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Avid Media Composer ver.2022.12リリース情報

日本時間 2022年12月28日未明、Avid Media Composer バージョン2022.12がリリースされました。有効なサブスクリプション・ライセンスおよび年間プラン付永続ライセンス・ユーザーは、AvidLinkまたはMyAvidよりダウンロードして使用することが可能です。

今回のバージョンアップの目玉は、Pro Toolsセッションファイルのエクスポートです。では、Media Composer 2022.12の新機能について見ていきましょう。

Media Composer 2022.12の新機能

 

1. Pro Toolsセッションのエクスポート

Media Composerのエクスポートに、Pro Toolsのセッションファイルをエクスポートすることができる機能が追加されました。この機能によりAAFでエクスポートをするより多くのデータを変換することができ、またPro Toolsで手動で行っていたいくつかの設定を自動化することもできます。

この機能はMedia Composer | UltimateまたはMedia Composer | Enterpriseのライセンスが必要です。


2. Avid MBOX Studioをサポート
WindowsとmacOSの両方で新しいAvid MBOX Studio USB オーディオ インターフェイスを使用できます。設定により、最大8チャンネルのオーディオ入出力をサポートし、マルチチャンネルのサラウンド サウンドの再生が可能です。最大4チャンネルをパンチインに使用でき、ミキシングとモニタリングに遅延は起こりません。


3. Media ComposerでUNCパスのドライブをマウント
Media ComposerはUNCドライブでのマウントに対応しました。ドライブレターのあるストレージボリュームを使用する場合、マウントできるドライブの数が26に制限されていましたが、UNC (Universal Naming Convention)パスで、これらの問題を解決しました。以前は、NEXISワークスペースのみがUNCパスでドライブをマウントできましたが、この最新バージョンでは、使用可能なUNCドライブが適切なメニューに表示され、読み取りおよび書き込み操作に使用できます。例えば、ソースブラウザではUNCパスのドライブも認識できるようになります。


4. Go to Previous Selected ClipとGo to NEXT Selected Clip

前に選択したクリップに移動し、次の選択したクリップに移動します。 新しい「Go to Previous Selected Clip」および「Go to NEXT Selected Clip」コマンドを使用すると、ユーザーは選択に応じてタイムラインを前後に移動できます。選択すると、ポジションインジケータが対応するクリップの先頭に移動します。タイムラインで複数のクリップが選択されている場合、この機能を使用して両クリップを簡単に切り替えたり、選択内容を順番に移動したりできます。「Go to NEXT Selected Clip」と「Go to Previous Selected Clip」はどちらもコマンド パレットで使用でき、キーボード ショートカットまたはツール パレットのボタンとしてマッピングできます。



 

5. 作成日コラムがマーカーウィンドウに追加
作成日のコラムがマーカー ウィンドウに追加されました。これは、マーカーとして追加された最新のメモやコメントを探す場合や、特定の日に加えられた変更を探す場合に特に便利です。


6. ビン マップの設定

新しいビンを作成する場合、ユーザーがアクティブにするまで、ビン マップはデフォルトでオフになります。ビン マップの現在の状態は、ビンごとに記憶されています。さらに、すべての新しいビンに対してデフォルトでビンマップをオンにするかどうかを設定する新しいオプション「Default Bin Map on for new Bins」のチェックボックスが、インターフェース設定のビンタブに追加されました。



7. ビン コンテナー サイドバーでのビンとフォルダーのなげなわ選択
ビン コンテナーで選択を行う場合、ビン アイコンの左側の領域をクリックしてドラッグして開始できるようになりました。場合によっては、特にビンの高さを超える多数のファイルがあり、選択が上から始まる場合に、複数のアイテムを簡単に取得できるようになります。



8. ビン内の任意のコラムからのドラッグ
クリックしたコラムに関係なく、ビン内およびビンからアイテムをドラッグできるようになりました。Nameコラムなど、誤ってテキスト編集モードになる可能性があるコラムをクリックする時のフラストレーションが解消され、それらのコラムの重要なメタデータが上書きされるリスクが軽減されます。ドラッグしたいアイテムを特定したら、そのコラムのいずれかをクリックして、マウス ボタンを押したまま移動します。



9. ファイルからのマルチチャンネル オーディオ レイアウトを無視

リンクされたメディア ファイルにマルチチャンネル オーディオが含まれている場合、Media Composerはデフォルトでそれらのチャンネルを保持します。 [リンク設定] ウィンドウの[リンクオプション]タブにある新しい[Ignore Multichannel Audio Layout from File]のチェックボックスを使用すると、このデフォルトの動作を上書きして、[マルチチャンネル オーディオの設定]で行ったカスタム設定を使用できるようになりました。このダイアログ ボックスは、同じウィンドウの[編集]ボタンからアクセスできます。



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*記事中に掲載されている情報は2023年01月10日時点のものです。