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革新的ビデオファイルフォーマット Blackmagic RAW 新登場


去る9月15日、Blackmagicデザインより4Kワークフローを促進するための新たなビデオ・フォーマット「Blackmagic RAW」が発表されました。メタデータの付与や編集履歴の把握に加え処理の一部をカメラに任せるなど、既存のコーデックに比べはるかにインテリジェントで使いやすい仕様を、RAWファイルよりもはるかに小さなファイルサイズで実現した革新的なコーデックになっているとのこと。CEOからのメッセージという体裁を取った自信に溢れたその発表全文を紹介いたします。

Blackmagic RAWについてのより詳細な情報、サンプルビデオファイルのダウンロードはこちらから
 


お客様各位
 
このメールでは、新しいBlackmagic RAWファイルフォーマットについてお話ししたいと思います。Blackmagic RAWは本日リリースされ、URSA Mini ProカメラおよびDaVinci Resolveでお使いいただけます。
 

Blackmagic RAWとは

Blackmagic RAWは時代に即したコーデックで、簡単に使用でき、高速で、はるかに優れた画質であるため、RAWおよびビデオコーデックの両方の代わりとなります。
 
Blackmagic RAWの詳細に関しては、こちらのリンクからこちらのリンクからビデオをご覧ください。
 

高速でインテリジェント

Blackmagic RAWは、今まで使用してきたCinemaDNGのようなシンプルなRAWコンテナフォーマットに比べ、はるかにインテリジェントです。Blackmagic RAWは、イメージセンサーの特徴やカメラのカラーサイエンスを認識します。つまり、より小さなファイルサイズで、高画質のシネマライクなイメージが得られます。
 

他のBlackmagic RAWの特徴は、処理方法です。デモザイクの一部をカメラで行うことで、処理パイプラインの一部にカメラ本体のハードウェアアクセラレーションを使用できます。これにより、Blackmagic RAWを使用する場合、ソフトウェアで多くの処理をする必要がないため、再生が非常に高速で、レンダリングも速く行われます。
 

さらに、ISO、ホワイトバランス、露出、コントラスト、彩度、カスタム・カラースペースなどのRAW設定も完全にコントロールできます。Blackmagic RAWは、カスタマイズ可能なサイドカー・メタデータファイルを含め、幅広い種類のメタデータをサポートしています。加えて、GPUおよびCPUアクセラレーション、第4世代Blackmagic Designカラーサイエンス、固定クオリティおよび固定ビットレートの2種類のエンコード・オプションに対応しています。
 

近代的なRAWフォーマット

Blackmagic RAWは、ビデオコーデックおよびRAWの代わりとなるコーデックを作ることを目標に開発しました。イメージで4:2:2サブサンプリングが行われないため、ビデオコーデックと比較して劇的に優れた画像が得られます。また、圧縮ビデオでは、アーチファクトがより目立ちます。Blackmagic RAWは、CinemaDNGなどの他のRAWフォーマットと比較すると、単一ファイルである点、カメラでのハードウェアアクセラレーションにより高速化されている点、全カラーディテールが得られる点、完全なRAW調整が可能である点において、優れたRAWフォーマットであると言えます。
 

パワフルなメタデータ

Blackmagic RAWでは、メタデータがファイル自体にエンベッドされ、さらにサイドカーファイルを追加することも可能です。つまり、ユーザーが独自のメタデータを追加できます。一例としては、Blackmagic RAWに収録時のカメラ設定を記録します。その後、DaVinci ResolveでRAWに調整を加えた場合、その情報をサイドカーファイルとして保存でき、そのファイルの読み込みができる他のあらゆるソフトウェアで変更を確認できます。
 

これが最も役立つのはビデオガンマにおける作業です。URSA Mini ProでVideoモードを選択すると、ファイルの編集時にビデオガンマのイメージが表示されます。しかし、実はファイルのメタデータファイルが、ソフトウェアにビデオガンマであると認識させているだけで、フィルムガンマの情報は常に維持されています。したがって、カラーグレーディングが必要になった場合、ホワイトやブラックがクリッピングしていない、Filmモードの全ダイナミックレンジを使用できます。ブラックやホワイトの値を上下させると、ディテールが表示されます!
 

デベロッパーSDKライブラリ

デベロッパーの方々にとっての良いニュースは、お使いのソフトウェアにBlackmagic RAWのサポートを追加するのは簡単だということです。弊社が無償で提供している単一のソフトウェアライブラリに、あらゆるダウンストリームソフトウェア処理が含まれています。このライブラリは、Mac、Windows、Linuxをサポートしています。Blackmagic RAWの使用にあたっての複雑な処理は、ライブラリが対応します。また、サイドカーファイルの読み込み、RAWパラメーターの設定、あらゆるカラーサイエンスもライブラリに含まれています。
 

これにより、異なるソフトウェアアプリケーション間や、多様なOSのプラットフォーム間で一貫したイメージが得られます。また、DaVinci Resolve 15.1もこのライブラリを使用するため、DaVinci Resolveで変更したRAW設定は他のソフトウェアで確認できます。また、Blackmagic RAW Playerというシンプルなアプリも内蔵しており、Blackmagic RAWファイルのレビューに使用できます。
 

価格と使用範囲

別の良いニュースは、このアップデートは無償である点です。Blackmagic URSA Mini Proをお使いの方は、パブリックベータをダウンロードして、カメラにBlackmagic RAWのサポートを追加できます。このアップデートでは、カメラを第4世代カラーサイエンスにアップグレードします。
 

これにより、即座にBlackmagic RAWで撮影を開始できます。さらに、本日DaVinci Resolve 15.1も発表しました。このリリースには多数の機能が含まれていますが、最も重要なのはBlackmagic RAWのサポートの追加です。
 

Blackmagic RAWのサンプルファイルをご確認になりたい方は、ウェブサイトに掲載したカメラオリジナルのファイルをご覧ください。www.blackmagicdesign.com/jpのURSA Mini Proの製品ページで視聴できます。同製品ページに、新たに追加されたBlackmagic RAWタブには、様々な情報が記載されており、カメラオリジナルのファイルもダウンロード可能です。
 

同じページからBlackmagic RAW Playerもダウンロードできるので、それを使用してファイルを再生できます。DaVinci Resolveをまだお使いでない方は、そちらもダウンロードしてファイルのカラーグレーディングを試してみてはいかかでしょうか。プライマリカラーコレクターのカメラタブに進むと、RAWの設定が表示されます。サイドカーファイルも保存できます。
 

お使いのソフトウェアにBlackmagic RAWのサポートを追加したい方は、同じページからBlackmagic RAWデベロッパーSDKをダウンロードできます。同SDKにはサンプルコードが含まれているため、ライブラリの使用方法が確認できます。
 

詳細は、弊社ウェブサイトをご確認ください。個人的に、Blackmagic RAWは非常にエキサイティングな製品だと思っています。ベータのテストにご協力いただいた方からのフィードバックは信じられないくらい素晴らしいものでした。昨日、Blackmagic RAWのクリップをいくつか再生している時に、USBハードディスクから再生していることに気づきました。このディスクからは通常4Kビデオファイルの再生はできません。しかし、4.6KのBlackmagic RAWファイルを全く問題なく再生できました。このような小さなファイルサイズで、ここまで優れた画質が得られるのは本当に驚きです。これは非常にエキサイティングではありませんか?
 

このメールでBlackmagic RAWについて良いご説明ができていれば幸いです。この新しいコーデックをどのようにお使いになるかお聞きするのを楽しみにしています!
 

敬具
 

グラント・ペティ
 
CEO
 
Blackmagic Design Pty Ltd
 

*記事中に掲載されている情報は2018年09月20日時点のものです。