Home » 特別レポート » ハイスピード/正確なサブウーファー TD725sw内覧会レポート。

独自のタイムドメイン理論を応用したTDシリーズで、圧倒的な空間再現力を誇るeclipse をさらに充実させるサブウーファーシステム、TD725swが発表になりました!
今迄の常識を覆すほどのハイスピードかつ正確な低域再現力を誇ると言われる、その実力を確認するため、発表会に参加してきました!今回は、その模様をレポートいたします!
個人的にシアターをはじめ、ホームオーディオでサラウンド環境を構築されている方の音質を聴かせていただく機会があるのですが、サラウンドの音場はともかく、サブウーファーによる低域にどうもうさんくささを感じてしまい、いままでは、サブウーファーの必要性に懐疑的であったのです。
しかし、今回発表になったTD725swのうたい文句は、ハイスピードかつ正確です!私が常々感じていたもやもやを解消してくれそうな期待とともに、会場に向かいました。もはや説明の必要もない名門スタジオ、一口坂スタジオを会場に行われたeclipse TD725swの内覧会は、最高の環境でその実力を聴いてほしいというスタッフの熱意もあり、おおいに盛り上がっていました。
まずは、開発の経緯/特徴の解説がありましたが、なるほどと納得させられる説明に開発スタッフの本気度が伺えます。
TD725swのドライバーユニットは、このクラスとしては口径の小さな25cmユニット2基を、水平に背面対抗にして配置しています。
通常、十分な低音域の再生には、より大きなドライバーユニットを必要としますが、大きなユニットだと重量による動作の緩慢/低域の再生遅延の問題が起こります。これを回避してパワーとスピードを両立させるための工夫がここに集約されています。この構成だと、35cm口径のドライバーユニットと同等以上の空気を押す力と、高速駆動が可能になるのです。
実際にTD725swを鳴らしてみると分かるのですが、ユニットの前後運動は相当な大きさになります。これを支える為には強固な足場が必要になるのは誰が見ても分かるでしょう!
そのため、上図でも分かる通り、ドライバーユニットの背面同士をアルミシャフトで結合し、さらに同相駆動方式を採用した事による、仮想無限大グランドアンカーとして機能しています。実際、駆動中のエンクロージャーに触れても、余分な振動は一切ありませんでした!
振動影響を極限までに抑えるフローティング構造上記スタビライザー機構と合わせて余分な振動をシャットアウトするものとして、フェルト/ボルンを使用したドライバーユニットをフローティング構造にしている事が上げられます。
余分な振動を取り除くだけでなく、エンクロージャーの箱鳴りを抑える事により、音の明瞭度をアップさせる事に貢献しています。
いたずらなエンクロージャー容積アップをもたらすアナログアンプを採用せず、デジタルアンプを採用したのもTD725swの特徴です。小型でエネルギー効率の高いデジタルアンプのもたらすメリットは、本体の容積効率向上と高いリニアリティを確保する事に役立っています。
また、世界中のエンジニア/ミュージシャンから支持されるTDシリーズらしく、RCA入力の他、XLRライン入力にも対応し、Speaker Level入出力/Line出力を装備する事により、2.1chシステム構築にも対応する、柔軟な使い方が可能になっています!
TD725swはTDシリーズ用に開発されたサブウーファーですが、他のスピーカーシステムと組み合わせての使用でもその実力を発揮します。会場では、PMCのスピーカーシステムと組み合わせての試聴も行われましたが、全く違和感を感じる事がありませんでした。
その音質は、期待を上回る仕上がりで、私がサブウーファーに感じていたネガティブなイメージが全く感じられませんでした。具体的には、開発スタッフによる解説にもある通り、まさにスピード感のある低域再現が行われており、単に低域を追加して位相が崩れているような感のある、他のシステムとは一線を画しています。 
次に、TD712zと組み合わせたサラウンドシステムでの試聴を行いましたが、(決してPMCが悪い訳ではありません!念のため)さらに自然な空間再現がされているように感じられました!2chのTD712zシステムで音を聴く場合、セッティングやリスニングポイントに気を使わなければベストの音質が得られない、という認識があったのですが、5.1chシステムでの空間再現力は、より自然界に近い音場構成の為か、懐が深い印象も受けました!
制作者の意図を忠実に再現するというポイントから開発されたTDシリーズは、TD725swの登場によって一つの完成型をみたのかもしれません。そんな印象を受けた試聴会でした!
記事本文・構成 : ROCK ON PRO
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