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ROCK ON PRO
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華麗なるサウンド!Millennia HV-3R Remote Mic Pre発売開始!
トランスレス・ソリッドステート回路のスピーディな立ち上がりと、独特の粘りのある華麗なサウンドが魅力的なMillennia HVシリーズに、digidesign PRE互換およびEthernetによるAE-Logicゲイン・コントロール機能を追加した、8chマイクプリHV-3Rがラインナップに追加!ついに発売開始され、好評展示中です!
その魅力とは・・・
Millennia HV-3R ¥689,000
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
こだわりの設計、妥協のない手作業
2006年10月に行われたサンフランシスコAESでも最終型に近いプロトタイプが展示されていたHV-3Rですが、その後の音質向上の修正、最終チェックを経て、2007年12月に出荷が開始されました。当時、現地Factoryを訪れた際も、まさに最終的な開発段階を迎えていた頃でしたが、音質に影響がでるという理由で、かたくなにPhase Reverseを搭載しないメーカーらしく、デジタル制御のアナログ・リモートという新しいAE-Logicテクノロジーが音質に影響を与えないように、細心の注意が払われています。
2006 AES取材時にMillenniaをROCK ON PROスタッフ梓澤が訪問
発売開始の期待が膨らむ中、ワイナリーの点在する抜群の環境に位置するMillennia本社ファクトリーを訪れました。Millennia社のPresidentであるMr.Jhonは、自身もギター演奏/楽曲制作を手がけるクリエイターであり、Pyramixをメインシステムとして録音/ミックスを行うエンジニアでもある両面性を持ち合わせており、本物の楽器の音を知り尽くしているからこそ、その魅力を余す事なく伝える努力を怠りません。本社の葡萄畑脇にある、小さな工場では、アットホームな中にもある種の緊張感が漂い、最高の製品をフル・ハンドメイドで作り上げている自負さえ感じられます。
別棟で開発の行われていたHV-3Rも、ため息の出るようなHV-3シリーズの音質はそのままに、そのゲイン回路に、ゴールド・コンタクト・リレーが奢られ、内部配線にはMogami Negiex OFCを使用する等、こだわりの設計と、完全なクオリティ・コントロールが行われています。
digidesign PRE互換MIDI Remote & AE-Logic Ethernetコントロール(Mac or PC)
ICONシステムやPro Tools HDからのリモート・コントロールが可能なHV-3Rは、ライブ・ルームに設置したまま、ラインケーブルで引き回しが出来るため、その音質を損なう事を最小限に押さえる事が可能です。
また、Millenniaによって開発されたAE-Logicコントロール機能は、Ethernetによってネットワークを組んだ99台までのHV-3Rを(792 ch!)MacもしくはPC上から自在なコントロールが可能になっています。このAE-Logicコントロール画面からは、高精細なメーター、無制限のグループ作成の他、シーンメモリー、電圧、温度管理まで行えます。もちろんゲインコントロールも自在に行う事ができ、HV-3シリーズとしては初となるPhaseスイッチも搭載されています。
決して破綻しない濃密なサウンド
オプションでチャンネルあたり3系統のアウトプットを追加するHROE Output Expansionを搭載できるリアパネルには、マイクインプット/ラインアウトプットが整然と並んでいますが、特徴的なのはやはりMIDI IN/OUT/THRU、Ethernet端子でしょう。
それぞれがMillenniaにとっては新しいチャレンジであると言えますが、特筆すべきは、やはりそのサウンドにあります。
PADのないトランスレス・ディスクリート回路は23dbのヘッドルームを確保しており、その数値が間違いではない事は、ゲインを上げていっても決して破綻しないサウンドに現れています。
ナチュラルでいながらスピード感のある立ち上がりと、粘りのある中域を兼ね備えており、密度の濃いサウンドをダイレクトにレコーダーへ送る事が可能です。
クラシックのワンポイント・ステレオ等での使用が名高いMillenniaですが、近年、生産が追いつかないほどのバックオーダーを抱えており、そのサウンドがクラシック等に限らない幅広い支持を得ている事が証明されていると言えるでしょう。
近日中に、詳細なレポートを掲載予定!お楽しみに!