整備は、必ずしも万全とは言えないのが現状です。
ROCK ON PROでは、まだまだ敷居の高いと思われているサラウンド環境へのブレークスルーを目指し、お客様の環境で、実際にサラウンド・モニタリングのチェックを行っていただく、Surround Monitoring Trial Use Programを実施中です。
お申込、ご相談は、お電話03-3477-1776またはメールにてもどうぞ。
お問合せは弊社営業担当:岡田・梓澤・洋介までお気軽にご依頼下さい。
Surround Monitoring System Rental
dynaudio acoustics AIR6、ADAM S2A、Fujitsu Ten ECLIPSE TD712zをはじめ、メーカー協賛により、お客様の環境で最新サラウンドモニターをチェック可能です。専任のスタッフが測定/設置/調整を行い、シンメトリックなサラウンド・モニタリングを実現します!現在お使いになっているシステムとの比較や、サラウンド環境の構築をご検討されている方に最適です 。
お客様のご希望のモニターを選択してください!
完全予約制となります。1週間前迄にご予約ください。
レンタル期間は、2日間が基本になります。
各モニターのレンタル料金は、2日間¥30.000が基本になります。
設置時の測定/調整は、無償になります。
その他、ご不明な点はお問合せ下さい。
dynaudio Acoustics Air6
AIR 6は、DSP、ネットワーク機能、デジタル・アンプリファイアの搭載により、パフォーマンスと使用感両面において新しい基準を提案します。リモートコントロールによるシステム全体の集中管理、プリセットの保存・呼び出し、極限までのアラインメントを可能とする柔軟性と確保など、数多くのアドバンテージを提供します。
ADAM S2A
S2Aモニターは39mmのボイスコイルと大型マグネットを持つ7インチ・ヘキサコーン・ウーファーを搭載しています。このウーファーは、非常に堅牢な構造持ち、中低域の正確かつ安定した再生が可能です。A.R.Tツイーターを採用したモデルは、群を抜く明瞭度と開放感を提供し、今までのモニタースピーカーでは失われていた音楽情報をも、リアルに描写いたします。S2Aモニターは、小型から中型のコントロールルームや映画のポストプロダクションそして放送局スタジオにお勧めいたします。
Fujitsu Ten Eclipse TD712z
波形忠実再生という新たなサウンドバリューを打ち出したTDシリーズ。世界のトップアーティストやオーディオジャーナリズムから認められたそのコンセプトとベネフィットは、理論的なデータと蓄積されたノウハウを元に、シリーズ最高のスペックを誇りつつ、音質・価格・設置スペースなど全てが最適にバランスされた新時代のスピーカーシステムです。
XMONを使用したサラウンド体験も同時に可能な、ICON Trial Use Programとの同時お申込が最適です!
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2007/03/26
Rupert Neve氏設計の新旧マイクプリを比較検証
いまや伝説の人物として、プロ・オーディオの世界では知らない人のいない、Rupert Neve氏が新たに立ち上げたアウトボード・メーカー、その名もRupert Neve Design。
そのコンパクトで魅惑的なスタイルを誇る、最新のPorticoシリーズと、30年以上前から現代にいたる迄、色あせることのない輝きを放ち、衰えることのない人気を誇るオリジナルNeve 1272とは、どう違いがあるのか、またその違いにはどんな要素があるのか。
今回は、オリジナル1272のモジュールを搭載した、Brent Averill 1272と、Poritico 5012の比較を、試聴とスペクトラム・アナライザーでの計測により検証しました。まずは、Portico 5012の外観から見てみましょう。
+48Vファンタム/20〜250Hzでのスィープが可能なハイパス・フィルター/フェイズ/ミュート・スイッチの他、マイクゲインとLED式のレベル・メーターが各チャンネルに備えられています。
アウトプット・ゲインは備えられていませんが、独自のSilkと呼ばれるスイッチがあり、この回路を経由することにより、往年の名機(1272?)の太さとプレゼンスが得られるとなっています。全体的に洗練されたデザインとなっていながら、IN/OUTには伝統的なトランス回路が使用されており、150kHzを超える周波数特性を実現しています。
一方、Brent Averill 1272は、+48Vファンタム以外は5dbステップのインプットゲインとスイープ式のアウトプットゲインのみと言うシンプルさ。フロントには、楽器入力に対応するDI入力を備えており、必要にして十分な、まさにプロ機と言えるたたずまいをしています。
特に私個人の感想として、アウトボードの外観は音質を表している場合が多いと言うものがありますが、今回、比較試聴してみて、その感をいっそう強く感じることができました。
Brent 1272は、まさに多くの人を引きつけてやまない、あのサウンドが再現されており、ヴォーカル録りの際はおいしい部分を膨らませてくれ、ドラム収録をすれば、引き締まった低域と一歩前に踏み出したような、マッシヴサウンドを実現します。シンプルな外観そのままに、派手さを抑えながらも、力強く音楽的な表現をしてくれる印象です。
Portico 5012は対照的に、非常にクリアで素直なイメージで、入力した音源を音楽的な要素を少々加えながらも、そのまま増幅してくれます。言葉をかえれば、派手な外観そのままに現代的な音質となっており、ハイビット/ハイサンプルの進む製作環境を意識しているように感じられました。惜しまれながら生産完了となったAMEK 9000シリーズをさらに洗練した感じと言えば、多少はご想像がつくでしょうか?
そのサウンドの違いは、一目瞭然と言える物でしたが、実際にスペクトラム・アナライザーで特性をチェックしてみました。右図は、Pro Tools Software標準搭載のSignal Generaterですが、今回の検証では192 I/Oからアナログアウトで出力した各周波数帯のホワイト・ノイズを、Portico、Brent Averillそれぞれに入力し、そのアナログアウトをアナライザーへ、ライン入力した物を計測しました。
作成したグラフは、見やすくするために基準値を変更していますが、それぞれからの出力レベルが同じになるように調整をし、ジェネレーターのレベルは、-18dbで揃えてあります。
その結果、1kHzホワイトノイズを入力した際の特性カーブを示した物が図1になります。(上がBrent Averill 1272、下がPortico 5012)
この図からもお分かりのように、Porticoが1kHz付近で急峻な特性を示しているのに対して、1272では、驚くほど多くの倍音成分が発生しているのが見て取れるかと思います。その倍音成分は1kHz付近にとどまらず、あらゆる帯域で発生しており、この傾向は他の周波数を入力した場合も同じでした。
これほどはっきりと数値で表されるとは、我々も驚きましたが、この倍音成分の分布が、音質に与えている影響が大きい物であることは容易に想像できます。
日常的に1272を使用している方は既にお気づきかもしれませんが、この特性がミックス時に与える影響は非常に大きく、録りはNEVEで存在感のある、太いサウンドで、ミックスはフラットな特性でクリーンなサウンドのSSLでと、使い分ける方が多いのも事実です。(多くのトラックをミックスする場合は、特性が重なって膨らんでしまう所の処理が大変です)
他方、PorticoはNeveサウンドの味を残しながら、非常に素直でハイファイな特性を持っており、ある意味、プロフェッショナルの現場で使いやすいプリアンプであると言えるかもしれません。
伝説的な設計者である、Repert Neve氏が手がけた新旧のマイクプリアンプは、根底に流れるもので共通項を見いだせることは可能ですが、驚くほどの違いを見せた、興味深い結果となりました。
しかし、今だにオールドNeveがもてはやされ、1272クローンのような製品がぞくぞくと発表される中、周波数特性にすぐれ、使いやすく、1272とは違ったキャラクターをあえて持たせたと思われる、Porticoシリーズは、もしかしたらNeve氏が追い求める、理想のマイクプリアンプに最も近い存在なのかも知れません。
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2007/03/16
完全台数限定!インプット・デバイス・フェアー!
Pro Tools HDをはじめとしたDAWの高品質化に伴い、マイク/マイクプリを中心に、インプット・デバイスの重要性が注目されています。ミュージシャン/エンジニア の方を問わず、入り口の段階でいかに魅力的な音質を作り込めるかが鍵になっている中、ROCK ON PROでは、おすすめのインプット・デバイスを各種取り揃え、魅力的な製品を魅力的な価格でご提供いたします!
箱に難ありB級!各機種とも完全台数限定です、今すぐお電話(03-3477-1776)、またはメールにてご注文を!台数限りのため品切れの際はご容赦ください!
EMIのオリジナル・コンソール、TGシリーズのマイクアンプとEQをラックマウント!オーガニックなブリティッシュ・サウンドが魅力です!CHANDLER LIMITED TG Channel MkII + PSU-1が、限定1台¥270,000
レコーディング・スタジオの必需品、Universal Audio 1176の回路をそのまま2Uの筐体に2台搭載!音質が異なると言われる1178とは別物の逸品です!在庫1台限りの新品大特価!¥281,400
300kHzを超える周波数特性だけではない、音楽的な再現性を誇るSTT-1 チャンネル・ストリップ!
プラチナム・フィニッシュのB級品特価!Millennia STT-1 Platinumが限定2台、¥367,500!完売しました。
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2007/03/01
ANTARES Auto-Tune 5登場!!
ピッチ補正プラグインのスタンダード、Auto-Tuneが待望のメジャー・バージョン・アップ !
Intel Mac対応はもとより、 Auto-Tune 5の新機能の目玉は、元ソースに自然なビブラートがかかっているとき、短い音に対してだけRetuneを自動的に速く設定できるというHumanizeです。ちょっとした音程の揺れまでは補正せず、ある程度の人間くささは残すことができる......というパラメーターです。
また、Natural Vibratoというパラメーターも新たに備わり、元ソースのビブラートを“同じ揺れ具合で”強調できるようにもなってます。
ANTARES Auto-Tune 5 TDM ¥83,790
ANTARES Auto-Tune 5 TDM with iLok ¥89,040
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2007/02/18
Euphonix MC取り扱い開始。ROCK ON PROにて展示中です。
Euphonixの提案するハイスピード・イーサネット・プロトコルEuConテクノロジーを採用した、Media application Controller、Euphonix MCの取り扱いを、ROCK ON PROにて開始いたしました。
EuConネイティブ・アプリケーションのみならず、HUI、Mackie Controlプロトコルも内包したEuConは、Pro Tools、Logic Pro、NUENDO、Pyramixのほか、Final Cut Pro、FileMakerを含めた、様々なグローバル・コントロールが可能です。ぜひ、店頭にてその実力をお確かめください!
EuConテクノロジー
EuConとは、Euphonixが開発したハイスピード・イーサネット・プロトコルの名称で、DAWソフトウェア・アプリケーションに、ダイレクトにコミュニケートを行い、ハードウェア・コントロール・サーフィスを実現するテクノロジーです。
Gigabitイーサネットを使用した、ネットワーク・コントロールを実現
最高レベルの解像度を誇る、フェーダーおよびコントロール・ノブ(12Bit)
EuConのほか、HUI、Mackie Controlプロトコルをサポート
MC搭載のトラックボール/キーボードを含め、イーサネットによるシンプルな接続を実現
Mac/PCサポート
複数のアプリケーションをマルチにコントロール可能
ソフトウェアにマッチしたコントロール・スイッチの表示
ソフトウェアのコマンドに、ダイレクト・アクセス
System 5-MCチャンネル・ストリップによる、プラグイン・コントロール
EQ & Panを含む、マルチ・フォーマットでのメーター表示
Euphonix MC Media application Controller
シンプルかつ分かりやすく、余裕を持った配列がされているMC本体は、ユーザーの作業環境に応じた、柔軟なオペレーションを実現します。
お問合せは、弊社営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
Euphonix MCオフィシャルサイトはこちら >>
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2007/02/17
Pro Tools HD 7.3.1cs1 for OS X & WinXP
Mac OS X & Windows XP対象のPro Tools HD 7.3.1cs1がリリースされました。
Mac & Windows修正点:
修正済み:オーディオ録音中にセンドのレベル調整を行うと、セッションを再度開いた際にレベルが0にリセットされてしまう問題点 (Item #86186) *この問題は、センドに対してオートメーションが書かれていない状態で発生しておりました。
Mac OS Xの修正点:
修正済み:Logic Pro 7.2.x (ダイレクトTDMコンフィギュレーション)にて、"Auto Input Monitoring"を無効にすると、 ランダムにエラー・メッセージが表示される問題点 (Item #85250) *この問題は、"Auto Input Monitoring"が有効であると発生しませんでした。
Windows XPの修正点:
修正済み:OMFのビデオクリップをタイムライン上で移動させると、アクセス違反が発生する問題点 (Item #85536) *この問題は、ワークスぺースよりドラッグ・ドロップでインポートされたOMFビデオクリップをタイムライン上で移動させると発生し、"Could not complete the Region Slide command because Access violation occur"というアクセス違反のエラーメッセージが表示されておりました。
Pro Tools Software csバージョン使用上のご注意
Pro Tools csアップデータは、上記のような、作業に支障のあるPro Toolsユーザーのみ、このアップデートをご利用頂くことを推奨します。これらCS(customer supportの略)リリースは、特定の問題を解消した、暫定的にリリースされたPro Toolsアプリケーションです。これら暫定バージョンをインストールする事により、別の問題が生じる事は確認されておりませんが、全てのCSバージョンはDigidesignにより完全な動作保証が行われている訳ではありません。
詳細情報は、以下のリンクでご確認ください。
Pro Tools HD 7.3.1cs1 Update for Apple Mac OS X
Pro Tools HD 7.3.1cs1 Update for Windows XP
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2007/01/18
Pro Tools HD Accel TDMプラグイン対応となってAltiverb 6 XL登場!!
前々からうわさになっていたAudioEase AltiverbのTDM化が、ついに現実のものとなりました!
さらに、まるでタイミングを見計らった様に、Mac Proでも動作可能なUniversal Binaly(PPC & Intel)バージョンでの登場です。
もちろん、5.1chサラウンド・サウンド対応となっており、96kHzまでのサンプルレートをサポート。48kHzまでのTDM上では、ゼロ・レイテンシー(96kHzの場合は0.2msec)を実現し、快適な動作環境を約束します。当初はHD Accel Chipのみの対応となりますが、将来的にはHD CoreでのProcess Chipにも対応がアナウンスされており、あらゆるPro Tools HDユーザーが、その重厚でリアルな音場再生を行えるでしょう!
気になるチップの占有率ですが、Mono to Stereo、2.1secのSmall Concert HallプリセットでAccelチップ1つとなっており、CPUのオーバーロードにを気にせず、安定したミックスを行う事が可能です。Alutiverb 5からAltiverb 6 XLへのアップグレードは有償ですが、Altiverb 5から、TDM機能と5.1chを除いたAltiverb 6 Regularへのアップグレードは無償で行われる予定です。近日発売予定!詳細は、お問い合わせ下さい!
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2006/12/06
Intel Mac/Power PC/Windows XP対応のPro Tools HD 7.3登場。
2006 AES San Franciscoのdigi Worldでも発表されていた、全プラットフォームに対応する、Pro Tools Software 7.3がリリースされます!今回のアップデートは、作曲やオーディオ・ミキシング、ポストプロダクションに対する機能強化と、作業のスピードアップ化が計られており、より純粋な音楽制作に没頭できるようになっています。Pro Tools HD 7.3および、Pro Tools LE 7.3のアップグレード・パッケージ版は、年内〜年始頃のリリースが予定されており、現在お持ちのバージョンにより、アップグレード価格が異なりますので、ご不明な点はお問い合わせ下さい。
2006年11月5日以降にご購入のユーザーは、無償アップデートの対象となります。登録ユーザーの方にdigidesignよりメールでご案内が届く予定です。
Avid Mojoは、Pro Tools HD 7.3 & Intel Macではサポートされていません。Avidビデオ・オプションをMac OSで使用される場合は、PowerPC & Pro Tools HD 7.3にてご使用下さい。
Pro Tools M-Poweredのパッケージ販売はありませんので、DigiStoreにてご購入下さい。
楽曲をより簡単に作曲
新しい「ダイナミック・トランスポート」モードでは、新機能である「プレイ・スタート・マーカー」を置くだけで、現在の選択範囲に影響を与えず、タイムラインのどこからでも再生を開始できます。また、ループ選択範囲をプレイ・スタート・マーカーとは独立して編集や移動でき、その全てを、トランスポートをマニュアルで停止せずに実行可能。さらに「ループ・プレイバック」も、マニュアルで停止/再生を行わなくても、自動的に選択範囲をアップデートします。新しい「ループ・トリム・ツール」を使えば、オーディオやMIDIリージョンを瞬時にループ可能。その上、オーディオ・ファイルのオーディションも簡単になりました。新しい「ループ・プレビュー」モードにより、DigiBaseブラウザ内で選択したREX及びAcidファイルを素早くオーディションでき、また「自動プレビュー」を使えば、単数/複数のファイルを選択時に、自動的にオーディション可能です。
選択範囲とは独立して再生を動作させる「ダイナミック・トランスポート」モード
トランスポートをマニュアルで停止/再生させずに、ループ・プレイバックを自動的にアップデート
オーディオ及びMIDIリージョンをユーザーが簡単にループできる「ループ・トリム」ツール
「クリック・トラック作成」コマンド及び初期設定
「新規トラックのタイムベースはティック」とする初期設定でループベースのワークフローをスピードアップ
キーの変更及び転調を可能とする調号ルーラー
Pro ToolsとSibeliusノーテーション・ソフトウェア間のワークフローを体系化する「Sibeliusへ送る」コマンド
DigiBase内の「ループ・プレビュー」及び「自動プレビュー」オプション
RTASエンジンのエラー抑制オプション
MIDIのレコーディング及び編集、エクスポートの追加機能
編集とミックスを、より素早く。新しい編集&ミキシング機能。
作品をタイムフレーム内に正確に収めたい場合には、業界でも最高クラスのアルゴリズムを搭載した新しいDigiRack Time Shiftプラグインにより、パワフルなタイム・ストレッチ及びピッチ・シフトを実行できます。音楽プロダクションにおけるループのリサイズに最適なThime Shiftには、一般的なプルアップ/プルダウン操作用のプリセットも用意されているため、簡単に操作できる一方で、ポストプロダクションの用途にも不可欠なツールとなります。
トラックの追加及び並び替え、インサート及びセンドの作成と移動、コピー、I/Oルーティングの調整をオンザフライで実行
秀逸なタイム・コンプレッション/エクスパンションを実現するTime Shift DigiRackプラグイン
DigiBaseブラウザから空白のインサート・スロットまたはアクティブなプラグイン上へプラグイン設定をドラッグ&ドロップして、プラグインを瞬時にオープン&設定をリコール
最近の10セッションへ素早くアクセスできる「最近のセッションを開く」メニュー
望む方法で作業可能。新しいカスタマイズ機能。
「ズーム切り替え」の新たな初期設定により、ズーム時のトラック高とトラック・ビュー、編集グリッドの分解能を指定可能となりました。トラック高は連続可変となり、クリック&ドラッグだけでトラックの高さを素早く調整できます。また、トラックの高さセレクターには、より多くのトラックを同時に表示できる「マイクロ」と、画面全体にトラックが拡大されるため選択範囲の表示や編集に便利な「ウィンドウに合わせる」という、2つの新しいオプションも用意されました。
カスタマイズした表示アレンジメントを瞬時にリコールできる最大99のウィンドウ構成(スクリーン・セット)
「メモリー・ロケーション」のカスタマイズ
「ズーム切り替え」のカスタマイズ機能により、ズーム切り替え時のトラック表示及びトラック高を定義可能
トラックを自由な高さへ素早くリサイズできる、トラック高の連続可変機能
ポスト・プロダクションの新たな強化。
Pro Tools HD 7.3には、HDフレーム・レートを表示する2番目のタイム・コード・ルーラーによりHDの統合性が向上しており、HDとSDの両タイムベース上の位置を表示でき、1/2フレーム単位でナッジが行えます。また、Avidビデオ・ワークステーションとの互換性のため、AAF (Advanced Authoring Format) ファイルをHDフレーム・レートのタグ付きでエクスポート可能です。
HDビデオ・ワークフローをサポート
Windows XP上でAvid Interplay統合
フィールド・レコーダーからのオーディオのコンフォーミングをサポート
インポート中にオーディオ・メディアのプルアップ及びプルダウン可能
ハードウェア・サポート
Apple IntelベースMac
Pro Tools HD 7.3 softwareは、Digidesignが動作検証を行ったWindows XP及びMac OS XベースのPro Tools|HDシステムに加えて、動作検証済みのApple IntelベースMacでも動作するため、Mac ProをベースとするPro Tools|HDシステムを構築できます。
Windows XP上でMacフォーマットのHFS+ディスクをネイティブ・サポート
MacフォーマットのHFS+ディスクをサポートするため、Windows XP内でWindowsとMacコンピューター間のセッション交換が可能になりました。インストーラー・メニューのオプションとして用意されるこの新機能により、ミックス・プラットフォーム環境におけるワークフローと効率が大幅に向上します。
Avid Mojo及びAvid Mojo SDI
Pro Tools HD 7.3はAvid Mojoと新たなAvid Mojo SDIをサポートするため、ビデオやフィルム用にオーディオをミキシングための、Avidビデオ・ワークステーションとのワークフローを橋渡し可能です。なお、本Pro Toolsリリースでは、IntelベースMacでAvid Mojo及びAvid Mojo SDIがサポートされていないことに注意してください。サポートは2007年のPro Tools HDソフトウェア・リリースで予定されています。Mac上でAvideビデオとの作業が必要な場合は、PowerPCベースMacとPro Tools HD 7.3 softwareを使用することが可能です。
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2006/12/01
Pro Tools HD 7.2.1 for Mac Pro互換情報
Intel搭載のMac Proに対応した、Pro Tools HD 7.2.1の追加互換情報の詳細は、Digidesign Japanさんのサイトでもご確認いただけます。Pro Tools HD 7.2.1で動作検証が完了した環境は以下の通りです。
全般
Mac ProにPCIeのホストカードがインストールされているケースのDigidesign HD|Expansionシャーシ
VENUE D-ShowシステムとのHDx Record/Playback オプション
ハードディスクを使っての録音 & 再生
内蔵SATAドライブ
FireWire ドライブ
SCSI ドライブ(ATTO ExpressPCI UL5D dual-channel Ultra320 PCIeホストアダプター併用で)
MIDI コントロールサーフィス
Mackie Designs HUI
CM Labs MotorMix
Surround Panner Option for Pro Tools by JLCooper Electronics
Digidesign Core Audioドライバー・アップデート
このアップデートは、Pro Tools HDシステムで、Pro Tools HD 7.2.1と Mac Proで使用するユーザーでCoreAudio対応のアプリケーションを 使用される方すべてが対象となります。Pro Tools HD 7.2.1 ウェブインストーラーとPro Tools HD 7.2.1 CDで インストールされているシステムは全てこのパッチが必要となります。
Pro Tools HD 7.2.1対応のDigidesign CoreAudio ドライバーパッチ >>
Pro Tools HD 7.2.1とMac Proでの非対応
以下にリストされる製品は、IntelベースモデルのMacProで動作する Pro Tools HD 7.2.1では非対応となっております。
Avid Video
Avid Mojo (以下を参照してください)
Media Station|PT 1.8.2
ATTO ExpressStripe for Avid video ドライブ
Apple Logic Pro 7.2 in DAE モード
Logic Pro 7.2は、Universalバージョンで、IntelまたはPowerPCの両システムでネイティブ環境として動作しますが、Pro Tools 7.2.1での DAEモードには対応しておりませんので、現時点ではDAEモードではご利用いただけません。
IntelベースのMacにインストールされたDigidesignハードウェアを使ってLogicを使用されたい場合は、Core Audioドライバーをご利用ください。
IntelベースのMacにインストールされたPro Tools HDを使用して、Logic ProでDAEモードで使用するには、Apple社より供給される アップデーターが必要となります。この詳細に関しましてはApple社の サポートまでお問い合わせください。
Avid Mojoは、このリリースでは非サポート
Pro Tools HD 7.2.1は、Avid Mojoをサポートしておりません。Avid社は最近、全てのAvidビデオ機器のIntelベースMacへの対応は2006年末を予定しているというアナウンスを発表しましたが、Digidesignでは、2007年を予定しております。Pro Tools 7.2の環境で Mojoをご利用頂きたい場合は、PowerPCの環境でご利用ください。
HDインターフェイスのファームウェアアップデートはこのリリースでは非サポートとなります。
Pro Tools HD 7.2.1ではHDインターフェイスのファームウェア・アップデートをサポートしてない為に、DigiTestを使用してファームウェアの アップデートを行わないようにしてください。もしファームウェアをアップデートされてしまいますと、そのインターフェイスは、Pro ToolsまたはDigiTestより 認識されなくなりますので、絶対に行わないでください。もしされてしまった場合は、PowerPCのモデルのMacとPro Tools 7.2以下のシステムで再度ファームウェアの アップデートを行っていただく必要がございます。
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2006/12/01
Pro Tools HD 7.2cs2、Pro Tools HD 7.2.1cs2リリース
Mac OS X & Windows XP対象のPro Tools HD 7.2cs2および、Mac Pro対象のPro Tools HD 7.2.1cs2がリリースされました。
Mac & Windows修正点:
修正済み:ビデオトラックを含むセッションを再度開く際、それらのビデオファイルがオーバーライトされてしまう事がある (Item # 82397) *ファイルネーム及びその拡張子によっては、二回目以降キャプチャーされたビデオファイルが、セッションファイルを再度開き直した際に初期にキャプチャーされたビデオファイルと置き換わってしまう。 *これは、初回キャプチャー後、"別名で保存" "コピーを保存"にてセッションデータを一旦保存、或いはVideo Trackを新規セッションにインポートした後、このセッションデータを開き直す際にこの問題が起こりえます。
修正済み:"Auto-Write On Stop"モード使用時に、オートメーションが正常に書き込まれない事がある (Item #82271) *"Auto-Write On Stop"モード(to start, to all/selection, to end)が、Automatch処理後でも、Trim以外の全てのオートメーション書き込みに影響します。
修正済み:Avid .WAVファイルをインポートした場合、その後セッションを再度開き直す際にオリジナルタイムスタンプ情報がリセットされてしまう (Item #81997) *正常なSoundroll timestampsがAvidシステム(ソフトウェア)上のsource bin.にて確認できる場合にはこの限りではありません。 *Automatic matching 機能が、Field recorderとPro Toolsシステム間でのワークフロー上、阻害される事になります。
修正済み:Embedded OMFシーケンスをインポート後、正常に再生されない事がある (Item #82926) *OMFファイルが "Read only"或いはロックされている状態では、全てのregionが単一のオーディオにて再生されてしまい、再度読み込もうとしても、"Some regions were truncated or removed from the region list or timeline because they referred to files which are too short."(幾つかのリージョンは短すぎる為…)といったアラートが表示されてしまう 。
Macのみ対象の修正点:
修正済み:編集中、意図していない範囲が選択されてしまう (Item #76606) *アンクリック(クリックボタンから手を離す)と同時にマウスやトラックボールを水平方向へ動かした際にこの問題が起こりえます。
Intel Mac、PowerPC Mac、Windows対象の修正点:
修正済み: 23.976 或いは29.97 fpsのOMF又はAAFを読み込んだ際、タイムライン上、正常にregionが展開されない (Item #83338) *23.976 OMF 読み込み時の問題です。
修正済み:Drag and DropにてMXF Audioファイルのインポート及び.wavへのコンバート時、セッションデータが保存できない (Item #83900) *Drag and Drop或いは、変換及びコンバートが強制的におこなわれる手順上でこの問題が起こりえます。 *この問題は "Import Audio" ダイアログから、コンバートをかけたインポート手順では起こりません。
詳細情報は、以下のリンクでご確認ください。
Pro Tools HD 7.2.1cs2 Update for Apple Mac Pro
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&itemid=24013
Pro Tools HD 7.2cs2 for Mac OS X (PowerPC)
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&itemid=24038
Pro Tools HD 7.2cs2 for Windows XP
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&itemid=24039
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2006/12/01
Mac OS X 10.4.7以上でMedia Station|PTを使用する場合の注意点
この件に関する互換情報は、Digidesign Japanさんのサイトにも記載されており、必要となるドングルのドライバーも同ページ内にあります。※ダウンロードを行うためには、プロフィールを作成した上で、ログインを行っていただく必要がございます。
*Mac OS X 10.4.7以上でMedia Station|PT 1.8.2を使用される場合、Avidのドングル・バージョン1.0.0.3だと正常にアプリケーションが動作しません。
Mac OS X 10.4.7以上に対応している、Avidドングルへのドライバー・バージョンアップは、以下の方法で行います。
以下のリンクより、ドライバーをダウンロードします。
http://www.safenet-inc.com/support/files/SMD1.0.0.3.zip
このドライバーをインストールするには、現在起動されているMac OS Xへのアカウントは必ず管理者の権限でログインしてください。
ダウンロードしたSentinelDriver1.0.0.3.pkgをダブルクリックします。
インストールの画面に従いながら先へ進みます。途中ドライバーのインストール先を聞かれましたら、必ずMedia Stationのインストールされているボリュームを選択してください。
インストールをクリックします。
インストールが完了したら、再起動してください。
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2006/12/01
Pro Tools LE/HD 7でのWindows互換情報。
以下のモデルのWindows CPUが、Pro Tools LE 7.1/7.1.2 & Pro Tools HD 7.2にてサポートされました。
Pro Tools HD 7.2にて対応
Dell Precision Workstation 690
HP xw8400 Workstation
両方のCPUとも、Dual-Core Intel Xeon 51xx プロセッサー(AKA Woodcrest)を搭載しております。Intel 5000x チップセット(テスト中:Dell 690 でのビデオカードの動作検証を現在行っております。HP 8400 は、Avid ビデオでは動作検証済みです)
Pro Tools LE 7.1/7.1.2にて対応(XEON)
Dell Precision Workstation 690
HP xw8400 Workstation
Dell Precision Workstation 490
Dual Core Intel Xeon 51xxプロセッサー(AKA Woodcrest)を搭載しております。Intel 5000x チップセット
Pro Tools LE 7.1/7.1.2にて対応(Core 2 Duo)
Dell Precision 390
HP xw4400
Dual Core Intel Core 2 Duo プロセッサー(AKA Conroe)を搭載しております。Intel 975X Express チップセット
各製品の互換性ドキュメントはこちら
Pro Tools HD 7.2 Windows Compatibility
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&eid=2579
Windows Desktop 002 & 002 Rack Compatibility
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&itemid=22766
Windows Desktop Mbox & Mbox 2 Compatibility
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&itemid=22765
Windows Desktop Mbox 2 Pro Compatibility
http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&itemid=23649
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2006/11/13
安全で快適なデータ転送!DigiDeliveryのススメ。
DigiDeliveryという機器の名称は、すでにご存知の方も多いハズ。しかし実際に使用しているケースは、まだまだ少数で一般的とは言えません。
DigiDeliveryは、ファイルを送信する一種のサーバーですが、難しく考える必要はありません。普段メールにファイルを添付送付しているのと同じくらい簡単に、そして安全に大容量のファイル送信が行えるのです。一度使ったら、その便利さに手放す事が出来なくなる事請け合いのDigiDeliveryは、意外とその魅力が理解されていません。今回は、その詳細をご紹介いたします。
ファイル転送の手順
例として、スタジオで作業を行い、作業の続きを自宅のシステムで行う場合を想定します。
スタジオでセッション終了後、Pro ToolsマシンでセッションファイルをDigiDeliveryのアイコンにドラッグ&ドロップ。送り先のメールアドレスを入力し送信。
メールソフトでメール受信。DigiDeliveryからの通知メールを開き、リンクをクリック。保存先を選択し転送が開始します。
指定した保存先に、Digideliveryからファイルの送信が行われます。
自宅での作業が完了したら、またDigideliveryにポスト(※)して翌日スタジオで作業の続きを・・・・。 (※Digideliveryへのアクセスには、アカウントとパスワードが必要です。)
DigiDeliveryクライアント・ソフトウェア
DigiDeliveryは、あらゆるサイズの、あらゆる種類のファイルを世界中のどことでも交換可能です。必要となるのは、DigiDelivery上のアカウントと、DigiDeliveryクライアント・ユーティリティ・ソフトウェアだけです。
DigiDeliveryクライアント・ソフト・ダウンロード >>
DigiDeliveryクライアント・ソフトを立ち上げると、右のようなウィンドウが開きます。
ファイルを送信する場合、ドラッグ&ドロップでファイルを追加するか、"Add File or Folder..."コマンドで送信したいファイルを指定します。
もちろん、送信するファイルの名前が分からなくなるといけません。Delivery Nameに何のファイルが入っているか、すぐに分かる名前をつけましょう!
次のステップに進むと、デリバリーを行うアカウントのログイン画面に移ります。
左のウィンドウの様に、ユーザーネーム/パスワードの入力を行い、次に進みます
DigiDelivery Serve|LTの場合は、送信可能なスタンダード・アカウントは1つしか持てませんが、Serve|GTの場合は、このアカウントを無制限に持つ事が可能になります。
最後に、ファイルを受信する相手方のメールアドレスを入力すればOKです!
もちろん、同一のファイルをエンジニア/プロデューサー/ミュージシャン等の複数の相手に、同時に送信が可能です。
送信相手のリストが完成すると、DigiDeliveryは、指定された全てのファイルを集め、暗号化されたロスレス・データとして送信の銃日を整えます。
あとは、DigiDeliveryが送信したメールに埋め込まれたリンクを、受信者がクリックするだけで、ファイルのダウンロードが始まります!
DigiDeliveryを使用する事のメリット
上記の順序の例のように、スタジオと自宅間など異なる作業場を移動する際を思い浮かべてください。
ハードディスクドライブを持ち運ぶ訳ではないので、運搬時のハード的トラブル回避
デリバリーのポストは、通常のCD-RやDVD-Rへのコピーに比べ高速。終了後、コピーを待つ必要なし。
ファイル自体は、メールサーバー等に蓄積するわけではないので添付書類の容量制限無し(Digideliveryの搭載HD残容量が上限になります)
レジューム機能で、ダウンロードが中断した場合でも、続きからのダウンロードを再開することが可能。
セッション・アイコンをDigideliveryクライアント(ソフト)にドラッグするだけでオーディオやビデオ、プラグイン設定を含む、全ての関連ファイルが“パッケージ化”。取りこぼしが起きません。
データを蓄積するサーバーではないため、不要なデータが蓄積しない(完了後自動削除)。
全てのデリバリーはポストされる前にクライアント上で暗号化され、安全キーを持つ受信者だけがダウンロード及び暗号解除を実行
デリバリーするファイルは、Pro Toolsのファイルに限定されず、あらゆるファイルの送信が行えます。
このようにいい事ばかりですが、一般的にまだ浸透しないのは”サーバー”という難しい機器と思われているからでしょう。
Digideliveryの最初のセットアップは、Network Setup Wizardを使用し、ほんの5分足らずで設定は完了します。 設置する環境のネットワークによっては、そのDigidelivery外のルーターなどの設定が必要になりますが、無線LANや複数台のPCを接続するような環境を構築した事がある方であれば、簡単に行えます。唯一重要なのは、固定IPでそのIPをルーターを介しDigideliveryに当てる点のみです。
DigiDeliveryのタイプ
DigiDeliveryは、2種類が用意され、コラボレーション・ワークフローにより選択が可能です。
Digidesign Serv|LT
小規模~中規模のファシリティへ適合し、20ペンディング・デリバリーをストアできます (最大で合計80 GB)。この設備は、デリバリー(配達物)を誰とでも交換できる1つの“スタンダード”アカウント、そしてこのスタンダード・アカウントとデリバリーを交換できる無制限の“ゲスト”アカウントをサポートします。
Serv|LTは1スタンダード・アカウントをサポートしているため、送られてくるデリバリーは全て単一のE-mailアカウントへ送られます。
Digidesign Serv|GT
より高速なデータ・スループットと無制限のデリバリーをストア可能 (最大で合計500 GB)。
無制限の“スタンダード”アカウントとフル・ブランディングが可能なため、ミスの許されないメジャー・ファシリティにも最適です。
Serv|GTは無制限のスタンダード・アカウントをサポートするため、信頼できるユーザー全てが、独立したE-mailアカウントでデリバリー通知を受信可能です。
お見積もり、ご相談はお電話(03-3477-1776)、またはメールにて!
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2006/11/01
McDSP EmeraldPack HD, Native新登場!
Pro Tools用EQ、コンプレッサーの代名詞となったFilter Bank、Compressor Bankから最新のマスタリング・リミッターML4000まで、9つのプラグインを1つにパッケージ。およそ55万円以上も節約のお得なバンドル。
新製品ML4000は、あらゆる場面で使える、高解像度のリミッター。ML1は、数段階のリミッター動作を組み合わることにより優れたピーク検知を実現した、シングルバンド・マスタリング・リミッター。ML4は、4バンドのゲート、エキスパンダー、コンプレッサーと、マスタリング・リミッターを組み合わせた、マルチバンド・マスタリング・プラグイン。
TDM, RTAS, ASを含むHD版に加え、新たにNative版(RTAS, AS)も登場。プリセットやPTセッション・ファイルは完全互換です。
McDSP EMERALD PACK HD ¥335,000
McDSP EMERALD PACK NATIVE(RTAS) ¥199,500
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2006/09/19
Mac Pro対応のPro Tools HD 7.2.1リリース。
QuickTimeとの親和性向上、複数トラック/カット編集が可能になったビデオトラック、VCAスタイルでのオートメーション、Fairlightユーザーにも納得の編集機能、さらに洗練された操作性等、盛りだくさんの機能を搭載し、全てのPro ToolsユーザーにマストなPro Tools HD 7.2ですが、早くもIntelベースのMac Proに対応した、Pro Tools HD 7.2.1がリリースされました!
Pro Tools HD 7.2.1とMac Proに対応した、HDpackおよびMassivePack 5も、段階的にアップデート版がリリースされます。Pro Tools HD 7.2.1 Softwareは、Mac Pro専用アプリケーションです!
Pro Tools HD 7.2.1 Software概要
Pro Tools HD 7.2.1は、Pro Tools HD 7.2 softwareの無償アップデートで、Mac Proのみのサポートを提供します。このアップデートには、Pro Tools 7.2以降の新機能は搭載されておらず、PowerPCベースのMacintoshやWindowsベースのコンピューターでは機能せず、またインストールすることもできません。このアップデーはを無償ダウンロードにて、9月19日よりPro Tools HD 7.2ユーザーへ提供開始されます。このソフトウェアを使用するには、所有するPro Tools HD 7.2 softwareのオーソリゼーションを利用して、Pro Tools HD 7.2.1をiLok USB Smart Keyにてオーサライズする必要があります。
Pro Tools HD 7.2.1ダウンロードはこちら >>
Pro Tools HD 7.2互換情報はこちら >>
Mac Proに対応したHDpack 6.0.1リリース
9月22日より、HDpack 6.0.1の出荷も開始される予定です。このHDpack 6.0.1は、Pro Tools|HD及びPro Tools|HD Accelシステムへ同梱されるHDpack 6.0プラグインの、Mac Pro 互換バージョンを提供する無償アップデートです。現HDpack 6.0ユーザーは9月19日より、DigidesignのWebサイトからHDpack 6.0.1インストーラーをダウンロードすることも可能です。HDpack 6.0.1には、Mac OS X (Mac Pro)、Mac OS X (PowerPC)、Windows XP向けのプラグインが収められています。
※2005年にリリースされたHDpackにはAmp Farm 2.0が同梱されておりましたが、下記リンクからダウンロードできるHDpackインストーラにはAmp Farm 3.10が含まれますので、使用されているiLokにAmp Farm 3のオーサライズキーが必要です。もし、Amp Farm 3のキーをお持ちで無い方は、先ずAmp Farm 2からAmp Farm 3へのアップグレードを購入して頂く必要があります。
HDpack 6.0.1ダウンロードはこちら >>
HDpack詳細はこちら >>
Mac Proに対応したMassivePack 5 v2.0近日リリース
大好評をいただきました、MassivePack 5プラグインのMac Pro互換アップデートも無償提供され、9月19日以降、アップデート版がWebサイトへ順次ポストされる予定です。Mac Pro互換のMassivePack 5 v2.0プラグインは、10月6日までに全プラグインがWebサイトへポストされる見込みです。
MassivePack 5 v2.0ダウンロードはこちら >>
今後のIntel Mac Proへの対応予定(Avid Mojo)
Pro Tools HD 7.2.1は、Avid Mojoには対応していません。Avidは先頃、ビデオ製品が2006年末までにIntelベースMacプラットフォーム互換となることをアナウンスしており、DigidesignはAvid Mojoのサポートを、その後2007年に行われるPro Tools HD softwareのリリースで行う計画です。それまでの間、Macプラットフォーム上でAvid Mojoを使用したいPro Tools|HDユーザーは、動作検証済みの PowerPCベース・コンフィギュレーション上でPro Tools HD 7.2 softwareをお使いください。
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2006/09/13
FireWire接続のMBox 2 Proが登場。
Digi 002は持ち運びに苦労するが、Mbox 2だと入力が足りない。手軽にPro Toolsで96kHzの編集をしたい。そんな要望に応える新製品がMbox 2 Proです!
新たなMbox 2 Proは、FireWire接続で必要にして十分な入出力を誇り、96kHzセッションにも対応した、パワフルなマルチトラック・レコーディング/ミキシングをこなします!
Digidesign Mbox 2 Proは、真にプロフェッショナルなサウンド・クオリティを実現する、ポータブルな高品位オーディオ/MIDIプロダクション・システムです。コンパクトなインターフェースにバラエティ豊かな接続オプションを搭載し、パワフルなマルチトラック・レコーディング及びミキシング能力が実現しているため、インスピレーションが生まれる場所に持ち込んでの制作作業が可能。またMbox 2 Proには、数々の賞を獲得する業界標準のPro Tools LE softwareと、50種以上のエフェクト及びインストゥルメント・プラグイン、すぐに制作作業を開始できるパワフルなツール・コレクションのPro Tools Ignition Packも同梱されています。
ハードウェアの特徴
プロフェッショナルなサウンド・クオリティ及びパフォーマンス
FireWireバスパワー* または同梱の電源アダプターで動作
最高24-bit/96 kHzによるスタジオグレードのオーディオ解像度をサポート**
4アナログ入力 (XLR/TRSコンボ・ジャック x 2、1/4" TRSジャック x 2)
6アナログ出力 (1/4" ジャック)
2インストゥルメントDI入力をフロント・パネルに装備
2チャンネルS/PDIFデジタルI/O (RCA)
ターンテーブルをダイレクト接続可能な内蔵PHONOプリアンプ入力 (RCA)
1 MIDI入出力 (16チャンネル入力/16チャンネル出力)
MIDI Time Stamping (MTS) サポートにより秀逸なタイミングと精度を実現
BNCワード・クロックI/O
低レーテンシー・モニタリング
ボリューム・コントロール付きの専用スタジオ・モニター出力
独立ボリューム・コントロール及びAltソース・スイッチを装備した2ステレオ・ヘッドフォン出力
コンデンサー・マイクロフォン用48Vファンタム電源
*FireWire経由で電源を取るには6-pin FireWire接続が必要です。 **Mbox 2 Proは88.2/96 kHzサンプル・レートでの外部シンクは非サポートです。
ハードウェアの特徴
プロフェッショナルなサウンド・クオリティ及びパフォーマンス
FireWireバスパワー* または同梱の電源アダプターで動作
最高24-bit/96 kHzによるスタジオグレードのオーディオ解像度をサポート**
4アナログ入力 (XLR/TRSコンボ・ジャック x 2、1/4" TRSジャック x 2)
6アナログ出力 (1/4" ジャック)
2インストゥルメントDI入力をフロント・パネルに装備
2チャンネルS/PDIFデジタルI/O (RCA)
ターンテーブルをダイレクト接続可能な内蔵PHONOプリアンプ入力 (RCA)
1 MIDI入出力 (16チャンネル入力/16チャンネル出力)
MIDI Time Stamping (MTS) サポートにより秀逸なタイミングと精度を実現
BNCワード・クロックI/O
低レーテンシー・モニタリング
ボリューム・コントロール付きの専用スタジオ・モニター出力
独立ボリューム・コントロール及びAltソース・スイッチを装備した2ステレオ・ヘッドフォン出力
コンデンサー・マイクロフォン用48Vファンタム電源
* FireWire経由で電源を取るには6-pin FireWire接続が必要です。
** Mbox 2 Proは88.2/96 kHzサンプル・レートでの外部シンクは非サポートです。
ソフトウェア・バンドルの内容
DigiRackプラグイン
DigiRackプラグインにより、EQやダイナミクスからディレイ、リバーブに至るまで、プロフェッショナルなリアルタイム及びファイルベース・エフェクトがバラエティ豊かに提供されます。
Bomb Factoryプラグイン
Bomb Factoryプラグインは、最高クラスのデジタル・エミュレーションを行うメーカーによる、業界でも高く評価される有名なアウトボード機器のパワフルなエフェクト及びユーティリティを提供します。
Xpand! サンプルプレイバック/シンセシス・ワークステーション
DigidesignのAdvanced Instrument ResearchグループによるXpand! は、1,000以上のプロフェッショナルなサウンドと500ものコンビネーション・パート・プリセットを提供します。
Pro Tools Ignition Pack
Pro Tools Ignition Packは、人気の高いサードパーティ製プラグイン及びソフトウェア・アプリケーションなど、魅力的な作曲及びプロダクション・ツールを提供します。
Mbox 2 Pro Factory
Mbox 2 Pro Factoryには、Mbox 2 Proと同じハードウェア及びソフトウェアに加えて、Digidesign及びBomb Factoryの追加プラグイン5種 (13万円以上に相当) と、iLok USB Smart Keyが付属しています。
Digidesign MaximTM
オリジナル・サウンドの整合性を維持しながら、全体的なオーディオのレベ ルを最適化する、ワールドクラスのピーク・リミッティング&サウンド・レベル・マキシマイジング・プラグイン。
Bomb Factory Moogerfooger Analog Delay
ボブ・モーグ氏のクラシックなアナログ・デザ インをベースとしたウォームなディレイ。
Bomb Factory JOEMEEK VC5TM Meequalizer
トレブル/ベース回路とスウィープ可能な ミッド・コントロールを備えた、カスタムJoe Meekボックスを再現したイコライザー。
Bomb Factory JOEMEEK SC2TM Photo Optical Compressor
世界中のトップ・プロデュー サーが使用するハードウェア・ユニットをモデリングした、独自のエッジを持つコンプレッサー。
Bomb Factory Cosmonaut VoiceTM
テレフォン・ボイスや惑星間通信エフェクト、ディストーショ ン、さらに先頃機密解除されたロシアの宇宙フィルムそっくりのトーンを、ファンキーなインターフェー ス上で実現する別世界のプラグイン。
Mbox 2 ProとMbox 2の重要な相違点
I/O数の違い: Mbox 2 Proは、Mbox 2より多くの同時I/Oをサポートしています。
ハイ・サンプル・レート: Mbox 2 Proは最高96 kHzサンプル・レートをサポートしています****; Mbox 2の最高サンプル・レートは48 kHzです。
MIDI Time Stampingサポート: Mbox 2 Proは、より正確なMIDIタイミングを実現するMIDI Time Stamping (MTS) をサポートしています; Mbox 2では、MTSは非サポートです。
PHONOプリアンプ: Mbox 2 ProはPHONOプリアンプを搭載しており、ターンテーブルをダイレ クト接続できます; Mbox 2には、PHONOアンプは非搭載です。
ワード・クロックI/O: Mbox 2 Proはワード・クロックI/Oを搭載するため、外部ソースへ簡単にロックできます; Mbox 2には、ワード・クロックI/Oポートは用意されていません。
*Mbox 2 Proは88.2/96 kHzサンプル・レートでの外部同期はサポートしていません。 **最大同時I/Oチャンネル数を実現するには、アナログ及びデジタルの両I/Oを使用する必要があります。
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2006/08/05
劇的な機能向上を遂げたPro Tools HD 7.2。
Pro Tools HD Softwareがさらなる進化を遂げて、Ver 7.2としてリリースされました!
革新的なワークフローを実現するPro Tools HD 7.2 softwareは、ポイント以下1つのアップグレードとは思えない、多機能ぶりを誇ります!その機能の多くはユーザーのフィードバックやリクエストをもとにデザインされたものです。業界でも最も包括的なオートメーション・パッケージや、拡張されたビデオ機能、マルチチャンネル・フィールド・レコーダーとの革新的なワークフロー、内蔵ダバー機能、よりプロフェッショナルなメータリング・プラグインなど、劇的に向上した機能セットを備えるPro Tools HD 7.2は、ミュージック及びポストの作業を行うPro Tools|HDシステム 及びICON統合コンソールに不可欠なアップグレードとなっています。
究極のミキシング及びオートメーション
新たなVCAスタイルのグループから、パン・グルーピング、プラグイン・パラメーター・リンクまで、Pro Tools HD 7.2 softwareには、ミキシング・ワークフローの向上に特化した、不可欠な機能が多数搭載されています。新たなオートメーション・モードには、以前はハイエンド・コンソールでのみ利用可能だった先進の機能が組み込まれ、業界でも最も包括的でフレキシブルなオートメーション・システムを実現。VCAフェーダー・スピルや2ノブ・サラウンド・パンニング、新たなジョグ・ホイール・スクロール/ズームなど、ICONワークサーフィスでの操作を強化するようデザインされた多数の追加機能が新たに搭載されたPro Tools HD 7.2 softwareにより、ミュージック及びポストのプロフェッショナルへ、市場でも最高のミキシング・ツールが提供されます。
デジタル・ビデオのフル統合
Pro Tools HD 7.2 softwareでは、Pro Toolsを業界標準のデジタル・オーディオ・ワークステーションとしたシンプルでエレガントな操作性により、統合ビデオの作業も行うことが可能となっています。スタンダードな編集コマンドでオーディオと共にビデオのカットを行ったり、単一のセッション内に複数のビデオ・トラックやプレイリストを作成したりでき、QuickTimeまたはAvidビデオをオーディオと共にQuickTimeムービーへバウンスして、レビュー及び認証作業の高速化も実現。またPro Tools|HD 7.2 softwareでは、H.264を含めた一般的な解像度のQuickTimeムービーを、Avid MojoやAVoption|V10経由でフレームエッジにアラインした再生が可能となりました。
ユニークなマルチチャンネル・フィールド・レコーダー・ワークフロー
現在、大抵のロケーション・サウンドはディスクベースのマルチチャンネル・フィールド・レコーダーでキャプチャーされており、ポストの作業ではガイド・トラックのオーディオをオルタネート・ソース・マテリアルで置き換えるのが一般的になってきています。これは、時間のかかる、退屈な作業になりがちです。iXMLサポートを含めて拡張されたメタデータ機能と、新たなマルチチャンネル・マッチング機能を備えたPro Tools HD 7.2 softwareは、ダイアログ・エディターのこうしたプロセスを劇的に簡略化します。リージョンや選択範囲を右クリックするだけで、オルタネート・ソース・チャンネルへ切り替えることが可能。チャンネルを名前で選択すると、Pro Toolsは即座に新規リージョンを作成して、クロスフェードを再構築します。
新たな“ダバー/ステム・レコーダー”機能
Pro Tools HD 7.2 softwareは、Pro Tools|HDシステムをフル機能のスタンドアローン・ダバーへ変容させます。新たなDestructivePunchレコード・モードにより、各録音済トラックを切れ目の無いファイル内へシームレスにパンチングできるため、ファイルの切れ端をセッションの最後に統合する必要はありません。サードパーティ製パドル・コントローラーのサポートにより、適応性の高い単一のソフトウェア環境のままで、Pro Toolsにより、年季の入ったスタンドアローン・ハードウェア・ダバー/ステム・レコーダーを置き換えることができます。
フレキシブルなメータリング・プラグインを同梱
Pro Tools HD 7.2 softwareにはマルチチャンネル・メータリング及びアナリシス・ツールであるSignalToolsスイートが、無償提供されるPro ToolsプラグインのDigiRackコレクションの一部として、TDM及びRTASフォーマットで同梱されています。SignalToolsには完全に再デザインされたSurroundScopeレベル・メータリング・プラグインが用意されており、よりシンプルになったユーザー・インターフェースと、様々な国際規格による精緻なメータリング、Leq(A) 測定が特徴です。またPhaseScopeは、ステレオ・トラック及びマルチチャンネル・オーディオの2ストリーム間の位相関係を視覚化できる重要なツールです。
SurroundScopeとPhaseScopeは、様々なメーター・タイプ (RMS及びPeak、VU等) とピーク・ホールドのユーザー設定、Leq(A) 測定をサポートしています。サラウンド・ミキシングに最適なSurroundScopeプラグインは、マルチチャンネル・サウンド・フィールドにおける各オーディオ・チャンネルのシグナル・レベルをグラフィカルに表示します。
またPhaseScopeは、知覚コーディングが行われる場合に備えて、ステレオ・トラックやマルチチャンネル出力の2ストリームの出力位相を比較する際に有用です。 SignalToolsは、より正確なミックスを達成するには有用なツールです。簡易化されたユーザー・インターフェースでは、ディスプレイを囲んでいるチャンネル・ボタンをクリックするだけで、そのメーターにフォーカスできるため、チャンネルのLeq(A) または位相比較を簡単に行えます。スケールやその他のパラメーターは、DigidesignのICONやControl|24、Command|8などのミキシング・ワークサーフィスから操作できるので非常に便利です。
こうした機能の追加と向上にも関わらず、Pro Tools 7 softwareは最も簡単に扱えるオーディオ・アプリケーションであり続けます。メニューはよりロジカルに組織化及び体系化されましたが、キー・コマンドに変更はありません。新たなツールティップ機能により、インターフェース内のオブジェクトにカーソルを合わせると解説が表示されるため、インターフェースの理解度も向上します。
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2006/08/03
Pro Tools 7.1cs9 for Mac OS X & Windows XPアップデート。
Pro Tools HD 7.0または7.1対象のPro Tools HD 7.1cs7アップデートがMac OS XとWindows XP版としてリリースされました。以下のリンクよりダウンロードが可能となっております。
Mac OS X:http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&langid=5&eid=32&categoryid=36
Windows XP:http://www.digidesign.com/index.cfm?navid=54&langid=5&eid=41&categoryid=36
このページへ入るには、www.digidesign.comからサポート/アシスタント&ダウンロードをクリックしていただき、ダウンロードに入ってください。この中の カテゴリーから、Pro Tools HD/TDMポップアップより、Pro Tools HD 7.1 MacもしくはPro Tools HD 7.1 Winを選択してください。このCSアップデートは、Pro Tools HD 7.0もしくは7.1ソフトウェア専用です。※ダウンロードを行うためには、プロフィールを作成した上で、ログインを行っていただく必要がございます。
Pro Tools HD 7.1cs9で解消されている問題点
※現時点で明らかになっているPro Tools HD 7.1cs9の問題点として、以下が報告されています。セッションにMP3/MP4ファイルをワークスペース/デスクトップ/ファインダー上からドラッグ&ドロップでインポートした後に、そのセッションの保存が出来なくなります。修正が発表される迄は、ファイルメニューの”オーディオをトラックへ”もしくは”オーディオをリージョンリストへ”で行ってください。
修正済み:5番目のインサートにハードウェアインサートがあるトラック上でスクラブを行うと予期せぬ終了が発生する問題点 (Item #73176)
修正済み:ボリュームの名称が日本語であると、そのボリュームがDigiBase上にマウントされない問題点(Item #73463)Mac only *DVD、CDおよびハードドライブの名称が日本語であると、そのボリュームがDigiBase上にマウントされない問題点が改善されました。この改善により、日本語ボリューム上にPro Toolsセッションが作成できない問題点が改善されました。
修正済み:スクラブもしくはシャトルを実行するとExpansion|HDがオフラインになり、Pro Toolsが予期せぬ終了をする問題点 (Item #75844、78034) *この際、エラーのメッセージには、コミュニケーションエラーおよびDAE-1140/-9161エラーが表示されることがありました。
修正済み:以前に保存されたセッションに含まれる破壊録音で作成されたファイルに追加を行うと、Pro Toolsが反応しなくなる(虹色回転ボール)問題点 (Item #76555) *この問題により、破壊録音を行ってファイルに対して追加をする場合、破壊録音を行い、セッションの保存をし、一度セッションを閉じた上で、再度セッションを開いた後に行う必要がありました。
修正済み:オーディオファイルの再リンク時に発生し得る問題点 (Item #77061、79230) *DigiTranslatorがインストールされてない状態で、Avidオーディオファイルのコピーを”コピーを保存”コマンドで行うと、Pro Toolsが新たなユニークIDを割り振る問題点が解消しました。この問題は、AvidのユニークIDの読み込みにDigiTranslatorを必要としていることに起因しておりました。ユニークIDのないファイルをPro Toolsにインポートし、その後ファインダーレベルでファイル名の変更を行うと、ファイルの再リンクはなされません。このアップデートを実行すると、Pro Toolsは以下のように機能します。セッションを開く際、もしくはオーディオをインポートする際、オーディオファイルに対して必要なユニークIDを自動的に割り当てます。DigiTranslatorの有無に拘らず、AvidのユニークIDを読み込みます。
修正済み:再生直後にオートメーションを書き込むと、オートメーションが正しく書き込まれない問題点 (Item #78032) *この問題点は、再生コマンドを実行し、実際にトランスポートがはじまる前にオートメーションをコントローラーにて書き込む際に発生しておりました。
修正済み:Expansion|HD使用時に、オーディオインポートのダイアログでプレビューを実行するとクラッシュする問題点 (Item #78042)Mac only *Aux入力トラックにRTASのリバーブ系プラグインを使用すると、この問題は悪化する傾向にありました。
修正済み:リモートモードでPro Toolsにシンクロナイザーを接続もしくは再接続すると、クラッシュの原因になることがある問題点 (Item #78430)Mac only *この際、エラーのメッセージには、コミュニケーションエラーおよびDAE-1140/-9161エラーが表示されることがありました。
修正済み:ネットワークのホーム階層を使用する際、ローカルのファイルシステムにライブラリ/Preferences階層が存在しないとPro Toolsが起動しない問題点 (Item #78524)Mac only *ネットワークのホーム階層は、ネットワーク上の複数のコンピューターに同一の設定を提供するために使用されることがあります。この修正により、ライブラリ/Preferences階層はネットワークのホーム階層のみ存在する必要があり、各ローカルシステムには存在する必要がなくなりました。
修正済み:Pro Tools 7セッションでは、他のいくつかの言語が使用できない問題点 (Item #71269、76222) *ドイツ語、ノルウェー語、スウェーデン語、およびフランス/Canadian Frenchがこれに該当しておりました。また、この問題は、DigiBaseの検索欄にも影響しておりました。
修正済み:MachineControlで9-Pinの機器をコントロールする際、Pro Toolsの早送り/巻き戻しを行うと、タイムライン上の選択範囲が表示されてしまう問題点 (Item #75405) *この問題は、初期設定にて「マシンが選択挿入位置/スクラブに追従」が有効に設定されていると発生しておりました。
修正済み:セッションデータのインポートを行う際、「インポート-新規のプレイリストを既存に重ねる」を実行すると既存のプレイリストのオートメーションが書き換えられてしまう問題点 (Item #63172) *スタート時間が2時間目のセッションのデータをスタート時間が1時間目のセッションのオートメーションデータに重ねる際、インポート先のセッションに於いて2時間目以降のオートメーションを事前に消去しておく必要がありました。 *インポート先のセッションのオートメーションがインポート元のセッションのスタート時間に書き換えられてしまい、重ねることによる統合が出来ない問題が解消しました。 *両方のセッションのインサートとセンドが一致している必要があり、一致していないときに書き換えられてしまう問題点が解消しました。
修正済み:システムに負荷が掛かった状態でコントロールサーフィスを使用し、ボリュームオートメーションを書き込む際の不確実性 (Item #75888) *この問題は、トラックアカウントが多く、サラウンドミキサーを使用している状態で発生しておりました。
修正済み:"トランスポート=Pro Tools"の状態でノンリニアーの機器をMachineControlで操作する際、Pro Toolsをオフラインにすると停止コマンドが送信される問題点 (Item #77280) *この問題により、別の9-Pin機器が不必要に停止してしまう症状が発生しておりました。 *この動作の変更は、初期設定の"Non-Linear Transport Erro Suppression"によりのみ有効かされます。
ICON及びXMONファームウェアのアップデート
XMONに接続されているモニタースピーカー及びヘッドフォンの接続を外す
、もしくは無効にしてください。
Pro Toolsを起動します。
設定>ペリフェラルと進み、Ethernetコントローラーのタブを選択します。
有効化を選択します。既に有効になっている場合は、一度このチェックを外し、再度チェックしてください。これにより、Pro Toolsがコントローラーを再スキャンします。
スキャン終了後、ポップアップメニューから、左から右へアレンジしたい順番でICONコントローラーを選択します。
ICONコントローラーのファームウェアアップデートを促された後、「アップデート」をクリックします。
ICONコントローラーのファームウェアアップデートが完了した後、メインユニットの"Utility"スイッチを押してください。
ソフトキーセクションにて"System"スイッチを押し、その上で"XMON Downld"を押して下さい。
以下11〜13の手順のいずれかを行ってください。
もし"Current Firmware"がversion10の場合は、スタートボタンをクリックし、XMONのファームウェアのダウンロードを開始してください。
もし"Current Firmware"がversion11の場合は、XMONのファームウェアアップデートの必要はありません。
もし"Current Firmware"がversion6の場合は、XMONのファームウェアはそのリビジョンの最新バージョンですので、アップデートの必要はありません。
ファームウェアのアップデートが完了する迄、XMONの接続を外したり、電源を落としたりしないでください。
アップデートが完了したら、Utilityスイッチを再度押し、作業を完了させてください。
XMONのファームウェアアップデートを失敗した場合、下記を行ってください。
XMONの電源を切ります。
XMON全面パネルにあるMuteスイッチを押したまま、XMONの電源を入れます。これによりXMONがアップデート可能な状態になります。
再度上記の手順でアップデートを行って下さい。
Avid Mojoユーザー様への注意事項
「PCIeでAvid Mojoを使用する場合の注意点。」の記事をご覧下さい。
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2006/06/17
ラスベガスでの熱狂を東京で!Apple Post NAB2006 Tokyo。
先頃ラスベガスにて盛況の内に幕を閉じたNAB2006。中でもノンリニアの世界ではAvidと二分する盛り上がりを見せたAppleが、東京にてその内容を改めてプレゼンテーションする、Apple Post NAB2006 Tokyoが開催されました。
Final Cut Studioをはじめ、コストパフォーマンスの高いノンリニア・システムの提案を続けるAppleが、いかにこの世界に注力しているかを示しているようなイベントといえるでしょう。
また、関連機器展示コーナーではApple Proアプリケーションを中心とした機器展示がおこなわれていた会場は、熱気で満ちあふれ、特に個人的に気になっていた、AJA KONAおよびBlackmagic Design Multibridge Extremeの展示は、常に人垣が絶えない人気ぶりでした。
オペラシティーにあるAppleコンピューター本社で行われた、Apple Post NAB2006 Tokyoは、セミナールームにおけるプレゼンテーション、Apple Proアプリケーションはもちろん、Sony,Panasonicをはじめとした関連周辺機器展示、そしてXSANを中心としたネットワーク・ストレージの提案の3つに分けて行われていました。
オフライン編集を中心に、急速にシェアを伸ばしているAppleですが、HDコンテンツの増加に、高いコストパフォーマンスで応えようという意欲が、それぞれのコーナーで伝わってきました。
プレゼンテーション・・・HDモバイル・エディティング
ラスベガスでのNAB同様、US Mercedes Benzのコマーシャル素材を元に、Final Cut Studioのワークフローを紹介する、プレゼンテーションが行われていました。
写真をご覧になってもお分かりの通り、Sony XDCAM HDカムコーダーと、Mac Book Proを使用してのHDモバイル・エディティングの実演も行われていましたが、効率の高い圧縮を誇るHD動画と、17インチMac Book Proの組み合わせは、機動力が重視されるようなコンテンツでの運用も充分に行える可能性を感じさせてくれるものでした。
今回のプレゼンテーションの主な目的は、IntelベースのMac Book Proのパフォーマンスを利用して、最小限のシステムで最大限の効果をあげるワークフローを実演するといったものでしたが、エポックメイキングな新機能等の発表/実演はなく、XDCAM対応/P2カードスロットの対応など、ある意味、現実的で安定性を重視した内容に思われました。
しかしながら、Final Cut Pro、Motion、SoundTrack Proとのシームレスな連携は非常にスムースに行われており、PowerMac G5に迫るのではないか、というパフォーマンスを見せてくれました。(途中、作業中にレインボースピンが現れたのはご愛嬌!しかし、見事に復帰してくれました)
展示コーナー:AJA KONA3
導入例が非常に多くなってきているというBlackmagicですが、発売になったばかりのPCI Express接続Multibridge Extremeを見ると、その理由も納得です。
KONAと比べても画質/色味ともに引けを取る部分は全く見られず、豊富な入出力を備えた接続性の良さ(もちろんアナログも装備)と、スタンドアローンでのAD/DAコンバーター機能を備えるなど、至れり尽くせりのキャプチャー・システムです。
もちろん、デュアルリンクHD-SDIに対応する他、(あまり使う事はないかもしれませんが)4レーンPCI Expressバスのスピードを生かした、2K Digital規格にも対応します。30inch CinemaとDVI-D接続でのフルモーション・ビデオは想像するだけでもわくわくさせてくれます。しかも驚くほどのコストパフォーマンスを備えているので、この先、さらなる大ブレイクが起こるかもしれません。
展示コーナー:FOCUS FireStore FS-4 / Panasonic P2システム
報道コンテンツなどの機動性が重視される現場に最適なソリューションと思われる、ハードディスクDVレコーダーが、FOCUS FireStoreシリーズです。現在は、DVフォーマットのみの対応ですが、今後HDに対応を果たせば、重宝する一台になるでしょう。
こちらは、ご存知Panasonic P2カードリーダー/レコーダーです。駆動部分のない記録方式は、高画質と機動性を備え、オリンピック公式採用を果たしているのが、如実に物語っています。
カードの容量アップとさらなる低価格化が望まれます。
展示コーナー:APOGEE Ensamble/Symphony with Logic PRO
話題のインターフェイスAPOGEE Ensambleも展示され、Logic Proでドライヴされていました。音質は会場が会場だけに、じっくり確認できませんでしたが、何よりも派手なイルミネーションに目を奪われてしまいました。
正式なリリース情報等が入れば、webでも順次公開していく予定です。お楽しみに!
こちらは、高品位なAPOGEE AD/DAコンバーターをインターフェイスに変身させてしまう、Symphonyです。
より高品位で拡張性の高いシステム構築が可能になっており、Logic上で作業を完結させたいニーズに、最適です。
展示コーナー:Xsanコーナー
コストパフォーマンスの高いストレージ・ネットワーク・ソリューションとして、様々な方面から注目を集めている、Apple Xsanシステムは、さらに別室でのデモンストレーション/展示が行われていました。
圧倒的なストレージ容量とスピードを誇る、Xsanシステム構築例を実際に目の当たりにしてもらおうという事でしょうか。Apple 提案のXsanシステムは、様々な用途のクライアントを接続/運用する自由度の高さが魅力です。
FibreChannelスイッチに、当社推奨のQLogic SANBoxが使われていたのが印象的でした。当社でも、Meta Data Controlerを必要としない(G5 Serverを使わない)シンプルなSANシステムのご提案を含め、様々なご相談をさせていただいております。是非、お気軽にご相談下さい!
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2006/05/20
Logicユーザー必見!Pitch’n Time LE登場。
位相関係の変化がないタイム・ストレッチと、正確なピッチシフトでTDMを使用しているプロフェッショナルに絶大な支持を受けているPitch'n'Timeに、新たなプロダクツが仲間入りしました!
MAの現場など、Pro Toolsユーザーに独占的に使用されていたHD版に、Logicでの使用を可能にし、よりリーズナブルとなったLE版が追加です。
アルゴリズム/音質には一切の妥協をせず、Variable/Time Morphパネルを省略したPitch'n'Time LEは、より多くのユーザーの支持を集める事でしょう!
機能概要
ピッチやテンポを変えずにピッチシフト、タイムストレッチが可能
ユニークなタイムコンプレッションとピッチシフトを行うアルゴニズム
タイミングに対する精度のミスはありません。
ステレオサンプルでのフェーズ処理は不要です。
概要(ProTools only)
ProToolsのタイムトリマーツールに完全対応しています。
50%から200%へのタイムストレッチと上下12半音のピッチシフトが可能。
タイムストレッチはテンポや音の長さやBPMの設定により変化します。
リアルタイムで無段階シフトチェンジ、半音単位でのシフトチェンジが自由に行えます。
概要(Logic Pro only)
上下36半音のピッチシフトと1/8〜8倍までのタイムストレッチが可能。
タイムストレッチはテンポや音の長さやBPMの設定、タイムコードや小節に合わせて変化します。
ピッチシフトはcentで選択可能。
Logic Pro Time Machine™モードで利用可能
対応環境
ProTools 6以上(AudioSuite)または Logic Pro 7.2(Time Machine アルゴニズム)
Windows 2000以上またはMac OSX
iLokオーソライズ
詳しくはこちら >>
デモ版ダウンロードはこちら >>
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2006/05/10
ICONシステムをご自身の環境でお試し下さい。Trial Use Program!
新たなる統合コンソールシステムICONが、制作現場のKey Toolとして認められつつあります。ミュージック/ポストの両面で、そのポテンシャルが高く評価されているのは明確な理由があります。
短期の使用では解りにくい導入の可能性を、技術と運用面から分析いただくことが可能です。この機会に是非ご依頼下さい。ご希望の場所にお伺いの上、設置及びトレーニングを実施させていただきます。お申込、ご相談は、お電話03-3477-1776またはメールにてどうぞ。
お問合せは弊社営業担当:岡田・梓澤・伊藤までお気軽にご依頼下さい。
D-Controlの機能詳細はDigidesign JAPANさんのウェブサイトで >>
ICON/D-Control Rental
既にHD Accelシステムをお持ちの場合は、D-Controlのみのレンタルも可能です。もちろんCPUを含めたICONシステム一式のレンタルもご利用頂けます。
完全予約制となります。1週間前迄にご予約ください。
レンタル期間は、月〜金の5日間が基本になります。
D-Controlのみのレンタル料は、5日間で¥100,000になります。
ICONシステム一式のレンタル料金は、5日間で¥125,000になります。
設置時の基本講習は無償で承ります。
トレーニングをご希望の場合は、別途、追加料金で承ります。
その他、ご不明な点はお問合せ下さい。
Trial Use Programをご利用ののち、ICONシステムご成約いただいた場合は、レンタル料金分をお値引きさせていただきます!