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ROCK ON PRO
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いよいよ取り扱い開始!! DAW動画再生の最適解となるVideo Slave 3を詳細解説!!
映像と音の作業を行う全てのユーザーにとって一つのブレイクスルーとなるアプリケーション、それがこの『Video Slave 3』。DAW内部のVideo Trackだけでは実現できなかった様々な機能を実装しクリエイティビティーを加速、これまでMAの制作現場が抱えていた課題を解決する製品です。今回はROCK ON PRO 洋介がそのポイントを詳細解説します!!
NON-LETHAL APPLICATION
Video Slave 3 Pro
ROCK ON PRO価格:¥75,384 (本体価格:¥69,800)
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作業のたびに「このビデオファイル、開けるかな、、、」と不安になっていませんか?星の数ほどもあるビデオファイル。それらに柔軟に対応したプレーヤーがあったら、、そんな風に感じたことはありませんか?一般的に採用されているQuickTImeはすでにAppleの開発が終了しており、ご承知のようにWIndows版に至ってはすでに提供がストップしている状況、今後に不安を残しています。Video SlaveはフリーコードのFFmpegを採用しているため将来に渡っても不安はありません。そして、様々なリソースからのフィードバックを受けて、ほぼ全ての動画フォーマットに対応をしています。民生向けのイメージが強いかもしれませんが、Video Slave3はしっかりと業務向けのコーデックのサポートを加え、XDCAM 50M/100M / P2 Intra、MXF、DNxHD、ProResなどに対応しています。
近い将来訪れる4Kフォーマット。その対応準備も万全。すでにVideo Slaveは4Kのファイルに対応していますので、アウトプットできるハードウェアが準備できればそれだけで4Kプレビューが可能となります。BlackMagic Design、AJAという入手の容易なVideo Interfaceが利用できますので、最低限の投資で4K環境を整えることが可能となります。
Video Slaveは外部機器の出力するタイムコードを受けて同期走行を行うことが可能です。実際に受け取っているのはMTC=Midi Time Code。今ではほとんど使われていないかもしれませんが、LTCと同等の精度を持つタイムコード情報です。その精度はクオーターフレームとなり一般的な精度を確保していると考えて差し支えありません。ソフトウェア自体でリファレンス・クロックを受け取ることは出来ませんが、Video Interfaceにリファレンスを入力しておけば、出力タイミングはGenLockしていると言えますので、ソフトウェア側のゆらぎを抑制することが可能です。
また、同一PCでの内部同期の場合には、Video SlaveがVirtualの内部MIDIバスを準備しますのでややこしいセットアップは一切必要ありません。外部機器との同期であれば、物理的にMIDIケーブルで接続をする、もしくはMac OSの標準機能であるNetwork MIDIを利用してEthernet経由で接続をする。LTCしか出力できない機器が相手であれば、LTC-MTCの変換を準備すればOK。Rosendahl MIF4、MOTU micro expressなどをご準備いただくこととなります。
この機能を求めているユーザーは多いのではないでしょうか?ビデオファイルのタイムコードを読み取り、画面に表示する。単純な機能ではありますが、映像を扱う作業の際には必須とも言って良い重要な機能。Video Slaveは位置、サイズ、色、フォントなど自由に設定が可能。ユーザーの好み、再生する動画の種類に合わせて表示することが出来ます。もちろん表示/非表示の切替も可能です。DAWでココまで柔軟に表示のカスタマイズが出来るアプリケーションは無いでしょう。ココもVideo Slaveの大きな魅力の一つ。
ビデオファイルを扱う際に、よくあることが一部分を修正したなどの理由によるビデオファイルの差し替え。Video Slaveは複数のビデオファイルを一つのフォルダにまとめることが出来るので、必要なものをそのフォルダの中から選択することでバージョン違いのファイルを一元管理出来ます。もちろん。タイムコードの異なるファイルを複数読み込ませて順次再生することも出来ます。同一のタイムコードのビデオファイルもオフセットをかけたり、DAW側のタイムラインに合わせてタイムコードを書き換えたりと言ったことも自由に行うことが可能です。
Video Slaveはタイムコード情報をフレームレートと共に読み取ります。そして、外部から着信しているタイムコードのフレームレートも正確に認識することが可能です。Video Slaveはフレームレートの異なったタイムコードが着信しても同期走行を行うことはありません。これにより、フレームレートがずれたまま作業を進めてしまったりと行った事故を防ぐことが可能となっています。
画面上にCUEを打ったり、セリフを表示させたりという機能も持ちます。範囲を指定して表示の設定が可能なので、直感的に準備作業を進められます。センターに白丸を打つことも、バーでタイミングを知らせる、テキストを表示させる、カウントダウンを表示させるなど多彩なCUEを表示させることが可能です。
Video Slaveは、タイムコードや、CUEをオーバーレイしたファイルを書き出すことも可能。書き出せるコーデックはh.264,ProResのQuicktimeコンテナのファイル。非常に汎用性の高いファイルを書き出すことが可能です。ここでもFFmpegの恩恵が有り、書出し速度が高速なのも特徴。GPUによるアクセラレートが効いているために変換に時間のかかるh.264でも実時間前後の速度(もちろんCPUスペックに依存しますが)で書き出すことが可能です。ファイルに対して個別にIN点、OUT点を打つことが出来るので必要な範囲だけを書き出すことももちろん可能です。
既存のシステムに対して、導入の際に大きな追加投資が必要ないという点もVideo Slaveの素晴らしいポイント。MA作業に利用しているPro Toolsであれば、BlackmagicかAJAのVideoボードが殆どの場合には入っているのではないでしょうか。そのような環境であれば、Pro ToolsのVideo EngineをOFFにしてVideo Slaveをインストールするだけ、システムに対してハードウェア的な投資は必要ありません。
そして、すでに4K TVは10万円を下回り始めています。BlackmagicのVideo Interfaceであれば、2万円台の製品から4Kの出力に対応しています。HDMIで接続さえすれば4Kが見れますね。マシンルームと距離が離れていたとしても6G-SDIで接続することで回避できます。残るハードルはストレージ。大容量かつ高速なストレージを要求する4Kファイルですが、SSDを活用することでフォローできるはずです。ビデオストリームは1本なので帯域計算は簡単。例えばXAVC 4Kであれば330Mbps、1時間あたりのファイルサイズは148GB。ProRes 422 4Kは503Mbps、1時間あたり226GBです。Thunderbolt接続のSSD等、高速なストレージがあれば十分に実現できる範疇です。既存のシステムへの最低限の投資で4K対応を行うことができる、そのような魅力あるソリューション構築のキーデバイスとなるのが、このVideo Slaveです。
シンプルな機能をじっくりと熟成させることで、現場のユーザーが熱望する、様々なメリットを得ることの出来るVideo Slave 3Pro。大きな可能性を秘めた、素晴らしいソリューションです。本国webからは30分間、無制限で利用が可能なデモバージョンがダウンロード出来ます。30分経過すると自動的に終了してはしまいますが、もう一度起動すればもう一回30分のタイマーが動き出すという仕様。ご興味のある方は、その動作(特に皆さんが気になるレスポンス)を体感してみて下さい。あくまでもPro Toolsに対してのSlaveですので、音が先行して出力されます。これは、ちょっとしたことかもしれませんが、日々の作業では非常に大きな魅力と感じるのではないでしょうか?事実上無制限とも言えるデモバージョンでじっくりとお手元のワークフロー、システムとの検討が行えます。こういったユーザーファーストの姿勢がVideo Slaveの数々の美点を作り出した、と言えるのではないでしょうか。ご購入・ご相談はお問い合わせフォームよりROCK ON PROまでご連絡ください、お問い合わせお待ちしております!!
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NON-LETHAL APPLICATION
Video Slave 3 Pro
ROCK ON PRO価格:¥75,384 (本体価格:¥69,800)
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