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ROCK ON PRO
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-2016年 Avid未来への展望- システムインテグレートで切り拓くPro Tools導入術 Week4!!
本年もますます進化が予想されるAvidソリューション、4週間に渡って2016年はどう変わるのか、さらなる発展性はどのうようなものになるのか、今考えられるベストなプランニングとは!?、とサウンドとワークフローを躍進させるポイントをロングラン大特集です!! いよいよ最終週となった今回はルームアコースティックをテーマにお届けします。パネルを使った吸音からハードウェアでの音場補正、そして部屋自体の防音・調音ノウハウなど、制作環境のベースを底上げするTIPSでPro Toolsの実力を如何なく発揮させてください!!
◎Week4:Build Up Your Studio!!ルームアコースティックに挑戦!!
Pro Toolsの実力を120%引き出すには、音響面でも作業しやすい環境の構築が必至!Pro Toolsから再生された信号が、部屋の中で鳴り、私達の耳に届いている訳ですが、自信を持った制作アプローチを行うのも正確なリファレンス環境があるからこそ。視聴環境にしても然りで、正確な音響があって初めて制作現場の意図が見えてくるケースもあります。いま現在も各社からルームアコースティック改善のために様々な手段が用意されています、それぞれ独自の技術で開発されたツールをご紹介です!!
◎PART1 ルームアコースティック環境を改善させるとっておきのツール!!
システムが揃いいざ作業となった時、その作業のクオリティーやスピードを左右するのはやはり作業のし易い出音ですよね。スピーカーから発生された音の波は、そのまま波紋のように部屋の中を広がっていきます。その音の波は壁にぶつかってエネルギーが無くなるまで反射をしつづけます。つまり、我々が部屋の中で実際に聞いている音は、スピーカーから発生された直接波と反射波によって生成された干渉波を聴いていることになります。結果、部屋の環境によっては低音の溜まりが発生したり、ある特定の帯域が抜け落ちてしまったリスニングポジションとなることも。ランダムに発生する干渉波を調整することにより、直接波と干渉波を交通整理する、ということがルームアコースティックの基本です。今回はルームベーシックチューニングに役立つツールをご紹介していきます。
まずはその前に音響プランを組み上げるにあたりどのようなポイントが重要なのか、プロユース・業務スタジオ施工で実績ある株式会社アコースティックエンジニアリング入交氏にまとめていただきましたのでご覧ください!!
1)正確なモニタリング環境を整える音響設計4つのポイント
〜株式会社アコースティック・エンジニアリング 入交研一郎氏〜
POINT1:遮音
やはりまずは遮音。正確なモニタリングをするにはやはりある程度の音量が必要です。フローティング構造を採用することで深夜でも気兼ねなく作業ができます。また、遮音性能の高いルームは外部からの騒音もカットするのでSN比も上がります。そして、床壁天井が剛性の高い面材となるのでモニター音の音質自体がタイトになります。
POINT2:反射音
次に挙げられるのが反射音のコントロール。一次反射音を吸音、拡散することによりモニター音の解像度、定位感は一気に上がります。吸音過多になると音が詰まり平面的になってしまうので要注意です。きちんとした設計に基づいて適切な施工をすれば奥行き感のあるしっかりした音像でモニタリングすることが可能です。
POINT3:低音域のマネージメント
3点目には低音域のマネージメント。これが一番難しい。ルームのサイズと形状で概ね決まってしまいます。一からモニタールームを造る場合は設置予定のスピーカーに適したサイズと適切な形状の検討が重要になります。ベーストラップ等の吸音構造である程度コントロールしますが限界があります。そもそも6帖程度の広さで40Hz以下の低域を音響的にコントロールするのはまず不可能でしょう。近年は小型のパーワードモニターでもこの辺の周波数がきっちり出せるものが増えてきました。“6帖のモニタールームでもローを確認したい!”という方はDSP機能のついたスピーカーもしくは音場補正機器がおすすめです。
POINT4:電源環境
最後に必要となるのは良質で安定した電源環境です。日本の電源環境は海外に比べ電圧が安定している方です。ただ100Vからドロップすることはあります。というか必ずドロップすると思った方がよいでしょう。一般的なユニバーサル電源は100-240Vが動作範囲となっているのでドロップするとこの範囲から外れる訳です。117Vまたは200Vを供給すればドロップしても動作範囲に入ります。またレギュレーターを導入して電圧そのものを安定させれば尚よいでしょう。またアイソレーショントランスの使用によりグランドノイズが減り一気にSN比が上がります。これまで聞こえなかった微小な音が手に取るように聞こえるようになります。
株式会社アコースティックエンジニアリング
http://www.acoustic-eng.co.jp
左よりROCK ON PRO清水、アコースティックエンジニアリング入交氏、ROCK ON PRO阪田
ROCK ON PROではスタジオの防音・音響施工についてもご手配承っております!! 4つのポイントで確認し、制作環境のウィークポイントを改善したい!! 新たなスタジオを計画するにあたって専門的な判断を仰ぎたい!! などなど、、是非お問い合わせください!!
2) 拡散と吸音のバランスを最適化、音響空間用吸音パネル「SHIZUKA Stillness Panel」
SHIZUKA Stillness Panel S-500 (500mm × 500mm,Silver)
¥23,760(本体価格:¥22,000)
SHIZUKA Stillness Panel B-500 (500mm × 500mm,Black)
¥23,760(本体価格:¥22,000)
SHIZUKA Stillness Panel S-1000 (1m × 1m,Silver)
¥82,080(本体価格:¥76,000)
SHIZUKA Stillness Panel B-1000 (1m × 1m,Black)
¥82,080(本体価格:¥76,000)
正確なモニタリング環境を構築するためには、器である部屋のルームアコースティックチューニングが欠かせません。このSHIZUKA Stillness Panelは、溜まりがちな音や反響を軽減する「吸音機能」と音そのものの「遮音機能」を両立した調音パネルです。独自の吸音構造による「静寂な空間」と「正確なモニター環境」を作り出すことができるその訳は、比重の異なる3種類の素材を内部に組みこんだ構造にあります。反射の少ない0.01mmのメッシュ部分に音が入ることで効率的に音を熱エネルギーに変換、単体の素材だけでは限られた範囲の周波数にしか対応ができませんが、背後に異なる素材の吸音層を持つことによって幅広い周波数に吸音効果を発揮します。
建材として使用されているケースも多いため部屋全体に施工するも良し、スピーカーの背面や一次反射の気になるポイントにピンポイントで設置するも良し、用途に合わせて幅広いシーンで活用可能です。RockoN Shibuyaではデモパネルをご用意、更にRockoN UmedaでもリファレンスルームにこのSHIZUKA Stillness Panelを設置しています。お近くにお立ち寄りの際は是非その効果を実感してみてください。
残響室法吸音率データ
音質透過損失データ
その実力の高さはメーカーホームページの実例で確認できます。公共施設から放送局、もちろんレコーディング・マスタリングスタジオからミュージシャンのプライベートスタジオまで幅広い分野で導入実例も多数。SHIZUKA Stilness Panelはプロのエンジニアが認める製品として、熱い視線を浴びています。また、RockoN渋谷店で撮影したデモムービーも必見です。厚さ36mmのパネルでどこまでの吸音性と遮音性があるのか。ムービーの3分40秒あたりでけたたましい目覚まし時計の音が・・・
Shizuka Stillnes Panel ホームページ
http://www.shizuka-ssp.jp
Shizuka Stillnes Panel デモムービー
3) 森の中で感じる果てしない広がり。柱状拡散体「Acoustic Grove System」
スタジオやリスニングルームなど音響的なクオリティを求められる部屋には、響きが重視される部屋や、声の明瞭度が求められる部屋など用途にあった吸音コントロールが求められます。従来使用されるグラスウール等の吸音材に於いては、吸音をし過ぎるとかなりデッドな響きとなってしまったり、リスニング位置が少し変わってしまうと聴こえ方が変わってしまったりと自然な音響環境を得ることは数々の試行錯誤が必要です。そこでご紹介するのが日本音響エンジニアリングがリリースする「Acoustic Grove System」。吸音ではなく拡散で音響のチューニングを行おうというアプローチをしています。つまり、拡散で擬似的に空間を広げ直接的な一次反射を低減させるチューニング手法です。
その柱状拡散体「Acoustic Grove System」が提案する理想の響きは、「森林の響き」。森の中で発せられた音は、手前の木々の幹で散乱されるもの、木々の間を通過し少し奥の幹で散乱されるもの、さらには木々の間で乱反射を繰り返しながら奥深くまで進んでから戻ってくるものなど、複雑な散乱が繰り返されることで中高域の音は緻密な響きとなって返ってくると考えられます。「Acoustic Grove System」は森の木々に模した拡散機構によって森の音響メカニズムと居心地の良さとの結びつきを追求し、森の中のような理想的な音響空間を実現するための機構となっています。下のグラフのように、吸音材とAGSをバランスよく組み合わせることにより、フラットな特性を維持したまま吸音をすることが可能となり、より音楽的で自然な響きの部屋を作り上げられるようになるというのがAcoustic Grove Systemの考え方です。
その製品ラインナップも部屋の一次反射ポイントに対応できるよう、自立型のSylvanから天井・コーナーなどにも対応するANKH(アンク)まで多彩。元々はスタジオの壁面全体に施工されているものだったこの拡散体ですが、ある時営業用にカットモデルを作成したところそれを一次反射ポイントに設置するだけでも大きな効果が得られることが分かり、現在のようにバリエーションが増えることになったとのこと。まさしく痒いところに手が届くラインナップで大規模スタジオからプロジェクトスタジオまで、環境に応じた柔軟な対応が取れることも魅力的です。また、重さはあるものの施工して固定されるものではなく可動式のユニットとなるため、スタジオ・作業環境が移動したとしても使い続けられることは音響環境を維持する上で大きなメリットではないでしょうか。RockoN ShibuyaでもSylvan1ペアを常備しておりますので是非お問い合わせください!!
SYLVAN:標準タイプ¥216,000(本体価格:¥200,000)
サイズ約 40(W)×20(D)×140(H) cm , 約 24kg
ANKH-Ⅰ :フラットタイプ ST-15 ¥302,400(本体価格:¥280,000)
サイズ約 60(W)×23(D)×150(H) cm , 約 34kg
ANKH-Ⅱ :コーナータイプ CO-15 ¥356,400(本体価格:¥330,000)
サイズ約 40(W)×40(D)×150(H) cm , 約 37kg
ANKH-Ⅲ :卓上タイプ DT ¥108,000(本体価格:¥100,000)
サイズ約 66(W)×11(D)×30(H) cm , 約 2.5kg
ANKH- Ⅳ: 天井コーナータイプ CC ¥108,000(本体価格:¥100,000)
サイズ約 40(W)×18(D)×31(H) cm , 約 2kg
4) モニター・システムの性能を極限まで生かすことのできる音響空間補正機器 Trinnov「ST2 PRO」
Trinnov Audio / Optimizer ST2 PRO
(アナログ入出力 4ch + AES 4ch入出力 + Optimizerソフトウェア(4ch分)) ¥883,440(本体価格:¥818,000)
Trinnov Audio / OPT-MIC3
(測定用3Dマイクロフォン) ¥131,760(本体価格:¥122,000)
Trinnov Audio社(フランス)のOptimizerは、音響空間の測定と自動補正を行うプロセッサー。特徴的な構造をした専用の3Dマイクにおいて音響空間を測定、結果を専用ソフトウェアで自ら設定した周波数特性のプリセットにできるだけ近づけるよう補正します。
前週でもご紹介したD-MONシリーズとも共通となるこの3Dマイクの独特な形状は、デモ機を用意している渋谷店でも注目の的で「これは一体何をするのか、、、」などご来店のお客様にもよくご質問をいただきます。まず、4つのカプセルという点がポイントです、平面(2D)を測定するのであれば3点で測定ですが、部屋という3Dの空間ではディメンション+1本の測定点が必要、つまり4つのカプセルが必要となるわけです。しかもこのマイクはシリアル管理されており、出荷前に測定された数値はソフトウェアに組み込まれています。製品のばらつきを抑えるシンプルかつ効果的な手法です。
実際に測定を行うと15秒ほどピンクノイズのような音が不等間隔でスピーカーから再生されます。この分野の測定となると、かなりの長時間に渡ってスウィープ音やピンクノイズを聞くことになりますが、それと比較すると約15秒はかなりの短時間です。この測定用ノイズには様々な信号が組み込まれており、Trinnovのエンジンはスピーカーの距離、方角、上下の角度、インパルス応答、部屋に起因する反射成分など多くの情報を得ています。ソリューションとして一体となった製品ならではの効率的なフローです。
もちろん補正のターゲットカーブを詳細に調整でき、そのパラメーターも補正の幅、高域の補正量など多岐に渡ります。熟練した技術者による微調整が施されるような感覚でしょうか、モニターシステムを極限まで活かすことができる製品と言えそうです。そのTorinnov社のラインナップの中でもST2 Proはステレオモニタリングに最適化されたモデル、オリジナルのオーディオI/OはAnalog 4ch / AES 4chの入出力に対応しており、音場補正プロセッサーのみではなく活躍の場を拡げそうです。
◎PART2:あなたにとってのベストプランは!? ROCK ON PRO SELECTION!!
◎for Home Studio/Creator
ルームチューニングのスタートアップはスピーカー周りから
SHIZUKA Stillness Panel S-500 (500mm × 500mm,Silver) ¥23,760(本体価格:¥22,000)x2点
WellFloat BW001 A4 (Pair)¥43,200(本体価格:¥40,000)
TOTAL:¥90,720(本体価格:¥84,000)
いざ、ルームチューニングと言ってもどこから手をつけようか、、という方にはまずスピーカーの背面から吸音がオススメです。マイクにしてもスピーカーにしても背面からの音の回り込みは、音の明瞭さに悪影響を与えてしまいます。そこでコンパクトなSHIZUKA Stillness Panel S-500をスピーカー裏に設置し、WellFloat BW001 A4にてスピーカーの防振に手を施せば、スピーカーからの出音に一定の向上効果が表れます。WELLFLOATは可聴帯域において完全浮構造を実現することにより、スピーカーから地面に振動が伝わる過程において、サブハーモニックス(非直線ひずみ)即ち差音の発生を押さえ込み、これらが付加されることによる歪みから逃れます。この組み合わせで一定の効果が見られた後は、天井や壁面の1次反射が発生するポイントにSHIZUKA Stillness Panelを更に追加するのもステップアップの一手です。
◎for Music Producer
一通りのベーシックチューニングが完了した部屋でさらに響きのアドバンテージを
SYLVAN:標準タイプ ¥216,000(本体価格:¥200,000)x2点
ANKH-Ⅲ :卓上タイプ DT ¥108,000(本体価格:¥100,000)
Trinnov Audio / Optimizer ST2 PRO
(アナログ入出力 4ch + AES 4ch入出力 + Optimizerソフトウェア(4ch分)) ¥883,440(本体価格:¥818,000)
Trinnov Audio / OPT-MIC3
(測定用3Dマイクロフォン) ¥131,760(本体価格:¥122,000)
TOTAL:¥1,555,200(本体価格:¥1,440,000)
一通り吸音、防音を施した部屋に対しても思った以上にデッド過ぎたり、閉塞感を感じるケースが有るかもしれません。ナチュラルな響きを得るためにも「Acoustic Grove System」は試してみる価値があります。拡散というアプローチによる周波数特性をナチュラルに整える機構は、一見ランダムに見えながらも独自のノウハウで配置された木材によって実現。見た目もその通りに森の中にサウンドが現れるかのようです。また、簡易的に設置のできるSYLVANは音の溜まりが気になる場所にピンポイントで設置するのも効果的、非常に小型で設置しやすいANKH-Ⅲは、スピーカーの間やリスニングポイントとスピーカーの間に設置することで、音に立体感を与えます。余談ですが、アップライトピアノの上にANKH-Ⅲを設置して、あたかもグランドピアノのように拡がりある音場を得ている方もいらっしゃるようです。
音場調整にはご紹介したTrinnov ST2 Proを導入、TrinnovのOptimizer(音響補正ソフト)の実力を試されたいお客様はRockoN Shibuyaにてご用意しているTrinnovD-MONにてその効果を実感いただけます。百聞は一「聴」にしかず、実際に聞いていただいてその体験を持ち帰ってください!!
◎PART3:ROCK ON PROからの新年2大オファー!!
Offer1:HDX、HDNative Super Price!!
Pro Tools HDX 8x8x8 System
※SAVE ¥86,400 !!
現行価格¥1,479,600(税込)→¥1,393,200(税込)
Pro Tools Systemでは基本構成ともいえるHDXカードと8ch Analog In/Out及びAES I/O 8chを有するHD I/O 8×8×8のバンドル。プロフェッショナルの証とも言えるPro Toolsシステムの最高峰であるHDXをこのチャンスに手に入れましょう。Mixing Engine Processの32bit Float化によるサウンドの進化、ニアゼロレイテンシーを手に入れ快適な制作環境を。このバンドルにはver10,11,12のコンボライセンスが付加されるためご自身の現状環境に柔軟な対応ができるのも魅力の一つでしょう。
Pro Tools HDNative OMNI System
※SAVE ¥39,960 !!
現行価格¥672,840(税込)→¥632,880(税込)
DSPを搭載しないPro Tools HDシステムがHDNative。Pro Tools HDの機能はそのままに、CPUパワーを活用したプロセッシングが可能。今回は柔軟にCPUのラインナップにも対応するThunderboltタイプのユニットをセレクト、ラップトップ、デスクトップを問わず幅広くシステムにマッチングさせることができます。コンパクトな1UサイズのHD OMNIはハイクオリティなサウンドを実現しているだけでなく、2基のマイクプリ、8chのI/O(アナログは4in/8out)に加え妥協のないクリアなモニターシステムが付属しますので、モバイルセッション、ホームレコーディング・ミックスなど運用性も高くご利用いただけます。
Offer2:RockoN 選べる導入支援金利プラン!!
「RockoN選べる導入支援金利プラン」では月々のお支払金額に合わせてメリットの高い24回まで無金利、48回までの低金利プランをご用意し選択いただけるようにしました。例えば憧れのPro Tools HDフラッグシップモデル、HDX 8x8x8システムの導入も月々約3万円から、とコスト負担を軽減したお支払い額で導入も可能。スタジオ様や個人のユーザー様も計画的にシステムを構築できるようサポートさせていただくご提案です!!
◎ROCK ON PROは魅力的なソリューションを今年もご提案してまいります!!
4週にわたって展開された「2016年Avid 未来への展望」も今回で最終回となりました、ProTools導入術と銘打ったものの特集を進めると見えてくるのはやはり音楽制作システムはトータルソリューションであるということ。理想とする一つのサウンドを実現するためにProToolsを始めとするDAWからルームアコースティックまで細心の配慮を行ってシステムが組まれます。またそこに新技術・新製品など新たな要素が加わって更なる発展性が想像を膨らませます。もちろんAvidからもPro Toolsの進化とともにコントローラ、ハードウェア、ペリフェラルにおいて今年も更なるサプライズ有るプロダクトが出てくることでしょう、早速NAMM 2016ではCloudをフィーチャーしたPro Tools12.5の概要が見えてきており、アップグレードの制度変更(All Access Planの導入)でバージョンアップが加速度的に進む様相も実際に感じられます。ROCK ON PROでは今後も効率的で魅力的なソリューションを今年も引き続きご提案させていただきます!! ご期待ください!!