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ROCK ON PRO

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日本ミキサー協会(JAREC) 勉強会 セミナーリポート

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去る1/19(火)日本ミキサー協会(JAREC)様による技術プロジェクト(勉強会)が以下の内容でROCK ON PROリファレンス・ルームで開催されました。

  • AVID Japan Sales Manager常盤野 司氏によるICONシステムの概要説明
  • 株式会社音響ハウス 技術開発室 須田 淳也氏によるXMON-J技術解説
  • AVID Japan 森田 秀一氏によるD-Control実演及びPro Tools|HD 8の特徴説明
  • 株式会社フックアップ 技術担当 佐藤 孝紀氏によるAntelope Audio社製品の概要説明
  • 株式会社メディア・インテグレーション 輸入事業部 営業担当 岡田 裕一によるWAVES Vocal Rider Native版の実演デモ

というプログラムで、これからのプロフェッショナルワークに求められる最新技術を学ぶ勉強会となりました。

お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。

営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。

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tokiwanoまず始めに、AVID Japan Sales Manage常盤野氏からは、ICONシステムの特徴説明、そして既存XMONユーザーのXMON-Jへのカスタマイズのアナウンスが行われました。(具体的な金額及び納期に関してはROCK ON PRO 担当岡田までお問い合わせ下さい。電話03-3477-1776)
更にXMON-J開発のきっかけとなった烏龍舎スタジオを含む各レコーディング・スタジオの導入事例の紹介し、その流れから具体的なXMON-J技術解説となりました。開発責任者である須田氏によるXMON-Jに関しての主なポイントは以下になります。

  • TB回線の専用アンプでのレベル制御によるSLSへの信号送付
  • Listen Back出力信号のCUE1へのマージ機能の追加
  • 外部VUメーター・ユニットを追加することにより2及び8ch.メーター・アウトを装備
  • ヴォリューム・コントロール可能なSLS Talkback Switchの装備
  • 無線仕様のWireless Talk Backの装備

等々。(より詳細な内容は須田氏自身によるXMON-J解説をご覧下さい。)
D-Controlが生まれた米国とのレコーディング方式の違いから発生していた仕様上の問題がXMON-Jの登場により大きく改善されました。これまでですと日本国内で使用されているCUE BOXの仕様にCUE回線を併せ込むために生じていた煩雑さが、所謂日本でのAFLの解釈と同等になったことや、同じくこれまでVUメーターの回線確保に苦心していたことが一気に解決しました。ICON中心のシステム構築がよりスマートな形で実現(=日本のレコーディング・ワークフローと同じ、またコスト的にも低下)可能となったのではないでしょうか。
hook_satoDigidesign製品に続き昨年11月より代理店が変更となったAntelope Audio社製品の説明を新製品であるIsochrone TRINITYの実機を展示し、フックアップ佐藤氏が行われました。
クリスタルオシレーターの10万倍の精密度(1000年に1秒の誤差と言われています。)を誇る高精度な小型ルビジウムオシレーターを搭載したIsochrone 10Mを中心に製品群を紹介、デモ機貸出しによる試聴が可能であることをアナウンスされました(デモ機試聴ご希望の方はROCK ON PRO 担当岡田までお問い合わせ下さい。電話03-3477-1776)。
またAntelope Audio社製品に関する詳細は以下のURLをご参照下さい。
http://www.hookup.co.jp/products/antelope.html
そして最後に弊社輸入事業部岡田(ROCK ON PRO岡田とは別です!)によるWAVES Vocal Rider Native版の実演デモが行われました。
okada昨年末に発売となった本製品をご存知の方も多いと思われますが、こちらのWAVES Vocal Riderは端的に説明するとヴォーカルの音量を楽曲に合わせて調整する所謂「手コンプ」の手法を自動化したプラグインになります。
使用方法も至って簡単で変更を加えたいヴォーカル・トラックとそれ以外のMIX部分の関係においてヴォーカル・トラックの基準値(ターゲットつまみで調整)を設定、またその変化の振幅幅(レンジつまみで調整)するだけで使用ができます。レンジ幅の設定が少ない方が、自然な変化を得ることができるのは当然なのですが、使用方法によっては不自然さを強調することによりエフェクター的な使用方法も可能かもしれません(いまのところそのような実例は見いだせていませんが…)
今回の日本ミキサー協会様本勉強参加の方は熟練エンジニアの方が多く参加されており、WAVES Vocal Riderのデモ演奏には様々なご要望を輸入事業部岡田宛に頂きました。岡田自身は高名なエンジニアの方々からのご要望にかなり緊張気味で対応、違う意味(?)で今回の勉強会のハイライトを迎えることができました。冗談まじりで出ていた「日本ミキサー協会仕様」プリセット開発案に心ときめきました。
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お見積もり、ご相談は、下記お問い合わせフォーム、または お電話(03-3477-1776)/FAX(03-3744-1255)メールにてもお待ちしております。

営業担当:岡田、梓澤、洋介までお気軽にどうぞ。

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*記事中に掲載されている情報は2010年01月26日時点のものです。