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2007/10/12
Final Cut Studioとの連携!AJA Video Systemテスト・レポート1 インストール編
ROCK ON PROでは、近日中の発売が待ち遠しいIO HDをはじめ、Apple Final Cut Studioとの連携において抜群の親和性を実現するAJA Video Solution製品の 展示/デモンストレーションを行っております。
音楽やMAの制作現場からもHD映像/ビデオの重要性が高まる中、Pro Tools HDシステムとHDビデオとの連携も視野に入れたAJAシステムの検証を行い、連載レポート形式で、普段とは違った切り口でご紹介していきます。
第1回は、Final Cut Studio/KONA LHeのインストール/環境設定です。
まずは、インストール/環境設定を行って、ビデオの入出力と編集の環境を整えなければいけません。皆さんが一番気にされているであろう、Apple ProRes422対応のIO HDの発売までには、まだ少し間があるので、Final Cut Studio + KONA LHeによるセットアップを行う事にしました。
もちろんKONA LHeでもProRes422コーデックでの取り込みに対応していますが、ハードウェア・アクセラレーションを行わないので、CPUに高い能力が求められ ます。具体的には、Mac Pro以上のスペックが要求されますので、今回は、DVCPRO HDコーデックでの取り込みを想定して、PCIe G5にインストールしました。
左の写真が、KONA LHeになります。いつも思うのですが、64bit PCIカードを見慣れた目には、4レーンPCI Expressのカードは「これで大丈夫?」という感じがしてしまいます。
ともあれ、早速カードのインストールといきたいところですが、ちょっと待ってください!何事にも手順というものがあります。まずは、Final Cut Studioのインストールから行わなければいけません。先にKONA LHeおよびドライバー/コントロールソフトのインストールを行ってしまうと、Final CutがKONAを認識しなくなってしまうのです。知らずに行うと二度手間になってしまうのでご注意を!
やはり、マニュアルはキチンと読まないといけませんね!
1.Final Cut Studio 2のインストール
最新のFinal Cut Studio 2に同梱されるFinal Cut Pro 6をインストールするには、Mac OS X 10.4.9以上および、QuickTime 7.1.6以上が必須となります。
今回Final Cut Studio 2およびKONA LHeをインストールしたのは、最終型のApple PowerMac G5 2.0GHz/2.5GB RAM PCI Expressモデルになりますが、Colorをはじめとした新しい機能は、CPU環境にも厳しいものがあるようなので、逆にこのマシンでどこまでの作業 が可能になるのかも、検証の対象になるかもしれません。
Mac OS X 10.4.10は何となく他のDAWに影響を与えそうなので、今回はAppleのwebサイトより、10.4.9をダウンロード/インストール後、ソフトウェア・アップデートでQuickTimeのみ最新の7.2にアップデートしました。
大量のインストール・ディスクを使用するFinal Cut Studioのインストールも、約2時間ほどで完了!(約55GBものデータになります)いよいよKONA LHeのインストールです。
2.AJA KONA LHeのインストール
まずはG5のカバーを外してPCI Expressスロットを確認します。唯一、PCI Expressスロットを持つ最終型G5は、PCIレーンが固定になっており、グラフィックス・カードの装着してあるSlot 1が16レーン、Slot 2 & 4が4レーン、Slot 3が8レーンという仕様になっています。
KONA LHeをG5にインストールする場合は、どのスロットに装着してもOKになっていますが、通常Fibre Channelカード等と同時使用する場合はKONAをSlot 2、FibreをSlot 4に装着する事が多いので、今回はSlot 2にインストールしました。
ちなみに、Mac ProにKONAをインストールする際は、G5の場合と違い、多少のTipsが必要です。
Mac Proは、4つあるPCI Expressのレーンを変更する事が可能になっています。UtilitiesフォルダにG5ユーザーには見慣れないソフト、Expansion Slot Utilitiyというコントロール・ソフトがあるので、これでPCI Express Slotのレーン数コンフィギュレーションを変更してインストールを行うのです。
具体的には、右の図にあるようにSlot 1をx 16、Slot 2をx 1、Slot 3/4を x 4になるように設定し、KONA LHeをSlot 3にインストールします。
外部RAIDに接続するような非圧縮HD制作の場合は、FibreやSCSIカード等をSlot 4にインストールして対応する形となります。
3.AJA KL BOX for LHとの接続
インストール完了後、ブレークアウトボックスKL-BOX for LHを接続して、物理的なセッティングは完了です。通常は、KONAにブレークアウト・ケーブルを接続して、HD/SD-SDIやアナログ・ビデオ、オー ディオ、9Pinをそれぞれ接続しますが、オプションながらKL-BOXを追加すると、実にスマートに周辺機器との接続が可能になりますので、同時に導入 される事をお薦めいたします!
次に、KONA LHeをドライブさせるコントロール・ソフトウェア/ドライバーをダウンロード/インストールします。
4.AJA KONA LHe Softwareのインストール
AJA のwebサイトには、最新のドライバーを含むAJA KONA Software v4.0が公開されていますが、4.0はFinal Cut Studio 2が必須になります。Final Cut Pro 5以前の場合はv3.4以前のSoftwareをダウンロード/使用してください!
インストールは非常に簡単に行え、ものの数分で完了です。
再起動をかけて、システム・プロフィールを見てみると、ちゃんと認識していますね!
ちなみに、私はPCI G5でKONA LHのインストールを行ったことがあるのですが、その際の表示は単にビデオカードとして認識していましたが、KONA LHeの場合、RS-422 9Pinシリアルおよび、PCI Bridgeチップまで認識しているところが面白いところです。(Mac Proの場合は後日検証致します)
5.AJA Utility Application各種
AJAコントロールソフトをインストールすると、KONA LHeの設定を始めとした各種ユーティリティがインストールされます。順を追ってご説明すると・・・
AJA KONA LHe Control Panel
KONA LHeの各種設定を行うユーティリティです。HD/SD-SDI、Analog、Reference Inの各インプット及び、2系統のHD/SD-SDI、Analogの各アウトプットがどのような状況になっているか、一目瞭然でわかるフィギュアをメイ ンに、入出力フォーマット/黒み/カラーバー/タイムコードを始めとした設定は、ここで行います。
KONA LHeにはダウンコンバーターが搭載されているので、1080i HD信号をアナログSD信号にコンバートして出力する事が可能となっており、その際は、SDを選択したアウトプットにダウンコンバーターのアイコンが現れるようになっています。
AJA KONA Conflict Checker
KONA LHeをインストールする事によって、コンフリクト(干渉)が生じる可能性のある要因をチェックしてリスト表示してくれます。
幸いな事に、私はまだコレに項目が出て来た事はないのですが、システムをインストールした後、すぐにチェックする事をお薦めします。
AJA Data Rate Calculator
KONAに限らず、DVCPRO HD、非圧縮HD、HDV等の様々なコーデックでの取り込みの際、どの程度のデータレートが必要かを計算してくれるユーティリティです。
次にご紹介するAJA System Testでのストレージ・パフォーマンスを考慮に入れて、フォーマットを選択できます。
AJA System Test
搭載ストレージのパフォーマンスをチェック出来るユーティリティです。上のData Rate Calculatorによると、DVCPRO HDの転送レートはオーディオを含めて約17MB/sec、1時間ビデオを取り込むと60GBの容量を使う事になりますが、System Testでチェックしたシステムディスクはリード/ライトともに50MB/secのパフォーマンスが出ているので、取り込みに十分な速度を持っている事が わかります。(でも内蔵ドライブをデータ・ストレージにするのは危険ですよ!)
6.Final Cut Pro 6のオーディオ/ビデオ設定
最後にFinal Cut Pro 6を起動して、オーディオ/ビデオ設定から目的のフォーマットを選択すれば、インストール/セットアップは完了です!
プルダウンメニューを見て頂ければお分かりかと思いますが、KONA Driver Softwareをインストールする事により、幅広いフォーマットに柔軟に対応できる数のプリセットが用意されているのに気が付かれるでしょう!
アテネ・オリンピックでも採用され、現在最も多く使われていると言っても良いDVCPRO HDフォーマットや、HDV等を取り込む際にハードウェア・アクセラレーションによって、パフォーマンスが向上すると言われているKONA LHeの実力チェックが今から楽しみです!
7.BB/Tri Syncジェネレーター AJA GEN10、ストレージ関連
HDビデオのみならず、SDを扱う際でも気をつけなければいけないのが、シンク・ジェネレーターです。
今回のインストールとは直接関係ありませんが、当社でもデモ機用にシンク・ジェネレーターを用意いたしました。
皆さんもマスターシンクと言うと、非常に高価な物であると言う認識をおもちだと思いますが、AJAからリリースされているGEN10は、ブラックバースト /カラーバーは勿論の事、HD用のシンク信号であるTri Syncにまで対応して、驚きの価格を実現している、コストパフォーマンスの高い製品です!
もったいぶらずに、この際導入しておきましょう!
また、先にも少し触れましたが、当社でご提案しているHDソリューション、Proceed Driveシリーズをデータ・ストレージとして使用し、パフォーマンス・チェックのご報告や、Euphonix MCによるコントロール、NUENDOとの連携などのチェックも行いたいと思っています。
重要な内容もあったため、長くなってしまいましたが、次回はいよいよビデオ取り込みと編集時のパフォーマンスを中心にしたレポートをお届けしたいと思います!お楽しみに!
AJA Video System KONA LHe ¥294,000
AJA Video System KL-BOX for KONA LH ¥50,400
AJA Video System GEN10 ¥73,500
Apple Final Cut Studio 2 ¥148,000
Apple Final Cut Studio 2アップグレード版(Final Cut Pro/Production Suiteユーザー) ¥78,000
Apple Final Cut Studio 2アップグレード版(Final Cut Studio 1/5.1ユーザー) ¥58,000
お見積り/ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または、お電話(03-3477- 1776)FAX(03-3477-1255)、メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
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2007/09/08
Final Cutとの親和性を追求!AJA Video Solutionのデモンストレーション開始!
ROCK ON PROでは、そのコストパフォーマンスでシェアを大きくのばしてきているApple Final Cut Studioに、SD/HDを問わず高品位なビデオ入出力を提供するAJA Video System製品の展示および、デモンストレーションを開始いたします!
話題のHDコーデックApple ProRes 422に対応したIO HDをはじめ、DVCPRO HD/HDVでのアクセラレーションを実現するKONA LHe等、その実力を目の当たりにすることが出来ます!
AJA Video Systemテスト・レポート1 インストール編はこちら>>
お見積り/ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または、お電話(03-3477- 1776)FAX(03-3477-1255)、メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、伊藤、前田までお気軽にどうぞ。
AJA Video System IO HD
2007 年4月にLas Vegasで行われたNAB 2007にて、Apple Final Cut Studio 2と同時に発表されたAJA IO HDは、FCS2でも最大の話題となったApple ProRes 422 HDコーデックに、世界初で対応したFireWire 800接続のビデオ・インターフェイス/アクセラレーターです。
ProRes 422とは、SDの4倍の解像度を持つHD画像を、非圧縮SDと同等の転送レートで実現するコーデックです。また、ProRes 422の名称通り、その画質は10bit 4:2:2の妥協の無いものとなっており、奇しくも、ビデオ業界でも大きなシェアを誇るAvidのHDコーデックDNxHDの転送レート220Mbpsと 同等の圧縮効率を誇ります。
豊富な入出力と、アクセラレーション機能を併せ持ち、FCS2との同時発表でもわかるAppleとの親密性が魅力のIO HDは、編集スタジオやMAスタジオのあり方を一変させる影響力をもつ製品かもしれません。
AJA IO HDの特徴
Apple ProRes 422およびProRes 422 HQコーデック(SD/HD 720/1080、
フル解像度10bit 4:2:2、リアルタイム処理)にハードウェアで対応
リアルタイム・アップ/ダウン/クロスコンバータを搭載
SD-SDIおよびHD-SDI入出力(各2系統)
アナログコンポーネント入出力(D1〜D4解像度に対応)
コンポジットおよびS入出力
HDMI入出力(オーディオ2ch)
SDIエンベデッドオーディオ入出力(8ch)
AES/EBU 8チャンネルアンバランスオーディオ入出力
XLRアナログバランスオーディオ入出力(4ch)
RCAアナログアンバランスオーディオ出力(2ch)
ゲンロック入力(ループスルー)
9pinデッキコントロール(RS-422)
LTCタイムコード入出力
MacとはFireWire 800一本の簡易な接続
Apple Final Cut Studio 2に対応
3年間の製品保証
IO HDについて詳細はこちら>>
AJA Video System IO HD ¥585,900
AJA Video System KONA LHe
AJA KONA LHeは、SDのみならず10bit 4:2:2非圧縮HDのSD/HD-SDI入出力に対応したPCI Express接続のビデオ・インターフェイス/アクセラレーター・カードです。(PCI-X Apple PowerMac G5に対応するKONA LHもラインナップ)
放送局で使用されることの多い、AJAダウンコンバート・テクノロジーを搭載するだけでなく、HDに対応したアナログ入出力を備えるのが、最大の特徴となっています。
非圧縮HD素材をFinal Cut Proで自在に操るには、ストレージとCPUクロックの問題が常につきまといますが、HD-SDI入力の非圧縮信号をDVCPRO HDにコンバートしながらFCSに取り込み可能なKONA LHeは、資産を活用しながら高品位な編集を行いたい編集スタジオに最適なソリューションと言えます。
付 属のブレイクアウト・ケーブルを使用してSD/HD-SDI、アナログ・コンポジット/コンポーネントのビデオ入出力、アナログ/デジタル・オーディオの 入出力、リファレンス入力が行えるほか、オプションのKL-BOX for KONA LH(KONA LH/KONA LHe共用)を使用すると、ラックマウントのブレイクアウト・ボックスとして、すっきりとまとめることが出来ます。
AJA KONA LHeの特徴
10bit非圧縮SD/HD QuickTimeキャプチャカード
12bit HDアナログコンポーネントI/O
12bit SDアナログコンポーネント、コンポジット、SビデオI/O
10bit HD to SDダウンコンバータ搭載
DVCPRO HDハードウェアアクセラレーション
ダイナミックRTエクストリーム対応ハードウェアアクセラレーション
SD/HD-SDI入力
2つの独立したSD、HD-SDI出力
2chバランスXLR AES、2chバランスXLRアナログオーディオI/O
8ch SDIエンベデッドI/O
HD/SDゲンロック、RS-422マシンコントロール
Final Cut Pro 5、Motion、After Effects、Combustion等に対応
ブレイクアウトケーブル同梱、KL-Boxオプションにも対応
3年間のハードウェア保証
PCI Express対応のKONA LHe
PCI/PCI-X対応のKONA LH
KONA LHeについて詳細はこちら>>
AJA Video System KONA LHe ¥294,000
AJA Video System KL-BOX for KONA LH ¥50,400
AJA Video System GEN10
GEN10は、接続されたすべての機材に対して高品位で安定した映像とオーディオの同期信号を提供する、コストパフォーマンスと順応性に優れたシンクジェネレーターです。
GEN10は、独立した2系統にグルーピング可能な6つのSD/HD出力と1系統のAES-11出力の合計7系統の出力を備え、SD出力はブラックバース トもしくはカラーバー、HD出力は今日利用されているほとんどのフォーマット(19種類)に切り替え可能な3値シンクを出力することができます。
驚くべく価格を実現したGEN10は、これから映像編集環境を整えたい方に最適なソリューションとなるでしょう!
AJA GEN10の特徴
HD:3値シンク出力
SD:ブラックバーストもしくはカラーバー
SD/HD:独立した2系統のグループを切替可能
AES-11:サイレンス、トーンに切替可能
Sync DAなしにシステム全体の同期が可能
5-18 VのDC電源
ディップスイッチによる各種設定
GEN10について詳細はこちら>>
AJA Video System GEN10 ¥73,500
Apple Final Cut Studio 2 ¥148,000
Apple Final Cut Studio 2アップグレード版(Final Cut Pro/Production Suiteユーザー) ¥78,000
Apple Final Cut Studio 2アップグレード版(Final Cut Studio 1/5.1ユーザー) ¥58,000
Brand
2024/11/12
Non-Lethal Applications / Video Sync 6 Pro
人気の映像再生ソリューションが最新バージョンにアップデート
既存のビデオコーデックのほとんどに対応し、キャプチャーやアプリケーションへのコピーなしでビデオファイルを直接再生できる手軽さや、大きさや位置をカスタマイズできるTCカウンターの表示機能などで人気のVideo Sync Pro。その最新バージョンとなるVideo Sync 6 Proがリリースされました。
MTC/MMCを使用することでほとんどすべてのDAWのタイムラインに同期することができる従来の機能に加え、前バージョンで実装された同一マシン内でのAvid Statellite LinkによるPro Tools | Ultimateとの緊密な同期再生により、プロフェッショナルな現場に滑らかなワークフローを提供します。
最新バージョンVideo Sync 6 ProはついにWindows OSに対応。また、60fpsなどの高フレームレートビデオの再生をより安定したものにするハードウェアレンダリング機能を実装しました。
デモ版ダウンロード(Mac)>>
デモ版ダウンロード(Win)>>
ご購入はこちら>>
Video Sync 6 Pro 主な新機能
複数のメディアをインポートする際に多彩なオプションを追加
複数のメディアをタイムラインへスポットする際に、オプションを設定することが可能になりました。任意の間隔を空けてひとつのトラックにスポットする、同一のスタートポイントで複数のトラックに並べる、など、多彩な選択肢によってワンアクションで数多くのメディアをタイムライン上に配置することができます。
NDIアウトプットをサポート
Video Sync 6 Proでは、NDIデバイスへの出力に対応しました。従来通り、複数のアウトプットへ同時にビデオを出力、ディレイ値や解像度、オーバーレイの有無などを個別に設定可能です。ピクチャ・イン・ピクチャ、または、横並びの配置でふたつのビデオトラックをひとつのデバイスに出力することも可能。テイクの比較やセリフ/フォーリー録りのためのタイミング合わせなどに活用できます。
その他の新機能
-Windows OSのサポート
-MacバージョンでのOpenGLに変わるデコーディング方式の採用
-Dolby Atmos Renderer使用時に自動的にディレイ値を補正
主な機能
DAWと同期したシンプルでパワフルなビデオ再生
Video Sync はMIDIタイムコードと同期したシームレスなプレイバック環境を提供します。メジャーなDAW(Pro Tools,Logic Pro X,Cubase,Nuendo,Studio One,etc.)との同期を実現。タイムコードを生成できるDAWであればほとんどのソフトウェアとの同一PC内部での同期が可能です。Video Sync の同期エンジンは、驚くほど速いロック時間と緊密な同期を保証します。多くの場合、DAWに内蔵されているビデオエンジンを使用するよりも優れています。
Pro Toolsとの同期ではAvid Satellite Linkを使用することが可能。Pro Toolsと同一Mac内での同期、別々のホスト上での同期のいずれにも対応しています。
GPUサポートレンダー機能を持つカスタム映像再生エンジン
Video SyncはPro Res、H.264、AVC Intraなど、現在よく使用されるコーデック、および、QuickTime、MXFなどのコンテナに対応しています。
ムービークリップをあなたのDAWが読み込めるフォーマットにトランスコードする為に、時間を無駄にしないでください。ビデオクリップをVideo Syncにドラッグ&ドロップするだけで再生が可能です。Video Sync 5 Proはその優れたビデオ再生能力によって、あなたの貴重な時間を節約してくれます。
柔軟性を備えたビデオデバイスのサポート
Video Syncは、Blackmagic DesignとAJAの幅広いビデオハードウェアデバイスをサポートしています。Video SyncはSyphon frameworkもサポートしているため、ビデオフレームを他のソフトウェアアプリケーションと簡単に共有できます。
Video Syncは接続されているすべての外部ビデオデバイスだけでなく、内部のプレーヤービューにも同時に映像を出力出来ます。これにより、すべてのディスプレイで完全に同期したビデオ再生を約束します。また、プロジェクターを使用する場合は、簡単に遅延補正を掛けることも可能です。
カスタマイズ可能なムービー書き出し機能
どんなワークフローにも不可欠なものが、様々な状況に合致するよう、柔軟な形式でムービーを書き出せる機能です。ディレクターのために、音楽が追加された後の映像を書き出す必要がありませんでしたか?またはプログラムされたビジュアルキューを使ってムービーを書き出してスコアリングステージに送らなければならないことがありませんでしたか?
Video Syncは柔軟な書き出し機能でこれらを実現します。Video Sync 6 Proは、ビデオとオーディオコーデックの選択、オーディオを含めるか含めないかの選択など、柔軟な出力オプションを提供します。
その他の機能
強力なオーバーレイ機能による作業環境の改善
Video Sync 5の機能の1つにフレキシブルなオーバーレイがあります。タイムコードとフィート/フレームを切替え可能なシンプルなオーバーレイから、ストリーマー、マーカー、フラッターまで、あらゆる種類のビジュアルキューをピクチャに重ね合わせることが可能で、様々な場面で役立ちます。
キュー関連のオーバーレイはVideo Sync内で直接プログラムすることもできますが、DAWやキーボードやトリガーパッドなどのMIDI互換機器から直接トリガすることもできます。
プロフェッショナルなオーディオ機能
Video Syncは、トラックあたり最大8チャンネルのムービー上のすべてのオーディオトラックの再生に加え、DAWと同じように、作成したオーディオトラックにファイルをドラッグ&ドロップで読み込むことが可能です。Video Syncはオーディオ波形を表示し、DAWと同じように、柔軟な出力バスへのルーティングや、ソロ、ミュート、ボリューム、パンなどの標準的なオーディオコントロールを個別のトラックごとに提供します。
タイムライン編集機能
たとえフィルムで撮影された長編映画の作業をするとしても、CM、TV番組のシーズン全体、またはWEBドラマの制作をするとしても、Video Syncのタイムライン機能がカバーします。
Video Syncではプロジェクトの中に複数のタイムラインを持つことができ、各タイムラインは複数のビデオとオーディオのトラックを持つことができます。複数のビデオクリップを使用して作業するときでも、複数のタイムラインで作業する、ひとつのタイムラインにまとめて複数のビデオトラックを使用するなど、どのようなワークフローにもマッチした使い方が可能です。ビデオやオーディオクリップをインサートする、フルバージョンとコマーシャル用のショートバージョンを別々のタイムラインに分ける、これらすべてをひとつのプロジェクトの中で、最小の手間で実現します。
システム要件(Mac)
OS:macOS 10.15 Catalina 以降
CPU:Intel i5以上、Apple Silicon M1以上
RMA:8 GB以上
Graphics:Metal compatible GPU
対応ビデオデバイス:
Blackmagic Design DeckLink、UltraStudio、Intensity シリーズ
AJA KONA、Io、T-TAP シリーズ
システム要件(Win)
OS:Windows 10 22H2以降、Windows 11 22H2以降
CPU:Intel i5 (第8世代以降)、AMD Ryzen
RMA:8 GB以上
Graphics:AMD RまたはRXシリーズ以降、NVIDIA Series 700以降
対応ビデオデバイス:
Blackmagic Design DeckLink、UltraStudio、Intensity シリーズ
AJA KONA、Io、T-TAP シリーズ
製品ラインナップ
Video Sync 6 Pro
-Video Sync 6 Pro 新規ライセンス
販売価格:¥90,090(税込)
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Upgrade from Video Sync 5 Pro to Video Sync 6 Pro
-Video Sync 5 Proからのアップグレード
販売価格:¥34,980(税込)
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Upgrade from Video Slave 4 Pro to Video Sync 6 Pro
-Video Slave 4 Proからのアップグレード
販売価格:¥45,980(税込)
Rock oN Line eStoreでのご購入はこちらから>>
Support
2017/07/04
VIdeo Slave 3.3 !! 無償アップデートリリース!!
Video Slave3の無償アップデートがリリースとなりました!! オーディオファイルのエクスポートなど日本のユーザーからも数多く要望のあったポイントが実装されています、これでPro Tools単体では対処できなかったファイルにも作業への道筋が見えてくるのではないでしょうか。まずはNon-Lethal Appricationsからのリリースノートを和訳しましたのでご確認ください。アップデートはVideo Slaveメニューから直接「Check for updates」機能を使用するか、Video Slave本国ホームページの右上にある赤い「Download」ボタンを押してファイルをダウンロードいただけます。
◎VideoSlave3.3 リリースノート
Non-Lethal AppricationsはVideo Slave 3.3をリリースしました。このVideo Slave 3.3には、いくつかの新機能とバグの修正が含まれています。この新しいバージョンは、すべてのVideoSlaveユーザーに対して推奨されるアップデートであり、無料で提供されます。Video Slaveメニューから直接「Check for updates」機能を使用するか、Video Slave本国ホームページから直接ダウンロードしてください。(※注:ページ右上の赤い「Download」ボタンを押すとファイルがダウンロードされます。)
・パートナープロダクトとのインテグレート
これから、Non-Lethal Applicationsは他のメーカーと協力し、Video Slave 3に他メーカーのプロダクトの機能を統合する予定です。Video Slave 3のプラットフォームに参加する最初のプロダクトは、The Cargo CultのSpanner 3、サラウンドパンナーソフトウェアです。今後の開発では、Video Slave 3にSpanner 3のパン状態を視覚的に表示出来るようにします。たとえば、ある人がシーンを横切って歩いている場合、Video Slaveの出力する画面内にこれをオーバーレイとして表示することで、俳優にパンニングが合っているかを示します。これは、映像作品のミキシングにおいて、より正確なパンオートメーションを提供します。
・Pro Toolsセッション情報をテキストとしてインポート
Video Slave 3.3のリリースで、Pro Toolsセッション内のリージョン・グループからキュー情報をインポートできるようになりました。トラックとリージョンの命名規則について詳しくは、ナレッジベースを参照してください。
・VideoSlave 3.3の新機能
•WAV形式またはM4A形式の動画からオーディオのみの書き出しをサポート
•クリップの書き出し時にステレオミックスダウン機能を追加
•The Cargo CultのSpanner 3のサポートを追加しました。ナレッジベースの設定手順をご覧ください
•Pro Toolsセッション情報テキストファイル機能のインポートを追加。ビデオスレーブは、文字/文字プレフィックス/俳優/テキストを抽出することができます。使用される表記の詳細については、当社のナレッジベースを参照してください。
•MIDIを介してFlutterイベントをトリガーできるようになりました。
•ビデオスレーブからムービーを書き出すとき、オーディオトラックの音量設定が適切に反映されるようになりました
•ビデオスレーブは、接続されているすべてのBlackmagic / AJAデバイスを表示し、最初のものを表示するのではなく、使用するものを選択できるようになりました
・バグの修正
•OpenGL関連のクラッシュを修正
•CSVエクスポートの修正
•コマ落ちに対する修正を含むダビング時のパフォーマンスの向上
•プレイリスト設定ウィンドウでキャラクタ名の編集範囲を改善し、キャラクタ名が重複しないようにしました
•リスト内の最後のものがVideo Slave 3でドロップダウンメニューに選択された文字を表示しないバグを修正
•イベントリストまたはDAW設定ウィンドウでキューのActorを選択する際の関係が間違っているバグを修正しました
•クリップの開始時に開始しないオーディオトラックを書き出すときのノイズを引き起こすバグを修正
•二重改行でCSVをインポートするときのバグを修正
•ムービーの書き出し時にクラッシュするバグを修正しました。
•Video Slave 3でのループ再生の改善
国内でも数多くの導入が続いているVideoSlave、DAW内部のVideo Trackだけでは実現できなかった様々な機能を実装しこれまでMAの制作現場が抱えていた課題を解決する製品です。詳細の解説は下記リンクよりご確認ください!!
>>>VideoSlaveの詳細はこちらから
Tech
2017/01/18
いよいよ取り扱い開始!! DAW動画再生の最適解となるVideo Slave 3を詳細解説!!
映像と音の作業を行う全てのユーザーにとって一つのブレイクスルーとなるアプリケーション、それがこの『Video Slave 3』。DAW内部のVideo Trackだけでは実現できなかった様々な機能を実装しクリエイティビティーを加速、これまでMAの制作現場が抱えていた課題を解決する製品です。今回はROCK ON PRO 洋介がそのポイントを詳細解説します!!
ここがポイント!! Video Slave!!
1)業務向けも含めた多彩な主流動画コーデックに対応「このファイル開けるか、、」の心配を解決。
2)4Kファイルにも対応、アウトプットのハードウェアを用意すれば4K環境が整います。
3)クォーターフレームの精度を確保したMTC同期。
4)ビデオファイルのタイムコードを読み取り、オーバーレイ表示可能。
5)差し替え時も複数ファイルをフォルダにまとめて一元管理、バージョニング。
6)異なるフレームレートでは同期させない、シンクのズレを防ぐ充実のセーフティ機能。
7)直感的な操作で画面上に多彩な表現でCUEが打てる、ADR支援機能。
8)タイムコード、CUEをオーバーレイしたファイルをエクスポート、FFmpegの恩恵で高速書出。
NON-LETHAL APPLICATION
Video Slave 3 Pro
ROCK ON PRO価格:¥75,384 (本体価格:¥69,800)
>>製品ページはこちらから
>>ご購入・お問い合わせはこちらから!!
◎POINT 1:業務向けも含めた多彩な主流動画コーデックに対応
作業のたびに「このビデオファイル、開けるかな、、、」と不安になっていませんか?星の数ほどもあるビデオファイル。それらに柔軟に対応したプレーヤーがあったら、、そんな風に感じたことはありませんか?一般的に採用されているQuickTImeはすでにAppleの開発が終了しており、ご承知のようにWIndows版に至ってはすでに提供がストップしている状況、今後に不安を残しています。Video SlaveはフリーコードのFFmpegを採用しているため将来に渡っても不安はありません。そして、様々なリソースからのフィードバックを受けて、ほぼ全ての動画フォーマットに対応をしています。民生向けのイメージが強いかもしれませんが、Video Slave3はしっかりと業務向けのコーデックのサポートを加え、XDCAM 50M/100M / P2 Intra、MXF、DNxHD、ProResなどに対応しています。
◎POINT 2:4K READY!!
近い将来訪れる4Kフォーマット。その対応準備も万全。すでにVideo Slaveは4Kのファイルに対応していますので、アウトプットできるハードウェアが準備できればそれだけで4Kプレビューが可能となります。BlackMagic Design、AJAという入手の容易なVideo Interfaceが利用できますので、最低限の投資で4K環境を整えることが可能となります。
◎POINT 3:同期はMTC=Midi Time Code
Video Slaveは外部機器の出力するタイムコードを受けて同期走行を行うことが可能です。実際に受け取っているのはMTC=Midi Time Code。今ではほとんど使われていないかもしれませんが、LTCと同等の精度を持つタイムコード情報です。その精度はクオーターフレームとなり一般的な精度を確保していると考えて差し支えありません。ソフトウェア自体でリファレンス・クロックを受け取ることは出来ませんが、Video Interfaceにリファレンスを入力しておけば、出力タイミングはGenLockしていると言えますので、ソフトウェア側のゆらぎを抑制することが可能です。
また、同一PCでの内部同期の場合には、Video SlaveがVirtualの内部MIDIバスを準備しますのでややこしいセットアップは一切必要ありません。外部機器との同期であれば、物理的にMIDIケーブルで接続をする、もしくはMac OSの標準機能であるNetwork MIDIを利用してEthernet経由で接続をする。LTCしか出力できない機器が相手であれば、LTC-MTCの変換を準備すればOK。Rosendahl MIF4、MOTU micro expressなどをご準備いただくこととなります。
◎POINT 4:タイムコード・オーバーレイ
この機能を求めているユーザーは多いのではないでしょうか?ビデオファイルのタイムコードを読み取り、画面に表示する。単純な機能ではありますが、映像を扱う作業の際には必須とも言って良い重要な機能。Video Slaveは位置、サイズ、色、フォントなど自由に設定が可能。ユーザーの好み、再生する動画の種類に合わせて表示することが出来ます。もちろん表示/非表示の切替も可能です。DAWでココまで柔軟に表示のカスタマイズが出来るアプリケーションは無いでしょう。ココもVideo Slaveの大きな魅力の一つ。
◎POINT 5:複数ファイルのバージョニング
ビデオファイルを扱う際に、よくあることが一部分を修正したなどの理由によるビデオファイルの差し替え。Video Slaveは複数のビデオファイルを一つのフォルダにまとめることが出来るので、必要なものをそのフォルダの中から選択することでバージョン違いのファイルを一元管理出来ます。もちろん。タイムコードの異なるファイルを複数読み込ませて順次再生することも出来ます。同一のタイムコードのビデオファイルもオフセットをかけたり、DAW側のタイムラインに合わせてタイムコードを書き換えたりと言ったことも自由に行うことが可能です。
◎POINT 6:シンクずれに対してのセーフティネット
Video Slaveはタイムコード情報をフレームレートと共に読み取ります。そして、外部から着信しているタイムコードのフレームレートも正確に認識することが可能です。Video Slaveはフレームレートの異なったタイムコードが着信しても同期走行を行うことはありません。これにより、フレームレートがずれたまま作業を進めてしまったりと行った事故を防ぐことが可能となっています。
◎POINT 7:多彩な表現でCUEが打てる、ADR支援機能
画面上にCUEを打ったり、セリフを表示させたりという機能も持ちます。範囲を指定して表示の設定が可能なので、直感的に準備作業を進められます。センターに白丸を打つことも、バーでタイミングを知らせる、テキストを表示させる、カウントダウンを表示させるなど多彩なCUEを表示させることが可能です。
◎POINT 8:タイムコード、CUEをオーバーレイしたファイルをエクスポート
Video Slaveは、タイムコードや、CUEをオーバーレイしたファイルを書き出すことも可能。書き出せるコーデックはh.264,ProResのQuicktimeコンテナのファイル。非常に汎用性の高いファイルを書き出すことが可能です。ここでもFFmpegの恩恵が有り、書出し速度が高速なのも特徴。GPUによるアクセラレートが効いているために変換に時間のかかるh.264でも実時間前後の速度(もちろんCPUスペックに依存しますが)で書き出すことが可能です。ファイルに対して個別にIN点、OUT点を打つことが出来るので必要な範囲だけを書き出すことももちろん可能です。
◎MA環境に簡単インストール、最低限の投資で次世代スペックに更新
既存のシステムに対して、導入の際に大きな追加投資が必要ないという点もVideo Slaveの素晴らしいポイント。MA作業に利用しているPro Toolsであれば、BlackmagicかAJAのVideoボードが殆どの場合には入っているのではないでしょうか。そのような環境であれば、Pro ToolsのVideo EngineをOFFにしてVideo Slaveをインストールするだけ、システムに対してハードウェア的な投資は必要ありません。
そして、すでに4K TVは10万円を下回り始めています。BlackmagicのVideo Interfaceであれば、2万円台の製品から4Kの出力に対応しています。HDMIで接続さえすれば4Kが見れますね。マシンルームと距離が離れていたとしても6G-SDIで接続することで回避できます。残るハードルはストレージ。大容量かつ高速なストレージを要求する4Kファイルですが、SSDを活用することでフォローできるはずです。ビデオストリームは1本なので帯域計算は簡単。例えばXAVC 4Kであれば330Mbps、1時間あたりのファイルサイズは148GB。ProRes 422 4Kは503Mbps、1時間あたり226GBです。Thunderbolt接続のSSD等、高速なストレージがあれば十分に実現できる範疇です。既存のシステムへの最低限の投資で4K対応を行うことができる、そのような魅力あるソリューション構築のキーデバイスとなるのが、このVideo Slaveです。
シンプルな機能をじっくりと熟成させることで、現場のユーザーが熱望する、様々なメリットを得ることの出来るVideo Slave 3Pro。大きな可能性を秘めた、素晴らしいソリューションです。本国webからは30分間、無制限で利用が可能なデモバージョンがダウンロード出来ます。30分経過すると自動的に終了してはしまいますが、もう一度起動すればもう一回30分のタイマーが動き出すという仕様。ご興味のある方は、その動作(特に皆さんが気になるレスポンス)を体感してみて下さい。あくまでもPro Toolsに対してのSlaveですので、音が先行して出力されます。これは、ちょっとしたことかもしれませんが、日々の作業では非常に大きな魅力と感じるのではないでしょうか?事実上無制限とも言えるデモバージョンでじっくりとお手元のワークフロー、システムとの検討が行えます。こういったユーザーファーストの姿勢がVideo Slaveの数々の美点を作り出した、と言えるのではないでしょうか。ご購入・ご相談はお問い合わせフォームよりROCK ON PROまでご連絡ください、お問い合わせお待ちしております!!
>>Non-Lethal Applications 本国HP
NON-LETHAL APPLICATION
Video Slave 3 Pro
ROCK ON PRO価格:¥75,384 (本体価格:¥69,800)
>>製品ページはこちらから
>>ご購入・お問い合わせはこちらから!!
Tech
2015/06/05
変化をみせるPro Tools とAvid Video Engine。Pro Toolsで使えるビデオインターフェイスはこれだ!!
業界標準のオーディオ制作プラットフォームであるPro Tools。音楽制作の場はもちろんですが、MA編集作業でも大活躍しているのは周知のことだと思います。今年の4月には新しいビデオペリフェラルであるArtist|DNxIOが発表され、期待で大いに盛り上がっています。そこで、今回はMA編集には欠かせないビデオエンジンの仕組みについて、そして現在対応を発表しているビデオインターフェイスについてご説明・ご紹介したいと思います。
今までの、そしてこれからのビデオエンジンの仕組み
Pro Tools 10まではQuick Timeベースのビデオエンジンで動作しておりました。したがって、インポートできるコーデックはQuick Timeのみ。ちなみに、これはSteinberg社のNUENDOやCubaseも同じですね。ですが、Pro Tools 11からはビデオエンジンがAvid Video Engineに変更になりました。名前はもちろんですが、中身も大幅に変更され、AvidのDNxHDはもちろんのこと、SonyのXDCAMやPanasonicのAVC-IntraなどのMXFコーデックがインポートできるようになりました。
左の写真を見ていただくとわかるように、Pro Tooolsインストーラーには、このようなCodec Installerなるフォルダが増えました。ここの中にあるInstall Avid Codecs LE.pkgをインストールするとPro Toolsで使用できるコーデックが増えます。
ですが、そもそも「なんでビデオコーデックのインストーラーが別になったの?」という疑問が浮かんできますね。実は、Pro Tools 11からビデオエンジンがアプリケーションに含まれなくなりました。じゃあ、何のエンジンがビデオの処理をしているのか?といいますと、実はPro Toolsアプリケーションの裏で、まるでSatellite Linkのように連動したMedia Composerのビデオエンジンが動いているのです。
Media ComposerとはAvid社から発売されているビデオ編集用ソフトウェアで、こちらもアカデミー賞やカンヌ国際映画祭などの映画賞でノミネートされる映画作品や、ドラマを始めドキュメンタリーやバライティーなどのテレビ番組・配信動画サービスなどの制作現場で大活躍している、業界標準のアプリケーションです。
Media Composer自体は非常に多くのコーデックをサポートしているため、そのエンジンがPro Toolsで使用できるということは、対応コーデックの拡大につながるわけです。
実際に、先ほどのAvid Codecs LEをインストールすると増えるコーデックはこちら。
・Avid Meridien Uncompressed
・Avid Meridien Compressed
・Avid 1:1x
・Avid Packed
・Avid DNxHD
・Avid DV
・Avid DV100
・Avid MPEG2 IMX
なお、気になる今後の対応状況ですが、Pro Tools 12の時点でAvid Mojo DX、Nitris DXはもちろん、今秋発売予定のArtist | DNxIOも対応となります。サードパーティー製ビデオペリフェラルとしては、Blackmagic Design社とAJA社のビデオカードが正式にサポートされております。
(詳細はこちらを参照ください)
注目のビデオペリフェラルはこれ!
各社から正式にサポートされたビデオ・ペリフェラルはたくさんありますが、この中から何を注目して選べばいいのでしょうか?各社の代表的な製品を挙げて比較してみましょう。
・なんといってもメーカー純正!Avid Artist | DNxIO
今秋発売のArtist | DNxIOは、ビデオ系の新製品(なんと9年ぶり!!)として注目度が高いですが、新製品というだけでなくBlackmagic Design社とのパートナーシップとして初の製品リリースということも注目されています。
注目すべき点は、何と言ってもAvid初の4K対応機材ということと、接続がThunderbolt2とPCIeの両方を選べることが非常に大きいのではないでしょうか?映像編集の世界ではWindowsが圧倒的シェアを誇っていますが、Pro ToolsはやはりMacでシステムを構築されている方が非常に多いです。そのどちらにも対応できるよう、Thunderbolt2とPCIeが用意されているという訳ですね。また、LTC IN/OUTやRS422など、ありとあらゆるインターフェイスが実装されており、まさにフラグシップモデルといえるでしょう。
・種類の豊富さと低コストハイリターンなBlackmagic Design
Avidとのパートナーシップを契約しているBlackmagic Designからは3機種ご紹介したいと思います。
まずはUltrastudio 4K Extreme。Artist | DNxIOを紹介した直後なのでなおさらデジャヴ感たっぷりですが、Blackmagic Designが自社ブランドとしてリリースしたインターフェイスとなります。これら二つの唯一の違いは、Avidが自社のコーデックとなるDNxHR のコーデックチップを、Blackmagic DesignはH.265/ProRessのコーデックチップを搭載していること。両方とも12G-SDIも実装されており、4Kをターゲットとされています。
一方、MA作業はそこまで高解像度で作業はしない!という方におすすめなのがUltraStudio Express。こちらも接続はThunderboltですがSDI入出力1系統、HDMI入出力1系統、そして小さいながらもリファレンス入力を搭載しております。しかも、電源供給はThunderboltポートから。ただし、横幅167mmと非常に小型なので、RS422端子やリファレンス入力などがブレイクアウトケーブルになってしまいます。また、SDI出力が1系統しかありませんので、モニタを複数枚設置したい場合には、別途分配機が必要ですね。
3つ目はPCIタイプのDeckLinkシリーズからDeckLink 4K シリーズ。こちらは4K対応である12G-SDI対応のモデルと6G-SDI対応のモデルの計5つの製品が該当します。そもそもDeckLinkシリーズは、今からさかのぼること7年前、Pro Tools HD 8が初めてサードパーティー製ビデオペリフェラルをサポートしたのですが、そのときサポートされたのがこのシリーズ。当然当時サポートされた型番は既に生産完了となっておりますが、後継機種が続々と発売されており、その人気は不動のものとなっています。
・安心のクオリティと故障率の低さが人気のAJA
こちらもパートナーシップを契約しているAJA。AJAは、Avidのみならず、Adobe PremiereやApple Final Cutなどの映像編集ソフトで対応が表明されています。
AJAの最強コンビといったらKONA4、そしてK3G-BOXの組み合わせです。PCIeカードであるKONA4はNAB2014で発表された4K対応のビデオインターフェイスです。KONA4単体でももちろん使用可能なのですが、このカードはブレイクアウトボックスであるK3G-Boxを組み合わせて初めて本領を発揮するカードです。K3G-Boxを拡張することで、外部との接続性が格段にアップされます。通常、PCIeカードタイプのビデオカードは大半のコネクタがブレイクアウトケーブルで拡張しますが、その長さはせいぜい15cm程度で、コンピューターの背面でぶら下がっているイメージが非常に強く、コネクタを接続すると、その重さでPCIeカードにダメージを与えかねません。ですが、このような1Uのブレイクブレイクボックスに立ち上げると、その危険も回避できます。
こちらはThunderbolt接続のio 4K。ハーフラックサイズの筐体ですが、もちろんこのサイズでもRS422ポートを搭載。しかも、ブレイクアウトではなくポートとして背面に実装されているのはさすがAJA。そして、Tunderbolt2ポートを2系統搭載しているのでデイジーチェーンにも対応していますので、高解像度ディスプレイや大容量ストレージなど他のデバイスと接続しやすく、Thunderboltのポートをつぶさずに済みます。
このように、Pro Toolsに正式対応しているビデオペリフェラルは高性能なものがたくさんリリースされています。各社Avidとのパートナーシップの契約がされていることから、今後も各社のサポートが続くことが伺えますので、安心して使用を継続できますね。
製品のインストールと注意
メーカー純正であるArtist | DNxIOはまだ発売されておりませんのでさておきますが、各社のビデオインターフェイスの装着・ドライバーインストールにはちょっとしたコツがあります。Pro Toolsのバージョンに合ったドライバーや、装着するスロットなど、細かいポイントがたくさんありますので、まずは弊社へお問い合わせください!製品の選定はもちろんのこと、システム構築のコツや裏技、全体のワークフローなど様々なご質問にお答えさせていただきます!
お気軽にお問い合わせください!お待ちしております。
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2009/12/21
Final Cut Studioを中心としたApple Video Solution!
Final Cut Studioを中心とした、統合的なクリエイションとは?
Apple Video Solutionは、アーティストの感性を具現化するツールです。
従来からPCベースのノンリニア・システムは存在していましたが、処理能力を向上させるためのアクセラレーターや、デジタイズを行うための専用インターフェイスが必要でした。また、独自コーデックの為にビデオ・ファイルの互換性がなかったり、システムを安定して動作させるためにターンキー・システムを中心とした周辺機器周りまでを一括して導入すると、使わない機能等が出て来てしまうのも事実でした。
Apple Final Cut Studioは、高性能になったMacの処理能力を最大限に活用し、様々な形式の汎用フォーマットを積極的に採用する等、使い勝手や互換性の向上を武器に、急速にシェアを伸ばして来ています。このコストパフォーマンスの高いソリューションは、CM/DVD/PV制作はもちろん、放送品質の番組や映画の制作に至るまでの作業をこなす事が可能になるのです。
Final Cut Pro/Motion/DVD Studio Pro/Soundtrack Pro/Compressorに加えて、カラーグレーティングに特化したColorを含むFCSは、オープンフォーマットを採用したタイムラインが最大の特徴となっています。Avid Media Composer DXシステムでも採用されたことで大きな話題を呼びましたが、様々な要因をニュートラルに分析した開発を行うAppleでは、一足先に実現していたことになります。
HD編集でのハンドリングに関しても、非圧縮に近いクオリティを持ちながら、ストレージに負担を掛けないスループットを実現するProRes 422コーデックを開発。1920 x 1080 10bitカラースペース4:2:2フルラスターのProRes 422は、Avid DNxHDと同等の帯域ながら一段上のクオリティと、機敏な動作の編集環境をもたらせます。
また、他社製のキャプチャーシステムやコントローラーに幅広く対応する、オープン・アーキテクチャーも魅力的な要因です。Euphonix MC Pro、MC Control等のコントロールシステムにも柔軟に対応。MC Controlでは、マクロを組んだカスタマイズはもちろんのこと、標準でも膨大なパラメーターがアサインされ、タイムライン上でクイックに動作するジョグと合わせて、非常に費用対効果の高いシステム構築が可能です。
さらに、複数人数によるプロジェクトを行う際に必須となる、メディア/アセットの管理にFinal Cut Serverが使用可能なのも魅力の1つと言えるでしょう。Final Cut Serverは、プロダクションの規模に応じた構築が可能で、プロダクションの拡大に応じた拡張も可能です。XSAN/Xserveを活用したメディアの一括管理/共同作業から、メタデータを使用したカタログの作成まで、プロジェクトの進行に高効率をもたらすワークフローを構築出来ます。
Shakeはもちろん、Adobe After Effect、Photoshop、Illustrator等との連携もスムーズに実行出来る編集環境は、これから先も拡張と進化を続け、さらに完成系へと近づいて行くことでしょう。
HD化が急速に進む、ビデオ・キャプチャー/モニタリング・システム
最近では、IEEE1394によるDV/DVCPRO HDの取り込みにも対応している各ソフトウェアですが、従来の資産の活用を含めたポスト・プロダクションにキャプチャーシステムは必須です。
AJA Video Systemは、Appleとの親和性が高く、安定した動作が魅力的なキャプチャーシステムをリリースしていますが、そのアップ/ダウンコンバートに用いられるスケーリング技術は、放送業界でも大きな評価を受けており、Mac対応のKONA、Windows対応のXENAによる幅広い展開を行っています。
中でも大きな注目を集めているのは、非圧縮HDと同等の4:2:2 10bitクオリティを誇りながら、220Mbpsという低ビットレートを実現したApple ProRes 422コーデックに世界初で対応するハードウェア・アクセラレーター IO HDでしょう。
Pro Res 422の低ビットレートを活かし、IEEE 1394b(FireWire 800)接続でモバイル用途にも対応する、コンパクトな筐体を持つIO HDは、急速にHD化が進む放送業界だけでなく、バジェットの少ないプロジェクトでも高品位な結果を求められる中規模のポスト・プロダクションから、大きな注目を集めています。
低ビットレートを実現しているという事は、ストレージ・システムに対する負荷も少ないという事を意味しており、アーカイブやカタログ化を除けば、高額なディスク・アレイをワーク・ドライブとして構築する必要性も少なくなり、必要とあればMac Book Proのみでキャプチャー/編集を行い、エフェクト/レンダリングは別で行う等の作業効率アップも望む事が出来るでしょう。
PCIe接続で、高速なストレージと組み合わせた非圧縮HDのキャプチャーに対応したKONAシリーズも、Mac Proと合わせた柔軟な運用が可能です。中でも、HD-SDIの非圧縮信号をMac Proでリアルタイムエンコード可能なDVCPRO HDフォーマットは、世界標準として認知されるHigh Definitionフォーマットとして定着しています。
DVCPRO HDの魅力は、1280 x 1080サイズに圧縮を行い、100Mbpsという低ビットレートながら高画質を実現しているだけでなく、ノンリニア・システムとの親和性の高さが挙げられるでしょう。デコード処理の複雑さに応じて、処理速度に影響の出てくるノンリニア・システムでは、軽快な動作と再生ストリーム数の多さで、他をリードするDVCPRO HDは、速報性が求められる報道やニュース関連だけでなく、機動性を重視したライヴ・コンテンツのDVD作成等にも大きな威力を発揮します。
FCSは、SONYの最新コーデックXDCAM EXにもいち早く対応しており、S x S Cardに取り込まれたファイルを、MacBook ProのExpress Card Slotから直接コピーが可能。ロケーション現場での編集作業による効率化も実現します。
制作するコンテンツに応じて、ProRes 422によるハイクオリティな画質を追求したフォーマットと、コストパフォーマンスに優れるDVCPRO HDやXDCAM EXを必要に応じて使い分けるのが、幅広いニーズに応える方法となるのかもしれません。
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2009/06/06
KONAシリーズのNew Commer、AJA KONA LHi発表!AJA新製品発表会 at Apple初台セミナールーム2
高品位なビデオ・キャプチャー・ボードやスケーリング技術で、放送局をはじめとしたポスト・プロダクションの現場で、絶大な信頼を得るAJAの新製品発表会が、2009年6月4日Appl初台のセミナールームにて開催されました。
今回のプロダクトは、先日ラスベガスで開催されたNAB 2009で発表された物で、いよいよ満を持してリリースが開始される期待の製品たちです。
ROCK ON PRO映像編集担当の梓澤がレポート第二弾をお届けいたします。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
AJA新製品発表会 at Apple初台セミナールーム1はこちら>>
前回のレポート第1弾では、全く新しいProRes 422ダイレクトレコーダーKiPROについて詳しくお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか?
写真をご覧頂ければお分かりの通り、オプションのKiPRO Exoskeleton & KiPRO Rod Endplatesを使ってカムコーダーに装着すると、一層その便利さがお分かりかと思います。
待望の出荷開始時期については、本体とHDDストレージオプションは6月中、その他のオプションは7月に出荷開始となります。
弊社でも、店頭にてその実力を確認できる様に、デモ機の準備を進めております。お楽しみに!
さて、今回のレポート第2弾では、KiPROの他に同時発表されたKONAシリーズのNew Commer LHiを中心にお伝えいたします。
放送用のキャプチャー/コンバーターシステムとして開発されたKONAシリーズは、現在のフラッグシップであるKONA3まで進化を遂げており、その高品位なスケーリング技術を駆使した美しい画質と柔軟性で、世界中のスタジオで導入されています。
その最新作がKONA LHiになります。
AJA Video System KONA LHi
KONAの最新作LHiは、より現在のワークフローに柔軟な対応が出来るように、基本構成とクオリティはそのまま、あらゆる接続を簡単にできる様に、新しくHDMI Ver1.3入出力が追加されました。
KiPROが登場したことにより、ダイレクトにProRes 422収録から編集の流れが確立されそうですが、より機動力が必要なハンディ・カムコーダーでの収録をはじめ、まだまだデスクトップでのキャプチャー/編集環境が必要な中で、最適なソリューションを実現するのがKONA LHiです。
並売が続けられるKONA LH/LHeとの違いは、HDMI Ver1.3の搭載の他、ダウン/クロスコンバーターのみだったスケーラーが、アップコンバーターを搭載したことです。
もちろん、LHシリーズの美点であったアナログの入出力も搭載され、自由度の高い運用が可能です。
スケーリングに関しても、アナモフィック、サイドカット、クロップと用途に応じたスケーリングが使用でき、近年クオリティの上がってきたハンディカメラで収録した素材をHDMI経由でキャプチャー、スケーラーを使用してのSDモニタリングなどにも対応でき、お持ちの機材を有効に活用することも出来ます。
付属のブレークアウト・ケーブルを使用したコンパクトな運用はもちろん、1Uラック前面に入出力端子を全て拡張することの出来るKL Hi-Box-LH for KONA LHiを使用すれば、様々な機材を持ち込むことになるようなワークフローにも柔軟に対応可能です。
DVCPRO HDはもちろん、ProRes 422にもリアルタイム変換し、Final Cut ProのDynamic RTハードウェア・アクセラレーション機能も搭載するKONA LHiは、デスクトップでの編集ニーズに幅広くお応えする製品です。
AJA Video System IO Express
KONAシリーズがデスクトップ・ソリューション、KiPROがカムコーダー/ノンリニア・ソリューションだとしたら、IO Expressはモバイル・ソリューションということが出来るかもしれません。
IO Expressは、コンパクトな筐体にHD/SD-SDI、アナログ・コンポーネント、HDMI Ver1.3、2ch RCAアナログ・オーディオ、LTC、RS422の入出力を持ち、Mac/Win両対応のキャプチャー/モニタリング・システムです。
Mac/PCとの接続は、付属のExpress 34 Cardで行うため、空いているFWポートなどをストレージ・デバイス用に割り当てることが可能。大人気のMATROX MXO2に似た構成となっています。
ノートブックPCとの連携を念頭に、コンパクト/軽量に開発されているため、ロケの現場に持ち込んでの取り込み/編集/モニタリングに最適です。
オプションのPCIeカードをデスクトップにインストールして、モバイル/デスクトップ両環境での運用も可能な柔軟性も魅力的なIO Expresは、そのコストパフォーマンスと相まって、大きな人気を呼びそうです。
AJA Video System Mini-Converter Series Hi5-3G & HDP2
様々な信号の飛び交うビデオ制作の現場で重宝する、数々のコンバーターをリリースしているAJAですが、今回の発表会でも新たなMini-Converterシリーズが発表になりました。
Hi5-3Gは、3GシングルリンクHD-SDIと1.5GデュアルリンクHD-SDIに両対応したSDI入力を持ち、HDMI Ver1.3に変換して出力をするコンバーターです。
1ピクセル当たり30/36bitの色深度を持つDeep Colorに対応するHDMI Ver1.3は、最新の10bitモニターに接続して、詳細なカラーコレクションに使用することが可能です。
また、SDI > HDMI変換に際して、エンベデットによるオーディオの多重化にも対応する他、モニタリングのためのRCAオーディオ出力も搭載されています。
高性能なLCDディスプレイが多数登場している現在、コストパフォーマンスとクオリティを重視したモニタリングに最適な商品です。
HDP2は、HD/SD-SDI入力とスルー出力を持ち、DVI-Dに変換して出力するコンバーターです。
DVI-Dを持つLCDやプラズマ・ディスプレイ、プロジェクターなどに接続してHDはもちろん、SD素材もスケーリングしてのモニタリングが可能です。
Hi5-3Gと同様、エンベデット・オーディオにも対応する他、RCAオーディオ出力によるモニタリングにも対応しています。
定評あるスケーリング・エンジンの搭載はもちろん、ディインターレーサーによる高画質モニタリングを実現します。
数々の新製品がお披露目された今回の発表会でしたが、現場と市場の動向を的確に商品に反映させる洞察力と商品開発力は、さすがAJAと唸らされるものがありました。
今後も、魅力的な商品のリリースがされるであろうAJAには今後も要注目です!
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2009/02/27
Video Editing Solution~Final Cut StudioワークショップのROCK ON PROが、ノンリニア編集システム設計をご提案!
ノンリニアの流れが加速する映像編集システム構築は、様々な要因が絡み合い、従来のリニア編集システムの互換性の問題とも相まって、複雑なシステム構築をせざるを得ない場合があります。
しかし、例えばIntel Xeonプロセッサーを搭載したApple Mac Proに、SD/HDフォーマット、コーデックを問わない編集環境を実現するFinal Cut Studioを中心としたシステムを構築すれば、小規模のプロダクションから膨大なアセットを活用するフィルム・プロダクション迄、共同作業を効率化したサーバ・システムを含んだシンプルなシステム構築を可能にします。
Apple Value Added Resellerでもある、ROCK ON PROでは、Final Cut Studioワークショップとしての定期セミナーの開催、マンツーマン・トレーニングを含めたサポートも行っております。
是非ご相談下さい。
関連ソリューションへは、以下より!
ワークショップセミナーの情報を随時ご紹介いたします。
Final Cut Studioをはじめ、関連製品のレヴューを随時ご紹介いたします。
Apple Mac Pro/Final Cut Studio、Videoキャプチャー、ターンキーシステム等のソリューション販売のご紹介。
お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
Final Cut Studio Workshop Seminar
ROCK ON PROでは、Mac Pro + Final Cut Studioを中心に、MATROX MXO2、MOTU V4HD、AJA IOHD、Kona LHeをはじめとしたキャプチャー/モニタリング・システムはもちろん、Pro Tools HDやEuphonix MC Proを絡めたシステムを常設展示しております。
映像制作のコンサルティングはもちろん、MA作業におけるシステム設計、Adobe CS4を使用したモーション・グラフィックから納品迄のマスタリングにいたる迄、映像と音楽を融合した体験をして頂けます。
定期的に行うワークショップ・セミナーの他、ソリューションのマンツーマンでのご説明を含め、担当:梓澤があらゆるご提案をさせて頂きます。
お申し込みは下記からどうぞ
Final Cut Workshop Seminar
現在予定されているセミナーはありません。
過去のセミナー・リスト
Easy & Affodable Video Production
全ての作品にアーティストの感性を!ミュージック・ビデオを作ろう!
講師:伊藤 格 氏(オービット・ミューズテクス)
ご好評の内に終了させて頂きました。
Final Cut Studio 2基本から、実践FILTER KYODAIのミュージッククリップ制作!
FILTER KYODAIのPVを素材に、カメラ収録から編集、リリースまでを実体験!
講師 第一部:アップルジャパン株式会社
第二部: FILTER KYODAI 江夏由洋氏、江夏正晃氏(marimo Records)
ご好評の内に終了させて頂きました。
Video Editing Solution Review
現在のレビューは関連ソリューションにあります。最新のレビューをお待ち下さい!
Apple Solution Sales
Hollywoodをはじめとした映画制作の現場はもちろん、世界中の放送局やMAスタジオで圧倒的なシェアを誇る業界標準の映像編集ソリューションAVIDを、3/19迄の期間限定ながら、驚きのコストで導入出来るチャンスです!
Macと、DAWと、オーディオI/O、ビデオ・ソリューションまで。Macで音楽/映像制作を始めるのに必須のセットを、無料でお見積もり。アップル認定資格を持つ音楽専門店のスタッフがご相談にのります!
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2007/04/17
NAB2007 FW800、Apple ProRes 422に対応したAJA i/o HD発表。
Final Cut Proでの編集作業が一般的になってきた現在、番組制作や映画に使うプロフェッショナルの他にも、CPUパワーの上昇に伴い、もはやDVなどのSD編集では物足りないという方が多くなってきています。
また、様々なフォーマットの混在はもとより、HDの取り込みに対応する、シンプルなキャプチャーシステムを探している方も非常に多いと思われます。
そんな現状の中、放送局用のコンバーターで高い評価を得ているAJAから、KONAシリーズにその座を奪われていた感のあるビデオ・キャプチャー・システムi/oの最新版、i/o HDが発表されました。
i/o HDは一見、デジタル/アナログ変換のブレークアウト・ボックス風に見えますが、れっきとしたキャプチャーシステムとして独立しており、PCとの接続に FireWire800が採用されています。ビデオI/Oは、アナログ・コンポーネント/コンポジット/S-Videoを備え、HD対応のSDI端子2系統のほか、LTC/Video Refの入出力も完備しています。オーディオI/OはSDIによるエンベデット・オーディオのほか、8ch AES/EBU、4ch XLRアナログの計12chを備え、モニター用の2chアンバランス出力、マシンコントロール用RS-422のほか、なんとHDMIでの入出力にも対応しています。
これは、HDMI入力のある汎用モニターでのHDモニタリングが可能なことを意味しており、また、HDMI出力を備えたAVCHDなどのカメラレコーダーからの取り込みにも対応しているということになります。
このように至れり尽くせりのi/o HDの筐体は、ハンドル付きのコンパクトなもので、さらにAppleとの親和性を強調するように、今回のNABで発表になった、Final Cut Studio 2から採用された、Apple ProRes 422およびProRes 422 HQに対応しており、MacBook Proとあわせてどこでもキャプチャー/編集作業ができそうです。
AJAの主力製品であるKONAシリーズは、その性格上デスクトップ・モデルにしか対応できませんでしたが、この魅力的なi/o HDは、より制作の幅を広げてくれそうな柔軟な仕上がりになっています。
価格もUSリテール$3.495と魅力的なものになっており、今から発売を心待ちにしている方も多そうです。
AJA Video Systemへのリンク
http://www.aja.com/html/products_Io.html
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2013/12/25
Pro Tools 11.1及び10.3.8リリース
Pro Toolsの最新バージョンがリリースされましたのでお知らせいたします。複数の不具合が解消されたバグフィックスバージョンとなりMac OS 10.9 marvericksへも対応したバージョンとなります。
詳細は、こちらのAVIDページを御覧ください。
<注意>
Video Satelliteの機能の一つであるSatellite Linkを利用して複数のPro Toolsを同期されている方はご注意が必要です。今回のPro Tools 11.1は、過去のバージョン(Ver.11.0.x含む)とのSatellite Linkが出来ません。こちらご留意下さい。
Video Satelliteお詳細はこちらをご確認下さい>>>(英語)
更新内容抜粋
Accessibility
PTSW-184656: AudioSuite window now includes Plug-In name.
PTSW-180095: Added Applescript support for the "Save Session Copy" command.
PTSW-180085: Improved support for Nudge values with the VoiceOver accessibility option in OSX.
PTSW-180084: Improved support for memory locations with the VoiceOver accessibility option in OSX.
PTSW-180083: Improved support for the Click II plug-in with the VoiceOver accessibility option in OSX.
PTSW-180082: Improved support for Memory Locations with the VoiceOver accessibility option in OSX.
PTSW-180080: Improved support for window configurations with the VoiceOver accessibility option in OSX.
PTSW-189731: Improved support for track selector, preset selection, and automation controls from within plug-in windows with the VoiceOver accessibility option in OSX.
PTSW-180081: Improved support for Delete Unused Playlist dialogs with the VoiceOver accessibility option in OSX.
PTSW-180078: Improved support for Beat Detective with the VoiceOver accessibility option in OSX
Automation
PTSW-187111: Fixed an issue that delayed automation mode switching on VCA tracks.
PTSW-187110: Fixed an issue that prevented engaging playback within several seconds of completing an automation pass.
PTSW-185374: Fixed an issue that prevented pasting volume automation under certain circumstances.
Bounce to Disk
PTSW-189468: Improved bounce functionality when using multiple buses in series.
PTSW-185058: Improved MIDI handling during realtime bounce.
PTSW-185425: Inserting plug-ins on unvoiced tracks no longer interferes with offline bounce.
Compatibility
PTSW-186213: Fixed a case where importing multichannel interleaved audio files would arrange channels out of order.
PTSW-182253: **made a point to mention audio only, since OMF files containing video are not supported. "Fixed an issue that would prevent Pro Tools from importing some audio-only OMF files."
PTSW-167656: Improved handling of AAF files that contain source material of mixed frame rates.
PTSW-190308: Fixed a case where creating a send would cause Pro Tools to display an "Access violation occurred, unable to read the location. 0xFFFFFFFFFFFFFFF" error on HDX systems.
PTSW-186590: Fixed an issue that would prevent Pro Tools from properly closing sessions with ReWire inserts.
PTSW-185903: Pro Tools will now properly detect the AVB64 playback engine for use with System 3 Live consoles.
PTSW-185111: Fixed an issue where Pro Tools would close unexpectedly while re-linking files.
PTSW-189414: Fixed an issue that would prevent sessions on read-only drives from opening in Pro Tools.
PTSW-185844: The Pro Tools installer will now replace older instances of REX Shared Library.
PTSW-185429: Accessing files on network drives will no longer cause undesirable Core Audio behavior when quitting Pro Tools.
PTSW-190398: Fixed some instances of Error -9155 in sessions with heavy automation on HDX systems.
PTSW-185399: Fixed an issue where dense automation on surround tracks would cause Pro Tools to close unexpectedly. UME-854: Fixed a case where the Avid Video Engine would fail to load on a non-administrator account in OSX.
Control Surface
PTSW-183654: Disconnecting from the System 3 Live engine will no longer cause Pro Tools to display an error message.
PTSW-178204: Pro Tools session templates now include EuControl layouts.
Editing
PTSW-188794: Improved TCE tool stability.
PTSW-186234: Fixed editing behavior with the Object Grabber.
PTSW-177550: Fixed an issue where Pro Tools would show undesirable behavior, after recording to the end of a prepared DPE track while in Destructive Punch.
PTSW-184329: Fixed an issue that caused incorrect Groove Quantize results in some sessions.
General
PTSW-186541: Fixed an issue where some notes could become stuck while auditioning from the MIDI Editor window on some PC systems.
PTSW-186373: Fixed an issue where changing a clip's user time stamp would result in an error.
PTSW-189563: Pro Tools now captures MIDI notes that intersect with a punch point.
PTSW-190083: Fixed an issue that would cause a delay before initiating playback.
PTSW-189870: Fixed an issue that would prevent recalculation of waveform overviews from the Clips List.
PTSW-173794: PDF functions now work properly in the Score Editor's Print menu.
PTSW-183907: Fixed an issue that would cause Pro Tools to close unexpedtedly when quitting, if several Workspace windows are open.
Installation
PTSW-187122: Uninstalling Pro Tools 11 no longer removes the 32 bit AAX plug-ins that are used by Pro Tools 10.
PTSW-178630: Pro Tools now installs a new version of the DigiTest diagnostics utility.
PTSW-187069: "Fixed an issue that prevented Pro Tools installations from properly updating system plug-ins, which could cause fatal errors." Related to Elastic Audio Plug-In
Plug-Ins
PTSW-189655: Fixed an issue that prevented Pro Tools from routing MIDI through ReWire with certain Japanese characters in the device name.
PTSW-189326: Improved Automatic Delay Compensation stability when toggling track record states.
PTSW-185410: Fixed an issue where "Load Rig from Computer" would fail in sessions that had been modified by Pro Tools 11.1.
PTSW-185813: Fixed an issue that prevented some instances of HD plug-ins from being reinstantiated properly on Native systems.
PTSW-181711: The "Bypass EQ" command (Shift+E) now works properly with Channel Strip.
PTSW-187057: Fixed an issue that would prevent X-Form from following changes to project tempo.
SynchronizationPTSW-188337: Improvements to MIDI Timecode stability in Pro Tools 11.1.Video
PTSW-185070: Video no longer flickers when playback is stopped by the user.
PTSW-184691: Video track options no longer appear "greyed out" or unavailable when reopening Pro Tools sessions.
PTSW-188266: Fixed an issue where Pro Tools would display first frame of the video when stopping or starting the transport while looping.
PTSW-184563: Fixed an issue that would prevent video from playing without toggling the video track's online state, after disabling and then enabling Avid Video Engine.
PTSW-184445: The Video window will no longer relocate when changing size or aspect ratio on systems with multiple displays.
PTSW-184134: Pro Tools will no longer automatically open a blank Video window if there is no video in the current project.
PTSW-183074: When re-opening a project with a fullscreen Video window, Pro Tools will now position the Video window correctly.
PTSW-182566: Pro Tools no longer displays an incorrect frame when trimming video clips.
UME-912: Improved video nudge performance.
UME-874: Improved display handling of video files with non-standard aspect ratios.
UME-856: "Enable video hardware during scrub" now behaves as desired with Black Magic and AJA video peripherals.
UME-867: Pro Tools systems with Black Magic hardware will now position the playhead properly upon stop when Insertion Follows Playback is disabled.
UME-327: Increased Avid Video Engine (AVE) performance.
UME-852: Pro Tools no longer displays an error on some configurations when resizing the video window during playback.
UME-786: The Video window will now update immediately to reflect user aspect ratio settings.
Workspace
PTSW-185803: Improvements to Copy and Relink function in Workspace.
PTSW-185442: Pro Tools will audition audio files properly from the Workspace with Conform to Session Tempo enabled.
PTSW-188227: Fixed an issue where dragging and dropping files within the workspace would result in duplicate files.
PTSW-186544: Searching by tempo in the workspace will now retrieve the correct results.
PTSW-185946: Files in the Workspace that begin with the same letter as the parent folder can now be selected by typing the first letter.
PTSW-185747: The Workspace command "Calculate Waveforms" now works properly with MP3 and REX files.
PTSW-184508: "Select Parent in Workspace" command now functions properly without requiring user to close workspace windows.
PTSW-183098: Quotation marks are no longer treated as text when searching the Workspace.
PTSW-182212: Improvements to Workspace window configuration handling.
PTSW-181789: Fixed issue that would cause selections to be displayed improperly in the Workspace browser.
PTSW-176649: Fixed an issue that would prevent some files from being relinked in the Catalog browser.
PTSW-180037: Sorting by name in the Workspace browser no longer alphabetizes files and folders separately.
PTSW-185452: Fixed an issue that would prevent the Wokspace from properly indexing some SDII files.
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2010/04/14
NAB2010 ラスベガス 現地ショートレポート その2!
2010年4月12日〜15日まで、アメリカはネバダ州ラスベガスにて開催中のNAB2010を、ROCK ON PROスタッフが現地にてショートレポート!世界最大の放送機器展と言えるNAB。廻りきれないほどの広大なスペースに、未来のスタンダードが勢揃い!噂のNew Commer!tc electronic System 6000 MkIIもついに発表されました!
★tc electronic★
System 6000 MkII
2000年の発表から10年を経て、tcのフラッグシップ・シグナル・プロセッサー、System6000がMkIIへとアップグレードされました!見慣れた黒い筐体から一転、アルミ削りだしのスタイリッシュなルックスへと変貌しただけではなく、下記のような新機能が追加された模様。
1.ネットワーク/Wi-Fi savvy対応
2.内部パーツがすべてグレードアップ。演算能力が向上。
3.フロッピーディスクの撤廃、イーサーネット・コネクションによるソフトウェア・インストールが可能に。
4.ICON応答性能の向上 > LM5Dのレーダーがシームレスに表示可能に。
5.CPU6000mkII:拡張性向上 > デュアル・イーサーネットコネクション、USBコネクションが可能に。
尚。4月末にリリースされるVer.5.0で、Stereo/Multichannelマスタリング・アルゴリズムには無償で追加されるMatrix88ミキサーが発表されていました。
8x8 48 bit mixer algorithm
Precision delay on all inputs and outputs
2 stereo AUX sends with pre/post
2 main mix outputs
Smooth crossfading between channels
Brickwall II Limiter
Part of the routing matrix
1 DSP @ 96kHz (4 instances possible)
話題となったLoudness Meter LM5Dが、なんとICON上で表示可能になる等、処理速度の向上のみならず、使い勝手や飽くなきアルゴリズムの追加など、常に進化を続けるSystem 6000ですが、最新のバージョンであるVer.5.0が旧System6000の対応する最後のバージョンとなるそうで、これは古いDSPチップでは対応できないアルゴリズムが開発パイプラインにあるためということでした。そこで、気になるのが既存ユーザーの対応ですが、うれしい事に、アップグレードプログラムも用意されています!
2010年1月以降に購入されたユーザーは無償アップグレードの対象に。
価格は現時点では未定だが日本円で20万円程度を予定しているとのこと。
今から、その実力を試してみたくてウズウズしている方も多いのではないでしょうか?
メーカーサイト:http://www.tcelectronic.com/system6000theconcept.asp
★Adobe★
Adobeは、大々的にCreative Suite 5となったPremiere Proのデモンストレーションを行っていました。CS4でさらに各アプリケーションの連携がスムースになったAdobeですが、64bit OSに最適化されたAfter Effectsをはじめ、今後の動向が最も気になる製品と言えるでしょう!
そのスムースなワークフローをご覧下さい。
メーカーサイト:http://www.adobe.com/jp/products/creativesuite/
★AJA★
放送業界を中心に、絶大な信頼を受けるビデオ・インターフェイス/コンバーター・メーカーAJA Video Systemからは、近年の需要に応える形で登場した、SD/HD-SDIスイッチャー、KUMOが注目の的になっていました。低価格のコンバーター等で攻勢に出る他メーカーを尻目に、あくまでもクオリティを重視する姿勢が、その信頼を勝ち得ているのでしょう!
メーカーサイト:http://www.aja.com/
★MOTU★
MOTUからは、64bit OS対応を果たしたV4 HDに加え、よりコンパクトながら妥協のない入出力が魅力のビデオ・インターフェイス、HDX-SDIが発表されていました。
新たなOSや、フォーマットへの対応がいつも素早いMOTUのこと、充分、ユーザーの気持ちをつかんだアップデートで喜ばせてくれる事でしょう!
メーカーサイト:http://www.motu.com/video-products/hdx-sdi/
★Canon★
Canonからは、昨年のInterBEEでもモックアップが展示され、話題を呼んでいたメモリーカード・カムコーダーXF300/XF350が発表されていました。
Compact Flashをメディアに使い、Canon独自のCanon XF Codecを採用。MPEG2ベースの色深度4:2:2 50Mbpsで、フルHD画像を収録可能です。
カムコーダーでは、レンズを含めた光学系の評価が抜群に高く、海外では絶大な人気を誇ったCanonですが、HDVにこだわったフォーマットからか、次第に陰が薄くなっていた印象がありますが、満を持してのメモリー・カムコーダー登場で、一気に主役に躍り出そうです!
メーカーサイト:http://cweb.canon.jp/prodv/index.html
★FOCAL professional★
FOCAL professionalからは、好評のモニターシステムCMSシリーズの最新作、CMS40が発表されていました。
古くから、各有名メーカーのユニットをOEM生産していたフランスのメーカーですが、プロフェッショナルのモニター市場に参入するため、OEM供給を停止して迄開発されたシリーズです。
AESの会場でも、各社のモニターに異様なほどの数が採用されていた事からも分かる様に、あくまでもナチュラルでフラットなサウンドを信条としながら、様々なジャッジを下さなければならない現場のニーズに見事に応えたモニターです。
新しいCMS40は、シリーズ最小モデルとなり、写真でもお判りの様に、コンパクトなサラウンドシステムの構築にも最適なモデルとなっています!
メーカーサイト:http://www.focalprofessional.com/
★Fairlight★
Fairlightからは、Xynergiをコアに据えた新たなコンソールEVOを展示!
Fairlightならではのスピーディーな操作感と、汎用性の高さを併せ持った、Fairlightの新たな世代を感じさせる製品の登場といってよいでしょう!
メーカーサイト:http://www.fairlightau.com/
★EDIROL★
EDIROLからは、マルチフォーマット・ビデオ・スイッチャーV-1600HDが登場!
V-1600HDは、ライヴイベントをはじめとした、リアルタイム・ビデオ・スイッチャーとして、エフェクト/合成を豊富な入出力とにより、あらゆる現場に対応します。
SD/HD-SDIはもとより、HDMI、コンポーネント、DVI-D、RGBを持ち、720p、1080i/p、スチールイメージに至る迄、何でも合成、エフェクトがOK!さらに、アウトプットも同様の柔軟性を持っています。
個人的には、SD処理の多かったこの分野に、コストパフォーマンスに優れたHD環境をもたらせてくれた事が大きなトピックだと想います!
メーカーサイト:http://www.rolandsystemsgroup.com/en/products/edirol-by-roland/video-mixing-mainmenu-386/v-1600hd
★Panasonic★
[caption id="attachment_1261" align="aligncenter" width="533" caption="Panasonic Micro Four Thirds AG-AF100"][/caption]
Panasonicからは、AVCHDベースのハイデフィニション・カムコーダーAG-AF100が登場!
SDHC/SDXCカード・メディアに記録可能なメモリーカード・カムコーダーながら、映画製作等を強く意識した作りとなっており、1080/24pをはじめとしたプログレッシヴを積極的に採用した他、バリアブル・フレームレートにも対応!自在な画作りを可能にします。
豊富に用意されているレンズを駆使してのデジタル・シネマの撮影を手軽に行う事が出来そうです!
他にも、世の流れに沿った形でしょうか。3Dを強く意識した展開を行っていたPanasonicは、3D撮影を可能にするカムコーダー、AG-3DA1のアナウンスも行っていました。
メーカーサイト:http://www2.panasonic.com/webapp/wcs/stores/servlet/prModelDetail?storeId=11301&catalogId=13251&itemId=407080&modelNo=Content04082010101919040&surfModel
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2007/10/21
ROCK ON PROは常設デモ & お貸出しで様々な機材をお試しいただけます!
気になる機材はたくさんあるけど、実際に試してみたい・・・・
ROCK ON PROは、そんな皆様の声にお応えします!充実した常設展示機の店頭デモンストレーションはもちろん、ご自宅やスタジオの環境でチェックしていただけるように、お貸出しでの試聴も承っております。
常設でない機材の手配もお気軽にご相談ください!
お貸出しのご相談/お見積もりは、下記お問い合わせフォーム、または、お電話(03-3477- 1776)FAX(03-3477-1255)、メールにてもお待ちしております。
営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。
t.c.electronic
t.c.ICONと呼ばれる特徴的なコントローラーが一際目を引く、世界最高峰のサウンド・プロセッサーSystem 6000は、UnWrap、VSS4をはじめとした高品位で多彩なアルゴリズムを、必要に応じて追加可能な拡張性をも備えています。
スペシャリストによる出張デモも承ります。ご相談ください。
t.c.electronic System 6000について詳しくはこちら>>
Euphonix
Euphonix MCは、Pro Tools、NUENDO、Logic Pro、Final Cut Pro等のDAWを自在にコントロール。Ethernet接続のEuConによるダイレクト・コミュニケーションを実現し、様々な場面で思いもつかない使い方が可能です。
Euphonix MCについて詳しくはこちら>>
MANLEY Labs
珠玉のサウンドを誇るMANLEY SLAM!は、その名の通り、Stereo Limiter And MicPreという、ありそうでなかった構成を持つレコーディング・チャンネルです。
MANLEY SLAM! ¥738、000
丁寧に設計された真空管回路と、カスタムの手巻きトランスを採用したMassive Passiveは、柔らかな特性を持つ一方、音痩せや音色変化とは無縁のクオリティを誇ります。
MANLEY Massive Passive Stereo EQ ¥518、000
今では珍しいとも言える、ブリックウォール・リミッティングから穏やかな掛かりのコンプレッションまで、様々な場面で確実な音質を提供してくれるステレオ・コンプレッサー。
MANLEY Stereo Variable-MU ¥458、000
Solid State Logic
XLogic XRackシリーズは、まさにSolid State Logicカスタム・コンソールといえるサウンドを実現します。組み合わせ/詳細はご相談ください。
SSL XLogic XRack Empty Rack ¥174,300
SSL XLogic XRack Micpre Module ¥102,375
SSL XLogic XRack 8Line Summing Module ¥102,375
SSL XLogic XRack Master Bus Module ¥133,350
アナログ・コンソールの最高峰といっても良い、XL9000KのSuper Analogue回路をそのまま受け継いだレコーディング・チャンネル。独自の世界を創造します。
SSL XLogic Channel ¥464,100
話題のミディアム・クラス・コンソールDualityに搭載された、VHDプリアンプを4ch装備。今迄のSSLとは異なる世界観を演出します。
SSL XLogic VHD Mic Pre ¥198,000
Alpha & Delta Linkの組み合わせによって、Solid State Logicクオリティの音質を、Pro Tools HDシステム直結で実現します。MADI伝送を採用し、アナログ回線を長距離引き回すような場面では特に音質面でのアドバンテージを稼げます。
SSL XLogic Alpha Channel
SSL XLogic Delta Channel
AMS NEVE
AMS NEVEの誇るアナログ・コンソール88Rと同等のオペアンプを採用した、サミング・ミキシング・システム8816は、充実したモニタリング/インサート回路と、まさにNEVEといえるサウンドが大きな魅力です。
8816にダイレクト・アウトを追加するフェーダー・モジュール8804も魅力的です。
AMS NEVE 8816 ¥498,000
AMS NEVE 8804 ¥293,000
Rupert NEVE Design
Rupert NEVE氏が新たに立ち上げたアウトボード・メーカーRupert NEVE Designは、NEVE氏の理想とするサウンドの実現を目指しています。
珠玉のアナログ・コンソール・システム5088のリリースも開始!
Rupert NEVE Design 5012H Dual MicPre/DI ¥241,500
Rupert NEVE Design 5032H MicPre/3Band EQ ¥252,000
Rupert NEVE Design 5043V 2ch Compressor/Limiter ¥252,000
Rupert NEVE Design 5285-RM Frame Kit ¥105,000
Millennia Media
真空管/ソリッド・ステートのハイブリッド回路を搭載する、Twin Topologyテクノロジーを採用したレコーディング・チャンネルSTT-1は、決して破綻しないサウンドと雄大なダイナミクスが魅力です。
Millennia STT-1 "Origin" ¥413,000
STT-1から受け継いだTwin Topology回路を搭載したTD-1は、レコーディング・チャンネルとしてだけではなく、DIでの使用に絶大な効果を発揮します。
Millennia TD-1 ¥246,700
GRACE design
透明感のある8chトランスレス・ソリッドステート・マイクプリm802は、高品位なサウンドはもちろん、digidesign PREエミュレートでのMIDIゲイン・コントロールがPro Tools Softwareから行えるのが特徴です。
GRACE design m802 ¥630,000
FOCUSRITE
デジタル・モデリングとは一線を画す、アナログ・モデリング回路を採用したレコーディング・チャンネルThe Liquid Channelは、モデリングだけでない基本性能の高さが魅力です。
FOCUSRITE The Liquid Channel ¥365,000
CHANDLER LIMITED
ゲルマニウム/シリコン・トランジスターの特性を活かしつつ、欠点をうまくつぶしているGermanium Compressorは、他では味わえない個性的なサウンド・メイキングが魅力です。
Germanium Compressorのレヴューはこちら>>
CHANDLER LIMITED Germanium Compressor ¥210,000
Universal Audio
あらゆるスタジオで、定番として使われ続けているのには明確な理由があります。うまくオケになじませる事の出来るそのサウンドは、まさにオリジナルの再現と言えるでしょう。
価格改定前の特価品あります!
Universal Audio 1176 LN ¥209,000
TASCAM
様々なフォーマットが乱立する最終マスターに一石を投じたハイビット/レートPCM、DSDレコーダーDV-RA1000に、さらに便利でスタイリッシュなHD搭載モデルが登場。
TASCAM DV-RA1000HD ¥198,000
AJA Video System
話題のHigh Definitionビデオ・コーデックApple ProRes 422に、世界で初めて対応したFireWire 800接続のビデオ・インターフェイスがIO HDです。MacBook Proを使用した現場でのオフライン編集にも最適。
AJA Video System Solutionについて詳しくはこちら>>
AJA Video System Solutionのテスト・レポートはこちら>>
※IO HDの展示/デモは10月下旬の発売開始以降となります。
AJA Video System IO HD ¥585,900
Crowley & Tripp
Crowley & Trippは、ナノテクノロジー等に関する特許を持ち、医療機器の分野で成功を納めているSoundwave Research Lab社をバックグラウンドに持ち、そのテクノロジーをリボンマイクの製造にうまくフィードバックしています。
通常のアルミ箔のエレメントではなく、カーボンナノチューブ素材のリボントランスデューサーを採用したStudio Vocalistは、その名の通りヴォーカル録音にフォーカスしてチューンされているスタジオ専用モデルです。
優れたアコースティックレスポンスと耐久性、全く新しいカーボンナノチューブ・リボンデザイン
C&Tオリジナルのフルサイズトランスフォーマー採用。ハイアウトプットゲイン、ローノイズ性に貢献
3重構造の完璧シールド構造。頑強で精巧なステインレス・スティールボディ
完全に完璧にシンメトリックな双方の指向性。off-axis時の色付けを極限に排除
1台ごとに完璧な特性マッチングを検証。C&Tならではの医療機器レベルの品質管理
Croeley & Tripp Studio Vocalist ¥273,000
SONTRONICS
シルクのように滑らかな音質で、多くのエンジニアから絶大な支持を得ているリボンマイクSIGMAのユニットを、Blumlein X/Y配置したステレオ仕様としたものがSONTRONICS Apolloです。
ユニークな外観を持つオープン・バスケット構造のApolloは、あらゆるニュアンスを繊細かつ完全に取り込む事が可能になっており、さらに1chのみを使用したモノラル録音にも対応します。
周波数レンジ:20Hz - 20kHz
感度:18mV/Pa -33dB
指向性パターン:Blumlen Stereo/8字対称相指向性
インピーダンス:≤150 Ohms
S/N比:88dB (A-weighted)
電源:Phantom power 48V ±4V (x2)
コネクタ:6ピン→XLR-M x2(ケーブル付属)
SONTRONICS Apollo ¥160,000
Royer Labs
R-122は、48Vファンタム電源を仕様する、アクティブタイプのリボンマイクロフォンです。特注ローノイズFETを使用し。高いS/N比と高出力を実現し、135dBの音圧にも耐えるタフな構造をしています。ボーカル、ブラス、ピアノ、そしてギターアンプやドラムにまで使用できるリボンマイクに仕上がっています。オプションでステレオペア・マッチングも可能です。
指向性:双指向性
エレメント:2.5ミクロン・アルミニウムリボン
磁石:希土類ネオジミウム
周波数特性:30〜15kHz ±3dB
感度:-39dB(1V/pa±1dB)
出力インピーダンス:200Ω バランス
出力コネクター:XLRM(2Hot)
ロードインピーダンス:>1kΩ
最大入力音圧:>135dB SPL
電源:48Vファンタムのみ
付属品:専用木製ケース
Royer Labs R-122 ¥252,000
blue
WOODPECKERは、エキゾティックなウッドフィニッシュと独自のアクティブ回路により、その魅力と美しさを視覚と聴覚の両方へ訴えかける新たなリボン・マイクロフォンです。そのゴージャスな外観の内部では、ロー・ノイズと、アルミニウム・リボン・プレッシャーグレディエント・トランスデューサーの美しいサウンドを実現する、Blueの名高いクラスAディスクリート・ハンドメード・エレクトロニクスの秀逸なディテールが共存しています。
WOODPECKERには、カスタムメイドされたソリッドブラス製ショックマウントと木製ストレージ・ボックスも付属します。
Acoustical Operating Principal: Pressure Gradient
指向性パターン: 双指向性
周波数特性Frequency Response: 20Hz - 20kHz
感度 (1kHz into 2.5k ohm): 26mV/Pa
インピーダンス: 50 ohm
負荷インピーダンス: 1kΩ以上
ノイズ・レベル (IEC 651): 22dB以下
最大出力 (1% THD into 2.5k ohm): 10dBU = 2.5V
最大SPL (0.5% THD into 2.5k ohm): 136dB
ダイナミック・レンジ (2.5k ohm load): 114dB
供給電圧 (IEC 268-15): +48V phantom power (+35V min.)
blue WOODPECKER ¥144,900
Headline
2022/02/28
【アーカイブ公開中】アスク・エムイー × ROCK ON PRO 共催 NDI / SRT 映像伝送セミナー開催!
渋谷LUSH HUBと千代田区エースタをSRTでリアルタイム伝送しながら生配信!
汎用のインターネットを通じて映像のやり取りが行える規格が登場し、昨年のInterBEEでも大きな注目を集めました。
例えば、これまでにもProceed Magazine等でご案内してきたNDIでは、NDI 5よりNDI Bridge機能が新たに追加されました。
他にもSRT = Secure Reliable Transport と呼ばれるプロトコルが一気に台頭してきています。
その名の通り、安全(Secure)で、信頼性がある(Reliable)、伝送(Transport)ができるところが特徴のSRTと、アプリケーションレベルで実装されたNDI Bridge。
「それぞれの魅力は?」
「具体的には何ができるの?」
「クオリティーは?」
「両方同時に使ったら?」
といった疑問の数々や、今後活用が見込まれるシーン等について、お馴染みの講師陣が丁寧に解説します。
今回は渋谷区にある「Lush Hub」と千代田区にあるアスク・エムイーショールーム「エースタ」を実際にSRTで接続しながら生配信するという初の試み!
SRTやNDIに関する皆様の疑問にお答えします!
概要 - アーカイブ映像公開中
アスク・エムイー × ROCK ON PRO 共催 NDI / SRT 映像伝送セミナー
『NDI & SRT を活用した映像伝送 〜SRTで2拠点間をつないでみよう!〜』
日時:3/2 (水) 16時〜17時
参加費:無料
視聴方法:You Tube Live
LUSH HUB側配信
LUSH HUB側配信URL:https://youtu.be/PzibZ3wKPDQ
エースタ側配信
エースタ側配信URL:https://www.youtube.com/watch?v=NK8AN1UsCRo
講師紹介
株式会社アスク
アスク・エムイー/テクニカルサポート
テクニカルサポート 松尾 勝仁NDIの開発元であるNewTek社のライブ映像プロダクションシステム Tricasterのテクニカル担当。 国内でも多くの実績を持つTriCasterを黎明期から技術担当として活躍。 NDI バージョン1発表からこれまで国内各地で紹介している伝道師的な存在。
株式会社リーンフェイズ
アスク・エムイー/マーケティングマネージャー
三好 寛季氏NewTek社を始め、アスク・エムイーが取扱う映像機器のマーケティング担当。 4年制専門学校を卒業後に映像制作会社で務めるも短期間で挫折、 フリーランスになるもすぐに挫折、機材好きが高じて現職に落ち着く。常に興味津々なマーケター。
株式会社メディア・インテグレーション
ROCK ON PRO / Product Specialist
前田 洋介レコーディングエンジニア、PAエンジニアの現場経験を活かしプロダクトスペシャリストとして様々な商品のデモンストレーションを行っている。映画音楽などの現場経験から、映像と音声を繋ぐワークフロー運用改善、現場で培った音の感性、実体験に基づく商品説明、技術解説、システム構築を行っている。
ウェビナーで使用されていた、NewTek TriCaster、AJA BRIDGELIVEに関するお問合せは下記コンタクトフォームからお願いします。
Broadcast
2021/02/16
テレビ愛知株式会社 様 / 〜従来の感覚をも引き継ぐ、Avid純正のコンソール更新〜
愛知県を放送エリアとするテレビ東京系列のテレビ愛知、MA室の更新が2020年初頭に行われた。10年以上に渡り使われてきたAvid ICON D-Control(導入当時はDigidesign社)から、Avid S6へと更新されている。同時にファイルベース対応など、最新のトレンドを念頭にシステムを設計、その詳細をレポートしていく。
D-Controlを継承するS6を
テレビ愛知では、MA室のメインコンソールとして10年以上に渡りAvid ICON D-Controlを使用してきた。テレビ局のIn The Box用のコンソールの導入としては、非常に早いタイミングから活用されてきたわけだが、当時、限られた予算の中でもMA室のシステムは今後DAWが主流になるということを予想し、先行して導入に踏み切っている。今回の更新では、逆説的な候補としてアナログコンソールなども挙がってはきたが、やはり、これまでの使い勝手の延長線上にあるAvid S6を導入することとなった。
すでに10年以上に渡りD-Controlを使ってきているため、導入に際してオペレート上の不安も少ないというメリットは大きかったようだ。Avid S6自体もバージョンアップを重ね、D-Controlを使用してきたユーザーからのフィードバックが多数反映されていることも背中を押した一因となっている。物理的なボタンの有無などの差異はもちろんあるが、すでに現在のAvid S6は、ほぼD-Controlで実現していた機能を網羅していると言っていいところまでブラッシュアップされている。
Avid S6の導入にあたりフェーダー数をどうするかは、かなり議論が行われたポイントだ。D-Controlは32 Faderであったが、Avid S6に更新を行うにあたり32Faderが本当に必要かどうか?ということが実機でのデモなどで検証された。Avid S6はLayout Mode、Spill Modeなど様々な工夫が行われており、最低限のFader数でミキシング作業を快適に行えるようになっている。これは、エンジニアが音響的にベストであるセンターの位置に座ったまま作業が行えるようにするという工夫でもあるが、これらの機能を実際に体験いただいて最終的には24 Faderという決着を見ている。メインエンジニアは最低16 Faderあればミキシングが行えるという判断をしていただいているが、やはり、効果担当を含めた2名体制でのミキシングもある。ここは16Faderではさすがに心もとない、ということもあり24 Faderがセレクトされた。
机上にS6が置いてあるようにも見えるが、一体となった専用設計のデスクとなる。センターポジションで、編集もミキシングも両方が行えるようにレイアウトされている。
D-ControlからAvid S6への更新を行ったことにより、コンソール自体のサイズはかなり小さくなった。特に奥行きが短くなり、部屋が広く使えるようになったのが使い勝手としては非常に大きなポイントとなっている。ディレクターのデスクに収められていたアウトボード関係も、必要なものはサイドラックへと移設され、足元の空間を十分に確保することができるようになっている。これはエンジニアだけではなく、ディレクターなどこの部屋を利用する方からも好評であるということだ。このレイアウト変更によりエンジニアは前を向いたまま、ほとんどの作業を手の届く範囲で行うことができるようになった。
Avid S6が収まるデスクも、作業を常に正面を向いて行うことができるように特注設計となっている。Avid S6を購入すると付属するFader手前の手を置く部分はBolsterと呼ばれるのだが、Keyborad、Mouseを置くには少し幅が狭い。Keybordトレイなども準備されているのだが、台本を置いたりということを考えると写真で確認していただけるような形状が望ましい。このデスクはAvid S6の各モジュールを収めるフレームを純正のカバーで仕上げるのではなく、そのままデスクに埋めることで手元のスペース拡大を実現している格好だ。
テレビ愛知株式会社 デジタルネットワーク局技術部 水野 正基 氏
株式会社アイプロ 技術部長 牟禮 康貴 氏
株式会社NAV 名古屋事務所長 高野 矢守至 氏
効率を実現したDAW環境
システム面では、Avid MTRXをAvid Pro ToolsのI/Oとしている。このMTRXで信号の集約を行い、モニターコントローラーとしてはTac System VMC-102を導入した。VMC-102を導入することでDAWのPCが起動していなくてもモニターセクションの切替が行える。一般的なコンソールで言うところのセンターセクションの機能を受け持っているわけだ。これはPCが不具合を起こした際にも最低限の作業は行えるようにという工夫の一つとなっている。また、VMC-102の最新バージョンアップで実装された、Blackmagic Design Smart Videohubのリモート機能も活用している。ブース、コントロールルームに映す映像の切替を、VMC-102での音声のモニターソース切替に連動させることで、オペレートの手順を削減することに成功している。たとえば、モニターソースとしてPro Toolsを選択すれば、各所のVideo MoniterにはPro ToolsのVideo出力が自動でパッチされる。同様にXDCAMを選択すると、音声映像ともにXDCAMに変更されるということだ。これは作業上オペーレートミスを減らすことにも直結しストレスフリーな環境を実現している。
ラックに収まったAVID MTRX。Analog 8IN/8OUT、64ch Danteがオプションとして加わっている。
モニターコントローラーとしてDAW PCが起動していなくてもコントロール可能なTAC SYSTEM VMC-102。映像モニターの切り替えもワンボタンで行えるように設定されている。
DAW環境周辺でのこだわりは、38inchのUltra-Wide Displayにある。多くの情報を見渡すことができるこのDisplayの導入はIn The Boxでのミキシングを前提とした環境においては非常に効果的。タイムラインの表示においては、前後長時間の表示が可能であるし、ミキサー表示においては多くのフェーダーを表示することができる。単純に言えば情報量が増えるということになるが、これは作業を行う上で非常に効果的だと言える。
広大な表示領域を提供する38-inch Ultra wide Display。解像度は3840x1600
予想外のマッチング、ATCとEVE
数多くの機種から選びぬかれたメインモニターのATC SCM25a。3-Wayのスピーカーでスタンドは日本音響エンジニアリングによる特注設計品
ミキサー席右に設置されているラック。元々、背面のディレクターデスクからの移設のSSL X-RACK、NEVE 33609、AJA KiPro GOが収まる
今回の更新ではモニター・スピーカーも一新している。様々な機種を持ち込ませていただき、比較試聴をしていただいた結果、ATC SCM25aが選択された。以前はDynaudio Air15を使われていたのだが、MA室を利用するエンジニアのほぼ全員がATCに好印象を持ったため、このスピーカーが選択されている。しっかりとしたボリューム感を持ちつつタイトに鳴るこのスピーカーは作業がやりやすいと好評であるということだ。スモールとしては、EVE AUDIO SC203を導入いただいている。不思議なことにATCとEVEのキャラクターが非常に似通っているため、切り替えた際の違和感も少なく、バランスを保ったままLarge/Smallの切り替えができるのでこちらも好評であるということ。ATCのスピーカースタンドは、内装工事を担当された日本音響エンジニアリングの特注設計品。また、コンソール背面には同社の特注AGS音響衝立が設置され、メインモニターとコンソール背面まわりの音場を整えることに一役買っている。
テレビ愛知ならではの導入機材としては、AJA KiPro GOが挙げられる。これまでは確認用のデータを民生のDVD Recorder、もしくはSDカードへ録画し、各所へ確認用として配布していたワークフローを更新した格好となる。複数のレコーダーの操作がKiPro GO 1台に集約することができ使い勝手が向上した部分とのことだ。また、機材もコンパクトなため機器の実装スペースの削減にもつながっている。AJA KiPro GOは同時に4系統のHD VideoをUSBメモリに録画できる製品。すでにDVDの需要は減っていたためデータでのワークフローとし、シンプルなこちらの製品へと更新された。
従来環境と違和感なく、効率的でコンパクト
トータルとして見ると放送局ということもあり突飛な選択は行わずに、最新の製品を組み合わせることで効率的でコンパクトなシステムが実現できている。ただし、コンパクトになっても機能面では妥協はなく、ブラッシュアップされた部分も多い。ファイルベース・ワークフローへの対応としてNon-Leathal Application Video Slave Pro 4の導入、VTRもSONY XDCAM Stationへの更新など編集システムの更新により、どのような変化が起こったとしても柔軟に対応できる準備が行われている。また、システムの中心であるPro Tools、およびMTRXに関しては、持ち出し収録用のシステムを同一の製品とすることでバックアップ体制をとっている。MA室のPC、MTRXが故障した際には、可搬のシステムとリプレイスが行えるように冗長化がなされている。
実際にオペレートを行っている方の感想としては、導入直後よりD-Controlに慣れていたこともあり、非常にスムーズにAvid S6へと移行することができたとのことだ。また、コンパクトなサイズになったことで、すべてのスイッチ、ノブへのアクセスが容易となり、作業環境としての使い勝手は間違いなく向上している。やはり手の届くところに様々な機器が実装されているのは便利だ、と非常に高い評価をいただいている。今後、映像含めたファイルサーバーの更新なども予定されているということだが、それらにも柔軟に追従し、使い勝手をキープしたまま作業を行っていただけるシステム更新となっている。
さすがはAvid純正同士のコンソール更新、という面目を保つことができた今回の更新。従来のシステムを知り尽くしたユーザーだからこその気付きも数々ありながら、実際の導入後に満足感の高いコメントをいただけたことは、Avid S6の完成度の高さを改めて証明しているのではないだろうか。
写真手前右から株式会社アイプロ 牟禮康貴氏、渡辺也寸志氏、株式会社NAV 高野矢守至氏、写真奥右からROCK ON PRO 前田洋介、テレビ愛知株式会社 水野正基氏、株式会社アイプロ 山本正博氏、テレビ愛知株式会社 安松侑哉氏、ROCK ON PRO 廣井敏孝
*ProceedMagazine2020-2021号より転載
Event
2018/09/19
ヨーロッパ最大の放送機器展 IBC2018からダイジェストレポート!!
オランダ・アムステルダムで開催されているヨーロッパ最大の放送機器展となるIBC。公式サイトによると1700社の出展があり、期間中の来場者も57000人オーバー、世界170カ国からの参加とまさしくワールドワイドな規模で執り行われています。ROCK ON PROでは今年も現地へProductSpecialistの前田洋介と丹治信子が向かい、現地からの最新情報をレポート、随時アップデートしています。ここではその中から注目情報をダイジェストで紹介、また掲載しきれない各レポートへのリンクも用意しましたので余すところなくチェックしてください!
目次
IBC 2018 : AVID
IBC 2018 : iZotope
IBC 2018:Dolby
IBC 2018 : Blackmagic Design
IBC 2018:GB Labs
さらに注目のレポートはこちらから!!
IBC 2018 : AVID
・AVID Partner Conference
IBC 2018の前日に開催されたAVID Partner Conference。ここでは、放送機器展らしくVideo関連の新製品が大きくフューチャーされていました。特にNAB 2018で大きく取り上げれたSaaSベースのCloudサービスである、「AVID On Demand」。このサービスは、すでに2018.6に第一弾リリースが終わっており、9月と11月に予定されている大規模な機能追加のアップデートが告知されました。NAB 2018で発表された機能が、順次搭載されていくというものではありますが、今後のAVIDを占うプロダクトとして集中して開発が行われているということを感じさせる精力的な内容。
個別の機能に関しては、スライドを参照ください。あまりにも多くのリリースが詰まっていて、第一報としては書ききれません。順次、個別のサービスに関しても情報をお届けします。
Audio=Pro ToolsのMedia Centralへの統合というところがRock oN的には気になりますが、これに関してもしっかりと考えているという言葉が聞けました。まずは、AVID | On Demandをしっかりとスタートさせ、次のステップとしてAudio Productとの統合を考えているということ。このままのペースで開発が順調に進めば、2019年中に何かしらのリリースが出来るのではないかという話です。音素材のAsset管理。これが統合されればこれまでにないエポックメイキングなサービスとなるでしょう。来年のNAB 2019でなにか情報が出ることに期待したいと思います!
・AVID MTRX SEQ option/Dante option
IBC 2018のAVIDブースのS6コーナーは例年通りAtmosのFutureが視聴環境と合わせて行われていました。そこには、すでにリリースの始まったMTRX SEQ optionとともにDante Optionが展示されていました。まずは、SEQ Option。こちらは、トータルで1024 ch分のEQとDeley機能をMTRXの持つ強力なMonitor Sectionに追加するというもの。各チャンネルに8bandのEQとDelayが実装されます。操作は、DADman application上から。EQのON/OFFも出来るというかなり作り込まれた仕様。EQ typeもパラメトリックだけではなく、シェルビング、フィルターなど選択が可能となっています。
もう一つのDante optionは1枚のMTRX option cardで、128chのハンドリングが可能な仕様になるということ。大規模なシステムアップを考えた際に、従来のDante Option(Main boardのNetwork portをDanteに変える製品)では64chという上限がありましたが、この新しいオプションを使うことでCh数の上限が事実上なくなります。登場時期は未定ということですが、楽しみな製品です。詳しくは、別途記事を作成予定ですが、Dolby Atmos Renderer Ver.3も同時に展示が行われていました。従来のMonitorとRendererが統合されてシンプルになったDolby Atmosシステムです。
・AVID Pro Tools | Control Update
IBC 2018、AvidのPost Productionコーナーに展示されていたPro Tools | DockのiPad画面に、なんとMonitor Controlが!!要望の多かったMTRXのコントロールがiPad上のPro | Control softwareから行えるようになるということです。基本的な機能はS6のタッチスクリーンから行えるものと同等です。X-MON互換のControl Roomコントロールと4系統のCueのSourceセレクト、そしてボリュームコントロールが行えるというものです。S3との組み合わせでも、もちろんiPad単体でもMTRX内部のMonitor Sectionにアクセスして制御ができるということになります。リリースは11月を予定しているとのこと。InterBEEでは正式リリース版が見られそうですね!!
・Avid Media Composer
Avid Japan西岡氏に2018年11月までに追加されるMedia Composerの新機能をいくつか紹介して頂きました!! まず、DNxUncompressedですがこちらは4:2:2 32bit float MXFで非圧縮のインポート、エクスポート、レンダリング、ミックスダウンをサポートします。非圧縮なのにDNxがつくのは、DNxに含まれているメタデータを持つことができるためだそうです。4K In-context Title ToolではMedia Composer内で、4Kサイズでのタイトルを作成することができるようになりました。また、Color Correctionは部分的にカラーコレクションを施したいとき、シェープを描くことでマスクすることができます。
DNxUncompressed
4K In-context Title Tool
シェープに対応したColor Correction
・AVID MediaCentral | Editorial Management
NABで発表されたMediaCentral | Editorial Managementが6月にリリースされ、リリース後のお披露目になりました。Media Composerでは、HyperBin構造を使用し、編集効率を上げることができます。MediaCentral | Editorial Managementでは、基本的にはアクセスするエディタのライセンス数で料金が決まりますが、ロギングをしたり、メディア管理のためにフルのEditor権限が必要なく、課金もないため、アシスタンスやディレクターがクリップに対して、素材プレビューなどを自由に扱えるエコシステムになっています。
またMedia Central|Panel for Media Composerでは、プロジェクトウィンドウからEditorial Managementにアクセスし、NEXISのRead権限のあるユーザーはNEXIS内のワークスペースをブラウズ、検索することができ、誰でもMedia Composerでメディアをコピーすることなく直接再生することができ、Interplayのアセット管理をより簡単に使用することができます。
IBC 2018 : iZotope
Music Rebalance
ポストプロダクション作業を行うのになくてはならないツールの一つとなっているiZotope RX。すでに事前情報をチェックされている方も多いかと思いますが、IBCに合わせてリリースが開始されたRX7の情報をお届けします。
やはり一番の注目はOzone,Nucleusに搭載されているAssistant機能ではないでしょうか?ノイズを自動解析して3通りの除去の手法をおすすめしてくれるこの機能。一度アナライズを行うと3種類のモジュールの組み合わせを提案されます。それらをプレビューして、一番望ましい結果を得られるものを選択、しかもそのかかり具合の調整も可能。更におすすめの各モジュールの個別の調整も出来るという。まさにSuggest=「提案」してくれるツールとなっています。
もう一つの注目はMusic Rebalanceです。Vocal,Bass,Pucssion,Otherの4つにミックスされた音源を解析。それぞれのバランスを変更することが出来るという驚きのツール。4つの音源のバランスは、-∞にまで調整をすることが出来るためミックスされた音源からボーカルだけを抜き出すといった芸当も可能です。
Repair Assistant
Dialogue DeReverb
Dialogue Contour
他にもDialogue DeReverb、Dialogue Contureが新しく登場。セリフについてしまった余計な響きを除去したり、録音後にイントネーションを変化させたりということを実現しています。驚くほどの効果を持った各モジュールのブラッシュアップとともに、新機能も追加されているRX7。ブースでデモをしてもらいながら話をしていると、どんどん人が集まってきたのが印象的。世界的に注目されているアプリケーションであることを改めて実感しました。
IBC 2018:Dolby
DOLBYブースではDolby Atmos / Dolby Visionに関してのアピールが積極的に行われていました。最初は、コンテント・パートナー、デバイスパートナーが順調に増えていることのアピール。皆さんのよく知っているメーカーが数多く含まれているのがわかりますね。NEWSとして、月曜日にApple TV 4KとiTunesがDolby Atmosに対応したというアピールが。再生環境に関して、非常に身近なものになっているということがわかります。
そして、IBC 2018に合わせてリリースとなったDolby Atmos Renderer ver.3。Mastering Suiteに対して大きな機能更新が行われています。これまでwindowsのみであった対応が、Win/Mac両対応に。MADIのみの入出力であったのが、Danteにも対応し、大規模な機能向上が図られています。さらに、これまで、Dolby Atmos MonitorとDolby Atmos Rendererという2つのアプリケーションだったのが、1つのアプリケーションに統合され、セットアップなど簡単かつ安定したシステムが構築可能になったということ。
制作から配信、受像機まで、全てにおいてDolby Atmosの採用は 順調に進んでいることが大きくアピールされていました。Renderer Ver.3に関しては、Dolby RMUのご案内とともに情報をご提供していきますのでご期待ください。
IBC 2018 : Blackmagic Design
IBC 2018のBlackmagic Designブースでは、遂に完全体となったFairlightの姿が!! これまでの展示会ではモックアップの部分が多く、残念な感じでしたが、遂に完動のプロダクトモデルが展示されていました。すべての機能がボタンにアサインされ、10月11日のリリースに向けて最終段階に入っているということ。シャーシの内部には、InterfaceであるSX36が実装され、PCとはシンプルなコネクションで済むようにブラッシュアップされていました。
IBC 2018:GB Labs
Mosaic
超高速NASのSPACEシリーズを展開するGB LabsはIBC 2018に合わせ、多数のアップデート情報を展開していました。一部は、NAB2018時点で発表があったものも含まれますが、この数ヶ月のうちにリリースとなった製品も多くあるということです。
FastNasシリーズにメディアアセットの機能を追加するMosaic。シンプルなメディア アセットで、メディアの検索やプレビューすることでユーザーが探しているメディアを簡単に特定することができます。初回のバージョンということで、機能的には多くは盛り込まれていませんでしたが、今後NLEとの連携機能など様々なアップデートのアイディアがあるということ。また、簡単にメタデータを追加することもでき、ユーザーがメディアをインジェストした時点でメディアの分類をすることもできます。こちらの機能は、FastNASシリーズのみに追加。SPACEシリーズへの機能追加はもう少し時間がかかるということです。
Spaceシリーズには、強力なリダンダント機能が追加されています。サーバーの筐体自体をミラーリング的に動作させることが可能な機能。1台のサーバーに障害があったときには、スタンバイしているもう一台のサーバーが2秒以内に起動し正常な一台へと動作が乗り変わるということです。スイッチの2重化、サーバー電源の2重化は普通に行われていることですが、サーバーの筐体ごと二重化するという非常に堅牢なシステムアップが可能となります。ユーザーからは、一つのIPで見えるようになるため、使い勝手的にも一般的なNASと何ら変わらず、特に意識せずに利用することが可能だということ。さらにスタンバイしているサーバーは単純にミラーリング的にコピーを取り続けるだけではなく、Read時には2台からデータを読み出すような動作を行うことが可能、1台で作業するよりも40%も高速にReadができるようになります。
さらに注目のレポートはこちらから!!
IBC 2018:Fraunfoher
IBC 2018:Nugen Audio
IBC 2018 : YAMAHA
IBC 2018 : AJA
IBC 2018:DirectOut
IBC 2018:Solid State Logic
IBC 2018:Water Bird
IBC 2018:Shure
IBC 2018:ZOOM
IBC 2018:Cinedeck
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IBC 2018:Edit Share
IBC 2018:Thechnical Poster
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IBC 2018:REIDEL
IBC2018 : DISK ARCHIVE
IBC 2018:Dalet
Tech
2017/09/22
Pro Tools Information / Artist | DNxIV 日本語情報がAvidブログで公開されました!
先日のIBC 2017にて発表されたAvidの新しいビデオI/OであるDNxIVについて、日本語での情報がAvidブログで公開されました。DNxIVはAja io4Kをベースに、Avid Media Composer向けの新たなポータブルビデオI/Oとして開発されたOEM製品です。DNxIVとAja io4Kのハードウエア的な違いはフロントにあるナレ録り用のXLRオーディオ入力。小規模なスタジオで簡単なナレ録りしかしない、といった場合などに便利に使えそうですね!
近日登場予定のMedia Composer 8.10にてMedia Composerに正式対応、気になる価格は定価¥383,400(本体価格¥355,000)。発売時期はMedia Composer 8.10のリリースと同時期と予測されています。ROCK ON PROとしてはVideo SatelliteやPro Toolsへの正式対応が気になるところですが、これらは将来的なアップデートで実現される予定とのこと。
発売はまだ先になりそうですが、SDI、HDMI、XLR、RS-422やタイムコードなど、今日の多様なメディア制作に対応する幅広いアナログおよびデジタルI / Oを備え、高度なオーディオ機能、最大50p/60p フレームレートの 4K/UltraHD にも対応したコンパクトなビデオI/Oの登場に期待が膨らみます!
詳細はこちら>>Avid Artist | DNxIVをIBC 2017で発表
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2015/05/29
After NAB 2015 Report !! 北米最大の放送機器展が東京・大阪に上陸!!
北米最大の放送機器展、NAB Showの成果を日本国内でも紹介するAfter NAB 2015が開催されました。今年は5/21,22に東京、そして5/26には大阪でも開催と昨年よりさらに規模を拡大し、NABで発表された多くの新製品が一同に介するより一層注目度の高いイベントに。各国内代理店の展示はもちろんのことセミナーセッションも数多く行われ、昨年以上の来場者で賑わったのではないでしょうか。NABレポートとは一味違う現実感の高い各国内代理店の展示の数々、早速東京会場での各ブースをご紹介していきます!!
G-TECHNOLOGIES
注目度の高いevシリーズを大展開!!普通のカートリッジタイプのHDDと違い、カートリッジ自体がUSB3.0のHDDとなっているのが特長。スタジオなど据え置きの環境ではThunderbolt接続の高速なストレージとして、持ち歩きの際もUSB 3.0の高速性、利便性を保つことの出来る使い勝手に優れたシステム。
カートリッジを購入の際にはシリコンジャケットが付属するのも嬉しいポイントです。HGSTの傘下となり、更に安心感を増しているG-TECHNOLOGIES。会場には間に合わなかったということですが、従来の2BayタイプとなるG-DOCK evの弟分、G-drive ev atcもリリースが始まったということ。持ち運べるストレージをお探しの方、注目ですよ!!
AJA/Timecode system
AJAのブースにさり気なく置かれていたのがNABの会場でも密かな人気となっていた「TImecodebuddy」。詳細はNABのレポートをご覧いただくとして、簡単にご紹介をすると、LTCをワイヤレスで飛ばすことの出来るシステム。
最新の「PLUSE」「WAVE」はWiFiでの伝送。手軽にTC同期のとれた映像と音声の同期を実現する画期的なシステム。収録時にこれさえあれば後の編集作業の効率アップにつながること間違いありません!!
そして、発売が始まっているCION。国内でのデモ貸出キャンペーンも始まり、今後の展開から目が離せません。グレーディングなしでも利用できるクオリティーの画質を目指すという、RAWで撮影して現像してというワークフローに疑問を考えている方には是非とも試していただきたいカメラです。
ASK
AJAブースの片隅で見つけたのがこちらのThunderboltケーブル。コネクター部で光信号に置き換えて伝送しているということですが、3~4万円で10mのケーブルが提供できそうだとのお話しも。ちょっと長く引き延ばしたいときに問題になることが多いThunderbolt Cableにこのようなプロダクトの登場は嬉しいニュースですね!!
伊藤忠ケーブルシステム/G&D
システムの縁の下の力持ち、KVMのシステムを展示していました。音声の業界では使われていないG&Dというメーカーの製品。最大4Kに対応した1対1の光ファイバーによる長距離伝送システムと、X-Yマトリクスを実現した大規模システムに対応する製品。実際に触らせてもらいましたが、切替のレスポンスの良さは驚くほど。切替時にMouseが一瞬固まったりといったことがよくあるのですが、瞬時に接続が確立されるあたりに製品レベルの高さを感じさせます。
2台のPCを並んだディスプレイに表示させた際などはMouse Overも可能。元々が航空管制や船舶、証券等の現場で使われている製品との説明を聞いて納得。1分1秒を争うクリティカルな現場での実績は伊達ではありませんでした。
共信コミュニケーション/MISTIKA
グレーディング、フィニッシングツールとして一歩先を言っているMISTIKA。すでに8K対応までをも実現したこのシステム。DIツールとしてのインジェスト機能と共に、NLE、テロッパー等とのシステム連携も強化され、ワークフローの中心として入口と出口をしっかりと固めます。HDRにも最新版で対応とその開発スピードにも注目です。
AVID
NABで注目を集めた新製品の実機は間に合わなかったと、残念そうなAVIDのスタッフ。しかし、DNxIO、ISIS1000,S6 Surround Pannerと注目のプロダクトは多数登場しています。それらの質問をするお客様がひっきりなしに訪れているのが印象的。やはりその注目度の高さを実感します。特にDNxIOは待望のAVID純正4k対応のインターフェースということで興味の中心と言えるでしょう。
報映産業/Facilis
エンタープライズ向けサーバーとして導入されている現場を目にすることの多いFacilis Terra Block。これまではFC接続の高速なSANとして進化を続けていましたが、近年では1GbE、10GbEでの接続もサポートし、その高速性はそのままに使い勝手が上がっています。やはりFCベースなるとスイッチのコスト、NICのコストなど本体以外のバックボーン構築に予算を費やすことになってしまいますが、Ethernetベースであれば価格のこなれたスイッチの利用も可能。NABではSSDの搭載モデルも登場し、その高速性にも磨きがかかっています。ちなみにSSD搭載モデルは4K DPXが2ストリームというカタログスペック!!
Photron/Telestream Vantage
NABでも高い注目を集めたプロダクトの一つ、Telestream Vantage。国内でも徐々にFIlebase Workflow構築のキーデバイスとして認知が向上してきています。オートでのタイムストレッチツールのTEMPOや、CMの自動挿入など、放送局でのワークフローを加速するツールが発表されています。詳細はNABレポートを御覧ください。
Blackmagic Design
今年も多くの新製品を発表したBlackmagic Design。会場での注目はDaVinchiに集まっていました。価格破壊とも言えるそのコストを武器に業界に嵐を巻き起こしているグレーディングツール。前回のバージョンで手に入れた強力な編集機能に続き、今回のVer.12ではマスクの自動追従の進化と、プロジェクト単位でのプレビュー最適化が行われています。ユーザー目線に立った、利便性の向上が目立ちます。
もちろん、カメラも国内上陸!!国内のユーザーがどのような反応で受け入れていくのか?非常に楽しみですね!!
Roland
今年唯一の音響メーカー出展となるRolandからの新製品は業務用Video Switcher V-1200HD。10系統のHD-SDIを持つこのスイッチは中小規模の現場にベストマッチするプロダクト。
またRoland渾身の大規模Audio Mixer ORCHAとオプションカードを共通しているのがポイント。HD-SDI、MADI、FCなどAudioだけにとらわれないモジュールが登場しているのが印象的です。Rolandが推し進めるREACと映像回線の融合が今後一層進化を遂げそうです。特にイベント会場等ではRoland製品でシステムを組むとシームレスなトータルシステムを作れることになりますね!!
ORCHAは新バージョンも発表され、REAC接続のパーソナルミキサーM-48のリモート制御を実現するということ。ミュージシャンのモニターに問題が出た際に、そのパラメーターを手元のM-48で再現し、適切に調整した後にその設定を送り返す。そういったことも可能となります。FoHで利用したら、非常に強力な機能だと思いませんか!?
大阪では、すっかりシンボル的存在になったグランフロント大阪で開催。東京会場と同等の展示が展開されたようで、その地の利から中四国方面も来場があり、終了間際まで多くの来場者で賑わったとのことです。そして会場では4Kが一つのキーワードに。カメラ、そして編集機といった製品が4Kをアピール。中でもBlu-rayの4K対応パッケージの規格が発表されたりと現実化に向けて一気に加速している実感があり、システムのバックボーンとなるKVMシステム、エンコーダー等の4K対応製品の展示も数多く見られたことを振り返ると変革期が訪れていることを感じさせます。
音声の方はネットワークオーディオがやはり大きなキーワード。今回会場ではそれほど見られませんでしたが、出展2社(AVID,Roland)ともに展示されていたAoIPのソリューションからはPtoPの接続からスター型の接続へと変化の加速を感じます。各社がAES67、AVBなど各種規格を採用していますが、徐々にそれらの規格も相互接続性を確保する方向への進化が見られます。この潮流について今後の動向に注目です!!
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2014/06/04
NABで発表の新製品が続々日本上陸!! AfterNAB Tokyo2014レポート!!
2回めの開催となるAfterNABが秋葉原のUDXビルで開催されました。InterBEEの主催団体である一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会とNAB日本代表事務所(映像新聞社)の主催で昨年より行われ始めた注目度の高いイベントです。
Rock oNレポートでもお伝えしている世界最大規模の放送機器展NABで発表された新製品の数々を国内でもご紹介を仕様という趣旨のこのイベント。NABに行っていない筆者は、実機との初対面も多くかなりアツい内容でした!!
会場を回ってみて感じたことは、ファイルベースのワークフローがまさに誕生している。サーバーを使った共有フローは当たり前のソリューションに成長しており、次のステップであるアセット管理、トランスコーダー、アーカイブなどの提案が多く見られたのが特等だと感じました。特にアセット管理は日本語対応の製品が登場してきているのが印象的。海外製品が多く感情表現など感覚的な言葉を残したいアセットのメタデータが英語のみだと事実上使い物にならなかったかと思います。この部分が日本語されることにより、今後活用が一気に加速するのではないでしょうか。
それでは、ブースごとにその展示をご案内していきたいと思います。
AVID
1口を入ってすぐにAVIDのブースがあります。ここでは、機器展示としてInterplayとS6を持込、AVIDの最新機材がズラリと揃っています。NABで注目を集めたAVID Everywhereは別会場でのセッションとして、セミナー形式で解説が行われました。このセッションは非常に高い注目度で会場に入りきれないほどのお客様が詰めかけていました。
やはり、次の世代のワークフローを、Pro Tools、Media Composerという2大アプリケーションを有するメーカーからの提案ということは、これまでにない画期的な出来事。プロダクトレベルではなく、プロダクトを包括した上位のシステム、ソリューションがまさに動き出そうとしていることを実感します。
共信コミュニケーションズ株式会社
共信コミュニケーションズブースは、常に人が絶えません。その理由は、展示の中心にある2つのソリューション「MISTIKA」と「QTAKE HD」。MISTIKAは最大8kまで対応したリアルタイム処理による高性能なフィニッシングツール。RAWデータの現像、編集、グレーディング等、編集作業に必要なツールがシームレスに統合されています。AVIDのシステムとの連携も強く、オンライン編集機としての位置づけでの運用も十分に可能な高性能システムです。
共信様では6月4日にメーカーのトレーナーを招いてのオープンセミナーを開催するとのことです。ご興味の有る方は是非ご参加下さい。
もう一つのQTAKE HDはHD Video Assistとメーカーがキャッチを付ける製品。NLEを前提とした撮影時に、次の工程で必要となる機能を提供し、高速化するまさにアシスト・アプリケーション。現場での利用を前提にタッチパネル・オペレーションを前提としたGUIを持ち、収録と同時にインジェスト、撮影記録に始まり、リアルタイムでのカラーグレーディング、バックグラウンドでのh.264 proxyの生成等、収録からNLEでの編集の間に必要と思われるほぼすべての機能を網羅したまさにアシストアプリケーション。シネマカメラが、政策の現場でも多く利用されるようになり、この製品のようなソリューションへの需要の高まりを実感します。
三友株式会社
AVIDの向かいには、三友株式会社さまのブース。こちらでの注目は、すでに納品実績も有るという4k編集用のターンキーシステム。Bluefishのカードを入出力に4kの編集作業を保証したターンキーシステムを展示していました。
カメラ、テレビといった、製作過程の両端はリリースされているが、その中間のワークフローの整備が進んでいないと感じていましたがこのようにターンキーシステムなどが登場すると、導入への現実感が高まりますね。
もう一つは、Skeed社のファイル転送システム。こちらはセキュアな環境での高速ファイル転送を実現するシステム。物理メディアの移動ではなく、ファイルの転送による素材の受け渡しを実現し、ファイルベースの恩恵を教授するためのキープロダクトの一つです。素材の漏洩などに対してクリティカルな、放送関係の制作現場で安心して利用できるソリューションです。
VGI
ビジュアルグラフィックス株式会社さまはEdit Shareの展示。NABで発表された最新バージョンV7の解説が中心。非常に多くの機能強化を実現したEdit ShareのV7、その中でも通目の機能は”airFlow”と呼ばれるもの。
これは、従来からEdit Shareが持っていたAsset管理ツールである"Flow Browse"を機能拡張し、インターネット越しにiPad等のモバイル端末からでもAssetの確認、管理が可能なソリューション。
インジェストされFlowに登録された素材をメタデータの埋め込み、使用素材の確認などをどこからでも行える運用の柔軟性の高いシステムです。
共有ストレージとしての堅牢性も世代を重ね安定感を見せるEdit Shareはワークフローに利便性をもたらす様々な機能が追加され続けています。今後も注目のソリューションです!!
CatDV
ASKブースの展示の中心はCatDV。このアプリケーションはアセットマネージメントのツール。アセットマネージメントと言うと、検索エンジンとプレビュー機能に注目されますが、このcatDVは更に一歩踏み込んだ機能を搭載した高機能なマネージメントツール。基本機能であるアセット部分は、サーバーにより共有されたアセット管理が可能、そのメタデータの項目は、任意に追加が可能な高い柔軟性を持ちます。共有されたデータベースは、ログインによるグループ管理が可能なため、表示項目、検索メディアなどを限定しての運用も可能とします。メディアの検索の際には、素材のサムネイルを確認できるリストビューを備え、素材を再生することなく、情報を一覧することも出来ます。
catDVならではの機能としては、高度なメディアマネージメント。トリム、分割、統合などはもちろんですが、素材をつなぎあわせてカット編を行い、FCPのシーケンスとしての出力が可能、もちろんAAF等での書き出しも。Vantageと連動してのファイルトランスコード等、アセットツールがNLEにデータを渡す際に、これができたら便利!という機能を盛り込んだ非常に強力なツールです。もちろん、ありとあらゆるcodecのVideo Fileだけではなく、Audio、Photo、更にはExel,pdf等のファイルも取り扱うことが可能です。もちろん日本語のメタデータ情報にも対応しています!!
英語ですが、紹介Movieをぜひご覧ください。特にSequence編集の紹介は、アセットマネージメントツールとしてだけではなく、ディレクターのカット編まではこのツール上で完結してしまうのではないかと思わせる機能。AfterNABで見つけたイチオシのツールです。
G-TECH
NABで登場の最新のThunderbolt製品がズラリ。New MacProとデザインを合わせたと思われる筐体が目を引きますね。ハードウェアレイドを搭載し、4driveのモデルでは、容量と速度の両立を狙っています。最新の6TBのHDDを搭載したモデルは、1台でなんと24TBもの容量と700MB/sの速度を発揮するとのこと。ハイエンドのThunderbolt storageとして注目ですね。細かい部分ですが、G-TECHは全製品に3年間の保証が付いているのもポイントではないでしょうか。
Canon
今回の会場で唯一テストシュートサイトを設けて展示を行っていたのがCanon。レンズ、C300/500に代表されるデジタル・シネマ・カメラ群が展示されています。
残念ながら、NABで発表されたXF205は見つけられませんでしたが、最新のシネマレンズはしっかりと実機が持ち込まれていました。
実は、このCanonブースにもASK取扱のTruZoomという製品が合わせて展示されていました。こちら、4Kカメラで撮影中のMOVIEをリアルタイムにクロップ/ズームして1Kで書きだすというもの。画面のざらつき、ノイズ、各月も開く非常にスムーズなパン・ズームが可能。カメラをリモートしている間隔での操作が非常に印象的でした。AJAのCorvid Ultraと組合せでのその機能を実現するということです。
RAID
昨年のNAB2013で驚くべき安定性で業界を騒然とさせたFreefly社のジンバル。会場では、実際に手にとって、その実力を体感できました!!
その実力は先ずはこちらの動画を御覧ください!!!
RAID様はFreeflyをまずはレンタルでスタートしているとのこと。個人的にも欲しくなってしまうこの製品、今まで大掛かりな仕掛けを使用しなければ撮影できなかった絵が手持ちで実現可能ですね。
media solution
株式会社メディア・ソリューションズさまは、Axleと呼ばれるメディア・アセットツールを中心に展示が行われていました。AxleはMacMiniなどを利用して、データベース管理と共にApachをベースとしたwebサービスを通じ、アセットのプレビューをLAN内で行うことが可能です。セキュリティーの問題も有り、外部からインターネットを通じてということは出来ませんが、非常に軽い動作のビューワーを備えサーバとなるPCがMac Miniでも4〜5台の同時プレビューが可能です。
展示のようにiPad,iPhoneなどでもプレビューが可能です。またまた承認用のボタンも用意されOK,NGの他になんとも曖昧なMaybeが用意されているとのことです。メタ含め全て日本語対応済みということでかなり使いやすいアセット管理のシステムではないでしょうか。
三信電気株式会社
三信電気株式会社さまは、LiveU社の中継システムの提案。以前より、モバイルWi-Fiサービスを通じての中継システムをリリースしているLiveU。従来は、DayPackサイズの機器でしたが写真の通り、非常にコンパクト且つ軽量なモデルが登場。感覚的には、従来のモデルと比較して半分以下になっていると思われます。回線速度に応じて、データ転送レートを変更し、途切れの少ない伝送を実現するLiveUのソリューション、すでに放送局での導入も進み中継車なしでの現場が実現しているということ。
BlackMagic
NAB 2014で数多くの新製品を発表したBlackMagic Design。AfterNABでは、注目度が一番高かったと思われる2種類のカメラを展示していました。制作向けの4KカメラであるURSA。
これは、レンズマウント交換式という画期的な機構を持つカメラ。もちろんプレビュー用の10inchのディスプレイ、Dual仕様のCFへの録画機能等、現場で必要とされる機能を網羅しています。
もう一台はスタジオ収録向けのStudio Camera。レコーダーレスで、1K仕様と4K仕様の2機種がラインナップされています。10inchの大きなビューワーと、Switchからの信号と連動した発行タリー等現場で重宝する機能を盛り込んでいます。ATEMのM/E Switchと組み合わせることで、驚くほど低コストで4Kのスタジオシステムの構築が可能。ハイエンドのUstream中継スタジオなど、コストと、クオリティーのバランスを重視する現場での導入が進むのではないでしょうか。
ATOMOS
コンパクトなVideo Recorderとして高い人気のATOMOSから最新のNinja Starが展示されていました。プロダクトのネーミングがSamurai,Ninjaとかなり惹かれるネーミングなのは日本人だからでしょうか?今回の新製品はNinja Starということでプレビュー用の液晶をなくしたコンパクトなCFをメディアとするレコーダー。
重量100g、バッテリーは5時間、記録方式はProResもしくはDNxHDというNLEですぐに編集可能なフォーマットをサポートしています。入力はHDMIということで、SDLRでの撮影の際に重宝するのではないでしょうか。軽量なため、ラジコンヘリコプターによる空撮などでも活用可能ですね。
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2014/05/28
ROCK ON PRO PRESENTS Avid Creative Summit 2014 @SOUND INN 開催現地レポート!!
未来を紡ぐ百花繚乱のプロダクト、Network、Cloud、あらゆる場所で私たちがつながる!
2014年5月15日、東京麹町に立地するSOUND INN Studio AにてROCK ON PRO presents AVID Creative Summitを開催、非常に多くのお客様にご来場頂きました。そのセミナー内容はほぼ全編をYou Tubeへすでに公開させて頂いていますが、ダイジェストにてその開催内容をレポートしていきます!
ROCK ON PRO presents AVID Creative SummitはAVIDのプロダクトを中心に、講師を招きお届けをしたセミナーセッションと、プラグイン・外部機器などを取り扱う協賛各社様によるブース展示で開催されました。ブース展示は総勢7社、それぞれ簡単にご案内するとM.I.D.様はSlate Pro RAVEN MTiを中心とした展示。このRAVENはRock oN店頭でご覧になった方も多いかもしれませんが、AES 2012での発表で世界中の注目を集めたタッチスクリーンを使った新しいDAW controller。ミキサーの操作だけでなく、編集操作もタッチスクリーンを使用してフィジカルに操作可能なプロダクト、会場でもその動作にお客様の注目が集まっていました。
MI7/Syntax Japan様はRMEを中心としたMADIのソリューション。すでに確立され、安定した技術であるMADIはその安定性とケーブル1本での64ch伝送という高い汎用性を併せ持ち、DAWのパワーが向上した現代だからこそユースフルな規格として脚光を浴びています。様々なコンバーター、MADI搭載Mic Preなどを展示していただきました。
タックシステム様
ブレインミュージック様
MI7様
TAC SYSTEM様はDirect Out Technologies社のMADI製品群。こちらの注目はもう一つの多チャンネル伝送技術として注目のAoIPであるRavennaとMADIのコンバーター。それぞれの特徴はありますが、相互につなぎ合わせることの出来るソリューションの登場はシステムアップの柔軟性を増すこと間違いありません。もう一つNTP Technologyも忘れてはいけません。こちらはDigilinkによるPro Toolsと直接接続も可能なMADI / Danteのコンバーターとなっており、様々な利用シーンに幅広く対応するプロダクトです。
BrainMusic様はいち早くAVID S6設置可能なAKA design社のスタジオデスクを展示。使い勝手の良さそうな機能性を持ったデスクにお客様からも多くのご反響を頂いています。
Formula Audio様はリバーブプラグインとして定番の地位を占めるAltiverbを開発するAudioEase社の製品群を展示。ご利用中のお客様も多く、現場レベルの質問が飛び交っていたのが印象的です。最近AAXに対応したのもTOPICでした。Media Integration 輸入事業部はWAVES,McDSP,Sonnox,SoundToy等様々な取扱プラグインを展示。その他にもEVE audioのスピーカー、輸入取扱いが開始されたばかりのLewittのマイクなど多彩な展示。AVID様はブース展示にもS6を持ち込んでいただき、S3Lと合わせて最新のコンソールプロダクトを展開。その製品詳細は、セミナー本編に譲ることとします。
宮地楽器様
フォーミュラオーディオ様
メディア・インテグレーション
第一章 :AVID Everywhereその未来を探る、Eyes on AVID S6 / S3 / Protools Connect
Session#1はAVIDの製品群が中心となる「Eyes on AVID S6/S3/Protools Connect」定刻の開始時間にはすでにほぼ満員の盛況となりお客様の期待を感じながらのセッションスタートとなりました。先ずは、Avid APAC Director of Sales(Audio)のチャールズ・テタズ氏によるNAB 2014で発表となったAVID Everywhere、Pro Tools Cloudのご説明。通訳はAVID JAPANの三橋さんに行っていただきました。
[caption id="attachment_16348" align="aligncenter" width="636" caption=""][/caption]
[caption id="attachment_16350" align="alignright" width="250" caption="Avid APAC Director of Sales(Audio) チャールズ・テタズ 氏"][/caption]
AVID EverywhereはこれからAVIDの向かう将来、そしてAVIDが提案する未来のワークフローを表すメッセージ。AVIDはサーバー、NLE、DAWと今後ワークフローの中核となるプロダクトを持つ企業であり、これからは機能強化はもちろんだがワークフローの強化につながる『Cloud』『Archive』といった提案を行っていくということを表明しています。その一つがPro Tools Cloudであり、遠隔地の作曲家とミュージシャンがCloud Networkでつながり作業を共有していくというソリューション。ビデオチャット等のコミュニケーションツールがPro Toolsに組み込まれ遠隔地で同じセッションを共有し作業を行うことが出来るというまさに未来のワークフローを提案しています。NAB 2014ではステージ上でその実演も行われていたため、リリースまでもそれほど時間がかからないのではないかと感じさせる完成度を持った内容。
[caption id="attachment_16349" align="aligncenter" width="636" caption="Pro Tools クラウド概要資料"][/caption]
[caption id="attachment_16356" align="alignright" width="200" caption="Avid プロオーディオ・ジャパンセールスマネージャー 常盤野 司 氏"][/caption]
NAB 2014で発表された事項の説明を引継ぎ、Avid Pro Audio Japan Sales Managerの常盤野 司 氏から『Archive』に関しての解説。ここでのトピックはPro Tools Sessionをパッキングする『PXF=Production eXchange Format』の発表。PXFはPro Toolsのセッションをアーカイブするためのフォーマットでレンダリングしたデータの保存や、フリーズトラック機能、セッションのプレビュー等アーカイブ向けの多数の機能を盛り込みます。また、Avidの他のアプリケーションとの共有、互換に関しても考慮して設計された、まさに次の世代へ『Archive』するための待ちに待ったフォーマットの登場です。過去のデータが開けなくなった、ということはこのPXFが解決をしてくれることとなるでしょう。
[caption id="attachment_16357" align="aligncenter" width="636" caption="PXFファイル概要資料"][/caption]
そして、AVID Audio Aplication Specialist Daniel Lovell 氏とROCK ON PROのプロダクトスペシャリスト2名(洋介・赤尾)によるAVID S6を中心とするコンソールプロダクトの解説を行いました。Daniel氏は日本国内に常駐する初のAplication Specialist。このポジションは、次世代プロダクトの開発、バグフィックス、βテスト等を行うまさに開発チームの一員と言えるポジション。国内ユーザーの声が直接開発チームへと届けられる太いパイプが日本に置かれたと言っても過言ではありません。
[caption id="attachment_16359" align="alignleft" width="250" caption="Avid Audio Application Specialistダニエル・ラヴェル氏"][/caption]
セッション本編はS6の開発バックグラウンドにあるヒストリーの解説から。先ずはAVID ICONシリーズ。世界で最も成功したコンソール(なんと販売実績は5000台以上)となったICONはなぜここまで市場に受け入れられたのでしょうか?世界の音を取り扱う現場がTapeからDAWに取って代わられ、その背景から一番効率よくDAWを操作できるコンソールとしてICONは誕生し市場に受け入れられていきました。しかし、ユーザーからはもう少しコンパクトにならないか?モジュールで必要な部分だけを購入できないか?等多数の要望が寄せられていたのも事実です。もう一つのバックグランドヒストリーはAVID system 5。その登場はなんと1998年、すでにデビューから16年を経過したこのプロダクトはもちろん今でも現役です。今現在でも導入の話を聞くことができる現行製品。デジタル製品としては異例とも言える長寿の秘訣はどこにあるのでしょうか?それは、開発コンセプトの時点から既に先進的であったモジュール構造と、ソフトウェアベースのシステムにあると言えます。誕生当初、純粋なDigital Consoleであったsystem 5は2007年にHybridシステムと呼ばれる統合型のDAWコントロール機能を手に入れます。その特長はなんといってもLayout機能と呼ばれる、複数のDAWを同一の盤面に展開して操作可能という柔軟性。バックボーンにネットワーク構造を取り入れていたsystem 5だからこそ実現した機能であると言えるでしょう。
そして、ICON・system 5という大きな成功を納めた2つのプロダクトの血統を受け継いだ次世代型のコンソールが当日32fader仕様として展示したS6。Pro Tools専用設計だからこそ実現できたICONの高い親和性とコンソールメーカーが次世代のワークフローを考え実現したHybrid機能。これらの利点を全て盛り込み、ユーザーから得たフィードバックを活かし設計されたのがこのS6です。感覚的にフィジカルなコントローラーとして残さなければいけない部分(フェーダー、ノブ)と何度もボタンを押したり、メニューの階層を潜ったりするのではなく、スマートにタッチパネルでオペレーションを行い、これらをクリアに切り分けてコンパクトに再設計された製品。それぞれのモジュールは完全に独立しており、ユーザーのニーズに合わせた柔軟なシステムアップが可能。もちろんソフトウェアベースの構成となっており、長期に渡りアップデートによる機能追加が行われ、system 5と同様に現場のニーズを満たし続ける製品となることでしょう。
また、今後予定されているS6のアップデート情報もここでは紹介していただきました。ICONで実現していたSpill Fader機能。これは1ボタンで、手元にGroupや、VCA masterなどを呼び出す機能。ICONからはもう一つ、プラグインパラメータをストリップのノブに展開可能なMAP機能。system 5の中心機能とも言えるLayout機能。非常に強力な追加が予定されています。これらはソフトウェアのバージョンアップで提供されます。今後も我々ユーザーの要望により、またワークフローの変化に追従し様々な更新が期待されます。
次のコーナーはS3Lを題材に、AVIDの持つ先進の機能をご説明。AVIDもAoIP=Audio over IPと呼ばれるネットワークオーディオの実現を果たしているメーカーの一つです。S3LではAVBと呼ばれる規格を採用、こちらも今後の展開が期待される技術です。そして、system 5、S6でも採用されるEuCon。DAWとコントローラーを接続するこのプロトコルもネットワークをベースとした非常に汎用性と柔軟性を併せ持った技術。S6&PT11の組合せではEuCon 3.0へとバージョンアップをしています。これによりS6の高度なVisual FeedBack、そしてDisplay Moduleに表示されるWaveformを実現しています。
最後のコーナーはこれからのソリューション、ワークフローをここまでにご紹介したAVIDのプロダクトとともに考えるというROCK ON PRO洋介からご提案のコーナー。音楽業界を考えると冒頭のPro Tools Cloudによるコラボレーションワークフローはまさに未来像でしょう。合わせて、AoIPによる柔軟なシステムアップ、Digital Mic等システムのデジタル化が大きな変革への道筋ではないでしょうか。これらの実現により作業環境から多くのストレスが排除され、より良い作業環境が成立するのではないでしょうか。
ポスト・プロダクションには、ファイルベース化による高効率化が求められると考えています。サーバーによるファイルシェアはもちろん、ファシリティーの共有による運用自体の効率化も求められる内容です。そのためには、KVM、Audio、Videoの回線にMatrixが必要となりますが、ここではそれらを実現するソリューションのご提案を行わせていただきました。
次は放送業界に向けたご提案として、作業の速度、確実性を求めたファイルベースでの高度に自動化されたソリューションワークフローのご提案。ここでキーワードとなるのがtranscoder。バックグラウンドで自動的に作業の工程を進めることが可能なエンジンを準備することで、作業効率の向上と確実性を確保することが可能です。最後に教育機関に向けたご提案。最新のソリューションワークフローを理解し運用が出来る人材の育成は今後の大きな課題。そのために必要な機材、ソリューションのご案内も行っているとお話をさせていただきました。
第二章 :東映最新ダビングスタジオ設計に見るDOLBY ATMOSとHDXの運用
[caption id="attachment_16367" align="alignright" width="150" caption="東映株式会社デジタルセンター 畠山 宗之 氏"][/caption]
休憩を挟み行われた、セッション2は次世代の音響フォーマットであるDOLBY ATMOSの解説を、国内で初のダビングステージとなる東映株式会社デジタルセンターの畠山 宗之 氏とDOLBY JAPAN株式会社の中山 尚幸 氏にお話を頂きました。
先ずは中山氏よりDOLBY ATMOSがどのようなものなのか、どのようなスピーカー配置なのか、そしてその制作においてキーワードとなるBedとObjectの解説、必要なエンコーダーとしてRMUのご紹介をしていただきました。そして、畠山氏からはPro Tools上での設定などを含めてのATMOSミックス手法を詳細に解説、実際にスタジオのシステムと合わせてご紹介頂きました。使用されているモニターから、その配置、更には実際の制作工程を丁寧に追っていただき、まさに日々行われている現場でのワークフローを解説。
[caption id="attachment_16435" align="aligncenter" width="636" caption="ATMOSでのスピーカーレイアウト"][/caption]
昨年秋のオープンから、まだ数名のエンジニアしか行ったことがないATMOSでのミキシング。その手法はまさに貴重な情報です。その詳細については是非とも公開されている動画をご覧頂きたいと思います。
最後に中山氏よりATMOSの世界市場での動向。このセミナー開催時点でATMOSでミックスされた作品は118作品以上、劇場は550以上、ダビングステージは55以上になっているとご紹介いただきました。
[caption id="attachment_16368" align="alignleft" width="250" caption="DOLBY JAPAN株式会社シニア・テクニカル・マネージャ 中山 尚幸 氏"][/caption]
国内でも稼働中の劇場が6館、年内には10館以上になる予定であるとのコメントも。世界的にもATMOS作品は増え続けており5.1chフォーマットであるDOLBY Digitalの立ち上がりよりも速いペースで世界中に広がっているとのことです。ちなみに稼働中の映画館は関東では船橋、幕張、日本橋、平和島。関西では大阪、和歌山と各地に展開しています。
なお、立体音響ということでアクション等の派手な効果音などを想像される方も多いかと思いますが、ATMOSはあくまでも臨場感の向上を主眼に設計されたフォーマットであり、その高い臨場感を是非とも体感してもらいたいとお話を頂きました。今後続々とDolby ATMOS導入予定映画館が増えていきますので、是非とも一回体験をしていただきたいところです。
第三章 :リアルJazz Vocal 録音体験で知る、Recording Engineer ニラジ氏のテクニック
[caption id="attachment_16369" align="aligncenter" width="636" caption="サウンドエンジニア ニラジ・カジャンチ氏"][/caption]
最後のセッションはエンジニア、ニラジ・カジャンチ氏をお迎えしてのボーカルレコーディングセッション。まずはニラジ氏のプロフィールのご紹介から。フィル・ラモーン氏を師徒してNew YorkのHit Soundでそのキャリアをスタート、ミックスよりもレコーディングが好きだとお話いただきました。そしてROCK ON Staffも知らなかったPro Toolsの便利なTIPSも。
[caption id="attachment_16436" align="alignright" width="100" caption="通常設定での-18db"][/caption]
まず初めのTIPSはどのようなレベルでレコーディングを行うのか、自身のRefernceをどのように設定するのかについてのお話。レコーディングにあたっては使用するアウトボードの美味しい部分を余すところ無く引き出すのがレコーディングのクオリティを上げる条件となります。様々な機材、また各々のノウハウもありますがニラジ氏はその経験からReferenceを-18dbに置いているとの事。ところが、デフォルトで設定されているProToolsのメーターにおける-18dbは不安になるほどの小さな振れ幅。またヘッドルームの確認も含めてレベル管理が非常に狭い範囲での確認となってしまい制作の効率を大きく損ないかねません。
そこでTIPSとなるのがProTools11より対応したメーターセッティング画面。Preferenceの右上にあるセッティングのPTメーターの0db表示を任意に設定可能となっており、ここを変更する事でレベル管理のしやすい表示を可能にします。
[caption id="attachment_16437" align="alignleft" width="636" caption="ProTools11のPreference画面。右上のメーターセッティングがポイント"][/caption]
[caption id="attachment_16438" align="alignright" width="100" caption="セッティングのメーター表示、狙ったレベル管理を容易に行える。"][/caption]
さらにその下に位置するColor Breakの設定を変更すれば、メーター表示色の切り替わる境目を変更する事が可能です。つまり、レコーディングの判断基準となるレベルの範囲を色分けすることができ、狙ったレベルの管理を一目で確認する事も可能。つまり、色の境目をハッキリさせてその範囲にレベルが振れていればOKという確実かつ簡潔なレベル管理方法が実現しています。
この手法でアウトボードが持つ一番のクオリティを確保したレコーディングを確実に行える事になります。それぞれの基準とするレベルはレコーディングを行う方それぞれのノウハウかと思われますが、それを管理する手法としてメーターの設定を行う事は、ジャンルを問わない応用範囲が広いTIPSと言えるのではないでしょうか。
セッティング自体はとてもシンプルなものですので、お手元のシステムでもすぐに導入する事ができます。多くの楽曲を集中的にミックス、そしてそのクオリティを確保するために効率を考慮して自身のワークフローにソフトウェアを適合させる。F1ドライバーがシートポジションを突き詰めるのと同じようなプロフェッショナルのこだわりを感じるTIPSでした。
続いて2つ目のTIPSとしてTrack Template機能の解説。数々のセッションを短期間に集中して行うというニラジ氏。しかしながら受け取るセッションによって含まれたセッティング環境も様々というのが実情です。スピーディーに自身のセッティングを行いセッションを円滑に進める事はエンジニアの抱えるストレスを大いに軽減することになります。
[caption id="attachment_16439" align="aligncenter" width="636" caption="New Tracksの画面プルダウンに独自にプリセットされたネームが並ぶ"][/caption]
[caption id="attachment_16440" align="alignright" width="100" caption="プリセットで作成された新規トラック。作成して即時に次の作業へ移る事が出来る。"][/caption]
そこでニラジ氏が普段から行っているのがこの新規トラック作成時のTrack Templateに自身のプリセットを組み込む方法。自身のワークフローに沿ったプラグインやセンドなどが予め準備されたトラックを作成できるという非常に便利な機能です。
例えばプルダウンにあるFemale Vocalを選択すると写真のようにプラグイン、バスまでセッティングされたトラックが新規に作成されます。余計なオートメーションが残ってしまう事も無く、安心していつもの作業にすぐ取りかかれる。これはレコーディングセッションをスムーズに進める大きなポイントとなります。
実際の設定は、トラック作成、プラグインの挿し込み、バスの設定など自分のワークフローに沿った形で作り、これをFile→Export→Selected Tracks as New Sessionを選択。これをDocumentsフォルダ内のProTools→Track Presets→Audioのフォルダに格納します。Documents内のProToolsフォルダに保存しないといけないこのがポイントです。ちなみにTrack PresetsとAudioはデフォルトでは存在しませんので、この名前の通りに自分で作成することとなります。
[caption id="attachment_16441" align="align left" width="636" caption="作成したテンプレートの保存先、Documents内であるのがポイント"][/caption]
そしてもう一作業が肝心です、セーブされたファイルは「〜.ptx」ですがこれを「〜.ptxt」に変更。この後表示されるポップアップでも「.ptxt」を選択します。拡張子にテンプレートを意味する「t」を加える事で新規トラック作成のプルダウンにテンプレートとして表示されるようになります。
[caption id="attachment_16442" align="aligncenter" width="636" caption="最後に保存したファイルの拡張子を「.ptxt」に変更"][/caption]
これで設定は完了。再起動もすることなく、再度新規トラック作成をしてみると表示がされます。自身のシステムに設定をしておけばどのスタジオでも同じ環境・プラグイン・レイアウトでワークフローを即スタートする事ができます!ちなみに、1つのトラックだけではなく、複数のトラックを1つのテンプレートとして覚えさせることができるのでドラムのレコーディング用のチャンネル、ドラムマスターなどを覚えさせると非常に便利だとのこと。会場でも1名の方しかこの機能は知らなかったという非常にレアな機能。もちろんマニュアルにも載っていません。
[caption id="attachment_16372" align="alignleft" width="250" caption="ゲストボーカリスト マヤ・ハッチさん"][/caption]
そして注目のボーカルレコーディング。ゲストボーカリストにマヤ・ハッチさんをお迎えし、なんとコンソールの正面に設置されたマイクでヘッドフォン無しでレコーディング。セッション内ではスタジオ側でしたがコントロールルームでボーカルを録音するという想定。左右のスピーカーからの低域をキャンセルする位置へ狙ってマイクをセッティングすることで、ほとんどモニターと当たらないレコーディングが実現できるという実践。録音したトラックをソロにして再生も行いましたが、驚くほど少ないカブリで録音されていました。これには、会場のお客様もかなり驚かれた様子です。
やはり国内でのボーカルダビングといえば、遮音をきっちりとしたブースでヘッドフォンをしてというのが常識になっていますが、アーティストとのコミュニケーションなどを考えるとこの手法は是非とも試してもらいたい方法だと感じました。そして、更にかぶりをキャンセルする方法やマイクをセットするポイントの探し方などをご解説いただきました。
それ以外にも、Pro Tools 11になってそのサウンドの変化によりセレクトするアウトボードも変化したことや、お気に入りの機材の話などをしていただきました。非常に興味深いお話が満載のセッション。こちらも動画公開されていますので是非ともご覧ください。また、Web上でも改めて解説をアップ予定です!
3つのセミナーセッションの後には、懇親会を行わせていただきました。ブース展示をしていただいた各メーカーの方もご参加いただきアチラコチラで濃い内容の会話が飛び交っていたのが印象的。この記事をお読みの皆様も、動画を見てのご感想、ご質問お気軽にお寄せ下さい。出来る限りお答えします。また、末文になりましたが今回の開催にあたっては関係各社様より多大なるご協力、ご尽力を賜りました、誠にありがとうございました!
そして、この先のAvidソリューションはまさしくグローバルな規模感でEverywhereを実現していくことが実感できました、クリエイターの制作環境もProTools Cloudによって海を越えて行く、世界サイズでのコラボレーションが新たなミュージックシーンを作り上げて行くのかもしれません。可能性を更に拡げる未来を見据えたプロダクトの登場に期待で胸が沸き立ちます!今後もROCK ON PROでは皆様に有用なインフォメーションをもたらすイベントを開催して行きます!ご期待ください!
講師プロフィール
■1st Session
Daniel Lovell(ダニエル ラヴェル)氏(AVID)
Daniel James Lovell
Avid Audio Application Specialist
1979年6月16日 ニュージーランド、オークランド生まれ
1998年 Music and Audio Institute of New Zealand
Music Production and Audio Technology課程をMerit Passにて卒業
1999-2008年 Auckland AudioにAssistant-Engineerとして入社
その後Head Engineer and Technical Managerとなる。
2008年~ Freelance活動を開始、EngineeringとStudio Integrationを行う。
2009年~ Fairlight Japanに入社
Fairlight Japan Technical Support, Application Development and Testingとして活躍。
2012年~ Avid Technologyに入社
Avid Japan Application Specialistとして活躍の傍らFreelance Engineer and Sound Designerとしても活動を続けている。
■2nd Session
畠山 宗之 氏(東映株式会社)
2005年 東放学園音響専門学校 卒業
2005年 株式会社IMAGICAディオ 入社
TVCMの音声収録、MAスタジオエンジニアとして勤務。
2007年 株式会社ミディアルタエンタテインメントワークス 入社
映画作品におけるダビングスタジオエンジニアとして勤務。その他にもレコーディングやアニメーションのアフレコ等様々なジャンルのスタジオオペレートを担当。
2011年 東映株式会社 デジタルセンター 入社
映画作品におけるダビングスタジオエンジニア、リレコーディングミキサーとして勤務。2013年10月に完成稼働した、新ダビングステージ計画に携わる。
中山 尚幸 氏(Dolby Japan 株式会社)
Pro製品営業部 コンテンツ技術担当 シニア・テクニカル・マネージャ
1983年レーザーディスク株式会社(後のパイオニアLDC)入社
レーザーディスクの品質管理やレーザービジョンフォーマット関連業務に従事。
その後DVDフォーマットやDVD-Video/Audioディスク制作を担当し、
2000年にDolby Japanに転職。コンテンツ制作に関する技術サポートと
Pro用製品のサポート、劇場音響調整を担当。
■3rd Session
Neeraj Khajanchi(ニラジ カジャンチ)氏
マライア・キャリー、ボーイズIIメン、ジャヒーム、ヨランダ・アダムス、ケリー・ローランド、セリーヌ・ディオン、ランディー・ジャクソン、ボビー・バレンティノ、ティンバランドなどの海外一流アーティストをはじめ、Ai、中川翔子、三浦大知、福原美穂、ゴスペラーズ、伊藤由奈、鈴木雅之などの国内アーティストまでを幅広く手掛ける今最も多忙なレコーディング&ミキシングエンジニアの一人。
◎Guest Vocalist
Maya Hatch(マヤ・ハッチ)
マヤ・ハッチ
1985年8月18日、アメリカ・ワシントン州・シアトル生まれ。 弱冠12歳にしてNHKのスタジオ収録に参加。13歳の時、TBS系列のオーディション番組「チャンスの殿堂!」に応募し、約14,000人の中から選び抜かれた4人のうちの ひとりとして6ヶ月間に渡り登場。国内外において数多くの賞を受賞。2009年「マイ・フーリッシュ・ハート」でデビュー。2010年BSフジの人気番組「Beポンキッキ」に、歌のお姉さんとしてレギュラー出演。これを機会にニューヨークから東京に拠点を移す。2011年ラックス・シャンプーのCM起用。そのCMソングが話題となり、ロングバージョン版「Grow Your Beauty」がEMIミュージック・ジャパンのコンピレーションアルバム「Jazz Now」に収録。2013年にはロン・カーターとの共演を果たし、現在はEXILE ATSUSHIのバックコーラスを務め、さまざまなジャンルを幅広くこなす本格的シンガーとして注目を集めている。
Tech
2013/06/21
AVID Pro Tools 11 その基本の ”き”:Proceed Magazine 2013 Summer
〜Next Genaration新たなる64 Bit WorkflowとQualityに向けて〜
先日ラスベガスにて開催のNAB2013での発表の通り、ついにPro Tools11のリリースが発表された。毎度のことながらの機能、サウンドのブラッシュアップが図られているが、今回の更新はこれまでの数年でAvidが推し進めてきた、ソリューションとしてのPro Toolsを総仕上げする内容となっている、キーポイントは「64bit」。
コンピューティングの世界では常識とも言える正常進化であるが、現場でのワークフローを見据えた周辺デバイス・ソフトウェアも含めた更新が必要となるPro Toolsソリューションでは、Avidの描く未来像のもと入念な準備が行われてきた。その未来像がついに結実、Pro Toolsソリューションは64bitの広大なフィールドで新たな一歩を踏み出そうとしている。
そのPro Tools11だが、まずはブラッシュアップされた注目の機能をまとめていきたい。今回のアップデートでは前述の通り64bit化という「骨格」が生まれ変わったことがトピックスであるが、そのPC能力の拡張を活かしたことはもちろん、ワークフローを変革させる内容や映像ソリューションとの連携を見越した対応など見どころの多い内容となった。
1)AAE / Avid Audio Engine
まずご紹介するのがAAE(Avid Audio Engine)だ。これまでDAE(Digidesign Audio Engine)と表記されてきたお馴染みの名称が変更となるが、よりCPUのパワーを効率的に運用できるよう構築されている。見慣れたSetting Usageの画面を見れば一目瞭然だが、マルチコアに対応した8つのCPU消費メーターが用意され、それぞれの使用状況が逐次表示されることとなった。また、その効率的な運用を見て取れるのがダイナミック・プラグイン・プロセッシングを活かしたケース。タイムライン上に処理すべきクリップが多ければ当然CPUの使用量は増えるが、逆にクリップの少ない箇所ではその分のCPUを解放しリソースを最大限に活用できる仕様になっている。最高の安定性を求め、この機能をオフにすることも可能である。
プレイバックエンジン内で設定されるH/W Bufferの設定だが、今まではすべてのメモリに対してのバッファーを一括して管理していたが、Pro Tools 11からは、Input BufferとPlug-in Bufferのメモリの確保が変更となり、さらなる安定稼働を獲得している。具体的にはプラグインを多用したセッションで録音を行う際に生じる「バッファーアンダーラン」のエラーから開放される。
ほかにも録音と同時にオートメーションが書き込めるよう仕様変更がなされており、レコーディング後に即時の音源配信が求められるケースへの対応や、そもそものレコーディングプロセスを効率化できる。この更新もメモリ空間の領域の確保最適化により実現した機能だ。今回のオーディオエンジン刷新は現場ワークフローに貢献するブラッシュアップが数多く織り込まれている革新的なものとなる。
2)オフラインバウンス
さらにワークフロー上での大きなトピックスとなるがオフラインバウンスへの対応だ。レコーダーをルーツとするPro Toolsではスタジオワークを考慮したアウトボードとの連携、DSPカードでの処理を念頭に置いてきた結果、リアルタイムバウンスを貫いてきた。当然、現在でもその図式は存在するものだが作業時間上の足かせとなっていることは否めない。これが今回のアップデートでは実時間の最大150倍でプロセスが完了する。物理的に外部との連携の際はリアルタイム処理が必要だが、AAXプラグインの登場によりDSP、Nativeでアーキテクチャー/アルゴリズムの統一が図られサウンドの同一性が担保された。つまりDSPプラグインもサウンドクオリティを保ったままNative処理でまかなえるということが、Avidがオフラインバウンスの採用に踏み出した大きな要因である。AAX DSPのみのプラグイン(HEAT除く)、ハードウェアインサート以外の処理であればすべてオフライン・バウンスが可能となる。これは、完全にサンプルアキュレートに処理され、書き出されたMIX FileとPhaseして再生することで、100%完全なファイルが生成されていることが確認できる。
加えてHDシステムでのバウンスについては更なる機能追加としてバウンスソースの複数選択が可能となった。これにより複数ステムの同時書き出しなど更に作業効率が向上、その効能は計り知れない。細かな点ではあるがMP3のバウンスも同時に行えることもポイントだ。もともと想定していたスタジオワークを現時点でよく再考した内容と言えるだろう。時間を効率化できるオフラインバウンスのメリットは従来ユーザーの全員が享受できるだけではなく二次的、三次的にはクライアントも含めたビジネス上の効果をも期待できる。
3)メータリングの強化
メータリングの強化は見た目にも新鮮なポイントとなる。まず前提として従来よりもメーター表示が約30%ほどスケールアップされている、単純なことではあるがより繊細なフェーダーコントロールへ寄与すると考えると、64bit化による精細な情報処理が行われる結果を画面上へ体現した仕様点と言えるだろう。さらにこのメーターは17種類もの表示形式を選択できる。PEAK、VU、RMSに加えてBob Katzの提唱するK-12、K-14、K-20も用意され各トラックとマスターで別々のメーター表示が可能。色分けのしきい値を設定できたり、Fs系の表示であればリファレンスの設定が出来るなど、どのような作業環境にも柔軟に対応。メインメーターにはsystem5と同様にゲインリダクション表示も可能になっている。もう一つが、インサート、センドタブへもメータ表示が追加され、シグナルパスのどこでクリップしているかが視認性良く、確認できるように更新。もちろん各メーターの詳細設定のほか、トランスポートでのアウトプットメーター表示などユーザビリティの向上は多岐に渡る。
4)AVE / Avid Video Engine
今回のアップデートにおいてPro Toolsの可能性を飛躍させるのがAVE(Avid Video Engine)の更新かもしれない。サポートされるコーデックはNativeでDNxHD、AVC-Intra、XAVC HD、Pro Res、XDCAM HD、DVCPROと最新のコーデックも網羅、AMA経由でのサポートではP2、Quick Time、MPEGなど誌面で紹介しきれない量となり、現存する全コーデックに対応を果たしたとも言える状況に。実際のワークフローを考えるとわざわざPro Tools向けにレンダリングしていた作業は不要となるため、前述のオフラインバウンスと併せて効率的な制作に大きく貢献する内容だ。もう一点AVEのトピックスとして挙げられるのは3rdパーティーを含めた外部ビデオI/Oのサポート拡大である。数多くのニュースを提供してくれるBlackMagicDesignの全製品のほか、待望されていたAJA Kona Family、io Express、ioXTなど実績あるI/O、そしてAvid Nitris、Mojo DXなど、Pro Toolsが映像におけるノンリニア化を更に加速させるキープロダクトとなり得る内容、さらにSatellite LinkがPro Tools11HDに標準搭載となり最大12台までのシステム連携をサポート。コンパクトなMAシステムから編集を含めた大規模なシステムまでシームレスに包括する能力が備えられている。
もちろん、フルバージョンのMedia Composerとの連携により実現するVideo Satelliteのシステムは従来通り、上位バージョンとして存在。キャラのオーバーレイ、タイムラインへのキャプチャ、AMAで展開したファイルのトランスコード、MXF FileのエクスポートなどPro Tools単体では実現しない多彩な機能を提供する。この連携もAAF経由でのMXFファイルの互換性が強化、Media Composer側のPro ToolsのAudio Engineの取り込みによるステレオトラック、プラグインなど、数多くの機能強化を受け、ほぼそのままにファイルを開くことが可能になっている。
5)AAX / Avid Audio eXtension
昨年のHDX登場と時を同じくし、この1年で大きく対応の幅を拡げたAAXもPro Tools11を読み解く上で欠かせないファクターとなる。周知のようにAAXは次世代のプラグインフォーマットとして64bit化されたアプリケーションとなる。AAXにはAAX DSPとAAX Nativeの2種類があるが、これまでのTDM、RTAS間の図式とは異なる。TDM、RTASにおいては根本のアーキテクチャが別個のものになるためサウンドにおいても差異が生じていたが、AAXではアプリケーションプログラムは同一、処理をDSPで担うかCPUで行うかがその差となる。従って、DSP、CPU、AudioSuiteでサウンドの同一性が保たれ、HDX、HDnative、Pro Tools11といったシステム環境が異なってもクオリティは損なわれない。満を持してこの64bitアプリがいよいよ本領を発揮できるステージがPro Tools11となる。気になるところは3rdパーティーの対応状況であるが、AAXのSDKはすでにパートナーとなる各社に渡っておりその数は表明されているだけでも42社、今をもってなお拡大中となる。注目されるWavesの動向はAAX Native版がPro Tools11のデビューに合わせてリリースと表明。この号が刊行される頃にはWaves社の新機軸DiGiGridと含めて更なるニュースが展開されていることだろう。
上記のリスト+WAVES,Antaresが対応を表明。Effect Plug-inはほぼ全社がAAXプラットフォームに向けての準備を進めている。AAX対応バージョンを入手することで、今までと同様の環境が整うこととなる。周辺環境含め、Pro Tools 11の登場への準備が進んでいる。
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2013/05/15
Pro Tools 11 NAB2013レビュー
今年のNAB 2013の目玉といっても良いPro Tools 11のプレゼンテーション。まだ、ベータ版だということを強調しながらも脅威の機能強化が行われたことを十分に感じることができます。振り返ればPro Tools9から矢継ぎ早に繰り出される、驚異的な進化を遂げた製品群。AVIDの底力を感じるとともに、次世代へ向けた大きな変革の時であることを実感します。
何はともあれ、こちらのムービーを御覧ください。英語解説とはなりますが、Pro Toolsユーザー待望の機能強化が実現されています!
◎ノンリアルタイムバウンス
Pro Toolsユーザーが待ちに待った機能がついに対応。これまで実時間要していたバウンスもこれで大幅な時間短縮可能に!しかも複数のバスアウトを一括してのバウンス出力も可能と、以前とは見違えるほどの機能強化が行われています。
◎メータの強化
従来比で30%も大きくなったメータはPPM,VU,Kなど様々な数値を表示することが可能に。そして、System 5と同様にDynamics GRメータを表示させることも可能となりました。COMP,LIMだけではなくGATE時の動作も同時に表示可能な優れた視認性を持ちます。Bus Send、Insertのタブにもメーターが追加され、その動作が、ひと目で確認できるようなりました。細かい部分かもしれませんが、ユーザーフレンドリーなこういった機能強化は非常の喜ばしいと感じます。
◎Send 表示の充実
従来は、1つしか表示できなかったMIX Window内のSENDコラムでのフェーダー表示。これが、10個のSENDすべてを表示できるように機能拡張されました。
◎サードパーティーVIDEO I/O AJAのサポート
今回の更新で、ご要望の多かったAJAのVideo Interfaceのサポートが表明されました。更にAVID mojo DX,Nitris DXも利用可能に。システムの選択の幅が広がります。そして、ProRESにもネイティブ対応です!
◎Dolby ATMOS
次世代の3D立体音響を担うDolby ATMOSとの連携も発表に。実際にPro ToolsとSystem 5で映画「Hobbit」が制作されたと公表されました。
◎AAXプラグインの充実のほか多数の機能アップポイント
数多くのプラグインのAAX対応が行われていることを実感させる内容でした。何と言っても注目はWAVESがPT11上、つまりAAXで動いていた!!ことでしょう。さらには、300を超える機能強化とのことですが、録音時にプラグインがActiveになる、レイテンシーの低減、EuCon 3.0、録音しながらのオートメーションの書き込み、Workspaceの再設計による使い勝手の向上、64bit化によるRAMの使用効率の向上とマルチコアCPUへのネイティブ対応。ざっと挙げただけでもワークフローのパワーアップ、効率アップが期待できる内容です。リリースまでにしばらく時間がありますが、順次機能の詳細は発表されるとのことですので続報をお楽しみに!!!
◎ProTools 11 ご予約受付中です!!
ROCK ON では大注目のProTools11をご予約受付中です。数々の新機能を期待されるそのサウンドとともに手に入れてください!
・ProTools 11 ご予約ページはコチラ>>>
・Pro Tools 11の動作環境、互換性に関してはこちら>>>
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2012/08/31
半期決算ROCK ON PRO店頭処分品Special Pick UP
やって来ました半期決算の季節!!!第一弾は、店頭処分品大放出!!!ありえない価格での大特価品が目白押しです!!その中からROCK ON PROセレクトの特選品をご紹介いたします。
◎Fairlight Xynergi System 店頭処分品 ¥698,000
業界標準のDAWとして高いシェアを誇るFairlightの最新機種CC-1 Xynegiシステムを店頭展示機処分で大特価にてご提供!!!Host PCを含めた完全ターンキーシステム。MXF,QDC等のシステムのサポートが打ち切られた今こそ、CC-1 Xynergiの存在が光ります。マルチトラックミックス機能、プラグインの利用、そして映像再生エンジンPyxisとの融合等、数え切れないメリットを提供します。
最新のFairlightシステムをこの機会に入手ください。不空に新品を購入したら500万は下らないDAW界のロールスロイス。圧倒的な安定度と高い操作性は他の追従を許しません。完全1台のみの限定特価となります。先着順ですので是非ともご検討願います。
Fairlight Xynergi System
・Host PC
・Crystal Core(CC-1)
・Xynergi
・SX-20
※搬入・設置・調整等は、別途お見積となります。
Xynergiの詳細レポート<2008.5.20記事>
◎Ardis Technologies DDP 8D 4TB 店頭処分品 ¥99,800
衝撃の国内登場から早くも2年。ROCK ON PROと共に活躍してきた店頭展示のDDP 8D 4TBモデルを衝撃価格てご提供。Pro Toolsフルサポートの共有ストレージとして高い高速性を持つDDP。こちらも機種でもその高速性を実感可能です。完全1台限りの大特価!!!
※搬入・設置・調整等は、別途お見積となります。
※メーカ提供の年間保守契約への加入をオススメいたします
DDPの詳細レポート<2011.1.20記事>
◎AJA IO HD 店頭処分品 ¥198,000
Video Interface業界のビッグネームであるAJAのポータブル・インターフェース・ラインナップ。IOシリーズのフラッグシップIO HDが店頭処分品リストに遂に登場!!!FW800接続でProRes 422のハードウェアデコーダー搭載そして、Full-Resolutionでの出力が可能という、可搬性と性能を兼ね備えた唯一無二の存在。Final Cutユーザーならば是非ともご購入をご検討ください。現行品ですので、ドライバー等のアップデートも継続されています。まだまだ、バリバリ現役でいける1台です。
AJA IO HDの詳細レポート<2007.9.8記事>
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2011/12/22
2011年セミナー:アーカイブ大特集
ROCK ON PROで2011年に行ったセミナーを一挙ご紹介。すべてのセミナーがUSTREAMアーカイブでご覧になれます。テクニカルセッションから、話題の新商品まで幅広くより深くセミナーを開催させていただきました。見逃してしまった、より深く知りたい。ぜひともご覧下さい。
2011.12.20 日本初!ProTools HDX with PT10その未来を探るHands Onセミナー
日本初公開となるHDXの製品を使用した徹底Hands Onセミナー。実際に様々な実験、デモを行いながらHDXの実力に迫ります。300trackにプラグインのインサートを行うのに2〜3秒!などの実力の片鱗を余す事なくお伝いします。Part 1 HDX&PT10徹底解説
Part 2 HDX検証実験〜32bit floating Processの謎に迫る
2011.11.29 POST InterBEEセミナー&ラウドネスセミナー第3回 実践編
2011.10に発表されたPro Tools 10とInterBEEでの注目の的ラウドネスのセミナーを開催。Pro Toolsの新機能の全てとラウドネス〜ARIB TR-B032に記載されているTRUE PEAKの実証実験、実際のミキシングに置けるラウドネス。ダイナミックレンジの有効活用法等、TIPS満載のセミナーです。
PART 1 Pro Tools10 In Depth
PART 2 TRUE PEAKの謎とLKFS管理下でのサウンドメイクのすべて
PART 3 ダイアログレベルを中心としたレベル管理とサラウンドでのラウドネス
2011.10.7 ラウドネスセミナー第2回 テクニカル編
業界の注目の集まる中、ラウドネスセミナー第2回を開催。規格を知った上で。その内容を深く掘り下げるテクニカル編。実際のメータの動作を中心にどのような原理で、メータがどのように動作するのか。今後のラウドネス運用に役に立つテクニカル情報満載でお届けしました。 ラウドネスセミナー第二回「ラウドネスメーターを徹底理解」
2011.9.6 Professional映像クリエイションの世界!
映像と音声のシームレス化の進む今。時代の先端をゆくProfessional Tool AVID Media Composerと評価の高いVideo Interface AJAのプロダクトとのコラボレーションイベント。AJAの製品を知り、Media Composerを知り、その連携によって、達成する一歩先を行くソリューションをご提案しました。
AVIDとAJAが提唱するProfessional映像クリエイションの世界
2011.9.2 ラウドネスセミナー第1回 基礎編「ラウドネスメーターその規格と動作を知る」
ラウドネスの管理基準となるARIB TR-B032を受けて、その内容を理解するための規格の解説。ラウドネスメータを知る事により、その先のワークフローを考えます。今までと何が同じで、何が違うのか?席宛気にラウドネスを牽引するtc group japanの京田氏による徹底解説。そして、現場として、何を考え、ラウドネスをどのようにとらえるべきなのかを考えます。
ラウドネスセミナー第1回「ラウドネスメーターその規格と動作を知る」
2011.8.5 Pro Tools HD Native Tour セミナー
エンジニアであり、アレンジャーであり、コンポーザーである辻氏を講師に、AVIDの新しいラインナップHD Nativeの徹底解説。他のソリューションと何が違い、メリットは何なのか。Nativeとしては、驚異的な低レイテンシである事を中心に、その魅力に迫ります。Pro Tools HD Native Tour セミナー ~すべてのDAWユーザーへ!Native環境の新たなる発展!~
2011.7.29 〜エンジニア 飛澤正人直伝2!! 最良の音を最良のマイクテクニックを録る!!〜
エンジニア飛澤氏を講師に、マイクテクニック講座を開催。求めるサウンドを手に入れるためのマイクのチョイス、マイキング、そして、心構えをお話しいただきました。マイクを使った録音に悩みのある方、ぜひともご覧になってください。様々な答えが、含まれる充実のセミナーです。最新のSHUREのプロダクトのご案内、弊社オリジナルプロダクトであるsym・proceed SP-MP4の紹介と盛りだくさんの内容でお届けしました。
〜エンジニア 飛澤正人直伝2!! 最良の音を最良のマイクテクニックを録る!!〜
2011.6.24 あなたのStudioの音響を徹底進化させる!体験ノウハウセミナー
スタジオ施行のトップランナーSONA戸のコラボレーションで、プロのスタジオ施行ノウハウから、DIYでも出来るTIPSまで、あなたの音楽制作空間をブラッシュアップするノウハウ満載のBuild Up Your Stusioセミナー Build Up Your Studio〜あなたのStudioの音響を徹底進化させる!体験ノウハウセミナー〜
2011.5.10 あなたのサウンド革新する。Digital Audioハンドリングセミナー
様々な規格が乱立するデジタルメディア。コンテナ、パッケージ、コーデックそれらを知り使いこなす事により開ける新しいワークフローとソリューション。そして、デジタル処理の違いによる『サウンドの違いをリアル体験!』DAWのサウンドの違いに迫ります。USTREAMでもわかった!というコメントが多く寄せられた、注目のDAWごとの徹底音質比較!!必見です。あなたのサウンド革新する。Digital Audioハンドリングセミナー 〜『サウンドの違いをリアル体験!』DAWのサウンドの違いに迫る〜
2011.5.6 Dr.吉田保氏直伝!! ドラムサウンドトリートメント術セミナー
エンジニア吉田保氏による、ドラムサウンドの攻略法。ドラムの録音から仕上げまで、秘伝のテクニッックを大公開。エンジニアでも目から鱗のTIPS満載です。これをみて、あなたのドラムサウンドメイクをブラッシュアップしてください!!Dr.吉田保氏直伝!! ドラムサウンドトリートメント術セミナー
2011.3.10 革新SSL Nucleusがもたらす品質とコントロール性の融合! SSL Nucleus による至福のMixセミナー!
SSL本国のスタッフによるUSTREAM ONLYの特別セミナー。SSLプロダクトスペシャリストDamien氏&日本でもお馴染みのジャームズ氏による最強タッグならではの内容は見逃せませんよ!!Hands OnによるテクニカルセッションをみればNucleusの実力を理解していただける事間違いありません。
SSLプロダクトスペシャリストDamien氏andお馴染みジャームズ氏によるSSL Nucleus至福のMIXセミナー
2011.1.27 サイデラマスタリングプレゼンツ「秘伝マスタリングテクニック極秘公開」
あのサイデラマスタリング森崎氏による秘密味覚されたマスタリングスタジオでの秘伝のテクニックを大公開。機材の使用法から、アイディアまでマスタリングエンジニアの視線で、作品に対する向かい合い方、テクニックをお話しいただいています。自己流マスタリングからの脱却を目指す方、マスタリングとはいったいどのような作業なのか知りたい方。まずは、このセミナーをご覧下さい!!
サイデラマスタリングプレゼンツ「秘伝マスタリングテクニック極秘公開
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2011/07/08
LION迫る!一年先を見越した、Mac制作環境導入のラストチャンス!
Mac OS Lion 10.7移行直前!動作保証確保するApple Mac製作環境導入のラストチャンス!
最適、最速、音楽家のためのSuperBundle!!
Apple Mac Pro 2.8GHz Quad Core Xeon 限定10台!
Intel Xeon Nehalem Quad Coreプロセッサーを搭載し、高いクロックを活かしたTurbo Boost機能で、圧倒的な処理速度を実現するQuad Coreモデル。
2.8GHz Intel Xeon"Nehalem"Quad Coreプロセッサー
3GB 1,066MHz DDR3 ECC SDRAM
1TB/7200rpm HDD
x18 Super Drive
ATI Radeon HD 5770 1GB GDDR5 RAM
3 x PCI-Express Slot
¥228,800
最適、最速、音楽家のためのSuper Bundle!
☆業務スタジオにおススメ TDM for PRO
大規模RECやミックスに対応必須の業務スタジオに最適なシステム。コンパクトでレイテンシー・フリーの快適な環境がミュージシャンの感性を刺激します。
Apple Mac Pro 2.4GHz Xeon 8Core/6GB RAM/1TB HDD
Iiyama ProLite E2407HDS
Avid Pro Tools HD3 Accel + HD I/O 16x16 Analog Bundle
Crane Song Avocet
FOCUSRITE ISA 828 x 2
Waves Platinum TDM Bundle
ANTARES Auto-Tune 7 TDM
¥3,240,000
18回クレジット金利0%!月々¥180,000
¥146,500/24回、¥101,500/36回
☆プロジェクト・スタジオにおススメ TDM for Project
ダビングやサウンドのトリートメントが中心のプロジェクト・スタジオに最適。じっくりとサウンドを磨くために、ポイントを絞ったセレクトが可能です。
Apple Mac Pro 2.8GHz Xeon Quad Core/3GB RAM/1TB HDD
Iiyama ProLite E2407HDS
Avid Pro Tools HD2 Accel + HD I/O 8x8x8 Bundle
PreSonus Central Station
Millennia HV-3C
Waves Mercury TDM Bundle
Celemony Melodyne Studio Bundle
¥2,980,000
18回クレジット金利0%!月々¥165,500
¥134,700/24回、¥93,300/36回
☆パーソナル・クリエイターにおススメ TDM for Creator
クリエイターやミュージシャン、アレンジャーの方が作業に没頭する環境を構築するのに最適。全てが一体となったOMNIによる、パーソナルな環境を実現。
Apple Mac Pro 2.4GHz Xeon 8Core/6GB RAM/1TB HDD
Iiyama ProLite E2407HDS
Avid Pro Tools HD2 Accel + HD OMINI Bundle
Waves Platinum TDM Bundle
Celemony Melodyne Studio Bundle
Vienna Special Edition
fxpansion BFD2
¥2,060,000
18回クレジット金利0%!月々¥114,400
¥93,100/24回、¥64,500/36回
☆プロジェクト・スタジオにおススメ HD Native for PJ/POST
プロジェクト・スタジオを、よりコストパフォーマンス高く構築するのに最適。クオリティには一切の妥協を排し、Native最速のパフォーマンスを実現。
Apple Mac Pro 2.4GHz Xeon 8Core/6GB RAM/1TB HDD
Iiyama ProLite E2407HDS
Avid Pro Tools HD Native + HD I/O 8x8x8 Bundle
CONISIS M03
MANLEY Dual Mono Mic Preamp
Waves Mercury Native Bundle
Celemony Melodyne Studio Bundle
¥2,330,000
18回クレジット金利0%!月々¥129,400
¥105,300/24回、¥73,000/36回
☆コンポーザーにおススメ DP for Composer
より高い自由度を求めるソングライターに最適。オールインワン環境ながら、高い処理能力で、数々のインストゥルメントを自在に操る柔軟性が魅力です。
Apple iMac 27"/3.1GHz Quad Core i5/4GB RAM/1TB
MOTU Digital Performer
Metric Halo Labs ULN8
Waves Gold Native Bundle
ANTARES Auto-Tune 7 Native
Vienna Special Edition
fxpansion BFD2
¥1,110,000
18回クレジット金利0%!月々¥61,600
¥50,200/24回、¥34,700/36回
☆ミュージシャンにおススメ LE for Musician
コンパクトな制作環境と、ポータビリティを両立させたいミュージシャンに最適。スタジオとの互換性の他、移動中にMac本体だけでのチェックも可能です。
Apple MacBook Pro 2.0GHz Quad Core i7/15"/4G RAM/500G HDD
Avid MBox
Avid Complete Production Toolkit2
Waves Gold Native Bundle
ANTARES Auto-Tune 7 Native
¥570,000
18回クレジット金利0%!月々¥31,600
¥25,700/24回、¥17,800/36回
☆サウンド・デザイナーにおススメ NUENDO for Sound Designer
Mac環境でも、その実力を提示してきたNUENDOが安定/快適に動作!あらゆる制作環境に対応する柔軟なシステム構築とポータビリティは、Nativeならではのアドバンテージと言えます。
Apple MacBook Pro 2.2GHz Quad Core i7/17"/4G RAM/750G HDD
Steinberg NUENDO 5
RME Audio Fireface UFX
Steinberg SyncStation
Waves Gold Native Bundle
¥1,150,000
18回クレジット金利0%!月々¥63,800
¥52,000/24回、¥36,000/36回
☆ビデオ・エディターにおススメ Avid MC for Media Artist
オープン環境を実現するAvid Media Composerは、Mac環境でのエディターとして、これからの主流となるソリューションです。ハンズオンでの編集に抜群のArtistシリーズをバンドル。
Apple MacBook Pro 2.2GHz Quad Core i7/17"/4G RAM/750G HDD
Avid Media Composer 5.5
AJA I/O Express
Avid Artist Control
Avid Artist Transport
¥1,000,000
18回クレジット金利0%!月々¥55,500
¥45,200/24回、¥31,300/36回
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2011/06/09
Avid Media Composerが、最新のApple MacBook Proをサポート!
Avid の誇る映像編集スイート、Media Composer 5.0.3.x以上で、最新のApple MacBook Proを認証し、正式にサポートされることとなりました。
最新のApple MacBook Proを認証するのは、以下のバージョンのMedia Composerになります。
Avid Media Composer 5.5.x
Avid Media Composer 5.0.3.x
※注意点
Media Composerは、Mac OS 32-bitカーネルのみのサポートになります。
Mac OS 32-bitカーネルのみのサポートになります。すべての新しいMacBook Proは、デフォルトで64-bitカーネルに設定されていますので、Media Composerを起動させるためには、これを32-bitカーネルモードに切り替えなければなりません。32-bitに切り替える方法については、下記のWEBページをご参照ください。
http://avid.custkb.com/avid/app/selfservice/search.jsp?DocId=375771
64-bitで稼働させると、ドングルの認識に問題が起きます。また、それ以外の問題が発生する可能性もあります。
Avid Mojo DXは、現時点ではApple MacBook Proでサポートされていません。
認証工程で発見されたMacBook Proの問題により、Mojo DXはまだサポートされていません。Appleが問題を解決次第、Mojo DXの認証作業を再開します。
3rdパーティー製インターフェイス(Matrox MXO2、AJA Io Express)については、各社のウェブサイトをご参照ください。
Matrox web:http://www.matrox.com/video/jp/support/mac/mxo2/
AJA web:http://www.aja-jp.com/io/io-express/
Mac OS X Lionは、まだサポートしていません。
期間限定で、Avid Media Composerを60% OFFにて入手するチャンス!
Final Cut Proユーザー対象ですが、FCPのご返却の必要はありません。
詳しくはこちら >>
※Media ComposerがサポートするApple MacBook Proの仕様
15-inch: 2.0 GHz
2.0GHz quad-core Intel Core i7
15-inch Hi-Res Glossy Widescreen Display
4GB 1333MHz
500GB Serial ATA Drive @ 7200 rpm
Intel HD Graphics 3000
AMD Radeon HD 6490M with 256MB GDDR5
15-inch: 2.2 GHz
2.2GHz quad-core Intel Core i7
15-inch Hi-Res Glossy Widescreen Display
4GB 1333MHz
500GB Serial ATA Drive @ 7200 rpm
Intel HD Graphics 3000
AMD Radeon HD 6750M with 1GB GDDR5
17-inch: 2.2 GHz
2.2GHz quad-core Intel Core i7
4GB 1333MHz
500GB Serial ATA Drive @ 7200 rpm
Intel HD Graphics 3000
AMD Radeon HD 6750M with 1GB GDDR5
17-inch: 2.3 GHz
2.3GHz quad-core Intel Core i7
4GB 1333MHz
500GB Serial ATA Drive @ 7200 rpm
Intel HD Graphics 3000
AMD Radeon HD 6750M with 1GB GDDR5
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2010/05/28
事例:株式会社 豊島電機 Syncwire様
東京の銀座に先頃オープンした「SYNCWIRE」は、本社が自動車電装品の修理/製造を行っている、全くの異業種から新たに事業展開をはじめた、完全に新規のポスト・プロダクション・スタジオです。Pro Toolsシステムを中心とした従来のスタイルから逸脱し、新たなワークフローを打ち出すべく、Merging Technologies Pyramix + Smart AV Tangoを核にしたシステム構築を行い、完全新規のスタジオらしい個性的で野心に溢れたコンパクトな仕上がりになっています。
システムのコアに据えられたPyramix + VCube
スタジオ内の斬新な色使いをはじめとするデザインを手がけた、美大出身の本社の代表と、エンジニアの若林氏が出会った事によって立ち上げられた「SYNCWIRE」は、Pyramix + VCubeをメインのDAWとしてセレクトしています。
もちろん、汎用性の高いPro Tools HDも候補の一つとして検討されていましたが、全くの新規スタジオとして業界に参入するにあたり、Pro Tools HDがないというハンディよりも、Pyramixがあるという新規ならではの個性を打ち出して行こうと決断されました。
使い易いインターフェイスと、カスタマイズ自在の豊富なファンクションはもちろん、CPUとDSPを効率よく使用出来るPyramixのMassCoreテクノロジーに感銘を受けた若林氏は、さらに、ポストプロで不可欠になるビデオとの同期についても、Pyramixと同一のPCで完璧に同期して動作するビデオ・プレイヤー/レコーダーのVCubeに注目。従来のポストプロ・スタジオとは違うコンパクトなシステム構築の核となったのです。
Pyramix MassCore Softwareがインストールされたホスト・コンピューターは、Intel Xeon 5500をCPUとしたカスタマイズ・ロングシャーシモデルとなっており、PyramixのエンジンであるMykerinos PCIeが1枚、24ch AES/EBUのオーディオボードが1枚、同じPCにインストールされるVCube Software用のビデオ・キャプチャー・カードとして、AJAが1枚インストールされています。
さらにPCのシャーシ内には、RAID 1 + 0で構成された2TBのハードディスクがワークドライブとして組み込まれており、AD/DAコンバーターとして用意された、APOGEE ROSETTA 800のアナログ・アウトを直接メイン・モニターであるADAM S3X-Hに接続。Pyramix Softwareのモニター・コントロール機能を使い、シンプルでコンパクトなシステムを実現しています。
サラウンド・モニタリングにも対応するべく、YAMAHA MSP5 Studio/SW10 Studioも導入されましたが、メイン・モニターとしてお勧めさせていただいたS3X-Hについては、弊社デモスタジオにて試聴していただき、「音の分離感が良いので、とても作業がやり易い」と即決していただきました。
コントロール・サーフィスTangoによるシステムの一体化
さらにメインデスクには、タッチスクリーンによる独特な操作感が魅力のSmart AV Tangoが据えられています。
「部屋の真ん中に大きなミキシング・コンソールが置いてあるスタジオにはだけはしたくない」とおっしゃる若林氏でしたが、コントロール・サーフィスによる作業効率の向上は重視しており、特に、コンパクトで直感的な操作が可能なばかりか、Pyramixと一体化したワークフローを実現するSmart AV Tangoの存在は特別でした。
しかも、Pyramixだけではなく、先述したビデオ・プレイヤー/レコーダー・ソフトウェアVCubeの操作、それぞれが完璧にシンクロナイズして動作する様は、当たり前の様に感じてしまうほど、統合されたシステムとして機能しています。
システムが稼働し始めて間もない事もあり、現時点では、ミックス用のコントローラーとして使用する場面が多いそうですが、ディレクター・トークバックのディマーを連動させるために、MIDIキーボード&サスティーン・ペダルをを流用する等、独自の工夫も行われており、豊富でカスタマイズが自在なファンクションを活用した編集作業もどんどん行っていきたいとの事でした。
Final Cutによる編集を含め、将来的なネットワーク・ストレージ導入でさらなる飛躍を狙う!
スタジオ内だけでなく、エントランスに踏み入れた途端に目に入るスタイリッシュな編集スペース。
ここには、素材取り込み用のHDCAMの他、Apple Mac Pro + Final Cut Studioのシステムが導入されています。近年、驚くほど多くなったFinal Cutプロジェクトを直接開いて編集する事ができるほか、Pyramix/VCube側にもApple Intermidiete OptionやOMF Optionがインストールされているため、様々なコーデックに柔軟な対応が可能になっているのも「SYNCWIRE」の特徴と言えるでしょう。
ビデオ編集作業と同時進行でのナレーション録りを含めたワークフローの効率化、ファイルの冗長化とバックアップの自動化に関しても高い意識をもたれている「SYNCWIRE」では、弊社が正規販売代理店業務を行っている共有ストレージ・システムDDP(Dynamic Drive Pool)にも非常に高い関心を持っていただき、将来的な導入に向けたテストを繰り返し行っています。
iSCSI接続の拡張性とコストパフォーマンス、AVFSファイル・フォーマットによるあらゆるDAW、プラットフォームの違いを吸収する柔軟性を持つDDPを導入する事によって、さらなる飛躍と遂げるであろう「SYNCWIRE」の今後の展開に大きな期待です。
(SYNCWIREの詳しいレビュー エンジニア若林氏/営業瑞慶覧氏のコメントはプロサウンド2010年6月号に掲載中ですので是非ご覧下さい。)
東京の銀座に先頃オープンした「SYNCWIRE」は、本社が自動車電装品の修理/製造を行っている、全くの異業種から新たに事業展開をはじめた、完全に新規のポスト・プロダクション・スタジオです。Pro Toolsシステムを中心とした従来のスタイルから逸脱し、新たなワークフローを打ち出すべく、Merging Technologies Pyramix + Smart AV Tangoを核にしたシステム構築を行い、完全新規のスタジオらしい個性的で野心に溢れたコンパクトな仕上がりになっています。
システムのコアに据えられたPyramix + VCube
スタジオ内の斬新な色使いをはじめとするデザインを手がけた、美大出身の本社の代表と、エンジニアの若林氏が出会った事によって立ち上げられた「SYNCWIRE」は、Pyramix + VCubeをメインのDAWとしてセレクトしています。
もちろん、汎用性の高いPro Tools HDも候補の一つとして検討されていましたが、全くの新規スタジオとして業界に参入するにあたり、Pro Tools HDがないというハンディよりも、Pyramixがあるという新規ならではの個性を打ち出して行こうと決断されました。
使い易いインターフェイスと、カスタマイズ自在の豊富なファンクションはもちろん、CPUとDSPを効率よく使用出来るPyramixのMassCoreテクノロジーに感銘を受けた若林氏は、さらに、ポストプロで不可欠になるビデオとの同期についても、Pyramixと同一のPCで完璧に同期して動作するビデオ・プレイヤー/レコーダーのVCubeに注目。従来のポストプロ・スタジオとは違うコンパクトなシステム構築の核となったのです。
Pyramix MassCore Softwareがインストールされたホスト・コンピューターは、Intel Xeon 5500をCPUとしたカスタマイズ・ロングシャーシモデルとなっており、PyramixのエンジンであるMykerinos PCIeが1枚、24ch AES/EBUのオーディオボードが1枚、同じPCにインストールされるVCube Software用のビデオ・キャプチャー・カードとして、AJAが1枚インストールされています。
さらにPCのシャーシ内には、RAID 1 + 0で構成された2TBのハードディスクがワークドライブとして組み込まれており、AD/DAコンバーターとして用意された、APOGEE ROSETTA 800のアナログ・アウトを直接メイン・モニターであるADAM S3X-Hに接続。Pyramix Softwareのモニター・コントロール機能を使い、シンプルでコンパクトなシステムを実現しています。
サラウンド・モニタリングにも対応するべく、YAMAHA MSP5 Studio/SW10 Studioも導入されましたが、メイン・モニターとしてお勧めさせていただいたS3X-Hについては、弊社デモスタジオにて試聴していただき、「音の分離感が良いので、とても作業がやり易い」と即決していただきました。
コントロール・サーフィスTangoによるシステムの一体化
さらにメインデスクには、タッチスクリーンによる独特な操作感が魅力のSmart AV Tangoが据えられています。
「部屋の真ん中に大きなミキシング・コンソールが置いてあるスタジオにはだけはしたくない」とおっしゃる若林氏でしたが、コントロール・サーフィスによる作業効率の向上は重視しており、特に、コンパクトで直感的な操作が可能なばかりか、Pyramixと一体化したワークフローを実現するSmart AV Tangoの存在は特別でした。
しかも、Pyramixだけではなく、先述したビデオ・プレイヤー/レコーダー・ソフトウェアVCubeの操作、それぞれが完璧にシンクロナイズして動作する様は、当たり前の様に感じてしまうほど、統合されたシステムとして機能しています。
システムが稼働し始めて間もない事もあり、現時点では、ミックス用のコントローラーとして使用する場面が多いそうですが、ディレクター・トークバックのディマーを連動させるために、MIDIキーボード&サスティーン・ペダルをを流用する等、独自の工夫も行われており、豊富でカスタマイズが自在なファンクションを活用した編集作業もどんどん行っていきたいとの事でした。
Final Cutによる編集を含め、将来的なネットワーク・ストレージ導入でさらなる飛躍を狙う!
スタジオ内だけでなく、エントランスに踏み入れた途端に目に入るスタイリッシュな編集スペース。
ここには、素材取り込み用のHDCAMの他、Apple Mac Pro + Final Cut Studioのシステムが導入されています。近年、驚くほど多くなったFinal Cutプロジェクトを直接開いて編集する事ができるほか、Pyramix/VCube側にもApple Intermidiete OptionやOMF Optionがインストールされているため、様々なコーデックに柔軟な対応が可能になっているのも「SYNCWIRE」の特徴と言えるでしょう。
ビデオ編集作業と同時進行でのナレーション録りを含めたワークフローの効率化、ファイルの冗長化とバックアップの自動化に関しても高い意識をもたれている「SYNCWIRE」では、弊社が正規販売代理店業務を行っている共有ストレージ・システムDDP(Dynamic Drive Pool)にも非常に高い関心を持っていただき、将来的な導入に向けたテストを繰り返し行っています。
iSCSI接続の拡張性とコストパフォーマンス、AVFSファイル・フォーマットによるあらゆるDAW、プラットフォームの違いを吸収する柔軟性を持つDDPを導入する事によって、さらなる飛躍と遂げるであろう「SYNCWIRE」の今後の展開に大きな期待です。
(SYNCWIREの詳しいレビュー エンジニア若林氏/営業瑞慶覧氏のコメントはプロサウンド2010年6月号に掲載中ですので是非ご覧下さい。)
Studio Equipment
Merging Technology Pyramix MassCore48
SmartAV Tango
ADAM Professional S3X-H
YAMAHA MSP5 Studio & SW10 Studio(Surround)
ADgear KZ-912
APOGEE Rosetta 800
ROSENDAHL Nanosync HD
NEUMANN U87Ai x 2
AKG C414B-XLII x 2
Merging Technology VCube SE HD
Video Editing Equipment
Apple Mac Pro 2.66GHz QuadCore Xeon x 2/12GB RAM
Apple Final Cut Studio
Adobe Premiere CS4
Adobe After Effects CS4
Adobe Photoshop CS4
Adobe Illustrator CS4
Sony HDW-1800
Sony LMD-2451W
Postproduction Studio Syncwire Div.
〒104-0061 東京都中央区銀座8-18-7 銀座エイワビル1F
8-18-7 Ginza Eiwa Bldg 1F, Ginza,Chuoh-ku,Tokyo,Japan
104-0061
Phone:03-6228-4606(81-3-6228-4606)
Fax:03-6228-4607(81-3-6228-4607)
HP:http://www.syncwire.jp/index.html
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2010/04/15
DDPワークフローイノベーション
◎DDPのメリット、ワークフローのイノベーション <DDPが切り開く未来像>
4/2にROCK ON PROで行われたDDPセミナーで特別講師を務められたオノセイゲンさんのコメントを引用させていただきます。
『DDPが全てを変える』
全てを変える為には自分自身の変革が必要です。今まで慣れ親しんだワークフローを変える為にはまずは自分からです。例としてあげられたのが韓国サムスンのカリスマ経営者が3/31に全社員に向け出した新経営方針「妻と子以外はすべてを変えろ」というコメントです。日本の企業はシークタイム(Thinking Time)が長過ぎる。会議ばかりして何も前に進まない。完璧を求めすぎて時期を逸している。韓国や、中国の企業は高速なランダムアクセス(社員の独自性)により世の中の先を行く変革を自ら引き起こすことで生き残りをかける。サムスンの経営者は更に「今後10年以内にサムスンを代表する製品は大部分がなくなる」と自ら宣言。日本の疲弊しきったこの業界で生き残るポイントはここであると。
『Change』
「残業しているのは誰のため?残業する人はエライ?」と、筆者自身も言われて痛いコメント。会社の為に、社会の為にと働くことが美徳とされてきた社会は年功序列と共に崩壊を始めています(既に崩壊しているかも)。経営者でもあるオノさんが考えるのは、残業をしなければならないその仕事の在り方、ワークフローに問題があるのでは。単純に3倍速いDDPを導入することにより3倍速く作業が終われるのであれば倍の仕事をこなしても今までよりも速く作業は終われる=家族や友人との食事、飲み会、ネットワーク、基本的人権の確保につながります。
『3倍速いストレージの意味』
3倍速く仕事が終われて、2倍の仕事をしてギャラも多くもらえるようになれば経営者にとっても雇用スタッフにとってもWin=Winの関係。海外では当たり前の、個人の能力=時間あたりの仕事量、このグローバルスタンダードが日本にもやってくる日は近いのではないでしょうか?残業をしすぎるエンジニア、スタッフは「仕事が遅い」乱暴ではありますがこういわれても仕方の無い日が近い将来やってくるかもしれません。仕事が減る訳でもなく、ギャラもアップして帰宅時間が早くなる。こんな夢のシステムがDDPにより実現するかもしれません。オノさんは現実の物になると確信してお話しいただきました。
このような、共用ストレージシステムの管理運営には専門の技術、知識が必要なため、高額な保守契約や、専任のスタッフの雇用が必須でしたが、DDPは解りやすいGUIにより誰でも管理可能。トラブル時もInternet経由でのリモートメンテナンスが出来ます。非常に優れたこのシステム。本当に3倍速く作業が終われる可能性を感じました。
◎共用/RAIDストレージの有効性
DDPは他社の同等のストレージに対して『3倍速く!、3倍安い!』これはMagician Elvinが毎回話すことですが、まさにその通りです。競合機もDDPの登場により価格を下げてきているのですがそれでもなお2倍以上の価格競争力があります。
そして、最大の魅力はRAIDディスクでの作業環境。HDDクラッシュによるデータ損失の可能性もゼロ。SSDモデルであればシークタイムはゼロ。無限とも感じられるAudioデータを読み取ることが可能です。公称スペックはなんと3000 audio track@24bit/48kHz!!
まずは、RAIDにより無益なデータバックアップ作業から開放されます。更には、Pro Tools等のDAWにおけるデータ共有での同一セッションの同時作業。"非破壊編集"ならではのメリットは実はここにあったのではないかと感じるほどの効果を生み出します。今までボケッとデスクに座っているだけのアシスタントエンジニアがフル稼働出来る環境を作り上げることができます。例えば、ナレーションを取りながら、アシスタントがノイズを取るといった作業が現実の物となります。
導入に際しては、GigabitEthernetのnetworkを構築するだけ。Fiber Channelを使用したSANとは一桁予算が違います。でも、出来ることは同じかそれ以上。驚きの作業環境が日本上陸です!
『共用』、『冗長化』2つのキーワドによりDAWの世界が変わります。是非ともその実力を体感下さい。
◎接続と具体的ワークフロー
では、実際の使用に際して、どのようなメリットが生じるのでしょうか?いくつか、モデルプランを上げてご紹介致します。
Pro Tools編
非常にシンプルなDDPの設定を説明。今回のROCK ON PROからの最大の提案ポイント。まずは、Pro Tools
でのパラレルワークフロー。実際にハンズオンしているPro Tools2台は同じセッションの同じオーディオファールを開いています。それが実現している現実をじっくりと見ていただきました。 普段全く目にすることのないPro Toolsでのパラレルワークフロー。今回は2台でしたが、HD,LEの差なく何台でも同時に使用することが可能です。
複数種類のDAW編
更に、踏み込んだ音声編集のワークフローとして複数種類のDAWでのシステムをご紹介、ここで、Pro Toolsのsave Asに当たるのがSSL Pro Convert。最新のこのソフトウェアは各DAWのセッションファイルをクロスコンバートします。これにより、Pro ToolsとNuendoが同一ファイルへ対してアクセスするといった今まででは考えられないワークフローが完成します。これからは、DAWはエンジニアが使いたい物を使用することができるのです!!
Video Satellite編
MAにおいては、データが散らばってしまうのであまり積極的な導入が進んでゆかないVideo Satelliteに関してご紹介。AVID Media ComposerとPro Tools HDの組み合わせで成立するこのシステムは、複数のPCでのシステムアップということでデータの管理が煩雑になっていました。しかし、DDPを導入することにより1つのプログラムを1つのフォルダで管理することが可能となります。更には、編集室とのワークシェアも可能。編集と同時進行でMAを行えるソリューションが完成します。
NLP編
MAの進化として、HD映像、更には2kの映像といったトピックがあります。Doremi,VQube,Pyxis,Virtual VTRといったNLP(Non-Liner Player)が活躍しています。しかしそれらのデータと音声データの管理は別個となっています。それら全てを統合して一元管理出来るのがDDPの最大のメリット。また、最新バージョンのVQube,PyxisはAVIDのBinを直接読み込むことが可能となっています。これにより、編集とのパラレルワークフローが可能となります。編集待ち(映像に関しても、音声に関しても)がなくなります。これは、作業効率の大幅なスピードアップにつながります。
◎自動バックアップ
オートバックアップ機能をDDPは持ちます。同じネットワーク上の別のDDPに対してバックアップを取ることが可能です。RAIDにより十分な安全性が確保されているとはいえ、バックアップは必要な作業です。特にSSDモデルは高速性と引き換えに容量が小さくなっています。ワークはDDP 24SSD、バックアップはDDP 24Dといった様な運用が現実的です。DDP間のデータコピーは非常に高速です。これも、作業時間の短縮に直接関わる重要なポイントです。
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2008/06/13
Euphonix MC pro セミナー / Meet the media center〜を終えて
Euphonixの誇るEuConの全てを搭載、コンソールを超えた至高のコントローラー
2008年7月3日にROCK ON デモスタジオで開催されたMC proセミナー。ポストプロダクション、ミュージック、各分野の一線で活躍されるエンジニアの方々にお集まりいただきました。講師には、エンジニア、クリ エイターでもあるプロダクトスペシャリストの、林純一郎氏をお招きして非常に内容のある白熱したセミナーとなりました。
MC proの持つ、機能は複雑なようで実はシンプル、純然たるコントローラーですので普段からDAWをお使いの皆様には、細かい説明無しにハンズオンでのワー クフローにそった作業をご覧いただきながら、都度、質問をしていただくという形式で進行。「これは出来るのか?」「この作業の際に気をつける点は?」と実 際の現場を知る方々ならではのあつい質問が飛び交い、自身、ポスト、ミュージックのエンジニアでもあり、ミュージシャン、機材開発と多岐にわたり活躍をし ている講師の林純一郎氏ならではの見解、経験談等充実した時間が流れてゆきました。そして、その中に、随所にEuphonixからのメッセージ「新しい制 作環境の提案」を感じていただける内容となりました。
「新しい制作環境の提案」とは、EuConプロトコルによりシームレスにDAW、コンソール、コントローラが一体となるソリューションであり、tool (道具)としてDAWやコンソールを自由自在にコントロールすることができる環境
まだまだ、DAWの為にエンジニアが知恵を絞って作業をしている、 「toolにあわせた作業、から作業にあわせたtoolの選択」に変換出来る大いなる可能性を持ったソリューションの提案です。林さんのお話の中には一貫 してこのポリシーが貫かれ、様々なシーンで「Euphonixからの製品を通じた強いメッセージ」としてご紹介いただきました。Euphonixの制作環 境へ対するメッセージは参加者の皆様へ届いたと感じています。今回のセミナーでは、Nuendoを使用し、AJA KONA LHeを使用した9-pin remoteの実践デモを行いました。「現場の方へのセミナーであれば、実際のワークフローにそってビデオの起こしから、編集、MA、もどしまでの実作業 で必須となる部分の中でMC proがどう効果を発揮し制作環境へ対する提案がなされているのか」ということをセミナー前より話があり。MC proからは少し離れますが、9-pin remoteを実際に行うデモを盛り込むこととなりました。Nuendo=Syncが弱い、という風評を覆す既存のDAWトップクラスと言い切れるスムー ズなロケート、ブレーキの制御を見せていました。林さんのお話によると「NuendoのSyncに関しては非常に高性能な機能が盛り込まれており、以前シ ンクがずれるといった問題が発生していたのは、完全にCPUパワーが追いついていなかったために生じた問題であり、Audio/Videoエンジンを優先 するあまりにずれが生じていた」とのことでした。今回は、AJAのシステムを使用しましたが、Black MagicのDeckLinkシリーズでも同様にスムーズな操作が行えるということです。(実際に林さんはご自身のシステムではBlack Magicをご使用になってるとのこと)
AJAもBlackMagicもSDI/Component/Conposite/Analog Audio/Digital Audioと充実したIN/OUTを誇るインターフェースを持ち、実質2chの仕込みであればAudioInterfaceもいらないのではと思わせるシ ステムが垣間見えた。
9-Pin remoteを使用しVideo起こし、Nuendo上での編集、戻しまで。実は、AJA、BlackMagicがあればそれだけで実現可能となります。 MC proをコントローラーとして使用していれば、Final Cutも操作可能ですので、裏で編集を行いながら、平行してMAまで可能となります。またVirtuual VTRの場合でもそれ専用のマウス、キーボードが必要なくなります。こんな芸当の出来るコントローラーはEuConを採用したMCシリーズしかありませ ん。多彩な活躍をされている林さんは、「今まで、このような複数のDAW、CPUを一括管理することの出来るコントローラーが存在しなかったことの方が不 思議だ」と、各DAWの安定度、機能性も向上してきた今こそ「時代がやっとEuphonixの考えに追いついてきた」とお話しいただきました。
「複雑なシステムを効率的に、シンプルにまとめることができるのもMC proの魅力の一つだ」
ポストプロ向けの機能ばかりではなく、複数台のCPUの切替という機能も大きなトピックで、ソフトシンセ専用マシン、エフェクターラックとしてのマシン、 VSTシステムリンクのサブマシン、そういったマシンのコントロールが非常にスムーズに、テーブルの上にキーボードとマウスを散らかさずにシステム設計が 可能となります。「複雑なシステムを効率的に、シンプルにまとめることができるのもMC proの魅力の一つだ」とお話しいただいています。参加者の方からも、ご自身のシステム身MC proがあったら・・・という前提でのご質問もありました。「やりたいことがある、個別のtoolはそろっているが、統合して効率的に作業を進めるすべが わからない」という思いを参加者の方の質問から感じました。今回、複数台のCPUを用意し同期運転を含むデモをお見せしたかったのですが、準備の都合から うまくいかない部分もあり断念せざるを得なかったことが悔やまれます。林さんとも「次の機会には是非とも複数のCPUを並走させることによるメリットをお 伝えしたい」とお話ししております。
このようなトピック以外にも、細部にまでわたる様々なトピックの出たセミナーでした。参加された皆様よりも、「非常に意義のある情報を手に入れられた」と、うれしいアンケートをいただけました。このMC pro、ROCK ON PROでは、デモンストレーション、お貸出と皆様に体験していただく為のプログラムを各種ご用意してお待ちしております。お気軽にお問い合わせ下さい。
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2007/04/17
NAB2007 Blackmagic、2K対応Multibridge Eclipseを発表。
AJAとライバル関係にありながら、常にコストパフォーマンスの点で優位な立場にたっている感のあるBlackmagic designですが、ユーザー・フレンドリーな開発と製品には定評があり、プロフェッショナルだけでなく、コンシューマーを中心に支持者が多いのが特徴です。目立たないが、技術力の点でAJAに決して劣らないBlackmagicは、すべてのビデオ・エディターに最適の製品を生み出していると言えます。
digidesign 192 I/Oを思わせる派手なレベルメーターが目立つ、一目見て新たな製品とわかるBlackmagic designの最新作は、従来のBlackmagicの技術を結集したともいえる、キャプチャー・システムMultibridge Eclipseです。
2Uサイズのスマートな筐体と、PCI Express接続のホストカードをDVIケーブルで接続する、個性的な製品であるMultibridge Eclipseは、デュアルリンクのSDI入出力端子を2系統装備し、SD/HDはもちろんのこと、デジタルシネマにも対応可能な2Kフォーマットの入出力にも対応します。
特徴的なレベルメーターが示す通り、オーディオのI/Oも豊富に備えており、アナログ4ch、AES/EBU 12chの計16chのほか、エンベデット・オーディオにも対応し、サラウンドが前提の映画製作が視野に入れられていることが容易に想像できます。
もちろん、ビデオ入出力にはコンポーネント/コンポジット/S-Video対応のBNC端子が備えられており(フォーマットは切り替え式)、モニタリング用アンバランス・オーディオ出力、RS-422マシンコントロール/Video-Refのほか、Intensity Proの技術を採用したHDMI端子も搭載されています。
同時のタイミングで奇しくも発表されたAJA i/o HDと、構成や入出力が非常に似ていますが、i/o HDがAppleとの連携を前提とした開発がされているのに対し、Multibridge Eclipseは、より広い間口とデジタルシネマをはじめとした、ハイエンドに対する対応を前提としているように見えます。
これも奇しくもi/o HDと同じUSリテール$3.495は、Blackmagicの集大成ともいえるMultibridge Eclipseにとっては、バーゲンプライスといえるかもしれません。
Blackmagic designへのリンク
http://www.blackmagic-design.com/products/multibridge/