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Author
丹治 信子
[ROCK ON PRO Product Specialist]ノンリニア編集とファイルベースワークフローを普及すべく、これまでAvidおよび、Autodeskでビデオセールスに従事。プリセールスからサポートまで、エディターに寄り添ったコミュニケーションがモットー。ROCK ON PROのメンバーとなってからは、新しい分野で互いに刺激を与え合いながら活躍している。
Avid Media Composer ver.2026.8 リリース情報

日本時間 2026年8月31日、Avid Media Composer バージョン2026.8がリリースされました。有効なサブスクリプション・ライセンスおよび年間プラン付永続ライセンス・ユーザーは、AvidLinkまたはMyAvidよりダウンロードして使用することが可能です。
Media Composer First
Media Composer Firstにトラック数や解像度の制限がなくなりました。また、ビン、プロジェクト、メディアの制限がなくなったことで、Media Composer First、Ultimate、Enterprise間でプロジェクトを共有することができます。
今回のこのリリースでサポートされているOSは次の通りです。
- Windows11 64-bit 22H2以降 (Professional/Enterprise)
- macOS 14.x to 14.7.x (Sonoma)、15.xから15.7 (Sequoia)、26.x(Tahoe)26.x(Tahoe)
Media Composer v2026.8以降は、macOS Ventura(v13.x)以前のバージョンをサポートしません。
インストール前の注意事項
NEXIS環境で作業するときには、Avid NEXIS Client 2026.6が必要です。サーバーのバージョンとの組み合わせにご注意ください。
Media Composer2026.8の新機能
Media Composer Enterpriseライセンスを使用することで、サードパーティ製の共有ストレージシステムを使用した「共有プロジェクト」の機能を使用することができます。複数のユーザーが同じプロジェクトで作業し、ビンロック機能を活用したビンの共有や共通のストレージからメディアにアクセスする、Avidのコラボレーション機能を利用できます。
「共有プロジェクト」機能は、ビンロックを用いてビンへのアクセスを管理し、複数のエディターが同じプロジェクトで作業できるようにすることで、競合や意図しない上書きを防ぎます。編集可能なビンには緑色のロックアイコンが表示され、他のユーザーが編集中のビンには赤色のロックアイコンが表示され、読み取り専用で開くことができます。
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ロックインジケーターに青と黄色が追加され、共有ビンの状態とアップデートの有無に関する情報を提供します。青の場合、共有ビンのロックが解除され、ビンが読み書き可能になったことを示します。そのアイコンをクリックすると緑色になり、書き込みすることができます。また、黄色の場合、共有ビンの所有者がビンに変更を加えたことを示します。クリックすると赤になります。
PhraseFindマルチカム自動編集機能は、PhraseFind AIによる文字起こしデータから複数ある話者を割り当て、グループクリップ内のカメラを自動的に切り替えます。マルチカメラクリップで編集されたタイムラインのコンテキストメニューにある「Auto Cut」コマンドを使って、話をしている人がタイムラインに表示されるラインカットを作ります。この機能により、インタビュー、パネルディスカッション、マルチカメラ制作など、対話中心のコンテンツを編集する際のカメラ切り替えの手間を軽減できます。

文字起こしツールにバージョン管理機能が追加されました。AIが生成した最初の文字起こしを保存し、編集後、編集済みの文字起こしは元の文字起こしとは別に保存されます。そのため、いつでも元に戻すことができます。文字起こしは全体またはセグメント単位で元に戻すことができます。


文字起こしツールの、「Group Speaker Lines」オプションを使用すると、同じ話者が連続して話す文章をグループ化できます。これにより、連続するセグメントが1つの段落として表示され、より自然な読み心地になります。会話のセグメントが長い場合には、「New Line Aftter…」オプションを使用して、一定の秒数で、テキストを段落に分割することもできます。


「ソーストラックを変更」機能が強化され、タイムラインのサブクリップまたはグループクリップを扱うとき、元のマスタークリップからオーディオトラックを選択できるようになりました。以前は、サブクリップまたはグループクリップ内の使用可能なトラックのみが選択できました。今回のアップデートにより、タイムラインで変更を加えるとき、タイムラインで変更を加えるとき、マスタークリップのオーディオトラックに直接アクセスできるようになりました。

「ビンコラム選択」ダイアログがアップデートされ、検索フィールド、キーボードナビゲーションの追加、垂直方向のサイズ変更ができるようになりました。ユーザーは検索機能を使ってコラムを素早く見つけたり、タブキーの操作でより効率的にナビゲーションしたり、ダイアログのサイズを調整してより多くのコンテンツを表示したりできるようになります。
Titler+におけるキーフレーム動作が改善され、タイムライン上でクリップを編集する際、より一貫性のある予測可能な結果が得られるようになりました。クリップのトリミング、分割、複製などの操作を行う際に、キーフレームがより確実に保持されるようになりました。これにより、シーケンスに変更を加えた後にアニメーションを手動で再作成する必要性が軽減されます。
これらの改善により、タイミング調整やシーケンスの再構成を行う際にアニメーションの連続性が維持され、既存のキーフレームアニメーションを損なうことなく編集を微調整することが可能になります。

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*記事中に掲載されている情報は2026年09月24日時点のものです。
