Home » 特別レポート » ラスベガスでの熱狂を東京で!Apple Post NAB2006 Tokyo。

先頃ラスベガスにて盛況の内に幕を閉じたNAB2006。中でもノンリニアの世界ではAvidと二分する盛り上がりを見せたAppleが、東京にてその内容を改めてプレゼンテーションする、Apple Post NAB2006 Tokyoが開催されました。
Final Cut Studioをはじめ、コストパフォーマンスの高いノンリニア・システムの提案を続けるAppleが、いかにこの世界に注力しているかを示しているようなイベントといえるでしょう。
また、関連機器展示コーナーではApple Proアプリケーションを中心とした機器展示がおこなわれていた会場は、熱気で満ちあふれ、特に個人的に気になっていた、AJA KONAおよびBlackmagic Design Multibridge Extremeの展示は、常に人垣が絶えない人気ぶりでした。
オペラシティーにあるAppleコンピューター本社で行われた、Apple Post NAB2006 Tokyoは、セミナールームにおけるプレゼンテーション、Apple Proアプリケーションはもちろん、Sony,Panasonicをはじめとした関連周辺機器展示、そしてXSANを中心としたネットワーク・ストレージの提案の3つに分けて行われていました。
オフライン編集を中心に、急速にシェアを伸ばしているAppleですが、HDコンテンツの増加に、高いコストパフォーマンスで応えようという意欲が、それぞれのコーナーで伝わってきました。
ラスベガスでのNAB同様、US Mercedes Benzのコマーシャル素材を元に、Final Cut Studioのワークフローを紹介する、プレゼンテーションが行われていました。
写真をご覧になってもお分かりの通り、Sony XDCAM HDカムコーダーと、Mac Book Proを使用してのHDモバイル・エディティングの実演も行われていましたが、効率の高い圧縮を誇るHD動画と、17インチMac Book Proの組み合わせは、機動力が重視されるようなコンテンツでの運用も充分に行える可能性を感じさせてくれるものでした。
今回のプレゼンテーションの主な目的は、IntelベースのMac Book Proのパフォーマンスを利用して、最小限のシステムで最大限の効果をあげるワークフローを実演するといったものでしたが、エポックメイキングな新機能等の発表/実演はなく、XDCAM対応/P2カードスロットの対応など、ある意味、現実的で安定性を重視した内容に思われました。
しかしながら、Final Cut Pro、Motion、SoundTrack Proとのシームレスな連携は非常にスムースに行われており、PowerMac G5に迫るのではないか、というパフォーマンスを見せてくれました。(途中、作業中にレインボースピンが現れたのはご愛嬌!しかし、見事に復帰してくれました)
導入例が非常に多くなってきているというBlackmagicですが、発売になったばかりのPCI Express接続Multibridge Extremeを見ると、その理由も納得です。
KONAと比べても画質/色味ともに引けを取る部分は全く見られず、豊富な入出力を備えた接続性の良さ(もちろんアナログも装備)と、スタンドアローンでのAD/DAコンバーター機能を備えるなど、至れり尽くせりのキャプチャー・システムです。
もちろん、デュアルリンクHD-SDIに対応する他、(あまり使う事はないかもしれませんが)4レーンPCI Expressバスのスピードを生かした、2K Digital規格にも対応します。30inch CinemaとDVI-D接続でのフルモーション・ビデオは想像するだけでもわくわくさせてくれます。しかも驚くほどのコストパフォーマンスを備えているので、この先、さらなる大ブレイクが起こるかもしれません。
報道コンテンツなどの機動性が重視される現場に最適なソリューションと思われる、ハードディスクDVレコーダーが、FOCUS FireStoreシリーズです。現在は、DVフォーマットのみの対応ですが、今後HDに対応を果たせば、重宝する一台になるでしょう。
こちらは、ご存知Panasonic P2カードリーダー/レコーダーです。駆動部分のない記録方式は、高画質と機動性を備え、オリンピック公式採用を果たしているのが、如実に物語っています。
カードの容量アップとさらなる低価格化が望まれます。
話題のインターフェイスAPOGEE Ensambleも展示され、Logic Proでドライヴされていました。音質は会場が会場だけに、じっくり確認できませんでしたが、何よりも派手なイルミネーションに目を奪われてしまいました。
正式なリリース情報等が入れば、webでも順次公開していく予定です。お楽しみに!
こちらは、高品位なAPOGEE AD/DAコンバーターをインターフェイスに変身させてしまう、Symphonyです。
より高品位で拡張性の高いシステム構築が可能になっており、Logic上で作業を完結させたいニーズに、最適です。
コストパフォーマンスの高いストレージ・ネットワーク・ソリューションとして、様々な方面から注目を集めている、Apple Xsanシステムは、さらに別室でのデモンストレーション/展示が行われていました。
圧倒的なストレージ容量とスピードを誇る、Xsanシステム構築例を実際に目の当たりにしてもらおうという事でしょうか。Apple 提案のXsanシステムは、様々な用途のクライアントを接続/運用する自由度の高さが魅力です。
FibreChannelスイッチに、当社推奨のQLogic SANBoxが使われていたのが印象的でした。当社でも、Meta Data Controlerを必要としない(G5 Serverを使わない)シンプルなSANシステムのご提案を含め、様々なご相談をさせていただいております。是非、お気軽にご相談下さい!
記事本文・構成 : ROCK ON PRO
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