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ROCK ON PRO
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音楽の喜びを分かち合うためのノウハウを提案!! Rock oN REAL SOUND Project始動!!
Rock oN REAL SOUND Projectのミッションは、サウンドと音楽の本質であるリアルなサウンド環境の構築を、プロフェッショナル視点で目指すことです。私たちは、最終的に生み出されるサウンドがなめらかに感情との共感をもたらすものでなくてはならないと考えます。テクノロジーの進化だけをやみくもに優先するのではなく、リアルサウンドと音楽のリアル体験を追求する事が私たちのミッションです。
◎音楽は一度きりのもの!?
「When you hear music, after it’s over, it’s gone in the air. You can never capture it again. – 音楽は、終わってしまえば宙に消え去り、二度と取り戻すことはできない。」夭逝した天才マルチリード奏者エリック・ドルフィーの最後の録音に収録された、彼自身による言葉です。しかし、すべてのアーティストがその感動をより多くのひとびとと分かち合うことを望んでいるでしょう。音楽が生まれる瞬間に立ち会うという体験を記録することの重要性と、優れた録音は常に凡庸な生演奏よりもはるかにリアリティを持っていることを私たちは知っています。
◎レコードが伝えてきたもの
Blue Note Recordsの創始者であり、プロデューサーだったアルフレッド・ライオンがエンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーとともに作り上げた伝説的な「ブルーノート・サウンド」は、執拗なまでにプロセスされた音でした。「リアル」ということばを文字通りに取れば、彼の作り上げたサウンドは現実からかけ離れた、リアルと呼ぶには程遠いものでした。にもかかわらず、その音は同時代のどのレーベルよりも、はるかに生々しくジャズの熱気を再現することに成功していたのです。ドイツ移民のライオンが、アメリカで初めてモダンジャズに接したときの衝撃…彼が残したかったのは、単なる音ではなく、アルフレッド・ライオンという個人の身に起きた体験そのものだったのだと思います。当時の録音技術の限界の中でそれをリスナーに届けるために、あれほどの加工を施していたのではないでしょうか。
1966年以降のビートルズの作品に至っては、レコーディング技術を駆使した、ライブでの再現が不可能なものばかりでした。スティービー・ワンダーや山下達郎はオーバーダブを利用して複数のパートを自分で演奏したりもしていました。こうして制作された音楽は、確かに現実には存在しないサウンドです。しかし、それこそが彼らの頭の中で鳴っていた音楽、彼らがリスナーに伝えたいと願ったサウンドなのです。だからこそ、実在するかしないかとは無関係に、私たちの心を揺さぶるリアルサウンドなのです。
◎Got to be REAL !!
Rock oN REAL SOUND Projectはリアルなノウハウと実際の機材を含めて、様々な面からREAL SOUNDを追求します。機材単体のスペック主義に陥ることなく、何よりもリアルな音楽の体験を追求する事。歴史的名機から最先端のテクノロジーまで、その性能をフルに発揮するためのソリューションや、活躍中のプロフェッショナルへのインタビューなども交えながら、音楽制作の現場をリスナーとつなげるための、最高のツールとノウハウをご紹介いたします!