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2025/12/29

TOHOスタジオ株式会社 様 / シネマサウンドの最進化形、東宝スタジオ ダビングステージ1

「七人の侍」「ゴジラ」シリーズなど、日本映画史に残る数々の作品を生み出してきた東宝スタジオ。同社のダビングステージ1が、待望のDolby Atmosへの対応を果たした。Dolby Atmos対応スタジオとしては国内最大、そして国内初のAMS NeveとPro Tools | S6のハイブリッド・コンソールなど、シネマサウンドを作り出すシステムの最進化形とも言えるその構成を紐解いていこう。 国内最大のDolby Atmosダビングステージ 1932年に現在の世田谷区砧に誕生した東宝スタジオ。今回、Dolby Atmos化を果たした「ダビングステージ1」(以下、DB1)は、2003年から8年の歳月を費やして進められた「東宝スタジオ改造計画」の中核施設として2010年9月に完成した、フルデジタル対応の「ポストプロダクションセンター1」の中にある。このDB1は、ワーナー・ブラザーズのダビングステージを手がけたSalter社によって音響設計がおこなわれており、モデルとなったワーナー・ブラザーズのスタジオ9、10に基づいた設計が実現されているという。 今回のDB1更新では、サラウンドチャンネルとしては天井2列と両サイドが9本ずつ、リアが6本の合計42本、サラウンド用サブウーファー4本という構成が採用されている(スクリーンバックLCR、LFEは既存)。文字にしてしまうと淡白に感じるかもしれないが、これだけの本数を要する環境にはそうそうお目に掛かれるものではない。合計42本という数のスピーカーが必要になるくらいDB1の容積が大きいということである。 躯体間で天井高10.5m、内装仕上げ後のスクリーン最上部までが7.2m、ミキサー席から天井までが3m超という大きさは、Dolby Atmos対応の制作スタジオとしては日本最大となり(容積だけで考えると同社「ダビングステージ2」が国内最大)、長きにわたってビッグタイトルを生み出してきたダビングステージとしての堂々たる風格を感じさせる。映画作品における音響制作の最終段階として使用されることを考えると、何よりも部屋自体が実際に上映されるシアターと同等のサイズを持っているということは代えがたい強みであると言えるだろう。 特に、天井高を十分に確保することが困難な日本国内の建築においては、ドルビーのレギュレーションに記される角度でスピーカーを設置した場合に、ミキサー席とハイト・スピーカーの距離を十分に取ることが難しくなってしまう。無論、部屋自体が小さければハイト・チャンネルに限らず、すべてのスピーカーがミキサーから近く、反射も劇場とはかなり異ったものになっているわけだ。こうした場合、スピーカーに対してディレイやEQなどの電気的な補正を加えることになるのだが、やはり、部屋自体の容積を十分に取ることができているダビングステージの方が自然な音響環境を実現できるていることに間違いはない。 このようにもともと非常に高品質な音響を備えていたDB1、そのDolby Atmos対応に伴う内装工事においては、スピーカーレイアウトの大幅な更新を行なったうえで、従来の音響特性を保持することが至上命題となった。その実現のために、ドルビー社・ワーナーブラザーズスタジオとの緊密な連携と、内装工事を担当した日本音響エンジニアリングの力は不可欠だったと言えるだろう。B-Chainの大幅な規模拡大や照明のLED化といったアップデートを施しながらも、従来の音質を保持するため、Salter社が設計した側壁や天井の傾斜などの内装は従来通りの仕様が再現されている。完成したスタジオのクオリティについて、30年以上東宝スタジオでエンジニアを務める竹島氏は「細かな部分のブラッシュアップも含め、予想以上のクオリティに大変満足している」と言う。 Avid x Neve ハイブリッド・コンソール それではシステム構成に目を向けていこう。まず、ダビングステージで大きな存在感を放っているのが、Avid Pro Tools | S6とAMS Neve DFC GeMiNiのハイブリッド・コンソールだ。このハイブリッド構成はハリウッドなどでは多くの事例があるが、国内ではこれが初めての採用となる。メインとなるのはPro Tools | S6だが、これは2022年に同社ダビングステージ2(以下、DB2)に導入されたのと同じ、デュアルヘッド、72フェーダーの構成となっており、Pro Tools | S6モジュールに並んで、DB1に従来から設置されていたDFC GeMiNiのマスター部分と16フェーダー分のモジュールが設置されている。デュアルヘッド、72フェーダー構成のS6は同社DB2、松竹映像センター、角川大映スタジオ ダビングステージに次いで4例目となり、ダビングステージにおけるPro Tools | S6のスタンダードな構成として定着しつつあると言えるのではないだろうか。 現代の音響制作においてPro Toolsを抜きにした制作が考えられない以上、やはりPro Toolsとの親和性が高いS6の利便性は非常に高いようだ。仕込み方にもよるが、現状S6ではプレイアウトPro Toolsからのステム出力を触ることが多いとのこと。その上で、個別トラックの調整が必要な場合はS6のスピル・フェーダー機能を使用するといった、柔軟な運用が魅力のようだ。また、DB2へのS6導入の際にも言及されていたことだが、オートメーションのデータがPro Toolsセッションとともに保存できることもワークフローの柔軟性を高めている。 一方でハイブリッド・コンソールという案は、こうしたPro Toolsのアドバンテージをブーストしつつも、従来のシネマサウンド、古き良きAMS Neveのサウンドもチョイスできるという選択肢を残すという意図があったようだ。ミキサーとして使用するというよりは、従来のNeveサウンドを得るためのアウトボードのような使用を想定しているとのこと。この十数年で、コンテンツは映像・音声ともにハイ・レゾリューション、ハイ・ダイナミクスレンジという方向性が急速に進展しながらも、特に音楽分野ではアナログレコードやカセットテープの持つ”味”が見直されるといった現象も起こっている。 Neveを通した時の唯一無二のあのサウンドは、やはり、ほかのシステムからは得難いものであると同時に、長きにわたってひとびとのイメージに染み込んだ「シネマサウンド」なのである。今回のハイブリッド・コンソールという構成には、そうした伝統的なサウンドを保存するという意味合いもあるのではないだろうか。 このハイブリッド・コンソールは既設DFC GeMiNiのフレームにS6モジュールを換装する形で設置されており、他のスタジオのS6とはまた違った存在感を放っている。これは、ハリウッドをはじめとしたシネマスタジオ向けにさまざまなスタジオ家具のソリューションを提供している、イギリスのHaddock Technical Furniture(旧 Flozen Fish Audio→Soundz Fishy)製のアタッチメントを使用することで、S6のバケットがDFC GeMiNiのフレームに収められている。Avid純正のシャーシの場合はバケット同士を直接連結することになるが、DB1の構成ではS6モジュール2列分をバケットごと取り出せるため、意外にもその部分を便利に感じているという。 伝統的な運用から最新のワークフローまで 今回のDB1の更新では、B-Chainに関連した部分以外のシステムは2022年に更新されたDB2のシステムを踏襲する形となった。これは、DB2におけるDFC2からS6への更新を中心としたA-Chainのシステム移行が大きな成功を収めたことに加え、運用面・音質面においてDB1とDB2で大きな違いが生じることを避けるという意図もあったという。DB1がDolby Atmos対応を果たしたからといって、5.1 / 7.1サラウンドの制作がなくなるわけではなく、そうした作品においてはDB1とDB2を行き来しながらの制作という状況も考え得る。その時に運用はもとより音質に大きな違いが出てしまっては、クライアントを混乱させてしまうことになるだろう。制作スタジオとして、どちらのダビングステージで完成させたミックスであっても、東宝スタジオで制作したことの安心感と安定したクオリティを提供するということだ。 DFC GeMiNiのようなデジタルミキサーからS6へコンソールをコンバートする場合、大きく分けてふたつの方針がある。ひとつは、Pro Toolsシステムとしての統合性をフル活用し、再生用のPro Toolsから直接レコーダー / ダバーPro Toolsに音声を入力するというもので、S6をPro Toolsのコントローラーと割り切り、ミックスはPro Tools内部でおこなう。もうひとつが、S6を従来同様の”ミキサー”として考え、再生用Pro Toolsと録音用Pro Toolsの間にミキシングエンジンとしてのPro Toolsを導入するという方針だ。東宝スタジオはDB1・DB2ともこの考え方でシステムを構築している。 一見、複雑にも見えるこのような構成を取ることのメリットは、やはり従来のシネマ・ワークフローを踏襲することができるという点だ。もちろん、Pro Toolsに慣れ親しんだ方であればミキサー用Pro Toolsをバイパスすることもできるし、ダイアログと音楽はダイレクトに、効果はミキサーを通して、などというハイブリッドなケースにも対応できる。さらに極端な例を挙げれば、再生用Pro Tools内部でオフラインバウンスしたステムを録音用Pro Toolsにペーストするようなワークフローも可能ということになる。先に更新されたDB2の運用を通して、この構成がどのような要望にも応えられる柔軟性を持ったシステムに仕上がっていることは実際の作業でも実証されているのだ。 再生用Pro Toolsはセリフ用(ダイアログ:D)、音楽用(ミュージック:M)、効果音用(エフェクト:E1/E2)の4台となり、すべてHDX2という仕様だ。先述のミキサー用Pro Toolsは大量のステムを受ける必要があるため、D+M Pro Tools用とE1+E2用にそれぞれHDX3構成のものが2台用意されている。そして、HDX2仕様の録音用(Dubber)Pro Toolsの合計7台のPro Toolsが稼働していることになる。 7台のPro ToolsシステムのI/Oには、すべてAvid Pro Tools | MTRX IIが導入されている。Pro Toolsは基本的にMADIで音声を後段へ出力しており、Dubber MTRXからのMADI出力は2台のRME M-32 DA Proでアナログ信号となりB-Chainへと送られる。メインの信号経路となるMADIは1系統ずつパッチ盤から取り出すこともでき、さらに、すべてのMTRX IIにはMADIに加えてAES/EBUモジュールが追加されておりこちらもパッチ盤に上がっている。個別の作品に応じて信号経路を変更したり、持ち込み機材を追加したりといった柔軟な運用が可能な構成になっている。 音楽用MTRX IIだけは32ch分のDAカードが追加されている。これは、音楽素材が96kHzで持ち込まれた場合を想定しての構成だ。96kHzの音声信号はMADIで伝送するとチャンネル数が半減してしまう上、どこかで映画マスターの48kHzに変換する必要がある。この場合に、MTRX IIでいったんDAした信号を M-32 DA Pro に入れ、そこで再度48kHzのMADI に変換してミキサー用 Pro Tools に信号を渡すという形になっている。96kHz→48kHzのコンバートをDD変換で済ませるのではなく、いったんアナログという連続数に戻してから信頼性の高いコンバータを使用して再度AD変換するという手順を踏むことで、デジタル領域での”縁切り”と音質の両立を意図した設計だ。 DanteとMADIを使い分ける 再生用Pro Toolsからパワーアンプの手前までのメインの音声信号経路はMADIが採用されているが、RMUやTrinnov PRC-2といったプロセッサーとの接続はDanteが活用されている。I/OがすべてMTRX IIなのであればPro Toolsシステム内部もDante接続で統一することも可能なはずだが、なぜDB1ではMADIをメインに採用しているのだろうか。もちろん、運用面・音質面でのDB2との連続性が考慮されているのは言うまでもないが、実はDB1でDanteが採用されている箇所は、一度設定したあと普段は触る必要のない系統に限定されている。それに対して、作品ごとに柔軟な経路変更が必要とされる可能性の高いPro Toolsシステム内はMADI接続、と用途に応じて明確に信号フォーマットが分けられているのである。 もし、信号経路をDanteで統一してしまうと、DB1のあらゆる信号をDante Controllerアプリケーションで管理しなければならなくなり、運用上のミスや混乱を招きかねない。複雑な経路変更が生じる可能性のある箇所を物理的なパッチでおこなうことにより、より迅速で正確な運用を可能にしているのである。とはいえ、Danteを活用したことでワイヤリングは想定していたよりもずっとスッキリと収まったという。今後、複雑なルーティングを物理的にコントロールできるソリューションのようなものが登場すれば、LANケーブル1本で128ch入出力できるという事実はより大きな恩恵を与えてくれるだろう。 東宝スタジオの個性でもあるElectro Voice Dubber Pro ToolsからMADIで出力された信号はM-32 DA Proでアナログに変換され、B-Chainへと渡される。アンプはすべてCrownで統一されており、スクリーンバックがIT 5000HD、サラウンドがIT4x3500HD。すべて、Audio Architect対応のモデルとなっている。スピーカーはすべてElectro Voice。シネマ用スピーカーといえばJBLがスタンダードだが、東宝スタジオでは30年以上前からスピーカーにはElectro Voiceを採用している。何もしなくとも自然にXカーブを描くようなJBLと比べてきらびやかな音色が特徴で、そのサウンドは同スタジオの個性の一部となっている。スクリーンバックにはEV Variplex II EX+EV TL880Dという組み合わせが3組設置されており、サラウンドはEVF-1152D/99が42本(ハイト2列x9本、両サイド9本ずつ、リア6本)、側壁にはサラウンドサブウーファー4本が埋め込まれている。このサブウーファーはユニットのみをElectro Voiceから取り寄せ、キャビネットは楽器音響によるカスタム製作だ。 改修前のサラウンドチャンネルは両サイド4本+リア4本の計12本だったことを考えると、かなり大規模なスピーカーレイアウトの変更となった。実は、今回導入されたEVF-1152D/99は改修前に設置されていた機種と比べて、ユニットの大きさこそ変わらないが、キャビネットが大幅にサイズダウンしている。もちろん、Dolby社の意見を聞きながら設計している以上、理論的には問題はないはずなのだが、サウンドの量感の部分で物足りなさを感じるのではないかということは、DB1が完成するまでは気になっていたそうだが、結果的には杞憂だったということで従来通りの重厚な質感が得られているという。 Dolby Atmos対応ダビングステージとしては、国内ではこれまで、東映デジタルセンター、グロービジョン、角川大映スタジオが存在していたが、DB1がこのタイミングでDolby Atmos対応に踏み切ったのは、近年、『ゴジラ-1.0』や『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』等、複数の作品がDolby Atmosで制作・公開されはじめたことが大きかったようだ。「Dolby Atmosを一度触るとそれまでの5.1や7.1には戻れない、と言う音響監督さんは多いです」と、TOHOスタジオ下總氏が言うように、Dolby Atmosというフォーマットの可能性が国内にも浸透してきたことの証とも言えるだろう。「ゴジラ」のような巨大生物が登場する特撮や、「鬼滅の刃」のようなアクションものは(無限城はその構造上、特に)、高さ方向への音響表現が最大限に生きる作品だったと言える。TOHOスタジオ竹島氏は「まさに、ゴジラがアトモスを連れてきてくれた」と話す。 それに加えて、東宝グループの新たな配給レーベル「TOHO NEXT」が扱うコンテンツの中に音楽作品の劇場上映が含まれていることも大きいだろう。ご存知の通り、国内では映画作品に先駆けて音楽制作の分野でDolby Atmosが浸透してきた。DB1も実際に、ライブコンサートのドキュメンタリー的な作品で使用される機会は非常に多いということだ。ライブコンサートのドキュメンタリー、という言い方をあえてしたが、近年のライブコンサート映像というのはドキュメンタリーとしての側面よりも音楽体験に力を入れる傾向が強い、それが意味するのは以前よりも音響クオリティ面が重視されるようになってきているということだ。そう考えれば、音楽映像作品の制作においてDB1が人気となるのも頷ける。単純に機器更新のタイミングに合わせて新しいフォーマットに対応する、ということではなく、グループ全体としての大きな戦略の一部としてのDolby Atmos対応ということで、今後、同社から数多くのDolby Atmos作品が生み出されることに期待できそうだ。 📷今回取材対応にご協力をいただいたTOHOスタジオの皆様。   *ProceedMagazine2025-2026号より転載
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2025/12/22

ROCK ON PRO 年末年始休業期間のご案内

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。 大変恐縮ではございますが、下記期間を年末年始の休業期間とさせていただきます。 お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。 ◎ROCK ON PRO 渋谷・梅田事業所 年末年始休業期間 2025年12月30日(火)〜2026年1月4日(日) なお、新年は1月5日(月)からの営業となります。 新年もより一層のお引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。
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2025/12/19

Avid.comでのDolby製品販売終了のお知らせ

Avidから、Avid.com ウェブストアでこれまで扱っていたDolbyソフトウェア製品の販売を終了したとのアナウンスがございました。 該当するのは以下2製品となります。 Dolby Atmos Renderer Dolby Atmos Album Assembler 以降は、Dolby公式WEBストアからの購入となります。 ※購入にはDolbyアカウントでのログイン、購入時にiLok IDの入力が必要となります。 なお、これまでAvid.comからDolby製品を購入したお客様は、引き続きDolby Customerサイトから製品アップデートを受け取ることができますのでご安心ください。 Dolby Atmos Rendererの導入や、Dolby Atmos制作環境のご相談はROCK ON PROまでお気軽にどうぞ。  
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2025/12/17

Pro Tools 2025.12リリース!Audio Vivid 制作に対応

Pro Tools、今年最後のアップデートとなる2025.12がリリースされました。有効なサブスクリプションまたは現在アップグレード・プラン加入中の永続ライセンスをお持ちのすべてのPro Toolsユーザー、および、すべてのPro Tools Introユーザーがご利用いただけます。 Rock oN Line eStoreで購入>> 主な新機能 Audio Vivid イマーシブ・ミキシング対応 UHDを推進する業界団体、UWAが制定したイマーシブフォーマットであるAudio Vividの制作に対応。2025.10より搭載されたRendererパネルから、Dolby Atmos Rendererや360RA Rendererと同じくAudio Vivid Rendererを選択可能になり、専用のパンナー、レンダラーによってレンダリング、エクスポートが可能となる。パンニング情報はDolby Atmos、360RAと共有でき、フォーマットの垣根を超えたイマーシブ制作が可能だ。 ◎UWA / Audio Vividとは  UWA(UHD World Association)とは、UHD(Ultra High Definition)コンテンツの製造、伝送、制作、応用、サービスに携わる主要企業・機関で結集されたグローバルな非営利組織。2022年に発足され、TCL、SAMSUNG、LG Display、HUAWEIなど主に中国、韓国の企業によって構成される。そんなUWAがUHD Ecosystemとして打ち出しているのが、ダイナミックメタデータ付きHDR映像規格「HDR Vivid」、世界初のAIベース3Dオーディオ規格「Audio Vivid」である。  Audio Vividは、Next-Generation Audio(NGA)規格として、制作からエンドユーザーの再生まで全てのプロセスをカバーするフォーマットとして制定された。チャンネルベース/ベッド+オブジェクトベース/アンビソニックス(現在3次まで)の全てに対応しているのは、後発フォーマットならではといえよう。世界初のAIベースフォーマットを掲げており、不要なデータ量を削減するためにAIベースの量子化、エントロピー符号化技術が採用されているのも特徴だ。展開としては、参画メーカーからAudio & HDR Vivid対応チップ・製品が発売されているほか、HUAWEI MUSICでの対応、国際的にはITU-R BS.2493-1への追加などが発表されている。 SoundFlow: Bounce Factory Lite無償提供 2025.10より統合されたマクロ管理ツールSoundFlowより、ミックスのバウンスを自動化する機能”Bounce Factory 2”のLite版が追加となった。Bounce Factory 2はProToolsと連携し、複数のステムバウンスを一括で実行できるアプリケーション。バウンス設定の保存も可能である。 Inner Circle 無償特典の追加 Pro Toolsサブスクリプション、または、永続版の年間保守が有効期間中のユーザーに無償で提供される特典であるInner Circleに、4つのプラグインが追加された。 Safari Pedals Time Machine ワンボタンで各年代の音色に変化するフィルタリングプラグイン Audio Brewers ab Decoder HOA Express 最大7次のAmbisonicsデコーダー(Pro Tools Studio/Ultimateのみ) Axart Labs AutoBeat Lite AIを使用したMIDIビートジェネレーター Wave Alchemy Triaz Player + Expansions ドラムサンプルプレイヤー+拡張サンプルパック 新たな ARA プラグイン対応 VoiceWunder 超低遅延変換、74言語対応の音声合成プラグイン VOIS ボーカルと楽器音を変換する音声変換ツール Vovious 自然な処理のボーカルピッチ修正プラグイン そのほか細かな課題修正など、詳細はAvidリリースノートをご確認ください 業界標準でありながら、常に新しいワークフローを提案し続けるAvid Pro Tools。Pro Toolsシステムのアップデート、新規スタジオ構築のご相談をはじめ、オーディオ制作に関わるご相談はお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください! Rock oN Line eStoreで購入>>
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2025/12/16

CEDAR Audio製品価格改定&新製品 Apex Adaptive Limiter リリース

独自のノイズ除去技術で知られるCEDAR Audioの製品について、国内代理店を務めるアコースティックフィールドより年明けから価格改定のアナウンスが届きました。 ノイズリダクション「DNSシリーズ」や不要な音を選んで消す「Retouch」など、世界中の映画・放送・音楽制作などの現場で導入されているCEDAR Audio製品をお求めの方はお早めにどうぞ。 ■価格改定:2026年1月1日(木)受注分より ◆ CEDAR ハードウェア DNS 2 ¥638,000(税込)→ ¥682,000(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> DNS 4 ¥715,000(税込)→ ¥759,000(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> DNS 8 D ¥1,408,000(税込)→ ¥1,496,000(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> ◆ CEDAR ソフトウェア Retouch ¥66,000(税込)→ ¥72,600(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> VoicEX 2 ¥55,000(税込)→ ¥60,500(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> その他製品も一同値上げとなります。Rock oN Line eStoreをご確認いただくか、 もしくはROCK ON PROへお見積もりをご依頼ください。 新製品 Apex Adaptive Limiter リリース! また、今月新製品となるプラグイン、Apex Adaptive Limiterがリリースされました。 こちらはAdaptive Limiter 2の上位プラグインに位置し、CEDAR独自のアルゴリズムSpectral Limitingがさらに強化。特に低域において高解像の処理を実現し、明瞭度や透明感を維持したままスムーズで歪のないリミッティング​​​​​​​​を実現します。 14日間のフリートライアルライセンスを含め、詳細はメーカーページをご確認ください。 またこれによりAdaptive Limiter 2は半額近くの値下げとなりました! こちらは年明けの値上げ対象外ですので、合わせてご確認ください。 ※2025年4月1日以降にAdaptive Limiter 2をご購入いただいたお客様は、無償でApex Adaptive Limiterへアップグレードが可能です。 Apex Adaptive Limiter ¥48,400(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> Apex Adaptive Limiter ¥24,200(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> 2025年10月よりiLokアクティベーションに変更となっているCEDAR Audio。原音復元技術の専門メーカーとして唯一無二の透明感をぜひ。お求めやお見積もりのご相談はROCK ON PROまでお問い合わせください。
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2025/12/03

Proceed Magazine 2025-2026 販売開始! 特集:Hybrid

掛け合わせて生まれるモノって、なんだかワクワクがありませんか?人でありテクノロジーであり、組み合わせによって可能性は無限大に拡がります。TOHOスタジオの新たなダビングステージ、イマーシブライブの遠隔ミックスと配信という組み合わせ、汎用のIT技術をファイルサーバーへ取り入れたストレージ・アセット管理の最先端など、今回のProceedMagazineではこれをハイブリッドという視点にまとめて、制作現場で起きている事例を見ていきます。そしてROCK ON PRO導入事例では日活調布撮影所 MAにフォーカス、恵まれた天井高を生かした理想のスピーカーセッティングに迫ります。いま音響の最先端で起きているアクションを捉えて、今号も情報満載でお届けです! Proceed Magazine 2025-2026 特集:Hybrid Hybrid 世の中ではHybridがもてはやされて久しいです。近年のテクノロジーで振り返ると、その端緒はトヨタプリウスの登場あたりでしょうか、電気とエンジンのハイブリッドで新しいモータリゼーションの世界が大きく広がりました。もちろん、身近なところで考えると、卵かけご飯だってハイブリッド、小倉トースト(!?)だってハイブリッド。定番の掛け合わせから禁断の掛け合わせまで、Hybrid=掛け合わせが生み出す結果、チカラは意外性をもはらむワクワク感が伴います。今回のProceedMagazineでは、私たちの目の前に現れたワクワクを生み出す「Hybrid」なアレとコレに着目して、その実際を追いかけていきます、さぁ、ご一緒に! Proceed Magazine 2025-2026 全128ページ 定価:500円(本体価格455円) 発行:株式会社メディア・インテグレーション   ◎SAMPLE (画像クリックで拡大表示) ◎Contents ★People of Sound / tamanaramen ★特集:Hybrid シネマサウンドの最進化系 / TOHOスタジオ株式会社 ダビングステージ 1 3拠点を結んだリモートプロダクションが拓く、イマーシブライブ配信の可能性。 ファイルサーバーと汎用IT技術の融合 / 独 ELEMENTS社ーファイルベースワークフローの中心に もはやハイブリッドDAWというスタイル / 3rd Party 連携で進化を見せる Pro Tools ★Sound Trip IBC 2025 弾丸レポート! ★Product Inside Focal Professional Utopia 112/212 beyerdynamics ★ROCK ON PRO Technology Ozone 12 / Alexey Lukin & Johannes Imort Interview ★10000字超対談! 古賀さんと、倉橋さんと、東京をオーバーライドの巻 ★Build Up Your Studio パーソナル・スタジオ設計の音響学 その32 1/1 の世界で音響設計! 特別編 音響設計実践道場 吸音材を探せ! 1/10残響室を作ろう その2 ★Power of Music SERUM 2 / ROTH BART BARON UADプラグインが引き継ぐビンテージ機材の真価 ★BrandNew SSL / Yamaha / Roland / WAVES / Sony Victor Studio / United Studio Technologies IK Multimedia / Black Lion / Amphion ★FUN FUN FUN SCFEDイベのイケイケゴーゴー探報記〜! Yamaha Sound Crossing Shibuya ライブミュージックの神髄   ◎Proceed Magazineバックナンバーも好評販売中! Proceed Magazine 2025 Proceed Magazine 2024-2025 Proceed Magazine 2024 Proceed Magazine 2023-2024 Proceed Magazine 2023 Proceed Magazine 2022-2023 Proceed Magazine 2022 Proceed Magazine 2021-2022 Proceed Magazine 2021 Proceed Magazine 2020-2021 Proceed Magazine 2020 Proceed Magazine 2019-2020 Proceed Magazineへの広告掲載依頼や、内容に関するお問い合わせ、ご意見・ご感想などございましたら、下記コンタクトフォームよりご送信ください。
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2025/11/13

InterBEE 2025 出展情報 〜未来を担うMusic/Postソリューション〜

ROCK ON PROは弊社メディア・インテグレーション輸入事業部と共に今年も国内最大級の放送機器展『InterBEE 2025』に出展いたします。 さらに今年は、新たに取扱を始めた注目のエンタープライズサーバーELEMENTSも映像ホールにて単独出展! ◎Inter BEE 2025出展情報・会期: <幕張メッセ会場> 2025年11月19日(水)〜21日(金)10:00~17:30 (最終日は17時まで) ・場所:幕張メッセ ・弊社展示ブース ホール2 2610 & 2611:ROCK ON PRO & Media Integration セミナーブース 2612:Waves 2609:iZotope ホール8 8217:ELEMENTS ・入場料:無料(全来場者登録入場制) ※来場者登録はこちらから Inter BEE 公式WEBサイトはこちら>> Media Integrationブランドブース詳細はコチラ ROCK ON PRO 展示ブース情報 ◎ELEMENTS - ホール8 コマ番号8217 ROCK ON PROは今年から取扱を始めた、ワークフローに革命をもたらすMAM/トランスコーダーなど多彩な機能を統合したELEMENTS社のサーバーを展示します。すべての機能をご紹介するのはもちろん、AIサービスと統合された環境での自動文字起こし、顔認識機能。クラウドストレージとの連携機能など、オンプレサーバーにとどまらないAI、クラウドとのコラボレーションのハンズオンデモをご覧いただけます。 ポストプロダクションのワークフローに革命を起こすELEMENTS社のサーバーソリューション。InterBEEご来場の際には、ぜひともお立ち寄りください!! InterBEE公式ELEMENTS出展情報>>> https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/exhibitor_info/detail/detail.html?id=1661 新しいAIコラボレーションの概要はこちら(英語)>>> https://elements.tv/news/elements-and-amplify-explore-promising-new-partnership/ ELEMENTS website>>> https://elements.tv/ ELEMENTS日本語 website>>> https://elements-japan.jp/ ◎セミナーブース - ホール2 コマ番号8210/8211 1:Avid ProTools 2025.10 プレビュー 全日午前11:00より開始 先月リリースされたばかりのPro Tools 2025.10から最新機能をピックアップしてご紹介。 Sonyの 360 Reality Audioによる空間音楽ミキシングとデリバリー。さまざまなワークフローを自動化・効率化するための新たな統合型SoundFlowパネルを導入し、Speech-to-Text機能を強化して音声と歌詞の情報分析を効率化しています。Pro Tools 2025.10リリースでは、新しいインタラクティブなチュートリアルを追加し、新規ユーザーの迅速な習得を支援します。 講師:Daniel Lovell 氏 Avid Technology APAC オーディオプリセールス シニアマネージャー/グローバル・プリセールス オーディオポストから経歴をスタートし、現在ではAvidのオーディオ・アプリケーション・スペシャリストであり、テレビのミキシングとサウンドデザインの仕事にも携わっています。20年に渡るキャリアであるサウンド、音楽、テクノロジーは、生涯におけるパッションとなっています。 2-1:Waves LV1 Classic V16 & eMotion LV1 80-Channel Expansion 徹底解説 11月20日 15:00〜 11月21日 14:00〜 ゴリラズやエイミー・ワインハウスなど、数多くのアーティストのサウンド・エンジニアとして活躍中のFabrizio PiazziniによるeMotion LV1 Classicセミナー。 eMotion LV1の基本構造とアップデートされた内容の詳細を解説。さらにライブサウンドでおすすめのWavesプラグインをピックアップしてご紹介いたします。 すでにLV1 Classicをお持ちの方も、これから導入を検討されている方も必見のセミナーです。 講師:Fabrizio Piazzini 氏 メインストリームのテレビ番組(X-Factor、Got Talent、Jools Holland Show、Jimmy Fallon、Buenafuente)、大規模なフェスティバル(Coachella、Lollapalooza、Montreux Jazz)、クラブ(Omnia、Zouk Group)企業イベント(League of Legends決勝戦)、スタジオでの作業など、多岐にわたる現場でミキシングの経験を積んできた。 2-2:放送・配信の未来を変えるCloudMX:ワークフローと実践ガイド Waves CloudMXは、放送・ライブ配信・スポーツ中継など、あらゆる制作現場に革新的なワークフローをもたらすクラウドベースのオーディオミキサーです。本セミナーでは、CloudMXの基本的な概念から、実際の運用に役立つ設定方法、そしてハンズオンによる操作体験まで、段階的に分かりやすく解説します。 講師:メディア・インテグレーション 佐藤 3:iZotope Music & Post Production Suite Preview Music Day 11月19日 14:00〜 Ozone 12 Preview 11月19日 16:00〜 Music Product Preview Post Day 11月20日 12:00〜 Equinox Preview 11月20日 16:00〜 Post Product Preview Last Day 11月21日 12:00〜 Ozone 12 Preview 11月21日 16:00〜 スペシャリストに聞こう 出張版 iZotopeセミナーではMusic / Postの両面で2025年を代表する新製品をご紹介いたします。 iZotope Asiaチャンネルでもお馴染みのiZotope公認Music / Postプロダクトスペシャリストに加え、2Day12:00には株式会社ソナの染谷 和孝氏によるフラッグシップリバーブEquinox Previewも実施します。 最終日はYoutubeでもお馴染み『スペシャリストに聞こう』InterBEE出張版をお届けします。 講師:青木 征洋 氏 作編曲家、ギタリスト、エンジニア 代表作に「 Street Fighter V」「Bayonetta 3」「Final Fantasy XV Multiplayer:Comrades」等。 自身が主催しアーティストとしても参加するG5 Project、G.O.D.では世界中から若手の超凄腕ギタリストを集め、「G5 2013」はオリコンアルバムデイリーチャート8位にランクイン。 東京大学工学部卒でデジタルオーディオに精通した日本人唯一のiZotope Artistであり、Billboardの全世界チャート6位にランクインした 「The Real Folk Blues」のチャリティーカバーやMARVEL初のオンラインオーケストラコンサートではミキシングを務める。 講師:牧瀬 能彦 氏 音響効果/選曲/MAミキサー 1994年株式会社アックス(元サウンズアート)に入社し、音響効果としてのキャリアをスタートさせる。その後、テレビドラマをメインに多くの作品に携わる。代表作品にTBSドラマ「渡る世間は鬼ばかり」があり、400本以上の「渡る世間は鬼ばかり」を担当、その他多くの橋田壽賀子ドラマを「音」で支えている。現在はフリーランスとして活躍し、テレビドラマ以外にも情報番組やニュースなどの生放送業務や、イベント・舞台などの音響効果業務など活躍の場は多岐にわたる。 講師:染谷 和孝 氏 株式会社 ソナ 制作技術部 サウンドデザイナー/リレコーディングミキサー 1963年東京生まれ。東京工学院専門学校卒業後、(株)ビクター青山スタジオ、(株)IMAGICA、(株)イメージスタジオ109、ソニーPCL株式会社を経て、2007年に(株)ダイマジックの7.1ch対応スタジオ、2014年には(株)ビー・ブルーのDolby Atmos対応スタジオの設立に参加。2020年に株式会社ソナ制作技術部に所属を移し、サウンドデザイナー/リレコーディングミキサーとして活動中。2006年よりAES(オーディオ・エンジニアリング・ソサエティー)「Audio for Games部門」のバイスチェアーを務める。また、2019年9月よりAES日本支部 広報理事を担当。 4:SONY 360 Reality Audio&Virtual Mixing Enviromentによるイマーシブの未来 Pro Tools 2025.10にインテグレートされ、改めて注目を集めている360Reality Audio。そして、ヘッドフォン環境で高精度なイマーシブモニタリングを行うことのできる360Virtual Mixing Enviroment。そのすべてを語り尽くすことはできませんが、その魅力、実力をお伝えします!SONYが考えるこれからのオーディオ、その楽しみ方の提案、そのコンテンツの制作方法など、プロとして今知っておくべき情報満載!イマーシブというキーワードに興味のある方、必聴です! 講師:渡辺 忠敏 氏 ソニー株式会社 360 Reality Audioコンテンツ制作スペシャリスト AVアンプなどコンシューマーオーディオ製品の音質設計やSuper Audio CDコンテンツ制作フィールドサポートを経て、現在360 Reality Audioコンテンツ制作のフィールドサポートとして国内外の制作の技術的サポートを行っている。 セミナータイムテーブル ⭐︎出展協力:SONY 360 Virtual Mixing Enviroment 体験ブース - ホール4 コマ番号4517 ソニー株式会社が開発し、弊社が測定サービスを担当しているSONY 360 irtual Mixing Enviroment(360VME)の特別体験ブースがInterBEEに登場します。 一聴しないとわからないその再現性を是非ともご体験ください。体験は当日会場にてご予約いただけます ※場合によっては満席となりご体験いただけない場合もございます。あらかじめご了承ください。 コンファレンス出演情報 1日目である11/19(水)のINTER BEE FORUM 特別講演に弊社プロダクトスペシャリストの前田洋介が今年も出演いたします。イマーシブ・サウンドの広がりは止まるところを知らず、日々新たな作品や対応する製品が登場しています。本公演では、映画、舞台、SRと幅広い分野におけるイマーシブの最新動向について、各分野のゲストと共に語っていただきます。ぜひ来場者登録の上、2F 201会議室へとお越しください! 【タイトル】[INTER BEE FORUM 特別講演] 『イマーシブ・サウンドの現状と今後の動向Part Ⅰ≪ 映画・舞台・ライブステージ ≫』 【日時】 2025年11月19日(水) 14:15-15:45 【場所】 幕張メッセ国際会議場 2F 国際会議室 ※コンファレンスを聴講するには来場登録(無料)及びログインの後、聴講予約が必要です。 講師:前田 洋介(Media Integration シニア・テクノロジー・オフィサー / ROCK ON PRO プロダクト・スペシャリスト) レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かしプロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行う。 皆様とお会いできるのを楽しみにしております!ぜひ弊社ブースまでご来場ください。
Event
2025/11/12

【12/11(木)】ELEMENTS OSAKA PREMIERE 開催!

It’s not only file server, This is the “Future Storage”. まさに、”Future Storage”と呼ぶにふさわしいソリューションが日本上陸。 NLE、DAWでの作業が当たり前となったポストプロダクション作業。ELEMENTS製品は、Adobe Premiere / Blackmagic Design Davinci / Avid Media ComposerなどのNLE、DAWの動作条件を満たすFile Serverであることはもちろん、これらのNLEとの連携まで踏み込んだワークフローを提供します。そして、ワークフローの中心となるファイル・ストレージにMAMを中心とした様々な機能を加えているのがこのELEMENTS製品の大きな特長。従来は多数のメーカーによる製品を組み合わせて、その機能を実現する必要があったMAMを、ELEMENTS製品ではひとつに統合してトランスコード、ファイルシェア、コラボレーションを実現します。まさに”Future Storage”と呼ぶにふさわしい新しいソリューションが日本上陸です。 また、OSAKA PREMIEREでは、NAB NYにて新たに発表されたAmplify "SEIRI"AIとのコラボレーションもハンズオンでデモを実施の予定。文字起こし、顔認識など高度なメタデータの付与がELEMENTS MAM内で動作する様子をご確認いただく予定です! ELEMENTSをROCK ON PROが日本国内へご紹介します。 ELEMENTS OSAKA PREMIERE 12/11(木)開催。 ストレージであり、トランスコーダーであること。ELEMENTSを製品を捉えるこのキーワードの真実、その魅力と実力を体感していただけるプレミアデーを開催します。外部AIとの連携、AWSクラウドとの連携、Premiere / Da Vinci / Media ComposerといったNLEとの連携、先進のMAM、コラボレーション機能をハンズオン。また、インターセプター田巻氏から現場目線で見たワークフローの劇的な改善方法をご紹介いたします。 ELEMENTS OSAKA PREMIERE 開催日時:2025年 12月11日(木) 16:00開場 16:30〜18:30 会場:Rock oN UMEDA店内 セミナースペース 大阪府大阪市北区芝田 1 丁目 4-14 芝田町ビル 6F 参加費:無料 参加方法:本記事に設置の申込フォームリンクボタンよりお申し込みください。 【contents】 ●ELEMENTS先進の機能やPremiere / Da vinci / Media ComposerとのNLE連携をハンズオン ●インターセプター田巻氏による、ELEMENTSによるワークフロー劇的改善TIPS Instructor 株式会社インターセプター 編集技師/カラリスト 田巻源太 氏 1982年新潟県出身。新潟大学中退。高校時代より映画製作に関わり始め、ラジオ・テレビディレクターを経て、映画編集・仕上げに携わる。また、Mac版DaVinciリリースに伴い、DaVinci Resolveを使用、現在は認定トレーナーとして後進育成のためのセミナーや日本でのユーザーズグループの管理運営や開発協力なども行う。 作品歴 青山真治監督「共喰い」「最上のプロポーズ」「贖罪の奏鳴曲」(編集・グレーディング) 冨永昌敬監督「コンナオトナノオンナノコ」「パンドラの匣」「乱暴と待機」「目を閉じてギラギラ」「ローリング」(編集・仕上担当) 武正春監督「百円の恋」(グレーディング) SABU監督「ハピネス」(編集) ダレン・リン・バウズマン製作総指揮「CROW'S BLOOD」(DIT,カラリスト) 他多数。 ROCK ON PRO シニア・テクノロジー・オフィサー 前田洋介 レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かしプロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行っている。
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2025/11/10

Sony Pictures Entertainment / 360VME、次のオーディオの100年を変えるブレイクスルー

映画の都、ハリウッド。100年以上に渡り映画の産業そのもの、そして数々の名作で彩られる歴史を集積してきたわけだが、そこからほど近いカルバー・シティに広大な敷地を誇るスタジオを構えているのがSony Pictures Entertainment (以下、SPE)だ。SPEのコンテンツ制作の中心ともなるこの地は、映画作品の世界観をひとつまとめた街のようであり、この中に往年の映画俳優の名を冠したダビングステージ「Cary Grant」「William Holden」「Kim Novak」「Anthony Quinn」ほか、多様な用途のサウンドスタジオが立ち並ぶ。そして、従来の映画音響制作をブレイクスルーさせる技術、「360 Virtual Mixing Environment」(以下、360VME)がサウンドエンジニアによってブラッシュアップされてきたのもこのスタジオである。今回はSPEのサウンド部門の一員として担当したスティーブ・ティックナー氏とアボ・マーディキアン氏に、開発から携わってきたという360VMEについてインプレッションを伺うことができた。 必要な時に、必要な場所にあってくれた Rock oN(以下、R):本日はお時間をいただきありがとうございます。数々の名作が生まれたこの場所に来られてとても光栄です。360VMEという技術が、SPEのオーディオ制作でどのように使われているのかをお伺いしていきます。 SPE(以下、S):基本的にはフィルム用・撮影スタジオの音声の編集に使用しています。そもそものスタートから振り返っていきますが、360VMEは2019年にSony(日本)の開発チームによるプロトタイプができあがりました。当時からスタジオに充実した最先端のスピーカーシステムがあったので、確かにこのテクノロジーはすごいけど、いまあえてヘッドホンで制作する必要ってあるのかな、とちょっと懐疑的でした。 2020年になるとCOVID-19が発生しました。突然、スタッフ全員が自宅から出ることができなくなり、自宅でもある程度環境を整えてポストプロダクション作業を行う必要が出てきました。ヘッドホンはあるだろうか?制作に必要なソフトはあるだろうか?まるでゴールドラッシュのように情報が行き交って、どんなアイデアでもいいから共有しようという状況でした。その中でプロトタイプではあったものの360VMEが活躍するようになります。 ちなみにですが、当初プロトタイプの360VMEにはレベルメーターがありませんでした。もちろん自宅での作業にもアウトプットののクオリティは変わらずに求められますので、オーディオのパフォーマンスを確認する手段は必要です。いまわれわれがいるこのダビングステージでは背後から聴こえてくる音をきちんと音響として耳で判断できますが、それでも、ただサウンドを聴くだけではなく立体的にそれが奥にあるのか、横にあるのか、それとも天井にあるのかメーターでも確認します。まして、実際のスピーカーがない自宅での作業においてはメーターが果たす役割の重要性はさらに増します。こうした経緯で日本の開発チームと協力しあって360VMEにレベルメーターが備えられることになったのです。 R:COVID-19のタイミングであっても制作を少しでも前進させようとしていたということですね。 S:ほかにも、センターのサウンドをどう改善するか、どんなヘッドホンが良いのか、そのドライバーの適切なサイズはどれくらいかなど、いろいろな話題が出てきましたが、とにかく重要だったのは、この360VMEというテクノロジーが必要な時に、必要な場所にあってくれたということです。私たちはみな自宅で仕事を進めなければなりませんでしたから。 そしてCOVID-19を経たいまの世の中で、360VMEは新たなワークフローを提供してくれるようになりました。リモートでのミックスチェックです。もはや、世界の反対側に監督やプロデューサーがいたとしても大丈夫です。PCを立ち上げて、VMEアプリを起動したら、360VMEがそのスタジオの音場を再現してくれます。そしてミックスをチェックしてレビューするといった一連の流れが世界中のどこにいてもできてしまいます。また、日本でも360VMEサービスが始まっていまですが、各々固有の360VMEデータをスタジオで測定しておけば、さらにそれぞれのスタジオごとのサウンドの再現クオリティは高まります。360VMEの音場再現性には驚かされましたよ、本当に素晴らしい大きなステップでした。 そのヘッドホンに突然魔法がかかる R:360VMEはSPEのスタジオをリファレンスに実証実験が行われたんですよね。 S:そのとおりです。ただし、SPEには17ものダビングステージがあるんです。大きさも全部違いますし、どの部屋も異なった個性をそれぞれ持っています。私は35年間このスタジオで働いていて、これらの部屋の設計にも携わってきましたし、もちろん数多くのエンジニアたちと制作をともにしてきました。現実の世界で多くの選択肢があるように、それぞれの部屋にキャラクターがあって、特徴があるんです。それをそれぞれに再現することが360VMEに求められてくるのですが、例えばこのダビングステージを360VMEで再現した時はルームアコースティックがとても近くて、ぜひ持ち帰りたい!音響が本当によくシミュレートされていている!と驚きました。 R:なるほど、それでは開発陣に対してクオリティを高めるアイデアや意見交換というものはどのように行われたのでしょうか。 S:Sonyの日本の開発エンジニアたちとはまるで昔からの友達のような良いコミュニケーションが取れました。生産的で前向きなアイデアが次々と生まれ、バージョンを重ねるごとにEQのブラッシュアップや、RT-60(60dB減衰するまでの残響時間)のエンベロープやリリース・タイム、ディケイ・タイムを操作するデリバーブの機能など、たくさんのフィードバックが実現されてきたんですが、その中でも先ほど触れた測定に基いたルームアコースティックのシミュレーションはとても重要なポイントとなりました。スピーカーで囲まれている各々のスタジオで測定を行って、部屋が持つインパルス応答と個人が持つ耳のインパルス応答から空間を360VMEがシミュレートするわけですが、その360VMEプロファイルをかけた途端、いまは小さな空間にいるはずなのに、測定した時の大きな空間の音がするという驚きの体験が起きるんです。本当にニューヨークや東京にいても同じように感じることができますよ。やがては、もっと手軽なコンシューマー向けの製品でも実現されると個人的には嬉しいです。いま行っている測定というのもスイープ音を30秒ほど聴くだけですから、未来のオーディオショップに行くとスキャンができて、360VMEのヘッドホンかイヤホンかを耳にかけると、そのヘッドホンに突然魔法がかかってしまうという…作品の作り手側もそんな世界を期待してしまいます。 R:それは楽しいですよね!では、SPEでは何名くらいがご自身のプロファイルをお持ちなのでしょうか。 S:サウンドエンジニアはほぼ全員じゃないでしょうか。編集スタッフやクリエイティブチームもいるのですが、サウンドエンジニアは全員プロファイルをつくりましたよ。すべての部屋で測定を行ったので、それはもう何度も何度も行いました(笑)。ただ、このスタジオ以外の施設でもあればいいなという環境はまだまだあるんですよね、。。50フィート(約15m)のスクリーンを誰の家にでも置けるわけではありませんが、オーディオの世界では360VMEがその空間を実によく、実に見事に表現してくれる。これは画期的なことです。このようにフレキシブルな対応が360VMEで行えるようになることは、私たちのポストプロダクションの助けになって環境の柔軟性を与えてくれる。これはプロフェッショナルなレベルでは本当に重要なことなんです。空間再現を行うツールは360VME以外にもあり、それらも試すことがあるのですが、平均値で再現を行うのではなく何にも代えられない個人の耳、内耳の状況まで測定することは再現の精度を大きく分けることになります。 ブレイクスルーがすべてを変えていく 📷MDR-MV1と360VME アプリ。立体音響スタジオの音場をヘッドホンで高精度に再現する360 Virtual Mixing Environment(360VME)は、スタジオで測定を行いプロファイルを作成、360VMEアプリを介してヘッドホンでその環境を再現し、どこへでも持ち運べる。 Sony 360VME ホームページ R:なるほど、スタジオの数だけ何度も測定されたわけですが、その人のコンディションや体調でプロファイルの結果は変わるものなのでしょうか。 S:測定マイクのフィッティングが正しければ、ほとんどの人の耳は一定の状況にあってある程度安定しています。どちらかというと変化しているのは部屋の状況かもしれません。スタジオやダビングステージ、映画館などは常にシステムをメンテナンスしています。特定のスピーカーやEQのバランスが悪ければ、B-Chainも正しくありませんから、スキャンしているその空間がスペック通りに正しくあることが大切です。また、これらのスタジオは定期的にアップグレードもしています。例えば、このダビングステージは5年前まで2wayのスピーカーで構成されたシステムでしたが、いまでは4wayスピーカーに変更しています。 R:確かに測定される環境との同期も重要ですね。 S:オーディオの世界に新たなブレイクスルーが起きるたびにすべてが変わります。ハリウッドでオーディオ最高峰の映画館はアカデミー賞の授賞式が行われるDolby Theatreですが、常に最良の結果を求めてアップグレードされています。ここでスピーカーが4wayになれば、それにならって4wayスピーカーを採用する流れが始まるというような、アメリカ国内の映画館にとってリファレンスとなるような存在です。ここで採用されたテクノロジーは各劇場で用いられ、それがやがて家庭へと広がっていきます。 立体音響もその一例で、誰もが手軽に立体音響を再現できる家庭用のスピーカーシステムを待ち望んでいる状況です。ところが、そのスピーカーシステムもアパートでは盛大に鳴らすことはできませんよね。ただ、そのアパートに住む人でもヘッドホンでサウンドを聴くのは問題ありません。ここにプロフェッショナルがいるスタジオで開発された真の体験を提供することができれば、コンシューマーの分野でも人々を感動で満たすことができるかもしれません。映画の音響は見ている側が自然に聴こえているようであっても、そのサウンドはひとつひとつ丁寧に創られています。その場の環境を超えて、自分がどこにいるのかを忘れさせるような体験、そう、私たちの仕事は体験を創りだそうとしているんです。360VMEはそんな仕事のための素晴らしいツールです。 R:ありがとうございます。作品にかける情熱が非常によく伝わりました。最後になりますが、今度は日本にもぜひお越しください! S:そうですね!実は2回ほどチャンスがあったんですが、制作の途中で1週間おやすみとはいかなくって(笑)。 R:本日はありがとうございました! ハリウッドの現場でもエポックメイキングな出来事となっていた360VME。COVID-19の影響で図らずももその有用性が実証されてきたわけだが、インタビューではこの360VMEが映画音響や制作といったプロフェッショナルのみならず、その先のコンシューマーレベルへどのような形で採り入れられていくのかまで深く考察されていたのが印象的であった。ハリウッドが紡いできた100年以上の歴史、そしてこの360VMEがその新たなブレイクスルーとなる資格を十分に有していること。この先100年の始まりを実感せずにはいられない訪問となった。   *ProceedMagazine2025号より転載
Sales
2025/11/04

【12/31まで】Avid Holiday Promotion開始!

Pro Tools全Tierをはじめ、Media Composer、Sibeliusの新規年間サブスクリプションが最大40%OFFで手に入る年末プロモーションがスタートしました。ブラックフライデー、サイバーマンデー、ニューイヤーイヴ、全部まとめて年末まで継続するお得なプロモーションです! Avid Holiday Promotion 期間:2025年11月4日〜2025年12月31日 対象:Avidクリエイティブツール 年間サブスクリプション新規ライセンス Pro Tools Ultimate 年間サブスクリプション新規 通常価格:¥92,290(税込) プロモ価格:55,374(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> Pro Tools Studio年間サブスクリプション新規 通常価格:¥46,090(税込) プロモ価格:30,742(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> Pro Tools Artist 年間サブスクリプション新規 通常価格:¥15,290(税込) プロモ価格:12,232(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> Media Composer Ultimate 1-Year Subscription NEW 通常価格:¥83,270(税込) プロモ価格:55,791(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> Sibelius Ultimate サブスクリプション (1年) 通常価格:¥30,690(税込) プロモ価格:20,562(税込) Rock oN Line eStoreで購入>> Pro ToolsをはじめとしたAvidクリエイティブツールの更新をご検討中のユーザーはもとより、芸術の秋に、はたまた年末年始に、新たにクリエイティブな活動をはじめようとお考えの方にはまたとないチャンス! アプリケーションだけでなくシステム構築をご検討の方は、ぜひROCK ON PROまでご相談ください! https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-2025-10/ https://pro.miroc.co.jp/headline/pro-tools-2025-10-support/

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