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ROCK ON PRO
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Intel Mac/Power PC/Windows XP対応のPro Tools HD 7.3登場。
2006 AES San Franciscoのdigi Worldでも発表されていた、全プラットフォームに対応する、Pro Tools Software 7.3がリリースされます!今回のアップデートは、作曲やオーディオ・ミキシング、ポストプロダクションに対する機能強化と、作業のスピードアップ化が計られており、より純粋な音楽制作に没頭できるようになっています。Pro Tools HD 7.3および、Pro Tools LE 7.3のアップグレード・パッケージ版は、年内〜年始頃のリリースが予定されており、現在お持ちのバージョンにより、アップグレード価格が異なりますので、ご不明な点はお問い合わせ下さい。
- 2006年11月5日以降にご購入のユーザーは、無償アップデートの対象となります。登録ユーザーの方にdigidesignよりメールでご案内が届く予定です。
- Avid Mojoは、Pro Tools HD 7.3 & Intel Macではサポートされていません。Avidビデオ・オプションをMac OSで使用される場合は、PowerPC & Pro Tools HD 7.3にてご使用下さい。
- Pro Tools M-Poweredのパッケージ販売はありませんので、DigiStoreにてご購入下さい。
楽曲をより簡単に作曲
新しい「ダイナミック・トランスポート」モードでは、新機能である「プレイ・スタート・マーカー」を置くだけで、現在の選択範囲に影響を与えず、タイムラインのどこからでも再生を開始できます。また、ループ選択範囲をプレイ・スタート・マーカーとは独立して編集や移動でき、その全てを、トランスポートをマニュアルで停止せずに実行可能。さらに「ループ・プレイバック」も、マニュアルで停止/再生を行わなくても、自動的に選択範囲をアップデートします。新しい「ループ・トリム・ツール」を使えば、オーディオやMIDIリージョンを瞬時にループ可能。その上、オーディオ・ファイルのオーディションも簡単になりました。新しい「ループ・プレビュー」モードにより、DigiBaseブラウザ内で選択したREX及びAcidファイルを素早くオーディションでき、また「自動プレビュー」を使えば、単数/複数のファイルを選択時に、自動的にオーディション可能です。
- 選択範囲とは独立して再生を動作させる「ダイナミック・トランスポート」モード
- トランスポートをマニュアルで停止/再生させずに、ループ・プレイバックを自動的にアップデート
- オーディオ及びMIDIリージョンをユーザーが簡単にループできる「ループ・トリム」ツール
- 「クリック・トラック作成」コマンド及び初期設定
- 「新規トラックのタイムベースはティック」とする初期設定でループベースのワークフローをスピードアップ
- キーの変更及び転調を可能とする調号ルーラー
- Pro ToolsとSibeliusノーテーション・ソフトウェア間のワークフローを体系化する「Sibeliusへ送る」コマンド
- DigiBase内の「ループ・プレビュー」及び「自動プレビュー」オプション
- RTASエンジンのエラー抑制オプション
- MIDIのレコーディング及び編集、エクスポートの追加機能
編集とミックスを、より素早く。新しい編集&ミキシング機能。
作品をタイムフレーム内に正確に収めたい場合には、業界でも最高クラスのアルゴリズムを搭載した新しいDigiRack Time Shiftプラグインにより、パワフルなタイム・ストレッチ及びピッチ・シフトを実行できます。音楽プロダクションにおけるループのリサイズに最適なThime Shiftには、一般的なプルアップ/プルダウン操作用のプリセットも用意されているため、簡単に操作できる一方で、ポストプロダクションの用途にも不可欠なツールとなります。
- トラックの追加及び並び替え、インサート及びセンドの作成と移動、コピー、I/Oルーティングの調整をオンザフライで実行
- 秀逸なタイム・コンプレッション/エクスパンションを実現するTime Shift DigiRackプラグイン
- DigiBaseブラウザから空白のインサート・スロットまたはアクティブなプラグイン上へプラグイン設定をドラッグ&ドロップして、プラグインを瞬時にオープン&設定をリコール
- 最近の10セッションへ素早くアクセスできる「最近のセッションを開く」メニュー
望む方法で作業可能。新しいカスタマイズ機能。
「ズーム切り替え」の新たな初期設定により、ズーム時のトラック高とトラック・ビュー、編集グリッドの分解能を指定可能となりました。トラック高は連続可変となり、クリック&ドラッグだけでトラックの高さを素早く調整できます。また、トラックの高さセレクターには、より多くのトラックを同時に表示できる「マイクロ」と、画面全体にトラックが拡大されるため選択範囲の表示や編集に便利な「ウィンドウに合わせる」という、2つの新しいオプションも用意されました。
- カスタマイズした表示アレンジメントを瞬時にリコールできる最大99のウィンドウ構成(スクリーン・セット)
- 「メモリー・ロケーション」のカスタマイズ
- 「ズーム切り替え」のカスタマイズ機能により、ズーム切り替え時のトラック表示及びトラック高を定義可能
- トラックを自由な高さへ素早くリサイズできる、トラック高の連続可変機能
ポスト・プロダクションの新たな強化。
Pro Tools HD 7.3には、HDフレーム・レートを表示する2番目のタイム・コード・ルーラーによりHDの統合性が向上しており、HDとSDの両タイムベース上の位置を表示でき、1/2フレーム単位でナッジが行えます。また、Avidビデオ・ワークステーションとの互換性のため、AAF (Advanced Authoring Format) ファイルをHDフレーム・レートのタグ付きでエクスポート可能です。
- HDビデオ・ワークフローをサポート
- Windows XP上でAvid Interplay統合
- フィールド・レコーダーからのオーディオのコンフォーミングをサポート
- インポート中にオーディオ・メディアのプルアップ及びプルダウン可能
ハードウェア・サポート
- Apple IntelベースMac
Pro Tools HD 7.3 softwareは、Digidesignが動作検証を行ったWindows XP及びMac OS XベースのPro Tools|HDシステムに加えて、動作検証済みのApple IntelベースMacでも動作するため、Mac ProをベースとするPro Tools|HDシステムを構築できます。 - Windows XP上でMacフォーマットのHFS+ディスクをネイティブ・サポート
MacフォーマットのHFS+ディスクをサポートするため、Windows XP内でWindowsとMacコンピューター間のセッション交換が可能になりました。インストーラー・メニューのオプションとして用意されるこの新機能により、ミックス・プラットフォーム環境におけるワークフローと効率が大幅に向上します。 - Avid Mojo及びAvid Mojo SDI
Pro Tools HD 7.3はAvid Mojoと新たなAvid Mojo SDIをサポートするため、ビデオやフィルム用にオーディオをミキシングための、Avidビデオ・ワークステーションとのワークフローを橋渡し可能です。なお、本Pro Toolsリリースでは、IntelベースMacでAvid Mojo及びAvid Mojo SDIがサポートされていないことに注意してください。サポートは2007年のPro Tools HDソフトウェア・リリースで予定されています。Mac上でAvideビデオとの作業が必要な場合は、PowerPCベースMacとPro Tools HD 7.3 softwareを使用することが可能です。