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前田 洋介

前田 洋介

[ROCK ON PRO Product Specialist]レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かしプロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行っている。

Pro Toolsユーザー必見!! Video Slave 4 Pro のTIPS !!


Ver 2019.12でのMac OS 10.15 Catalina対応と同時に、Pro Toolsユーザーに激震が走ったのは記憶に新しいところです。なんと行ってもMOV,MP4,M4V,DVビデオファイルの非サポートは、映像音声を取り扱うユーザーにとってはクリティカルな問題。

そこで、Avidからは3rd Partyの製品と組み合わせたワーク・アラウンドが推奨情報として出されました。その中の一つが、Pro Toolsのバックグラウンドで動作するNon-Leathal Application社のVideo Slave 4 Pro。これまでも、Pro Toolsで取り扱えないVideo Fileの取り扱いや、MXFファイルでの作業時のワーク・アラウンドなどをご紹介させていただき、多くのお客様に導入いただいている製品です。

Video Slave 4 Pro導入のメリット

  • Pro Toolsで取り扱えないVideo Fileの同期再生
  • GPU処理を活用した低負荷な再生環境
  • Time Codeのオーバーレイ機能
  •  
    他にもいろいろな機能がありますが、代表的な機能は上記の3つ。Video Slaveには、Pro Toolsで問題となったVideo EngineのOS互換性問題はなく、OS 10.15 Catalina上でもこれまで通り問題なく動作します。Pro Tools 2020.3ではDNxHD(MOV),ProRes(MOV)などに対応してきていますが、まだ完全に以前と同等となってはいません。

    また、File Base Workflowを考えた際に生じるTCキャラの問題などを解消するVideo Slaveは、未だにワークアラウンドとしてアドバンテージを持ちます。

    今回は、Video Slave 4 Proを使用するにあたり、便利ないくつかのTIPSをご紹介いたします。

    オリジナルタイムスタンプ位置への貼り付け

    Video Slave 4 Proのタイムラインに対してVideo Fileを張り込む際に、”Option”を押しながらドラッグ&ドロップすることで、Video Fileの持つオリジナルタイムスタンプ情報の位置へと張り込むことが可能です。

    一つボタンを押すだけでその後の手間を大幅にへらすことが可能です。

    タイムラインのデフォルト値の設定

    普段利用するVideo Fileのスタートタイムが決まっているというケースは多いと思います。事前にタイムラインのスタートタイムの既定値を設定しておくことで、Video Fileに合わせて毎回設定をやり直す手間を省くことが可能です。

    ここでは、同時にタイムラインの尺の既定値を設定することが可能です。

    オーバーレイするタイムコードの表示設定

    Video Slave 4 Proでは、オーバーレイするタイムコードのフォント、サイズ、カラー、表示位置、バックグラウンド(枕)のカラーの設定が可能です。

    ここの設定でおすすめなのが、バックグラウンド・カラーの半透明化。こうすることで、裏に表示されているものを確認しつつ、視認性の良いタイムコードをオーバーレイすることが可能です。

    キュー出しにも便利なオーバーレイ

    Time Code、マーカー(キャプション)、ストリーマーを使用した例。ストリーマーの柱は横方向と縦方向から選択出来る。

    Video SlaveはTCだけでなく、マーカー、パンチ、ストリーマーなど、様々なオーバーレイを表示させることが可能です。マーカーをキャプション用に使用してセリフを画面上に表示する効果音のタイミングを取るためにストリーマーを表示させる、といった収録向けの使い方も便利です。

    上部メニューバー”Event”から好みのものを選択するか、”M” “P” “S”のキーを押すと、プレイヘッド位置にオーバーレイを作成できます。

    便利なショートカット

    Command + L:SyncのON/OFF

    Command + T:TimeCodeオーバーレイの表示/非表示

    T:タイムラインのズームイン

    R:タイムラインのズームアウト

    Command + Shift + F:フルスクリーンモードのON/OFF

    Command + Shift + M:ミニプレイヤーモードのON/OFF

    Command + E:Exportウィンドウの表示

    タイムライン上のVideo Clipをダブルクリック:メディア・プロパティーの表示

    ◀︎または▶︎:プレイヘッドのナッジ

    < または >:編集点(カット点)のナッジ


    これらのTIPSを使いこなし、便利にVideo Slaveを使いこなしてください!Video Fileを取り扱うすべてのユーザーにおすすめのソリューションです。

    本国メーカーwebから14日間のデモが可能(こちらから>>)です。
    ぜひともお試しください!!

    *記事中に掲載されている情報は2020年05月08日時点のものです。