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安心して使うための、iLokの疑問にお応えします!

iLok.jpg
現在プラグインなどのソフトウェアのオーソライズでは主にiLokが用いられています。(特にdigidesign Pro Tools関連)iLokはUSB経由でホストコンピューターと接続し、iLok本体にライセンス情報を記録することでソフトウェア起動毎にライセンスの有無を確認し、ライセンスの確認できたものを起動するようになっています。
便利で扱いやすく、数々のメリットを持つiLokですが、ライセンス管理に関しての認識が深くなかったがためのトラブルも起こりえます。膨大な価値を持つプラグインの、まさにKeyとなるiLokについて、ここではご説明いたしましょう。

iLokとは?

ilok.gifiLokはソフトウェア・ライセンスを含むUSBスマートキーです。 単一iLokで100以上のソフトウェア・ライセンスを保存可能で、同じiLokに複数のソフトウェア・ベンダーからのライセンスを持つことができます。さらに、ソフトウェア・プロダクトを認可するために複数のiLokをコンピュータに接続することができます。ユーザーはこのiLokにライセンスを保存することで、ユーザーと共にどこにでも簡単に購入したソフトウェア・ライセンスのすべてを運ぶことができます。iLokは、携帯性、便利性にも優れています。

  • ライセンスの持ち運びが簡単
  • ソフトの再インストールとは無関係(ライセンス情報はiLokが保持)
  • 必要に応じ、複数のiLokにライセンスを分散(複製はできません)することも、1つにまとめることも可能
iLokへのオーソライズ

iLok_chip.jpgiLokへのライセンスの記録(オーソライズ)は、ライセンスカードと呼ばれるICチップを直接iLokに差し情報を記録する方法と、ネットワーク経由でライセンスデータを受け取る方法があります(デポジット)。
前者は、パッケージのソフトを購入すると製品に付属してきており特に手続きなしで、ソフトの起動時に認証を行う際にICチップをiLokに挿せば行えます。
右の写真がライセンス・カードです。中央のICチップを、iLokに挿してオーソライズすると、ライセンス情報がiLokに移動し、中身は空になります。

iLok.comについて

iLok_com.jpgソフトウェアにライセンスカードが付属していれば、手続きなしで使用可能ですが、このままではユーザーはどのソフトをiLokにライセンスを記録しているか確認することができない上、iLok上のライセンスは何の保証も無い状態ですので、万が一ilokが破損した場合は、そこに納められているライセンスは失われてしまいます。
そのため、iLokを管理するためのサイト<www.ilok.com>が用意されています。iLok.comサイトでは、ユーザーのiLokの保持するソフトウェアライセンス管理を行います。 このサイトで自分のiLokにライセンスされてあるものを確認/登録を行い、複数登録したiLok同士間でライセンスを移動したり、参加しているソフトウェア企業から新しいライセンスを受け取ることもできます。
iLok.comでユーザーは、自分自身のページ(アカウント)を作成し、そこで自分のiLokの管理を行います。もちろんこの登録や管理に関することは無料です。
前述のライセンスのネットワーク経由での受け取りは、このiLok.comを通じて行われます。つまり、iLokを使用することは管理の面も含め、必ずiLok.comに登録する必要があるということです。

iLokの動作環境について

iLok.comはMacintosh(Mac OS9.2以降、またはMac OS X v10.2.8以降)とWindows(Windows98/ME/2000/XP)の両プラットフォームに対応しています。
加えて、iLokはUSB接続になりますので使用するPCにはUSBポートが必要になります。もしUSBポートのないPCの場合はPCI拡張スロットにUSBポート拡張のPCIボードを増設する必要があります。USBポートを搭載していても、すでにポートに空きがない場合は電源搭載のアクティブUSBハブを使用してください。
iLok.comを使用するためには、インターネットの環境が必要になります。メインPCがインターネットに接続されていない場合は、単にiLokを抜きインターネット接続可能なPCのUSBポートに挿してください。そのPCからiLok.comにログインし、登録/管理や新たなデポジットされたライセンスのダウンロードなどを行います。

iLokでサポートされている、ソフトウェア・ベンダー

Antares Audio Technologies、Audio Ease、Crane Song Ltd、Cycling ’74、Digidesign、DUY Research、Eventide, Inc、Focusrite Audio Engineering、Grey Matter Response, inc(Mezzo)、GRM Tools、Mark Of The Unicorn, Inc、McDSP、Nonfiction Software、Plugorama – Muse Research、Princeton Digital LLC、Serato Audio、Research Ltd、Sony Pro Audio R&D、Sound and Form、SoundToys、SRS Labs, Inc、Synaptricity、t.c.electronic、Trillium Lane Labs、Unique Recording Software(URS)、Universal Audio, Inc

iLokの注意点

1.iLokの接続場所、物理的な管理
iLokは、PC本体のUSBポートに接続した場合、かなりの突起物となります。そのためiLokキーに何かを当ててしまったり、ケーブルを引っ掛けたまま引っ張ってしまったりして、iLokを折ってしまう事があります。またスタジオなど、複数人が出入りするような環境下ではiLokが紛失してしまう事もあります。紛失/盗難は普段からの対策が必要ですが、破損を防ぐには、USBハブやDongle BuddyなどにiLokを挿し、安全な場所に置いていただくなどの方法があります。
Wavesプラグイン・オーソライズと混在しない
現在、Wavesプラグインの多くはiLokをサポートしていますが、WavesはiLok.comではサポートされていません。WavesはWaves自身のライセンス供給を行っているため、1つのiLokにWavesを含めたオーソライズをしてしまうと、iLokが破損した際はiLok.comでサポートされているソフトウェアベンダーのライセンスか、Wavesのライセンスのいづれかしか復旧できなくなります。また、Wavesプラグインのオーソライズ情報は、移動が出来ないため、iLok.com内でのトランスファー・ライセンスも無効です。

*記事中に掲載されている情報は2006年08月03日時点のものです。