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2024/07/05
Avid Media Composer ver.2024.6リリース情報〜
日本時間 2024年6月28日未明、Avid Media Composer バージョン2024.6がリリースされました。有効なサブスクリプション・ライセンスおよび年間プラン付永続ライセンス・ユーザーは、AvidLinkまたはMyAvidよりダウンロードして使用することが可能です。
今回のリリースでは、文字起こしツールの効率化、Pro Toolsセッションファイルのインポート新機能に伴うカラーマーカー拡張やオーディオのオーディオボリュームとパンのサブフレームのなど、使いやすさがさらに向上しています。
文字起こしツールは、Media Composer |UltimateとMedia Composer | Enterpriseに標準で含まれます。また、PhraseFindオプションをサブスクライブすることで、Media Composer Standardのサブスクリプション版およびMedia Composer永続ライセンス版でも利用可能です。
それでは新機能を見ていきましょう。
文字起こしウィンドウ
[ツール] > [トランスクリプト ツール] を選択して、文字起こしウィンドウを開くことができます。文字起こしツールはソースモニタにロードされているクリップの文字起こしが、タイムコードとスピーカーIDと共に表示されます。
デフォルトでは、起こされた文字とソースモニタの再生ヘッドが連動しており、再生をすると、緑色の文字でテキストを追従します。また、イン点とアウト点をつけると、その範囲のテキストに緑色の帯がつきます。
連動を外す時には、文字起こしウィンドウの左下にあるギャングボタンをクリックします。
スピーカーID
Media Composer 2024.2では文字起こしをすると、話し手を識別できるようになりました。このリリースでは、さらにスピーカーIDの名前を変更したり、正しいスピーカーIDに修正することができます。
スピーカーIDを変更するには、名前をダブルクリックし、新しい名前を入力します。スピーカーIDにエラーがある場合には、スピーカーIDの修正ができます。例えば、複数のスピーカーが1つのIDを共有していたりする場合には、スピーカー名を右クリックし、「Add new speaker」で追加します。
サブクリップとグループのマスタークリップ参照
Media Composerでは、マスタークリップの文字起こしだけがデータベースに保存できるようになりました。文字起こしを行うと、マスタークリップの文字起こしを参照するかどうかを決めることができます。
[尋ねる]はデフォルト設定です。
これにより、サブクリップまたはグループクリップの文字起こしにかかる時間が節約できます。
またサブクリップの文字起こしに加えられた変更は、マスタークリップにも反映され、さらにスピーカーIDの変更も同様に更新されます。
クリップの文字起こしをビン単位で管理する
デフォルトで、Media Composerはプロジェクト内のすべてのメディアの文字起こしを行います。
しかし、音楽や効果音、オーディオのないメディアなど、文字起こしが不要な場合があります。クリップの文字起こしをさせないことで、コンピュータのリソースを無駄に使用することがなくなります。また、長編の作品を編集する際のリソースの節約にもつながります。
ビンを右クリックし、[文字起こしインでキシングから除外]またはを[文字起こしインでキシングに含める]を選択できます。ビンコンテナサイドバーの右側には、それがどう設定されているかが表示されます。
さらに、トランスクリプト設定ウィンドウに「すべての新規ビンを文字起こしインデクシングに含める」という新しいオプションがあります。この設定のチェックを外すと、すべての新しいビンがトランスクリプションから除外されます。
Pro Toolsセッション (.PTXM) のインポート
Pro Toolsのセッションファイルをエクスポートする機能は、2022.12から搭載されましたが、段階的に機能が強化され、今回のバージョンでは、Media Composerでプロツールスのセッションデータがインポートできるようになりました。
Pro ToolsセッションファイルをMedia Composerでインポートすることで、より迅速かつ効率的に作業を行うことができます。
Pro Toolsではファイルを「セッション (Media Composer対応)」として保存すると、Media Composer 2024.6(以上)でインポート可能となる新しい拡張子「.ptxm」が付いたファイルが作成されます。
参考情報(ビデオ):Media Composer 対応セッションを Pro Toolsでエクスポート
制限事項
Pro Toolsからエクスポートされた.ptxmファイルには、次の項目は含まれません。
・ビデオトラック
・フォルダ
・MIDIトラック(別のトラックのインストゥルメントを介して録音されている場合を除く)
・VCMトラック(ただし、オートメーション データは統合されます)
・マスターフェーダー(レンダリングに直接含まれている場合を除く)
また、オーディオを生成する非オーディオ トラック (Aux、ルーティング フォルダー、インストゥルメントなど) は、オーディオ トラックに変換されます。さらに、Media Composerは現在、管理対象メディアとして 32 ビット フロートをサポートしていません。そのため、リンクされた32 ビット フロート ファイルを変換および統合すると、0 dBしきい値を超えるオーディオを含むメディアはクリップされます。
マーカーの色とフィールドの拡張
Media Composerのマーカー色は16色に拡張され、紫、バイオレット、ピンク、デニム、フォレスト、オレンジ、ゴールド、グレーが追加されました。また、「マーカー名」フィールドに含まれていた情報は、「マーカー名」と「ユーザー」に分割されました。
以前のバージョンの Media Composer でマーカーを表示すると、拡張された色オプションは元の8色にマッピングされ、「ユーザー」フィールドは「マーカー名」フィールドに戻ります。マーカーをテキストファイルとしてエクスポートして以前のバージョンにインポートすると、拡張された色はすべてデフォルトで1色になり、「マーカー名」フィールドは無視されます。
ボリュームとパンコントロールのサブフレームオートメーション
ボリュームとパンコントロールのサブフレームオートメーションによる読み取りと書き込みが、Media Composerで利用できるようになりました。サブフレームオートメーションにより、Media Composerでオーディオファイルを操作する際の精度が向上し、Pro Toolsとの互換性も向上します。
サブフレームオートメーションは、フレームベースのオートメーションと同様に機能します。まずトラックコントロールパネルのボリューム/パンボタンをクリックして、ボリュームまたはパンのオートメーションを有効にします。サブフレームオートメーションポイントを追加するには、クリップの上にマウスを置き、Shift + Command + Option (macOS) または Shift + Control + Alt (Windows) キーボードコマンドを押したままにします。これにより、「+」記号の付いた小さな手のアイコンが表示されます。次に、1フレーム間で、オートメーションラインセグメントをクリックします。オートメーションポイントをサブフレームの位置に移動するには、Command + Option (macOS) または Control + Alt (Windows) を押したままオートメーションポイントをドラッグします。ユーザーが元の修飾キー、Option (macOS)、または Alt (Windows) を押したままにすると、最初のオートメーション ポイントがフレーム境界にスナップされます。
オーディオミキサーを使用して記録されたオートメーションはフレーム精度が維持されますが、作成後にサブフレームレベルで調整できます。
OpenTimelineIO (OTIO) のパブリック プレビューのアップデート
Avidでは、継続的な取り組みの一環として、オープン ソース コミュニティに参加し、ユーザー向けに OpenTimelineIO (OTIO) 機能をサポートしています。2024.2で紹介された時はWindowsのみのサポートでしたが、今回はMacでもサポートされることになりました。
OTIOはEDL (Edit Decision List)のような、ファイル交換形式であり、シーケンス内に配置されるマスタークリップを表します。ただし、EDL とは異なり、OTIO ファイルには複数のビデオ トラックとオーディオ トラックが含むことができます。この形式は主に、簡単にファイルを変換できることを必要とするVFXおよびオンラインワークフローを対象としています。
Media ComposerからOTIO ファイルをエクスポートする場合には、ディゾルブなどの最も基本的なエフェクトのみが含まれます。
Media Composerは、リンクされたメディアを含むシーケンスや、インターリーブされたオーディオ ファイルを含む外部で作成されたクリップのOTIOファイルをエクスポートしません。
また、現在のリリースではOTIOファイルをMedia Composeにインポートすることができません。
Media Composerについてのお問い合わせ、ご相談はお気軽にROCK ON PROまでご連絡ください。
NEWS
2024/06/21
Pro Tools 2024.6リリース!ワークフローを加速する多数のアップデートを実施
Pro Tools 2024.6がリリースされました。今回のアップデートではARA 2対応の拡大とRX Spectral Editorの付属、刷新されたセッションインポート機能など、大規模セッションをより効率的かつ確実にハンドリングするための機能強化が図られているほか、MIDIプラグイン追加やSibelius・Media Composerとの連携強化なども施され、ポストプロダクションだけでなく音楽制作においても、より効率的な作業ができるように工夫されています。
有効なサブスクリプション、または、年間サポートプランが有効なライセンスをお持ちのユーザー様は、すでにAvidアカウントからPro Tools 2024.6をダウンロードして使用することが可能です。
ARA 2対応アプリケーションにiZotope RX Spectral Editorなどが追加
すでにARAに対応しているCelemony Melodyneに加え、2024.6からは以下のアプリケーションがARAに対応します。
・iZotope RX Spectral Editor(現状、その他のモジュールは非対応)
・Sound Radix Auto-Align 2
・Sound Radix Auto-Align Post 2
・Synchro Arts RePitch(Elements、Standard)
・Synchro Arts VocAlign(Project、Ultra)
・Synchro Arts Revoice Pro
これらのアプリケーションがARAに対応することで、ポストプロダクションで必要とされるオーディオ処理の結果を「ミックスの中で」「リアルタイムに」確認することが可能になります。
RX Spectral Editor、及び、RePitch Elementsは、Pro Tools Artist / Studio / Ultimateに付属します。
Pro Tools Dolby Atmos関連機能の強化
Dolby AtmosレンダラーのUIデザインがより使いやすく変更されました。出力フォーマットの追加、Pro Toolsウィンドウからの設定変更など、より素早いワークフローを実現するアップデートが施されています。
Pro Toolsウィンドウ上で設定変更が可能に
これまでメニューに入らないとアクセスできなかった「バイノーラルモードの変更」と「Dolby Atmosグループ設定のアサイン/変更」が、編集/ミックスウィンドウのトラックからダイレクトに操作できるようになりました。
また、これらの設定は再生中にも変更できるようになり、より最適な設定をリアルタイムに選択することができるようになりました。
Dolby Atmosグループのソロ/ミュート
内部レンダラーのUIがブラッシュアップされ、ウィンドウ上部にDolby Atmosグループごとのソロ/ミュートボタンが追加されました。この機能も、再生中に使用可能です。
これまでウィンドウ上部にあった各種設定メニューは、歯車マークをクリックするとウィンドウが拡張して表示されるようになりました。
出力フォーマットの追加
モニタリングとリレンダー出力に「9.1.4」「7.1.2」「ステレオ(Direct)」が追加されました。もちろん、既存の9.1.6、7.1.4、ステレオはそのまま残っています。従来の「ステレオ」は5.1ミックスをダウンミックスしたものを出力していましたが、新しいステレオ(Direct)は、ステレオ用のミックスを別途制作する場合に使用します。
オフラインでのリレンダリングが可能に
ライブ・リレンダラーでフリーズ、コミット、トラックのバウンスが可能になりました。もちろん、プラグインのオフラインバウンスにも対応しています。
メモリロケーション機能の強化
メモリロケーションを一括で管理する新しいウィンドウが追加されました。絞り込みやマーカー名での検索機能も備えており、膨大なマーカーをこれまでより効果的に活用することができるようになります。
また、マーカールーラーごとに表示/非表示を切り替える機能や、タイムライン上のマーカーへ移動するためのショートカットなどの機能追加も実施されています。
セッションインポート機能の強化改善
セッションインポート時のメニューがアップデートされ、現代のワークフローによりマッチしたデザインになりました。トラック/マーカーのリストが広くなり、ウィンドウ自体も広げることができるようになり、トラック数が膨大になる現代のセッションファイルをより効率よく扱うことができるようになります。
フォルダトラックはインポートウィンドウ上で展開することも可能、トラック名/マーカー名での検索機能も追加され、目的のトラックをすばやく見つけることができます。
Media Composer・Sibeliusとの連携強化
Pro Toolsのセッション書き出しから、Media Composerにインポートできる新しい形式のファイル「.ptxm」をエクスポートできるようになりました。.ptxmにはステレオ、5.1、7.1バスのボリュームとパンのオートメーションを保存することが可能。Dolby Atmosのリレンダーファイルをエクスポートすることもできます。
Media Composerでは、今後のアップデートで.ptxmファイルをインポートすることができるようになります(開発中)。
Sibeliusとの連携では、これまでSibelius→Pro Toolsで可能だったコピー&ペーストを、Pro Tools→Sibeliusでも実行可能になりました。MIDIノートのコピー&ペーストにも対応しています。
ふたつのMIDIプラグインが新登場
MIDIプラグインに下記2点が追加されました。
・Mixed In Key Captain Chords Lite:指定したコードからハーモニーを自動生成
・Human Lite:MIDIトラックに人間的な揺らぎを付加
MIDIエディタの表示オプション
MIDIエディタに下記2つの機能が追加されました。
・キーボードと個別のノートにピッチを表示
・半音階の#/b表示をワンクリックで切り替え
上記の機能はDock表示・ウィンドウ表示のいずれでも使用可能で、それぞれに別々の設定を施すことも可能です。
ユーザーからの声を反映し、着実に現代的なワークフローに対応するPro Tools。有効なサブスクリプション、または、年間サポートプランが有効なライセンスをお持ちのユーザー様は、すでにAvidアカウントからPro Tools 2024.6をダウンロードして使用することが可能です。
新規導入、アップデート、HDXシステムなど、ご相談はROCK ON PROまでお気軽にお問合せください。
NEWS
2024/06/18
Pro ToolsとDropbox Replayが連携!プロジェクトの共有&レビューフローに革新を
Avid Pro Toolsが新たにDropbox Replayとの機能連携を発表しました!
これにより、制作したMAやミックスを共同製作者やプロデューサーと簡単に共有し、得たフィードバックを素早くプロジェクト上に反映することが可能です。共有、フィードバック、編集の一連のフローがメールやテキスト、ファイル共有サービスなどに分散してしまっている方も、Pro ToolsとDropbox Replayによって一括管理してしまいましょう!
バウンス&アップロードで簡単共有
Dropbox Replayとは、Dropboxが提供する動画、画像、オーディオ ファイルのレビューツール。クリエイティブツールとして設計されているのでバージョン管理やロスレスHDオーディオ再生対応などの機能も搭載されています。すでにAdobe After EffectsやPremiere Pro、Apple Final Cut Pro、DaVinci Resolveなどの映像編集ソフトとの連携が実装されてきたDropbox Replayが、ついにPro Toolsとも機能連携されました!
Dropbox Replayアプリとの連携はボタン一つで簡単に行えます。あとはBounce Mixをアップロードして、共有ワークスペースや共有リンクからシェアするのみ。レビュアーはiPadやブラウザからの確認も可能です。
詳しい使用方法はこちら:https://help.dropbox.com/ja-jp/integrations/dropbox-replay-avid-pro-tools
タイムコード付きのコメントをマーカーレーンにインポート!
レビュアーは、指摘したい箇所をタイムライン上でコメント可能。コメントにはタイムコードが埋め込まれ、Protoolsにレビューデータを取り込むとそのコメントがセッション上のトラック・マーカーとして表示されます!
修正箇所に素早くアクセスできるのはもちろん、修正についての齟齬も防ぐことができます。エクスポートにインポート、アップロードしてダウンロードして、修正箇所管理、、といった時間を短縮し、より効率よく実制作時間を確保するのに役立ってくれることでしょう。
実際に使用している様子がわかる公式動画はこちら↓
普段からDropboxを活用されている方も、そうでない方も、制作における事務的なフローを見直してクリエイションを加速させましょう! 制作環境構築に関するご相談もROCK ON PROまでお寄せ下さい!
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2024/06/14
Dolby Atmos Renderer v5.3.0 リリース情報 ~レンダリングプロセスの改善やStereo Directモニタリングが搭載~
Dolby Atmos Renderer v5.3.0 がリリース レンダリング処理による問題を解決
Dolby Atmos Rendererの最新バージョンv5.3.0がリリースされました。前回v5.2.0にて実装されたレンダリング処理への問題の報告を受け、v5.1.0までと同じ旧来のレンダリングプロセスへと戻る更新となりました。
公式サイト:
https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-renderer-v530
v5.3.0の主な変更点
サイズ・メタデータのレンダリングをDolby Atmos Renderer v5.1以前と同様の処理に更新
v5.2.0のレンダリングでは、以下の問題が報告されています。
*オブジェクトのサイズに応じてコムフィルターがかかる可能性がある(センターにパンしたドライボーカル信号で顕著)
*新しいレンダリングプロセスに導入されたオールパスフィルターは、以前のツールバージョンと比較して、大きなトゥルーピーク・ラウドネスの違いを生む可能性がある
よって、レンダリング処理をv5.1以前のものへと戻し、オールパス・フィルターは削除されました。
同様の問題が発生する可能性のあるDolby Atmosツールと、その修正バージョンは以下の通りです。
すべてのオブジェクトとベッド・チャンネルに適用されるオールパス・フィルター(Dolby Atmos Renderer v5.2で導入)を削除し、Dolbyツール間のTrue Peakラウドネスの差を低減
ラウドネスの測定方式をDolby Atmos Album Assembler v1.4と同様に統一
新しくモニタリングとリレンダーのレイアウトとしてStereo Directを追加。
Stereo Directとは
Stereo Directが追加のモニタリングおよびリレンダリング・レイアウトとして追加されました。Stereo Directは、レイアウトを介してダウンミックスされるのではなく、Atmosミックスから直接作成されます。ADMにはエクスポートされません。別の成果物としてリレンダリングしエクスポートができます。LFE信号は含まれていません。
このモニタリングおよび再レンダリング出力のトリムは、「トリムとダウンミックス」ウインドウで調整できます。ステレオダイレクトの音量をUIに表示するには、環境設定でヘッドフォン出力をステレオダイレクトに設定してください。
トランスポートタイムラインを追加
スペースバーの再生動作を変更するオプションを追加
マスターの開始/終了が、最も近いサブフレームに丸められた形で表示されるよう変更
マスターの開始/終了をトップパネルのサブフレームに表示するオプションを追加
AmbixリレンダリングのラベルをAmbiX ACN0(W)、AmbiX ACN1(Y)、AmbiX ACN2(Z)、AmbiX ACN3(X)に変更
環境設定でスリープオプションを表示しないよう変更(Macのみ)
レンダラーのトランスポートを制御するOSCコマンドに対応
Avid MTRX IIとThunderbolt™ 3オプションモジュールを認定システムに追加
修正された問題
macOS Sonoma 14.4およびVentura 13.6.5以降では、AppleのCore Audioによるセキュリティと安定性の向上のため、Dolby Atmos Renderer 5.2(およびそれ以前)のインストールに失敗する問題を修正
オブジェクトにサイズメタデータが含まれ、特定の位置に配置されている場合、書き出されたMP4のオーディオが無効化されたゾーンを無視する問題を修正
新しく発見された問題
Dolby Atmos Album AssemblerとDAWを同時にDolby Atmos Rendererに接続すると、予期しないメタデータがマスターファイルに書き込まれることがあります。接続すると、Dolby Atmos Album AssemblerがRenderer のプログラムレベルのメタデータ設定に影響します。(PRAU-6597)
リリースノート全文はこちら(原文):https://customer.dolby.com/content-creation-and-delivery/dolby-atmos-renderer-v530/release-notes
入手方法
Dolby Atmos Renderer V5.0をお持ちの方、またはすでにアップグレードされている方は、Dolbyカスタマー・サポートまたはAvidアカウントの“製品”(My Products)から最新バージョンをダウンロード可能です。新規で購入の方はAVID Storeよりダウンロード購入可能です。
◎Production Suiteからのアップグレードはこちら
◎Mastering Suiteからのアップグレードはこちら
◎新規のご購入はこちら
◎エデュケーション版はこちら
Dolby Atmos制作環境の構築に関するお問い合わせはROCK ON PROまで!下記コンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。
NEWS
2024/06/11
VocAlignに新バージョン&新ラインナップが発表!定番ボーカルアライメントツールが更なる進化
ボーカルアライメントツールの世界的な定番であるSynchro Arts社のプラグインVocAlignに、新バージョン「VocAlign 6」がリリースされました!
バージョン5の青を基調としたUIデザインも一新され、今回は黒色になったVocAlign 6。もちろんビジュアル面だけでなく、ダブトラックやバックコーラスの処理機能、ProTools ARA対応といった機能面での進化も見逃せません!
また今回のリリースから、製品ラインナップの名称が以下の通り変更となりました。
・VocAlign Ultra → VocAlign Pro
・VocAlign Project → VocAlign Standard
主な機能
◎ボーカル処理がさらに高速化!
Revoice Proにも搭載のSmart Align技術を活かし、複数のボーカルやプリセットを瞬時に処理!更なるシンクポイントの改善とグループアライメント機能 (*PROのみ) により、ボーカル補正処理に割く時間をさらに短縮できるようになっています。
◎タイトネスコントロールであらゆるシーンに対応
アライメントの強度(どれくらい正確にアライメントするか)を細かく調整できるタイトネスコントロール機能により、自身のイメージに近いボーカルを突き詰めることも。様々なシーンのテイストに合う自然なボーカルが実現できます。
他にも、ダブトラックをグループに割り当てて同時処理ができるプロセス・グループ機能や設定したガイドに合わせて各トラックのボーカルを追従させるピッチ補正、解析によるバックコーラス補正など、Synchro Arts独自の処理技術によるスマートな機能が盛りだくさんです! (プロセス・グループ、Smart PitchはPROのみの機能)
動作環境
macOS 10.11以上
IntelプロセッサまたはApple Silicon(Mシリーズ)プロセッサ
AU、VST3、またはAAX 64ビットホスト
Windows 10以上
IntelまたはAMDプロセッサ
VST3、またはAAX 64ビットホスト
Synchro Arts / VocAlign 6 Pro
販売価格:¥60,170 (本体価格:¥ 54,700)
>> Rock oN Line eStoreで購入!
Synchro Arts / VocAlign 6 Standard
販売価格:¥25,300 (本体価格:¥ 23,000)
>> Rock oN Line eStoreで購入!
更なる進化を遂げたVocAlign 6を駆使して、思い描くボーカルを素早く実現させましょう!音楽制作ツールのご相談もROCK ON PROが承ります!
Event
2024/06/11
デジタルコンソールを体験できる展示会イベント『Yamaha Music Japan Pro Audio Day 2024』開催
来る2024年6月18日(火)、19日(水)の2日間、デジタルミキシングシステム「RIVAGE PMシリーズ」全ラインアップをワークショップ形式で体験できる展示会イベント『Yamaha Music Japan Pro Audio Day 2024』が開催されます。
当日は「RIVAGE PMシリーズ」だけでなく、話題のデジタルミキシングコンソール「DM7シリーズ」や「DM3シリーズ」、ラウドスピーカー「DHRシリーズ」「CHRシリーズ」などの展示コーナーや、Danteの基礎知識などをお届けするセミナーコーナーが設けられる予定です。
『Yamaha Music Japan Pro Audio Day 2024』
日時:2024年6月18日(火) 13:30開場 / 17:00閉場
2024年6月19日(水) 10:00開場 / 17:00閉場
会場:渋谷ストリームホール(アクセス)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリームA棟
(JR山手線 渋谷駅 中央改札もしくは南改札から、東口方面 渋谷スクランブルスクエア2階貫通路を経由して直結)
申込・参加方法:
・本イベントは無料でどなたでもご参加いただけます。
・当日受付で名刺を1枚頂戴、またはお名前のご記入をお願いいたします。
ヤマハ・プロオーディオのハイエンド製品が一同に会する本イベント。実際の機器に触れていただき、その魅力や機能について体験いただける貴重な機会をぜひご利用ください。
NEWS
2024/05/31
Avid 2023 Top Audio Reseller ASIA / 2023 Team Avid Award ASIA を受賞しました!!
2023年度、アジアにおけるAvid社のオーディオ製品を最も販売したディーラーとして弊社メディア・インテグレーションが表彰されました!今回は併せてTeam Avid Award ASIAも受賞しており、広くAvid製品の普及に努めるなど販売以外での活動も評価をいただいた格好です。
ワールドワイドにオーディオ制作のスタンダードとなっているAvid製品ですが、アジアでも数々の国境を超えたコンテンツが生み出され、それに併せるように各国のディーラーも活発に事業展開をおこなっております。その中で!ここ日本での販売を担う私どもがアジアのトップディーラーとして今回の褒賞をいただけたのは、ひとえに他ならぬ皆様のご支持のおかげでございます!厚く厚く御礼申し上げます。
今後も皆様のクリエイティブワークが一層充実したものとなるよう、情報発信からサポートに至るまで更なる邁進を続けてまいります。今後ともメディア・インテグレーション並びにROCK ON PROをご愛顧いただけますようお願い申し上げます!
Support
2024/05/13
MBOX Control v1.0.2リリース〜macOS Sonoma (14.4.1) 対応
Avid最新のNative I/OであるMBOX Studioのコントロールアプリ「MBOX Control」がアップデートされ、macOS Sonomaに対応いたしました。
その他の新しい機能はありませんが、数多くの課題修正が施されております。
詳細はAvidナレッジベース「MBOX Control Release Notes」(英文)をご覧ください。
6月30日まで!MBOX Studioご購入&製品登録でPro Tools Studio永続版を無償でゲット!!
2024年6月30日までにMBOX Studioをご購入いただき、さらにAvidアカウントに製品登録をおこなっていただくと、Pro Tools Studio永続ライセンスがアカウントに無償でデポジットされます。
製品登録完了までが条件ですので、在庫のあるうちにお早めにお問い合わせください!
Avid MBOX Studio
通常販売価格:¥138,600(本体価格:¥126,000)
Rock oN Line eStoreで購入!>>
https://pro.miroc.co.jp/headline/mbox-studio-pro-tools-studio/
NEWS
2024/05/10
360VME出張測定開始&価格改定のお知らせ
360VME、出張測定開始
ついに6月より、360VME出張測定サービスが開始されます!!
SONYがイマーシブ制作を行われるクリエイター全てのためにその技術を展開しているSONY 360 Virtual Mixing Environment(360VME)。Rock oNのイマーシブ拠点MILスタジオにてそのサウンドをお持ち帰りいただくべくサービスを展開していましたが、ついに第2フェーズへとSONY 360 VMEサービスは突入します。
ご体験を頂いた方には、非常に高評価を頂いているSONY 360 VMEサービスです。MILスタジオと言うRock oNの誇るイマーシブスタジオのサウンド環境をヘッドフォンに閉じ込めてお持ち帰りいただくという、まさに夢のようなサービス。しかし、すでにイマーシブスタジオをお持ちの方からは自身のスタジオの環境を持ち歩きたいという声を多くいただいていました。
その声に答えるべくSONYと協議を進め、6月より出張測定のサービス開始となります!
料金体系変更のお知らせ
あわせて、SONY 360 VMEのStart Up Price期間も終了し、料金体系も変更となります。
① 360VME プロファイル料金
1プロファイル/1年 ¥40,000(税別)
1プロファイル/6ヶ月 ¥25,000(税別)
※プロファイルデータは 期間限定のサブスクリプションモデルとなります
② 360VME プロファイル測定料金
MILスタジオでの測定 1測定/¥40,000(税別)
出張測定サービス ¥80,000(税別)
※出張測定サービスは、3プロファイル以上でのお申し込みをお願いします。
①プロファイルサブスクリプション + ②測定料金 = 360VME測定サービス合計金額となります。
Sample Case #1 〜MILでの測定〜MILスタジオで、SONY 360 Reality AudioとDolby Atmosフォーマットのプロファイルを測定。
1年間のサブスクリプション・プロファイルを購入。
2プロファイル/1年 ¥40,000 ✗ 2 = ¥80,000(税別)
MILスタジオでの測定(2プロファイル) ¥40,000 ✗ 2 = ¥80,000(税別)
合計 ¥160,000(税別)
Sample Case #2 〜出張測定〜出張測定で、4名分のプロファイルを測定。1年間のサブスクリプション・プロファイルを購入
4プロファイル/1年 ¥40,000 ✗ 4 = ¥160,000(税別)
出張測定サービス(1プロファイル)¥80,000 ✗ 1 = ¥80,000(税別)
合計 ¥240,000(税別)
上記新価格は、6月よりの適用となります。
5月中のお申し込みに関しては、これまでの料金体系でのお受付とさせていただきます。
◎360VMEプロファイル更新料金に関して
測定を伴わないプロファイル期間更新の料金の設定を行う予定です。こちら、SONY様との協議が完了し次第、告知の方を行わせていただきます。
測定は引き続きこちらのフォームからお申し込みいただけます↓
360VME測定 お申し込み
ご不明な点などございましたら、ROCK ON PROまでお問い合わせください。
360 Virtual Mixing Environment詳細ページはこちら↓
https://www.minet.jp/brand/sony-360-vme/sony-360-vitual-mixing-environment/
MIL studioについてはこちら↓
https://www.minet.jp/contents/info/mil-studio/
NEWS
2024/05/02
5/10(金)社内研修に伴う全社短縮営業のお知らせ
お客様各位
平素はご高配を賜り、誠にありがとうございます。
勝手ながらではございますが、下記日程を社内研修のため臨時短縮営業とさせていただきます。
お客様、ならびにお取引先各社様にはご不便をおかけしてしいまい大変申し訳ございません。
なお、当日14:00以降のお問い合わせにつきましては、翌営業日となる5/13(月)以降、順次ご対応を進めてまいります。
●ROCK ON PRO / 臨時短縮営業のお知らせ
・2024年5月10日(金)
臨時短縮営業時間:10:00〜14:00
また、同日は弊社店舗、ECサイトにつきましても12:00 ~ 14:00の短縮営業となりますのであらかじめご了承ください。
以上、何卒ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。