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RME Fireface UC 〜USB 2.0対応 24bit 196Khz!〜

Fireface-UC-Index
Appleハードウェア製品からFireWireインターフェースが省かれる昨今、オーディオI/Fの選択にみなさんお悩みと思います。そんな中、音質及び安定した動作に定評のある独RMEのFirefaceオーディオ・インターフェース・シリーズに新たにUSB2.0対応のFireface UCが今秋新発売となりました。

USB2.0を使い切る、専用FPGAコントロール

Fireface UCは、入出力24bit-192kHz対応といった物理的仕様はFireface 400と全く変わりません。そこにはPC本体との接続がUSBかFireWireかの違いが存在するのみとなります。USB= Universal Sireal Busという名前からも分かる通り汎用型のSerial Busです。USB2.0の帯域幅は480MbpsとFireWire400の帯域幅400Mbpsを上回っていたのですが、アクセス時のレイテンシーやランダムアクセス耐性といった問題を持っていました。そこでRME社では凡用のチップには依存をせず、独自のFPGAを使用し様々な検証を行った結果、圧倒的ローレイテンシーを誇るオーディオI/Fが誕生しました。
Fireface-UC-Image-1実際には、WindowsとMacでは異なる伝送モードが採用される結果となったため、バックアップ・ヴァージョンを含めると1台につき4つのファームウェアを搭載しています。ですので将来他の伝送方法がより良い動作をする状況になったとしてもファームウェアのアップさえ行えば対応が可能になります。開発の経緯を見てみると、汎用のインターフェースとして採用されているUSBに対してはOSの段階で広帯域幅での割り込み伝送(オーディオの伝送に対して理想的な方式です)をサポートしておらず、独自に開発する事でしか目指すスペックのインターフェースを手に入れる事が出来なかったようです。
(こちらの開発内容に関してはhttp://www.synthax.jp/usb-implementation.htmlにその詳細が明記されていますので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。)

デジタルジッターの救世主 〜steadyclock〜

最後にRMEの音質の評価を支える根幹の技術、Steady Clockに関して説明させて頂きます。(こちらはFIREFACEシリーズ共通になります。)
どのようなデジタル機器も少なからずデジタルクロックの揺らぎ(ジッター)を生じます。そのジッターを抑制する為の回路がsteady clockになります。この機能はFPGAを使用し100MHzという高速で動作、どのようなクロックが入力されたとしても瞬時にロックしジッターの少ないクロック(2ns以下)へと抑制します。またSteady Clockの設定画面[Pitch]セクションには、0.1%、4%のプルアップ・プルダウンと呼ばれる典型的なビデオ周波数と、+/- 5%レンジ/1Hz単位で自由に基本周波数を変更するフェーダーが搭載されています。」

filter kyodai ebee#1による実践Fireface UCレビュー

Text by 江夏 正晃・DJ ebee#1/marimoRECORDS
USB2.0接続だからといって侮れない、Fireface UC

オーディオインターフェースの雄である、RME社の製品はとにかく色づけが無く、音質も優れているのでヘビーユーザーも非常に多いことは周知の事実だ。そして近年はオーディオマニアの間でも話題になっているとのことからしても、その質の高さはお墨付きといったところだろうか。現に私も10年以上前からRME製品を愛用し続けているが不満を感じたことやトラブルはほとんど無い。
そんなRMEからびっくりする製品が発表された。なんとUSB2.0接続でで動作するオーディオインターフェースが発表されたのだ。USBで動作するオーディオインターフェースは基本的にプロユースではないと言う概念を吹き飛ばした。
Fireface-UC-Image-2当初はFireface 400と外見がほとんど同じFireface UCに疑問を感じながらも、多分Fireface 400には及ばないんだろうと想像していたが、テスト機を試した時にその動作に驚いた。Fireface 400と使用感は何一つ変わらないのだ。もちろんサンプリングレートが192KHzといった厳しい環境下での動作もFireface 400とほぼ変わらない。そしてUSBオーディオインターフェースでワードクロックを搭載しているのも本機がはじめてかも知れない。
もちろんFireface UCにもRME社の特徴であるステディークロックが搭載されており、ジッターは極限まで抑えられるのだ。この機能は音質を向上させることはもちろんのこと、本機をクロックのマスターとして使用することで動作も安定する。
USB2.0接続だからといって妥協点がひとつも無いのだ。接続する際にMacかWindowsかを選択しなければならないことを考えるとRME社独自のアルゴリズムがそこには存在するのだろうと想像させる。USB接続の可能性を感じさせられる製品であることは間違い無い。
そして、注目のレイテンシーに関しては、Fireface 400と比べて若干小さいのだ!もちろんその差は微々たるものだが私の作業環境下(Windows XP SP3)ではUCの方が少し小さく表示された。また、同じ作業環境下でCPUの負荷はFireface UCの方が少し大きく振れていた。ただ、両機を使用する上でこの差はまったく感じることは出来ないくらい小さいものだ。すなわちほぼ差が無いと言い切ってよい。
最近のMacBookKなんかではFireWire(IEEE1394)も省略されるようになって、USB2.0接続のプロ仕様のオーディオインターフェースが待ち望まれていたことは確かだ。そんな中でのFireface UCの発売はエポックメーキングなことである。
蛇足ではあるが、Fireface UCはFireface 400と同様にSMPTEを受けることが出来る。Fireface 800では出来ないクロックによる外部機器との同期が出来る。これはMAなんかでの場面では非常に役に立つと思われる。しかもSMPTEを受けてロックするまでに2秒程度と動作も軽い。ノートパソコンとFireface UCを持ってMAスタジオで作業するといったこともスムーズに行える。
進化し続けるUSBは来年3.0の時代に突入する。その転送スピードは2.0の10倍といわれている。オーディオインターフェースのジェネレーションも次の時代へ突入するのだろう。そんな中でのFireface UCの発売は当然といえば当然なのかも知れない。今後、本機のように既成概念を覆す製品がどんどん発表されること考えると、制作する側もワクワクします!
ebee1★江夏 正晃プロフィール / marimoRECORDS★
DJ ebee#1として今までに4枚のオリジナルアルバムをリリース。「goose bumps」および「G.H.C.」(global house communications)はインディーズTECHNO,HOUSEランキングで1位を獲得。キャスリーン・マーフィー・ジャクソン(NY)、マーク・グラント(Cicago)、DJ TAKASHIROことハイパーメディアクリエーターの高城剛とのコラボレーションなどが話題を呼ぶ。一方で株式会社マリモレコーズの代表として、楽曲のプロデュースをはじめアーティストプロデュース、アルバム制作、CM他、多方面の音楽制作を行う。作曲、レコーディング、ミックス、マスタリングまで、一貫したプロデュースを得意とする。関西学院大学の非常勤講師も勤める。2009年6月にニューアルバム「JAT BLACK」をリリース。
marimoRECORDS Official site
http://www.cybermarimo.com/
FILTER KYODAI blog
http://enatsu.net/

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UCは、FPGAのプログラムファームウェアの更新で今後も最新で有り続ける事が可能な、新しい世代のAudio I/F。是非この機会に導入をご検討ください!
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*記事中に掲載されている情報は2010年01月27日時点のものです。