«投稿
Author
ROCK ON PRO
渋谷:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-8-18 クオリア神南フラッツ1F 03-3477-1776 梅田:〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田 1-4-14 芝田町ビル 6F 06-6131-3078
Pro Tools HEROES !! Vol.3 3rd PartyならではのExtra Power Charge!!〜AD/DA、ワークフロー、全てを変えるHEROES!〜
Apogee Symphony I/O
1:再定義されたLegendary AD/DAの進化
AD、DA、ヘッドフォンアンプに至るまで、Symphony I/O MK2はApogeeテクノロジーの粋を集めたフラッグシップ機としての実力が随所に見られます。
AD/DAには同社Symphony I/Oが持つ芸術的なまでにシンプルな完全差動オペアンプと、全出力でバランス出力を保持するPerfect Symmetry Circuitry (PSC)を新搭載。特にこのオペアンプは一般的なオペアンプ構造と比べても極めてシンプル。32ch入出力アナログ回路全ての基礎となっています。さらにヘッドフォン端子には同社Grooveより、接続されたヘッドフォンのノンリニアなインピーダンスに合わせて動的に出力を可変させる革新的なConstant Current Drive技術を搭載。各インターフェースが搭載するESS Sabre32 32-bit Hyperstream DACももちろん内蔵しています。
Symphpony MK2はこれらのテクノロジー追加に加え、AD/DAそれぞれに新たに2つの改良が施されている。一つ目は『Dual Sam A/D Stage』。同社GrooveをはじめDAC市場のハイエンドプロダクトにも見られる並列コンバート設計をA/D回路に搭載。ノイズフロアを抑えるだけでなく、Apogee史上最も広大なダイナミックレンジ(122dB A weighted)を誇るA/Dコンバーターを実現している。二つ目が『高電流出力・低インピーダンスのDA回路』、通常インターフェースのラインアウトでは十分な出力が得られなかったが、ビンテージアウトボードなどインピーダンス条件の大きく異なるプロダクトとの接続においても、一切のパフォーマンスを損なうことなくドライブすることが可能となっている。長距離アナログケーブルを引き伸ばしたスタジオシステムなどにおいては特に効果を発揮する仕様。
2:旧機種互換も併せ持つ柔軟なモジュール構造
Symphonyの入出力数は使用する環境において実に様々なパターンを生み出すことが可能です。2×6、8×8、16×16、そして8×8+マイクプリ、ベースとなる4つのI/Oコンフィギュレーションから選択して、スタジオ規模に合わせて1台で最大32in32outの入出力まで拡張することができます。
たとえばそれほど入出力が必要のないプロデューサーデスクや、小中規模のプロジェクトスタジオ、または大規模なスタジオまで、このSymphony Mk2はさまざまな入出力オプションでベストフィット、また拡張させることが可能です。もちろん旧Symphonyユーザーとの互換性も開発コンセプトとなっていた本機。旧Symphonyモジュールとの互換性はもちろん、モジュールなしシャーシのみというMK2専用のコンフィギュレーションも用意されています。
3:将来的な接続プラットフォームへの対応
PCやmini-Digilinkとの接続方式自体をモジュール構造としたのもSymphony Mk2の大きな特徴です。たとえば、現在はPro Tools HDで作業を行っていて、Thunderboltによるネイティブ環境への移行が必要な時も、オプションカード(別売)を搭載することが可能です。
またWAVES SoundGrid接続端子も搭載予定、将来的なネットワークオーディオ含め、既存のシステムのまま移行が可能となります。
価格リスト(価格は全て税込になります。)
Symphony I/O Mk II HD 2×6 ¥320,000 →ご購入はこちらから
・HD I/O 8x8x8 下取りで¥90,000
・HD OMNI下取りで¥236,000
Symphony I/O Mk II HD 8×8 ¥450,000 →ご購入はこちらから
・HD I/O 8x8x8 下取りで¥220,000
・HD OMNI下取りで¥366,000
Symphony I/O Mk II HD 16×16 ¥598,000→ご購入はこちらから
・HD I/O 8x8x8 下取りで¥368,000
・HD OMNI下取りで¥514,000
Symphony I/O Mk II HD 8×8+8MP ¥650,000 →ご購入はこちらから
・HD I/O 8x8x8 下取りで¥420,000
・HD OMNI下取りで¥566,000
Focusrite Red4Pre
1:2基のminidigilinkコネクターによりProTools HD上で58in/64out
Pro Tools HDにダイレクトにつながる機能として背面に2つのPrimaryポートが付いています。この通信ch量は1台のインターフェイスの中では史上最大の接続チャンネル数、58input/64outputもの通信を可能とします。ましてやHDX3とカード3枚の状態で3台のRed4Preであれば174in/192outputもの通信を可能とします。 さてこの背面にいかにそのチャンネル数がコネクトできるのでしょうか。以下の図をごらんください。
こちらはInputからOutputへの流れを表したものですが、inputのADに関しては8chのみです。しかしながらデジタルにおける拡張性が非常に高いことが見て取れると思います。2基搭載したADATやS/PDIF。そして、内部に搭載したルーターにより、Dante信号をも縦横無尽にルーティングが可能となります。現在Dante規格を採用したイキップメントは市場にに豊富にリリースされており、同社が販売するREDNETなどを踏まえて非常に拡張性の高いハブとなるインターフェイスとなることがわかると思います。1Uのシンプルな筐体に詰め込まれた、多彩な拡張性。これがRed4Preの魅力の一つです。
2:ISAマイクプリアンプをアナログモデリングする“Air”機能
Focusriteの誇るハードウェアマイクプリISAシリーズはそのきらびやかなサウンドで、多くのスタジオにて採用され、非常に認知度と評価の高いマイクプリとなっています。そのサウンドの秘密はやはり回路設計がトランスフォーマーベースであったからです。そのシルキーなサウンドは数々のエンジニア・ミュージシャンを魅了しました。
RED4PreではFocusrite伝統のサウンド、トランスフォーマーベースのISAマイクプリアンプをアナログモデリングする“Air”機能も含まれます。”Air”機能は、トランスフォーマーベースのオリジナルのプリアンプ設計をアナログモデリングすることで、ISAトランスフォーマーの持つ独特のサウンドデザインを再現します。”Air”機能を有効にすると、3ステップのプリアンプ信号チェインを再構築します。すなわち、正確なトランスフォーマー型入力インピーダンスにスイッチすること、そしてリニア・ゲインを加え、最後にタイトなロウエンド&ハイエンドを持ち上げるパッシブフィルターを適用することで、Focusrite愛用者の呼ぶ「伝統的なFocusriteプリアンプの持つ“Air”のサウンド」が作られます。
3:豊富な『無償』付属プラグイン
RED4preを採用するメリットはハードウェア面でのメリットだけではありません。Red 4Preを購入すると、SoftubeのTime and Toneバンドルも同梱されています。Drawmer S73インテリジェント・マスター・プロセッサ、TSAR-1Rリバーブ、Tubeディレイ、サチュレーション・ノブといったSoftubeがプラグイン4つをパッケージしたものです。
また、Focusrite伝統のRedレンジ2と3をモデリングしたイコライザーとコンプレッサー、RedプラグインSuiteも同梱されています。Pro ToolsにおけるAAXにも対応しています。ハードウェア部そして、ソフトウェア面においてもビルドアップできるまさに質実剛健とも呼べる製品パッケージとなっています。
価格リスト(価格は全て税込になります。)
Focusrite Red 4Pre ¥324,000 →ご購入はこちらから
・HD I/O 8x8x8 下取りで¥94,000
・HD OMNI下取りで¥496,000
Digigrid DLS + Avid HD I/O
1:CPUに負荷をかけず0.8msレイテンシーでWAVES Processing!
Omniや8×8×8といったHD I/Oと併用することでネットワークプラグインサーバーとして機能することができるDigigrid DLS。WAVESが誇るプロセッシングPOWERをわずか0.8msのレイテンシーで追加することが可能です。2系統のDigiLink端子でPro Toolsシステムに64デジタル入出力を提供。もちろんDLIなどアナログI/O搭載機を追加することでさらなる入出力拡張も可能となります。さらにProToolsではないNative DAW環境であってもSGPモードに切り替えることでDSPプラグインサーバーとして使用することが可能です。付属のeMotionミキサーインサートにプラグインを入れて、ProToolsへの入力前にかけ取りを行うことも可能です。
2:ネットワークで自在に連携、I/Oも拡張!
HD I/OとDLSというベストセラーの組み合わせにDLIを追加することでアナログI/Oも拡張が可能。DLIは接続されたI/OとしてPro Toolsで認識されます。またネットワーク接続された別PCからDAWを通じてオーディオを取り込むことも可能です。
3:DLSを外しても瞬時にCPUベースの環境に切り替えが可能!
突然の外録時やモバイルシステムへの移行の際にもDigigridは柔軟に対応が可能です。CPU負荷とDSP負荷をStudioRack上で瞬時に切り替えることが可能なので、DLSを持って行くほどではない外録などの際に、DLSを外してもセッションが開かないことはありません。DSP負荷がかさんだセッションなどにおいても、負荷分散を任意でコントロールできるのは大きなメリットとなります。Studio Rackには8つのプラグインスロットがあり、プラグインの並び順を保存して、必要に応じてリコールすることも可能です。
価格リスト(価格は全て税込になります。)
Digigrid DLS ¥288,000→ご購入はこちらから
・HD I/O 8x8x8 下取りで¥58,000
・HD OMNI下取りで¥204,000
*記事中に掲載されている情報は2016年06月24日時点のものです。