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最新のソリューション SoundGrid Networkを紐解く〜DiGiGrid MGB/MGO〜

WAVES+DiGiCoのNew BrandとなるDiGiGridからリリースされたMADI-SoundGridコンバータMGB/MGOを切り口に、注目のAoIPソリューション SoundGrid Networkを紐解きます!!

価格:MGB ¥199,500(税込)MGO ¥199,500(税込)
業界注目のWAVESとDiGiCoの共同による新ブランドDiGiGrid。今回は、先行して販売の開始されたMGB / MGOの2機種を紹介したいと思います。この2機種は、それぞれBNC MADI / Oprical MADIのインターフェイスでもあり、MADI回線をSoundGrid Networkに接続するボックスでもあります。
非常にシンプルな構造で、MGBにはMADI IN / OUTがBNCで2系統用意されており、MGOにもMADI IN / OUTがOpticalで2系統用意されております。それぞれに外部同期用のBNC端子が用意されています。コンピューターと接続するのはEther Cable1本だけ。これだけで最大128ch (48kHz/24bit) を可能にします。非常にシンプルな接続ですね。
この製品の特徴はシンプルなだけではありません!P 2 Pでの接続だけではなく、拡張性があるのが最大の特徴です。この最大の特徴を紹介をするためには、まずはDiGiGridの採用する最新のソリューションであるEthernet Cableを使用したSoundGrid Networkをご紹介しなければなりません。このSoundGrid Networkは1本のEthernet Cableで最大256chの24bit/48kHzの信号の伝送を実現するものとなります。従来のSPDIFや、AES、MADIといった規格との最大の違いはP to Pの接続ではなく、スター型の接続によりネットワーク上に信号を供給できるという点。ネットワークに接続されたMGO/MGBによりSoundGrid Network上に供給されたオーディオ信号は、ネットワーク上に接続された全てのコンピューターおよびSoundGrid機器で受け取れるということになります。このような接続を従来のシステムで構築するには、Matrixや分配器といったものが必要でしたが、これらは一切必要なく汎用の1GbE Network Switchがあればその機能を可能にします。

MADIの出力を持ったコンソールアウトをMGB / MGOで受けてEthernet Switchで複数のPCに分配。必要な台数のDAWでバックアップも含め収録作業を行う。非常にコンパクトなシステムで実現するということでしょう。分配器なども必要なくEthernet Cable1本で128chの収録を実現します。EtherケーブルもCat5e対応ですので、非常に簡潔にシステムセットアップが可能です。
このMGB / MGOが活躍する現場として、まずはライブ収録が挙げられるでしょう。収録現場では多チャンネル化が進んでおり、接続方法としてMADIでの接続はもはや標準になりつつあります。収録時に同じく懸念されるのはいかにバックアップを準備するか。バックアップをPC2台分の128ch規模のAudio Interfaceを実現するとしたら、スプリッターを128ch分用意する等、かなり大規模なシステムとなるか、MADIを使用したシステムだとしてもMADIのスプリッターを準備したシステムの2択となります。DiGiGrid MGB / MGOであれば、1U以下のサイズでその機能を実現できてしまうのです。もちろんMGB / MGOはSoundGrid Networkを使用しておりスター接続が可能ですので、Ether Switchにケーブルを繋げば簡単にバックアップ機もセットアップできます。ネットワーク内に複数のMGB / MGOが接続されている場合でも、DAWからは1台のインターフェイスとして認識されます。SoundGrid Studioでルーティングを組んでおけば、現場で慌てる事もありません。

DiGiGridもPCのフロントエンドとなるPre AmpやHP outを搭載したモデルのリリースが続々と控えています。こういった機器と組み合わせる事で、ライブ収録でのアンビエンス回線は収録スタッフ側で独自に用意するのも簡単になります。もちろん、SRコンソールを含むライブの会場全体をMADIを中心にしてSoundGrid Networkで構築する事になれば、拡張性もぐっと広がりますね。
収録現場だけではなくネットワークを通じてのスタジオ内での設備等、AoIP(Audio over IP)に向けて業界各社が精力的に製品をリリースしてきています。DiGiGridからも続々と新製品のリリースを予定されております。将来性と拡張性を備えたDiGiGrid System。今から注目しておいてソンはありません!!!

*記事中に掲載されている情報は2014年05月03日時点のものです。