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◎DDPのメリット、ワークフローのイノベーション <DDPが切り開く未来像>
4/2にROCK ON PROで行われたDDPセミナーで特別講師を務められたオノセイゲンさんのコメントを引用させていただきます。
全てを変える為には自分自身の変革が必要です。今まで慣れ親しんだワークフローを変える為にはまずは自分からです。例としてあげられたのが韓国サムスンのカリスマ経営者が3/31に全社員に向け出した新経営方針「妻と子以外はすべてを変えろ」というコメントです。日本の企業はシークタイム(Thinking Time)が長過ぎる。会議ばかりして何も前に進まない。完璧を求めすぎて時期を逸している。韓国や、中国の企業は高速なランダムアクセス(社員の独自性)により世の中の先を行く変革を自ら引き起こすことで生き残りをかける。サムスンの経営者は更に「今後10年以内にサムスンを代表する製品は大部分がなくなる」と自ら宣言。日本の疲弊しきったこの業界で生き残るポイントはここであると。
「残業しているのは誰のため?残業する人はエライ?」と、筆者自身も言われて痛いコメント。会社の為に、社会の為にと働くことが美徳とされてきた社会は年功序列と共に崩壊を始めています(既に崩壊しているかも)。経営者でもあるオノさんが考えるのは、残業をしなければならないその仕事の在り方、ワークフローに問題があるのでは。単純に3倍速いDDPを導入することにより3倍速く作業が終われるのであれば倍の仕事をこなしても今までよりも速く作業は終われる=家族や友人との食事、飲み会、ネットワーク、基本的人権の確保につながります。
3倍速く仕事が終われて、2倍の仕事をしてギャラも多くもらえるようになれば経営者にとっても雇用スタッフにとってもWin=Winの関係。海外では当たり前の、個人の能力=時間あたりの仕事量、このグローバルスタンダードが日本にもやってくる日は近いのではないでしょうか?残業をしすぎるエンジニア、スタッフは「仕事が遅い」乱暴ではありますがこういわれても仕方の無い日が近い将来やってくるかもしれません。仕事が減る訳でもなく、ギャラもアップして帰宅時間が早くなる。こんな夢のシステムがDDPにより実現するかもしれません。オノさんは現実の物になると確信してお話しいただきました。
このような、共用ストレージシステムの管理運営には専門の技術、知識が必要なため、高額な保守契約や、専任のスタッフの雇用が必須でしたが、DDPは解りやすいGUIにより誰でも管理可能。トラブル時もInternet経由でのリモートメンテナンスが出来ます。非常に優れたこのシステム。本当に3倍速く作業が終われる可能性を感じました。
DDPは他社の同等のストレージに対して『3倍速く!、3倍安い!』これはMagician Elvinが毎回話すことですが、まさにその通りです。競合機もDDPの登場により価格を下げてきているのですがそれでもなお2倍以上の価格競争力があります。
そして、最大の魅力はRAIDディスクでの作業環境。HDDクラッシュによるデータ損失の可能性もゼロ。SSDモデルであればシークタイムはゼロ。無限とも感じられるAudioデータを読み取ることが可能です。公称スペックはなんと3000 audio track@24bit/48kHz!!
まずは、RAIDにより無益なデータバックアップ作業から開放されます。更には、Pro Tools等のDAWにおけるデータ共有での同一セッションの同時作業。”非破壊編集”ならではのメリットは実はここにあったのではないかと感じるほどの効果を生み出します。今までボケッとデスクに座っているだけのアシスタントエンジニアがフル稼働出来る環境を作り上げることができます。例えば、ナレーションを取りながら、アシスタントがノイズを取るといった作業が現実の物となります。
導入に際しては、GigabitEthernetのnetworkを構築するだけ。Fiber Channelを使用したSANとは一桁予算が違います。でも、出来ることは同じかそれ以上。驚きの作業環境が日本上陸です!
『共用』、『冗長化』2つのキーワドによりDAWの世界が変わります。是非ともその実力を体感下さい。
では、実際の使用に際して、どのようなメリットが生じるのでしょうか?いくつか、モデルプランを上げてご紹介致します。


非常にシンプルなDDPの設定を説明。今回のROCK ON PROからの最大の提案ポイント。まずは、Pro Tools
でのパラレルワークフロー。実際にハンズオンしているPro Tools2台は同じセッションの同じオーディオファールを開いています。それが実現している現実をじっくりと見ていただきました。 普段全く目にすることのないPro Toolsでのパラレルワークフロー。今回は2台でしたが、HD,LEの差なく何台でも同時に使用することが可能です。



更に、踏み込んだ音声編集のワークフローとして複数種類のDAWでのシステムをご紹介、ここで、Pro Toolsのsave Asに当たるのがSSL Pro Convert。最新のこのソフトウェアは各DAWのセッションファイルをクロスコンバートします。これにより、Pro ToolsとNuendoが同一ファイルへ対してアクセスするといった今まででは考えられないワークフローが完成します。これからは、DAWはエンジニアが使いたい物を使用することができるのです!!



MAにおいては、データが散らばってしまうのであまり積極的な導入が進んでゆかないVideo Satelliteに関してご紹介。AVID Media ComposerとPro Tools HDの組み合わせで成立するこのシステムは、複数のPCでのシステムアップということでデータの管理が煩雑になっていました。しかし、DDPを導入することにより1つのプログラムを1つのフォルダで管理することが可能となります。更には、編集室とのワークシェアも可能。編集と同時進行でMAを行えるソリューションが完成します。
MAの進化として、HD映像、更には2kの映像といったトピックがあります。Doremi,VQube,Pyxis,Virtual VTRといったNLP(Non-Liner Player)が活躍しています。しかしそれらのデータと音声データの管理は別個となっています。それら全てを統合して一元管理出来るのがDDPの最大のメリット。また、最新バージョンのVQube,PyxisはAVIDのBinを直接読み込むことが可能となっています。これにより、編集とのパラレルワークフローが可能となります。編集待ち(映像に関しても、音声に関しても)がなくなります。これは、作業効率の大幅なスピードアップにつながります。
◎自動バックアップオートバックアップ機能をDDPは持ちます。同じネットワーク上の別のDDPに対してバックアップを取ることが可能です。RAIDにより十分な安全性が確保されているとはいえ、バックアップは必要な作業です。特にSSDモデルは高速性と引き換えに容量が小さくなっています。ワークはDDP 24SSD、バックアップはDDP 24Dといった様な運用が現実的です。DDP間のデータコピーは非常に高速です。これも、作業時間の短縮に直接関わる重要なポイントです。
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記事本文・構成 : ROCK ON PRO 前田洋介
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*本記事の内容は、特に断りのない場合掲載時点での情報を元に書かれています。
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