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ROCK ON PRO

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事例:株式会社 豊島電機 Syncwire様

東京の銀座に先頃オープンした「SYNCWIRE」は、本社が自動車電装品の修理/製造を行っている、全くの異業種から新たに事業展開をはじめた、完全に新規のポスト・プロダクション・スタジオです。Pro Toolsシステムを中心とした従来のスタイルから逸脱し、新たなワークフローを打ち出すべく、Merging Technologies Pyramix + Smart AV Tangoを核にしたシステム構築を行い、完全新規のスタジオらしい個性的で野心に溢れたコンパクトな仕上がりになっています。
システムのコアに据えられたPyramix + VCube
スタジオ内の斬新な色使いをはじめとするデザインを手がけた、美大出身の本社の代表と、エンジニアの若林氏が出会った事によって立ち上げられた「SYNCWIRE」は、Pyramix + VCubeをメインのDAWとしてセレクトしています。
もちろん、汎用性の高いPro Tools HDも候補の一つとして検討されていましたが、全くの新規スタジオとして業界に参入するにあたり、Pro Tools HDがないというハンディよりも、Pyramixがあるという新規ならではの個性を打ち出して行こうと決断されました。
使い易いインターフェイスと、カスタマイズ自在の豊富なファンクションはもちろん、CPUとDSPを効率よく使用出来るPyramixのMassCoreテクノロジーに感銘を受けた若林氏は、さらに、ポストプロで不可欠になるビデオとの同期についても、Pyramixと同一のPCで完璧に同期して動作するビデオ・プレイヤー/レコーダーのVCubeに注目。従来のポストプロ・スタジオとは違うコンパクトなシステム構築の核となったのです。
Pyramix MassCore Softwareがインストールされたホスト・コンピューターは、Intel Xeon 5500をCPUとしたカスタマイズ・ロングシャーシモデルとなっており、PyramixのエンジンであるMykerinos PCIeが1枚、24ch AES/EBUのオーディオボードが1枚、同じPCにインストールされるVCube Software用のビデオ・キャプチャー・カードとして、AJAが1枚インストールされています。
さらにPCのシャーシ内には、RAID 1 + 0で構成された2TBのハードディスクがワークドライブとして組み込まれており、AD/DAコンバーターとして用意された、APOGEE ROSETTA 800のアナログ・アウトを直接メイン・モニターであるADAM S3X-Hに接続。Pyramix Softwareのモニター・コントロール機能を使い、シンプルでコンパクトなシステムを実現しています。
サラウンド・モニタリングにも対応するべく、YAMAHA MSP5 Studio/SW10 Studioも導入されましたが、メイン・モニターとしてお勧めさせていただいたS3X-Hについては、弊社デモスタジオにて試聴していただき、「音の分離感が良いので、とても作業がやり易い」と即決していただきました。
コントロール・サーフィスTangoによるシステムの一体化
さらにメインデスクには、タッチスクリーンによる独特な操作感が魅力のSmart AV Tangoが据えられています。
「部屋の真ん中に大きなミキシング・コンソールが置いてあるスタジオにはだけはしたくない」とおっしゃる若林氏でしたが、コントロール・サーフィスによる作業効率の向上は重視しており、特に、コンパクトで直感的な操作が可能なばかりか、Pyramixと一体化したワークフローを実現するSmart AV Tangoの存在は特別でした。
しかも、Pyramixだけではなく、先述したビデオ・プレイヤー/レコーダー・ソフトウェアVCubeの操作、それぞれが完璧にシンクロナイズして動作する様は、当たり前の様に感じてしまうほど、統合されたシステムとして機能しています。
システムが稼働し始めて間もない事もあり、現時点では、ミックス用のコントローラーとして使用する場面が多いそうですが、ディレクター・トークバックのディマーを連動させるために、MIDIキーボード&サスティーン・ペダルをを流用する等、独自の工夫も行われており、豊富でカスタマイズが自在なファンクションを活用した編集作業もどんどん行っていきたいとの事でした。
Final Cutによる編集を含め、将来的なネットワーク・ストレージ導入でさらなる飛躍を狙う!
スタジオ内だけでなく、エントランスに踏み入れた途端に目に入るスタイリッシュな編集スペース。
ここには、素材取り込み用のHDCAMの他、Apple Mac Pro + Final Cut Studioのシステムが導入されています。近年、驚くほど多くなったFinal Cutプロジェクトを直接開いて編集する事ができるほか、Pyramix/VCube側にもApple Intermidiete OptionやOMF Optionがインストールされているため、様々なコーデックに柔軟な対応が可能になっているのも「SYNCWIRE」の特徴と言えるでしょう。
ビデオ編集作業と同時進行でのナレーション録りを含めたワークフローの効率化、ファイルの冗長化とバックアップの自動化に関しても高い意識をもたれている「SYNCWIRE」では、弊社が正規販売代理店業務を行っている共有ストレージ・システムDDP(Dynamic Drive Pool)にも非常に高い関心を持っていただき、将来的な導入に向けたテストを繰り返し行っています。
iSCSI接続の拡張性とコストパフォーマンス、AVFSファイル・フォーマットによるあらゆるDAW、プラットフォームの違いを吸収する柔軟性を持つDDPを導入する事によって、さらなる飛躍と遂げるであろう「SYNCWIRE」の今後の展開に大きな期待です。
(SYNCWIREの詳しいレビュー エンジニア若林氏/営業瑞慶覧氏のコメントはプロサウンド2010年6月号に掲載中ですので是非ご覧下さい。)

syncwire
東京の銀座に先頃オープンした「SYNCWIRE」は、本社が自動車電装品の修理/製造を行っている、全くの異業種から新たに事業展開をはじめた、完全に新規のポスト・プロダクション・スタジオです。Pro Toolsシステムを中心とした従来のスタイルから逸脱し、新たなワークフローを打ち出すべく、Merging Technologies Pyramix + Smart AV Tangoを核にしたシステム構築を行い、完全新規のスタジオらしい個性的で野心に溢れたコンパクトな仕上がりになっています。
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システムのコアに据えられたPyramix + VCube
スタジオ内の斬新な色使いをはじめとするデザインを手がけた、美大出身の本社の代表と、エンジニアの若林氏が出会った事によって立ち上げられた「SYNCWIRE」は、Pyramix + VCubeをメインのDAWとしてセレクトしています。
もちろん、汎用性の高いPro Tools HDも候補の一つとして検討されていましたが、全くの新規スタジオとして業界に参入するにあたり、Pro Tools HDがないというハンディよりも、Pyramixがあるという新規ならではの個性を打ち出して行こうと決断されました。
sync4使い易いインターフェイスと、カスタマイズ自在の豊富なファンクションはもちろん、CPUとDSPを効率よく使用出来るPyramixのMassCoreテクノロジーに感銘を受けた若林氏は、さらに、ポストプロで不可欠になるビデオとの同期についても、Pyramixと同一のPCで完璧に同期して動作するビデオ・プレイヤー/レコーダーのVCubeに注目。従来のポストプロ・スタジオとは違うコンパクトなシステム構築の核となったのです。
Pyramix MassCore Softwareがインストールされたホスト・コンピューターは、Intel Xeon 5500をCPUとしたカスタマイズ・ロングシャーシモデルとなっており、PyramixのエンジンであるMykerinos PCIeが1枚、24ch AES/EBUのオーディオボードが1枚、同じPCにインストールされるVCube Software用のビデオ・キャプチャー・カードとして、AJAが1枚インストールされています。
さらにPCのシャーシ内には、RAID 1 + 0で構成された2TBのハードディスクがワークドライブとして組み込まれており、AD/DAコンバーターとして用意された、APOGEE ROSETTA 800のアナログ・アウトを直接メイン・モニターであるADAM S3X-Hに接続。Pyramix Softwareのモニター・コントロール機能を使い、シンプルでコンパクトなシステムを実現しています。
サラウンド・モニタリングにも対応するべく、YAMAHA MSP5 Studio/SW10 Studioも導入されましたが、メイン・モニターとしてお勧めさせていただいたS3X-Hについては、弊社デモスタジオにて試聴していただき、「音の分離感が良いので、とても作業がやり易い」と即決していただきました。
コントロール・サーフィスTangoによるシステムの一体化sync3

さらにメインデスクには、タッチスクリーンによる独特な操作感が魅力のSmart AV Tangoが据えられています。
「部屋の真ん中に大きなミキシング・コンソールが置いてあるスタジオにはだけはしたくない」とおっしゃる若林氏でしたが、コントロール・サーフィスによる作業効率の向上は重視しており、特に、コンパクトで直感的な操作が可能なばかりか、Pyramixと一体化したワークフローを実現するSmart AV Tangoの存在は特別でした。
しかも、Pyramixだけではなく、先述したビデオ・プレイヤー/レコーダー・ソフトウェアVCubeの操作、それぞれが完璧にシンクロナイズして動作する様は、当たり前の様に感じてしまうほど、統合されたシステムとして機能しています。
システムが稼働し始めて間もない事もあり、現時点では、ミックス用のコントローラーとして使用する場面が多いそうですが、ディレクター・トークバックのディマーを連動させるために、MIDIキーボード&サスティーン・ペダルをを流用する等、独自の工夫も行われており、豊富でカスタマイズが自在なファンクションを活用した編集作業もどんどん行っていきたいとの事でした。
Final Cutによる編集を含め、将来的なネットワーク・ストレージ導入でさらなる飛躍を狙う!
sync5スタジオ内だけでなく、エントランスに踏み入れた途端に目に入るスタイリッシュな編集スペース。
ここには、素材取り込み用のHDCAMの他、Apple Mac Pro + Final Cut Studioのシステムが導入されています。近年、驚くほど多くなったFinal Cutプロジェクトを直接開いて編集する事ができるほか、Pyramix/VCube側にもApple Intermidiete OptionやOMF Optionがインストールされているため、様々なコーデックに柔軟な対応が可能になっているのも「SYNCWIRE」の特徴と言えるでしょう。
ビデオ編集作業と同時進行でのナレーション録りを含めたワークフローの効率化、ファイルの冗長化とバックアップの自動化に関しても高い意識をもたれている「SYNCWIRE」では、弊社が正規販売代理店業務を行っている共有ストレージ・システムDDP(Dynamic Drive Pool)にも非常に高い関心を持っていただき、将来的な導入に向けたテストを繰り返し行っています。
iSCSI接続の拡張性とコストパフォーマンス、AVFSファイル・フォーマットによるあらゆるDAW、プラットフォームの違いを吸収する柔軟性を持つDDPを導入する事によって、さらなる飛躍と遂げるであろう「SYNCWIRE」の今後の展開に大きな期待です。
(SYNCWIREの詳しいレビュー エンジニア若林氏/営業瑞慶覧氏のコメントはプロサウンド2010年6月号に掲載中ですので是非ご覧下さい。)
Studio Equipmentsync8

  • Merging Technology Pyramix MassCore48
  • SmartAV Tango
  • ADAM Professional S3X-H
  • YAMAHA MSP5 Studio & SW10 Studio(Surround)
  • ADgear KZ-912
  • APOGEE Rosetta 800
  • ROSENDAHL Nanosync HD
  • NEUMANN U87Ai x 2
  • AKG C414B-XLII x 2
  • Merging Technology VCube SE HDsync6

Video Editing Equipment

  • Apple Mac Pro 2.66GHz QuadCore Xeon x 2/12GB RAM
  • Apple Final Cut Studio
  • Adobe Premiere CS4
  • Adobe After Effects CS4
  • Adobe Photoshop CS4
  • Adobe Illustrator CS4
  • Sony HDW-1800
  • Sony LMD-2451W

Postproduction Studio  Syncwire Div.
〒104-0061 東京都中央区銀座8-18-7 銀座エイワビル1F
8-18-7 Ginza Eiwa Bldg 1F, Ginza,Chuoh-ku,Tokyo,Japan
104-0061
Phone:03-6228-4606(81-3-6228-4606)
Fax:03-6228-4607(81-3-6228-4607)
HP:http://www.syncwire.jp/index.html

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*記事中に掲載されている情報は2010年05月28日時点のものです。