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効率と合理性を実現。カスタムDAWオペレーションで発想の転換!

Euphonix MC ~Media Application Controller~
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●DAWにとらわれていませんか?
音楽制作の環境を使用するDAWや、そのソフトの持つドライバーなどの制約にしばられて、自由な発想がなくなっていませんか?あのソフトは編集がしやすいけどシーケンスはこっちのソフトの方が作りやすい、ミキサーやオートメーションはこのソフトで、エフェクターはこっちのもの、統合のしようがなく、あきらめていたことがこのEuphonix MCにより実現します。
最大4台のコンピュータを同時にボタン一つで切り替えながら使用することが出来ます。さらにコンピューターにインストールされている各種ソフトを自由自在に使いこなすことが可能です。もちろんWindowsとMacの混在もOK。
たとえば
Windows 1 ○NUENDO 3
Windows 2 ○GigaSmpler
Mac 1 ○Pro Tools HD 7
Mac 2 ○Final Cut Pro & ○Logic Pro
を、同時に一つのコントローラーで操作することが可能です。切り替えはスイッチ一つで、GefenのDVIスイッチャーを組み合わせることにより、ディスプレイ表示も同時に切り替わります。複数のコンピューターにインストールされているこれらのクライアントアプリケーションだけでなく、iTuneやInternetExploreなどのアプリケーションも操作可能です。パネルをエディットコントロール、ソフトキー、ソフトノブ、フェーダーと分割して各アプリケーションに割り当てることも可能。ジョグはFinal Cut Pro、フェーダーとソフトノブはLogic、ソフトキーは iTuneなどといった使い方も使用者の感性により自由に構成することが出来ます。
もう、一つのアプリケーションの枠の中で音楽制作する必要はありません。コンピューターの存在を忘れるくらいコントローラーとコンピューターが統合されたソリューションの構築が可能です。
○なにが便利なの?
Euphonix MCが便利な点は、キーボードとトラックボールがついていることです。コンピューターありきのコントローラーなのだからついていて当たりまえに感じるかもしれませんが、いままでキーボードありきで切開された物はほとんどありませんでした。操作対象のコンピューターを切り替えるとキーボードとトラックボールも自動的につなぎかえられるということです。専用のコントローラーでさえキーボードは組み込まれず、キーボードやマウスの設置場所、設置方法に苦心しています。そして、複数台のコンピューターを使うのであればその分キーボードとマウスが増えてゆくことになったと思います。1台のコンピューター上の物をコントローラーで操作することすらデスク上が煩雑になりがちですが、このMCを使用すれば複数台の複数アプリケーションを簡単に、シームレスに切り替えMCに組み込まれたキーボードを使ってコントロールすることが出来ます。いままでありそうでなかったソリューションがここにあります。一つのキーボードとディスプレイの前でボタン一つで接続されているコンピューター、アプリケーションを切り替えながら、もちろん同時にソフトキーやソフトノブの機能も切り替わり、スピーディーに作業することが出来ます。
ソフトキーには、各種エディットコマンドが、ソフトノブにはSend,AUX,Plug-inなどのアサインやパラメーターが割り振られ直感的にキーボードやマウスを使わずにコントロールすることが可能です。
○自分だけのスイッチを!!/ソフトキー(スマートスイッチ)
Euphonix MC上には56個のカスタマイズ可能なソフトキー(Euphonixではスマートスイッチと呼んでいます)が搭載されています。全てカスタマイズ可能なこのキーがEuphonix MCを使う上で最大の特徴となります。アプリケーションの持つ全てのショートカットに対応し、さらに組み合わせてマクロを組むことも簡単に行えます。中央の24個のスマートスイッチの並んだセクションは6ページのレイヤーを持ち合計で144個のコマンドをスタンバイさせておくことが可能です。スマートスイッチには自分で表示されているアイコンや文字の変更なども出来るので、よく使う物をわかりやすく配置することが可能です。
○EuCon
eucon_mac_diagram_2700_web.jpgこの革新的なEuphonix MCをつなぐプロトコルがEuConと呼ばれるEuphonix社が独自に開発したEthernetを使用した規格です。EuConプロトコルにて通信をするアプリケーションでは、ほぼ全ての機能へのアクセス、コントロールが可能です。現時点でのEuConサポートアプリケーションはNUENDO,LogicPro,Pyramixなどがあります。またEuConはHUI,MackieControlをサポートしているのでそれらの対応アプリケーション(Pro Tools,DigitalPerformerなど)が使用可能です。
○ワイヤリングはどうするの?
スマートにラックの裏を整理するためにはMADIを使用することが一番の方法です。この強力な規格MADIを簡単にご紹介いたします。1本のFiberもしくは75Ω同軸ケーブルで24bit/48khzのデジタルオーディオを64ch伝送することの出来る規格で、その有効距離はFiberですと2Kmにもなります。ハイサンプルレートにも対応しており24bit/96khzで32chの信号を伝送可能です。
このMADIとMADIルーターを組み合わせることにより自由自在なパッチング、ルーティングが可能です。もちろんMC上からMADIのルーターの設定変更も可能です。そして、64chが一本のケーブルで済みますので、ラックの裏もすっきりとします、もちろん接点不良等のトラブルからも解放されます。MADIが登場したことによりオーディオの世界でもデジタル化の恩恵を十分に受けられるようになったといっても良いでしょう。
○対応アプリケーション
euph_router_rme_1800_web.jpgMUSIC
Pro Tools,NUENDO,Logic Pro,Digital Performer,Giga Sampler,etc….
Audio Post
Pro Tools,NUENDO,Pyramix,etc….
Video
FInal Cut Pro,Avid Media Composer,Adobe After Effects,etc….
Design&Photo
Photoshop,Illustrator,InDesign,Aperture,etc….
HOME application
iTune,iPhoto,Internet Explorer,Entourage,MS word,MS Exel,safari,etc….
○拡張性
Euphonix MCはフェーダーを拡張しSystem 5-MCとすることが可能です。Euphonixの誇るSystem 5のフェーダーユニットとほとんど同じチャンネル・ストリップ・モジュールを装備。System 5と同じく8本で1モジュールとなっている。1チャンネルあたり8つのロータリーエンコーダーとフェーダー、オートメーション切り替えのスイッチ、ソロ、ミュートなどコンソールに必要な機能のすべてが搭載されています。拡張は、1モジュールから可能で、用意されているコンソールフレームで最大の物が6モジュール(48ch)装着可能な物となっております。
mediarte_S5MC_2
mediarte エンジニア 柳 様
導入事例
日本を代表するポスプロスタジオ「mediarte」に導入された、Euphonix system5 MC。その先進性、将来性を的確に理解し、従来のDAWの枠にとらわれない発想の転換をして使用されています。
○コンソールとしてのEuphonix system5 MC
SSL 4000G+からのリプレイスとしての導入です。エンジニアの方々は、SSLのコンソールに変りDAWコントローラーということで抵抗はあったそうですが、コントローラーであることを忘れさせる操作感覚の良さで作業効率が数段アップし、今後のシステムアップにより更なる効率化、シームレスなワークフローの可能性に大きな期待を持たれていました。
Euphonix system5 MCとは、Euphonix MCを中心にした多機能DAWコントローラーです。一番の特徴は、複数DAWシステム(最大4システム)を手元のスイッチ一つで切り替えてコントロール出来るということです。Pro Tools,Logic Pro,NUENDO,Pyramix,Final Cut Proなどに対応しています。ワンボタンでMC上のハードキーはもちろん、キーボード、マウス、ディスプレイも全て切り替わります。同じコントロールサフェースの中で別レイヤーとして複数のDAWが共存してる間隔です。
現在mediarte様ではNUENDOがミキシングエンジンとして接続されており、ProToolsがレコーダーとして単独で稼働していますが、今後Pro ToolsもMCに接続しキーボードやマウス、ディスプレイを複数用意しなくてもよいシームレスな環境に移行する予定です。
また、Final Cut Proのコントロールも可能なので、編集機がFinal Cut Proでも、Avidでも(Pro Toolsでの対応)MAでのワークフローに必要なソフトウェアのコントロールが一つのコントローラーで作業出来ます。いろいろなシチュエーションにあわせ、映像の編集をしている側のシステムにあわせて柔軟な対応が可能です。今までワークテープとしてリニアに落としていた物がノンリニアのまま、データのコピーで全ての仕込みが済むシステムを組むことも可能です。
最先端の統合型コンソールとしてMCをとらえることができます。デジタルならではの柔軟性、多様性を非常に使いやすく統合するまさに〜Media Application Controller〜として成立しています。
○柔軟な発想〜優れたコントローラーの存在価値
優れたコントローラーがあれば、DAWと組み合わせることで高性能で大規模なデジタルミキサーが実現するということです。コントローラーをサーフェイスとして、DAWをミキシングエンジンとして考えて使います。ポイントは、優れたコントローラーでなければ使いにくい物でしかないということです。その点、system5 MCではMCにEuphonix system5と同じフェーダーが追加され、視認性のよいディスプレイとレベルメーター、6つのエンコーダーが使用でき、フィジカルコントローラーとしての利便性は、専用設計されたデジタルコンソールに匹敵します。さすがにラージコンソール用として開発されただけあり、触り心地、操作感覚ともにすばらしい物がありました。最初は過敏に感じるのですが、この反応でないと作業効率のアップにつながらないことがすぐにわかると思います。また、フェーダー脇にインプットメーター、正面のディスプレイにアウトプットメーターと両方のメーターを同時に確認することが可能です。自分のお気に入りのPlug-inを組み込んだデジタルコンソールと考えても間違いのないレベルの完成度があります。しかも、カスタマイズはDAWの自由度で。
○音質に対するこだわり〜利便性との共存
なぜ、DAWが2セット同時に稼働しているのでしょう?「mediarte」様では、Pro Toolsのプラグインと、NUENDOのプラグインを比較し、クオリティーの高い物を使用、また両方のDAWのよいところだけを使う(編集はProTools,モニターセクションはNUENDO・・・)といった使い方をしています。NUENDOのモニターセクションとは親和性が高くまた、ソフトウェア上も多機能なのでDAW上でTalkBackやCueの構築が可能です。いままでも、あのDAWのこのプラグインと、別のDAWのあの機能が使いたい!!といったことがあったと思いますが、接続や、マウス、キーボードなどの煩雑さ、利便性の低下によってあきらめていたことが、MCによって実現します。一つのスタジオで、エンジニアにあわせてDAWを使い分ける、ということがいとも簡単に出来てしまいます。DAW同士の接続も「mediarte」様では、AES/EBUを使用していましたが、将来的にはMADIに移行しProTools、NUENDOともミキサーとしてもレコーダーとしても使用出来るようにするそうです。移行に向け、EuphonixのMADI Routerが用意されていました。
文章にすると非常にややこしいようですが、MCとMADIという2つのキーワードにより非常にスマートなシステムとなります。コンピューターとMCはEthernet1本での接続(普通にHubを使っての接続です)、お互いのオーディオ・インターフェースからMADI RouterまではFiberのケーブルだけです。ご存知のようにMADIは1本のFiberで64ch(24Bit/96k)の信号を伝送することが出来ます。そして、MADI Routerの中でELCOやDLを差し替えていたように自由にルーティングが出来ます。一つのDAW内での便利さで内部で自己完結していた音がこれらの技術で、より自由な発想で大きく可能性を膨らませていく予感がします。
pachwork-04-1.thumbnail.jpg
○MADIを取り入れることによる、MCの飛躍
MADIのルーターを使い自由に信号をルーティングし(デジタルでのルーティングなのでガリの問題からも解放されます)、複数のDAWを自由にパッチングしてレコーダーとして、ミキサーとして、モニターセクションとして、エフェクターラックとして、と思いつくがままに使用出来ます。もちろんパッチのプリセットを作っておけば瞬時に切り替えることも可能です。MCを、中心にシステムを構築しMADIで各DAW、Input、Monitorを接続。こうすることにより、一つのスタジオが複数のシステムを持ち、作業の対応の幅を無限に広げてゆくことが可能です。もちろんセットアップ切り替えの時間はソフト上での切り替え作業だけです。
また、MADIの柔軟性を示す一つとして、長距離を引き回せるという特徴があります。規格上は最大2000mもの距離をカバーできます。光での通信ですので、外来電波や、電源ケーブルと平行してのノイズには無縁です。スタジオ側にマイクプリとA/Dを仕込むのも、今までのデジタル規格上、最大延長距離の問題や、外来ノイズの問題等ハードルが高かったのですが距離に関しても、ノイズに関しても何の問題もなく使用することが出来ます。SSLや、RME,GRACEなどのリモートマイクプリと組み合わせることによってデジタル化の恩恵を最大限に享受するシステムの構築が可能です。
従来の一つのDAWという既存の殻を破り、自由に発展してゆくシステムがここにはありました。もう使用するシステムは一つでなくてもよい時代がきています、各システムのよい部分だけを使えばいいのです、そのための完成されたコントローラーがもう出来上がっています。

*記事中に掲載されている情報は2007年07月13日時点のものです。