Home » 特別レポート » NAB2007 Apple Final Cut Studio 2、Final Cut Serverを発表!
Appleは、NAB会場でもひときわ大きなスペースを使用し、Final Cut Studioの最新版、Final Cut Studio 2の発表とデモンストレーションを大々的に行っていました。今回の進化は、Apple CPUの価値を高め、さらなる画像編集における表現の多様性と発展をもたらす大きな一歩かもしれません。

Final Cut Pro 6、DVD Studio 4、SoundTrack 2、Motion 3、Compressor 3、Colorで構成されるFinal Cut Studio 2ですが、今回のアップグレードの目玉は、なんといってもカラーグレーティング・ソフトウェアColorになるでしょう。Shakeのユーザー・インターフェイスや機能の一部が移植されていると思われるColorは、今までFinal Cutで細かくカラー調整をしていたことを考えると、非常に簡単に、柔軟性を持ってユーザーの要求に応えてくれるように仕上がっており、その動作も驚くほど機敏なものでした。(最新のMac Proの性能もあるかもしれませんが)
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/
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簡単にそれぞれのソフトウェアをご紹介いたします。
・Final Cut Pro 6
HD制作が当たり前になってきている現在、様々なHDフォーマットと圧縮コーデックが存在するのが、一番現場の頭を悩ませていますが、新しいFCPは、どんなコーデックでも読み込みができるように、Apple ProRes 422コーデックを開発。AJAの協力を得て、ハードウェア圧縮によるスムースな取り込みを行えるようになっています。
http://pro.miroc.co.jp/2007/04/17/nab-2007-show-aja/
また、どんなフォーマットでも混在できる、オープン・フォーマット・タイムラインの採用など、独自路線を進むメーカーが多い中、あくまでもユーザーの立場に立った製品開発に感心します。
その他、Shakeのスムースカム機能が搭載されたり、プロアプリケーションとの連携がさらに強化され、まるで単一のアプリケーションで作業しているかのような、スムーズさも健在です。
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/finalcutpro/
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・Color
新たにFinal Cut Studio 2 に仲間入りしたColorは、これまでFCPでじっくりとカラーコレクションを行っていた方には、目から鱗のカラー・グレーティング・ソフトウェアです!
驚きは、そのレスポンスにあり、基本的なプレビューに関しては、ほぼリアルタイムでの確認が可能になっています!(もちろんレンダリングに関してはファイル・フォーマットとCPUによりますが・・・)
個人的にも、カラーコレクションには非常に時間と労力を使っていたので、このレスポンスと簡単操作は大きな期待を持ってしまいます!
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/color/
・Motion 3
昨年来、Shakeが驚きの価格改定が行われた時から、ある程度の予測もできましたが、今回のMotion 3は、まさに3Dを中心に、Shakeで培われている技術/インターフェイスが生かされたメジャー・バージョンアップになっています!
特にMotionがという訳でもないのですが、最適化が進んでいるせいか、機能が充実しているにも関わらず、非常にレスポンスもよくなっているのが印象的です。
これなら、急ぎのグラフィック合成の仕事が入っても、慌てることなく、作業ができることでしょう。
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/motion/
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・Soundtrack Pro 2
まさに、サウンドトラック制作に特化したと言える、Soundtrack Pro 2はサラウンド・パンニングがより簡単に、直感的に操作できるように設計されており、映画製作はもとより、DVDのマスター制作にも威力を発揮するでしょう!
コンフォーミングに関しても、前回と変更なしの箇所には、その旨を警告する機能などが追加されていおり、より簡単に最終形態に持っていけるような印象です。
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/soundtrackpro/
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・Compressor 3
今までどちらかと言うと、ネットワークレンダリングなどの機能面などよりも、エンコードの品質で評価されることの多かった、Compressor 3ですが、後述するFinal Cut Severとの連携を強化するとともに、エンコードの品質も向上しており、より総合的なユーティリティ として活躍してくれそうです。
http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/compressor/
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さらにAppleは、戦略的な価格設定でのFinal Cut Serverの発表を行い、すべてのFCPユーザーに、この新しいソリューションの導入を願っているようです。
ユーザーの方は十分理解していらっしゃると思いますが、FCPに限らずノンリニア・アプリケーションの煩雑な所は、ファイル管理にあると言えます。テープベースなら意外にちゃんと管理している人も、ファイルベースになるとからきしダメという場合も多いのではないでしょか?
Final Cut Serverは、あらゆるフォマットのビデオファイルを、メタデータとともにカタログ化してくれるだけでなく、様々なワークフローを自動化してくれます!サーバーと名前がつくからと言って、恐れることもありません。7月発売予定のFinal Cut Serverは、簡単操作と10クライアントでUSリテール$699の脅威的価格でストレスから解放してくれます!
http://www.apple.com/jp/finalcutserver/
円安の影響とColorの追加によって、多少価格が高くなりますが、それでも¥148,000という日本での価格は、他メーカーにとって脅威に値する、まさに万能ソフトのFinal Cut Studio 2は、来月発売開始になります。
記事本文・構成 : ROCK ON PRO 岡田
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