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ROCK ON PRO

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Media Composer 7発売開始!!

Pro Tools 11とともにNAB2013で発表され、話題を集めたMedia Composer 7がProToolsに遅れること1週間で遂にリリース開始となりました。Pro Tools 11との高い親和性を持たせるために同一のAudio Engineを搭載し、簡易的なMAであればこなせるほどの機能を加えています。もちろん、本題である編集機能も大幅に強化されています。
1. Media Composer 7.0 / NewsCutter 11.0 リリース
l 新しいメジャーバージョンがリリースされました。ダウンロードセンターよりダウンロード頂けます。
l v7.0無償アップグレード権利付きのv6.5をご購入されたお客様は、Avidアカウントより新しいライセンスとインストーラを入手出来ます。ライセンスが表示されるまで最長で1週間程度かかるかもしれません。ライセンスが利用可能になった段階で登録メールアドレスに案内が送付される予定です。
l 本バージョンよりSymphonyはSymphony Optionとして提供されます。Media ComposerにSymphony Optionのライセンスを追加することでAvid Symphonyとして動作します。従ってSymphony 7.0のインストーラは存在しません。(MCとSymの2ライセンスを管理してください)
 
2. v7.0/v11.0新機能の一覧
l FrameFlex
∘ 2K, 4K, 6Kの素材をタイムラインで編集できます。出力はフルHDとなります。
∘ 位置、サイズ、アスペク比をFrameFlexによって変更できます。
l Real-Time LUTs (1D & 3D) and CDLs
∘ カスタムまたは修正されたLUTs/CDLsをサポートします。
∘ Bin上のクリップを一度に修正できます。
∘ Rec. 709へのリアルタイムコンバージョン
l Background Processing (Transcode, Consolidate and Copy)
∘ 編集中にバックグラウンドプロセスを許可することができます。
∘ 進捗状況などを確認できるバックグラウンドプロセスの管理ウィンドウが追加されました。
l Dynamic Media Folders (Watch Folders)
∘ バックグラウンドで自動的にAMAメディア管理を行え、ワークフローを簡略化できます。
∘ プロファイルをフォルダに関連付け、監視することでAMA Link, コピー, コンソリデート/トランスコードを自動的に行うことができます。
l AS-11 – Standardized Delivery with Program Segmentation
∘ Spanned Markers(複数にまたがるマーカー)をサポートしました。
∘ Consistent Program Delivery RequirementsのためのShim drivenをサポートしました。
∘ シングルマルチエッセンスOP1-A MXF file (AVC-I または IMX)のエクスポート
l Audio Enhancements (オーディオの改良)
∘ 新しいオーディオ波形(サンプルプロット)のキャッシュ
∘ タイムライン上でクリップゲインを調整できるUIを追加。
∘ オーディオミキサー上でマスターフェーダーをサポートしました。
∘ オーディオミキサーの設定が追加され、不要なパーツを非表示にすることができます。
l iXML Metadata Support
l XAVC HD Native Support
 
3. v7.0/v11.0のAMAプロセスの改良
l AMA Managed Media
∘ すべてのAMA LinkされたメディアはAvidメディアデータベースで管理されます。
∘ AMAメディアはメディアツールに表示されます。また、Interplayにチェックインできます。
l AMA QuickTime with Alpha
∘ アルファ付きのQTをAMA LinkするとマットキーとしてBinに表示されます。
l AMA Extras
∘ AMA Link専用の新しいナビゲーションウィンドウ。File LinkとVolume Linkを兼用します。
∘ タイムライン上のAMAクリップに対してクリップカラーを指定出来ます。
∘ シークエンス上のAMAクリップのみをコンソリデート/トランスコードできるようになりました。
∘ リリンクする際、ビデオのみ、オーディオのみ、データトラックのみと指定出来ます。
∘ ドラッグアンドドロップでAMA Linkできます。
l RED AMAについて
∘ 新しいRED用のAMAプラグインがリリースされています。
http://avid.force.com/pkb/articles/en_US/download/en394823
∘ RED AMA v1.9: Media Composer 7およびNewsCutter 11をサポートしました。
l SONY AMAについて
∘ 現時点でv7.0/v11.0はSONY AMAプラグインに対応していません。
http://avid.force.com/pkb/articles/en_US/download/en394827
∘ 対応されたバージョンがSONYからリリースされる予定です。
∘ XDCAM/XDCAM EX v2.4, HDCAM SR v2.2, RAW F65 v1.21でサポートされます。
l Panasonic P2 AMA
∘ 現時点でv7.0/v11.0はPanasonic P2 AMAプラグインに対応しておりません。
http://avid.force.com/pkb/articles/en_US/download/en394531
∘ 対応されたバージョンがPanasonicからリリースされる予定です。
∘ AMAプラグインはPanasonicからリリースされ、Panasonic P2 v3.0でサポートされます。
http://eww.pass.panasonic.co.jp/p2ui/guest/ShowInitTopPage.do
 
4. v7.0/v11.0のパフォーマンス改善について
l マルチカムでLongGOP素材をサポートします。リアルタイム再生や9面マルチが可能です。
l ウィンドウ描画およびタイムラインインジケーター(青いバー)の改良
l マウスホイールおよびマウスオーバーの改良
l ビデオとオーディオにリンクしたAMAパフォーマンスの改良
 
5. 新しいライセンスとオプションについて
l Symphony Option
∘ Media ComposerからSymphonyに切り替えることでSymphonyの機能を利用できます。追加でのインストール作業は不要です。
∘ ソフトウェアライセンスまたはドングルでアクティベーションしてください。
∘ Media Composer 7.0の30日間トライアルで試用することができます。
l Media Composer 7: Interplay Edition
∘ Interplay, Interplay Central, Interplay SphereなどのInterplay環境に接続するにはInterplay Editionを購入する必要があります。
∘ すべてのNewsCutterとアカデミック製品はInterplay Editionを含んでいます。
l New Software Licensing Logic
∘ Symphony OptionのあるなしにかかわらずMedia Composer 7ライセンスのバージョンを戻すことができます。
∘ 現在6.x/10.xを使用しているユーザーは7.0/11.0のライセンスを購入してください。
 
6. HP z820 + NVIDIA K4000を認証
l NVIDIAの新しいグラフィックスカードQuadro K4000がAvidで認証されました。
l Quadro K4000はNVIDIA Driver 310.90を必要とします。
l 下記のAvidバージョン以降でQuadro K4000をサポートします。
∘ Media Composer 7.0以降 / NewsCutter 11.0以降
∘ Media Composer, Symphony 6.5.2.1以降 / NewsCutter 10.5.2.1以降
∘ Media Composer, Symphony 6.0.3.4以降 / NewsCutter 10.0.3.4以降
∘ Media Composer, Symphony 5.5.3.7以降 / NewsCutter 9.5.3.7以降
 
7. MC v6.0.4不具合情報
l 6.0.xから6.0.4にアップデートしたユーザー様の一部環境で不具合の報告がありました。
l アップデートした後にMedia Composerを起動すると起動時のスプラッシュスクリーン上でSystem IDが表示されず、System ID: 0と表示されることがあります。
l これは表示上の不具合となります。実運用上には影響ありません。
l 正しいSystem IDを確認するためにはAvid License Controlをご確認ください。
l この問題はバグ番号UDevC00180265として登録されました。

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*記事中に掲載されている情報は2013年07月01日時点のものです。