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Avid S6導入連載レポート第3回!! 〜 Display Module



S6のモジュールの紹介も終わり、その全体像を掴んでいただいたところでModuleの中に込められたAVIDからの『Visual Feedback』を一番端的に表しているDisplay Mduleを掘り下げてみたいと思います。なんといってもリアルタイムに波形表示をおこなえるというBig Topicが世界中のユーザーに驚きを持って届けられているこのモジュール実際の動作はどのようなものなのか?それによって、どのようなメリットを得ることが出来るのか?じっくりと掘り下げてみたいと思います。
まずは、現時点で用意されている表示モードをご紹介します。

Large Meters

その名の通り、最大限のサイズを確保したメーター表示。もちろんサラウンド対応です。下段には、トラックネーム、インプット、アウトプットの各バスアサインが表示されます。

Large Waveforms

こちらは、上下一杯に波形表示を行っているモード。左には、メーター表示も合わせて行います。下段には、トラックネーム、インプット、アウトプットの各バスアサインが表示されます。

Meters and Waveformes

上下2分割でメーターと波形を表示するモード。情報をそれぞれ、別々に確認したい場合はこちら。

Meters and Function

Fuctionとは、Knob Moduleで選択されているEQ、DYN、PANをグラフ表示するモード。system 5では標準の表示として存在していた項目を継続し採用しています。

Waveformes and Function

WaveformとMeter、更には前述のFunctionの表示を行う現状表示できる全てを網羅したモード。

やはり表示方法の中で最大のTIPSはWaveforms。コントロールしているWaveformsが表示されるということはPro ToolsのEdit Windowを見ることなく、セッションのどのあたりを再生しているのか、次にどのフェーダーに入力があるのか、そういった情報がリアルタイムに提供されるのです。非常に直感的にVisual Feedbackとして情報をえることが出来ます。実際に作業をしていただかないとその利便性は実感いただけない部分かもしれませんが、店頭にも実機がございます。是非ともご覧いただきその高価を体感していただきたい部分です。

AVID S6はソフトウェアベースで動作しているため、今後のアップデートで、表示方法の種類が増えたり、表示方法がブラッシュアップされたり、フォントサイズが変更できるようになったりと様々なバージョンアップが期待できます。こういった、進化を続けるコンソールであることがこのS6の最大のメリットであり、美点であることは間違いないでしょう。
動画にて、Pro Toolsとの連動の様を御覧ください。このリアルタイムに更新されるというのがS6で初めて実現した部分。これまでも波形表示を行うことの出来るDAW一体のシステムは 有りましたが、波形をキャッシュして表示を行っていたために、手動で更新を行わないと情報がブラッシュアップされませんでした。このリアルタイム性を持つということは、極端なことを言えば、PC Displayがなくともほとんど同等の環境でMixing作業を行えるということになるでしょう。

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*記事中に掲載されている情報は2014年04月18日時点のものです。