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NAB2007 Blackmagic、2K対応Multibridge Eclipseを発表。

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AJAとライバル関係にありながら、常にコストパフォーマンスの点で優位な立場にたっている感のあるBlackmagic designですが、ユーザー・フレンドリーな開発と製品には定評があり、プロフェッショナルだけでなく、コンシューマーを中心に支持者が多いのが特徴です。目立たないが、技術力の点でAJAに決して劣らないBlackmagicは、すべてのビデオ・エディターに最適の製品を生み出していると言えます。
digidesign 192 I/Oを思わせる派手なレベルメーターが目立つ、一目見て新たな製品とわかるBlackmagic designの最新作は、従来のBlackmagicの技術を結集したともいえる、キャプチャー・システムMultibridge Eclipseです。
2Uサイズのスマートな筐体と、PCI Express接続のホストカードをDVIケーブルで接続する、個性的な製品であるMultibridge Eclipseは、デュアルリンクのSDI入出力端子を2系統装備し、SD/HDはもちろんのこと、デジタルシネマにも対応可能な2Kフォーマットの入出力にも対応します。
1blackm2.jpg特徴的なレベルメーターが示す通り、オーディオのI/Oも豊富に備えており、アナログ4ch、AES/EBU 12chの計16chのほか、エンベデット・オーディオにも対応し、サラウンドが前提の映画製作が視野に入れられていることが容易に想像できます。
もちろん、ビデオ入出力にはコンポーネント/コンポジット/S-Video対応のBNC端子が備えられており(フォーマットは切り替え式)、モニタリング用アンバランス・オーディオ出力、RS-422マシンコントロール/Video-Refのほか、Intensity Proの技術を採用したHDMI端子も搭載されています。
同時のタイミングで奇しくも発表されたAJA i/o HDと、構成や入出力が非常に似ていますが、i/o HDがAppleとの連携を前提とした開発がされているのに対し、Multibridge Eclipseは、より広い間口とデジタルシネマをはじめとした、ハイエンドに対する対応を前提としているように見えます。
これも奇しくもi/o HDと同じUSリテール$3.495は、Blackmagicの集大成ともいえるMultibridge Eclipseにとっては、バーゲンプライスといえるかもしれません。
Blackmagic designへのリンク
http://www.blackmagic-design.com/products/multibridge/

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*記事中に掲載されている情報は2007年04月17日時点のものです。