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嶋田 直登

[ROCK ON PRO Product Specialist Team / Assistant]2019年4月入社。IT/音響心理学/マルチメディアの基礎知識をベースにProduct Specialist Teamのサポート業務を行なっている。好きなものはリズムマシンとカレーライス。こう見えて実は、泣く子も黙る九州男児。

配信環境GRADE UP大作戦!~ 初級編 ~

新型コロナウイルス蔓延に伴う政府からの外出自粛要請により、自宅待機やテレワークを余儀なくされている方も多いかと思います。

こうした終わりの見えない状況の中、

  • オンラインでのプレゼンの仕事が急に入ってきた
  • 外でライブができないので自宅から生配信を行いたい

というような需要が急激に高まりを見せています。

インターネットやスマホ普及以前の時代には考えもしなかった解決策ですが、今やスマホやPCが1台あればこうした状況に対応できてしまう世の中です。

しかし・・・

いざ、手持ちの環境で始めてみたのは良いものの、録画したものを見返してみると、

  • 自分の声が背景の雑音にかき消されて聞き取りづらい
  • どこからともなく謎のノイズ聞こえてくる
  • 折角だからもっといい音で配信したい
  • プレゼンの画面をスムーズに切り替えたい

などと、お困りの方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたにぴったりの機材を、用途や予算に応じてご紹介して生きたいと思います。

題して、「配信環境GRADE UP大作戦!!」

今回はその初級編ということで、こうした機材の扱いに自信が無い方でも気軽に導入できる、コスパ抜群の機材をご提案させていただきたいと思います。

iPhoneのマイクをワンタッチでプロ仕様に!SHURE MV88A-A / MV88+


iPhoneで動画を撮影した時に「画質は良いけど、音質が今ひとつ」と感じているあなたにオススメしたいのがこちらのiPhone専用マイク、SHURE MV88A-Aです。

使い方はシンプルで、Lightningのプラグと一体化した高性能マイクをiPhoneに差し込むだけ。複雑な配線は全く必要ありません。

さらに、App Storeで公開されている無料アプリ “ShurePlus™ MOTIV™ Audio / Video” を使えば、歌声やスピーチなど、用途に合わせて音質の調整を行ってくれる優れもの。

ステレオ幅を調整できるので、アコースティックギターを録音する時の音の広がりを調整することもできます。

  • LightningでiOS端末と直接接続
  • 無料のiOSレコーディングアプリShurePlus™ MOTIV™
  • 5つの録音目的に合わせたDSPプリセットモード(スピーチ、歌声、フラット、アコースティック楽器、バンド)
  • マイクゲイン、ステレオ幅の調整、そして高品質の24-bit /48 kHzレコーディングが可能。

Rock oN Company WEBサイトでは、実際の使用例・レポートも紹介されています!
https://www.miroc.co.jp/antenna/shure-mv88-interview/

また、Android端末にも対応したMV88+ Video Kitも登場しています!

上記MV88A-Aとマイク自体は同じですが、こちらはLigtningではなく、付属のケーブルでiOSまたはAndroid端末に接続する方式となっています。

iOS端末の場合は、Apple USB3 カメラアダプタを使うことで、マイク使用中の充電が可能になりました。

同時に、録音中の音声をヘッドホンでモニタリングでき、実際にどのような音が録音されているのか、チェックすることができます。

さらに、撮影業界ではお馴染み、Manfrotto製のミニ三脚も付属し、スマホを置く場所にも困りません。

  • 業界最先端のManfrotto PIXIミニ三脚 、クランプ& シューマウント、USB Type-C & Lightningコネクタ用ケーブル付属
  • すべてのアクセサリーをスマートに収納できるネオプレン素材のロールアップ式ツールバッグ付属
  • リアルタイムでモニタリングが可能なヘッドホン出力ポート
  • 繊細なステレオ音声&5種類のDSPプリセットモード
ちょっとした演出で配信を盛り上げる! TASCAM MiNiSTUDIO CREATOR US-42W


こちらはインターネット配信専用のオーディオインターフェース です。

PCとUSBケーブルで接続し、音の録音/出力はもちろん、自分がしゃべっている声にエフェクトを掛けたり、BGMや効果音をワンタッチで鳴らしたりすることができます。

ダイナミックマイクまたはコンデンサーマイクが2本入力できるようになっていますが、もし、そのような本格的なマイクを持っていなくてもマイク入力付きのイヤホンがあればOK。

外部入力用のステレオミニジャックを搭載しているので、iPodやWALKMANなどの携帯音楽プレーヤーからBGMを再生することも可能です。

  • 最大24bit/96kHzフォーマットのハイレゾ録音に対応
  • パソコン接続時はバスパワー駆動に対応
  • 4極イヤホンマイクの接続に対応
  • DSPによるエフェクトを搭載(イコライザー、コンプレッサー、リバーブ)
  • パソコンへの送出を開始するON AIRキー

公式サイトでは、その使い方が非常に丁寧に解説されているので「音響機材のことが全然分からない!」という初心者の方でも安心です。
https://teachme.jp/33789/f/roomGqf4n9mo/?page=1&sortKey=title&sortOrder=asc

 
 

映像を切り替えながらの配信に!Blackmagic Design ATEM mini


最後にご紹介するのはコンパクトな環境で映像を切り替えながら配信したい、というあなたにぴったりのHDMIスイッチャーBlackmagic Design ATEM mini です。

4系統のHDMI入力をワンタッチで簡単に切り替え、1系統のHDMIもしくはUSBから出力することができます。このUSBから出力された信号は、PCからは”Webカメラからの映像”として認識されます。

つまり、使用するサービス毎の設定の「どのカメラを使うか」という項目からこの入力を選択できるので、シンプルで分かりやすい設計となっています。

そのため、YouTube、Facebook、TwitchやZoomなどのあらゆるプラットフォームに対応しており、ゲーム実況からオンライン授業・ミーティングなど幅広い用途に対応できます。

これほどの高機能ながら4万を切ってくる価格帯には驚きです。

  • 入力:HDMI 4 系統、アナログオーディオ入力2系統
  • 出力:HDMI 1系統、USB(Webcam出力対応)1系統
  • 対応フォーマット:1080p60まで
  • 全入力にスケーラーを内蔵
  • アップストリームキーヤー1系統、ダウンストリームキーヤー1系統、DVE 1系統

ROCK ON PRO 森によるハンズオンレビューでは、従来のシステムとの機能面・価格面でのメリットもレポートされております。こちらも是非、併せてご覧ください!
https://www.miroc.co.jp/rock-on/cutting-edge-2020_atem-mini/


対人でのコミュニケーションで外見に気を使うのと同じように、配信環境も高品質にするのがマナー!…とまでは流石に言えませんが、やはり、高品質な音・映像での配信は、話す側にも、視聴者側にも数多くのメリットがあると思います。

ROCK ON PROでは、個人向けからビジネス用途での配信機材に関する相談もお待ちしております。
是非、お気軽にお問い合わせください 。

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*記事中に掲載されている情報は2020年04月27日時点のものです。