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P.R.E~Professional Recommend Equipment~第5回 モダン&クラシック融合から始まるスタイルの革新

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ビッグニュースです!
現在、SSL XL Desk&API The Boxを渋谷店にて同時展示中。クリエイターのプライベートスペース向けに、ほぼ同時期に登場した2つのメジャーブランドからの純アナログコンソール。VPR互換のモジュールを備えていたり、DAWとの連携を前提とした内部のバス構成となっていたりと共通項目は有りますが、そのサウンドはもちろん、使い勝手もかなりの違いが有ります。あなたに向いているのはどちらでしょうか?

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API THE BOX

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¥3,144,960(税込)
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アナログの雄APIからもほぼ同様のコンセプトのコンソールTHE BOXが登場。こちらは非常に明快なコンセプト。1ブースのダビングを主体としたスタジオにジャストフィットするコンソール。マスターセクションの左はレコーディング用のストリップ、APIのMaiPreと定番550AがBuilt-Inされた2chとVPRスロットでEQ/COMPをVPRで好きなモジュールを選ぶことの出来る2チャンネルが用意されている。あくまでもそのサウンドの主役はAPIであり、そのスパイスとしてVPRのラインナップからセレクトが可能というコンセプトだ。内部は上位のコンソールと同様にAPIの代名詞とも言える2520ゲインブロックが採用されていることからも、そのサウンドに疑いはない。右側は、Summing Mixerセクション。4AUXと共に、16chの入力が確保されている。こちらはSSLと違い大型のVUが搭載されているのも、盛り上がるポイントではないでしょうか。まさにAPIのラージフォーマットコンソールから必要な部分だけを抜き出したプロダクトとなっている。


SSL XL-Desk

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XL-Desk(500slot enclosure)
価格:¥3,056,400(税込)


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XL-Desk(w/16chEQ)
価格:¥4,779,000(税込)

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まさにユーザー待望というべきSSL発の純アナログコンソール。今や伝説とも言える4000シリーズコンソールも、その後の9000シリーズもアナログコンソールでした。現行ではAWS、Dualityが有りますが、個人規模で導入するにはなかなか手の届かない価格。手頃な価格のアナログコンソールの登場は多くのユーザーが望んでいた姿。16mono+4Stereo Busというサイズ感もまさに”ちょうどいい”のではないでしょうか?内部のアナログ回路は9000シリーズと同様にSuper Analogueを採用。音質に悪影響の有るコンデンサーをシグナルパスから排除した高い純度を保つ。
その特徴は、アナロググルメなサウンドフリークに人気のVPRスロットを18本持つと言うこと。カラフルなサウンドキャラクターをもったマイクプリを並べて録音用の仕様にしてもいいし、EQ,COMPを揃えて、ミキシングコンソール仕様も可能。作業に合わせて、VPRモジュールを差し替えるのも楽しみとなることでしょう。もちろん標準で搭載される8chのVHD PreもフラッグシップDualityと同等のもの。倍音をコントロールすることでカラーリングを可能とするマイクプリだ。アナログで録り、アナログでミックスををする。DAW世代に向けてのSSLからの回答がこのコンソールと言える。

個性が溢れ出る2機種、比較しない手はありません!!

最大16chの同時収録が可能で頑張ればリズムも取れるSSL XL Deskと、同時収録は4chだが、非常にシンプルな構成のAPI THE BOX。どちらが魅力的に映るでしょうか?そのサウンドキャラクターは違えど、どちらを選んでも間違いのない製品であることに違いはありません。多彩な他チャンネル仕様、更には、Summing時にもVPRを活用できるXL-Desk。Summing時はAPIのコンソールと同等のバスを提供するTHE BOX。アナログコンソールの老舗がDAW世代に向けての魅力的な提案。機能は大きく異なりますが、両者とも魅力的な製品です。
今回The BoxとXL-Deskの両機種でそれぞれ同じ素材をサミング、比較試聴を決行!! しました。用意した素材はDrum(1-2ch),Bass(3-4ch),Gtr(5-6ch),Piano&Synth(7-8ch)のオリジナルソングとなっています。再生するPro Toolsより基準信号を出してフェーダーをキャリブレーションし卓OUTをTASCAM DA 3000に入力、DSD5.6MHzでレコーディングしました。アップロードした音源はDSDデータをKORG Audio Gateにより96kHz24bitのWAVに変換したものになります。もう1トラックは内部バウンスによる96kHz24bit WAVの2mixになります。
①内部バウンス音源

②API The Boxでのサミング

③SSL XL-Deskでのサミング

XL-Deskは低音の豊かさが印象的です。Bassの面積が大きく土台がしっかりしています。Bassに限らずその他の音の低音も豊かです。SNに注目して聴き比べると1番太く聞こえるのではないでしょうか。音が下で結びついているため混ざりがとても良いです。
The Box、XL-Deskでサミングしたものに共通して言えることは内部バウンスの音源より音像が広く音の輪郭が見えやすくなっていることです。さらに奥行きの表現力も増しているように感じ、そのことによって音の棲み分けがより可能となっており、音の輪郭の見えやすさに繋がっているのでしょう。
★ここに注意しながら聞いてみてください!★
・Bassの鳴り方の違い
・Cym,HHの響き方の違い
・SNの音の違い
・各楽器の混ざり合い方


今回両機種を使用して感じたこととしては両機種のコンセプトに若干の違いがあるということです。The Boxは『DAWを軸としつつ、アナログの良さを加える』というようなDAWがメインとなる環境へのAdd On的なコンソール。それに対しXL-Deskはもっと挑戦的で『アナログ領域でもっとミックスしよう!』という、よりミキシングコンソールとしての使い勝手の良さがあるように感じました。店頭にお越しいただいて、実際に触ってみて、自分に合った使い方を考えてみていただきた魅力ある2機種!! 皆様のご来店をお待ちしております、阪田、清水までお声がけください!!

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*記事中に掲載されている情報は2015年05月28日時点のものです。