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ネオ・クラシックの雄、VINTECH AUDIO!忠実に再現されたClassic NEVEサウンドに迫る!


デジタル・レコーディングが当たり前になった現代だからこそ、クオリティの高いアナログ・ギアが求められています。
同時に、過去の名器と言われるアウトボードの優秀さが見直されてきているのです。
特にエンジニア垂涎のマイクプリ/EQとも言えるNEVE1073は、状態の良いものを探して、トレードショーを徘徊する人たちが後を絶たないのです。
Vintech Audioは、そんなメンテナンスを気にする事もなく、状態の良いNEVEサウンドを現代に蘇らせたメーカーの最右翼という事が出来るでしょう。
まずは、その名前とルックスからして惹かれる、X73をご紹介いたします。

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まさにネオ・クラシック!シルクのような質感と存在感!
NEVEサウンドに魅了された、全てのミュージシャン/エンジニアの方に是非!

’70年代を代表するサウンドというだけでなく、現代だからこそ見直されている、その圧倒的な存在感と滑らかさを持つNEVEサウンド。
その魅惑のサウンドを完璧に再現したと言えるVINTECH AUDIOの数々は、まさに「Classic NEVEサウンド」を求める、全てのミュージシャンやエンジニアの方にお勧めの、ファースト・チョイスという事ができます。
オリジナル・モジュールでは望めなかったDI入力も装備し、特にベースのダイレクト・レコーディングには欠かせない製品です。
全てのチャンネルに使うのはテクニックが必要かもしれませんが、個人的にも存在感を演出したい時に、是非使いたいと思わせてくれます。


VINTECH AUDIOとは?

model273の内部


創業から12年を迎えるVintech Audioは、個体によるバラツキや、メンテナンスの問題のつきまとうオリジナルNEVEモジュールを、完全な状態での再現を目的としています。
デザイナーであるアプトン氏が考えたのは、入手の難しいオリジナル・モジュールとは違い、新しい入手のしやすいパーツを使った、個体差のないNEVEサウンドの再現です。
Carnhill社製のカスタム・トランスフォーマーをはじめ、オリジナルと同じスチロール・コンデンサー、ELMA社製のゴールドコンタクト・ロータリー・スイッチ、2N3055 NPNパワー・トランジスタ等、細部に渡る迄、NEVEサウンドを再現する事に注力されています。
それは、まさに新品の状態のNEVEモジュールを手にする事と同じ、といっても良いでしょう。


VINTECH AUDIO X73


数々のクローンを生んだと言っても良いNEVE 1073は、デジタルレコーディングが当たり前になった現在でも、いや、だからこそ、その質感を求めてやまない人たちが後を絶ちません。
実際にオリジナルモジュールを手に入れる事が困難になっている今、メンテナンスの心配をせずに、NEVEサウンドを手に入れる事ができたら・・・
そんなNEVEサウンドに魅了された人たちの願いを叶えるべく、様々なメーカーが様々な手法で「あの」サウンドを再現しようと試みてきましたが、VINTECH AUDIOは、その中でも一番オリジナルに近い質感を持っていると言えるのでしょう。
実際のブラインドテストでさえ、その違いを明確に聞き分けられる人はいなかったのですから・・・

NEVE 1073とは?

VINTECH X73の名称は、もちろん1073から来ているのは一目瞭然ですが、では、NEVE 1073とはどんなものなのでしょうか?
’60年後半から’70年代にかけてレコーディング・スタジオや放送局用のコンソールを製造していたNEVEが、当時スタンダード・モデルとして販売していた8000シリーズがありますが、これに搭載されていたマイクプリ/EQのモジュールのサウンドに魅了された人たちが、個別に取り出して使うようになったのです。
Marineairという特徴的なトランスや、カスタム・コンデンサーを使用した1073は、経年変化や個体によるサウンドの違いが顕著になっているものが多いのが現状で、オリジナルのパーツが入手困難なことから、完璧な状態のモジュールは少なくなってきているのです。

Vintech X73の構成

そんな1073モジュールのサウンドに魅了された人たちの要求に応えるように、様々なリプロダクション製品がリリースされてきましたが、その中でも幅広い層から大きな支持を集めているのが、VINTECH AUDIO X73なのです。
オリジナルのクラスAディスクリート回路を完璧に再現し、NEVEサウンドを知り尽くしたアプトン氏が、吟味して選定したパーツを惜しげもなく使用しているのは、何よりも完璧な状態のオリジナルサウンドの再現を目指しているからなのです。
それだけではなく、現代の環境に合致させるようなカスタマイズも施されています。
音楽的なポイントに設定されたオリジナル1073の周波数ポイントですが、X73ではオリジナル通りのLow EQ/Low Cutの他、Mid EQに10kHz、Hi EQに10/14/16kHz(オリジナルは12kHz固定)のポイントを追加しており、現代の環境にもマッチするようにされています。
入力はマイクプリ/ラインの他、インストゥルメント入力の可能なDIも装備しており、もちろん、こちらもトランスを経由したあのNEVEサウンドを継承しているのです。

Vintech X73 ヴィンテージ感溢れるサウンド

一口にヴィンテージ・サウンドと言われますが、ここで言うヴィンテージとは「古い」という意味ではないのは、充分ご理解いただけると思います。
実際にX73はもちろんのこと、完全に調整されたオリジナル1073のサウンドは、ノイズフロアが下がった現代のデジタル・レコーディング環境でも問題のない特性を持っており、ヴィンテージ=古くて使いにくいという図式は当てはまりません。
それどころか、アナログ・テープマシンを使用していた時期には判断できなかった実力が、見直されてきさえするのです。
ヴィンテージな質感といわれるサウンドは、空気感とか倍音成分をふくんだ、音楽的な「Something」を追加してくれるようなサウンドなのでしょう。
X73は、まさにオリジナルの持つ絹のような滑らかさと、ファットでタイトな低域を持っており、単なるその場の空気の再現にとどまらない、存在感のあるサウンドを演出する事ができるのです。
マイクでのギター録りを試してみたのですが、オケに入れた際にぐっと前に出てくる存在感が感じられました。歌を録ったときも同じ印象を受けましたが、もしかしたら、全てをこのサウンドで録ってしまうと、ミックスの際に同じ帯域が持ち上がりすぎて、整理するのに苦労するかもしれません。
しかし、魅力溢れるサウンドなのは間違いのないところと言えるでしょう。
オリジナルには装備されてないDIインプットにベースを入力してみても、その印象が変わる事はありませんでした。
そして何よりもX73を魅力的なものにしているのは、オリジナルに加えてポイントの追加されたEQでしょう。

NEVE 1073とVintech X73の違いとは?

もちろん、オリジナル1073のEQポイントは絶妙で音楽的な部分を見事についているのですが、もう少し自由度が欲しいというのも事実でしょう。
Vintech X73のEQでは、オリジナルに加えて、以下のポイントが追加されています。

  • Hi-EQ・・・10/12/14/16kHz(オリジナルは12kHz固定)
  • Mid-EQ・・・10/7.2/4.8/3.2/1.6/0.7/0.36kHz(オリジナルに10kHzを追加)

Low-EQ、Lowカットフィルターは、オリジナル1073と同一のポイントになっていますが、サウンドに空気感を与えるポイントを多くフォローしてるのが嬉しいところです。
使ってみると分かるのですが、塊感のあるサウンドに空間の大きさを感じさせるような演出も可能になっており、意固地になってオリジナルを踏襲しようという考え方を持っている訳ではないという事が、実感出来ますね!
さらに上でも書いていますが、個人的にはベースが最高にフィットすると思われる、DIインプットが装備されているところも、ポイントが高いと言えるでしょう。
もちろん、サウンドだけでなく、メンテナンスの手間が掛からないというところが、安心して音楽制作に没頭出来る事に繋がるのではないでしょうか?
いつ壊れるか心配しながら使っていたら、落ち着いた仕事ができませんよね?(笑)
オリジナルNEVE 1073とVintech Audio X73を、著名なエンジニア達が集まってブラインド・テストをしたときの模様もみる事ができます。
Blind Shootout of Vintech vs NEVE >>

VPR Alliance互換の573モジュール登場!

本国アメリカでは大きな盛上りを見せている、VPR Allianeシステム。
我が国では、今ひとつの人気ではありますが、近年、ブレイクしそうな雰囲気が漂っています。
もちろん、オープン・プラットフォームのシステムですから、様々な要因が絡み合って複雑な状況になっています。
しかし、魅力的なモジュールがドンドン発表/登場してきている今、まさにこれからのワークフローにピッタリと言えるのではないでしょうか?
APIはもちろん、Chandler LimitedやGrace Design、発売を控えてるMillenniaなどなど・・・用途に応じた、自分だけのサウンドメイクが自在になるのです!
そんな最新モジュールの最右翼が、X73をVPRシステム互換のモジュールとして発売されるVintech 573モジュールと言えるでしょう!
実際には、EQが搭載されていないので、1073というよりは1272になるのですが、ファンタム/インピーダンス切換/フェイズの各スイッチはもちろん、DIインプットの搭載、アウトプット・フェーダーの装備など、NEVEサウンドを満喫するに充分な機能が凝縮されているのです。
X73と合わせて、詳細はお問合せ下さい。
Model 273デモ機のご用意がございます。デモ依頼/お問い合せはROCK ON PRO 梓澤まで、もしくは、下記フォームよりお問合せ下さい。

Vintech Audioのメーカーページはこちら >>
Manley Labratoryの特集はこちら>>
eStoreでのご購入も可能です。
Vintech Audio X73 ¥231,000

Vintech Audio X-PSU ¥31,500

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*記事中に掲載されている情報は2011年04月02日時点のものです。