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AVID VENUE SC48 Remote system日本発上陸!!最新VENUE 3も発表に!!

VENUE SC48 Remote
Winter NAMM 2012で発表されたAVID VENUEの最新ラインナップVENUE SC48 Remote Systemが初上陸!!AVID本社で行われた発表会に参加してきました。昨年末のNHK紅白出の使用、夏フェスでの使用など、大規模な会場での使用で、シェアの拡大を続けるVENUEのNew Faceの登場です。
VENUE SC48 Remote SystemはコンパクトなAll-in-Oneタイプながら、上位機種と同等の機能を誇るVENUE SC48をベースにStage Boxを追加した商品です。コンパクト、且つコストパフォーマンスに優れたSC48に新しい規格AVBを使用したStage Boxの採用で、今後、ライブハウス、中小規模なイベント会場など目にする機会が増えることは間違いないでしょう。合わせて、VENUE 3 Softも発表。操作性を上げる、数多くのTIPS、追加機能に注目が集まっていました。

VENUE SC48 Remote System

コンパクトな26Fader仕様のSC48に32in/16outのStage 48と呼ばれるリモートボックスが付属したシステム。もちろん本体にも、今までのSC48と同様のFW Interfaceなどの基本I/Oと共に16inputのモジュールが付属、Remoto 48以外にも入出力を持つことが可能です。2モジュール分(IO16×1枚。及び3種類の出力カード(AO16/XO16/AT16)の中からいずれか×1枚が拡張可能です。)の拡張スロットの空きもあるので、将来のI/Oの拡張にも対応します。

なんといっても注目は、Stage 48との接続に採用されたEthernet AVB。この規格は、IEEE 802.1で制定された非常にオープンなEthernetを利用したAudio/Videoの伝送プロトコル。製品としては、まだそれほど多くのものがリリースされているわけではありませんが、Audioのみならず、数多くのメーカーが賛同をしている将来性のある規格となります。例を挙げるとIntel(CPU) , Broadcom(Network) , CISCO(Network) , XILINX(FPGA) , ANALOG DEVICES(IC) , Audinate(DANTE) , beyerdynamic(mic) , BOSCH(Engine Managiment) , ECHO(Audio IO) , Gibson(Guiter) , Hyundai(Car) , Meyer Sound(SR) , Peavey , Presonus , Focusrite , SHURE , TC , YAMAHAなどが名を連ねています。
AVBのプロモーションを行なっているAVNUのHPには賛同を表明しているメンバーリストがあります。詳細は下記リンクから>>
http://www.avnu.org/about_us/our_members

Ethernet AVB

IEEE 802.1で制定されたAudio Video Bridging(AVB)。Ethernet Networkを利用してAudio / Videoの信号伝送を行うために開発されました。今回のVENUE SC48 Remote Systemで採用されたのはCAT6 Cableを利用し、最長100mの伝送を可能とします。更に2重化が図られ、2本のケーブルで、双方向の2重化したシステムが構成可能です。アナログのマルチケーブルとは比較にならない重量、引き回しの手数、そしてなんといってもノイズレスの環境を提供します。もちろんAVB対応のSwitchを利用しての延長も可能。更には2台目のStage 48を用意することも可能で、高い拡張性を持ちます。

VENUE 3

最新のアップデートとなるVENUE 3はProToolsとの連携など多くの機能強化が整理されました。Pro Toolsと、4本のDigi linkでの接続で128chまでの双方向伝送に対応しているVENUE。前回のVer 2.9で実装されたDigi linkのリタンダント(この128chを64chずつ2台のPro Toolsで2重化したシステムアップ)。バックグラウンドの音源の再生、もしくは、録音どちらにせよ、安定感を格段に高めることが可能となっています。
HDXにもVENUE 3で完全対応。早くも最新のPro Tools Systemへ対応しています。これにより、Pro Tools 10を利用しての収録時にさらなる安定感を持つ、RAID 5構成ドライブの使用が可能となります。失敗の許されない収録での利用が、更に現実のものとなっています。もちろんHDXシステムとのバンドルセットもございます、こちらは是非ともお問い合わせ頂ければと思います。
FW接続のモードもチャンネル数が拡大、今までの18chから32chに拡大されました。ライブハウス等でSC48を利用してのマルチRec時に役立つこと間違い有りません。
また、SC48のBus setは従来16chが最大でしたが、24chに拡張されています。上位機種との差でもあったこの部分が同一の仕様となったためデータの互換性の向上が図られています。

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*記事中に掲載されている情報は2012年03月07日時点のものです。