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2024/10/02

【12/31までさらに期間延長!!】MBOX StudioにPro Tools Studio永続ライセンスが期間限定で付属!

MBOX StudioにはPro Tools Studioサブスクリプションが1年間付属していますが、2023年12月7日から2024年1月31日までの期間限定で、このサブスクリプションの代わりにPro Tools Studio永続ライセンスが付与されるキャンペーンが実施されます。 2024年2月1日追記:キャンペーンの終了期間が2024年3月31日まで延長されました! 2024年4月1日追記:キャンペーンの終了期間が2024年6月30日まで再延長されました! 2024年7月1日追記:キャンペーンの終了期間が2024年9月30日まで再々延長されました! 2024年10月2日追記:キャンペーンの終了期間が2024年12月31日まで再々々延長されました! 音楽制作に必要なPro Tools Studio、それも、永続版(¥92,290 税込)がまるまる無料になる太っ腹なプロモーション! し・か・も!今なら在庫限りの旧価格特価品あり!! →旧価格在庫はおかげさまで完売いたしました。 MBOX導入を検討中の方は、ぜひこの機会をご活用ください! Avid MBOX Studio 通常販売価格:¥138,600(本体価格:¥126,000) 在庫限り旧価格特価:¥ 116,600 (本体価格:¥ 106,000) 旧価格在庫はおかげさまで完売いたしました。 Rock oN Line eStoreで購入!>> *旧定価在庫が完売次第、通常販売価格での販売となります。 プロモーション概要 期間限定プロモ:MBOX StudioにPro Tools Studio永続ライセンスがバンドル! 実施期間: 2023年12月7日(木)〜2024年1月31日(水) 2024年3月31日(日)まで延長! 2024年6月30日(日)まで再延長! 2024年9月30日(月)まで再々延長! 猶予期間: 2023年11月7日(火)〜12月6日(水)までにご購入いただいたユーザー様も同様の特典を受けられます。 MBOX Studio製品紹介(Avidブログ)>> MBOX Studio製品紹介プレイリスト(Avid公式YouTube) 本プロモの開始日は2023/12/7ですが、30日間の猶予期間(11月7日〜12月7日)が設定されているため、2023/11/7〜本プロモ開始までの期間にMBOX Studioを購入された方にもPro Tools Studio永続ライセンスが提供されるようになっています。 永続ライセンスは、MyAvidの「まだダウンロードされていない製品」セクションに自動的に配信され、Avidでの準備が整い次第、アクティベートできます。また、その旨を知らせるメールも自動的に送信されます。 プロモーション期間中にアクティベーションを行い、すでに有効なサブスクリプションまたは永続契約を結んでいるお客様には、新しいPro Tools Studio永続アクティベーションがMyAvidの「未ダウンロード製品」セクションに表示されます。 関連記事 https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-mbox-studio-movies/ https://pro.miroc.co.jp/headline/mbox-studio-user-guide-manual-japanese/ https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-mbox-studio-support/ https://pro.miroc.co.jp/headline/avid-mbox-studio-delivery-schedule/ https://pro.miroc.co.jp/headline/mbox-studio-review-recording-movie/ コンパクトなボディに業務用スタジオに匹敵する機能を詰め込んだMBOX Studio。ホームスタジオで「あったら便利」な機能が網羅され、コンデンサー/ダイナミック織り混ぜで8本のマイクを接続することも可能なパワフルなNative I/Fです。 ぜひ、この機会に導入をご検討ください!
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2024/10/02

【10/7(月)】WavesLive eMotion LV1 Classic 関西最速ハンズオンセミナー【Umeda開催】

10月1日に発表されたWaves初の一体型ライブコンソールeMotion LV1 Classic 従来から様々なライブサウンドやブロードキャストの現場で信頼と実績のあるWaves eMotion LV1コンソールからコンパクトな一体型コンソール版「eMotion LV1 Classic」が登場しました。 サウンドのミキサー・エンジン、21.5インチの大型マルチタッチ・スクリーンとパワフルなフィジカル・コントロール部を組み合わせたクイックアクセスUI、業界で広く評価されている最先端のプロセッシング、そして堅牢な構造により、Wavesが提供するライブ・ミキシング・パワーをコンパクトなコンソールに詰め込みました。 だれでもこの製品に触れることのできるスペシャルセッションを、Rock oN Umedaにて大阪最速開催いたします! コンパクトながらハイパワーなライブコンソールの新生LV1 Classicをぜひご体験ください。 開催概要 WavesLive 新製品! eMotion LV1 Classic 関西最速ハンズオンセミナー 日時:10月7日(月) 13:00~ ご好評につき13時の部は満席となりました! そこで同日17:00〜19:00にも同内容を開催します!お申し込み受付中! 場所:Rock oN Umeda Exhibision Space   (大阪府大阪市北区芝田 1 丁目 4-14 芝田町ビル 6F) 定員:限定15名 講師:Media Integration 佐藤翔太 お申し込みはこちら 製品紹介 eMotion LV1 Classicは、Waves初の一体型ライブコンソールとして満を持して登場したプロダクト。W402mm x H561mm x D560mm, 17.2kgというコンパクトなサイズに、16in/12outのアナログ入出力, AES入出力, 4つのSoundGridポートを標準搭載。ミキサーエンジンは64モノラル/ステレオ入力チャンネルに44のステレオバス等を搭載し、今までLV1やSuperRackを扱われてきた方々にはお馴染みのUIを21.5インチのタッチスクリーンと16+1本のアルプス社製フェーダーにて直感的に操作可能です。 もちろんSoundGridネットワークによりIONIC 16などのI/O追加やDante、MADIへの対応も可能。あらゆる規模のシステムとして柔軟に活躍します。 Extreme Server Gen10相当のWavesプロセッサーにてライブに最適化された定番のWavesプラグインが利用できるほか、オプションのDugen Auto Mixer機能も合わせてLV1 Classicは持ち運び可能の強力な一台となることでしょう。 WAVES LIVE / eMotion LV1 Classic ¥1,595,000(本体価格:¥1,450,000) 11月発売予定! お求めはリニューアルしたeStoreや ROCK ON PROまで! セミナーお申し込みはこちら
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2024/09/30

DADman ver5.7.2 リリース!

Pro Tools MTRX II / MTRX Studioのドライバーでありモニターセクションを司るDADmanの最新バージョンv5.7.2がリリースされています。 同時にMTRX製品ラインのファームウェアアップデートも提供されています。 システム要件、互換性 v.5.7.2 (build 1) macOS Big Sur – Sequoia(11 - 15)  Intel / Apple silicon 互換:macOS macOS High Sierra - Catalina(10.13 – 10.15) Windows 10, 11 新機能 メインウインドウのセクションボタン(「AD」、「DA」、「Mon」、「Con」、「Conf」)に、セクションの内容を示すツールチップが追加され、クリックすると対応するセクションが折りたたみ/展開されるようになりました。 「About DADman」からバージョン情報をクリップボードにコピーする「Copy Information」ボタンが追加されました。これには、接続デバイスのリスト、OS情報、DAD Thunderboltドライバーのバージョンが含まれます。 メインメニューに「Open Recent Profile」メニューが追加されました。 macOS: モニタープロファイルウィンドウのサイズが変更可能に 変更点 ADチャンネル・ストリップの位相反転ボタンが「Ø」記号表記に。(以前の「Ph」表記から「Phantom power」と「Phase invert」の混同を避けるため) バグフィックス モニター出力セットを切り替えた際のモニターEQパラメーターのマッピングエラーを修正。 Windows:一部のシステムで、VCRUNTIME140_1.DLLファイルが見つからないためにDADmanが起動に失敗していた問題を修正 macOS: ファイルの読み書きに失敗した場合、DADmanが警告するようになりました。 ファームウェアの新機能 MTRXII:Danteカードの誤カードエラーアラームを修正。 MTRXII:MADI同軸出力のスルーレートを低減。 DAカード:DAボードとAX Center Analogベースボードのチャンネル8の位相エラーを修正 MADI、AES、Dante、SDIカード:サンプルレート変換の改善 その他の変更点に関しましてはリリースノートをご確認ください。 https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-2024-6/
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2024/09/28

【期間延長8/27まで!】AvidがFinaleからSibeliusへのクロスグレード・プロモを実施中!

譜面作成の定番ソフトウェアであった米MakeMusic社「Finale」の突然の開発/販売終了を受け、Avidは現在FinaleからSibeliusへのクロスグレード・プロモーションを実施中です! FinaleユーザーはSibelius Ultimateの永続版および1年間サブスクリプションが特別プライスで手に入ります! Finaleで作成したファイルは、Finale上でMusicXML形式でエクスポートすることでSibeliusでも開くことができるため、今までのプロジェクトを引き継いでクロスグレードいただくことも可能です。詳しいデータ移行の手順はこちらをご確認ください プロモ詳細 Finaleのシリアル番号をお持ちの方は、Sibelius Ultimateがプロモ価格で購入いただけます。 期間:2024年12月31日まで →2025年8月27日まで延長! 対象製品: ・Sibelius Ultimate 年間サブスクリプション Finaleクロスグレード 9938-30121-00 Sibelius Ultimate 1-Year Subscription Crossgrade from full versions of Finale 販売価格:¥15,290(税抜¥13,900) お求めはROCK ON PROまで! ・Sibelius Ultimate 永続版 Finaleクロスグレード 9938-30014-00 Sibelius Ultimate Perpetual Competitive Crossgrade inc. 1 year of upgrades 販売価格:¥22,990(税抜¥20,900) お求めはROCK ON PROまで! クロスグレード利用方法 1:クロスグレードをご購入の上、www.avid.com/register にてAvidの製品ライセンスを登録してください。 2:アカウントのクロスグレードの資格を確認するために、Finaleのシリアル番号を入力します。 3:完了すると、Sibelius Ultimateの新しいライセンスが付与されます。 Avidプロモ詳細ページ:https://connect.avid.com/finale-to-sibelius-crossgrade-jp.html ⇩こちらも要チェック! Avid公式ブログ「FinaleユーザーがSibeliusで気に入るところトップ5」:https://connect.avid.com/top-5-things-finale-users-will-love-about-sibelius-jp.html 期間は年内まで!永続版のクロスグレードはこのタイミングでの復活となります!Finaleを使われていた教育機関様も、このタイミングで世界で最も売れている楽譜作成ツールであるSibeliusをご検討してみてはいかがでしょうか。ご相談はROCK ON PROまでお問い合わせください。
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2024/09/27

Avid DigiLink I/Oライセンス販売終了のお知らせ

Pro Tools DigiLink I/Oライセンスの販売は終了となりました。 Pro Tools 2022.4のリリース以降、Pro Tools UltimateソフトウェアにてHDシステム(HDX、HDネイティブ、および接続インターフェース)を利用する際、DigiLink I/Oライセンスはソフトウェア内に組み込まれており、別途ライセンスは不要となっております。 (ライセンスが必要となる場合の詳細はこちらをご確認ください) Avidの販売終了に伴い、弊社ROCK ON PROにおいても取扱は終了となること、ご容赦ください。 該当製品:9938-30189-00 Pro Tools DigiLink I/O License 該当のProToolsバージョンをご使用の方の中で、新規にDigiLink I/Oライセンスが必要となる場合は、Pro Tools 2022.4以降へのアップグレードをご検討ください。 Avidの最新プロダクト、販売状況については、下記contactバーナーよりお気軽にお問い合わせください。
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2024/09/27

RME待望の新型、MADI face XT IIが発売!

RMEよりMADI faceの新モデル、MADI face XT IIが発売となりました! 前モデルMADIface XTから筐体サイズやチャンネル数はそのままに、アナログとデジタル両方の領域で大幅な性能向上を実現。持ち出しのレコーディングシステムや簡易マルチチャンネル再生システムからスタジオ常設のMADIシステム中枢まで、3系統のMADI入出力により様々なシーンで活躍してくれる1台なのは間違いないでしょう! 主要機能紹介 MADIオプティカル入出力×2、MADIコアキシャル入出力×1による192ch@48kHzのMADI入出力、アナログ、AES合わせて最大196入力/198出力を搭載するスペックは前モデルから引き継ぎ、XLRライン出力の最大出力レベルが+15dBuから+24dBuにまで向上!すべての出力で基準レベルが+24,+19,+13,+4(dBu)から選択できるようになりました。 その他MADIface XTからの変化点としては、アナログ回路の強化によりSN比やTHD、THD+N、入出力におけるインピーダンスや周波数特性までが向上。PCI Expressポートは廃止され、リモートコントロール用ミニDIN端子がARC USB接続用端子に変更。SteadyClockは勿論SteadyClock FSにアップデートされています。クラス・コンプライアント・モードによりドライバーレスでの動作が確保されているのも取り回しが良いですね。 製品概要 RME / MADIface XT II ¥385,000 (本体価格:¥ 350,000) >>Rock oN eStoreで購入! ROCK ON PROでお見積り! MADIインターフェースの王道RMEの中でも新たなスタンダードとなる本機、AoIPが盛り上がる中まだまだスタジオ中枢に流れるMADIのインターフェースとしてどうぞ!お見積り、導入のご相談はROCK ON PROが承ります。
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2024/09/19

サンレコフェス2024にて、360VMEを体験しよう!

サンレコ主催のセミナー&展示会イベント『サンレコフェス』が今週末9月21日(土)、22日(日)に開催されます。 3回目の開催となるこのイベントで、昨年も大盛況いただいた360VMEの体験ブースが今年も登場! ご自身で体験されて初めてそのクオリティの高さを実感いただける360VME、まだ体験されたことのない方はこの機会にぜひ足をお運びください。 イベント概要 会期:2024年9月21日(土)、22日(日) 各日12:00〜18:00 会場:KANDA SQUARE ROOM & CONFERENCE 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1 入場無料(登録制) ※一部セミナーは有料 サンレコフェス2024 入場登録はコチラから! イベント詳細ページ:https://www.snrec.jp/entry/news/srfes2024info 360VME体験ブース会場:サンレコフェス内特設ルーム 実施時間:各日12:00〜18:00、毎時00分、30分開始 参加無料 360VME体験は、お席に余裕があれば当日飛び込みでのご案内も可能です! お気軽にご参加ください。 📷昨年の360VME体験ブースの模様 21日(土)の展示終了後には、サンレコWeb会員限定の抽選会も開催されるそう。弊社MIブース含め、皆様のご参加をお待ちしております!
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2024/09/18

Nugen Audio 創立20周年記念 All 20%OFFプロモーション開催中!

世界中のポストプロダクション、音楽スタジオで使用されるNugen Audio。ラウドネスメーター、ラウドネス補正、サラウンドへのアップミックスなどの現場で求められる性能を、直感的なインターフェースによって提供しています。 このNugen Audioの20周年を記念して、10月17日(木)までNugen Audioの全てのプラグイン、バンドル、スタンドアローン・アプリケーション、アップグレードが20%OFFとなるプロモーションを実施中!この機会をぜひご利用ください。 Nugen Audio 創立20周年記念 プロモーション ◎ プロモーション期間:2024年9月12日(木) ~ 10月17日(木) 14:00まで ◎ プロモーション価格でのご発注締切:10月17日(木) 正午 ◎ 対象製品:Nugen Audioの全製品 ◎ 納品方式:シリアル番号をメールでお届けいたします。 Rock oN Line eStoreで購入>>
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2024/09/14

Pitch ‘n Time 25周年記念セール開催!期間限定、12/5まで

Serato社創立時の最初の製品であり、タイムストレッチ&ピッチシフトの業界標準プラグインであるPitch ‘n Timeが25周年を迎えることを記念して、同プラグインが30% OFFの特価で手に入る期間限定セールが開催中です。 元となる音源のピッチとテンポをそれぞれ独立してコントロールできるPitch ‘n Time。デジタルが当たり前になった今からは想像し難いですが、テープとレコードしかなかった時代からすると、この発想自体がオーディオ制作の新たな時代を告げる衝撃的なものでした。 Pitch ‘n Timeはその登場から25年間、さらなる研究と改良を重ね進化を続けてきました。未体験のDAWルーキーも、かつてお世話になったベテラン勢も、この機会にぜひ最新のPitch ‘n Timeをお試しください! Pitch ‘n Time 発売25周年記念セール 期間:2024年9月14日(土)〜2024年12月5日(木) 内容:対象製品が30% OFF 対象製品:Pitch ‘n Time Pro、及び、Pitch ‘n Time LE Serato Pitch ‘n Time Pro 対応DAW:Avid Pro Tools 通常価格:¥129,800(税込) セール特価:¥90,860(30%OFF) ※ 価格はすべて税込です。 Rock oN Line eStoreで購入>> Serato Pitch ‘n Time LE 対応DAW:Avid Pro Tools / Apple Logic Pro 通常価格:¥64,900 セール特価:¥45,430(30%OFF) ※ 価格はすべて税込です。 Rock oN Line eStoreで購入>> 録音・編集のすべてがテープだった時代には、ピッチとテンポは不可分でした。まだまだその時代の発想が主流だった25年前、まさにデジタルならではの処理機能を搭載したPitch ‘n Timeの登場は、オーディオワークフローの発想自体を一歩先に進めたと言っても過言ではないでしょう。25年という時間の試金石が、そのクオリティを証明しています。 ROCK ON PROではオーディオワークフローへの深い理解と最新の技術に関する幅広い知識を基に、お客様に最適なソリューションを提供しています。スタジオ設計や機器更新のご相談は、contactフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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2024/09/10

放送芸術学院専門学校 様 / 幅広い授業に対応するスタジオシステムの最大公約数

放送芸術学院専門学校(BAC)は、大阪市北区天満橋にある放送、音響、映像に関する人材を育成する専門学校であり、関西で唯一となる放送業界が創った学校。また、eスポーツや声優といった分野を中心にした姉妹校、大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校も併設されており、学生の皆さんが様々な業界へのアプローチを行うことができるよう幅広いカリキュラムが用意されている。今回は放送芸術学院専門学校に新設されたコントロールB / Cスタジオの導入事例をご紹介したい。 業界の現場と繋がりが深い放送人材育成校 放送芸術学院専門学校は、その設立経緯にも学校を特色づける大きな特徴を持っている。元々は制作プロダクションの株式会社東通が放送業界の人材育成を目的に創立した学校、つまり放送業界が人材育成のために立ち上げた学校というわけだ。そのため、産学連携教育と銘打って企業の依頼を受けて実際にオンエアされる番組を制作したり、ステージに出演したりと現場で学ぶ実践的なカリキュラムが多数組まれており、いまも放送業界との繋がりが深い。1994年に数多くの専門学校を擁する滋慶学園グループの運営となり、現在の校舎も2012年4月に天満橋に完成、今回取り上げるコントロールB / Cスタジオもこの天満橋校舎に新設されている。2014年の竣工当初からはPro ToolsとMedia ComposerをSatellite Linkで同期させるシステム運用としていたが、今後より音声に特化した授業にも対応するために今回のスタジオ改修が計画された。 幅広いカリキュラムに対応するシステムとは コントロールルーム レコーディングスタジオB レコーディングスタジオC 📷広さを充分にとったスペースで行われる授業は収録のみならず多岐にわたる。このスタジオに挟まれるようにコントロールルームが設置され、両スタジオへの対応はもちろん、校内に張り巡らされたDanteのネットワークで別階にある施設の収録もここで行うことができる。 数多くのカリキュラムを抱える同校の設備である、求められる機能も多岐にわたることとなった。収録関連の授業で信号の流れを把握するためにコンソールは必須となりながらも、そのほかの各コースの授業での使用も想定して、MA・アテレコ・ミックスなど様々な用途に合わせた対応をとる必要もある。レコーディングブースとして使用されることもあれば、ミーティングや別の授業が行われることもあるとのことだ。機材の使われ方という軸で見れば、Blu-rayディスクを視聴するという単純に音声を出力するだけという程度の用途もあるため、Pro Toolsありきの完全なコントロールサーフェスということだけでは、運用として扱いづらい局面も出てきてしまうし、逆にアナログ、もしくはデジタルミキサーだけでは今後の拡張性に欠けてしまう。念頭に置かれたのは、オーディオミキサーとしての用途を満たし、コントロールサーフェスの利便性を備えるシステム。今回はこれをAvid MTRX llとS4の組み合わせで実現したわけだ。 システムの中核にあるMTRX ll 前述の通り、多種多彩な授業への対応を実現するために、豊富な入出力とマトリクスを備えるMTRX llは不可欠となった。そして、校内にシステム構築を進めていくにあたって課題となったのは各スタジオとのコミュニケーション機能の確立である。通常のMAスタジオではアナウンサーブースがあり、コントロールルームとのトークバックシステムが常設されているわけだが、ここでは授業内容に沿ったマイクやトークバックスピーカーを設置する必要もある。もちろん学校ということからも、その仕組みや構成を学ぶことも授業の一環としてあるだろう。常にセッティングされたままとはせずに臨機応変であることが求められる。 その様々な用途に対応するべく駆使されているのが、DADmanのモニタープロファイルだ。トークバックの信号、CDやPro Toolsからの2Mixなどの信号をどこに送るか、トークバックのボタンが押された際に、どの系統にDimがかかりハウリングを防止するかなど、すべての要望にDADmanは応えてくれている。たとえば、各部屋のソースをDADmanのモニタープロファイル機能で扱うことで、各所の音量レベルをすべてS4およびDADman上で操作ができることもメリットのひとつ。そのほか、各スタジオのコネクターボックス下にバウンダリーマイクが仕込まれておりバックトークも可能、コントロールルームでスタジオ内の様子を聞くこともできる。 📷マイクプリはGrace Design m108を採用、その左には708S1の子機。 📷デスク左下のラックには最大7.1ch対応となるTASCAMのBlu-rayプレイヤーBD-MP1やStudio Equipment / 708S1の親機が収められている。 なお、今回はスタジオイクイプメント社のコミュニケーションシステムを用いて構築されているが、S4との連携はMTMのGPI/O機能にて連動ができるよう設定された。マルチチャンネルのオーディオソースをトークバックボタンなどでどのようにDimをかけるかなど、様々な制御をS4のGPI/O機能で可能にできるシステムとしている。Studio Equipment / 708S1のトークバックボタンが押された制御信号をS4が受け取り、DADmanのモニタープロファイルの機能にあるTB Dim機能を働かせることにより、スピーカーなどのDimがかかる仕組みだ。 また、校内にはDante用の回線が張り巡らされており、MTRX llに標準で搭載されているDanteポートを用いて、別フロアの7階・ドリームホールや1階・サブコントロールルームでの収録も可能となっている。B / Cサブがある4階にはAスタジオやラジオスタジオもあり、各スタジオとのDante信号のやりとりも可能となっている。 MTRX llはスタジオの将来を描ける 今回、MTRX llが採用された理由は他にもある。MTRX llが持つ大きな特長である優れた拡張性だ。現状の入出力は必要最小限の拡張カード構成にはなっているが、ここへDAカードを追加することにより容易にイマーシブ対応が可能となり、今後の授業をイマーシブサウンドに対応させていく構想も実現可能だ。また、モニターコントローラーとしての機能もDADmanのモニタープロファイル機能により、高価なイマーシブ対応のハードウェアモニターコントローラーなどを導入せずとも実現が可能となる。イマーシブのミックス環境とレコーディング機能のどちらにも対応できる機材は数少ないのではないだろうか。 📷今回のスタジオを監修した有限会社テーク・ワンオーディオ Sound Engineer 田中 貢 氏(右)、MasteringEngineer 中西 祐之 氏(左)。 Avid S4とMTRX llの導入で柔軟性高いシステムとなったコントロールB / Cスタジオ。今後もイマーシブ対応のみならず放送業界では技術の進歩や視聴者のニーズが常に変遷していくことだろう。そのような業界の動向に沿いながら実習環境を充実させていくためのベースとなる骨格がいまここに整えられた。また、録音関連以外の授業にも対応できるそのフレキシブルさは、同校が抱える幅広いカリキュラムに対する最大公約数とも言えるだろう。   *ProceedMagazine2024号より転載
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