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Author
前田 洋介
[ROCK ON PRO Product Specialist]レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かしプロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行っている。
手持ちの音源から無限のバリエーションを生み出す!Le Sound AudioTexture〜Massive Pack Bundleプラグイン紹介
Waves MercuryやiZotope Music Production Suiteをラインナップし、驚異的なクオリティと効率的なワークフローを最大94万円というかつてないValueで提供する、ROCK ON PRO ORIGINAL MASSIVE PACK BUNDLE!このバンドルに含まれるプラグインをピックアップして、その魅力を全6回にわたりお伝えいたします!
数量限定のROCK ON PRO ORIGINAL MASSIVE PACK BUNDLE、詳細はこちらからご確認ください!!
第一回目は環境音・効果音をシンセサイズするという新しいアプローチのソフトシンセサイザーを多数ラインナップするLe Soundから、新しい手法でサウンドを生み出すプラグイン、Audio Textureを紹介します!
このAudio Textureは、手元にあるWAV fileをランダムに再生することで既存のバックグラウンドノイズを無限にループさせたり、非常に細かく切り刻むことで全く違ったサウンドを生み出したりと、様々なことが行える製品。再生速度の可変、ピッチシフト、クロスフェード具合の調整など、ランダムにループさせる音源はかなり細かい微調整が可能となっています。効果音だけではなく、音楽でもピークを検知してサウンドをスライスすることで意外性のあるフレーズを生み出したりと、様々な活用方法が考えられます。なかなか文字でお伝えするのが難しいプラグインですので、ぜひとも動画を確認してその魅力に触れていただければと思います。
製品全体のレビュー
再生範囲やスライスの単位をコントロールすることで、元の音源とは違ったテイストの波音のループを作成する様子がわかると思います。
雨音の無限ループ
手持ちの音源がシーンの長さに足りない!なんていう時には手軽にループが作成できるAudioTextureが活躍します。本製品はプラグインシンセサイザーなので、ビデオを再生しながらAudioTextureからのアウトをDAWにRecしてしまえばシーンの長さにぴったりの音源の出来上がりです。
音楽での活用例
独自エンジンでトランジェントを正確に検知するAudioTextureは音楽にも対応可能。コード進行が煩雑だとちょっとぎこちなくなりますが、ビートだけのトラックを使用すれば新たなブレイクビーツの手法になるかも!?
サウンドデザインから楽曲制作まで、アイデア次第で使い方も無限に広がるAudioTexture。AudioTextureのより詳細な情報はこちらから。Le Sound全ラインナップはこちらから、ぜひご確認ください!
今回紹介したAudioTextureも含まれるMassive Pack Bundleの詳細はこちらから!ご不明点はお気軽にお問い合わせください!!
*記事中に掲載されている情報は2020年11月30日時点のものです。