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2023/12/19
Dolby Atmos Album Assembler v1.3 リリース情報
Dolby Atmos Album Assembler v1.3
Dolby Atmosでミックスされた楽曲やアルバムの仕上げを簡単に行うことができるツール、Dolby Atmos Album Assemblerの最新バージョンv1.3がリリースされました。
公式サイト:
https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-album-assembler-v13
v1.3の主な変更点
新機能/改善:
・ プロジェクトを開いたときに、見つからないオーディオファイルへの再リンク
・ タイムライン上に見つからないクリップを表示
・ ステレオリファレンスファイルのサンプルレート変換(サポートされているサンプルレートは44.1、48、88.2、96、176.4、192 kHzです。インポート時に、ファイルはプロジェクトのサンプルレートと32ビット深度に変換されます。)
・ Preferencesのサンプルレートセレクター(Preferencesウィンドウから、Assemblerプロジェクトのサンプルレートを設定可能)
・ LFEローパスフィルター
・ Dolby Atmosエコシステム(Dolby Atmos Renderer v5.2およびAlbum Assembler v1.3を含む)全体の新しいレンダリング処理により、空間コーディングのクラスタリング処理がレンダリング、モニタリング、ラウドネス信号チェーンから削除されました。クラスタリング処理は知覚上透明(=perceptually transparent)であったため、これによるレンダリングへの聴感上の違いは生じません。
これによる利点:
- リアルタイムのレンダリングとラウドネス測定におけるCPU負荷の軽減
- オフラインラウドネス測定の高速化
・ サイズ・メタデータのレンダリング処理が改善され、バイノーラルや小型スピーカーレイアウトへのレンダリング時に、サウンドの改善とラウドネス蓄積※の軽減を実現(※:音が過剰に重なり、聴感上の音量が上がること)
・ Dolby Atmosエコシステム全体におけるラウドネス測定の調整(すり合わせ)
・ Dolby Atmos Renderer v5.2をサポート
・ 5.1.4トリム・プログラム・レベル・メタデータのサポート(存在する場合)
・ 他のDolby Atmosコンテンツ作成ツールに合わせてUIコンポーネントを更新
修正された問題:
・ Renderer v5.2以降でステレオ・リファレンス・トラックをモニタリングする場合、モニタリング・チェインは本来のステレオをパススルーさせるため、すべてのバイノーラル処理をバイパスするようになりました。(GANYMEDE-1987)さらに、レンダラー側に"Stereo reference on"状態のステータスが表示されます。
・ コンテンツによっては、ラウドネスを複数回測定すると、それぞれの測定結果が±0.1だけ異なることがありました。これは、同じコンテンツをAlbum AssemblerとDolby Atmos Rendererで測定しても確認できました。これは起こりうる丸め誤差でした。(ganymede-1731)
・ 過去にラウドネス測定を保存したプロジェクトでラウドネス解析を行うとき、解析をキャンセルするとラウドネス設定がデフォルトにリセットされる問題を修正しました。(ganymede-2348)
・ Dolby Atmos Renderer v5.1 において、トリム、ダウンミックス、バイノーラル Renderer モードのメタデータ変更が、(タイムスタンプされたサンプル位置ではなく)約 1536 サンプル早く発生していました。このトランジションは、前のクリップの終わり、またはクリップ間の無音のギャップで発生していました。メタデータのトランジションが正しいサンプル位置で発生するようになったため、聞き取れるようになった可能性があります。(GANYMEDE-2338) および (GANYMEDE-1549)
リリースノート全文はこちら(原文):
https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-album-assembler-v13/release-notes
システム要件
・ Dolby Atmos Renderer v5.2以上(別途購入が必要) ※必要なコンピュータおよびOSについては、レンダラーに同梱されているマニュアルを参照してください。
・ Dolby Atmos Renderer v5.2がサポートするMacOS VenturaまたはSonomaのバージョン
・ iLokアカウント(ライセンス認証用)
【参照】Dolby Atmos Renderer v5.2.0リリース情報:
https://pro.miroc.co.jp/headline/dolby-atmos-renderer-v5-2/
入手方法
・90日間体験版 (Dolby Customer サイトでサインアップ&サインイン後にDL可能です)
https://customer.dolby.com//content-creation-and-delivery/dolby-atmos-album-assembler-v13
・AVIDストアでライセンス購入
https://www.avid.com/ja/plugins/dolby-atmos-album-assembler
Dolby Atmos制作環境の構築、スタジオ施工に関するお問い合わせはぜひROCK ON PROまで!下記コンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。
↓ぜひこちらの記事もあわせてご確認ください
https://pro.miroc.co.jp/headline/dolby-atmos-renderer-v5-2/
Music
2023/12/19
MTRX II / MTRX StudioにThunderbolt 3 Moduleが登場!〜新たなオーディオ・ワークフローを実現するシステムアップとは〜
NAMM Show 2023でPro Tools | MTRX IIとともに発表され、大きな話題となった「MTRX Thunderbolt 3 Module」。オーディオ制作者の長年の夢であったかもしれないAvidフラッグシップI/Oをネイティブ環境で使用できる日がついにやってきたことになる。MTRX Thunderbolt 3 Moduleの特徴は、MTRX II / MTRX StudioをCore Audioに接続するだけでなく、DigiLinkポートの入出力と同時にThunderbolt入出力を追加で使用できるという点にもある。つまり、1台のMTRX II / MTRX StudioにHDXシステムとネイティブDAWを同時に接続することが可能で、双方に信号を出し入れすることができるということだ。単に高品位なI/Oをネイティブ環境で使用できるようになるというだけでなく、中規模から大規模なシステム設計にまで影響を及ぼす注目のプロダクト「MTRX Thunderbolt 3 Module」を活用した代表的なシステムアップの例を考えてみたい。
Thunderbolt 3 Module
価格:135,080円(税込)
MTRX IIとMTRX Studioの両製品に対応したThunderbolt 3モジュールのリリースにより、DigiLink接続によるパワフルなDSP統合環境に加えて、 Thunderbolt 3経由で実現する低レイテンシーなCore Audio環境での柔軟性も実現可能となる。Thunderbolt 3オプション・モジュール経由で、MTRX IIでの使用時に最大256ch、MTRX Studioの場合では最大64chにアクセスが可能、Core Audio対応アプリケーション等をDADmanソフトウエアにルートし、より先進的なオーディオ・ワークフローが実現できる。
シーン1:Core Audio対応DAWのI/Oとして使用
MTRX Thunderbolt 3 Moduleの登場によって真っ先に思いつくのはやはり、これまでHDXシステムでしか使用できなかったMTRX II / MTRX Studioをネイティブ環境でI/Oとして使用できるようになったということだろう。Logic Pro、Nuendo、Cubase、Studio OneなどのCoreAudio対応DAW環境でAvidフラッグシップの高品位I/Oを使用することができるだけでなく、巨大なルーティング・マトリクスや柔軟なモニターコントロール機能をシステムに追加することができるようになる。
もちろん、恩恵を受けるのはサードパーティ製のDAWだけではない。HDX非対応のPro Tools Intro、Pro Tools Artist、Pro Tools Studio、さらにPro Tools Ultimateをnon-HDX環境で使用している場合にも、HDXシステムで使用されるものと同じI/Fを使用することができるようになる。特に、Pro Tools Studioはこのオプション・モジュールの登場によって、そのバリューを大きく拡大することになる。Pro Tools Studioは最大7.1.6までのバスを持ち、Dolby Atmosミキシングにも対応するなど、すでにイマーシブReadyな機能を備えているが、従来のAvidのラインナップではこれらの機能をフル活用するだけのI/Oを確保することが難しかった。MTRX Thunderbolt 3 Moduleの登場によって、Avidの統合されたIn the Boxイマーシブ・ミキシングのためのシステムが完成することになる。
シーン2:HDXシステムにダイレクトにMacを追加接続
MTRX II / MTRX Studioのドライバーであり、ルーティング機能やモニターセクション機能のコントロール・アプリでもあるDADman上では、DigiLinkからのオーディオとThunderboltからのオーディオは別々のソースとして認識されるため、これを利用してDigiLink接続のMacとThuderbolt接続のMacとの間でダイレクトに信号のやりとりができる。例えば、Dolby Atmosハードウェア・レンダラーとHDXシステムのI/Fを1台のMTRX II / MTRX Studioに兼任させることが可能になる。Pro Toolsとハードウェア・レンダラーが1:1程度の小規模なミキシングであれば、I/O数を確保しながらシステムをコンパクトにまとめることができるだろう。
もちろん、Dolby Atmosハードウェア・レンダラーだけでなく、CoreAudioにさえ対応していれば、スタンドアローンのソフトウェアシンセ、プロセッサー、DAWなどとPro Toolsの間で信号をやりとりすることができる。シンセでのパフォーマンスをリアルタイムにPro ToolsにRecする、Pro ToolsからSpat Revolutionのようなプロセッサーに信号を送る、といったことが1台のI/Fでできてしまうということだ。Thuderboltからのソースはその他のソースと同様、DADman上で自由にパッチできる。使い方の可能性は、ユーザーごとに無限に存在するだろう。(注:MTRX StudioのThuderbolt 3 I/Oは最大64チャンネル。)
シーン3:Dolby Atmosハードウェア・レンダラーのI/Fとして使用
シンプルに、HDXシステムとDolby Atmosハードウェア・レンダラーのそれぞれにMTRX IIを使用することももちろん可能だ。HDX側のMTRX IIからDanteでレンダラーに信号を送り、レンダラー側のMTRX IIからモニターセクションへ出力することになる。大規模なシステムの場合、複数のプレイアウトPro Toolsからの信号を1台のMTRX IIにまとめると、オプションカードスロットがDigiLinkカードで埋まってしまい、アナログI/Oをまったく確保できないことがある。ハードウェア・レンダラーのI/FとしてMTRX IIを採用した場合には、その空きスロットを利用して外部機器とのI/Oを確保することができる。MTRX II同士をDanteで接続していればひとつのネットワークにオーディオを接続できるので、Dante信号としてではあるがメインのMTRX IIからコントロールすることも可能だ。
NAMM Show 2023での発表以来、多くのユーザーが待ちわびたプロダクトがついに発売開始。In the Boxから大規模システムまであらゆる規模のシステムアップを柔軟にすることができるモジュールの登場により、ユーザーごとのニーズによりマッチした構成を組むことが可能になった。新たなワークフローを生み出すとも言えるこの製品、システム検討の選択肢に加えてみてはいかがだろうか。
*ProceedMagazine2023-2024号より転載
Sales
2023/12/16
ONKIO Acousticsが20%OFFのクリスマスセール開催!
数多くのアーティストに長年愛されてきたレコーディングスタジオ「音響ハウス」のStudio No.1、No.2 の“フロアの鳴り” を忠実に再現したリバーブプラグイン「ONKIO Acoustics」が、20%OFFとなるクリスマスセールを開催!
ONKIO Acousticsは、株式会社ソナ/オンフューチャー株式会社の中原雅孝氏が開発したVSVerbテクノロジーによる、素材に対して不要な音色変化が生じない高品位なリバーブです。ver1.2から音響ハウスの音を知る名だたるエンジニア陣が設計したプリセットが追加されており、日本のポップスを彩る音響ハウスの「鳴りと響き」をすぐに引き出してお使いいただけます!
セール詳細
[セール期間]
2023年12月16日 〜 2023年12月25日
[セール価格]
¥10,780→ ¥8,624 (本体価格:¥7,840)
Rock oN Line eStoreで購入>>
< 動作環境 >
■OS
- Mac macOS 10.14.6 - macOS 12(64-bit)
- Intel Mac , Apple M1対応
- Windows10 , Windows11
※32-bit版のOSとホストDAWアプリケーションはサポートされておりません
■認証方式
- iLokライセンス認証(iLok 2、iLok 3、マシンオーソライズ対応)
■対応DAW&プラグインフォーマット
- AAX Native / VST3 / AU (全て64-bitのみ対応)
音響ハウス レコーディングエンジニアの中内氏によるONKIO Acoustics解説・実践動画から、実際の使用イメージもご確認ください!
Support
2023/12/15
Dolby Atmos Renderer v5.2.0リリース情報 〜 レンダリング処理の改善 やMac Studio M2 Ultra / macOS 14.1.1に対応 〜
Dolby Atmos Renderer v5.2.0 がリリース レンダリング処理の変更による改善
Dolby Atmos Rendererの最新バージョンv5.2.0がリリースされました。今回のリリースではレンダリング処理の変更を伴いますので、アップデートをご検討される方は必ず本記事を最後までお読みください。
公式サイト:
https://customer.dolby.com//content-creation-and-delivery/dolby-atmos-renderer-v520
v5.2.0の主な変更点
新機能/改善:
・ Dolby Atmosエコシステム(Dolby Atmos Renderer v5.2およびAlbum Assembler v1.3を含む)全体の新しいレンダリング処理により、空間コーディングのクラスタリング処理がレンダリング、モニタリング、ラウドネス信号チェーンから削除されました。クラスタリングの廃止は、クラスタリング・プロセスが知覚上透明(=perceptually transparent)であったため、レンダリングに聴感上の違いは生じません。
これによる利点:
- リアルタイムのレンダリングとラウドネス測定におけるCPU負荷の軽減
- オフラインでのラウドネス測定とADM BWF .wavファイル書き出しの高速化
・ サイズ・メタデータのレンダリング処理が改善され、バイノーラルや小型スピーカーレイアウトへのレンダリング時に、サウンドの改善とラウドネス蓄積※の軽減を実現(※:音が過剰に重なり、聴感上の音量が上がること)
・ Dolby Atmosエコシステム全体におけるラウドネス測定の調整(すり合わせ)
・ "Speaker calibration"ウィンドウのキーボードナビゲーションを改善
・ MP4エクスポートでハイフレームレートのビデオをエクスポート
・ "Trim and downmix"ウィンドウで、5.1.4仕様のトリムをサポート
・ Dolby Atmos Album Assembler v1.3をサポート
・ Album Assemblerがステレオのリファレンスファイルをモニターしているときにそのステータスを表示
・ Mac Studio 14,14 M2 Ultraに対応
・ macOS 14.1.1をサポート
修正された不具合:
・ 一部のコンテンツで、ラウドネスを複数回測定すると、それぞれの測定結果が+/- 0.1だけ異なることがありました。これは、Dolby Atmos Rendererで同じコンテンツを測定した場合にも見られます。これは起こりうる丸め誤差でした。(PRAU-4305)
・ 旧バージョンのレンダラーを開いているときに Windows に Dolby Atmos Renderer をインストールすると、インストール中に旧バージョンが開いたままになり、新規インストール完了後に不安定になることがありました。(PRAU-2681)
・ 5.1.2 マルチチャンネルインターリーブ形式のリレンダリングを書き出すとき、 WAVEEX ラベルが含まれていませんでした。(PRAU-5984)
完全に解消された不具合:
・ 空間コーディングエミュレーションとスナップメタデータが同時にアクティブな場合、ゾーンマスキングメタデータが無効になっていました。(PRAU-2653)
・ 空間コーディングエミュレーションがオフの状態でステレオ(2.0)で モニターすると、トリムとダウンミックスの設定が適用されていませんでした。(PRAU-3685)
リリースノート全文はこちら(原文):https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-renderer-v520/release-notes
注意:V5.2.0以降ではレンダリングの処理に一部変更があります。
今回発表のV5.2.0以降、空間コーディングのクラスタリング処理が排除されるとのことです。それにより、この移行期間中、新しいレンダリングプロセスと以前のプロセスでコンテンツを測定した場合、ラウドネス測定値がわずかに異なる可能性があることに注意が必要とのことです。この結果はコンテンツに大きく依存するため、Dolbyは全ユーザーへのDolby Atmos Renderer v5.2およびDolby Atmos Album Assembler v1.3へのアップデートを推奨しています。また各DAWに搭載されているネイティブレンダラーについても最新バージョンへのアップデートが推奨されるとの記載があります。(※動作テスト済みのマシン/OS/DAWとなっているかにつきまして、以下"システム要件"より必ずご確認をお願いします。)
重要:先日、2023.12でPro Toolsに統合レンダラーが内蔵されましたが、今回のDolby Atmos Renderer 5.2.0の動作確認済みDAWの対象となっているのは、現時点でPro Tols 2023.9までとなっておりますのでご注意ください。なお、現在AVIDへ問い合わせ中のため、新たな情報が入り次第、本ページへの記載を更新します。(2023.12.15現在)
現在、Dolby Atmosコンテンツ制作ツールでモニタリングとラウドネス測定の両方に使用されているレンダリングプロセスには、空間コーディングのクラスタリングプロセスが含まれています。Dolby Atmos Renderer v5.2、Dolby Atmos Album Assembler v1.3、および今後リリースされるパートナーのデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)から、モニタリングとラウドネスの両方のシグナル・チェーンからクラスタリングを取り除く最新のレンダリング・プロセスに移行します。この変更にはいくつかの利点があり、ラウドネス測定にも影響があります。
>> Dolby Atmos Renderer v5.2 is Now Available (原文)
https://professionalsupport.dolby.com/s/article/Dolby-Atmos-Renderer-v5-2-is-now-available?language=en_US
新しいレンダリングプロセスの詳細については、以下のリンクをクリックしてお読みください:
>>Dolby Atmos monitoring and loudness updates for content creators (原文)
https://dolby.my.salesforce.com/sfc/p/#700000009YuG/a/4u000000B3IM/yYycsBj3hEI8M.3T.tbv5L5gwKVPDcV7uwF2wcDdgQE
システム要件
動作テスト済みOS
Dolby Atmos Rendererは、macOS 11.7.10~14.1.1、Windows 10 Pro* およびWindows 11 Pro* でご利用いただけます。
*1台のコンピュータでDAWからDolby Atmos Rendererにオーディオをルーティングするために必要なDolby Audio Bridgeは、macOSでのみ使用可能です。
Windowsをお使いのお客様は、Dolby Atmos RendererをDAWとは別のコンピューターで実行し、DAWとの間でオーディオをルーティングするハードウェアソリューションを使用する必要があります。
サポートされるセットアップについては、公式サイトにサインアップ後閲覧可能なドキュメントを参照してください。
動作テスト済みコンピュータ
・ MacBook Pro 18,21; M1 Max 32 GB RAM
・ MacBook Pro 14,6; M2 Max 32 GB RAM
・ MacBook Pro 16,1; Intel Core i9 2.4 GHz, 32 GB RAM
・ MacBook Pro 15,1; Intel Core i7 2.6 GHz, 16 GB RAM
・ Mac Pro 7,1; 8-Core Intel Xeon, 3.5 GHz, 32 GB RAM
・ Mac Pro 6,1; 6-Core Intel Xeon E5, 3.5 GHz, 32 GB RAM
・ Mac mini 14,12; Apple M2 Pro, 16 GB RAM
・ Mac mini 9,1; Apple M1, 16 GB RAM
・ Mac mini 8,1; Intel Core i7 3.2 GHz, 16 GB RAM
・ Mac Studio 13,1; M1 Max, 32 GB RAM
・ Mac Studio 14,14 M2 Ultra, 32 GB RAM
動作テスト済みDAW
レンダラーは、Dolby Atmosレンダラーと通信可能なDAW(またはその他のオーディオ録音/編集ソフトウェア)をサポートしています。
・ Avid Pro Tools Ultimate 2022.12~2023.9
・ DaVinci Resolve Studio 18
・ Steinberg Nuendo 12 and 13
・ Merging Pyramix 14 Premium (Windows)
Dolby Atmos Rendererは、Dolby Atmos Music Pannerプラグインを追加することで、macOS上の他のDAWでも使用できます。
詳細はMusic Pannerのドキュメントを参照してください。
公式サイト:
https://customer.dolby.com//content-creation-and-delivery/dolby-atmos-renderer-v520
入手方法
Dolby Atmos Renderer V5.0をお持ちの方、またはすでにアップグレードされている方は、Dolbyカスタマー・サポートまたはAvidアカウントの"製品"(My Products)から最新バージョンをダウンロード可能です。新規で購入の方はAVID Storeよりダウンロード購入可能です。
◎Production Suiteからのアップグレードはこちら
◎Mastering Suiteからのアップグレードはこちら
◎新規のご購入はこちら
◎エデュケーション版はこちら
Dolby Atmos制作環境の構築、スタジオ施工に関するお問い合わせはぜひROCK ON PROまで!下記コンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。
NEWS
2023/12/13
Pro Tools 2023.12リリース〜Dolby Atmos Rendererを内蔵!!
Pro Tools最新バージョンであるPro Tools 2023.12がリリースされました。年間サポートが有効な永続ライセンス、または、有効なサブスクリプションライセンスをお持ちのユーザー様は、Avid Accountから最新バージョンをダウンロードしてご使用いただけます。
Pro Tools 2023.12のもっとも大きなトピックは、待望のDolby Atmos Renderer機能の内蔵!ハードウェア・レンダラーやDolby Atmos Audio Bridgeを使用した外部アプリケーションとしてではなく、Pro Toolsの機能の一部としてDolby Atmosのレンダリングが可能になりました。
その他、このバージョンでは、Pro Tools Sketch機能の拡張、トラック・マーカー機能への追加、I/O設定並びにルーティングへのカラー・コーディング、H.264ビデオへのSame As Source(SAS)バウンス、Native Instruments Sシリーズ・コントローラー対応、その他があります。
詳細は以下のAvid公式WEBサイトも合わせてご覧ください。
Pro Tools 2023.12 新機能紹介
Pro Tools Dolby Atmos Renderer
Pro Tools Sketch 2023.12 新機能
主な新機能
統合型Dolby Atmos レンダラー
ついに、Pro Toolsに待望のDolby Atmos Renderer機能が搭載されました。I/O設定ウィンドウに新たに追加された「Dolby Atmos」タブで設定を行うことが可能です。
新たにサポートされるDolby Atmos内部レンダラーは、Pro Tools StudioとUltimateに含まれ、セットアップ、ミキシング、モニタリングが簡素化され、イマーシブ・ミキシング・ワークフローの効率を向上させます。内部レンダラー機能を搭載することで、Dolby AtmosミックスをPro Tools内でレンダリングおよびモニターできるようになりました。
従来通り、外部レンダラーとラウンドトリップして使用する事も可能ですので、ミキシング用途やワークフローによって使い分けることも可能な統合型Dolby Atmosレンダラー機能搭載のバージョンとして、Dolby Atmos素材の仕込みや作曲段階からファイナルミックスに至るまで、幅広い用途でご活用いただけます。
新しいウィンドウでは、Atmosミックスをさまざまな視点から包括的に視覚化し、マルチスピーカーとバイノーラルのヘッドフォンモニタリングをすばやく切り替えることができます。さらに、新しいI/Oセットアップタブでは、ベッド、オブジェクト、グループ、トリム、ダウンミックスの設定が簡素化され、セッションの一部として保存され、簡単に呼び出すことができます。
Pro Tools Studioでは最大7.1.2Bedまで、Pro Tools Ultimateでは最大9.1.6BedまでのDolby Atmosレンダリングが可能です。
また、リレンダー機能は5.1、バイノーラル、ステレオを使用可能。そして、従来のDolby Atmos Rendererと同様、ラウドネス計測については5.1リレンダリングされたソースを計測している点はご注意ください。
I/O設定並びにルーティングへのカラー・コーディング
I/O設定や内部バスへのルーティングを色分けすることができるようになりました。例えば、ボーカル用やドラム用などに分けて作成してあるリバーブ用のバスを色分けしておくことで、送りたいバスを直観的かつ瞬時に選択することができるようになります。
トラック・マーカー機能拡張
2023.6 リリースで導入されたトラックマーカー機能を使用すると、ユーザーはトラック内に詳細な色分けされたコメントを追加して、音楽とオーディオの両方のポストワークフローを改善できます。
2023.12 では、この機能をベースに、より多くのマーカー・ルーラーで視認性を高め、各ルーラーに特定の目的を持たせて、テキストを表示するスペースを増やすことができます。トラックマーカーは、改善された並べ替え機能とフィルタリングオプションにより、「メモリー・ロケーション」ウィンドウ内でも、より簡単に見つけることができるようになりました。
Pro Tools Sketch 機能強化
2023.12ソフトウェア・リリースでは、SketchとPro Toolsセッション間の新しい相互運用性が導入され、新しいオーディオ・エフェクトが追加され、MIDIワークフローの改善などが追加されています。
MIDIクリップをスケッチ・ウィンドウからPro Toolsのタイムラインにドラッグすると、さらに操作するためにMIDIとして保持するか、オーディオとしてレンダリングするかを選択できるようになりました。逆に、Pro ToolsからSketchウィンドウにオーディオ・クリップをドラッグする際に、処理されたサウンドを維持するために、シグナル・チェーン全体(プラグイン処理、Elastic Audio、クリップ・エフェクトなどを含む)をレンダリングするオプションが追加されました。
このリリースでは、Sketchでクリップを微調整する新しい方法を提供するフィルターゲートエフェクトも追加されています。最後に、デスクトップのメディア・ブラウザーの改善により、ループやサンプルへのアクセスが容易になります。SketchをPro Toolsセッションに直接埋め込むこともできるようになりました。
全Pro Toolsサブスクリプション新規が20%オフ!Avid年末プロモーション開催中!!
最新バージョンがリリースされたばかりのPro Tools。Artist、Studio、Ultimateの全サブスクリプション(アカデミック版を除く)が対象の年末プロモーションも開催中!
サブスクリプションは新規と更新に価格差がないので、「今すぐ最新バージョンを使いたい!」という方はぜひ本プロモーションのご利用をご検討ください。
Avid年末プロモーションの詳細はこちらの記事でご確認ください!
9938-31154-00 Pro Tools Artist Annual Paid Annually Subscription - NEW
通常価格:¥15,290(本体価格:¥13,900)
→年末プロモーション特価¥12,232(本体価格:¥11,120)
Rock oN Line eStoreで購入>>
9938-30001-50 Pro Tools Studio Annual Paid Annually Subscription Electronic Code - NEW
通常価格:¥46,090(本体価格:¥41,900)
→年末プロモーション特価¥36,872(本体価格:¥33,520)
Rock oN Line eStoreで購入>>
9938-30123-00 Pro Tools Ultimate Annual Paid Annually Subscription Electronic Code - NEW
通常価格:¥92,290(本体価格:¥83,900)
→年末プロモーション特価¥73,832(本体価格:¥67,120)
Rock oN Line eStoreで購入>>
オーディオ・ポストプロダクションのワークフローに大きなインパクトを与える機能が多数追加されたPro Tools 2023.12。導入、お見積のご相談はお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください。
ROCK ON PROでは、Pro Tools HDXシステムをはじめとしたスタジオシステム設計を承っております。スタジオの新設や機器の更新をご検討の方は、ぜひ一度弊社へご相談ください。
NEWS
2023/12/11
SSLからUSB I/O機能搭載のプリアンプ Pure Drive Quad / Octoの2機種が登場!
Solid State Logicから新製品として4chプリアンプ「Pure Drive Quad」、8chプリアンプ「Pure Drive Octo」が登場します!
ORIGINにも搭載されているSSL伝統のSuperAnalogueプリアンプにさらに2つのドライブモードが追加され、USBオーディオインターフェース搭載も搭載したマルチチャンネルプリアンプです!
2種類のDRIVEモード
Pure Driveは、SSLの代名詞でもあるクリーントーンを持ったSuperAnalogueプリアンプから、Classic Drive、Asymmetric Driveという2つのDRIVEモードに各CH独立して切り替えが可能です。
Classic Driveモードは、ORIGINコンソールのドライブモードと同じく、信号レベル、ゲインが上がるにつれて主に奇数倍音が付加されます。対してAsymmetric Driveモードでは、偶数倍音が発生し厚みのあるサウンドに。1つのマイクプリで3種のキャラクターを持つPure Driveは、様々なレコーディングに対応できること間違いなし!
USBオーディオインターフェース機能
また本製品の大きな特徴が、最大32-bit/192 kHzの入力に対応したUSB接続のオーディオインターフェース機能です。搭載のUSBサウンドカードにより、Quadでは4chのアナログ入力(最大32bit/192KHz)と12chのデジタル出力(4 AES + 8 ADAT @44.1/48 kHz)が、Octoでは8chのアナログ入力(最大32bit/192KHz)と24chのデジタル出力(8ch AES + 16ch ADAT @44.1/48 kHz)が実現! ハイクオリティのパフォーマンスを柔軟な環境で発揮してくれる、まさに現代的なプロダクトといえます。
製品情報
SSL / Pure Drive Quad
価格:¥198,000(本体価格:¥180,000)
発売時期:12月上旬
Rock oN eStoreから入手!
NEWS
2023/12/08
SSL2/SSL2+にマイク、ヘッドフォンが付いたレコーディングパックが登場!
Solid State Logicの人気オーディオインターフェース SSL2 / SSL2+に、SSL印のコンデンサーマイクとヘッドフォンがセットになった、SSL2/SSL2+レコーディングパックが12月15日(金)に発売となります。
SSL2 / SSL2+は、24ビット/192kHz対応のオーディオインターフェース。SSLコンソール4000シリーズヘッドアンプのキャラクターを再現する「LEGACY 4Kボタン」やAKM製 AD/DA コンバーター、ICとアナログトランジスターを組み合わせた高性能プリアンプを搭載し、安価ながらもSSLクオリティのサウンドを実現した幅広い層に人気の製品です。また、2023年3月に公開されたファームウェア・アップデートにより、ループバック機能も追加されています。
SMC 80 Studio Microphone & SHP 20 Headphones
ボディに刻まれたSSLの文字が特徴的なコンデンサーマイクSMC 80とヘッドフォンSHP 20は、このレコーディングパックでのみ入手できる限定製品です。
SMC 80はカプセルサイズ25mmの単一指向性マイク。最大入力音圧レベル136dB(1kHz THD1%)、S/N比78dB、セルフノイズ16dBAといったスペック。SHP 20は周波数特性15Hz-25kHz、インピーダンス32Ω、感度98±3dBの密閉型ヘッドフォンとなっています。簡易的な配信環境などを1セットで揃えることができるパッケージです。
<SSL2 Recording Pack 同梱内容>
・SSL2またはSSL2+ オーディオ・インターフェース
・ヘッドフォンSHP 20
・コンデンサーマイク SMC 80(専用ショックマウント付き)
・2.5m XLRマイクケーブル
Solid State Logic / SSL2 レコーディングパック
価格:¥49,500 (本体価格:¥45,000)
発売予定:2023年12月15日
Rock oN eStoreで予約購入!>>
Solid State Logic / SSL2+ レコーディングパック
価格:¥60,500 (本体価格:¥55,000)
発売予定:2023年12月15日
Rock oN eStoreで予約購入!>>
持ち運び可能なインターフェースや、簡易的な配信/レコーディング環境をお考えの方は選択肢の一つとしていかがでしょうか。様々な用途に合わせたシステム提案は、ROCK ON PROが承ります!
NEWS
2023/12/07
【無償UPG期間情報追加】Altiverb 8発売開始!業界標準リバーブがアップデート!!
コンボリューション(畳み込み演算)リバーブ製品として、今や業界標準とも言えるプラグインの最新バージョン『Altiverb 8』のリリースが発表されました。実在する空間の音響特性によって最高レベル品質のリバーブを生成。その種類はシドニーのオペラハウスからスコットランドの地下重油貯蔵タンクまでに至ります!
世界的に有名なコンサートホール、レコーディング・スタジオ、スコアリング・ステージをはじめ、電車の駅、バスルーム、水道管の中まで世界中のあらゆる空間で収録された実際のリバーブをミックスに付加することが可能。
刷新されたブラウズ画面により、膨大なライブラリをより容易に管理することができるようになりました!
2001年の登場から、20年以上にわたりブラッシュアップを重ねてきた『Altiverb』の最新バージョンをぜひお試しください。
製品情報
ブランド:AUDIO EASE
製品名:Altiverb 8
発売日:2023年12月6日(水)
ラインナップ:Altiverb 8 Regular、Altiverb 8 XL
ニュースの詳細>>(国内代理店公式WEBサイト)
製品の詳細>>(国内代理店公式WEBサイト)
2023/12/7 追記 無償アップグレードについて
2022年12月1日以降にAltiverb 7をオーサライズされたユーザー様は、無償でAltiverb 8へアップグレードしていただけます。
上記期間内にAltiverb 7をオーソライズした方
こちらのリンク(AUDIO EASE 本国WEBサイト)にアクセスし、アカウントに登録されたメールアドレスを入力して進めていただきます。「8」のライセンスを認証するように促されます。
インストーラは、こちらのリンク(AUDIO EASE 本国WEBサイト)にアクセスし、アカウントに登録されたメールアドレスを入力すると、インストーラをダウンロードするリンクが記載された英文メールがメーカーから届きます。
不明点がある場合は、国内代理店であるフォーミュラオーディオへお問合せください。
Altiverb 7のライセンスをお持ちで、まだオーソライズされていない方
すでに、バージョン7のシリアルナンバーで製品をオーサライズすると、始めからバージョン8のライセンスで使用が始まります。「7」から「8」へのアップグレード作業がありません。
Altiverb 7の製品パッケージには「7」のインストーラが収められていますが、「8」のインストーラを取得していただく必要がありますのでご注意ください。インストーラのダウンロード手順は、製品同梱のPDF書面で案内されています。
販売情報
AUDIO EASE / Altiverb 8 Regular
販売価格:¥77,000(本体価格:¥70,000)
・入出力フォーマット:モノラル、ステレオ
・対応サンプルレート:最大96kHz
Rock oN Line eStoreで購入>>
AUDIO EASE / Altiverb 8 XL
販売価格:¥133,100(本体価格:¥121,000)
・入出力フォーマット:モノラル〜最大9.1.6ch(DAWの仕様に依る)
・対応サンプルレート:最大384kHz
Rock oN Line eStoreで購入>>
各種アップグレードについて
Altiverb 8には、旧バージョンからのアップグレード・ライセンスが用意されています。Altiverb 6 Regular、Altiverb 6 XL、Altiverb 7 Regular、Altiverb 7 XLからAltiverb 8 RegularまたはAltiverb 8 XLへのアップグレード、および、Altiverb 8 RegularからAltiverb 8 XLへのアップグレードが可能です。
アップグレード製品の価格は、決定次第、本ページに追記いたします。
2023/12/6 追記 各種アップグレードの価格が発表されました。
Altiverb 8 Regularへのアップグレード
Altiverb 6 Regular to 8 Regular
販売価格:¥ 39,435 (本体価格:¥ 35,850)
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*旧バージョンのオーサライズに使用されたメールアドレスをお知らせください。
Altiverb 6 XL to 8 Regular
販売価格:¥ 39,435 (本体価格:¥ 35,850)
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*旧バージョンのオーサライズに使用されたメールアドレスをお知らせください。
Altiverb 7 Regular to 8 Regular
販売価格:¥ 14,157 (本体価格:¥ 12,870)
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*旧バージョンのオーサライズに使用されたメールアドレスをお知らせください。
Altiverb 7 XL から Altiverb 8 Regularへのアップグレードはございません。7 XLをご使用のユーザー様はAltiverb 8 XLへのアップグレードをご検討ください。
Altiverb バージョン5以前からのアップグレードにつきましては、個別にお問い合わせください。
Altiverb 8 XLへのアップグレード
Altiverb 6 Regular to 8 XL
販売価格:¥ 95,084 (本体価格:¥ 86,440)
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*旧バージョンのオーサライズに使用されたメールアドレスをお知らせください。
Altiverb 6 XL to 8 XL
販売価格:¥ 53,746 (本体価格:¥ 48,860)
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*旧バージョンのオーサライズに使用されたメールアドレスをお知らせください。
Altiverb 7 Regular to 8 XL
販売価格:¥ 69,806 (本体価格:¥ 63,460)
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*旧バージョンのオーサライズに使用されたメールアドレスをお知らせください。
Altiverb 7 XL to 8 XL
販売価格:¥ 28,468 (本体価格:¥ 25,880)
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*旧バージョンのオーサライズに使用されたメールアドレスをお知らせください。
Altiverb 8 Regular to 8 XL
販売価格:¥ 55,660 (本体価格:¥ 50,600)
Rock oN Line eStoreで購入>>
*旧バージョンのオーサライズに使用されたメールアドレスをお知らせください。
Altiverb バージョン5以前からのアップグレードにつきましては、個別にお問い合わせください。
現実に存在する空間のリバーブを使用するIRリバーブを浸透させた立役者とも言える『Altiverb』。20年以上のながきにわたり業界標準の地位を守ってきた信頼に加え、ライブラリを増加させながら進化を続け、急速に増加しているイマーシブ制作にも対応した製品です!
プロフェッショナルに愛用されるリバーブサウンドをぜひライブラリに追加してください。
本製品のお問い合わせをはじめ、プロフェッショナル・オーディオのご相談はお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください!!
NEWS
2023/12/06
Proceed Magazine 2023-2024 販売開始! 特集:今シブ大作戦
ProceedMagazine2023-2024号がいよいよ発刊です!今号の特集は「今シブ大作戦」。私たちが渋谷の地に根ざして、はや30年が経ちますが、いまその最前線にあるのはイマーシブサウンド。このムーブメントを捉えるべく、私たちは「いま渋谷でイマーシブ」→「今シブ」を掲げました。ヘッドホンでイマーシブスタジオを高精度に再現するSony 360 Virtual Mixing Enviroment、やはり欠かせないスピーカーでの環境構築メソッド、そして活況を見せるイマーシブ制作関連ツールの数々を取り上げ、イマーシブ制作の最新情報をブラッシュアップします。そのほか、弊社特派員(?)による世界最大の音響研究所Fraunhofer IISのレポートや現地公共放送局SWRのスタジオ訪問など、普段お目にかかれないドイツメディアの舞台裏もご紹介します。過去最大級のボリュームでお届けするProceedMagazine、今回も制作シーンをリードする情報満載でお届けです!
Proceed Magazine 2023-2024 特集:今シブ大作戦
今シブ大作戦。
今、渋谷でイマーシブ。最先端を行く感性豊かなクリエイターを惹きつけ、グローバルに情報を発信する渋谷。私たちメディア・インテグレーションが渋谷の地に根ざしてから早くも30年以上の月日が経とうとしています。振り返れば機材の変遷もさることながら、いまそのフロントラインにあるのはImmersive Sound。立体音響のムーブメントが押し寄せ、制作サイドはもちろんリスナー側においても、これまでヒトが得てきた音場環境をも刷新する革新的な局面が訪れています。
そこで私たちはクリエイターがそのムーブメントを乗りこなしていけるよう後押しをしていこう、と「今、渋谷でイマーシブ」→「今シブ」を掲げました。今号のProceedMagazineでは制作・リスニング環境のゲームチェンジャーとなり得るサービス「360 Virtual Mixing Enviroment」や、ワークフローを取り巻くイマーシブツール、そしてコンテンツを伝送するMPEG-Hやヨーロッパ現地での実際など、グローバルに展開する「今シブ」サウンドのいまを追いかけます。
Proceed Magazine 2023-2024
全168ページ
定価:500円(本体価格455円)
発行:株式会社メディア・インテグレーション
◎SAMPLE (画像クリックで拡大表示)
◎Contents
★People of Sound / LAUSBUB
★今シブ大作戦
Mix Revolution 360VME / murozo / maruni studio studio m-one
今シブトラスでイマーシブ環境を構築! / いまどき今シブなツールたち。
★次世代放送メディアのありかた ドイツメディアを支える舞台裏
Fraunhofer IIS / SWR / BFE / RIEDEL Communications
★Sound Trip
RavensBourne University / IBC 2023
★Product Inside
TOA ME-50FS
★ROCK ON PRO導入事例
株式会社三和映材社 MAルーム「A2」
株式会社Cygames 大阪サウンドフォーリースタジオ
★ROCK ON PRO Technology
DDM+AWS+Waves クラウドミキシング / Avid Thunderbolt 3 Module
現代サーバー事情の超整理 / しまもんの、だってわかんないんだモン!!
★Build Up Your Studio
パーソナル・スタジオ設計の音響学 その28
特別編 音響設計実践道場 〜第九回 データ整理編 その2〜
★Power of Music
Bogren Digital Jens Bogren Interview
名古屋芸術大学 ドルビーアトモス配信
ROTH BART BARON New Album「8」
★BrandNew
Native Instruments / iZotope / Avid / Nugen Audio
LEWITT / RME / Blackmagic Design / ISOVOX
YAMAHA / ROLAND / UVI / Positive Grid / Expressive E
★FUN FUN FUN
SCFEDイベのイケイケゴーゴー探報記〜! Roland Store Tokyo
ライブミュージックの神髄
◎Proceed Magazineバックナンバーも好評販売中!
Proceed Magazine 2023
Proceed Magazine 2022-2023
Proceed Magazine 2022
Proceed Magazine 2021-2022
Proceed Magazine 2021
Proceed Magazine 2020-2021
Proceed Magazine 2020
Proceed Magazine 2019-2020
Proceed Magazineへの広告掲載依頼や、内容に関するお問い合わせ、ご意見・ご感想などございましたら、下記コンタクトフォームよりご送信ください。
Sales
2023/12/05
全Pro Toolsサブスクリプション新規が20%オフ!Avid年末プロモーション開始!!
Avid Cyber Weekプロモーション終了と同時に年末プロモーションが開始されました。プロモーション内容はすべてのPro Toolsサブスクリプションとが20% OFFで手に入るというもの!
Avidからの年末のギフトをどうぞ手に取ってください!
Avid 年末プロモーション
概要:対象製品の販売が20% OFF
期間:2023年12月5日(火)〜2024年1月2日(火)
対象製品:Pro Tools Artist年間サブスクリプション(新規)、Pro Tools Studio年間サブスクリプション(新規)、Pro Tools Ultimate年間サブスクリプション(新規)
*ROCK ON PROは2023年12月30日(土)〜2024年1月3日(水)の間は休業となりますのでご注意ください。
9938-31154-00 Pro Tools Artist Annual Paid Annually Subscription - NEW
通常価格:¥15,290(本体価格:¥13,900)
→年末プロモーション特価¥12,232(本体価格:¥11,120)
Rock oN Line eStoreで購入>>
9938-30001-50 Pro Tools Studio Annual Paid Annually Subscription Electronic Code - NEW
通常価格:¥46,090(本体価格:¥41,900)
→年末プロモーション特価¥36,872(本体価格:¥33,520)
Rock oN Line eStoreで購入>>
9938-30123-00 Pro Tools Ultimate Annual Paid Annually Subscription Electronic Code - NEW
通常価格:¥92,290(本体価格:¥83,900)
→年末プロモーション特価¥73,832(本体価格:¥67,120)
Rock oN Line eStoreで購入>>
世界中のプロフェッショナルが愛用するAvidクリエイティブツールをお得に入手するまたとないチャンス!ご購入、お見積りの相談はROCK ON PROまでお気軽にお問合せください。
NEWS
2023/12/04
SCFEDイベのスタジオ探報記 第8回 prime sound studio form / RockoN Webサイトにて公開中!
憧れのスタジオを訪問してスタジオの魅力、ハイエンド機材やビンテージ機材の魅力、そして“スタジオで生まれる特別なマジック”の正体について解き明かす大好評インタビューシリーズ「SCFEDイベのスタジオ探報記」。第8回は、エイベックスが運営する商業スタジオ「prime sound studio form」へスタジオ探訪しております!
『SCFEDイベのスタジオ探訪記 第8回:prime sound studio form』 >>>>記事本編はコチラ>記事本編はコチラ
Sales
2023/12/01
残り2週間!iZotopeブラックフライデー 〜全DTMer iZotopian化計画〜進行中!!
11/15より開催されている「iZotopeブラックフライデー 〜全DTMer iZotopian化計画〜」プロモーション。12/13の開催終了まで残り2週間を切りました!いまや音楽制作に必須となったiZotope製品が、25% OFFから最大で75% OFFで手に入るビッグチャンスをお見逃しなく!!
iZotopeブラックフライデー 〜全DTMer iZotopian化計画〜
期間:2023年12月13日(水)受注分まで
対象製品一覧>>
NEWS
2023/11/28
SCFEDイベのスタジオ探報記 第7回 調布レコード / RockoN Webサイトにて公開中!
憧れのスタジオを訪問してスタジオの魅力、ハイエンド機材やビンテージ機材の魅力、そして“スタジオで生まれる特別なマジック”の正体について解き明かす大好評インタビューシリーズ「SCFEDイベのスタジオ探報記」。第7回は「調布レコード」へスタジオ探訪です!
『SCFEDイベのスタジオ探訪記 第7回:調布レコード』 >>>>記事本編はコチラ>記事本編はコチラ
Sales
2023/11/27
全Pro Toolsサブスクリプション新規、Media Composer | Ultimateが20%オフ!Avid Cyber Week プロモーション開始!!
Avid Black Fridayプロモーション終了と同時にCyber Weekプロモーションが開始されました。プロモーション内容はBlack Fridayと同様、すべてのPro ToolsサブスクリプションとMedia Composer | Ultimateが20% OFFで手に入るというもの!
Avidからの初冬のギフトをどうぞ手に取ってください!
Avid Cyber Weekプロモーション
概要:対象製品の販売が20% OFF
期間:2023年11月27日(月)〜12月4日(月)
対象製品:Pro Tools Artist年間サブスクリプション(新規)、Pro Tools Studio年間サブスクリプション(新規)、Pro Tools Ultimate年間サブスクリプション(新規)、Media Composer | Ultimate(新規)
9938-31154-00 Pro Tools Artist Annual Paid Annually Subscription - NEW
通常価格:¥15,290(本体価格:¥13,900)
→Cyber Week特価¥12,232(本体価格:¥11,120)
Rock oN Line eStoreで購入>>
9938-30001-50 Pro Tools Studio Annual Paid Annually Subscription Electronic Code - NEW
通常価格:¥46,090(本体価格:¥41,900)
→Cyber Week特価¥36,872(本体価格:¥33,520)
Rock oN Line eStoreで購入>>
9938-30123-00 Pro Tools Ultimate Annual Paid Annually Subscription Electronic Code - NEW
通常価格:¥92,290(本体価格:¥83,900)
→Cyber Week特価¥73,832(本体価格:¥67,120)
Rock oN Line eStoreで購入>>
9938-30116-00 Media Composer | Ultimate 1-Year Subscription NEW
通常価格:¥77,110(本体価格:¥70,100)
→Cyber Week特価¥61,688(本体価格:¥56,080)
Rock oN Line eStoreで購入>>
世界中のプロフェッショナルが愛用するAvidクリエイティブツールをお得に入手するまたとないチャンス!ご購入、お見積りの相談はROCK ON PROまでお気軽にお問合せください。
Sales
2023/11/27
SOUND PARTICLES「ブラックフライデー/サイバーマンデー」セール開催!
コンピュータグラフィックスの概念を取り入れた独自のアルゴリズムを搭載し、全てのプラグインが最大9.1.6chまでのイマーシブオーディオ制作にも対応しているSOUND PARTICLE社が、現在「ブラックフライデー/サイバーマンデー」セールを開催中!
全製品が50%OFFで手に入れられるチャンス!ProToolsにDolby Atmos Rendererが搭載される前に、イマーシブツールをお得に揃えておきましょう!
SOUND PARTICLES社 ブラックフライデー/サイバーマンデー
概要:SOUND PARTICLES全製品が50% OFF
期間:ブラックフライデー:2023年11月15日(水)19:00 〜 11月27日(月)
サイバーマンデー:2023年11月27日(月)19:00 〜 12月3日(日)
詳細なラインナップと価格は下記WEBページで!
Rock oN Line eStore>>
SOUND PARTICLES国内代理店フォーミュラ・オーディオWEBサイト>>
https://pro.miroc.co.jp/headline/skydust-3d-sound-particles/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-apple-silicon-support/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-density/
NEWS
2023/11/27
SCFEDイベのスタジオ探報記 第6回 日本コロムビア株式会社 / RockoN Webサイトにて公開中!
憧れのスタジオを訪問してスタジオの魅力、ハイエンド機材やビンテージ機材の魅力、そして“スタジオで生まれる特別なマジック”の正体について解き明かす大好評インタビューシリーズ「SCFEDイベのスタジオ探報記」。第6回は、「日本コロムビア株式会社 スタジオ技術部」へ探訪しております!
『SCFEDイベのスタジオ探訪記 第6回:日本コロムビア株式会社』 >>>>記事本編はコチラ>記事本編はコチラ
NEWS
2023/11/27
【12/15まで】INTER BEE特別講演『AI・機械学習が創り出す新しい音と音楽』アーカイブ公開中
幕張メッセ現地会場は今年も盛況のうちに終えたInterBEE2023ですが、オンライン会場は12月15日(金)まで開催されています。現地に参加できなかった方、全て回りきれなかった方や見たい講演を見逃した方も、オンライン出展やセミナーアーカイブまでお見逃しなく!
特別講演『AI・機械学習が創り出す新しい音と音楽』
弊社プロダクトスペシャリストの前田洋介が登壇した特別講演、『AI・機械学習が創り出す新しい音と音楽』も現在アーカイブ公開中!
海外製品におけるAIや機械学習の動向をはじめ、機械学習を使った新しい音声・音楽生成、Deep Learningを用いた音生成と音楽解析技術の紹介など、最先端の事例のデモンストレーションからAI・機械学習における基礎用語まで解説した、要注目の内容となっています。
12/15(金)までアーカイブ配信中
公開は終了しました。ご視聴ありがとうございました。
[INTER BEE FORUM 特別講演] 『AI・機械学習が創り出す新しい音と音楽』
配信ページ:https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/conference/session/?conference_id=2373
※コンファレンスを聴講するには来場登録(無料)及びログインが必要です。
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO プロダクト・スペシャリスト)
レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かしプロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行っている。
NEWS
2023/11/24
【BLACK FRIDAY SALE 2023】厳選リスト公開中!by ROCK ON PRO
Rock oN Company Webサイトで公開されている、Rock oN 黒金SALE情報はすでにご覧いただいていますでしょうか?
その中でも、特に日頃よりROCK ON PROをご愛顧いただいている皆さま向けに厳選した製品リストを公開中です!
期間限定、早いもの勝ちの特別価格になりますので、お見逃しのないよう必ずご確認くださいませ!
BF2023 ROCK ON PRO 厳選リストはこちら
厳選リストはこちら
その他 各社ブラックフライデーセール開催情報
◎iZotope ブラックフライデー 〜全DTMer iZotopian化計画〜
◎FLUX:: Back to Black Sale !
◎Audiomovers製品 Cyber Month/Black Friday セール!
◎Sonnox Oxford
◎Krotos ブラックフライデーセール2023
◎FabFilter ブラックフライデーセール2023
◎Synchro Arts ブラックフライデーセール2023
◎Sound Particles ブラックフライデーセール2023
こちらに掲載のセール価格は期間限定、在庫無くなり次第終了となります。少しでも気になる製品があるという方は今すぐROCK ON PROへとお問合せください!
NEWS
2023/11/22
MTRX Thunderbolt 3 Moduleが国内出荷開始!
AvidフラッグシップI/OであるPro Tools | MTRX IIおよびPro Tools | MTRX Studioをホストマシンへ直接接続することを可能にする、Pro Tools | MTRX Thunderbolt 3 Module。NAMM2023で発表され、システム設計の幅を大きく拡大するその機能に注目が集まっていた本製品がついに日本国内でも流通を開始いたしました!
ROCK ON PRO・Rock oN Company店頭のほか、Rock oN Line eStoreからお買い求めいただけます。
Avid
Pro Tools | MTRX Thunderbolt 3 Module
販売価格:¥ 135,080 (本体価格:¥ 122,800)
Rock oN Line eStoreで購入>>
MTRX Thunderbolt 3 Moduleについて
Thunderbolt 3オプション・モジュールは、Pro Tools|MTRX StudioおよびMTRX IIに対応しており、MTRX Studioでは64チャンネル、MTRX IIでは最大256チャンネルの低レイテンシー接続を備えた完全なネイティブ・システムを構築することができます。
DigiLink接続を行っているPro Tools|HDXを使用している場合も、Thunderbolt 3を併用することが可能です。この場合は、Pro Toolsのオーディオ(DigiLink経由)と、他のホスト・ベースのオーディオ・アプリケーション(Thunderbolt 3経由)を双方向にルーティングすることもでき、サウンド・デザインや作曲の可能性をより創造的に広げることができます。
また、MTRX IIまたはMTRX StudioにThunderbolt経由で接続された1台のコンピューターと、HDXにDigiLink経由で接続された別のコンピューターを、一緒に接続することも可能です。
日本語製品紹介ブログ
Pro Tools|MTRX IIとThunderbolt 3オプションの紹介
Thunderbolt 3 Moduleを使用すれば、MTRX II / MTRX Studio1台のみで複数のコンピューターからの信号を相互にやりとりすることができるようになり、システム構築の幅が大きく拡大します。HDXシステムとDolby Atmos RendererのI/Oを1台で完結できたり、外部からの持ち込みMac/PCからPro Toolsへ直接音声を取り込むことができるなど、運用面でのメリットも非常に大きいオプションモジュールとなっています。
デモのお問い合わせのほか、システム構築・スタジオ設計などのご相談はお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください。
https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-pro-tools-mtrx-ii-proceed2023/
https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-pro-tools-mtrx-ii-thunderbolt3-module/
Event
2023/11/22
【12/7(木)開催!】サウンドプロデューサーURU氏による360 Reality Audio 制作ストーリー @ Lush Hub
360 Reality Audio 作品を多数手掛けるサウンドプロデューサーURU氏が手掛けたアヤノハラグチ氏の楽曲 Moenの制作ストーリーとともにノウハウを解説、セミナー終了後には懇親会を開催いたします。これから360Reality Audio制作にチャレンジしてみたい方も、すでに制作を始めているという方も、お気軽にご参加ください!
参加申し込みフォームはこちら
開催概要
『サウンドプロデューサーURU氏による360 Reality Audio 制作ストーリー』
開催日時:2023年12月7日(木) 18:00 - 19:00 (セミナー終了後、懇親会を開催いたします)
会場:Lush Hub 東京都渋谷区神南1-8-18 クオリア神南フラッツB1F
参加費:無料(申込みフォームの提出をお願いします)
講師:URU 氏
ゲスト:アヤノハラグチ 氏
定員:先着30名様
ご参加特典:360 WalkMix Creator 30日体験版ライセンス(後日配布予定)
Artistアヤノハラグチ氏がイメージした立体空間を、URU氏が360 Reality Audioフォーマットの作品として完成させるまでの技術的なポイントを、各段階でのセッション・ファイルを使用して紹介します。セミナー終了後には懇親会を実施予定ですので、他の参加者の方との情報交換の場としてお気軽にご参加くださいませ。
主なトピックス
・360 Reality Audio作品の制作を決めた理由
・制作準備、立体空間での音のデザイン、設計
・録音
・ミックス作業の準備
・ミックス時に難しいところとその対処方法
・その他(質疑応答など)
こんな方におすすめ!
これから360 Reality Audio作品の制作に取り組んでみたい方
360 WalkMix Creatorを持っているがどのように作業を進めたらいいのか分からない方
360 Reality Audio制作経験者による知見、ノウハウを得たい方
他の360 Reality Audio 制作者の方と情報交換したい方
講師紹介
講師:URU 氏
Sony Music Publishing,Japan専属作家
BIZM inc.プロデューサー
https://smpj.jp/songwriters/uru/
ゲスト:アヤノハラグチ 氏
アーティスト
https://www.ayanoharaguchi.com/
司会:前田 洋介
ROCK ON PRO
Product Specialist
作品紹介 〜Moen / アヤノハラグチ〜
Moen / アヤノハラグチ
会場案内
LUSH HUB https://lush-hub.com/
東京都渋谷区神南1-8-18 クオリア神南フラッツB1F
参加申し込みフォームはこちら
https://pro.miroc.co.jp/headline/360ra-news/
https://pro.miroc.co.jp/2023/07/13/360vme-launch/
Event
2023/11/22
【次回12/4(月)開催】360VME体験会@MIL STUDIO 開催告知
12月4日(月)、360 Virtual Mixing Environment(360VME)の特別体験会を弊社MIL Studioにて開催いたします。
※「360VMEって何?」という方は、まずはこちらの記事をお読みください。
◎こんな方におすすめ
360 Reality Audio、Dolby Atmosコンテンツの制作に興味がある方
イマーシブミックスに興味があるが、制作環境の構築にお悩みの方
(例:スピーカーの選定で悩んでいる、設置環境が用意できない…etc)
汎用プロファイルでのバイノーラル再生に不満のある方
MIL Studioの音響環境でミキシングを行なってみたい方
2023年12月 360VME特別体験会@MIL STUDIO 開催概要
◎日付:2023年12月4日(月)
◎時間:13時〜18時(開始時間については弊社よりご案内いたします。)
・1日最大5組 x3名 計15名様
・1組あたり最大3名様までご参加可能です。ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。
※2名以下でお申し込みの場合、最大同時3名様まで他の参加者の方との相席とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・所要時間は1名様当たり約20分、1組で1時間となります。
◎開催場所:MIL Studio
– 祐天寺駅より徒歩3分 ※住所は体験会ご参加の方にのみメールでご案内いたします。
◎お申し込み方法:下記ボタンより申込フォームを送信ください
申込フォームはこちら
News!12月7日(木)には渋谷LUSH HUBにてURU氏、アヤノハラグチ氏をお迎えし、360 Reality Audio のセミナーおよび懇親会を開催予定です!こちらもあわせてご確認ください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/360ra-seminar-1207/
本件に関するお問い合わせは下記コンタクトフォームより送信ください。
https://pro.miroc.co.jp/headline/360ra-seminar-1207/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sony_360-vme_report/
https://pro.miroc.co.jp/headline/mdr-mv1-vme-release/
NEWS
2023/11/21
Eventideよりイマーシブプラグイン登場 & 発売記念セール開催!
デジタル・オーディオ・プロセッサーによるスタジオ音響機器の老舗メーカーEventideから、イマーシブエフェクトプラグインが新たに2つ登場しました!
Eventideの歴史的なラックエフェクターにも搭載されていたBlackhole、MicroPitchという2つのエフェクトが、7.1.4chまでのイマーシブオーディオフォーマットに対応。さらに発売を記念して今なら半額以下の金額で手に入れられる特別セールも開催しております!
リバーブ・プラグイン "Blackhole Immersive"
BlackholeはそのアルゴリズムがラックマウントDSP4000やH8000に搭載されていたモジュレイテッド・リバーブ・プラグインです。「Gravity」コントロールは、ディケイタイムを操作でき、マイナス方向に回すと反転してリバースリバーブとして扱うことができる唯一無二の機能。リバーブ音を保持するFreezeボタンやインプットをミュートするKillスイッチなど、多彩な機能が特徴です。
イマーシブ対応のBlackhole Immersiveでは、そういった従来の機能はもちろんのこと、さらにイマーシブワークフローに合わせた機能が追加されました。各チャンネルにどれだけ信号を送るかは下部のフェーダーで簡単に操作でき、スピーカー間のリバーブの混ざり具合も「Crossfeed」で調節可能。また、フロント/トップ/リアごとに設定できるEQも追加され、洗練されたUIの中でスムーズにサウンドデザインが行えます。
Eventide / Blackhole Immersive
77,000円(税込) → 発売記念セール30,800円(税込)
セール期間:11/07~12/25 (月) まで
>>Rock oN eStoreで購入!
ディレイ・ピッチシフター・プラグイン "MicroPitch Immersive"
MicroPitchは、1976年に発売されたEventideを代表する伝説的な機材H910 Harmonizerからはじまり、歴史と共に進化を続けてきたプラグインです。
MicroPitch Immersiveでは、Left/Right、Front/Back、Top/MainそれぞれのDetuneパラメーターをTiltコントロールすることにより、非対称なデチューンを作り出すことができます。パラメーターを設定した2点間で時間軸変化させることが可能なモーフィングバーや、各チャンネルへのセンドフェーダー、イマーシブなEQなどはBlackhole Immersiveと共通した機能として搭載。高解像度なディレイにより、繊細なサウンドから非現実的なサウンドまで幅広い音作りが行えるプラグインです。
Eventide / MicroPitch Immersive
77,000円(税込) → 発売記念セール30,800円(税込)
セール期間:11/07~12/25 (月) まで
>>Rock oN eStoreで購入!
イマーシブ制作のプラグインにまた強力な製品が加わりました。繊細な調整から飛び道具的な扱いまで様々な使い方が想像でき、Atmos Musicの制作はもちろんのことポスプロ、ゲーム制作など幅広いサウンドデザインで活躍するプラグインなのではないでしょうか!イマーシブ制作の環境構築や制作ツールのご相談はROCK ON PROまで!
Sales
2023/11/16
Pro Toolsサブスクリプション、Media Composer | Ultimateが20%オフ!Avid Black Friday プロモーション開始!!
Avid Black Fridayプロモーションが開始されました。すべてのPro Toolsサブスクリプションと、Media Composer | Ultimateを20% OFFで手に入れるチャンス!
Avidからの晩秋のギフトをどうぞ手に取ってください!
Avid Black Fridayプロモーション
概要:対象製品の販売が20% OFF
対象製品:Pro Tools Artist年間サブスクリプション(新規)、Pro Tools Studio年間サブスクリプション(新規)、Pro Tools Ultimate年間サブスクリプション(新規)、Media Composer | Ultimate(新規)
9938-31154-00 Pro Tools Artist Annual Paid Annually Subscription - NEW
通常価格:¥15,290(本体価格:¥13,900)
→Black Friday特価¥12,232(本体価格:¥11,120)
Rock oN Line eStoreで購入>>
9938-30001-50 Pro Tools Studio Annual Paid Annually Subscription Electronic Code - NEW
通常価格:¥46,090(本体価格:¥41,900)
→Black Friday特価¥36,872(本体価格:¥33,520)
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9938-30123-00 Pro Tools Ultimate Annual Paid Annually Subscription Electronic Code - NEW
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Event
2023/11/15
【アーカイブ映像販売中 1/4まで】Jonathan’s Mastering Bootcamp
エアロスミス、シカゴ、デヴィッド・ボウイ、ピンク・フロイド、ニルヴァーナなどを手掛け、「マスタリング界の至宝」として知られるアメリカ音楽業界屈指のマスタリングエンジニアJonathan Wyner氏を講師に迎え、キング関口台スタジオにて実施します。
計5時間(休憩含)近くに及ぶ今回のセッションでは、氏が実際にマスタリングを手掛けた最新のリリース楽曲、そして日本のエンジニアが手がけた楽曲の双方を題材にして、始点から終点における実際の各工程を実演/解説します。
主なマスタリングツールとしてiZotope Ozone 11を使用し、各工程がどのような判断に基づき、設定をされたのかを解説。そして日本のエンジニアによるマスタリング楽曲を氏がどのように紐解くのか、その捉え方やアドバイスは必見です。
今回は15名様限定販売(日本語通訳あり・会場参加¥19,800)にて、キング関口台スタジオコントロールルームに行なわれるセミナーにご参加いただけます。
会場参加のお客様には現場での質疑コーナー参加に加え、期間限定の日本語字幕収録配信URLも後日お届けいたします。当日講義に参加できない方のために、Vimeo Proでの期間限定配信URL販売も実施します。(配信は12月下旬を予定・期間限定収録配信¥9,800)
期間限定配信(12月下旬予定)を購入する
Jonathan’s Mastering Bootcamp 開催概要
※本イベントは終了しました。アーカイブ映像はMIオンラインストアにて予約販売中です。(12月下旬予定)
◎日時:11月19日13:00 〜 17:00 (休憩30分、質疑対応時間を含む)
※ 開催時間は当日の進行により変動する場合があります
◎場所:キング関口台スタジオ (Google Mapで開く)
◎価格:
・ 会場参加:¥19,800
・ 期間限定配信:¥9,800 (日本語字幕収録版、12月下旬URL配布、約1~2週間限定の配信を予定)
著名作品を数多く手掛けるJonathan Wyner氏のテクニックをじっくり学ぶことができる、大変貴重な機会です。お見逃しなく!
Event
2023/11/15
InterBEE 2023 出展情報 〜コンテンツ制作の次世代ワークフローを実体験!〜
株式会社メディア・インテグレーションおよびROCK ON PROは今年も国内最大級の放送機器展InterBEE2023に出展いたします。
◎Inter BEE 2023出展情報・会期:
<幕張メッセ会場>2023年11月15日(水)〜17日(金)10:00~17:30 (最終日は17時まで)
<オンライン>11月6日(月)~12月15日(金)
・場所:幕張メッセ/オンライン
・弊社展示ブース:ホール1 小間番号1610(ROCK ON PRO)、小間番号1513、1508(株式会社メディア・インテグレーション)
・入場料:無料(全来場者登録入場制)
※来場者登録はこちらから
Inter BEE 公式WEBサイトはこちら>>
ROCK ON PRO/MIブースの見どころ!
◎AVID Pro Tools(ROCK ON PRO)
NAMM show2023で大きな話題となったMTRX Thunderbolt 3 ModuleをPro Tools | MTRX II に実装。オーディオ制作者の長年の夢であったかもしれないAvidフラッグシップI/OをCore Audioに接続したネイティブ環境でのシステムアップを実現、制作ソリューションの可能性を拡げるこのアイテムをハンズオンします。
◎MPEG-H(ROCK ON PRO)
Pro Tools 23.6でそのインストーラーが統合されたMPEG-H。次世代放送規格にも記載のあるこのフォーマット、実際の制作ツールのご案内と、何が出来るのか?その特徴とするインタラクティブ・オーディオとは一体何なのか?数年後に現実のものとなる最新技術にいち早く触れるチャンスです。
◎Dante Domain Manager + Waves CloudMX(MI)
AoIPの一つであるDanteはすでに多くの現場で活用され、日常的に使用される技術になりましたが、ローカルエリアネットワークでの運用という制約がつきまといます。せっかくのIPなのだから、インターネット経由で接続がしたいという要望が出るのは必然です。これをついに現実のものとするDante Domain ManagerとDante Connect、そして、クラウドサービスであるAWS。これらに加え、AWS上で動作するオーディオ・ミキサーWAVES Cloud MXを展開します。オーディオ制作環境の未来をご覧ください。
◎イマーシブゾーン(MI)
本ブースの目玉の1つである「イマーシブゾーン」では実際にDolby Atmos / 360RA制作でのモニターワークフローを体験いただけます。さらに世界中どこにいても複数の共同作業者と同時にコラボレーションすることを可能とするAudiomoversもご紹介します。
◎セミナーゾーン(MI・ROCK ON PRO)
メディア・インテグレーションおよびROCK ON PROブース展示の製品に関連した最先端技術の解説、ノウハウセミナーを実施いたします。さらにFLUX SPAT Revolutionを使ったWFS(波面合成)も実演予定です。
タイムテーブルPDFはこちら [15日 16日 17日]
※上記内容は変更される場合がございますのであらかじめご了承ください。
ROCK ON PRO / MIブース セミナー情報 15日(水)
日時:2023年11月15日(水)11:10 〜 17:00
場所:プロオーディオ部門 ホール 1 小間番号 1610 セミナーゾーン
・11時10分〜 「世界をつなぐプロジェクトを実現Audiomovers LISTENTO」
講師:Mirek Stiles 氏 (Audiomovers) & Igor Maxymenko 氏 (Audiomovers)
・11時50分〜 「音楽制作もPro Tools + Sketch 〜携帯デバイスで作曲、そのままセッションファイルへ展開〜"」
講師:小笠原 一恵 氏(Avid オーディオ・ソリューション・スペシャリスト)
・13時10分〜 「Waves Cloud MX & Dante Connect:世界初クラウドベースのオーディオ・ミキサー」
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO)& 佐藤翔太(Media Integration)
・13時50分〜 「イマーシブ制作に革命をSONY 360 VME 〜スピーカーがなくても始められる高品位イマーシブ環境〜」
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO プロダクト・スペシャリスト)
・14時30分〜 「Waves eMotion LV1ミキサーで実演、ライブサウンドで必ず役立つWavesプラグインの使い方」
講師:出原 亮 氏(福山 Cable)
・15時10分〜 「進化を続けるPro Tools + ATMOS&RX 〜今後の必須ツールAtmos&RXが統合!その全貌に迫る〜」
講師:ダニエル・ラヴェル 氏(Avid オーディオ・ソリューション・スペシャリスト マネージャー)
・15時50分〜 「360 Reality Audioがもたらす音楽の拡張性!/ 360 WalkMix Creator™」
講師:高田 英男 氏(株式会社ミキサーズラボ 、日本音楽スタジオ協会会長)
・16時30分〜 「次世代放送規格MPEG-Hの持つ魅力 〜キーワードはイマーシブとインタラクティブ、次の音声制作はどうなるのか〜」
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO プロダクト・スペシャリスト)
ROCK ON PRO / MIブース セミナー情報 16日(木)
日時:2023年11月16日(木)11:10 〜 17:00
場所:プロオーディオ部門 ホール 1 小間番号 1610 セミナーゾーン
・11時10分〜 「イマーシブ制作に革命をSONY 360 VME 〜スピーカーがなくても始められる高品位イマーシブ環境〜」
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO プロダクト・スペシャリスト)
・11時50分〜 「Waves Cloud MX & Dante Connect:世界初クラウドベースのオーディオ・ミキサー」
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO)& 佐藤翔太(Media Integration)
・13時10分〜 「進化を続けるPro Tools + ATMOS&RX 〜今後の必須ツールAtmos&RXが統合!その全貌に迫る〜」
講師:ダニエル・ラヴェル氏(Avid オーディオ・ソリューション・スペシャリスト マネージャー)
・13時50分〜 「不可能を可能にするOmnibus/Injectの活用方法 Audiomovers」
講師:Mirek Stiles 氏(Abbey Road Studios) & Igor Maxymenko 氏 (Audiomovers co-founder)
・14時30分〜 「Nugen Audio新製品2種、ラウドネスメーターの超定番VisLM 3の進化と、比較試聴ツールAB Assist 2の機能紹介」
講師:山口哲(Media Integration)
・15時10分〜 「iZotope Ozone 11 Preview」
講師:青木征洋(作編曲家/ギタリスト/エンジニア)
・15時50分〜 「Abbey Road 核心の歴史」
講師:Mirek Stiles 氏(Abbey Road Studios) & Igor Maxymenko 氏(Audiomovers co-founder)
・16時30分〜 「360 Reality Audioがもたらす音楽の拡張性!/ 360 WalkMix Creator™」
講師:高田 英男 氏(株式会社ミキサーズラボ 、日本音楽スタジオ協会会長)
ROCK ON PRO / MIブース セミナー情報 17日(金)
日時:2023年11月17日(金)11:10 〜 17:00
場所:プロオーディオ部門 ホール 1 小間番号 1610 セミナーゾーン
・11時10分〜 「Nugen Audio新製品2種、ラウドネスメーターの超定番VisLM 3の進化と、比較試聴ツールAB Assist 2の機能紹介」
講師:山口哲(Media Integration)
・11時50分〜 「音楽制作もPro Tools + Sketch 〜携帯デバイスで作曲、そのままセッションファイルへ展開〜」
講師:小笠原 一恵 氏(Avid オーディオ・ソリューション・スペシャリスト)
・13時10分〜 「イマーシブ制作に革命をSONY 360 VME 〜スピーカーがなくても始められる高品位イマーシブ環境〜」
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO プロダクト・スペシャリスト)
・13時50分〜 「テクノロジーが導くエンジニアリングの未来 Audiomovers」
講師:Jonathan Wyner 氏(マスタリングエンジニア) & Igor Maxymenko 氏(Audiomovers)
・14時30分〜 「360 Reality Audioがもたらす音楽の拡張性!/ 360 WalkMix Creator™」
講師:高田英男 氏(株式会社ミキサーズラボ、日本音楽スタジオ協会会長)
・15時10分〜 「次世代放送規格MPEG-Hの持つ魅力 〜キーワードはイマーシブとインタラクティブ、次の音声制作はどうなるのか〜」
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO プロダクト・スペシャリスト)
・15時50分〜 「Waves eMotion LV1ミキサーで実演、ライブサウンドで必ず役立つWavesプラグインの使い方」
講師:出原 亮 氏(福山 Cable)
・16時30分〜 「Waves Cloud MX & Dante Connect:世界初クラウドベースのオーディオ・ミキサー」
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO)& 佐藤翔太(Media Integration)
コンファレンス出演情報
さらに、InterBEE会期2日目となる11/16(木)のInterBEE Forum 特別講演に弊社プロダクトスペシャリストの前田洋介が今年も出演いたします。「海外製品におけるAIや機械学習の動向」をはじめ、「機械学習を使った新しい音楽生成、Deep Learningを用いたドラム音生成と音楽解析技術の紹介」、「楽曲制作や楽器演奏をサポートする編曲・楽譜AIの研究事例」など、制作業界のこれからを考える上で要注目の内容となっています。ぜひ来場者登録の上、国際会議場201会議室へとお越しください!
【タイトル】[INTER BEE FORUM 特別講演] 『AI・機械学習が創り出す新しい音と音楽』
【日時】 2023年11月16日(木) 14:30-16:00
【場所】 幕張メッセ国際会議場 2F 201会議室
【テーマ】
・海外製品におけるAIや機械学習の動向
・機械学習を使った新しい音楽生成、Deep Learningを用いたドラム音生成と音楽解析技術の紹介
・楽曲制作や楽器演奏をサポートする編曲・楽譜AIの研究事例
12/15(金)までアーカイブ配信中
配信ページ:https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/conference/session/?conference_id=2373
※コンファレンスを聴講するには来場登録(無料)及びログインが必要です。
講師:前田 洋介(ROCK ON PRO プロダクト・スペシャリスト)
レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かしプロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行っている。
NEWS
2023/11/07
RME製品3年保証を開始
ドイツに本拠地を置くオーディオメーカーRME。MADI関連のコンバーターやAES67 AoIPへの対応といったユーティリティ面での強みだけでなく、独自の同期テクノロジー"Steady Clock"による精密なサウンドクオリティが高く評価される老舗メーカーです。
このRMEの国内代理店であるシンタックスジャパンが、国内正規販売店にてご購入いただいた全てのRME製品の保証期間を3年まで延長するサービスを開始いたしました。
シンタックスジャパンのWEBサイトから、ご購入いただいたRME製品の製品登録を行なっていただくことで、通常の1年保証に追加で2年間の保証が延長され、購入日から3年間の製品保証が提供されます。
さらに、保証期間の延長は新しくご購入いただくお客様だけでなく、既に製品をお持ちのユーザー様も対象となります。
※中古品、転売品、並行輸入品は対象外です。
※本ニュースに関するお問い合わせは下記リンク先より、シンタックスジャパンへお問い合わせください。
詳細はこちら>>(シンタックスジャパンWEBサイト)
RME製品はその高いサウンドクオリティとユーティリティにより、スタジオの構成機器としても非常に人気の高いプロダクト。システム設計やスタジオ構築のご相談は、お気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください。
Sales
2023/11/06
ONKIO Acousticsが20%OFFのブラックフライデーセールを開催!
数多くのアーティストに長年愛されてきたレコーディングスタジオ「音響ハウス」のStudio No.1、No.2 の“フロアの鳴り” を忠実に再現したリバーブプラグイン「ONKIO Acoustics」が、20%OFFとなるブラックフライデーセールのお知らせが届きました!
ONKIO Acousticsは、株式会社ソナ/オンフューチャー株式会社の中原雅孝氏が開発したVSVerbテクノロジーによる、素材に対して不要な音色変化が生じない高品位なリバーブです。サンプリング収録は音響ハウススタッフ総出で行われ、音響ハウスのエンジニア自身も使用しているという再現度はお墨付きのサンプリングリバーブを、この機会に是非お買い求めください!
セール詳細
[セール期間]
2023年11月1日 〜 2023年11月30日
[セール価格]
¥10,780→ ¥8,624 (本体価格:¥7,840)
Rock oN Line eStoreで購入>>
< 動作環境 >
■OS
- Mac macOS 10.14.6 - macOS 12(64-bit)
- Intel Mac , Apple M1対応
- Windows10 , Windows11
※32-bit版のOSとホストDAWアプリケーションはサポートされておりません
■認証方式
- iLokライセンス認証(iLok 2、iLok 3、マシンオーソライズ対応)
■対応DAW&プラグインフォーマット
- AAX Native / VST3 / AU (全て64-bitのみ対応)
音響ハウスの音を手にいれる絶好のチャンス!VSVerbテクノロジーの詳細なども掲載されている開発陣へのインタビュー記事を読めば、さらに興味を持っていただけると思います!
https://pro.miroc.co.jp/solution/onkio-acoustics-proceed2023/
https://pro.miroc.co.jp/headline/onkio-acoustics/
NEWS
2023/11/02
360 Reality Audio クリエイター向け最新情報ピックアップ!
360 Reality Audio クリエイター向け最新情報を随時ご紹介いたします。新しい情報が上部に追加されていきますので、ぜひブックマーク登録してご利用ください。
また、これから360 Reality Audioの制作を始めたい方向けの情報は以下ページにてまとめています。こちらもぜひご覧ください。
>>【360RA入門】これから360 Reality Audio 制作を始めるあなたに役立つ情報サイトまとめ
【12/7(木)開催!】サウンドプロデューサーURU氏による360 Reality Audio 制作ストーリー @ Lush Hub (2023/11/27)
12月7日(木)18時より、360 Realiry Audio制作についてのセミナーが渋谷Lush Hubにて開催されます。セミナー終了後には今シブ懇親会も開催!詳細は下記ページよりご確認ください。
https://pro.miroc.co.jp/headline/360ra-seminar-1207/
https://pro.miroc.co.jp/headline/360ra-seminar-1207/
【次回12/4(月)開催】360VME体験会@MIL STUDIO 開催告知(2023/11/27)
次回の360VME体験会は12月4日(月)に開催されます。イマーシブ制作用の汎用バイノーラルプラグインで自分にあったものがないとお悩みの方、ぜひ一度360VMEを体験してみてください!参加費無料、下記ページからお申し込みフォームの提出をお願いします。
https://pro.miroc.co.jp/headline/360vme-trial/
https://pro.miroc.co.jp/headline/360vme-trial/
ProceedMagazine2023号にて米国LAの360VME測定スタジオをご紹介(2023/9/13)
サービス開始時点で世界に3拠点用意されたSONY 360 VME(Virtual Mixing Enviroment)の測定スタジオ。そのLAにおける拠点、GOLD-DIGGERSの取材記事が公開されています。ボトムスピーカーを4本配置しているのが特徴的ですね!
https://pro.miroc.co.jp/headline/gold-diggers-proceed2023/
360 Virtual Mixing Environment 一般申込開始のお知らせ(2023/7/13)
複数のスピーカーで構成された立体音響スタジオの音場を、独自の測定技術によりヘッドホンで正確に再現する新技術、360 Virtual Mixing Environment(360VME)。弊社MIL Studioにおけるプロファイル測定サービスがいよいよ開始しました!
https://pro.miroc.co.jp/2023/07/13/360vme-launch/
360 WalkMix Creator™を使って360 Reality Audio作品を作ろう! MI公式You Tubeチャンネルにて公開中(2023/4/24)
国内トップクラスの制作実績を持つ山麓丸スタジオ様にご協力いただき作成したチュートリアルムービーがMI公式You Tubeチャンネルにて公開されています。
基本的な操作から実践的なノウハウが目白押し!360RAクリエイターの皆さま、必見です!
・#1 360 WalkMix Creator™の立ち上げとアウトプットの設定
・#2 マルチチャンネルをインサートするテクニック
・#3 DAWのオートメーションでのコントロール
・#4 空間表現のテクニック
・#5 DAWのフェーダーを活用したボリューム・コントロールのテクニック
360 WalkMix Creator™ V1.4.0 リリース情報、 11月1日(火)より価格改定(2022/10/17 更新)
360 Reality Audio制作ツール「360 WalkMix Creator™」の、V1.4.0がリリースされました。待望のプレイヤー機能や、ADM及びMaster ADM形式での書き出しに対応。また、11月からの値上げもアナウンスされましたので、導入をご検討中の方はこの機会をお見逃しなく!
https://pro.miroc.co.jp/?post_type=headline&p=53569&preview=true#.Y00nMezP0-Q
Macユーザー向け : M1チップでの動作に対応(2022/8/2更新)
2022/7/13 リリースの最新Ver 1.3.3より、M1チップ搭載のMacでの動作に対応しました。"360 WalkMix Creator.app"より、現在のバージョンをご確認の上、必要に応じてアップデートを行なってください。
システム要件(2022年8月現在)
Windows®
・Windows 8/8.1 64-ビット(Standard、またはProエディション) Windows 10 64-ビット(Enterprise、ProまたはHomeエディション)
・Intel Core i5、Intel Corei7以降推奨
・16GB RAM、32GB以上推奨
macOS
・macOS 10.15 またはそれ以降
・Apple M1, Apple M1 Ultra, or Intel® Core i5 プロセッサー, Intel® Core i7 または AMD Ryzen™ 7 または それ以降推奨
・16GB RAM (32GB またはそれ以上推奨)
Proceed Magazine 2022 (2022/8/2更新)
ROCK ON PROが年2回発行している、Proceed Magazine。最新号にて360 Reality Audio特集掲載中。以下の記事は本誌より転載されています。
https://pro.miroc.co.jp/solution/360-reality-audio-360-walkmix-creator-proceed2022/
https://pro.miroc.co.jp/headline/360-walkmix-creator-case-study-milet-proceed2022/
今後も随時関連情報をアップデートしていきます。360 Reality Audio制作機材、スタジオ施工に関するお問い合わせは実績豊富なROCK ON PROにお任せください。下記コンタクトフォームよりご連絡をお待ちしております。
その他の関連情報はこちら
https://pro.miroc.co.jp/headline/360ra-info-2022/
https://pro.miroc.co.jp/headline/gold-diggers-proceed2023/
https://pro.miroc.co.jp/solution/360vme-proceed2023/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sony_360-vme_report/
https://pro.miroc.co.jp/2023/07/13/360vme-launch/
https://pro.miroc.co.jp/headline/360-walkmix-creator/
https://pro.miroc.co.jp/works/360studio-proceed2021-22/
https://pro.miroc.co.jp/headline/nagoyageidai-proceed2021-22
https://pro.miroc.co.jp/solution/sound-on-4%cf%80-360ra-part-1
https://pro.miroc.co.jp/solution/sound-on-4%cf%80-360ra-part-2
https://pro.miroc.co.jp/solution/sound-on-4%cf%80-360ra-part-3
https://pro.miroc.co.jp/solution/sound-on-4%cf%80-360ra-part-4
NEWS
2023/10/31
Nugen AudioからAB Assist 2が登場!A/B比較のリスニングツール
Nugen Audioから新製品、「AB Assist 2」が登場しました!複数のオーディオソースを素早く比較できる便利なリスニングツールAB Assist 2は、既に登場していた「A|B Assist」からさらにパワーアップした製品となっています。
簡単にA/B比較のリスニング・テストが行えるため、異なるテイク、ミックスを主観とバイアス抜きで比較することができます。制作時に求められる素早く正確な判断を手助けしてくれることでしょう。
A|B Assistからの進化点
比較できるオーディオソース数が2つから4つに増加
最大7.1.4までのマルチチャンネルオーディオに対応!
オートレベルマッチ:ソースのLUFSをマッチングし、レベル差による影響を排除可能!
モノラル・チェック:ソースをモノラル変換してのモニタリングチェック機能
ソース切り替え時のスムーズなフェード
外部センドを使用せず、複数のプラグイン・インスタンスから直接比較する信号を受信
ブラインドテスト・モード
ブラインドテストモードを使う事で、よりバイアスを排除した比較が行えます。通常のリスニングモードではソースにA~Dの固有ラベルが振られるのに対し、ブラインドテストモードではW~Zのラベルが毎回ランダムで振り分けられます。ランダム配置された音源を比較し、良いと思った音源をChooseボタンで選択、複数回の比較が試行できたらRevealボタンで結果を見ることが出来ます。制作現場はもちろん、製品開発や学術分野での簡単な評価実験ツールとしても活用できるのではないでしょうか。
製品情報
Nugen Audio / AB Assist 2
販売価格:¥7,810 (本体価格:¥7,100)
>>MIオンラインストアで購入
<プラグインフォーマット >
AAX / VST3 / AU
<システム要件>
Mac OSX 10.13 (Intel)、 11.0 (M1) / 512 MB RAM
Windows 10 / 512 MB RAM
※AB Assist 1をすでにお持ちの方は、メーカーサイトのアカウントページ内、My Offers and Upgradesから10ドルでAB Assist 2にアップグレードも可能です。
制作は多くの判断の繰り返しです。音源比較はAB Assist 2が、システム構築はROCK ON PROがサポートいたします!
Sales
2023/10/26
【在庫限り】限定10台!Apogee Symphony I/O MKII 特価のご案内
デジタル・レコーディング黎明期からクオリティの高さに定評のあるApogge Electronics。同社のフラッグシップI/OであるSymphony I/O MK IIはその高いクオリティだけでなく、様々なホストへの接続と豊富なI/Oのカスタマイズによってあらゆる現場のニーズに柔軟に対応できる仕様が高い評価を得ています。
このSymphony I/O MK IIから、DigiLinkポートを搭載したモデルである「Symphony I/O MKII Pro Tools HD Chassis」を10台限定の特価で販売いたします!
以下のI/O構成の中からお好きなものをお選びいただき、ROCK ON PROまでお問い合わせください。
8x8x8 I/O w/8xマイクプリ
構成
・Symphony I/O MKII Pro Tools HD Chassis 本体
・Slot 1: 8x8 Analog I/O + 8 Mic Pre Amps + 8x8 AES オプションカード
・Slot 2: なし
通常価格:¥814,000(本体価格:¥740,000)
限定特価:¥651,200(本体価格:¥592,000)
16x16x16 I/O w/16xマイクプリ
構成
・Symphony I/O MKII Pro Tools HD Chassis 本体
・Slot 1: 8x8 Analog I/O + 8 Mic Pre Amps + 8x8 AES オプションカード
・Slot 2: 8x8 Analog I/O + 8 Mic Pre Amps + 8x8 AES オプションカード
通常価格:¥1,155,000(本体価格:¥1,050,000)
限定特価:¥1,039,500(本体価格:¥945,000)
8x8x8 I/O w/8xマイクプリ + 16x16アナログI/O
構成
・Symphony I/O MKII Pro Tools HD Chassis 本体
・Slot 1: 8x8 Analog I/O + 8 Mic Pre Amps + 8x8 AES オプションカード
・Slot 2: 16 Analog In + 16 Analog Out Module オプションカード
通常価格:¥1,243,000(本体価格:¥1,130,000)
限定特価:¥1,056,550(本体価格:¥960,500)
16x16アナログI/O
構成
・Symphony I/O MKII Pro Tools HD Chassis 本体
・Slot 1: 16 Analog In + 16 Analog Out Module オプションカード
・Slot 2: なし
通常価格:¥902,000(本体価格:¥820,000)
限定特価:¥721,600(本体価格:¥656,000)
32x32アナログI/O
構成
・Symphony I/O MKII Pro Tools HD Chassis 本体
・Slot 1: 16 Analog In + 16 Analog Out Module オプションカード
・Slot 2: 16 Analog In + 16 Analog Out Module オプションカード
通常価格:¥1,331,000(本体価格:¥1,210,000)
限定特価:¥1,131,350(本体価格:¥1,028,500)
2023年春にはI/Oカードがブラッシュアップされ、さらにサウンドクオリティを増したSymphony I/O。Dolby Atmosを始めとしたイマーシブ制作にも十分なI/Oを搭載でき、システムの中核を担えるパワフルなI/Fです。詳細なお見積もり・納期のお問合せはROCK ON PROまでお問い合わせください!
その他、システム設計、スタジオ構築やデモのご相談も随時お待ちしております。
NEWS
2023/10/26
Neumann初のオーディオインターフェイスMT 48 発売開始!
1928年創業、すべてのスタジオマイクの起源であるNeumannから、新たな製品カテゴリーとなるオーディオインターフェイス「MT 48」が発売されました。
NAMM Showなどで発表・展示され、その仕様や発売日などが注目されていたMT 48は、スイスのメーカーMerging Technologiesとの緊密な連携の上に開発されました。高精度ADコンバーターは、驚異的な136dBのダイナミックレンジで動作します。これによりMT 48 は同クラスのオーディオインターフェースの4倍の解像度を実現します。
妥協のないオーディオインターフェースとして、広大なダイナミックレンジ、優れたコンバーター、プリアンプ、ヘッドホンアンプにより、音質の新しい基準を打ち立てます。
製品情報
NEUMANN MT 48 U
販売価格:¥ 330,000 (本体価格:¥ 300,000)
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主な特徴
リファレンスクラスの高分解能コンバーター内蔵オーディオインターフェイス
直感的なタッチスクリーンインターフェイス
4つの内蔵ミキサー、DSPプロセッシング(EQ、ダイナミクス、リバーブ)
2系統マイク/ライン入力
2系統ライン/インスト入力
4系統アナログ出力(ステレオ)
ADAT、S/PDIF、Ravenna、AES67による拡張I/O
トークバック機能を内蔵した4つの独立ミキサー
MT 48は、NeumannとスイスのメーカーMerging Technologiesとの緊密な連携の上で開発された製品。Merging Technologiesといえば、業務用テープレコーダーで有名なNagraにいた技術者によって設立され、ヨーロッパの放送業界におけるDAWの標準機であるPyramixをはじめ、DSD/DXD・AoIP・3Dパンナーなどの先進的なテクノロジーをいち早く取り入れた製品開発と、何よりもその圧倒的なサウンドクオリティとそれを実現するAD/DA技術の高さで有名なメーカー。
そうしたMerging Technologiesの協力により、MT 48は単なるUSB-Cオーディオインターフェイス機能だけでなく、オンボードDSPによるリアルタイムプロセッシングやモニターコントロール機能、AES67に準拠したRavennaやDanteなどのAoIP信号によるI/O拡張機能など、まるでミキサーのような機能を備え、それらをタッチパネルによって直観的に操作可能とします。
Gallery
言わずと知れたマイクロフォンのメーカーとして高い信頼と人気を確立し、近年ではモニタースピーカーやヘッドホンなどの分野で優れた製品を数多くリリースしてきたNeumann。MT 48のリリースは、音の入出力の部分だけでなくそれらを繋ぐオーディオインターフェイスの部分にも、そのNeumannクオリティが行き渡るということを意味しています。
高精度ADコンバーターや優れた接続性を持つ製品をリリースしたということで、これまでのNeumann製品の性能をデジタルワークフローでも十分に発揮する製品が満を持して登場したという印象です。
本製品についてのお問い合わせ・見積作成、また、Pro Tools HDXシステムやスタジオ構築のご相談はお気軽にROCK ON PROまでお寄せください。
NEWS
2023/10/24
SCFEDイベのスタジオ探報記 第5回 ワーナーミュージック・マスタリング / RockoN Webサイトにて公開中!
憧れのスタジオを訪問してスタジオの魅力、ハイエンド機材やビンテージ機材の魅力、そして“スタジオで生まれる特別なマジック”の正体について解き明かすインタビューシリーズ「SCFEDイベのスタジオ探報記」。第5回にして初のマスタリングスタジオ、「ワーナーミュージック・マスタリング」にスタジオ探報しております!
『SCFEDイベのスタジオ探訪記 第5回:ワーナーミュージック・マスタリング』 >>>>記事本編はコチラ
NEWS
2023/10/23
フォーミュラ・オーディオ取扱製品が価格改定
スタジオ定番のAudio Easeをはじめ、DSpatial、Sound Particlesといったメーカーのプラグインを国内販売するフォーミュラ・オーディオから、価格改定のお知らせが届きました。
旧価格でのお求めはお早めにどうぞ!
対象:2023年11月1日(水)出荷分より
主要製品の価格改定情報
◎Audio Ease
Altiverb 7 XL
¥126,500(税込) → ¥133,100(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Altiverb 7 Regular
¥74,800(税込) → ¥77,000(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
indoor
¥104,500(税込) → ¥108,900(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Speakerphone 2
¥60,500(税込) → ¥62,700(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
360pan suite 3
¥39,600(税込) → ¥41,800(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Altiverb 7 XL from 7 Regular
¥58,300(税込) → ¥60,500(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
◎IOSONO
Anymix Pro
¥42,900(税込) → ¥43,450(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
◎DSpatial
Reality VR
¥75,900(税込) → ¥78,100(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Reality Builder
¥431,200(税込) → ¥447,700(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
◎Sound Particles
SkyDust 3D
¥55,000(税込) → ¥59,400(税込) (リリースセール25%OFFは継続)
Rock oN Line eStoreで購入>>
上記以外の製品についてはROCK ON PRO営業担当者、または、Rock oN Companyまで個別にお問合せください。
業界標準のプラグインとして愛用者も多いAudio Ease社製品は、アップグレード版も改定の対象となっています。導入、アップグレードをご検討中の方はお早めにお問合せください。
Sales
2023/10/23
SOUND PARTICLES「ハロウィン・セール」開催!
コンピュータグラフィックスの概念を取り入れた独自のアルゴリズムで、画期的なサウンドを提供するポルトガルのメーカーSOUND PARTICLE社が、10月23日より「ハロウィーン・セール」を開催!
全てのプラグインがセール対象です。DensityやDopplerを含むエフェクト・プラグイン6種類をまとめたバンドル6FXも40%オフとなり、さらにお得にSOUND PARTICLES製品を揃えることも!
SOUND PARTICLES社 ハロウィン・セール
概要:SOUND PARTICLES全製品が40% OFF
期間:2023年10月23日(月)19:00 〜 10月31日(火)
詳細なラインナップと価格は下記WEBページで!
Rock oN Line eStore>>
SOUND PARTICLES国内代理店フォーミュラ・オーディオWEBサイト>>
https://pro.miroc.co.jp/headline/skydust-3d-sound-particles/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-density/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-apple-silicon-support/
Support
2023/10/20
LeSound 取り扱いおよびサポート終了のお知らせ
音効向けプラグイン、SpaceMotors、AudioTextureなどの製品でお馴染みのブランドLeSoundより閉業のアナウンスがありました。
これに伴い、弊社におきましてもLeSound全製品の販売およびサポートを終了いたします。
各ライセンスをお持ちの方におかれましては、ライセンスが失効することはございませんが、お使いの動作環境が対応している限りの使用となります。
突然のご案内となり恐れ入りますが、ご理解・ご了承いただけますと幸いです。
ご不明点につきましては以下のContact Formよりお問い合わせください。
Sales
2023/10/17
【在庫あり〼】HDXカードとPro Tools Ultimate永続ライセンスのバンドル販売が終了!
2023年9月のPro Tools永続ライセンス復活に伴い、「HDX/Pro Tools Ultimate 永続ライセンス・バンドル」の販売が終了となります。販売終了時期は2023年12月31日。これ以降、HDXカードとPro Tools Ultimate永続ライセンスのバンドル販売はおこなわれませんのでご注意ください。
生産完了となる製品:Pro Tools HDX Core with Pro Tools | Ultimate Perpetual License NEW(型番:9935-71763-00)
販売終了日:2023年12月31日
メーカー希望表示価格:¥1,012,110(本体価格:¥920,100-)
旧価格在庫をお得にGet!
Avid
Pro Tools HDX Core with Pro Tools | Ultimate Perpetual License NEW
在庫限り特価!¥852,500(本体価格:¥775,000)
現行定価よりも約¥160,000もお求めやすい最終在庫!本記事公開時点で、残り5点のみの超特価です!
バンドル生産完了後のお買い求めについて
上記バンドル製品の販売が終了して以降は、以下の製品の組み合わせで同等品をお求めいいただけます。9月の価格改定でPro Tools Ultimate永続版の新規ライセンスが値下がりしたことにより、HDXカード+Pro Tools Ultimateのバンドル製品よりも安価にお求めいただけます。
1
Pro Tools HDX Core
型番:9900-65173-00
メーカー希望表示価格:¥778,800(本体価格:¥708,000)
2
Pro Tools Ultimate Perpetual Electronic Code - NEW
型番:9938-30007-00
メーカー希望表示価格:¥231,000(本体価格:¥210,000)
または
Pro Tools Ultimate Perpetual Box – NEW
型番:9935-71832-00
メーカー希望表示価格:¥231,000(本体価格:¥210,000)
※本製品の国内リリースは第4四半期を予定しています。
ROCK ON PROでは、HDXシステム構築をはじめ、スタジオ設計や機材のデモなど、音に関する様々なご相談を随時お待ちしております。ぜひ、お気軽にお問合せください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-perpetual-new-license-get-revival/
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-get-to-support-apple-silicon-m2-mac/
Sales
2023/10/16
【1枚無料】GRACE design m908の購入でオプションカードが付いてくる期間限定キャンペーンが開催中!
10月16日から11月末日までにGRACE design m908 モニターコントローラーをお買い上げの方に、 もれなくm908オプションカード1枚をプレゼントする期間限定キャンペーンが開催されました!
GRACE design m908は、ステレオからサラウンド、Dolby Atmosや360 Reality Audioといった最大24chまでのイマーシブオーディオフォーマットに対応するモニターコントローラーとして、国内外のプロフェッショナルスタジオで採用されています。
標準では、AES3、TOSLINK、S/PDIF、ADATといった合計68chのデジタル入力、16chのバランスアナログ出力と、24chのデジタル出力を搭載していますが、オプションカードによる拡張でADの増設やDante, DigiLink, Ravenna/AES67といった今や大規模システムには欠かせない入出力の追加が可能! スタジオの用途に合わせたカスタムと、様々な入力ソース、モニタ環境を瞬時に切り替えられる利便性が好評のモニターコントローラーです。
そんなm908を今購入された方全員に、お好きなオプションカードを1枚プレゼントするキャンペーンとなっています!1枚税込149,600円のオプションカードが無料でついてくる、m908を導入する絶好の機会をお見逃しなく!
GRACE design / m908
販売価格:¥1,507,000 (本体価格:¥1,370,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
キャンペーン詳細
内容:期間中にGRACE design m908 サラウンド/イマーシブ・モニターコントローラーをお買い上げいただくと、お好きなm908オプションカードを1枚無料で差し上げます。
期間:2023年10月16日~2023年11月末日
プレゼント対象オプションカード:
・8ch AD Option
・Dante Option
・Digilink Option
・Ravenna Option (各種販売価格 ¥149,600)
キャンペーン詳細:https://umbrella-company.jp/contents/grace-design-m908-optioncard-promotion/
m908は特にイマーシブ対応スタジオなど大規模なシステムで活躍するプロフェッショナル・モニターコントローラーです。導入やシステム構築のご相談はROCK ON PROにお任せください!
ROCK ON PROのm908導入事例もぜひご参考に!
https://pro.miroc.co.jp/works/imagicatakeeshiba-proceed2022/
https://pro.miroc.co.jp/works/avexr-studio-proceed2022-23/
https://pro.miroc.co.jp/works/imagica-sdi-studio-proceed2020/
Sales
2023/10/16
バウンス清水の!皆さんの夢を実現するAVID目的別ソリューション!
Rock oNでは皆さんの夢を実現するAVIDのソリューションを多数ご用意しています!また高額お見積りでも安心の18回無金利や24回超低金利もご利用可能です。ぜひRock oNスペシャリストにご相談ください!
◎16ch ノーレイテンシーレコーディングセット
■構成製品
・Pro Tools | Carbon
・Pro Tools | Carbon Pre
・[AVB-TB] Thunderbolt AVB GE Adapter for Macs
■こんな方にオススメ!
スタジオみたいにPro Tools でレイテンシーなくレコーディングしたい!
■ここがポイント!
Carbon Preで拡張することにより16chマイクプリつきのレコーディングシステムが構築可能!
HDXシステムを組むより安く、Pro Tools ノーレーテンシーレコーディングシステムをGETできる!
■これが出来るようになる!
スタジオの様に録音したいけどHDXシステムは高くて導入するのが難しい、そんなあなたもCarbon とCarbon Preでスタジオと同等レベルの16chのレコーディングができます!
このシステムでドラムレコーディングシステムが個人で持てる!!
◎イマーシブオーディオミキシングセット
■セット① 構成製品
・MTRX Studio
・Dante Virtual Soundcard
・DB25-XLRM DigiSnake 4’ x2
■セット② 構成製品
・MTRX
・DA8 x2
・Pro Tools | MTRX 64 channel IP Audio Dante Module
・Dante Virtual Soundcard
・DB25-XLRM DigiSnake 4’ x2
■こんな方にオススメ!
Dolby Atmos、360 Reality Audioなどのイマーシブオーディオミキシングをスピーカーで始めようとしている方。
■ここがポイント!
スピーカーへの多Ch OUT、モニターコントローラーが同時に手に入るMTRX STUDIO / MTRXでストレスなくミキシング環境をシステムアップ!HDXを使わず、Dante Virtual Soundcardを使いDanteでルーティングすることによってコストを大幅ダウン!
■これが出来るようになる!
マルチチャンネルのスピーカーを扱う場合、モニターコントロールとキャリブレーションをどこでするかが課題になります。MTRXシリーズなら1台で全てができるので、ストレスフリー!
◎Next Level from HD I/Oセット
■構成製品
・MTRX
・AD8 x2
・DA8 x2
・Pro Tools Ultimate Perpetual Annual Electronic Code – UPGRADE
■こんな方にオススメ!
現在 HD I/Oを使用している方、以前よりお安くMTRXに乗り換えできる!!
■ここがポイント!
16 in/16outのMTRXへHD I/Oから以前よりお安く更新できる!Pro Tools のVerも新しくして心機一転!!
■これが出来るようになる!
拡張性と高密度新世代サウンドこそMTRXの醍醐味!HD I/Oは過去の時代のI/Oと言えるかもしれません。令和を生き抜くサウンドはMTRX以上が必要でしょう!今こそ乗り換えのファイナルチャンスです!
◎スタジオパーフェクトセット
■構成製品
・Pro Tools HDX Core with Pro Tools | Ultimate Perpetual License NEW
・iLok 3
・MTRX II
・AD8 x2
・DA8 x2
■こんな方にオススメ!
新規でPro Tools HDXシステムを導入したい方。新設スタジオを作る予定の方。
■ここがポイント!
HDXシステムが初めての方でもRock oNならモジュールインストール作業のアシストなど不安要素を解消できます!
■これが出来るようになる!
なんと言ってもノーレーテンシーレコーディング!商業スタジオはやはりHDXシステムの導入がベストでしょう!発売したばかりのフラッグシップI/Oと組み合わせて、他と差をつけよう!
Rock oN 来店予約はこちら
Sales
2023/10/02
“The Ones & GLM Kitプレゼント・キャンペーン”実施中!
アクティブ・モニタースピーカーのパイオニアGenelecがお得なキャンペーンを実施中です。キャンペーン期間中に"The One"シリーズ対象モデルをペアで購入いただくと、GLM Kit (税込¥55,000相当)をプレゼント!
GLM KitはGLMアダプターと測定用に校正されたマイクロホンのセット。設置空間がスピーカーに与える影響に着目し、登場後17 年目を迎えた今でも進化を続けているスピーカー・マネージメント・ソフトウェア、GLM(Genelec Loudspeaker Manager)を使用する際に必要な製品です。簡便な測定プロセスと直感的な操作による強力なキャリブレーション機能をはじめ、豊富な機能を提供します。
GLM Kitについての詳細はこちら>>
The Ones & GLM Kitプレゼント・キャンペーン
概要:対象期間中にThe Ones シリーズ(下記対象製品)をペアでご購入されたお客様にGLM Kitをプレゼント!
対象期間:2023年12月31日(日)まで
1台のみのご購入はキャンペーン対象外です。
ペア以上でご購入の場合も、GLM Kitは1台のみプレゼントとなります。
中古品のご購入は対象外です。
対象製品
8331AP(グレー)、8331AM(ブラック)、8331AW(ホワイト)、8331ARw(RAW)
ペア販売価格:¥ 726,000 (本体価格:¥ 660,000)
8331A詳細はこちら>>
Rock oN Line eStoreで購入>>
8341AP(グレー)、8341AM(ブラック)、8341AW(ホワイト)、8341ARw(RAW)
ペア販売価格:¥ 924,000 (本体価格:¥ 840,000)
8341A詳細はこちら>>
Rock oN Line eStoreで購入>>
8351BP(グレー)、8351BM(ブラック)、8351BW(ホワイト)
ペア販売価格:¥ 1,276,000 (本体価格:¥ 1,160,000)
8351B詳細はこちら>>
8361AP(グレー)、8361AM(ブラック)、8361AW(ホワイト)
ペア販売価格:¥ 1,540,000 (本体価格:¥ 1,400,000)
8361A詳細はこちら>>
イマーシブモニター環境の構築に最適な3ウェイ・ポイント・ソースモニターのThe Onesシリーズと、GLMアダプターと測定用に校正されたマイクロホンのセットによるスピーカー・マネージメント・ソフトウェアGLM(Genelec Loudspeaker Manager)をセットでお得に手に入れる絶好のチャンスです!
モニタースピーカーの選定・デモ、Pro Tools HDXシステムをはじめとしたスタジオ構築のご相談はROCK ON PROまでお気軽にお問い合わせください。
NEWS
2023/09/26
Rock oN 渋谷店にて360VME測定デモを開始!
今年7月に弊社MIL Studioにて測定サービスの運営を開始し、既に体験された方々からは驚きの声をいただいているSONY 360 Virtual Mixing Environment(360VME)。今までもMIL Studioでの体験会は開催してきましたが、この度Rock oN Company 渋谷店で測定デモのご案内を開始します!
今までの体験会には参加できなかった方も、Rock oN渋谷ならいつでも体験・案内が可能になります。気に入っていただければ、その場でMILでの測定サービス購入も大歓迎!またRock oN渋谷ならではのデモとして、店頭にある様々な種類のヘッドフォンによる比較なども対応可能。VME対応ヘッドフォン以外ではどれほどの精度なの?という疑問をお持ちの方も是非一度お越しください。
測定デモは、Rock oN渋谷リファレンスルームにてご体験いただけます。レコーディングスタジオクオリティでの視聴を可能とするため株式会社SONAによる音響調整を行なった、Focal CI 100 ICWをサラウンド4本、トップ4本常設の7.1.4ch Dolby Atmos環境です。
※ 店頭での測定デモは予約制とさせていただきます。
ご希望の方はRock oN Company 渋谷店 03-3477-1756 まで、お気軽にご連絡ください。
◎ Rock oN Company 渋谷
営業時間:12:00-19:00(日曜 臨時定休)
住所:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-8-18 クオリア神南フラッツ1F
TEL:03-3477-1756
360VME測定に関するお問い合わせや、イマーシブ制作環境のご相談などはROCK ON PROまで!
https://pro.miroc.co.jp/2023/07/13/360vme-launch/
https://pro.miroc.co.jp/solution/360vme-proceed2023/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sony_360-vme_report/
Support
2023/09/22
Pro ToolsがM2 Macに対応!~ Pro Tools サポート情報
日本時間2023年9月22日にリリースされたPro Tools 2023.9にて、Pro Toolsが待望のM2チップを搭載した最新の各種Macへの対応を果たしました!
同時に、M2チップ環境下での各種Thunderboltシャーシとの互換性も検証が進み、現行のMacを使用したシステム互換性が確認できるようになっています。
Pro Tools システム要件>>
Pro Tools 2023.9 リリース・ノート>>
Pro Tools OS (オペレーティングシステム) 互換性 リスト>>
Pro ToolsでサポートされるAppleコンピュータとオペレーティング・システム>>
↑Pro Toolsのホストマシンとして使用できるMac/Windowsの機種を知りたい方はこちら
Pro Tools Thunderbolt Chassis 互換性>>
↑Pro Toolsの外部シャーシとして使用できるThunderboltシャーシの機種を知りたい方はこちら
HDXカードの電源ケーブルについて
HDXカードはPCIeスロットに挿入するだけでなく、付属の電源ケーブルを使ってMac Pro本体または外部Thunderboltシャーシに接続する必要があります。
この電源ケーブルには複数の種類があり、HDXカードにはすべての種類の電源ケーブルが付属しています。
そのため、HDXカードもシャーシも新品、という状況であればトラブルは起きませんが、すでにHDXカードをお持ちでThunderboltシャーシを新しくした際には、必要なケーブルが揃っているかご確認の上、もし、HDXカード購入時に付属していた電源ケーブルが残っていない場合は電源ケーブルのみを追加で購入する必要があります。
各種シャーシに必要な電源ケーブルは、上記 Pro Tools Thunderbolt Chassis 互換性>>でご確認いただけます。
いくつかの例として、
MAGMA で使用していたケーブルは現行のAVID HDXシャーシやEchoIII には使用できません。
SONNET eGPUで使用していたケーブルは現行のAVID HDXシャーシに使用することができません (EchoIIIは変換ケーブルが付属しているので新品なら大丈夫)。
SONNET EchoExpressIIIで使用しているケーブルは、そのまま(変換している場合は変換ケーブルも一緒に移植)現行のAVID HDXシャーシとEchoIIIで使用することが可能です。
などが挙げられます。
現行のMacが次々とM2へアップデートされる中、Pro ToolsのM2環境のサポートは多くのユーザーが待ち望んだアップデート!システムの新規導入やMacの更新をご検討中の方は、ぜひROCK ON PROまでお問い合わせください!!
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-2023-9/
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-perpetual-new-license-get-revival/
NEWS
2023/09/22
Pro Tools 2023.9リリース ~ Pro Tools Sketchが新登場!
Pro Tools 2023.9がリリースされました。最新の音楽制作ワークフローに対応した作曲機能であるPro Tools Sketchウィンドウが新たに搭載されます。
また、今回のアップデートに伴い、待望のM2 Macへの対応が発表!サポートされる各種ハードウェアについては、こちらの記事でまとめております。
さらに、Pro Tools 2023.9のリリースと同時に、こちらも待望の永続ライセンスの新規販売が再開、そして、年間サポートプランの更新と再加入が統合されました。
こちらも、詳細は別ページにまとめてありますので、合わせてご確認ください。
有効なサブスクリプションまたはアップデート+サポート・プランが有効期間中の永続ライセンスをお持ちのすべてのユーザー様は、最新バージョンPro Tools 2023.9をAvidアカウントからダウンロードしていただくことが可能です。
主な新機能
Pro Tools Sketchウインドウ追加、無償iPad版Pro Tools Sketchも同時リリース
従来の編集ウィンドウとミックスウィンドウに加えて、第三のウィンドウとなるPro Tools Sketchウィンドウが追加されました。
Pro Tools Sketchクリップベースでノンリニアな楽曲制作をおこなうことが可能な作曲用ウィンドウ。「Scene」と呼ばれるシーケンスを作成し、それらを自由にリピートしたり繋ぎ合わせたりすることで、まさにスケッチをするように、楽曲制作のアイデアをすぐに形にすることが可能になります。
Pro Tools Sketchは、Pro Toolsの全てのバージョン(無料のPro Tools Introを含む)で利用できる新しいウィンドウです。
Sketchウインドウ追加により、Pro Toolsの音楽制作ワークフローは拡張され、世界クラスのレコーディング、編集、ミキシング機能にノンリニアな制作環境が追加されます。
無料のiPadアプリも別途入手できます。
Pro Tools Sketchの詳細はこちらのAvid Blogでも紹介されています。
Pro Tools 2023.9のリリースに合わせ、そのSketchウインドウで対応している全ての機能並びに無償で利用可能なサウンド・ライブラリーを搭載したPro Tools Sketch iPad版もリリースされます。Pro Tools Sketch iPad版は、Apple App ストアで無償にて入手いただけます。
Sketchで作成したデータは、Pro Tools 2023.9(以上)のSketchウインドウで、そのまま開くことが可能、より完成度を高める為、Pro Tools上で制作作業を継続できます。
Pro Tools Sketch iPad版の詳細はAvid WEBサイトのこちらのページでもご確認いただけます(英語)。
Pro Tools Sketch 基本機能
最大16トラックと事実上無制限のシーンをサポート
1GB+ループとサンプルライブラリ
数十のインストゥルメントサウンドとプリセットを備えたPlayCellおよびSynthCellソフトウェアインストゥルメント
9つのエフェクトプロセッサ
オンボード・オーディオおよびMIDI編集ツールと統合ミキサー
Pro Tools Sketch FAQ
Pro Tools Sketchはどうやって入手できますか?
Pro Tools 2023.9以上の場合は、新たなSketchウインドウとして搭載されており、iPadアプリの場合はApple Appストアにて入手できます。
Sketchは、どのPro Toolsに搭載されますか?
Pro Tools Introを含む、全てのバージョン2023.9以上のPro ToolsにSketchウインドウとして搭載されます。
Android版のPro Tools Sketchはありますか?
当初のリリース時は、デスクトップのPro Tools (Mac/Windows) アプリケーション並びにiPadアプリのみとなります。
iPhone版及びAndroid版は、将来的な対応を予定しています。
Pro Tools Sketchは無償ですか?
Pro Tools Sketch iPad版は無償です、また、無償版のPro Tools Intro Mac/Windowsアプリケーション上にもSketchウインドウは搭載されています。
Pro Tools Sketchは Pro Tools毎に機能に違っていますか?
いいえ、SketchはiPad版及びSketchウインドウともに同じ機能です(16トラック及び事実上無制限のシーン)。
Pro Tools上のEdit/Mixウインドウにデータを移行させた後は、それぞれのPro Toolsの機能を利用いただけます。
Pro Tools Sketchのファイルフォーマットは何ですか?
Sketchファイルは.ptsketch拡張子を使います。
Pro Tools Sketch iPad版で作成したデータは、どうやって他のPro Tools SketchまたはPro Toolsに持っていくのですか?
Sketch上で作成したファイルを、iCloud等のクラウドサービスまたはEmail等で送信し、他のiPadやPro Toolsで開く事ができます。
Sketchファイルをデスクトップで直接開くには、Pro Tools 2023.9以上が必要となります。
Pro Tools Sketchをエクスポートした際、使用した全てのコンテンツ(ループやサンプル)も一緒に書き出されますか?
はい、Sketchファイルは、Pro Toolsセッション・ファイルの構造とは異なり、関連する全てのファイルが1つのSketchファイル内に含まれる形で保存/書き出されます。
Pro Toolsセッション上では、Sketchウインドウはどのように連携するのですか?
ノンリニア及びリニアなワークフローの両方を使いながら作業したい場合は、Sketchをリニアなタイムラインを持つPro Toolsとシンクさせる形で作業していくことができます。
Sketch での作業を完結後、Pro Toolsのリニアなタイムラインに移行して作業したい場合は、任意または全てのSketch上のクリップをPro ToolsのEditウインドウ内のタイムライン上にドラッグ&ドロップしてデータを移行させることができます。以降は、使用するPro Toolsが持つ、全ての編集/ミックス機能を使用し楽曲を完成させることが可能となります。
1つのSketchファイルを、複数のPro Toolsセッションに対して”ピン留め”する事も可能です(Sketchウインドウ右上にあるピン・ボタンを使います)。これにより、Pro Toolsセッションを開いた際に、ピン留めしたSketchファイルが自動的に開くようになります。
Pro Tools Sketchに必要最低動作システム条件はどうなりますか?
Pro Tools Sketch iPad版の動作には、iPad OS16以上が必要です。
Pro Tools 内のSketch ウインドウは、使用する各Pro Toolsの必要動作環境に準拠します。
セッション選択範囲のエクスポート機能 (Pro Tools Studio & Ultimate のみ)
タイムラインの一部を新規セッションとしてエクスポートできるようになりました。新しい「コピーを保存…」オプションから「選択されたタイムライン範囲のみ」にチェックを入れて行います。
大規模なセッションを分割したり、その一部のみをリミックスしたい場合などに、より直感的な操作で求める結果を得ることができるようになりました。
プラグイン幅のフィルタリング (Pro Tools Studio & Ultimate のみ)
Pro Toolsがより多くのマルチチャンネル・フォーマットに対応するに従い、トラック幅の違いによって、同じプラグインが何個もプラグイン・ウィンドウに並ぶということが起こってしまっています。
これを解消するために、Pro Tools 2023.9からはプラグインが4つ以上の幅を提供する場合、それらの選択肢がサブフォルダに配置されるようになりました。
ドラッグ&ドロップによるプラグイン・スロットのリオーダー機能
これは待ち望んでいた方も多い機能ではないでしょうか!?プラグインのインサート位置をドラッグ&ドロップによって変更/入れ替えることが可能になりました!Pro Tools Intro、Artist、Sudio、UltimateのすべてのPro Toolsで使用可能です。
その他の新機能
ダッシュボードがPro Tools Sketch対応に
編集選択範囲を次のマーカーレーンまたはルーラーに移動するキーコマンドが追加され、マーカーを含むトラック間だけをすばやく移動
キーボードショートカットの特殊ペーストで、マーカーをマージ
I/O設定のデフォルト・パスのリストを統合
I/O設定のインプットタブに新しくパス順リストが追加され、Dolby Atmos Rendererからのリレンダリング・リターンに合わせたパスを簡単に作成
各新機能のより詳細な内容はこちらのAvid Blogをご覧ください。
待望のM2チップ搭載Macをサポート!
Pro Tools 2023.9にて、Pro Toolsが待望のM2チップを搭載した最新の各種Macへの対応を果たしました!
まさに待望と言える今回のアップデート。最新のOS/ハードウェア、さらに外部Thunderboltシャーシへの対応状況へのリンクはこちらの記事にまとめております。ぜひ合わせてご覧ください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-get-to-support-apple-silicon-m2-mac/
音楽的なアイデアをより直感的に実現することができるPro Tools Sketchの登場で、楽曲制作をメインとするユーザー様にとっては非常に使いやすくなったPro Tools。作曲からミックスまでをひとつのDAWで完結できるワークフローは、待ち望まれていたソリューションではないでしょうか。
新規導入はもとより最新バージョンへのアップグレードのご相談、スタジオ構築やシステム設計のお問い合わせもお気軽にお寄せください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-perpetual-new-license-get-revival/
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-get-to-support-apple-silicon-m2-mac/
NEWS
2023/09/22
【2023.9.26 追記あり】Pro Tools永続版の新規販売が復活!さらに、更新と再加入が統合
Pro Tools各種の永続版新規ライセンスの販売が再開されました。
2022年の春に販売終了となって以来、一部の例外を除きPro Toolsソフトウェアを新規に導入する場合はサブスクリプション版を購入するしかありませんでしたが、EDU(アカデミック)版を除いた各種Pro Tools永続版ソフトウェアを新規購入することが再びできるようになりました!
Pro Tools Studio(旧Pro Tools)とPro Tools Ultimateの永続版復活と同時に、従来はサブスクリプションのみだったPro Tools Artistにも永続版ライセンスが登場します。
また、11月以降の出荷となる予定ですが、Pro Toolsソフトウェアのパッケージ販売も再開。店頭での購入もしやすくなりそうです。
さらに、永続版ライセンスのアップグレードをわかりやすくするため、従来は「更新」と「再加入」にわかれていたライセンスが「アップグレード」に一本化されます。
更新版を購入したもののアクティベーションを忘れている間に更新期限が過ぎてしまった、といったトラブルもなくなりそうですね!
*本記事に記載の変更事項はPro Toolsのみに適用となります。Media Composer及びSibeliusには適用されませんのでご注意ください。
*サブスクリプション版も、従来通り販売を継続いたします。ご用途に応じて、永続版またはサブスクリプション版をご選択ください。
Pro Tools永続版が復活
2022年に緊急速報!! Pro Tools 新ラインナップが発表!! 超速セミナーも開催!の記事でお伝えして以降、Pro Tools永続版のソフトウェアのみを新規購入していただくことはできなくなっていましたが、この度、Pro Tools Ultimate、及び、Pro Tools Studioの永続版新規ライセンスが復活。さらに、もともとサブスクリプション版のみだったPro Tools Artistに永続版が新登場しました。
Artist、Studio、Ultimateの機能の違いについては、こちらの記事をご覧ください。
*過去の記事のため、一部に過去の名称が使用されています。Pro Tools Flexは、現在ではPro Tools Ultimateに名称変更されています。
Pro Tools Artist
9938-31362-00
Pro Tools Artist Perpetual License - Pro Tools Artist永続ライセンス新規
販売価格:¥30,690(本体価格:¥27,900)
9935-73360-00
Pro Tools Artist Perpetual License (Boxed) - Pro Tools Artist 永続ライセンス(パッケージ版)
販売価格:¥30,690(本体価格:¥27,900)
Pro Tools Studio
9938-30001-00
Pro Tools Studio Perpetual License - Pro Tools Studio永続ライセンス
販売価格:¥92,290(本体価格:¥83,900)
9935-71826-00
Pro Tools Studio Perpetual License (Boxed) - Pro Tools Studio永続ライセンス(パッケージ版)
販売価格:¥92,290(本体価格:¥83,900)
Pro Tools Ultimate
9938-30007-00
Pro Tools Ultimate Perpetual License - Pro Tools Ultimate 永続ライセンス
販売価格:¥231,000(本体価格:¥210,000)
9935-71832-00
Pro Tools Ultimate Perpetual License (Boxed) - Pro Tools Ultimate 永続ライセンス(パッケージ版)
販売価格:¥231,000(本体価格:¥210,000)
Pro Tools Ultimateは永続版が復活しただけでなく、販売停止以前の¥337,700から30%以上のプライスダウンが合わせて実施。ソフトウェアのみでの導入がしやすくなりました!
年間サポート「更新」と「再加入」が統合、「アップグレード」という名称に
永続ライセンス版は、Avidアカウントからのサポートや、最新版へのアップグレード/Avid Complete Plugin Bundleの使用権などを保持するために年間サポート&アップグレードプランを「更新」する必要があります。更新期限を過ぎると、Pro Tools自体は使用できるものの、最新版へのアップグレードやプラグインの使用ができなくなり、それらの機能を使用するためには年間サポート&アップグレードプランに「再加入」する必要がありました。
今回の永続版新規ライセンス販売再開に伴い、複雑だったこのシステムが変更されます。上記の機能/サービスを使用し続けるためのライセンスは「永続版アップグレード」という名称に統合され、販売価格は従来の「更新」と同額になります。
これにより、年間サポート&アップグレードプランが有効期間中なのか否かにかかわりなく、ひとつのライセンスで更新も再加入もできるようになります。
年間サポート&アップグレードプラン加入のメリットについては、こちらの記事をご覧ください。
*過去の記事のため一部の情報が更新されておりませんが、概要については現在も同様です。より詳細については、ROCK ON PROまでお問い合わせください。
また、「永続版アップグレード」については、現時点ではパッケージ販売の予定はございません。
Pro Tools Artist アップグレード
9938-31363-00
Pro Tools Artist Perpetual Upgrade - Pro Tools Artist 永続版アップグレード
販売価格:¥10,670(本体価格:¥9,700)
Pro Tools Studio アップグレード
9938-30003-00
Pro Tools Studio Perpetual Upgrade - Pro Tools Studio 永続版アップグレード
販売価格:¥28,820(本体価格:¥26,200)
9938-30003-20
Pro Tools Studio Perpetual Upgrade EDU for Students & Teachers - Pro Tools Studio EDU 永続版アップグレード(学生/講師用 )
販売価格:¥14,300(本体価格:¥13,000)
9938-30003-30
Pro Tools Studio Perpetual Upgrade EDU for Institutions - Pro Tools Studio EDU 永続版アップグレード(教育機関用)
販売価格:¥14,300(本体価格:¥13,000)
Pro Tools Ultimate アップグレード
9938-30008-00
Pro Tools Ultimate Perpetual Upgrade - Pro Tools Ultimate 永続版アップグレード
販売価格:¥57,750(本体価格:¥52,500)
EDU永続版新規は復活せずも、アップグレードが可能に
EDU(アカデミック)ライセンスについては永続版の新規販売は復活しませんでした。Pro Toolsソフトウェアのみの新規導入の場合、これまで通りサブスクリプションをご選択いただくことになります。
一方で、EDU版では「再加入」が2022年春に廃止されてしまったいましたが、今回の更新・再加入の統合により、お持ちの永続ライセンスを最新バージョンへアップグレードすることが可能になりました。
すでにお持ちのPro Tools Studio永続版のアップグレードには、新たに統合された「EDU永続版アップグレード」をお求めください。
ご購入済みの「更新」「再加入」ライセンスについて
ユーザー様の中には、「永続アップグレード+サポートプラン更新」または「永続アップグレード+サポートプラン再加入」を買ってしまったけどまだアクティベーションしてないよ!という方もいらっしゃるかと思います。
ご安心ください。使えます。
ここまでお読みいただいた熱心なAvidファンであるみなさまはすでにお気づきと思いますが、「永続版アップグレード」の型番は以前の「永続アップグレード+サポートプラン更新」と同じです。すなわち、ご購入済み・未アクティベートの「更新」ライセンスは引き続きご使用いただけるだけでなく、永続アップグレード+サポートプランが切れているライセンスにも適用することが可能になります。
「永続アップグレード+サポートプラン再加入」も在庫がある限りは販売店経由で販売され、従来通り、年間アップグレード+サポートプランの有効期限が切れているライセンスに対して使用していただくことで、年間アップグレード+サポートプランを再び有効にすることができます。
2023.9.26 追記 Pro Tools 永続版ライセンスに関するFAQ
新たなPro Tools永続版にはどういった種類がありますか?
• Pro Tools Artist
• Pro Tools Studio
• Pro Tools Ultimate
これらの3つのライセンスは電子コードおよびパッケージ版として(Q4から)購入できるようになります。アカデミック版の新規の永続版ライセンスはございません。
既存の永続版ライセンスをどのようにアップグレード(もしくは再加入)できますか?
永続ライセンスを最新にするプロセスをシンプルにするために、Pro Tools永続版アップデート+サポートプランの更新と再加入版は、Pro Tools永続アップグレード版に統合されます。今後、アップデート+サポートプラン期限が切れたお客様向けの個別の再加入版はなくなりました。
次のPro Tools 永続版用のアップグレードが今後利用できます:
• Pro Tools Artist Perpetual Upgrade
• Pro Tools Studio Perpetual Upgrade
• Pro Tools Studio Perpetual Upgrade EDU for Students & Teachers
• Pro Tools Studio Perpetual Upgrade EDU for Institutions
• Pro Tools Ultimate Perpetual Upgrade
これらの永続ライセンス・アップグレードは、既存のPro Tools永続アップデート+サポートプラン更新と同じ型番となり、再加入版は廃止されます。新たに統合された永続アップグレード版は、Pro Toolsファミリーにのみ適用されることにご注意ください(SibeliusとMedia Composerの永続ライセンスは上記の影響を受けません)。
既存のアクティブ・プランはどのように更新するのですか?
有効なアップグレードプランをお持ちのお客様は、Avidの代理店や販売店から永続アップグレードを購入し、Avidアカウントの製品ページで償還コードを入力することで入手可能です。
Pro Tools 12以降のユーザーで、有効期限が切れたプランを使用している場合、どのように最新のプランに切り替えることができますか?
上記同様に、有効期限が切れたプランをお持ちのお客様は、Avidの代理店から永続アップグレードを購入し、Avidアカウントの製品ページに償還コードを入力することで入手可能です。
Pro Tools 9、10、11ユーザーで、有効期限が切れたプランを使用している場合、どのようにアップグレードできますか?
Pro Tools 9、10、11ユーザーでプランの有効期限が切れているお客様は、Avidの代理店から永続アップグレードを購入し、Avid.com/redemption からアップグレードしてください。
期限切れのライセンスをアップグレードする前に、Avidアカウントを作成する必要がありますが、購入できるのはAvid代理店経由のみで、Avid直のWeb shopからの購入はできません。
学生や教員がPro Tools Studio EDU for Students & Teacher永続ライセンスを更新または再加入するには?
有効期限が切れたPro Tools Studio EDU for Students & Teachersは、Avid代理店で永続アップグレードを購入し、Avidアカウントの製品ページで償還コードを入力することができます。お客様はAvidアカウントの製品ページにあるリンクからアカデミック資格を再確認する必要があります。
Pro Tools Studio EDU for Institutionsの永続ライセンスを更新または再加入するには、どのような手続きが必要ですか?
プランの有効期限が切れたPro Tools Studio EDU for Institutionalのお客様は、Avid代理店から永続版用のアップグレードを購入し、Avidアカウントの製品ページに償還コードコードを入力します(Avid オンラインショップから直接永続アップグレードを購入するオプションはありません)。教育機関版のお客様のアカデミック資格再認証プロセスは不要です。
ついに実現した、待望のPro Tools永続版復活。商業スタジオ様などでは「使用しようと思ったらサブスクリプションが切れていた!」というようなトラブルを防止するためにも、非常に嬉しいニュースではないでしょうか。
見積り・ご購入ご要望だけでなく、「永続版とサブスクリプションは何が違うの?」「結局、私はどれを買ったらいいの?」などの疑問・質問、また、Pro Tools HDXシステムをはじめとしたスタジオ設計・施工のお問い合わせは、ROCK ON PRO営業担当またはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-2023-9/
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-get-to-support-apple-silicon-m2-mac/
Sales
2023/09/21
NuGen Audio Loudness 関連ツールが期間限定プロモーション!
Nugen Audioが提供するラウドネス関連ツールが9月28日までの期間限定で33% OFFの特大セール実施中!
製作者の意図が伝わるダイナミクス感を失う事なく、ラウドネスのコンプライアンスに適合させるには、ツールの正確さはもちろんのこと、優れた視認性と操作性が求められます。
NuGen Audioは、ラウドネスの基準が制定されて以降、業界標準となったVisLM-Hラウドネス・メーター・プラグインをはじめ、ガイドラインにそった素材を制作するための様々なツールを提供してきました。 テレビ放送だけではなく、ストリーミング・メディアも含めた国際的なラウドネス基準への適合の流れの中で、このLoudness Toolkitは、ワークフローを効率化、ラウドネス適合に費やす時間を大幅に短縮し、あなたが意図したミックスをクライアントに届けるために欠かせないツールとなるでしょう。
概要:Nugen Audio対象製品が約33% OFF!
期間:2023年9月20日(水)~ 2023年9月28日(木)受注分まで
対象製品
Loudness Toolkit 2
通常価格:¥146,630
→プロモ特価:¥98,200(本体価格:¥89,273)
VisLM-H 2 ラウドネス・メーター、LM-Correct 2 ラウドネス自動補正プラグイン、ISL 2 トゥルー・ピーク・リミッターのバンドル製品。業界標準ツールを一度で手に入れられるお得なセット品。
製品の詳細はこちら>>
VisLM-H 2
通常価格:¥73,370
→プロモ特価:¥49,200(本体価格:¥44,727)
ARIB TR-B32等の規準に対応したラウドネス&トゥルー・ピーク・メーター。インテグレート、ショートタイム、ダイナミクスレンジなど、ラウドネス基準に準じた制作に欠かせない機能を備えています。
製品の詳細はこちら>>
LM-Correct 2
通常価格:¥65,890
→プロモ特価:¥44,100(本体価格:¥40,091)
作成済みのファイルを、ARIB TR-B32、EBU R128、ITU-R B.S 1770-2などの国際ラウドネス規格に自動的に補正します。スタンドアロン、Audio Suiteで動作。
製品の詳細はこちら>>
ISL 2 | True Peak Limiter
通常価格:¥41,030
→プロモ特価:¥27,500(本体価格:¥25,000)
ITU-R B.S.1770で定められたアルゴリズムに準拠した、トゥルー・ピーク・リミッター。
製品の詳細はこちら>>
LM-Correct 2 DynApt Extension
通常価格:¥33,550
→プロモ特価:¥22,500(本体価格:¥20,455)
オーディオ・トラック全体を解析し、ダイアログの明瞭度を確保しながら、ダイナミクスを圧縮。トランザクションも保持する機能を、自動補正アプリケーションLM-Correct 2に追加します。
製品の詳細はこちら>>
ミキシング中に使用するメーター、書き出し時のトゥルー・ピーク・リミッター、制作後の自動補正と、ラウドネスに関連する作業を一手に担うことが可能なNugen Audio。コンテンツ制作に必携のプラグイン集の期間限定プロモーションをお見逃しなく!
プロモーションに関するご質問、ご購入の相談、また、Pro Tools HDXシステムの設計・導入に関するお問い合わせは、ROCK ON PROまでお気軽にお寄せください。
Review
2023/09/18
SOUNDTRIP 2023 / Apogee Studio / 製品開発現場におけるDolby Atmos環境
Apogee Electronics社が持つApogee Studio。本社に隣接するスタジオでのDolby Atmosへの取り組み、製品と連携して育まれるテクノロジー。アメリカでのDolby Atmosへの興味、関心などを含めてレポートしていきたい。Apogeeはデジタルレコーディングを牽引してきたレジェンドとも言えるメーカーであるが、改めてそのレコーディング業界における功績を振り返るところから始めていこう。
時代を作った銘機と隣接したスタジオ
1985年に3人の創業者により設立されたApogee。正式な会社名としてはApogee Electronics Corpである。3名の創業者のうちBetty Bennettは、現在も同社の社長を務めており、Bob Clearmountainの妻としての顔も持つ人物である。今はAudio Interfaceメーカーとして認知されているApogeeだが、そのルーツはDigital Filterにある。デジタルレコーディングの黎明期である1980年代に、当時新しいリスニングメディアであったCDのデジタル歪みなど、デジタルメディア特有の問題を解決する技術をリリースしている。Apogeeの924 / 944 Anti-Aliasing Filterは、瞬く間に評価を得てリリース翌年の1986年には業界標準のデジタル・マルチトラック・レコーダーであったSONY PCM-3324、その互換機を製作していたMitsubishiのオプションとして採用されている。このフィルターは「冷たい」「硬い」と言われていたデジタル音声を、アナログライクなサウンドにすることができる魔法のようなフィルターであった。
次にリリースしたのが、AD-500 / AD-1000。このAD/DAコンバーターではUV22と呼ばれる画期的なディザーを登場させる。UV22ディザーは、その名前を見ることは少なくなったもののYAMAHAを始め多くの3rd Partyメーカーが採用した技術だ。Digital Filter、そしてディザーと画期的な技術を発表するApogeeはデジタル・オーディオの持つ持病のようなデメリットを、次々と過去のものへとしていった。
そして1997年にはAD-8000をリリース。Pro Toolsでのレコーディングがスタジオに浸透し始めた時期に登場したこの8ch AD/DAは、サウンドにこだわるスタジオの代名詞ともなっていた。当時、アナログレコーディングにこだわるエンジニアもAD-8000であればデジタルでも大丈夫、とPro Toolsへの移行を加速させた機材のひとつ。その後、Master Clock GeneraterであるBig Ben、ホームレコーディングに向けたEnsemble、Duet、さらにはiOS対応のONE、JAM、Micなどとターゲットを明確にした製品をリリースしていく。
📷往年のApogee製品ラインナップ。リリースした製品数は少ないものの、すべてが歴史を彩る銘機と呼ばれるのもばかり。1990年代のデジタルレコーディングを支えたAD-500/1000/8000は時代を代表するサウンドを作ったもの。その伝統のサウンドは現行の製品にしっかりと受け継がれている。左下のプラグインのようにUV22は様々な他メーカーの製品でも採用されディザーの重要性を業界に知らしめたApogeeの技術を象徴する製品だ。
このようにApogeeの歴史を振り返ると、時代を作った銘機が揃っていることがわかる。確固たる技術、サウンドへのこだわり、イノベーションを持った製品をリリースするメーカーであり、今日のデジタルレコーディングのベースとなる技術はApogee由来のものが数多く存在する。そのベースには、本社に隣接するApogee studioの存在が大きく関わってくる。実際のレコーディングの現場が機材を開発しているオフィスの隣にある。しかもそのスタジオをメインで使用しているのはBob Clearmountain氏であり、そこからのフィードバックを得て製品開発、チューニングを行っているということを考えるとApogeeの製品クオリティーの高さにも納得がいく。また、一部のエントリーモデルを除き、プロシューマ向けの製品はすべて本社で生産しているというのもApogeeのこだわり。一部のブティック・ブランド、ガレージメーカー以外でMade in USAというのは今や貴重な存在だ。
メーカースタジオもイマーシブ対応へ
それでは、Apogee Studioの紹介に移りたい。本社の隣にあるApogee Studioは、Old Neveをメインコンソールに据えたレコーディングスタジオ。近年はライブパフォーマンスの配信なども行っているそうだ。このスタジオも7.1.4chのイマーシブ対応に改装がすでに行われていた。Old Neveのアナログコンソールに、7.1.4chのスピーカーセット。アンバランスに感じなくもないが、それだけイマーシブミックスの需要が高いということだろう。
📷Old NEVEのコンソールが据えられたApogee Studioのコントロールルーム。モニタースピーカーはNeumann KH310での7.1.4chとなる。もちろん、Audio InterfaceにはApogee Symophony mk2。Appleとの関係も深いApogeeらしく、Logic ProでのDolby Atmosミキシングのデモも見せていただいた。
スピーカーはすべてNeumann KH310で統一されている。1980年代〜1990年代にラージモニターとアナログコンソールでの作業を行ってきたエンジニアがNeumann KHシリーズを愛用しているケースが多いように感じるのは筆者だけだろうか?ラージモニターのような豊かなローエンドを持つこのシリーズ、特に3-wayのKH310がお気に入りだということだ。実際にそのサウンドも聴かせてもらったのだが、様々な機材が置かれたコントロールルームでのイマーシブ再生ということを考えると反射が多く理想的とは言えない環境ではあったが、Apogee Symphonyの持つストレートでトランジェントの良いサウンドとNeumann KH310の豊かなボリューム感により、直接音の成分が多く部屋の響きが持つ雑味をあまり感じることもなくイマーシブ再生を聴くことができた。部屋としてのアコースティックを大きく変えることは難しいが、このように機材のセレクトによりその影響を軽減できるということはひとつの大きな経験となった。
もちろん、イマーシブミキシングの際にNeveアナログコンソールの出番はない。このコンソールはステレオ仕様となるためモニターセクションとしての利用もできない。それでもレコーディングを行うということにおいて、誰もが憧れる素晴らしいサウンドを提供することに疑いの余地はないだろう。ミキシングルームを別に用意することが多いイマーシブのミキシングルーム。別記事でも紹介しているVllage Studioもイマーシブ・ミキシングのためのスタジオは、収録用の部屋とは別のAvid S6が設置された部屋である。
それでもイマーシブ対応を果たしている理由は、Apogee Studioが音楽制作のためのスタジオであるとともに、Apogeeの製品開発のための施設でもあるということにほかならない。単純に制作スタジオということであれば、合理的な判断の上で別にイマーシブ・ミキシングルームを作ることになるだろうが、Apogeeがイマーシブ制作の環境を持つということの意味として、Apogeeのプロダクトの使用感、機能のチェックなどにも利用するということになるからだ。
ここで使われているのはもちろん、Apogee Symphony mk2。そしてバージョンアップにより機能が追加されたイマーシブ対応のモニターセクション。そのテストヘッドとしてこの環境が活用されている。さらに、音質面であったり深い部分でのユーザー・エクスペリエンスを確認するために、このほかにも2部屋、合計3部屋のイマーシブミックス環境を整えている。部屋の大きさ、部屋の設備、接続される機材、音の環境、そういったことを様々なケースでテスト、検証のできる環境がここには揃っている。ユーザの目線での製品開発、使い勝手の検証、そういったことを即座にフィードバックできる環境を持っているということもApogeeならではと言えるのだろう。
アメリカ西海岸のサウンドの秘密
もうひとつ用意されたイマーシブ環境のスペースを見ていく。こちらはGenelec the ONEで7.1.4chを構築した部屋。アメリカのスタジオらしく、遮音、吸音といった日本のスタジオのような音響設計は入っていない。正面の角に設置されたベーストラップと調音パネルが数枚設置されているのみである。この部屋はミキシングルームとしての操作デスクをミニマムにしている。PC、Audio Interface、Displayがデザインされたひとつのデスクに収められ、これだけでミキシングのシステムが完成している。
この部屋でもそのサウンドを聴かせてもらった。部屋自体の響きはあるはずなのだが、締まった低域とダイレクトに耳へ届く中高域。吸音は最低限なのに濁りを感じることのないサウンドには驚いた。低域に関しては、やはり床の影響が大きいのではないかと想像している。日本のスタジオは、遮音のために浮床構造を用いて外部からの音の侵入を防いでいる。そのために、部屋自体がその名の通り宙に浮いているような状態となっている。音というのは振動であり、その振動を遮断するということが遮音ということになる。アメリカのスタジオはどこも床はコンクリート。平屋の建物が多いロサンゼルスということもあり、地面からそのままコンクリートを流し込んだ床になっているのだろう。日本であれば、湿気を抜くためにも床下には空間を設けるのが常識となっているが、乾燥したアメリカ西海岸ではその必要が少ないのかもしれない。この床の安定感、重厚さ、そういったものが低域のタイトな響き、アメリカ西海岸のサウンドの秘密なのかもしれないと感じたところだ。
Old Neveのミキサーが鎮座するスタジオとは全く方向性の異なるサウンドではあるが、やはりここもApoogee Symphonyのサウンド。使い勝手はもちろん、そのサウンドキャラクターを確認するのに、これだけ異なった環境で聴き比べを行うことができるというのは、サウンドチューニングにとっても大きな意味を持っているのだろう。
📷リビングルームのような、開放感のある部屋に設置されたGenelecでの7.1.4chのスピーカーシステム。デスクは最小限のスペースにPC本体を含めて設置できるように設計されたカスタムデスクが置かれていた。アコースティックチューニングは最低限。音を聴きながらのチューニングの結果がこのような形で結実している。
ユーザーの利用環境もシミュレート
📷iLoudで構築された7.1.4chのミキシングルーム。イマーシブ制作を行うミニマムなシステムにおいてApogeeの製品の使い勝手などを確認するためのシステムアップがなされている。
最後に、片付いていないので、とかなり遠慮されていたのだが、ホームスタジオであればどのような環境になるか?ということをシミュレーションするためのミキシングルームを見せてもらった。ここでは、iLoudのスピーカーで7.1.4chが構築されている。イマーシブミキシングを行う上で、ミニマムな環境でのテストケースを検証しているということだ。このように、ユーザーの利用環境をシミュレートしながら、実際に作業をしてみてどうなのかというケーススタディを積み重ねていることがよく分かる。そして、次の制作環境としてターゲットとしているのが、すべてイマーシブ環境だということは特筆すべきポイント。アメリカでのイマーシブ制作の盛り上がりを強く感じずにはいられない。実際のところ、Bob Clearmountain氏へ過去に自身がレコーディングをおこなったヒットソングのイマーシブミキシング依頼が殺到しているということだ。このような新しいフォーマットへのムーブメントが感じられるのは本当に素晴らしい。過去作品のイマーシブミキシングも素晴らしいことだが、新譜、特にイマーシブを前提に制作された楽曲の盛り上がりも楽しみにしたい。
Apogeeの歴史、イノベーション、テクノロジーといったベースから、ユーザー目線での製品開発、イマーシブ時代の到来を感じさせるApogee Studioの進化。そのようなものを感じ取っていただけたのではないだろうか。この場で伝えたいことが数多く内容も多岐に渡ったが、このようなメーカー開発の現場での事例からも、アメリカでのDolby Atmos、イマーシブサウンドへの期待感が滲み出ていることが感じられる。是非ともこの感覚を共有していただければ嬉しいかぎりだ。
*ProceedMagazine2023号より転載
Review
2023/09/13
SOUNDTRIP 2023 / media HYPERIUM / Immersive Sound@ L.A.
2023年のグラミー賞でBest Immersive Audio Albumを受賞した、Stewart Copeland, Ricky Kej & Herbert Waltl「Divine Tides」。その制作を担当したプロデューサー / Herbert Waltl 氏とエンジニア Eric Schilling 氏にインタビューの機会を得た。イマーシブオーディオに対しての向かい合い方、ミキシングに対する考え方、制作者目線での貴重なコメントをいくつもいただくことができたのでご紹介していきたい。
ステレオとイマーシブで2度のGrammy Winnerに
長年にわたり、音楽業界に多大なる足跡を残しているミュージシャンであり、プロデューサーのHerbert Waltl 氏と、グロリア・エステファンを始め、ラテン、ポップスなど多彩な音楽の制作に携わるエンジニアのEric Schilling 氏のお二人にHerbert Walti氏が1996年に立ち上げたmedia HYPERIUMでお話を伺った。まずは、お二人のこれまでの実績、今年のグラミー賞を受賞した作品について振り返る。
📷写真左よりROCK ON PRO 前田洋介、Herbert Waltl 氏、Eric Schilling 氏、株式会社メディア・インテグレーション北木 隆一
Herbert Waltl 氏は3度のグラミー賞受賞、3度のグラミー賞ノミネート、数々のプラチナディスクの制作に携わったプロデューサーである。テクノロジーに精通し、新しいフォーマットへの積極的な取り組みでも知られる。1996年にmedia HYPERIUMを立ち上げ、サラウンド作品の可能性を求めて様々な研究を行ってきた。その後、イマーシブオーディオにも積極的に取り組み、Ray Charles / Lady Gaga / Pink / Sting / Jason Derulo / Sheryl Crow / Chick Corea / S.F. Symphony / BR Symphony Orchestra / Royal Concertgebouw Orchestraなどの作品に携わっている。グラミー賞でもBest music DVD Awardなどにノミネートされていることからわかるが映像関連の制作の評価も高く、映画のサウンドトラックなどの制作も行っている。まさに、サラウンド〜イマーシブと音楽フォーマットの進化とともに歩み続けている、技術をしっかりと理解したプロデューサーと言えるだろう。
Eric Schilling氏は、アメリカのトップエンジニアの一人。2000年以降に4度のグラミー賞受賞、7度のラテングラミー賞受賞。代表的な作品としては、Gloria Estefanとの16枚のアルバムが挙げられる。それ以外にもNatalie Cole / Jon Secada / Elton John / Natalie Imbruglia / Shakiraなどのアルバムを手掛けている。ラテン音楽のエッセンスを取り入れたポップスに代表作が多い。サンフランシスコ出身だが、伝説的なプロデューサーBill Szymczykとの出会いから、彼のフロリダのスタジオBayshore studioへと移籍、そこで上記したようなマイアミ発の数多くのヒット作品に携わるようになる。現在も自宅と自身のスタジオはマイアミ、オークランドにある。近年はAlicia Keysのアルバムの360 Reality Audioフォーマットへのリミックス作業を、彼女のメインエンジニアであるAnn Mincieliを中心に、George Massenburgらと今回インタビューで伺ったmedia HYPERIUMで行った。他にも数多くのイマーシブ作品に関わっている。
Divine Tides / Stewart Copeland, Ricky Kej
2023 Grammy Winnerとなった「Divine Tides」は、Stewart Copeland / Ricky Kej & Herbert Waltlによる、様々なカテゴリーの音楽を集めた宝箱のような作品。クラシック、ラテン、ゴスペル、そのベースにはRicky Kejの出身であるインド音楽など多種多様なエッセンスが詰まっている。元The PoliceのドラマーStewart Copelandは近年映画のサウンドトラックの制作を精力的におこなっており、さらにはオーケストラ向けの楽曲や、バレエ音楽、オペラなども手掛けている。そんな世界観にインド出身の新進気鋭のミュージシャンRicky Kejのエキゾチックなエッセンスをベースとしたメロディー、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストレーション、Southan Gospel(南アフリカをベースとするゴスペル)でグラミー賞ワールド・ミュージック部門の常連であるSoweto Gospel Choirによるハーモニー、Rasika Shekarなどインド出身のミュージシャンによるコラボーレーションが重ねられ、2021年にリリース。そして2023年の本年にグラミーを受賞した作品だ。
これを、Herbert WaltiとEric Schillingがmedia HYPERIUMでイマーシブにミキシングした。この作品は、ステレオ音源で聴いてみていただいてもわかるように広大な世界観を持つ。Stewart Copelandによる空間が拡張していくようなパーカッションサウンド。もともとイマーシブオーディオのために作られたような世界観を持つこのアルバムが、二人によるイマーシブミックスでその本来の姿を現しグラミーを再び受賞している。ステレオでの新譜とイマーシブミックスが2度にわたりグラミーを受賞したのはかなり珍しいケースなのではないだろうか。
7.2.5 + 4B、media HYPERIUM
インタービューをおこなったmedia HYPERIUMはロサンゼルスの南、ロングビーチの西にある小高い丘陵地Rolling Hillsにある。高級住宅地であるこの場所の一角にあるオフィスビルにこのスタジオはある。プール付きの豪邸が立ち並ぶ本当に静かな住宅街の商業エリアに突然スタジオがある、といったところだ。このスタジオにはミキシング用の部屋があるのみで、別の場所でレコーディングされたものをここでミキシングしているそうだ。
スピーカーはNeumannが選択されている。イヤーレベルのスピーカーはKH420、解像度が高く、大音量でなくともサウンドの迫力を感じることができる素晴らしいモデルだと絶賛されていた。イマーシブではスピーカー数が多いため、すぐに音圧過多になり疲れてしまうが、少し控えめの音量でもしっかりとサウンドを確認できるNeumann KHシリーズはお気に入りのモデルだということ。配置されたスピーカーのレイアウトは7.2.5 + 4B。イヤーレベルに7本のKH420、トップレイヤーにはKH310、ボトムはKH120とNeumannのKHシリーズで統一されている。ちなみに、特別な音響処理がなされている訳では無いオフィスとして作られたこの部屋の響きを気に入って使っているということだが、なぜこのようにバランスの取れたサウンドがするのかはあまり考えたことはなく、スピーカーを置いて鳴らしてみたら良い音がした、それがすべてだとシンプルかつ明確な答えをいただいた。
📷オフィス施設の一室に作られたスタジオ。写真の通り、水平面に7chのNeumann KH420、上部にはSONY 360 Reality Audioに合わせ仰角30度に設置された5chのKH310と、Dolby Atmosに合わせて仰角45度に設置された4chのKH150。壁面には厚手のカーテンが張り巡らされてはいるが、吸音・遮音などは行われていない。聴音用のパネルが左右に設置されているのみのシンプルなスタジオである。
音響空間の再現にとって必然の配置ができる
さてここからは、どのようなお話を聞くことができたかお伝えしていきたい。映画音楽にも関係があった二人はサラウンド、そしてDolby Atmosなどのイマーシブフォーマットに以前より取り組まれていた。ステレオに対しての可能性の広がりをフォーマットの拡張とともに感じ、それぞれのフォーマットで作品をリリースしている。
中でも360 Reality Audioは、完全な360度 4πの空間を持つフルオブジェクト指向のフォーマットということでいち早くその先進性、可能性を感じ取って作品制作に携わってきている。音楽の表現として下方向が加わったということは大きいと言う印象を持たれていた。確かに下から聴こえてくる直接音というものは少ないかもしれないが、音響空間の再現にとっては非常に重要であるということを感じている。低音の表現に関しても、やはり音を配置できる空間が広いことで柔軟性が上がるというよりは必然性を持って音の配置が行えるようになった、という感覚ということだ。楽曲として、作品として、然るべき位置から然るべき音が鳴る。表現の自由とも言い換えることができるのかもしれないが、その一方で、これまでにそれほど音の配置に悩んだことはない、というコメントは印象的であった。普段の暮らしで接している音空間、それこそが4πの空間でありそれを再現する。その中に音楽としての刺激、感覚を盛り込んでいくという作業は非常に楽しい作業だとのこと。Dolby Atmosとの同時制作の場合にも、360 Reality Audioから制作をして順に再現できる空間を狭くするという手法をとっているということだ。
📷左手後方には機器ラックがある。この角度から見ると上部のスピーカーの位置を各フォーマットに合わせて設置されているのがよく分かる。
エンジニアのEric氏は、携わったアーティストのライブパフォーマンスのサポートなども行っていることもあり、音楽を生で楽しんでいる環境の音、そんなものまでも再現したという欲求もあるという。それを考えるとイマーシブオーディオは最適なフォーマット、というよりもイマーシブだからこそ会場の熱気のようなものまで伝えることができるようになってくるのではないかと大きな可能性を感じているということだ。アメリカはライブパフォーマンスを楽しむということを非常に重要視するカルチャーがある。ライブを楽しむということは、ミュージシャンのパフォーマンスを楽しむということであり、才能に触れ、それに感動するということでもある。音楽という一瞬にして消えていくパフォーマンスとの出会い、それを非常に大切にしているし、それに対しての対価を惜しまない。そんな文化が根底にあると感じている。
これはヨーロッパでも同様で、ヨーロッパに根付くクラッシク音楽の下地は同じようなところから来ているのではないだろうか。少し脱線してしまうが、アメリカ人の強さは、日本語で言うところの「一期一会」であると筆者は感じている。一度切りの出会い、チャンスをいかにつかめるか?その瞬間にかけるパワーが桁違いに感じられる。いま楽しむと決めたら、その時間は徹底的に恥も外聞もなく楽しむ。瞬間のパワーがすごいから、素晴らしいパフォーマンスに出会ったときの反応もすごい、それが連鎖的に全体の空気となり、さらに素晴らしい音楽、時間、空間を生み出す。遠慮がないといえばそうなのかもしれないが、音楽、エンターテインメントに触れるということにおいて遠慮は必要ないもの。会場の熱気、熱狂をそのまま詰め込んだイマーシブオーディオのアルバムが誕生するのは時間の問題かもしれない。
📷作業デスク前方はこのようになっており、ボトムの3chのKH150の姿が見える。さらに2本KH150が置かれているが、これはボトム・バックサイド用で360RA作業の際に接続して使っているということだ。
音楽の持つ可能性はイマーシブオーディオの誕生により確実に進化する。表現のできるキャンパスが広がったことで、これまでと違う音楽がこれから次々と登場してくるだろう。イマーシブオーディオを楽しむ環境も今はイヤホンやヘッドホンだが、これはアメリカには合っていない。車社会であるがゆえに、カーオーディオへのイマーシブオーディオの普及が重要なポイントになるという。カーオーディオが進化すれば、運転をしながらでも新しい体験、楽しみとしてイマーシブオーディオがさらに普及するだろうということだ。ロサンゼルスのようにどこへ移動するのも車で、そして渋滞も当たり前、1時間程度のドライブは日常茶飯事という環境であれば、カーオーディオというのはひとつのキーワードである。「なんせ、いつも車の中にいるからね、、」と少々うんざりとした表情で話してくれたが、その一方でイマーシブオーディオにおけるリスニング環境の未来については明確なビジョンが見えている様子でもあった。
📷機材ラックには大量のdCsのDAコンバーターが。往年の銘機であるdCsのDAコンバーターを以前より愛用しており、ここでもスピーカーへの出力はこれでDAしているとのこと。作業用のデスク上には、Avid S1が3台並ぶ。やはり作業デスクは前方からの音にとって障害となるので、できるだけコンパクトにまとめている。PCディスプレイを左右に振り分けているのも音の聴こえ方を考えてのこと。MergingのANUBUSはモニターコントローラーとして採用されている。
映画から普及が始まったイマーシブオーディオだが、固定された画面のある映画よりもヴィジュアルの存在しない音楽のほうがより自由であり、可能性が広がっているのではないかという。映画もイマーシブにより映像に描かれた世界の再現性というところに大きく寄与しているのは間違いないし、映像を印象づける強力なインパクトの一端になっている。しかし音にとって、大きな印象の差異を引き起こす映像がないということは、ユーザーそれぞれが音楽を自由に受け取り、それを楽しむことができるということでもある。映画音楽なども手掛けてきたからこそ感じる、音楽としてのイマーシブの可能性。二人のお話からは新たなフロンティアとして音楽表現の手法がより拡がったことを楽しんでいる様子がよく伺えた。
*ProceedMagazine2023号より転載
NEWS
2023/09/11
オーディオブレインズが代々木ショールームをリニューアル
MSI Japanのグループ企業であり、設立以来、海外のプロフェッショナルから高い評価を得る音響機器、コミュニケーション機器の輸入販売並びにメンテナンスを行う株式会社オーディオブレインズ。
2023年9月1日より、同社 代々木ショールームがリニューアル・オープンしました。ライブサウンド、レコーディング、会議システムなど、オーディオブレインズが取り扱う製品をシステムの形で実際に体験することができる貴重な空間です。
詳細、及び、ご予約は同社WEBサイトをご覧ください。
>>代々木ショールームリニューアルオープンのお知らせ
今回リニューアルされたのは主に1F部分で、Martin Audioの中・小型スピーカー各種、Powersoft パワーアンプ、Avid S6Lライブコンソール、Flux:: Spat Revolutionなどが展示されています。
代々木・北参道からほど近くというどなたでもアクセスしやすい場所ですので、ぜひ、同社の提供する最新プロ・オーディオソリューションを体験してください。
完全ご予約制となっていますので、オーディオブレインズ社お問い合わせフォームからご予約をお願いいたします。
Sales
2023/09/11
SOUND PARTICLES「40%オフ初秋セール」開催!
コンピュータ・グラフィックスのパワーとテクノロジーを音響の世界に持ち込み、全てのプラグインが最大9.1.6chまでのイマーシブオーディオ制作にも対応しているSOUND PARTICLE社が、9月12日より「40%オフ初秋セール」を開催!
セール対象は全製品!新製品であるAudioMatrixや、9月6日にバージョン1.5のアップデートが発表された3DシンセサイザーSkyDust 3Dなど、SOUND PARTICLES製品を手に入れる絶好のチャンスです。
SOUND PARTICLES社 40%オフ初秋セール
概要:SOUND PARTICLES全製品が40% OFF
期間:2023年9月12日(火)19:00 〜 9月25日(月)
詳細なラインナップと価格は下記WEBページで!
Rock oN Line eStore>>
SOUND PARTICLES国内代理店フォーミュラ・オーディオWEBサイト>>
https://pro.miroc.co.jp/headline/skydust-3d-sound-particles/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-density/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-apple-silicon-support/
Review
2023/09/11
SOUNDTRIP 2023 / GOLD-DIGGERS / LAにおけるSONY 360 VMEサービス測定スタジオ
サービス開始時点で世界に3拠点用意されたSONY 360 VME(Virtual Mixing Enviroment)の測定スタジオ。東京 / MIL Studio、NY / The Hit Factory、そしてLAにおける拠点がこのGOLD-DIGGERSだ。 ここではLAのスタジオを実際に訪問し、GOLD-DIGGERSがどのようなスタジオで、イマーシブ制作に対してどのような考えを持っていて、また、VMEというエポックメイキングなサービスをどのように捉えているのか、様々なお話を聞くことができたのでご紹介していきたい。
●メディア・インテグレーション 360VMEサービス概要ページ
●メディア・インテグレーション 360VME測定サービスご案内ページ
●ソニー社:360VME解説ページ
再生された7部屋のレコーディングスタジオ
📷1920年代に建てられた当時の雰囲気を残す外観。この黄色い看板もビキニバー時代のものがそのまま残されているということだ。
まずは、GOLD-DIGGERSがどのようなスタジオなのかをご紹介したい。East Hollywoodにあるこのスタジオは、ホテル、バー、ライブハウスが併設された珍しい営業形態のスタジオである。望むならば日中レコーディングを行い、新曲を夜にライブハウスで披露、そのままホテルに宿泊、といったこともできてしまう他に類を見ないスタイルだ。このスタジオがあるのはロサンゼルスを東西に貫くサンタモニカ・ブルーバード沿いの1920年代に建てられたという歴史ある建物なのだが、遡るとここで営業していたビキニバーとその上階のホテルがそのスタートとなるそうだ。そして、そのバーの後ろにあった若いミュージシャンが多く利用していたというリハーサルスタジオが、現在のレコーディングスタジオの原型となっている。
ただし、若いミュージシャンと言ってもここはロサンゼルス。デビュー前のThe Doors、Jimi Hendrix、Slayer、Hollerwood Rose(Guns'n Rosesの前身)などが利用していた場所だったという。残念ながら1990年台にはほとんど廃墟のようになっていたそうだが、これらの設備に目をつけ、手直しを行い最新の設備を持った7部屋のレコーディングスタジオと、ライブバー、そしてブティック・ホテルという現在の営業スタイルに再生させている。歴史のある場所、建物、そういったものを大切に次の時代にあった施設へと生まれ変わらせていく。アメリカらしい伝統の引き継ぎ方を感じさせるスタジオだ。ちなみに、サンタモニカ・ブルーバードに向かって掲げられている看板は、オープン当初のビキニバーのものがそのまま使われているそうだ。
📷1Fにあるライブスペースのバーカウンター、これも歴史を感じさせる重厚さ。ライブスペースのステージも照明器具も球体状のシャンデリアと洒落た作り。
360RA & Atmosコンパチブル
📷後方を振り返ると上から、Atmos用、360RA用、水平面、ボトムと4層のスピーカーが配置されているのが分かる。
GOLD-DIGGERSは7部屋のレコーディングスタジオを持つが、そのうち2部屋がイマーシブ対応となっている。今回じっくりと見させていただいたStudio 6はSONY 360 Reality Audio 5.0.5 + 4BとDolby Atmos 9.1.4両対応のスピーカーシステムを持つ。写真からもわかるように天井にSONY 360 Reality Audio用の5chのスピーカー(仰角30度)と、Dolby Atmos対応の4chのスピーカー(仰角45度)がそれぞれ独立して用意されている。この仰角の違いは音響表現にかなりの違いをもたらす。特にリアルレコーディングした音源を再現しようとした際に、音場のつながりなどに大きな影響がある。また、下方向にあたるボトムスピーカーを4ch導入しているのも特徴的。前方向だけではなく、全天周の表現ができる360 Reality Audioをしっかりとスピーカーで再現するためには、ボトムスピーカーが後方にもあったほうが効果的ということだ。確かに真下に音像を配置した際に、ボトムスピーカーで後方に配置したものがないとイヤーレベルで後方のソースが鳴ってしまう。下方向のものはしっかりとボトムスピーカーからだけ鳴らしたい、ということを考えれば理にかなったスピーカー設置である。
この部屋では、音楽作品の制作はもちろんだが、East Hollywoodという土地柄から映画のサウンドトラックの仕事も多いという。中でもイマーシブ制作への需要は高く、こちらのStudio 6は人気の高い部屋だということだ。また、写真を見ると黄色い光が強く差し込んでいることがわかる。得てして外部とは遮断された穴蔵のような空間になりがちな制作スタジオだが、こちらでは屋根から光を導くミラートンネルが用意されていて、外光をスタジオにいながら浴びることができる仕掛けがあった。晴天率の高いロサンゼルスらしいギミックだ。
📷元々ボーカルブースであった部屋をマシンルームとして使用している。フロントのL,C,Rch以外はパッシブのスピーカーとなるためアンプもこちらに収められていた。
ヘッドホンで高い精度でのプリミックスを
肝心の360 VMEの話を聞いてみると、これは本当にエキサイティングな出来事だと興奮気味に話していただいた。コマーシャルベースのスタジオということもあり、自分たちのスタジオのファシリティー、そのサウンドを持ち帰ってもらうことができるこの360VMEは革命的な出来事だという。前にも述べたようにイマーシブ制作の需要は高く、部屋が埋まってしまっているために受けられない仕事もあるということだが、360VMEサービスを使えば他の部屋でもヘッドホンでかなり高い精度でのプリミックスを行うことができる。作業の最後に一日だけスピーカーの設置されたStudio 6で作品を仕上げ、完成させるといったこともできそうだ。音楽にとって高い可能性を持つイマーシブフォーマットでの制作を停滞させることなく、逆にアクセラレートすることもできる素晴らしい技術だと表現していた。
📷今回スタジオをご案内いただいたチーフエンジニアのEd McEntee氏と筆者。
イマーシブの持つ表現力、空間の広がりは全く新しいもので、2つの大きな可能性を感じている。一つは、従来の録音というサイエンスが追い求めている空間をそのままキャプチャーして再現(「リプロデュース」という言葉を使っていたのが印象的であった)するもの。音響においてのキャンバスが、やっと実世界と同等の広がりを持ったことで実現できる高い精度でのリプロデュース。これは、今後さらに高いレベルでの制作物が登場するのではないかという期待とともに、自身もそんなチャレンジを行ってみたいと熱く語っていただいた。
もう一つは、新しい4π空間というキャンバスに対して新しいアートを誕生させるアーティストが出現してくるのではないかという期待。GOLD-DIGGERSはサイズの異なるスタジオを複数用意することで、予算の大小に関わらずアーティストを受け入れることができるようになっている。新進気鋭の才能あふれるアーティストの受け入れも積極的に行っており、その中から新しい音楽が生まれてくることに期待しているということだ。過去のメジャータイトルのイマーシブでのリミックスも多く行われているが、やはり思い出とともにあるステレオミックスの感覚を捨てられないでいる作品も多い。もちろん、イマーシブに触れるきっかけとしてリミックスという手法は素晴らしいが、その魅力を100%伝えられているかというとそうではなく、もっと素晴らしいものが生み出される可能性を秘めていると感じているそうだ。
STUDIO DIGEST !!
📷チーフのEd氏が一番のお気に入りだというStudio2。ビンテージのNeve8014が鎮座する。MicPreは最初の8chがNeve 33102、次の8chは1073という仕様。センターセクションには2254Eが2ch分埋め込まれている。その上にはBrentAvirilがMicPreとしてノックアウトしたことで有名になったラインアンプ1272が並ぶ。Neve好きにはたまらない仕様にカスタムされている。別スタジオのStudio1にはAPI 2448 32chがある。
📷もう一つのイマーシブ・ミキシング・ルームであるStudio 9(7,8は欠番)。こちらはPMC6をL,C,Rchに9.1.4ch仕様の部屋となる。
📷収録のためのSoundStage。楽器庫かと思うほどの充実したビンテージアンプ、機材のコレクションを備え、すべてのスタジオの共用ブースとしてコントロールできるように設計されている。
📷マイクコレクションの一部、こちらにはAKG D12がズラリ。マイクのコレクションは新旧問わずに評価の高いモデルが取り揃えられている。
📷こちらもビンテージのAKG C12A。Telefunkenと並び銘機となるAKG C12の後継機、C414シリーズとの端境期に生産されていた製品。そのサウンドはC12の型番通りの音が出る。
360 VMEサービスで、イマーシブ作品を作る敷居はぐっと低くなる。GOLD-DIGGERSのStudio 6をヘッドホンとともに持って帰ってもらうことで、イマーシブ制作のホームスタジオとしての価値も高まる。制作のペースも上がることが予想できる。サービスインが待ちきれないということが本当に強く感じられた。今後は、東京のMIL Studio、NewYorkのThe Hit Factory、そしてLAのGOLD-DIGGERS。このスタートラインに立っている3つのスタジオでも連携してノウハウを積み重ね、360 VMEをイマーシブ音楽制作の起爆剤にしていきたい。
*ProceedMagazine2023号より転載
NEWS
2023/09/08
9/23(土)、24(日) サンレコフェス2023で360VMEを体験しよう!
9月23日(土・祝)、24日(日)、KANDA SQUARE ROOM & CONFERENCEにて、サウンド&レコーディング・マガジン主催のセミナー&展示会イベント『サンレコフェス2023』が開催されます。そのサンレコフェスにて、MIL studioでの測定サービスを実施中であるSONY 360 Virtual Mixing Environment(360VME)の体験ルームが特設されることになりました!
サンレコフェスでVME体験!
https://www.minet.jp/brand/sony-360-vme/sony-360-vitual-mixing-environment/
360VMEは、複数のスピーカーで構成されたイマーシブスタジオの音場を、独自の測定技術によりヘッドホンで正確に再現する技術です。測定サービスは現在、世界で3つのスタジオでのみ開始されており、国内では弊社の運営するMIL studioにて測定を行っています。そんな360VMEの貴重な体験会が、サンレコフェス2023の会場で実施されます!イマーシブ制作に興味はあるが環境構築に踏み出せていない方や、個人最適化された最高品質のバイノーラルを体験したい方など、興味のある方は是非ご来場ください。
360VME体験ブース詳細:https://www.snrec.jp/entry/news/srfes2023_360vme
もちろんMIL studioでの測定サービスも受付中です。詳細はコチラから!
サンレコフェス2023 開催概要
◎日時
・9月23日(土・祝) 13:00〜18:00
・9月24日(日) 10:00〜18:00
◎会場:KANDA SQUARE ROOM & CONFERENCE
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1
◎入場無料(※登録制、詳しくは公式サイトをご確認下さい)
サンレコフェスでは、他にも弊社メディア・インテグレーション含む多くの企業ブースや、イマーシブ環境構築から宅録まで様々なテーマのセミナー・イベントも開催される予定です!ぜひご来場ください!
MILでのVME測定や、イマーシブオーディオの制作環境構築に関するお問い合わせはROCK ON PROまで!
https://pro.miroc.co.jp/2023/07/13/360vme-launch/
https://pro.miroc.co.jp/solution/360vme-proceed2023/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sony_360-vme_report/
Review
2023/09/06
SOUNDTRIP 2023 / Village Studios / LAの音楽史を作った、そして作り続けるスタジオ
アメリカ西海岸でも特にロサンゼルスは音楽の歴史を語る上で外せない街の一つだろう。ゴールドラッシュに代表される、アメリカ西部開拓史の最終目的地の一つでもあるこの街からは、今でもフロンティアスピリッツに代表される新しいものへの貪欲さ、そして挑戦するという気概が感じられる。音楽にあってもウェストコーストロックなどとひとくくりにされることも多いが、やはりロンドンともニューヨークとも異なったマインドの音楽がこの街から誕生している。そんなロサンゼルスを代表する老舗のレコーディングスタジオ「Village Studios」を訪問したのでその模様をレポートしたい。
LAにおける音楽カルチャーの生誕地
まずは、この「Village Studios」の歴史を少し紹介していきたい。立地としてはWest Hollywoodということになるが、高級ブティックが立ち並ぶビバリーヒルズよりも海側となり、ビーチで有名なSanta Monicaに限りなく近い場所にある。このスタジオは1922年にMasonic Templeとして作られた建物を改装してRecording Studioとしている。Masonic Templeとは、フリーメイソンの教会であり、一般の教会とは異ってラウンジのような作りになっていたようである。その後、1960年ごろにはMaharishi Mahesh Yogiによる超越瞑想のセンターとして使われていたそうだ。超越瞑想といえばフラワームーブメント世代のアーティストが、ヴェーダに由来するマントラ瞑想法として取り入れ、かの時代を代表するサブカルチャーとして一世を風靡したことで知られる。The Beatlesのメンバーがそれを学んだのは有名な話で、インドでのPV撮影などそれを印象づけるものが多く残されている。
この施設を実業家であるGeordie Hormelが1968年に買取りスタートしたのが今のVillage Studiosである。このあとに一部屋づつ紹介するが、このスタジオにはまさに歴史を作ったといえるNeve 8048コンソールがあり、それ以外の部屋にもNeve 88Rコンソール、最新のイマーシブミキシングルーム、Neve Genesysの部屋などがある。このスタジオでのレコーディングされた作品を紹介しようとすると誌面がそれだけで埋まってしまうので、受付前に飾られていたプラチナディスクのコレクションからいくつか紹介すると、The Rolling Stones "山羊の頭のスープ"、The Red Hot Chill Peppers "CALIFOLNICATION"、Stealy Dan "AJA"、Phil Collins "Face Value"、Nine Inch Nails "with teeth"、Smasing Pumpkins "メロンコリーそして終わりのない悲しみ"、その他にもVillage Studiosで多くのレコーディングを行ったアーティストとしては、The DoorsのJim Morrison、Bob Dylan、Santanaなど枚挙にいとまがない。スタジオに置かれているハンドブック「Greenbook」がWebにも公開されているが、まさに錚々たるミュージシャンが名を連ねている。
それ以外にも、映画のサウンドトラックも多く手掛けている。音楽スタジオであるためミュージカル・ムービーのサウンドトラックが多いのだが、近年のヒット作としてはLady GAGAとBradry Cooperの名演と高い音楽性でアカデミー賞を受賞した「アリー/スター誕生」のサウンドトラックもこのスタジオから生まれている。それ以外にも「ショーシャンクの空に」「君につづく道」「カーズ」「トイ・ストーリー2」など、どれも聞いたことがあるビッグタイトルばかりではないだろうか、ハリウッドお膝元のスタジオならではの作品群である。
Studio A
Village Studiosを代表するのは、間違いなくこのSutdio Aだろう。歴史的なNeve 8048が据えられており、数え切れないほどの名作がここで生み出された。しっかりとメンテナンスされ、状態の保たれたコンソール。気品すら漂うその様は改めて音楽の制作方法について問いただされているような気がした。近年ではやはり収録には、Pro Toolsを使うことがほとんどだということだが、コンソールの脇にはFlying Faderを扱うためのコンピューターがしっかりと鎮座している。演奏を録音する、そこで生み出された音楽を残すための行為、それこそがレコーディング。素晴らしい演奏を生み出すのをアシストし、余すことなく記録する。そのための施設がレコーディングスタジオである。そんなことを改めて感じさせる部屋であった。このNeve 8048について、あれこれと語るのはここではナンセンスな気がする。隣のスタジオで生まれる素晴らしい音楽を収録するために、必然性を持ってここにある、そんな存在だ。
この日は、レコーディングセッションを始める前に見学をさせてもらったため、すぐにでもセッションが始められるようにすべてがセッティング済み。さすがに誰のセッションが行われるのかまでは教えてもらえなかったが、きれいに片付けられたスタジオよりも実感があってよかった。コントロールルーム側には、コンソール以外にも溢れんばかりのビンテージ機器。当たり前のようにオリジナルのPultecがあり、Lexiconのリバーブがある。少しタイムスリップをしたかのような感覚にさえ感じられる。
スタジオ側もマイクがスタンバイされている。VocalとGuitar、そしてPianoというトリオ構成のセッティング。それぞれに向けられているマイクが機材好きにはたまらないチョイスだ。Vocalには、オリジナルのELAM251(!!)、PianoにはOff micがRCA BX44、On micがAKG C12。GuitarにはNeumann U 67(もちろんオリジナル)。最低限かつ最強のセッティングではないだろうか、垂涎の眼差しが止まらない。こんなところからも老舗のレコーディングスタジオならではの凄みが感じられる。この日、案内をしてくれた若いスタッフも、この機材コレクションには今でも感動していると自慢気に話をしてくれた。
Studio D
次に案内されたのが、Villageで一番広いスタジオとなるStudio D。こちらのコンソールはNeve 88R。国内ではほとんどお目にかからないモデルではあるが、現行モデルであるNeve 88RSに連なるNeveのアナログコンソールの始祖にあたるモデルだ。Small / Large Faderを備えたインライン仕様のマルチトラックレコーディング対応モデルで、もちろんFlying Fader仕様の72Faderコンソール。マイクプリはNeve 1081が備わっている。サイドデスクとしてBMCコンソール(1073仕様)が設置されていた。こちらは、マイクプリとして活用されているようだ。モニタースピーカーはカスタムメイドのモデルで、ユニットはTADのドライバーが使われている。あとから追加されたのであろう、スーパーツイーターが増設されているのが印象的であった。オリジナルを大切にしながら時代に合わせてモディファイを行う。そんな一幕を垣間見た気がした。
スタジオ側は広いスペースでゆったりとミュージシャンが配置されている。床にラグを敷いてそこに席を置いている。アメリカのレコーディングスタジオらしいところだ。日本であれば、パーテションで仕切ってしまいたくなるところだが、それをしていないのもやはり文化の違いを感じるところ。素敵な装飾、ライトが設られたブースとしても使えるスペースもあるのだが、この日のセッションでは荷物の置き場として使われていた、なんとも贅沢である。それ以外にもミーティングスペースとしてプライベート空間が確保されている、その重厚な雰囲気からは歴史を感じさせられる。
Studio F
3部屋目にしてやっと現行の製品に出会うことができた。こちらの部屋が最新のイマーシブミキシングに対応したStudio Fである。Avid S6をメインコンソールとして5.1.4chのイマーシブミキシングルームとなっていた。この部屋はミキシング専用ということではあるが、他のスタジオとのタイラインが確保されており、バックアップのレコーディングなども行えるようになっているということだ。タイラインはあえてアナログ。音質などを考慮すると音楽においてはまだまだアナログがベストチョイスだという判断をしているということだ。スピーカーはKALI Audioのモデルが使われていた。
2F Studio
こちらは、コンパクトなコントロールルームでNeve Genesysが設置された部屋。コンパクトとはいってもNeve Genesysの48Fader仕様、それだけでも中々な迫力だ。この部屋はオープン当初はスタジオではなかったそうだが、途中で部屋を増やすにあたり改装されて今の形になっているそうだ。一台づつコメントを付けて紹介したくなるようなアウトボードのコレクションがサイドボードに。モニタースピーカーはOcean Wayが採用されている。
Stage
当初は物置部屋として使われていた部屋にステージを設置し、いまはライブの配信などを行っているスペース。ここは、まさにコロナ禍の様々な制約により生まれたスペースである。これだけの天井の高いスペースが余っているということ自体が驚きではあるのだが、思いついたことをすぐに実行するそのモチベーションは素晴らしい。カメラや、ビデオスイッチャーなどを用意してライブパフォーマンスの配信を行っているということだ。
Studio
古代の神殿のような荘厳な造りのスタジオ。天井も高く容積もあるため響きの良い空間である。日本ではどうしても響きを殺してそれぞれのサウンドのセパレーションをよく収録をしたいと考えてしまうが、響きがあることで生まれる音楽もある。特にクラシック楽器などは、ホールの響きと合わさって一つの楽器の音色が完成されるという考え方もある。そんなことを思い出させる空間であった。この部屋に置かれているピアノは、オスカー・ピーターソンが愛用していたピアノを譲り受けたものだそうだ。こういったちょっとしたエピソードにもレジェンドの名前が挙がってくる。
Lab
最後に紹介するのはこちらのLab。残念ながら常駐のメンテナンススタッフはいないということだが、定期的に通ってきてもらい、スタジオのすべての機器はここで修理メンテナンスを行っているということだ。そのための保守パーツなどもすべてストックされているとのこと。こういったことの積み重ねでこのスタジオが60年以上の歳月に渡って維持されてきているということだ。そして、この部屋の反対側の壁にはストックされているアウトボードがぎっしり(!)。こちらももう説明不要かと思うが、歴史的な銘機が完動状態で保管されている。これだけのものを維持する労力は計り知れない、歴史的なスタジオではあるが、それを維持し運営することの努力を垣間見ることができた。
やはり、ウェスト・コーストロックの震源地の一つであったVillage Studios。歴史を作ったそのスタジオは雰囲気、空気、そのすべてにオーラを纏っている。そしてもともとからの装飾であると思われるスタンドグラスや、素晴らしい調度品の数々。スタジオに入るとすぐにその歴史と伝統を感じずにはいられない空間であった。そんなVillage Studiosもコロナ禍においては開業より一度も火を落としたことのなかったVillage StudiosのNeveも60年ぶりに電源が落とされることもあったそうだが、スタジオからのライブ配信、コンサート・イベントなど新しい形での営業が少しづつ始めていったとのことだ。なお、このコロナ禍でのロサンゼルスのスタジオの様子はLA Timesに記事として掲載されている。これまでもこうして時代の流れに柔軟な対応をとってきたのだろう、困難から再び立ち上がるさまは改めて称賛に値する。
「さすが」としか言いようがない完璧なスタジオと、それにより積み重ねられてきた歴史。コロナ禍という未曾有の驚異にも現代的に対応して変化を続けるVillage Studios、今後も次の歴史を積み重ねて音楽との歩みを紡いでいってもらいたい。
*ProceedMagazine2023号より転載
Tech
2023/09/04
Pix & Mixで深まるラウンドトリップ / Media Composer & Pro Tools
Avidのビデオ編集ソフトウェアMedia Composerと世界中から支持を集めるDAWであるPro Toolsの間でのデータ移行をスムーズにする機能、通称「Pix & Mix」が2022年12月に発表された。Avidでは33年もの歴史がありながらも、この2つのアプリケーションが互いに直接やり取りすることができなかったことは少し奇妙にも感じられるが、OMFやAAFといったオープンファイルフォーマットを提唱し、これまで牽引してきたAvidが満を持してこの機能強化を行っていくと公表している。ここでは従来の変換方法がどのようなものだったかを振り返りつつ、このPix & Mixがどのように2つのアプリケーションを連携させていくのかを確認していこう。
Media ComposerとPro Tools連携の従来フローを再確認!
これまで発表されているPix & Mixの機能について説明をしていくが、その前にMedia Composerのオペレーションで必要となる用語について説明をしておきたい。これらの用語とMedia Composerの構造についての概要を理解しておけば、制作ワークフローもより簡単で身近なものになるはずだ。また、互換性を最大限活用するために今までのデータ移行方法であるAAFでのやり取りについても再確認してみよう。
Media Composerの基礎用語
●プロジェクト
Media Composerではプロジェクトに複数のシーケンスとビンを作ることができ、そのデータはファイルとして1つのフォルダに保存される。Pro Toolsにはこのプロジェクトに相当するものはないが、作業を1つのフォルダにまとめるという意味ではセッションファイルやその他のデータを保存しているフォルダに似ている。
●シーケンス
Pro Toolsのセッションがこれに相当する。これまでもOMF / AAFといったファイル形式に変換されてPro Toolsに持ち込まれているものだ。Media Composerでは1つのプロジェクトに複数のシーケンスを作ることができる。
●レンダリング / ミックスダウン
タイムラインにあるエフェクトが適応されたメディアファイルを作成する。単一のクリップまたはトラックにするという観点からPro Toolsのバウンスと同様のものだ。
●ビン
Media ComposerのビンはPro Toolsにおけるクリップリストがこれにあたる。クリップだけでなくシーケンスやエフェクトのデータもこの中に保存される。
Media ComposerとPro ToolsのAAF互換
これまでのフローでは、OMF / AAF(Open Media Framework / Avid Authring Format)ファイルを介してデータ移行を行っていた。これらのファイルはオープンファイルフォーマットであり、Avid製品だけではなく他社メーカーにおいてもこのファイルをサポートすることにより、ビデオまたはオーディオのタイムラインデータのやり取りをすることができる相互に互換性を持ったフォーマットだ。
AAFを介する方法では、ビデオ編集側でシーケンスデータをAAFファイルに変換してエクスポートし、Pro Tools側ではそのAAFファイルをインポートしてセッションファイルに変換、というビデオ側とPro Tools側の両方でデータ変換が必要になる。また、その場合にPro Toolsではトラックの割り当て、ビデオの選択などセッションデータのインポートの項目で各項をひとつずつ確認、選択することでデータを開くことになる。
変換でトラック名はどうなる?
Media ComposerもPro Toolsもトラック名を変更することができる。通常はA1、A2と表示されているトラック名だが、この名前をMedia Composer側で変更しておくと、Pro Toolsにインポートした際に同じ名前で表示されるため素材の管理も簡単になる。
マルチトラックの扱いは?
Media Composerはモノ、ステレオ、5.1、7.1のマルチチャンネルトラックを扱うことができる。素材がモノである場合はモノトラックに、ステレオのものはステレオトラックに編集されたままでPro Toolsに渡すことができる。
ボリューム・パンオートメーションはそのまま?
Media Composerで書いたボリューム・パンオートメーションも、そのままの状態でPro Toolsにインポートすることができる。またクリップベースのゲインのデータもフェードのデータも互換がある。さらに、Media Composerで設定したトラックエフェクトは、トラックプラグインとしてPro Toolsにインポートされる。ただし、Pro Toolsでこれを再現するためには、Pro Toolsにもインストールされている標準のプラグイン、またはサードパーティのAAXプラグインを使用することが必要となる。
新機能Pix & Mix によるセッションファイル互換!
これからのMedia ComposerとPro Tools間でのデータの流れは、Pix & Mixによってセッションデータで行うことができる。Media Composerバージョン2022.12からは、セッションデータ(.ptxファイル)をエクスポートすることができるようになったため、Pro Toolsではそのファイルをダブルクリックするだけで移行されたファイルを開くことができるようになった。まずは、その移行方法のオペレーションを実際のエクスポート画面に沿って見ていこう。
Media ComposerでPro Toolsセッションファイルをエクスポート
【手順】
1. ビンの中でシーケンスを右クリックし、出力>ファイルにエクスポート…を選択。
2. エクスポートダイアログボックスでOptionsをクリックすると、エクスポート設定ウィンドウが開く。
3. エクスポート設定のプルダウンメニューから「Pro Toolsセッション」を選択。
4. 「保存ボタン」をクリックし、保存場所や名前を指定して保存。
【選択オプション解説】
●マークを使用
シーケンスにイン点とアウト点がついている場合には、そのマークが優先されインアウト間がエスクポートの対象になる。チェックを外すとシーケンス全体をエクスポートする。
●選択されたトラックを使用
シーケンスでアクティブになっているトラックだけをエクスポートする。ビデオのカット点をPro Toolsでも確認したい時は、ビデオの編集点があるトラックを選択する。
●アクティブでないオーディオトラックを含む
シーケンスで選択されていないオーディオトラックをエクスポートの対象にしたい場合には、このオプションを有効にする。
●シーケンスのビデオ / オーディオトラックすべてを含む
さらに、Media Composerからのエクスポートでは、セッションファイルと一緒にメディアをコピーするかしないかを選択する。このオプションが選択されていないと、ビデオ、オーディオメディアをセッションファイルに関連付することができないため、必ずチェックを入れておきたい。
オプションを選択した後は、ビデオ / オーディオの詳細の項目で細かな設定を選択していく。ポイントとなるのはメディアのコピーを行うのかどうかだ。Avid NEXISのような共有サーバーがある場合には、メディアのコピーをしない選択で良いだろう。ビデオ・オーディオメディアなどすべてのメディアをコピーせずとも、シーケンスで使われている同一メディアにリンクして使用することができるからだ。この場合、エクスポート方法は「メディアにリンク」を選択する。この時の注意点として、ビデオトラックにエフェクトがある場合には、エフェクトがレンダリングされていることを確認する。Pro Toolsにはビデオエフェクトを適用する機能がないため、レンダリングしたメディアにリンクする必要がある。
また、共有サーバーがない場合には、メディアをコピーしてPro Toolsへ持ち込む必要があるため「すべてのメディアをコピー」または「メディアをコンソリデート」を選択する。この項目はビデオとオーディオに対してそれぞれ設定することになる。
エクスポートされたセッションファイルは、.ptxが読み込み可能なすべてのバージョンのPro Toolsで開くことができるが、マーカーを含めた互換性を実現するためには、Pro Tools 2022.12以降の使用が推奨だ。
メディアコピーに関する機能向上
Media Composer 2023.3では、セッションファイルへのエクスポートのプロセスでメディアをコピーする際のオプションが追加された。エクスポート画面の「ビデオ / データの詳細」と「オーディオの詳細」、それぞれのタブで「以前のシークエンスに含まれるビデオまたはオーディオメディアを除くかを尋ねる」のオプションを選択すると、ビンのコンテンツ全体を比較し差分をエクスポートできる。以前は2つのシーケンスを比べることしかできなかったが、このバージョンからはビン全体を対象にすることができる。
これをチェックした上で「保存」ボタンをクリックしファイル場所を選択すると、「Select Sequence(シーケンス選択)」ダイアログボックスが表示され、「Exclude Audio and Video Media Referenced from Sequence(シーケンスで参照されたオーディオ・ビデオメディアを除外)」ドロップダウンメニューから、ビン内のコンテンツ(「すべて」)を選択することができる。また、「メディアをコンソリデート」でのエクスポート方法でも、同様に差分をエクスポートすることが可能だ。
また、「WAVではないメディアをBWFに変換」オプションは、エクスポート中にメディアの差分をコピーしながらファイル変換を行う。「ビンのフィールドレコーダーメタデータをオーディオにエンベデッドする」は、Media ComposerにあるメタデータをすべてPro Toolsに渡すことができるオプション項目だ。
Pro Tools 2023.6で対応、トラック・マーカー機能
Media Composerのシーケンスでは2種類のマーカーが使用されている。シーケンスのトラック(クリップ)に置かれるトラックマーカーと、タイムラインに置かれるタイムラインマーカーだ。AAFファイルではこれらは区別されず、Media ComposerのマーカーはPro Toolsでファイルを開いた際にすべてタイムラインマーカーとして表示される。しかし、Pro Tools 2023.6からはMedia Composerのトラックにあるマーカーはセッションファイルの受け渡しによって、トラックマーカーとして表示。また、そのマーカーについているコメント(日本語可)やカラーもそのまま再現できるため、視認性がより良くなることはもちろんのこと、コメントを確認することでビデオ編集者とのコミュニケーションも取れるようになる。
以上のように、セッションでのエクスポートの利点は、ビデオタイムラインをスピーディーにそのまま再現できることにある。Media Composerで編集された編集点が、Pro Toolsのタイムラインでそのまま再構築され、トラックの表示、オーディオプラグイン、マーカー、コメントも再現でき、MA作業のスピードアップにつながる。Avidからのメッセージでは、Media ComposerとPro Toolsの互換性はこれまで以上にアップしていく予定だという。今回の解説と逆方向に、Pro ToolsからMedia Composerへのデータ戻しも可能になるかもしれない。このようなラウンドトリップ機能の向上が、さらなるワークフローの変化をもたらすことにも期待していきたいところだ。
*ProceedMagazine2023号より転載
Review
2023/08/30
Avid Pro Tools | MTRX II / Thunderbolt 3オプション〜期待を裏切らないフラッグシップ機の更新〜
2016年の発表以来、Avid製オーディオI/Fのフラッグシップとして多くの現場で愛用されてきたPro Tools | MTRX。AvidはNAMM Show 2023でさらなるブラッシュアップを施した後継機「Pro Tools | MTRX II」と、フラッグシップ機をNative DAWで使用するためのThunderbolt 3 オプションモジュールを併せて発表。大注目の新製品についてその機能を概観するとともにシステムアップ上の利点を考えてみたい。
●PRO TOOLS | MTRX ll / ¥1,089,000(本体価格¥990,000)
MTRXをベースに新たなFPGAを用いて、オリジナルと同等の音質を維持しつつ開発された MTRX II 。内蔵SPQ、Dante 256 Ch内蔵(Dante 128 Optionも併用可能)、マトリクスルーティングは4096 x4096へ。イマーシブ時代におけるミキシングおよびモニタリング・キャパ シティーの拡張を実現している。従来のMTRX Optionカードと完全互換を持ち、アナログ入出力を全8スロットへフルに使用することも可能。 Avidのフラッグシップモデルがいまリロードされた。
Pro Tools | MTRX ファミリーがNative環境で使用可能に!
大注目のThunderbolt 3モジュールに対応
Avid製フラッグシップ・オーディオI/Fとして信頼を寄せられてきたPro Tools | MTRX(以下、「初代MTRX」)。1500 x 1500という大規模なクロスポイントを備えたルーティング・マトリクス、モジュール方式を採用することによる高い柔軟性と拡張性、そして比類なきオーディオクオリティがプロフェッショナルな現場で愛されてきた大きな理由だろう。4月に開催されたNAMM Show2023では、その初代MTRXにさらなるパワーアップを施したPro Tools | MTRX II(以下、「MTRX II」)が発表された。MTRXファミリーの代名詞でもあるルーティングマトリクスの強化や、Dante / SPQの内蔵、アナログI/Oカードの換装上限撤廃など、さまざまな機能強化が図られている。さらに、大注目は同時に発表されたThunderbolt 3オプションモジュール。MTRX IIとMTRX StudioをついにNative環境で使用することが可能になっている。
MTRX II 自体の機能も気になるところだが、ある意味でそれ以上に注目されそうなプロダクトが、MTRX IIと同時に発表されたThunderbolt 3オプションモジュールだ。これは、オプションカードスロットではなく本体にインストールするタイプのモジュールとなっており、MTRX IIとMTRX Studioで使用することが可能。残念ながら、初代MTRXに追加することはできないのでご注意いただきたい。
これまで、Pro Tools | MTRX ファミリー(初代MTRX / MTRX II / MTRX Studio、以下、「MTRXファミリー」)をMac / PCと接続するには、本体ユニットまたはオプションカードのDigiLinkポートを使用するしかなかったが、Thunderbolt 3オプションモジュールを換装することでMTRX IIとMTRX StudioをNative環境でも使用することができるようになる。具体的に言えば、Pro Tools Studio / Artistはもちろん、Steinberg NUENDO、Apple Logic Pro、Presonus Studio OneなどのCoreAudio対応DAWにおけるNative制作環境で、AvidフラッグシップI/Oを使用できるようになるということだ。特に、ver.2022.4でマルチチャンネル制作に対応したPro Tools Studioを使用したNative環境で、大規模なルーティングとモニタリング機能を備えたMTRXファミリーを使用することができるというのは、ユーザーにとっては大きなトピックではないだろうか。
●Thunderbolt 3 Module ¥135,080(本体価格¥122,800)
📷MTRX IIとMTRX Studioの両製品に対応したThunderbolt 3モジュールがリリース。これによりDigiLink接続によるパワフルなDSP統合環境に加えて、 Thunderbolt 3経由で実現する低レイテンシーなCore Audio環境での柔軟性も実現可能となる。Thunderbolt 3オプション・モジュール経由で、MTRX IIでの使用時に256ch、MTRX Studioの場合では64chにアクセスが可能、他のアプリケーション等をDADmanソフトウエアにルートし、より先進的なDolby Atmosワークフローが実現できる。
Avidの発表によれば、Thunderbolt 3オプションはHDXとの併用が可能。DADmanのルーティングマトリクスに、I/OソースとしてHDXとは別にThunderbolt 3の入出力が見えるようになり、これらをMTRX上でルーティングすることができるようになるとのこと。イメージとしては、従来のDigiLink I/O オプション・カードを使用して複数のPro ToolsシステムをMTRXに接続する場合に近いものになる。
この機能を利用することで、メイン機とは別のマシンにインストールされたCoreAudio対応DAWとの間で信号のやりとりができるのはもちろんだが、大きな期待が寄せられるのが、MTRX II / MTRX Studio 1台で、Pro ToolsとDolby Atmosハードウェア・レンダラー間の信号をやりとりできるようになるのでは!?ということだ。システムにおいてクリティカルな部分となるため、発売開始後に実際の挙動などを実機で検証する必要はあるが、仕様上はこうした構成を取ることが可能となっている。Dolby Atmos制作のシステムアップにも一石を投じる可能性を持ったプロダクトに大いに期待したい。
Dante / SPQ内蔵など、機能面での性能もアップ
初代MTRXの拡張カードの中でも需要が高かった128ch Dante I/OとSPQだが、MTRX IIでは256ch分(@44.1/48kHz)のDante I/Oと、SPQ機能がはじめから本体の機能として内蔵されることになる。Dolby Atmosや360 Reality Audioなどのイマーシブ制作においては、オーディオ入出力もスピーカーシステムも従来よりはるかに大規模となるため、多数のオーディオを伝送できるDanteと、最大1,024のフィルターを追加して音響補正機能を提供するSPQというふたつの機能が本体内蔵になるのは、かなり豪華なアップデートではないだろうか。
ちなみに、初代MTRX用のオプションカードはMTRX IIでも引き続き使用することが可能だ。MTRX IIにビルトインされるDante I/OにはSRC機能がないため、SRCが必要な場合や、さらなるI/O数が必要な場合などは、従来通り128ch Danteカードを追加することで対応することができる。極端な例だが、8スロットすべてにDanteカードを追加した場合、MTRX II 1台で合計1280chのDante信号を扱うことができるということだ。MTRX II に内蔵されるSPQはオプションカードとして初代MTRXで使用できるものと同じ128 EQチャンネル+最大1,024フィルター。MTRX Studioに内蔵されているものとは異なり、SPQの機能をフルに使用することができる。反面、初代MTRXに内蔵されていたAES/EBU I/Oは廃止されてしまった。今後はAES/EBU信号を扱いたい場合には、オプションカードを追加することで対応することになる。
オプションカードに関してもうひとつ嬉しいアップデートは、アナログI/Oインストール数の上限が撤廃されたことだ。初代MTRXではアナログのオプションカードはInput / Output合計で6枚までしかインストールすることができなかったため、Pro Toolsシステムを大規模なアナログコンソールと接続する場合などにネックになってしまうことがあった。MTRX II ではこの上限がなくなり、8つのスロットすべてにアナログI/Oカードをインストールすることができるようになっている。
さらに、MTRXファミリーの特徴であるルーティングマトリクスとモニタープロファイル機能にも大幅なパワーアップが施されている。ルーティングマトリクスのクロスポイントは従来の1500 x 1500から、3倍近くとなる4096 x 4096に増加。モニタープロファイルで使用できる内部サミングミキサーは256 × 32から512 × 64に増加する。このアップデートにより劇場用のDolby Atmos制作においても十分な数のチャンネルを扱うことができるようになる。
初代MTRXと同様、システムのコアデバイスとしての活躍が期待されるMTRX II。AvidフラッグシップI/Fとしての期待を裏切らない仕様だ。また、待望のThunderbolt 3モジュールもついに発表となり、こちらも今後の制作環境に大きな柔軟性をもたらすことが期待される。やはり、ハードウェアで開発される新製品は、制作システムを構成するにあたりに大きなインパクトを与えることになる、今からその登場を心待ちにしたい。
*ProceedMagazine2023号より転載
NEWS
2023/08/28
SCFEDイベのスタジオ探報記 第4回 キング関口台スタジオ / RockoN Webサイトにて公開中!
憧れのスタジオを訪問してスタジオの魅力、ハイエンド機材やビンテージ機材の魅力、そして“スタジオで生まれる特別なマジック”の正体について解き明かすインタビューシリーズ「SCFEDイベのスタジオ探報記」。第4回は、「キング関口台スタジオ」にスタジオ探報です!
『SCFEDイベのスタジオ探訪記 第4回:キング関口台スタジオ』
>>>>記事本編はコチラ
Support
2023/08/25
【Avidサポート情報】アカデミック版の認証方法が変更されました。
Avid製品のアカデミック(EDU)ライセンスの認証方法が変更されました。EDUライセンスをご購入いただいたユーザー様は、ご自身のアカウントにライセンスを登録した後、アカウント内からアカデミック認証を完了するまで製品をダウンロードすることができませんのでご注意ください。
アカデミックライセンスの認証方法はこれまでの「identit-e」に変わり、「Proxi.ID」を使用したライセンス認証となります。
Proxi.IDのSSO(シングルサインオン)システムに登録されている教育機関の場合、認証は即座に行われ、従来のように証明書のファイルを転送したり何時間も待つことはなくなります。
Proxi.IDに登録がない教育機関の場合でも、メールアドレスでの認証、または、identit-eの場合と同じように証明書のアップロードによって認証を受けることができます(この場合、12〜48時間ほど掛かります)。
Avidソフトウェア製品をアカウントに登録した後の詳細な手順、および、アカデミック認証に関する良くあるご質問は以下のリンク先をご覧ください。
アカデミック版 (Redemption Code) 製品の Proxi.ID 認証手順>>
アカデミック認証に関する良くあるご質問>>
この変更は学生・教員向け(個人名義)ライセンスの認証に関するものです。教育機関向け(教室用)ライセンスに関してはROCK ON PRO営業担当までお問い合わせください。
Avidは学生・教員向け/教育機関向けのアカデミックライセンスをラインナップしています。ニーズに合ったプロダクトを提案させていただきますので、ライセンスについてご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
ROCK ON PROでは音響・映像に関するシステム設計、スタジオ構築のご相談を随時お待ちしております。ハードウェアを含めたご相談も、contactボタンからお気軽にご連絡ください。
Sales
2023/08/24
【9月30日まで!】MTRX II トレードアップキャンペーン実施中!
Avidの最新フラッグシップI/OであるPro Tools | MTRX II。オリジナルMTRXから好評だった256ch分のDante I/O、音響補正SPQ機能を内蔵仕様に変更し、内部マトリクスも大幅な進化を遂げたMTRX IIの発売を記念し、Rock oN Companyでは他機種からのトレードアッププロモーションを実施中です。
対象となる機種を下取りに出すことで、買取金額がUP!さらに、MTRX II本体のご購入価格もDown!I/Fの買い替えをご検討中の方は、ぜひこの機会をご利用ください!
Pro Tools | MTRX IIについての詳細はこちらの記事>>
本キャンペーンについての詳細はこちら>>
Pro Tools | MTRX II発売記念 トレードアップ・プロモーション
期間中、Pro Tools | MTRX IIご購入時に対象機種を下取りに出していただくと、下取り金額UP!で買取いたします。さらに、通常価格¥1,089,000(税込)であるMTRX II本体を特価 ¥1,000,000(税込)にて提供いたします!
期間:2023年9月30日まで
対象:下表に記載
下取り対象機種
*記載の買取金額は上限金額です。機器の状態や付属品の有無などによっては、買取金額が記載の金額に満たない場合がございますのでご了承ください。
MTRXからの純粋なパワーアップだけでなく、発売が待たれるTB3オプションカードを使用すればハイエンドNative I/Oとしても機能するMTRX II。キャンペーンのご利用だけでなく、少しでも気になるという方は、ぜひRock oN Company店頭でのデモをお申込みください。
ROCK ON PROではAvid製品をはじめとした音響システムの設計・販売や幅広いスタジオ構築のご相談を随時受け付けております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-pro-tools-mtrx-ii-thunderbolt3-module/
NEWS
2023/08/23
YAMAHA新デジタルミキサーDM3受注開始!
YAMAHA伝統のデジタルミキサーの系譜に新たなページを加える新機種DM3が受注を開始いたしました。すでに受注を開始しているDM3 Standardと合わせて、コンパクトなデジタルミキサーをお探しのユーザー様には要チェックのプロダクトです。
DM3シリーズはコンパクトでありながら、機能、接続、音質のすべてにおいて、一切の妥協なく高い品質を誇るデジタルミキサーです。YAMAHAのデジタル技術を駆使したサウンドクオリティは96kHzまでのサンプルレートに対応。9インチ・タッチディスプレイによる直感的な操作が可能です。
DM3の詳細はRock oN Line eStoreでご確認いただけます。
YAMAHA DM3(Dante搭載)
販売価格:¥286,000 (本体価格:¥260,000)
Rock oN Line eStoreで予約>>
*出荷予定日:2023年9月以降
YAMAHA DM3 Standard(Dante非対応)
販売価格:¥231,000 (本体価格:¥210,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
国内におけるデジタルミキサーの先駆者でもあるYAMAHAの待望の新機種!本格的なライブコンサートでのサブミキサーとしてだけでなく、中小規模のライブやストリーミング配信ではメイン機として使用することもできる高品質・高機能なプロダクトです。
本製品のお問い合わせ、また、スタジオ設計・システム構築のご相談はお気軽にROCK ON PROまで!
Music
2023/08/10
TAOCファクトリーツアー / 鋳鉄のプロフェッショナル集団が生み出す、質実剛健プロダクツ
制振についてのコア技術に特許を持ち、実に40年にわたりホームオーディオの分野で活躍しているTAOC。40年間の製品開発で蓄積したノウハウを基に開発した新たな製品レンジ「STUDIO WORKS」シリーズを投入し、これまでは特注でしか生産されることがなかったプロオーディオ市場へ本格的に参入する。鋳鉄こそが「遮断」と「吸収」という2つの役割を両立できるベストな材質だという鋳鉄のプロフェッショナルたちがどのようにして製品を開発・生産しているのか、愛知県豊田市のアイシン高丘株式会社を訪れた。
振動を制するものはオーディオを制す
TAOCはブレーキディスクローターやシャーシ部品をはじめとした自動車部品を生産するアイシン高丘株式会社を母体に持つ。自動車用鋳造部品の製造ラインで採取される鋳鉄粉を用いて、鋳鉄の制振性や音響特性を活かした製品をホームオーディオの分野で多くリリースしているのがTAOCブランドだ。ほとんどの製品が制振にフォーカスをあてたもので、そのブランド名の頭文字が「Takaoka Anti Oscillation Casting」から成っていることからも、立ち上げ当初より音響機器の最適な振動制御を鋳造(Casting)で達成することを目的に活動してきたことが窺える。また、「異なる厚みの鉄板を密着させ、互いに違った固有値を持つ板材が振動を抑制することで、音質改善を行う二重鉄板構造」について特許を取得したこともあり、現在では多くの金属製スピーカースタンドメーカーが生産する製品の天板に採用されている。
音楽を活かすために「整振」するTAOCの製品には、音像の厚み、広がり、帯域のバランス、解像度といった要件が求められる。この複数の要件を満たすには、密度が高く、硬度が高く、自己の振動を持ち込まない減衰性を併せ持つ材質が必要となるが、これにおいて3拍子揃った材質が鋳鉄だ。
さらに、鋳鉄(言い換えれば黒煙を多量に含んだ鉄)は高い振動吸収性を持つ。鋳鉄はキャベツの葉を剥がしてランダムに並べたような黒鉛構造を持っており、その黒鉛と鉄部分の摩擦によって振動エネルギーは熱エネルギーに変換され制振性を発揮する。これが鋳鉄の大きな特徴であり、安全のためにも不要な振動を抑えておきたいブレーキローターに鋳鉄が用いられているのもうなずける。
📷各素材を特性ごとに並べてみると、鋳鉄がいかに3拍子揃った材質であるかがわかる。例えば、密度が最も高い鉛は一方で硬度が低く、硬度が最も高いセラミックは減衰性が低い。マグネシウムは減衰性に秀でているが、密度が低くなり音の厚みや解像度に劣ってしまう。この3つの特性を高い次元でバランスよく持っているのが鋳鉄だ。
鋳鉄が持つ独特な特性を体験する
アイシン高丘本社に到着後、広大な敷地内でも最奥に位置するTAOCオフィスまで車で移動。鋳鉄工場見学のレクチャーと諸注意を受けつつ、まずTAOC製品に広く用いられる鋳鉄粉のサンプルを見せていただいた。大きめの薬瓶に入れられた鋳鉄粉サンプルは、手に取ると当然ながらズッシリと重い。鉄粉はパウダー状になっている訳ではなく、砂粒ほどの大きさがあり、これが各種製品へ充填されている。試しに手に持って水平に揺らしてみると、ショックレスハンマーと同じ原理が働き、寸止めした時の反対側への反動が少なくピタッと止まる。力量は異なるが、スピーカースタンドの中でもこういった現象が起こっているのかと不思議な体験ができた。
作業着とヘルメットを装着したところで鋳造工場内へ移動を始めるが、大きな炉を拝見する前に、社内の研修施設で今の製造工程や自動化されている機械内処理の説明をいただいた。その研修施設の入口にはダンベルやエンジンブロックのサンプルを使った解説があり、自動車部品以外の鋳物製品や鋳造の成形不良のサンプルも展示されている。その中に音に関係するサンプルもあったのでご紹介しておきたい。そこには鐘形になった鉄4種類、青銅、アルミの成形物が設置されており、これをマレットで叩くことが出来るのだが、叩いてみるとアルミや青銅はサスティンが長くその音色も聴き慣れた美しいものなのだが、比べて鋳鉄を叩いた音色はどれも複雑な倍音をもち、アタックも鈍く、そして減衰が速い。素材自体に制振効果があるということは前知識としてあったが、実際にマレットで衝撃を与えた際の応答は予想以上に顕著なもの。オーディオ製品として鋳鉄が持つ可能性に期待が高まる。
鐘形のサンプルの裏手側には設計から製品になるまでの工程がジオラマ形式で展示され、アイシン高丘の鋳物製造フローが学べる。社員研修や社内技能試験などでは研修施設の機能をフルに活用するとのことだが、今回は鋳鉄粉が出来るまでの一部の工程を説明していただいた。
鋳鉄粉が採取できる工程は、鋳造の後半にあたる後処理工程となる。上型、下型、中子型から製品を取り出す作業が行われ、製品は砂型を壊して取り出される。取り出した製品には型で使われた砂が付着しているため、ショット機と呼ばれるサンドブラストの一種を使用してバリや砂を除去する。この作業によって、素材の表面が剥がれ落ち鋳鉄粉が採取できるわけだ。こうしてショット機からメディアが噴射され後処理が完了すると集塵機には砂、メディア、鋳鉄粉が混ざったものが集まる。これを選別して鋳鉄粉を取り出し、さらに取り出した鋳鉄粉は規格に沿ったメッシュを通して粒を揃えたものを採取する。このような工程で選りすぐられた鋳鉄粉をTAOCではスタンドの制振材として活用している。
📷バリ取りの工程で写真のショット機が使用される。砂型から取り出された製品からサンドブラストの一種であるこちらの機械を使ってバリと砂を除去する。すぐ隣にあるのがショット機用の集塵機。ここに集められたものを規格に沿ったメッシュでふるいにかけ、砂粒状の鋳鉄粉が採取される。
非日常的な迫力の工場内
研修施設での解説を受けたあとは、鋳物を製造している製造ラインへと移動する。人間の背丈を遥かに超える大型機械群に囲まれて、なにが何の為の機械なのかまるで見当がつかない。いよいよ工場にやって来たという感覚が湧いてきた。
ライン見学は製造工程通りに案内され、まずは材料となる鉄を溶かす溶解炉であるキュポラのセクションへ。1400度以上の鉄が連続溶解できるキュポラの足元には6トンほどの溶かされた鉄が入る釜が2基設置されており、満杯になるとレールを伝って鋳込セクションへ運ばれる。残念ながら、先程キュポラから運ばれてきた真っ赤な鉄を注ぐ鋳込の工程自体は外から作業を見ることができなかったのだが、工場内は常に80dBを超える音で満たされており、定期的に聞こえるエアー重機のブローオフは瞬間的に100dBを超える。これだけでも非日常的な迫力を感じることができた。
そして、後処理のセクションへ移動する。研修施設で見たショット機を使ってのバリ取りを行い、まさにいま鋳鉄粉が出来ている工程でこちらも自動化されている。その経路の途中にはセキ折りのセクションがあり、製品から伸びている湯道を切り離す作業のラインを見学。鉄でできた大きなプラモデルとでも言えば良いのだろうか、傍らから見るとランナーからパーツをニッパーで切る作業に似ているのだが、ニッパー風のエアー工具も切り離される製品もやはりそのすべてが大きい。
システムをきちんと機能させる土台
工場内を見学した後はTAOCの開発室兼視聴室へ向かった。視聴室の前は広大な庭が広がっており、アイシン高丘のOBや夜勤明けの従業員がハーフラウンドのゴルフをプレイできるという。これ以外にも社内の取り組みとして工場排熱を利用してスッポンを育てていたり、ショット機で出た砂を再利用してウコンを育てていたこともあるそうだ。鋳鉄粉もTAOC発足前は再びキュポラに戻され製品へリサイクルされていたそうだが、資源の活用とSDG'sへの意識が旧来から全社的に根付いていることがうかがえる。
開発室の中はその半分のスペースがリスニングスペースとなっており、天井や壁面は防音・吸音加工が施されている。残り半分のスペースは様々な資料と音源を収納したラック、ここを囲うようにオリジナルスピーカーや検聴を待つ試作品が並び、そこにはSTUDIO WORKSのデスクトップ型スタンドもあった。同じくSTUDIO WORKSのインシュレーターを手に取ってみると一般的にイメージする鋳物とは思えない仕上がりで、質感はどちらかと言うと鍛造に近い。切削の工程があるのか聞いたところ、仕上げの工程はあるが基本的には鋳込時の流す量と時間で密度をコントロールしているという。それらの製品を設置していただき拝聴後、TAOCチームの南氏、杉田氏、西戸氏にお話を伺った。
Rock oN多田(以下、R):改めてTAOCの持つ特徴をお伺いさせてください。
西戸氏:アイシン高丘は1960年ごろからトヨタ自動車の鋳物部品を生産しており、東洋一の鋳物工場を作るんだという熱意を持ってスタートしました。そしてちょうど40年前の1983年、オイルショックで一時的に鋳物の生産量が少なくなっていく中で自動車部品以外にもこの独自の鋳造加工技術を活かせることはないかと、社内で検討する部署が立ち上げられて、鋳物のスピーカーベースの生産からオーディオアクセサリの事業をスタートしました。鋳物を使ったモノづくりとして、鋳物の墓石を作ってはどうだとか、当時は色々試行錯誤していたと聞いています。また、当時はシミュレーションも少なかったため、製品開発は試行錯誤の体当たりで製作していました。インシュレーター、オーディオボード、オーディオラック、スタンドに加えて鋳鉄製ユニットマウントリングを特長としたスピーカーの製作など、鋳鉄が持つ振動吸収を活かした製品をリリースしています。鋳鉄には素材自体が自分で揺れず、振動を適度に吸収するという特性があります。それを実証するようにスピーカーユニットのリングを作った時は樹脂と比べて真っ直ぐにドライバがストロークしました。これは本来持っている音を出すことができていたとも言えます。
R:STUDIO WORKSという新たなコンセプトで製品を生み出した経緯をお伺いできますか。
南氏:2018年に、とあるマスタリングスタジオのテックエンジニア様から、システム全体の音質向上のためにお声がけいただきTAOC製品を導入いただきました。以降も、エンジニア様とは音質に関する研究交流を続けていた中、杉田の案で2021年のInter beeに2人で行き、特注スタンドのオファーをいただき、要望を伺いながら何本も製作していく中、徐々にプロオーディオ向け製品のコンセプトが定まっていったという経緯があります。
杉田氏:ポタフェス(ヘッドフォン、イヤホン)に行った時も印象深いですね。ポタフェスはポータブルオーディオのイベントではありますが、それを踏まえても音響製品のイベントなのに会場が無音というのはショックを受けました。今までは主に、音を聴く側のお客様に向けての製品作りでしたが、ヘッドフォンの中に聴こえる素晴らしい音を創る側のエンジニア様、音楽家の皆様向けにTAOCとしてお役に立てられないかと思うようになりました。
R:STUDIOWORKSをどういったユーザー層を想定しているのでしょうか。
南氏:プロのエンジニアの方々やミュージシャンの皆様はもちろん、良い音を追求するすべての方々にご体験いただきたいですね。
杉田氏:イレギュラーな使い方や面白いご意見をいただき、そのフィードバックをいただければそこから更に製品の改善にもつながると思います。また個人向けで評価をいただいているこれまでの製品も、プロの方のフィードバックを反映してより良いものが作れると思っています。試作に対してのハードルが低いので、要望はどんどん欲しいですね。なので特注製品、いわゆるワンオフも大歓迎です。製品はすべて国産で製造しているので、フットワークも軽いですよ。
📷本文中でも触れたデスクトップサイズのスタンドも試作されていた。ユーザーの声を素早く反映してラインナップすることはもちろん、ワンオフでの特注にも柔軟に対応できるそうだ。
南氏:TAOCスタジオワークスは一貫して、確かな効果と実用性にこだわり、外観はとてもシンプルな仕様になっています。従来のTAOC製品同様に、20年・30年以上と永く使えるモノづくりをしています。また、今回のスタンドやインシュレーターはどのモデルも、それぞれエンジニア様やロックオンさんと何度も意見交換をしながら完成させたコラボのような製品で、みなさんの熱い思いが詰まっていると感じています。素晴らしい音楽を作られる皆様の鋭い感性と貴重なご意見に、いつも多くの学びがあります。今後も多くのミュージシャン様、エンジニア様とご一緒させていただきながら、TAOCスタジオワークスを進めていきたく思っています。
杉田氏:1983年9月に創業したTAOCは、今年2023年9月に40周年を迎えます。今までのご愛顧に深く感謝をお伝えしながら、次の40年に向けて新しいチャレンジをしていきます。TAOCスタジオワークスも、すでに多くのエンジニア様・ミュージシャン様のスタジオに導入いただけており、手応えを感じています。シリーズ第2弾の製品開発も進めていますので、ぜひ注目していただけると嬉しいですね。
📷写真左より、アイシン高丘エンジニアリング株式会社 TAOCチーム杉田 岳紀 氏、TAOCチーム 西戸 誠志 氏、Rock oN 多田純、ROCK ON PRO 前田洋介、TAOCチーム 南 祐輔 氏。
工場内でキュポラの説明を受けた時にまるでターミネーター2のラストシーンみたいですねと言うと、T-800は鉄の中で沈むので鉄より比重が大きい、おそらくT-800は鉄ではないんですね…と答えが返ってきた。映画のワンシーンにおいても鉄が基準(!)、そのどこまでもアイアンファーストな姿勢はプロオーディオの中で新たなメインストリームを作り出すことになるのではないだろうか。工場で製品が生産される際に生じる余剰となっていた鋳鉄粉だが、それを確かな研究開発の裏付けでリユースし、類まれなる制振特性は40年にわたりオーディオの世界で実績を重ねてきた。そしていま、プロユースの現場にもそのムーブメントが訪れようとしている。
*ProceedMagazine2023号より転載
Sales
2023/08/09
Nuendoが50% OFF!Steinberg『Summer Deals』開催中!!
世界中の映画 / TV のポストプロダクション、ゲームオーディオ、イマーシブサウンドのプロフェッショナルに選ばれる、業務用DAWの最高峰のひとつSTEINBERG Nuendo。Dolby Atmos関連機能の内蔵や、かゆいところに手が届くユーティリティの充実など、最先端の機能をいち早く取り入れる開発姿勢に定評があります。
最新版であるNuendo 12と、Nuendo 11からのUPGライセンスが期間限定で50% OFFとなるキャンペーンが実施中です!
STEINBERG 『Summer Deals』
期間:2023年8月9日 (水) ~ 9月7日 (木)
Nuendo 12 パッケージ版
Sale特価 ¥55,000 50%OFF!! (通常販売価格 ¥110,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Nuendo 12 ダウンロード版
Sale特価 ¥55,000 50%OFF!! (通常販売価格 ¥110,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Nuendo 12 Update from Nuendo 11 パッケージ版
Sale特価 ¥13,750 50%OFF!! (通常販売価格 ¥27,500)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Nuendo 12 Update from Nuendo 11 ダウンロード版
Sale特価 ¥13,750 50%OFF!! (通常販売価格 ¥27,500)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Pro Toolsと人気を二分するプロフェッショナルDAWを、この機会にぜひ手に入れてください!!その他、システム構築のお問い合わせなどはROCK ON PROまでお気軽にお問合せください。
Sales
2023/08/09
Eventide 夏休みバンドルセール開催中!
5つのEventideプラグイン・バンドル製品を対象にした「夏休みバンドルセール」が開催中です!
あらゆるEventideプラグインを網羅したAnthology XIIや優秀なマスタリングプラグインシリーズを含むElevate Bundleなどが、最大で通常の70% OFFでのお買い求めいただけます。
デジタル・オーディオ・プロセッシングの先駆者であり長い歴史と技術を持つ同社製品を、この機会にぜひお試しください!
Eventide 夏休みバンドルセール
期間:2023年9月5日(火)まで
対象:Anthology XII、Elevate Bundle、Ultra Essentials Bundle、H9 Plug-in Series Bundle、Clockworks Bundle
価格:こちらから確認ください>>
Sales
2023/08/08
AVID Sibelius 永続版アップグレードキャンペーン開催!
2023年9月30日(土)までの期間限定で、AVID Sibelius永続版のアップグレード・サポートプランがプロモーション価格でご購入いただけるキャンペーンが開催中!アップグレード・サポートプランに加入すると、期間内であれば永続版でも常に無償で最新版へのアップグレード、サポートの利用が可能です。
今年で登場から30年を迎えるSibelius、直近の2023.6アップデートではAIを活用しスコア上の情報に基づいてコードを提案する「コード・オートコンプリート」機能が追加。他にも、ユーザーの要望に応えるべく様々なアップデートがリリースされています。詳細は公式サイトのSibelius最新情報をチェック!
Sibelius永続版をお持ちの方は、この機会を是非ご活用ください!
Sibelius Ultimate アップグレード・サポートプラン再加入版(1年) ¥21,780 → ¥17,270 (税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Sibelius Ultimate アップグレード・サポートプラン再加入版(3年) ¥43,560 → ¥34,540 (税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
対象:Sibelius 1〜8をお持ちの方、Sibelius Ultimate 2018以降をお持ちで、アップグレード・サポートプランが失効してから1ヶ月以上経過している方
Sibelius Artist アップグレード・サポートプラン 再加入版(1年) ¥14,520 → ¥11,440 (税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
対象:Sibelius First 1〜8をお持ちの方、Sibelius (Artist) 2018以降をお持ちで、アップグレード・サポートプランが失効してから1ヶ月以上経過している方
一部製品価格変更、取り扱い終了製品のお知らせ
・Sibelius Ultimate 乗換版サブスクリプション(1年)が新価格、¥18,370(税込)での販売となります。
こちらは他社製の楽譜作成ソフトをお持ちの場合に、Sibelius Ultimate サブスクリプション版がお安くご加入いただけるパッケージです。ご購入後に、Finale、Notion、Encore、Mosaic、カワイスコアメーカーProのいずれかのシリアル番号が必要となります。
・Sibelius Ultimate 切替版 サブスクリプション(1年版、および2年版)のメーカー取り扱いが終了となります。
直近1年では7度の新機能をリリースし日々進化を重ねるSibelius、最新版へのアップグレードをこのタイミングで是非ご検討ください。システム更新の相談・お問い合わせはROCK ON PROまで!
Support
2023/08/07
Pro Tools 保守の価格改定とラインナップ変更のお知らせ
Avidオーディオハードウェアと、ハードウェアを含むPro Toolsシステムの保守関連製品の一部に、価格変更とラインナップ変更(販売終了)のお知らせがございます。
特に、HDXカードやHD I/Oが複数含まれるシステムをご使用のユーザー様にとっては影響の大きなトピックとなりますので、お見積りやご発注のタイミングについてはくれぐれもご注意ください。
Pro Toolsシステム関連の保守の一部が価格改定&販売終了
発効日:2023年8月21日(月)
目次
◎システム一括保守が販売終了
◎ハードウェア保守の一部が価格改訂
◎Sync HD、HD Native TBの保守について
◎システム一括保守が販売終了
下記3つの保守型番が廃番になります。これらの保守は2023年8月21日(月)以降、ご発注いただくことができなくなります。
2023年8月21日(月)付で廃番になる保守
0540-30238-09 Pro Tools HD Systems, 1-Year Updates + ExpertPlus with Hardware Support Plan NEW
販売価格:¥245,300(本体価格:¥223,000)
0541-30217-09 Pro Tools HD Systems, 1-Year ExpertPlus with Hardware Coverage RENEWAL
販売価格:¥245,300(本体価格:¥223,000)
0540-03712-01 Pro Tools | HD Interface, Extended Hardware Support NEW
販売価格:¥43,230(本体価格:¥39,300)
これに伴い、これまでほぼシステム単位で一括で保守に加入していたユーザー様は、システムを構成する各機器ごとに個別の保守に加入していただくことが必要となります。
小規模システムの場合は個別機器ごとの保守加入の方が低予算となりますが、例えば、HDXカードが3枚、HD I/Oが2台の場合などは上記型番が販売終了となる前に保守加入/更新を実施された方がお得になります。
ご不明点・見積もりのご依頼などはお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください。
Pro Tools HD Systems保守とは
0540-30238-09、及び、0541-30217-09は「HDシステム保守」や「HDXエクスパート・プラス・アドバンテージ・プラン」と呼ばれ、ひとつの保守でシステム全体をカバーできる保守です。大凡、以下のサポートが含まれています。
Pro Tools Ultimateソフトウェア1つ分の年間保守
HDXカード最大3枚分の年間保守(=1枚でも3枚でも同じ価格)
HD システムに存在する全てのHD I/Oを対象とした年間保守(=1台でもそれ以上でも同じ価格)
Sync HDの年間保守
USからの発送の場合もありますが、修理品の先出し対応
8月21日(月)以降は、上記をすべてカバーする場合はシステム内のすべての機器の分だけ個別の保守に加入する必要があります。
0540-03712-01 Pro Tools | HD Interface, Extended Hardware Support NEWに関しては、「更新」の型番が継続となり、更新用の型番で新規保守加入も承る仕組みに変更となります。
◎ハードウェア保守の一部が価格改訂
ハードウェア保守の一部に価格改定が実施されます。改訂率は製品によってかなり幅がありますので、ご発注・見積もりのご相談はお早めにお願いいたします。
*クリック/タップで拡大
上記リスト、及び、前項に掲載されていない保守は、従来の価格のまま販売継続となります。
ご不明点・見積もりのご依頼などはお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください。
◎Sync HD、HD Native TBなどの保守について
0541-60493-01 Pro Tools | HD Interface, Extended Hardware Support, Renewalは以下の機種単体の保守の加入、及び、更新に対応します。
HD Native TB
Sync HD
MADI IO
OMNI
PRE
HD IO
特に、HD Native TB、Sync HD、PREは迷いやすいと思われますので、お困りの場合はROCK ON PROまでご相談ください。
ご不明点・見積もりのご依頼などはお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください。
システムを一括でサポートする保守プランが廃番になることで、特に大規模なシステムを運用するユーザー様にとっては、予算の規模や作成手順に大きな変更が必要になると思われます。
Pro Toolsが永続ライセンスなのかサブスクリプションなのかによっても予算が変動しますので、保守加入や更新をご検討中の方は、ぜひ一度ROCK ON PROまでご相談ください。
Sales
2023/08/07
SOUND PARTICLES「プラグイン40%オフ」セール開催!
コンピュータ・グラフィックスのパワーとテクノロジーを音響の世界に持ち込み、その製品はハリウッド映画のサウンドデザインでも使用されているSOUND PARTICLE社が、8月7日より「プラグイン40%オフ」セールを開催!
全てのプラグインがPro Tools 2023.6に追加されたサラウンドトラック幅(5.0.2ch〜9.1.6chや最大7次のAmbisonicsなど)に対応したことにより、イマーシブ制作をさらに加速させる存在となるSOUND PARTICLES製品を手にいれる絶好のチャンスです!
SOUND PARTICLES社 プラグイン40%オフセール
概要:SOUND PARTICLES製品が25%〜40% OFF
期間:2023年8月7日(月)〜8月12日(土)
詳細なラインナップと価格は下記WEBページで!
Rock oN Line eStore>>
SOUND PARTICLES国内代理店フォーミュラ・オーディオWEBサイト>>
https://pro.miroc.co.jp/headline/skydust-3d-sound-particles/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-density/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-apple-silicon-support/
NEWS
2023/08/04
Native Instruments国内代理店業務開始のお知らせ
(株)メディア・インテグレーション MI事業部は2023年8月4日(金)よりNative Instruments社製品の日本国内正規代理店業務開始を開始いたします。
今後ポータルログインを含めてブランド統括予定のNative Instruments、iZotope、Plugin Allianceの3ブランドの国内販売/サポート/マーケティングについて8月4日(金)より一括で弊社MI事業部にて受付が可能となります。
ブランド統合に関するニュースリリースはこちら>>
NI Japanからの事前案内では8月1日(火)より流通開始としておりましたが、倉庫移管作業の遅延に伴い、8月4日(金)からの業務開始に変更となります。
8月4日(金)時点で出荷を開始するのはソフトウェア(KOMPLETE各種)のみとなり、ハードウェア製品は8月14日(月)より流通開始を予定しております。
新WEBサイトの公開予定に関して
日本国内で実施されるキャンペーンやブログ/動画コンテンツなどを素早く情報発信するためのNative Instruments日本語専用サイトを新規作成予定です。
上記WEBサイトはiZotope.jpおよびPlugin Alliance(minet.jp)ページと相互連携し、各種イベント情報もここから順次発信していく予定です。
上記サイトの正式公開は8月29日(火) を予定しております。
本件についてのお問い合わせは(株)メディア・インテグレーション MI事業部までご連絡ください。
Sales
2023/08/04
新Native Instrumentsより3つのお知らせ
iZotope、Brainworx、Plugin Allianceと統合し、新たな体制となったNative Instrumentsからお得なセールを始めとした3つのお知らせです。
真夏のホットなイベントにお乗り遅れのないようご注意ください!
1:Native Instruments KOMPLETE 20周年記念SALE
UPG等を含むKOMPLETE 14の全てのラインナップが20%オフに加え、9月4日(月)までにNative Access登録することでiZotope Nectar 3 Plus(¥35,000相当)とCelemony Melodyne 5 Essential (¥11,000相当)のライセンスが後日メールにてプレゼントされます。
さらにiZotopeユーザーのためのK14クロスグレードが新登場。Advancedユーザーであれば最大40%オフでKOMPLETE 14各種を導入することが可能です!
Rock oN Line eStoreでチェック!>>
2:最安値は¥0!iZotopeボーカルミックスセール
今年の夏休みは”無償配布のNectar Elements v3"を使ってボーカルミックスにチャレンジしよう!さらにミックス/マスタリングを磨くOzone 10やMPS 5など各種クロスグレードが最大70%オフ! 中でも最新のOzone 10 AdvancedやRX 10 Advancedを含むEverything Bundle (v14)へのクロスグレードは¥46,000(税込)から導入可能です。
Rock oN Line eStoreでチェック!>>
☆無償配布のNectar 3 ElementsからKOMPLETE SELECTへクロスグレードすることでNectar 3 Plusをお得にGETするのもオススメです。
3:豪華景品が当たるiZotopeボーカルミックスコンテスト開催!
Nintendo Switch用ゲーム『メグとばけもの』(メーカー:Odencat) 使用楽曲を題材としたボーカルミックスコンテストを同時開催します。
完成した楽曲オケと処理前のボーカルSTEMを使ってミックスにチャレンジしてみましょう。
ダウンロードURLや詳細ルールなどはこちら>>
優秀作品にはNintendo Switch LITEと『メグとばけもの』 (メーカー:Odencat)ダウンロード用のニンテンドープリペイドカード、その他にもiZotopeバンドル製品やLEWITTマイクロフォン等をプレゼント予定です。
コンテスト使用楽曲
『願いの星 (feat. Laura Shigihara)』
作曲:裏谷玲央氏
ミキシング:青木征洋氏
新たな体制の下、さっそく人気ブランドを横断した活動を見せるNative Instruments。これからDAWに触れようとする方からベテランまで、誰にとっても嬉しい真夏のイベントですね。
Native Instrumentsに関するお問い合わせは弊社MI事業部まで、製品のご購入やシステムのご相談はROCK ON PROまで、お気軽にお問い合わせください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/native-instruments/
Event
2023/08/03
【本イベントは終了しました】SONY360VME特別体験会@MIL STUDIO 9/5(火)、9/6(水)開催のお知らせ
9月5日(火)、6日(水)の2日間、360 Virtual Mixing Environment(360VME)の特別体験会を弊社MIL Studioにて開催いたします。
「360VMEって何?」という方は、まずはこちらの記事をお読みください。
https://pro.miroc.co.jp/solution/360vme-proceed2023/
さて、各所に公開されている体験レポートの記事を見て、ご興味をお持ちの方も多いとは思いますが、百聞は一見に如かず!やはり体験してみないと分からない部分も多々あるのではないかと思います。
今回の体験会では、そうした皆さまを弊社MIL Studioに特別にお招きし、実際にその実力をじっくりご体験いただきます。
2日間で計12組、1組当たり3名様まで同時にご参加いただけますので、同じスタジオのエンジニアの方や、クリエイターのご友人、アーティスト、プロデューサーの方など、ぜひお誘い合わせの上、ご参加いただけますと幸いです!
SONY360VME特別体験会@MIL STUDIO 開催概要
◎日付:2023年9月5日(火)、6日(水)
◎時間:13時〜18時(開始時間については弊社よりご案内いたします。)
・各日6組、2日間で計12組様
・1組あたり最大3名様までご参加可能です。ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。
・所要時間は一人当たり約20分、1組で1時間となります。
※お申し込み1組様ごとの体験会実施を予定しておりますが、申込多数の場合、最大同時3名様まで他の参加者の方との相席をご相談させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
◎開催場所:MIL Studio
– 祐天寺駅より徒歩3分 ※住所は体験会ご参加の方にのみメールでご案内いたします。
◎お申し込み方法:下記ボタンより申込フォームを送信ください
受付は終了しました
8/22(火)には、ゲスト講師にCrystal Sound レコーディングエンジニア murozo氏をお迎えし、360VMEセミナーを実施いたします。この日も360VMEの体験会を実施するほか、セミナー終了後には360VMEの今後の活用、そしてイマーシブ制作のこれからについて熱く語りえる、"今シブ懇親会"を実施予定です!詳細はこちら、もしくはページ下部のバナーからご確認ください!
本件に関するお問い合わせは下記コンタクトフォームより送信ください。
https://pro.miroc.co.jp/2023/08/03/360vme-event1/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sony_360-vme_report/
https://pro.miroc.co.jp/headline/mdr-mv1-vme-release/
Broadcast
2023/08/03
Waves Live SuperRack〜あらゆるミキシング・コンソールにアドオン可能なプラグイン・エフェクト・ラック
Dante、MADI、アナログ、AES/EBU…どんな入出力のコンソールにも接続可能で、最大128ch(64chステレオ)のトラックに大量のWavesプラグインをニアゼロ・レイテンシーで走らせることができる、ライブサウンドとブロードキャスト・コンソールのための最先端のプラグイン・エフェクト・ラック。それが「SuperRack SoundGrid」です。
プロセッシングをおこなう専用サーバー本体は2Uのハーフラック・サイズ。1Uまたは2Uハーフラックの専用Windows PCはマルチタッチ・ディスプレイに対応しており、プラグインのパラメータをすばやく直感的に操作することが可能です。
システム内の伝送はWavesが開発したレイヤー2のAoIP規格であるSoundGrid。汎用のネットワークハブを介してLANケーブルのみでシステム全体を接続します。
スタジオ・ミキシングやレコーディングはもちろん、省スペースなシステムでパワフルなデジタルエフェクト処理、冗長性、ニアゼロ・レイテンシーを実現するSuperRack SoundGridは、限られた機材で最高の結果を求められるライブサウンドや中継の現場などにはまさにうってつけのソリューションと言えるでしょう。
◎主な特徴
0.8msのネットワーク・レイテンシー
最大4台のアクティブDSPサーバーをサポートし、プラグインの処理能力をさらに向上
最大4台のリダンダントDSPサーバーをサポートし、冗長性を確保
複数のプラグインを同時に表示・プラグインの表示サイズの変更
マルチタッチ対応のグラフィック・インターフェイス
ワークスペースを最大4台のタッチディスプレイに表示
SoundGrid I/Oをネットワーク上でシェアすることで、大規模なシステムにも対応
Waves mRecallアプリ:保存したスナップショットを、Wi-fi経由でスマートフォン、タブレットから呼び出し可能
個別デモのご用命はROCK ON PRO営業担当、または、contactバナーからお気軽にお申し込みください。
番組や収録のマルチトラック音源をお持ち込みいただければ、Waves SuperRackシステムを使ったミックスを体験頂けます。
◎システム構成例1
図はSuperRack SoundGridを使用したシステムの基本的な構成。例としてMADI I/Oを持ったコンソールを記載しているが、アナログやAES/EBUなどの入出力を持ったコンソールにも対応可能だ。
中列にあるMADI-SoundGridインターフェイスを介して信号をSoundGridに変換、左上の専用PCでプラグインをコントロールし、左下の専用サーバーで実際のプロセスをおこなう。
アナログコンソールやデジタルコンソールと使用したい場合は、中列のSoundGridインターフェイスを、IOCなどのアナログ・AES/EBU入出力を備えたモデルに変更すればよい。
◎システム構成例2
YAMAHA、DiGiCo、Avid Venueなど、オプションカードとしてSoundGridインターフェイスが存在しているコンソールであれば、コンソールから直接ネットワーク・ハブに接続することでシステムをよりシンプルにすることも可能だ。
SuperRackシステムの構成と選択肢
図は前述「システム構成例」からコンソールを省いたSuperRackシステム部分の概念図。ユーザーの選択肢としては、大きく3ヶ所ということになる。
左下のオーディオ入出力部については、SuperRackを接続したいコンソールの仕様によって自ずと決まってくる。SoundGridオプションカードをラインナップしているモデルであれば該当のオプションカード、そうでなければ対応するI/Oを持ったDiGiGridデバイスといった感じだ。
DiGiGrid IOCやCalrec Hydra2のように複数の種類のI/Oを持ったインターフェイスを使用すれば、デジタルコンソールとアナログコンソールで同時にSuperRack SoundGridを使用するといった構成も可能になる。
左上のWindows PCは基本的にプラグインを操作するUI部分のため、求めるマシンパワーに応じて、1UハーフラックのAxis Scopeか2UハーフラックのAxis Protonから選択すればよい。
同時に使用したいWavesプラグインやタッチディスプレイの数、レコーディング用のDAWホストを兼ねるか否かなどが選定の基準になるのではないだろうか。
右上のSoundGrid DSP Serverが、実際にWavesプラグインのプロセッシングをおこなう部分となる。複数の選択肢があるが、ここも同時プロセスの量やリダンダントの有無によって決まってくる部分だろう。
その他、KVMやLANケーブルが別途必要になる。特にケーブルはCat6対応のものが必要である点には留意されたい。
参考価格と比較表
*表はCalrec用の構成例、コンソールに応じてI/Oを選択
**プラグインライセンスは別途購入が必要
渋谷Lush Hubにて個別デモンストレーション受付中!
ROCK ON PROでは、このSuperRackシステムの個別デモンストレーションを渋谷区神南のイベントスペースLUSH HUBで予約制にて受付中です。
LUSH HUBについての詳細はこちら>>
番組や収録のマルチトラック音源をお持ち込みいただければ、Waves SuperRackシステムを使ったミックスを体験頂けます。
デモご予約のご希望は、弊社営業担当、またはcontactバナーからお気軽にお問い合わせください。
Event
2023/08/03
【本イベントは終了しました】360RAもATMOSも360VMEで実現!イマーシブMixRevolution!
先日、いよいよ一般向けの測定申し込みが開始されたSONY 360 Virtual Mixing Environment(通称360VME)。個々人のプロファイルを測定することで、HRTF + スピーカーやその部屋の音響特性を含め、そっくりそのままヘッドフォンの中で再現することが可能です。イマーシブ制作に携わっている方、これから制作に挑戦してみたいという方の中には、ご興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回、そんな皆さまのために、360VMEの測定体験会の場をご用意いたしました。体験会終了後には、場所を移し、あらためて360VMEの解説セミナー、そしてイマーシブ制作の未来についてみんなで語り合える"今シブ懇親会"を開催いたします。堅苦しい内容ではございませんので、ぜひお気軽にご参加ください!
受付は終了しました
◎360RAもATMOSも360VMEで実現!イマーシブMixRevolution!
〜MIL Studio 4π音響を再現する360VME ヘッドフォンでイマーシブMIXに革命を〜
測定体験会にお申込みいただいた先着12名様(注1)を弊社MIL Studioにお招きし、360VMEの測定および制作環境を想定した試聴セットをご準備。VMEの実力、その精度、ヘッドフォンミキシングの可能性を実体験していただきます。
その後、渋谷LUSH HUBへと会場を移し、Crystal Soundエンジニアmurozo氏をゲストとしてお迎えして、あらためて360VMEの概要や技術的背景、そして、測定会場として世界三拠点のうちの一つに選ばれたMIL Studioをご紹介。
murozo氏には、実際に360VMEを使用して行われた作業の実体験を元に、VMEにより広がる可能性、ヘッドフォンミキシングでどこまでできる?といった部分についてお話しいただきます。ここでは「360VMEで何ができるの?」「360VMEの持つ可能性は?」「360VMEの実力は?」といった疑問について、徹底的に解説いたします。
さらにセミナー終了後には、今回ご体験いただいた皆さまと、現在イマーシブ制作に携わっているmurozo氏、そして今後イマーシブ制作を検討されている皆さまを含め、全員で360VMEの有効性、可能性をアツく語り合える"今シブ懇親会"を開催いたします!
体験してみなければ分からない360VMEの実力を、この機会にぜひ存分にお楽しみください!
(注1)お申し込みの先着順12名様までとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
◎こんな方におすすめ:
360 Reality Audio、Dolby Atmosコンテンツの制作に興味がある方
イマーシブミックスに興味があるが、制作環境の構築にお悩みの方
(例:スピーカーの選定で悩んでいる、設置環境が用意できない…etc)
汎用プロファイルでのバイノーラル再生に不満のある方
MIL Studioの音響環境でミキシングを行なってみたい方
イベント概要
◎体験トライアルセミナー:『360RAもATMOSも360VMEで実現!イマーシブMixRevolution!』
〜MIL Studio 4π音響を再現する360VME ヘッドフォンでイマーシブMIXに革命を〜
◎セミナーゲスト講師:murozo氏(Crystal Sound レコーディングエンジニア)
◎日時:2023年8月22日(火)
・12:00 ~ 16:00 : 360VME 測定体験会 @MIL Studio
- 所要時間は1名につき約20分。1時間あたり3名、最大12名の方の実施を想定しています。体験終了後はセミナー開始まで自由時間となりますが、遅くとも5分前までには集合をお願いします。
・17:00 ~ 18:00 : 360VME セミナー @LUSH HUB
・18:00 ~ 20:00 : 今シブ懇親会 @LUSH HUB
※上記は予定時間です。祐天寺駅から渋谷駅までのご移動につきましては恐れ入りますが公共交通機関をご利用ください。
◎開催場所:MIL Studio 、LUSH HUB
・360VME測定体験会 : MIL Studio
- 祐天寺駅より徒歩3分 ※住所は体験会ご参加の方にのみメールでご案内いたします。
・360VMEセミナー&今シブ懇親会 : LUSH HUB
- 渋谷駅より徒歩9分 東京都渋谷区神南 1-8-18 クオリア神南フラッツ B1F (Rock oN Company 地下)
◎お申し込み方法:下記ボタンより申込フォームをご送信ください
受付は終了しました
※フォームを送信後、自動返信による内容確認のメールが届きます。その後、順次ご予約確定のご案内を別途メールにて差し上げます。メールが届かない場合、迷惑メールフォルダの確認をお願いいたします。
◎お申し込み期限について:
・セミナーおよび懇親会の申込期限は特に定めませんが、MIL Studioでの測定体験会は先着順で12名様までとさせていただきます。
・想定を上回るお申し込みをいただいた場合、早めに受付を終了する場合もございますので、あらかじめご了承ください。
講師紹介
murozo
オーディオエンジニア
Crystal Soundを拠点に活動する気鋭のオーディオエンジニア。レコーディング・ミックス・マスタリングをはじめ、Dolby Atmos・360Reality Audioによるイマーシブ作品にも携わる。山下智久、MAZZEL、1MILL、LEX、Bonbero、ShowyVICTORなどHIPHOP、R&Bからポップスまで国内外問わず幅広く手掛けている。
9月にも360VME体験会のみを実施予定です。8月の日程ではご参加が難しいという方は、ぜひこちらの日程もご検討ください。1組3名様まで。2日間で計12組限定です!詳細はこちら、もしくはページ下部のバナーをクリックしてご確認ください。
本イベントに関するお問い合わせは、下記コンタクトフォームより送信ください。
8月のご参加が難しいという方は、ぜひ9月の体験会もご検討ください。↓
https://pro.miroc.co.jp/2023/08/03/360vme-event2/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sony_360-vme_report/
https://pro.miroc.co.jp/headline/mdr-mv1-vme-release/
https://pro.miroc.co.jp/works/milstudio-system-proceed2022/
https://pro.miroc.co.jp/works/mil-studio-tech-proceed2022/
NEWS
2023/08/02
RME製品の一部が受注再開!
2022年6月1日より一部の製品の受注を停止していたRMEブランドですが、その一部について安定供給の目処がたち受注が再開されました。納期は製品ごとに異なりますので、詳細はROCK ON PRO / Rock oN Company 店頭 / Rock oN Line eStoreまでお問合せください。
主な受注再開製品
Babyface Pro FS
¥ 140,800 (本体価格:¥ 128,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
在庫あり!!
Fireface UFX III
¥ 484,000 (本体価格:¥ 440,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
8月中に入荷予定
Digiface USB
¥ 88,000 (本体価格:¥ 80,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
8月中に入荷予定
MADIface USB
¥ 143,000 (本体価格:¥ 130,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
代理店在庫あり
HDSPe AIO Pro
¥ 143,000 (本体価格:¥ 130,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
代理店在庫あり
HDSPe AES
¥ 179,300 (本体価格:¥ 163,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
8月中に入荷予定
その他の受注再開製品
ADI-2 FS
ADI-6432
ADI-6432R
ADI-6432R BNC
ADI-8QS
AVB TOOL
Digiface AVB
Digiface USB
Fireface 802
MADIface USB
M-16 AD
M-16 DA
M-1610 Pro
M-32 AD
M-32 AD Pro
M-32 DA
Micstasy
AI4S-192 AIO
AO4S-192 AIO
HDSPe AES
HDSPe AIO Pro
HDSPe MADI
HDSPe RayDAT
さまざまなニーズに応えられる多様なラインナップと高いサウンドクオリティが定評のRME。主要製品の受注再開は多くのみなさまにとって朗報ではないでしょうか!?
Fireface UCX II、Digiface Dante等はまだ受注再開の目処がたっていないようですが、これらも情報が入り次第、ROCK ON PRO WEBにて速報いたします!
その他、Pro Tools HDX システム、スタジオ構築等のご相談はROCK ON PROまでお気軽にお問合せください。
NEWS
2023/08/02
SSL B-Series Dynamics Module発売!SL4000Bモデルのコンプレッサーが500シリーズモジュール化!
SSLから新たに、SL4000Bのダイナミクス部分をモデリングしたAPI500互換のモジュールコンプレッサー「B-Series Dynamics Module」が発売されます!
Solid State Logicが創業期の1976年にリリースしたスタジオラージフォーマットレコーディングコンソール「SL4000B」。SL4000Bは、その後世界中のレコーディングスタジオに導入されたSL4000Eのプロトタイプとして6台のみ製造された、SSL社にとってすべての始まりといえる伝説的なコンソールです。昨年には、プラグインコントローラーUC1付属プラグインとして、SL4000Bをエミュレートしたチャンネルストリップ「4K B」が新たに登場していました。
B-Series Dynamics Moduleは、このSL4000Bチャンネルストリップのオリジナル回路設計をベースとした、500シリーズモジュールチャンネルコンプレッサーです。
B-seriesならではの機能!
本製品の特徴の一つが、RATIO、RELEASEに追加された「ds」モード。dsモードに設定すると、サイドチェイン・フィルターが追加されレシオは10:1に固定されます。アタックタイム、リリースタイムが速い、シビランスをトリガーにディエッサーとして使用することが可能となるモードです。
既に発売されているSL4000EのダイナミクスをモデルにしたE-Series Dynamics Moduleと比較すると、RATIOやRELEASEが固定値からのセレクト式になっているのもポイント!
製品情報
Solid State Logic / B-series Dynamics Module
価格:¥115,500 (税抜 ¥105,000)
発売日:2023年8月4日
Rock oN Line eStoreでのご予約・ご注文はこちら
SSLコンソールの始祖であるSL4000Bの回路設計を受け継ぎ、よりアグレッシブなサウンドとなったコンプレッサー/ゲートモジュールです。本製品をはじめとした機材導入・デモのご相談はROCK ON PROまで!
Review
2023/08/01
TOA ME-50FS 〜完全アナログ設計・妥協無きこだわりが実現する驚異の原音忠実・ハイファイサウンド〜
国内老舗音響メーカーTOAが手がけるプロフェッショナルモニタースピーカー ME-50FS
1934年創業、国内の非常用放送設備や業務用放送設備にて圧倒的なシェアを誇る老舗音響機器メーカーTOA。商業施設の天井埋込スピーカーや公共交通機関など、街中いたるところでそのロゴを見かける機会も多いだろう。そのTOAが、音楽制作を目的とした、プロフェッショナル向けのモニタースピーカーを開発しているのを皆さまはご存知だろうか。
ご存知という方の中には、昨年のInter BEE 2022で実物を試聴されたという方もいるかもしれないが、その出音を初めて聴いた時の印象は多くの人にとって衝撃的な体験となるだろう。昨今多種多様なモニタースピーカーが存在する中で、ひときわ異彩を放ち、驚異的な原音忠実再生能力を誇るのがこのTOA ME-50FSだ。
このME-50FSは、2018年のInter BEEで展示されていたアコースティックモニタースピーカー Q-ME-50proの後継機種にあたり、プロ向けのモニタースピーカーとしてブラッシュアップされたものだ。とくにアナログ回路の設計をはじめ細部までとことん理想を追求し、特徴的なユニットの配置からバスレフポートの形状その他諸々、その設計の全てにおいて一切の妥協を許さずに開発されたという。
◎ME-50FS (公式サイト)
https://www.toa-products.com/solution/ME50FS
試聴時の印象 〜多種多様なサウンドに対応する高水準のレスポンス~
実際に試聴をしてみると、どこまでもフラットな周波数特性ながらも、サイズからは想像できない力強いサウンド、あまりの音の生々しさに、思わず再生している音が録音された環境を思い浮かべずにはいられない。
大抵のスピーカーは、再生している音楽のジャンルによって多少なりとも得意不得意はあるものだが、このME-50FSは本当にジャンルを選ばない。ポップス、ロック、ジャズ、クラシック、EDM、歌もの、インスト、古き良き時代の楽曲から周波数レンジが広い流行りの楽曲まで、こちらが求めるレスポンスをあまりにも的確に返してくれるので、つい、あれもこれもと試聴したくなってしまう。何度も聞いた楽曲でも、新たな発見を与えてくれるスピーカーというのは、エンジニアにとってこの上なく心強い味方となるに違いない。
これだけ多種多様なジャンルの音への適応能力があるということは、裏を返せば、このスピーカーが原音にいかに忠実であるかということの裏付けであると言えるだろう。一般に、音を"意図的に作っている"印象が強いスピーカーというのは、往々にしてサウンドの得意不得意が顕著になりやすい。一方、このME-50FSはスピーカー自体の"癖”というものが全くもって感じられないため、スピーカーを通り越して、録音環境を想像してしまう、という訳だ。
完全アナログ設計・妥協無きこだわりが実現する驚異の原音忠実・ハイファイサウンド。その裏側で、具体的にはどのような工夫がなされているのだろうか。その一部を紐解いてみたい。
ユニット配置へのこだわり ~理想的なフルレンジ"を実現するための工夫~
スピーカーユニットは、10cmのウーファーが2つと25mmのマグネシウムツイーター1つで構成されている。
一般的に位相の良いスピーカーというと、ウーハーとツイーターを1つのユニットに収めた同軸スピーカーを思い浮かべる方も多いかもしれない。しかし、同軸構造だと、確かに理想的な点音源には近づくものの、異なる周波数を発するユニットを1つに収める以上、それぞれが発する振動の影響など、避けられないトレードオフが発生してしまう側面もあるという。
その問題を解決するため、ME-50FSは2台のウーハーとツイーターを可能な限り近接した配置とし、各ユニットの使用帯域を剛ピストンモーション領域に限定。さらに、クロスオーバー周波数を1600Hzと下げることで、定位と位相を理想的なフルレンジに近づけることに成功している。3つのユニットの中心から等距離となる点(各ユニットの中心に内接する円の中心)が音響中心点となる格好だ。
フルアナログへのこだわり ~理想的なサウンドの肝となる外付のインピーダンス補正回路~
↑ME-50FSの背面 ※画像クリックで拡大
エンクロージャには、それぞれ直方体のボックスがスピコンケーブルで接続されている。一見、電源ユニットかと勘違いしてしまうかもしれないが、ME-50FSはアクティブスピーカーであり、電源ユニットはパワーアンプ部と一体でスピーカーのエンクロージャー内に収められている。
では、このボックスは一体何のためにあるのかというと、実はこの中で、パッシブアナログ回路での低域共振補正とインピーダンス補正が行われている。たとえ理想的な筐体を設計したとしても、必ず生じてしまうこの副産物を、ここで補正することによってようやくその真価が発揮されている。
ここで言う低域共振とは、スピーカーユニットとキャビネット内の空気の間で発生する共鳴現象によって引き起こされ、特定の周波数に対して共振しやすい特性を持っている。特定帯域の音に癖が付いたり、位相ずれが生じたりする原因となるため、適切に補正を行う必要がある。
一方、インピーダンスは、個別のスピーカーユニット、コイルやコンデンサといったパーツに起因するもので、周波数によって変動が生じる。こうした変動は、当然ながら最終的な周波数特性に影響を与え、音質や位相特性に悪影響をもたらしてしまうことがあるため、低域共振同様に補正が必要なものである。
※公式サイトより引用
最近では、内蔵のDSP回路で補正を行うタイプのスピーカーも多く存在するが、それらを全てアナログのパッシブ回路で行ない、更にアンプ側から見た負荷条件まで踏み込んで対策しているのがこのスピーカーのこだわりだ。
一般的なデジタル信号処理の利点として、ノイズに強くなることや大量生産時のコストを下げられることなどが挙げられるが、その分必ずA/D変換、D/A変換を通ることになり、レイテンシーが生じたり、量子化誤差により原音と差異が生じたりする原因となりうる。また、DSPでは、当然のことだがアンプとスピーカー間の負荷条件の改善まで行うことは不可能だ。
一方、全ての処理をアナログ領域で行うことで、一台一台の製作に手間暇はかかるものの、原理上遅延のない正しい時間軸での連続波による処理が可能となり、また、サンプリングレートに制約されない高域〜超高域の再生を実現、アンプとスピーカーの関係まで含めた改善が可能となる。まさにこの外付けボックスこそが、フルアナログにこだわったME-50FSの心臓部であり、その驚異的な原音忠実サウンドを可能にしているのだ。
サイズからは想像できない強力な低音再生能力
ウーファーは10cmのユニット2つが担っているが、このサイズのユニットから再生されているとはにわかに信じがたい、クリアかつパワフルな低域が出力される。再生しながら、横からスピーカーを見てみると、ユニットが前後に大きくピストンモーションしていて、音量のダイナミクスに合わせて切れ味の鋭いレスポンスを見せていることからも、そのダンピングファクターの高さがうかがえる。
また、個性的な三角形のバスレフポートはエンクロージャと同じバーチ合板が用いられており、一般的な樹脂製筒形のバスレフポートと比べ、強度の向上が図られている。これによりポート自体が振動してしまう現象、"鳴き"が抑制され、そこに並行面を持たない構造も相まって、ポート自体から発せられるノイズ低減を実現している。
※スペック情報は下記URL「資料・ダウンロード」欄に必要情報入力後ダウンロード可能です。
◎PROFESSIONAL MONITOR SPEAKER ME-50FS
https://www.toa-products.com/solution/ME50FS
現在Rock oN Company渋谷ではME-50FSの試聴を行うことが可能です。店頭での試聴をご希望の方は下記URLよりご予約をお願いいたします。
https://www.miroc.co.jp/news/antenna-shibuya/lets-ask-rock-on/
※試聴期間終了日は未定です。必ずご予約時にご確認をいただきますようお願い申し上げます。
本製品に関する法人のお客様のデモ・ご購入についてのお問い合わせは下記コンタクトフォームよりお気軽にご相談ください。
NEWS
2023/07/31
SCFEDイベのスタジオ探報記 第3回 ミキサーズラボ / RockoN Webサイトにて公開中!
憧れのスタジオを訪問してスタジオの魅力、ハイエンド機材やビンテージ機材の魅力、そして“スタジオで生まれる特別なマジック”の正体について解き明かすインタビューシリーズ「SCFEDイベのスタジオ探報記」。早くも第3回となる今回は、1979年創立、西麻布に拠点を構える「ミキサーズラボ」にスタジオ探報です!
>>>>『SCFEDイベのスタジオ探訪記 第3回:ミキサーズラボ』
記事本編はコチラ
NEWS
2023/07/28
Prism Soundから超弩級AD/DAコンバーター『Dream ADA-128』が発売!
Prism Soundの最高クラスの製品にのみ冠される「Dream」。この称号を受け継いだ、最新のAD/DAコンバーター Dream ADA-128 が満を持して2023年7月28日より発売が開始されました。
1987年よりオーディオR&Dコンサルティングエンジニアグループとして活動を開始し、1992年からオリジナル製品の開発を手掛け、ハイエンドレコーディング&マスタリング機器の分野において高い信頼を獲得しているPrism Sound。そんなPrism Soundが開発に5年の歳月をかけた、文字通りのドリーム・マシンです。
本製品は、音楽制作からポストプロダクション、ブロードキャストなど、さまざまなワークフローをPrism Soundがリサーチし、必要な機能を搭載しながらも、それぞれのユーザーにとって必要十分な規模のシステムを構築可能なモジュールタイプを採用。最高品質のサウンドを求めるすべてのユーザーを満足させる、同社の新たなフラッグシップ・モデルです。
合計20のオプションカード・スロット
4つのホストモジュールと16のI/Oモジュールを収容可能な合計20のスロットが背面に配置されており、AD/DA、AVID Pro Tools|HDXやDante、MADI、AES/EBUなど、入出力合わせてアナログだけでも最大128ch、ホストモジュールの構成によってさらに可能性が広がります。
画像はオプションカード換装の一例。右から赤のカードが8ch AD。緑のカードが8ch DA。無色のカードが8ch AES/EBU。Digilinkカードが2枚、ブランクパネルの隣が、標準で付属するCPUボードとなります。この仕様ですと、64ch Analog IN/OUT + 8ch AES/EBU IN/OUT + 128ch Digilink!!DigilinkではなくDanteの搭載も可能ですので、超高音質なStage Boxとしても活用可能。2UでAnalog 64ch In/OUTはやはり驚異的なスペックです!
ストレスのないオペレーション
コントロールはフロントのタッチパネルから行うことができるほか、LAN経由でPC / Macから行うことも可能。PCモニターなどの大きな画面でルーティングやセッティングができ、将来的にiPadでのコントロールにも対応予定となっているため、コントロールルームとブースの距離が離れている場合なども、ストレスのないオペレーションが行えるでしょう。
ADA-128-Chassis (ADA-128本体のみ)
販売価格:¥ 1,437,700 (本体価格:¥ 1,307,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
AD128 8Ch-AD オプションカード
販売価格:¥ 392,700 (本体価格:¥ 357,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
AD128 8Ch-DA オプションカード
販売価格:¥ 392,700 (本体価格:¥ 357,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
AD128-Dante オプションカード
販売価格:¥ 447,700 (本体価格:¥ 407,000)
2023年秋頃 出荷開始予定
Rock oN Line eStoreで購入>>
AD128-PTHDX オプションカード
¥ 356,400 (本体価格:¥ 324,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
AD128-AES オプションカード
¥ 301,400 (本体価格:¥ 274,000)
Rock oN Line eStoreで購入>>
AD-128 + オプションカード標準搭載モデルはこちら>>
Prism Soundらしい堅実なサウンドをベースに、さまざまなフォーマット、ホストを一台で集約管理できるDream ADA-128。特に大規模なシステムを構築するユーザーにとって、文字通り「夢のような」マシンとなるに違いないでしょう!
本製品の導入・デモなどのご相談はROCK ON PROまでお気軽にお問合せください。
NEWS
2023/07/28
【在庫あり〼】Nugen Audio 製品が価格改定
2023年7月28日追記:値上げ前価格の在庫がございます!数量限定、早い者勝ちですので、価格改定前に購入できなかった!という方はお早めにご検討ください!
ラウドネス計測の業界標準ツールとして愛用されるNugen Audio製品の価格改定が実施されます。
概要:Nugen Audio全製品が価格改定
発効日:2023年7月28日受注分より
主要製品の価格改定情報
オプション/バンドル・ライセンスを含む、下記以外の製品についてはROCK ON PRO営業担当者、または、Rock oN Companyまで個別にお問合せください。
Paragon
¥86,900(税込) → ¥98,230(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Halo Upmix with 3D Immersive extension
¥101,200(税込) → ¥114,400(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Halo Downmix with 3D Immersive extension
¥58,300(税込) → ¥65,890(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Loudness Toolkit 2
¥129,800(税込) → ¥146,630(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
VisLM-H 2
¥64,900(税込) → ¥73,370(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
LM-Correct 2
¥58,300(税込) → ¥65,890(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
ISL 2 | True Peak Limiter
¥36,300(税込) → ¥41,030(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
MasterCheck Pro
¥29,700(税込) → ¥33,550(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
AMB Loudness Core Module
¥144,100(税込) → ¥162,800(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Visualizer 2
¥29,700(税込) → ¥33,550(税込)
Rock oN Line eStoreで購入>>
放送/ポストプロダクションのみならず、複雑なアルゴリズム作成のノウハウを生かしたオーディオメーターやダウン/アップミックス・ツール、配信フォーマットごとのマスターファイルの検聴ツールなど、オーディオ制作におけるユーティリティを豊富に提供するメーカーとして長い実績を誇るNugen Audio。
導入をご検討中の方はお早めにお問合せください。
NEWS
2023/07/27
【データシート更新】Avidが新製品を発表!Pro Tools | MTRX IIとMTRX Thunderbolt3オプションカードが登場!!
2023.7.5 追記
待望のMTRX II 初回分が入荷いたしました!発表後、早期にご予約いただいた皆さまへ順次発送予定のほか、Rock oN Company 渋谷店、梅田店へ展示機も公開予定です!導入をご検討中の方は是非店頭にて実機をご確認ください!
AvidのフラッグシップI/OであるPro Tools | MTRXにさらなるブラッシュアップとパワーアップを施した後継機種「Pro Tools | MTRX II」が発表されました。
MTRX IIはMTRXをベースに開発され、オリジナルと同等のクオリティを維持しつつ、256ch @44.1/48kHzのDante I/OやSPQ機能が内蔵され、さらに多くの柔軟性や拡張性を備えています。これによりMTRX IIでは、より多くのI/O、ミキシング及びモニタリング・キャパシティーを実現します。
さらに、オプションカードに「Pro Tools | MTRX Thuderbolt 3 Module」が新登場。Pro Tools | MTRX II (256ch)、及び、Pro Tools | MTRX Studio (64ch)をネイティブDAWに接続することが可能になります。
「Pro Tools | MTRX II」および「Pro Tools | MTRX Thuderbolt 3 Module」の発売時期は未定ですが、予約受付は本日より開始しております。
製品画像
Pro Tools | MTRX II
↑Thuderbolt3オプション・モジュール換装時
↑Thuderbolt3オプション・モジュールなし(標準仕様)
Avid Pro Tools | MTRX II Base unit with DigiLink, Dante 256 and SPQ
型番:9900-74279-00
販売価格:¥1,089,000(本体価格:¥990,000)
発売予定日:未定
Rock oN Line eStoreで今すぐ予約>>
MTRX II brochure *クリックで拡大
MTRX II brochure *クリックで拡大
MTRX II brochure *クリックで拡大
MTRX Studio brochure *クリックで拡大
MTRX Studio brochure *クリックで拡大
Pro Tools | MTRX Thunderbolt 3 Module
Avid Pro Tools | MTRX Thunderbolt 3 Module
型番:9900-74167-00
販売価格:¥135,080(本体価格:¥122,800)
発売予定日:未定
Rock oN Line eStoreで今すぐ予約>>
MTRX vs MTRX II 機能比較
Thunderbolt3モジュールに対応
MTRX IIと同時に発表されたThunderbolt3モジュールを追加して、HDXシステム環境でなくともAvidフラッグシップI/Oを使用することが可能になります。Pro Tools | MTRXファミリーが持つ柔軟で巨大なルーティング機能やモニタープロファイル機能、比類ないクオリティのサウンドを、ネイティブ環境で実現します。
Caution! Thunderbolt 3 Module は、MTRX Studio/MTRX II 用のオプションとして別売となります。MTRX IIの場合、こちらを追加することで、ネイティブ・ワークステーションを最大256チャンネルの低レーテンシー・モニター環境で接続時可能となります。
MTRX用オプションカードは引き続き使用可能
Dante、アナログ、MADIなど、以前のPro Tools | MTRX用オプションカードは新しいPro Tools | MTRX IIでも使用できます。オプションカード類の製品自体/型番に変更はありません。
256ch分のDante I/Oを内蔵
MTRXではオプションカードの追加が必要だったDante I/Oですが、MTRX IIでは標準で256ch(@44.1/48kHz)のDante I/Oが内蔵されています。
MTRX IIには128ch分のDante I/Oを追加する「Pro Tools | MTRX 128 Channel IP Audio Dante Card」を8枚まで追加できるため、合計で1280chまでのDante信号を扱えるようになります。
Caution! MTRX IIに搭載の256チャンネルDanteは、サンプルレート・コンバージョン(SRC)機能には対応していません。Dante使用時にSRCが必要な場合は、Dante 128オプション・カードを使用してください。
SPQ機能が内蔵に
Pro Tools | MTRXに128のEQチャンネルと最大1,024のフィルターを追加して音響補正機能を提供するSPQ。前モデルのMTRXではオプションカードを追加する必要がありましたが、MTRX IIにはこの機能が標準搭載されるようになりました。
アナログカードの追加上限が撤廃
豊富なバリエーションの拡張カードをベースユニットに追加することで、ユーザーがそれぞれに必要な機能をカスタマイズできることが特徴のPro Tools | MTRXですが、アナログI/Oカードについてはin/out合計で6枚までという制限がありました。
後継機Pro Tools | MTRX IIではこの制限がなくなり、8つのオプションスロットすべてにアナログI/Oカードを換装することが可能になりました。
内部ミキサーが大幅にパワーアップ
Pro Tools | MTRXのもうひとつの特徴が、その名の由来ともなっている巨大な内部ルーティングマトリクスとモニタープロファイルでした。MTRX IIではこの機能が大幅にパワーアップ。
1500x1500だった内部マトリクスは、なんと4096x4096まで増加。さらに、モニタープロファイルで使用できる内部サミングミキサーは256x32から512x64に。これにより、Dolby Atmosシネマ制作においても十分な数のチャンネルを扱うことができます。
AES/EBUはオプション対応のみに
逆に、MTRXでは内蔵だったAES/EBUデジタルI/Oに関しては、MTRX IIでは標準搭載ではなくなります。デジタルI/Oが必要な場合は、Pro Tools | MTRX 8 AES3 I/O Cardが必要になります。
MTRXファミリー機能比較表 *クリックで拡大
MTRXファミリー機能比較表 *クリックで拡大
フラッグシップI/Oをネイティブ環境に接続
CoreAudio対応DAWでMTRXファミリーを使用
新たに発表されたPro Tools | MTRX Thunderbolt 3 Moduleを本体に追加することで、Pro Tools | MTRX II (256ch)、及び、Pro Tools | MTRX Studio (64ch)をネイティブ環境で使用することが可能になります。これまでHDXシステムでしか得られなかったサウンド・クオリティや柔軟なルーティング機能を、CoreAudio対応のネイティブDAWで構築することができます。
Caution! 新しいPro Tools | MTRX Thunderbolt 3 Moduleに対応するのは、Pro Tools | MTRX II及びPro Tools | MTRX Studioです。以前のPro Tools | MTRXで使用することはできません。
Pro Tools Studioでマルチチャンネル制作が可能に
2022年4月のアップデートで5.1ch以上のマルチチャンネル・フォーマットに対応したPro Tools Studio(旧Pro Tools)。Pro Tools | MTRX Thunderbolt 3 Moduleを追加したPro Tools | MTRX II、または、Pro Tools | MTRX StudioをI/Oとして使用することで、ネイティブ環境でのマルチチャンネル・サラウンド制作がよりシンプルな機器構成で実現可能になります。
Thunderbolt3はDigiLinkとの併用が可能
Avidからの発表によれば、Thunderbolt3とDigiLinkは併用が可能です。ということは、DADmanを経由することで2台のマシン間で信号のやりとりが可能になるということになります。Dolby Atmos RendererをインストールしたマシンをThunderbolt3で接続すれば、Atmos Audio Bridgeを使用せずに(=HDXを使用しながら)Dolby Atmos ミキシングをおこなうことができるようになります。
MTRX II / MTRX Thunderbolt 3 Moduleは本日より予約受付開始!
「Pro Tools | MTRX II」および「Pro Tools | MTRX Thuderbolt 3 Module」の気になる発売時期は未定ですが、予約受付は本日より開始しております。Rock oN Line eStore、または、ROCK ON PROまでお気軽にお問合せください!
Avid Pro Tools | MTRX II Base unit with DigiLink, Dante 256 and SPQ
型番:9900-74279-00
販売価格:¥1,089,000(本体価格:¥990,000)
発売予定日:未定
Rock oN Line eStoreで今すぐ予約>>
Avid Pro Tools | MTRX Thunderbolt 3 Module
型番:9900-74167-00
販売価格:¥135,080(本体価格:¥122,800)
発売予定日:未定
Rock oN Line eStoreで今すぐ予約>>
急遽発表された大型プロダクト!従来機を念頭にシステム設計をされていた方などは困惑される部分も多いことと察します。そんな時はお気軽にROCK ON PROまでご相談ください。HDXシステムをはじめとして、その他スタジオ音響システムのご相談も承ります。
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-mtrx-eol/#.ZDdaOuzP0-Q
NEWS
2023/07/24
SCFEDイベのスタジオ探報記 第2回 サウンドシティ / RockoN Webサイトにて公開中!
憧れのスタジオを訪問してスタジオの魅力、ハイエンド機材やビンテージ機材の魅力、そして“スタジオで生まれる特別なマジック”の正体について解き明かすインタビューシリーズ「SCFEDイベのスタジオ探報記」。第2回は、東京・麻布台の地から47年に渡って日本の音楽業界を支えてきた音楽スタジオ、
「サウンドシティ」をスタジオ探報です!
>>>>『SCFEDイベのスタジオ探訪記 第2回:サウンドシティ』
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Support
2023/07/21
Dolby Atmos Conversion Tool v2.1.2 リリース情報
Dolby Atmos マスターファイルの編集やサンプルレート変換を行うためのソフトウェア、Dolby Atmos Conversion Toolのv2.1.2がリリースされました。
◎Dolby Atmos Conversion Tool v2.1.2
https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-conversion-tool-v210
Dolby Atmos Conversion Toolとは?
Dolby Atmos Conversion Tool(ドルビーアトモスコンバージョンツール)は、Dolby Atmosコンテンツをシネマやホームシアター用に変換するために使用することができます。
「.atmos」「BWAV」などへのファイル形式の変換や、マスターファイルの編集・結合、フレームレート変換などの処理が可能です。
2023.7.21 追記
今回リリースされたv2.1.2で以下の修正が行われました。
[Composition]ウィンドウで、スタートタイムまたはFFOAが1秒に満たない(= フレーム値が00でない)マスターをトリミングした後、変換結果のスタートタイムまたはFFOAがトリミング後の設定と一致しないことがある問題が修正されました。
https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-conversion-tool-v212/dolby-atmos-conversion-tool-v212-release-notes/new-in-version-212
◎Dolby Atmos Conversion Tool v2.1 新機能
・96kHz ADM BWFマスターファイルの編集、結合、変換
・"Maintain pitch and length"スイッチにより、ピッチを変えずにフレームレート変換
・サンプルベースのトリミングとパディング、マスターに書き込まれる5.1および5.1.xダウンミックスの設定を指定する "Command-line only"オプション
・SMPTE ST 377-41:2021 に規定される新 IAB IMF グループメタデータの追加
・macOS Ventura、Windows 11に対応
・Appleシリコンをサポート
・UIデザインシステム更新/新アプリケーションアイコン追加
・DCPのIABフォーマットラベルを"Cinema MXF"へ変更
New features include:
・Ability to edit, join, and convert 96 kHz ADM BWF master files
・Frame rate conversion without changing pitch via the Maintain pitch and length switch
・Command-line only options for sample-based trimming and padding, and specifying 5.1 and 5.1.x downmix settings written to the master
・New IAB IMF group metadata, as specified in SMPTE ST 377-41:2021
・Support for macOS Ventura and Windows 11
・Apple silicon support
・UI design system update / New application icon
・Changed DCP IAB format labels to Cinema MXF
https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-conversion-tool-v210
システム要件
Dolby Atmos Conversion Tool v2.1.2は、これらのオペレーティングシステムでのみ使用することが許可されています:
・Linux (※Dolby Atmos Conversion Tool command-line applicationのみ):
- RedHat 7.3
- Ubuntu 16.04 LTS, 18.04 LTS, and 20.04 LTS
・Mac:
- macOS 10.13 〜 13.2.1 (Appleシリコンを含む)
・Windows:
- Windows 10 (64 bit)
- Windows 11 (64-bit)
◎入手方法
Dolby Atmos Conversionは、Dolby Customer Webサイトへサインアップ&サインイン後、ダウンロード可能です。
https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-conversion-tool-v210
Dolby Atmos制作環境の構築、スタジオ施工に関するお問い合わせはぜひROCK ON PROまで!下記コンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。
https://pro.miroc.co.jp/headline/dolby-atmos-renderer-v5/#.ZEcva-zP0-Q
https://pro.miroc.co.jp/headline/acsu2023-nestream/#.ZEcveezP0-Q
https://pro.miroc.co.jp/headline/dolby-atmos-info-2022/#.ZEcvg-zP0-Q
Support
2023/07/21
Dolby Atmos Renderer v5.1 リリース情報 〜 Production SuiteとMastering Suiteの機能が統合 〜
Dolby Atmos Renderer v5.1 がリリース 新機能が追加
今年3月、Dolby Atmos Production Suite および Mastering Suiteの機能を1つのアプリケーションとして統合し、v5.0として刷新されたDolby Atmos Renderer。新たにv5.1がリリースされ、ヘッドトラッキングデバイスのサポートなど新機能が追加されました。
公式サイト:
https://customer.dolby.com//content-creation-and-delivery/dolby-atmos-renderer-v510
v5.1の新機能
・ ヘッド・トラッキング・デバイスのサポート
・ Dolby Atmos Binaural Settingsプラグイン(v1.3)で2つのユーザープリセット
・ バイノーラルレンダリングモードの設定が、レンダラーを再起動しても保持
・ オブジェクトビューを最大化または最小化するための新しいビューメニューとキーボードショートカット
・ オブジェクトビューで移動するオブジェクトの解像度を向上
・ パーソン・ビューの頭部アイコンの定義を改善
・ ASIOデバイスのコントロールパネルアプリケーションへのアクセスが容易に(Windowsのみ)
・ Option + C(Mac)およびAlt + C(Windows)のキーボードショートカットで、すべてのクリップインジケータをクリア
・ 左右の矢印キーによるグラフィック・イコライザー・バンド間の移動
・ summary.txtファイルとtimeline.csvファイルのラウドネス測定値の小数点以下桁数を1桁に変更
ヘッドトラッキングデバイスのサポートについて
気になるヘッドトラッキングのサポートについてですが、OSC(OpenSound Control)の出力に対応したヘッドトラッキングデバイスを使用することで実現できるとのことです。後日、対応機種が判明したら追記いたします!
レンダラーでバイノーラルコンテンツを再生する際、ヘッドトラッキングデバイスを使って頭の動きをトラッキングすることができます。バイノーラル出力は、ヘッドトラッキングデバイスの位置に応じてレンダリングされます。これにより、仮想ルーム内においてthree degrees of freedom (※)でインタラクティブな操作ができるようになります。オブジェクトビュー内でパーソン・ビューが選択されると、ヘッドトラッキングデバイスの方向が視覚的に表現されます。
ヘッドフォン出力とバイノーラルレンダリングモードを有効にした状態で、レンダラーの環境設定でヘッドトラッキングを有効にし、ドルビーOSCヘッドトラッカードライバ(レンダラーに付属)またはヘッドトラッキングデバイスメーカーが提供するヘッドトラッキングドライバを使用できます。
※3DoF(three degrees of freedom) = X軸・Y軸・Z軸の動きの検出。頭の回転や傾きまでを感知可能。
https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-renderer-v510/dolby-atmos-renderer-v51-release-notes/new-in-dolby-atmos-renderer-v51
ビュー・メニューとキーボードショートカット
オブジェクト・ビュー(仮想3D空間)を最大化または最小化し、オブジェクト・ビューの表示と表示オプションを変更するためのビュー・メニューおよびキーボード・ショートカットが新たに追加されました。
システム要件
動作テスト済みOS
Dolby Atmos Rendererは、macOS 10.14.6~13.4、Windows 10 Pro*、Windows 11 Pro*で使用できます。
*1台のコンピュータでDAWからDolby Atmos Rendererにオーディオをルーティングするために必要なDolby Audio Bridgeは、macOSでのみ使用可能です。
Windowsをお使いのお客様は、Dolby Atmos RendererをDAWとは別のコンピューターで実行し、DAWとの間でオーディオをルーティングするハードウェアソリューションを使用する必要があります。
サポートされるセットアップについては、公式サイトにサインアップ後閲覧可能なドキュメントを参照してください。
動作テスト済みコンピュータ
・ MacBook Pro 18,21; M1 Max 32 GB
・ MacBook Pro 14,6; M2 Max 32 GB
・ MacBook Pro 16,1; Intel Core i9 2.4 GHz, 32 GB RAM
・ MacBook Pro 15,1; Intel Core i7 2.6 GHz, 16 GB RAM
・ Mac Pro 7,1; 8-Core Intel Xeon, 3.5 GHz, 32 GB RAM
・ Mac Pro 6,1; 6-Core Intel Xeon E5, 3.5 GHz, 32 GB RAM
・ Mac mini 14,12; Apple M2 Pro, 16 GB RAM
・ Mac mini 9,1; Apple M1, 16 GB RAM
・ Mac mini 8,1; Intel Core i7 3.2 GHz, 16 GB RAM
・ Mac Studio 13,1; M1 Max, 32 GB RAM
動作テスト済みDAW
レンダラーは、Dolby Atmosレンダラーと通信可能なDAW(またはその他のオーディオ録音/編集ソフトウェア)をサポートしています。
・ Avid Pro Tools Ultimate 2021.12~2023.6
・ DaVinci Resolve Studio 18
・ Steinberg Nuendo 12
Dolby Atmos Rendererは、Dolby Atmos Music Pannerプラグインを追加することで、macOS上の他のDAWでも使用できます。
詳細はMusic Pannerのドキュメントを参照してください。
公式サイト:
https://customer.dolby.com//content-creation-and-delivery/dolby-atmos-renderer-v510
入手方法
Dolby Atmos Renderer V5.0をお持ちの方、またはすでにアップグレードされている方は、Dolbyカスタマー・サポートまたはAvidアカウントの"製品"(My Products)から最新バージョンをダウンロード可能です。新規で購入の方はAVID Storeよりダウンロード購入可能です。
◎Production Suiteからのアップグレードはこちら
◎Mastering Suiteからのアップグレードはこちら
◎新規のご購入はこちら
◎エデュケーション版はこちら
Dolby Atmos制作環境の構築、スタジオ施工に関するお問い合わせはぜひROCK ON PROまで!下記コンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。
Sales
2023/07/13
SOUND PARTICLES「サマー・ブラック・フライデー」プロモ開催!
コンピュータ・グラフィックスのパワーとテクノロジーを音響の世界に持ち込み、多くの製品が7.1.2chやambisonicsなどのイマーシブ環境に対応しているSOUND PARTICLE社が7月14日より「サマー・ブラック・フライデー」セールを開催!
本年4月発売の最新プロダクトである3Dシンセサイザー・プラグイン SkyDust 3DとSkyDust Stereoを含む全品が50% OFF。これまでのプラグインでは実現が困難だった複雑な処理や予想を超える自由自在な定位など、SOUND PARTICLES製品のもたらす革新的なサウンドを手に入れる絶好のチャンスです!
SOUND PARTICLES社 サマー・ブラック・フライデー
概要:SOUND PARTICLES全製品が50% OFF
期間:2023年7月14日(金)〜7月24日(月)
詳細なラインナップと価格は下記WEBページで!
Rock oN Line eStore>>
SOUND PARTICLES国内代理店フォーミュラ・オーディオWEBサイト>>
https://pro.miroc.co.jp/headline/skydust-3d-sound-particles/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-density/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-apple-silicon-support/
NEWS
2023/07/13
SCFEDイベのスタジオ探報記 第1回 音響ハウス / RockoN Webサイトにて公開中!
憧れのスタジオを訪問してスタジオの魅力、ハイエンド機材やビンテージ機材の魅力、そして“スタジオで生まれる特別なマジック”の正体について解き明かすインタビューシリーズ「SCFEDイベのスタジオ探報記」がスタート、記念すべき第1回では、50年にわたり数多のアーティストから愛され続け、近年ではCITY-POPの総本山としても新たに注目を集めているレコーディングスタジオ「音響ハウス」をスタジオ探報です!
>>>>『SCFEDイベのスタジオ探訪記 第1回:音響ハウス』 記事本編はコチラ
Sales
2023/07/13
【在庫あり〼】初代MTRX最終在庫僅少です!
柔軟な拡張オプションで多彩なフォーマットの信号を扱うPro ToolsシステムのI/Oとして、Pro Tools | S6 / S4を中心としたコンソール・システムのモニターセクションとして、また、巨大なルーティング・マトリクスを活用したオーディオ信号のハブとして、まさにスタジオ機能にとってのコア・デバイスであったPro Tools | MTRX。
後継機Pro Tools | MTRX IIの発表とともに生産完了となったこの初代MTRXの最終在庫を、特価で提供いたします!
今すぐI/Fが必要、MTRX IIではtoo much、という方はこの機会をお見逃しなく!!
Avid Pro Tools | MTRX Base unit with MADI and Pro|Mon ★最終在庫!
最終在庫特価:¥661,320 (本体価格:¥601,200)
Rock oN eStoreで購入>>
↓初代MTRXとMTRX IIの違いはこちらの記事をご覧ください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-pro-tools-mtrx-ii-thunderbolt3-module/
↓MTRX IIの店頭展示も開始しております。
https://pro.miroc.co.jp/headline/mtrx-ii-exhibit/
NEWS
2023/07/13
360 Virtual Mixing Environment 一般申込開始のお知らせ
本日より、360 Virtual Mixing Environment(360VME)の利用に必要なプロファイル測定の申し込み受付が開始されました。
2024.5.10追記>>
360VME出張測定が開始&サービス料金が改定となります!
詳しくはコチラをご確認ください
360 Virtual Mixing Environment(360VME) 測定サービス
360 Virtual Mixing Environment(Sony 360VME)を利用するには、測定スタジオにてあなた自身のプロファイルを専用マイクを使って作成する必要があります。サービスご購入者様に測定スタジオMILにて360VMEに使用できるプロファイルを測定させていただきます。
◎お申し込み開始日:2023年7月13日(水)
◎プロファイル測定可能スケジュール:2023年8月以降の月曜午後
※申し込みフォーム提出後、測定希望日時調整のご連絡をさせていただきます。
測定お申し込みフロー、申し込みフォームはメディア・インテグレーションのサイトをご覧ください↓
360VME お申し込み詳細へ
立体音響スタジオの音場をヘッドホンで高精度に再現する「SONY 360 Vitual Mixing Environment」とは
360 Virtual Mixing Environment(360VME)は、複数のスピーカーで構成された立体音響スタジオの音場を、独自の測定技術によりヘッドホンで正確に再現する技術です。たった一度スタジオで測定すると、立体音響制作に最適な環境をヘッドホンと360VMEソフトウェアでどこへでも持ち運ぶことが可能になります。あなたの立体音響のワークフローやクオリティが全く別次元のものになります。
サービス詳細ページはこちら↓
https://www.minet.jp/brand/sony-360-vme/sony-360-vitual-mixing-environment/
>>驚きのSONY 360 VME体験レポート!
https://pro.miroc.co.jp/headline/sony_360-vme_report/
>>SONY 360VMEを体験!驚きで笑いが止まらない、超現実的な音場をレポート!
https://www.miroc.co.jp/rock-on/sony-360vme/
MIL Studioについて
MIL=Media Integration Lab。最大62.2chのスピーカーにて4π再生環境を擁し、あらゆる立体音響フォーマットに理想的な再生環境を提供するスタジオです。「進化し続けるラボ」として今後誕生するであろう様々なフォーマットでの再生を視野に下方向のスピーカーまで備えた完全4π音響空間とフレキシブルに対応可能な音響システムを構築。今、そして未来に続く立体音響の再生が可能です。
詳細はこちら↓
https://www.minet.jp/contents/info/mil-studio/
>>完全4π音響空間で描く新たな世界の始まり。〜フォーマットを越えていく、MIL STUDIO〜
https://pro.miroc.co.jp/works/milstudio-system-proceed2022/#.ZC0EnOzP1jM
>>【MIL STUDIO技術解説】MIL誕生に寄せて〜鑑賞から体験へ 選択から多様の未来へ〜
https://pro.miroc.co.jp/works/mil-studio-tech-proceed2022/#.ZC0E3uzP1jN
360VME お申し込み詳細へ
いよいよ測定サービスがスタートする360VME。お申し込みの流れや測定が可能なフォーマットについては、上記「360VME お申し込み詳細へ」よりご確認ください。法人のお客様でお見積りが必要な方は、下記コンタクトフォームよりお気軽にお問合せくださいませ。
NEWS
2023/07/07
AVID Pro Tools | MTRX II 展示機が渋谷店・梅田店に到着!
AVID Pro Tools | MTRX II(マトリックスツー)待望の初回オーダー分が入荷しました!Rock oN Company 渋谷店、梅田店にそれぞれ展示中です!
いざ、開封の儀!
こちらが化粧箱。初代MTRXの時とほとんど同じ見た目です。
付属品は電源ケーブルとActivation Cardのみ! Very Simple!
ジャーン!こちらがAVID Pro Tools | MTRX IIです!Rock oN Company 渋谷店初上陸!!
左右に伸びるギザギザしたデザインが印象的でカッコイイですね!少し鋭利な形状になっているので、素手で持ち運ぶ際は指を切らないようにご注意ください。
どうやら、時を同じくして、Rock oN Company 梅田店にも展示機がラックマウントされていた模様。関西近辺にご在住の方はぜひ梅田店へ!
初代MTRXとの違いは? ~パネルレイアウトの洗練、処理能力も大幅パワーアップ~
(上段)MTRX II、(下段)初代MTRX
まずはフロントパネルから見比べてみます。上段が新しいMTRX II、下段が初代MTRXです。
初代MTRXにあったディスプレイやコントロールボタンはなくなり、SyncのInt/Ext/Faultを示すシンプルなインジケーターが追加され、電源ボタンがリアからフロントへ移設されています。ディスプレイやボタンを無くすというのは少し勇気のいる決断だったのではないかと思いますが、これは全ての機能をLAN経由でリモートコントロール&確認できるMTRXだからこそ。多くのユーザーが必要とする機能に絞り、それ以外をオプションとすることで全体的にデザインが洗練された印象です。電源ボタンがリアからフロントに移動したのも、ラックマウントで使用されるケースが多いことを考えると、合理的な判断だと思います。
初代MTRX ※画像クリックで拡大表示
MTRX II ※Thunderbolt 3 Moduleは別売です
続いてリアパネル。左が初代MTRX、右がMTRX IIです。こちらも配置が大きく変更されていますが、初代MTRXで使用されていたオプションのカード類は引き続き使用可能です。注目すべきは、オプションとして別売のThunderbolt 3 Moduleを追加できるようになったこと。これにより、CoreAudio対応のDAWで、MTRX II を最大256chのI/Oとして使用することができるようになります。
AES/EBUはオプション対応のみとなり、デフォルトでは非搭載となりましたが、
・スピーカー補正用のSPQ機能を内蔵
・アナログカードの追加上限が撤廃(以前は6枚まで)
・内部ルーティングポイント数と内部サミングミキサーが大幅に増加
などなど…全体的に大きくブラッシュアップされています。
↓より詳しい比較はこちらの記事をご参照ください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-pro-tools-mtrx-ii-thunderbolt3-module/
と、まあここまでは事前に公開されていた情報でご存じの方も多いかと思いますが、実機を見て気づいたことが1つ。フロントパネルのネジの数が2本減っていました!
初代MTRX
MTRX II
MTRX II発表後、早期にご予約いただいた皆さまへ順次発送予定のほか、Rock oN Company 渋谷店、梅田店で展示機公開中です!
イマーシブサラウンドの制作をはじめとする大規模なシステムでまさに、"Matrix = 母体、土台"として機能するであろうMTRX II。すでに導入をご検討中という方はもちろん、MTRX IIがご自身の制作フローに適しているかどうか?といったご相談にもお答えいたします。下記コンタクトフォームより、ぜひお気軽にROCK ON PROへとお問合せください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/protools-mtrx-final-stock/
NEWS
2023/07/06
Proceed Magazine 2023 販売開始! 特集:360 Reality Audio / Dolby Atmos
Proceed Magazine 2023号が発刊です!ふたたび世界が動き出す。そんな実感が生まれてきているいま、Proceed Magazineでは制作シーンでも世界各所で起きはじめているイノベーションの最前線を捉えます!アメリカ西海岸からはNAMM Show / NABSHOWでの新製品はもちろんのこと、Village Studio、mediaHYPERIUM、GOLD-DIGGERS、Apogee Studioといった著名スタジオのレポートを紹介、イマーシブサウンド制作においては360 Reality Audio / Dolby Atmosについて海外スタジオの動向やそのベーシックとなる基礎知識も交えてお伝えするほか、立体音響スタジオの環境をヘッドホンで再現する注目の新サービスソニー 360 VME(Virtual Mixing Environment)を詳細に解説。また、巻頭インタビューにはグラミー賞を獲得した宅見 将典 氏が登場、音楽との携わりから受賞に至るまでをセルフプロデュースという視点でお話いただきました。そして、ROCK ON PRO導入事例ではコジマプロダクションの新スタジオをご紹介です!制作に幅広い視野をもたらすトピックを満載したProceed Magazine、2023年の制作をリードする情報を満載してお届けします!
Proceed Magazine 2023 特集:360 Reality Audio / Dolby Atmos
360 Reality Audio、Dolby Atmos、ほんの数年前までは少し先にある未来のものと捉えられていたこの2つのキーワードが、2023年いよいよサウンド制作のブレイクスルーを成し遂げそうです。
イマーシブの分野はコンシューマレベルまで認知が進み、そのソリューションやプロダクトが現実のものとなっています。それに呼応するように制作の現場でも実際のコンテンツ制作によるノウハウの蓄積が進み、どのようにこのキーワードを軸にサウンドを発展させていくのか研鑽が重ねられています。
今回のProceed Magazineではこちらのキーワードのいま、その最前線を世界各地で捉え、新たなクリエイティブのワークスタイルを生み出すトピックの数々を見ていきます。さあ、ご一緒に!
Proceed Magazine 2023
全152ページ
定価:500円(本体価格455円)
発行:株式会社メディア・インテグレーション
◎SAMPLE (画像クリックで拡大表示)
◎Contents
★People of Sound
宅見 将典 氏インタビュー
★SoundTrip / Los Angeles & Las Vegas
Village Studios / GPU Audio / MTRX ll
NAMM Show / NABSHOW
★360 Reality Audio / Dolby Atmos
media HYPERIUM / イマーシブフォーマットの基礎知識
360 Virtual Mixing Environment / GOLD-DIGGERS / Apogee Studio
★Product Inside
TAOC / ONKIO Acoustics
★ROCK ON PRO導入事例
株式会社コジマプロダクション
★ROCK ON PRO Technology
TOHOスタジオ株式会社 / PixMixで深まるラウンドトリップ
しまもんの、だってわかんないんだモン!!
★Build Up Your Studio
パーソナル・スタジオ設計の音響学 その27
特別編 音響設計実践道場 〜第八回 データ整理編 その1〜
★Power of Music
TOONTRACK EZ KEYS 2 / Waves Studio Verse
Hana Hope 「HUES」ROTH BART BARON 三船雅也
★BrandNew
Positive Grid / Prism Sound / SONY / NTP Technology
Focal / Zoom / audio-technica / Roland
LEWITT / Gamechanger Audio / RME
Universal Audio / Yamaha
★FUN FUN FUN
SCFEDイベのイケイケゴーゴー探報記〜! Altphonic Studio
ライブミュージックの神髄
◎Proceed Magazineバックナンバーも好評販売中!
Proceed Magazine 2022-2023
Proceed Magazine 2022
Proceed Magazine 2021-2022
Proceed Magazine 2021
Proceed Magazine 2020-2021
Proceed Magazine 2020
Proceed Magazine 2019-2020
Proceed Magazineへの広告掲載依頼や、内容に関するお問い合わせ、ご意見・ご感想などございましたら、下記コンタクトフォームよりご送信ください。
Sales
2023/06/23
SOUND PARTICLES社 初夏セール開催中!
コンピュータ・グラフィックスのパワーとテクノロジーを音響の世界に持ち込み、多くの製品が7.1.2chやambisonicsなどのイマーシブ環境に対応しているSOUND PARTICLE社が最大60% OFFとなる初夏セールを開催中!
これまでのプラグインでは実現が困難だった複雑な処理や予想を超える自由自在な定位など、SOUND PARTICLES製品のもたらす革新的なサウンドを手に入れる絶好のチャンスです。
SOUND PARTICLES社 初夏セール
概要:SOUND PARTICLES製品が30%〜60% OFF
期間:2023年7月3日(月)まで
詳細なラインナップと価格は下記WEBページで!
Rock oN Line eStore>>
SOUND PARTICLES国内代理店フォーミュラ・オーディオWEBサイト>>
https://pro.miroc.co.jp/headline/skydust-3d-sound-particles/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-density/
https://pro.miroc.co.jp/headline/sound-particles-apple-silicon-support/
Review
2023/06/22
Elgato Stream Deck+でDADmanをコントロールしてみた
Elgato社から発売されているStream Deckシリーズ。DAWや映像編集ソフトはもちろん、OBS、Twitch、YouTube といった配信系のアプリから、IoT照明のPhilips Hue、更にはZoom、PowerPoint、Keynoteといったビジネスアプリまで、多種多様なソフトウェアのショートカット&マクロコントロールに対応しています。
当WEBサイトをご覧の皆さまの中には、Avid Pro Toolsのショートカット&マクロコントロールとしてご利用の方もいらっしゃるかと思いますが、今回、MTRXやMTRX StudioのモニターコントロールソフトDADmanの操作も、このStream Deck +から行うことができるという噂を聞きつけ、実際に動かすことができるのかどうか、検証してみました!
Stream Deck +から新搭載のタッチパネルとノブx4
従来のラインナップでは、卓上においてボタン操作を行うタイプのものがサイズ違いで3種類と、フットスイッチのような使い方ができるStream Deck Pedalが存在しましたが、昨年12月に発売されたStream Deck +には、2x4のボタン配列に加え、新しくタッチ&スワイプ操作可能な横長の液晶パネルと、ダイヤル操作のノブが4つ搭載され、コントロール方法の幅が一気に広がりました。
設定方法
◎STREAM DECK + 用のドライバアプリケーションをインストール
下記URLからSTREAM DECK + 用のドライバアプリケーションをダウンロードし、インストールします。
https://www.elgato.com/cn/ja/s/downloads
◎有志が作成した"MOMStreamDeckPlugin"をインストール
今回は、Avid Pro Audio Communityに、有志によって公開されていた、"MOMStreamDeckPlugin"を試しました。こちらは下記文中に記載のURLにてダウンロード可能です。
ダウンロードが完了したら、"com.padl.monitoroperatingmodule.streamDeckPlugin"をダブルクリックすることで、Stream DeckからDADmanをコントロールするための設定ファイルを読み込みます。
MOMStreamDeckPlugin は DADman と StreamDeck の間のインターフェースです。DADmanにMOM(Monitor Operating Module)として表示されます。過去1年間ベータ版として提供していましたが、一般提供を開始することになりました:
MOMStreamDeckPlugin is an interface between DADman and StreamDeck. It appears as a MOM (Monitor Operating Module) to DADman. I'm pleased to announce general availability after being in beta for the past year:
https://www.lukktone.com/download/MOMStreamDeckPlugin.zip
AvidとDADのいずれからもサポートや支持を受けていませんが、広く使用されています。
It is not supported or endorsed by either Avid or DAD, but it is widely used.
引用:MOMStreamDeckPlugin : https://duc.avid.com/showthread.php?t=424348
ただし、下記フォーラム投稿にも記載がある通り、本プラグインについては、AVIDやDADは一切関与していない非公式なものであるという点は注意が必要です。(同時に、NTP Technology純正のDADman用コントローラーであるMOMに競合させる意図も全くないという事も述べてあります。)
補足しておくと これは、DADもAvidも全くサポートしていません、 そして、MOMやAvid独自のコントロールサーフェスの販売に競合させる意図は全くありませんでした。MOMには素晴らしい操作性があり、イーサネットケーブルがあればどこにでも設置することができます。とはいえ、MOMStreamDeckPluginは多くの導入実績があり、ユーザーからのフィードバックで改善され続けています。
I should add, it's not supported in the slightest by either DAD or Avid, and it was never my intention to compete with sales of the MOM or Avid's own control surfaces. The MOM has great haptics and can be placed anywhere you have an Ethernet cable. Having said that, there are plenty of deployments of MOMStreamDeckPlugin and it continues to improve with user feedback.
引用:StreamDeck integration with DADman : https://duc.avid.com/showthread.php?t=418946
◎DADmanの設定
DADmanのDevice Listを開きStatusが"Unit ready"となっていること、Unit Nameが"Stream Deck"と正しく認識されていることを確認します。
Moniter Profile Configurationの"MOM"タブより、アサインの設定をします。
◎STREAM DECK+の設定
設定画面を開いて、Edit Profiles >> import Profilesをクリックし、 "MOM.streamDeckProfile"を読み込むと、MOMのデフォルトと似たようなレイアウトのプロファイルが読み込まれます。これらは自由に配列を変更できるほか、Stream Deckの利点である、キーキャップに表示する文字の変更も可能です。
また、MOMに標準搭載のレイヤー切り替え機能とは別に、Stream Deck自体のページ切り替えも行うことができるので、DADman以外のアプリケーションの操作は別ページに配置するなど、使い分けを行うことができます。
◎設定完了!
以上で設定完了です。実際に触ってみると特に問題なくDADmanをコントロールすることができました。MOMとの違いとしては、その接続方法(LAN or USB)、ボリュームノブのサイズ(大 or 小)、キーキャップの表示(有 or 無)、といった点が挙げられます
SoundFlowをお使いの方はScheps MOMDeckも
さまざまなオーディオ系ソフトのショートカットやマクロコントロールに対応したSound Flow内にもDADmanのコントロールに対応したプレミアムアプリが販売されています。
先日、ミキシング・エンジニア/プロデューサーのアンドリューシェップス氏によってリリースされたのは、Scheps MOMDeck。こちらはSoundFlowのPremium Appになるため、定額料金とは別に追加料金を支払うことで使用できるようになります。詳細は下記URLよりご確認ください。
https://soundflow.org/store/pkg/scheps-momdeck
MOMはサプライチェーンの問題で長期に渡り入手困難な状況が続いており、ご注文いただいている皆さまには大変ご不便をおかけしております。入荷までの代替品として、ぜひともStream Deckをご活用いただければ幸いです。Stream Deckご導入に関するお問い合わせは、ROCK ON PRO各営業担当、もしくは下記コンタクトフォームよりお気軽にご連絡ください。
Sales
2023/06/22
【期間限定】Pro Tools 新規サブスクリプションにAudiomovers LISTENTOが無償で付属
DAWにプラグインをインサートするだけで、音声をインターネット越しに出力することができるAudiomovers LISTENTO。国内では2020年に大きな注目を浴びた「リモートセッション」を実現するプロダクトのひとつですが、国土の広い海外では以前から人気を博しており、特にその手軽さが大きなメリットです。
Avidは対象期間中にPro Tools年間サブスクリプション新規版を購入したユーザーに対して、このLISTENTOを1年間無料で使用できる権利を配布するプロモーションを開始しました。
注目のワークフローを実現するAudiomovers LISTENTOとPro Toolsを同時に手に入れるチャンス!ぜひ、この機会をご活用ください。
Pro Tools Studio/Ultimate年間サブスクリプション新規購入時にAudiomovers LISTENTO年間無償プラン提供プロモ
対象製品:Pro Tools Studio年間サブスクリプション新規、Pro Tools Ultimate年間サブスクリプション新規
期間:2023年6月22日〜7月18日
配布されるライセンス:
• Pro Tools Studio年間サブスクリプション新規:LISTENTO Basic
• Pro Tools Ultimate年間サブスクリプション新規:LISTENTO Pro
その他:サブスクリプション更新版、EDU版、マルチシート・サブスクリプション、永続ライセンス並びにハードウエアに付属する永続ライセンスは、本プロモ非対象となりますのでご注意ください。
Audiomovers LISTENTOとは?
LISTENTOは、DAWのマスタートラックにインサートすることでオーディオをインターネットに出力することができる、リモートセッション用のプラグイン。インターネット越しに離れた場所のDAWに信号を送ったり、プラグインがランダムに発行するURLにアクセスしてブラウザ上でDAWの出力を聴くことも可能です。ビデオの送信はできませんが、LISTENTO ProならMIDI信号を送れるため、受信側でMTCによるビデオとの同期を取ることが可能です。
Audiomovers LISTENTOについての過去の記事はこちら>>
LISTENTOを使用した実例はこちら>>
Audiomovers LISTENTOメーカーサイト(英語)>>
Pro Tools Studio年間サブスクリプション - 新規(9938-30001-50)
販売価格:¥46,090 (本体価格:¥41,900)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Pro Tools Ultimate 年間サブスクリプション - 新規(9938-30123-00)
販売価格:¥92,290 (本体価格:¥83,900)
Rock oN Line eStoreで購入>>
コロナ禍に注目を浴びたリモートセッションですが、それを機にさまざまな場所で活動するアーティスト/トラックメーカーも増えたのではないでしょうか。
LISTENTOはPro Tools以外のDAWでも使用できるプラグインですので、Pro Tools導入を検討中の方は是非この機会をご活用ください。
Support
2023/06/19
【ムービー追加】Avid MBOX Studio日本語ムービー情報
ボーカル/ギターのレコーディングやミックスに便利な機能に加え、Bluetooth I/Oやモニターコントロール機能など、パーソナルなスタジオでプロフェッショナルな作業をすることを可能にする多機能なデバイスとして早くも好評を博しているMOBX Studio。
そのMBOX Studioの購入を検討されている方、また、購入されたばかりの方に嬉しい解説ムービーが公開されましたので紹介いたします。
目次
1.MBOX Studio, Featuring Indie Rock Band "Your Favorite Color"
2.MBOX Studioの紹介
3.MBOX Studioをはじめる
4.MBOX Studio付属"MBOX Control "ソフトウェアの紹介
5.MBOX Ignition Packについて
6.MBOX Studioのカスタマイズ
7.MBOX Studioでモニタリング
8.MBOX Studioでのキュー・ミックス
9.Avid FX : MBOX Studio 内蔵エフェクト
10.MBOX Studioで Variable Z を使用する
11.MBOX Studioとギタリスト
12.MBOX Studioで楽曲作成 NEW!
1. MBOX Studio, Featuring Indie Rock Band "Your Favorite Color"
MBOX Studioのプロモーションムービーです。※本動画のみ日本語非対応です。
2. MBOX Studioの紹介
MBOX Studioの製品概要並びに内容物の紹介をしています。
3. MBOX Studioをはじめる
MBOX Studioの概要と、各接続端子や本体パネル上のボタンの機能を解説した日本語ムービーです。MBOX Studioにはどんな機能があり、どんなことができるのかを把握できる内容になっています。
4. MBOX Controlの紹介
MBOX Studioの詳細な機能へアクセスするためのコントロールアプリケーションである「MBOX Control」の日本語解説ムービーです。簡易マニュアルとしてもご覧いただける内容になっています。
5. MBOX Ignition Packについて
MBOX Studioには、Pro Tools Studio年間サブスクリプションが付属しているため、Avid Complete Plugin Bundleや”Inner Circle”特典を使用することが可能です。さらに、MBOX Studioユーザーのために用意されたプラグイン・バンドルとして”MBOX Ignition Pack”が付属します。ここでは、そのバンドルを構成する各プラグインの特徴を解説しています。
6. MBOX Studioのカスタマイズ
MBOX Studio上のカスタマイズ・ボタンやエクスプレッション・ペダル使用時に、任意のMBOX Studio機能をアサインする方法を解説しています。
7. MBOX Studioでモニタリング
MBOX Studioには2xステレオ・アナログ・ペアやBluetoothスピーカーを管理可能な包括的なモニター・セクションが搭載されています。ここでは、それぞれの設定方法と使い方を解説しています。
8. MBOX Studioでのキュー・ミックス
MBOX Controlソフトウェアを使い、MBOX Studioの2つのヘッドホン出力にキュー・ミックスを設定し、思い通りのヘッドホンミックスを実現する方法を解説しています。
9. Avid FX : MBOX Studio 内蔵エフェクト
MBOX Controlソフトウェアを使い、MBOX Studioの内蔵エフェクト(EQ、ディレイ、リバーブ)を最大限に活用する方法について解説しています。
10. MBOX Studioで Variable Z を使用する
Variable Z(バリアブル・ズィー ※可変インピーダンス)の活用について解説しています。マイクの種類やギターなどの楽器の出力信号に合わせてインピーダンスを変更することで思い通りのサウンドメイキングを実現しましょう。
11. BOX Studioとギタリスト
ギターやベースを中心に楽曲作りをされる方にとって非常に便利な機能、"FX LOOP"端子や"HI-Z AOUT TO AMP"端子の使い方をご紹介します。
NEW! 12. MBOX Studioで楽曲作成
このビデオでは、これまでご紹介したMBOX Studioの付属プラグインやそれ自身の数多くの機能(本体操作法&MBOX Control各種機能、リアンプ時の接続及び録音方法、可変インピーダンス設定の使い分け、モニタリング機能等)を使って、実際に楽曲制作を行う方法をご紹介しています。少々長めの動画ですが、このビデオを観ることで、実際のご活用シーンのイメージがよく分かるような内容になっています。
パーソナルスタジオをグレードアップしたいという方、特にギターやベースを中心に楽曲制作を行われている、という方にはピッタリのMBOX Studio。本製品に関する問い合わせはROCK ON PROまでお気軽にご連絡ください。
Avid MBOX Studio
¥116,600 (本体価格:¥ 106,000) ※在庫限り旧価格
Rock oN Line eStoreで購入>>
https://pro.miroc.co.jp/headline/mbox-studio-review-recording-movie/#.Y6rEiuzP0-Q
https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-mbox-studio-delivery-schedule/#.Y6rEl-zP0-Q
https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-new-products-mbox-studio-pro-tools-carbon-pre/#.Y6rEpezP0-Q
NEWS
2023/06/19
Pro Tools | Sonic DropとPro Tools | PlayCellに新ライブラリが追加
有効なサブスクリプション及び年間サポートプランをお持ちのユーザーを対象に、ロイヤリティ・フリーのサンプルやループ、新しい Pro Tools | PlayCell インストゥルメント・プリセット、Pro Toolsテンプレートなどを提供するPro Tools | Sonic Drop。
そして、Pro Toolsを使用したクリエイティブな楽曲制作をサポートするPro Tools | PlayCell。
このPro Tools | Sonic DropとPro Tools | PlayCellに新たに追加されたふたつのライブラリを紹介いたします!
マイク・アヴィネイム Burnin’ Breaks
「マイク・アヴィネイム Burnin’ Breaks」は、リル・ナズ・X、ベベ・レクシャ、スコット・ウェイランドなどの作品に参加するマルチ・プラチナ・ドラマー、プロデューサー、そして音楽ディレクターでもあるマイク・アヴェナイムによるPro Tools | Sonic Drop向けループ・パックです。
国産ドラムメーカーであるPearlの60年代ビンテージキットにこだわりのマイキングやエフェクトを施し、マイク・アヴィネイムがみずからドラムを叩いて制作したループは、「これを聴いて、すぐに音楽のアイデアが湧いてくるのを感じてほしい」と本人が語るように、シンプルなビンテージテイストのドラムループとしてだけでなく、エレクトリックな楽曲の中にもすぐに馴染みそうなこだわりの出来栄え。
Avidブログにはマイク・アヴィネイムによる本ライブラリに対する解説記事も掲載されています。
「マイク・アヴィネイム Burnin' Breaks」は、Pro Tools年間または月間サブスクリプション、もしくは有効なアップデート+サポート・プラン(永続版ライセンス所有者向け)をお持ちの方に無料でご利用いただけます。Avid Link(バージョン2023.3以降)のSonic Dropタブで、すべての最新Sonic Dropのリストを確認できます。ここでは、オーディオ・サンプルの再生やコンテンツのダウンロードの管理も可能です。
Sonic Dropの使用方法については、上のビデオ(日本語)をご参照ください。
期間限定プロモ: PlayCell用拡張プリセット”Analog Snarl:Sub Growl”提供 ~6/30まで
6月30日までの期間中に、新規Pro Tools サブスクリプション、または、幾つかのAvidハードウエアにバンドルされている新規Pro Tools Ultimate永続版を購入/登録したユーザーに、Analog Snarl:Sub Growl エクスパンションが提供されます。
「Analog Snarl:Sub Growl」は、クラシックなアナログシンセからサンプリングされた、マット・ラングによるPlayCellの拡張プリセット特別版です。
本プリセットのインストーラーリンクは、購入/登録時に送られる最初のウェルカム・メールの一部として配信されます。
Analog Snarl:Sub Growlのご利用にはPlayCellが必要です。PlayCell上でのAnalog Snarl:Sub Growlの実際のサウンドや使用方法は、上のビデオ(英語)にてご確認いただけますので、是非、ご参照ください。
近年、楽曲制作機能に力を入れているPro Tools。豊富なコネクションを背景にした、世界的に活躍するプロデューサー/ミュージシャンの手によるライブラリの提供はまさにAvidならでは!限定プリセットが入手できるこの機会に、Pro Toolsの導入を検討してみるのはいかがでしょうか!?
Pro Tools、HDXシステム構築に関するお問い合わせはROCK ON PROまでお気軽にお問い合わせください。
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-2023-6/
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-get-current-reinstatement-promotion-june-2023/
NEWS
2023/06/16
6/23(土)、6/24(日) OTOTEN2023で360VMEを体験しよう!
6月23日(土)、24日(日)、東京国際フォーラム ガラス棟にて開催される『OTOTEN 2023 AUDIO & HOME THEATER FESTIVAL』内、ソニー様ブースにて、360 Virtual Mixing Environment (360 VME)についての展示が行われます。
OTOTENとは、一般社団法人 日本オーディオ協会が主催するオーディオとホームシアターの展示会イベント。今年開催されるOTOTEN2023では、オーディオ、ホームシアター分野に加えて、制作向けのマイクやイヤホン、ヘッドフォン、LIVE配信技術など様々な分野の企業が出展します。また、協会が主催する様々なセミナーイベントも開催予定です。
6F G610ソニーブースでは、360VMEの体験コーナーが登場!
https://www.minet.jp/brand/sony-360-vme/sony-360-vitual-mixing-environment/
立体音響スタジオの音場をヘッドフォンで再現することにより、立体音響コンテンツ制作環境の可能性を広げるSONY 360 VME。国内では弊社の運営するMIL Studioにて測定サービスが開始されます。
ガラス棟6階、G610エリアに出展するソニーブースでは、そんな360 VMEの体験コーナー&パネル展示も設営されるとのこと。サービス開始前に詳しく360 VMEについて知る事ができる貴重な機会ですので、興味のある方は是非足を運んでみてください。
OTOTEN2023 開催概要
会期: 2023年6月24日(土) 10:00~19:00 / 25日(日) 10:00~17:00
会場: 東京国際フォーラム ガラス棟全室 / 東京都千代田区丸の内3-5-1
公式サイト: https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/
主催: 一般社団法人日本オーディオ協会
企画・運営: 日本オーディオ協会 展示会実行委員会
入場料: 無料(入場には事前登録が必要です。詳しくは公式サイトをご確認下さい)
OTOTEN2023では、モニタースピーカー、ヘッドフォン、マイクなど、プロフェッショナル向け製品ブランドも出展予定です。ぜひ事前登録の上、ご来場ください!
360 Reality Audioをはじめとする3Dオーディオの制作環境構築に関するご依頼、お問い合わせはROCK ON PROまで、下記バナーよりご連絡を!
Review
2023/06/16
驚きのSONY 360 VME体験レポート!
マルチチャンネルスピーカー再生での聴取感をヘッドフォンで限りなく正確に再現する…そんなことが可能となれば、マルチチャンネルに対応したスタジオへ毎回足を運んだり、物理的な部屋の広さがどうしても必要となるマルチスピーカー環境を構築せずとも、立体音響コンテンツの制作に着手することができます。
SONYが開発した360 Virtual Mixing Environment (360 VME)は、まさに立体音響スタジオを再現したヘッドフォン再生を可能にするサービス!今回は、国内唯一の測定スタジオであるMedia Integration, MIL Studioでの360 VME体験をレポートいたします!
さっそく測定開始!
測定は、専用のバネ型マイクを両耳に装着して進めていきます。しっかり耳の奥まで押し込むことで、鼓膜に近い位置での計測が可能です。
360 VMEが現在対応する最大チャンネル数は16chですが、今回は360 Reality Auidoの標準フォーマットである13ch(5.0.5+3B)での測定を行いました。
(MIL Studio自体は最大43.2chのディスクリート再生システムを擁しています!詳細はコチラ)
椅子に座り、頭の位置をセンタースピーカーに合わせます。測定というと不思議と肩に力が入ってしまいまいがちですが、肩の反射もHRTFに関係するため力は抜きましょう。
まずは、センタースピーカーからピンクノイズを再生し、左右マイクの確認から始まります。
次に、使用する各スピーカーから順番にスイープ音を再生し、それぞれの角度から到来する音の周波数特性を計測します。四方からピュイっと上がるスイープ音に打たれると、まさに全身をスキャンされているのではという感覚に。実際は全身はおろか、スピーカーの特性からスタジオ全体の空間特性、個人のHRTFまでまるっと測定しているのですから驚きです!(ですので測定中はお静かに。)
ヘッドフォンを使用した測定へ
ここから更に、VMEならではの測定に入ります。バネマイクを耳に入れたまま、その上から使用するヘッドフォンを装着し、ヘッドフォン自体の特性も計測します。ですので、測定時にはVMEで使用するMyヘッドフォンを持ち込んでの測定となります。
今回使用したヘッドフォンは、360 VMEの対応ヘッドフォンであるSONY HDR-MV1。今年5月に発売されたこのヘッドフォンは、立体音響制作でのモニター用途を意識した製品であり、360 VMEと並行して開発された経緯があります。
ヘッドフォンから左右続けてスイープ音を計測すると、測定プロセスは終了です。ここまでの測定結果から、この世でただ1人の為のプロファイルデータを生成します。
VMEの威力を体感!
出来上がったプロファイルのチェックも兼ねて、センターに定位させたピンクノイズを再生してもらいます。ここがVMEの能力を体験するファーストポイントとなるのですが…ピンクノイズに驚愕する日が来ようとは!
ヘッドフォン再生だと分かっていても、目の前のスピーカーから再生されたとしか思えない音に思わず笑ってしまいました。これが空間音響特性含め、完全に個人最適化されたバイノーラル再生の威力!
続けて360 Reality Audioの楽曲でVMEを体感します。スピーカーとヘッドフォンで聴き比べを行いますが、しっかりと頭外定位した音像はスピーカー再生そのもの!MV-1が開放型なのも相まってヘッドフォン再生でも音場が広く、両者の違いは低音特有の空気の振動感、ボディソニックくらいに感じました。スピーカー再生だと思ってヘッドフォンを外すと、静かなスタジオ。脳が騙される体験に、手元のヘッドフォンを何度も着脱してしまいます。私の測定は大成功だったようです。
実際の測定サービスでは、測定後にプロファイルデータと360VMEソフトウェアを受け取ります。自身の制作環境に360 VMEを接続することで、今回測定した環境を再現したヘッドフォンモニタリングが行えるようになるということです。どこにいても、ヘッドフォンをかければそこにはこのスタジオの音場が広がっている。360 VMEによって、より多くの方がスピーカー再生を意識した立体音響コンテンツを制作できるようになるのではないでしょうか!
プライベートHRTFを用いた制作は、これからの3D Audio制作環境構築において無視できない存在になると、今回の体験で一層感じました。360 VMEの凄さは、百聞は一見にしかず、ぜひ実際に体感してください!MIL Studioでの測定サービス開始は、今年7月の中旬頃を予定しております。MIL StudioでのVMEに関するご予約、お問い合わせは下記のフォームから!
https://pro.miroc.co.jp/headline/mdr-mv1-vme-release/
https://pro.miroc.co.jp/works/mil-studio-tech-proceed2022/#.ZDTYiezP0-S
https://pro.miroc.co.jp/headline/360ra-info-2022/#.ZDTQ4OzP0-Q
Event
2023/06/15
6月30日(金)MI FESTIVAL 2023 開催情報 〜LUSH HUBとRock oNでの2会場リアル開催 + 配信も〜
6月30日(金)、13時より、メディア・インテグレーション主催、クリエイターの皆さまを応援するためのオンライン配信&会場イベント「MI FESTIVAL 2023 ~音が人を繋ぎ、未来が生まれる~」が開催されます。
通称MIFES(エムアイフェス)と呼ばれている本イベントですが、今年は、「リアルとオンラインが繋がる」、「仲間と繋がる」、「MIと繋がる」という3つの"繋がる"をテーマに、LUSH HUBとRock oN Company、そしてYou Tube Liveでの配信とその規模を拡大してお届けします。
今年も魅力的なセミナー&ワークショップが目白押し!さらには総額100万円"超"の豪華プレゼントが用意されているとのこと。詳細はMI Festival 2023特設ページをご確認ください。
音楽制作からコンテンツクリエイターまで、現代クリエイターを真にサポートするべく、MIFES 2023では新たな挑戦を行います。
MIFES史上初となる渋谷LUSH HUBと渋谷Rock oNの2会場開催により、リアル/配信双方での最先端セミナーやパフォーマンスLIVEに加え、あなたの興味をより深く掘り下げるためのアフタートークイベント、実機体験を交えたリアルワークショップを同時開催。
MIFES 2023、それは同じ志を持つ仲間たちがサウンドを通して繋がる場所であり、クリエイターの未来を生み出す没入型フェスティバルです。
イベント概要
・日時:2023年6月30日(金) 13:00~
・場所:Lush Hub(渋谷) / Rock oN Company 渋谷店
・配信:Youtubeで配信予定
・参加無料(会場参加の方は要事前参加申込)
MI Festival 2023特設ページURL ※会場参加の方は「参加を申し込む」ボタンをクリック
https://www.minet.jp/contents/event/mi-fes-2023/
ラインナップ
◎セミナーラインナップ @メイン会場(渋谷Lush Hub)
・13:00 ~ DURAN × Spark ギタリストを進化させる新世代アンプ / 出演:DURAN
・13:40 ~ VTuberのための"Live配信"と"歌ってみた”編集術 / 出演:YAB、倉持京子
・15:00 ~ 常識を覆すGPU Audioの世界 / 出演:鈴木Daichi秀行、ROCKON PRO 前田 洋介
・16:30 ~ Waves Master Class 第0回 / 出演:グレゴリ・ジェルメン
・19:00 ~ Spectrasonics LIVE by Tomggg / 出演:Tomggg
◎ワークショップラインナップ @ワークショップ会場(渋谷RockoN店頭)
・13:30 ~ Cinesamples Musio日本上陸! / 出演:だーはま氏 (Cinesamples日本担当)
・14:00 ~ MIFESトーク1 / 出演:DURAN
・15:00 ~ 世界唯一のメカニカルシンセサイザー/ 出演:MIスタッフ
・15:30 ~ 憧れのMoog Music Moogerfoogerペダルの世界/ 出演:MIスタッフ
・16:00 ~ MIFESトーク2 / 出演:鈴木Daichi秀行
・17:00 ~ UJAM最新Virtual Guitarist一挙紹介!/ 出演:UJAM嬢 (UJAM日本担当)
・18:00 ~ MIFESトーク3 / 出演:グレゴリ・ジェルメン
・18:30 ~ Synthesizer Vをオケに馴染ませよう/ 出演:田辺恵二
You Tube 配信ページ
セミナー配信URL
ワークショップ配信URL
【注目セミナー】常識を覆すGPU Audioの世界
全セミナー、全ワークショップが注目であるのは間違いありませんが、中でも要注目なのは15:00~配信予定のセミナー、「常識を覆すGPU Audioの世界」です。先日開催のNAMM Show 2023では今年の目玉と言ってもいいくらいの盛り上がりを見せていたGPU AUDIO。その名の通り、音声信号処理にGPUを活用するという画期的なアイディアを高い技術力で実現し市場参入してきた会社です。
作編曲家、音楽プロデューサー、そしてレコーディングエンジニアと音楽業界でマルチにご活躍されている鈴木Daichi秀行氏をゲストとしてお迎えし、我らがROCK ON PROのProduct Specialist 前田 洋介による解説とともに進行いたします。
参加者特典豪華製品抽選会開催!
なんと総額100万円"超"! Media Integrationスタッフのイチオシ製品が抽選で当たります。プレゼントの内容は会場抽選とオンライン抽選で異なりますので、会場プレゼントの中にGETしたい製品がある方は会場参加へのお申し込みをお忘れなく!
<会場抽選プレゼント>
・teenage engineering / OP-1 Field
・teenage engineering / Field Desk
・Positive Grid / Spark GO
・Positive Grid / Spark MINI
・Positive Grid / Spark Control
・Sonarworks / SoundID Reference for Speakers & Headphones with Measurement Microphone (retail box)
・Apogee / HypeMiC
・Lewitt / Connect6
・Waves / Waves Creative Access
<オンライン抽選プレゼント>
・Positive Grid / BIAS FX2
・Spectrasonics / Omnisphere2
・Waves / Clarity VX De-Reverb
・iZotope / ナレーター & VTuber 完パケバンドル
・Cinesamples / Musio lifetimeライセンス
会場参加の方も、オンライン参加の方も、イベント当日をお楽しみにお待ちいただければと思います。
NEWS
2023/06/13
TASCAMがラックマウントデジタルミキサーMX-D1606を新発売!
ティアック株式会社の業務用音響ブランドTASCAMは、株式会社JVCケンウッド・公共産業システムとの共同開発によって、ラックマウントデジタルミキサー『MX-D1606』を発売します。
MX-D1606は、アナログの12入力/4出力とUSBオーディオインターフェース機能を搭載したマトリクスミキサーです。JVCケンウッド・公共産業システムの持つ設備音響のノウハウを活用し、学校・会議室・商業施設などの音響システムでも活躍するプロダクトとして開発されました。
TASCAM / MX-D1606
メーカー希望小売価格 : 495,000円(税込)
発売開始予定日 : 2023年8月下旬
より詳細な製品情報はコチラから>>>
機能的なパネルデザイン
フロントパネルには、音量バランスの確認や、トラブル発生時即座に対応が可能な60mmの入出力フェーダー、信号ルーティングが一目で確認可能なLEDを搭載。最大16種類のプリセットを本体に記憶でき、そのうち4パターンをメモリーボタンに登録することで運用シーンに合わせた音響システムに素早く切り替えが可能です。
12入力/4出力のマトリクスルーティングでは、最大4つのOUTに個別に設定した音量バランスで音声を送出できます。加えて2入力/2出力のUSBオーディオインターフェース機能や、録音機器接続用の専用出力などのサブ入出力もあわせて、柔軟なシステム構築が可能です。
設備用システムを意識した自動補正機能
ハウリングが起こりやすい周波数ポイントやレベルを事前に検出し抑制する「プリセットフィルター」と、リアルタイムにハウリングの発生や成長を抑制する「アクティブフィルター」を兼ね備え、発生させたくないハウリングを未然に防ぐことができます。
「アナウンスミューティング」機能では、指定したマイク入力に信号が入ると自動的に他の音声信号を減衰します。手動でのフェードを行う必要なく、誰でもスムーズなアナウンス放送が可能です。
同様に、指定したステレオ入力に信号が入力されるとその他のステレオ入力を自動的にフェードアウトし、施設の定時放送や学校の予鈴などを明瞭に送出する「ミュージックミューティング」機能も搭載しています。
コントロールソフトウェアとDSPエフェクト
WindowsPCからMX-D1606の設定・制御が可能な無償ソフトウェア『TASCAM MX-D CONNECT』は、EQやコンプ、ディレイといった各チャンネルストリップの操作、信号ルーティングの変更が簡単に行えます。プリセットのインポート・エクスポートも可能です。また同一ネットワーク上にある複数台のMX-D1606を管理することもでき、小規模から大規模なシステムまで、設計から最終調整までをサポートします。
主な仕様
◇12入力 (8モノラル・4ステレオ) 、4出力 (2モノラル/ステレオ・2モノラル) のアナログ音声入出力マトリクスが可能
・8ch MIC/LINEモノラル入力:ユーロブロック 3.81mmピッチ
・4ch LINEステレオ入力:RCAピンジャック
・2ch LINEモノラル/ステレオ出力:RCAピンジャック
・2ch LINEモノラル出力:RCAピンジャック
・1ch REC OUT出力:RCAピンジャック
◇60mmフェーダーで各入出力レベルを直感的に制御
◇2入力/2出力のUSBオーディオインターフェース機能を搭載 (USB Type-C, 48kHz, 24bit)
◇不快なハウリングを抑制するハウリングサプレッサーを搭載
◇アナウンスやBGM送出に便利な自動ミューティング機能を搭載
◇Ethernet、RS-485、REMOTE I/Oによる外部制御に対応、現場に応じたシステム構築が可能
◇設計/施工メンテナンス用のWindows対応ソフトウェア『TASCAM MX-D CONNECT』 (無償ダウンロード)
◇壁埋め込み型コントローラー『RC-W100』 (別売) に対応
TASCAMとJVCケンウッド・公共産業システムが共同開発したデジタルミキサーMX-D1606。USBオーディオインターフェース機能でPCと接続すれば、会議や講義のオンライン配信も可能なシステムが構築できる本製品、お問い合わせは下のバナーからお願いします!
NEWS
2023/06/12
Media Composer クロスグレードが7月30日で販売終了
2022年末に永続ライセンスの新規販売が終了したAvid Media Composer。来る7月30日には、永続版からサブスクリプション版へお得に乗り換え(クロスグレード)できるライセンスも販売終了となります。
Media Composer永続版-サブスクリプション版クロスグレードが販売終了
対象製品:フローティングライセンスを含む、Media Composer永続版からサブスクリプション版へのクロスグレード製品
受注締切:2023年7月30日
現時点で年間サポートに加入中のMedia Composerは、まだ年間サポートを延長することが可能です。
また、年間サポートが切れていても、サポートプランが保証するバージョンであれば永続的に使用可能です。
Media Composer永続版の新規販売は2022年末に終了しています。
期限の切れたMedia Composer永続版の年間サポート/アップデートプランを更新することはできません。
Media Composer永続ライセンスには「年間サポート再加入版」が既に存在しないため、すでに年間サポートが切れてしまっているMedia Composer永続版は今後一切のアップデートができません。
サブスクリプション版へお得に乗り換えられる最後のチャンスです!Media Composerのバージョンアップを検討中のユーザー様は、ぜひ7月30日までにROCK ON PROまでお問い合わせください。
https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-media-composer-ver-2023-3%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e6%83%85%e5%a0%b1/
https://pro.miroc.co.jp/headline/media-composer-remote-edit-2022/
NEWS
2023/06/09
Pro Tools 2023.6 リリース!Carbonがサラウンド対応、トラックマーカー機能追加など【日本語ガイド追加】
Pro Tools最新バージョンとなるPro Tools 2023.6が発表されました。年間サポートプランまたはサブスクリプションが有効期間中のユーザーはすでにAvidアカウントからダウンロードが可能です。
Avid公式の情報は以下のリンク先よりご確認いただけます。
Pro Tools 2023.6 新機能紹介(Avidブログ日本語版)
Pro Tools 2023.6 リリース・ノート(Avidナレッジベース)
追記(2023年8月)
Pro Tools 2023.6リリースで、最大7.1.2または5.1.4のDolby Atmos環境を含むサラウンド・モニターに対応したPro Tools Carbonの新しいユーザーガイド日本語版がアップされました。
https://resources.avid.com/SupportFiles/PT/Pro_Tools_Carbon_Systems_Guide_JP.pdf
主な新機能
Pro Tools | Carbonがサラウンド・モニタリングに対応
Pro Tools | Carbonが待望のサラウンド・モニタリングに対応。これまでも複数のステレオペアを切り替えることはできましたが、Pro Tools 2023.6ではハードウェア設定から5.1ch/7.1chに対応したアウトプットを選択することができるようになりました。
さらに、メイン出力を無効にすることで10ch分のサラウンドアウトを設定することも可能。9.1chや7.1.2chのスピーカーセットへの出力が可能になりました。
リンク先の記事は英語ですが、後日、ビデオも含めて日本語にローカライズされる予定とのことです。
追記(2023年8月)リンク先の記事が日本語に翻訳されました。なおページ下部のボタンからもCarbon日本語ガイドを表示可能です。
Pro Tools Carbon Surround(Avidブログ)
コメント追加可能なトラック・マーカー機能
Pro Toolsのトラックにマーカーを追加する機能が実装されました。
マーカーは色分けが可能で、任意のマーカータイトルに加えてコメントを付けることも可能です。
音楽制作では、タイトルに構成やコードネームを記載したり、コメント機能を使用して歌詞を表示したりといった使い方ができそうです。
さらに、トラック・マーカーはMedia Composerと互換性を持ちます。MA・ポストプロダクションの現場で、よりスムースなワークフローを実現できる機能と言えそうです。
7.1.2/9.1.6などのトラック幅に対応(Pro Tools Studio 及びUltimate のみ)
今回のアップデートにより、Pro Tools Studioは5.0.2–7.1.6ch、Pro Tools Ultimateは5.0.2–9.1.6chまでのサラウンド・トラックを作成できるようになりました。
Pro Tools Ultimateはさらに、7次までの高次アンビソニックスにも対応します。
さらに、より高品位なオーディオ・マスターを作成するための、96kHz Dolby Atmos ADMのインポート及びエクスポートが可能となります(Pro Tools Studio 及びUltimate のみ)。
これにより、Dolby AtmosやMPEG-H、ゲームやVRといった幅広いコンテンツ向けのイマーシブ制作で、より精度の高いモニタリングが可能になります。
MIDI作業がより簡単に
新たにデザインされた、より直観的なイベント・オペレーション・ウインドウにより、MIDIでの作業がより簡単に行えるようになります。MIDIパフォーマンスの微調整をより素早く実行、複数コマンドの同時実行も行えるようになります。
ディバイス設定のガイド機能
新たなディバイス設定ガイド機能では、再起動時にそれまで使用していたディバイスが存在しない場合、オーディオ・ディバイスの設定の確認を促し、素早く作業に入ることが可能となります。
新機能対応比較表
【6/30まで】Pro Tools永続ライセンス再加入版プロモ実施!
有効期限が切れているPro Tools年間サポートプランを再び有効にする「永続ライセンス 再加入版」は、6月30日までの期間限定で約20% OFF!最新バージョンへのアップグレードを検討中の方は、ぜひこの機会をご利用ください!
Pro Tools Studio 永続版再加入(9938-30005-00)
通常価格:¥50,490(本体価格:¥45,900)
プロモ特価:¥39,820(本体価格:¥36,200)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Pro Tools Ultimate 永続版再加入(9938-30009-00)
通常価格:¥108,460(本体価格:¥98,600)
プロモ特価:¥86,680(本体価格:¥78,800)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Pro Tools | Carbonのサラウンド・モニタリング対応や、イマーシブ制作に必要なバスの追加など、にわかに盛り上がりを見せるイマーシブ制作への対応を加速的に進めるPro Tools。システム設計のご相談はお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください!
https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-get-current-reinstatement-promotion-june-2023/
NEWS
2023/06/08
ピッチ補正プラグインRePitchから手軽なElements版が発売開始!
画期的なボーカルアライメントソフトウェアの開発会社として25年以上の長い歴史をもつSynchro Artsから、高精度なボーカルピッチ補正プラグインとして高い評価を得ているRePitchの機能をコンパクトにまとめたRePitch Elementsが発売されました。
RePitchの機能をより手軽でシンプルに扱えることから、誰でも簡単にピッチ補正することができます。機能が物足りないと感じた場合は、RePitch Standardにアップグレードすることも可能です。
主な機能
◎音楽的なピッチ解析能力を強化
25年以上にわたるボーカル処理の専門知識を元に開発された、人間の聴覚原理に基づいたピッチ識別機能を搭載。大きく極端なピッチ編集を行った場合でも自然でスムーズな音を保つ補正能力は、RePitch Standardでも既に評判のクオリティです。
◎パワフルなピッチ/タイミング編集ツールを搭載
各編集ツールによる直感的な操作で、ピッチ、タイミング、ビブラート、フォルマント、歯擦音等を細部まで追い込んだ調整が可能です。
◎マクロ機能
マクロ機能を使用すれば、プリセットを選択し幾つかの設定を行うだけで簡単にトラック全体のピッチ修正が行われます。まずは大まかな調整を自動で行い、そこから各ツールでの調整に移ることで、作業時間の短縮に繋げることができます。
◎ピッチ、歯擦音、ブレスを別々に編集可能
ピッチを持つ音とそれ以外のノイズとなる音を別々に識別します。よって、ボーカル処理で気になる歯擦音、子音、ブレスノイズがわかりやすく、スムーズな編集が行えます。また、ノイズとなる音に絞って処理が行えるため、要となるピッチを含んだボイス成分への余計な加工を避け、自然な音に保つことができます。
◎スケールの検出
ボーカルを読み込み自動でピッチを検出すると同時に、そこから最も可能性の高いスケールを分析し、編集ウインドウのグリッド軸に表示することができます。楽曲に合わせた音楽的なピッチ補正をサポートしてくれます。もちろん手動でスケールを設定することも可能です。
◎ARA2と互換DAWとの完全な統合
ARA(Audio Random Access)とは、ARA対応プラグインとDAWの間で、より多くのデータを瞬時にやりとりするための拡張機能です。ARA2ではDAW上の編集ウインドウの一部としてプラグインを扱えたり、プラグインがオーディオファイルの任意の場所に素早くアクセスできるためオーディオを取り込む時間を短縮することができます。
RePitch Elements / RePitch 機能比較表
動作環境
< OS >
macOS 10.11.6以上(64-bit)
- macOS 12 Monterey対応
- Apple社製シリコンM1プロセッサネイティブ対応
Windows 10 (64-bit)
※ 32-bit版のOSとホストDAWアプリケーションはサポートされておりません。
< 認証方式 >
iLokライセンス認証(マシンオーソライズ、iLok 2、iLok 3、iLok Cloud、iLok Network server)
< プラグインフォーマット >
AAX / VST3 / AU
Synchro Arts - RePitch Elements
販売価格:¥13,200 (本体価格:¥ 12,000)
Rock oN Line eStoreで購入!
RePitchは、2022年に登場したスムーズで高精度な補正や操作の手軽さが特徴のピッチ補正ツールです。その主要機能が、さらに手頃な価格で手に入るようになりました!あなたのボーカルトラックをもう一段階磨き上げるツールとしてご活用ください!気になっていた方もぜひこの機会にお試しを。
Sales
2023/06/01
【期間延長!9/30まで】Pro Tools永続ライセンス再加入版プロモ実施!
有効期限が切れているPro Tools年間サポートプランを再び有効にする「永続ライセンス 再加入版」が、6月30日までの期間限定で約20% OFFとなるプロモーションがスタート!
Pro Toolsのバージョンアップをご検討中の方、システムの更新をご検討中の方はぜひこの機会をご利用ください!!
期間限定:Pro Tools永続ライセンス再加入版プロモ
概要:期間中、Pro Tools Studio 及び Pro Tools Ultimateの永続ライセンス再加入版が約20% OFFで購入可能に
期間:2023年6月1日〜2023年6月30日 2023年9月30日
Pro Tools Studio 永続版再加入(9938-30005-00)
通常価格:¥50,490(本体価格:¥45,900)
プロモ特価:¥39,820(本体価格:¥36,200)
Rock oN Line eStoreで購入>>
Pro Tools Ultimate 永続版再加入(9938-30009-00)
通常価格:¥108,460(本体価格:¥98,600)
プロモ特価:¥86,680(本体価格:¥78,800)
Rock oN Line eStoreで購入>>
併せてCheck!
英語版のみですが、Avid Knowledge BaseにてPro Toolsのサポート要件にApple Silicon M2およびmacOS Venturaが追加されました。
同時に2023 Mac miniも対応ハードウェアに追記されています。
HDXシャーシの情報は未更新ですが、システム更新をご検討の方は本記事で紹介するプロモーションを利用してPro Toolsをアップデートするのがお得です!
こまめに更新しようとすると、何かと費用がかさむバージョンアップ。今後の更新を見据えてプロモ期間中に購入しておくのも一手かもしれません!本プロモーションに関するお問合せ、また、HDXシステムのご相談はcontactボタンよりROCK ON PROまでお気軽にご連絡ください。
Sales
2023/05/31
【完売しました!】1台限り!Pro Tools | S3 Control Surface Studio 在庫特価販売
Avid製ライブコンソールS3Lのために開発された堅牢性とスムースな操作性を兼ね備えた16フェーダーのコントロールサーフェスPro Tools | S3。惜しくも生産完了となってしまいましたが、最終在庫1台限りを超々特価にて販売いたします!!
豊富なフェーダーやPro Tools | Dockとのコンビネーションによるスムースな操作性に加え、4in/6outのAVB Core Audio インターフェース機能を備えており (Mac のみ)、ミックスがメインのクリエイターには特におすすめの製品となっています。
主な特徴
堅牢でスムースな16フェーダー、豊富なノブ/スイッチ、タッチストリップなどにより、プロジェクトを素早く俯瞰、コントロールを容易に。
32個のタッチセンサーとプッシュボタン・スタイルのロータリー・エンコーダーを使って、サーフェスから様々な機能へ直接アクセス。
4in/6outのCore Audioインターフェースとして動作(Macのみ)。2つのXLR(Mic/Line)、2つのTRS(Line)インプットも兼ね備え、ボーカルやギターを急遽追加しなければならないような時にも素早く対応が可能。
Pro Tools | DockやAvid Control appとの組み合わせで、より大規模なプロジェクトにも柔軟に対応。
Avid Pro Tools | S3 Control Surface Studio
定価:¥650,100(本体価格:¥591,000)
1台限定超々特価!:¥498,8000(本体価格:¥452,727)
お買い求めはROCK ON PRO営業担当、またはcontactバナーをクリックしてお問い合わせフォームよりご連絡ください!
発売当時からそのフェーダータッチや豊富なスイッチ類が好評だったPro Tools | S3。Pro Tools | Dockと組み合わせたコンソールライクなソリューションも話題になりました。
この名機を手に入れられる、これが本当のラスト・チャンス!!ご購入のご相談はROCK ON PROまでお気軽にお問い合わせください。
https://pro.miroc.co.jp/solution/pro-tools-s3pro-tools-dock
NEWS
2023/05/30
Solid State Logic「UF1」登場!プロフェッショナルなシングルフェーダーコントローラー!
Solid State Logicから新製品、フィジカルコントローラー「UF1」が発表されました。
UF1は、DAWをトータルにコントロールするための究極のシングルフェーダーコントローラーです。大型コンソールの開発で培った制作現場における最適なワークフローを実現するノウハウを持ったSSLだからこそできる高度なワークフローをあなたの制作環境にもたらします。
100mmのムービングフェーダー、大小2つの高解像度ディスプレイ、高耐久性のラバーキー、重量感のあるジョグホイールなどを搭載し、堅牢なメタルシャーシに収められています。UF1は、DAWのパン、センド、プラグインコントロールなどを完全にコントロールでき、さらに46個のソフトキーをワークフローに合わせてカスタマイズすることができます。
クリアなビジュアル・フィードバック、直感的なコントロール、バンドルされるSSL メーター・プラグインやSSL 360°ソフトウェアとの連携、UF8で好評を得たプラグインコントロールに便利な “Focus”モードなどUF1はこのサイズのコントローラーではかつてないパワーとコントロールを提供します。
SSLの培ってきたワークフローとサーフェスデザインがコンパクトに凝縮されたUF1は、SSLのフェーダーコントローラーを用いた制作環境が簡単に、かつ小規模から導入できる1台となっています。
製品情報
Solid State Logic UF1
希望小売価格:¥99,990 (税抜 ¥90,900)
発売日:2023年6月10日予定
Rock oN Line eStoreでのご予約・ご注文はこちら
SSLメーター・プラグインとSSL 360°ソフトウェアとの統合
UF1には同時に発売されるSSL メーター・プラグインの永久ライセンスがバンドルされており、
UF1本体またはSSL 360°プラグインミキサから直接制御することができます。またUF1の4.3インチのIPSディスプレイに各メーターを表示させることができます。
SSL メーター Plug-inは、ピーク&RMSレベル、K-System、ステレオバランス、フェイズコレーションバー、リサージュフェイズスコープ、31バンドRTA、VU、PPMメータリングなどのメータリングツールを提供します。(LUFS対応メーターは2023年秋以降のソフトウェアアップデートで搭載予定です)
仕様
100 mm 高品質タッチセンシティブ・モーターライズドフェーダー
プッシュ機能付きエンドレス回転式エンコーダー
大型4.3インチIPS LCD TFT高解像度カラーディスプレイ
1.77インチLCD TFT高解像度カラーディスプレイ
バックライト付きRGBソフトフィール・ラバーボタン
トッププレートはブラッシュアルマイト仕上げのオールメタル筐体
付属のスタンドで6段階のアングル調整が可能。スタンドなしでも使用可能
パソコンとの接続は高速USB接続(本体USB Cポート)
幅205mm、高さ265.9mm、奥行き62.5mm
SSL メーター・プラグイン 永久ライセンス バンドル
SSL 360°ソフトウェア・アプリケーション対応(無償ダウンロード)
あなたの手元にもSSLクオリティのフィジカルコントローラーを導入してみてはいかがでしょうか!
ご購入、デモのご相談はROCK ON PROへ気軽にご連絡ください!
NEWS
2023/05/24
5/27(土) Apogee Presents: :ボブ・クリアマウンテン・イマーシブ・ミックス・セミナー開催!
27日(土)午前10時より、「Apogee Presents: :ボブ・クリアマウンテン・イマーシブ・ミックス・セミナー」が開催されます。アーカイブの予定はございませんので、貴重なこの機会をお見逃しなく!
概要
伝説的エンジニア、ボブ・クリアマウンテンが近年、積極的に取り組んでいるDolby Atmos ミックス。ボブ・クリアマウンテン氏の探求、経験から培ってきた最新テクニック、ノウハウを公開する本セミナーでは氏が手掛けた作品のマルチトラックを使用し、各トラックの配置、エフェクト処理などのワークフローをご紹介。またゲスト・エンジニアに多数のイマーシブ作品を手掛ける加納洋一郎氏をお招きし、日本の制作現場目線でインタラクティブにセミナーを進めます。
Apogee Presents: :ボブ・クリアマウンテン・イマーシブ・ミックス・セミナー
日時:2023年5月27日(土)10:00 配信開始 ◎視聴無料
講師:ボブ・クリアマウンテン
ゲスト:加納洋一郎
※アーカイブの予定はありません。当日の配信をご視聴いただけますようお願いします。
◎開催URL:下記YouTube URLよりご覧いただけます。
https://www.youtube.com/live/T9dvRDkkfIY?feature=share
◎当日のプログラム(予定)*
・ボブ・クリアマウンテンのイマーシブ制作環境のご紹介
・イマーシブ制作の基本ワークフロー
・イマーシブ・ミックスのテクニック(Vocal の配置と空間系処理など)
・質疑応答
*内容は変更になることがあります。
◎このセミナーの見どころ
・多数のイマーシブ・オーディオ制作を手がけるボブ・クリアマウンテンのテクニックをマルチトラックを用いて解説
・イマーシブの制作を進めていくに従ってステレオとは異なる手法、アプローチ
・ボブ・クリアマウンテンの制作環境環境、ツールをご紹介
◎本セミナーの質問を大募集
ボブ・クリアマウンテン氏、加納洋一郎氏へのご質問を特設フォームにて承ります。ご質問をいただきました方全員にお礼としてApogeeソフトウェア5%OFFクーポンをご提供させていただきます。
特設フォーム:
https://forms.zohopublic.com/mediaintegration/form/Untitled37/formperma/jTkFdqjEkCpagXo6kSdxaxalw-G3Ieurv6oBmxHCYdI
出演者プロフィール
ボブ・クリアマウンテン
Bob Clearmountain
Music Producer/ Mixing ,Recording Engineer
デビッド・ボウイの「レッツ・ダンス」ブルース・スプリングスティーンの「Born in the U.S.A.」ブライアン・アダムス「カッツ・ライク・ア・ナイフ」、ローリング・ストーンズ「 刺青の男」をはじめ無数の名盤を手掛けてきた伝説的なエンジニア。彼のシグネーチャーサウンドとも言える磨き抜かれた空間処理によるクリアなミックスは世界中のエンジニアに多大な影響を与えています。かつて彼が愛用したYAMAHA NS-10Mが世界中のエンジニアに影響を与え、モニタースピーカ−のスタンダードとなった逸話も有名。
ボブ・クリアマウンテン氏が手掛けた作品はこちら(MIX THIS! WEBページ)
加納 洋一郎
Yoichiro Kano
Music Producer/ Mixing ,Recording Engineer株式会社Mixer’s Lab にてWestside、旧 Warner Music Recording Studio(現 LabRecorders Studio) チーフEngineer歴任後、独立。
Bandサウンド、Vocalもの作品を得意としており、生きた声、艶やかな 楽器の音色は数多くのLiveレコー ディング、劇伴、大編成録音の経験からきており、Sound&Recording Magazine で3年間にわたるサラウ ンド記事連載、専門誌などへの執筆活動をこなす一方、 日本工学院専門学校非常勤講師を長く経験、現在 は専門学校(HAL東京、HAL大阪、HAL名古屋、東放音響専門学校)などの特別講師 として現場で培った知 識や経験を学生に伝えながら、近年はイマーシヴ作品に活躍の場を広げている。
株式会社ワイルドオレンジアーティスツにて音楽プロデューサーや作家マネージメントとしても活動中。
紹介予定の製品
◎Apogee Symphony I/O mk 2
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◎Apogee Clearmountain’s Domain
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◎Apogee Clearmountain’s Space
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◎Apogee Clearmountain’s Phase
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