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ROCK ON PRO
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【情報追加】Pro Tools 2022.4 リリース!大幅なラインナップ変更と機能追加
Pro Tools 2022.4 がリリースされました。今回のリリースでは、新たな製品ラインナップの登場(Pro Tools Artist, Pro Tools Studio, Pro Tools Flex)や、販売形態の大幅なサブスクリプションへの移行などの変更に加え、数多くの新機能や強化が含まれています。
Pro Tools 2022.4 は、有効なサブスクリプションまたは永続ライセンスのアップデイト+サポート・プランをお持ちの全 Pro Tools ユーザーは、AvidLink または、ご自身の Avid Account より入手可能です。
Pro Tools ファミリーのラインナップ変更に関しては、こちらの記事をご覧ください。
Pro Tools 2022.4 登場 – 新機能紹介(Avid Blog 日本語版)
Pro Tools システム要件(Avid Knowledge Base 日本語版)
macOS 11 (Big Sur) , macOS 12 (Monterey) および M1 と Avid 製品の対応状況(Avid Knowledge Base 日本語版)
2022.5.9 追記
What’s New in Pro Tools – Pro Tools 2022.4日本語新機能ガイド(日本語PDF)
Quick Tips、セッション作成方法などの豊富なビデオチュートリアル
Appleの新しいMacBook ProおよびMac StudioがPro Tools 2022.4でサポートされました。macOS 12 Monterey に対しては、Pro Tools 2021.12にAvid plugins 2022.2を追加インストールする事ですでに対応済みです。
macOS 11 Big Sur において、HDドライバーのカーネル読み込みがブロックされる既知の不具合がありましたが、macOS 12.3 Monterey にて解消されています。
代わりに、macOS Mojave のサポートが終了。Avidでは今後 macOS Mojave における検査を行いません。しかしながら、現時点でMojave上で大きな問題は報告されていません。
追加された項目:
削除・除外された項目:
Pro Tools システム要件(Avid Knowledge Base 日本語版)
macOS 11 (Big Sur) , macOS 12 (Monterey) および M1 と Avid 製品の対応状況(Avid Knowledge Base 日本語版)
ProTools上にある、ほぼ全てのコマンドを、キーボード・ショートカットとしてカスタムにアサインすることが可能となりました。
キーボード・ショートカット・アサインは、まだショートカットがアサインされていないコマ ンドも含めキーボード・ショートカット・ウインドウ内の全てのコマンド・リストに対して実行することができます。もし気が変わった場合でも、いつでも設定をリセットし、初期設定時のアサインに戻る事が簡単に行えます。カスタム・アサインを作成時、別のコマンドが既に同じキー・コンビネーションを持っている場合でも、Pro Toolsは、それらをコンフリクト・コラム内で表示してくれますので、それを変更したり、リセットしたりすることで、その衝突を解消することも可能です。
Pro Tools SEARCH(サーチ)
コマンドやオブジェクト(トラックやクリップ等)を、名前やPro Tool上での実行動作で検索 することが可能となりました。
Pro Tools Search で実行可能なこと
Pro Tools Searchを使うには
Window(ウインドウ)メニュー > ProToolsSearchを選択 >
Control+Shift+S(Mac)またはStart+Shift+S(Windows) >
リストから必要なコマンドやオブジェクトを選択しクリック(またはリターン・キーを押す)
と操作して、コマンドの実行やオブジェクトの選択を行います。
ビデオ・カラー・スペース強化(Pro Tools Studio 及びPro Tools Ultimate のみ)
Pro Tools 2022.4では、SDR及びHDRの両メディア上で、デスクトップ並びにハードウエア・ ディスプレイ使用時に、映像表示を最適化する為、数多くのカラー・スペース・オプションに対応しました。これにより、映像編集時に使用しているMedia Composer等のノンリニア編集ソフト上の映像とイメージがマッチした状態で、Pro Tools上でのMA作業が継続可能となりました。
画像はカラー・スペース・セッティングの全リスト。推奨オプションが黄色くハイライトされます。
DOLBY ATMOS 関連機能強化
Pro Tools 2022.4 では、Dolby Atmos 関連機能の強化が行われており、静的な Dolby Atmos グループ、Dolby Atmos Plug-in オートメーションを、パン・オートメーションにデュプリケイトが追加されています。
静的なDolby Atmosグループは、オーディオ・ポストプロダクションで標準的に使用される4つのグループ(dialog, music, effects, narration)で構成され、ベッド/オブジェクト・グループ管理ダイアログで加えられます。Pro Tools がベッド/オブジェクト・グループを管理する際、Dolby Atmos Renderer と一致するデフォルトのグループセットが提供可能となりました。
また、これまでPro Toolsは、Dolby Atmos Music Panner 情報を、ADMファイル内に含める事ができませんでしたが、Pro Tools 2022.4 と Dolby Atmos Music Panner 1.2を用いることで、Pro Tools は、プラグイン・オートメーションを、Pro Toolsパン・レーンにコピーすることが可能となりました。
これにより、Dolby Atmos Music Pannerでクリエイティブにミックスした結果をADM ファイルとしてデリバリーする際、“Duplicate Dolby Atmos Plug-in Automation to Pan Automation”コマンドを使って、そのプラグイン・オートメーションをPro Toolsパン・オートメーションへと複製することができるようになり、オフライン・バウンスによるADMファイルエクスポート時でも、パン情報を反映させることが可能となりました。
その他の新機能及び強化
ラインナップの変更と Pro Tools 2022.4 のリリースによって、各ライセンスの機能や特典は大幅にアップ!それに伴い、「自分にはどの Pro Tools が必要なのか!?」「いまのライセンスはどうなる?今後はどうすればいい??」と迷ってしまう方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は! HDX ディーラーとして豊富な実績と経験を持つ ROCK ON PRO まで、お気軽にお問い合わせくださいませ。