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Pro Tools 2025.12リリース!Audio Vivid 制作に対応

Pro Tools、今年最後のアップデートとなる2025.12がリリースされました。有効なサブスクリプションまたは現在アップグレード・プラン加入中の永続ライセンスをお持ちのすべてのPro Toolsユーザー、および、すべてのPro Tools Introユーザーがご利用いただけます。
Audio Vivid イマーシブ・ミキシング対応
UHDを推進する業界団体、UWAが制定したイマーシブフォーマットであるAudio Vividの制作に対応。2025.10より搭載されたRendererパネルから、Dolby Atmos Rendererや360RA Rendererと同じくAudio Vivid Rendererを選択可能になり、専用のパンナー、レンダラーによってレンダリング、エクスポートが可能となる。パンニング情報はDolby Atmos、360RAと共有でき、フォーマットの垣根を超えたイマーシブ制作が可能だ。
◎UWA / Audio Vividとは
UWA(UHD World Association)とは、UHD(Ultra High Definition)コンテンツの製造、伝送、制作、応用、サービスに携わる主要企業・機関で結集されたグローバルな非営利組織。2022年に発足され、TCL、SAMSUNG、LG Display、HUAWEIなど主に中国、韓国の企業によって構成される。そんなUWAがUHD Ecosystemとして打ち出しているのが、ダイナミックメタデータ付きHDR映像規格「HDR Vivid」、世界初のAIベース3Dオーディオ規格「Audio Vivid」である。
Audio Vividは、Next-Generation Audio(NGA)規格として、制作からエンドユーザーの再生まで全てのプロセスをカバーするフォーマットとして制定された。チャンネルベース/ベッド+オブジェクトベース/アンビソニックス(現在3次まで)の全てに対応しているのは、後発フォーマットならではといえよう。世界初のAIベースフォーマットを掲げており、不要なデータ量を削減するためにAIベースの量子化、エントロピー符号化技術が採用されているのも特徴だ。展開としては、参画メーカーからAudio & HDR Vivid対応チップ・製品が発売されているほか、HUAWEI MUSICでの対応、国際的にはITU-R BS.2493-1への追加などが発表されている。
SoundFlow: Bounce Factory Lite無償提供
2025.10より統合されたマクロ管理ツールSoundFlowより、ミックスのバウンスを自動化する機能”Bounce Factory 2”のLite版が追加となった。Bounce Factory 2はProToolsと連携し、複数のステムバウンスを一括で実行できるアプリケーション。バウンス設定の保存も可能である。
Inner Circle 無償特典の追加

Pro Toolsサブスクリプション、または、永続版の年間保守が有効期間中のユーザーに無償で提供される特典であるInner Circleに、4つのプラグインが追加された。
新たな ARA プラグイン対応
そのほか細かな課題修正など、詳細はAvidリリースノートをご確認ください
業界標準でありながら、常に新しいワークフローを提案し続けるAvid Pro Tools。Pro Toolsシステムのアップデート、新規スタジオ構築のご相談をはじめ、オーディオ制作に関わるご相談はお気軽にROCK ON PROまでお問い合わせください!
*記事中に掲載されている情報は2025年12月17日時点のものです。









