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Avid S6導入連載レポート第2回!! S6のトピックとなる「モジュール」を解き明かす!!

2014年4月11日 掲載(記事本文・構成 : ROCK ON PRO 前田洋介)


1回めでは、『AVID S6』の開発経緯とそのコンセプトを掘り下げましたが、今回は各モジュールについて話を進めようと思います。『AVID S6』の特長の一つでもあるモジュール構造。各パートが独立して動作するモジュールとして成立することで、ユーザの要望に合わせたカスタマイズが自由自在に行えます。小規模なシステムから大規模なシステムまで、共通のコンポーネントを利用することで習熟の進んだユーザであれば全く同一の操作での作業を行うことが可能になるなどモジュールという発想は数多くのメリットをもたらします。

Master Touch Module

センターセクションとなるMaster Touch Moduleは、S6システムの頭脳とも言える機能を併せ持ちます。S6-M10ではIntel Core i3、S6-M40ではIntel Core i7と高速なCPUを搭載しWindows 8 embededがバックグラウンドで動作している仕様はまさにPCと同等です。

機能的な部分では10-inch Multi Touch Displayを活用したAttention trackの集中操作、パンニングやTrack ViewでのTrack Select、Rec Arm、他にもS6システム自体のConfigration,setup等もこのModuleから行うこととなります。

また、Monitor Control section、Softkey section、”All” , “Layout” , “Spill” 等、コンソール全体の動作に関係するFunction keyもこのモジュールに集められています。

Automation Module

センターのJogに目が行きがちですが、それ以外もしっかりと考え抜かれたKey layout。一番手前にはLocate Buttonが並び、右側には10 key、そしてSoftkey Sectionが並びます。Automationという名称になっていますがTransport機能がHard Keyとしてはメイン。SoftkeyでAutomationのステータスを変更、設定するようになります。こちらもS6システムを構築する際に必須となるModuleの一つです。

Fader Module

ここからはユーザーのチョイス次第で自由に台数の変更が可能な部分。Fader Moduleはその名の通り、8本のFaderを持ち”Solo”,”mute”,”Attention”等のキーが並びます。そして、system 5譲りとなるFedar sideのレベルメーター。このレベルメーターは3列あり、stereoのメータリングとともに中央の列ではGain Reductionの表示を行うことが可能となります。

Process Module

このmoduleはKonb Moduleでどのパラメータを調整するのかを設定する機能を持ちます。実際には上から “Input” , “INS” , “EQ” , “DYN” , “USER”, “SEND” , “PAN” と並びますが、特徴的であるのが “USER” Key。今後このKeyにどのような機能がアサインできるようになるのか、、非常に楽しみです。S6の象徴的な部分ですがシステムのバージョンアップにより非常に大きな機能追加が今後も提供されていくことが判明しています。system 5が登場から15年経った今でも色褪せないのと同様に、S6もシステムのバージョンアップにより常にフレッシュな機能を取り込みワークフローの変化に柔軟に追従することができるコンソールとなることでしょう。

Knob Modlue

非常に視認性の高い有機ELを使用した高詳細Displayと8色のカラーを持った自照式Knobにより、S6のコンセプトであるVisual Feedbackを実現しているModule。ICONでもsystem5でも表示文字数の制限により暗号化されてしまっていたパラメーターが高詳細有機ELにより目で見て判別できるようになっています。プラグインパラメーターなども現在はどの製品もフラットな一律表示ですが、今後に渡りブラッシュアップされユーザーフレンドリーなVisual Feedbackを供給することになるでしょう。

Display Module

Visual Feedbackの象徴的な存在がこのDisplay Module。今までのコンソールであればMeter Moduleと呼んでいたかもしれませんが、敢えてDisplayと名付けていることに意図を感じます。このModuleもCPUを持っていてDAW側のPCに負荷を掛けることなくメータの表示、Audio Waveformの表示を実現しています。この仕様によってDAWでClip gainを行った際などは瞬時にこのDisplay Module上のWaveformが変化するというまさに未来的な仕様となっています。他にもEQカーブ、DYNカーブ、サラウンドパン情報など様々な情報の表示が可能。今後その表示のカスタマイズ、バリエーションの増加が予想されます。この部分も楽しみですね。

商品としてのS6の構成

S6は大きく分けて2つのラインナップがあります。スモールサイズで従来のD-Commandに当たるレンジがS6-M10。S6-M10は固定された構成でのご提供となり8fader-5knob、16Fader-5knob、24Fader-5knobの3種類が選択できます。一方、S6-M40はフルカスタマイズが可能でユーザーの望む構成のS6 Consoleが構築可能です。ちなみにDisplay Moduleが選択できるのはS6-M40のみとなりますのでご注意下さい。フレームもデスクトップ、Leg Optionの有無など様々なバリエーションを持ちます。ご希望の構成については是非ともROCK ON PROスタッフまでご相談下さい!!

記事本文・構成 : ROCK ON PRO 前田洋介

※ 記事中に掲載されている価格・割引率・購入特典・ポイントや仕様等の情報は 2014年04月11日 記事更新時点のものです。

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