Shimens(Telefunken)V72Sのアップグレード版。REDD.51コンソールに採用 1931年に設立され、クリフ・リチャードやザ・ビートルズの功績によりロックンロールがロックとして昇華したともいわれ、今もロンドンのアビーロードにあるスタジオ「EMI Recording Studios」(1970年にザ・ビートルズのアルバム”Abbey Road”の発表後、Abbey Road Studiosに改名)のために開発されで1968年まで使用された「EMI REDD.51真空管コンソール」。
REDD.37にはSiemens(Telefunken)のV72Sをアンプモジュールに採用していましたが、1964年のREDD.51コンソールには、「REDD.47アンプモジュール」が採用されていました。1963年のWith The Beatles ~ White Albumまでの全てのThe Beatlesシングル・アルバム作品や1960年代の全てのCliff Richardのアルバム、ピンクフロイドのThe Piper at the Gates of Dawnのレコーディングにも採用されたと言われ、V72Sよりもビッグでパンチのあるサウンドで、より立体的であると評価されていたそうです。
1986年の最終生産以来、28年振りに再生産 U 47 fet is back!
1986年惜しまれつつも生産完了次第、今年28年振りに再生産されたU 47 fet。製造番号もその最終番号から継続となります。現代のデジタルイキップメントの進化により、機材のキャラクターを忠実にキャプチャーできるようになり、U 47 fetの温かみときらびやかさは、より色濃く表現できるようになりました。
47 fet は、カーディオイド指向特性で–6/–10 dB パッドとローカット フィルターを組み合わせることができます。ボーカルは勿論、アコースティック楽器、トランジスタ化されたことにより大音量のアンプの前に直接配置できるように、非常に高い音圧レベルの処理を可能となっているU47fetは独特なキャラクターを放つことでしょう。
NEUMANN
U47 FET
¥469,800
★オリジナルU47,U48をリイシューしたTELEFUNKEN U47,U48もお取り扱いできます
M7 カプセル、Telefunken VF14K 真空管を使用し、トランスもオリジナルを完全に再現したTelefunkenのU47,U48もお取り扱いできます。
George Martin のお気に入りマイクロフォンとしてBeatlesのレコーディングで多用されたといわれる、当時のレコーディングエンジニアのファースト・チョイスでもあったマイクロフォンを是非所有してみませんか?本製品は受注生産品となっております。価格、納期はお気軽にROCK ON PRO、阪田、清水までお問い合わせください。
「EMI Recording Studios」におけるTGコンソールの採用
その後「EMI Recording Studios」2stにおいて1968年の12月に初めてソリッド・ステート型のコンソールであるTGコンソールを設置します。
優れた24トラック/8バス・ミキサーはソリッド・ステート・デザインとして始めてABBEY ROADスタジオに導入されたミキサーとなりました。その後1970年代にはTGコンソール(Mk I~Mark IV)が活躍しました。1983年にSSLコンソールが設置されるまでTGコンソールは現役で活躍。1969年に(4月20日 – 8月18日録音との説)ビートルズがAbbey Roadをレコーディングする1年前のことです。
その後
1970: All Things Must Pass – George Harrison
1970: John Lennon/Plastic Ono Band – John Lennon
1978: Some Girls – The Rolling Stones
数々のブリティッシュ・サウンドの名盤に刻まれた愛すべき、温かいアナログの質感はTGコンソールにしか成し得なかった永遠のサウンドともいえます
各チャンネル毎にLIMITER/COMPRESSORが搭載され、全てのインプット/アウトプットはトランス・バランス、ステップゲインによる高音質、優れた機能と音質はEMI/ABBEY ROADの作品の音質を大きく向上させましたが、EMIによる完全限定生産であった為、台数が少なくまさに希少価値の幻の銘器となりました。