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SPAT Revolution 26.04 リリース!イマーシブ・オーディオ制作の新たなスタンダード!

FLUX::が開発するイマーシブ・オーディオ制作の中核ツール「SPAT Revolution」がバージョン26.04へとメジャーアップデートを果たした。今回のリリースは単なる機能追加にとどまらず、SPAT Revolutionそのものの役割を再定義してしまうかのような画期的な内容。マルチメディア録音/再生機能、ADMインポートやオブジェクト・アニメーション、外部同期、AUXセンド、そして全面刷新されたUIと専用プラグインなど、現場の要求に直結した機能が一挙に実装された。


●メーカーHPはこちら


マルチメディア録音/再生とADMインポートで、コンテンツ統合の壁を突破

SPAT Revolution 26.04の最大の目玉機能が、新搭載された「マルチメディア録音/再生(MultiMedia Recording and Playback)」だ。これまでSPAT Revolutionはリアルタイムの空間音響エンジンとして機能してきたが、今バージョンではSPAT Revolutionに直接録音・再生することが可能となり、事前制作されたマルチトラック・コンテンツとライブ・オブジェクト・ミキシングを、単一のプラットフォームでシームレスに管理できるようになった。空間音響エンジンとしての枠を超え、イマーシブ・コンテンツ制作・再生のハブへと進化とも捉えることができそうだ。

さらに、ADM(Audio Definition Model)インポート機能の追加により、DAWで制作したDolby Atmos® ADM-WAVをSPAT Revolution内に直接取り込み、任意の空間にリアルタイムで再レンダリングすることが可能に。ステムの分割やオートメーションの再構築といった手間のかかる作業は不要になるため、イベント現場においても制作意図を損なうことなく準備時間を大幅に削減できる。これらの機能はいずれも「コンテンツ制作から再生までをSPAT一つで完結させる」というビジョンを具現化するものだ。

オブジェクト・アニメーション、外部同期、AUXセンドで、制作の自由度が飛躍的に拡大

空間上でのオーディオ・オブジェクトの動きを、SPAT Revolution内部でネイティブに制御できる「オブジェクト・ムーブメント・アニメーション」機能が実装された。直線・円形といった軌道の設定から、シングルファイア・ループ・ピンポン(バウンス)などの再生モードの選択、絶対/相対モードでのカスタム軌道設計まで対応し、外部ツールに依存することなくダイナミックな空間エフェクトやショーコントロールを実現する。

加えて、外部同期機能としてLTC(リニア・タイムコード)、MTC(MIDIタイムコード)、Ableton Link(Bars & Beats)の3方式に対応し、照明・映像・サードパーティー製システムとの精密な同期が求められる複雑な制作環境でも確実なオペレーションが可能となった。

さらに最大16系統のAUXセンドが追加され、外部のハードウェア・エフェクトプロセッサーやサードパーティー製ソフトウェアへの柔軟なルーティングが実現。レイテンシー補正オプションも備え、シグナルチェーン全体での位相の一貫性を確保する。これらの機能により、SPAT Revolutionはより大規模で複雑なイマーシブ制作の現場においても、中心的な役割を担えるプラットフォームへと成長した。

FLUX::処理の統合、刷新されたUI・プラグインで、使いやすさと音質が同時に進化

SPAT Revolution 26.04では、25年以上にわたるFLUX::のオーディオ処理技術がSPATのシグナルチェーンに直接統合された。ソースごとにEQ・コンプレッサー・Touch・Drive、ルームにはチューニング専用のEQ、アウトプットにはMiRAからの直接インポートにも対応したEQが利用可能となり、外部プラグインに頼らずとも高品質な音作りをSPAT内で完結させることができそうだ。

UIも全面刷新され、3D・アニメーション・タイムライン・スナップショット・キューなど複数のビューを同時に表示できるカスタマイズ可能なレイアウトを採用。日本語・中国語(いずれも新規対応)を含む多言語対応も実現した。

そしてDAW連携の核となるSPAT Revolutionプラグインも大幅リニューアル。Pro Tools、Ableton、Nuendo、Logic Pro、Reaperとの連携において、DAWのチャンネルストリップからSPATの全パラメーターに直接アクセスできるようになり、スピーカー配置の設定もDAWを離れることなく実行可能に。

さらに、「Morphed Protection Zone」やサブ・マトリックスなど、大規模会場や非円形空間での精密な音場制御を支える機能も充実し、設置型・劇場・アリーナ用途での信頼性が一段と高まっている。


SPAT Revolution 26.04は、イマーシブ・オーディオのあり方を根底から見直した意欲的なリリースだ。マルチメディア録音/再生、ADMインポート、オブジェクト・アニメーション、外部同期、AUXセンド、FLUX::処理の統合、UI刷新、プラグインのオーバーホールと、今回のアップデートで実装された新機能のスケールは、これまでのマイナーアップデートとは一線を画す。

単なる空間音響エンジンを超え、コンテンツ制作から再生・演出まで一気通貫で担えるイマーシブ・プラットフォームへと進化したSPAT Revolutionは、スタジオエンジニアからライブPAオペレーター、インスタレーション制作者まで、幅広いプロフェッショナルにとって欠かせないツールとなるだろう。

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*記事中に掲載されている情報は2026年04月30日時点のものです。