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【IBC2015 Report】ヨーロッパ最大の放送機器展レポート! 新時代へ動き出す映像ソリューションも見逃すな!

2015年9月16日 掲載(記事本文・構成 : ROCK ON PRO)


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ヨーロッパ最大の放送機器展IBC 2015開幕中です!! 今年は残念ながら現地からのレポートではありませんが、注目度の高いプロダクトが多数登場している模様、様々なメディアからかき集めた情報をまとめましたので是非とも御覧ください!!!

全体の動向としては4Kに関してはもはや当たり前、どのように制作のワークフローを作り上げるのか、システムアップとしてのバックボーンとなる回線は何が優れているのか、やはりIPベースのソリューションなど、4K信号を長距離伝送させる為のソリューションの展示が多いようです。またカメラも熟成の時期に入っている模様、既存の機器のファームアップなど内容を充実させる方向が目立ちます。


◎Solid State Logic “System T”

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SSLからは最新のプロダクション向けコンソール”System T”が登場。”L”シリーズのようなタッチパネルを中心としたサーフェースに、”C”シリーズのミキシングコアを組み合わせたようなイメージ。サーフェースには12本のフェーダーと、12ケのノブ。これらとタッチパネルの組合せで各種操作を行います。また、これまでのSSLコンソールの大きな違いは、、、センターセクションが小さい!!!ラージフォーマットコンソールらしく大型のセンターセクションを持つ製品が多く、このプロダクトもタッチパネルと組合せて操作すると思われます。ハードボタンは最低限になっていることからもかなり従来のコンソールからのオペレーション変更があるのではないかと思われます。そして、バックボーンとしてこれまで採用を続けていたMADIはDANTEへと更新されています。近年、Dante関連プロダクトに力を入れていた同社ですが遂にそのコアが登場と言ったところ。全貌は徐々に見えてくると思いますが、新しい世代のSSLコンソールの登場に期待をせずにはいられませんね!!!
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◎iZotope “RX5″

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スタジオ定番の座を獲得しているノイズリダクションアプリケーション”RX”に最新バージョンが登場。様々なブラッシュアップが行われ使い勝手の向上とともに、アルゴリズムの追加も行われています。今回追加されたのは、”De-Plosive”と呼ばれるポップノイズ、破裂音を自動検知して取り除くもの。更に総合レストレーションツールとしての実力を磨き上げ、その存在感は高まるばかり!これからもその進化からは目が離せませんね!!
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◎Nugen Audio “Halo Upmix”

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ステレオ素材を6.1/7.1chのサラウンドに変化を行うUpmixプラグインがNugen Audioから登場。非常にシンプルな作りながら、現場で必要とされる様々な機能が盛り込まれています。このプラグインの最大の特長は何といってもステレオにダウンミックスをした際に、完全な元のステレオ素材とのマッチングを保つという点。放送などでの利用に関しては大きなメリットとなるこの機能。実際に試しましたが、100%の互換性が確保されていることを確認済みです!!もう一つは、ダイアログの抽出機能。もちろん抽出したダイアログは、ハードセンターにアサインされます。ダイバージェンスを100%にした際には、ほぼすべてのダイアログ成分がハードセンターにアサインされます。デモ版も有りますので、サラウンドに携わる方は是非ともお試し下さい!!

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◎Guntermann & Drunck “I/O Card Multi”

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KVMシステムの世界的なリーディングカンパニーであるG&D。そのDigital Matrix Coreに新しいI/Oカードが登場。その特徴はSDI信号、MADI信号のマトリクスが可能という点。実際にKVM Matrixを活用したシステムアップ時に問題となるのが、音声・映像信号をどのようにMatrixしていくかという問題。今までは、他社のMatrix Routerと組合せて実現をしていましたが、このG&Dの製品であれば、KVMと同時に回線関係も切替が可能。シンプル且つ柔軟なシステムアップ、そして冗長性をもった構築が可能となる次世代型システムのコアとなる製品ではないでしょうか?

Guntermann & Drunck “I/O Card Multi”メーカー公式ページはこちら>>


◎SONY “PXW-FS5″

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SONYからはIBC 2015の最大の注目製品とも言える、新しい4Kカメラ。昨年のIBCで登場したFS7も人気ですが、更に小型軽量な製品が発表されました。常用ISO3200という高感度設計と取り回しのしやすさから、現場で活躍すること間違い無し!の製品に仕上がっています。

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◎Elemental

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新製品の情報ではありませんが、放送、業務用のエンコーダーとして評価の高いElemantalがAWS=Amazon Web Serviceに買収されたという情報が入っています。AWSのストリーム系サービスのコアテクノロジーとなると思われる今回の発表。近い将来、AWSのサービスの動向から目が離せなくなっています。

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◎AVID

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AVID映像系ではOradの買収によるシナジー効果に関してのプレゼンがあった模様。具体的な何らか製品・サービスの発表という訳でもなかった様ですが、今後何らかの形でのソリューションとなって登場することは間違いないでしょう。Audioでは、S6用の”Master Post Module”が登場。S5でもあった、パドルスイッチを備えたFilm Post用のモジュール。複数のDAW、大規模セッションのコントロールに有効なこのモジュール、先日のMaster Joy Stick Moduleの登場と合わせ、S5で実現していたほぼすべての機能を網羅したと言ってもいいでしょう。進化するコンソールS6の本領発揮です。


◎Sound Devices “CL12″

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Sound Devicesから人気の”6″シリーズをミキサーに拡張することが出来るフェーダー型コントロールユニット”CL12″が登場。これを”6″シリーズに追加することで、コンパクトながら、P&Gの100mmフェーダーを備えたレコーダー内臓のミキサーとして活用が可能となります。”6″シリーズをお持ちの方は注目の製品ですね!!
他にも、力を入れているVideo Recorder PIXシリーズも好評。堅牢性に定評あるSound Deviceのプロダクトということで、信頼性を求めるユーザーからの注目を集めています。

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◎G-Tech “G-SPEED Studio XL”

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Thunderbolt接続のストレージに新しい製品が登場。8Bayを備えた、小型冷蔵庫のようなルックスのこの製品、”G-SPEED Studio XL”という製品名です。ハードウェアレイドでRAID-0,1,5,6,10が選択可能ということ。

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◎Vortex Communications “Unity Intercam”

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インカムのシステムをiOS / Android端末でやってしまおうという非常に面白い製品。接続はWi-Fiで6chを備えます。仮設置もアクセスポイントを用意すれば簡単に組み上げてしまえそうなシステムです。規模が大きくなった際には、そのハンドリング用にMacMiniが用意されそのルーティングを行います。最大58人までの同時接続が可能ということで、小規模から中規模までの現場にマッチします。トライアルバージョンもあるので、是非とも試してみていただければと思います。

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◎telestream “Episode 7″

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Video File変換として高い評価を得ているEpisodeの最新バージョンがIBCで登場です。更に業務向けのコーデック対応が加速しています。RED R3D、DNxHD,DNxHR,JPEG2000,DVCpro HD等に対応し、もちろん4Kにも!!上位のシステムはもちろん同社のVantageとなりますが、シングルタスクの変換用途には持ってこいのEpisode。ポストプロダクションでも1本持っていれば、何かと役に立つ、ファイル変換のキープロダクトです。

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記事本文・構成 : ROCK ON PRO

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