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2018/04/12

NABSHOW 2018 最新レポートセミナー開催!

世界最大規模の放送機器展であり、今もまさに会期中のNABSHOW2018。現地でその空気を感じてきたROCK ON PROスタッフが、帰国後にその模様を徹底レポート!4月でもTシャツ姿の人々が目立つ砂漠の町、Las Vegasでどの様な発表が行われたのでしょうか!?Audioでは、Avid S6Lのラインナップ拡張、BlackmagicからはFairlight consoleが登場、CarlecはRadio Console type-R、Broadcast console Lawo MC56を発表など、錚々たる新製品が登場しました!映像関連、サーバー関連など、すでに弊社WEBレポート記事のあるものから、記事には書き切れなかったものまで、NAB 2018をたっぷりとご案内させていただきます!!もちろん、最先端のワークフロー、VR/AR関連、VoIP、SMPTE ST-2110など、世界の技術動向もお伝えいたします! ◎こんな方にオススメ ・業務用機器についての情報をアップデートしたい方 ・最新の技術情報についての知識を深めたい方 ・使用している機器の更新をご検討の方 ・業界のトレンドや今後の方向性について知りたい方 ・世界最大規模の放送機器展の様子を感じたい方 ◎開催要項 場所:ROCK ON PROセミナールーム    東京都渋谷区神南1-4-8神南渡辺ビル2F 日時:2018年4月26日(木)    16:45 開場    17:00 セミナー開始    18:00 Q&A、終了 定員:30名 参加費:無料 主催:(株)メディア・インテグレーション ROCK ON PRO事業部 講師:前田 洋介(ROCK ON PRO)、丹治 信子(ROCK ON PRO) 会場は下記Rock oN Shibuya店の向かいのビル 2Fとなります。 ◎合わせてチェック!NABショウ2018現地レポート公開中!! Rock oN Companyウェブサイトでは、ROCK ON PRO 洋介&丹治による現地レポートを随時アップ中です。レポートにお越しの前に、今年のトピックをチェック!気になるポイントは、ぜひセミナー当時に洋介&丹治までぶつけてください!! >>NAB2018現地からのリアルタイム・レポート記事はこちらから
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2018/04/09

Pro Tools 2018.4 リリース + Avid クリエイティブ・ツールが名称変更!〜Pro Tools Information

ラスべガスで開催中のNAB 2018にて、AvidよりPro Tools 2018.4のリリースが発表されました。それに伴い「Pro Tools」「Sebelius」「Media Composer」のラインナップが変更(リブランディング)され、それぞれ、スタンダード版に加え、無償版である「First」、上位モデルである「Ultimate」というラインナップとなりました。Pro Toolsに限って言えば、これまで「HD」と呼ばれていたライセンスが「Ultimate」という名称に変更されたことになります。Pro Tools 2018.4では新機能の追加はないようですが、数多くのバグフィッックスが施されています。詳細は下記リンク先(Avidブログ日本語版)をご覧ください。 ◎Pro Tools / Sibelius / Media Composer NAB 2018発表内容まとめ >>http://www.avidblogs.com/ja/avid-creative-tools-nab/   ◎Pro Tools 2018 新機能情報リスト >>http://www.avid.com/pro-tools-ultimate/whats-new   ◎Pro Tools 2018.4 リリース・インフォ(Avid ナレッジベース / 日本語) システム要件・互換性についての情報が掲載されています。 >>http://avid.force.com/pkb/KB_Render_Download?id=kA25A000000k9fF&lang=ja   ◎Pro Tools | Ultimate FAQ(Avid ナレッジベース / 日本語) >>http://avid.force.com/pkb/KB_Render_FAQ?id=kA05A00000158bd&lang=ja   ◎Pro Tools 2018.4 リリース・ノート(Avid ナレッジベース / 英語) 今回行われたバグフィックスの詳細が掲載されています。 >>http://avid.force.com/pkb/articles/readme/Pro-Tools-2018-4-Release-Notes   ◎Pro Tools 関連ドキュメント(Avid ナレッジベース / 英語) 各種ガイド、リード・ミー、ショートカット一覧などのドキュメントがDL出来ます。 >>http://avid.force.com/pkb/articles/user_guide/Pro-Tools-Documentation Pro Toolsはどう変わる!? 今回の名称変更に伴って、いったい何が変わるのか!?変わらないのか!? 以下にまとめましたのでご参照ください。 ◎ソフトウェアの名称が「HD」から「Ultimate」へ これまで「Pro Tools | HD」という名称であったソフトウェア・ライセンスの名称が「Pro Tools | Ultimate」へ変更となります。 Pro Tools | HD 2018.3以前をお使いのユーザー様は新規購入等の必要はなく、これまで通りお使いいただけます。 ◎Pro Tools | UltimateにMachine Controlが含まれるように Pro Tools | Ultimateには、これまで別途購入が必要であったMachine Controlが付属するようになります。Pro Tools | Ultimateを新規購入・年間プラン更新・年間プラン再加入のいずれかを行うことで機能が有効になります。Pro Tools | Ultimateの基本機能の中に組み込まれる形になるため、今後はiLokライセンス上には「Machine Control」の名称は表示されなくなります。 ◎Pro Tools | UltimateにAvid Complete Plug-in Bundleが付属 Pro Tools | Ultimateに75種類以上のプラグインをバンドルしたAvid Complete Plug-in Bundleが付属するようになりました。これはPro Tools | Ultimateのすべての新規購入・年間プラン更新・年間プラン再加入に付属します。それに伴い、これまで「特典プラグイン」と呼ばれていたライセンスは漸次廃止されます。 ◎ハードウェア、I/Oの名称は変更なし HDX・HD Nativeハードウェア、HD I/Oシリーズの名称には変更がありません。 ◎ファイル・フォーマット / 互換性は従来通り Pro Toolsが作成するファイルは従来通り「.ptx ファイル」となり、Pro Tools 10.x 以降のバージョンと互換性が保持されます。 ◎パッケージが一新 今回のリブランディングに伴い、Pro Tools・Sibelius・Media Composerの外装パッケージが変更されました。これらは徐々に旧パッケージから新パッケージへ移行していく予定となっています。 Pro Toolsに限って言えば、今回の変更によって大きく変更されるのは、従来の「Pro Tools | HD」が「Pro Tools | Ultimate」という名称に変わること、さらに「Ultimate」にはオプション機能が追加され、より付加価値の高い製品になる、という点と言えると思います。   年間プラン期間中のユーザーであれば最新のPro Tools 2018.4を使用可能! 年間プランが有効期間中のユーザー様は、すでにマスターアカウントからPro Tools 2018.4をダウンロードしてご使用いただくことが可能です。「年間プランってなんだっけ!?」「有効期間の確認方法は?」「有効期間が切れていた!!」という方はこちらの記事をご覧ください!ROCK ON PROがみなさまを快適なPro Tools環境へご案内します!!
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2018/04/06

iLok CloudでPro Toolsを使おう!〜How to use Pro Tools with iLok Cloud

遂にスタートしたiLok Cloud!!物理的なiLok無しでPro Toolsが起動します。これまでiLokに入っていたライセンスをilok License ManagerでCloudへ上げることでインターネット接続環境下でPro Toolsが起動可能となります。この機能AES 2017でも非常に話題になりましたが、実際にiLok無しで起動しているところを目の当たりにすると非常に新鮮。カバンからiLokを取り出し…と言った手順がないだけでもモバイル環境下での作業を行っている方には無くてはならない機能になるのではないでしょうか。 iLokクラウドでPro Toolsを起動するには!? 2018年のPro Tools2018リリースを機に、Pro Tools及び全てのAvidオーディオ・プラグインは、iLokクラウド・キーに対応しました。これにより、iLok物理キーを使用することなくPro Tools 2018を動作させることが可能となり、それにより空いたUSBポートをMIDIキーボードやオーディオ・インターフェイスに使用することが可能となります。これまで通りiLokキーで動作させることも引き続き可能ですが、ひとつのライセンスを複数の場所で使用するような場合にiLokドングルを持ち運ぶ必要がなくなり、「iLokを忘れた!」「途中で失くしてしまった!!」というトラブルを回避することもできます。   しかし、こうした基盤システムの変更は業務で使用されているユーザー様には不安要素であることも事実。そこで、ROCK ON PROがiLok CloudでPro Toolsを起動する方法を解説いたします!新しい認証システムがどのような動きをするのか!?注意点も含め、画像付きでお届けいたします! POINTS! ・あらかじめiLok License Managerで操作をしなくても、Pro Toolsを起動すれば自動的にクラウドにアクティベーションされる! ・Pro Toolsが閉じていれば、別のコンピューターでPro Toolsを起動することも可能! ・常時インターネット接続がないとiLokクラウドのアクティベーションは有効にならない! ライセンスの入ったiLokを挿さずにPro Toolsを起動すると、Activationを促す画面が現れますので「Activate」をクリックします。 iLokアカウントへのログインを促されますので、UserIDとパスワードを入力して「Next」をクリックします。 すると、Availableにあるライセンスが自動的にクラウドセッションにアクティベートされ、Pro Toolsが起動します。 ・参考 この時、iLok License Managerを開くと左側のロケーション欄に「CLOUD」が追加され、ここにPro Toolsライセンスがアクティベートされているのが分かります。   クラウドセッションを手動で開く/閉じる時は、上部メニューバーの「File」から操作します。   Pro Tools起動中にネットワークがオフラインになったら!? ライセンスのアクティベートまで自動で行ってくれる便利なiLokクラウドですが、アクティベーションのためにはインターネットに常時接続している必要があります。しかし、Pro Toolsでの作業中に万一ネットワークが落ちてしまったり、誤ってLANケーブルが抜けてしまった場合でも、作業中のセッションが突然シャットダウンしてしまうようなことはございません。再生や録音など、Pro Toolsが動作している間はPro Toolsが強制終了してしまうようなことはなく、動作を止めた段階でアラートが出る仕様となっています。5分以内にオンラインに復帰する、またはiLok物理キーでのオーソライズを行えば、そのままの状態で引き続きPro Toolsを使用できます。 年間プラン期間中のユーザーであればiLok Cloud対応のPro Tools 最新バージョンを使用可能! 年間プランが有効期間中のユーザー様は、すでにマスターアカウントからPro Tools 2018をダウンロードしてご使用いただくことが可能です。「年間プランってなんだっけ!?」「有効期間の確認方法は?」「有効期間が切れていた!!」という方はこちらの記事をご覧ください!ROCK ON PROがみなさまを快適なPro Tools環境へご案内します!!
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2018/03/28

Pro Tools | Dock 価格改定!安定運用のためのネットワーク・ソリューションまで徹底サポートいたします!!

Avidのフラッグシップ・コンソールであるS6のマスター・セクションを抜き出したかのようなフォルムを持ち、より柔軟で効率的なワークフローをもたらすコントロール・サーフェスの最新形 Pro Tools | Dockが、この度価格改定によりお求めやすくなりました。S3やArtist Mixとともに使用することで、iPadを使用した豊富なビジュアル・フィードバックと直感的なタッチ・コントロールを追加するマスター・セクションとして機能するだけでなく、多数のノブや操作性の高いジョグ・ホイール、膨大なアサイン数を誇るソフトキーなどの機能により単体でも強力なコントローラーとして機能するPro Tools | Dock。S3と並べてもデスクトップに収まるコンパクトさと、サイズに似つかわしくないポテンシャルの高さが好評を博し、プロの現場でも納品実績が伸びている、まさに旬のソリューションです。   これからコントロール・サーフェス導入を検討されるという方はもちろんのこと、すでにコントローラーを使用しているがもう一歩ワークフローを効率化したいという方、マウスでの操作を極限まで少なくしたいという方から、機材は何より見た目が大事!という方まで、Pro Tools | Dock導入がますます現実的になってきたと言えそうです。新価格はすでに発効済み。従来よりも約20%のコストダウンとなっています。 ◎スタジオへの導入では必須となるネットワーク・ソリューションもROCK ON PROにお任せください! Pro Tools | DockはiPadとともに使用する前提で設計されています。iPadとの通信が不安定ではせっかくのPro Tools | Dockの機能を十分に活用できません。そこで、ROCK ON PROでは豊富な導入実績から安心のソリューションをご用意いたしました。通常の使用方法となるDock-iPad間をWiFiで接続する場合だけでなく、WiFiでの接続がご不安な方のための有線接続のソリューションもご用意しております。作業環境に憧れのマスター・セクション導入を、ROCK ON PROが全力でサポートいたします! ・Pro Tools | Dock Control Surface 旧希望小売価格:¥153,360(本体価格:¥142,000) →新希望小売価格:¥127,440(本体価格:¥118,000) ※本製品にはiPadは含まれておりません。 ※Pro Tools | Dockで使用可能なiPadは下記モデルとなります。  iPad Pro 12.9インチは動作保証外となりますのでご注意ください。  ・iPad Air  ・iPad Air 2  ・iPad Pro 9.7インチ  ・iPad mini 2  ・iPad mini 3  ・iPad mini 4   ・Pro Tools | Dock + ROCK ON PRO ネットワーク・オプション(無線) 希望小売価格:¥136,404(本体価格:¥126,300) Pro Tools | Dock本体と、ROCK ON PRO の豊富な納品実績から選び出したビームフォーミング機能を搭載した高速WiFiルーターのバンドルです。 ※本製品にはiPadは含まれておりません。   ・Pro Tools | Dock + ROCK ON PRO ネットワーク・オプション(有線) 希望小売価格:¥140,702(本体価格:¥130,280) Pro Tools | Dock本体と、DockとiPadを有線で接続するための各種アダプター及び5ポートのルーターをバンドルいたしました。こちらも安心のROCK ON PRO 導入実績あり。さらにポート数が必要な場合はご相談ください。 ※本製品にはiPadは含まれておりません。 ※本製品にはLANケーブルは含まれておりません。   ◎Pro Tools | Dock の実力を改めてチェック! ROCK ON PROでは2016年のPro Tools | Dock発売直前にAvidへ独占取材を敢行。Product Specialist(当時)のダニエル・ラヴェル氏が解説するムービーとともに、Pro Tools | Dockの魅力を詳細に紹介いたしました!国内での導入が増加する今だからこそ、改めてPro Tools | Dockの実力をチェックしたい方は、下記バナーから記事をご覧ください! ◎独占取材!! ムービーで見る、Pro Tools|Dockのオーバービュー!! ◎独占取材!! ムービーで見る、Pro Tools|Dock PART2 !! ◎その他Pro Toolsの疑問・お悩みはROCK ON PROまで! ◎ROCK ON PRO / Pro Tools 店頭セッティングサービス ◎Pro Tools の更新期限は大丈夫ですか!? ROCK ON PROが徹底サポートいたします!!
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2018/03/09

Pro Tools 2018.3、EUCON 2018.3同時リリース!〜Pro Tools Information

Pro Tools 2018.3、EUCON 2018.3の同時リリースがAvidから発表されました。Pro Tools 2018.3は新機能の追加はないものの、数多くのバグフィックスが施されたバージョンとなっています。Eucon 2018.3は主にS6に関連した追加機能を搭載、複数のDAWをまたいだマクロの作成など、ワークフローをパワフルに加速する機能が追加されているようです。Eucon 2018.3についての詳細はAvidブログ日本語版をご覧ください。Pro Tools 2018.3で修正されたバグについてはROCK ON PROが要約を作成しましたので、ぜひご参照ください。 ・Pro Tools 2018.3 修正されたバグ(ROCK ON PRO要約) ・Pro Tools | S6、Pro Tools | Control で、サーフェスの表示がPro Toolsの設定に追従しない問題を修正 ・特定の動作を実行した際にPro Toolsがクラッシュする問題を修正 ・プレイリストで複数のクリップを選択した際の動作速度の改善 ・インポートをしないよう設定したトラックがインポートされてしまう問題の修正 ・特定の環境下でHDドライバーが正常に動作しない問題の修正 ・キーボード・ショートカットの変更、修正 ・MIDIで特定の操作を実行した際にノートが発音しない問題の修正 ・LLMのサラウンドへの対応 ・2018.1で作成されたファイルを古いバージョンで開こうとした際に「Version info "2018.R1.0”」というアラートを表示 ・表示上の問題の修正   *個別のバグ修正については下記「リリース・ノート」をご覧ください。 >>Pro Tools 2018.3 リリース情報 >>Pro Tools 2018.3 リリース・ノート(英文) *** Pro Tools 2018.3 注意点 *** ・macOS High Sierra (10.13.2), macOS Sierra (10.12.6) および Mac OS X 10.11.6 (El Capitan) がサポートされます。   重要:OS 10.10 (Yosemite) は、互換検証においてグラフィック表示上の問題が多数確認されたため、Pro Tools 2018.xではサポートされません。 Pro Tools 2018.3のインストール前に必ずOSのアップグレードを行ってください。 ・Windows 10 64-bit, Windows 8.1 64-bit がサポートされます。Windows 7はサポートされません。 ・Thunderbolt 3シャーシは現時点でサポートされません。 ・iMac Pro 1,1 がサポートされました。   サポートされるプロセッサ (Pro Tools HD & Standard): Late 2017 Retina 5K 27" iMacPro1,1 8-Core i7 'Kaby Lake' 3.2 GHz Late 2017 Retina 5K 27" iMacPro1,1 10-Core i7 'Kaby Lake' 3.0 GHz   ・いくつかのiMac 2017モデルがサポートされましたが、Pro Tools HDの使用においては、以下の制限があります。 サポートされるプロセッサ (Pro Tools HD & Standard): ・Mid 2017 Retina 5K 27" iMac18,3 Core i7 'Kaby Lake' 4.2 GHz (*) ・Mid 2017 Retina 5K 27" iMac18,3 Core i5 'Kaby Lake' 3.8 GHzi (*) ・Mid 2017 Retina 4K 21" iMac18,2 Core i7 'Kaby Lake' 3.6 GHz (*) ・Mid 2017 (Non-Retina) 21" iMac18,1 Core i5 'Kaby Lake' 2.3GHz (*)   (*) iMac 18,x モデルは、オーディオ・ストリーミング・エラー(AAE -9171など)が発生する場合があるため、 最小のハードウェア・バッファーサイズでの使用(例:HDXシステム上の48kHzセッションで64 Sampleなど)はサポートされません。 >>Pro Tools 2018.xシステム要件(Pro Tools HD & Standard) Eucon 2018.3 新機能紹介 S6での機能強化が中心となった今回のEuconバージョンアップ。業務でS6をご使用の皆様は要チェックです。特に目を引くのは複数DAWにまたがってのマクロ構築が可能となった点。これは「複数のPro Tools」という意味ではなく、Euconに対応しS6からワークステーションとして認識することの出来るあらゆるDAWを意味します。メインDAWがPro Tools HDで、効果用にNuendoを同時につないでいるようなワークスタイルでは大きな力を発揮しそうな新機能です。   EUCON 2018.3ソフトウェア・アップデートの内容: ・Pro Tools | ControlアプリをS6に接続 ・複数のDAWを瞬時にコントロールすることが可能なMulti Workstation Softkey Macros(マルチ・ワークステーション・ソフトキー・マクロ) ・新しい一元型のワークステーション・インストーラーで安定性と効率性を向上 ・EuControl のユーザー・ソフトキー・アセットを保存、読込み ・レイアウト・リコールの速度など、S6での性能を向上 ・Pro Tools初期設定で設定されたEQおよびDynの自動インサート及びサイクル ・Pro Tools | Dock Knobアクセラレーションおよびオートメーション・レコーディング・フィードバック ・S6 拡張フェーダー上のメーター表示 ・数多くのバグを修正   >>EUCON 2018.3リリース!新機能紹介(日本語) >>EuControl 2018.3互換性 >>What’s New in EuControl Version 2018.3(英文PDF)
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2018/03/08

◎ROCK ON PRO / Pro Tools 店頭セッティングサービス

Pro Tools セッティングサービスは煩雑になりがちなソフトウェアのセットアップを解決します。ROCK ON PROの豊富なノウハウを活かして専任スタッフが店頭にてセッティング作業を代行、お客様が快適な制作環境をスタートできるようサポートするサービスです。 ◎サービスプラン 【PLAN A】Avid/iLokのライセンス登録のみ ¥5,400円(税込) 作業時間目安:30分〜1時間程度   【PLAN B】Avid/iLokのライセンス登録 +インストール&起動確認 *ソフトウェアを当店にて購入の場合:¥12,960(税込) *セッティングご依頼のみの場合:¥16,200(税込) 作業時間目安:1時間〜1時間30分程度 ◎ご依頼方法 ◎当日ご来店にてご依頼、もしくはRockoN渋谷店(03-3477-1756)/ ROCK ON PRO担当:佐々木、清水、山口までご連絡ください。 ◎受付場所:Rock oN渋谷店 ◎受付時間:12:00〜18:00 *当日ご来店でのご依頼は、お時間調整が必要な場合もございますので予めご了承ください。 ◎セッティングにあたりお客様にてご準備いただくもの * 【PLAN A/B】Renewal、Reinstatement をご購入の際はAvidアカウント、iLokアカウントにログイン出来ることを確認の上ご来店ください。また、Pro Tools のライセンスの入ったiLokをお持ちください。 * 【PLAN A/B】Pro Tools を新規購入の場合は登録で使用するメールアドレスをご用意ください。(店頭でメールの受信を確認できない場合は登録完了ができないことがありますのでご注意ください。) * 【PLAN B】インストール作業をご希望の場合は対象となるPCをお持ち込みください。 * 【PLAN B】Pro Tools以外のプラグインなどのインストールをご希望される場合は事前にご相談下さい。(追加料金、作業日時などの調整をさせていただきます。) <ご注意点> * 両サービスプランとも渋谷店での対面にてお受付いたします。 * 本サービスはPro Toolsソフトウェアを対象としております。Pro Tools|HDの作業については別途お見積もりさせていただきます。 * 上記サービス料はソフトウェアセッティング1式1回あたりとなります。複数、またはハードウェアのセッティングを併せてご希望の場合は事前にご相談ください。 * 作業が他のお客様と重なる場合はお時間を頂戴するケースがございます。予めお電話(03-3477-1756)にて受付状況をご確認ください。 ◎受付窓口・お問い合わせ先 Rock oN渋谷店 / ROCK ON PRO 担当:佐々木、清水、山口 東京都渋谷区神南1-8-18 クオリア神南フラッツ 1F mail:pro@miroc.co.jp TEL:Rock oN渋谷店 03-3477-1756 お問い合わせ受付時間:12:00~18:00
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2018/03/01

Post NAMM 2018 最新レポート&セミナー〜ROCK ON PRO Seminar Report

L.A近郊のアナハイムで1月に開催されたNAMM Show2018、現地発表された数々のトピックをまとめ、国内のユーザーの皆様へお伝えするべく、POST NAMM 2018セミナーが東京赤坂のAvid Space Tokyoにて開催されました。会場へは50名を超えるお客様がご来場となり、個人でのご参加者様から、放送局・ポストプロダクション・ゲーム会社といった業務レベルのお客様まで多士済々。会場となったAvid Space TokyoにはFocal Shape50をモニタースピーカーに用いてDolby Atmos 7.1.4をセッティング。会場でのハンズオンもPro Toolsの最新機能を活かした環境で執り行われました。 第一部はROCK ON PRO洋介によるNAMM Showレポート。実際に現地へ赴いたRockoNスタッフによるダイレクトな情報を会場の皆様と共有しました。高域・低域の2wayダイヤフラムを搭載した近日発売となる完全メイドインジャパンのSony/C-100、そして完全復刻がアナウンスされたNEUMANN U67、真空管の型番もEF86とオリジナルを忠実に再現しています。他にも多チャンネル対応を果たし、Dolby Atmos / Auro / 22.2など7.1以上のマネジメントまでフォローするGrace Design m908や、三角形ダイアフラム(!)とインパクトあるルックス理詰めで作ったスウェーデンEhrlund Microphonesなど。ホームページの記事だけではお伝えしきれなかった現地での情報を織り交ぜつつ、ガジェットからプロオーディオ機材まで現地で得られた生の情報をお届けしました。 続いてはAvid / Daniel Lovell氏による、最新Pro Tools2018の解説。頻繁にアップデートされるPro Toolsですが、これまでのバージョニングナンバーを改定し「リリース年.リリース月」の仕組みとなり、2018年1月リリースの最新バージョンは「Pro Tools 2018.1」となっています。 機能面ではテイクの比較試聴を簡易にするプレイリストコントロールの改善からハンズオンで実演したほか、MIDI機能も今回強化されたポイントの一つです。中でもRECしていなかったMIDI演奏もSHIFT+Cで前に戻れる(!)という画期的な機能は注目です。感覚で弾いていたファーストテイクに、なんと後からでも戻れてしまうというタイムスリップ的な発想。他にも矢印キーでのベロシティコントロールなど制作をスムースに進めるための細かな改善が多数なされています。   トラックプリセットの改善も効率的な制作に一役買ってくれる機能ではないでしょうか。トラックを作る際に、パラメーターに至るまで予めプリセットされた設定で作成することができる機能ですが、その設定から新規トラックを作成する際に選択肢としてプリセットが出現する様子まで実際の流れをデモ。トラック管理の流儀は制作現場それぞれでのパターンがありますが、柔軟かつ簡易に対応が取れることが分かります。 EuConでのブラッシュアップもあり、iOSアプリケーションのPro Tools Control(無償)からのコントロールもデモ。部屋の至るところからレベルコントロールも行えるようになっており、セミナー会場でワイヤレスにPro Toolsのコントロールを実演。また、EQカーブがミックス画面に表示されるようになったのもトピックです。カーブはサミングカーブとなっており、各チャンネルのプラグインなど全てを反映したEQカーブが表示されることになります。それぞれのプラグインのセッティングがどのようにチャンネルに反映されているか一目瞭然です。他にも、iLok Cloudについても解説があり「iLok忘れた、立ち上がらない、、、」といった、現場での悲劇(?)もこれで解消に向かうのではないでしょうか。セッションの最後にはナイショの某有名タイトルを用いて、実際のサウンドとPro Toolsの機能解説も。7.1.4のDolby Atmos環境でディテールを確認いただきました。   今回の改善は「なるべくマウスを使わず、キーボードで完結する」ことを念頭に置いたとのことで、制作における閃きを失わない、インスピレーションを形にすることを最優先にしたクリエイターファーストな姿勢が伺えます。業務でのデファクトスタンダードとなるPro Toolsだからこそ、実務に沿った着実な改善が進んでいると言えそうです。 第3部はATTIC.INC 中條氏によるセッション。前半はゲームオーディオでの音がどう鳴らされているかを解説、オブジェクトとして3D空間の座標として鳴らされるという点から、ゲーム本編とのインタラクティブな関係をどのようにマネジメントするのか、ミドルウェアを用いた実際の表現手法まで、具体的なサウンドデモを聴きながら解説が行われました。例えば、インタラクティブな音の鳴らし方の例として、4種ほどのステムにまとめられたオーディオをゲームの状況に応じてコントロールする手法。ドラムのステムを抜いたり、シンセのステムを残したり、あるいはそれを戻したりと、状況に応じた変化の様は我々がゲームをプレイする際に聞いていたあの感触。そのほかにも、距離減衰やランダムといったアプローチなど、その多彩な手法をご紹介いただきました。 後半はPro Toolsの新機能となるトラックプリセットについて中條氏の実際のセッションファイルを見ながらデモンストレーション。作曲の段階、レコーディングの段階、ミキシングの段階、といったようにワークのフェーズに応じたプリセットを組み立てしているアプローチ。もちろんその中にはTIPSを多数潜ませています。レコーディング段階のプリセットではクリック音の音色を数種類用意してあったり、リファレンスとなるトラックを仕込んでおいたり、またソフトシンセを立ち上げた際にすぐに音色をプレビューできるよう単音のMIDIノートが事前に打ち込まれていたり、、と文面ではお伝えしきれないほどの効果的なアイデアをご披露いただきました。   今回のPro Toolsのブラッシュアップポイントとなるトラックプリセットを便利に活用できるのも、中條氏が「いかに作業を効率よく短くしてクリエイティブのための時間へ割り振りするか」を常に念頭に置いているからではないでしょうか。実際のデモ画面を見ると、ハッとさせられる瞬間も多く、アイデア次第で快適な制作環境はまだまだ充実させることができる。そう強く感じるセミナーセッションとなりました。末文とはなりましたが、数多くのお客様にご来場いただきました、誠にありがとうございました!
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2018/02/23

SOYUZ Microphones 代表 David Arthur Brown氏 独占インタビュー!!

製造拠点をロシアに置き、ソ連時代に培われた伝統的で確かなハンドメイド技術を用いながら、オリジナルの新たなプロダクトを生み出しているSoyuz Microphones。過去に存在した名機のコピーとは全く異なるアプローチを、プロダクトとテクノロジーの両面に対して行えるのは、確かな実績を持つボーカリストでもある同社CEO、David Arthur Brown氏のアーティスティックな感性です。新製品SU-023発売を記念して、Brown氏来日の際に行われたインタビューを公開します。 ◎Soyuz Microphonesについて〜Soyuzとは「同盟」を意味する ROCK ON PRO(以下「R」):はじめまして。今回、来日、またインタビューを受けていただき、ありがとうございます。会社設立までのストーリーをお聞かせください。Soyuzu設立以前のお仕事、そこからどのように会社設立のアイデアを発展させて行ったのですか?   David Arthur Brown(以下「D」):Soyuz社設立以前から、現在まで私はシンガーとして仕事をしていて、ロシアで私の歌は好評でたくさんのコンサートを行っているんだ。ロシアにはソビエト連邦時代から培われてきた、長いテクノロジーの歴史があって、東西が競ってロケットを開発していたのと同じように、西側諸国と同時期にマイクロフォンに関しても研究開発が行われていた。そのため、ロシアには非常に優秀な科学者がいて、非常に高い技術/スキルを持ったひとびとがいる。しかし、プロダクト・デザインやマーケティング、品質管理といったことに関しては、残念ながら水準が高いとは言い難いというのが正直なところなんだ。   シンガーとしての仕事を通じて、ずっと感じていることがある。それは、スタジオにおいてベストなマイクは、ドイツやオーストリア、日本などで50年代や60年代に製造された「オールド」の真空管マイクだということ。その内のいくつかは近年でも「コピー」モデルが販売されているけれど、それらは昔と同じ方法で製造されているわけではない。たとえオールドのマイクをコピーしていたとしても、新しい製品はコンピューター・テクノロジーを使用して製造されているんだ。そこで私は思いついたんだ。もし、誰かが新しいマイクをデザインして、それを昔ながらの製法…ロシアのテクノロジーやロシアの科学者たちとともに製造することができたら…、もしかしたら私が愛するクラシック・マイクたちと同じくらい良いマイクが生まれるのではないか、と。それも、昔のモデルのコピーではなく、それらと同等のクオリティを持ったまったく新しいモデルがね。   そのため、私の計画はカプセルや無線技術のエキスパート、ソビエト時代の研究者たちを探すことから始まったんだ。そして、アメリカ人である私がデザイン、マーケティング、クオリティ・コントロールといった部分を担当する。Soyuz というのは、ロシア語で「連合」あるいは「同盟」を意味する言葉なんだ。つまり、この会社名が表しているのはロシアとアメリカの連携そのもの、どちらか一方だけでは生み出せないサムシングを生み出すために共に歩むということなんだ。   R:これまであなたが感銘を受けたマイクにはどのようなものがあるのでしょう?   D:それはそれはたくさんあるよ。あらゆるクラシック・マイクから感銘を受けている。U-67、Telefunken 251とか…、AKG C12は、あまりタイプではないかな。スモールマイクなら、KM84、KM54、数え上げればきりがない。でも、どれもこれもオールド・マイクだ。オールド…つまり、多くのものがすでに壊れているということだよ。たとえば、KM84を集めてテストをしたことがある。5本のKM84を繰り返しテストしたことがあるのだけど、そのうちの1本はグレイトなサウンドだった。もう1本、とてもよいサウンドのものがあったが、残りの3本はすべて壊れていた。低域がなかったり、修理が必要だったりするものだった。Soyuzは製法こそ昔ながらのものだけど、新しい製品だ。だから、ビンテージにありがちなトラブルに見舞われることなく長く使えるはずだよ。   R:Soyuz設立にあたって、どのようにしてメンバーを集めたのですか?   D:実際には、仕事上のパートナーとなるロシア人との出会いがSoyuz設立のきっかけになっているんだ。ロシアで会社を設立するには、やはり、ロシア語が話せてロシアの事情に精通しているということは不可欠だからね。実は、その彼は私のファンで、ロシアでのコンサートのプロモーションを手がけてくれていたんだ。ロシアの研究者のグループというのは「小さな世界」で、実際にはとてもたくさんのひとびとがいるんだけど、みんなお互いに知り合いという意味でね。カプセルの専門家を見つけ、モスクワで修理ができるリペアマンを見つけ…彼らがそれぞれ知り合いを紹介してくれて、という具合で、プライベートなチームが出来上がったんだ。資金なんてなかったから、投資を受けることもできなかった。当初は資金を稼ぐために大きなプロジェクトを立ち上げて、工場を建ててひとを雇いたいと思っていたけど。まあ、仕方ないだろう、と。それで、小さなスペースだけ手に入れて、それをほかのひとびととシェアしながらやっていくことにしたんだ。   そして、モスクワの研究所からチープな中古の旋盤と、ダイヤフラムの金メッキを施すためのスパッターを買ったんだけど、壊れていて上手く動かなかったんだ。とても古くて、$3,000だったからね。でも、ロシアのひとたちというのは驚くべきインプロバイザーなんだ。どんなものでも、手近な手段で直してしまうんだ!年老いた男が毎日やって来ては機械を調整して、どこかへ行ったと思ったら戻ってきてパーツを交換する…彼が必要なパーツを絵に描くと、機械工がそれを作ってくれて…やがて彼はそのマシンがきちんと動作するように直してしまった。そうやって少しずつ少しずつ形にしていって、やがて投資を受けられる状態までになったんだ。最初の3年間は、資金はすべてプロダクトの製造に費やした。広告やマーケティングには一切お金を使わなかった。必要な機械を中古で揃えて、より多くのひとたちを雇い、スペースも大きくして、という具合に、すべてはプロダクションに費やされた。そうしてプロダクションに必要なものが揃ってから約1年半後に、広告やプロモーションを始めたのさ。   R:現在、Soyuzには何人くらいのスタッフがいるのでしょうか。   D:工場にはおよそ14人の従業員がはたらいている。彼らに加えて、Soyuzの共同設立者、LAのオフィスにスタッフがひとり、そして私。全部で17人かな。「17」は私の好きな数字なんだ(笑)。製造以外はほとんど私がひとりでやっている。プロダクト・デザイン、プロモーション、カタログのデザインも私がやっているのさ。   クリエイティブとテクノロジーの結晶〜アーティストとしての感性がプロダクトを生み出す R:Soyuz誕生のきっかけはあなたのアーティストとしての感性だったということになるでしょうか。   D:そうだね。Soyuzはその開発過程にも特徴があるんだ。まず最初に、私がマイクのコンセプトやフィジカルな部分のデザインを担当。その後、研究者たちが図面を引いたりカプセルを設計したりといったメカニックな部分のデザインをする。出来上がった試作品がよい出来だった場合、様々なバリエーションの試作機を作っていく。抵抗器を変えてみたり、カプセル・テンションを変えたりして、思いつく限りの組み合わせを作り、それらを持ってスタジオに入り、マイクをテスト。そして、テストの結果を「聴く」んだ。テストはボーカルだけでなくあらゆるものを録る。なぜなら、単なるスペックを超えた部分、どの組み合わせがもっとも音楽的なのか、ということを見極める必要があるからね。そうして、もっとも音が心地よいと感じたものを選ぶんだ。   R:Dvidさんご自身はマイクロフォンのテクノロジーについてはどこかで学ばれたのでしょうか。   D:いいや。私自身は一度も勉強していないよ。たくさんのマイクを使ってレコーディングを経験してきたけど、私自身はエンジニアではないんだ。代わりに、私の仲間には素晴らしいエンジニアたちが揃っているよ。カプセル、電気工学、機械工学、それぞれがまさにアメイジングと呼べるエンジニアたちがね。しかし、彼らもまたミュージシャンではないんだ。彼らはプロダクトのすべての構成要素を正確に組み上げることができる。彼らが組み上げた製品を私まで送ってくれたら、私はそれを聴くんだ。そして、「これはいい音がしない」と判断したらそのことを彼らに伝える。「もっと中高域がスウィートな方がいい」「低域はもっと締まっていないと」などと説明すると、彼らは私の意見を実現するために機体に修正を加えてくれる。つまり、これはクリエイティブな部分とテクニカルな部分の連携なんだ。   R:アーティストとしての視点から見た際の、Soyuzの一番の強みは何だとお考えでしょう。   D:一番重要なのはサウンドだと思っているよ。Soyuzのサウンドはとても人間味があり、ウォームで心地よいものだ。ザラザラして耳障りなものではないんだ。それでいてオープンなサウンドになっている。それと、見た目がとても美しい。美しいものを見ながらレコーディングするというのはとてもよいことだね。その方がいいパフォーマンスができる。そんなのは気休めだと言うひともいるでしょうけど、私は本当にパフォーマンスに影響すると思っています。   R:実際、店頭でもデザインを目にして問い合わせてくださるお客様もいらっしゃいます。   D:それはとても嬉しいですね(笑) 外観のデザインも私がやってるんですよ。   R:デザインのアイデアはどこからくるのですか?   D:Soyuzを始めた時、私が集まったスタッフに説明したのは、よいプロダクトを作る準備はまだ十分整っていない、ということだった。プロダクトにはストーリーが必要だから。プロダクトに関わるすべての事柄がストーリーを語っている必要があるんだ。見た目からすでにストーリーを語っていなければならない。名前もストーリーを語るべきだと考えているんだ。SU-017と019をデザインするにあたって、私はひとびとが「ロシア」から想像するものはなんだろう、と考える。金色のドームを持った教会、スプートニク人工衛星、ソユーズ宇宙船、金属の物体が宇宙に浮かんでいるイメージ…時代から時代へ蓄積されてきたこれらの要素を、ひとつのシンプルなデザインの中ですべて表現したいと思った。また、ここ(ラージダイヤフラム・モデルの筐体中央の縦横比)は1:1.618の黄金比になっているんだ。私は数学の基本的な原理をデザインに取り入れたいと考えている。その方が、見た目にも愉しいからね。   プロダクトはグレイトであるべき〜ハンドメイドの哲学 R:Soyuzは当初、真空管モデルのみのラインナップでした。その後FETが発表されたわけですが、なにか理由があるのでしょうか。   D:Soyuzのラインナップが真空管から始まった理由は、フラッグシップとなるモデルからスタートしたいと思ったからさ。ロシアは今でも軍用真空管を持っているしね。私の理想は、広範でありながら有機的なラインナップを構築すること。外見的にもすべてのプロダクトが一見してファミリーと分かるようにしたいんだ。カタログを眺めれば、デザインが一貫していて、意味があって、一見してSoyuzのプロダクトであることが分かる。私たちは、最初にもっとも高級なモデル(SU-017)を作り、それから、より手頃な価格のモデル(SU-019)を作り、そして最新のBomblet (SU-023)はさらに手に入れやすい価格のモデルにしたんだ。スタジオや自宅で使用するのに、なにかひとつよいボーカルマイクを探している若いひとたちが手に入れられる価格でね。これまでで一番手頃な価格の製品だけど、アウトソーシングはしておらず、すべて私たちの工場でハンドメイドで組み立てられているよ。   R:SU-013、SU-023を作る際に、参照したマイクはあったのでしょうか。   D:実際にはコンセプトの部分だけ、SU-013についてはNeumann KM 84が念頭にあったよ。KM 84はトランスフォーマーを内蔵していたけど、KM 84のモダンバージョンKM 184はトランスフォーマーレスなんだ。そして、誰もがトランスフォーマーを内蔵したKM 84のサウンドを愛している。この手の話は多くのひとたちから聞いているよ。そこで、私はSoyuzの研究者に、SU-011のトランスフォーマー内蔵FETバージョンを設計することができないか相談したんだ。このコンセプトに相応しいトランスフォーマーの開発にはおよそ1年という長い時間がかかっているんだ。トロイダルトランスだから、非常に長いコイルを巻いていかなくてはならない。最初に作ったものは手巻きで、巻き数は1000回。それでも最終的には、機械が巻くような形で巻くことができたんだ。これも、2つのトランスと5種類のカプセル・テンション(ダイヤフラムの張り具合)をテストして、もっとも美しい音のする組み合わせを採用した。   しかし、KM 84とはカプセルも回路もまったく違うんだ。スモール・ダイヤフラムのFETマイクでトランス内蔵型、というコンセプトを参考にしただけになったんだ。これは過去のいかなるモデルのコピーでもない。ダイヤフラムはオールド・ソビエト・デザインであるトリプル・バックプレートで、現在、この方式のカプセルを採用しているプロダクトはほかに存在しない。実は、このモデルは当初は真空管のモデルとして試作していたんだけど、私たちは2種類の真空管を試し、異なるバージョンの試作機をテストしたんだ。いずれも良い結果にならなかったのさ。どれも音がこもってしまって、心地よい音ではなかった。そこで、私たちは真空管を使用することを中止し、音像がよりワイドになるであろうFETを使用してみようということになったわけさ。FET回路では抵抗器やキャパシタがサウンドに大きな影響を与えるんだ。私たちは何度も実験を繰り返し、素晴らしいサウンドを生み出すことに成功した。数人のエンジニアに使用してもらったけど、みんなとても気に入ってくれたよ。この時、それまでよりも手に入れやすい価格帯の製品を作りたいと思ったんだ。 R:なるほど。SU-013はそういった経緯があったのですね。新製品であるSU-023に関してはどういったコンセプトがあったのでしょう?   D:Bombletは「すべてを私たちの工場でハンドメイドで製造しながらも、より手に入れやすい価格のプロダクトを作る」というコンセプトの下に設計をしているんだ。パーツも含めて、中国産のものはひとつもない。価格を下げるために出来ることはなにかを考えた結果、ボディにはブラスの代わりに加工しやすいアルミニウムを使用し、塗装も行っていないんだ。付属品もショックマウントではなく、マイクホルダーとしたし、カプセルも上位機種に使用しているK 67スタイルよりも少しだけより製造しやすいものに変更しているんだ。回路もポイント・トゥ・ポイントでの結線ではなく、基板を使用。これらを積み重ねた結果、$1200という、ハンドメイド・マイクではあり得ない低価格を実現することができたんだ。   R:Soyuzの回路やパーツは、ほかのメーカーのものに比べて小さいものが使われていますが、なにか理由があるのでしょうか。   D:繰り返しになるけれど、基本的に私はエンジニアではないんだ。しかし、Soyuzのエンジニアが言うには、真空管回路はシンプルであるべきなんだ。重要なのはカプセル、トランス、真空管のハーモニー。それらが互いによいバランスであることが必要で、回路はそのバランスのための装置でしかない。真空管回路では、FETのように回路そのものがサウンドに大きな影響を与えるということはないんだ。そのため、真空管モデルの回路は極めてシンプルに作られているね。   R:現行のラインナップではトランスも自社製ですが、今後もここにはこだわって行かれるのでしょうか。   D:そのつもりだよ。中国ではなく、ロシアに雇用を創出したいからね。それに、彼らは特別な技術を持っていて、他所で見つけるのは難しいんです。   R:巻きの倍率など、モデルによってトランスの設計も違うのでしょうか?   D:ええ。モデルごとに違いますよ。大した問題ではありません。モデルによって求めるものが違いますからね。   R:トランスを変えるということは回路設計の手間が増えるということですから、それが出来るのもすべて自社開発であることの強みですね。   D:安価な製品であればパーツを転用するということも必要かも知れないね。しかし、高級品というのは「グレイト」なものであるべき。悲しいことに、マーケティングやブランディングの力を使って、実際には単なる「Good things」であるものをあたかも「Great」であるかのように見せるということが市場ではたまに見受けられる。   私は従業員に次のように教えているんだ。「心の中で誰かのことを想像しなさい」ってね。たとえば若い男性、たくさんのお金はないけど、レコーディングが大好きな男のことを。彼は自分のスタジオを持っているが、別の仕事もしている。ある日、彼はグレイトなマイクが必要になる。これまでより長い時間働き、機材をいくつか売って、少しだけお金を節約してSoyuzのマイクを買う。彼のことを想像しながら働いて欲しい、ひとつのマイクの中で自分が担当した仕事をする時、彼のことを考えて欲しい、と。なぜなら、あなたがいま製造しているそのマイクは、いつかそれを手にする誰かにとってパーフェクトなものであるべきだから、と。箱を開けた瞬間に彼は驚き、音を聴いて彼は喜びに溢れる…製品を手に取った時にユーザーがどんな顔をするだろうということを心に留めておくことは、とてもとても大切なことだと思っているよ。   R:モデルごとにカプセルも変えているのでしょうか。 D:SU-019にはNeumann K 67のようなダブル・バックプレート型を使用しているんだ。ほんの少しカスタマイズしてね。私たちはみずから自分たちの工場でカプセルを製造していて、私たちのWEBサイトでは、私たちが自分たちの手でカプセルを製造しているムービーが見れるよ。カプセルを自前で製造している、と口で言っても誰も信じてくれないから(笑)。SU-023はソビエト時代のカプセルを使用しているんだけど、回路構成が若干違うものになっているんだ。   これからの展望 R:真空管、FET、と来れば、次はリボン・マイクを期待してしまいますが…   D:まだ、ひょっとすると…という段階ですが、いくつかアイデアはあるんだ。しかし、それ以前にふたつのプロジェクトが控えているから、実現したとしてもその後ということになりますね。ひとつはマイクプリ、もうひとつは…今はまだ言えません (笑)   R:ダイナミックマイクの予定はありますか?   D:それは、はっきりと「ノー」だね。理由としては、ひとつにはマーケットがだいぶ違うだろうということ。そして、ダイナミックマイクについてはShureのマイクがファンタスティックで、安価で、そしてどこにでも置いてある…そこにケンカを売る理由なんかないだろう?そんなことはスマートじゃない (笑)   R:あなたはステージではどんなマイクを使用しているのですか?   D:Shureに決まってるじゃないか!(笑) いま言った通り、本当に素晴らしいマイクだと思っているよ。SM58はほとんどどこのクラブにも置いてあるし、サウンドがすばらしく、安価で、そして丈夫だ。落としたって壊れない (笑)   R:Sennheiser AmbeoのようなVR制作用のマイクをリリースする予定はありますか?VRマイクのようなプロダクトでは各マイクの特性やカプセルの設置位置が揃っていないといけませんので、きちんとした製造を行っているSoyuzには向いているのではないかと思います。   D:実は、私たちのエンジニアが最近その話をしていたんだ。でも、私自身はそういったプロダクトについてはまだよく知らない。これから調査をする必要があると思っている。マーケットが大きいと判断したら、そうしたプロダクトを開発する可能性もあるよ。それにしても、いいタイミングでの提案だね!メモしておこう(笑)   R:本日はありがとうございました。最後に日本のユーザーにメッセージをお願いします。   D:最初に、日本に対して大きなリスペクトの意を表します。日本という国、文化…あらゆる意味で美しい社会だと思っています。また、日本のひとびとの技術力の高さには信じられないものがあります。マイクやカメラだけでなく、自動車、船舶、何をとっても驚くような技術が駆使されている。Soyuzがもっと日本でポピュラーになることを願っています。また何度でも日本を訪れたいですから (笑)。しかし、何よりも私たちのマイクをエンジョイしてくれることを願っています。気づいたこと、疑問に思うことがあったら、気軽にコンタクトしてください。みなさんからのフィードバックをお待ちしています。   Soyuzのクオリティを手頃な価格で実現した新製品 SU-023ついに国内出荷開始! SOYUZ ファミリーに新たに加わったSU-023、The Bomblet。他マイクと同様、ロシアのファクトリーにてオール・ハンドメイドで制作されるハイクオリティのマイクロフォンです。ソ連時代のレアマイクに見られる、トリプル・バックプレート・カプセルをフィーチャーしたサウンドは非常に個性的。ドラムからボーカル、アコースティック・ギターまで、様々なソースに対応します。レトロなフレーバーを与えつつも、芯を捉えるその音はこのプライスレンジでは有りえないクオリティです。 Soyuz SU-023 販売価格:¥ 139,320 (本体価格:¥ 129,000) >>Rock oN eStoreで購入
Tech
2018/02/23

Immersive Audioのキー・プロダクト Flux:: / Spat Revolution 〜ROCK ON PRO REVIEW

DAWとの連携において、プラグインという形ではなくスタンドアローンのアプリケーションとしてプロセスを行うことで、DAW側の制約や差異を超えた3Dオーディオ編集の「統合アプリケーション」として圧倒的なスペックを誇るFlux:: Spat Revolution。イマーシブ・サウンドを実現するキー・プロダクトとして大きな期待が持たれる本製品の特徴や革新性をご紹介します。 ◎3Dワークフローを大きく変化させる 「IRCAM Spat Revolution」。革命と名付けられたこのソフトは、その名にふさわしく3D立体音響において、ワークフローを大きく変化させるイマーシブ3Dオーディオ編集アプリケーション。Spat RevolutionのSpatとは、Spatialの略で、立体空間上で効率良く簡潔に、かつ視覚的に操作できるように設計されている。この製品はIRCAMと共同開発されたアプリケーションで、IRCAMの音響空間認識の研究成果と、Fluxのプロフェッショナル向け製品開発における長年の経験をベースに開発された。   メーカーの理念でGUIは非常にシンプルに設計されているが、その自由度は非常に高い。概要としては、信号入力からRoomという擬似立体空間でのプロセスを経て、出力までルーティングをパッチするというワークになる。GUIもルーティング画面上、上からInput、Input Transcode、Souce、Room、Sum、Master、Master Transcode、Outputという順番で項目が並んでおり、上から下へと信号が流れる仕組みになる。なお、RoomへアサインされたSouceはオートメーションにも対応しており、Roomの中でSouce旋回・上昇・落下といった動作が擬似空間で展開可能である。パラメーターの中には、リスニングポイントから等間隔でぐるっと周遊するパラメーターや、単にZ軸上に上下するのではなく、Roomのスピーカーアレンジメントが球体であれば、そのカーブに沿って上下移動するようなパラメーターまで用意されている。また、非常に面白いのが、座標は変化せずに音像の指向性を変えることも可能な点。指向性の幅や垂直方向への角度、水平方向への角度まで変更が可能である。同じ座標上で、スイートスポットに対して正面をむいているのか、後ろ向きなのか、といった設定が可能である。このようなパラメーターはSpat Revolutionならではの項目ではないだろうか。 ◎55種類にも及ぶスピーカーアレンジメント このアプリケーションの特筆すべき魅力は2つ、擬似空間に対応するスピーカーアレンジメント=Roomが多彩であることと、対応するImmersive Sound Formatが豊富に用意されていることだ。まずRoomに関してだが、ここにはプリセットとして55種類にも及ぶスピーカーアレンジが登録されている。一般的なITU-R 5.1chはもちろん、AURO 3D、22.2chなど、これまでに発表されてきたありとあらゆるスピーカーアレンジを用意、さらにユーザーがカスタムでスピーカーアレンジを登録することも可能だ。これにより仮設でシステムを組む際などによくある、スタジオとして理想の位置にスピーカーが設置できないといったケースにも対応可能となっている。   もう一つの対応フォーマットに関しては、Ambisonicsにおいても7th orderまで対応となり、Channel baseのトラックとAmbisonicsをソフト内部でミキシングをすることが可能となっている。その空間配置は自由であるため、例えば5.1ch Souceを斜めに傾いた定位にする、などということも容易に行える。このように異なったフォーマットのミキシングに対応するために、InputにTranscoderを用意、これによりAmbisonicsだけではなくMSやTransoralなど様々なチャンネルベースではないフォーマットにも対応しているわけだ。   出力側も自由度が高く、Roomで指定したスピーカーアレンジに則りディスクリート出力を行うことはもちろんだが、Output Transcodeモジュールを使うことで、バイノーラルへのエンコードを行なったり、Ambisonicsでの出力を行なったり、ということが可能となっている。しかもそれらの出力は複数を同時に出力することが可能となっている。 ◎外部にSpat Revolution専用機を用意することも可能 なお、アプリケーションへのシグナルアサインには2パターンあり、ローカルアサインされたプラグインで入出力するパターンと、DAWとは別にSpat Revolution専用のコンピューターをハードウェアで入出力するパターンがある。   前者の場合は、DAWとSpat Revolutionを同一コンピューターにインストールする。DAWでインサートしたSpat SendをLocal Enableモードにすると、音声信号がSpat Revolutionへ送られる。Spat Revolution内のSouceオートメーションデータもそのままやりとりが可能だ。この際、気をつけるポイントはSpat Sendがプリフェーダーでのみ動作することである。オーディオトラックにボリュームオートメーションを書き込みたいのであれば、AUXバスを経由してSendインサートをすることで解消されるだろう。そして、Spat Revolutionで編集したあとの音声はSpat Returnプラグインを経由してDAWへ戻って来る。   後者のDAWとSpat Revolution専用のコンピューターで信号を制御する際は、それぞれをEtherで接続しOSCプロトコルを使用する。この使用方法はSRコンソールでも同様に接続でき、リモートコントロールが可能だ。音声信号はハードウェアを経由してSpat RevolutionのInputへ入力され、編集後の音声がOutputからハードウェアへ出力される。この際、実際にOSCで通信を行うのは、RoomにアサインされたSouceの位置情報などのパラメーターと、DAW上にインサートされたSpat Sendプラグインである。その際、SouceとSendプラグインはそれぞれID番号で管理される。ここで一つの疑問が浮かぶだろう。一体DAWとはどのように同期をとっているのだろうか?OSCの中に、時間情報も含まれるのだろうか?答えはNoである。ここで思い出していただきたいのが、Spat Revolutionがリアルタイムプロセスをするアプリケーションであるということ。Spat Revolutionはあくまでもリアルタイムプロセッシングを行うアプリケーションで、レコーダー機能は搭載していない。そのため、現時点ではタイムコードや小節といった時間の概念は含まれていない。   Spat RevolutionのSouce情報は、Sendプラグインへ送られてくるパラメーターをDAWへプラグインオートメーションとして書き込むことになる。オートメーションを書き込む際は、Spat RevolutionのSouceオートメーション書き込みモードにした上で、DAWでオートメーション書き込み準備の設定をする必要がある。このように、DAW側に時間情報に関するデータを全て保存できるようになっている。そのためDAW上でClipを移動させたりした場合、オートメーションが連動するモードにすれば、別アプリケーションで動作しているケースでも、編集するのはDAW上のみで済むので編集に手こずることもない。   なお、フィジカルコントローラーについてだが、今のところOSCに対応したコントローラーで可能になるとのことだ。しかし、3D擬似空間を容易にコントロールという時点には至っていない。その他の方法としては、唯一Avid S6のPlugin Mapping機能を用いて任意のパラメーターをFaderやJoystickにアサインする、という方法だ。Pro ToolsもNuendoもEuConに対応しているので、実際のオートメーション書き込みを想定すると、Joystickで2画面表示させたRoomを展開するようなパラメーターを呼び出せば、一番想像と近い形でフィジカルコントローラーとして活用できるであろう。 ◎そのワークフローの中核となりうる 先ほどのオートメーションデータのやりとりを考えると、同一のコンピューターにインストールしているほうが、管理が楽に思えるかもしれない。確かに、同一アプリケーションの場合、OSCでの通信設定は省略ができる。しかし、同一コンピューターでセットアップする際、ネックとなるポイントが実はDAW側にある。DAWのチャンネルフォーマット制限は、周知の通りプラグインでも同様に適用され、Spat Sendでもそのチャンネル制限を受ける。特にPro Toolsは2017年10月時点では7.1.2(bed)までしか対応していない。Spat Send、Spat Returnは最大7.1.2までしか対応していないため、せっかくSpat Revolutionで22.2chのような3D擬似空間でのミックスをしたとしても、DAWへ戻す際に一工夫が必要だ。こういった場合は、Roomの後でMasterバスを作成する際に22.2chフォーマットにするのではなく24ch分を、3分割して8chづつのフォーマットに変更してDAWへ戻すことになる。その際使用するのは7.1 chのフォーマットで、DAWとSpat Revolutionでフォーマットが完全に一致している必要がある。Pro Tools側は7.1フォーマットであれば、Spat Revolution側も7.1フォーマットになる。   この場合、Spat RevolutionのMasterにて24chをどのように3分割してアサインするかを決めることができる。7.1フォーマットを3つ使用するのだが、7.1chのフォーマットは一切無視され、単なる「8chのパス」という扱いに変わる。Pro Tools側では、7.1chのAUXもしくはMaster Trackを使用して7.1フォーマットでSpat Returnをインサートすることで、22.2chマルチチャンネルフォーマットでも3D仮想空間でのミックスがより一層容易になる。このような工夫は実はNuendoでは必要のない項目である。Nuendoはすでに22.2chフォーマットにネイティブで対応しているので、「22.2chを3分割にして・・・」といった複雑なルーティングは必要ない。   このようにDAWごとでのチャンネルフォーマットの違いは、プラグインメーカーにとっては非常に厄介な問題となる。現に、Spat Revolutionではチャンネル制限がネックとなっている部分も存在している。もし、Spat Revolutionがスタンドアロンソフトではなくプラグインソフトだった場合、Pro ToolsとNuendoといった、チャンネルフォーマットも異なる、使用するプラグイン形式も異なる、という違いに対して、それぞれを並行に開発していかなければならない。それよりも、プロセスエンジンをスタンドアロンアプリケーションとして、DAWの外に設けることにより、チャンネルフォーマットなどの各DAWの差異を吸収している。   現時点ではDAWとSpat Revolutionは1対1での接続までしか対応していないが、今後、Spat Revolutionでのワークフローが多く広まれば、複数台のDAWからSpat Revolutionに音声を送り、出力はStem Recorderへ、といったような大規模な環境も想定されるだろう。Spat Revolutionは、そのワークフローの中核となりうる非常に優れたソフトウェアだ。今後、様々なコンテンツで必要不可欠なソフトとなるだろう。 Flux:: Spat Revolution 定価:¥215,784(本体価格:¥199,800) >>Rock oN eStoreで購入       特集:Sense of Immersive〜Proceed Magazine 2017-2018 の購入はこちらから! *Proceed Magazine 2017-2018号より転載
Tech
2018/02/21

革新的ループ制作ツール Audio Texture 登場!

サウンドデザインに革命をもたらすAudioGaming / LE・SOUND。効果音をシンセサイズで創り出し、直感的なパラメーターで自由自在にサウンドを変化。多様なシチュエーションへリニアに対応することを可能にし、これまで以上にシーンに合わせたサウンドデザインを、より素早く、より直感的に実現します。これまで、炎・雨・風といった自然音のほか、モーター・足音・宇宙空間を演出する効果音などを生成するプラグインをラインナップして来たLE・SOUNDから、新製品AudioTextureが発表されました。   ◎主な機能 ・与えられた素材を意味のある単位に自動的に分解 ・ポジションの指定とデスクリプターによってループをコントロール ・ランダマイズのレンジをコントロール可能 インテリジェントなアルゴリズムにより、無限のサウンドをクリエイト! AudioTextureは読み込んだサウンドファイルから、無限のループサウンドを自動で生成することができるプラグインです。独自のアルゴリズムにより、読み込んだファイルを自然に聞こえる単位に自動で分解。指定した範囲をランダムに再生することで、非常に時間のかかる作業だった背景効果音やループ素材の制作を劇的にシンプルにすることができます!もちろん、分解するユニット単位の大きさやループ範囲などのパラメーターはコントロールが可能。求めるサウンドテクスチャーを素早く実現します! AudioTextureは波形接続合成に基いて動作します。これは音声信号を自動的に解析し、再合成のために有用な単位にシグナルを分解するアルゴリズムです。さらにAudioTextureは直感的な操作を可能にするシマンテック・デスクリプターを搭載し、ひとつのサウンド・サンプルから数多くのバリエーションを生成することが出来ます。 ムービーで見る、AudioTextureの実力 AudioTextureには非常に多くのクリエイティブな可能性があります。AudioTextureのサウンドを重ねて、たったひとつのシンプルな素材から重層的なサウンドを生成したり、素材を複数使用してサウンド・シーンを制作してください。AudioTextureを使用すれば、手作業で飽き飽きするようなエディットをすることなく、無限のサウンドとバリエーションが手に入ります。 ・AudioTextureチュートリアル ・サウンドサンプル:戦場の銃声 ・サウンドサンプル:雨 ・サウンドサンプル:川 ・サウンドサンプル:ジャズ AudioTexture 定価:¥19,440(本体価格:¥18,000) 対応OS:Mac OS / Windows 対応フォーマット: AAX/VST/AU/VST3(64bit) iLokによるオーソライズ 新発売のAudioTexture以外にも、シンプルな操作でとことんサウンドを突き詰めることができるLE・SOUNDのプラグイン。現在11種類の製品がラインナップされています。まとめてご購入いただくと最大50% OFFでお買い求めいただけるLE・SOUNDその他の製品の詳細は下記リンクからご覧ください! >>LE・SOUND by AudioGaming
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