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Massive Pack 7 Special Review Vol.6 / Abbey Road Plug-ins Brilliance Pack

2008年9月19日 掲載(記事本文・構成 : ROCK ON PRO 前田洋介)

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最近では、モデリングにより数多くの往年の名機がプラグインとしてよみがえっています。その中でも、とりわけ異彩を放つのがこのAbbey Road Plug-inのラインナップ。Abbey Roadといえば、Beatlesの作品を数多く手がけたことでも有名なロンドンにある世界的に有名なスタジオです。また、このスタジオは独自に開発したオリジナルの機材を多数使用することでも有名です。そのオリジナルの機器をモデリングしたのがこのPlur-inとなります。種類別にパッケージが別れていて今後のリリースにもおおいに期待の出来るメーカーの最新作が、今回のMassive Packに登場です。

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◎RS127 Rack

RS127_Rack.jpg2.7kHz、3.5kHz、10kHzに対して2dB ステップでプラスマイナス最大10dBのバンド固定イコライザーです。開発番号127番のこの機械、聴感上の特性を追い求めブースト時はなだらかなカーブ、カット時は若干細めなカーブのセッティングに。実際に使用してみると、ミックスに対して輪郭として強調したい2.7kHz、3.5kHzと、プレゼンスコントロールに効果的な10kHzと、シンプルなデザインながらおいしいところはしっかりと押さえられていることが実感出来ます。

◎RS127 BOX

RS127_Box.jpgRS127 Rackと同等の機能を持つイコライザーですが、こちらはEMIトランスの採用により、Rackとはまたちがったキャラクターを持ち合わせています。トランスを採用したことによりブースト値をあげるとQが細くなる特性をそのまま再現。2dB ステップと大きな幅で動きますが、一目盛り多く上げてもQが細くなってくれるのでいらないところが持ち上がらずに、音楽的な感覚で操作出来ます。

◎RS135

RS135.jpg8kHzに固定された、ブースト専用機。RS127のなだらかなブースト・カーブより、若干細いカーブも採用により、アナログ時代の実質の最高周波数帯域にあたる8~12kHzに対してのブースとが可能です。以前は、Abbey Road Studioでは、ほとんどのトラックに対してプレゼンスコントロールとしてこういった機器が使用されていたそうです。デジタルレコーディングの現代ですが、やはり、聴感上で効果的なプレゼンスポイントは8kHz周辺だと感じています。こんな融通の利かない機器・・・と言わずに是非ともAbbey Road Studioのエンジニアをまねて全チャンネルに挟んでみて下さい。あのサウンドの秘密に迫るチャンスが訪れます。

次回のレビューでは、前回途中であったGRM Toolsの残りのPlug-inの紹介を予定しています。ご期待ください。

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記事本文・構成 : ROCK ON PRO 前田洋介

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