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Euphonix MC artistの検索結果(24件)
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2008/11/21
Euphonix MC artistシリーズ Ver1.2.2発表
ご好評いただいているMC artistシリーズに最新のドライバがリリースされました。今回は、細かい部分でのバクフィックスが中心となっていますが、近日中にメジャーアプデートとなるVer1.3の準備も進められているとのことです。ユーザーからの要望の強いPro Toolsの操作に関しての不具合の解消、ユーザープリセットの複数保存、フェーダータッチの改善等が予定されています。
頻繁に、ユーザーの声を受けてアップデートを繰り返し、完成度を高めているMC artistシリーズ。
さらにEuConプロトコルへの賛同メーカーもMetric Heloが参加を表明しI/OブランドとしてはAPOGEEに次いで2社目、Euphonix本社では現在30社程度のメーカーとEuConの採用について話が進行中とのことです。将来への期待も非常に大きいと感じています。
>>ver 1.2.2のDownloadはこちら
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
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2008/06/13
Euphonix MC artistシリーズ 遂に日本上陸、発売開始!!
Euphonixがラージコンソール用に開発を続けているEuConプロトコルが、なんとプロジェクトスタジオや、ホームスタジオでも使用出来るサイズで発表!!!話題のMCアーティストシリーズが遂に発売を開始致しました!只今、持ち運びに便利なソフトケース(キョーリツ EFS40)プレゼントしております!是非お問い合わせください。
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MC mix ¥169,800
MC control ¥249,800
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Euphonix USAのHPはこちら>>>
ボタンひと押しで複数のアプリケーションやワークステーションが切り替えられ、さらにタッチセンサー式ノブ、ムービングフェーダー機能は、ワークステー ションで走らせているアプリケーションに合わせて自動的に切り替わるため、マルチフォーマットメータリング、プラグインパラメータ、イコライザーのパラ メーターなど素早くアクセスでき調整が可能です。
また注目はApple、Steinberg、MOTU、Apogeeといった大手ソフトウェアメーカーとの密な協力によって実現された、各社DAWでのEuphonix EuConプロトコルのネイティブサポートです。
今回は講師としてJohn Haydon 氏( Euphonix Inc. USA:Product Specialist:Artist series )をお迎えして、MC Artistsシリーズによって生まれる比類なき編集・ミキシングを皆様に体験して頂きました。
~ユーフォニクス20年の歴史とノウハウを多くの皆様へ~
20年前。デジタル技術の黎明期で、デジタルオーディオの音質に皆が疑問を持っていた時代。
他 社が音を直接デジタル化して扱おうと必死になる中、音を直接デジタル化するのではなく、操作情報をデジタル化してアナログ音声回路を制御するというアプ ローチを採ることで、デジタルの恩恵を最大限受けながらも、デジタルの影響を音から一切排除した「デジタルコントロールドアナログ」概念のコンソールを発 売以来、シリコンバレーの中枢でデジタル制御技術を蓄積してきたユーフォニクス。その集大成として開発したSystem5デジタルコンソールとイーサネッ ト通信プロトコル「EuCon」。
今回そのSystem5とEuConプロトコルを生み出したメーカーとして、そのメリットを最大限に生かした新商品MCArtistシリーズ発売しました。
この新シリーズはEuphonixが20年の節目に欧州にて立ち上げたEuphonix R&D Europe の最初の成果であり、Euphonix System5ハイエンドプロフェッショナルコンソールの圧倒的なスピード、分解能、そしてDAW統合力をパーソ ナルな環境にも使える様に開発したものです。革新的かつ人間工学をベースにスリムにパッケージにまとめ、コンピュータのキーボードとディスプレイの間にも スッキリ収まるようにデザインしました。そのためどんなスタジオにも容易に導入することができ、また、複数ユニットを接続して大型統合コントロールサー フェスとして最大1台のEuCon MC Controlと4台のEuCon Mixを繋ぎ合わせ、一体型とすることもできます。欧州にてその優れたデザインに送られる、Red Dot Award 2008をこれらのシリーズが受賞しました。世界の51カ国から3203アイテムのノミネートがされ審査員が選定するもので、デザインのみな らず、機能にも厳しい目で審査されました。
EuCon MC Controlの強力な機能
● カスタマイズ可能な7in‐TFTタッチスクリーンにて直接的な操作が可能
● 複数AVアプリケーションをEthernet経由で制御可能
● MIDI比で速度250倍、分解能8倍
● HUIおよびMackie Controlプロトコルをサポート
● スタジオへの組み込みや持ち運びに便利な薄型デザイン
● Sutdio Monitor Expressソフトウェア
● 4本のフェーダーとチャネルストリップ
● トランスポートコントロールスイッチを周りに配したジョグ・シャトルホイール
● MC Mixコントローラを最大4台増設することにより、36フェーダーまで拡張可能
EuCon MC Mixの強力な機能
● 8本のフェーダーとチャネルストリップ
● 複数AVアプリケーションをEthernet経由で制御可能
● MIDI比で速度250倍、分解能8倍
● HUIおよびMackie Controlプロトコルをサポート
● スタジオへの組み込みや持ち運びに便利な薄型デザイン
● 最大4台のMC Mixと、MC Controlを接続することにより、36フェーダーまで拡張可能
EuConプロトコルによりネイティブサポートするアプリケーション
Apple Logic Pro
Steinberg Cubase
Steinberg Nuendo
Apogee Maestro
近日中のネイティブサポートをMOTU Digital Performerが表明しています。
HUI/Mackieコントロールによるアプリケーション(現在対応可能)
Ableton Live
Apple Final Cut Pro
Apple Soundtrack Pro
Digidesign Pro Tools
MOTU Digital Performer
Propellerheads Reason
など今後もますます広がります。ご期待下さい。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
Tech
2013/11/19
Artist Mix & Artist Control でDAWを直感的にコントロール!!
日々のDAW上の作業の中でフェーダーをまとめて上げ下げしたり、ボーカルラインの微妙なボリュームコントロールするためにコントロールサーフェスがあれば便利なのにと思ったことってありませんか?
Avid Artist Mix
Pro ToolsのみならずLogicやCubaseにも使っていただけるArtist Mixはスタイリッシュなデザインと豊富な機能で制作環境を快適にしてくれます。是非ご自宅のシステムに導入してみてはいかがでしょうか。製品の見た目からフェーダーでのボリュームコントロールやノブでのパンニングまでは容易に想像できるとおもいますが、実は、下記すべての作業がArtist Mix単体で可能です。
・トランスポート(再生/停止/早送り/巻き戻し/録音等)
・プラグインのインサート
・プラグインのコントロール
・インプット/アウトプット/センドのアサイン&変更
もちろん「AVIDのプロダクトだからPro Tools上でしか使えないんでしょ?」なんてことはありません。EuConプロトコル対応アプリケーションはもちろん、HUIやMackieコントロールに至るまで切り替え可能で、CubaseやLogic、Apogee MaestroやMetric HaloのMioConsoleにいたるまでほぼ全てのDAWに対応可能です!
詳しくはこちらをご覧ください
http://www.avid.com/jp/products/Artist-Mix
そもそも、ここまでのDAWに対応しているのはArtist Mixの元である「MC Mix」を開発した前身の会社Euphonixの歴史にその理由があります。
Euphonix
Euphonixと言えば空気感まで再現する40bit-flortミックスエンジンというSYSTEM5という大型コンソールを開発し、大型スタジオ、特に映像系にて業界を席巻しました。元々Euphonix社は、SSL社の技術者が分派して起こした大型コンソール専門の会社だったわけですが、DAWの浸透とともにパーソナルユースのDAWコントローラ市場にも参入してMCやArtistシリーズを投入し、Artist Mixの前身、MCやArtistシリーズを投入しました。
従来のDAWの制御通信は1997年Mackie社の開発したHUIプロトコルで担っていましたが、MIDI規格で通信されるためフェーダー解像度が8bit(256段階)であったり、コントロールにラグがあったり、複雑階層化するDAWの奥まで制御するメタデータのやり取りも限界がありました。
通信解像度として更に要求するプロダクトになると当時AVIDから出ていたICONなど高額な投資が要求されました。そんな状況の中、Euphonix社が2008年に発表したフィジカルコントローラがMC Artistシリーズ。通信プロトコルにEuconを採用しました。通信にEthernet(LAN)を使った高速通信が可能となりHUIの制御情報の限界を大きく突破しました。そして、Euphonix社の働きかけで各DAWメーカーがEuconプロトコルの対応をネイティブで実現させることで、HUIプロトコルの独壇場だったフィジカルコントローラー市場に新しい選択肢ができたわけです。
しかしながら、2008年当時では(Pro Toolsでいうと8の時代)Pro ToolsではEuconプロトコルに対応しておらず、HUI接続を余儀なくされました。当時のPro ToolsユーザーはEucon対応のコントロールサーフェスを羨ましく思った物です。その後、EuphonixはAVID傘下となり、Protools9からはEuconにネイティブ対応するようになりました。インターフェイスの縛り解放と共に大きくPro Toolsを変革させたのは記憶にも新しいです。
MIDIにくらべて256倍の通信速度、8倍の解像度をそなえたEuconプロトコルのおかげで、精密なコントロールや、プラグインのコントロール、インプットのアサインなどDAWの奥に入ったコントロールも可能になった訳です。Pro Tools10の時代からはEuconプロトコルもフェーズ2となり、新たに500ものPro ToolsコマンドがEucon化されました。これにより、Artist Controlにおいては、ショートカットを持たないコマンドもほぼすべてSoft Key上に網羅されました。これらのコマンドは、タッチスクリーンから、非常に直観的なハンズオンコントロールが可能です。もちろん、Soft Keyは、自由にレイアウトが可能。 良く使うコマンドを使いやすい場所に配置しなおすと、さらに作業効率がアップすること間違いなしです。
Artist Control
また、最大36フェーダーまでのArtist MixとArtist Controlの組み合わせも可能ですので、大型コントロールサーフィスに匹敵するコントロールシステムの構築も可能です実際の使用感は以下の動画で体感いただけると思います。是非ご覧ください!
また、英語でちょっと古いビデオですが、AVIDの社員がArtist Controlの魅力を解説したビデオも有りますので是非ご覧ください!
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2011/09/30
Avid ArtistシリーズのEuConアクティベートが変更になります
Avid ArtistシリーズのCUBASE/NUENDOで必要となるEuConアクティベートの注意点です。
Euphonix MC ArtistシリーズがAvid Artistシリーズと改名されたことにより、シリアルナンバーが今後の出荷分で変更になります。それにより、Steinberg系のDAWで必要なEuCon Adaptorのライセンス発行に問題が生じています。
問題が生じてしまったお客さまに対しては、AVIDカスタマーセンターもしくはSteinbergサポートにてリクエストベースでのライセンス アクティベーションを行っています。
メーカーへご連絡の際には、事前に下記
◎MySteinberg ID
◎Mail Address
◎Artistシリーズのシリアル
をご準備の上、AVIDカスタマーセンターもしくはSteinbergサポートまでご連絡ください。
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2011/06/03
Pro Tools 9にEuConネイティヴ対応!Win/Macで死角なしのMC Artistシリーズ購入で、¥10,000 OFFのチャンス!
Pro Tools 9がEuphonixのコントロール・プロトコルEuConにNative対応した事により、よりグローバルなコントロール・サーフィスとして、完成の域に達した感のあるAvid Euphonix MC Artistシリーズ。
待望のWindows環境への対応も果たし、用途に応じた拡張と柔軟性を兼ね備え、コントローラーの決定版として完成したArtistシリーズは、DAWに携わる方全てにおススメ出来る製品と言えるでしょう。
そのArtistシリーズから、MC ControlもしくはMC Mixをコアに複数台導入の方に、合計金額から¥10,000 OFF !のチャンス!
この機会に、快適な操作感をあなたのワークフローに追加してみてはいかがでしょう?
MC Artist Windows対応について詳しくはこちら >>
Avid MC Control v2
MC ControlはMac OS Xで走る全てのアプリケーションに対応し、Windowsアプリケーションにも対応しました。
MC Controlの特徴であるタッチスクリーン下の12のソフトキーSWが、良く使うキーストロークコマンドをセーブし、ソフトキーのページを選び、さらに1ペー ジ辺り24の オンスクリーンソフトキーが使用できます。
これで、普段使うキーコマンドやショートカットを割り当て、専用キーとして登録する事で、スマートにアプリケー ションを使いこなせます。ProToolsからiTuneまでアプリケーションを変更するたびに、そのアプリケーションに対応するソフトキーを表示します。
MC Control v2の機能
カスタマイズ可能なタッチスクリーンパネル
12のアサイナブルキーセット
4本のタッチ-センス付モーターフェーダー
8本のタッチセンス付コントロールノブ
Jog/shuttle/zoomにも使えるデータエントリーホイールとトランスポートコントロール
イーサネット経由で複数のパソコンとアプリケーションを同時操作
MIDIに比較し250x高速で8x の解像度。
EuCon, HUI and Mackieコントロールプロトコル対応
スタジオモニタープロエクスプレス搭載
Avid MC Control v2について詳しくはこちら>>
Avid MC Control v2 ¥199,500
Avid MC Mix
例えば、MC Controlのように細かいパラメーターのコントロールはしないが、フェーダー・オートメーションやパンはフィジカルに操作したいという方もいるでしょう。
そんな時にはMC Mixのシンプルな操作感が、ワークフローを格段に効率化します。
もちろん、スタンドアローンとして動作するMC Mixは、それ単体でも高速な操作感と効率化をもたらせますが、MC Controlのフェーダー拡張として追加する事も可能です。
MC Mixの機能
8本のタッチ-センス付モーターフェーダー
8本のタッチセンス付コントロールノブ
8つのサラウンドメーター、パラメーター、トラック名表示
最大36フェーダーまでのMC MixとMC Controlの組み合わせが可能。
イーサネット経由で複数のパソコンとアプリケーションを同時操作
MIDIに比較し250X高速で8X の解像度。
EuCon, HUI and Mackieコントロールプロトコル対応
スタジオモニタープロエクスプレス搭載
Avid MC Mixについて詳しくはこちら>>
Avid MC Mix ¥147,000
Avid MC Transport
Audioのコントローラーに装備されているジョグ/シャトルに不満を持っている方は多いのではないでしょうか?
MC Transportは、ヴォイスのエディットポイントや目的のサウンドを精密にコントロール する為に開発された、コンパクトなメディアコントローラーです。業務用の高解像度のジョグホイールとシャトルリングを 持ち、6つのプログラム可能なソフトキーや機能的に配置されたトランスポートコントロールなど未体験の編集作業を 実現します。
MC Transportの機能
重量感を持たせ, 光学エンコーダー使用のプロ用ジョグホイールとシャトルリング
ホイール周囲に7つのマルチカラーのtransport/navigation スイッチを配置
6つのプログラマブルソフトキー
16のTCやマーカーナビゲーションなど数字入力用の専用スイッチを装備
1台のMC Transportを最大4台のMC Mixと1台のMC Controlと接続
イーサネットにてマルチアプリケーションとマルチワークステーションをコントロール
MIDIと比べて250倍高速でしかも8X の高解像度の通信精度
HUIとMackie Control protocolもサポート
Avid MC Transportについて詳しくはこちら>>
Avid MC Transport ¥52,500
Avid MC Color
MC カラーはAppleのColor1.5と統合された、優れたコントロール環境を提供します。本体は薄型のデザインでその上に、高解像度のトラックボール、トラックホイール、タッチセンス付エンコーダーや多くのプログラム出来るソフトキーが装備されています。MC Colorは、イーサネットでMacに接続され、単独での使用も、また他のEuphonixのメディアコントローラと共に、より大規模な統合されたビデオ編集コントロールサーフェスとしても使用できます。
MC Colorの機能
高解像度OLED表示により、パラメーターや値などを明瞭に表示。
3つの高解像度光学式トラックボールによるカラーバリューの変更が行え、センターはマウスカーソルとしても使用可能。
3つの高解像度光学式トラックホイールにより明るさ、パン、スキャンなどを精密にコントロール。
6つのタッチセンス付ロータリーエンコーダーにより飽和度、リフト、ガンマ、ゲインなどのパラメーターを精密に調整可能。
広範囲なトランスポートやナビゲーションコントロール。
Avid MC Colorについて詳しくはこちら>>
Avid MC Color ¥189,000
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2011/02/11
MC artistシリーズ〜EuConが待望のWindows対応!!
デビュー当初より、要望の高かったWindows対応がついにリリース!!!!Windows7の32bit/64bit両対応での登場です!!!これで、魅力的なMC artistシリーズが、全てのDAWユーザーのもとへ届けられることとなります。今まで指をくわえて見ているだけだった、Windowsユーザーの皆さん!!是非ともお試し下さい!!
MC artistシリーズの関連情報はこちらから>>>
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2010/02/22
カラコレ革命!!MC color遂に発売!!
Final Cut Studioユーザー待望のcolor用コントローラーEuphonix MC colorが2/23より遂に発売です!!MC artistシリーズの誇る柔軟なSoft Keyの機能はそのままに、単独アプリケーションにターゲットを絞った設計で使いやすさも抜群!!そのコストパフォーマンスでデジタルシネマのワークフローに革命を起こします。
営業担当:岡田、梓澤、前田までお気軽にどうぞ。
初回の入荷は世界的な人気もあり非常に少ない台数となっております。いち早くこのソリューションを手に入れて下さい!!価格は予告通り¥178,500です。順次、その強力な機能をご案内してゆきます。ROCK ON PROでは店頭展示をいち早く開始。カラコレに革命を起こすEuphonix MC colorを体感下さい!!
MC colorの詳細はこちら>>>
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2010/01/22
Color用コントローラー、MC artistシリーズに新機種が登場
Final Cut Studio 3の発表と同時に情報が発表されていたMC Color。Final Cut Studioに含まれる優れたグレーディング機能を持つColorを操作する為に開発されたこのコントローラー、先日のAES New Yorkで実機が初登場し注目をあつめていました。先日のinterBEE 2009で実機が大注目!!国内か各も決まり、絶賛ご予約受付中です、
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
Final Cut Studio 3 の発表と同時に情報が発表されていたMC Color。Final Cut Studioに含まれる優れたグレーディング機能を持つColor を操作する為に開発されたこのコントローラー、先日のAES New York で実機が初登場し注目を集めていました。
Final Cut Pro とシームレスに連携するグレーディングツールColor は4K 迄の解像度に対応しデジタルシネマはもちろんビデオ編集でのカラーコレクトに力を発揮します。単機能のソフトウェアは高額なものばかりでしたが、このソフトウェアはFinal Cut Studio に含まれるため導入コストを考える必要も在りません。
今迄は3トーンホイールのコントローラーを探すとTangent Devices CP100 といった、高価なものしか存在しませんでした。誰も、10 万円のソフトに100 万円を超える単機能コントローラーを組み合わせようとは思わないでしょう。MC Color は低コストでColor のもつポテンシャルを引き出します。もちろんEuCon の特徴である自由にカスタム可能なソフトキーも搭載され3つのトラックボール/トラックホイール、6つのノブとあわせ自由自在に作業を行うことが可能となります。また、4つのメモリーバンクが装備されます。
トランスポートセクションも用意され、コンパクトながら、これ一台で作業を行うことも可能となっています。発売が非常に楽しみなMC artist シリーズのニューフェースです。
Final Cutユーザーに必須のコントローラーとなること間違い無しのMC color。先日発売開始のMC transport、MC control,MC Mixと併せて多彩なカスタム機能により、ユーザーそれぞれの専用コントローラーが完成します。是非とも組み合わせて作業環境をスタイリッシュで効率的な物として下さい。
ROCK ON PROでは好評予約受付中です!!
MC Color ¥178,500(税込)
(発売時期未定)
MC Artistシリーズ<価格改定によりお求めやすくなりました!!>
Euphonix / MC transport ¥57,750(税込)>>>¥48,300(税込)
Euphonix / MC mix 価格 ¥144,000(税込)>>>¥118,650(税込)
Euphonix / MC control 価格 ¥208,000(税込)>>>¥178,500(税込)
MC artistシリーズ(MC mix/MC control)のレビューはこちら >>>
MC artistシリーズ(MC transport)のレビューはこちら >>>
メーカーサイトはこちら>>>
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2009/10/07
MC transport / MC artistシリーズに新機種登場!!高級感あふれるJOG/SHUTTLE
有りそうでなかった、コントローラーがMC artistシリーズに登場。JOG/SHUTTLE単機能の商品は今までも有りましたがEuConならではのKeyBoardコマンドを包括したプロトコルにより、10Keyを取り込み、ロケーターとして必要な機能を全て詰め込んだコントローラーが誕生しました。MCシリーズの特徴であるカスタム可能なキーを搭載し、MC mix譲りの視認性に優れた有機EL液晶を搭載。死角は有りません。
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EuConの特徴であるマルチアプリケーション、マルチクライアント対応ということで,一台のPCの内部でRewire等で2つのアプリを動かしている場合、ロケートをマスターのアプリにロックしておくことで、Rewireアプリケーションを開いたまま、ホストのトランスポートを操作することが可能に、おおきく利便性が向上します。Final Cut Proのようにスレーブになれないアプリでもロケートをロックすることにより同期させている別のアプリの使用時にあたかもFCPがスレーブで動いている様な操作感を得ることも出来ます。SoftKeyも搭載され、編集コマンドを登録することにより、JOG/SHUTTLEを使用した編集作業も快適に行うことが可能となります。MC transportとMOUSEが有ればほとんどの編集作業が可能に。システムの構築において非常に柔軟に、どのようにでも組み込める、さすが「EuCon」と思える機能満載のトランスポートコントローラーです。
MC transportではEuControlパネルを呼び出すボタンが追加されボタンの数はMC Control等と比較し少ないのですが、積極的にボタンのカスタムを行えるように設計されています。Euphonixならではの高級感ある触り心地の良さも特筆に値します。非常に優れた操作感を提供すること間違い有りません。
Final Cut Pro、Logic Pro、Cubase、Nuendo、DP、Pro Tools、Reason、Liveなど、EuCon & HUI、Mackie Control protocolをサポートするDAW、映像編集ソフトウェアにおいて使用が可能。人間工学にもとづいた設計で、片手でロケートを自由自在に操れるこの操作感は是非一度体験していただきたい!と思わせるものがあります。Macユーザーならば必携のロケートコントローラーです。
Rock oN 店頭で展示中のMC Transportでの紹介MOVIEとなります。Logic 9 での動作を是非ご覧下さい。
<<解説はROCK ON PRO Prouct Specialist洋介が行っています。>>
価格改定によりお求めやすくなりました!!
Euphonix / MC transport ¥57,750(税込)>>>¥48,300(税込)
MC Artistシリーズ
Euphonix / MC mix 価格 ¥144,000(税込)>>>¥118,650(税込)
Euphonix / MC control 価格 ¥208,000(税込)>>>¥178,500(税込)
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2008/11/10
MC Artistシリーズ円高により数量限定特価!!スタイリッシュなコントローラーを手に入れるチャンス到来!!
先進の機能を搭載した、スタイリッシュなコントローラー『MC artsit』が円高により限定特価!!お求めやすい価格にて登場です。是非この機会をお見逃し無く!!
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
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注目の価格は、
MC mix ¥144,000 (旧定価¥169,800) 限定4台
MC control ¥210,000 (旧定価¥249,800) 限定8台
それぞれ、限定特価となっております。台数限りですのでお早めにご相談下さい。
MC artistシリーズについての詳細はこちら>>
Euphonix社 MCシリーズ全般はこちら>>
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2008/10/30
世界的なEuConテクノロジーを誇るEuphonix の製品・Review INDEX 開設開始!
ラージコンソール用に開発を続けているハイスピード・イーサネット・プロトコル・EuConを採用した MCで知られるEuphonixですが、そのEuConプロトコルがプロジェクトスタジオやホームスタジオでも使用出来るMCArtistシリーズ MC Control/MC Mixの発表したことにより、さらにポスプロ・シーン以外の音楽シーンにおいても知名度が広がって来ております。ROCK ON PROでは正規認定ディーラーとしてEuphonixの最新情報やレビューをいち早くお届け致します。
MC Artist- 〜MC Mix〜
MC mix ¥118,650
詳しくはこちら
MC Artist- 〜MC Control〜
MC control ¥178,500
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MC Artist- 〜MC Transport〜
MC Transport ¥48,000
詳しくはこちら
MC Artist- 〜MC Color〜
MC Color ¥178,500
詳しくはこちら
MC pro -media centar- 〜制作環境の革命児!〜
MC artistシリーズ発表で注目を集めいているEuConプロトコル。MC artistシリーズの原型ともいうべきMC proも着実に進化を遂げています。
詳しくはこちら
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ラインナップ充実のEuphonix MC Artistシリーズ!新価格でよりお求めやすく!(2010/1/28)
Colorに特化した新機種MC Colorが加わり、充実のラインナップとなったEuphonix MC Artistシリーズの3機種が、新価格により最大約¥20,000も安くなり、お求めやすくなりました。
Euphonix MC artistシリーズ Ver1.2.2発表(2008/11/21)
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EuControl Ver 1.2リリース/世界初!!日本語表示可能なコントローラーの誕生です(2008/7/18)
日本語表示対応!!!EuphonixのMC artistシリーズ用のEuControl Ver 1.2が本日リリースされました。非常に多くの更新を含むこの新バージョン。元のVer1.1.1からはメージャーアップデートといっても過言ではないほ どの新機能が追加されております。
AES 2008 Euphonix review!
MC Control、MC Mixの発売により、ポスプロ・シーン以外の音楽シーンにおいて知名度が広がった感のあるEuphonix。そのEuphonixブースでは前述のMC ArtistシリーズとFusionを展示。そのMC Artistでは、EuConドライバーがMOTU Digital Performer 6にネイティブ対応したことを中心にデモンストレーションがAESにて行われていました。
求めよされば与えられん!! MC ARTIST SERIES レビュー Ver.2
AppleのiMacや新デザインのapple keyboardの高いデザイン性とマッチする、モダンデザインに驚かれていた方も多くいらっしゃると思います。今回は、そのリアルオペレーションに迫ります。
MC Artistシリーズ Japan Premiere発表会レポート!
クリエイターの本来不要なストレスから解放してくれるスタイリッシュでヒューマンライクなコントローラ MC Artistシリーズです。6月12日 東京オペラシティー。眺望抜群の32階Appleセミナールームで、1月の製品発表以来待ち望まれた発表会が開催されました。
Euphonix MC pro セミナー / Meet the media center〜
Euphonixの誇るEuConの全てを搭載、コンソールを超えた至高のコントローラーMC pro、2008年7月3日にROCK ON デモスタジオで開催されたセミナーには、ポストプロダクション、ミュージック、各分野の一線で活躍されるエンジニアの方々にお集まりいただきました。講師には、エンジニア、クリ エイターでもあるプロダクトスペシャリストの、林純一郎氏をお招きして非常に内容のある白熱したセミナーとなりました。
system5 MC 効率と合理性を実現。カスタムDAWオペレーションで発想の転換!
音楽制作の環境を使用するDAWや、そのソフトの持つドライバーなどの制約にしばられて、自由な発想がなくなっていませんか?あのソフトは編集がしやすいけどシーケンスはこっちのソフトの方が作りやすい、ミキサーやオートメーションはこのソフトで、エフェクターはこっちのもの、統合のしようがなく、あきらめていたことがこのEuphonix MCにより実現します。
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MC Artistシリーズ&MC Pro・常設デモ & お貸出しで様々な機材をお試しいただけます!
気になる機材はたくさんあるけど、実際に試してみたい・・・・ROCK ON PROは、そんな皆様の声にお応えします!充実した常設展示機の店頭デモンストレーションはもちろん、ご自宅やスタジオの環境でチェックしていただけるように、お貸出しでの試聴も承っております。常設でない機材の手配もお気軽にご相談ください!
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2008/06/02
MC ArtistシリーズJapan Premiere発表会レポート!
6月12日 東京オペラシティー。眺望抜群の32階Appleセミナールームで、1月の製品発表以来待ち望まれたEuphonix MC Artistシリーズ発表会が開催されました。
ROCK ON PROではEuphonix製品に関してArtistシリーズはもちろん、MC Proなどのお問い合わせや、デモ・貸出受付はお申し込みはお気軽にどうぞ!
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
プロフェッショナルユーザーからパーソナルユーザーまで多くの人が音楽制作をDAWで行うようになり、従来のようにコンソールを前に自らの耳と感性だけを 頼りにフェーダーと格闘する・・・というようなシーンは減り、画面上の数値をにらむような作業が増え続ける今、「DAWによる恩恵」と「DAWゆえのスト レス」がせめぎあうようになってきたと思いませんか? マウスとキーボードだけの非人間的なミックス作業や、複数のDAW環境を行き来しながらの制作は、 クリエイターに本来不要なストレスを強いているはずです。そんなストレスから解放してくれるスタイリッシュでヒューマンライクなコントローラがこの Euphonix MC Artistシリーズです。
<< セミナーの一部をムービーで公開中!
今回Euphonixから発表されたMC Artistシリーズは、長年ハリウッド映画のサウンドをささえてきたEuphonixのノウハウの一つ「EuConプロトコル」という制御技術を使った新しいコントローラ。
EuConプロトコルは、同社フラグシップコンソールのSystem−5デジタルミキシングコンソールと、そこへシームレスにDAWコントロールを統合するため、Apple・Steinberg・MOTU・Apogeeといった強力な業界ベンダー同士のタッグにより実現した環境統合プロトコルとも言えるソリューションです。EuConプロトコルを使うことによって、違うDAWでも同じ操作で戸惑うことなく作業ができ、ショートカットキーの違いに悩まされることもなくなり、結果として迅速なオペレーションが可能になりストレスフリーで人間に優しいコントローラだ!・・・となるわけです!
さて、日本の音楽制作シーンではあまり馴染みのないEuphonix。
初めてEuphonixという社名を聞く方も多いでしょうが、海外において音質的なクオリティが求められる映画/放送の第一線、特にサラウンドミックスが必要な映画の多くで同社のラージコンソールが活躍しています。例えば数多くのハリウッド映画を送り出す代表的ダビングスタジオTodd-AO Studioや、LEONやTAXIで有名な映画監督リュック=ベッソンもEuphonixのフラグシップラージコンソール「System-5」を信頼し導入しています。変わったところではNASA(米国航空宇宙局)でスペースシャトルなどの飛行管制の通信記録を録音するために使われていたり・・・!
発表会に集まった参加者の方々も説明を聞いて、Euphonix社のコンソールが関わる仕事のメジャーっぷりに驚いている姿が見られました。
米国Euphonixからこの日のために来日したプロダクトスペシャリストJohn Haydonから最新の情報と一通りの概略説明のあと、用意された5セットのDAWシステムでArtistシリーズを実際に触れる時間も用意され、参加した方々は興味深げに触っては、新しい可能性や自分の疑問などをスタッフと意見交換する姿が多く見られる活気あふれる日本プレミアでした。
皆の目を釘付けにしたのは今回の主役、MC Control。
本機に搭載された横幅約150mmと大型で800x480表示可能な高解像度ディスプレイは、実はタッチパネルなのです!タッチパネルなので表示されたボタンに直接触れてオペレーションが可能という真に直感的なインターフェイスなだけでなく、ユーザーによるキーアサインのカスタマイズも可能で、このタッチパネルを有効に使うことでEuConプロトコルの強力な操作性能を余すことなくユーザーが利用できるように設計されています。見た目もわかりやすく、DAWでトラックに色をつければその色が反映されるトラックセレクタは、ミュート/ソロやRECアーミングを自在にコントロールできるだけでなく、マルチチャンネル対応メータリング、プラグイン情報・オートメーション情報・Pan・Send・Eq・Dynなど各種ステータスの表示などなど、非常に使い手のある総合情報ディスプレイとしても活用できます。また、ディスプレイ下に配置された12個のアサイナブルキーも活用することで、ユーザーは思い通りの機能を一画面に理想的に配置して、ありがちな機能を呼び出すためのレイヤー切り替えなどとは無縁の、ストレスない編集作業を実行可能です。
そしてEuConプロトコルで動くArtistシリーズを使う利点は、なんといっても「DAW環境の統合」という点でしょう。
例えばNuendoとLogicを同時に使っていたとして、キーボードでは違うショートカットに割り当てられた機能も、MC Controlを使っていればキーボードに触れることなくアプリケーションを切り替えて、タッチパネルにわかりやすく機能名が書かれたボタンを押すだけでエディットを実行できるなど、DAWごとのショートカットの違いに振り回されることなく、垣根を越えて迅速に作業を進められるのです。私のように「ProToolsは使えるけどNuendoはサッパリ・・・」という人には持ってこい!な製品といえるでしょう!(注:ProToolsはHUIモードで動作) 今回の発表には間に合いませんでしたが近々のファームウェアアップデートで、タッチパネルにユーザーが自由に機能をアサインできる予定とのことで、期待の大きな機能の一つです。
また特筆すべきは、そのスタイリッシュなデザインと、軽量薄型の省スペース性。
MC Mixはご覧の通り幅50cm、奥行24cm、厚さ3cmというパソコンのキーボードと大差のない大きさで、フェーダー8本を持つ他のコントロールサーフェースと比べても設置の自由度はダントツです。
コンパクトでも妥協しない8本のタッチセンスの100mmムービングフェーダーと、8基のタッチセンスロータリーエンコーダーを搭載。
フェーダーピッチが狭くなることもなく、MC Mix/Controlともにフェーダーピッチは3.3cmを確保。ここはさすがハリウッド育ちというべき作りを感じさせます。実体験で言えるのですが、120分という長時間をほとんど止めることなくミキシングする映画やVPなどでは、フェーダーピッチが狭いとロクなことになりません。。。その点本製品はファイナルミックスで8本フルに使っても、指が隣にぶつかることなく長時間でも余裕のあるミキシングができるので好印象です。もちろん近年増え続けるサラウンドパンコントロールも可能です!
接続はEtherケーブルとACコードのみ。重さも2Kgちょっとと片手でラクラク持てて、設置も片付けも全く苦になりません。Macのキーボードとマッチするアルミニウムシルバーの外観も好評でした。こうした軽量薄型の利点は、SSLやNeveなどのラージコンソールを持つスタジオで、コンソールの上にMC Mix/Controlを置いてステムミックスやオートメーションをコントロールするサブミキサーとして利用できる点ではないでしょうか。従来のコントローラーサーフェースでは、コンソールの上に置くには重く、大きく、邪魔で、何より不格好だったのが、Aritistシリーズであれば、すっきりと前方の視界を妨げることもなく設置できるのはとても評価できる点でしょう。
参加者の方々からは「持って外に出られるので嬉しい」「自宅の机でも必要なときだけMixできるのが素晴らしい」「威圧感もなく機能的でスタイリッシュなインテリアみたいだ」と大変好評。
それもそのはずで、Artistシリーズは世界51カ国、応募総数3203点の中から、権威ある審査員により機能的にもデザイン的にも厳しい目で審査され、優れたプロダクトデザインと認められる製品にのみ贈られるreddot design award 2008を受賞しているのです。
ちなみにArtistシリーズ同士はサイドパネルを外しての合体も可能で、最大36フェーダーの大規模ミックスステーションをスタイリッシュに構築することが可能で、ワールドクラスのEuphonixの性能とデザインを自宅スタジオで実現可能なArtistシリーズに寄せられた期待は大変大きなものでした。
細かい機能ですが、多くの注目されていたのがモニターコントロール機能。
やはり「Artistシリーズを検討される方=DAWユーザー」ですのでモニターコントロールについては皆さん気にしておられる様子で、多くの方々からご質問をいただきました。もちろんモニターコントロールもネイティブ対応のNuendoなどではDAW側のスタジオコントロール機能をArtistシリーズから簡単に制御することで対応できますし、ProToolsでは「StudioMonitorExpress」という付属ソフトウェアにて抜かりなく対応しており、外部にモニターコントローラを用意せずとも、音質の変化を招かずクオリティを保ったままモニタリングの制御が可能になっています!
その他、参加された方々の多くが気にされていたことの一つが、コントローラーサーフェースの命ともいえるフェーダー解像度とそのレスポンス速度。ArtistシリーズとコンピュータはEtherケーブルでEuConプロトコル接続され、MIDI接続のHUI機器と比べると250倍の速度と8倍の分解能を実現しています。(HUIプロトコルで動作するProToolsではフェーダー分解能は8bit)
実際に触った方々からは「動作レスポンスがキビキビしていて気持ちよい」「モタツキやラグがないので信頼できる」「入力量がジャンプすることなく確実に数値に反映されるので正確なミックスができそうだ」と好印象の様子。スタッフもこの感想を聞いてホッと一安心。
日本プレミア以前から問い合わせの多かったArtistシリーズも、ついにMC Mix、MC Controlともに7月上旬発売予定が決まりました!Euphonix正規認定代理店のRockoNでは台数限定・初回限定ご予約価格での先行予約を独占実施 中です!お問い合わせ、お申し込みもお気軽にどうぞ!
Euphonix USホームページ(英語)はこちら>>>
MC mix ¥149,800(通常価格169,800)
MC control ¥224,800(通常価格249,800)
MCArtistシリーズの開発のコンセプトとなったMCProをハンズオンで体験して、実践的ノウハウをじっくり習得できるEuphonix MCセミナーを2008年7月3日(木) 16時〜当社デモルームにて開催いたします。お気軽にお申し込みお問い合わせください。
参加のご予約、お問い合わせは、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
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2008/06/02
MC pro -media centar- 〜制作環境の革命児〜
現在、MC artistシリーズ発表で注目を集めいているEuConプロトコルとEuphonix社。MC artistシリーズの原型ともいうべきMC proも着実に進化を遂げています。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
MCProをハンズオンで体験して、実践的ノウハウをじっくり習得できるEuphonix MCセミナーを2008年7月3日(木) 16時〜当社デモルームにて開催いたします。お気軽にお申し込みお問い合わせください。参加のご予約、お問い合わせは、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
まず、詳しい紹介の前に可能性を感じていただくため対応アプリケーションの一覧をご覧ください。
◎EuCon対応アプリケーション
Apple / Logic Pro 8
Steinberg / Nuendo 4
Steinberg / Cubase 4(現時点ではartistシリーズのみ)
Merging / Pylamix
Cakewalk / Sonar 7
Apogee / Maestro(Duet&Ensambleのみ)
Digital Audio Denmark / AX24 Converter system
◎EuCon対応表明アプリケーション
MOTU / Digital Performer
Apogee / Maestro(Synphony System)
◎Macki Control / HUIでの対応アプリケーション
Digidesign / Pro Tools
Apple / Final Cut Pro
Apple / Sound Track Pro
MOTU / Digital Performer
Propellahead / REASON
Ableton / LIVE
現時点でこれだけのアプリケーションが対応を果たしており、EuphonixがEuConプロトコルをオープンにしているので今後も続々と対応アプリケーションが増えていくことは容易に想像出来ます。創作活動として、音楽、映像そういった物を扱う上での道具が、DAWでありコントローラーです。道具による制約を受けることは創作活動において大きなデメリットとなります。その垣根を取り払えるのが、このMC proです。
MC proの最大の特徴は、キーボードとトラックボールを中心に据えたレイアウトとなっていることでしょう。現在のPCの入力デバイスをあえて中心にして、それに付加価値(フェーダーやロケーター)を加えて完成度の高いシステムを構築。好きなキーボードコマンドとEuConサポートのコマンドをアサイン自在なSoftKeyに設定しキーボードを拡張します。今までもコマンドをアサインするような商品はありましたが、キーボードを同時に持つ機械はありませんでした。まずは、キーボードありきで、それを拡張する、という発想。全てのアプリケーションに柔軟に対応する為にも、必須の発想の転換であったと思います。
ユーザーにあわせてSoftKeyをプリセット保存することができます。使い慣れたアプリケーションでは自分専用のカスタムプリセットを、普段なれていないアプリケーションはファクトリープリセットでどのソフトも、似通った操作体系で、と使い分けも自由自在です。これさえあれば・・・今まで興味はあったけれども使い方が・・・というアプリケーションも使いこなしが簡単に出来ます。
ここで、Soft Keyの紹介を。キーボードコマンドを内包したコントロールプロトコルであるEuConの利点を最大限に生かした機能がこのSoftKeyとなります。キーボードショートカットはもとより、EuConネイティブ対応のアプリケーションにおいてはメーニューに表示される各種コマンドまでも網羅されています。この機能を更に多彩にするマクロ機能。現状では3ステップのマクロですが、今後、無制限のマクロコマンドを作成することが可能になるアップデートが予定されています。キーボードにある十字キーも、マクロに組み込むことが可能です。コマンド、シフトなどを押しながら上下、左右、思いつくショートカットがある筈です。これを繰り返して・・・。オリジナルのSoftKeyが出来上がります。例えば、ProToolsでバウンスのコマンドの際、設定ウィンドウが開きます。何度もバウンスする時は[enter]が自動で押されたら便利だと思いませんか?
DVIスイッチと組み合わせることにより、複数台のコンピューターを切り替えての作業が行えます。キーボード、トラックボール、ディスプレイはそのままにスムーズな切替が可能です。ここで生まれる可能性は、Pro Toolsで作業をしつつNuendoをエフェクターラックとして使用。ソフトシンセ用に専用のコンピューターを用意し必要な時のみワンボタンで呼び出しての作業。MAで映像のプレイバックをVirtual VTRで使用、切替機能によりサブのディスプレイ等を用意することなく作業スペースに余裕ができます。
これ以外にも、Nuendo,CubaseのControl Room機能を存分に使用した、モニターセクション。こちらは、EuphonixのオリジナルソフトStudio Monitor Expressも、もちろんフルに対応。今後、ApogeeのMaestroもフル対応により充実する予定です。レベルコントロール、CUT、DIM、モニターソース切替、モニタースピーカー切替と充実の装備を誇ります。
今後,対応アプリケーションが更に増えることにより、また、ソフトウェアの更新により可能性が広がります。 将来が非常に楽しみなMC pro。今後も更新情報を随時アップしていきますので宜しくお願いいたします。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
MCProをハンズオンで体験して、実践的ノウハウをじっくり習得できるEuphonix MCセミナーを2008年7月3日(木) 16時〜当社デモルームにて開催いたします。お気軽にお申し込みお問い合わせください。参加のご予約、お問い合わせは、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
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2008/01/14
Euphonixが新作コントローラーを発表
Euphonix が、NAMMにて新作コントローラーArtisit Seriesを発表予定!!写真からも分かるようにスタイリッシュなデザインのコントローラー。Euphonixの誇るEuConの技術がどこまで搭載されるのか、今から詳細の発表が楽しみな1台です。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
詳細は、16日にweb siteがOPEN!!、NAMMでの発表が17日となっています。ROCK ON STAFFのNAMMレポートもお楽しみに!!
早速、Euphonixの本国サイトに情報が公開されました!!!注目の値段は、写真左側のタッチパネル搭載のコントローラーが「MC Control」が$1,499.99。右側の8本のフェーダーを搭載した「MC Mix」が$999.99。注目のEuConの搭載も決まり、EtherNetでの接続となり、自由に組み合わせて増やしていく事が出来ます。また、MC Controlが無くても、MC Mixだけでも動作する事が可能です。
MC Controlは、MC譲りのタッチパネルと12個のソフトキー、4本のタッチセンス付フェーダーと8個のタッチセンス付ノブを持ち、ジョグホイールとトランスポートを備えています。 通信プロトコルはEuphonixの誇るEuConをサポートし、その他にもHUI,MackieControlをサポートしています。また、StudioMonitorExpressSoftwearがついてきますので、どのSoftからでもMC Controlを使ってMonitor Controlが可能となります。(StudioMonitorControlはSoftとASIO等のオーディオドライバーの間に挟まりOutのVolumeControlをするソフトです)
MC Mixは、 単独でも動作する8本のタッチセンス付フェーダーと8個のタッチセンス付ノブを備えたコントローラーです。こちらもHUI,MackieControl互換で動作し、ほぼ全てのSoftに対応します。
日本での発売金額はまだ発表となっていませんが 、順次、情報アップします!!!ご期待下さい。
>>>Rock oN / NAMMショーレポートへはこちら
>>>Euphonix社本国のサイトはこちら
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2000/01/20
AVID/Euphonix
2010年より、AVIDの一部門となったEuphonixですが非常に高い先見性と先進性で、熱烈なファンの多いブランドです。『10年先を行っていた』と、今でも評価の高いCS3000コンソールに始まり、Ethernet接続によるモジュール構成のSystem5等のラージコンソールを発売。そのなかで開発されたコントロールプロトコル『EuCon』をDAWコントロールとして応用しMC Artistシリーズをリリースします。そして、AVIDの一部門となった今、Pro ToolsもEuConに対応しほぼ全てのAppleベースのDAWがネイティブに動作するオープンプラットフォームとなっています。
メーカーサイトはこちら(日本語)>>>
メーカーサイトはこちら(本国・英語)>>>
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2010/04/13
NAB2010 ラスベガス 現地ショートレポート その1!
2010年4月12日〜15日まで、アメリカはネバダ州ラスベガスにて開催中のNAB2010を、ROCK ON PROスタッフが現地にてショートレポート!世界最大の放送機器展と言えるNABですが、オーディオ機器も大きな発表があるかもしれません!?気になる新製品から順次掲載していきます!
★AVID★
One AVIDを合い言葉に、オーディオ/ビジュアルの統合ソリューションの提案を進めるAVIDは、あらゆるワークフローに対応すべく、競合を含めた各社のフォーマットやコーデックを積極的に取込み、周辺機器を含めたオープンな姿勢を打ち出し始めており、それに見合った盛り上がりを見せていました!
今回、NABで話題となったAVIDによるEuphonixのと取り込みは、現状ではまだまだ、未定のことが多く不確定ですが、現場のそれぞれのスタッフの個人的な意見は、非常に前向きなコメントをいただきました。EuConが今後、ユニバーサルでProToolsやWinに最適化されることに発展する可能性に期待したいと思います。AVIDブースでのiCONとMC Atrtistの同時展示その興味深い発展を示していると思いました。
[caption id="attachment_1262" align="aligncenter" width="224" caption="AVIDブースでのEuphonix"][/caption]
Media Composer 5
満を持して登場したMedia Composer 5は、最近のAVIDが目指しているオープンで使い易いワークフローを、さらに押し進める内容を持って登場しました。
前バージョンでQuickTimeに対応したのも記憶に新しいところですが、なんと今回はApple ProRessフォーマットにもネイティブ対応!しかもWindowsでの動作も可能にする等、本家ですら実現していないワークフローが可能になっています。QuickTimeではProRessだけでなく、QTが再生可能な全てのフォーマットに対応しています。
まずは、会場でのプレゼンの模様をご覧下さい!
Media Composer 5の柔軟性は、QT再生に限りません。現状、他のワークステーションでは実現出来ていなかったREDネイティブのR3Dフォーマットもサポート!トランスコードを含んだ面倒な処理が不要となり、より快適な作業を可能としています。
また、最高品質のモニタリング/デジタイズを可能とするNitris DXも、Dual Link HD RGBに対応!色深度4:4:4の最高品質ビデオのデジタイズ、モニタリングの他、HDCAM SRとの親和性も高まっています。
さらに、新たにコストパフォーマンスの高いビデオ・インターフェイスMATROX MXO2 Miniをサポート!ラップトップを持ち歩いての現場での編集、確認がよりコンパクトに出来る様になり、今迄、敷居の高さを感じていたエディターの方も納得のシステム構築が可能です!
Pro Toolsユーザーの方にはあまりにもなじみの深いRTASプラグイン・フォーマットがMedia Composer 5で採用されたのも、ある意味驚きです!(今迄使えなかった方が不思議ですね!)
もともと、ビデオ・エディターの方は”オーディオ・フィルター” という概念が強かったでしょうから、ピンとこないかもしれませんが、豊富な選択肢を持ったRTASプラグインが使えるのは、計り知れない効果がありますし、なにより、MAをPro Toolsで行う際の互換性が保たれます!ビデオ・エディターが想い描いたエフェクトを、サウンド・エディターが磨きをかけるのに、これ以上ない相乗効果をもたらすに違いありません!
下のレポートでもお伝え致しますが、今回のNABでの大きなトピックとして挙げられるEuphonixのAVIDによる買収発表も、大きな意味であらゆる制作者に恩恵をもたらす事になるでしょう!MC ColorがMedia ComposerやNews Cutterで動作するだけでなく、Windows対応も期待出来るでしょう!
同時にUnityやNitrisの導入キャンペーンや、Media Composer 5アカデミック版¥38,000(!)等、体制を立て直して、大攻勢に出たAVIDの展開に期待大です!
★Euphonix★
AVIDのところでもご紹介したEuphonixからは、MC Control v2が発表されていました!
まずはムービーをご覧下さい!
Euphonix MC Control v2
新しいLED LCD Displayを採用しタッチスクリーンの反応や解像度を改善、よりスムースな動作を実現したノブや、エンコーダー、ジョグ/シャトルを持ったMC Controlがv2になって登場!
MC Colorでも好評だった、つや消しブラックの外観を採用し、より一層クールになったと言えます。
いまや、Pro Toolsユーザーのみならず、コントローラーと言えばEuphonix MC Artistシリーズと言えるほどの人気を誇っていますが、マクロを組んだユーザー定義のコマンドの作成をはじめ、その理由が明白なほどのアドバンテージを持っていると言えるでしょう!
現時点では、Apple Final Cut Studioに同梱されるカラー・グレーディング・スイートColorに特化されていると言っても過言ではないMC Colorも、AVIDによる買収という現実から考えて、Media ComposerをはじめとしたAVIDビデオ・スイートに対応していくのは明白でしょう!
今から、その先の展開が待ち遠しい限りですね!
★MATROX★
MATROX MXO2 Mini
コンパクトで高品位な画像を実現しながら、シンプルな構成とアイディアで、あっという間にFinal Cut、Premiereユーザーを虜にしたMATROXビデオ・インターフェイス郡!
中でも、コストパフォーマンスに優れたコンパクトな筐体で、現場での作業を容易にするMXO2 Miniは、入出力の充実度もさることながら、ファームウェアのバージョンアップを重ねる度にAfter Effectsに対応したりと進化を続けてきました。
新製品ではありませんが、上記AVIDのレポートでも触れた通り、なんとMedia Composerに対応!いまや、コストパフォーマンスに優れるBlackmagic designをも圧倒しかねない勢いをもっていると言えるでしょう!
H.264エンコーダーを内蔵して、実時間以内での書き出しに対応するMAXテクノロジーと合わせて、注目のメーカーです!
★Solid State Logic★
SSL XLogic MADI-X8
ついに発売開始されたSuper Analogueマトリクス・ルーターXLogic X-Patchに続いて、MADIでのマトリクス・ルーターとなるXLogic MADI-X8が発表されていました!
詳細は正式発表を待ちたいと思いますが、X-PatchのようにMADIでのルーティングを自在に行え、Logictivityソフトウェアで管理可能なMADIルーターです。
SoundScape v6の発表も同時に行っているSolid State Logicでは、トレード・ショーが行われる度と言っていいほど、新たな開発を休みなく行っており、さらに、本業とも言えるコンソール・メーカーとしての姿勢は崩さないまま、新たなワークフローへの飽くなき挑戦が見て取れる、まさに今、一番元気なメーカーという事が出来るのではないでしょうか!
Sales
2016/07/01
Pro Tools HEROES !! Vol.4 ワークフロー急加速ヒューマンイタンターフェース!!フィーリングに追従するコントローラー!
◎INDEX
HERO 1 !!:Avid / Pro Tools | Dock
HERO 2 !!:Avid / Artist Mix
HERO 3 !!:Native Instruments / KOMPLETE KONTROL
HERO 4 !!:Avid / S3
いよいよ最終週となったPro Tools HEROES、今回はワークフローを急加速させるコントロールサーフェスをご紹介していきます!! プリプロ制作からIn The BoxのミキシングにいたるまでDAW・プラグインを意のままに操るコントローラーも百花繚乱、まずはそのベースとなるEuConについておさらいをしていきましょう!!
◎ワークフローを変革させたEuConを再確認 !!
・MIDIにくらべて256倍の通信速度
・MIDIに比べて8倍のフェーダー解像度
・複雑階層化するDAWの奥まで制御するメタデータのやり取りも柔軟に対応
・プラグインのコントロール、インプットのアサインなどDAWの奥に入ったコントロールも可能
数あるDAWコントロールサーフェースの中でも、EuCon規格はその独自のプロトコルで多くの優位点を持っています。一般的なDAWコントローラーに使われるMIDIベースの代表機種であるMackie Contorlなどと比べても、こちらはより繊細で多彩なコントロールを可能にします。
また、EuConはPro Toolsのみならずその他のDAWにおいても採用されており実績も多数。
そもそも、ここまでのDAWに対応しているのはArtist Mixの元である「MC Mix」を開発した前身の会社Euphonixの歴史にその理由があります。Euphonixといえば空気感まで再現する40bit-flortミックスエンジンというSYSTEM5という大型コンソールを開発し、特に映像系の大型スタジオへの導入で業界を席巻しました。元々Euphonix社は、SSL社の技術者が分派して起こした大型コンソール専門の会社だったわけですが、その後DAWの浸透とともにパーソナルユースのDAWコントローラ市場にも参入してMCやArtistシリーズを投入し、Artist Mixの前身、MCやArtistシリーズを投入しました。
従来のDAWの制御通信は1997年Mackie社が開発したHUIプロトコルで担っていましたが、MIDI規格で通信されるためフェーダー解像度が8bit(128段階)であったり、コントロールにラグがあったり、複雑階層化するDAWの奥まで制御するメタデータのやり取りも限界がありました。また、通信解像度を更に要求するプロダクトとなると、当時AVIDから出ていたICONなど高額な投資が必要となりました。
そんな状況の中、Euphonix社が2008年に発表したのが通信プロトコルにEuConを採用したフィジカルコントローラがMC Artistシリーズ。通信にEthernet(LAN)を使った高速通信が可能となりHUIの制御情報の限界を大きく突破。そして、Euphonix社の働きかけで各DAWメーカーがEuConプロトコルの対応をネイティブで実現させることで、HUIプロトコルの独壇場だったフィジカルコントローラー市場に新しい選択肢ができたわけです。
その後、EuphonixはAVID傘下となり、Pro Tools 9からはEuConにネイティブ対応するようになりました。インターフェイスの制限もなくなたことと共に大きくPro Toolsを変革させたのは記憶にも新しいトピックです。MIDIにくらべて256倍の通信速度、8倍の解像度をそなえたEuConプロトコルのおかげで、精密なコントロールや、プラグインのコントロール、インプットのアサインなどDAWの奥に入ったコントロールも可能になりました。
EuCon Softwareは着実にバージョンアップを重ね、コントロールサーフェスのフラッグシップS6を始め、先日リリースされたばかりのPro Tools Dock、S3、そして最新のPro Tools12ユーザーなら誰でも使用が可能なPro Tools Controlなど、ワークフローをを大幅に効率化するツールの基盤となるテクノロジーとなっています。
そのフィーリングに追従する「今が旬」なコントロールサーフェスをご紹介!!
◎導入メリット
・iPadを使用したタッチパネルから得られる豊富な情報量のチャンネルナビゲーション
・S3とのコンビネーションによってPro Toolsをよりコンソールライクに取り扱う発展性
・豊富なSoftKeyと手元に置かれたロケートボタン群にて任意のショートカットからマクロまでアサイン可能
ProTools | Dockは昨年のAES NYで発表となり、iPadの使用やEuCon接続、S3との筐体を合わせたデザインサイズなどそのルックスからも数々の話題を振りまいたAvidフィジカルコントローラーの最新形。16フェーダーを持つS3とのコンビネーションによってPro Toolsをよりコンソールライクに取り扱う発展性も大きな魅力です!!
・Avid Pro Tools | Dock ¥160,920(本体価格:¥149,000)
最大18回無金利クレジットで月々¥8,900〜
※iPadは別売となります。(iPad Air,Air 2,Mini3&Mini4をサポート、iPad Pro対応予定)
>>ご購入はこちらから
◎導入メリット
・8つのタッチセンシティブなフェーダーでタッチ1つでトラックを選択。ミックスをすばやくナビゲート
・8つのタッチセンシティブなノブEQ、ダイナミクス、AUXセンド、VCAグループなどに関する個々のパラメーターの調整が可能
・各フェーダー・ストリップのトラック情報、ステータス、フィードバックがディスプレイに表示。トラックに的確なアプローチが可能
ミキシングの幅とクオリティをぐっと上げることができる定番フィジカルコントローラーArtist Mix。 Eucon対応、1024ステップの分解能を持つ100mmフェーダーなどコントロールサーフェスとしても一線級の能力を持ち、プロフェッショナルの現場でも導入ケースが多くその実力は折り紙つきです。また、2016年9月30日までの期間限定、Pro Tools / Media Composerユーザーで年間アップグレードにご加入の方を対象に期間限定の特別価格がアナウンスされています!! まさにArtist Mixをスマートに入手するチャンス到来。今後登場が予定されているPro Tools|Dockとの連携も念頭に置くと、ミキシングのマスターセクションをより一層充実させることができます。
・Avid Artist Mix ¥150,984 (本体価格:¥ 139,800)
最大18回無金利クレジットで月々¥8,300〜
>>ご購入はこちらから
・Artist Mix for MediaComposer & ProTools Support Customers ¥133,920 (本体価格:¥ 124,000)
最大18回無金利クレジットで月々¥7,400〜
※年間アップグレード付きPro ToolsまたはMedia Composerをお持ちの方が2016/9/30まで優待価格でご購入頂ける限定パッケージです!!
>>ご購入はこちらから
◎導入メリット
・KOMPLETE 10(9も可)の膨大な音源とエフェクトをサクサクとブラウジング
・インストゥルメントごとに自動でフィジカルコントローラーにパラメーター展開するから直感的に操作可能
・Komplete Kontrol softwareはVSTと互換をもつため、サードパーティ製VSTインストゥルメントとの統合や、裏を返せばAAXなどの互換へのブリッジともなります
・・Smart Playアルペジエーターにより多彩なシーケンスが可能。直感を刺激します。
KOMPLETE KONTROL SシリーズはKOMPLETE をまるでフィジカルなハードウェアシンセサイザーのようにフィジカルな楽器として使える、強力なコントローラー。膨大な音源とエフェクトをサクサクとブラウズし、インストゥルメントごとに自動にアサインされるフィジカルコントローラーで直感的に操作できます。Fatar社の高品位鍵盤を搭載しているところも大きな注目ポイントで、ベロシティーセンサー/アフタータッチセンサーを装備し、表現力豊な2本のタッチストリップ・コントロールも搭載。
また、今回の肝となるのはVSTと互換を持つKOMPLETE KONTROL Software。サードパーティ製VSTインストゥルメントとの統合や、裏を返せばAAXなどの互換へのブリッジともなります。
ラインナップは鍵盤数の違いで25、49、61の3種類。基本性能の違いはないため、用途や楽曲のスタイルによって好みのものを選べます。KOMPLETEは音源によってC1以下の鍵盤でキースイッチを使うものも多く、両手で鍵盤を弾くことがないトラックメイカーであっても、49や61などの大きめの鍵盤数のチョイスがお勧めです。
KOMPLETE KONTROL S25 ¥49,800 (本体価格:¥ 46,111)
最大15回無金利クレジットで月々¥3,300〜
>>ご購入はこちらから
KOMPLETE KONTROL S49 ¥72,800 (本体価格:¥ 67,407)
最大18回無金利クレジットで月々¥4,000〜
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KOMPLETE KONTROL S61 ¥82,800 (本体価格:¥ 76,667)
最大18回無金利クレジットで月々¥4,600〜
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KOMPLETE KONTROL S88 ★HAPPY SUMMER SALE! ¥99,800 (本体価格:¥ 92,407)
最大18回無金利クレジットで月々¥5,500〜
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◎導入メリット
・Eucon対応DAWに柔軟に対応。レコーディング、編集、ミキシングにおいてDAWの操作をより素早く、ミキシング作業をエキスパンド。
・同社フラッグシップコントロールサーフェスのS6における最新技術をコンパクトに凝縮。Pro Tools|DockとのコンビネーションによってPro Toolsをよりコンソールライクに取り扱う発展性
・S3は内蔵4×6インターフェースを持っているため、サーフェスとラップトップのみでセッションをレコーディング、ミキシング、モニタリングしたり、必要最小限のシステムを構築することが可能
・異なるメーカーのAVB対応機器との連携も可能とし、Ethernet AVBを介し、最小限のケーブルにてオーディオネットワーキングが実現
EUCONフル対応のPro Tools | S3は、レコーディング、編集、ミキシング・コントロールを直感的、効率的に運用できるようコンパクトにデザインされており、よりスマートでスピーディな作業を実現します。最大12のカスタム・ミキサー・レイアウトを作成し、ドラムだけのフェーダーレイアウトや、ボーカルやサウンド・エフェクトなど手元にコンパクトにレイアウト、S6Ver2において搭載されたVCAスピル機能も搭載され、SSLをはじめとする大型コンソールのようなVCAフェーダーをメインにしたMixと、そのVCAグループにおいての修正において瞬時に展開できる機能は重宝することでしょう。
プラグインのパラメーターをフェーダーの上部にあるロータリーレコーダーに自動でマッピングし瞬間的にコントロールしたり、またそのロータリー機能をフェーダーとフリップする機能はユニーク。マウスコントロールでは煩雑なプラグインの設定を一括でコントロールする、まとめてパンコントロールするといった芸当は、フィジカルであるコントロールサーフェスならではの利点です。
S3では48kHzのサンプル・レートに対応する、Pro Tools などのCore Audio 互換アプリケーションからの4 チャンネルのアナログ入力を利用できます。また、モニターなどのアウトボード機器を接続するための、4 チャンネルのアナログ出力を備えており、HDシステムやNative I/Fに依存しないスタンドアローンな使用も可能です。持ち回りの多い簡易的な収録システムの構築や、例えば現在注目されている生放送配信システムのオペレート部分としても非常に便利に使えます。
Pro Tools | S3 Control Surface Studio ¥672,840 (本体価格:¥ 623,000)
最大18回無金利クレジットで月々¥34,600〜
>>ご購入はこちらから
4週にわたってお届けしてきたPro Tools HEROES、HDシステムからハイエンド互換I/Oのリリース、そしてコントロールサーフェスでの拡張と、サウンドはもちろんワークフローまでPro Toolsの実力を解き放つプロダクトが続々と登場しています。制作とクオリティを革新させる「HEROES」を導入してその可能性を拡げましょう!!
Sales
2016/01/13
-2016年 Avid未来への展望- システムインテグレートで切り拓くPro Tools導入術 Week2!!
Archives
2014/01/07
AVID S6 / Over the ICON
IBC2013でその全貌を見せたAVID S6は、AVIDとEuphonixの英知が一つになった初のプロダクトだ!AIVDのコンソールフォーマット・ソリューションの未来を占う上で、非常に興味深いイノベーションがもたらされている。
『全体は独立したモジュールの集合体!』
S6は一つのプロダクトだが、複数のモジュールを組合わされることで完成する。あらゆるスケールに対応でき、選択するモジュールの構成で高い個性を持つことも出来る。独立したモジュール構成で、システムの堅牢性も獲得している。今後新たなるモジュールを開発することでレガシーコンソールになることもない。
『ユニットはインテリジェントな仕様』
MDM(センタータッチホストユニット)、メーターLCDまで独立したCPUを備える。これによりPro Tools自体のだけでなく、ファームのアップデートによりコンソール自体も進化する。実際AVIDは数ヶ月に一度のアップデートを行っていくと明言している。
『多彩な情報の集中表示が革新』
高額なデジタルコンソールのみ実現する、MIX時の多様な情報の集中表示に成功。ノブにはアサインされた情報の種類を色で、データを目盛とパラメータで一つの視点に表示。LCDは情報を選択、メーター・波形表示が可能である。従来コンピュータにあった波形を手元に表示する。
2004年のデビュー以来、世界各地のスタジオで導入されたAVID ICONシリーズ。その9年間で1150台のD-Control、3200台のD-commandを出荷、スタジオに新たなワークフローをもたらした。そして2013年9月、そのポジションを引継ぎ、更に AVIDソリューションの先進性を具現化するプロダクトとして「S6」が発表。そのコンセプトは「Mixing Redefined=ミキシングの再定義」。多様化するミックスのスタイルに柔軟に対応。モジュラーシステムと、EuCon3.0によってPro Tools / Media ComposerユーザーのみならずNuendo / Cubase / Logic からFinal Cut Pro7まで、そのワークフローの可能性は果てしなく拡がっている。
EuCon=Network
EuCon 3.0が超えて行くワークフローの垣根
1998年のProcontrolから2001年のControl24、2004年デビューのICONとAvid(Digidesign)のコンソールは進化を遂げていたが、その一方でEuphonixは2005年にSystem5-MCを発表、当時MIDIの約250倍の通信速度を持ち複数のワークステーションをコントロールするEuConプロトコルを採用していた。もたらされたのはEtherケーブル1本で接続が完結する複数クライアントを統合するコントロールサーフェス。革新的なカテゴリーを確立した。そして時を併せるかのようにPro Tools HD(TDM)も進化、Voice数も拡張を繰り返しDAW内で全てのミックスを行う事がスタンダードとなる環境が生まれていく。
世界で最も導入されたICONの実績と、コンソールの新世代のデファクトスタンダードを作り出したEuphonixのテクノロジー。この2社が完全なる融合を果たした結晶がこのAvid S6であり、そのキーテクノロジーがPro ToolsをフルコントロールするEuCon 3.0となる。そのEuConだが、内部では3層の構造を持っている。レイヤー1はKeyboard、Mouseのショートカットやコマンドといった基本的な階層、レイヤー2はHUI、Mackie Controlといった汎用プロトコルでフェーダー情報などをコントロール。そしてレイヤー3を持つのがEuConの最大の美点であり、このレイヤーのカスタマイズによって高い解像度での通信や独自のオペレーションコマンドを可能としている。S6で採用されているマルチタッチのサラウンドパンナーなどはこのレイヤー3を持つからこそ出来るポイントだ。そして12bitにおよぶ解像度はフェーダー・ノブの繊細なコントロールが可能。既にその実力はArtistシリーズで実証済みだが、今回のS6におけるトピックは複数ワークステーションの同時コントロールとなる。
現在対応がアナウンスされているアプリケーションは多岐にわたる。これらをM10では2システム、M40では8システムの同時接続が出来る。しかもフェーダー単位でのアサインが可能というフレキシブルな内容で、System5におけるEuCon Hybridを踏襲。Pro ToolsをメインシステムにNuendo、Cubase、Logicといったサブシステムを従えたワークフローが構築可能だ。もちろんS6の本質的なミキシングエンジンはPro Toolsが筆頭であるが、ミュージシャン、アレンジャーの持ち込む素材にDAWの垣根をなくすスタジオも登場するかもしれない。更に将来を見据えればMedia Composer / FinalCut Pro7といった映像編集のスタンダードアプリケーションも含まれており、その対応の幅は業務の壁を超える可能性すら秘めている。かつてMC PROで想定されたような、MA/EDITを1ストップ・1スタジオ・1システムで行うハイブリッドな光景を思い浮かべることも絵空事ではない。
Customize=Module Design
システムの変更、追加をも許容するモジュラーという発想
まずは、Avid S6を構成する要素を解説しなければならない。モジュラーデザインが採用されたS6ではユーザーの要望によってカスタマイズが可能となった。写真はラージコンソールとも置き換えられる48フェーダー・9ノブ構成だが、プロジェクトスタジオを念頭に置いたコンパクトな構成では8フェーダー・5ノブから用意され、用途とコストのバランスを崩さない導入が見込める。スタジオの用途が変更される際、移転や拡張する際、または別のS6システムとの掛け合わせ等、将来におけるスタジオ構成についても組み合せを自在に行い、余計なコストを生じさせないことを意味する。さらにモジュラーのメリットとしては、たとえあるコンポーネントに不都合が起きた際にでもモジュール単位で交換が可能。他のモジュールに影響を与えず、正常なモジュールでの作業を実現し、簡便なメンテナンス性でクリティカルな現場でのスピーディーな対応が可能となった。しかもその交換はEtherケーブルと電源の差し替えのみ。正しくEuConテクノロジーの恩恵が発揮された点と言って良い。
独立CPUで動作するMaster Touch Module M40/M10
S6のシステムは6種類のモジュールによって構成される。フェーダー、プロセス、ノブ、ディスプレイ、オートメーション、そしてこれらを取りまとめるS6の頭脳となるのがマスターセクションにあたるM40/M10である。12.1インチタッチスクリーン、8つのアサイナブルなエンコーダーノブを備えたこのモジュールはIntel Corei5を採用しTouch操作を特徴とするWindows 8をベースとし動作の高速性を確保、一つのCPUとして機能する事によりDAWマシンへの負担は発生させない。そして各モジュールのマッピング、ProToolsのセッションと連携したフェーダーへのアサインといった卓面のフェーダーレイアウト機能のほか、10ポイントのマルチタッチを活かしてEQ/Dynのタッチコントロール、プラグインのパラメータ、サラウンドパンナーなど、Artist Controlで培ったEuphonix時代からのノウハウを発展させたUIを備えている。S6システムはこのマスタータッチモジュールを核とし、Avidの設定するモジュールセット、もしくは各々のユーザーがカスタマイズするフェーダー、ノブなどを積み重ねて構成されていくこととなる。
Fusion=Visual Feedback
ProTools連動のビジュアルフィードバック
操作という面でエルゴノミクスによるメリットを得たS6だが、ミキシングの効率を考えるにあたってもう一つの重要なファクターはビジュアルで得られる情報の量と質である。これまでコンソールが与えるビジュアル情報と言えばメーターブリッジの示すレベルやツマミの位置であったりと、限られた情報をそのパーツでいかに訴えかけるかといったものであったが、S6の各モジュールが発信する視覚情報は従来のコンソールを遥かに超える量と質を提供している。まず目を引くのが筐体上部に位置しているM40で使用が可能となるディスプレイモジュール。デザインとしてもS6のハイライトと言えるかもしれないが、ここではトラックネームのみならずProTools上で展開されているクリップの波形をも確認できるほか、トラックカラーも連動し一目で得られる視認性は特筆に値する。さらにノブ部分にはArtistシリーズで定評あるOLED(有機EL)を採用。覗き込まずともパラメーターまで確認でき視線を配るだけで状況を把握できることは、ここでも作業効率への貢献となる。
Easy Operation=Ergonomics
エルゴノミクスが生み出すミキシングの再定義
ICONからのブラッシュアップにあたり配慮されたのがエルゴノミクス(人間工学)を駆使した筐体とシステム設計となる。ミキシングの際にスイートスポットを外さないことは作業の効率を上げるポイントとなるが、S6ではセンターにエンジニアが位置すれば手を伸ばす範囲に機能の全てが集中するようデザインされている。もちろん物理的なサイズで手が届くという視点もあるが、S6で発想されているのは「手の届く範囲に機能をアサイン」させることができること。M40/10を用いたプログラマブルなマトリクスがエルゴノミクスと相まってミキシングに効率をもたらす。「ミキシングの再定義」をコンセプトにしたS6の開発はここからスタートしているのではないだろうか。
モジュールによってもたらされたコンパクトな筐体
モジュラーシステムによってもたらされた恩恵は機能だけではない。様々なスタジオにフィットするサイズはシステム構成で調整可能となるだけでなく、従来のICONシリーズと比較しても元からコンパクトに設計されている。図表はD-control / D-commandとS6とのサイズ比較であるが横幅は24フェーダー+Master Moduleでもおよそ3/4のサイズに納まり、フレーム込みでも約125.5cm(49.4インチ)というコンパクトさ。最小構成の8フェーダー仕様にいたっては約66.3cm(26.1インチ)と、もはやデスクトップサイズと言って良い。奥行きも5ノブ仕様で約60cmほどとなり、姿勢を変えずとも充分に手が届く範囲だ。もちろん大規模構成も構築できるが、あらゆるプロジェクトスタジオにも導入可能なサイズはコンソールでミックスを行うスタイルを普遍的なものにし、個人でも導入できるという現実味を大いに拡げている。
エルゴノミクスをサポートする豊富なオプション群
システムを構成するにあたりその枠組みとなるオプション群の選択肢は多岐に渡る。フレームはスタンドを備えた自立式タイプと、デスクに平置きが可能となる2タイプを用意、サイズも規模に応じた構成が取れる。他にもスクリプトトレイ、キーボードトレイは可動式となりアームレストの上を自在に移動、ミキシングポジションの多様性を確保している。ハードウェアの設置ではVESAディスプレイアーム、スピーカースタンドとS6がシステムの中枢として機能すべく一括された作業環境を提供、最適化されたペデスタルは純正ならではの安心感と洗練されたデザインとなっている。さらに、各モジュールの接続はEtherケーブル、電源ケーブルのみ。冒頭でも述べた通り、メンテナンスとシステムアップへの拡張性を簡便なユーザビリティで実現している。
S6 vs ICON サイズ比較
Consvative+Inovation
Master Touch Moduleに集約される操作と情報
日本ではInterBEE2013で初のお披露目となるため、実際の動作はIBC(アムステルダム)AES(NY)での取材レポートに拠るものとなるが、その様子からも軽快な動きでシンプルな操作体系である事が見て取れる。特長的なモジュラーシステムの構成はドラッグ&ドロップで設定を行うのみ、トラックのマトリクスはPro Toolsの設定に準拠してカラー表示も引継がれており、そのグループ毎にチャンネルを呼び出すのもワンタッチで一瞬の出来事。横方向のスワイプによってスムースにスクロールするチャンネルとメーターレベルはPro Tools 11 HDで拡張された17種のメータを表示可能となりサラウンド、VU、RMSなど多岐に渡るカスタマイズがDAW連動で行われる。EQ/Dynについては画面タッチと再度のエンコーダーのタッチでアサイン変更を行いEuConの4096ステップ解像度が繊細なタッチを実現。サラウンドパンナーはマルチタッチに対応し2ポイントでのコントロール、例えば左奥に定位したサウンドを回転させる、といった芸当も容易に行える。
レポート内でも特筆すべき点はビジュアルフィードバックのクオリティである。前述した波形表示はどのトラックに何のクリップがくるのか、トラックネーム、カラーとともに確認が行える。つまるところ3点もの要素を一目で判断できることによりProToolsの画面を見ずともオペレーションが可能、2マンでのミキシングも難なく対応する事が出来る。サーフェイス上の情報量が増える事でサウンドに集中したミキシングを行うという本質を達成していることはデジタル時代のミキシングがまた盤面上で交わされるサウンドとの対話に原点回帰し、Avidの提唱するS6のコンセプト「Mixing Redefined=ミキシングの再定義」を体現している事に他ならない。
Avid S6がもたらすワークフローの変革
S6を解釈するキーワードは柔軟性かもしれない。操作、機能としてPro Toolsと最大限に連携、活用する柔軟さ、ワークステーションの垣根をEtherケーブル1本で軽々と飛び越えるEuCon3.0の柔軟さを兼ね備え、さらにモジュラーシステムによるサイズを問わないワークフローへの柔軟さを併せ持つ。Satellite Linkを用いればサンプル精度で複数のPro Toolsシステムと同期しダビングステージでの活用も見えれば、小規模構成のシステムではプロジェクトスタジオから個人宅まで集中してサウンドと向き合う「ミックスの再定義」を体感する事が出来る。そしてこの先に期待したい柔軟性はオーディオ・映像という近しい存在でありながら個々の進化を遂げている二つの分野をこのプロダクトに備えられたEuConが一つのシステムに統合する可能性を秘めている事である。プロダクションが細密化している現代の制作現場では、その規模の大小に関わらずスピードとクオリティの両立を求められている。それに対する解の一つをこのS6が提示しているのではないだろうか。Avidの持つテクノロジー資産は両分野においても確固たるものがある。将来におけるコンテンツ制作という大きな枠組みで果たすその役割はより一層大きなものになるのであろう。単なるICONの後継とだけでは括れない、ICONを乗り越えたAvid S6が魅せる世界は果てしなく拡がる。
遂に日本上陸!! InterBEEでその全貌が明らかに!!
そして、IBCアムステルダム、AESニューヨークに続いてInterBEE 2013で日本初公開される。その全貌がようやく日本でも目に出来る訳だが、このバックオーダーが確実視されるAvid S6をROCK ON PROではデモンストレーション用に導入し、近々に渋谷ショールームにてその姿・動作をハンズオンで体感していただく予定だ。なお、価格帯は最小構成となるM10-8フェーダーの¥2,200,000(税別)から、M40はおおよそ600万円台後半からシステムアップして行くと記せばイメージいただけるだろうか。モジュール化したシステムはそのサイズ感だけではなく当然の事ながら導入コストにも柔軟性を与えている。さらにAvid Japanホームページではこれも近々に構成のコンフィギュレーターが公開される予定、 具体的な検討をじっくり行える環境を整えて来た事からもAvidのこの製品に掛ける心意気が伝わってくる、期待を胸にその日を迎えることにしよう。
@AES New York /
実機写真で検証するAvid S6のポイント
アメリカ国内でも初のお披露目となったAES NY 2013。USでの反響もモジュラーシステムによる拡張性から大規模なポストプロダクションからのリアクションも大きいという。もちろん従来のICONユーザーがブラッシュアップを検討する動きもありミュージックプロダクションでもその要望を柔軟にこなす期待感が感じ取れる。さて、AES NYでの展示だがRockoNでも現地へリポーターを派遣し直接のデモンストレーションを受ける事ができた。実際の動作から読み取れる部分も多いだけではなく、日本のユーザーが抱く疑問点もいくつか伺う事が出来た。
Q1:マスターモジュールは音場への影響もありそうだが、倒すことはできるのか?
A1:こちらは可動式となっており写真のようにかなりフラットな状態まで倒す事が出来る。製品版では裏面に治具が備えられ安定した操作が可能になるとの事だ。
Q2:トークバックの対応はどのような仕様になっているのか?
A2:メインパネルの裏手に見えるXLRコネクターがトークバックに使用される。モジュールへのビルトインというわけでは無いが、ここからアナログラインでモニターセクションに接続されるシンプルな仕様。
Q3:モニター周りはどのようになっているのか?
A3:ICONシリーズ同様にX-MONで統合された環境が提供される。D-controlと同じくX-MON全ての機能を利用する事が可能で、2系統の7.1chサラウンド、4系統のステレオ、3系統のCUE全てがアクティブになる。出力も1系統の7.1chサラウンド、2系統のステレオとなり、写真右手のオートメーションモジュール内にハードキーとノブが備えられシンプルなオペレーションを可能にしている。
Q4:フェーダー周りについてSystem5などEuphonixの機能を受け継いでいるのか?
A4:フラッグシップとなるSystem5と同一の100mmフェーダーを搭載している。ファンクションとしてもユーザーから評価の高いフェーダー絞り切りからPullするとPFLが働きソースをチェックできるといった細かいバージョンアップも今後定期的に行われる。ユーザーのフィードバックを反映したファームのアップデートが随時行われるとのことだ。もちろんS6はコントロールサーフェスとなるためPFLについてはDAW側での対応も必要となるが、Eucon3.0のSDKも近く配布がなされるとのこと。
Q5:ディスプレイモジュールの波形描写はProTools以外でも可能?
A5:前述の通りEucon3.0のSDKが近日配布されるとの事。3rd Party対応状況は各メーカーの対応次第といったところだが、波形表示も含めS6-Pro Tools間で実現している機能の実装も可能とする環境自体は整えられる。EuConという制作の垣根を越える受け皿をどう活かすか、各メーカーともユーザビリティの検証が開発のキーとなるだろう。
現地インタビューでも最後に「次は日本のInterBEEだ!」と力強いコメントあった、Asia Pacificでも一番に公開される事になり、InterBEE会場でもNewYork同様に注目を浴びる事は間違いない。ここのところWaves / UADのAAX対応などAvidの掲げるソリューションに3rd Partyも呼応してきておりPro Tools 11での制作環境も充実した内容になった。さらにモジュールシステムを持つS6の登場でソリューション構築の柔軟性が生まれ、そのマーケットは大小も種類も問わないものとなっている。いよいよ結実したAvidソリューションが胎動を始めたと言えるだろう。
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2012/03/21
Avid Pro Tools HDX
遂に登場した業務標準次世代プロダクト。それがPro Tools 10 & HDX!!Digidesign社とAVID社のブランド統合を含むここ10年で行なわれた大改革の成果がこれ!!AVID映像編集作業とのワークフロー共存性を高め、10年先を見越したエンタープライズな音声作業を担うプロダクトが遂に登場。
まずは機能的なポイントから。オーディオワークフロー、現代の制作環境の中心として本質的なクオリテイーを決定づけると言っても過言ではないPro Tools。業界標準として多くのユーザーの声を受け、様々な革新と機能改善が行なわれた。基本になるサウンドエンジンが徹底して拡張されている。32bit Floating Processにより、現実音のすべてを表現することが出来る位の解像度をもったMixing Engine。同じく32bit Floating Processが採用された次世代互換プラグインAAX。多様なストレージへの対応や、レスポンスの向上を目指したDisk Accessの更新など、多岐に渡る改良が加えられユーザーフレンドリーかつ、次世代のワークフローに対しての充実した回答が含まれている。。TI社製DSP18機を搭載、CPUパワーの利用効率化、FPGAによるパワーアップが、音質の向上とワークフロー効率化の最大化に大きく貢献。
これが、Pro Tools 10& HDXの新機能の全貌だ!!
Soundの持つ魔力を取り込める、それがHDXだ!
〜エンジニア杉山勇司氏〜
収録時の音がそのままプレイバックされる
Heavenstampというバンドのレコーディングで、初めて録りからミックスまでHDXを使いました。最初にHDXの音質差を感じたのは、ベーシック録音のプレイバックの時です。あたかもまだブースでバンドが演奏しているかの様な臨場感があり、コントロールルームでメンバーと一緒に聞いているのが不思議な気がするぐらい。今まで気付かないうちに、どれほど大切な音のニュアンスを失っていたのか、と少しショックでした。演奏したままの音はもちろん、ハードウェア機器にしか出せないニュアンスまでがそのまま残る。ダビングに入り、スタジオで何年も電源を入れていなかった機材を次々に立ち上げて、どんどんエフェクトも録っていきました。ラフミックスを作る際も、このままの感触を持ち帰ってもらいたいと思い、マキシマイザー系のエフェクトをかけずにプリントしました。ずっと以前からの方法に立ち戻れたことが、HDXでレコーディングしたことの一番の収穫でした。
HDXでのミックスは、恐怖すらを覚えた
ミックスは今回もPro Tools内部で行ないました。HDXになってもRTASを使えば、普段使っているほぼすべてのプラグインが使えたので、いつもの感じでミックスを開始しました。プラグインだけでなく、ハードウェアを再度掛け録りしたりしてトリートメントしていく。ところが、なぜか音が混じっていかないのです。一つ一つのトラックは意図したように変化していくのに、録り音の良さがどんどん逃げていく感じがして恐怖すら覚えました。締切もあるので、何度もHD Accelの環境に戻してミックスしようと考えたほどです。32bit floatバスは途方も無く広い空間でした。そして今までの24bitバスが、いかに限られた空間であったかも実感しました。気を配るべき範囲があまりに違いすぎたのです。
最終的にミックスを完成させるために、自分自身の意識を変える必要がありました。収録時のサウンドを大切に、最低限のトリートメントを施してバランスを取る。結局これが、HDXでのミックスダウンにおける最善の手法でした。ここでも、以前からの方法に戻れば良かったのです。
最新の機材が、これまでのレコーディングの手法やハードウェアを最大限に活かしてくれるのです。HDXは、レコーディングスタジオが持っている魔法をも取り込める、そんな気にさせてくれます。
<杉山勇司>
レコーディング・エンジニア/プロデューサー。
1964年生まれ、大阪出身。1988年、SRエンジニアからキャリアをスタート。その後レコーディング・エンジニア、サウンド・プロデューサーとして多数のアーティストを手がける。
主な担当アーティストは、Soft Ballet、ナーヴ・カッツェ、東京スカパラダイスオーケストラ、X JAPAN、L’Arc~en~Ciel、dropz、ニルギリスなど。また、1995年にはLogikFreaks名義で、アルバム『Temptations of Logik Freaks』(ビクター)をリリース。
INDEX
★MIXING ENGINEの最大品質へのアプローチ★
#1-1 64Bit Floating Mixer
#1-2 32bit Floating Audio File
#1-3 異なる解像度のファイルの共存
#1-4 最大ボイス数768track(@HDX3)
#1-5 16,384sampleの自動遅延補正
★Disk Accessの革命RAM Cache機能を搭載★
#2-1 遂にRAIDストレージが利用可能。記録媒体の種類を選ばない高度なRAM Cache
#2-2 Disk Cacheによる超高速レスポンス録再
#2-3 データのネットワーク共有、ストリーミングが手軽に
★ 強力なReal Time Rendering機能を搭載 ★
#3-1 Clip Gainによるオートメーションの効率化。
#3-2 波形表示もReal Timeに変化
★ EuCon Phase 2 ★
#4-1 Pro Tools全てのコマンドを網羅。500追加
#4-2 NEW Channel Strip Plug-in でEuphonix System5と更なる融合
★ AAX Plug-in Format は、可能性の宝★
#5-1 AAX(AVID AUDIO eXtension)の全て
#5-2 AAXによりPlug-inの64Bit化
#5-3 SDK KIT、DSP&Nativeをコンパイラから生み出すデベロッパーへの支援開発Tools
★ Pro Tools 10で追加された新機能 ★
#6-1 system5からの移植Channel Strip
#6-2 Satellite Linkの拡張
#6-3 24時間超のセッションに対応
★ ROCK ON PRO Q&A ★
#7-1 32Bit Float対応その先にある未来は?
#7-2 Accel Cardでの制限は?
#7-3 過去のデータとの互換性は?
★ すべてが新しいPro Tools HDX Card ★
MIXING ENGINEの最大品質へのアプローチ
音質に直結の MIXING ENGINE の大幅改良!!
#1-1 64Bit Floating Mixer
Mixing Engine Processの全てを一新。32bit Float Processが導入された。中枢の一新は、エンジニア杉山氏のコメントにあるように、全く新しいサウンドを生み出した様です。従来の24bit fixであるTDM bus、最終サミングのみ48bit fix処理が、全てのProcessが32bit Floatとなり、最終Summingに於いては倍精度の64bit Floatを実現している。論理値とはいえ、24bitではS/N約144dBであった物が、32bit Floatでは1000dBを超える領域に突入しているインパクトは信じがたい事実。『内部プロセスで歪みが発生しない』、『高解像度のデータ保持』を実現。そのサウンドは、透明感、立体感、解像度の向上。飽和感、ギャップ感、の解消を生み出す。この感覚は、まさに原音をそのまま心地よく聞いている聴感に近く。同時に限りない自由なサウンド加工プロセスも可能に。
#1-2 32bit Floating Audio File
32bit Float内部での録音はその深いResolutionが高い品質に直結。I/Fこそ32bit非対応ながらステム等内部でのサウンドファイルの生成時には今まで以上のクオリティーでの作業が可能となります。これは、他社のDAW(Nuendo,Samplitude等)でも採用されているものが幾つかあり、ユーザーの評価の高い機能の一つでした。Pro Toolsの高音質化に大きな役割を果たします。
#1-3 違うBit Depth解像度のファイルが同一セッションに共存
さらにBigな機能として、同一セッション内で解像度の違うファイルが共存できるようになりました!もちろん録音も可能です。これは、今まで一度セッションを作った際に、後から変更の出来なかったセッション設定内のBit depthがいつでも変更できるということ。素晴らしいですよね!ちなみに、マイクでの録音は24bitにシンセは16bitでなどというセッション内での使い分けが可能となります。この機能は、後述のReal Time Renderingにより実現しています。
#1-4 最大ボイス数768track!!
もう一つ、HDXとの組み合わせで最大768のボイス割り当て可能なオーディオ・トラックと512のAUXトラックへ対応。ここまで来れば、もう無制限と言っても過言ではないでしょう。786ボイスということは、786chの同時録音が出来るということなんですから!
従来のHDシステム4台分のパワーを持つ事のできるこの更新は、全てのPro Tools ユーザーに取ってメリットなること間違い有りません。HDX Crad1枚で256ボイス。2枚で512ボイス、3枚で768ボイスとなります。
#1-5 16,384sampleの自動遅延補正
ADC(自動補正機能)もパワーアップ。今までの4,096サンプルから16,384サンプルに!!どんなプラグインを挿入していてもタイムアライメントを保つことが可能となりました。これからは、Z-Noiseもインサートでいけるということです。48kでの作業の際は350ms程度まで遅延を押さえることが出来るのです。
32Bit Floating Process
32Bit Floating Process とは一体何なのでしょうか?日本語にすると 32bit 浮動小数点演算となります。まずは、このデータの中身を見てみましょう。 下記の図を参照下さい。
これを見て頂ければ解るように、実際に数値を表す仮数部は 23bit と 24bit Fix のデータと同じデータ幅しか有りません。しかし浮動小数点の肝所は指 数という値が存在する点です。24bit fix のデータでは 2n 乗の数値しか表現 することができません。本来は 0 から無限まで存在する(もちろん小数点 以下の値も)物を表現し切ることはできません。そのために考えられたのか浮動小数点演算という考え方。指数により桁数が変化します。特徴を整数演 算と比較すると・・・
整数演算
特定の区間の値を整数のみで表現
完全に等間隔のデータ表現
24bit における値の最大値は 16,777,215
浮動小数点演算
小数点以下の値を得る事の出来る表現方法
数値が小さくなるほど間隔の狭まる値の表現
32bit float における値の最大値は 3.4 * 1038
となります。私たちの扱う Digital Audio にとってはどうでしょうか?
整数演算
常に整数であるため取り扱いが容易
割り切れなかったときに誤差を生じる
対数表現中心のオーディオデータとしては無駄が多い
浮動小数点演算
非等間隔のデータであるため無駄が少ない
小数点以下の値を取る事が可能
指数が必要なためデータサイズに対して最大値が小さい
基本的に常に近似値での表現となる
上記の様な特徴を持ちます。通常の可聴範囲を Sampling するのであれば 24bit Fix の解像度で十分かもしれません。もしかしたら、32bit fix でよかっ たかもしれません。しかし、32bit Float が採用されたのでしょう?、古く から Computer の演算手法として採用されていた実績(IEEE の規格として 存在)、WAV,Aiff と言ったデータ形式の一種として認められている。(32bit は Float のみで Fix はありません)これらが、今回の採用理由と考えられます。 最後に、計算式をあげます。
指数が log 上にあることからも対数的な表現をすることがわかります。
Disk Access の革命 RAM Cache
共有 Storage に Full 対応 RAID も OK !!
#2-1 これからはどのストレージも記録メディア認識、録音可能
もう一つが、ストレージに対する制約からの解放・・・これは、様々なデータ管理にとって驚きの仕様です。Pro Toolsはストレージに対しての要求が大きことが知られていますが、これからは様々な制約から解放されます。極端な話USBメモリでもOK。セッションを開いたら、全てのオーディオデータをCPU内部のRAM(あるだけ?メモリ)にコピーしてしまうので、速度は関係ないのです。もちろん、今まで、様々なハードルのあったRAIDや共有、これらも全く問題無くなります。この恩恵は、再生側だけでなく録音時にも受けることができます。録音したデータはストレージの速度が間に合わない場合には メモリに蓄え順番に書きこむので、利用出来るストレージ条件は大幅に緩和されます。
#2-2 Disk Cacheによる超高速レスポンス
セッション内のオーディオデータをセッション・オープン時に全てCPU内部のRAMにCacheします。これにより、何がおこるのでしょうか?言葉で書くと一言なのですが、様々なところにメリットが生まれます。まずは、操作としてはレスポンスの向上。今までセッションが大きくなるとスペースバーを叩いても2~3秒待ってから動き出した、LOOP再生で止まってしまった、そんな経験はPro Tools Userならば誰もが経験していると思います。この事象から解放されます。これはデモムービーでもご覧いただけます。これによる作業スピードの向上は、全てのユーザーにとってメリットであり、作業効率のアップに直結します。しかし、Cashの搭載によるメリットはそれだけではありません。
このRAM Cacheの動作ですが、事前に設定したCacheの割り当て容量まで、どんどんセッションに並んだオーディオファイルを読み込みます。Cacheの割り当ては搭載したメモリー容量によって変化しますが10GB超の設定が可能とのことなので、余程のことがない限りRAM上のデータだけで作業が可能となります。このスピード感、レスポンス素晴らしいです。
#2-3 データのネットワーク共有、ストリーミングが手軽に
ストレージに対する要求が下がったため、Network Driveでの作業が行えます。最高の環境を提供するAVID ISISから低コストな家庭用LAN Diskまで、更にRAID diskでも作業が可能となるため、データ・セキュアな環境下でのPro Toolsの新しいワークフローが始まります。高速サーバを利用すれば、Cacheの充填までの時間も短縮され、さらなる高速レスポンスが期待できます。今までは、非常にハードルの高かった、ネットワーク共有による、効率的なワークフローが現実のものとなります。
標準搭載されたSound Cloud、DropBox などを利用したクラウド・サービスによる遠隔地とのデータ共有も手軽に行えることとなります。皆さんも今までの制約から解放された、新しいワークフローを考える時がやってきています。
強力な Real Time Rendering
ワークフローに直結、Clip Gain 登場 !
#3-1 Clip Gainによるオートメーションの効率化。
特にポスプロの方から多数のご要望をいただいていた、クリップ・ゲイン機能が遂に搭載されました!!これによりClip(ex.Region)単位でのゲイン設定が可能になります。これは単純にゲインの上げ下げということではなく、オートメションと同じようにClipに対してGainの曲線を描くことができるということです。もちろん、音楽ユーザーの方も!!ボーカルのレベルの微調整等応用範囲はいくらでも考えられます。このClip Gainはフェーダーオートメーションとは別物なのでFedarには一切影響がありません。今まで、仕込みでAudio Suiteなどで波形を書き換えていた作業がReal Time RenderingによりVirtualに実現されていると考えて頂ければ良いと思います。Pre Fader,Pre Insertでの処理となり、Plug-inの動作にも影響を与えることが可能です。
#3-2 波形表示もReal Timeに変化
上記のClip Gainでの調整時にもFadeの設定時にも瞬時に波形表示が変化します。今までは、別Fileで管理されていた物が、常にReal Timeでレンダリングされます。Fadeに関しても同様に今までのようなFade Fileと呼ばれるCacheを必要としなくなりました。Real Time Renderingにより、フェードトリムなどの操作をした瞬間にレンダーされCacheに蓄えられます。波形の表示も直感的に見やすくなっているのも改良点ですね。
このClip GainとReal Time Rendering機能は、RAM Cache機能とリンクして、高速なレスポンスでユーザビリティー、作業スピードの向上に直結します。一度使ったら、もう以前のバージョンへはもどれないでしょう。
EuCon Phase 2
タスクまでを含んだ 500 以上のコマンドを統合
#4-1 Pro Tools全てのコマンドを網羅
500のnewコマンドの追加で強固かつ柔軟な連携が可能になっています。ProToolsとの連携が新しいステップに入りました。MC pro、Artist Controlの2機種では、大幅なパラメータの増加により、さらなる多機能を手に入れることでしょう。
#4-2 System5から移植されたChannel Strio Plug-in
このPlug-inの使用により、System5のDSP EngineとPro Tools HDXのDSP Engineがイコールに。コンソール上で、EuConによりシームレスに統合されます。この恩恵はEQ3 plug-inも同様です。更に新しいChannel Strip Plug-in とEQ3はSystem5のEQパラメータウィンドウにEQカーブの表示が可能です。音質に関してもsystem5と同等のクオリティーが手に入れられます。
新しい Plug-in Format AAX
64Bit 対応をにらみ新しいフォーマットへ移行!
#5-1 AAX(AVID Audio eXtension)の全て
AAX(AVID Audio eXtension)はProToolsに搭載された全く新しいプラグインフォーマット。今までRTAS,TDMと別のフォーマットであったものを1つに統合、環境に応じてNative,DSP(HDX)に自動割り当て。今までのセッションもAAXで自動的に開くことが可能です。
これは、開発メーカーはSDK KITを使って一つの高等プラグラムで開発し、これをコンパイラで処理エンジンに合わせて自動でプログラム生成を行うことが可能となり格段に高い開発効率が得られます。今まであったようなRTASとTDMの音質差という問題も完全に同一のプログラムをコンパイルするため解決します。
#5-2 AAXによりPlug-inの64Bit化
AAXは64bit Nativeのプログラムとなるので、32bit Floatデータの32bit Float処理という、新しいProTools 10のミキシングエンジンにおいて非常に高い能力を発揮します。すべてが新しい、AAXは未来のコンピューティングにおいても高い可能性と発展性を持った次世代のフォーマットです。
#5-3 デベロッパーへの開発支援
すでにパートナーとなるメーカへのSDKの提供は終わり、コンパイルとバグチェックをすればAAX対応版が出荷できるようサポートをしているとのこと。すでに数社がAAXへの完全対応バージョンをリリース済み。今後も順調に各メーカ共にAAXの対応を発表されることが決まっています。半年程度のスパンで、すべてのメーカがAAX対応を果たすことでしょう。
さらなる注目の新機能
魅力的な新機能がさらに多数追加されています
#6-1 system5からの移植Channel Strip
AVIDのフラッグシップコンソールsystem 5のChannel EQとChannel Compがそのままプラグインとなりました。音質評価の高いこのEQ、MDWともEPUREとも違ったシャープな効きです。お気に入りは跡形もなく削ぎ落とされるFilterです。これほど、シャープで、位相の崩れないFilterを他には知りません。Compも非常にシェアな効き。ラージフォーマットコンソールらしい、大きく崩れることのない堅実な作りが魅力です。今までの定番EQ3とDyn3もあるので、標準添付のプラグインで、使い分けられるというのはなんとも贅沢な環境と思います。
#6-2 24時間超のセッションに対応
念願のタイムラインの拡張です。今までの制約が一切なくなりました。24Hをまたぐセッション、ポスプロ等での1Hずらしてのバリエーションの作成など、今までうまくいかなかった作業が可能となります。様々なシーンで、恩恵をうけることでしょう。
#6-3 サウンドライブラリーの追加
その他に高品位なサンプル/プラグインのダウンロード販売で知られるBig Fish Audio社から8GBものサウンドライブラリーが追加。Lodon Solo Stringsなどをはじめ高品位でピンポイントなサンプル音源が人気を博している同社のライブラリーとあって、従来搭載されていたプラグインとはひと味違ったサウンドカラーを追加出来るのは間違い有りません。Pro Tools10の完成度をより高く引き上げてくれますね。
Pro Tools 10 Q&A
このイノベーションはいつ導入すべきか!?
#7-1 32Bit Float対応。その魅力とは?
32Bit Floatは、将来入り口から出口までが期待されるほど、品質をあげサウンドに余力を与えます。まずは、内部のステムの記録にお試しください。Bus経由などで32Bit Floatのファイルの生成が可能。出来るだけ高解像度で途中ファイルを残すことに大きな意味があります。他のDAW(Nuendo等)のユーザーはすでにこのような手法で高音質化を図っています。
#7-2 Accel Cardでの制限は?
Pro Tools 10は、HD Accel Cardにも対応。ただし、HDX Cardならではの機能に関しては制限がつきます。Mixing Engineは従来のHDシステムと同様。最大Voice 192、Mixer Depth 48Bit Fixとなります。また、AAX DSPの使用は出来ません。自動遅延補正もDSPを使用しているため従来通りの4,096sampleが上限となります。
#7-3 過去のデータとの互換性は?
Pro Tools 10では新しいセッション・フォーマット .ptxを使用。以前のバージョンで使用するには「セッションの複製」コマンドでコンバートが必要。Clip Gainに関してはオーディオクリップにレンダリングすることにより下位互換性を確保。Pro Tools 7~9までの.pt7セッション、Pro Tools 5~6の.ptsはPro Tools 10でも問題なく開くことが可能です。
すべてが新しい Pro Tools HDX Card
史上最強、4 倍の Power 最大 768 ボイス
HDXカードのハードウェア解剖
DSPプロセスラインの細分化による効率の向上に伴うパワーアップとともに、高い発熱が生じるHDXは、その冷却のための空冷ファンが印象的な、重厚なカバーが付いた。その内面、基盤表面にはなんと従来の2倍の個数の18個のDSPが整然とレイアウトされ鎮座。従来のHD Accel CardのMotorola製DSPPresto(2ケ搭載)及び321(7ケ搭載)の合計9ケからTI(Texas Instruments)製TMS320C6727B-350の18ケに改められ動作周波数も220MHzから350MHzに。内部処理も24bitから32bit floatに精度・能力が更新。また、1Chipあたりのメモリ容量も従来は、各DSPの1次Cache160KB及び、搭載されたDSP 9ケ中4ケに外部の512KBのメモリから、HDXでは18ケの各DSPに対し16MBの外部メモリを実装。都合、HDXでは1枚のカードあたり288MBのメモリ搭載を可能とした。実は、更に進化している。2つのFPGA Chipを搭載しVOICEの管理、I/Oのマネージメントを行なうように設計変更。これにより、従来のDSP消費によってVoiceを確保するTDMシステムと異なり、1枚のカードで256ch分のVoiceを確保。従来2~6チップを占有されていたVoice用に割り振られたDSPの部分も全てをPlug-inに活用し、夢の広大な作業領域が確保される。その広大なプロセスを低いレイテンシーで実現することは、現在のCPUとPC構造では業務向けに行なうことはやはり難しいと言えるだろう。
#ボイス数の拡張、そして2portのDigilink
まず驚きなのが、ボイス数の拡張。たった1枚のHDXカードで、256chの処理を可能とします。今までのPro Tools HDの最大ボイスが192chであったことを考えるとHDX1の時点で以前のシステムの限界を超えます。2portのDigilink portの装備により、1枚のカードに最大4台、64ch分のIOが接続可能です。今までのPro Tools HDが弱点としていた部分が更新されています。実際に300Track超のSessionの作成も可能。HDXのカードが2枚あれば無尽蔵にTrackが使えるという安心感を持って作業が可能となります。HDXは発表中のBlack Face I/O群に対応します。192I/O等のレガシーI/Oも対応ではありますが、次期バージョンでのサポート打ち切りがアナウンスされています。(Pro Tools Softwareの完全64bit化による変更)将来のSystemを見越したアップデートの時期に来ています。
# HD I/OやOmniと共に実現するそのサウンドの総合評価
今回AVIDが提唱する総合ソリューションは、多くのエンジニアの良い意味で予測を裏切る大変革となった。「今までのミックス手法が通用しないほどの大改革だ!」との意見が聞かれた。一新されたそのサウンドに戸惑いながらも、そのサウンドの向上に驚きと喜びが滲んでいる。過去の録音したサウンドでも、その違いが確認できる様だ。従来の固定された空間から解放されたこは、サウンドを押し込むべき箱を失ったとも言えるからだ。これは、様々な現場でのラウドネス管理、それに伴うダイナミクスレンジの拡張に対応した、サウンドメイクにも最適と言える。
一昨年にデビューした、新しいHD I/Oのサウンドキャラクター(フラットかつ高解像度)とも合致し、新たなるソリューションを確立することが最適の様だ。将来を見据えた新しい業務ワークフローの確立も同時に求められている。是非皆さんが、いち早く体験いただくことに期待したい。
ROCK ON PRO 導入プラン
注目の Pro Tools HDX の国内導入プラン
及びクロスグレードプランが確定しました。
Protools HDX +I/O Set での販売プランです。 PT10 で HDX の Power を是非ご堪能ください。
次期 Ver11 では、HD Accel , 192 I/O 等の対応打ち切りがアナウンスされています。是非、最新のシステムへのバージョンアップをご検討ください。
ROCK ON 新規導入基本価格
HDX OMNI System
¥924,000
HDX 16x16 Digital System
¥924,000
HDX 8x8x8 System
¥1,008,000
HDX 16x16 System
¥1,102,500
HDX MADI System
¥1,102,500
HDX2 OMNI System
¥1,554,000
HDX2 16x16 Digital System
¥1,554,000
HDX2 8x8x8 System
¥1,638,000
HDX2 16x16 System
¥1,732,500
HDX2 MADI System
¥1,732,500
HDX PCIe card (HDX ユーザーのみ対象)
¥640,500
ROCK ON アップグレードプラン
HD Native to HDX PCIe Card
¥693,000
HD Native to HDX OMNI System
¥829,500
HD Native to HDX 8x8x8 System
¥924,000
HD1 to HDX PCIe Card
¥735,000
HD1 w/HD Series I/O to HDX OMNI System
¥735,000
HD1 w/HD Series I/O to HDX 8x8x8 System
¥829,500
HD2 to HDX PCIe Card
¥640,500
HD2 w/HD Series I/O to HDX OMNI System
¥640,500
HD2 w/HD Series I/O to HDX 8x8x8 System
¥735,000
HD3 to HDX PCIe Card
¥556,500
HD3 w/HD Series I/O to HDX OMNI System
¥556,500
HD3 w/HD Series I/O to HDX 8x8x8 System
¥640,500
ROCK ON 単品導入プラン
Pro Tools 10
¥63,000
Pro Tools 10 Upgrade (from PT9)
¥26,250
Pro Tools LE Crossgrade (from PT8,7)
¥46,200
Pro Tools M-Powered Crossgrade
¥46,200
Pro Tools HD Upgrade (from PTHD9)
¥91,350
Pro Tools HD Upgrade (from PTHD8)
¥136,500
Pro Tools HD Upgrade (from PTHD7)
¥231,000
Complete Production ToolKit
¥178,500
無償アップグレードも含めた、ROCK ON PRO各種サポートプランも有ります。お問合せください。
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2011/03/16
USTREAM配信開始!Media Composerの全てが分かる、インタラクティブ・チュートリアル・セミナー!
より使い易く、よりオープンに、より高品位に進化を遂げたAvid Media Composer 5.5は、これからのビデオ編集に欠かせない存在となるばかりか、Pro Tools HD、Euphonix EuConをも取込んだ、まさにオールインワンのシステム構築を可能にし、キャプチャー/エディティング/カラコレ/MA/レイバックにいたるまで、EuConハンズオン・コントロールの手軽さと共に、全てのエディター必須のツールとなるでしょう。
そんなMedia Composerの全てが分かる、チュートリアル・セミナーがUSTREAMにて配信される事が決定しました。
映像の制作に関わる全ての方は、そのワークフローを知っておく必要があるでしょう。
3/23(水)16:00からの開始予定です!
◎チャンネル、詳細はこちらから >>
◎http://www.ustream.tv/channel/pst-online-seminar?lang=ja_JP
Avid Media Composer 5.5のトピックスは?
AJA lo Expressを使ってキャプチャー、モニタリング、レイバック
HDCAM SR Lite素材をネイティブに編集
Nitris DX AVC-Intraで、AVC-Intraワークフローを加速
Artistシリーズで編集とミキシングをスピードアップ
PhraseFindで目的のクリップをすばやく検索
スマートツールでトランジションを直接調整
Pro Toolsハードウェアを使って、オーディオをキャプチャーおよびモニタリング
◎Avid Media Composer 5.5について詳しくはこちら >>
Avid Media Composerに関するお問い合せはお気軽にどうぞ
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2010/12/11
Pro Tools HD9の優位性と、Pro Tools 9の柔軟性、システム導入に最適なご提案を行います!
先進の機能と、他のシステムとの圧倒的な優位性を持つPro Tools HD9システム、抜群の互換性と柔軟性を持つPro Tools 9システム、どちらも魅力的な内容を誇るシステムの構築は、今がチャンスです!
様々な環境に応じたご提案をROCK ON PROスタッフが行わせていただく他、ショッピング・クレジットでのご購入の際は、18回までクレジット手数料0%キャンペーンを行っております。
12/31迄のお申込有効となります。今すぐご相談下さい!
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)にてお待ちしております。営業担当:岡田、梓澤、豊桝、田端までお気軽にどうぞ。
システム導入参考例1
Power Mix Down!
HD I/O 16 x 16を活かす、Pro Tools HD3 + HD I/O Bundle
最高品質のサウンドと、最大のプロセッシングパワーで、ダビング/レコーディングはもとより、綿密なミックスにまで対応する、大規模レコーディング・スタジオ、ミキシング・スタジオ等のファイナライズに最適なセットです。
Avid Pro Tools HD3 Accel + HD I/O 16 x16 Analog Bundle
Avid Sync HD
Apple Mac Pro 2.4GHz 8Core/6GB HDD
Hitachi 1TB HDD x 2
Iiyama 24 Inch Display
Waves Platinum TDM Bundle
Bundle Set価格 ¥2,688,000
Pro Tools HDシステムのアドバンテージとは?
オーディオのハンドリングとプロセッシングをDSPで処理するHDシステムは、さらに有り余るCPUリソースをRTASによって最大限活用する事が出来、シビアな現場でのリアルタイム性と、大規模なミックス環境を同時に実現出来ます。
シビアな同期環境に対応するSync HDの使用が可能。ビデオを含めたあらゆる同期環境に素早くロックアップします。
Avid Media ComposerとのVideo Satelliteによる完璧なリンクに対応。Avid Mojo DX/Nitris DXを使用した業務レベルでのMA作業を行うのは、HDシステムしかありません。Satellite Linkによる複数Pro Toolsシステムとのロックアップも可能。
標準での7.1chサラウンドに対応する他、D-Control/D-CommandのICONシステムにフル対応。統合されたコンソールシステムとして完結可能です。
ミキシング・オプションとして追加可能なHEATの使用が可能
Euphonix EuConにネイティヴ対応。MC Artistシリーズ、System 5での運用が可能
クレジット0%キャンペーン18回で、月々¥149,300!
システム導入参考例2
Song Writer Here!
Song Writerのための、Pro Tools HD Native + HD OMNI Bundle
柔軟性に富んだモニタリング・セクションを持つHD OMNIと、過去最高のCPU Powerを最大限活かすHD Nativeによる、コンパクトで柔軟性に富んだ、クリエイターに最適なセットです。
Avid Pro Tools HD Native Core
HD OMNI
Apple Mac Pro 2.66GHz 12Core/8GB HDD
Hitachi 1TB HDD x 2
Iiyama 24 Inch Display
Spectrasonics Stylus RMX
Spectrasonics Trillian
Bundle Set価格 ¥1,260,000
Pro Tools HD Nativeシステムのアドバンテージとは?
TDMプラグインおよびHEATの使用を除き、Pro Tools HDシステムと同様の制作環境の構築が可能。大規模レコーディング・スタジオ等とのセッションの互換性が大幅にアップしています。
HDシステム同様、高品位なHD I/O、HD OMNI、HD MADIの使用が可能。最大64chの入出力で大規模システムの構築も可能。
HD I/Oを使用した上で、様々なDAWソフトウェアによるシステム構築が可能。
HD Native CoreにFPGAを搭載しているので、Nativeシステムとしては小さなレイテンシーを実現
Euphonix EuConにネイティヴ対応。MC Artistシリーズ、System 5での運用が可能
クレジット0%キャンペーン18回で、月々¥70,000!
システム導入参考例3
Mobile Recording Set!
どこにでも持ち出せる、軽快環境&安定動作を!
CPU Nativeのパワーによる、柔軟な運用を可能としたPro Tools 9のフレキシビリティは、圧倒的な高音質を実現するULN-8と組み合わせた、最高品質でのモバイル・システムを構築出来るのです。バジェットの大きくないエンジニアの方のライヴ収録に最適なセットです。
Avid Pro Tools 9
Metric Halo Labs ULN-8
Apple MacBook Pro '15 2.66GHz Corei7/4GB RAM/500GB HDD
ANTARES Auto-Tune 7 Native
Celemony Melodyne Studio
Bundle Set価格 ¥1,200,000
Pro Tools 9のアドバンテージとは?
Pro Tools 9では96mono/stereo trのステレオセッションに標準で対応。Complete Production Toolkitを追加する事によって、192 trの他7.1chサラウンドにも対応。
Core Audio/ASIO対応インターフェイスでの動作が可能な他、Mac単体オーディオ機能での動作も可能
自動遅延補正機能が搭載され、DAWとしての完成度が向上
Timecode表示が標準になった他、DV Toolkitで実現する機能を標準化。
Euphonix EuConにネイティヴ対応。MC Artistシリーズ、System 5での運用が可能
クレジット0%キャンペーン18回で、月々¥66,700!
Written by 梓澤
Archives
2010/11/05
Avid Pro Tools 9 & Pro Tools HD 9登場!次世代オープン・プラットフォームへ進化!
既に世界中のスタジオでスタンダードとなっているPro Toolsシステムが、Pro Tools 9 & Pro Tools HD 9へ、次世代オープン・フォーマットをまとって進化しました!
従来は専用ハードウェアを必要としたPro Toolsが、Core Audio & ASIOに対応した事により、柔軟で自在なシステム構築を可能としました。
様々なワークフローに応える、グローバルなDAWとなったPro Tools 9に注目です。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)にてお待ちしております。営業担当:岡田、梓澤、豊桝、田端までお気軽にどうぞ。
11月下旬発売開始予定!ラインナップ詳細/価格、ご予約はこちら
AES Conventionレポートもご期待下さい!>>
Pro Tools 9
ソフトウェア単体で販売される事になったPro Tools 9は、Core Audio & ASIOドライバーに対応し、APOGEE ensemble、PrismSound Orpheus、Metric Helo Mobile I/Oなどなど、多彩なオーディオI/Oを使用する事が可能となりました。
さらに、トラック数の拡張やDV Toolkitの機能を統合し、よりHDシステムとの互換性が高まっています。
遂に遅延補正機能も搭載され、Complete Production Toolkit 2の追加による、サラウンドへの対応も果たしたPro Tools 9は、まさに待ち望んだ進化を遂げていると言えるでしょう。
LEからのアップグレード、Music Production Toolkit、DV ToolkitからComplete Production Toolkitへのアップグレードも用意されています。
Pro Tools HD 9
従来通り、Pro Tools HDシステムにバンドルされるPro Tools HD 9 Softwareも、トラック数の拡張をはじめ、進化を遂げています。
DigiTranslatorの追加が必要だった、AAF/OMF/MXFシーケンスのオープンや、MP3への書き出しオプションも標準化。
Pro Tools 9と同様、内部バス256tr、AUX 160tr、MIDI 512trへと拡張されたトラックはもとより、HDのインストールされている環境でも、使用ハードウェアの選択が出来る等、柔軟性もいっそう向上しています。
もちろん、従来のバージョンのPro Tools HDユーザーは、アップグレードキットにより、最新の環境へと移行する事が可能です。
システムのアップグレードの際は、ご相談下さい。
完全ローカライズ(日本語化)
Avid以外のCore Audio/ASIOインターフェース上で動作
LEにあった各種制限がなくなり(トラック数は標準で96、マルチトラックのBeat Detectiveが使用可能など、多くの機能面でHDと同等に
遂に自動遅延補正(ADC)もLEで使用可能!
DV Toolkitの機能を標準で搭載
Euphonix EUCON(MC Artistなど)のサポート
Complete Production Toolkit 2を追加する事で、192トラック、VCAトラック、7.1chサラウンドなど、HDとの互換性を最大限に
新しいiLokキーによるオーサライズ
いままでのDAEに代わる新しいPro Tools Audio Engine
内部バス256、Aux 160、MIDIトラック512
MP3エクスポートが標準で可能に
可変ステレオ・パン・ディプス(他のDAWのパンディプスにPro Toolsをあわせる事が可能)
SDDSに加え、Blu-rayなどで使われているStandard HDを含む、7.1サラウンド・フォーマット対応
Avidのページへ>>
Pro Toolsシリーズの機能比較表>>
MboxシリーズからHDシステムまで、バランスよくラインナップされた新たなPro Toolsシステムのご相談は、ROCK ON PROにお任せ下さい!
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)にてお待ちしております。営業担当:岡田、梓澤、豊桝、田端までお気軽にどうぞ。
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2008/07/18
EuControl Ver 1.2リリース/世界初!!日本語表示可能なコントローラーの誕生です
EuphonixのMC artistシリーズ用のEuControl Ver 1.2が本日リリースされました。非常に多くの更新を含むこの新バージョン。元のVer1.1.1からはメージャーアップデートといっても過言ではないほどの新機能が追加され、MC artistシリーズの「ソフトが更新されることにより進化するコントローラー」であることを実践しています。
最大のトピックは日本語表示対応!!!ということでしょう。EuConネイティブ対応アプリケーションにおいてトラックネームに日本語が使用可能に(漢字でもOK!!)いままでのコントローラーと一線を画す機能を手に入れました。これで、他で作ったプロジェクトがやってきても文字化けの心配無しに、そのまま作業が始められます。コントローラーとしてはsystem 5 / MC proに先駆けて日本語対応を果たしたMC artistシリーズ。PCが日本語環境が普通になっている今、当たり前の様で実現していなかった部分が日本語対応となりました。
もう一つが、MC control最大の武器であるSoft keyのアサイン機能。自由自在にアサイン可能なSoft Keyといっていましたが、実際にユーザーがアサイン出来るようにこのVer 1.2で始めてなりました。無限のマクロを組むことができるこのSoft Key。キーボードコマンドを持っているからこそのEuphonix独自機能です。セーブの機能も充実しMy カスタムコントローラーがそこに待っています。Soft Key関連では、地味ではありますが、ボタンに色をつけることも可能になりました。様々なコマンドをアサイン出来るからこそ便利なこの機能、Euphonixの柔軟性を感じずにはいられません。ファクトリープリセットも見直しがあり、各対応アプリケーションに対して格段の進歩を遂げています。
Ver 1.1.1の段階で、ROCK ONスタッフによる確認の中でバグとして報告を上げていた部分は修正され、高い完成度を誇っています。細かい修正と素晴らしい新機能の追加を含むこのバージョンアップ、ROCK ON PROではアップグレード方法等、熟知したスタッフがフルサポートいたします。
遂に発売日を開始致しました!!
MC artistシリーズのご購入はこちら>>>
MC artistシリーズのレビューはこちら>>>
※EuConネイティブサポートアプリケーション
Nuendo 4
Cubase 4
Logic 8